7月は師範誕生月、毎年この時期に人間ドックを受けます。
そして、毎年人間ドックに向けて人体改造(減量と肝機能の改善)という、要するに無駄な抵抗をして臨みます。
なので今月前半は稽古量少なめです。
さて、道場を建てた5年後にあたる2012年、住宅雑誌の取材を受けました。
その時の記事が最新号にも載ったらしく送付されてきたのがこの写真。写真の小さい子たちは今や大学生と高校生っすよ。
上はもうすぐ二十歳、一緒に酒が飲めるようになりますよ。
この道場にまた人を呼んでワイワイとワインが飲めるようになる日が来ることを、そしてそれが遠い将来ではないことを、心より願っております。
本日7月31日は師範の生誕記念日です。この歳になると年齢が増えることに一切の喜びは感じませんが、
「誕生日」というのはいろんな意味で免罪符たり得るわけで、誕生日(&プレミアムフライデー)を良いことに渡世の生業をさっさと切り上げて、
明るいうちから悦楽モードに入らせて頂きました。
最初に開けたのは、師範が大好きなビール「インドの青鬼」、合わせたツマミは缶詰「家バル」の「砂肝のアヒージョ」。
「ワインと楽しむ」なんて書いてあるけど、ビールと楽しんだって良いでしょ?美味いっすよ。
あっという間にビールは飲み終わりましたが、
いまここでワインを開けちゃうとワインも絶対さっさと飲み終わって、「師範まだ早い!」って残念な気持ちになりまして早漏
・・・ということで2本目を開けます。モノは、安売りされていたんでお戯れに買った「地域限定」のご当地チューハイ、「クラフト湘南ゴールド」らしいです。
柑橘系の爽やかな香りがあって、甘さ控えめで美味しくはあるのですが、安売りされて200円という値段を考えるとちょっと微妙ですな。
ま、誕生日に飲む酒は何でも美味いですわ。
ちなみにこのチューハイの製造場所は京都市伏見区らしいです。造ったのはぜんぜんご当地じゃないのね。
名称 | KWV Cuvée Brut N.V. KWV キュヴェ・ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | KWV KWV |
価格 | (0円) |
購入店 | 国分:ドリンクシュナン・キャンペーン |
誕生日なんでメインのワインは何と稽古するか迷ったんだけど、やっぱり「安ワイン道場」の本分を忘れてはならん、ということで安ワインをチョイスしました
・・・っていうか、4日後に長女の誕生日が来るので、バースデー・パーティはそれとマージして週末日曜なんですよ。
だからゴッツいワインはその日に開けよう、という算段です。
・・・というわけで誕生日当日の今日選んだのは、ドリンク・シュナン・キャンペーンで当選した南アフリカ産のスパークリング。
この銘柄は昨年も稽古しております。大手KWVらしい、安定感のあるスパークリング、という認識です。
ちなみに師範代に用意して頂いたディナーは天ぷら(海老、梅肉ササミ、舞茸、カボチャ、ナス、人参、ミョウガ)、揚げ出し豆腐です。
色は非常に薄いレモン色で、泡立ちもおとなしい感じがします。
香りは、甘さを感じる柑橘類の香りにクチナシのような白い花の香り...以上!って感じです。
味わいは、そこそこの甘さがあって酸味は控えめで、普通のバランス。要は香りも味わいも「普通」です。
頂きモノにあれこれ言うのって日本人のマインドとしてはいかがなものか?って感じだけど、
正直なところこのワインはそんなに美味しくも不味くもないワインです。
普通に楽しめる・・・良いじゃ無いですか、それで。
今現在はその地位をチリワインに席巻されていますし。
点数 | 70点 |
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名称 | Toscaia 2018 トスカイア 2018 |
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生産者 | La Loggia Wines ラ・ロッジア・ワインズ |
価格 | 1,002円 (単品価格:2,178円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日のお料理当番は師範で、
メニューは鶏モモ肉のオーブン焼き、イカとブロッコリーのガーリック炒め、
旭志牛すじごぼう煮(頂きもの)。
ワインは、リカーマウンテンが運営するネットショップの1つ"Cave de L Naotaka"の「極上イタリアワイン6本セット」 税送料込み8,250円から。
品種はサンジョヴェーゼとメルロー。
黒いラベルに「トスカイア」という名前、いかにもスーパー・トスカーナな感じがしますけど、
元値はセットの中では3番目に安い2,178円、そして豪快な割引率なので買値相当額はほぼ1,000円ポッキリです。
色はとても濃くて青みを感じる紫色。ボトルの印象通りの濃い色合いです。
香りは、開けてすぐは閉じていたのか、あまり香ってきませんでした。
それでも注意して香りを拾うと、濃い色のチェリーのようなギュッと凝縮した果実の香りと、バニラや甘草のような甘い香りを感じます。
味わいは、想像したほどの重さは無いですね。甘さはたっぷり(なんと糖度9.0!)ですが、渋味は案外穏やかなので、比較的スイスイ入ります。
まさに「スーパー・トスカーナ」のヒナ型ですな。ショップのサイトには『口の中に溶け込むシルクのような感触』なんて書かれていますが、
確かにそんな印象はあって「上手いこと言うなぁ」って感じです。
全体に若くてしっかりはしているけど、渋味が穏やかなので冷やしめで飲めるため、この季節でも適応できるバランスだと思います。
今回のセットからの1本目に選んだコレ、安い方から3番目でこの内容、なかなか期待できるぞ!と思えてきました。
点数 | 78点 |
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リンク |
極上イタリアワイン6本セット 11弾 8,250円 Toscaia 2018 [La Loggia Wines] 2,178円 (@セラー専科) |
連休最終日、本日は久しぶりにコストコに再入会してワインなど調達、昼飯は権太坂にあるそば処 名古屋へ。
前回訪問したのはもう10年前ですな。
師範も師範代も、注文したのは大名蕎麦 1,440円。
このお店、だいだいどれも1,000円以上で「なかなか強気な値付けだな」と思っておりましたが、
料理が届いて大納得。コシもあって香りも良い蕎麦、すごいボリュームの海老天、上品な味付けの煮付け。
これでこの値段は納得です。
・・・と、アルコールは飲んで無いんですが、良かった店は備忘録として書くことにしております。
本日の食前酒は、久しぶりに清酒の飲み比べ。これまで飲んできた「天青 純米吟醸 千峰」と、
昨日買ってきた「會津宮泉 純米吟醸 福の香 火入」、税込み1,936円。
天青は開けて一ヵ月ですが、特に変化した様子無し。全体にスレンダーなので冷やして飲んで吉ですな。
宮泉の「福の香」という品種は初稽古。口に含むと凄くフルーティですな。気に入りました・・・と言っても、吟醸酒ってどのくらい品種に依存するのかね?
あんなに削っちゃうと何でも一緒にならないのかな?
名称 | Chateau Teyssier 2013 シャトー・テシエ 2013 |
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生産者 | Ch. Teyssier (JCP Maltus) シャトー・テシエ (JCPマルタス) |
価格 | 1,299円 (2本で1本分の価格) |
購入店 | コストコ 金沢シーサイド倉庫店 |
本日は、1年と3ヵ月ぶりにコストコに再入会、安ワインを調達して参りました。コストコ、師範家にとっては1年おきに入会・退会を繰り返すくらいがちょうどいい感じ。
そんなわけで、本日の夕食はそのコストコで調達してきた「シュリンプ&ホタテ チョレギ サラダ」と「台湾風まぜそば」、
メインは骨付きラムのグリル(これはコストコ調達ではありません。コストコの肉は量が多い割には安くない)、モヤシと人参の蒸し物です。
選んだワインは、1年半前にコストコで"Buy One Get One Free"で買ったボルドーのシャトー・テシエ。
前回稽古したのは1年半前、「弱い年」である2013年産ですが、果たしてどう変化したでしょうか。
色は、清澄度のある紫色。エッジ部分にはオレンジのグラデーションがあって、熟成した雰囲気が見て取れます。
香りは、良い感じの熟成ボルドーらしい、ドライフルーツと消し炭のような香ばしさを感じます。香りのボリュームもなかなかのものです。
味わいは・・・やっぱり軽いのね。バランスは悪く無いんだけど、ヴィンテージには抗えないというか、前回の稽古の印象通り線が細い印象は否めません。
まず、ちゃんとしたボルドー右岸の感じはあります。これが1,000円台前半なのは立派です。
ただ、それ以上のナニか、プラスαがありません。そこがやっぱりヴィンテージの影響なんだろうなぁ。
でも、"Buy One Get One Free"でこういう経験が出来るのはありがたいっすな。1本だけじゃ印象固まらないからね。
点数 | 75点 |
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先日の人間ドックの結果が返ってきた。
5月からのディスクロージング・ダイエットの甲斐あって、肥満度は-10.8、体内年齢はなんと29歳。ヤングだぜ師範!
気になるγ-GTPの方も、月初のプチ断酒のおかげで44。バリバリの基準値内、生まれたての肝臓!
