3月です。道場屋上から望むみなとみらいの朝焼け。ようやく朝散歩が明るくなってきました。
さてさて安ワイン道場師範(の中の人)に於きましては、
今月末をもちまして35年勤務した渡世のなりわい先を早期退職することにしました。
「早期」と言っても本来の定年より4ヶ月前倒した程度ですけどね。
とりあえず、失業手当を貰いながらゆっくり充電することにします。
年度後半(10月過ぎ)あたりから、小遣い稼ぎ程度の仕事をすべく、のんびり職探しをします。
当面暇人なので、広報目的の試飲会とか、平日昼間でもバンバン行けます。
そしてもし、こんな師範に依頼したいお仕事があれば、短期でも長期でもご連絡頂ければ幸いです。
連絡先は、下記のメールアドレスからでも、下記アイコン(TwitterやFacebookやInstagram)のDMなどからでもどうぞ。
お待ちしております。
本日付けで35年勤めた勤務先を退職しました。ソニー株式会社、良い会社でしたよ。 こんな長い間倒産しかったし、こんなスチャラカな師範をクビにしなかったし。 学生時代の師範、この会社を選んで正解だったぞ!
名称 | Savigny-les-Beaune 1er Cru "Aux Guettes" 2022 サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "オー・ゲット" 2022 |
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生産者 | Dom. Machard de Gramont ドメーヌ・マシャール・ド・グラモン |
価格 | 5,698円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
料理は師範代にお御馳走を作って頂きました。
豚ロースの香草焼き、カツオのたたき風カルパッチョ、ローストビーフ、モッツァレラトマト。
ワインもちょっと良いやつを選びました。自宅でブルゴーニュの一級畑なんてとても久しぶりです。
この銘柄は9年前に稽古しています。
外観は、ブルゴーニュの1級かくあるべし!な澄み切ったきれいな赤紫色。期待が高まります。
香りは「キタ━━(゚∀゚)━━!!」です。木イチゴのベリー、落ち着いたバニラ、上質な革製品。
ボリュームしっかりでおいしいブルゴーニュの香りをちゃんと持っています。
味わいは、甘味があって酸味もあって渋味もあって、要素的にはフルハウスなんだけど、
まだ若いのかちょっと固い印象を受けました。
やっぱりブルゴーニュは美味いよね。
ジェネリックを探すのに一生懸命な師範ですが、やっぱり本場にはかなわない気がしてしまいます。
マシャール・ド・グラモン、ラベルはクラシックな感じですが味わいは結構モダン、お薦めです。
小瓶保存してほぼ1週間後の日曜に再稽古。
全然落ちていない、というか香りはより華やかに、味わいはよりこなれてますます美味しくなったような気がします。
さらに1点プラスさせて頂きます。
点数 | 87(+1)点 |
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リンク |
Savigny-les-Beaune 1er Cru "Aux Guettes" 2022 [Dom. Machard de Gramont] 5,698円 |
そして師範退職日の道場の豪華な夕食がこちら。平日なのにありがとうございます!>師範代
ケーキも買ってきて頂きました。わざわざプレートまで付けて頂きありがとうね>長女
明日が最終出社日なので、職場のメンバーに渡すお菓子を買いに師範代を伴い横浜まで出てきています。 お昼は、師範代のお薦めにより東京たらこスパゲティ 横浜店。 彼女が昨年就職活動している時によく利用していたお店だそうです。
注文したのは、炙り明太子のお出汁スパゲティ 税込み1,089円。 これがビックリするくらい美味しいのね。生パスタがもっちもちで、トッピングもいろいろで混ぜ方によって味が変わります。 おまけにお出汁がついてくるので、スープスパにもなるという感じ。今どきのスパゲティーは進化しておりますな。
無事買い物を終えて、道場に帰っての食前酒はOH!LA!HO! ゴールデンエール。
半年前に長野県東御市へのふるさと納税の返礼品として頂いたものですが、賞味期限が5日過ぎちゃいました。
でも、別段変化した様子はありません。華やかな香りも爽やかな苦味も貰った時とあまり変わりない気がします。
というのも、ずっと冷蔵庫に入れていましたからね。
ビールもワインと同じく、保存状態によって美味しさが変わるような気がします。
名称 | Crémant d'Alsace "K**** N*****" N.V. クレマン・ダルザス "K**** N*****" N.V. |
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生産者 | Cave de Ribeauville カーヴ・ド・リヴォーヴィル |
価格 | (職場メンバーからの贈り物) |
購入店 |
本日の稽古相手に選んだこのワインは、退職祝いに職場のメンバーから頂いた名前入りのクレマン・ダルザス。
いわゆる「オリシャン」ですね。ありがたい話でございます。
合わせた料理は、豚バラのナス包み焼き、鶏肉と人参と玉ねぎのトマトソース、ブロッコリーとトマトとクリームチーズのサラダです。
色は、キレイに済んだ薄レモン色。泡は少なめですがキメは細かい感じです。
香りは、リースリングらしい白い花の向こうに・・・段ボールがしっかりいます。(ノ∀`)アチャー。
味わいは、やや甘めで酸味は控えめ、万人ウケするバランスだと思います。
大変残念ながら、中程度のブショネでした。飲めなくはないけど誰でもブショネと気付くレベルです。
そういうところも自分らしいな、と思ったりしました。やっぱり自分、ブショネだったかぁ(笑)
点数 | (52点) |
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このワインのコルクがこちら、赤く〇で示した部分、コルクに空いた穴が原因だと思うんですよね。
こういうのがあると洗浄がきちんとできず、よからぬヤカラが残るのだと思います。
でも、それって開けてみないとわからないですからね。天然コルクを使う上での拭いきれない課題だと思います。
本日は、飲み友だちの2bさんがお仕事の都合でお引越しされるということで、飲み仲間が集まっての送別会。
会場は、小田急線代々木八幡駅の目の前にあるpupuMARUCOというお店。
東京メトロ代々木公園駅からも近いです。
このお店、1階は立ち飲みのバルですが、2階には15人くらい入れそうなテーブル席があり、
今回はそこを貸し切りで使わせて頂きました。
参加者は下記の皆さんです。
・2bさん(主賓)
・あいさん(幹事)
・ハッピーなつみさん(おしゃれビルにお勤め)
・おかもとさん(お久しぶりです)
・Mayumiさん(二日ぶりです)
・よわ美さん(とおるの天敵)
・とおるの安ワインさん(よわ美の天敵)
・いさみさん(紳士)
・ayucowさん(後頭部)
・安ワイン道場師範(爺)
今回、お店側にも飲み友だちのmishikaさんがいます。
こちらのお店、mishikaさんの元上司の方(写真)がオーナーとのこと。本日はよろしくお願いします!
名称 | Drappier Brut Nature N.V. ドラピエ ブリュット・ナチュール N.V. |
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生産者 | Drappier ドラピエ |
価格 | (ayucowさんから) |
購入店 |
乾杯の泡は、ayucowさんが持参されたシャンパーニュ、造り手はドラピエ、品種はピノ・ノワール100%、
ドザージュなしのブリュット・ナチュレです。
過去を紐解いてみると、3年前にも稽古しておりました。
外観は、ブラン・ド・ノワールということでややロゼっぽい赤みを感じる薄黄金色です。
香りには、ベリーっぽいフルーツの香りと、高菜漬っぽい熟成感があります。
味わいはかなり酸味が強めなのですが、旨味もしっかりしているので酸っぱくはなく、柔らかさを感じます。
「ただいま良いシャンパーニュを飲んでおります」感のあるシャンパーニュでございます。
やっぱり良いよね、昼下がりのシャンパーニュ。「安ワイン道場」らしくはありませんが。
点数 | 83点 |
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名称 | Louis Roederer "Collection 243" Brut N.V. ルイ・ローデレール "コレクション 243" ブリュット N.V. |
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生産者 | Louis Roederer ルイ・ローデレール |
価格 | (ハッピーなつみさんから) |
購入店 |
もう1本シャンパーニュが続きます。こちらはハッピーなつみさんが持参されたルイ・ローデレール。
この銘柄は最近エディションを表示するようになって、こちらは243番目。
3年前に稽古したのが242番なので、その次のエディションですね。
外観は、ドラピエとはかなり違っていてほぼ赤みを感じないレモン色です。
香りもかなり違います。ベリーは無くて、リンゴや洋ナシのような冷涼さを感じる果実の香りに加えて、
うっすらとパンの皮みたいな香ばしさがあります。
口に含むと、とても細かい泡がクリーミーで、酸味と軽い苦味があってキュッと締まった味わいを感じます。
ドラピエが「ふくよか」だとすると、こちらは「こまやか」な感じです。
いずれにせよシャンパーニュは美味いっすね。昼下がりに限らずいつ飲んでも美味しいっすよ。
点数 | 82点 |
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今回は、mishikaさんの計らいで「飲み放題+持込み料無料で5,500円」という破格のプランにして頂いております。
飲み放題なのでビールを飲まなきゃ損!という極めて貧乏くさい考えもあって瓶ビールをチェイサー代わりに頂きました。
これがないと、シャンパーニュなんて一気飲みしちゃいますからね。
師範同様、半分以上の方がビール飲んでました。ワイングラス片手にビールをラッパ飲み、
酒クズ集団のオーラが漂っておりました。
名称 | Mie Ikeno 八ヶ岳 Chardonnay 2021 ミエ・イケノ 八ヶ岳 シャルドネ 2021 |
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生産者 | Dom. Mie Ikeno (Les Pas du Chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | (おかもとさんから) |
購入店 |
次のワインは、おかもとさんが持参されたミエ・イケノのシャルドネ。
この造り手のワインは瞬殺銘柄としてなかなか買えない日本ワインとして有名ですが、おかもとさんは普通にお店で買ったそうです。
ちなみにヴィンテージも同じものと2年前に稽古しております。
あれからどんな感じに熟成したのか、大変興味深いところです。
外観は、やや濁りのあるレモン色、いきなり自然派っぽさが感じられます。
香りのボリュームはしっかりで、レモン石鹸のような雰囲気がいかにも自然派な香りです。
味わいは思いのほか酸味は控えめ。その分旨味がしっかりしています。
以前稽古した時よりも自然派っぽさが強く出ているような気がしました。
すごく個性的だし、美味しいワインだとは思いますが、取り合いになるほどの価値があるかは師範にはちょっとわかりません。
点数 | 81点 |
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料理、まずはサラダでございます。
・pupu SALADA
生ハムと粉チーズとフライドオニオン?がいい味出しています。
名称 | Damascene Semillon 2020 ダーマシーン セミヨン 2020 |
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生産者 | Damascene ダーマシーン |
価格 | (いさみさんから) |
購入店 |
いさみさんが持参されたのは、『間違いなく美味しいセミヨン』ということで南アフリカのダーマシーン。
これは2年前に稽古しております。あの時はmishikaさんが持参されたんでしたね。
まず外観、全く濁りのないレモン色。やっぱりその方がワインは美味しそうに感じられます。
香りは、熟したリンゴとほんのりバニラ。鼻で感じる香りのボリュームはそれほど強くはありません。
ところが、口に含むと香りと味わいがブワーっとと開くんですね。「美味い」を超えて「尊い」感じがします。
例えがヘンテコですが「透明感のある大理石」「荘厳な白亜の建物」な印象を受けました・・・なんてことを言っていたら、
『師範それちゃんとメモしておきなさい』と言われましたので、ここに書くことができました。
点数 | 85点 |
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前菜でございます。
・タコの辛パッチョ
タコ、美味いっすよね。魚卵のトビコが乗せられていますが、相性が気になるほどではありませんでした。
名称 | Meroi Ribolla Gialla 2016 メロイ リボッラ・ジャッラ 2016 |
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生産者 | Meroi メロイ |
価格 | (あいさんから) |
購入店 |
あいさんが持参されたのは、あいさんお気に入りの造り手「メロイ」のリボッラ・ジャッラ。
この造り手のソーヴィニョン・ブランを以前持参して頂いていて、
その時は香りにめっちゃメロンを感じたんですね。
とても印象に残っています。
色は結構濃いめです。ヴィンテージが2016年なので少し熟成色が出ているのかもしれません。
香りは、ソーヴィニョン・ブランほどではありませんがやっぱりメロンが感じられる気がするんですね。
味わいにはメロン感は無くて、どちらかというとグレープフルーツ的な軽い苦味がありました。
メロイ、この造り手のワインは美味しいです。冷涼地の硬質な感じとイタリアの人懐っこさを併せ持っているような気がします。
またよろしくお願いします!>あいさん
点数 | 81点 |
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お次はシャルキュトリーです。
・Air生ハムとサラミ盛り
薄~くスライスされた生ハム、ふわっふわで美味しゅうございます。
写真撮り忘れましたがニョッコフリットという小さなパンに巻いて食べると絶品です。
名称 | Dei Rosa 2023 デイ ローザ 2023 |
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生産者 | Maria Caterina Dei マリア・カテリナ・デイ |
価格 | (よわ美さんから) |
購入店 |
よわ美さんが持参されたのがこちらのロゼ。
産地はトスカーナ、品種はサンジョヴェーゼ100%、ビオロジコらしいです。
インポーターはスリーボンド貿易さんですが、ラベルに「ミディアムボディ 赤ワイン」と書かれていて、
「それはちょっと・・・」と一人で突っ込んでおりました。
色は非常に淡いピンク色で、香りにはサンジョヴェーゼらしいスミレっぽさと、イチゴのようなベリーの雰囲気を感じます。
味わいはほんのり甘め。難しいことを考えずにスイスイ飲める系のワインです。
ロゼ、今の季節に良いっすよね。
あいにくこの日は雨が降っていてお花見にはイマイチだったみたいですが(それでもお花見している人はいたみたい)
これから花見の本番、出番が多そうです。
点数 | 78点 |
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箸休めてきなお料理がこちら。
・レバーパテのブリュレ
このタイミングで手羽先岩塩揚げと海老パンも出して頂いたのですが、
海老パンが美味しすぎて写真を撮り忘れております。
名称 | Barolo Riserva 2012 バローロ・リゼルヴァ 2012 |
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生産者 | Terre del Barolo テッレ・デル・バローロ |
価格 | (2bさんから) |
購入店 |
主役の2bさんが持参されたのは、ご自宅にて熟成されたバローロ・リゼルヴァ。
リゼルヴァじゃない2016年産は、昨年のジョナサンでの飲み会に持参したりしております。
ネッビオーロは熟成させてナンボらしいですから、期待の1本です。
外観は、中心部がレンガ色っぽい赤紫で、エッジはオレンジ色。キレイに熟成している感じがします。
香りもいかにも熟成ネッビオーロですね。ドライフルーツと革製品、オレンジの皮みたいな香りも感じます。
味わいは、年相応にこなれてはいますが、タンニンは未だにしっかりしてます。さすがはバローロです。
やっぱり「ネッビオーロは熟成させてナンボ」ですよ。若いうちに飲んだら固いだけだったかも知れません。
そういった意味では我々素人は手を出しづらい品種かもです。
点数 | 83点 |
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この盛り合わせをドドーン!と出して頂きました。
・前菜7種盛り
これだけあれば普通にワイン1~2本は空いちゃいますよ。人参の和え物とかアーリオ枝豆とか、無限に飲めます。
名称 | Les Plantes de Durfort-Vivens 2019 レ・プラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァン 2019 |
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生産者 | Ch. Durfort-Vivens (Gozague Lurton) シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン (ゴンザッグ・リュルトン) |
価格 | (Mayumiさんから) |
購入店 |
Mayumiさんが持参されたのは、インポーター「モトックス」の中の人である中塚さんが推薦されていたらしいボルドー産。
メドック2級格付け、マルゴー村のシャトー・デュルフォール・ヴィヴィアンのセカンドワインですね。
外観は、エッジまでビシッと濃い紫色、いかにもボルドーです。
香りは、カシスのようなベリーに黒豆みたいな熟成感や消し炭みたいな樽の名残りがあって、こちらもいかにもボルドーです。
味わいは、想像したよりも渋味は控えめで甘さがあって柔らかい感じ。もっとガチガチかと思っていました。
2019年という若めのご年齢なのに「もう美味しく飲めます」な感じはセカンド・ワインゆえ、ですかね。
ボルドーも時代に合わせていろいろと改善していると聞きますが、確かにそういう印象を受けました。
点数 | 80点 |
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メインのお料理がこちらです。
・ラザニア
実はこの他にもお肉料理が計画されていたみたいですが、量的にはこれで十分でしたよ。
名称 | Overture N.V. オーバーチュア N.V. |
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生産者 | Opus One Winery オーパス・ワン・ワイナリー |
価格 | (いさみさんから) |
購入店 |
こちらは、いさみさんが2bさんのためにサプライズで用意されたワイン。
あの「オーパス・ワン」のセカンドワイン、オーバーチュアです。
複数の品種、ヴィンテージをブレンドして造られ、生産量はオーパス・ワンよりも少ないという、逆に珍しいセカンドです。
いさみさん曰く『オーパスは皆さん飲んでいるでしょうから』だそうです。イケメンはやることがカッコいいっす。
そしてこれ、師範的には「オーパス・ワンとどこが違うの?」ってくらい王道のナパ・カベ感でした。
ベリーとバニラがこれでもか!というくらい香ります。
ayucowさん曰く『コーヒー味のお菓子の香りがする』そうです。言われてみれば確かにそういう感じですね。
いやー、やっぱり美味いのよ、ここのワインは。
「テクノロジーに裏付けられた完璧なナパカベ感」ですね。
そしてやっぱり師範にはオーパス・ワンと見分けがつかないと思います。
点数 | 86点 |
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名称 | Napier "Red Medallion" 2009 ネイピア "レッド・メダリオン" 2009 |
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生産者 | Napier Winery ネイピア・ワイナリー |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
そんなオーバーチュアに戦いを挑むのが、とおるの安ワインさんが持参された南アフリカ産の赤。
ネイピアのフラッグシップ「レッド・メダリオン」は、オーバーチュアと同じく複数のボルドー品種を使って造られているそうです。
色は、オーバーチュアよりもさらに濃くて深い紫色。
香りは「まるでカリカベ」ですね、香りのボリュームもオーバーチュアを上回る感じがありました。
味わいは、2009年という良い感じのご年齢もあって熟成からくる柔らかさがあります。なるほどー。
結果、オーバーチュアと甲乙つけがたい感じはありましたが、
こちらの方が若干荒っぽいというか、アフリカの野生味があるように感じました。
それほどオーバーチュアは文句の付けドコロのないワインだったと言えますが、
一方で「面白味がない」と感じる人もいるかもしれません。
点数 | 85点 |
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飲み放題なのでレモンサワーなんかも頂いております。 これが美味しかったんだよなぁ、ワインが続くとさっぱりしたものが飲みたくなるじゃないですか、 その気分をきっちり鎮めてくれました。
名称 | Franciacorta "Insé" Pas Dosé 2013 フランチャコルタ "インセ" パ・ドゼ 2013 |
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生産者 | Corteaura コルテアウラ |
価格 | 3,980円 (ワインくじ:通常価格14,300円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
最後は、師範が持参したヴィンテージ・フランチャコルタ。
年末に買った"Cave de L NAOTAKA"のワインくじ、そこの1等(2/100本)でした。
瓶内熟成54ヵ月、通常価格が14,300円の高級フランチャコルタ(でも買値は3,980円)です。
こんなワイン、いつ飲むか悩みドコロでしたが、2bさんの門出にちょうど良い機会だと思って持参しました。
10人で11本目(+ビール+レモンサワー)、例によって細かいことは覚えていないのですが、
泡が細かかったことは覚えています。というかメモにそう書いています。
そしてメモには「若い」「しぶみしっかり」とも。「しぶみ」って・・・本当っすかね?>昨日の師範
でも美味しい泡だったことは確かなようで、点数は82点と書き記していました。
皆さんにも楽しんで頂けたような気がするので、ワインくじ当たり商品の使いどころとしては正解でした。
点数 | 82点 |
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リンク |
Franciacorta "Inse" Pas Dose 2013 [Corteaura] 14,300円 【送料無料】お宝ワインを探せ! ミニワインくじ 3,980円 |
持ち寄りワインたち
名称 | Crémant de Bourgogne Tradition Brut N.V. クレマン・ド・ブルゴーニュ トラディション ブリュット N.V. |
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生産者 | Claude Gheeraert クロード・ゲラエール |
価格 | (不明) |
購入店 | pupuMARUCO |
お店には大サービスして頂いていますし、まだ飲み足りない&話足りないということで2本追加いたしました。
その1本がこちらのクレマン・ド・ブルゴーニュ。やっぱりほら、スパークリングはいつ飲んだって良いわけですよ。
そしてこのワインに至ってはメモもありませんし記憶もおぼろげですが、
前のフランチャコルタがしっかり系の泡だったのに対し、こちらのクレマンはさっぱり系の泡だったように思います。
撮った写真を見ると、やや赤めの色に感じるので、ピノ・ノワールの比率が高いのかも知れません。
いつも最後のほうはこんなテイタラクですが、師範爺はメモも取れないほど楽しかったんだと思いますから、
迷惑さえかけてなければ良し!とさせて頂きます。
点数 | (77点) |
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名称 | Riesling 2023 リースリング 2023 |
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生産者 | Weinlellerei Klostor ヴァインケレライ・クロストール |
価格 | (不明) |
購入店 | pupuMARUCO |
もう1本、ドイツのリースリングも追加で注文されています。
ワインを選んだのはあいさんでしたっけ?最後にスッキリ系を持ってくるあたり見事なチョイスです。
さすがは「東のクレオパトラ」ですね。
そして、こちらのワインに関してはちょっと覚えているんですよ。
リースリングらしい白い花の香りがしっかりで、アルコール度数が10.5%と低いこともあってちょっと甘め、
清涼飲料水のごとくスイスイと飲めるワインでした。
最終的には10人で13本・・・いつもの酒量に落ち着きましてございます。
泡が4本/白が4本/ロゼが1本/赤が4本というバランスも絶妙でした。
点数 | (79点) |
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こちらがお店の2階の雰囲気です(クリックしても拡大しません)。
良い感じのサイズ感なので、これからもワイン会などに使わせて頂ければと考えております。
また、4月から超ヒマ人の師範ゆえ、東京に出てきた際にはフラッと一階の立ち飲みにも寄らせて頂くかも知れません。
その際はよろしくお願いします!
