ロンドン、世界の金融の中心地、そして新しいものと古いものが共存する都市です。
今回、行先にロンドンを含めたかったのは次女です。バルセロナは師範代、サン・セバスチャンは師範、そしてロンドンは次女。
なんでも平等な一家です。
とはいえ、ロンドンでどこへ行くかは、ほとんど師範代が決めていました。
「ちょっと手抜きじゃないの?」と次女に詰め寄ったところ『私は現地で頑張ります』とのこと。
やっぱり英語が達者だと強いよなぁ。
というわけで、ロンドン観光の始まり始まり!
| 18日 | ロンドン・ガトウィック空港 |
| 18日 | サンデー・ロンドン・パディントン・ホテル |
| 18日 | The Cleveland Arms |
| 18日 | Waitrose (スーパー) |
| 19日 | 朝 |
| 19日 | バッキンガム宮殿 |
| 19日 | セント・ジェームス公園 |
| 19日 | ウェストミンスター寺院 |
| 19日 | ビッグベン |
| 19日 | テムズ川遊覧船 |
| 19日 | The Minories |
| 19日 | 大英博物館 |
| 19日 | Farzi London |
| 20日 | 朝 |
| 20日 | ロンドン・ヒースロー空港 |
| 20日 | エア・カナダ AC855 |
飛行機はほぼ定刻でロンドン・ガトウィック空港に到着。
ブエリング航空、運行いい加減っぽいスペインのLCCの割には意外と正確です。
ガトウィック空港に到着すると、こんな巨大なモザイク・アートが出迎えてくれます。
この国、女王陛下やユニオンジャックが好きだよね。
日本で天皇陛下や日の丸をこんなふうにしたら変な目でみられること間違いなしで、お国柄の違い(※)を感じます。
(※)善し悪しを述べているわけではありません。
ガトウィック空港からロンドン市内までは、「テムズリンク」という列車で移動します。
乗車する際に驚いたことがあります。
さすがは鉄道先進国のイギリス、切符を買う必要がありません。全部スマホのタッチ決済で乗ることができます。
地下鉄なんかも全てタッチでピッ!、超便利です。
更に、列車の車内には車両の混雑具合などを示すモニターが設置されています。 時間の正確さや利便性は日本が一番だと思っていましたが、知らないうちに抜かされちゃっていますね。 コロナ禍を過ぎて久しぶりに海外に出てみると、今や日本は決して最先端ではないということを痛感しました。
ファリンドン駅でテムズリンクからエリザベスラインに乗り換えて、到着したのはパディントン駅。 このコースを採れば重いスーツケースを段差無く運べるということを、師範代が調べ上げていました。 今は生成AIがあるからそういうの楽(※)ですね。 普通に路線図を見ただけでは思いつかないコースです。
(※)過信し過ぎて後日痛い目にあいます。
ロンドンでの宿は、パディントン駅から歩いて5分くらいのところにあるサンデー・ロンドン・パディントン・ホテル
(旧名:パーク・グランド・パディントン・コート)。
このホテル、師範代がBooking.comを使って予約したんですが、
どうもBooking.comから情報が行ってなかったみたいで、チェックインに時間が掛かりました。
幸い予約自体は出来ていたみたいで事なきを得たのですが、
これが予約が取れていなかったりすると・・・便利になった代わりに、こういう落とし穴があるから怖いですよね。
部屋は、本館の向かいにある別館、というか普通のアパートを一部借り上げたみたいなところを案内されました。 エアコンは無いし、ボイラー室からの音は聞こえるし、今回の旅行の中では一番残念な部屋でしたよ。
夕食はパディントン界隈で頂くことにしました。 次女が『パブ飯を食べたい』という希望で自らネットで探したお店がこちら、 パディントン駅とは反対側にあるThe Cleveland Armsというパブです。 写真のように、ちょっと雰囲気のある建物で、いかにも英国のパプって感じの店です。
店に入ると、ビールのタップがいくつも並んだカウンターがあります。
そこで英国紳士が試飲をされていました。酒呑みにはたまらない光景ですよね。さぁ~、ビール飲むぞ~!