さぁさぁこれから1年、また飲み放題食べ放題だわ!
体内が29歳なんだから、ガッツリ焼肉を食べに行かざるを得ません、 ということで焼肉屋さかい 天王町店へ。前回伺ったのはもう半年以上前(この時)。 いつも個室を使わせて頂いていますが、このお店が個室が多いので、新型コロナウィルスの感染拡大防止という意味ではかなり対応しやすいと思われます。
いつも最初に飲むのは、紹介サイトのクーポンで頂ける生ビール、クーポン使うと無料ですが、通常価格は500円(税別)です。 サントリーのプレミアム・モルツは好きな銘柄です。 2つあるのは師範の分と師範代の分。もちろん師範代は飲めないので両方師範が頂きます。 目の前にジョッキのビールが2つあると、安心感ハンパ無いですな。
このお店、当然師範家なんかが利用するんだから、決して高級店ではありません。左写真の上牛タン含め、単品価格は大抵税別1,000円以下。
でもなぁ、師範はそんなくらいで良いんですよ。高級焼肉店の肉って、特にカルビなんかは見た目がキレイで食感が柔らかにはなるけど味は変わらなく無いですか?
・・・などと「孝行舌」自慢は置いといて、注文した焼肉は以下です(値段は税込み)
上牛タン | 1,078円 |
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カルビ | 649円 |
ハラミ | 649円×2 |
牛上ミノ | 649円 |
牛上ホルモン | 539円×2 |
牛レバー | 429円 |
鶏セセリ | 429円 |
鶏なんこつ | 429円 |
家族4人で食べた量としては少なめでしょうね。育ち盛りの男子とかだったらこの倍は食べるんだろうな。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2018 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | 539円 (187ml:お店価格) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
生ビールを2杯頂いて、気持ちも落ち着いたところでいつも注文するのがコレ、187mlのミニボトルで税別490円の南仏産ワイン、「フォルタン・ド・フランス」です。
もちろん前回も頂いています。ヴィンテージも変わりがなく2018年産ですな。
勝手知ったるワイン、ということで安心して稽古します。
というわけで安心しきっちゃているのであまり細かいことは覚えていませんが、
南仏のカベルネ・ソーヴィニョンらしい濃い色で、香りもベリーっぽさと青臭さが上手い具合に混在していて、
単調ながら渋味と甘味と酸味のバランスが取れていて、「上手く造ってるなぁ」という印象です。
グラス1杯100mlも無いくらいで500円とか取る店が多い中、187mlで「開けたて」を確保してこの値段は大変優秀、圧倒的正義と言わざるを得ませんな。
惜しむらくはグラスがショボいことですが、ミニボトルで提供されるんだったらマイグラスを持ち込めば解決することに気が付きました
・・・っていうかツイッターで気づかされました。今度からそうしようかな。
点数 | 70点 |
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焼肉以外にも特製冷麺 (759円:左写真)なんかをいろいろ頂いて、アルコールもシトラスビームハイボール(550円)なんかを追加して、 トータルのお会計は13,000円ちょっと。師範家はこれくらいで十分幸せです。 やはりいつもよりお客の入りは少ないみたいだったけど、末永く頑張って欲しい店であります。
名称 | Maker's Recipe Sparkling with Hop N.V. メーカーズ・レシピ スパークリング・ウィズ・ホップ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Mercian メルシャン |
価格 | 636円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
焼肉屋からサクっと帰ってきて道場で飲み直し。さすがにここからワインをフルボトル1本開けるのは無謀に思われたので、
アルコール度数が低くて(8%)、量も少ない(500ml)コレをチョイスしました。
メルシャンから最近売り出された、ホップを使ったスパークリングワインです。
原材料は「濃縮還元ブドウ果汁(外国産)、ホップ(米国産)、炭酸、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)」なので、そんなにヘンテコな材料が使われているわけではないようです。
色はほぼ無色、泡立ちも弱めで底から泡が立ち上がってくる感じはありません。
香りは、「ホップの香り」ってのはほとんど感じません。
でも、リースリング種っぽい甘めのブドウの香りがそこそこ香るので、香りに物足りなさはありません。
一方で、物足りないのは味わいです。まず泡が貧相、そしてアルコール度数が低いので弱っちい感じ、
後味の苦味だけがなんとなく主張します。
興味深いアプローチだとは思うし、積極的なマズさがあるわけじゃないんだけど、やっぱりコレ売れないんじゃないかなぁ。
実際うちでも買って1か月以上になるけど、今日まで開かなかったわけだし。
食前に飲むとしたらコレよりビールに手が出るし、今日みたく「ちょっと飲み足りない」って時くらいにしか需要が無いような気がします。
点数 | 65点 |
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この後さらに球磨の泉 常圧蒸留二十五度(コレ)を頂いてご就寝。ほとんど何もしていないけど良い一日でした。
ヒマな四連休二日目、本日の食前酒はアサヒの「富士山」というビール。
"Japanese Premium Ale"と書かれており、イオングループ限定新発売とのこと。税別198円でした。
泡立ちも泡持ちもしっかりしていて、エールらしいフルーティな香りもあって、特筆すべきはアフターの長い苦味。
酸味のあって系統的には「ドライ」なんだろうけど、スーパートライとはかなり毛色が異なります。
コレ、結構良いっすよ。アサヒもやるじゃん。
名称 | Sereso Romagna Sangiovese Superiore Riserva 2014 セレソ ロマーニャ サンジョヴェーゼ・スペリオーレ・リゼルヴァ 2014 |
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生産者 | Tenuta del Principe テヌータ・デル・プリンチペ |
価格 | 2,500円 (単品価格:5.500円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、枝豆、生姜とニンニクの効いた激ウマ鶏の唐揚げ、夏野菜(カボチャとインゲンとオクラ)の天ぷら、蒸し野菜、
三陸産本マグロ大トロの刺身(安かったんでちょっとだけ)、スイスチャードのサラダ、モヤシと人参の蒸し野菜(クルトン氏の残り)。
お相手に選んだのは、 "CAVE de L NAOTAKA"の「厳選ちょっと良い赤ワイン3本セット」から、単品価格は5,500円の高級イタリアワイン。
でもセットが半額だったので買値相当額は2,500円で稽古範囲内でした。
ここのセット、スポット的に半額になるのでその時が狙い目です。
他にも「ワインくじ」があったり、かなり射幸性を重視したショップという印象、上手く利用して安く買えればラッキーです。
さて抜栓。コルクは45mm、めっちゃヘビーなボトルの立派さに比べればやや簡素な印象を受けます。
グラスに注いで色を確認、やっぱり濃いですな。底からエッジまでビシッと濃赤紫色、全く向こうは透けません。
香りは、誰が嗅いでもイタリア産、どこから嗅いでもサンジョヴェーゼ。ドライプルーンのようなベリーの香りに、汗臭いようなケモノっぽさ。
加えてにバニラの樽香にタバコの葉のような熟成香。好き嫌いは別にしてとても複雑で深みのある香りです。
味わいは、色や香りから想像される通りの濃さと複雑さ。甘さしっかりで渋味もたっぷり、なるほどこりゃ高級ワインだわ、って感じです。
まるでスーパー・タスカンみたいな高級サンジョヴェーゼっすな。これが稽古範囲内の値段で買えたのはラッキーと言えるでしょう。
ただ、万人にお薦めできるかといえば、ちょっと"ツウ好み"な感じはします。
イタリアワインの汗臭さに抵抗が無ければ激しくお薦め!っすよ。
点数 | 81点 |
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Seleso Romagna Sangiovese Superiore Reserve 2014 [Tenuta del Principe] 5,500円 NAOTAKA厳選ちょっと良い赤ワイン3本セット 6,578円(現在は全然別のラインナップです) |
名称 | di Gino 2018 ディ・ジーノ 2018 |
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生産者 | Fattoria San Lorenzo ファットリア・サン・ロレンツォ |
価格 | 2,169円 (単品価格:2,275円) |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
ヒマな四連休初日、テレビで「武士の献立」という映画を見ていたら、無性に和食が食べたくなったらしく(特に次女が)、
本日の献立はチダイの塩焼き、鶏皮の塩焼き、タコとキュウリと海藻の酢の物、車麩のお吸い物。
こういう料理にはスッキリサッパリ系のワインが良いと思い、選んだのはイタリアはマルケ州の白。
ワインブティックヴァンヴァンの「ソムリエ厳選「ちょっと贅沢ワイン」世界各国飲み比べ赤・白6本セット」からの最後の1本です。
色は、薄めではあるけどほんのり銅のような赤みと照りを感じる色合い。意外とネットリ感もあって、そんなにスッキリサッパリでも無さそうな外観です。
香りは「えっ!?」とビックリしました。というのも、樽熟はさせてないはずなんだけど、樽香のような香ばしさが結構来るのね。
改めて嗅ぎ直すと、酢橘のような和柑橘の香りに山椒のような和ハーブの香り、そしてカシューナッツのような香ばしさ(これが樽っぽく感じられる)がしっかり香ります。
味わいは、甘さ控えめで酸味もおとなしく、中心にあるのは旨味とミネラル感。
なんだか上質な甲州種みたいな味わいです。
いやぁね、ヴェルディッキオってどちらかというとサッパリしたワインが多いでしょ、
これもそうだと思ったけど、さすがに2,000円を超えると全く様子が変わりますな。
とてもしっかりした香りと味わいを湛えたワインです。
でも、変に甘かったりフルーティ過ぎたりしないので、和食に合わせても全く違和感はありませんでした。使い勝手の良いワインですよ。
点数 | 80点 |
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di Gino 2018 [Fattoria San Lorenzo] 2,275円 ソムリエ厳選「ちょっと贅沢ワイン」世界各国飲み比べ赤・白6本セット 12,850円(買った時と今とでは値段も内容も異なります) |
本日の食前酒は「飲んで応援」第一弾、豪雨被害に遭った熊本は人吉盆地の酒、球磨焼酎「球磨の泉 常圧蒸留二十五度」。
師範は熊本市出身ですが、球磨地方は意外と遠くてほとんど行ってないんですね。
でも、古き良き独自の文化の息吹を感じる、大切にしたい地域です。
さてこの焼酎、「クマ焼酎」なんて名前だとワイルドな酒の感じがしますが、原料は米なので芋ほどのクセは無く穏やか。
そして長期貯蔵らしい沢庵の古漬けのようなコクのある香りと旨味が楽めます。氷を浮かべれば食前酒としても好適です。
カマンベールタイプのブルーチーズに合わせましたがバッチリでした。
さしより球磨焼酎ば買うてみなっせ!1,380円だったたい、ワインと比ぶっと安かでしょうが!(※)
(※)とりあえず球磨焼酎買ってみませんか!1本1,380円(税込み)でしたよ、ワインに比べれば安いもんでしょ!