・・・というような2bさん送別会、会費は追加分も合わせて7,200円でした。
■note12本目、ちょっと寂しいけど、飲み仲間が遠くに引っ越す=旅行先が増える、ということですよ。
ワイン持ち寄りで飲み仲間の送別会・・・pupuMARUCO
・・・で、更に飲み足りない/話足りないメンバーで二次会へ。 お店は魚民 代々木八幡駅前店、チャッキチャキの居酒屋チェーンですね。
生ビール 636円で乾杯しております。 もはやだれが参加していたかわからない状態なのですが、グラスが6つ(1つはレモンサワー)なので6人でしょうね。
シマホッケ 933円なども食しておるようです。美味しかったような気がします。
「安ワイン道場師範」ですから、
この期に及んでグラスワイン 383円も飲んでおるようです。銘柄はビストロですね。レシートに書いてありました。
最近レシートの写真を撮るようになったのは偉いぞ!>昨日の師範
そんな感じの二次会、お会計は6人分トータルで13,725円でした。
2bさんの引っ越し先へはそのうちきっと遊びに行きますので、新天地でもみんなで楽しく飲んでやってください!
名称 | 47N Pinot Noir N.V. 47°N ピノ・ノワール N.V. |
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生産者 | Vinaria Bostavan ヴィナリア・ボスタヴァン |
価格 | 769円 |
購入店 | ロピア権太坂店 |
本日の夕食メニューは、鯵の塩焼き、ほうれん草の胡麻和え、砂肝と玉ねぎのガーリック炒め、ソーセージ入りニラ玉。
赤でも白でも、なメニューなので中を取って軽そうな赤を。
ロピアで税別699円のモルドバ産ワイン、白のシャルドネは先日稽古してかなり好印象、
果たして「難しい」と言われるピノはどうでしょうか!?と。
色は、シャブリと同緯度の地域で造られるピノ・ノワールとしては濃いめに感じる赤紫色。清澄度が高くきれいな外観です。
香りはビックリするくらいちゃんとピノです。ラズベリーにほんのり革製品、樽香はありませんがピュアなピノの香りが楽しめます。
味はもちろん軽め、でも酸味と甘味のバランスはちょうど良いし、マジでちゃんとしています。
いやー参った、難しいピノ・ノワールも難なく美味しいワインにしています。
ブルゴーニュのそれなりの造り手の裾ものくらいのクオリティはあると思います。
ロピアが近所にある方はピノとシャルドネ合わせて買って吉です。
小瓶に保存した翌々日、前日の議事録を書きながら再稽古。
やっぱりこのピノ・ノワール、美味しいです。ちゃんとピノ・ノワールの香りと味わいがあります。
そして、ほんのり樽香もあるような気がしてきました。+1点します。
点数 | 78(+1)点 |
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退職前の有休消化で、本日はお休みを頂いております。夕方から五反田で飲む予定があったので、
東横線で中目黒まで出て目黒川沿いの桜を見ながら南下と洒落込むことにしました。
こちらは、中目黒駅前で見つけたオーストラリアのスパークリングワイン「シャンドン」の屋台。大々的にシャンドン推しなので、
『お!LMVHが直々に出店しているのかな?』と思ったわけですが・・・
張り紙には「シャンパン」の文字が!えーっと、さすがにそれはまずくないですかね?
知らずに書いているとは思えないんですけど。まぁ相手は花見客でしょうから、とやかく言う人は少ないと思いますが。
ちなみに桜はまだ2分咲きくらいでした。
当初は歩く途中で花見しながら一杯、なんて考えておったわけですが、風は強いし、そういう店も見当たらなかったので、
飲み会開始時間の1時間以上前に五反田に着いちゃいました。
あてもなくうろうろしていると、『ハッピーアワー 生ビール350円』の看板を発見、
五反田駅の改札前にある点心酒場 PAOPAO+というお店。吸い込まれるように入りました。
こちらが生ビール 350円です。普通に美味しいスーパードライです。
途中でシューマイでも摘まもうかな、とも思いましたが、それがお店側の戦略でしょうね。
ビールとお茶を頂いて15分ほどの休憩、ツイートした「シャンパン」の反響が大きかったので、
ツイッターのチェックをしたりしておりましたとさ。
それでは飲み会です。
反社法人「五反田会」の会長とおる氏からお誘い頂いて、第15回五反田会に参加させて頂いております。
前回は先月、この時ですね。
今回の会場は、五反田駅と大崎広小路駅の間、池上線のガード下にある大衆イタリアン かね子 五反田店というお店。
ガード下といっても猥雑な感じはなく、再開発でこぎれいなお店が並んでいます。
今回の参加者は下記の皆さんです。
・とおるの安ワインさん(リーダー)
・Mayumiさん(副支部長)
・米柱さん(最近書かないっすね)
・ななさん(文豪は書いてね)
・あいさん(リムジンのレディ)
・ayucowさん(リムジンのドライバー)
・やえさん(五反田会初参加)
・安ワイン道場師範(もうすぐプータロー)
まずは先に着いたヒマ人メンバーで乾杯。銘柄はサッポロです。 午後7時まではハッピーアワーで1杯280円、かき込むように飲み干しました。
生ビールを2杯ほど頂いた後、緑茶ハイにスイッチ。 普通にペットボトルのお茶な感じで、正直ちょっとコレじゃない感はありました。 ayucowさん曰く『緑茶ハイはやっぱり抹茶で緑色に濁っていないと』、ハゲしく同意いたします。
お次はスパークリングワイン、このあたりで19:00を迎え、一杯280円のハッピーアワー終了です。 このスパークリング、飲み放題なので銘柄は間違いなくポールスターだと信じて、やえさんと「だよね~」なんて話してました (ポールスターは先週稽古しています)。 疑り深い、というか師範を信用していないななさんが店員さんに確認したところ『マレステという名前です』だそうです。 あらら~師範の面目丸つぶれです(このワインのことは後述します)
名称 | Neblina Chardonnay 2022 ネブリナ シャルドネ 2022 |
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生産者 | VCS VCS (ヴィーニャ・コノ・スル) |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
「イタリアン」を名乗るだけあって、ワインは結構種類があります。
赤が4種類、白が4種類、スパークリングが1種類の計9種類、お値段はすべて税別1,980円です。
見たことも聞いたこともありまくりな激安銘柄のオンパレードでした。
その中から、まずは安全なところでチリのシャルドネ、「ネブリナ」はコノ・スルの激安ラインですね。
14年前に2010年産と稽古していました。
そもそも五反田会のコンセプトは『難しいこと考えずに雑飲みしましょう』なので、細かいことは覚えちゃいません。
でも、このワインはちゃんとシャルドネでしたね。弱めだけどリンゴと蜂蜜が香ります。
味わいも甘さ控えめで、普通にスイスイ飲めます。
さすがコノ・スルだなぁ、廉価版でもきっちり品種の特徴を捉えたワインを造ってくれます。
「これで良い」感がハンパないですね。居酒屋で2,000円、十分アリだと思います。
点数 | 73点 |
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全員揃ったところで改めて乾杯。ネブリナなんて安ワインを普段は飲まない層のメンバーもいましたが、
みんな「普通に美味しい」と言ってましたよ。
こちらのお店、グラスが結構ちゃんとしています。そこもナイスなポイントです。
名称 | Granada "Premium Selection" Sauvignon / Chardonnay N.V. グラナダ "プレミアム・セレクション" ソーヴィニョン / シャルドネ N.V. |
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生産者 | Viña Tinajas del Maule ビーニャ・ティナハス・デル・マウレ |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
こちらのお店、注文はLINEを繋げてのモバイル・オーダーです。
この方式、注文が楽になるのは良いんですが、お店とLINE友だちになるので後々セール情報とか送られてくるのがウザいんですよね。
友だち解除すりゃ良いんですけどね。なんか申し訳ない気がしてしまう昭和人です。
そんなモバイル注文をミスった米柱さん『間違って白が2本来ちゃった』と。
良いんですよ良いんですよ、どうせ飲むんだから・・・ということでこれもチリの白ワインです。
品種はソーヴィニョン・ブランとシャルドネらしいですが、
香りにハーブの涼しさとトロピカルフルーツ感があって、しっかりソーヴィニョン・ブランです。
味わいはかなりドライ。スッカスカとまではいきませんが、スカスカぐらいの軽さです。
悪くないけど、ちょっと物足りないかなぁ、という感じでした。
ラベルに"Premium Selection"なんて書かれていますが、プレミアムじゃないやつもあるんですかね?
あれば怖いもの見たさで稽古してみたかったりします。
点数 | 70点 |
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この店で一番グッときた料理がごのレバカツ、一人1本限定でお値段は55円です。 全くイタリアンの要素はないけど美味いっすよ。 敢えてイタリアの要素を探すと、乾燥パセリの粉が掛けられていますが、味噌ダレが強くてパセリの風味はありませんでした。
名称 | Miluna Bianco d'Italia N.V. ミルーナ ビアンコ・ディタリア N.V. |
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生産者 | Terre di Sava テッレ・ディ・サーヴァ |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
イタリアンですから、一応イタリア産のワインもあるんですよ。それがこちら、安ワイン者で知らない者はモグリ、とも言われるミルーナです。
道場でも5年前に稽古しています。
ラベルの感じはシチリア産みたいですが、造り手のテッレ・ディ・サーヴァはプーリア州のワイナリーみたいです。
このワイン、色はほぼ無色で、香りもとても弱め。一生懸命に嗅ぐとわずかにトロピカルな雰囲気を感じ取れます。
味わいは、前の白に負けず劣らずの軽さ。まるで水のように飲めてしまいます。
水のように飲めるだけでなく、水のように記憶に残らないワインでもあります。
でもハナマサで500円以下のワインですからね、ヘンテコなワインじゃないだけありがたいと思いましょう。
点数 | 69点 |
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ちょっとイタリアンらしい料理がこちら、牛ハラミのグリルです。お値段もちょっと高級で1,639円。 美味しかったです!(語彙力)
名称 | Neblina Cabernet Sauvignon 2022 ネブリナ カベルネ・ソーヴィニョン 2022 |
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生産者 | VCS VCS (ヴィーニャ・コノ・スル) |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
もちろん赤も飲んじゃうわけですよ。赤の1本目も安心安全のコノスル廉価版、ネブリナのカベルネ・ソーヴィニョン。
実はこの銘柄、安ワイン道場初登場です。安ワイン者代表を自任しておきながら、稽古していないとは何たる手落ち!って感じです。
いまここに謹んで稽古させて頂きます。
外観は、あまり覚えちゃいませんが、写真を見る限り結構しっかりとした濃さのある紫色だったみたいです。
香りはやっぱりカベルネですね。濃い色のベリーとピーマンがちゃんと香ります。
味わいは、軽いっちゃ軽いけど軽すぎない感じ。ご立派です。
ホントやっぱりコノ・スルは上手いっすね。シャルドネもカベルネも、その品種の特徴を上手に引き出しています。
一度ご本尊の自転車印と飲み比べてみなきゃいけませんな。
点数 | 72点 |
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箸休め的な料理で、洋風浅漬け 319円、アンチョビきゅうり 319円、いぶりがっこチーズ 539円。 なぜイタリアンらしくないか考えるに、やっぱりここは器が小さいんですね。 大きめのお皿の真ん中にこれらをちょこんと乗せて出せば、一気にイタリアンになる気がします。 保管場所を取るのでやらないんでしょうけど。
名称 | Granada "Premium Selection" Cabernet / Carménère N.V. グラナダ "プレミアム・セレクション" カベルネ / カルメネール N.V. |
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生産者 | Viña Tinajas del Maule ビーニャ・ティナハス・デル・マウレ |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
赤をもう一本、白のソーヴィニョン&シャルドネと同じ銘柄で、品種はカベルネ&カルメネールです。
8人で5本目、もちろんワインの前にはしっかりビールや緑茶ハイなんかも飲んでいるので、
脳味噌的にはそうそう覚えていられる状態ではなかったりします。
・・・ということで、撮った写真を見つつ忘却の彼方から記憶を引き戻しつつ書いていますが、
ネブリナが真紫だったのに対して、こちらはエッジに若干レンガ色っぽい感じがあったようです。
香りと味は・・・さすがに写真からじゃわかりません。でも、結構イケていたという記憶はあります。
なにがダメって、メモを取ってないのがダメなんですよ。
書かれた内容より、なんて書くか頭を使うことに意味があるわけです。反省してください!>昨日の師範
点数 | (71点) |
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この写真は明太子とジャガイモのアヒージョ 759円。 気が利くayucowさんがバゲットを追加してくれましたよ。 明太子がイタリアンかは疑問が残るところですが、バゲットにつけて食べると一気にイタリアンです。
名称 | Señorio de Mareste Brut N.V. セニョーリオ・デ・マレステ ブリュット N.V. |
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生産者 | Bodegas Fernando Castro ボデガス・フェルナンド・カストロ |
価格 | 2,178円 (お店価格) |
購入店 | 大衆イタリアンかね子 五反田店 |
こちらが問題の、グラスでも出されている「マレステ」なるスパークリングです。
いや、居酒屋にてグラスで出されるスパークリングワインが、
ちゃんとボトルに入ったものから注がれているなんて思いもよらなかったわけです。
造り手はボデガス・フェルナンド・カストロ。ここもスペインの安ワイン界隈ではよく見かける名前ですね。
今にして思えば、ポールスターよりも泡がしっかりしていた気がします。
そしてポールスターよりも香りもしっかり、芳香系品種の雰囲気があった気もします。
ただ、かなり甘いのは同じですね。やっぱり一般には甘めのスパークリングがウケるのかなぁ。
これで、このお店のワインで稽古していないのは残り3種類(白1赤2)となりました。
それだけ押さえれば安ワイン者の居酒屋ワイン探索活動としては十分でしょう。
点数 | 70点 |
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このピザ、マルゲリータ 759円はきっちりイタリアンですね。
ほかにも、焼鳥なんかの料理もいっぱい注文して、ちんりろりんでハイボールをガンガンいっちゃうやあいさんやとおる氏もいて、
お会計はトータルで43,109円。一人当たり6,000円弱でした。
会計後、とおる氏が『5,000円余っちゃったよ。だれか一万円札と五千円札間違えてない?』なんて言ってましたが、
8人から6,000円ずつ集めればそりゃ5,000円弱余りますよ。
安ワイン勢ぞろい
余った5,000円を軍資金にして、Mayumiさん、米柱さん、とおる氏、師範の4人で二次会に向かいます。 いつもトライしては「満席です」と断られ続けたお店、そこがこのau comptoir Échézeauxというワインバー、 師範は初訪問のお店です。
ワインバーというと、カウンタがあってテーブルは1つか2つ、という小さめのお店を想像しますが、 ここは結構大きいですね。カウンター9席、テーブル席は32席もあるらしいです。 それでも断られ続けたんだから、相当繁盛しているんですね。素晴らしい。
名称 | Henri Giraud "Esprit Nature" Brut N.V. アンリ・ジロー "エスプリ・ナチュール" ブリュット N.V. |
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生産者 | Henri Giraud アンリ・ジロー |
価格 | 15,950円 (お店価格) |
購入店 | Wine Bar Échézeaux |
ワイン選びは、副支部長のMayumiさんにお願いしました。
『シャンパーニュが飲みたいな~』なんて言いながら選ばれたのがこちらのワイン。
アンリ・ジローのエスプリは1月に2回も稽古しております
(ココとココ)。
ラベルから樹の絵は無くなったんですね。
師範氏、また真面目さが復活したみたいでメモが残っています。
泡はとてもきめ細やかでした。香りには白い花と黄色い桃の香りがあったようです。「若い」と書いています。
飲むと「やっぱりシャンパーニュしか勝たん」のですよ。居酒屋のスパークリングとはおいしさの凝縮度が違います。
やっぱり美味しいっすよね、このシャンパーニュ。
安ワイン者のくせにますます「高いシャンパーニュは美味い」の認識が強まっちゃって今後どうしましょう、って感じです。
点数 | 85点 |
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テーブルチャージは550円、それにはこのグジェール2個が含まれています。 この香ばしさとシャンパーニュの香ばしさがシンデレラフィットしておりました。
こちらがサービスして頂いたイケメンのソムリエさん。
アンリ・ジローの蔵に行ったことがある旨、サラリとお話されていました。カッコいいっす!
そんな二次会、お会計は18,150円。一次会の残りをありがたく使わせて頂き、結構お安く楽しめました。
■note11本目、グダグダ書いているけど、居酒屋で安ワインの選択肢が多い、それだけ合格です。
五反田で居酒屋安ワインを雑飲み・・・大衆イタリアン かね子 五反田店
ここんとこ飲み会続きで飲みかけ渋滞中、まずはこの子らからやっつけていきます(左から)。
南アの白(8日目):ちょっと痩せました
G7ロゼ(7日目):コノスルよりは健闘
コノスル(7日目):さすがに果実味減衰
仏国安泡(6日目):君はチューハイか?
・・・そんなに持たせない方が良いみたい。
名称 | Rosso Puglia Appassimento 2022 ロッソ・プーリア アパッシメント 2022 |
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生産者 | Gran Maestro グラン・マエストロ |
価格 | 1,760円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の調理担当は師範で、メニューはレバ(牛)ニラ炒め、回鍋肉(w/TopValu)、フカヒレスープ(w/ニチレイ)。
ワインは、飲みかけワインの敗戦処理が微妙なので、選んだのは「アパッシメントがマズいわけない」プーリア州の赤ワイン。
単品種のプリミティーヴォの2021年産とは稽古済み、普通に美味いはずでです。
色はもちろんしっかりと濃い紫色です。
香りはとても立派です。
凝縮したベリーと香ばしい樽、その二つしか無いと言えば無いんだけど、ストレートに美味しい香りではあります。
味わいは、まず甘い。そのあとに渋味と酸味がついてきます。陰干しブドウあるあるなバランスです。
この手のアパッシメントって、ちゃんと美味いんだけど甘さに隠れてそれぞれの違いはわからない、という感じがします。
そういう意味では、手をかけない(らしい)自然派と似ているかも。
手をかけすぎても手をかけなくても傾向が似ちゃうのかもです。
バキュバンしてセラーに立てて保存した翌日の昼、セブンイレブンの冷凍ギョウザに合わせてアペロ。 この手のワインは、前述のロゼとかとは違って日を置いた方が美味しいですね。+2点加点します。
点数 | 75(+2)点 |
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リンク |
Rosso Puglia Appassimento 2022 [Gran Maestro] 1,760円 |
本日師範は有休消化体制、、一日休みを取得して道場の執筆活動に終始しておりました。
そして夕方からは、職場の飲み仲間のお誘いでプライベートな飲み会。
参加者は言い出しっぺのAoさんと若き切れ者Ymさんと老いぼれ師範です。
一軒目は、馬車道にあるAoさん行きつけのSmiley Smileというお店。
形態としてはどういうべきなんでしょうね?個性的なおつまみを出すバー、という感じでしょうか。
店の造りは、カウンターが数席と、奥に4人掛けテーブルが1つ。とてもこぢんまりした店内です。
我々は奥のテーブル席を使わせて頂きました。
店内のディスプレイは、オーナーであるショーンさんの趣味のものがいろいろ、異国の雰囲気が漂っております。
カウンターからは英語しか聞こえてこない、そんな感じのお店です。
名称 | Pupitre Brut N.V. ピュピトレ ブリュット N.V. |
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生産者 | Cellers de l'Arboc (Cstell d'Or) セリエール・デ・ラルボック (カステル・ドール) |
価格 | 1,900円 (お店価格) |
購入店 | Smiley Smile |
飲み物メニューは日によって変わるそうです。
この日のラインナップは、ビールが国産の生ビールとスペイン産の瓶ビール3種。
ワインがカバのボトルと赤白の缶ワイン。
Aoさんから『カバにしましょうか?』と言われて反対する要素は全くありません。
まずは3人で1本頂くことになりました。
この銘柄、見たことあるなぁと思ったら9年前に稽古しておりました。
コストコで売られている銘柄ですね。照明が独特なので色はわかりませんが、泡はそこそこしっかりしていたと思います。
香りや味わいも、安カバにありがちな金属的要素は控えめで、ちょっと甘めながら普通に楽しめるバランスでした。
バーでスパークリングのボトルが1本2,000円以下、とてもアリだと思います。
開けて売るだけの商品に、何千円も利益を乗せているお店は見習って頂きたいところです。
点数 | 74点 |
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それでは乾杯!
グラスは脚無しですが、口のところを僅かに外側に反らせてある良い感じのフォルムでした。
どこのグラスだろう?大きさも手ごろでちょっと欲しくなりました(もうグラスは十分持っているのに)
この日のおつまみは3種類ありました。
・Tajin Dry Roasted Chili & Lime Pistachios
(タジン チリ ライム ピスタチオ) 400円
酸味のあるスパイシーな衣をまとったピスタチオですね。酒飲みはこれだけでも良い気がします。
あと、サービスで生のオリーブも出して頂きました。
Aoさんお気に入りのおつまみがこちら。
・Cajun Tater Tots
(ケイジャン テイター トッツ) 700円
一口ハッシュドポテトをバターミルクランチディップにつけて食べます。
サクッとしていて美味しゅうございました。
そして今回この店に来た目的がこちら。
・Moroccan Meatballs
(モロッコ風ミートボール) 1,000円×2
ミートボールの中身は牛肉・豚肉・羊肉、ラスエルハヌート・ハリッサがアクセントで、
塩レモンヨーグルトソースがかかっていて、下にはクスクス、トッピングはミント、横にピタチップスが添えられています。
独特の奥行きとスパイシーさを味わえるミートボールでした。
カバを飲み終えたらスペイン産のビールにシフトします。右から順番に頂きました。
・Estrella Damm(エストレージャ・ダム) 800円
3本の中では一番軽めで日本のビールに近いピルスナー。でもどこかバルセロナの風が感じられるんですよ。ラベルには星のマーク。
本日の星1つめです。
・Voll-Damm Double Malta(ボルダム ダブル・モルト) 800円
色は褐色で、かなり強いフレーバーと味わいのビール。甘さと香ばしさがあってアルコール度数は7.2%、ちびちび飲みたいビールですね。
・Inedit(イネディット) 800円
出ました!「ビール界のドンペリ」、白ビール的なコリアンダーやオレンジピールの香りを感じます。
イネディットが800円で飲めるのは優秀ですよね。そして本日の星2つめです。
そんな感じで1時間半ほどお邪魔して、3人分のお会計は7,400円。 スペインやイタリアあたりのバルの雰囲気を味わえるお店でした。 営業日が不定らしいので、訪問する際はお店のインスタ(※)で確認した方が良いみたいです。
(※)とか書いておきながらインスタのアカウントを知りません。
二軒目もAoさんの引率で、関内駅前の利久庵という蕎麦屋さん。この人は酒が飲める場所だったらどこでもご存じなんだな。
店内は、我々以上にお年を召した方のグループや、会社帰りのサラリーマンでいっぱいでした。
いかにも地元に愛されている蕎麦屋さん、という感じです。
まずは瓶ビール 957円で乾杯。銘柄はアサヒ、キリンも選べましたが、ここは3つめの星を狙ってサッポロでしょう。 お値段ちょっとお高めに感じますが、大瓶なので量あたりのお値段は普通のお店の生ビールと変わらないと思います。
蕎麦屋らしいおつまみをちょこっと頂きます。
・わさびの花のおひたし (お値段不明)
わさびの花のおひたし、師範代の父が生前この季節よく作っていましたが
辛味を残すのが難しいらしいんですよ。ここのはちゃんとわさびが感じられました。
蕎麦屋のつまみと言えばこれでしょう。
・厚焼き玉子 858円
出汁の利かせ方もさすがですし、上に乗せられたラディッシュ・スプラウトで彩りを添えてあります。
こういうので良いんだよ。
蕎麦屋の定番つまみ、実は師範は初体験なのがこちら。
・そばがき 1,210円
「蕎麦粉を使った茹で団子」ですね。
大根おろしやネギの薬味を乗せてそばつゆで食べれば確かに立派なつまみになります。
最後に
・ざるそば(お値段失念)
を一人一皿ずつ。やっぱり名店のお蕎麦は細くてコシがあって美味いです。
ビールの後にお酒、
・八海山 純米大吟醸 一合
・銀嶺 立山 純米吟醸 一合
を頂きました。どちらも端麗辛口ですが、八海山の方がよりスッキリで、立山の方は旨味を感じるお酒でした。
そんな二軒目、3人分のお会計は9,600円くらいだったと思います。
割り勘の清算は後日PayPayで・・・便利な時代になりました。とか言いながら師範がPayPay導入したのはごく最近です。
■note10本目、横浜は野毛以外も良い店があります。
馬車道&関内のディープな酒場めぐり・・・Smiley Smile & 利久庵
本日は、ワイン関係のお知り合いで、プロのピアニスト遠藤 夏季さんが
紀尾井ホールでのコンサートで演奏するというので、ありがたく拝聴させて頂くことにしました。
クラシックのコンサートを聴くのなんて、会社同期のN氏がクラリネットを吹いている高田馬場管弦楽団以来だな。
今回のコンサートのタイトルはザ・コンチェルト vol.2。
夏季さんと
中川 彩さんのピアノ・デュオ「フランボワーズの他にも、
ピアニストの西尾真実さん、バイオリニストの窪田真佑子さん、テノール歌手の前川健生さんが出演。
若宮裕氏が指揮する東京21世紀管弦楽団をバックに演奏を披露する、というコンサートです。
コンサートの開始時間は14:00、その30分くらい前に着いたら、ホールにはワイン関係で見知った顔がいっぱい。
皆さんの暇人具合夏季さんと彩さんの人気の高さがうかがえます。
こちらが会場の紀尾井ホール。今世間を騒がせている日本製鉄の関連施設ですな。 クラシックや邦楽専門のコンサートホールということで、雰囲気も普通のホールよりクラシカルで荘厳な感じがします。
演奏中は写真撮影禁止のようなので開演前に撮りました。
フランボワーズの演奏曲目は
・チェルニー:4手連弾とオーケストラのためのコンチェルト ハ長調Op.153
という曲。ピアノ1台を二人で弾く4手連弾、ピタリと息の合った演奏で、オーケストラにも負けない迫力がありました。
アンコールはオーケストラ抜きピアノだけで
・ローゼンブラット:2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ
という曲。
どことなくジャズを想わせるハーモニーで、めっちゃカッコいいっすね。
主題のうちの1つは「カリンカ」だということはわかりましたよ。
16:30にはコンサートも終了、フランボワーズのお二人に軽く挨拶して、いつもワインをご一緒しているメンバーで「軽く飲みに行きますか」
ということに。四谷の繁華街っぽいところを歩いて、大きく扉が開かれていて開放的だったSalsa Cabanaというお店に入りました。
メキシコ料理のお店みたいですね。酒しか飲んでないんですけどね。
ここでの参加者は
あいさん、
獄門島狂子さん、
わたさん、
安ワイン道場師範、
(ちょっと遅れて)2bさんの5名です。
まずはハートランドの生ビール 700円で乾杯。 皆さんコンサート前に飲んじゃうと寝る怖れがあったので我慢していたそうです。 それでも寝ている人がいることを見逃しませんでしたよ。 ま、コンサートで寝ても良いとは思いますけどね、極上の睡眠空間には抗えないですからね。
もう1杯追加して、テキハイ(テキーラハイボール)680円を。わたさん(別名ネビオ)が
『それってテキーラのウィスキー割りですか?』なんて素っ頓狂なこと言うから皆で笑っておりました。
お会計は5人で7,500円ちょっと。みんな2杯ずつしか飲んでなくて、
1杯680円か700円でお通しも無いのに一人1,500円を超えるのはちょっと不思議でしたが、まぁ細けぇこたぁ良いんですよ。
次に向かったのが、一緒にコンサートを聴いていたアライさんに予約して頂いていたしゃぶ禅 四谷店というところ。
そもそも私と狂子たんは頭数に入っていなかったんですが、たまたま二人分キャンセルが出たらしいのでその穴を埋めさせて頂きました。
このお店での参加者は、0次会の5人に加えてMayumiさん、
カブさん、
そして(アカウントを補足できていませんが)幹事のアライさんんです。
しゃぶしゃぶのセットはこんな感じになっています。奥に見える、金属製の網が入れてある黒い器は湯切り皿。 しゃぶしゃぶした肉などを一度ここに置くと、適当に水分が落ちてポン酢やゴマだれが薄くならない、とのこと。 なるほどなぁと思う反面、「これによって食べる時間間隔が多少伸びて、次の追加注文までの時間を確保できるのでは」 などと穿った見方をしておりました。
では生ビールで乾杯。今回は飲み放題にして頂いております。 銘柄はエビス。です。きれいで細かな泡で「よく洗っているなぁ」という感じです。
そしてこちらが黒毛和牛のもも肉です。キレイにサシが入った上等な肉ですね。
ドタ参のためちゃんとは聞いていませんが、今回のコースは【九谷】11,000円だったのだろうと思います。
お肉はほかにも黒毛和牛のリブロース、山形豚のバラ肉と肩ロースがありました。
どれも素晴らしく美味しいお肉でしたよ。
もちろん野菜も食べ放題でした。Mayumiさんが湯切り皿に葛切りを落としたら、 お店の方から『すぐに追加の葛切りをお持ちしますね~』と言われていました。さすがの接客です。 なのにずっと葛切りを「マロニーちゃん」言っているMayumiさんもさすがです。
こういう場合、どうしても肉を入れる係と食べる係が固定してしまいがちで・・・ ボンヤリ師範は肉投入係に出遅れていたところ、あいさんから『師範ボーっとしてないでアク取りやって!』と大役を仰せつかりました。 ところがこのお店、アク取りもお店の方がやってくれるんですね。お役御免となった師範はボーっと食べ続けることになりました。
そんな暇人師範の楽しみは「ワイン銘柄推測」です。
メニュー表には「イタリア産 赤・白」とだけ書かれていました。
ビールがヱビスだからサッポロ系列かなと思ったらハイボールは角ハイらしいのでサントリーも絡んでいます。
極めて予想が難しい状況です。
写真のように、色は若干濃い目に感じます。香りはかなりフルーティ、芳香系とまではいきませんが、
イタリアの安酒品種の代名詞たるトレッビアーノではないと思われます。味わいもかなりしっかりとしたボディを感じます。うーむ。
師範のアンサーは「シチリアのシャルドネ」。だって厚みのある香りと味わいがシャルドネっぽくて、
イタリアでシャルドネといったらシチリアくらいだと思ったんですよ。
正解は、産地は不明ですが品種はパッセリーナでした。
あまりなじみのない品種で「そりゃ当たらんわ」です。
後でで、パッセリーナの箱ワインが無いか調べたら、こんなのがありました。
想像の域を出ませんが、多分コレじゃないかと思われます。
ピクニック パッセリーナ BIB
赤ももちろん頂きます。白がパッセリーナだと赤に対するヒントが全くないんですよね。
こればっかりはコンテクスト・テイスティングせず、まじめに液体と向き合いました。
色はかなり濃い目の紫色で、エッジまでビシッと色があります。
香りは、最初スミレっぽさがあるように感じて「サンジョヴェーゼかな?」と思いましたが、
口に含むとどうも違うんですね。しっかりとした濃さがあって甘味も渋味もたっぷりです。
こりゃ間違いなく南イタリアだろうな、というところまでは行きつきましたがその先がわからないんですよ。
まず回答として「南イタリアのモンテプルチアーノかネグロ・アマーロ」と答えましたが、2bさんから
『師範それじゃ男らしくない!どっちかにしなさい!』と𠮟られまして、ファイナルアンサーは「アブルッツォ州のモンテプルチアーノ」
としました。
そして正解はプリミティーヴォでした。くそー、良いところまでは行ってたんですが、プリミティーヴォかぁ
・・・とかいう遊びは置いといて、さすがはちゃんとした料理屋さん、居酒屋のワインよりはちょっと高級感のあるものが用意されているようです。
やっぱり赤もコレじゃないかと思われます。
ピクニック プリミティーヴォ BIB
お食事はきしめんが出されて、最後にデザート(プリンとイチゴ)もあります。
おなかいっぱいだけど美味しゅうございました。
そんな感じの飲み会。幹事のアライさんからは最初『全部自分が持ちます!』といわれ、全員で「それはいけません!」と反論、
『じゃあ半分の5,000円で』に「それもダメ!」ということで、キリの良い一人10,000円になりました。
突然参加させて頂きありがとうございました!>皆さま
本日ステージに立った夏季さんとパートナーさん兄弟も合流したいとのことで、さらに二次会へ向かいます。 人数は1人減って3人増えての10名、そこそこ大人数なので入れるところであればどこでも、 ということで選ばれたのがこちら。四谷三丁目駅からほど近いところにあるおでんと魚菜 丸信という居酒屋さんです。
全員揃ったところでまた乾杯。左側のめっちゃ笑顔の女性が本日の主役、 遠藤 夏季さんです。今日は大舞台、お疲れさまでした!
もうおなかいっぱいなので軽いものしか食べられません。この写真は肉味噌 わさきゅーかな? キュウリ大好きなMayumiさんに持っていただいております。かなりピリ辛だったようです(記憶おぼろげ)
こちらは煎り枝豆です。獄門島狂子さんが『これウマっ!』と言いながら食べられてました。
確かに美味しいけど、酔っぱらうとなんか妙にツボにはまる料理ってありますよね。
そんな感じの二次会、お会計は一人1,300円だったんだけどホントかね?さすがに安すぎじゃないっすかね?
胴元がわたさんだったので計算間違いの可能性が否定できません。
そんな感じで、四谷界隈をハイソなコンサートから庶民的な居酒屋まで楽しんだ1日でした。
■note9本目、テーマを絞って記事化するために始めたnoteだけど、結局ごった煮な内容になっております。
四手連弾 & テキハイ & しゃぶしゃぶ &キュウリ in 四ツ谷
本日は、古くからの飲み友だちであるへんさんが岡山から出て来るというので、
同じく飲み友だちで熱心な門下生のアングラさんと3人で飲み会。
その前に、ちょっと買い物の用事があって、恵比寿のWINE MARKET PARTYへ寄り道。
所望の品だけ買ってサクッと帰ろうとしたところ、『こんにちは!』と聞き覚えのある声が。
店長の沼田さんに見つかってしました。
名称 | Côte Rôtie "La Mordorée" 1995 コート・ロティー "ラ・モルドレ" 1995 |
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生産者 | M.Chapoutier M.シャプティエ |
価格 | 1,100円 (Glass / ボトル参考価格 71,500円) |
購入店 | WINE MARKET PARTY |
「一杯だけ飲んでいきます!」ということで、
沼田店長にお薦めを聞いたところ『コレ!』と即答で出して頂いたのがこちらのコート・ロティ。
造り手はローヌの名門シャプティエですね。なぜお薦めなのかなぁとラベルをよく見たところ、ヴィンテージはなんと1995年!、
今から30年前のワインです。そりゃ興味が湧きますよね。
外観は、エッジにきれいな赤紫からオレンジ変わるグラデーションが見られます。見ただけで熟成ワインとわかりますね。
香りのボリュームはとてもご立派です。ちょっとキノコ類を想わせるアーシーな香りと、ドライフルーツの雰囲気があります。
味わいは、やや枯れた感じはありつつもまだまだ元気で、熟成したシラーの円熟味を味わえます。
「熟成ローヌかくあるべし」という感じのワインでした。
大変美味しいとは思ったのですが、この後出して頂いた↓のパワフルさの前には、
枯れた味わいがちょっと霞む結果となっちゃいました(さらに裏に貼られた値札を見たらビックリでした)
点数 | 85点 |
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名称 | Comtes de Champagne Grand Crus Blanc de Blancs 2012 コント・ド・シャンパーニュ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン 2012 |
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生産者 | Taittinger テタンジェ |
価格 | 0円 (店長から/ボトル参考価格 35,200円) |
購入店 | WINE MARKET PARTY |
沼田さんは師範が退職することをご存じで、『お仕事お疲れさまでした』と出して頂いたのがこちらです。
なんと、テタンジェのフラッグシップたるコント・ド・シャンパーニュですよ。
この銘柄は8年前に2006年産と稽古しておりますが、あの時は相当出来上がった状態で、
今回はほぼシラフ、きっちり稽古いたします!