(当サイトは「安ワイン道場」です)
1階の席は予約でいっぱいだったみたいで、案内されたのは地下のダイニング・ルーム。
なんと1852年創業のパブらしいです。暗い照明に歴史を感じる調度品、とても雰囲気のある空間でした。
1杯目に注文したのがこちら。
・Alpaca Lypse Session IPA 7.20£
フルーティな香りがしっかり感じられて、大変美味しいビールです。まだ英ポンドに馴染んでいませんが、1杯1,500円くらいですね。
師範代はクランベリー・ジュース 3.50£、次女はジントニック 4.90£+3.00£を注文していました。
料理は3品注文しています。1品目がこちら。
・Homemade sausage roll served with piccalilli 8.00£
「ピカリリーを添えた自家製ソーセージロール」ですね。ピカリリーとは、マスタード風味の野菜ピクルス(銀色の器の中)みたいです。
ビールに合う料理ですなぁ。
もちろん「安ワイン道場」ですから、ワインも頂いておりますよ。
| 名称 | Riff Pinot Grigio リフ ピノ・グリージョ |
|---|---|
| 生産者 | Alois Langeder アロワ・ランゲデール |
| 価格 | £8.8 (125ml) |
| 購入店 | The Cleveland Arms |
ワインリストには、スパークリングが3種類/白が4種類/ロゼが2種類/赤が4種類/ファイン・ワインが5種類。
そのうちスパークリングのプロセッコと、白とロゼと赤のすべてがグラスで提供可能です。
グラスの量も、125mlと250mlが選べる親切仕様です。
その中から、まずは白のピノ・グリージョ、産地はイタリアのヴェネト州を選びました。
パブらしく暗い店内ですので、どんな色だかはわかりません。
香りは、ピノ・グリージョの濃い感じを期待したのですが、思ったほどには香って来ません。
味わいは、すっきりしていて普通に美味しい白ワインのバランス。ブラインドだったらシャルドネと答えそうな感じでした。
これはちょっと外したかなぁ。他の選択肢は、南仏のシャルドネ(ラファルジュ)、同じく南仏のピクプール・ド・ピネ、
豪州のソーヴィニョン・ブランがありました。その中ではピノ・グリージョが一番しっかりしていると思うじゃないですか。
| 点数 | 73点 |
|---|
イギリスと言えば、もちろんこの料理です。
・Fish & Chips - beer-battered haddock, chips, mushy peas, tartare sauce 20.50£
「フィッシュ&チップス~ハドック(タラの一種)のビール衣揚げ、フライドポテト、マッシーピーズ(潰した青エンドウ豆)、タルタルソース添え~」
です。
フィッシュ&チップスって、昔はビネガーをジャブジャブかけなければ食べられない、
飯マズ英国の代名詞みたいに言われていたと思いますが、
今は十分美味しい魚のフライですよ。英国に来たら食べるべきです。
| 名称 | El Camino Malbec エル・カミーノ マルベック |
|---|---|
| 生産者 | El Camino エル・カミーノ |
| 価格 | 11.10£ (250ml) |
| 購入店 | The Cleveland Arms |
赤の選択肢は、イタリアの赤、アルゼンチンのマルベック、チリのメルロー、豪州のピノ・ノワール。
ピノだけちょっとお高めですが、ほぼどれも同じような値付けです(125mlで£7.0~8.8, 250mlで£9.5~12.5)。
しっかりした赤が飲みたかったのでマルベックかメルローが選択肢でしたが、
チリは「Echeverria」という稽古したことがある銘柄っぽかったので、マルベックを選びました。
サイズもしっかりした量がある250mlです。
外観は、あぁ南米の赤だなぁと思います。バルセロナやサン・セバスチャンで飲んだスペインの赤は「濃くて赤い」、
一方南米の赤は「濃くて黒い」気がするんですね。
香りは、ガッツリとベリーが香ります。それもそんなに高級品じゃない、ストレートな果実香です。
味わいも、甘くて酸っぱくて渋い味わい。ドスンと濃い南米の赤です。
やや単調ではありますが、良いんですよ、そういうので。
だってここは英国のパブなんですもん。ここで「複雑味が~」なんてワインは似合いません。