名称 | Stellenrust "Clement de Lure" Methode Cap Classique N.V. ステレンラスト "クレマン・ド・リュール" メソード・キャップ・クラシック (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | 2,552円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
そして「飲んで応援」第二弾がコレ、南アフリカのスパークリングワイン。
インポータ「マスダ」の三宅さんのブログ(ココ)によると、
南アフリカではコロナ禍の影響で国内のアルコール販売が禁止になり、ワイナリーとしては輸出するしかないそうです。
すわ!それは大変、ということで、とりあえず手近にあった南アフリカワインをチョイスした、という次第。
ちなみに料理は自家製サラダチキンと肉じゃがです。まぁ泡なんでなんにでも合うでしょう。
抜栓時、相当注意してコルクを引き上げたんだけど、「スポンッ!」と勢い良く抜けて吹いちゃいました。ガス圧はかなり高そうです。
色は、まるで着色料が使われたような明るく派手なオレンジピンクです。
泡立ちはとても立派、グラスの底から細かい泡がコンコンと立ち昇ります。
香りは、色から受ける印象ほどのベリーっぽさは無くて、リンゴのようなフレッシュな果実っぽさがメインの香り。パンや味噌みたいなイーストっぽさも控えめです。
味わいは結構濃いめ、特に酸味と後味の苦味がしっかりしています。
カベルネ・フランが主体だからなのか、シャンパーニュとはずいぶん違う雰囲気で、フレッシュさ大全開の香りと味わいですな。
これはこれで「みんな違ってみんな良い!」ですよ。特にキレイな色と強い泡は、活躍する場面も多いと思われます。
点数 | 77点 |
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Stellenrust "Clement de Lure" Methode Cap Classique N.V. 2,552円 |
昨日開けたワンコインのシチリア産の白に、
今日はカシスリキュールを入れて氷を浮かべて食前酒に。
最近ヤングの間で「優勝する」という表現が流行っているみたいだけど、これこそ「優勝」ですよ。
異論は認めません。イーロン・マスク。
名称 | Desgencieres Brut Nature Zero Dosage N.V. デジャンシエール ブリュット・ナチュレ ゼロ・ドザージュ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Didier Chopin ディディエ・ショパン |
価格 | 2,007円 (単品価格:5,060円) |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
本日の夕食は、師範の郷里熊本産の馬刺し、そして牛ホルモンの炒め物。あとは先日の残りの筑前煮と、昨日の残りの南仏野菜と生ハムのグラタン、グリーンサラダ。
軽い赤かしっかりした白が合いそうなメニューですが、ここで師範がチョイスしたのはシャンパーニュですよ。
なぜかって?・・・梅雨明けしたような天気で飲みたかったからです。
銘柄は、セラー専科の「高級辛口シャンパン6本セット」からの最後の1本。品種はピノ・ムニエ60%/ピノ・ノワール40%のブラン・ド・ノワールです。
2月に稽古したブリュットが、糖度7.6だったのに対しこの「ゼロ・ドザージュ」を計測したら糖度6.0。
明らかに甘く無いことが予想されます。
色は、ブラン・ド・ノワールかつ60ヵ月という長い熟成期間が見て取れる、かなり濃くて赤身のある黄金色。
泡のキメも細かくて泡立ちも立派、さすがはシャンパーニュです。
香りは、マジで「コレってプレステージなシャンパーニュ?」って感じの熟成感があります。
焼リンゴのマッタリした甘いフルーツ香と漬物のようなクタッと感。
味わいも、甘さ控えめは想像通りだけど熟成感がたっぷりで薄いイメージは全くありません。
とにかく熟成感バリバリ、誤解を恐れず言い放つと「なんちゃってクリュグ」です。
ドザージュ量が少ないと熟成が早くなるのかな?
そのあたりは判りませんが、甘さ控えめでストイックな感じの熟成感を味わいたい向きにはピッタリのシャンパーニュですよ。
点数 | 82点 |
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Desgencieres Brut Nature Dosage Zero N.V. 5,060円 高級辛口シャンパン6本セット 14,960円 |
次女が高校の図書館から「バスク料理大全」なる本を借りてきて、今日はその中から3品作るそうです。
どんな突拍子もないステキな料理が出来るのか、大変楽しみであります。
名称 | Terre Siciliane Inzolia 2018 テッレ・シチリアーネ インツォリア 2018 |
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生産者 | Cantine Lavorata カンティーネ・ラヴォラータ |
価格 | 495円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
料理に300mlほど白ワインを使うそうなので、その料理用にとオーケーストアで買ってきたのがこのワイン。
昨日同様イタリアはシチリア島産の白で、品種はインツォリア。お値段は税込みでワンコイン以下の激安価格だけど、ちゃんとIGT(地域特性表示付き)です。
この銘柄はずいぶん以前に稽古しており、最近は赤のネロ・ダヴォラとも稽古しております。
どちらもそこそこ好印象だったようです。
色は、この値段の白ワインとしては結構しっかりした感じのレモン色。
香りは、柑橘系のフルーツ香に加えてちょっとセージ(ローズマリーでした)のようなハーブの香り、そしてラベンダーのような花の香りもわずかにあります。
味わいも、「これが500円?」と感じるしっかり感。甘さ控えめでキュッと締まった酸味、全体にカチッとしていて薄っぺらな感じがありません。
いやー、立派なものです。「オーケー恐るべし」ですな。
もちろんこのワインならではの何かがあるわけじゃないけど、なかなか良く出来たワンコイン・ワインですよ。
料理に使ったあともかなり残るはずなので、数日にわたって食前酒として使っていく予定です。
・・・というわけで翌日の食前酒にも使ったわけですが、カシス・リキュールを割るベースにしたので、このワイン自体の変化は判りません。 でもまぁ概ね同じ感じだったと思いますよ。
点数 | 73点 |
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そして出来上がった料理が下記3品。
前菜1:南仏野菜と生ハムのグラタン ポーチドエッグ添え
前菜2:アトランティックサーモンのパイ包み オランデーズソース添え
メイン:牛ステーキ ベアルネーズソース添え
全てソースを別に拵えなきゃいけない料理を選ぶというあたりにまだまだ計画性の弱さがありますが、なにごとも挑戦することが大切ですよ。
また、ちゃんとレシピを参考にしてゆっくり作れば普通は美味しい料理が出来上がる、ということを実感するのも大切ですな。
お疲れさまでした。美味しかったよ>次女
名称 | Craven Pinot Noir 2017 クラヴァン ピノ・ノワール 2017 |
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生産者 | Craven Wines クラヴァン・ワインズ |
価格 | 3,080円 |
購入店 | アフリカー |
そんな料理に合わせた本日のメインのワインがコレ、先日「アフリカー」さんに伺った際に購入した、 南アフリカはステレンボッシュのピノ・ノワール。お値段は、税込みだとぎりぎり稽古範囲を超える「破戒」ワイン。 アフリカーさんのところのサイトにはかなり細かいテクニカルデータが載っているので、転記させて頂きます。
『果実の糖度が22度に達した時期に手摘みにて収穫、 ステンレスタンクで全房で発酵、1日2回軽くルモンタージュをして9日間後に、 古樽のフレンチオークで9か月熟成後瓶詰されます。』
だそうです。「全房発酵」ご存じですか?
師範は名前だけは知ってはいましたが、『除梗を行わず茎がついたままワインを醸造すること』という認識から、
「あー、雑に醸造した、ってことね」と思っていたけど違うんですね。詳しい説明は面倒なので、気になる方は各自調べてください。
というわけでワインの感想を。色は、ピノ・ノワールらしい清澄度の高い赤紫色。アルコール度数が低いのでそんなにアシは感じません。
香りは「お!こりゃ良いわ!」と素直に感じます。ピノ・ノワールらしい木イチゴやプラムみたいなトーンの高い果実香に、セージのようなハーブの雰囲気、
そして赤身肉のようなニュアンスもあります。なるほどこのハーブや肉っぽい複雑さが全房発酵由来なのかも知れません。
味わいは、甘さ控えめ酸味も控えめです。加えてアルコール度数も低めなので軽いっちゃ軽いんですけど、ピノ・ノワールとしてはかなり渋味が元気な印象を受けます。
なので案外飲み応えがあります。
キレイ過ぎないナチュラルな美しさを感じますね。美形だけど日焼けした田舎の女子高生、といった感じです。
以前、南アフリカのピノ・ノワール対決を行った時、ポール・クルーヴァーを「北川景子」さん、
クルーガーを「新垣結衣」さんに例えましたが、
このピノ・ノワールは若い頃の「後藤久美子」さんですな。
点数 | 83点 |
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リンク |
Craven Pinot Noir 2017 3,080円 |
名称 | La Segreta Grillo 2019 ラ・セグレタ グリッロ 2019 |
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生産者 | Planeta プラネタ |
価格 | 1,114円 (単品価格:1,958円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食調理担当は長女で、メニューは鯵のトマトクリームソース、レタスとパプリカとパストラミビーフのサラダ、ピリ辛キュウリ、根菜のコンソメスープ。
鯵とトマトと来たらワインは地中海の白でしょう、ということでシチリア産のグリッロをチョイス。
「うきうきワインの福袋 赤3本白6本 15,000円(税別)」から、単品価格的には一番安かった1本です。
裏ラベルには安定剤(CMC)入りと書かれています。この銘柄は16年前に2002年産と稽古済み、「道場に歴史アリ」です。
色は薄め、緑の要素が少なく、レモン色というより麦わらや白木のような色合い。粘性低めでサラリとしています。
香りのボリュームと要素はなかなかご立派、クチナシの華やかさ、グレープフルーツのフレッシュさ、アーモンドの香ばしさを併せ持っています。
明るい系の香りなんで、味わいもそうかと思えばこちらはやや硬派。甘さ控えめで旨味しっかり、後味にギュッと来る渋味があってカッチリ感のある味わいです。
グリッロという品種は、カタラットとジビッボの交配品種とのこと、なるほど~たしかにカタラットやジビッボの特徴が・・・って判るはずもありません。
そんなことは置いといて、結構美味いっすよ、このワイン。とりわけ塩味とオリーブオイルの効いた魚料理との相性が良さそうです。ビバ!イタ~リア!!
点数 | 75点 |
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リンク |
La Segreta Grillo 2019 [Planeta] 1,958円 |
名称 | Catherine Marshall Riesling 2019 キャサリン・マーシャル リースリング 2019 |
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生産者 | Catherine Marshall キャサリン・マーシャル |
価格 | 2,121円 (単品価格:2,225円) |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
本日の夕食の調理担当は師範で、ちょっと気合を入れました。メニューは、棒棒鶏、ヒラメの中華風カルパッチョ、揚げワンタン、卵と舞茸とワンタンのスープ。
カルパッチョに揚げたワンタンの皮を使いたかったので、ついでにワンタンも手造りした、という具合。でもコレが一番大変でした。
ちなみに揚げワンタンは食前のビールのつまみにしております。
さてさてそういうちょっぴり気合を入れた中華メニューに合わせたのが、『ワインブティックヴァンヴァン』の
『ソムリエ厳選「ちょっと贅沢ワイン」世界各国飲み比べ赤・白6本セット』から。
このショップはそれぞれのワインのURLが面白いっすね。
キャサリン・マーシャルのリースリングだから"kyasarinrisuringu"(https://item.rakuten.co.jp/vin2/kyasarinrisuringu/)ですよ。
色は、ほぼ無色に近い薄レモン色。ネットリ感も無くてサラッとしています。
香りは、師範にも「こりゃリースリングだな」と判るユリのような白い花とジッポのオイル香。香りのボリュームはなかなか立派なものです。
味わいは、香りから想像されるよりも軽め。酸味はしっかりなんだけど、甘味と旨味が弱いので線が細い印象を受けます。
香りはとてもいい感じです。ただ、香りが立派な分だけ、味わいのスレンダーさに「アレッ?」感があります。
和食の魚料理みたいなのに合わせるんだったらちょうど良かったかもだけど、
今日はもう少し甘めを想定して中華にしたのね。これは師範の判断ミスでございました、
揚げたワンタンの香ばしさは樽香で受けた方が正解でした、スミマセン!
・・・って謝る必要なんてないのね、なぜなら道場で飲むのは師範だけだから。
点数 | 72点 |
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リンク |
Catherrine Marshall Riesling 2019 2,225円 ソムリエ厳選「ちょっと贅沢ワイン」世界各国飲み比べ赤・白6本セット 13,590円(現在はこのセットには含まれていません) |
道場のアイドル「しまちゃん」が御隠れ遊ばしてから3ヵ月、新しく"Fur Family"をお迎えすることになりました。
アビシニアン・モルモットの「クルトン」さんです。
巻き毛がクルクル、お目目もクルクルでクルちゃん、そして"Guinea Pig"なので「クルトン」。
なんだか色合いもそんな感じでしょ?(久留米の豚骨ラーメン屋ではありません)
まだ慣らし飼育中なのでアップでの写真は撮れませんが、左写真の右側が頭です(笑)
ちなみにクルちゃんのお値段は4,980円でしたが、ケージやらエサやらなんだかかんだでお支払いは30,000円超。
つくづく周辺機器やサプライ品で利益を出すビジネスモデルに近いと感じますな。
ハムスターと違ってモルモットは5~6年は生きるとのこと、人にも慣れるそうなので仲良くしていきたいと思います。
名称 | Muscadet Cotes de Grandlieu "Origine Haut Bourg" 2009 ミュスカデ コート・ド・グランリュー "オリジーヌ・オー・ブール" 2009 |
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生産者 | Dom. du Haut Bourg ドメーヌ・デュ・オー・ブール |
価格 | 2,090円 |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
本日の夕食は、豚ロースの一口カツと、鶏モモのカツ、あとはナスとモロッコインゲンの揚げびたし、水ダコのペペロンチーノ(byキユーピー)。
トンカツだったら赤ワインにするのが王道かもだけど、師範の場合はトンカツソース以外に出汁でカツを食べるのが好きなのね。
それだったら赤ワインよりコクのある白ワインの方が合いそうなわけですよ・・・というわけで選んだのが、
なんと2009年産のミュスカデ。なんだかコクがありそうじゃないですか。
色は薄めで、10年以上前のワインとは思えない若々しいレモン色。まずこの色がちょっと意外でした。
香りも、レモンやグレープフルーツっぽい柑橘系の香りに、いわばシャブリ的なちょっとミネラルを感じる雰囲気があります。
樽香や蜜香を感じないのはミュスカデだからありがちですが、2009年なのに熟成香も無いのね。
味わいは、甘さはほぼ感じず旨味と酸味とコクがたっぷり。暖かい地域で造ったシャブリ、みたいな感じです。
このワイン、かなり硬派な雰囲気ではありますが、なかなか美味しいですよ。
ただ、これが2009年産というのはとてもとても意外な印象を受けます。
シュールリー(澱の下)で8年、瓶詰めな2017年ということなので、普通の瓶詰め後の熟成とはかなり様子が違うんでしょうね。
ワイン会なんかでブラインドで出したら面白いんじゃないかな?絶対当たらないと思いますよ。
師範が答えるとすれば「2015年産のシャブリ1級畑、ヤマ勘でボールガール」です。
点数 | 78点 |
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リンク |
Muscadet Cotes de Grandlieu "Origine Haut Bourg" 2009 [Dom. du Haut Bourg] 2,090円 |
名称 | Conde de Subirats Brut N.V. コンデ・デ・スビラト ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Virarnau (Gonzalez Byass) ビラルナウ (ゴンザレス・ビアス) |
価格 | 709円 (単品価格:1,320円) |
購入店 | タカムラ ワインハウス |
7月はプチ断酒期間+自宅宴会+デゴ訪問で、イレギュラーな飲酒生活が続いておりました。が、本日より「安ワイン道場」通常運転して参ります。
その1本目に選んだのは、タカムラの「辛口 スパークリングワイン 気軽に楽しめる 得々泡 5本 セット 4,370円」から、スペイン産のカバ。
品種はマカベオ55%/パレリャーダ40%/シャルドネ5%。
造り手のところに"Gonzalez Byass"の名前があるので、あの「ティオペペ」の造り手のグループでしょうね。
ラベルのデザインは「なんでこんなデザインにしたの?」と首をかしげるくらいの安っぽさ。
なんか安シードルみたいですよ。
ちなみに合わせた料理は、サーモンのバター焼き、イカとブロッコリーの炒め物。主食は長女のバイト先の美味しいバゲットです。
泡は結構粗めですね・・・って最近泡と言えばシャンパーニュしか飲んでおりませんからね、オホホホホ。
香りは、熟れてないリンゴやグレープフルーツのようなフレッシュな感じ。香りのボリュームは弱めです。
味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこ、後味に軽い苦味が感じられます。
カバらしいといえばらしい、スプーンを舐めるようなピリッとした刺激を感じます。
普通に安カバ、ですね。ただ、買値相当額が700円だと思えば腹も立ちません。
みんなこういうの買ってガンガン飲みましょうよ。こんな安っぽいラベルだけどカバだから、瓶内二次発酵だから。
点数 | 70点 |
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リンク |
辛口 スパークリングワイン 気軽に楽しめる 得々泡 5本 セット 4,370円 Conde de Subirats Brut N.V. 1,320円 |
いよいよ本日は人間ドック、「ディスクロージング・ダイエット」と「プチ断酒」の決算日であります。
最終的な体重は
59.2kg
となり、目標の「59.5kg以下」を達成しました。
もちろんこの日だけのチャンピオン・データというわけでなく、
ここ1週間ずっと59.5kg以下なので、間違いなく達成したと言えるでしょう。
水泳という奥の手が使えない中、よく頑張りました>自分
ちなみに、今回体重を落とした運動は散歩だけでしたが、
5月15日から7月8日までの55日間の運動量(歩数)は、806,931歩(14,671歩/日)でした。
1日あたりの歩数は昨年とほぼ同等、昨年やっていた水泳は無いわけですから、やっぱり無意識のうちに食べる量を減らしていたんだと思います。
多分それが「ディスクロージング・ダイエット」の本質のような気がします。
最終的にこんなグラフになりました。
捏造した身体で意気揚々人間ドックへ。施設は、昨年まで利用していたところと変えました(胃カメラが自費負担になったため)。
受付は午前10時、昼過ぎには終わるスケジュールです。
新型コロナウィルス感染拡大後、初めて医療機関を訪れましたが、こういうところで働く方は大変ですな。
密にならないよう席は一つおきにしか座れないようになっていたり、手を触れる部分は都度アルコール消毒されていたり、
細かくケアされていましたよ。
ここの胃カメラは鼻から入れるのが主流のようで、師範もそうして頂きました。口からより多少楽かな?
口からの時は喉を通るとき抵抗がありますが、鼻はそれがない代わりに鼻の奥にツーンと来る軽い痛みが持続します。
とはいえ少なくとも「翌日の産みの苦しみ」が無い分、バリウム飲むレントゲン検査より好きです。
検査結果は「密を避けるため」という理由で医師からの直接の説明はなく、後日郵送とのこと。
それがちょっと残念だったな。やっぱり努力の結果は早いうちに知りたいじゃないですか、
特にγ-GTPの数値を。ま、時節柄仕方がないですけどね。
人間ドックも無事終了、朝から何も食べていないので、まずは一人打ち上げでも、ということで向かったのが、
検診施設からほど近い所にあるPublic House 武蔵小杉店。
施設から1,000円分のお食事券が出たので、もちろんそれを利用させて頂くことにしました。
店は東横線のガード下、結構広く開放的でおしゃれな店内。
武蔵小杉にマダムたちがランチを楽しんでおられました。
このお店、ランチタイムだとアルコール類がサービス価格て提供されています。
そりゃもちろん飲んじゃいますよ・・・ってことで、まずはハートランド生、お値段300円です。
小さなグラスで出されるのかな?と想像しましたけど、普通に大きめグラスで提供されました。
いやー、久しぶりのビールは美味いっすね・・・ってか日曜朝も飲んでますけどね。
明るいうちのビールは美味いっすね。
あと、改めて思ったのはビールテイスト飲料と比べると、泡持ちが明らかに違います。
タップから注がれて、テーブルまで持ってきて頂いて、写真撮ったりしていてもグラスの縁ぎりぎりまで泡がある、
これがやっぱりビールですよ。
ランチメニューや4種類あって、その中から師範がチョイスしたのはガパオライス。
こういうお店だけど、なんとなく丼物が食べたかったのよ。小杉マダム御用達の店っぽく、野菜たっぷりヘルシーな感じで大変美味しゅうございました。
追加でアルコール、いっちゃいます。なんとなく気分は白だったのでグラスワイン白、こちらもお値段300円です。
居酒屋にあるような握りこぶしサイズの小さなグラスじゃ無くて、そこそこ大きさのあるグラスで提供されました。
スッキリしているけど香りも味もしっかり、師範の見立てでは「イタリアのトレッビアーノかな?」なんて予想していましたが、
会計時お店の方に聴いて確認したら、南アフリカの
Cape Heights Chenin Blanc(ケープ・ハイツ シュナン・ブラン)(道場での稽古)
でした。国も品種も全然違うじゃん!・・・って師範なんぞそんなもんです。
お会計は、このボウルに食後のコーヒーが付いてランチが950円、それに300円のドリンク2杯を合わせて1,550円、
そこからお食事券分1,000円を引いて550円。大満足のランチでありました。
せっかくお江戸方面へ出てきているわけで(実際はお江戸の隣ですが)、 どうせなら行きたかったところに顔を出しましょう、ということで向かったのが、 先日水天宮前に移転して新装開店した南アフリカワイン専門店のアフリカー / Wine Square a2 by af-liquorさん (ネットショップへのリンク)。 旧店舗にお邪魔したのが既に2年前、ずいぶんご無沙汰しております。
店内は、地下のセラー(左写真)と1階と中二階、ワインショップとしてはそこそこの広さがあると思います。 大きな窓から光が注いで、以前とは打って変わってとてもオシャレな感じです。 そんな中に、南アフリカ産のワインがズラリと。一部まだ空きがありますが、 そこには今後アルゼンチン産を扱われる方のワインが入るということです。
そして、このお店を利用する上ではずせないのが、コイン式の試飲用サーバー(右写真)です。 コインのお値段は、1個だと300円、3個で800円、6個で1,500円。 この日は白3種/赤3種がセットされていて、安いものは1,000円台/高いものは5,000円台、それがどれでも1杯(30ml)コイン1個で楽しめます。 もちろん師範はフルコース6個で全てテイスティングさせて頂きました。
Stellenrust "Old Bush Vine" Chenin Blanc 2018
ステレンラスト "オールド・ブッシュ・ヴァイン" シュナン・ブラン 2018
(3,135円/Bottle)
香りが立派です。ランチで頂いたシュナン・ブランより2枚半くらいウワテの内容。特に樽の効かせ方が良いですね。
そして樽に負けない酸の強さがあるのも好印象です。
Mother Rock "Kweperfontein" Chenin Blanc 2017
マザーロック "クェぺルフォンテイン" シュナン・ブラン 2017
(3,850円/Bottle)
自然派ワインとのことですが、「確かになぁ」と思える田舎の厠っぽい香り。
ただ、程度は控えめなので、ザ・自然派!って感じではありません。
インポーターの"The African Brothers"というところは自然派専門とのこと。
今はいろいろ細分化されているですね。
Richard Kershaw "Clonal Selection" Elgin Chardonnay 2017
リチャード・カーショウ "クローナル・セレクション" エルギン シャルドネ 2017
(6,050円/Bottle)
税込み6,000円オーバーの高級シャルドネ。
いわゆる樽の効いた「樽ドネ」ではありますが、酸味があって涼しさもあるし、後味にヨーグルトっぽいミルキーな雰囲気もあって、その構成要素は多様です。
やっぱり値段の違いは複雑さにあり、ですな。
Testalonga El Bandito Cuve Clint 2017
テスタロンガ エル・バンディート クリント 2017
(2,838円/Bottle)
品種はピノタージュ。これも自然派ワインとのことですけど、なるほど自然派っぽいな、という酸の強さがあります。
なんか「ブドウを潰して放っておいたらこうなった」って感じ。実際は違うんでしょうけどね。
ちなみにグラスはリーデルのテイスティング用グラスが使われています。
グラスのボウル部分の厚みに凹凸があり、スワリングすると空気に触れやすいデザインとのこと。
試飲でこのクラスのグラスが使えることがありがたいですな。
Asara "Cape Fusion" 2016
アサラ "ケープ・フュージョン" 2016
(1,661円/Bottle)
今回の試飲の中では一番お安くて1,000円台。
最初香りを嗅いだ時は「ん?豪州のシラーズ?」と思ったけど、品種をお聞きしたらピノタージュがメインでマルベックとシラーも使われているとのこと。
まずもって師範には品種を当てることなど不可能です。でもこの値段でこのしっかり感はお買い得です。
Domaine Des Dieux "Josephine" Pinot Noir 2013
ドメーヌ・デ・デュー "ジョセフィーヌ" ピノ・ノワール 2013
(3,850円/Bottle)
こちらも、最初香りを嗅いだ時は「ピノタージュ?」と思いました。
熟成されていて柔らかい感じではありますが、ピノ・ノワールとしてはかなりしっかりと濃い味わいです。
午後3時に伺って、結局1時間半近くお邪魔してしまいました。いやー、楽しいっすよ、このお店。
関東の「南アフリカワイン・フリークの梁山泊」となることは間違いないでしょう。
関西の梁山泊「みたまり酒店」も行ってみたいんですけどねぇ。
最終的に、試飲した中から2本、それ以外に店主の小泉氏お薦めの4本、合計6本をお買い上げ。
届き次第ぼちぼち稽古して参ります。
更にもう一軒、ということで向かったのが、シャンパーニュ好きの聖地、亀戸のシャンパーニュ・スタンド デゴルジュマンです。
こちらはそんなにご無沙汰ってわけではなくて、緊急事態宣言前の3月にも伺っております。
自粛の荒波を乗り超えられて、
またこうしてデゴ店長とお会いできることを大変ありがたく感じますな。
そして今回、同行に手を挙げて頂いたのが、人気ブロガーで南アフリカワインに超詳しいKOZEさん
(KOZEさんのブログ⇒KOZEのワインブログ)
前回お会いしたのは確かこの時ですから、4年ぶりの再会であります。
まず乾杯は、アフリカーの小泉さんからお土産に頂いたChester's IPAという南アフリカ産のビール。
しっかりと濃いオレンジ色で、アルコール度数も7%と高め。IPAらしいキリッとした苦味とフルーティな香りが美味しゅうございます。
ありがとうございました>小泉さん
そして、当然このお店では「シャンパーニュ3種飲み比べ 1,600円」をお願いしないわけには参りません。
名称 | Poilvert-Jacques Brut N.V. ポワルヴェール・ジャック ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Poilvert-Jacques ポワルヴェール・ジャック |
価格 | 680円 (Glass /ハーフ飲み比べ3種1,600円) |
購入店 | デゴルジュマン |
一杯目はもちろんコレ、このお店のハウス・シャンパーニュでもあり安ワイン者の御用達銘柄であるポワルヴェール・ジャック。
前回の稽古は3月のココですな。
お値段はグラスで680円、(消費税以外)開店当時からずっと据え置きの「シャンパーニュなのにその値段?」です。
色は、今回の3種飲み比べの中では一番濃い色合いを呈しておりました。
泡立ちも立派です・・・というか、昨日の分が残ったボトルがあったみたいなんだけど、店主がテイスティングしてNGだったらしく新しいのを開けて頂きました。
なので泡バンバンです。香りはお約束の焼リンゴの香り、そして甘さと酸味のバランスが良い味わい。
師範レベルだともうこれで十分ですわ。
今更このワインを「美味いですよ!」と言ったところで皆さん既に『知ってるよ!』だと思いますが、
改めて言います、このシャンパーニュは美味いですよ。
もちろん人によって嗜好が違うので、万人が美味いって言うとも思いませんが、9千人くらいは美味しく感じられると思います。
点数 | 80点 |
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名称 | Thierry Houry "Grand Cru" Blanc de Noirs N.V. ティエリー・ウリー "グラン・クリュ" ブラン・ド・ノワール (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Thierry Houry ティエリー・ウリー |
価格 | 1,300円 (Glass /ハーフ飲み比べ3種1,600円) |
購入店 | デゴルジュマン |
今月の定番グラス・シャンパーニュは、アンポネイの優良生産者らしいティエリー・ウリーのブラン・ド・ノワールとブラン・ド・ブラン。
テクニカル的には、どちらも「熟成24ヵ月以上、ドサージュ5g/L」ということで、純粋に品種の違いが味わえる、ということを期待して仕入れたそうです。
まずはアンポネイといえばピノ・ノワールらしいので、ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールから稽古を付けていきます。
色はかなり薄めのレモン色。元が黒ブドウであったことは、色からは全く感じられません。泡立ちは前のポワルヴェール・ジャックに劣らずコンコンと湧いてます。
香りは、熟成した雰囲気はあまり感じないフレッシュな柑橘系の香り。香りからもピノ・ノワールのベリー感は伝わってきません。
味わいは、甘さ控えめ酸味シッカリのストイックなバランス。ドサージュ5g/Lと少なめなので、この味わいを狙っているんでしょうね。
スッキリシャッキリでシャープな味わいのシャンパーニュですな。
これ、品種を当てなさいと言われたら絶対「ブラン・ド・ブラン一択でしょう」と答えるでしょう。
シャンパーニュにとって品種とは?と考えさせられるワインですな。
点数 | 75点 |
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名称 | Thierry Houry "Grand Cru" Blanc de Blancs N.V. ティエリー・ウリー "グラン・クリュ" ブラン・ド・ブラン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Thierry Houry ティエリー・ウリー |
価格 | 1,300円 (Glass /ハーフ飲み比べ3種1,600円) |
購入店 | デゴルジュマン |
そしてこちらがブラン・ド・ブラン、シャルドネ100%です。 店長曰く『アンポネイでシャルドネを栽培するのは珍しい』とのこと。 インポーターであるフィラディスのサイトを見ると、
『適度な厚さの表土を持つチョーク質の土壌や、南東向き斜面に注ぐ豊かだが過剰ではない日照が、ふくよかな果実の中にフィネスを備えたワインを生む。』
だそうです。
で、師範のポンコツ味覚嗅覚では、この2本の差は感じられませんでした。
言われれば「ブラン・ド・ノワールの方がやや厚みがあるかなぁ」というくらいです。
大抵の飲み比べだと「どっちが何か言い当てるのは難しいけどそれぞれの差は判る」ってなところに落ち着くんだけど、
この2本に関しては全く判らないですな。
いやー、ホントに「シャンパーニュの品種って・・・」です。品種よりドサージュ量の方がずっとキャラクターを左右するような気がします。
店長も『わかんないすよねぇ、この2本』と言われてました。
己の先入観を打ち砕くという面で、大変興味深い飲み比べでしたな。
点数 | 75点 |
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飲み比べの時に食べていた一皿目がコレです。
稚鮎のハーブオイル煮 680円
琵琶湖産の稚鮎とのこと。680円なのに稚鮎が10匹くらい入っていて、ハーブの香りと内蔵のほろ苦さがシャンパーニュによく合います。
ちなみにいつも最初はシャンピニオンのテリーヌをお願いしていたんですが、やめちゃったそうです。意外と日持ちしないんですって。ちょっぴり残念。
名称 | Cuvées Camille Millésime 2010 キュヴェ・カミーユ ミレジム 2010 |
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生産者 | Olivier Bonville オリヴィエ・ボンヴィル |
価格 | 11,000円 (お店価格) |
購入店 | デゴルジュマン |
そして本日のメインがコレ、キュヴェ・カミーユ。
テクニカル的には、熟成96ヵ月、ドサージュ5.5g/L、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランだそうです。
このワインは、お店が自粛期間中に前売りされていたのを買っておいたものです。師範にも出来るささやかな応援ですね。
どんなボトルか調べてもいなかったのですが、なんだか「プレミアム品で御座います」って感じのボトルにビックリ。
首のところには『安ワイン師範』とシールが貼ってあります。
店長、同席して頂いたKOZEさん、そして途中から参加されたTZKさんにも振舞い酒させて頂きました。
「まぁ飲めや!」となんだか偉くなったような気がしましたよ。
色は、飲み比べの3本と比べると、明らかにはっきりとした黄金色を呈しています。96ヵ月、8年の熟成期間を経ていますが、
泡の勢い含めまだまだ若々しい感じの外観です。
香りは「まるでサロン」ですな・・・って、サロンなんて1回しか稽古したことありませんが。
そんなにクッタクタに熟成感があるわけでなく、リンゴとハチミツとろ~り溶けてる香りが立派なボリュームで香ります。
味わいも、飲み比べのシャンパーニュとは数段上の濃さ/複雑さを感じます。手放しで美味いシャンパーニュです。
ボトルの形状を裏切ること無い、まごうこと無きプレミアム・シャンパーニュですな。
これがお店で11,000円はとても安いと感じます。だって検索したらインポーターのサイトで税別13,500円なんだもん。
点数 | 87点 |
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このプレミアム・シャンパーニュに合わせた料理がコレです。
赤甘鯛の刺身 デゴスタイル! 780円
コレ、めっちゃ美味いです。甘鯛って身が柔らかいイメージがありましたが、この甘鯛はプリップリの食感があって素晴らしい。
ヘンな話ですが、普段だったらこのレベルの甘鯛はもっとお高い日本料理店とかに回っているんじゃないかと思います。
それが一皿780円ですよ。僥倖です。
ちなみにお店のツイッターにこのお魚がアップされています→ココ
名称 | Montaubret Brut (Old) N.V. モントーブレ ブリュット (旧ラベル) (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Montaubret (CVCA) モントーブレ (CVCA) |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
