今年のジューンベリー酒、そろそろ飲める具合になってきております。 これまで道場で造ったジューンベリー酒を、お見えになった客人に振舞ったなどと書いておりましたが、 調べたところどうやらそれって酒税法上はあまりよろしくない行為らしいですな。 アルコール発酵させるのは禁止ってのは知ってたけど、 漬け込むだけの果実酒も、同居の親族が飲む分には良いけど他人に振舞うのはNGみたい (参考)。 知らなかったなぁ。今後は自粛します (「自粛」というのはココに書かない、ということです) |
Chateau Dartigues 2005 シャトー・ダルティーグ 2005 | Ch. Dartigues (Ch. Gamage) シャトー・ダルティーグ (シャトー・ガマージュ) | |||
Rouge 赤 | Bordeaux Superieur ボルドー・シューペリュール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
\885 (単品価格 \1,344) | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
今日で8月も終わり。
8月の終わりといえば夏休みの終わり、
要は日曜夕方放送サザエさんのブルーなイメージが3倍増しな一日。
ただ、夏休み中もプチ師範代は学童保育/プチプチは保育園に行っているんで、
夏休みの終わりといっても特別な感情はないみたい。
なんか申し訳ないなぁ、ゴメンね甲斐性の無い父親で。 さてさて本日の料理はローストビーフにマグロ中落ち丼。 こういう場合ワインはどっちだろうね? 今日は在庫の関係上赤で、「美味しいものだけ6本セット 税込・送料無料 \4,980」からボルドーを。 色は、ボルドーらしく青く濃い紫色。 香りのボリュームは控えめで、 あまりフルーツフルーツしてない果実香と、消し炭みたいな樽香が、 いかにもボルドーでございます、といった雰囲気。 味は、重い/軽いで言えば軽め。 ただ、存在感はしっかりしているというか、キリリとした酸とコクがあって、 飲んでいて物足りなく感じたり飽きたりすることは無い。 伝統かつ端麗、凡庸かつ小ぶり。お手軽ボルドーの良さと悪さを併せ持つ一本。 ただ、本日の場合その適用範囲の広さが奏功して、 マグロ中落ち丼なんかと合わせてもあまり問題なかった点が好印象。 |
Castillo de Santa Barbara 2006 カスティーヨ・デ・サンタ・バーバラ 2006 | Bodegas Fernando Castro ボデガス・フェルナンド・カストロ | |||
Tinto 赤 | Valdepenas バルデペーニャス | Valdepenas (Espana) バルデペーニャス (スペイン) | ||
\551 (単品価格 \837) | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
プチプチ師範代の水疱瘡も峠を越えて、
希望的観測では来週月曜には登園OKとなりそうなんで、
師範母は九州へ帰りました。いやー、お世話になりました。 さて本日の夕食は、ポテトとニンジンと鶏肉のカレー炒め、パエリア。 道場の方針に従って、きちんとカタカナ表記するとパエーヤかパエージャかな。 メインの料理がスペイン料理であれば、ワインももちろんスペイン産。 ただ、赤しかなくて魚介類なのに赤を会わせることに。 選んだのは「美味しいものだけ6本セット 税込・送料無料 \4,980」から。 一昨日に引き続き、セットの中でも激安なもの。 色は普通に濃い紫色。ワインの良し悪しは色じゃ判らん、というか、 安いワインでも濃い色を出すのはそう難しいことじゃないような気がしております。 香りは、抜栓直後一番顕著だったのが、ドリアンみたいなプロパンガスみたいな香り。 ただそれは程なく去って、その後は安スペインらしい野暮ったい果実香がメインに。 味は、色の印象からは遠い軽めの味わい。 特にイガラっぽくもなく、普通に安ワイン味なのは不幸中の幸い。 まぁ、買値500円強のワインと思えばこんなもんかな、と。 通常の単品価格である837円と思えばちょっと微妙。 それくらい厳しい世界で勝負しとるんですわ、安ワイン者は。 |
Gran Castellflorit Rosado Brut N.V. グラン・カステルフロリット ロサード ブリュット (ヴィンテージ無し) | Covides コビデス | ||||||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | |||||
\869 | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
本日のワインは、とってもお手頃価格のカバ。
この銘柄は、ロゼじゃないやつとは稽古済み。
カバって、確かシャンパーニュと同じく瓶内二次発酵方式で造られるんじゃなかったっけ?
だとすれば、普通のワインなんかよりかなり工数がかかると思うんだけど、
それでもこの値段。安いよねぇ。
ちなみに料理はトンカツとかナスの素揚げとか。
道場ではトンカツを天つゆみたいな出汁で食べるんだけど、
師範母曰『昔からそう』らしい。
このやり方は師範の幼き頃の記憶でしたか。 色は、他に良いようのないくらいピンクなピンク色。 (そんなこと無いんだろうけど)なんだか清涼飲料水みたく着色料で色づけしたみたいな色。 泡立ちはちょっと弱めで泡のキメもちょっと粗め。 香りは、普通に白ワインの香りに、ちょっとだけ赤っぽい雰囲気を足したような、 いかにもロゼな香り。シャンパーニュみたいなイーストとか飴とかは感じない。 味はとっても軽い。おかげさまでスイスイ入っていきます。 色はキレイだし、軽くてスイスイだし、 1,000円以下のスパークリングとしては十分なパフォーマンス。 普通のヤツかロゼか悩んだら迷わずロゼをどうぞ。
ショップへのリンク:
Gran Castellflorit Rosado Brut N.V.
74点 | 道場にて
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Maison Francaise Red N.V. メゾン・フランセーズ レッド (ヴィンテージ無し) | Maison Francaise (Les Productieurs Reunis) メゾン・フランセーズ (生産者組合) | |||
Rouge 赤 | (VdT) (ヴァン・ド・ターブル) | (France) (フランス) | ||
\551 (単品価格 \837) | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
本日のワインは、「美味しいものだけ6本セット 税込・送料無料 \4,980」から、
単品価格が一番安い一本。
この銘柄は昨年も稽古済み。
別に美味いと思ったわけでも無いのにまた飲んでしまう、ってのはセット物の悲哀ですな。
「セット物の悲哀」といえば、
マクドナルドの「なんとかセット」みたいなのを買うと大抵ポテトが付いてくるわけだけど、
あれがいけません。
油っこくって途中で『うへぇ』ってなるけど、
ポテトの1個1個は小さいんでもう一つくらい食べられそうなため口に運んでまた『うへぇ』、
の繰り返し。店を出る頃にはなんだか胃がもたれた感じになっちゃいます。
じゃぁセットなんて頼まなきゃ良かろう、って話だけど、
マクドナルドなんて年に1~2回も行けば良いほうだから、
毎回その教訓が薄らいで、
代わりにちょっとでも「お得感」にあやかりたい貧乏性が腹の底からムラムラと顔をだしてきて、
結局セットにしちゃうのよねぇ
・・・って何の話をしてるんだか。 色は普通、というかこのクラスと思えばしっかりした感じの紫色。 でも、香りがねぇ、弱いうえに蒸れた雑巾のような雰囲気があって、 チャッキチャキの安ワイン臭。 味は思いっきり軽い。薄めたブドウジュースっぽくて、 冷やして飲めばそれはそれで飲めるんだけど。 ・・・というわけで、昨年の印象よりも香りの面でややダウン。 まぁこういうワインもあって良いとは思うけど、 コレが「美味しいものだけ」ってセットに入っているのはいかがなものか、と。 |
Gentil "Hugel" 2006 ジョンティ "ヒューゲル" 2006 | Hugel et Fils ヒューゲル・エ・フィス | ||||||
Blanc 白 | Alsace アルザス | Alsace (France) アルザス (フランス) | |||||
\1,512 | 2008/07/17 | ヴェリタス | ジェロボーム | ||||
軽井沢から帰ってすぐ、プチプチ師範代が水疱瘡を発症。
一泊の予定だった師範母の滞在予定を急遽延ばしてもらい、
孫を見てもらってます。
大変グッドタイミングというか、不幸中の幸い。
もしばぁちゃんが居なかったら師範か師範代、どちらか交代で休まなきゃいけないからね。
こういう時の公的サポートって、今の日本には無いに等しいからなぁ。 さてさて夕食のメニューはサンマの塩焼き、コンニャクと揚げ豆腐の田楽。 ワインは、アルザスの大手ヒューゲルのベーシック・ワイン。10年前に1996産と稽古して以来ご無沙汰。 色は結構しっかりしたレモン色。 香りも、揮発油のような香りやら沈丁花のような花の香りなんかがハッキリと感じられて、 きっちりアルザスな香りが楽しめる。 味は、甘くなく酸っぱくなく、ちゃんとコクがあって、 これまたアルザスらしい味わい。 ニューワールド的な飲み飽き感があるかも・・・と思いつつ飲み進めたけど、 最後まで美味しさ感は変わらず。 値段的には1,500円オーバーなんで、そんなに安いワインじゃないんだけど、 これがボトム・ランクのワインだと思うとちょっと唸る。 2006年って、アルザスにとっては凄く良い年だったのかなぁ。 クラスを超えたクオリティが感じられる1本。
ショップへのリンク:
Gentil "Hugel" 2006 [Hugel et Fils]
78点 | 道場にて