イギリスで頂くアルゼンチンのワイン、良いじゃないですか。
| 点数 | 78点 |
|---|
もう一皿がこちら。
・Pie of the Day 19.00£
「今日のパイ」の正体は「牛肉とギネスビールのパイ
サボイキャベツ、本格厚切りポテトフライ、赤ワイングレービーソースを添えて」です。
サボイキャベツがモシャモシャして食べづらかった以外は、ちゃんと美味しいパイでした。
今はAIを使うとどういう料理か解説してくれるので助かりますね。
こちらが地下のダイニングの様子。ハリーポッターの映画に出て来そうな雰囲気でしたよ・・・って、
師範はハリーポッターの映画、ほとんど見てませんけど。
そんなパディントンのホテル近くでのパブ飯、お会計には13.5%のサービス料が加算されて、トータルでは94.77£(19,929円)でした。
ロンドンでもスーパー視察は欠かしません。「現地で頑張る」と宣言した次女がネットで探し出したのが、Waitroseというスーパー。 ホテルとは反対方向だったのですが、ここは頑張って行かざるを得ないでしょう。
スーパーで一番見たいのが酒売り場の棚です。この店ではイングリッシュ・スパークリングが結構な種類並んでいます。 以前訪問した時は、スーパーなんかには並んでいなかったと思うので、 かなり市民権が得られるようになった(※)みたいですね。 ただ、並んでいる棚には"Champagne"と書かれていましたけど。
(※)当地の情報に詳しいお知り合いによると『Waitroseはやや高級なスーパー』らしいです。だからいろいろあったのか。
| 名称 | Henri Westons Vintage Cider 2025 ヘンリー・ウェストンズ ヴィンテージ・サイダー 2025 |
|---|---|
| 生産者 | H.Wistons & Suns ヘンリー・ウィストンズ&サンズ |
| 価格 | 2.75£ (500ml) |
| 購入店 | Waitrose & Partners |
ホテルの部屋でイングリッシュ・スパークリングは1本ちょっと贅沢過ぎる(一番安くて29£だった)ので、
次善の策で英国産のシードルを買って帰りました。
英語だと「シードル」じゃなくて「サイダー」なんですかね?
外観は、泡は激弱で、色はいわゆるシードルよりも赤みが強い気がします。
香りは、ちょっとこれまであまり嗅いだことが無い雰囲気です。
いわゆるシードルなリンゴの香りはかなり影を潜めて、熟成シャンパーニュの熟成部分だけを抜き出したような香りです。
味わいは、"Medium Dry"と書かれている通り、やや甘め。ツマミ無しで飲める感じです。
シードルってめったに飲みませんが、一般にスパークリングワインより安いですし、チューハイなんかよりも雰囲気があるので、
食後に寝酒として飲むのにちょうど良いような気がします。ただ、このボトルはちょっと熟成感が気になりましたけどね。
| 点数 | 69点 |
|---|
こんな感じで寝酒にしております。ダイソーの「薄ぐらす」、旅先での稽古に大変重宝しております。 でも今はもう売られてないんですよね。再度の復活を心待ちにしつつ、就寝させて頂くことに致します。
おはようございます。宿の窓からの景色がコチラ。英国らしい雰囲気ですね。
この日は英国の名所を駆け足で廻ったのですが、ワインや飲食に関係ない部分が多いし、
いい加減書くのも疲れてきたので、コメント少なめの巻きで参ります。
部屋はイマイチでしたが、朝食ビュッフェが付いているのはラッキーです。 まんべんなくいろいろ取っちゃうと、だいたいこういう見た目になりますね。 そしてやっぱりサラダは無いのね(乾いたキュウリとか人参、トマトはありました)。 日本人はフレッシュな生野菜が食べたいのです。
ロンドン名物の地下鉄(Underground)で、最初の目的地であるバッキンガム宮殿を目指します。 地下鉄の車両はかなり古いものも使われていました。トンネルのサイズが小さいので、車両のサイズも制約を受けて小さいんですね。
はい、こちらがバッキンガム宮殿です。あいにくこの日は衛兵交代のセレモニーは行われない日でした。
バッキンガム宮殿から歩いて、テムズ川遊覧船乗り場のあるビッグベン方面を目指します。
途中にあるのがこのセント・ジェームス公園。かなり広い公園です。
池には名物のペリカン君がいます。のどかではありますが、ドブみたいな池の匂いが終始気になりました。
