やや蛇足の感はありますが、オハイオ州デイトンを出発した後、シカゴから羽田に向かう帰国の途について書きました。
大きなトラブルなく旅を終えることができたのは、ひとえに己の日ごろの行いの良さだと思います。
このページで言いたかったことは「やっぱり日本のサービスは最高だよね」ということです。
富裕層に対しては海外のサービスの方が良いのかもしれません。
でも、エコノミー旅に関しては「みな平等」的な日本のサービスが一番心地よく感じられます。
そんなことを思った太平洋横断フライトでした。夕焼けの富士山も見られましたし(写真右奥)
| 23日 | シカゴ・オヘア空港 |
| 23日 | 日本航空 JL9 |
| 24日 | 帰国へ |
昨日も飛んだシカゴ上空からの景色。プール付きの庭がある大きな家がぽつぽつ見られます。 ちなみに小さなプール、バルセロナのホテルでも デイトンのホテルでも使ったけど、意味あるんですかね? プールの壁をキックしたら泳がなくても反対側に着いちゃうんですよ。チャプチャプするだけなのかな? シカゴなんて屋外で泳げる期間は短いだろうし、見栄のための設備のような気がします。
そんな貧乏人の疑問は置いといて、シカゴ・オヘア空港に着陸します。
この空港、信じられないくらいデカいんです。着陸時、はるか遠くに自機と同じタイミングで着陸する飛行機が見えました。
「え?となりの空港?」と思ったら、並行する別の滑走路に降りる飛行機でした。
地図を見ると、東西に並行する滑走路が6本もあります。離発着する飛行機も多く、空は着陸する機が鈴なりでした。
最後のフライトは、シカゴ・オヘア14:10発東京羽田行の日本航空JL9便。 今回のフライトで唯一の日系航空会社です。 フライト費用は、デイトンからの乗り継ぎ便も含めて二人分で261.984円。ちょっと高めに感じるのは飛行距離が長いからですね。 比較購入した際、米国系等の航空会社より高いってことは特に無かったと思います。
機材は、ボーイングB777-300、シート配置は3列+4列+3列。 これまでは次女がいたので、窓側の3列に座るとちょうど良かったのですが、今回は師範代と二人なので窓側席とその隣にしました。 そして通路側にはアジア系米国人的な方が座ったんだけど、この人が具合悪そうにずーっと寝ているのね。トイレに立つのに難儀しました。 二人旅のエコノミー席、悩ましいです。 師範的にはやっぱり窓側が好きなんですよ。せっかくの飛行機、上空からの景色を楽しみたいんです。 一方師範代は通路側派。いっそ師範一人窓側、師範代は真ん中列の通路側、という作戦もあるかも知れません。
滑走路混雑で定刻より30分以上遅れて離陸。 日系航空会社のステキなところ、それは離陸してすぐに飲み物のサービスがあることです。 オペレーションが良いのか、エコノミーでもそんなに待たされません。 そして、日本人ならとりあえずビールですよ。『キリン、アサヒ、サントリー、ヱビスがございます』ですって。 もちろんうわずった声で「ヱビスをお願いします!」と言っちゃいました。 安ワイン道場師範、齢六十一歳。年齢相応の落ち着きを得ることが出来ておりません。
映画も、日本語吹き替えや日本語字幕がいっぱいあります。 その中で見たのが「プラダを着た悪魔2」です。ストーリーの組み立て自体は前作とあまり変わらないのですが、 凋落するハイブランド市場を描くのは、時代とはいえちょっと悲しい気分になりますね。
機内食も、もちろん肉と魚が選べます。かなり後ろの席でしたが、我々にも選択肢が残されていました。 師範が選んだのは魚、サーモンご飯です。やっぱり「ご飯」の威力に負けました。 これがちゃんと美味しいんですよ。今回の旅行の機内食暫定一位です。
でも、その暫定一位の座を軽々と覆したのが、師範代が注文した牛の赤ワイン煮込みです。 牛ホホ肉なのかな?絶妙な柔らかさでポーションも大きく、「絶品」と言っても良いほどでした。 JALのエコノミー機内食、イケてます!