↑のキュヴェ・カミーユをTZKさんに一杯進呈したところ、「ご返杯」ということでシャンパーニュを2杯奢って頂きました。
ありがたい話でございます。
なんと、このシャンパーニュの仕入れはご本人のTZK氏、先日北海道を旅行されて際にセイコーマートというコンビニエンス・ストアで調達されたそうです。
それも、旧ラベルと新ラベルの2本あります。ありがたく飲み比べさせて頂きました。
色は薄めです。ただ、最初に飲み比べしたティエリー・ウリーよりはやや赤みがあったような気がします。
香りも、ちょっと蜜っぽい感じがあって、いわゆる我々安ワイン者が普通に想像するシャンパーニュの香りに近い感じです。
味わいもやや甘め。当然テクニカル・データなんてものはありませんが、ブリュットとしては上限に近い、10g/Lくらいあるんじゃないかと思われます
・・・な~んて判ったようなこと書いちゃいます。
コンビニに置かれるシャンパーニュですから、やっぱりこれくらい残糖があったほうが一般ウケはするということだと思います。
(関東では)大変珍しいモノをありがとうございました>TZKさん
点数 | 78点 |
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名称 | Montaubret Brut (New) N.V. モントーブレ ブリュット (新ラベル) (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Montaubret (CVCA) モントーブレ (CVCA) |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
そしてこちらが同じ銘柄の新ラベルです。
始めに書いちゃいますけど、これも全く差は判りませんでした。
多分、新ラベルの方が新しくて、旧ラベルの方が熟成されていたんだろうとは思いますが、
そもそもそういう能力に欠けている上、今日は昼間っから飲み始めて既に記憶もおぼろげ状態、判るはずがありません。
でもアレだな、こうやってシャンパーニュが何本も開いていて飲み比べが出来る、なんてのは大変恵まれた環境にあるんだろうな。
外出自粛が続いたこともあって、つくづくそう思います。
また、師範の郷里九州では大雨の被害でシャンパーニュどころではない所も多いかと。心よりお見舞い申し上げます。
・・・などと、全く関係ないこと書いて紙幅を埋める師範で御座います。
点数 | 78点 |
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・・・ハイ、こういうシャンパーニュも飲んでいたようです。
Laure D'Echarmes Brut
ローレ・デシャルム ブリュット
覚えて無くても写真を撮っていて師範偉い!なんですが・・・
確かこれも普通の販路じゃないところから仕入れられたとかいう話だったような・・・もう記憶の霞の遥か向こうです。
さすがに「飲んだ」として1本に勘定するのは憚られましたので、参考情報として掲載させて頂きました。
名称 | Porseleinberg 2015 ポルセレインベルグ 2015 |
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生産者 | Boekenhoutskloof ブーケンハーツクルーフ |
価格 | (KOZEさんから) |
購入店 |
最後に頂いたのは、同席されたKOZEさんがお持ち込みされた南アフリカ産の赤ワイン。
南アフリカの名門中の名門「ブーケンハーツクルーフ」が、スワートランドで始めたプロジェクトらしいです。
品種はシラー100%。写真ではラベルが真っ白ですが、エンボスで絵柄や文字が表現されています。
謹んでご相伴に預からせて頂きました。
店長が抜栓してすぐ『まだ固いですね~』ということだったので、半分は底の広いデキャンタでエアレーションされていました。
そのエアレーションがなされた分を出して頂いたのか、ボトルから直だったのか忘れましたが(スミマセン)、確かにまだまだ固い印象でした。
ヴィンテージは2015年、それなりに月日は経っていますし、一般にニューワールドは早いうちから楽しめると言いますが、
このワインに関してはピークはまだまだ遥か先なのかも知れません。
・・・などとツラツラ書いていますが、メモには「固い」としか書いていないんで、情報量としてはそれだけです。
この状態で点数を付けることなど畏れ多くて憚られますが、大変貴重なワインを飲ませて頂きありがとうございました>KOZEさん
点数 | ??点 |
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その他に、こんな料理も頂いたみたいです。
真ハタのポワレ・シャンパーニュクリームソース 1,680円(左写真)
ザンギ(鶏の唐揚げ) 時価?
これだけ飲み食いして、(事前支払いのシャンパーニュを別にして)お会計は5,000円ちょっとだったと思います。
・・・というわけで、デゴ店長、ご一緒した皆様、ありがとうございました。
後半はとんだ「大虎」だったみたいですが、断酒明け&とても楽しかったということでご容赦ください。。。恥。
毎週月曜に「ディスクロージング・ダイエット」の経過報告をしていましたが、昨日は宴会明けで「深酒ボーナス」が効いていたため、
平常に戻った本日改めて報告、と相成りました。
土曜日は朝一は雨、昼前から雨の合間を縫って野毛方面まで散歩。
横浜の繁華街と言えばこの野毛や伊勢佐木町あたりですが、散歩以外であまり来たことがありません。
横浜在住25年を超えてもまだまだ知らないことだらけ、熊本で言えば「新市街を知らない熊本市民」みたいなもんです。
そして、日曜は釣りと宴会があったので散歩はお休みしました。
これまで土日は1日2万歩のノルマを課してきたわけですが、やっぱり2万歩は結構大変だね。
疲れはしないけど、散歩のために3時間を確保するのが難しい。特にこの時期雨が多いからね。
というわけで、人間ドック前最後の定時報告ですが、概ね目標達成と言って良いでしょう。
ドックまではあと2日ありますが、ここからまた大きく増えるとはちょっと考えづらいですから。
今週はしっかり食べて、体の内部を健康にして検査に臨む所存です。
4日連続59.5kg以下、ゴール前ですが「目標達成」を高らかに宣言致します!
大変久しぶりに、次女の保育園時代のお友だちMちゃん一家と誘い合わせて釣りへ。リモート宴会した時にこの話が持ち上がりました。
写真の二人、もう高校生ですよ。月日が経つのは早いものですなぁ(右側がウチの子、後ろ姿は小学生っぽいですけど)
釣りの詳細はコチラのページに記載しています。
道場開設以来23年超の記録が1ページに集約されているという、まるで老舗うなぎ屋のタレのように継ぎ足し継ぎ足し、「成長する化石」ページであります。
HTMLの文法も1997年当時のままなので、スマホなどでは超見づらいと思いますが、書き直す予定は今のところありません。
釣りの後は超久しぶりの自宅宴会、 前回はいつだったか覚えてませんが・・・って思い出した。元日に突然ツイッターのお知り合いを招いたんだった ・・・ってなイレギュラーなヤツを別にすると、かれこれ1年以上やってないと思います。 今回は、一応「新型コロナウィルス感染拡大に対して配慮」ということで、 料理は大皿に盛らずに各人にお皿に乗せてサービスする、というレストラン・スタイルにしました。
名称 | Veuve Reuther Brut Tradition N.V. ヴーヴ・ルテール ブリュット トラディスィオン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Veuve Routher ヴーヴ・ルテール |
価格 | 2,980円 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
一本目はもちろん泡で。4年前に買ったものの、なんとなく開ける機会が無かった「ぎりぎり稽古範囲内」のシャンパーニュ。
午前中の釣行でアジとかメジナあたりが釣れていれば、刺身とのペアリングが楽しめたのになぁ・・・などと考えても仕方ありません。
合わせたのは本日の前菜、
Mちゃん家から頂いたローストビーフに、合鴨のロースト、クリームチーズの生ハム巻き、フルーツトマト、レタスのサラダ、
ジャガイモの冷製スープです。
抜栓時のガス圧は普通に高めに感じましたが、コルクの液面側はすぼまった形になっておりました。
色は、そこそこ熟成した感じが見て取れる麦わら色。品種はピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール45%、シャルドネ5%らしいので、
ほぼブラン・ド・ノワールですな。泡立ちもしっかりしていて泡も細かく、良いシャンパーニュらしい外観です。
香りも、「あー、なんかクリスマスみたいだ」と感じる華やかさ。熟れたリンゴやクロワッサンみたいな香りがします。
味わいは、ブリュットとしてはやや甘めかも(残糖量はわかりません)。それでも酸味もしっかりしているので、甘ったるい感じはありません。
よろしいんじゃないでしょうか。自宅熟成の効果は「吉」と出たような気がします。
意外とガスは抜けないんですね。「コルクは空気を通す」なんていいますが、スパークリング用は別と考えた方が良いんですかね。
点数 | 81点 |
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名称 | Mâcon-Verzé 2016 マコン・ヴェルゼ 2016 |
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生産者 | Dom. Leflaive ドメーヌ・ルフレーヴ |
価格 | 4,298円 |
購入店 | ヴェリタス?輸入直販ワイン専門店 |