・・・と意気込んでは見ましたが、このワインの前にはひれ伏すしかありませんでした。
とにかく香りがすごいんですね。リンゴと梨とオレンジのフルーツ香、そしてブリオッシュと焼き栗の香ばしさ。
味わいの凝縮感もお見事で、グラス一杯なのに十分飲み応えを感じます。
いや~、やっぱり高いシャンパーニュは美味いのよ。
シャンパーニュって値段に対するリニアリティが低いというか、高きゃ美味いってわけじゃないと思っていましたが、
考えを改めました。やっぱり高いシャンパーニュは美味いです。
点数 | 90点 |
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こちらがWINE MARKET PARTYのバーカウンター。 毎週月曜火曜は「ブラインド テイスティングの日」、 1,100円でグラス3杯が銘柄を明かさず提供され、それを当てるイベントが開催されています。 我こそはと思われる方は挑戦してみてください。師範は数回トライして玉砕しております。
恵比寿で買い物を済ませ、青山まで歩いて本日の目的地であるW AOYAMA -The Cellar & Grill-というお店へ。
前回の訪問は3年前、
こちらのお店は先日伺ったW YOKOHAMA -The Wine Hall-の系列店です。
ヘンテコな写真ですが、このお店は地下にあるので階下を見下ろすところから撮ったものです。
下まで降りたらお店の方から『いらっしゃいませ!』だったので外観取り損ねました。
そういうところ師範はチキンです。
開店してすぐの入店でしたので、人のいない店内を撮ってみました。青山らしい、オシャレな雰囲気の店内です。
お店の入口側にはワインセラーがあって、W YOKOHAMAと同様に標準小売価格でワインが並んでいます。
ただ、本数は横浜よりかなり少なめ、特に廉価なクラスが少なく青山らしい高級仕様になっています。
抜栓料も横浜が770円なのに対してこちらは1,200円。そのあたりも高級仕様ですね。
名称 | Pigalle Brut N.V. ピガル ブリュット N.V. |
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生産者 | Felix Solis フェリックス・ソリス |
価格 | 0円 (Glass/サービス) |
購入店 | W AOYAMA - The Cellar and Grill - |
今回の予約はへんさんにして頂いたのですが、
目ざとく「席だけ予約:スパークリングワイン1杯サービス」というプランを見つけてくれていました。
というわけでタダのスパークリングがこちらです。初めて見る銘柄ですが、調べたところ造り手はあの"Felix Solis"らしいです。
スペインで安ワインと言えば結構ココのものを見かける気がしますね。
色はよくわかりません。泡のボリュームは少なめでキメもちょっと粗い感じ。シャルマー方式かな?
炭酸ガス添加では無いような気がします。
香りは、柑橘系の香りがします。それだけではありますが、悪い香りではありません。
味わいも、やや甘い感じで万人ウケしそうな味わいです。
この前の日に稽古したフランス産の安スパークリングと見分けがつかない感じでした。
でもまぁタダより安いもの無し、ありがたく飲ませて頂きました。
点数 | 73点 |
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そんなタダのスパークリングで乾杯。グラスはちょっと大ぶりで今風なデザインのスパークリング用を使わせて頂けるのがさすがです。
料理は、適当に注文してシェアすることにしました。
・イワシのマリネとローストしたパプリカ 1,430円
今年は相模湾あたりのイワシが豊漁らしいですね。見た目もキレイで美味しいマリネでした。
名称 | Pelorus N.V. ペロリュス N.V. |
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生産者 | Cloudy Bay クラウディ・ベイ |
価格 | 5,520円 (お店価格+抜栓料1,200円) |
購入店 | W AOYAMA - The Cellar and Grill - |
へんさん&柳沢さんと相談して、今回は泡→白→赤と進めましょう、ということにしました。
先に入店してセラーを物色済みの師範からの提案は、9,000円台のシャンパーニュ"Brice Blanc de Noirs"か、
ニュージーランドでCloudy Bayが造るこのペロリュス。
お二人のご意見を伺い、まずは手軽な方からいきましょう、ということになりました。
色は前のスパークリング同様でよくわかりませんが、明らかに泡のボリュームは多めで、泡のキメも細かく感じられます。
香りは、陳腐な例えだと「まるでシャンパーニュ」、バターたっぷり焼きリンゴの香りで、ベースワインを樽熟している香りがします。
味わいも、甘さ控えめ酸味しっかりながら旨味があって、とてもバランス良く感じられます。
シャンパーニュの半額でしたが「これで十分」感がありました。
インポーターは「MHD モエ ヘネシー ディアジオ」なので、
調べたところクラウディ・ベイはLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)のグループ会社のようですね。
点数 | 83点 |
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次に注文した料理がこちら。
・チャイニーズチキンサラダ 1,540円
白菜が使われていて、シャキシャキ感があって楽しいサラダです。
こんな料理も。
・里芋のマッシュチーズフリット 880円
「ゴマ団子?」って感じですね。正直あまり印象に残らない料理でした。
名称 | Church Road Grand Reserve Chardonnay 2021 チャーチ・ロード グランド・リザーヴ シャルドネ 2021 |
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生産者 | Church Road Winery チャーチ・ロード・ワイナリー |
価格 | 7,860円 (お店価格+抜栓料1,200円) |
購入店 | W AOYAMA - The Cellar and Grill - |
白は、お店の方に選んでいただくことにしました。
我々:「5,000円から10,000円くらいで、お薦めの白を下さい。」
お店:『普段はどんなワインを飲まれていますか?』
我々:「どんなワインでも飲みますね。」
お店:『ではどんな品種がお好みですか?』
我々:「どんな品種でも好きです。」
お店:『う~ん、困りました。なんかヒントを下さい。』
我々:「では『こりゃ珍しいだろ!』ってのをお願いします」
というやり取りの後、出して頂いたのがこのニュージーランドのシャルドネ。
『ものすごくミネラル感があって、抜栓してすぐは固すぎるのですが、二度デキャンタして開かせるとムルソーみたいになります。』
とのこと。そりゃ面白そうだということでお願いしました。
色は特に濃くはない、普通の若いシャルドネの色です。
香りはものすごくミネラル、花火の火薬感バリバリです。
ここまで花火っぽいのは以前稽古したコトー・シャンプノワ以来です。
味わいも香りの印象通りかなり硬質。樽熟したシャブリみたいな味わいです。
大変興味深くも美味しいシャルドネでした。デキャンタ前とデキャンタ後を飲み比べさせて頂きましたが、確かに違いますね。
デキャンタ前はコトー・シャンプノワで、デキャンタするとちょっと南のシャブリあたり寄って来る感じです。
時間が経てばもっと南、ムルソーまで行きつくのかもしれません。
点数 | 86点 |
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こちらが2度のデキャンタをして頂いているところです。 1回目(左側)は、シャワーのように拡散する漏斗を使ってカラフェに移し、 2回目(右側)も同じ漏斗を使ってボトルに戻す、ということをやって頂きました。 こういう作業を見るのってワクワクして楽しいですよね。
メイン?の一皿目がこちら。
・肉厚しいたけのグリル 880円+440円
これは美味しかったな。バジルとニンニクとバターのソースをたっぷりかけて焼かれていて、どんなワインにも合いそうなメニューです。
名称 | Crystallum "Peter Max" Pinot Noir 2023 クリスタルム "ピーター・マックス" ピノ・ノワール 2023 |
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生産者 | Crystallum クリスタルム |
価格 | 7,780円 (お店価格+抜栓料1,200円) |
購入店 | W AOYAMA - The Cellar and Grill - |
次の赤は3人でセラーに選びに行きました。
旧人類のオッサン連中ですから、自然派などには目もくれず、やっぱり注目するのはブルゴーニュやニューワールドのピノ・ノワールなんですよ。
もちろん十分は財布があるわけではないので、10,000円以下に目を向けます。
候補としてはフレデリック・エスモナンのジュヴレ・シャンベルタンなんかもありましたが、結局選んだのはこちら。
最近では上位銘柄が瞬殺状態となっているクリスタルム、そこのエントリー・グレードのピーター・マックスです。
色はかなり薄め、ブルゴーニュだとしたらフィサンやマルサネみたいな感じです。
香りも極めて冷涼。チェリーのような果実香とセメダインのような揮発香があって、どことなく自然派な雰囲気も感じます。
樽香は無いか、ほぼ感じません。
味わいもとてもクール。甘さ控えめ酸味しっかり、キュッと舌が絞られるような味わいです。
とてもきれいなピノ・ノワールだと思います。でも、ちょっとキレイ過ぎやしませんか?という気になりました。
1人で1本だったら良かったかもですが、3人で1本だと頭の中にクエスチョンマークが残ったままでした。
点数 | 79点 |
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肉料理も注文しています。
・パテドカンパーニュ 1,430円
この料理もワインに対しては万能ですね。美味しく頂きました。
名称 | La Capitelle du Domaine de Baron'Arques 2009 ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2009 |
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生産者 | Baronne Philippine de Rothschild バロンヌ・フィリピーヌ・ド・ロートシルド |
価格 | 6,050円 (お店価格+抜栓料1,200円) |
購入店 | W AOYAMA - The Cellar and Grill - |
3人でボトル3本とグラス1杯ずつ、常人でしたら十分な量をアルコールを摂取しているはずなのですが、
なぜかもう一本注文しております。「ここではお店の方のお薦めに従った方が間違いなさそう」ということで、
追加の赤の提案をお願いしたところ、
ボルドー一級シャトーを所有するロスチャイルド家が南仏リムーで造るワインを提案して頂きました。
ヴィンテージは2009年、熟成も期待できます。
常人の許容量をオーバーしての稽古なので、あまり覚えていませんしメモも残っていないのですが、
「こりゃまるでボルドー右岸だね」なんて話をしていたと思います。MS Copilotにこの年の品種構成を聞いたところ、
・ボルドー系品種: 46% メルロ、10% カベルネ・フラン、2% カベルネ・ソーヴィニヨン
・地中海系品種: 29% シラー、7% マルベック、6% グルナッシュ
だそうです。
ちなみにこの銘柄の2013年産とは5年前に稽古していて、いまいちパッとしない感じだったみたいです。
熟成体力がありそうな品種多めなので、今回の2009年くらいがちょうど飲み頃だったのかも知れません。
点数 | (84点) |
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こちらが
・ラムチョップ 4,180円 + 2,090円(1P)
食べかけ画像ですみません。食べる前に写真を撮るのを忘れるくらいイッちゃってます。でもこれ1切れ2,000円はちょっと高いな。
そんなオッサン3人の飲み会、お支払いは一人当たり15,000円くらいでした。
"W AOYAMA -The Cellar and Grill-"で稽古したワインたち。グラス3杯のあと3人で4本、この日はちょっと飲みすぎました。
■note8本目、飲食店訪問記は、可能な限り金額を明記していきたいと思います。
青山でお得にワインを楽しむなら・・・W AOYAMA -The Cellar & Grill-
ワインは全く関係ありませんが、昨日道場の生垣であるヒイラギモクセイの剪定を行いました。
道場は自分専用の備忘録、書いておくと来年の自分の参考になります。
今回はあまり強剪定は行わず、高さを下げて幅を整理する程度。午前9時に作業開始しました。
作業終了は昼食の15分を挟んで午後2時ごろ。一部虎刈りがありますが、どうせ新芽が出たらわからなくなりますから気にしません。
この作業、以前は午前中で終わっていたんだけど、
植物って年を重ねると枝が増えるんですよね、当たり前ですけど。
そして、人間って歳を重ねるとだんだん作業がしんどくなります。なんか疲れちゃいました。
本日は、従弟の子(「従甥」と呼ぶらしい)が大学の合格報告を兼ねて遊びに来たので、道場で会食。 師範代謹製の料理は、牛スネ肉のシチュー、合鴨とトマトとブロッコリーとレタスのサラダ、それに長女が買ってきたパンいろいろとケーキでした(備忘録を兼ねて)
※ 写真のボトルとグラスの中身は違います。
名称 | Henri Marcel Blanc de Blancs Brut N.V. アンリ・マルセル ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V. |
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生産者 | Henri Marcel (CFGV) アンリ・マルセル (CFGV) |
価格 | 498円 (Half) |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
従甥はまだ未成年なので酒を薦めるわけにもいかず、また昨日のロゼがそれぞれ1/3ずつくらい残っているので、
「そんな時のために」と買っておいたハーフのスパークリングと稽古しました。
ロゼとは昨年2回稽古しております(この時とこの時)
また、フランスの大量生産造り手C.F.G.V.(Compagnie Française des Grands Vins)のスパークリングは、
先日も稽古しております。注意してみるとフランス産の安スパークリングは結構ココのが多いですね。
あと、イタリアではCevico、スペインではJaume Serraが安スパークリングで見かけがちです。
色は非常に薄め。泡はちゃんとありますがキメは粗めです。
香りは結構ボリュームがあって、グレープフルーツの香りに、ちょっとローズマリーっぽいハーブの香りを感じます。
味わいは、酸味ひかえめ、やや甘め。万人ウケするバランスだと思います。
とっても普通のスパークリングです。
先日レストランで稽古したものと違いがあるかと問われれば、飲み比べない限りは違いはわからないレベルだと思います。
でもまぁ手軽なハーフボトルで500円なら十分アリっすよ。
シャンパンストッパーをして6日後再稽古。幸い泡はちゃんと残っています。 ただ、なんか変わっちゃったなぁ。香りのフルーツ感は落ちてハーブだけだし、 甘さが目立ってアルコール度高めのチューハイに変貌しました。
点数 | 72点 |
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G7とコノスルの飲み比べ、いよいよ最終回はロゼ対決。
同じ「ロゼ」と言っても品種構成なんかはかなり違うみたいなので、。
コンセプトの違いを確かめたいと思います。
名称 | G7 Rosé 2024 ジーセブン ロゼ 2024 |
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生産者 | Viña del Pedregal ビーニャ・デル・ペドレガル |
価格 | 467円 (単品価格:561円) |
購入店 | セイコーマート オンライン |
まずこちらがG7、北海道でおなじみのコンビニチェーン「セイコーマート」が輸入しているチリ産のロゼです。
品種を調べてちょっと驚愕しました。なんとソーヴィニヨンブラン98%/ピノノワール2%。
普通ロゼは黒ブドウで造るよね。これって出来上がったワインを混ぜただけじゃ・・・
なんて思うわけですよ。チリだと良いんだっけ?
そしてその想像は多分正解なんじゃないかと。
色はほんのりピンク色なのですが、香りは全くソーヴィニョン・ブランです。
グァバとパイナップルと黄桃、素のソーヴィニョン・ブランとほぼ同じな感じです。
味わいも全くソーヴィニョン・ブランだな。甘さ控えめで酸味も控えめで軽い感じです。
いわゆるロゼというよりも、ソーヴィニョン・ブランのカラー・バリエーションと考えた方が良いかも。
間違いなく美味しいんだけど、「これで良いんだっけ?」感が・・・なんかちょっと微妙な気持ちになりました。
スクリューキャップを戻してセラーに立てて保存した翌日稽古しましたが、
前日と何ら変化はありません。何日かに分けても大丈夫なワインだと思いますよ。
・・・なんて言ってますが、普通にスクリューキャップを戻して外飲みを挟んで7日後再稽古だと、さすがに香りは落ちます。
ボトル保存のままだと、せいぜい2~3日でないかと思われます。
点数 | 75点 |
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リンク |
ジーセブン 飲みくらべ9本セット 5,580円 (@セイコーマート・オンライン) G7 Rose 561円 (@セイコーマート・オンライン) |
名称 | Cono Sur "Bicicleta" Pinot Noir Rosé 2023 コノ・スル "ビシクレタ" ピノ・ノワール ロゼ 2023 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 803円 (単品価格:938円) |
購入店 | カクヤス保土ヶ谷店 |
もう一方のこちら、コノ・スルの方は品種がピノ・ノワールと明記されています。
世界最大のピノ・ノワールの生産者ですから、そりゃロゼも造りますよね。
ちなみにこの銘柄との前回の稽古は、3年前の2021年産。
「1,000円前後のいろんなロゼと同じ感じに思われます。」なんて書いちゃってますよ。
色は、G7よりやや濃いめ、薄オレンジ色といった感じです。
香りのボリュームに関しては「全くソーヴィニョン・ブラン」のG7には劣ります。
ただ、雰囲気は確かにピノ・ノワールですね。
イチゴやラズベリーに加えてちょっと動物的というか革っぽい雰囲気があります。
味わいは、G7と比べると甘さがあって、香りのベリー感含めちゃんとロゼな感じです。
ラベルは3年前と同じですが、造りはかなり良い方に変わった感じです。
ブラインドでも「これピノ・ノワールでしょう」と言い当てられそうなくらい、品種の特徴が現れています。
安心安全のコノスルは、ロゼに関しても安心安全ですね。
半面、白ブドウでロゼ造っちゃうようなサプライズは無く無難とも言えますが、このクラスの「無難」はとても重要なファクターですよ。
こちらも↑と同様の保存状況。
G7と違って、良くも悪くも変化した気がします。良く言えば奥行きが増して、悪く言えば元気がなくなった、そういう感じです。
こちらもG7同様の保存方法で7日後再稽古。こちらはかなり顕著に果実味が減衰しました。
それくらい置いとくんだったら、やっぱり小瓶保存とか酸化しないケアが必要だと思います。
点数 | 77点 |
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今回の対決、合わせた料理はマゴチの刺身と天ぷら(鶏胸の梅肉揚げ、ピーマン、ナス、マイタケ、かぼちゃ)でした。
これでG7とコノスルの飲み比べ、全4回戦が終了しました。
ところが、ツイッターを介してお知り合いの方から「スパークリングは?」とご指摘いただきましたので、
コノ・スルのスパークリングも仕入れて延長戦を設定したいと思います!
名称 | Groot Phesantekraal Chenin Blanc 2022 グルート・フェサンテクラール シュナン・ブラン 2022 |
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生産者 | Groot Phesantekraal グルート・フェサンテクラール |
価格 | 1,150円 |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日は師範代と二人の夕食。
メニューは、鶏胸肉のハーブガーリック焼き、トマトと玉ねぎのオムレツ、厚揚げの味噌田楽、空心菜のガーリック炒め。
選んだワインは、南アフリカの白。初稽古の造り手「グルート・フェサンテクラール」・・・なのかな?読みづらいっすね。
色はかなりしっかりしたレモン色。アルコール度数は13.5%、照りもあるしねっとり感もあります。
香りは熟したリンゴと蜜の香り、樽は感じませんが結構香る系だと思います。
味わいは、酸味そこそこ甘味しっかり。素人もオタクも老若男女に受け入れられるバランスだと思います。
1,000円ちょっとでこのパフォーマンス、やっぱり南アフリカは侮れませんよ。
初稽古の造り手でしたが、他の品種とも稽古してみたいと思いました。造り手の名前は覚えられないけど。
小瓶に保存し、なんだかんだで8日後再稽古。気のせいかちょっと痩せちゃった気がします。 特に香り。さすがにこのクラスで空気にがっつり触れた後8日間は長かったのかも。
点数 | 79点 |
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リンク |
Groot Phesantekraal Chenin Blanc 2022 1,140円 |
本日は会社の送別会。送別されるのは、同じ職場で同い年のKmさんと師範。
お店は、横浜駅口西口の肉バル MEAT BOY N.Y. 横浜駅前店というところ。
総勢14人での宴会です。
店の場所は、鶴屋町の橋を渡って右に折れた先にあるビルの4階。
2つ隣のビルには先々週利用したW YOKOHAMAがあります。
今回の宴会、個室ではないけれどゆるく仕切られた空間を使わせて頂いております。
狭いっちゃ狭いですけど、これくらいの距離の方が話がよく伝わって良いですね。
写真奥、みんなスマホを眺めているのは、決して皆さんが陰キャなわけではなく、
WiFiも公衆回線も繋がりが悪くてモバイル・オーダーの画面がなかなか表示されないからです。
敢えて接続を悪くして飲み放題のオーダーを通しにくくしているのでは、疑惑が出ておりました(もちろんそんなことはしていないと思います)
それでは、退職を祝して乾杯!生ビールの銘柄はサッポロの黒ラベルのようです。 やっぱり乾杯はビールっすよ!(もちろん、アルコールが受け付けない方やプリン体が気になる方はご自由に、です)
最初に出された料理がこちら。
・生ハムとチーズの盛合せ
・ローストビーフのカルパッチョ
「最初にチーズとは斬新な!」と思いましたが、ビールに合わせるんだったら普通ですよね。
どうも「チーズは食後に」みたいな固定観念に囚われております。ワイン脳ってやつですかね。
次に出されたサラダがこちら。
・牛タンしゃぶしゃぶサラダ
これを書きながらお店のサイトのメニュー
を見ているのですが、上に乗っているのは牛タンだったのね。話に夢中で全然気づきませんでした。
ビールを2杯ほど頂いた後、ワインに切り替えました。 まず頂いたのがスパークリングワインで、銘柄はサッポロのポールスターです。 生ビールのタンクに入れて飲食店向けに供給されているワインですね。 ストレートにマスカットっぽいブドウの香り、炭酸ガス添加なのか泡は控えめで、味わいも甘味が強めです。 婦女子に「飲みやす~い!」と言われることを狙ったワインだと思われます。
次の料理がこちら。
・話題沸騰!シカゴピザ
シカゴピザって、タルトみたいな土台と厚みのあるピザ(以前食べたこういうやつ)
だと思っていましたが、こんなのもあるんですね。
「ピザの生地を器代わりに使ったチーズフォンデュー」でした。
でもこれはこれで美味しかったですよ。チーズをつけて食べると、食材に旨味が加算されてだいたいなんでも美味しくなりますね。
次は白ワインです。銘柄不明ですが、ビールが黒ラベル、スパークリングがポールスターということは、サッポロビールの取扱商品と想像されます。 そこの廉価なワインとしてぱっと浮かんだのはイエローテイルですが、 あれにしては甘さが少ないので、業務用限定の「ハートリーフ シャルドネ」というオーストラリア産の箱ワインか、 飲んだことないけど同じく箱ワインの「ガルシア・カリオン アイレン」と予想しました。
メインの料理がこちらです。
・本日の牛ステーキ
部位はハラミですかね?美味しかったです(語彙力)
赤ワインも頂いております。これも多分箱ワインの「ハートリーフ カベルネ・シラーズ」か、「ガルシア・カリオン テンプラニーリョ」なんでしょうけど、 風味としてはニューワールド感があるので、前者だと思います。とすると白もハートリーフですかね。
〆の炭水化物がこちらです。
・挽き肉たっぷりのミートソーススパゲッティ
看板通り挽き肉たっぷりです。
このお店、いわゆる居酒屋で出される料理よりもちょっと個性的で、わくわくする感じがありました。
ナイスなお店チョイス、ありがとうございました!>幹事のAoさん
コース料理以外にネーム入りのお祝いケーキも用意して頂きました。
安ワイン道場師範、齢五十九歳、顔で笑って心では嬉し泣きしておりました。
(食べかけ写真ですみません)
そして最後は1本締め、せーの、ポン!
Okさん、Hrさん、Aoさん、Ktさん、Kgさん、Ogさん、Smさん、Mkさん、Mnさん、Ymさん、Otさん、Mmさん、そして一緒に退職するKmさん、
本当にありがとうございました!大変お世話になりました!!(3/31も出社しますけど)
■note7本目、さすがにワインの銘柄確認する余裕はありませんでした。
自分の職場送別会・・・肉バル MEAT BOY N.Y.
送別会は無事お開きになり、道場最寄り駅まで帰ってきました。
ここでまっすぐおうちに帰れば正しいオトナなんですが、立派じゃないのでつい寄り道してしまいます。
というわけで寄ったのが、天王町駅の近くにあるトラ ラ ロッチャというイタリア料理のお店。
倉庫を改装した雰囲気のあるお店です。
こちらのお店、以前はフロワヴェールというワインバーでした。そちらに伺ったのはもう10年も前なんですね。
その時も宴会後にフラッと寄った感じでした。
名称 | Itinera Prosecco Brut N.V. イティネラ プロセッコ ブリュット N.V. |
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生産者 | Itinera (MGM) イティネラ (MGM) |
価格 | 600円 (Glass) |
購入店 | トラ ラ ロッチャ |
グラスワインは何があるか尋ねたところ、『泡、白、赤、1種類ずつあります』とのこと。
であれば悩む必要は全くありません、全部1杯ずつ頂くことにしました。
まず出して頂いたのがこちらのイタリア産スパークリング、ヴェネト州のプロセッコですね。
聞いたことのない造り手で、見たことのない銘柄ですが、イタリアらしいモダンなデザインのラベルが良い感じです。
色はわかりませんが、泡のボリュームは多くなく少なくなく、といった感じでした。
香りは、柑橘類や青いリンゴのようなフレッシュな果実の香りが中心で、熟成された気配はあまり感じません。
味わいは、甘さ控えめでドライな感じではありますが、それほど酸が強いわけでもないようです。
食事に合わせやすい、あまり目立ったところのないスパークリングだったように思います。
そういった意味では、宴会で飲んだポーラスターは、
単体で飲んだ方が良いスパークリングでしたね。
点数 | 74点 |
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テーブルチャージに含まれる料理がこちら。
・アミューズ3品(鶏ハム、サツマイモのワイン煮、カリフラワーとクリームチーズ)400円
これだけでワイン3杯飲めちゃいます。居酒屋の突き出しはこれを見習ってほしいっすね。
名称 | Castelli di Severino Trebbiano Falanghina 2023 カステッリ・ディ・セヴェリーノ トレッビアーノ ファランギーナ 2023 |
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生産者 | Cantine Teanum カンティーネ・テアヌム |
価格 | 600円 (Glass) |
購入店 | トラ ラ ロッチャ |
スパークリングはあっという間に蒸発して、次は白を頂きます。
出して頂いたのは、南イタリアはプーリア州の白、品種はトレッビアーノとファランギーナ。
どことなく見たことのあるラベルだなぁと思ったら、
つい先月に赤のサンジョヴェーゼ&カベルネと稽古していました。
記憶力の衰退具合には目を覆わんばかりです。
そして、この場においても記憶力が衰退しておりまして、
このワインのことはあまり覚えていないんですよ。メモも書いていないし。
なんとなく覚えているのは、トレッビアーノが主体の割には香りがしっかりしているというか、
華やかさがあったような気がします。
やっぱり面倒くさがらずにちゃんとメモ取りなさいよ>昨日の自分。
メモに書かれた内容自体より、書くために考えることが重要ですから。
ちなみにこちらのお店、注いでいただく量が結構多めなので満足感があります。
これで600円はお得だなぁ、と思いましたよ。
点数 | (75点) |
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お料理も、ボードに書かれたお薦め料理の中から一品。
・ホウボウのカルパッチョ 900円
「ワインバーで生魚があるお店って珍しいですね」などと話していた気がしますが、ここはワインバーじゃなくてイタリアンのお店ですよね、
失礼しました。
歯ごたえのあるホウボウの下にはオレンジが敷いてあって、香りと食感の両方が楽しめる一皿でした。
名称 | Ventoso 2021 ヴェントーソ 2021 |
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生産者 | Piazzano ピアッツァーノ |
価格 | 600円 (Glass) |
購入店 | トラ ラ ロッチャ |
もちろん赤も頂きます。赤はこの日まだ開けていないということで、
ご提示頂いた3本の中から選ばせて頂くことに。
1本は北イタリアのメルローで、1本が南イタリアの何か(品種失念)、そしてもう1本がこちら、トスカーナのサンジョヴェーゼでした。
なんとなくサンジョヴェーゼが飲みたい気分だったので、これに決定しました。
これもまたあまり覚えちゃいないわけですが、開けてすぐは還元臭があったような気がします。
それが飛ぶと、サンジョヴェーゼらしいスミレの花っぽさが香ったような気もします。
そして味わいは、カチッとして硬質な感じはありつつも、イタリアらしい人懐っこさもあったように思います。
ほんとコメント適当で、安ワイン道場失格ではあるのですが、
そんなもんっすよ、師範なんて。ともあれ自宅近くにこういうお店があるのは嬉しいものです。
点数 | (76点) |
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最後に生ビール、銘柄はハートランド 650円を頂いて終了。お会計はトータルで4,100円でした。
全体にリーズナブルなお値段なので、金額を聞いたときは「え?そんなに安いの?」と思って、
明細に何がいくらだったか書いて貰っちゃいましたよ。おかげでここに金額を書くことができました。
酔っぱらいにお付き合い頂き、ありがとうございました!>マスターさん
名称 | Cardilla Syrah 2023 カルディッラ シラー 2023 |
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生産者 | Carlo Pellegrino カルロ・ペッレグリーノ |
価格 | 1,401円 (単品価格:1,738円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食メニューは低温調理した豚肩ロース、青梗菜のガーリック炒め、叩きキュウリ。
ちょっと野性味のある赤が良さそうと考えて、選んだのはシチリア島のシラー。2月に買ったトスカニーの「スペシャルワインセット」からの1本。
思わず「カルディージャ」と発音してしまいそうですが、シチリアはイタリアなのでカルディッラなんでしょうね。
もしかするとスペイン風にも発音するのかな?よくわかりません。
外観は、非常にしっかりとした濃さがあって、やや青みを感じる紫色。
香りは、抜栓してすぐはまるで温泉な硫黄っぽい還元臭があったけど、時間が経つといちごジャムのようなベリー香が主体に変化しました。
味わいは、酸味控えめで甘味と渋味がしっかり。ちょっと野暮ったいけど飲みごたえはあります。
最初の還元臭さえ飛べば、普通に楽しめる状態になってくれます。
やっぱりシチリアのワインはハズさないですね。シラーらしいかどうかは置いといて、なかなか美味しくてパワフルな赤だと思います。
小瓶保存した3日後再稽古。香りの還元臭は完全に飛んで、いちごジャム一本槍な香りになりました。 冷蔵庫から出してすぐ稽古したけど、キュッと締まった感じで美味しかったっすよ。渋味はあるけど、冷やして飲んで吉なワインです。
点数 | 77点 |
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リンク |
【送料無料】 3月のスペシャルワインセット赤2本ロゼ1本白2本泡1本 9,900円(現在このワインは含まれません) Cardilla Syrah 2023 [Pellegrino] 1,738円 |
一日遅れのホワイトデー、家庭内女性陣への感謝を込めてランチを食べに行きました。 お店は、横浜そごうの10階レストラン街にあるにき亭というフレンチレストラン。 以前、お知り合いのソムリエールさんがツイートされていて、 気になっていたお店です。
デパートの食堂街というと、狭いところに詰め込まれているイメージがありますが、ここは席間がゆったり取られています。
また、窓があるわけではありませんが、屋内ガーデンに面しているので開放感があります。
「へぇ~、こんなところにこんなレストランが!」ってサプライズ感がありますね。
今回オーダーしたのは
【Menu Jaune ~ジョーヌ~】
月替わりランチコース 前菜 スープ メイン デザート 全4品 + 乾杯ドリンク付き
お値段は一人5,000円です。
名称 | Comte de Neufchatel Blanc de Blancs Brut N.V. コント・ド・ヌフシャテル ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V. |
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生産者 | C.F.G.V. C.F.G.V. |
価格 | (コース代金に込み) |
購入店 | にき亭 |
コースに付いている乾杯ドリンクは、スパークリングワインかソフトドリンクから選べます。
師範はもちろんスパークリングをチョイスしました。
銘柄は、フランス産のヴァン・ムスー、造り手はC.F.G.V.(Compagnie Française des Grands Vins)という大手生産者ですね。
小売価格はだいたい1本1,000円くらいで売られているスパークリング・ワインのようです。
色は普通に薄めのレモン色です。泡立ちはそれなりに立派ですが、泡のキメはやはり粗めなような気がします。
香りは、グレープフルーツのような柑橘香に、若いメロンのような青っぽい香りも感じます。
味わいはスッキリさわやか、何も邪魔しないし何も残らない感じの味わいです。
デパートのフレンチレストランで、乾杯用に出される手軽なスパークリングはかくあるべし、という感じでしょうか。
いろいろ書いていますが悪くないと思いますよ。『スパークリングは1杯2,000円のシャンパーニュしかありません』とかだと困りますから。
点数 | 72点 |
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それでは家族で乾杯!ちなみに次女は師範と同じスパークリングワインで、長女と師範代はオレンジジュースやリンゴジュースでした。
1品目の前菜がこちらです。
・藤沢市 金子養鶏場の卵のテリーヌ サラダ仕立て
悪くないですけど、ちょっとインパクトに欠ける気はしました。
ディスプレイもね~、サラダは普通に青菜を盛っただけですし、添えられたミニトマトもなんとなく安っぽく感じられます。
あまり奇をてらわない、というのもこういうお店の特徴かもですね。
2品目のスープがこちら。
・紫芋のクリームスープ
メニュー表には「季節野菜のクリームスープ」と書かれていて、紫芋の季節って今だっけ?という話になりました。
サツマイモの収穫時期はおおむね秋ですが、それから寝かせたら今くらいの時期になるのでは、というところに決着しました。
名称 | Langhe Arneis 2023 ランゲ・アルネイス 2023 |
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生産者 | Scrimaglio スクリマリオ |
価格 | 6,380円 (お店価格) |
購入店 | にき亭 |
ワインリストには、泡が4種くらい、白や赤がそれぞれ15種くらい載っていたと思います。
金額的には半分くらいが1万円以下、半分くらいはそれ以上という感じでした。
そんなリストから師範が選んだのは、確か白で一番安かったランゲ・アルネイス。税別で5,800円でした。
他には、南仏のヴィオニエなんかもありましたが、ランチをスッキリ1本で通すにはこっちでしょう、ということで決定した次第です。
外観は、無色に近い薄レモン色です。
香りのボリュームは穏やかで、深く嗅ぐとライムのようなスッキリした柑橘香と桃の果実香、それにアーモンドのような香ばしさを感じます。
味わいも、香りの印象通りのスッキリ系。スイスイと飲めてしまいます。
次女が1杯だけ飲んで、それ以外は師範がほぼマル1本スルスル飲んでしまいました。
これまたあまり特徴のない白ではあったわけですが、これはこれでアリ、という感じがするワインでしたよ。
点数 | 77点 |
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3品目のメインがこちらです。
・大山鶏のロースト 季節野菜のフリカッセソース
これは美味しかったですね。しっかりした身質の鶏で、皮はパリッと焼き上げられてます。
添えられた野菜はフリカッセソースもフレンチらしい感じでしたよ。
デザートがこちら。
・シフォンケーキ
ま、見たまんまのデザートです。
このあとコーヒーや紅茶を頂いて、お会計は27,000円くらい。デパートの顧客層に合った、落ち着いた感じのレストランでした。
エスカレーターで階下に降りていたら 催事場で「そごう横浜店40周年 第39回 京のみやび 京都老舗の会」なるイベントが開催されていました。 そこに、鯖寿司の有名店「いづう」が出店されているのを発見、 ホワイトデーなのでそもそもはケーキを買って帰るつもりでしたが、それが鯖寿司に化けました。
■note6本目、ここんとこイベント続きなのでネタに事欠きません。
家庭内でのポジション確保のためにホワイトデーランチ・・・横浜「にき亭」
名称 | 47N Chardonnay N.V. 47°N シャルドネ N.V. |
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生産者 | Vinaria Bostavan ヴィナリア・ボスタヴァン |
価格 | 769円 |
購入店 | ロピア権太坂店 |
本日の夕食は、上記で買ってきたいづうの鯖寿司、レンコンのカレーきんぴら、レタスとトマトのサラダ、うどん。
ワインはロピアで税別699円だったモルドバのシャルドネをチョイスしました。
このワイナリー、北緯47度に位置しているらしく、「シャブリと同じ」が売りらしいです。
果たしてどれだけシャブリっぽいか、襟を正して稽古いたします。
色は普通に薄めのレモン色、サラリとしていて軽い感じがします。
香りを嗅いで「おぉ、シャルドネじゃん!」と思いました。
青リンゴとミネラル感があって確かにシャブリっぽいですね。ほんのり樽(種?)の香ばしさも感じます。
味わいも、酸味控えめなシャブリって感じです。ちゃんとシャルドネな味わいにちょっとビックリです。
いやー、このワインは凄いわ・・・ってか中身自体はそんなに凄くはないんだけど、値段を考えると凄いです。
うたい文句通り、本場フランスのシャルドネっぽさがあります。ロピアがお近くの方はぜひ買ってみてください。
さすがに1/3くらいは残っているので、明日また追稽古します。
翌日のお昼、オーケーのピザに合わせて再稽古。スクリューキャップがどこかに行っちゃって、栓しないまま立てて保存だったんだけど、 特に傷んだ感じもなく昨日同様の美味しいシャルドネでした。やっぱりこれはMust Buyな安ワインです。
点数 | 78点 |
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さて「いづう」の鯖寿司ですが、秋に師範と次女が京都に行って買って帰ってきた時のものより、明らかに身が薄くて頼りない感じがしました。
それが季節によるものか、本店と催事場の違いかはわかりませんが、これが1本6,000円は高いと感じちゃいました。
1本6,000円のワインは「薄いけどアリ」なんて言うのにね。
3月14日はホワイトデー、妻や娘を持つお父さんは家族サービスに専念すべき日ですが、
なぜかこんな日に中学時代の同級生の飲み会を入れられちゃっています。みんな熊本出身の九州人、ホントこれだから「さす九」って言われるんだぜ!
そんな愚痴は置いといて、お店は新橋シャモロック 新橋鶏舎というところ。新橋らしい、いわゆる普通のサラリーマン居酒屋です。
今回の参加者は下記の6名。
・元剣道部のMz(幹事)
・元生徒会長で野球部キャプテンのOg
・元体育委員長で剣道主将のMs
・元テニス部のMm
・元卓球部のOm
・元生徒会副会長でテニス部副キャプテンの師範
中学時代の肩書は立派だけど、今やどこから見てもショボくれたオッサン集団です。
まずは生ビールで乾杯。銘柄がスーパードライなのがちょっと残念ですが、そんな細けぇこたぁ良いんですわ。 4杯くらい飲んだと思います。
料理も書いておきます。
・水菜のハリハリサラダ
・白菜とリンゴのキムチとナムルの盛り合わせ
・シャモロックスープ
・馬赤身の漬け刺し(写真)
熊本県民の我々をして、馬刺を漬けにするのは初めて食べました。
悪くないけど、馬感が控えめになっちゃいますね。馬刺と言われなきゃ「鹿ですか?」って感じです。
馬鹿ではありません。
焼鳥は七輪で焼くスタイルです。
・【塩】もも肉(シャモロック、桜姫鶏) せせり ボンジリ
・【タレ】ムネ肉(シャモロック、桜姫鶏) ハツ(写真)
・【味噌】レバー 砂肝(写真)
・季節の野菜盛り(長芋、キノコ)
これが結構美味いっす。なるほど焼肉じゃなくて焼鳥もこうやって食べると美味しいのね、という気付きを得ました。
飲み物は、ビールに飽きたので塩レモンハイボールにスイッチしました。 テキーラみたいにジョッキの口に塩がまぶしてあります。ツマミ要らずで飲めるやつですね。これを2杯ほど飲んだあと、 焼酎(黒霧島)のロックも頂きました。
〆の料理が下記です。
・鶏メンチカツ(写真)
・ウズラとそぼろの釜めし
ここは揚げ物も美味いっす。そして釜めしも美味しかったな。飲み放題付きで4,500円の安いコースでしたが、
飲み物はアレとして料理は十分満足のいくものでした。
こちらが熊本市立三和中学校昭和五十五年度卒業の在関東メンバー。 次は近くに在住されていることが判明した我らのマドンナに参加して頂いて飲みましょう。
一次会が終了したのは午後9時過ぎ、まだまだ夜は長いということでMs以外の5人で二次会へ。
適当に探していたら、新橋駅烏森口を出てすぐのところにある九州 熱中屋 新橋 LIVEというお店が『5分待てば入れます』ということでそのお店へ。
だってほら、皆さん九州人ですからね。
そう、皆さん熊本県民なので、熊本の食材にはうるさいわけです。
注文した辛子蓮根 583円、これは違います。まず辛子蓮根の辛味は唐辛子ではなく和辛子です。
あと、揚げている衣も違いますし、マヨネーズが添えられることもありません。
九州男児は誤解されやすいのですが、九州料理も誤解されていますね。
そんな舌の肥えた?九州男児を唸らせたのがこの活豊後サバ、4,048円。
捌く前に、生きている状態の鯖を持ってきて見せて頂けて、期待が高まります。
そしてこれが本当に美味しい。居酒屋でこのレベルの刺身が食べられるのは驚きです。
アニサキスが気になるところですが、お店で出しているだから大丈夫でしょう、良く噛んで頂きました。
飲み物は焼酎の黒霧島をボトルで頂いて皆で飲みました。仲いいなぁ。そしてやっぱり九州ン料理には焼酎バイ!
お会計は、飲み物代が安く上がったこともあって、一人2,000円で済みました。次の会の主催はOm君、よろしく頼んだよ!
■note5本目、反応が薄く暗闇に向かって石を投げている感じは、ツイッター始めた頃に似ています。
新橋サラリーマン居酒屋をハシゴ~!・・・「シャモロック」「九州熱中屋」
本日師範はお休みを頂いております・・・なんて書くのもあと少しだな。4月からはサンデー毎日です。
とはいえまだ勤め人の身分ではあるので、お休みはうれしいわけです。
午前中に昨日の議事録を書き上げて、お昼は近所のファミレスで豪遊。
ガスト 星川駅前店、子供たちが小さい頃は時々利用していたけど、とても久しぶりでございます。
まず注文したのがこちら。
・アサヒスーパードライ(ジョッキ) 390円
・ちょいピザマヨコーン 340円
ビールは「ハッピーアワー」でお安くなっておりました。
銘柄はあまり得意でない系ですが、「昼呑みビール」はなんでも美味しく感じられます。
ピザは冷凍チンかもですが、思ったよりちゃんとしてました。
追加で注文したのがこちら。
・グラスワイン(赤) 220円
・ほうれん草ベーコン 320円
赤ワイン、これも結構おいしかったんですよ。ボトルだと税込み990円らしいです。人数いればアリだと思いました。
ほうれん草は・・・角バターが乗っています。炒めてはいないんですかね?
そんな感じで、トータルのお支払いは1,270円。某高級イタリアン(サイゼリヤです)のコスパにはさすがに及びませんが、
次善の策としてはアリかもです。
せっかくお休みですからなんか楽しいことを、ということで、ワインとチョコレートのマリアージュ体験としゃれこみました。
ワインは酒日向さんのキャンペーンに当選して頂いた日本の泡。
「ショコラに合うねん」なワインらしいです。これはもちろん合わせてみるべきでしょう。
選んだチョコレートは、普通にスーパーで買える洋酒チョコ3種。それぞれと稽古をつけていきます。
まずはna.さんから『このチョコレートと合わせてみてください』
とご連絡頂いたティラミスから。いわゆるイタリアのデザートの味わいを再現したチョコですね。
このチョコの特徴は、やっぱりコーヒーの風味があることです。なので、フルーツ香満載なこのワインとはちょっと違うかも。
ワインだったら、南アフリカ産のコーヒー香のあるピノタージュあたりの方がベストマッチな気がしました。
お次は、ブランデー・シロップが液体のまま閉じ込められているバッカス。子供のころ、このチョコレートがあると嬉しかったなぁ。
アルコールがカーっと来る感じ、あれがたまらなく好きでした。
「ブランデーって、やっぱりブドウのお酒よね」ってことが分かる、スムーズなペアリング。
ワインとチョコレートをブランデーが繋いでくれます。これは良い相性ですよ。
最後は、ラム酒漬けのブドウが入った「ラミー」。このチョコレートだけ1箱10個入のサイズじゃなくて、1箱に3連が3個の大きめサイズです。
ブドウの粒が入ると、小さく造るのが難しいのかも知れません。
そしてやっぱりベストマッチはラミーですね。
ラム酒の香りとアジロンダックの香りって、どこか共通性があるように感じます。
甘いチョコレートに合わせても違和感ないワイン、大変興味深いマリアージュ体験でした。
名称 | Chocolat Nya- Aunen Ama-Aka-Awa N.V. ショコラニャー アウネン アマアカアワ N.V. |
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生産者 | 大和葡萄酒 |
価格 | (キャンペーン当選品:参考価格3,960円) |
購入店 | ユニークなお酒との出会い 酒日向 |
というわけで、いろんな洋酒チョコと合わせてみたわけですが、もちろん単体でも稽古をつけていきます。
品種はアジロンダック100%とのこと。日本の固有品種じゃないけどに日本以外ではあまり見かけない品種ではありますが、
とても特徴的な香りをもつ品種だと認識しております。
まず外観から「アワ」ですが泡はかなり控えめです。ペティアンかそれ以下ぐらいに感じます。
色は「アカ」とのことですが、実際は濃いロゼくらいの感じで、ランブルスコや豪州の泡とは違う感じです。
香りはまさに「アジロンの香り」ですね。ベリーのフルーツ香がしっかりしていて、ちょっと病院の待合室のような正露丸っぽい香りも感じます。
味わいは「アマ」とのことですが、たしかに甘さはしっかりしています。糖度を計ると10.5もあります。
でも、酸味もしっかりしているし炭酸もあるので、甘ったるくは感じません。
普通のワインとはかなり傾向の異なるワインなので、確かにチョコレートに合わせてみよう!という発想は理にかなっていると思います。
チョコレートに限らず、デザートを頂く段階で飲みたいワインですね。
点数 | 75点 |
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リンク |
ショコラニャー アウネン アマアカアワ NV [大和葡萄酒] 3,960円 |
■note4本目、手書きのhtmlで道場に書くよりずっと楽です。
ワインに合う洋酒チョコレート選手権
本日は、飲み友だちのわたさんに声をかけて頂き、
広尾駅からすぐの場所にある暴飲暴食という名前の焼肉屋に伺いました。
こちらのお店、たいへん予約が取りにくいお店のようで、この会が確定したのは昨年の11月。
なんと4ヵ月待っての訪問となりました。
このお店、その名の通り焼肉は一人400g以上出されます。コンセプトとしては
『焼肉を食べる日は、糖質制限やダイエット、禁酒は一旦やめにして、思い切って暴飲暴食』
らしいです。師範も老体に鞭打って暴飲暴食しに参りました。
そんな暴飲暴食に参加したのは下記の皆さんです。
・わたさん(幹事:白飯が必要)
・mishikaさん(辛いものが好き)
・Mayumiさん(キュウリが好きだけど無かった)
・米柱さん(米が好きだけど今日は食べない)
・鉄アレンさん(ちょっとだけ白飯)
・安ワイン道場師範さん(多分一番食べられる量少ない)
この日のメニューがこちらです。料理はコース1種類、ドリンクはすべて90円(税別)、ライスは0円。割り切ってますね~。 暴飲暴食を謳うからには気兼ねなく飲み食いして下さい!というコンセプトがシステムに現れています。
午後5時45分という、サラリーマンにはなかなかハードルの高い時間に6人集合して乾杯。もちろん最初はみんな生ビールです。
まず出されたのがこちら。
・山盛り白菜キムチ
『キムチってこんな丼で出されるものだっけ?』な声も聞かれましたが、
とても美味しいキムチで、これがすっかりなくなっちゃうんですよね。
お肉が来ました~!
・タン・サガリ・ミノ
この写真でひとまず6人前です。タンはタン元で柔らかく、サガリは脂が入りすぎず、ミノはコリっとサクッとした歯ごたえ。
どれも一流品ですね。
これらのお肉を、わたさんと鉄アレンさんが焼いてくれています。師範と女性陣は食べるだけ。 ワイン界隈の男性は料理もする人が多いしこういう時もよく働きますよね。見習わねば!です。
健康のためにお野菜も頂きます。
・焼き野菜(ピーマン・ナス)と山盛りサンチュ
焼肉の時、生のピーマンをかじるとさっぱりして無限に食べられる、という知見を得ました。
皆さんはハイボールとかホッピーとかを飲まれていますが、師範は生ビール(パーフェクトサントリービール)一択です。
あ、途中で緑茶ハイも頂きましたがまたビールに戻ってきました。
この銘柄、「糖質ゼロ」を謳っているんでちょっと敬遠してましたが、
このお店のは美味しいですね。泡がキメ細かくてキレイです。
さてお肉は後半戦です。
・暴食カルビロース【塩】
薄切りの肉の上に山盛りの刻みネギが載せられてます。さてこれをどうやって焼くかというと・・・
イケメンの店員さんが焼いてくれるわけですよ。 『本日のお肉はこちらです』と、満面の笑みを湛えて見せて頂きました。女性陣はおいしさ三割増しだったようです。
このように店員さんがロースターに山のように乗せて焼いてくれます。 『もう食べていいです』の合図で頂くわけですが、ところどころ赤い部分がある絶妙な状態。 スライスした肉を塊にして焼くと全体にいい感じに火が通る、という知見を得ました。
薄切り肉の塊焼きがもう一種類あります。
・暴食カルビロース【タレ】
こうやって見ると、まるですき焼き用の肉みたいですね。
全体にきめ細かくサシが入っていて、どうやって食べてもおいしいと思われます。
これもまた塊にしてジューッ!っと。
シズル感を味わいたい方はぜひクリックで拡大してご覧ください。
このあと、『まだ食べられますか?』「ハイ!」ということで暴食カルビロース【塩】をもう一皿追加。
ちゃんと暴食させていただきました。
最後はこちら。
〆の冷麺
ユズの香りがさっぱりしていて、大量に食した肉を無かったかのように洗い流して頂きました。
お会計は、コースが8,690円にドリンクが1杯90円ですから、一人分10,000円いかないんですよ。
広尾の立地で、この内容でこのお値段、そりゃ人気出ますよね。来た人は結構な割合で次回の来店予約をするみたいなので、
なかなか予約がとれないのも頷けます。
■note3本目、文章少なめ/写真多めで読みやすくしてみました。
その名の通りの暴飲暴食・・・広尾「暴飲暴食」
さてさておなかはいっぱいなのですがワインは別腹、
ということでBar & Enoteca Implicito (バル&エノテカ インプリチト)へ。わたさんいきつけのお店ですね。
お店は同じく広尾なんですが、広尾駅とは逆側の渋谷寄り、タクシー2台に分乗して向かいました。
店内は、背後にずらりとグラスが並べられたカウンター席とテーブル席、階段を降りた地下には個室もありました。 想像していたよりも広いお店です。全体に明るさを落とした照明で、ムーディーな雰囲気が漂っておりました。 そんな中に騒々しい6人が入ってきてスミマセン。
名称 | Mitterberg Bianco 2023 ミッテルベルク ビアンコ 2023 |
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生産者 | Ansitz Waldgries (Christian Plattner) アンシッツ・ヴァルドグリエス (クリスチャン・プラットナー) |
価格 | (不明:Glass) |
購入店 | バル&エノテカ インプリチト |
ネッビオーロ好きのわた(別名ネビオ)さんや女性陣は最初から赤を注文されていましたが、
凡人な師範はやっぱり最初は白を飲みたいわけですよ。
そこで「すっきりした白をお願いします」と注文したところ、出していただいたのがこのワインです。
品種はピノ・グリージョとのことだったように思います。
照明が暗いので色はわかりません。香りはとてもアロマティック、ライチに白い花がパーッと香って
ブラインドだったら「ゲヴュルツトラミネール一択ですな」と胸を張りそうな感じです。
味わいは、ほんのり甘くて酸味しっかり。美味いなぁ、これ。
確かにすっきりしていますが、すっきりだけじゃなくてパワーも感じます。
全く知らない造り手で、知らないインポーターで、知らないIGT、こういうのが頂けるお店はありがたいっすね。
点数 | 83点 |
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それぞれが飲みたいワインを注文して乾杯!やっぱりワインがあると落ち着きますね。
名称 | La Furba 2021 ラ・フルバ 2021 |
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生産者 | Tenuta Buon Tempo テヌータ・ボン・テンポ |
価格 | (不明:Glass) |
購入店 | バル&エノテカ インプリチト |
二杯目は「軽めの赤をお願いします」と注文しました。
そこで出して頂いたのがこちら、トスカーナの赤で品種はサンジョヴェーゼ100%です。
トスカーナ地方ではキツネのことを"Furba"と呼ぶらしく、
ラベルには鳥を咥えたキツネの絵が描かれています。
こういうワインを「ラベルが大好きワイン会」に持っていきたいところですね。
さてこのワイン、サンジョヴェーゼですから色はそれなりに濃さのある赤紫色です。
香りは結構華やか系ですね。スミレの花と東洋的なスパイス、サンジョヴェーゼでも大粒な感じがします。
味わいは、アルコール度数が14.5%もありますが、どことなく軽やかさのあるバランスです。酸味がポイントかもしれません。
いわゆる「軽め」というより、「軽快」な感じのワインです・・・ってその差は伝わらないよな。
前者は安ワインにありがちで、後者は高ワインにありがち、ということにしてください。
点数 | 81点 |
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次のワインは、こんな風に恭しくパニエに寝かせて抜栓して頂きました。 この扱いを見るとちょっとやそっとのワインじゃないことがわかりますよ。
名称 | Nebbiolo d'Alba 1989 ネッビオーロ・ダルバ 1989 |
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生産者 | Rivetto リヴェット |
価格 | (不明) |
購入店 | バル&エノテカ インプリチト |
それがこちらのワインです。なんと1989年のネッビオーロ・ダルバです。
師範が社会人になる1年前、Mayumiさんが産まれるよりずいぶん前のヴィンテージですね。
こういうワインを頂ける機会はそうそう無いので、拝みながら頂きました。
外観は、グラスに注いだ中心部はまだしっかりとした紫色で、エッジにはレンガ色からオレンジ色のグラデーションが見て取れます。
きれいに熟成した赤ワインの色ですね。
香りには果実の香りがしっかりと残っております、それに加えて複雑で奥行きがあり、かつボリュームも立派です。
どなたかが「古いお城の香り」と言われていました。
味わいもとてもキレイで、スーッと入ってきて長い余韻を残してくれます。ほ~っと溜息の出る味わいです。
ネッビオーロは熟成させてナンボ、という話を聞きますが、確かにそれには納得せざるを得ませんね。
若いネッビオーロにある硬さが取れたら、こんなにおいしい液体になるんですね~。いろいろ唸らされるワインでした。
点数 | 89点 |
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広尾のバー・カウンターが似合う都会のレディなお二人、でございます。この店の前に暴飲暴食したようには見えません。
このお店のお会計は一人当たり8,000円弱、広尾の夜を満喫させて頂きました!