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昼食は、毎年おなじみ別荘の近所の蕎麦屋、きこりにて。 12時過ぎに行ったら、なんと7組待ちの行列。 人気ですなぁ。 で、師範が食べたのは、これまた毎年おなじみ海老おろしそば(\1,310)。 例年と違うのは、今年は寒いんでほうとうを注文する者が2名いたことくらいか。 右写真はもう別添えの大根おろしをかけて、カマボコをプチ師範代に取られたあと。 蕎麦の香りがしっかりで歯ごたえがあって、毎年おなじみの美味しい蕎麦でありました。 |
その後の温泉も、毎年おなじみ雲の助湯。
ここの良いところは、子供が喜ぶケーブルカーと、やっぱり雄大な景色。
幸い風呂に入るくらいには雨も上がり、雲が切れていく下に盆地と山々が広がって、
とっても爽快。 風呂上りはオラホビールを一杯。美味いよねぇ、風呂上りのビール。 この爽快感はどんな高級シャンパーニュでもかなわないかも。 |
Mandois "Victory" Brut 1998 マンドワ "ヴィクトリー" ブリュット 1998 | Henri Mandois アンリ・マンドワ | ||||||
Champagne 発泡 | Champagne シャンパーニュ | Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) | |||||
\5,019 | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
夕方、雨も気温も上がって、いつもの軽井沢らしい爽快な気候が戻ってきました。
さてさて本日の泡はヴィンテージ・シャンパーニュであります。
低級版とは稽古済み。
コレはヴィンテージ付きでもあるし「ヴィクトリー」なんて気合の入った名前もあるし、
プレステージ感のあるシャンパーニュであることを期待。 色はやや薄め。なんとなくシャルドネの比率が高そうな雰囲気の色あい。 香りは、昨日同様シャンパーニュらしい果実感と熟成感のある香りだけど、 なんとなく普通といえば普通。 味は、思いのほかスッキリ。スッキリしたシャンパーニュが嫌いなわけじゃないけど、 明らかに期待したものとは違うのよね。 もっとこう昔のクリュグみたいなクターッとしたマッタリ感を出してくれないと。 というわけで、美味しいシャンパーニュではあるけどちょっと期待ハズレ。 遠い記憶にある低級版との差が見つけられませんでした。 品質そのものは昨日のより上だったかもだけど、 値段も上なんで満足感はちょっぴりダウン。
ショップへのリンク:
Mandois "Victory" Brut 1998
79点 | 軽井沢別荘にて
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Clos Vougeot 2001 クロ・ヴージョ 2001 | Christophe Perrot-Minot クリストフ・ペロ・ミノ | ||||||
Rouge 赤 | Clos Vougeot (Vougeot Grand Cru) クロ・ヴージョ (ヴージョ特級畑) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\11,970 | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
本日のメインはコレ、ブルゴーニュの特級赤で、造り手は有名ドコロだけど
道場にはなぜかほとんど登場していないクリストフ(アンリ)・ペロ・ミノ。
4代続く歴史ある造り手で、最近メキメキと評価を上げているらしい。
お値段は12,000円、それなりの内容を伴って頂きたいもの、と期待しつつ抜栓。 色は、ほんのちょっとだけエッジがオレンジかな? まだまだ若い雰囲気の色合い。 香りは・・・抜栓直後は明らかに閉じていて、「このままだったら大残念だなぁ」という感じ。 味も、抜栓直後は渋みがやや突出していてバランスを欠いていた。 抜栓後30分くらいすると、期待通り開いて参りました。 香りはプラムのようなキュートな果実香とカラメルのような樽香が伸びてきて、 味わいも甘みを感じる柔らかなものに変化。 抜栓から1時間以上経った飲み終わりの頃には、 良い熟成ブルゴーニュにあるようなアプリコット・ジャムみたいな雰囲気もプラスされて更に好転。 いやーハズレじゃなくて良かった良かった。 とはいえ12,000円のワインと思えば、もう一歩かなぁと思うところはあるけど。 クールに値踏みすれば、8,000円くらいが妥当な価格ですかね。 ブルゴーニュ高騰の折、そうも行かない時代なのかもだけど。
ショップへのリンク:
Clos Vougeot 2001 [Christophe Perrot-Minot]
85点 | 軽井沢別荘にて
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Chateau Fleur Merigot 1996 シャトー・フルール・メリゴ 1996 | Ch. Fleur Merigot シャトー・フルール・メリゴ | |||
Rouge 赤 | Cotes de Bourg コート・ド・ブール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
\2,180 | 2008/03/09 | カルフール南町田店 | ローヤル オブ ジャパン | |
いよいよ「高ワイン道場」も最後の1本ですが、これだけは「安ワイン」。
一本くらいは道場稽古範囲価格が無いとバチがあたるでしょう、ということで。
かなり古めのヴィンテージだけど「蔵出し熟成ワイン」とのことなんで、
アタリの可能性も微妙にアリ。
ほのかな期待を胸に抜栓と相成ったわけではありますが・・・・ ・・・結論から言うと、期待は素直に裏切られ、なんとも普通の安ボルドーなワインでありました。 色はまだまだ若くて、そのあたりは確かに蔵出し熟成だったのかもだけど、 香りは平板、味わいも軽い。 もちろん、前のワインがかなり良いパフォーマンスを発揮してくれたんで、 落差が大きくてそう感じたのかも知れないけど。 やっぱりそもそものワインにポテンシャルが無いと、 熟成させても伸びないんですな。 食後にチビチビ飲んでたけど、あんまり楽しくなくて半分以上残っちゃいました。 明日、道場に持って帰って再稽古するけど、好転は期待できないよなぁ。 | ||||
69点 | 道場にて |
買出しのあとは昼食。
初日の昼は、中軽井沢の林の中にあるジャルディーノというレストラン。
ここはペット同伴OK、店の前にはドッグランあり、宿泊もできるところみたい。 ペット同伴者はテラス席に案内されるのかなぁと思っていたけど、 席はちゃんとしたダイニング。そういう店もあるんですね。 ペット同伴者には大変嬉しい店かと。 反面、やや動物のニオイがするダイニングなので、人間だけのグループにはちょっと辛いかも。 |
メニューには、パスタが8種類くらいとご飯ものが3種類。
どれも1,000円を超えていて、なかなか強気な価格設定。
でも、広いドッグランとかの施設を併設しているんで、仕方がないところかも。 師範の注文はビーフカレー、1,000円也(右写真)。 ジャガイモとかの野菜が入っていて手作り感があって、味もなかなかイケてます。 量がちょっと少なめに感じたけど、プチ師範代の食べ残し(カルボナーラ)とか、 プチプチ師範代の食べ残し(ハヤシライス)とかを食べたんで、食後は満腹。 ちなみに、ワインは泡2種類、白5種類、赤6種類ありました。 一番安いのがチリ産で2,000円、一番高いのがモエ(だったか?)の10,000円。 3,800円の地元長野産のワインがあるし、説明もきっちり書かれていて、 なかなか良い感じでありました。 |
食事の後は温泉へ。
行ったのは星野温泉トンボの湯という日帰り入浴施設。 入るとき駐車場が満車でちょっと待たされたんで、 「こりゃ中は芋の子状態かも」と心配したけど、 中は結構広くて洗い場も多数なんで、そんなに混んではいませんでした。 広い露天風呂にサウナもあって、泉質も温泉らしいヌルッと感のあるお湯でなかなか快適。 ハイシーズン料金大人一人1,500円/子供1,000円はかなりの出費だけどね。 |
Pierson-Cuvelier Cuvee Tradition Grand Cru Brut N.V. ピエルソン・キュヴリエ キュヴェ・トラディスィオン グラン・クリュ (ヴィンテージ無し) | Pierson-Cuvelier ピエルソン・キュヴリエ | ||||||
Champagne 発泡 | Champagne シャンパーニュ | Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) | |||||
\3,581 | 2008/01/22 | Yoshiya | よしや | ||||
ワインは全て師範宅から持参(費用は折半)、一本目は当然シャンパーニュであります。
あまり聞きなれないRMの造り手だけど、
畑はグラン・クリュのみで、ピノ・ノワール85%、シャルドネ15%。
通常もてはやされるフリーランジュース(最初の絞り汁)は、
プレス機を洗った水やブドウに付いた泥/汚れを含んでいるので使わないんだとか。 色はやや赤めの麦わら色、確かにピノ・ノワールの比率が高そうな雰囲気。 香りのボリュームはやや控えめながら、雰囲気はまさにシャンパーニュのそれで、 蜜香やイースト香が落ち着いた感じに漂っております。 味は、しっかりとしたコクがあるタイプで、熟成期間も長そうな感じ。 こういうシャンパーニュって往々にして酸が強かったりするけど、 このワインはややマイルドで全体のバランスが良く仕上がっております。 なかなかよろしいんじゃないでしょうか? フリーランを使わない云々の効果はわからないけど、 ピノ・ノワール主体の濃くしっかりしたシャンパーニュでありました。
ショップへのリンク:
Pierson-Cuvelier Cuvee Tradition Grand Cru Brut N.V.
80点 | 軽井沢別荘にて
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Puligny-Montrachet 1er Cru "Clavoillon" 2004 ピュリニー・モンラシェ プルミエ・クリュ "クラヴォワヨン" 2004 | Dom. Leflaive ドメーヌ・ルフレーヴ | ||||||
Blanc 白 | Puligny-Montrachet 1er Cru ピュリニー・モンラシェ1級畑 | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\10,479 | 2008/08/11 | ヴェリタス | ラック・コーポレーション | ||||
2本目の白が本日のメイン。
白の名手としてあまりにも有名な「ドメーヌ・ルフレーヴ」のピュリニー・モンラシェ1級であります。
この銘柄は大昔に稽古済み(ブショネだったけど)。
2003年の軽井沢で、同じ造り手の1999産特級バタール・モンラシェとも稽古済み。
大変好印象。このワインを買った店で2006産のバタールを買えば38,640円。
さすがにそれじゃ買えないよ、ってことで1級にグレード・ダウン。
あの時は『いつかはシュヴァリエ・モンラシェかル・モンラシェ』なんて言ってたけど、
もうそういうワインはおよそ買えない時代になっちゃいましたな。 色は、濃くなく薄くなく、普通に白ワインの色。 香りが凄い。まさにルフレーヴ節全開、って感じで、 ガソリンとかみたいな揮発油香にビスケットのような甘く焦がした樽香が加わって、 ボリューム満点の香り。 ただ、惜しむらくは果実の香りが足りなくて、なんとなく「技に走った」感があるのが残念。 味は、香りと比べると普通、というか、香りの影に味わいの要素が隠れちゃってる感じ。 ドメーヌ・ルフレーヴ、やっぱり凄い造り手だと思うし、 この雰囲気はこの人のワインじゃなきゃ味わえなくて、 1万円はそのための出費であることは理解できるけど、 さすがにコレは主張しすぎじゃないのかなぁ ・・・なーんて、偉そうなこと言えるほど飲んだ経験があるわけじゃ無いっすけどね。
ショップへのリンク:
Puligny-Montrachet 1er Cru "Clavoillon" 2004 [Dom. Leflaive]
84点 | 軽井沢別荘にて
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Clos Saint-Denis 1999 クロ・サン・ドニ 1999 | Dom. Heresztyn ドメーヌ・エレスツィン | |||
Rouge 赤 | Clos Saint-Denis (Morey Saint-Denis Grand Cru) クロ・サン・ドニ (モレ・サン・ドニ特級畑) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\6,560 | 2008/06/19 | 関内 サンタムール | カツミ商会 | |
泡→白→赤と、教科書どおりの流れであります。
とはいえ飲む人2人で3本目なんで、結構メートルは上がっております。
さてさてワインはブルゴーニュの特級畑。
たまたまセールだったんでこんな値段で買えたけど、本来は\10,000くらいするみたい。
値下げの理由が「もう落ちちゃってるから」かも知れず、ややリスキーな一本。 色は、エッジのあたりが結構レンガ色がかっていて、熟成感のある見た目。 香りのボリュームはなかなかで、 熟成ブルゴーニュらしい奈良漬のような甘い香りに革っぽい雰囲気がプラス。 と、香りまでは良かったけど、味は既に痩せ始めちゃってます。 渋みが柔らかなのは良いんだけど、酸が目だってふくよかさが無くて、 中心部が抜けたような味わい。 こういうワインが良いという方も居ると思うけど、 師範的にはもうすこし若くてピチピチしたワインの方が好き。 「落ちちゃってる」ってわけじゃないけど、下り坂の悲哀を感じてしまう一本。 | ||||
78点 | 軽井沢別荘にて |
Cono Sur Gewurtztraminer Reserva 2007 コノ・スル ゲヴュルツトラミネール レセルバ 2007 | Vina Cono Sur ヴィーニャ・コノ・スル | ||||||
Blanco 白 | Casablanca Valley (Chile) カサブランカ・ヴァレー (チリ) | ||||||
\1,180 | 2008/08/09 | 信濃屋横浜駅シァル店 | スマイル | ||||
本日のワインは、先日門下生の方からご報告頂いたワインで、
チリのハイ・コスト・パフォーマンスの旗手「コノ・スル」のゲヴュルツトラミネール レセルバ。
世間で評価の高いワインだとか。
強そうなワインでもあるし、昨日の赤が半分近くも残っているしってことで、
今日明日の二日に分けてじっくり稽古することに。
ちなみに食事は、カツオのカルパッチョ、肉じゃが。 色は確かにほとんど無色透明、道場の照明環境だとレモン色というよりちょっと焼けた白木っぽい色に見えます。 香りは、ビックリするくらいアルザスのゲヴュルツに似た、 マスカットにライチを加えたような果実香。 ボリュームも十分で、香りに関しては申し分ない、といったところ。 味も、変に甘かったりせず、なかなか良いバランス。 もう少し酸があったらな、とか、苦味がなんだかソーヴィニョン・ブランみたいだな、 とかあるけど、それは本家アルザスと比較してという話で、 このワイン単体で考えればおよそ価格を超えた充実具合。 いやー、やっぱり安ワイン者の同胞が推薦するワインは美味いですな。 今日は半分しか飲んでないんで、飲み飽きするかどうかまでは判らないけど、 少なくとも半分飲み終えた今の時点では、 イケてない昨日の赤を消費するよりずっとこの白を飲んでいたい、って感じ。 こんなワインが1,000円ちょっと、文句無くお勧めであります。 翌日、残った1/3ほどと最稽古。 昨日の雰囲気がそのまま残っており、開けたてのごとく楽しめる。 ちょっとだけエグミが出てきた感じはあるけど。 やっぱり変化が少ないんでしょうな、 当日だとそれが飲み飽き感になるのかもですが。
ショップへのリンク:
Cono Sur Gewurtztraminer Reserva 2007
80点 | 道場にて
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Lomasol Cosecha N.V. ロマソル コセッチャ (ヴィンテージ無し) | Miguel Calatayud ミゲル・カラタユド | |||
Tinto 赤 | Valdepenas バルデペーニャス | Valdepenas (Espana) バルデペーニャス (スペイン) | ||
\586 (単品価格 \890) | 2008/08/11 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
まだまだ暑い日が続いております。
本日の夕食は、牛肉と野菜の炒め物、枝豆。
ワインは、
「美味しいものだけ6本セット 税込・送料無料 \4,980」からの一本で、
スペイン産の見るからに安ワインっぽい赤。
この造り手のワインとは、
2年前に高級品のレセルバとは稽古済み。
そのときの印象はまずまずだったわけですが・・・ さて抜栓。色の濃さはごく普通。 香りは非常に弱い。グラスのボウルに鼻突っ込んで嗅ぐと、 それなりに果実香はするももの、 どことなく蒸れた雑巾のような、激安赤によくあるあまり歓迎されない香りもしてくる。 味は、これといった特徴がなくて、 口に含むと香りのネガティブな雰囲気が口の中に広がって、 なんだかなぁ、って感じ。 そんなにマズいってわけじゃないんだけど、 飲んでて楽しくなくて、ボトル半分くらい残った状態でもう飲みたくなくなってしまった。 久しぶりに出会ったペケなワイン。 このボトルだけがこうだったんじゃなくて、 本質的にこんな内容のワインだとすれば、 これを「美味しいものだけ」のセットに入れるのはちょっとねぇ。 翌日残った半分と稽古。やっぱり香りは弱くてつまんないし、 味もダメダメ。こりゃ確実にイケてません。 最後は氷を入れて炭酸で割って消費しました。 |
Bourgogne Aligote 2005 ブルゴーニュ・アリゴテ 2005 | Dom. du Grand Contour ドメーヌ・デュ・グラン・コントゥール | ||||||
Blanc 白 | Bourgogne Aligote ブルゴーニュ・アリゴテ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,764 | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
本日、師範のお盆休みも最終日。
サザエさんの音楽が流れると、小学校の頃と同じようにブルー入る師範であります。 それは置いといて、本日の夕食は、焼き豚、ほうれん草のお浸し、冷奴、真鯛の塩焼き。 真鯛、安いねぇ。養殖モノではあるけど、結構大きなヤツが980円。 重量単価で言えばアジやイワシなんかよりも安いんじゃないかな? 鯛の高級魚としての立場はどこへやら、という時代ですな。 それまた置いといて、本日のワインはスッキリ系狙いでブルゴーニュのアリゴテを。 「白ワイン&スパークリング特集」で、プレゼント(「セレブポテチ」なる芋菓子)付き。 この造り手は、先日ボーヌの1級畑と稽古していて、かなり好印象。 1998産の一級畑が3,500円強なのに、たかがアリゴテが2,000円弱ってのはちょっとバランス悪い感じもするけど、 要は近年のヴィンテージはブルゴーニュ全体に値段が上がっている、ってことですかね。 さてワインはというと、色はアリゴテらしい薄くて麦わらっぽい色合い。 香りは弱め。系統で言えば柑橘系なんだけど、あまりフルーツ感の強くない香り。 味も、フルーツの要素は押し殺してコクとキレで迫るビールのようにストイックな味わい。 なんとなくシャブリに近い感じかなぁ。 クリアーで果実果実していなくて、鯛の塩焼きみたいな料理との相性は悪くない。 でも、2,000円近いワインとしたらちょっと物足りないかも。 ただ、これがサービス精神旺盛なワインだとスッキリじゃなくなっちゃうしね。
ショップへのリンク:
Bourgogne Aligote 2005 [Dom. du Grand Contour]
72点 | 道場にて
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Castillo del Baron Gran Reserva 1998 カスティーヨ・デル・バロン グラン・レセルバ 1998 | Castillo del Baron カスティーヨ・デル・バロン | ||||||
Tinto 赤 | Valencia バレンシア | Valencia (Espana) バレンシア (スペイン) | |||||
\1,380 | 2008/08/09 | 信濃屋横浜駅シァル店 | 合同酒精 | ||||
本日の午後は人形劇「ピノキオ」を見に関内ホールへ。
子供らはずっと起きてちゃんと見てたけど、朝5時起きの師範は途中でウトウト。
ちょっとみっともないとこを見せてしまいました。 さて夕食は、豪州牛の和風サイコロステーキ&モヤシの炒め物、茹でとうもろこし、 サツマイモのバター炒め、庭のトマト。 ワインは、「暑い夏こそ夏バテ予防に赤ワイン」ってことで本日もまた赤。 スペインはバレンシア産で、 10年前のグラン・レセルバながら1,380円というお手頃価格に惹かれて買ったもの。 色は、ほんのりエッジがオレンジ色がかってはいるけど、 思いのほか若くてしっかりした紫色。 この色なら逝っちゃってるってことは無さそうで一安心。 香りは、残念ながらかなり弱くて、 普通に赤ワインっぽい香りと言う以外「**の香り」と表現するのは難しい感じ。 味は、柔らかな渋味と甘味があって、熟成ワインの良さがバッチリ。 香りの弱さが大変残念だけど、色や味わいはきちんと熟成された雰囲気があって、 なかなか好印象。 ただ、やっぱりこの季節は赤より白や泡だよなぁ、と根源的な問題にたどり着くわけで。
ショップへのリンク:
Castillo del Baron Gran Reserva 1998
73点 | 道場にて
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本日も師範のみお休みの日。
昨日から手がけてたバスコートとウッドデッキの塗装が完了。
結果は、写真を見ても一目瞭然、まるでプロのような完璧な仕上がり(は褒めすぎ)。 写真では同じように見えるけど、バスコートはマホガニー風の濃い色で表面の艶も良い感じ、 ウッドデッキは「ペンキ塗りました」的な色と、 あまりにテカテカした表面でちょっと今は下品なムード。 塗りたては、水面と間違えたトンボが卵を産み付けにきたり。 まぁそのうち落ち着いてくるでしょう。 ・・・と、塗装作業自体は無事終了だったんだけど、塗料の後始末をしている段階で、 あろうことか塗装関係のゴミをベッドの上に置いてしまい、ベッドのマットに塗料のシミが・・・ マット買い直し。ツメが甘いなぁ。 |
Inkspot "Vin Noir" 2005 インクスポット "ヴァン・ノワール" 2005 | Cloof クルーフ | |||
Red 赤 | Darling (South Africa) ダーリング (南アフリカ) | |||
\837 (単品価格:\1,197) | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
塗装作業は午前中で終了し、午後は近所の県立公園プールへ。
プールへはプチ師範代が学童保育の団体で来ているんで、そこに合流、一緒に師範代が作ってくれたお弁当の昼食。 本日の夕食も師範が製作担当で、豚のしょうが焼き+キャベツの千切り、 枝豆、小松菜のお浸し、庭のトマトといった野菜たくさんヘルシーメニュー。 でもとりあえずメインは肉なんで、ワインは赤をチョイス。 『お手頃ワインから選ぶ自分だけの究極のオリジナルワインセット!共同購入で税込み1本837円(よりどり6本で送料無料)』から、南アフリカ産の濃そうなヤツ。 裏ラベルによれば、品種はピノタージュ78%/シラー12%/サンソー10%、平均樹齢40年、20%を12ヶ月フレンチオークで熟成。 今月頭に稽古したものと品種違いみたい。 『オンザロックでもどうぞ!』と書かれているのがいかにも気楽な南アフリカ産、って感じ。 さて色は、とっても濃くて向こうの見えない紫色。 香りは、煮詰めたイチゴジャムみたいな甘くて濃厚な香りがメイン。 それに樽香がプラスされ、なかなか良い感じ。 味は、どっしり濃くてほっこり渋くてしっかり甘い。 一番顕著なのは甘味ですな。たしかにコレだったら氷で割っても物足りなくならないかも。 味わいが単調なんで、飲み飽きは避けられませんが。 ってことで、最後の一杯は氷を入れてみました。 濃さとしては薄まったくらいでちょうど良いか、という感じではあるけど、 冷えすぎると渋味がキツく感じられるんだよね。 ともあれ、これも1,000円以下では出色のワイン。 暑い夏、濃い赤は「うへぇ」って方は氷を入れて飲むのもアリで。 キンッと冷えた口当たりにグサッと来る渋味もなかなか面白うございますよ。 |
本日、師範の勤務先が一斉休業なんで、師範はお休み。
でも師範代はお勤め。
というわけで、プチ師範代は学童保育に、プチプチ師範代は保育園に行ってもらって、
師範は朝から道場のメンテナンス。 まず至急に対応が必要そうだったのは、バスコート(左写真)の床の塗装。 バスコートっつってもわずか半坪程度なんで、コート(中庭)というより単なる明り取りの空間。 そこの床は、ノーザンボックスっていう非常に硬くて耐久性の高い木材を採用。 そんだけ硬いとメンテナンスフリーかなぁ、と思ってたけど、 道場建立より1年半で色はねずみ色、表面はケバケバ。 やっぱり塗装が必要だよね、ってことで、 天板を外して表面をサンダーがけして、キシラデコールで塗装。 これのサンダーがけが大変なんだわ、木が硬いから。 ついでにウッドデッキ(右写真)もキシラデコールで塗装。 こちらは昨年サンダーがけ&塗装済みなんで、表面はまだ荒れてないんでそのまま上塗り。 今日はまず一回目の塗装まで。二回目の塗装は明日に持ち越し。 左右の写真が、明日の完成でどうなるか、乞うご期待 ・・・って、単に塗料が塗られるだけで大した変化は無いわけだけどね。 |
Fishcage Chardonnay Viognier 2005 フィッシュケージ シャルドネ ヴィオニエ 2005 | Hungerford Hill Wines ハンガーフォード・ヒル・ワインズ | |||
White 白 | (Australia) (オーストラリア) | |||
\500 : Half | 2008/07/31 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | リードオブジャパン | |
結局、朝10時から始めたメンテナンス作業も、フルに働いて終わったのは午後5時。
一日中炎天下の作業で、普段カラダを使わない仕事の師範はヘロヘロ。
でも、「夕飯は私が作る」と言った手前、
作らないわけにもいかず、メニューは鶏手羽先のグリル焼き(カレー風味/コショウ風味/プレーン)、
ジャガイモとチーズのオーブン焼きジェノヴェーゼ風味、
庭のトマトのサラダ、バゲット。 酒は、当然ながらワインというよりビールです。 ヘロヘロ状態の時にはワインなんて飲む気しないよねぇ、ってことで350mlの缶ビールを二缶空けた後、 ようやくワイン飲む気分になって選んだのがコレ、 沖縄で稽古した赤と同じ銘柄の白。 実際はこれも沖縄まで持って行ったんだけど、飲むチャンス無く持ち帰ったもの。 昨日の残りの赤もあるし、まぁ今日はハーフの白くらいで十分かな、と。 色は結構濃い黄色。こんな値段のワインとは思えないシッカリとした色合い。 香りはかなり弱め。こんな値段のワインらしい弱さだけど、 香りの傾向的には濃く熟れたブドウらしい蜜香だったり、 漬物樽のような複雑系の香りだったりして意外と悪くない。 味は、良い感じに熟成したニューワールド産白って感じで、 酸味は弱いもののコクやうっすら甘みがあって、こちらも悪くない。 チャラッとしたワインとは思えない充実感があって良いワインだけど 香りの弱さはだけは残念。 それでも、こういう使い勝手の良いハーフが500円というお手頃価格で売られているのは、 「安ワイン道場」としてはしっかり評価したいところ。 | ||||
74点 | 道場にて |
Corolilla Crianza 2004 コロリーヤ クリアンサ 2004 | Bodegas Murviedro ボデガス・ムルビエドロ | |||
Rouge 赤 | Utiel-Requena ウティエル・レッケナ | Utiel-Requena (Espana) ウティエル・レッケナ (スペイン) | ||
\1,176 | 2008/06/19 | 関内 サンタムール | カツミ商会 | |
本日の夕食は、丸天二種(野菜ともう一つはなんだっけ?)、カツオの刺身、ほうれん草のお浸し。
普通に考えれば白が良さげなメニューだけど、
あいにく白の手持ちがイマイチなのに加え、
こう暑い日にサッパリ系の白ばっか飲んでたら夏バテしそうな気がして、
ここは一つ赤和をチョイス。
選んだワインはスペイン産で、
このインポーター兼ショップお得意の造り手「ボデガス・ムルビエドロ」のちょい高級版。
5年前2001産と稽古済み、
大変好印象だった模様。 色は非常にシッカリと濃い青紫で、年季とかを感じる余地無し。 香りは、 まるでボルドーのような濃い果実香に加えて スペイン産らしいヤニっぽい香り (これってきっと酵母由来だと思う)がある。 また、ポルトのような甘いような香りもフワーッと。 味は、酸味と渋味と甘味が三位一体、まぁるく溶け合ってなかなかナイス。 そこそこの熟成感もあって、クラスを超えた高級感。 今回もなかなか好印象。前回みたいに760円なんていう激安でも無いし、 一人で一本なんで強いワインはちょっと不利だったりするんで、 得点的には前回ほどでも無いけど、それでもお買い得なワインには違いないと思うです。 | ||||
75点 | 道場にて |
本日はバンドの練習、そしてその後毎度の飲み会
(バンドは秋頃久しぶりにライブに出る予定)。 いつもは和風の居酒屋チェーン店へ行くことが多いんだけど、 そこが最近店長が代わってどうもイマイチになっちゃったんで、 今日はたまに行くエスニック料理屋オリエンタルテーブルAMAへ。 ココはテレビがあるのでオリンピックの経過も見られるし。 場所は代々木駅の西口を出てすぐ (以前食べた時の記録はコレ)。 この店は、店員さんがみなアジア系の方みたい。 料理もカレーとかナンみたいなインド料理があったり、 東南アジア系の料理があったりで、なかなか楽しい。 いろいろ美味しいけど、特にガーリック・ナンが師範は好きですな。 それにカレー付けて食べるといつまででも食べられる感じ。 アルコールは、まず1杯450円のグラス・ビールを3杯くらい飲んだ後、 ↓のワインへ移行。 |
Leon de Tarapaca Chardonnay 2006 レオン・デ・タラパカ シャルドネ 2006 | Vina Tarapaca ヴィーニャ・タラパカ | |||
Blanco 白 | Maipo Valley (Chile) マイポ・ヴァレー (チリ) | |||
(\2,300) | 2008/08/10 | オリエンタルテーブルAMA | リードオブジャパン | |
この店、一応ワインリストがあります。
赤白、それぞれ3種類か4種類くらい載ってたような。
フランスとかイタリアのワインもあったと思うけど、そんなん見ちゃいません。
師範が選ぶのは当然一番安いコレ。
だってスパイスの効いた料理には安くてパワフルなワインに限るからね。
前回(1年半前)注文した時の2005年産は2,100円だったみたいだけど、
今回は200円の値上げ。まぁそれくらいは仕方ないところか。 グラスに注いで飲んで、「やっぱりチリ産はコスト・パフォーマンス高いなぁ」と実感。 酒屋だと700円くらいのワインだからね。 それでいてちゃんとフルーツの香りもほんのり樽香もするし、 味わいにも厚みがあるし。 それだけっちゃそれだけだけど、 良いのよ辛い料理に合わせるワインはこれくらいで。 グラスが小さめなんで、3人(キーボードのM氏は花火で飲み会欠席) で一人3杯くらい飲んだ。 すると1杯250円くらい。 それくらいの満足感は十分得られます。 | ||||
(72点) | オリエンタルテーブル AMA」にて |
Leon de Tarapaca Cabernet Sauvignon 2006 レオン・デ・タラパカ カベルネ・ソーヴィニョン 2006 | Vina Tarapaca ヴィーニャ・タラパカ | |||
Tinto 赤 | Maipo Valley (Chile) マイポ・ヴァレー (チリ) | |||
(\2,300) | 2008/08/10 | オリエンタルテーブルAMA | リードオブジャパン | |
白を飲んだら当然赤も行きます。
そんなところも前回同様。
ワンパターンで進歩が無いっちゃ無いけど、そんなもんだよ人間なんて・・・
と思ったけど、普通の人だったらここはまた白をリピートするところかも。
「同じものを飲んでもつまらん」という意識はもしかすると師範の職業?病かも。 で、ワインの内容はといえば、 これまた700円とかで売られているのは「どうやってんだろ?」思うくらいしっかりした赤。 ただ、残念なのは温度が高くてぬるかったのよね。 冷蔵庫はあってもワインセラーなんて無い店なんで、 普通に常温保存されているのは想像すべきことだけど、 そこまで気が回らず。 このクソ暑い夏なんで、そのままの温度だとさすがにちょっとねぇ。 ・・・というわけで、ワイン自体がどうこうというわけじゃないけど、 暑い夏にぬるくて濃い赤を飲んでもそりゃグッと来ない、という当たり前の結論に。 白をリピート買いした方が良かったかも。 | ||||
(68点) | オリエンタルテーブル AMA」にて |
Saint-Veran 2005 サン・ヴェラン 2005 | Verget ヴェルジェ | |||
Blanc 白 | Saint-Veran サン・ヴェラン | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\2,380 | 2008/07/04 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | 八田 | |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種はマグロの切れっ端を叩きにしたのと、ヒラメ、サーモン。
ワインは、ちょっと良い白が飲みたくて、
ハズさない造り手の代名詞とも言えそうなヴェルジェの南ブルゴーニュものを。
この造り手のサン・ヴェランは、ちょっと特別なヤツの2002年産と稽古済み。
そこそこ普通の評価だったみたいだけど、果たして良年の呼び声高い2005年産はいかがかと。 色は薄め。普通に目立たない白ワインな色合い。 香りも、期待したよりは弱め。グラスをスワリングすると、 この造り手らしい甘い蜜香とかバニラな樽香とかが出てくるけど、トータルのボリュームはそれほどでもない感じ。 味は、思いのほかスッキリ系。 これで酸がシッカリしていればそれはそれで美味しく感じるんだろうけど、 なんか浮ついた感じなんだよなぁ、残念ながら。 それなりに美味しいブルゴーニュ白ではあると思う。 でも、なんかちょっと物足りない。 期待が大きすぎたのかも知れないけど、ヴェルジェっつったらもう少しガッツが欲しいよね。 そういった意味では前回飲んだ2002産の印象と近いかも。 | ||||
73点 | 道場にて |
Blanco Nieva Verdejo 2006 ブランコ・ニエバ ベルデホ 2006 | Vinedos de Nieva ヴィニェードス・デ・ニエバ | |||
Blanco 白 | Rueda ルエダ | Rueda (Espana) ルエダ (スペイン) | ||
\1,000 (単品価格:\1,449) | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
本日の夕食は、刺身(マグロ赤身、イワシ、タコ)、オクラとブロッコリー、しいたけ、ハムの炒め物。
ワインは、『お手頃ワインから選ぶ自分だけの究極のオリジナルワインセット!