| 名称 | +81 White Blend N.V. +81 ホワイト・ブレンド N.V. |
|---|---|
| 生産者 | Cooperativa Jesus Del Perdón コーペラティバ・ヘスス・デル・ペルドン |
| 価格 | (航空運賃に含む) |
| 購入店 | 日本航空 |
食事の時も、タイミングよく飲み物サービスが回ってきます。
どこぞの航空会社みたいに、食べ終わってもまだ来ない、などということはありません。
選ぶのはもちろんワインです。安ワイン道場の総仕上げ、この旅の締めくくりワインと稽古させて頂きます。
外観は薄めのレモン色、無色ってほどでもなく普通の白ワインの色です。
香りも、何の品種とも特定しようがない、いわゆる普通の白ワインの香り。
味わいにはちょっとコクがあって、香りよりは存在感を感じます。でもまぁ安ワインですね。
注いで頂いた時は、敢えて銘柄を見ずにブラインド・テイスティングしておりました。
そこでの予想は「南仏ラングドックの白」だったんですが、後で確認すると産地はスペインなんですね。
JAL向けにソムリエの大越基裕氏がセレクトしたらしいのですが、
少なくとも師範には大越氏にわざわざ選んで頂いたメリットは感じられませんでした。
| 点数 | 72点 |
|---|
米国東側から日本までのフライトは13時間20分と長時間なので、2回の食事の間におやつタイムがあります。 特に、出発地を午後2時に出て到着地には午後5時頃に着くので、ずーっと昼のフライトなんですね。 帰ったらたっぷり寝れば良いから、ここは頑張って起きて過ごします。
| 名称 | +81 Red Blend N.V. +81 レッド・ブレンド N.V. |
|---|---|
| 生産者 | Cooperativa Jesus Del Perdón コーペラティバ・ヘスス・デル・ペルドン |
| 価格 | (航空運賃に含む) |
| 購入店 | 日本航空 |
おやつの時に赤ワインを頂きました。師範代には『これにワインを合わせる?』と言われましたが、そんなん関係ねぇ!です。
安ワイン道場はあくまでも稽古を優先しております。
もっと皆さん褒めてください。
このワインも、稽古時はブラインドで臨みました。
色は、やや薄くて赤みを感じる紫色。香りは、白同様品種の特定が難しい感じで、
南仏だとすればグルナッシュが主体という雰囲気です。
味わいもこれまたなんとも没個性な普通の赤ワインな感じ。
ポジティブに捉えれば魚料理にも合わせられそうな感じです。
赤白を違うところから持ってくるとも思えないので、これも予想は「南仏ラングドックの赤」だったのですが、
正解はこちらも大越基裕氏セレクトのスペイン産でした。
「+81」は日本に国際電話をかける際の国番号ですよね。だったら日本ワインを出して欲しいところです。
アルプスのミュゼドゥヴァンとかどうですかね?生産量が少なすぎますか?
| 点数 | 71点 |
|---|
ちなみに上記のワインたちのボトル写真、どうやってカメラに収めたかというと、CAさんが暇そうな時間帯を狙って、 ギャレーで撮らせて貰ったんですよ。 CAさんからは『ワイン、美味しかったですか?』とにこやかに聞かれましたが、師範は嘘をつくのが苦手なので 「いいえ、記念のために」と答えてしまいました。変な爺だと思われたと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
寝ずの長時間フライトなので、もう1本映画を鑑賞します。
選んだのは、スターウォーズの最新作である「スターウオーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」。
最新作といっても5月から公開されている映画です。昔は、飛行機に乗ると日本公開前の映画が見られましたよね。
制作国と日本とで公開時期に差があったからかな?
そしてこの映画、あまりスターでウォーはしない内容で、ストーリー的にはシンプルな勧善懲悪モノですが、
映像的にはかなり凝っています。劇場で見れば別かもですが、目の前のモニターだとあまり引き込まれずに流し見しちゃう内容でした。
日付変更線を超えて9月24日になり、軽食がサービスされました。メインはラザニアだったと思います。
これも選択肢があったように思いますが、さすがに疲れていてもう一方が何だったかは失念しております。
一緒にお願いした飲み物は、サントリーのプレミアムモルツ。
CAさん、プレモルがあるのに、選択肢として『サントリー』としか言わないあたりが奥ゆかしいじゃありませんか!
とにかく、料理のおいしさ、サービスのタイミング、対応の丁寧さ、座席の快適性、機内エンタテイメント、
どれをとっても今回の一連のエコノミー・フライトの中でJALがピカイチでした。
読者の中にJALの中の人がいらっしゃったらぜひ社内でご共有ください(しないと思いますけど)
順調に飛行機は大西洋の北側を飛んで、東京羽田を目指します。
離陸時に30分以上遅れた割には、
運ちゃんが頑張ってくれてかなり遅れを取り戻し、定刻の17:30よりちょっと遅れくらいで羽田に到着予定です。
羽田空港、2020年に飛行経路が変更され、夕方の時間帯は都心上空からアプローチするようになったみたいです。
飛行機から見る新宿の写真を最後に、この旅の記録を終了したいと思います。
ここまでアホみたいな量の駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました!