「元気に動けるうちに行きたいところへ行って、見たいものを見て、食べたいものを食べて、会いたい人に会った方が良い」
還暦を超えてそう思うようになりました。
幸い子供たちもほぼ独り立ちする目途が立ったので、これからは悔いのない人生を送る方向に更に舵を切ります・・・
なんて言ってもこれまでもあまり我慢なんてしてなかったんですけどね。
とにかく、師範は2週間の夏休みが取れるし、師範代は休職中だし、次女も大学卒業前でプラプラしている、
ということで3人で北半球一周旅行に行って参りました。くっそ長い旅行記ですが、備忘録の意味も兼ねてここに書き残しておきたいと思います。
9月25日:出国日を更新
9月26日:バルセロナを更新
9月27日:サン・セバスチャンを更新
9月28日:ロンドンを更新
9月29日:トロントを更新
10月1日:デイトンを更新
10月2日:帰国日を更新
10月3日:まとめと旅のTipsを更新して全編完了
| ・9月13日~14日 | :出国(ドバイ経由) |
| ・9月14日~16日 | :バルセロナ(スペイン) |
| ・9月16日~18日 | :サン・セバスチャン(スペイン) |
| ・9月18日~20日 | :ロンドン(英国) |
| ・9月20日~22日 | :トロント(カナダ) |
| ・9月22日~23日 | :デイトン(米国) |
| ・9月23日~24日 | :帰国(シカゴ経由) |
| ・総括 | :まとめと旅のTips |
地球儀上の名前をクリックすると記事に飛びます(スマホはゴメン)
まずは旅行に掛かった費用から。
読者の皆さんも世界一周貧乏旅行(食事と観光だけちょっと贅沢)がおいくら万円くらいかかるのか、興味あるでしょ?
それでは集計した表をいざ御開陳!
| 大項目 | 小項目 | 小計(円) | 計(円) |
|---|---|---|---|
| 交通費 | 飛行機 (*1) | 1,217,068 | |
| 電車・バス・タクシー (*2) | 47,991 | ||
| 交通費計 | 1,265,059 | ||
| 食費 | 外食 | 322,533 | |
| その他 | 16,300 | ||
| 食費計 | 338,833 | ||
| 宿泊費 | 466,225 | ||
| レジャー | 116,398 | ||
| お土産 (*3) | 68,182 | ||
| 入国費用・税 | 36,588 | ||
| その他 | 21,716 | ||
| 総計 | 2,313,001 | ||
次女の帰りのフライトに10万円位かかるらしいので、それも足すと240万円超。
一人当たり80万円程度。意外と安かったのではないでしょうか・・・って頭バブってますか?
ともあれ、両親と子供一人のご家庭での北半球一周する場合、概ねこれくらいの費用で行けることがご理解頂けるかと思います。
集計大変でした。貴重な生データですぞ!
今回の旅行で、
あって良かったもの/あった方が良かったもの/無くても良かったもの
に関して、順位付けして書きました。
なんせコロナ禍以降海外に出たのは初めてなので、旅慣れた人なら常識の内容も含まれると思います。
そういう「若干旅行初心者」みたいな視点ですので、お手柔らかにお願いします。
北米は別にして、ヨーロッパはコンセントの形状と電圧が違います・・・ってそれは皆さんご存じですよね。
でも、以前と違うのは皆さん充電しなきゃいけないデバイスをたくさん持っているということです。
それが家族3人ともなると、洗面所にある日米タイプのA型コンセント1つじゃ全然足りません。
スペインではバルセロナのホテルもサン・セバスチャンのAirbnbも、A型は1口もありませんでした。
そこで下記の3種を持参することで、問題なく過ごすことが出来ました。
・C型→A型変換プラグ
自宅から2つと、モバイルWifiに付属していた1つ、それを全部使うような状況でした。100均で買えるので人数分あった方が良いです。
・トリプルタップ
変換プラグの1口じゃ足りないわけですよ。そこでトリプルタップが活躍します。これ、新幹線のコンセントが3席に2つしかない場合、
隣りの人と取り合いにならないためにも使えます。
・延長コード
ちょっと重いのですが、エキストラベッドの枕元にコンセントなんてありませんから、なんだかんだ役立ちました。
・USB変換器
ホテルや空港にはUSBの口はあるのですが、結構壊れています。軽いものなので持参して吉です。
海外でワインを買う場合、スーパーはもちろんのことワインショップでも丁寧な梱包は期待できません。
雑な梱包で、スーツケースの中で割れたりしちゃったら一大事、そこで日本から大量のプチプチを持参しました。
ネット通販でワインを買うと、ちゃんとしたお店はワイン用のプチプチに入れてくれますよね、
あれを10個ほどと普通の広いプチプチで安全を確保しました。
それに加えて、周遊旅行だと万が一途中で割れて服が全滅になったら詰みます。
なので、大きいビニール袋にプチプチで包んだワインを入れて、割れたとしても被害が外側に及ばないよう配慮しました。
結果、1つのスーツケースにワイン6本入れて、1本も割らずに持ち帰ることができましたよ。
(※)プチプチを造る川上産業株式会社が、 10月1日付で「プチプチ株式会社」に社名変更したそうです。すげぇ~!