共同購入で税込み1本1,000円(よりどり6本で送料無料)』から。
師範にとっては鬼門、というか滅多なことではアタリなワインに出会わないスペイン産の白だけど、
師範のフロンティア・スピリットを奮起させて「今度こそ!」と購入したもの。 色はレモン色で、1,000円くらいのワインとしてはやや濃い目かも。 香りはかなりボリュームがある。 ソーヴィニョン・ブランみたいなパイナップルっぽい香りと、 リースリングみたいな華やかな香りが同居していて、なかなか良い雰囲気。 味も、コクのあるしっかりした味わいで、なかなか良い感じ。 これは珍しくアタリなスペイン産白ワイン。 「ベルデホ」ってのが品種なのかな? 目鼻立ちのはっきりした良い品種と見た。 今度からこの名前を手がかりに追っかけてみようかな。 |
今日もまた朝から太陽の光がサンサンと。
今回の旅行はとっても天気に恵まれて、
風も無く穏やかな暑い日が連続。
師範および家族の日頃の行いの良さが反映されております。 本日の朝食は、初めてホテル内で食べることに。 朝食券が余ってるしね。 バイキングはもうアレなんで、和定食が食べられる和食処桂にて。 朝食の内容は、焼き魚、煮物、温泉玉子、納豆、海苔といった、いわゆる旅館の朝食。 冷奴が島豆腐だったりするあたりにちょっぴり沖縄色アリ。 どれも出来合いっぽいんで、結局はこういう内容をバイキングで選んだのと全く同じだと思うけど、 やっぱり持って来て貰ったほうが師範は美味しく感じます。 これでホテルの朝食券も終了。2日目の夜、3日目の昼、4日目の朝と、 図らずもバラエティに富んだ使い方が出来ましたとさ。 |
食事のあとに一旦チェックアウトを済ませ、
午前中はまたビーチ&プールでちゃぷちゃぷ。 プチ師範代は2日目に椰子の実ジュースを飲んだんだけど、 プチプチ師範代が「ワタシは飲んでない」と言うんで購入。 そうしたらプチ師範代の方も「ワタシはパイナップルジュースが飲みたい」と言いだし、 結局それぞれ1個ずつ、1,600円も払うことに。 美味しく飲んでくれりゃお金出した意味があるってもんだけど、 パイナップルはまだしも椰子の実なんてプチプチは一口飲んだらあとは「いらない」だからね。 そうなることが判ってて買ってやる、甘ちゃん親な師範/師範代であります。 |
お店の名前はパンダ餃子 小禄店。場所は空港から程近い県道231号線沿い。
店の中は結構広くて、雰囲気は台湾あたりの中華料理屋風(行ったこと無いけど)。 ココの注文は以下。 豚スペアリブ?ラーメンは要はソーキそばのラーメン版、 パンダラーメンはラーメンの上に海苔でパンダの顔を表現。 餃子ランチも小籠包ランチもボリュームたっぷり。 味は、普通に街場の中華屋さんの味。 でも、餃子ランチはこれで580円は安いと思いましたです、ハイ。
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今回利用したツアーは、JTBのプランでエア付きレンタカー付き3泊4日朝食付き、
大人2名小学生1名添い寝の幼児1名で、勤務先の福利厚生割引がちょっとあってトータルの費用は34万円強。
安いか高いかで言えばまぁ安くはないけど、いかんせんこういうハイシーズンだからね。
選んだホテルは師範らには大正解でした。
建物自体の古さが気にならず、
中での料理に高いクオリティを求めないのであればお薦めの宿であります。 ともあれびっちり3泊4日、海とプール、リゾートを堪能しました。 「東京からだと沖縄なんかより外国のビーチの方が安いしお得」なんて考えてた部分もあったけど、 交通の便(羽田, フライト時間, 現地での足)は良いし、 澄んだ海で泳げるビーチとそれに隣接するホテルがあるのも良いし、 少なくとも子連れだと沖縄は非常に魅力的なビーチ・リゾートだと再認識しました。 |
Bourgogne Passetoutgrain 2006 ブルゴーニュ・パストゥグラン 2006 | Dom. Michel Noellat et Fils ドメーヌ・ミシェル・ノエラ・エ・フィス | ||||||
Rouge 赤 | Bourgogne Passetoutgrain ブルゴーニュ・パストゥグラン | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,659 | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
・・・というわけで、3泊4日の沖縄旅行から帰って参りました。
家に着いたのが午後8時ごろ、
これからちゃんとした料理を作って食べて、という気力は起こらず、
夕食はハムを切ったのと、庭のトマトとバジルを使ったサラダ、そうめん。
ワインも軽めのが欲しくて、選んだのがコレ。
この造り手の2003年産のACブルゴーニュ ピノ・ノワールは稽古済み、
かなり好印象だった模様。 色はかなり濃い目。ガメイって、ピノ・ノワールと比べると色が濃い印象があるけど、 このワインもそう。 香りは、ピノとは違うけどどこかブルゴーニュっぽさのある、 過熟したイチゴの香りと革の香り。 味は、酸味を中心としていて周りに渋味があって、 思いのほかしっかりした味わい。 重すぎず軽すぎず、なかなか良い感じのバランス。 今の季節にふさわしい、お手ごろ価格で楽しめる軽快な赤ワイン、という感じ。 パストゥグランって、なんとなく野暮ったい感じがして敬遠しがちだけど、 これはこれでアリだと思うです。
ショップへのリンク:
Bourgogne Passetoutgrain 2006 [Dom. Michel Noellat et Fils]
72点 | 道場にて
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左写真は部屋から見えた朝焼け。気分の良い一日のスタート。 今日も朝食は近くのコンビニで調達、 午前中はビーチで泳いでプールで泳いで。 波もほとんど無いので、 3歳のプチプチ師範代ですら親はほとんど手をかけず、 浮き輪でプカプカ浮いているのを遠くで眺めているだけでOK。 こう天気が良いと日焼けが気になるわけだけど、 4人とも上にラッシュガードを着て日焼け止めを塗って、 と万全の状態で望んだんで全く問題なし。 「ホームセンター コーナン」で売ってた1,980円のラッシュガードでも十分効果がありました。 |
さて昼食は、午後からの時間を確保するためササッと食べたくて、
ホテル内のレストランコラーロで昼食バイキング。
朝食券がそのまま使えるので、手出しのお金はゼロの昼食。 夕食のバイキングは避けたいところだけど、昼食だとまぁ許容範囲。 特に、師範の場合バイキングだとカレーがお気に入りなわけですが、 ここは4種類くらいカレーの選択肢があって、ご飯もサフランライスがあって、 トッピングするオニオンフライとか牛煮込みもあって、 という感じでカレー充実。これはナイスでありました。 |
ホテルの中ばかりにいるのもアレだ、ということで、午後からドライブがてら沖縄美ら海水族館へ。
入場券は、途中の「道の駅 許田」で買うと大人1,800円が1,530円に割引き。
ローソンでも割引券は買えるけど、
そちらは1,600円台だったと思うので道の駅で買って吉、とセコいマメ知識。 水族館に着いてまずビックリしたのが、駐車場に止まる車のレンタカー率の高さ。 見渡す限りの「わ」ナンバー。 こりゃ那覇のレンタカー屋さんのシステムが洗練されるわけですな。 水族館自体は、評判通りの迫力で素晴らしいものでした。 巨大なジンベイザメやマンタが泳ぐのを目前に見ることが出来るのはやっぱり感動するね。 人も(八景島や葛西に比べると)それほど多くないのも良い感じ。 |
水族館から帰ってきて時間は午後7時前、
本日の夕食はホテルの外で食べることに。
最初に焼肉屋へ行こうとしたけどあいにく満席、
あまりうろうろして時間が経つと余計満席率が高くなると思ったんで、
その隣にあったOcean's Crab(オーシャンズ・クラブ)というシーフードの店に決定。 店内はテーブル席が6つ/キャパ24人くらいだったかな、 比較的広めの席配置なのでゆったりした印象。 内装は、いかにも南国のシーフード店という感じで、 トロピカルな装飾にパステルカラーのライト、壁には現代沖縄音楽のライブ映像。 行こうとしていた焼肉屋は普通の感じだったんで、 「せっかく沖縄」ということを考えたらこちらにして正解だったかも、 (とプチ師範代に言われました) |