師範代と長女はみなとみらいの万葉倶楽部へ岩盤浴に行き、次女は海外旅行中、ということで師範ボッチ飯の午後。
ツイッターと昔ながらの飲み仲間に「野毛に昼飲みに行きませんか?」連絡したところ、トビさんと磯子さんに付き合っていただけることになりました。
それでは、突然の「ぶらり野毛呑み歩き」、ネットでいろいろと事前情報も頂いて、午後1時に関内駅集合です。
まず一軒目は、トビさんのお薦めで吉田町通り沿いにある鯖寅酒販へ。
ナチュラル・ワインがいろいろとグラスで楽しめるお店だそうです。
店内は、大きなガラス張りのワインセラーに自然派ワインがずらり。
「酒販」という名前ですから、基本的には酒屋さんで、角打ちとしてワインを頂く感じです。
なのでもちろんカウンターだけ、キャパは6人も入れば満員な感じでした。
有料試飲のお値段は、1杯880円から。
ただし、「テイスティングPass 1,000円」を購入すると、試飲がほぼ半額になる、というシステムです。
そりゃ買っちゃいますよね、そのパス。
ワイン以外にもタップから注がれる生ビールや、いろいろ珍しいジンなんかもあります。
そこで目に留まったのが、滋賀県にあるヒトミワイナリーのぶどうの搾りかすが使われたBenefinita [Flora Fermentation]というセゾンビール。
お値段はテイスティングPass割引が効いて1杯200ml 730円。
トビさんも同じもので、磯子さんはオーストラリアのシャルドネで乾杯。
このビール、確かにブドウの香りがして華やかです。こういう生ビール飲めるの良いっすね。
っていうかやっぱり1杯目はワインよりビールっすよね。
名称 | Gewurztraminer Sec 2022 ゲヴュルツトラミネール セック 2022 |
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生産者 | Les Frères Engel レ・フレール・アンジェル |
価格 | 550円 (Glass) |
購入店 | 鯖寅酒販 |
もちろんワインも頂くわけです。
有料試飲のアイテムが書かれたホワイトボードには泡が1種、白が3種、ロゼが1種、オレンジが2種、赤が2種。
一番安いのがpass価格で1杯440円、一番高いジュリアン・ラベのアン・シャラスがpass価格で950円。
自然派はよくわからない師範ですので、お店の方の『すごくアロマティックです』とうお薦めに従って、アルザスのゲヴュルツトラミネールにしました。
pass価格で1杯550円です。
色はかなりしっかりした感じ、オレンジに近いレモン色です。自然派によくある濁りはありません。
香りは確かにアロマティックですが、いわゆるゲヴュルツのライチ香より、もう少し酸を感じる柑橘類の皮の香りに近いです。
味わいは、14%というアルコール度数の高さにも関わらず、思いのほか甘さがしっかりしています。
"Sec"なので辛口かと思いましたが、乾燥したブドウで"Dry"の意味かもしれません。
師範のような不自然派にも受け入れやすい、そしてかなり存在感のある白でした。
角打ちワインの醍醐味は、普段自分では買わないワインとの出会いにありますね。
点数 | 80点 |
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名称 | Zeus Gonewild N.V. ゼウス ゴーンワイルド N.V. |
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生産者 | Coup de Jus / SAS les Fromont (Dom. des Marnes Blanches) クープ・ド・ジュス / SAS レ・フロモン (ドメーヌ・デ・マルヌ・ブランシュ) |
価格 | 480円 (Glass) |
購入店 | 鯖寅酒販 |
もう1杯ワインを、ということで赤を頂きました。
選択肢は2つ、イタリアはフリウーリの赤か、このジュラの赤。
どちらも自然派大流行の産地ですね。
フリウーリはガチで自然派な気がしたのと、そちらはトビさんが注文されたのでちょっと貰えばいいや、ということでジュラの方をチョイスしました。
pass価格でグラス1杯480円です。
色はかなり薄めの紫色。品種はグルナッシュらしいのですが、南仏っぽい香りはあまり感じずどちらかというと北の方、
オーストリアのシュペートブルグンダーな外観にツヴァイゲルトみたいな香りに感じました。
味わいは、前の白とはうって変わってアルコール度数が10.5%と低く、色の印象通りの軽い味わい。
最近流行りの「薄旨系」ってやつですかね。
外観や味わいはド自然派ですが、自然派臭はほぼ感じない「クリーン・ナチュラル」なワインだと思います。
悪くはないけど個人的にはちょっと物足りなく感じるかなぁ、やっぱり師範は不自然派です。
点数 | 74点 |
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磯子さんが注文したオーストリアのオレンジと、師範の赤、そしてトビさん注文のフリウーリの赤を並べてみました。
酸っぱいの酸っぱくないの/好きの嫌いの言いながら飲み比べるのが楽しいんですよね。ワイワイとお騒がせしました。
そんな感じの一軒目、お支払いは3人分まとめて7,860円でした。
二軒目は、ツイッターでお知り合いに教えて頂いたÉ Mer(イーメール)という立ち飲みフレンチのお店。
野毛の達人トビさんをして「行ったことない」とのことでしたので、この店に決定しました。
お店の場所は福富町、どちらかというとこのあたりでも治安が良くないエリアにあります。
お店の外観も、およそフランス料理を出す店のようには見えません。
店内も、いわゆる立ち飲み屋な雰囲気で、黒板に書かれた文字以外はフレンチ感が希薄です。
でも、店内のお客さんは大半が若い女性なんですね。「ギャップ萌え」なのかも知れません。
システムとしては、注文した際にお金を支払う前払い制度になっています。
この日のメニューは、おつまみ的な料理が5種類、前菜が1種類、メインが2種類、デザートが1種類。あとはパンとバターライス。
価格は650円から1,250円でした。
そんなメニューから、師範が注文したのがこちら。
白身魚のデュグレレ 850円
この日の魚はカレイだそうです。ソースがちゃんとフレンチしています。
魚の身もプリッとしていて、火の通し方もご立派。これで850円は安いと思います。
名称 | Dancing Flame Carmenère 2022 ダンシング・フレイム カルメネール 2022 |
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生産者 | Vina Luis Felipe Edwards ヴィーニャ・ルイス・フェリペ・エドワーズ |
価格 | 3,500円 (お店価格) |
購入店 | É mer |
ワインは、スパークリングとシードル、それに白が2種(ソーヴィニョン・ブランとシャルドネ)、
赤が3種(メルローとカルメネール、フランスのカベルネ・ソーヴィニョン)でした。
赤の銘柄をお店の方に尋ねたところ『うちは名前を出すような立派なワインは置いていませんので』ということで答えて頂けませんでした。
郷に入れば郷に従え、銘柄不明のままボトルで注文したのがこのワインです。
安ワインが出されることが分かってはいましたが、ダンシング・フレイムと来ましたか・・・
ボトル1本3,500円、そこまで強気の価格設定な銘柄とは思いませんでした。
他の品種も多分この銘柄だろうと想像されます。
色はチリ産らしくしっかりとした濃さで、香りはダイレクトにベリーの香り。
味わいはやや甘めで渋味はしっかり。飲み飽きはすると思いますが、3人で1本であればちゃんと飲める激安ワインです。
この銘柄のカルメネールは初稽古かなぁ、と思って過去を検索したところ、3年前に2020年産と稽古していました。
メルローは未稽古なので、そっちを頼むべきだったかなぁ、とプチ後悔しております。
点数 | 70点 |
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料理は一人1品注文する必要があるそうです。
・ホワイトアスパラ 夏みかんのソース・オランデーズ 1,200円
・トリップ シードル煮込み 1,250円
どちらの料理もしっかりフレンチ、美味しいんですよ。
ワインももう少し良いのを置いてほしいなぁ?ポール・マスとかね。
お店の方、ワインには興味がないのかな?そこがちょっと残念でした。
お会計は、ソースを拭うのにパン250円も追加して7,050円でした。
三軒目はいよいよ野毛の中心部に足を踏み入れて、裏野毛横丁「満天ホール」の中にある鳥導(とりしるべ)というお店。 いわゆる横丁、フードコートみたいな中にある焼き鳥屋。こちらもトビさんのお薦めです。
我々3人、まずはカウンター席に案内して頂きました。 まだ日も高い午後3時過ぎですが、カウンターもテーブルもほぼ埋まるくらいの勢いでお客さんがいました。 繁盛してますね~
まずは瓶ビール 660円、サッポロの赤星で乾杯。磯子さんは健康上の理由により、ビールじゃなくてハイボールをお召し上がりでした。 ビールの銘柄はサッポロなのにグラスはサントリーなあたりが気軽な居酒屋っぽいですね。
注文した料理を書き留めておきます。
・トロ白レバ刺し 630円(写真手前)
・ささみわさび 270円×3(写真左奥)
・せせり 250円×3(写真右奥)
・白レバー 240円×2
・丸ハツ 240円×2
レバ刺しとか白レバーとか、レバーものが特に美味しいように感じました。
3人で飲んでいると、いきなり「ど~も!」とヒマワインさんが登場!
(実は電話貰っていたみたいですけど気づかずに出られませんでした)
改めて乾杯!ですが、なんだかグラスワイン (500円)を飲んでいるみたいですな。
白も赤もしっかり冷えていて、ヒマさんは手のひらで温めながら、磯子さんは氷を入れて、と対応が全く異なるのが面白うございました。
そんな焼き鳥屋での三軒目、お会計はトータルで12,001円でした。
ヒマさんは颯爽と去って行き、磯子さんは家族と夕食を食べるということで、残った師範とトビさんが向かったのは、
桜木町駅前の地下街「ぴおシティ」にある横濱飯店という中華料理屋さん。このお店もトビさんのお薦めです。
横浜みなとみらいの玄関口にあたる桜木町駅前ですが、
このお店の雰囲気は全く「街中華」ですね。ぴおシティ全体に昭和感があふれております。
「横濱飯店」というたいそうな店名だからか、店の中には横浜市歌の歌詞が書かれた掛け軸があります。 横浜市民はみんな歌えるらしいですよ。師範は九州で生まれ育ったヨソ者なのでちゃんとは歌えませんが、 それでも子供たちの小学校の発表会とかで何度も聞かされた記憶があります。作詞が「森 鴎外」というところが横浜市民の誇りだそうです。
改めてトビさんと二人瓶ビールで乾杯。この店はサッポロの黒星、大瓶でお値段は690円。 グラスは特にメーカーのものではない街中華的なコップでした。
料理は、特にこの酢豚 (1,220円)とか美味しかったですね。 いかにも街中華の酢豚で、甘味と酸味がしっかりした味付けでした。見た目も照りがあって美味しそうでしょ?
二人だということを忘れて、ほかにも料理をいろいろと注文しております。
・焼餃子 530円
・半炒飯 780 390円
・シュウマイ 530円
・焼そば(もやしのあんかけ) 780円
ハイ、はち切れんばかりにおなか一杯になりました。お会計は、二人分で4,000円弱だったと思います。
そんな「ぶらり野毛呑み歩き」でした。突然のお誘いに乗って頂いたみなさま、ありがとうございました!
■note2本目、ちょっと文体を変えてみました。いろいろ試していく所存です。
ぶらり野毛呑み歩き vol.1・・・はしご酒のパラダイスやぁ~
本日のアペロは、サッポロビールから売られている、北九州発祥のサクラビールに合わせて、
同じく九州は熊本発祥のちくわサラダ。ビールの方は特に九州っぽさはないのですが、ちくわサラダは郷愁を誘います。
「サラダ」と言いながら、ポテトサラダを穴に詰めた竹輪を挙げる、という野菜間ほぼゼロのツマミなんですよ。
・・・ていうこつでこんちくわサラダ、いつもは九州の一部でしか見ぇかからんメニューばってん、こん週末はスーパー「サミット」の"九州weeeeek!"で売りよらすバイ!
クリックで拡大しても竹輪の方にピントが合ってなくてスミマセン。
名称 | Château Grossombre de Saint-Joseph 2016 シャトー・グロソンブル ド・サン・ジョセフ 2016 |
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生産者 | André Lurton アンドレ・リュルトン |
価格 | 1,731円 (単品価格:3,850円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食も師範と師範代二人きりの食卓で、メニューは油淋鶏、ブロッコリーとトマトとクリームチーズのサラダ、モヤシと人参のナムル。
選んだワインは、年末に買った「鬼コスパ9本セット第49弾」15,999円からの最後の1本。ボルドー産の赤でございます。
造り手は「ボルドーの偉人」アンドレ・リュルトン氏が再興を果たしたワイナリーで、品種はメルロー50%、カベルネ ソーヴィニヨン50%とのこと。
午後4時前に抜栓して、じっくりゆっくりいただきました。
色は、とてもしっかりとした青紫色で、濁っているわけではないのにほぼ向こうは透けません。
香りは、カシスにコーヒーにチョコレートにタバコの葉。
メルローとカベルネが半々だからか、右岸とも左岸にも寄らない典型的なボルドーっぽさを感じます。
味わいは、渋味しっかり甘味と酸味はそこそこ。2016年なのでまだちゃんとは開いていない感じです。
2016なのにまだ若いポテンシャルを秘めた感じも含めて、まさに王道のボルドー感満載のワインです。
こういうワインと稽古すると「やっぱボルドーの名門造り手は立派だな」と思います。とにかくハズしません。
「畑より造り手」は、今やブルゴーニュ(※)よりボルドーかもです。
(※)ブルゴーニュの著名造り手はいまや手が届きませんから。
小瓶に保存して4日後再稽古。最近健忘症が進んでいて、中身が何だったかほぼ失念していたのでセルフ・ブラインド。 香りを嗅いで「え?こんないいワイン開けたっけ?」と思いました。しっかりベリー、しっかり樽。 イタリアのスーパー・タスカンだったかなぁ~とか考えていたら思い出しました。というくらい良いボルドーですよ。
点数 | 80点 |
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リンク |
【送料無料】鬼コスパワイン9本セット 54弾 15,999円(現行セットにはこのワインは含まれません) Chateau Grossombre de Saint-Joseph 2016 3,850円 |
稽古範囲内で80点オーバーしたのでリンクを張ります
上記のワインは現在の「鬼コスパセット」には含まれていませんが、現行セットには同様に名門ボルドーが造る「コレクション・ネイペルグ 2014」がおまけで付いてくるので(2025/03/08現在)、
ほかのワイン含めかなりお買い得だと思われます。
名称 | Salento Chardonnay "Ecosistema" 2023 サレント シャルドネ "エコシステマ" 2023 |
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生産者 | Cantine Paololeo カンティーネ・パオロレオ |
価格 | 1,793円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、長女がお友だちと外食、次女はニューヨークに遊びに行っているので、師範代と二人きり、まるで老後。
メニューは、刺身三点盛り(めばちマグロ、スズキ、ブリの炙り)、イワシの煮付け、アスパラガスとベーコンの炒め物。
ワインはさっぱりとしっかりの中間くらいが良いと思い、選んだのは南イタリアはプーリアさんのシャルドネ。
このワイン、『リアルワインガイド2024 旨安大賞』だそうです。その実力を見せて頂きましょう。
色は、ちょっと琥珀色感のある濃い麦わら色。サイトには『緑がかった麦わら色』と書かれていますが、師範の老眼には緑は映りません。
香りは、やや年季が入ったシャルドネ、という感じがします。ボリュームはおとなしめで、飴っぽい熟成感のある香り。
味わいも、酸味控えめ旨味しっかり、熟成したシャルドネみたいな印象を受けるワインです。
若いシャルドネには珍しい熟成感と、ちょっと自然派ちっくな香味は、なるほどいわゆる「コンテストでウケる」ワインな気がしました。
やっぱり"BIO"とかがラベルにデカデカと書かれているワインって、こういう系統である可能性が大ですね。勉強になりました。
嫌いじゃないけど好きでもないワインです。
翌日、さらに熟成感が増しています。これ、10年以上前のシャルドネ感がありますよ。 かなり酸化熟成環境にあったのだろうと思います。いわゆる「若いシャルドネ」とは全く傾向の異なるワイdネス。
点数 | 74点 |
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リンク |
Salento Chardonnay "Ecosistema" 2023 [Cantine Paololeo] 1,793円 |
本日は、入社した時の同期で師範+I氏の送別会、Produced by 送別される自分(笑)。
お店は幹事たる師範の一存で決めて、横浜駅西口鶴屋町にあるW Yokohama -The Wine Hall-。
前回の訪問は1年半前、だいぶご無沙汰しております。
このお店がナイスなのは、ワインがほぼ標準小売価格+1本770円の抜栓料で頂けるところと、
そしてなによりワインが多いところです。写真の右側に白や泡の冷蔵ケース(が見えている範囲の3倍くらい)、左側通路脇に廉価な赤ワイン、
奥の扉の中に高級ワインがズラリ。3,000円以下のお手頃価格のワインから10万円以上の高級ワインまで、見放題&選び放題です
(安ワイン者な師範は後者は眺めるだけですが)
前回の同期会では消息不明の1人を除いてフル参加でしたが、今回MとKは都合が付かず欠席。
よって参加者は、ずいぶん前に退職したN、昨年退職したO、今回退職するIと師範、まだ会社に残るSの5名です。
こちらのお店、基本的には席の指定はできないのですが、いつも良くして頂いているソムリエールの
cheersさんの計らいで、個室を使わせて頂くことができました。
高い椅子だと落ち着かない初老の連中なので、大変ありがたい配慮でございます。
名称 | Artefact Extra Brut N.V. アルテファクト エクストラ・ブリュット N.V. |
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生産者 | Le Vignoble du Reveur ル・ヴィニョーブル・デュ・ルヴール |
価格 | 5,720円 (お店価格+抜栓料770円) |
購入店 | W Yokohama -The Wine Hall- |
まずはスパークリングから。ヴーヴ・クリコが9,000円台だったのに大きく心を動かされましたが、
そこはグッと堪えてソムリエールさんに「5,000円台で置かれているスパークリングからお薦めを」とお願いしたところ、
2本紹介して頂いて、そのうちのこちらがアルザス産でした。
ちなみに今回のメンバーは、全員入社してすぐにアルザス工場に製造実習に行っているので、ここはアルザス一択です。
今回、メモを取っていないので、いつにも増して感想がいい加減になります。
泡は弱めながらそこそこしっかりしていたように思います。
香りは、あまり熟成を感じないフレッシュ&さっぱり系。品種はシャルドネが主体とのことでしたが、
アルザスでシャルドネは珍しいですね。
味わいは、酸味がしっかりしていてシュッとしています。ストレートで硬派なスパークリング、という印象です。
ちなみにこのワイン、マルセル・ダイスの長男が造っているとのこと。
みんな『それ誰なん?』って顔をしていましたが、マルセル・ダイス氏はワイン好きならだいたい知っている人なんですよ。
オタクじゃない人にワインを説明するのって難しいっすよね。
点数 | 78点 |
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ではオッサン5人で乾杯!長い間のお勤め、ご苦労様でした>自分
名称 | Pinot Gris "Weinbalg" N.V. ピノ・グリ "ヴァインバルク" N.V. |
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生産者 | Fischbach (Jean DREYFUSS) フィッシュバック (ジャン・ドライフス) |
価格 | 4,400円 (お店価格+抜栓料770円) |
購入店 | W Yokohama -The Wine Hall- |
次のワインもアルザス産です。
冷蔵ケースにピノ・グリのグラン・クリュを見つけたので、
これが良いのではなかろうかとソムリエールさんに相談したところ、『やや甘口ですが・・・』とのご説明。
「この段階で甘口は早いので後にします」とお伝えしたところ、『では同じピノ・グリでこちらはどうでしょうか?』とのご提案。
数百種類はあろうかという品ぞろえの中で、スッとそういう提案が出てくるのはさすがです。
さてこのピノ・グリですが、
裏ラベルに書かれた情報によると"Culture : Biologique"なので自然派で、
15% maceration"らしいので一部オレンジワイン的な造りがされているようです。
確かに外観はやや濁りがあって、ほんのりオレンジ色みを感じます。
香りは、自然派に共通する石鹸っぽい香りはありますが、グレープフルーツ的な柑橘類の香りもあって、全体にクリーンな感じです。
味わいもクリーンですね。酸味しっかりで旨味もしっかり、醸しの良さが出ている気がします。
ホント、最近の自然派は造り手が努力しているのかインポーターの目利きが良くなっているのかわかりませんが、
ネガティブな印象を受けるものが少なくなりました。
これも美味しい自然派です。オタクじゃない皆さんにも好評だったようです。
点数 | 80点 |
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まず最初に注文したこちらのメニュー、レシートには"Burdock Salad"とあるので
・(鴨と)ゴボウのサラダ 1,650円
なんだと思います。緑の葉っぱの下にはゴボウが敷かれていますが、メインは鴨ですね。彩りが良くて美味しいサラダでした。
名称 | Bættig "Vino de Región" Pinot Noir 2023 ベティッグ "ビーノ・デ・レジオン" ピノ・ノワール 2023 |
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生産者 | Bættig (Via Vinica SPA) ベティッグ (ビア・ビニカ・SPA) |
価格 | 3,850円 (お店価格+抜栓料770円) |
購入店 | W Yokohama -The Wine Hall- |
次は赤が良いか白が良いか参加者に尋ねたところ、OとNが「赤で」とのこと。
どんな赤が良いか尋ねたところ、Nが「出来ればピノ・ノワールで」とのこと。
それではということで、コスト・パフォーマンスの高い南アフリカのピノがあるかソムリエールさんに尋ねたところ、
『ありますが、一番安いのでクリスタルムが9,900円です』とのお返事。
こちらの懐を考慮して頂きありがとうございます。ワインオタクの集まりだったら迷わずいくところですが、
ここは日和って、大西洋を挟んでお隣のチリ産にしました。
色は、ピノ・ノワールにしてはやや濃いめですが、いわゆるチリピノな濃さではありません。
日照は多いけど標高の高い畑であることが想像されます。
香りはちゃんとピノ、それもブルゴーニュ的な上品さと冷涼感のある香りです。この時点で「これを選んで正解!」と確信しました。
味わいは、やや渋味が固い感じはありますが、甘酸っぱさが主体な部分はやっぱりブルゴーニュ的です。やっぱり良いっすね、このワイン。
「チリらしくないチリピノ」ということで有名なベティッグ、
以前は凄いヤツと稽古してビックリしたこともありますが、
廉価なクラスでもちゃんとピノ・ノワールらしさが味わえます。
抜栓料を足しても4,000円台でこんなワインが頂けるのはありがたいっすね。
点数 | 81点 |
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こちらのお店は焼く系の料理がおいしいのです。
・季節野菜のグリル 2,585円
今は高級野菜と化しているブロッコリーがゴロリと。
アブラナ科の野菜は、焼くと甘味が増して美味しいですね。
お肉も頂きます。
・ミートプラッター 2,200円
大きなパテ・ド・カンパーニュや生ハムなんかが乗っていて、これが2,200円はお得です。
赤ワインがガンガン進みます。
名称 | Zulre 2017 ズルレ 2017 |
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生産者 | Terra d'Aligi テッラ・ダリージ |
価格 | 3,740円 (お店価格+抜栓料770円) |
購入店 | W Yokohama -The Wine Hall- |
炭水化物は↓のピザを注文したので、次の赤ワインは「イタリア産にしましょう」ということになりました。
こちらもソムリエールさんに相談して、「濃いイタリアの赤のお薦めは」と尋ねたところ、
アブルッツォ産のこのワインや、ピオ・チェザーレの廉価なクラスなどを提案して頂きました。
どれも美味しそうでしたが、間違いなく濃そうなのはやっぱり南イタリアよね、ということでこちらを選択させて頂きました。
結果は狙い通り、とても濃い赤ワインでした。
香りは、イタリアらしい明るく濃いベリーの香りと、ある特徴的な香りを感じました(が、メモって無いので忘れました)。
ヴィンテージが2017年と、このクラスとしては比較的熟成期間が長いのですが、それでもまだ固さを感じるくらい渋味がしっかりしています。
アブルッツォやサレントにありがちな「これ甘口!」ってほどの甘さは無いので、食事にも合わせやすいと思います。
造り手の名前、なんだか最近聞いたなぁと思っていたら、
実は2週間ちょっと前に同じ造り手のものと稽古しておりました。
物覚えの悪さが際立っております。
点数 | 80点 |
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料理の注文は、退職後に寿司屋の板前になることを夢見ているSにお願いしております。
・マルゲリータ・ピッツァ 1,430円
このお店、(多分)ピザ窯があるんでしょうね。ちゃんとしたピザ屋のピザな感じがします。
ピザがもう一枚注文されています。
・ボローニャソーセージのピッツァ 1,540円
ソムリエールさんに『どちらもトマトソースになりますがよろしいですか?』と確認されました。
そういうさりげないアドバイス、ありがたいですね。
でもオッサンはそこで変更するのを躊躇するんですよ、人の意見を聞かないというより、
もう決めちゃったから選び直すのに時間をかけるのは申し訳ない、という感覚だと思います。
名称 | Pinot Gris "Eichberg" 2019 ピノ・グリ "アイヒベルク" 2019 |
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生産者 | Wolfberger ヴォルフベルジェ |
価格 | 4,510円 (お店価格+抜栓料770円) |
購入店 | W Yokohama -The Wine Hall- |
最後のワインは、2本目に飲もうとした甘口のピノ・グリ、産地はもちろんアルザスです。
この造り手も聞いたことあるなぁ、と思ったらなんと3日前に稽古しているじゃないですか。
品種も同じピノ・グリ、格付けも同じグラン・クリュです。
ホント、物覚えの悪さをこじらせております。
そしてこのワイン、同じピノ・グリでも2本目の自然派や3日前に稽古した熟成物とは外観が全く違って、普通に濃いめくらいのレモン色です。
香りは・・・どうだっけ?なんとなく蜜っぽい香りを感じた気がします。
味わいはちゃんと覚えていますよ。甘口というより半甘口くらい、アルコール度数は14.5%もあって、とても飲みごたえがありました。
ワインの価格、あちこちで値上げの話を聞きますが、
アルザスだったらグラン・クリュ(特級畑)のものを5,000円くらいでお店で飲めるですよ。
みんなもっとアルザスに目を向けましょう。
そしてこんなにいろいろとアルザスワインの品揃えがあるこのお店、みんなで行きましょう。
点数 | 82点 |
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半甘口の白に合わせてチーズも頂きました。
・チーズ6種盛り合わせ 3,630円
チーズと言えば、アルザス工場実習の際に同行したOがウォッシュチーズのマンステールをリュックに入れていて、
ずーっと仄かに匂いがしていたことなどの想い出話をしておりました。
アルザスで研修なんて今や夢の話、いやー良い時代だったな。
こちらが映像技術研究所1990年入社組の同期集合写真。
いわゆる「バブル入社組」でスミマセン。責任を取ってここはスッキリ早期退職させて頂きます!