公園にはリスさんもいます。シマリスみたいな模様が無いので台湾リスかと思いましたが、 「トウブハイイリス(Eastern Grey Squirrel)」という種類らしいです。台湾リスよりはちょっと小さめですね。
遊覧船に乗るべく、一旦乗り場まで行きましたが、なんと次の出航まで1時間以上空いているとのこと。
これはちょっと誤算でした。
時間つぶしに伺ったのがこちらのウェストミンスター寺院。
教会と寺院、どう違うんですかね?調べりゃわかることだと思いますが、面倒だし生成AIでなんでも知れちゃうってのも面白くないので、
自分の中での疑問として残しておきます。
ウェストミンスター寺院の前では、バグパイプを演奏するおじさんがいました。こういう見た目の芸人さんっていますよね。誰だっけ? ちなみにご祝儀はタッチ決済で支払い可能でした。
ビッグベン、テムズ川に掛かる橋の上から撮りました。
横の建物は英国の国会議事堂で、「ビッグ・ベン」自体は塔の内部にある鐘のニックネーム、
塔の名前は「エリザベス・タワー」らしいです。ホント、英国の人はエリザベスさんが好きだよなぁ。
ようやくテムズ川の遊覧船に乗船できる時間となりました。 後ろに見える建物はロンドン水族館です。 今回ロンドンでは水族館に行く時間が無かったのが残念です。
遊覧船、出航しました。最初に見えてきたのが大観覧車「ロンドン・アイ」です。 リングを片側から支える大胆な構造ですね。 この他にも、ロンドンの建物は地震王国日本から見れば危なっかしく見えるものが多かったような気がします。
快調に船は進んで、到着間際に見えてきたのが「巡洋艦ベルファスト記念艦」です。
第二次世界大戦で活躍した船とのこと。横須賀にある「記念艦 三笠」みたいなものですかね?そっちはもっと古いですけどね。
到着する(※)桟橋の近くにデデーン!と現れるのが「タワーブリッジ」。
恥ずかしながら、船のガイドさんに説明を受けるまで、これが「ロンドン橋」だと思っていました。
実はロンドン橋はタワーブリッジより少し上流にある見た目普通の道路橋です。へぇ~。
(※)時間があれば、もっと先のグリニッジ天文台近くまで行けます。
これはロンドン橋じゃなくてタワーブリッジです。
そして降りる桟橋の前にあるのがこの「ロンドン塔」。 今でこそ知っちゃってますが、以前はビッグベンがロンドン塔だと思っていました。 まぎらわしいぞ!ロンドン!!
遊覧船での観光を終えたらお昼の時間、ロンドン塔の近くで良さげな店を探したら、 こちらのThe Minoriesというパブが見つかりました。やっぱりロンドンと言えばパブですよ。
どうやらこちらのパブはスポーツ・パブらしく、あちこちにモニターがあってサッカーの試合が映し出されていました。 お客の大半がそれを目当てに来店されているみたいで、店内もテラス席も贔屓のチームの応援で大盛り上がりしておりました。
このお店で頂いたのがこちらのビールです。
・Tiny Rebel IPA 8.42£
やっぱりIPAっすよ。華やかで美味いっす。
ただ、お値段は1パイント1杯1,774円です。こういう値段を見ると、なんだかんだ言って日本の生ビールは安いっすよね。
ここでもこの料理を注文しております。
・Fish & Chips 19.00£
このお店のフィッシュ&チップスもちゃんと美味しい魚のフライです。
昨日の店よりポテトフライのサイズが小さくて、より塩気があったので食べやすく感じました。
その他女性陣も飲み物を頼んだりして、ビールを含めた総額は39.02£(約8,100円)でした。
ロンドンと言えば大英博物館です。今を去ること40年近く前、師範が以前の勤務先に入社してすぐの頃、 アルザス工場での研修があり、その際に大英博物館を見学しました。 あの時は「なんと盗人猛々しい博物館!」と感じたことを記憶しております。
大英博物館、現在も入場料自体は無料ですが、入場には予約が必要、そして一人5£の寄付が推奨されています。 師範らは午後3時の予約で伺いました。館内に入るとこんな大ドームがあり、その周りにたくさんの展示室があります。 順路などは無く、適当に見て回るスタイルです。
まず最初に白状しておきますと、師範は美術や絵画を理解する知性や感性が不足しております。
こういう造形物を見ても、子供がふざけたようにしか見えません。
ちゃんと教養を養えば、もっと豊かな人生を送れたかもしれませんが、還暦を過ぎた今となっては遅きに失した感があります。