このあたりは常識ですかね。サン・セバスチャンでは出発の日の朝に雨でしたし、ロンドンもしばしば霧雨が降ります。 海外のコンビニにビニール傘とか無さそうでしたので、大して重くもないのでスーツケースに1つ放り込んでおいて損は無いと思います。 長傘は空港で超面倒なのでやめとけ!です。
9月中頃にダウンは・・・と思っていたんですが、サン・セバスチャンでもロンドンでもナイアガラの滝でも活躍しました。 若干悔いが残るのは、極寒のエア・カナダに持ち込まなかったことです。 飛行機はそういうことがありますので、機内持ち込みするカバンに入れておきましょう。師範との約束だぞ!
11泊12日の旅行で、全日分の下着とかを持参するのは大変ですよね。
途中で洗濯ができる宿を選ぶのが良い(※)と思います。
今回、サン・セバスチャンのアパルタメントと
トロントのホテルは、部屋に洗濯機と乾燥機がありましたので、
そこで洗濯しました。
サン・セバスチャンのほうは洗剤も完備されていたのですが、トロントは無かったので洗剤を持参して正解でした。
わざわざ旅行用の小さなパックを買わなくても、今は写真のような1回分ずつ小分けした洗剤がありますので、
それで良いと思います。
(※)お金持ちはホテルでクリーニングに出してください。
ワイン好きなら常識だと思いますが、旅先の部屋でワインを飲みたければソムリエナイフとグラスは必須ですよね。 更にこれも常識だと思いますが、ソムリエナイフはスーツケースに入れてください。機内持ち込みはできません。 ワイングラスは足があっても良いですが、エコノミー席の超狭いテーブルで使うことを考えれば、脚無しの方が使い勝手が良いと思います ・・・ってか機内でも使うのかよ!ですが。
旅行では、風景も撮れば料理も撮るし、明るい炎天下から真っ暗でシックな夜のテーブルまで撮ると思います。
いくつもレンズを持って行くのは相当なアホカメラマニアだと思うので、
そうでもない師範はオールマイティな1本(SEL24105G)だけ持参しました。
だいたいこれ一本で網羅出来た(※)と思います。
(※)ボケ味とか解像度とかに拘らなければ、正直スマホで十分だと思います。そもそも一眼カメラは重いからね。 でも、この写真とか この写真は重いカメラとレンズの成果だと自己満足しています。
(注)これは持って行ってません。
サグラダ・ファミリアの壁に掘られた細かな彫刻群をつぶさに見るには、肉眼だとちょっと厳しい部分がありますね。
オスマン・サンコンさん並みの視力(※)があれば別ですが。
そういう時、オペラグラスがあれば間近に見ることが出来たかもしれません。
もちろん、よっぽど彫刻が好きな人でも無ければ、聖堂の雰囲気に身をゆだねるだけでも良いとは思います。
(※)今は視力0.6らしいです。
スマホ全盛の現在、紙の地図を持ち歩く人は少ないかも知れません。
ですが断言します。サン・セバスチャンでは紙の地図が大活躍します。
というのも、スマホはGoogle Lensでメニューを翻訳したり写真撮ったりで、別の用途に頻繁に使うわけですよ。
画面が小さいので全体俯瞰も難しいですし。
そういう時に、傍らにガイド付きのマップがあれば大変重宝します。
今回は、以前ここで飲み歩きされた方に作って頂いたマップを持参したのですが、
こんな立派なものでなくても、地図に行きたい店をプロットして、
注釈として行きたい理由(調べた情報)を書いて持参すれば良いと思います。
後述しますが、ロンドン含め現金を使うことはありませんでした。
特にロンドンはタッチ決済が大変発達しています。
電車も地下鉄もスマホでピッ!です。
電車賃は1日分の料金上限がある(一定額以上は請求されない)みたいで、
1日分を集計して「本日の電車賃はいくらでした」とメールが来ます。
カードはなんでも良いとは思いますが、師範はソニー銀行のVISAデビットを使いました。
そのメリットは、訪問する国の海外通貨の口座を開設しておけば(開設無料、中身は0で大丈夫)、