注文した料理は以下。 オーシャンズ・クラブ・スペシャルは、 ガザミ、タラバ蟹、海老、ムール貝、ジャガイモ、とうもろこし、ソーセージのボイルに加えて、 海ブドウのサラダ、パン、飲み物(さんぴん茶orアイスコーヒー)が付いてなかなかお得。 ガザミのハサミを木槌で割って食べるのが、プチ師範代的に楽しかったみたい。 ピザやスパゲティは普通っちゃ普通だけど、 リゾート気分満点の店で食べればそれだけで美味しく感じます。
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飲み物は、まずクーポンを使って師範はグラスの生ビール、女性陣はカルピスを
(ホテル近辺の飲食店のクーポンを一通り印刷して行きました)。
グラスの生ビールなんてのはクイーッと飲み干しちゃって、
次は これも程なく飲み干しちゃって、安ワイン道場師範たるものやっぱりワインを飲まざるを得ないでしょう、 ってことで注文したのが、 たっぷりハーフの量は入っていて、これが1,000円なのは絶対額としてはかなりお安い。 ただ、安さのヒミツは内容にアリで、 ワイン自体はウスラ甘くて人工的な感じのする、 いわゆる国産激安ワイン(というか外国産ブドウ/ワインを使って国内製造された)っぽい雰囲気。 まともなワインだったら銘柄教えてもらおうと思ったけど、 美味くないのを敢えて聞くのは無駄に勇気を必要とする行為なんでやめときました。 |
今回のホテルの部屋は、オーシャンビューの和洋室。 スタンダードクラスの部屋なんだけど、 広めのテラスがあって、そこからはビーチがばっちり見えて、 とっても気分の良い部屋であります。 宿の予約はJTB経由、朝食付きのプランではあるんだけど、 朝からあまりガッツリ食べる気分ではないんで、朝飯は近所のコンビニで調達、 朝食券は昼や夜に使うことに。 ホテルを出たらすぐにコンビニがあるあたりもなかなかナイスなロケーション。 午前中は、ビーチで泳いだり半屋内のプールで泳いだり。 水はキレイで暖かく、人もそれほど多くなく、ゆっくりのんびり。 もちろん離島なんかだともっと透明度が高くてもっとサンゴが見れたりするんだろうけど、 小さい子連れにはこれくらいで十分であります。 |
昼の1時頃まで泳いで、そのあと遅い食事を。 昼食はホテルの外で食べたい気分だったんで、歩いて国道まで出たけど、 レストランの類はことごとく夜のみ営業で昼は閉店。 仕方なくホテル側に戻ったところにちょっと怪しげ?な食堂発見。 こういう店で食べるのもまた旅の楽しみ、ということで入ったのがくえ~ぶぅという店。 店内は、テーブルが4卓くらいに小上がり座敷に2卓。 雑多なものがあちこちに置かれたインテリアといい、 あちこちに貼られたメニューの紙といい、雰囲気はまったく海の家そのもの。 |
さてさて注文した料理は以下。 これが予想外にアタリ、なかなか美味いっす。 ソーキそばはややジャンキーな濃い味付けながら、 豚アバラ肉が柔らかくて軟骨コリコリ、へぇ~と声の出る一品。 そうめんチャンプルーも、昨晩のバイキングに出てたのは雲泥の差の美味しさ。 その上、沖縄風の雑炊もサービスして頂いたり。 お会計は、上記トータルで3,000円くらい。図らずも沖縄らしい昼食が出来てナイスでありました。
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午後は、師範代とプチプチ師範代は部屋でお昼寝、
師範とプチ師範代は再度ビーチ&プールへ。 ビーチの売店で、椰子の実ジュースが売られているのをプチ師範代が発見、 ぜひ買いたいと。 一個800円となかなか勇気の要る値段だったけど、 勢い余って購入。まぁ珍しいし、この液体が椰子の実の中に入ってたってのは興味深くはあるけど、 とりわけ美味いもんじゃ無いですな。 ちなみにこのホテル内には簡単なコンビニもあって、 そこではジュースや缶ビールなんかは普通のコンビニ価格で売られています。 だもんで、普通のビーチみたいにバカ高いビールなんかを買わずに済むのも非常によろしゅうございます。 |
さてさて午後6時からは夕食であります。
本日の夕食もホテル内で、
ビーチサイドの特設レストランステラというところ。
この日はプチ師範代の誕生日ということで、
前もってホテルにバースデーケーキの用意をお願いしておりました。 午後6時だと沖縄の日はまだ高く、日差しがサンサンで暑いくらい。 でも、せっかくのリゾートホテル、やっぱ屋外で食事でしょう、ってことでテラス席へ。 テラスのすぐ先にはビーチの砂浜、横には椰子の木、 席間もとても広くてたいへんのんびりした良い雰囲気の席であります。 |
料理は、メインが牛サーロインステーキで、
サイドメニューはブッフェスタイルで調達するシステム。
料金は3,200円だけど、朝食券を使えば1,500円。
プチ師範代の子供メニューは、メインがミックスグリルでその他は大人と一緒、
こちらのお値段は1,600円だけど朝食券を使えばタダに。 料理の内容は、まぁ普通のステーキではあるけど一人一人に焼いてくれるだけでも バイキング形式オンリーよりはずっと良いかな。 あと、子供料理のミックスグリルの方は、 鶏肉とかソーセージとか海老とかあって結構美味しそう。 食後には、プチ師範代へのバースデーケーキプレゼント。 8本のろうそくを立ててもらって、ハッピーバースデーの歌を歌ってもらって、 プチ師範代大喜び。でもお腹いっぱいだったみたいでケーキは残っちゃいましたが。 |
Veuve Clicquot Ponsardin Brut N.V. ヴーヴ・クリコ ポンサルダン ブリュット (ヴィンテージ無し) | Veuve Clicquot Ponsardin ヴーヴ・クリコ | |||
Champagne 発泡 | Champagne シャンパーニュ | Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) | ||
(\5,000 : Half) | 2008/08/04 | ステラ | ヴーヴクリコ・ジャパン | |
さてさて師範にとってはケーキより酒が重要であります。
席に着いて、まずはグラスで生ビール。
まだ日のあるビーチサイドのテラスで、となるとビールは避けられないアイテムであります。 ビールの後は何を飲みますかねってことで考えていると、 渡されたメニュー以外にワインのリストがあるということなので拝見。 すると、思いのほかワインの種類がありました。 泡/白/赤、フル/ハーフ全てで40種類くらいはあったかな? 一番安いのはフレシネのコルドン・ネグロや造り手不明のボージョレがハーフで3,500円。 高いのはシャトー・ラトゥールの1997が6万円台だったような。 全体にかなり強気の値付けな中、昨今のシャンパーニュの値上がりを考えると相対的に安いものを発見、 それがこのヴーヴ・クリコのハーフ、5,000円。 だって、フレシネが3,500円でコレが5,000円だったらそりゃこっちでしょう。 売り切れじゃなきゃ良いな、と思いつつ注文。 なんだかちょっと時間が経って、ワインクーラーとともに運ばれて参りました。 最初のテイスティングで感じたことは「ぬ、ぬるい」。 もしかして常温保存されてたのを、急いでワインクーラーで冷やしたのかなぁ、 と邪推したくなりますが、味や香り自体はそれほど変な感じはないのでオッケー印。 冷えてから飲みたいんで、最初の一杯を飲んだ後に注がれるのを制止。 きちんと冷えた後に飲むと、 やや熟成が進んだ感じはあるけど (最近ヴーヴ・クリコなんて飲んでないんで本来そうなのかどうかは不明)、 しっかりとした味わいがあってさすがシャンパーニュでありました。 あまり注文無いのかな?在庫の動きが遅いような感じは否めませんでした。 とはいえ南国リゾートのビーチ・テラスでシャンパーニュ、 それ自体はバッチリ心地よい体験でありました。 | ||||
76点 | ムーンビーチホテル内レストラン「ステラ」にて |
せっかくのビーチ・テラスでシャンパーニュなんで、
この時みたいに
スタンダードなシャンパーニュの色が夕焼けに染まってロゼに変わって雰囲気5割り増し
・・・というのをやりたかったんだけど、空気中の塵が少ないからか残念ながら夕焼け自体がそんなに赤くならず、
せいぜいブラン・ド・ノワール止まり。残念。 支払いは、5,000円のワインなんか頼んじゃったけど朝食券分の割引が効いて10,000円弱。 この雰囲気でこの値段なら許せる、というか結構お得な気がします。 |
16:30頃那覇に着いたら旅行会社を通して予約したレンタカーを借りることに。
那覇のレンタカー屋さんって規模もシステムも凄いのね、