以下、そんな人間のコメントだと思って頂ければ幸いです。
古い図書館のような展示室、ここもハリー・ポッターの映画を想起させますね。甚だ陳腐な感想ですみません。
日本の美術に関する展示室もあります。三菱商事が提供していました。金持ってんなぁ、三菱商事さん。 こちらは百済観音像のレプリカです。レプリカと知ると急に興味が薄くなります。本物との違いなんてわかりゃしないのにね。
大英博物館の「ロゼッタストーン」は見ておくべき展示の一つですね。 3種類の文字が刻み込まれていて、太古の文字の意味を理解するのに重要な役割を果たしたそうです。 こういう、感性ではなく理性に訴える展示はまだ理解できます。
あらあら持ってきちゃったのねぇ~と感じるのが、こちらの「エジプトのミイラ」の展示。
師範代曰く、
『復活を信じてミイラになったのに、墓を暴いてこんな遠くまで運ばれて衆目に晒されるのは全く不本意でしょう』
とのこと。師範もそう思います。展示室内はミイラだらけ。
そんなにたくさんの数を持って来ずに、数体で良かったのではないでしょうか>昔のイギリス人さん
こういうも持ってきちゃっているんですね。「アテネ パルテノン神殿の彫刻群(エルギン・マーブル)」です。
石でできているとは思えない布の造形にビックリです。
改めてこの博物館を見学してみると、英国は盗んだものを自慢げに見せびらかしているんじゃなくて、
世界の文化の発展を一か所で知ることが出来る施設を造りたかったのでしょう。
少なくとも現在はそういう展示形態になっていると感じました。
きちんと見たら丸一日使っても足りないくらいだと思いますが、駆け足旅の師範ご一行はわずか2時間ほどでざっと見て回りました。
次の目的地、というか次女がちょっと寄りたかったのが、キングス・クロス駅にあるハリーポッターの売店。 ここでしか買えないハリーポッター・グッズがあるそうです。 この旅の後半に会いに行くホスト・マザーがハリーポッターのファンということで、 そちらへのお土産を買いに来ました。
こちらが、映画にも出てくる9+3/4番線ホームへの入口。 壁に吸い込まれるようにして入っていきます・・・って、もちろん実際は入れませんが。 この写真を撮るために結構な人が並んでいて、順番が回ってくるまでには30分くらいかかりそうだったので、 どなたか知らないお嬢さんの写真で失礼します。
さて夕食です。英国と言えばインド料理です。各目的地での2日目の夕食はそれなりにちゃんとしたお店で食べることにしていて、 日本から予約して伺ったのが、Farzi Londonというお店。ピカデリーサーカスの近くにあります。
店内は、予想どおりちょっと高級な雰囲気です。 午後6時に伺いましたが、その時点でほぼ満席でした。予約しなければ入れなかったと思います。
大変良く歩いた一日でしたので、まずは皆さんお疲れさま!ということで3人で乾杯。 このワイン↓が飲みたかったんですよ~
| 名称 | Nyetimber "Classic Cuvée" Brut N.V. ナイティンバー "クラシック・キュヴェ" ブリュット N.V. |
|---|---|
| 生産者 | Nyetimber ナイティンバー |
| 価格 | 72.00£ (約15,000円:レストランにて) |
| 購入店 | Farzi London |
今回、ちょっと良い感じのインド料理店に行きたいというのは家族の同意事項でした。
それに加えて、師範はイングリッシュ・スパークリングが飲みたかったんですよ。
なので、各お店のWebサイトをくまなくチェックして、ワインリストにイングリッシュ・スパークリングがある店を探したんです。
その結果、名門「ナイティンバー」がリストに書かれている店がここだったんですね。
そんな理由で選んだので、もし『あいにく今日は品切れです』とか言われたらどうしよう、って感じでしたが、
幸い『ございます!』でした。
外観は、色こそ普通に薄めのレモン色ですが、泡のキメ細かさはまるでシャンパーニュです。
香りも良いですね~、柑橘類の香りに軽いブリオッシュ、熟成から来る香ばしさが良い感じに出ています。
味わいも、一般的なブリュットよりは少しドザージュ多めなのか、酸味しっかりにほんのり甘味がプラスされています。
「これを目指してきて良かった!」と思える満足感です。
やっぱり美味しいっすよね、ナイティンバー。間違いないです。