使うたびに円口座から都度その国の通貨に変換されて引き落とされます(「円からアシスト」というサービスです)。
そのレートが非常に良くて、ほぼ為替相場そのままなんですよ。
リアルタイムにどこでいくら使ったか、円換算で確認できるのも助かりました。
(注)ウチは使ってません。
ナイアガラの滝に接近するボートに乗った際、日本人の女性二人組の方が靴にビニールのカバーを付けておられました。
なるほど!と思いましたね。
実際、ボートが滝のそばまで迫るとほぼ「滝行」、靴まで濡れます。
シャツよりパンツ、パンツより靴が濡れると気持ち悪いですよね。
専用の立派なものでなくても、足が入る程度のビニール袋を輪ゴムで閉じるだけでも良いと思います。
いまさら言っても仕方が無いことですが・・・というかデイトンに限ったことじゃないのですが、
英語の会話力は無いよりあった方が良いです。海外に行くと毎度痛感します。
あと、英語を聞いてイマイチ理解できてなくても、聞き直すと申し訳ないなんて思ってあやふやなままにしたりせず、
わからない時は聞き直した方が良いです。「恥ずかしい」とか思う心が旅のトラブルの元(※)だと思います。
(※)今回は師範よりずっと英語が堪能な次女がいたので、トラブルになることもありませんでした。
一番意外だったのが、どの国も現金なんて必要ないってこと(※1)ですね。 念のために羽田でユーロを作っていったんですが、 チップ用のコインを作る(※2)ために駅の券売機で使っただけでした。 どの店も、サン・セバスチャンの小さなバルでもみ~んなタッチ決済で支払い可能です。 一方、日本ではいろいろ乱立しているQRコード決済はあまり見かけません(※3)でした。
(※1)あくまで、今回廻った先進国では、の話ではあります。
(※2)ヨーロッパでは基本的に枕銭も不要とのことでした。
(※3)新興国ではQRコード決済の方が初期投資が少なくて済むので一般的、という話も聞きますね。
「宵越しの金は持たねぇ」つもりで行ったんですよ(実際は10日以上も旅するので宵越しでスッカラカンになっちゃ困るわけですが)。
120万円も飛行機代使って旅しているわけで、そこでケチケチしたってしょうがないでしょう。
でも、重度の貧乏症を患っているので、どうしても値段見ちゃうんですね、そして安い方を選んじゃう。
旅行前の店選びの段階では、ちょっと背伸びをしたチョイスをしているんですが、
現場で見るメニューからは安いやつ、って感じで。
特に、高いワインを飲む/買う勇気が出ませんでした。
せっかくいいレストランに行ったり、サン・セバスチャンのワイン屋さんに行ったりしているのにね。
でも、この歳になったらもうこの症状は治らないんだな、と諦めました。
今回は3人での長期旅行なので、大きなスーツケースが3つあります。
それって、普通のタクシーのトランクには載らないんですね。ワゴンタイプの大きな車を選ぶしか無さそうです。
そういうこともあって、ホテル選びは、空港から公共交通機関だけで行けるところに限定しました(空港送迎があるデイトンを除いて)
カナダや米国だと、UberやLiftがあるので大きな車を選んで呼ぶ、ってことができそうですが、
3人旅はそういう制約がある、ということを頭に入れておいた方が良いと思います。
まだ現金が使える世の中だと思い、昔持ち帰った米ドルのコインとかも大量に持って行ったんですよ。
でもなかなか使い道が無いんです、それで支払うとかえって面倒に思われたりするんで。
そこで師範代が調べた解決法は、セルフレジでの支払いに使うことでした。
確かにこれだと誰にも迷惑をかけず、使い道のないコインをモノに替えることがことができます。
小銭がジャラジャラ余っている方にお勧めです。
以上、今回の旅を通して感じた要/不要を、備忘録の意味も含めてまとめました。 思いついたら書き足すかも知れません。 師範家みたいに旅慣れていない方のご参考になれば幸いです。
北半球一周旅行で購入したワインたち。もっと買いたかった!