Mちゃんパパと前回飲んだ際『高級な白ってのを飲んだこと無いんですよ』と言われてました。
ならば、ということで、今回チョイスしたのは名門中の名門「ドメーヌ・ルフレーヴ」が造るブルゴーニュ南部のシャルドネ。
この銘柄とは以前も稽古していて
(2009年、2007年、2006年、2004年)
良い年には「ルフレーヴ節」が炸裂するので、それを期待しての登用であります。
ちなみに合わせた料理は、マグロとアボカドのアヒポキ風です。
色は薄めのレモン色、外観にはそれほど高級感はありません。
香りは・・・弱いな。アップルパイみたいな甘さと香ばしさがバーン!とは全く来なくて、
まるでアリゴテ種のようなグレープフルーツっぽい柑橘系の香りがポツポツと、って感じでした。
味わいも、丸みや膨らみに欠けて、酸味と苦味が目立つシャープな感じ。およそ「ルフレーヴ節」とは程遠い感じです。
抜栓後時間が経つと、当初感じたような「アリゴテ?」感は弱まって、ブルゴーニュのシャルドネらしい感じにはなってきました。
でもなぁ、ちょっと違うよなぁ。4,000円を超えるお値段は「造り手プレミアム」と考えた方が良さそうです。
そして、よくよく過去の稽古結果を見返すと、「ルフレーヴ節」を感じたのは最初に稽古した2004年産だけだったみたい。
なんかヴィンテージによって感じ方がまるっきり違うようなので、もしかするとルフレーヴはこの銘柄でいろいろ実験しているのかも知れません(だから安い)。
今後はこの銘柄に大きな期待は寄せないことにしましょう。
ただ、Mちゃんパパに『こんな白は初めて飲みました』と言って頂けたのが救いです。
点数 | 70点 |
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リンク |
Macon-Verze 2016 [Dom. Lefraive] 4,360円 |
本日のメインディッシュは、師範代謹製のミートローフ(左写真)。 造り置きができるので、会食中に調理場に立つのが鬱陶しいと感じる家庭での宴会料理に最適です。 ステーキは冷めたらマズくなりますからね。
名称 | Calera Central Coast Pinot Noir 2015 カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Calera Wine Company カレラ・ワイン・カンパニー |
価格 | (Mちゃん家から) |
購入店 |
Mちゃん家に持参して頂いたのがこれ、カリフォルニアの名門「カレラ」のピノ・ノワール。
ヴィンテージは2015年、ラベルには"Fortieth Anniversary Vintage"の文字があります。
Mちゃんパパ曰く『近所の酒屋で買ってきました』とのこと。
師範もたまに行くその酒屋さん(天王町の「酒の鈴木」)、
以前は積極的に高級ワインを扱っていたみたいでシャッターにはロマネコンティのラベルが書かれているけど、
最近はワインより清酒の方に力を入れているみたいですので、店内在庫期間が長めのものかも知れません。
色味香りの詳細は↓に書いた翌日の稽古結果に委ねますが、これを頂いた時に強く感じたのは「やっぱり美味し上手いなぁカレラは」ということです。
とても人懐っこくてわかりやすい美味しさ、よほどの偏屈モノじゃなければ「こりゃ美味しい」というでしょう。
ブルゴーニュのピノ・ノワールとはどこか違う明るい雰囲気があって、いかにも「カリ・ピノ」らしいピノ・ノワールでした。
グラス1杯分だけの残りと翌日再稽古。色はピノ・ノワールとしては標準よりちょっと濃いめくらいの赤紫で、エッジに僅かなオレンジ色のグラデーションが見えます。 香りは、赤いベリーとファンデーションの香りが心地よく、ボリュームは翌日になっても立派なものです。 味わいも全くヘタった感じは無くて、人懐っこい甘酸っぱさと柔らかさがあってとてもいいバランスです。
「贈答品プレミアム」でなく、確かにこのワインは美味いですね。 ベーシックなアイテムでコレだから侮れないよなぁ、カリフォルニアの有名ドコロは。
点数 | 83点 |
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名称 | Château Mercian Yamanashi Muscat Bailey A 2017 シャトー・メルシャン 山梨 マスカット・ベーリーA 2017 |
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生産者 | メルシャン |
価格 | 1,538円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
上記までで3人で3本(その他にジューンベリー酒も少しお出ししています)、
Mちゃんママは各種1杯だけなんで、師範とMちゃんパパで1本分以上飲んでいることになります。
でも、やっぱりもう1本開けちゃうのね。ミートローフがとても肉々しい感じだったので、ピノ・ノワールだとちょっと上品過ぎる印象はありました。
そこで、ケモノっぽい味わいの赤、という判断基準で選んだのがコレ、日本ワインのマスカット・ベーリーA、造り手は大手メルシャンです。
例によって会の最後には高いワインは出さないという、師範の本質的なケチケチ精神が遺憾なく発揮されております。
そして、どういうワインだったかに関しては、半分ほど残った翌日に委ねますが、
飲んだ時に感じたのは「やっぱり軽いねぇ」ですね。
ミートローフに合う/合わないに関しては、合うっちゃ合うけど・・・って感じ。
ローヌとかが良かったかもですね。まぁヨッパライですから、そういう判断力はとうに失っております。
こちらも半分程度残った分から1杯だけ翌日テイスティング。 色は、↑のピノ・ノワールと比べると濃く青い色合いです。でもカベルネやメルローと比べると薄いでしょうね。 香りのボリュームはこちらも立派です。小さめグラスでもしっかり香ります。 香りの内容的には、バナナの形をしたパステルカラーの砂糖菓子(で判りますかね?)のイチゴ味のような、凄く特徴的なベーリーAの香りがします。 あと、デパートの化粧品売り場の香り。男性である師範は好きな香りです。 味わいはとても軽めです。渋味が弱いうえに甘く無く酸っぱくも無くで、とにかく軽いのね。
今にして思えば、最後をコレにしたのはちょっと失敗だったかも。でもMちゃんパパには「全然タイプが違う」と喜んで頂けたので、結果オーライではありました。 残りの分はバキュバンしてセラーに立てて保存、稽古は休肝日明けの今週金曜日を予定しております。
抜栓から5日後の7月10日、再稽古致しました。5日経っても香りのボリュームに衰えは無くて、ベーリーAらしい甘いフルーツの香りがしっかりと感じられます。
味わいも特に変化した感じはしないですね。もともとが軽いワインなんで、あまり変化する要素が無いのかもです。
日本ワインでも、5日くらい置いといたって平気なんだな、というのは新しい発見でした。
今の時期でしたら、セラーから出してすぐ、しっかり冷えた状態で頂くのがよろしいようです。
点数 | 73点 |
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そして例によって師範沈没。キスの天ぷらまでは食べたみたいですが(覚えてません)、
デザートにお持ちいただいたキルフェボンのフルーツタルトは翌朝美味しく頂きました。
左写真が今回稽古したワインたち。そんなに高級なワインは無かったわけですが、それでもバラエティ豊かで十分楽しめましたよ。
やっぱり宴会はバーチャルよりリアルが良いな。
今月のページ冒頭に書きましたように、7月9日に人間ドックを受けます。
人間ドックまでの断酒期間、要するにヒマなわけですよ。というわけで毎年恒例の「ビールテイスト飲料道場」です。
今年はたった6本です。なんとなく健康に良さそうな銘柄を選びましたが、あまり根拠があるわけではなく適当です。
ビールテイスト飲料道場2020
名称 | Indomita Gran Reserva Pinot Noir 2019 インドミタ グラン・レセルバ ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Viña Santa Alicia ビーニャ・サンタ・アリシア |
価格 | 794円 (単品価格:1,078円) |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
本日の夕食は、豚ヒレカツ&鶏モモカツ、それに茄子と人参の揚げびたし、オクラの酢の物。
仕込み担当が師範代で、調理担当が師範であります。
揚げ物なんで気軽なピノですね~ということで選んだのが、
4月に「セラー専科」で買った「ピノ・ノワール 飲み比べ 5本セット」からの最後の1本。
チリ産のピノ・ノワールで、銘柄に「グラン・レセルバ」などというタイトルを付けられていますが、単品価格でも1,000円しないお手軽価格です。
色は、まずまずピノ・ノワールらしい赤紫色。昔はチリ・ピノだとモノによっては真っ黒な色だったけど、今はそんな時代じゃ無いですね。
香りは、まずブルゴーニュのピノとは異なります。煮詰めたイチゴジャムと生のプラム、それにちょっとミントっぽい雰囲気のある、やや個性的な香りです。
味わいは、甘さしっかりで酸味そこそこで渋味は軽め。いわゆる「飲みやす~い」と言われそうなバランスですね。
ボディーも軽め、アルコール度数は高めですがスイスイ入ります。
なんだかやたらゴツいボトルに入っているので「もしや重いピノ?」と思いましたが、中の液体はそれなりに軽いワインでした。
渋味が少ないので、これからの季節冷やして飲んでも良いかもです。
点数 | 74点 |
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リンク |
Indomita Gran Reserva Pinot Noir 2018 1,078円 送料無料 ピノノワール ワイン5本セット 第6弾 6,110円 |