ほぼ流れ作業で車をゲット。借りたのはトヨタのヴィッツというコンバクトカー。
色は薄緑という微妙なカラーだけど、目だつんで探しやすいのは良いかも。 車を借りたら那覇から高速に乗って、今回の宿であるホテル ムーンビーチへ19:00頃到着。 沖縄のリゾートホテルとしては老舗、というかかなり古いホテルではあるけど、 「キレイなビーチに隣接」「大浴場あり」「客室に和洋室あり」という、 小さい子連れ旅行者にとってありがたい条件を満たしていたんでココにしたもの。 ここのビーチには学生の頃の旅行で来たことがあって、 その時は那覇の安ホテル泊の貧乏旅行者だったゆえ 『こんなリゾートホテルに泊まれたら良いなぁ』と思ったものでした。 |
昼過ぎに空港で子供らはおにぎり、師範は助六、師範代はワッフルを食べてからかなり時間が経っているので、
お腹がペコペコ。夕食はホテルの中で取る事に。 食事の選択肢としては4つ。バーベキュー食べ放題か、中華バイキングか、洋食グリル&バイキングか、 和食&琉球料理のバイキングか。 要はこのシーズンはほとんどがバイキング形式なんですな。 まぁ仕方ないよね、ということで、まずは琉球料理ってのをちょっと食べたいな、と思ったんで、 「和琉ブッフェ」と書かれた料理を食べに2Fの橘へ。 (後で調べてみると、和食だけは別の店でバイキングじゃない普通のメニューも選べたみたい) |
店に入ってみると、要は宴会場を使った期間営業みたいな感じ。
そこそこ広めの会場に、お客さんは師範らともう一組お年を召した団体さんのみ。
窓には障子で目隠しがされていて、外が見えなくてなんか暗い印象。 料理は、座敷の周りに作り置きの料理が並んでいるんで、勝手に食べてどうぞ状態 (まぁバイキングなんで当然だけど)。 それ以外はアグー豚のしゃぶしゃぶ用に、一人1セット固形燃料の鍋を置いてくれます。 味は・・・まぁこんなもんですかね。 バイキングなんで一通り取ればお腹いっぱいになるし、 子供らも楽しそうだったのでまぁオッケーか。 でも、これで大人3,600円/小学生1,600円(3歳以下は無料)はねぇ。 お会計は、オリオンビールの生を2杯飲んで10,000円強。 もうすこしちゃんと検討してから食事する場所を選べば良かったなぁ、と。 |
Fishcage Shiraz Viognier 2004 フィッシュケージ シラーズ ヴィオニエ 2004 | Hungerford Hill Wines ハンガーフォード・ヒル・ワインズ | |||
Red 赤 | (Australia) (オーストラリア) | |||
\500 : Half | 2008/07/31 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | リードオブジャパン | |
・・・という感じで、落ち着いて部屋に戻ってきたのはもう午後11時くらいの時間。
それでもまだ子供らは元気にはしゃいでいるんで、
館内のコンビニで買った沖縄限定のチューハイ「旬果絞り レモン&シークァーサー」
を飲みながらダラダラ相手をしていて、ようやく子供らが床に着いてワインの時間。
テラスのチェアに座って、波の音を聞きながら、極楽極楽。
これで蚊が居なけりゃもっと良いんだけど・・・という環境。 このワイン、ハーフで500円というお手軽価格、開けやすいスクリューキャップ、 安くてもしっかりしたワインが多い豪州産ということで、旅のお供にピッタリとと思い、 旅行の3日前に買ってわざわざ持参したもの。 色はやや濃い目くらい。なんとなく赤色がかった感じがするのは、 2004年産というこの手のワインとしてはちょっと古めのヴィンテージゆえか、 あるいはヴィオニエという黒ブドウじゃない品種がブレンドされているためか。 香りは、面白いことにシラーズの濃い果実香に加えて、 クチナシみたいなヴィオニエの花っぽい香りがするんですな。 そんな感じなんで、味もそんなに濃いわけじゃなくて、 渋味と甘味のまとまりが良くスイスイ系の赤ワインな印象。 予想通り、旅のお供にピッタリだったんではないでしょうか? このホテルの場合、部屋の冷蔵庫が自由に使えるんで、 宿に着いてすぐ入れといてちょっと冷えた状態で飲めたのも良かったかも。 | ||||
73点 | 「ホテル ムーンビーチ」にて |
The Dark Side Cabernet Sauvignon Shiraz 2005 ザ・ダーク・サイド カベルネ・ソーヴィニョン シラーズ 2005 | Cloof クルーフ | |||
Red 赤 | Darling (South Africa) ダーリング (南アフリカ) | |||
\837 (単品価格:\1,197) | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
いやー、ホントに雨も降らなくて暑い毎日。
こう暑いと冷たい白とか泡に逃げがちだけど、
「心頭滅却すれば火もまた涼し」の心境で濃い赤をチョイス
・・・というか、夕食のメニューがハンバーグだったんで、
さすがに赤でしょ&そのソースに必要だったというのが正しい理由。
で、選んだのは『お手頃ワインから選ぶ自分だけの究極のオリジナルワインセット!
共同購入で税込み1本837円(よりどり6本で送料無料)』から、
南アフリカ産の濃そうなヤツ。
品種は、89.4%がカベルネ、10.6%がシラーズらしい。細かいなぁ。 色は、想像通り向こうが見えないくらいに真っ黒な青紫。 軽めの赤ばっかり飲んでたんで、こういう色は久しぶりに見たなぁ。 香りは、お約束のカシスっぽい濃い果実の雰囲気。 それに、柔らかいバニラみたいな樽香がみっちり。 裏ラベルによれば、54%はフレンチ・オークの小樽で12ヶ月も樽熟されているらしい。 さもありなん、という感じ。 フルーツの香りもしっかりなんで、この樽香は歓迎。 味は、濃く重く甘い、良く出来たニューワールド産の味わい。 飲み進めてくると、さすがに濃さに飽きてくるというか、やっぱ今の時期こういうのは厳しいよね、 という感じで杯の進みは遅くなってくるけど、 それはこのワインが悪いわけじゃなくて飲む環境に適合していないだけであって。 というわけで、今の時期に飲んで美味しいワインってわけじゃないんだけど、 きっちりと濃くて品質の高さが感じられる赤ワイン。 こういうワインが実売1,000円以下ってのはやっぱり凄いな、と。 |
本日は、神奈川新聞花火大会なんで、例によって屋上から花火見物。 もう意地でも花火見ちゃいます。だってそのために屋上作ったようなもんだから。 今日は平日なんで人は呼ばすに、家族4人でこぢんまりと。 料理は買ってきたものがメインで、 ケンタッキーフライドチキン、京樽の巻き寿司、 庭のミニトマト、唯一作ったのは枝豆。 |
Familia Oliveda Extra-Sec N.V. ファミリア・オリベーダ エクストラ・セック (ヴィンテージ無し) | Freixa Rigau フレイクサ・リガウ | |||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
\837 (単品価格:\1,302) | 2008/07/17 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
花火といえばビールに限るわけですが、ここは安ワイン道場の稽古場屋上であり、
ワタシは安ワイン道場師範であります。
よって、同じ泡の出る酒でもスパークリングワインを飲むわけであります
(実はワインの前にビールの500ml缶も1缶空けてるけど)。
このワインは、ヴェリタスの共同購入「お手頃ワインから選ぶ自分だけの究極のオリジナルワインセット!」
で税込み1本837円(よりどり6本で送料無料)。
実売1,000円以下の激安泡なんだけど、
カバなんでシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られたもの。 色は普通に薄め、麦わらとレモンの中間くらいの色合い。 泡立ちはシャンパーニュなみに十分。 香りは、800円ちょっとのワインでこんだけ香れば十分でしょう、というくらいのボリュームで、 甘い柑橘系の香りがたっぷり。 味はスッキリ系、カバにありがちな金属をなめるようなキンキンした感じも若干あるけど、 それほどネガティブな印象は無い。 よく出来たスパークリング。もちろんそんな飛びぬけた何かはないけど、 この値段だったら全く問題ない。 今の季節、非常に使い勝手の良い泡だと思いますです。 |
by 師範