ただ、ただですよ、スパークリングは酸が強いから、比較的輸送その他の影響を受けにくいのではないか、と感じました。
わざわざ現地で飲んだんですが、日本で飲むのとあまり変わらない気がします。
なんなら、神戸で頂いたロゼの方が美味しかったかも知れません。
| 点数 | 84点 |
|---|
では料理の紹介をして参ります。
・Truffe Kulcha 8.00£
平焼きパンにトリュフやマッシュルームのペーストが乗せられています。
まさにモダン・インディアンな料理ですね。見た目はパッとしませんが、美味しゅうございました。
こちらは通常2個の料理ですが、3人なので1個増やしてもらいました。
・Butter Chicken Bao 13.00£+6.25£
バターチキンカレーを蒸しパンで挟んだ、インドと中華のフュージョン料理です。
手で持って食べるそうですが、師範は上品なので(※)ナイフとフォークを使いました。
(※)絶対こぼす自信がありました。
カレーは2種類頂きました。
・Murgh Kali Mirch 20.00£
・CTM 21.00£
付け合わせはこちら
・Garlic Naan 4.50£
・Steamed Rice 4.50£
手前の「ムルグ・カリ・ミルチ」は黒コショウのチキンカレーですね。結構スパイシーです。
奥の「CTM = チキン・ティッカ・マサラ」はタンドリーチキンのカレー。
略称で通用するくらいだから、イギリスではとても一般的なインド料理みたいです。
ちゃんと美味しいカレーだったのですが、こういう料理は日本のインド料理店で食べてもあまり変わらない気はしました。
お会計は、これにStill Water 5.00£とJasmine & Mango Coolerというモクテル 6.50£、 それにサービスチャージ20%が追加されて、トータルでは182.45£(38,421円)でした。
店を出ると、そこはピカデリーサーカスの中心街。タイタニックの舞台が上演されていたようです。 いわゆる「舞台」というショー、見たこと無いんだよな。そういう趣味も取りこぼした人生でした。
宿の最寄り駅であるパディントン駅には、もちろんパディントン・グッズのお店があります。 お父さん、娘(※)にパディントンのトレーナーを買ってあげましたよ。
(※)春から社会人なんですけどね。
ロンドンの朝、おはようございます。
宿泊したサンデー・ロンドン・パディントン・ホテルの付近は、典型的なロンドンの街並みが広がっています。
宿泊費は、3人2泊、朝食付きで93,274円でした。
最寄り駅のパディントン駅からヒースロー空港まではエリザベスラインで1本です。 パディントン、中心からは少し離れてはいますが、空港へのアクセスが良いので、 ロンドン観光をするにはちょうどいい宿泊地だと思います。
パディントン駅から約30分、ロンドン・ヒースロー空港に到着。 他にも「ヒースロー・エキスプレス」という特急電車があり、約15分で着くみたいですが、26£もするのでお金持ちの方はそちらでどうぞ。
ヒースローの免税店にもイングリッシュ・スパークリングは結構並んでいます。 「足元を見てきっとお高いんでしょ?」と思って金額を見ると、昨日スーパーで見た値段+消費税と同じくらいなんですね。 この国は消費税率が高いから、免税店で買うのはアリだと思います。
次の目的地は北米大陸、ロンドン・ヒースロー12:05発トロント・ピアソン行エア・カナダAC855便。 フライト費用は213,660円ですが、荷物を預けるのに1個当たり79.1カナダドル(約8,800円)かかります。 なのでトータルすると240,060円ですね。まぁ大西洋を横断することを考えれば、一人80,000円は妥当な気もします。
エア・カナダに乗るのも、大西洋を横断するのも初めてです。 AC855便の機材は、ボーイング777-200LR。ボーディング・ブリッジに隠れちゃって、お尻しか撮れませんでした。
飛び立った後、そこそこの時間(エミレーツよりは早めのタイミング)で機内食が出されました。
・Wheat and pomegranate salad
・Chicken with creamy leek sauce, herbed orzo pasta and vegetable ratatouille
・Vanilla and berry cake
まぁまぁ美味しいです。少なくともエミレーツよりは良かった気がします・・・って、よっぽどエミレーツが残念だったんだな。
機内で観た映画の1本目が、キムタク主演の「TOKYOタクシー」。
たまたま乗せた乗客のワガママを聞いたら良いことがあった、というありがちなストーリー、さすがは山田洋二監督ですな。
っていうかエア・カナダ、機内がとにかく寒いです。
師範家だけでなく、乗客のみんながそのことを訴えていたみたいです。
それでもなかなか改善されず、皆さん毛布にくるまって越冬隊のような姿勢で映画を見てましたよ。
| 名称 | Ferrandiere Blanc 2025 フェランディエール ブラン 2025 |
|---|---|
| 生産者 | |
| 価格 | (航空運賃に含む) |
| 購入店 | エア・カナダ |
寒いのは置いといて、エア・カナダ、エコノミーでも飲み物の選択肢が結構しっかりしています。
スコッチ・ウィスキーやカナディアン・ウィスキーもあるんですよ。
まずは白ワインと稽古を考え、座席のコンソールに表示されるリストを見ると、白も赤もPaul Masの"Claude Val"と書かれています。
モニターに銘柄が表示されるのは便利だなぁ~そして安ワイン者の教科書品種Claude Valなら文句は無し、と考えておりました。
ところがCAさんが運ぶ機内カートを見ると、全然違う銘柄なんですね。
そのあたりはちゃんとして頂かないと安ワイン道場師範は困ります。
なんて、一般の方はほぼ興味ないであろうことは脇に置いといて、外観はそこそこしっかりしたレモン色のように感じます。
香りはいかにも南仏、いかにもシャルドネ主体な感じ。
桃と柑橘の香りに、ちょっと青っぽい香りもあります。
味わいもごく普通に南仏な感じです。
Claude Valの方が良かったかもなぁ~です。
カナダの航空会社でフランスのワイン、というのはちょっと残念ですが、
過去の経験上フランス以外の国でもエコノミーのワインはフランス産が使われれることが多いようです。
さすがはワイン大国フランスですな。
| 点数 | 72点 |
|---|
映画の2本目は「四月になれば彼女は」という、これまた日本映画。
だってエア・カナダの大西洋便、日本映画以外は日本語吹き替えも日本語字幕も無いんだもん。
で、これは心がしんみりする良い映画でした。ぼんやり見ていると時系列がよくわからなくなるところもありましたけど。
| 名称 | Ferrandiere Rouge 2024 フェランディエール ルージュ 2024 |
|---|---|
| 生産者 | |
| 価格 | (航空運賃に含む) |
| 購入店 | エア・カナダ |
赤は、皆さん映画を見たりお昼寝をしたりしている時間中、
トイレに立ったついでにギャレーで貰ってきました。
CAさんは快くたっぷり注いでくれた上に『ここにあるおつまみもどうぞ』と言われたので「サンキュー!」と一つ手に取ったところ、
『あと2つどうぞ』と言われました。もしかしてうちが3人グループだということを覚えているの?だったらスゲェ!です。
閑話休題、ワインのことを。外観は南仏らしい赤みを感じる濃い紫色です。
香りもザ・南仏ですね。濃いベリーと青畳のようなグリーンな感じ。
味わいは、渋味がかなり強めでザラっとしているのですが、甘さもあるのでガチガチという感じはありません。
一般に、エコノミーで提供される赤ワインは冷えすぎていることが多いので、
だいたい固い印象を受けることが多いと思います。早めに貰って温度を上げておくのが正解かも知れませんね。
| 点数 | 74点 |
|---|
最初は激寒だった機内ですが、徐々に温度が上がってビールを飲んでも大丈夫な感じにはなって参りました。 到着前の軽食&飲み物サービスで頂いたのがこちらのHop Valley Bubble Stash IPAというビールです。 米国オレゴン州のビールみたいですね。苦味控えめ、トロピカルな香りで美味しゅうございました。
隣りの次女は、Captain Morgan Spiced Rumをトニックウォーターで割って飲んでました。アルコールで暖を取りたかったみたいです。 そういうことをするようになったんだなぁ、と感慨ひとしおです。
そんなこんなで、約8時間のフライトで北米大陸に到着。
ヨーロッパから北米東海岸への移動は、ちょっと日が長くなるくらいのイメージなので意外と身体は楽でした。寒かった以外は。