お会計は、一人当たり8,000円ちょっと。
これだけワインを飲んでも結果は居酒屋価格、強くお勧めさせて頂きます。
「W Yokohama -The Wine Hall-」で稽古したワインたち。5人で5本、適量です。
■今後を考えると、ある程度イベントごとに記事がまとまっていた方が良いと判断し、noteというプラットフォームを利用することにしました。
合わせてご覧ください。
横浜で気軽にワインを楽しむなら・・・W YOKOHAMA -The Wine Hall-
有休消化体制に入っておりますので本日は勤務先をお休みしております。なので休肝日返上。
本人が休むと肝臓は働かざるをえなくなる矛盾。
初心に帰って「安ワイン道場師範」、土曜のチリ産ソーヴィニョン・ブランの飲み比べを継続しました
それぞれの結果はそれぞれのところ(ココとココ)に書いています。
本日の料理は、ひな祭りなのでちらし寿司、蛤のお吸い物、菜の花の炒め物、キンピラごぼう。
泡にするかロゼするか、悩むメニューですよね。
名称 | Prosecco Brut N.V. プロセッコ ブリュット N.V. |
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生産者 | Cavit カヴィット |
価格 | 1,534円 (単品価格:1,903円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
土曜の稽古の残り、合わせるとハーフくらいは残っているし、次のワインに何を開けるかはかなり悩みました。
でもやっぱりなんとなく泡よね、と思って選んだのは、トスカニーの「2月のスペシャルワインセット」に入っていたプロセッコ。
これまた半分くらいは残す勢いでチビチビと稽古致します。
まず外観から。色はほぼ無色ですが、泡はかなりしっかりしています。
ただ、口に含むとやっぱり泡は粗いかな?そのあたりも定量化できれば良いんですけどね。
香りは弱め、桃や青リンゴ、普通に普通のスパークリングな香りがします。品種が何?とか探求心すら湧かないレベルです。
味わいは、甘さ控えめ酸味も控えめ。こちらも普通に普通のプロセッコな味わいです。
それなりにちゃんとしたスパークリングだとは思いますが、元値は2,000円近いですからね。
それだったら1,000円前後の馬の骨カバを飲んだ方が幸福度が高い気がします。
まぁセットなので、そういうのが混じることも甘んじて受け入れましょう。
残った2杯分を、シャンパンストッパーで栓をしてセラーに立てて保存、4日後再稽古。 1杯はカシスリキュールを割って「なんちゃってキールロワイヤル」にしました。 すっきり系のプロセッコはそうしたほうが楽しいです(個人の感想です)
点数 | 70点 |
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リンク |
【送料無料】 2月のスペシャルワインセット赤2本ロゼ1本白2本泡1本 9,900円 Prosecco Brut NV [Cavit] 1,903円 |
ひな祭り食卓がこちら。次女は今日からニューヨークに遊びに行っちゃったので家族三人の食卓です。
ハマグリが100g498円もするやつだったので立派です。日程的な割高感はあるけど、こんな時くらいしか買わないからね。
そんな感じで、「♪3月はひな祭りで酒が飲めるゾ~♪」などと嘯きながら、
家族の流儀に従って年中行事は欠かさない安ワイン道場であります。
ちなみに先日のボッチ・サイゼリヤ飲みの件、 WebメディアのTLILLさんに記事にして頂きました。 なるほど大衆の耳目を引き付けるためにはこういう書き方をすればいいのか、と勉強になりましてございます。
本日は、お友だちのりゅじめしさん主催の
「パエリア料理教室&ワイン会」に参加しております。会場は、「三田いきいきプラザ」という公共施設。
都営三田線の三田駅を出てすぐのところにあります。
奇しくもこの日は東京マラソン当日、三田いきいきプラザ前の道路はマラソンコースに。
師範が到着した午前11時頃、先頭集団が風のように駆け抜けて行きました。
それに伴う道路封鎖の影響で、参加者の皆さんもかなり大回りせざるを得なかったようです。
まぁそんなこともありますわ。
本日の参加者は下記の皆さんです。
・りゅじめしさん(主催&料理監督)
・りゅいさん(料理担当)
・りなさん(料理担当)
・海苔さん(料理担当)
・kazumiさん(料理担当)
・mikaさん(飲食担当)
・さやかさん(飲食担当))
・jinichiさん & aikoさん(飲食担当)
・グラン・ヒコさん(飲食担当)
・TZKさん(ワイン給仕担当)
・安ワイン道場師範(議事録担当)
朝早くから来られて調理をされている皆さんに、料理作りに参加せず飲み食いするだけの師範から、
せめてもの陣中見舞いとしてビールを差し入れさせて頂きました。
・サントリー プレミアムモルツ 香るエール:確かに良い香りがします。
・ヱビスビール:苦味のしっかり感はさすがヱビスですね。
「ビールを持ってくるよ~」と事前連絡しておりましたところ、おつまみを用意して頂きました。
それがこちら。
・ソーセージ5種盛り
持参して頂いたのは(多分)りなさん&海苔さん&TZKさん。やっぱビールにはソーセージですわ。間違いない。
それでは、ワインの紹介に移らさせて頂きます。
名称 | Scacco Spumante Brut N.V. スカッコ スプマンテ ブリュット N.V. |
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生産者 | Cantine Quattro Valli カンティーネ・クアトロ・ヴァリ |
価格 | (りゅいさんから) |
購入店 |
1本目はスパークリングで、りゅいさんが持参されたスカッコ。イタリアはエミリア・ロマーニャ地方のスプマンテですね。
この銘柄は「オトナのポカリスエット」として界隈では有名、昨年末にも稽古しております。
この日は春のように暖かい気温だったので、こういうスッキリ系の泡がピッタリな感じでした。
色は薄めで泡立ちも弱め、でもしっかりとした柑橘系の香りが感じられるのが良いんですな。
味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこで、後味に軽い苦味を感じます。
それがどことなく塩味にも感じられるので、確かにポカリスエットっぽい雰囲気があるんですよ。
これから暖かくなる春に向けて、こういうスパークリングは重宝するんじゃないでしょうか。
難しく考えずに飲めるのが良いんです。みんなで「スカッコ!スカッコ!!」といきましょう。
点数 | 77点 |
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前述の「東京マラソン・トラップ」はありましたが、皆さまほぼ定刻の12:00ちょうどには集合。それでは乾杯!
名称 | Sparkling Wine Chardonnay Extra Brut 2022 スパークリングワイン シャルドネ エクストラ・ブリュット 2022 |
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生産者 | Ajimu Wine 安心院葡萄酒工房 |
価格 | (mikaさんから) |
購入店 |
2本目もスパークリングワインが選ばれました。
「初めまして」のキュートな女性mikaさんが持参されたのは、
これまた界隈では「イケてる泡」として有名な安心院ワイナリーのスパークリング。
道場でも、2年前のお正月に稽古済みなのですが、その時稽古したのは2020年産、こちらは2022年産。
以前はブリュットと書いていましたが、よく見ると小さく"Extra"の文字がありますのでエクストラ・ブリュットですね。
まぁ細けぇこたぁ良いんですわ。
まず外観から。泡のキメの細かさはシャンパーニュに匹敵する感じがあります。
香りにはリンゴと蜂蜜の雰囲気ががあって、「なるほどこれはシャルドネね」と分かるくらい品種の特性が良く香りに出ています。
味わいは、酸味しっかりで甘さ控えめ、冷涼地感があります。大分でも安心院高原あたりは雪が降ったりして寒いですからね。
やっぱり美味しいですね、このスパークリング。「いいちこ」の三和酒類が採算度外視で(本当か?)造っているだけのことはあります。
日本のスパークリングで美味しいヤツ、と聞かれれば真っ先に思いつくのがこの銘柄ですよ。
点数 | 80点 |
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りゅいさんに作って頂いた、神楽坂のナウな飲食店「Enotera」さん直伝のメニューがコチラ。。
・前菜盛り合わせ
- しめ鯖のタブレ
- キャロットラペ
- 海老のソテー
- 自家栽培のボリジ添え
イタリアンな味付けの中に、比較的強めに酢で〆て炙られた鯖があるのが良いアクセントですね。
エディブル・フラワーまで栽培するのは凄いっす。
12人分作るのは大変だったと思いますが、とても美味しく頂きました。
名称 | Rustneberg Chardonnay 2022 ラステンバーグ シャルドネ 2022 |
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生産者 | Rustenberg Wines ラステンバーグ・ワインズ |
価格 | (さやかさんから) |
購入店 |
見た目よりはるかにお若いのさやかさん(次男さんが大学合格おめでとう!)が持参されたのが、 南アフリカのシャルドネ。『ツイッター(現X)で美味しいと評判だったから』とのことですが、師範もそのツイート見た気がします。 あと、TZKさんからスクリューキャップの開栓レクチャーがあり、
『この手のスカートが長いスクリューキャップの場合は下側を持つのが王道。
南アフリカ産の場合は税金を納付したサステナビリティ・シールが貼られている場合があるので最初にそれを切るのがスマート』
だそうです。宅飲みメインの師範は「開けば良いじゃん」ですけどね。
閑話休題、コチラのワイン、外観的には普通に白ワインなのですが、香りを嗅ぐとめっちゃ樽が香ります。
そしてどことなく貝を焼いたような香りがした気がしますが、それは調理の香りが流れてきただけかもしれません。
味わいも、香りに負けない濃さがあります。甘さも酸味もしっかりで、ワイン会映えする白ですね。
こういう樽ッ樽な白ワイン、一人で1本だとちょっと辛いかもですが、
12人で1本だと「いいぞいいぞ!もっとやれー!」ってな気になります。
場にあった一本だったと思います。
点数 | 82点 |
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こちらが、今回の料理教室のお題メニューです。
・魚介のパエリア
調理陣で、これと同じサイズの鍋3つ分作られました。
オーブンとガスコンロを使って、ちゃんと時間を計って作業されていましたよ。
料理も数値化が大切です。
おこげが印象的なパエリアですが、日本人はやっぱり米ですねぇ、異国の料理なのに米があると落ち着きますよ。
名称 | Getta Wines Sauvignon Blanc 2023 ゲッタ・ワインズ ソーヴィニョン・ブラン 2023 |
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生産者 | Getta Wines ゲッタ・ワインズ |
価格 | (グランヒコさんから) |
購入店 |
こちらのワインは、一度赤羽でお会いしたことのあるグラン・ヒコさんが持参された日本の自然派ワインです。
造り手は「ゲッタ・ワインズ」というところですが、醸造は「テール・ド・シエル」に委託されているそうです。
このワイナリーがある長野や北海道では、最近雨後のタケノコのように新しいワイナリーが設立されていますね。
日頃から「不自然派」を自認している師範ですから、こういうワインにはちょっと構えて稽古するわけです。
まず好感が持てるのが、ラベルの前面に品種と造り手がちゃんと書かれていること。
できればヴィンテージも書いて欲しかったですね。
外観は、底の方だったこともあってかなり濁りがあります。
「濁ったワインはワインとは認めない」とする師範以上の先鋭的不自然派には受け入れられなさそうな感じです。
香りは「ザ・自然派」、高級洗顔石鹸の香りがします。自然派って、何の品種を使ってもこの香りになりますよね。
でも、香りのボリュームは立派だし、なにより良い香りではあるので、派閥を意識しなければとても好感が持てます。
味わいも、馬小屋とか無人駅のトイレ感は皆無で、とってもクリア。う~む、なるほど!
・・・というわけで、不自然派を唸らせる自然派ワインでした。
SO2添加の表記も無いのでかなり尖った造りだと思いますが、
こういうワインは流通面でのリスクが低い日本ワインのメリットなのかな、とも思います。
美味しく勉強になりました。
点数 | 83点 |
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パエリア以外は基本的にりゅじめしさんが調理されています。
・ムール貝のチーズ焼き
かなりスパイシーな味わいでした。自然派ワインの石鹸香とがっぷり四つに組んでました。
こちらもりゅじめしさん作。
・マッシュルームのセゴビア風
公共施設なので、器がどちらかという和風なんですね。
なので、イカの塩辛的な舐めものに見えますが、セゴビア風なのでスペイン料理のようです。
でもやっぱり食べ方的には舐めものみたいにチビチビです。
名称 | Cerviero 2020 チェルヴィエーロ 2020 |
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生産者 | Tenute Ca'Botta テヌーテ・カ・ボッタ |
価格 | (かいさんから) |
購入店 |
海苔さん(かいさん)が持参されたのがこちら。
イタリアはヴェネト州の赤ワインです。
皆で品種当てになりましたが、正解は「コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、コルヴィノーネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、トゥルケッタ」
とのこと。当たりますかいな、そんなん。イタリアの品種はホント奥が深くて覚えきれないっすね。
色は結構濃い紫色なのですが、エッジにはしっかりとレンガ色のグラデーションが見て取れます。2020年と若い割には熟成が感じられる外観です。
香りはイチゴジャムのような果実香に、ドライフルーツの雰囲気。
黙って出されれば「アマローネっすね」と答えそうな、陰干し葡萄感のある香りです。
味わいも、アマローネから苦味を引いたアパッシメントって感じです。
後でヴィノスやまざきのサイトで調べたところ、
やっぱり『ほぼ全てのワインに、陰干ししたぶどうを用いるアマローネスタイルでワインを造る』
造り手らしいです。自然派同様、陰干し派も共通した香味がありますよね。
点数 | 79点 |
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りゅじめしさんはパスタを3種類作ってくれています。まず1つめがこちら。
・ペスカトーレ(リングイネ)
麺の茹で加減がちょうど良いアルデンテ、これはやっぱりちゃんとした調理施設がある会場のメリットですね。
料理持ち寄りの会だと難しいでしょう。
名称 | Dangin-Fays Brut N.V. ダンジャン・フェイ ブリュット N.V. |
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生産者 | Paul Dangin et Fils ポール・ダンジャン・エ・フィス |
価格 | (りなさんから) |
購入店 |
「2度めまして」のキュートな女性、りなさんが持参されたのがこちらのシャンパーニュ。
ちなみに本日のワインの提供順はTZKさんが考えられています。
師範が考えると「泡→白→赤」みたいに単純にやっちゃいそうです。
そもそもあまり相性とかよくわからないですから。だいたいの料理はだいたいのワインに合う、という考えです。
まず泡はさすがシャンパーニュ、キメの細かさもボリュームも立派です。
香りも、しっかりシャンパーニュらしい熟れたリンゴに洋梨、それにブリオッシュの香ばしさがあります。
味わいは、抜栓してすぐはかなり酸が強く感じられ、全体に固い印象を受けました。
持参されたりなさんも同様に感じられたのか『ゆっくり飲んで下さいね』とのご提案。
確かに、温度が上がると味わいの固さが取れて香りも豊かに感じられるようになったと思います。
コレ、乾杯とかでキューッと飲んじゃもったいないやつでした。ナイスな抜栓順です。
点数 | 81点 |
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器がいわゆる「小鉢」なものが続きます。
・カルボナーラ(スパゲットーニ)
器が「和」ですが、カリカリのベーコンが乗せられているところにこだわりを感じます。
麺はさらにアルデンテ、ヤワな師範にはちょっと固いと感じられるくらいでした。
同じ器で。
・ブルーチーズソースのフジッリ
「フジッリ」、いつも「フリッジ」と間違えます。
師範にとっては「テンプラリーニョ」や「アルバニーリョ」よりも重篤な問題です。
名称 | Gentil "Hugel" (Magnum) 2015 ジョンティ "ヒューゲル" (マグナム) 2015 |
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生産者 | Famille Hugel ファミーユ・ヒューゲル |
価格 | (Jinichi and aikoさんから) |
購入店 |
少なくとも今回のワインで、見た目的に一番存在感を放っていたのがこちら、
jinichiさんとaikoさんが持参されたアルザスの名門「ヒューゲル」のジョンティ、マグナムボトルです。
アルザスの主要品種であるシルヴァネール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、リースリング、ミュスカが使われています。
マグナムではない物とは、直近では17年前に2006年産と稽古しております。
外観は、まだ緑色っぽさを感じる若いレモン色です。
香りは、白い花のような可愛らしい香りを主体に、若干のペトロール香やマスカット的な芳香、その他もろもろの複雑さを感じます。
味わいは、甘くはないけど香りが甘いので、特に温度が上がるとどんどん甘く感じられるようになります。
やっぱりスティル・ワインもマグナムだと熟成がゆっくりなのでしょうか、とても若々しい香りと味わいでした。
こんなクソ長いボトルだからか、注ぎたてとあとの方ではかなり味わいが変わって感じられる気もしました。
それにしてもアルザスのマグナムは長いっすね。これに2倍の量しか入っていないのが不思議なくらい、
4倍くらい入っていそうに見えますよ。
点数 | 82点 |
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器からは中身が想像できない料理の筆頭がこちら。
・ポトフ
りなさんとかいさんに作って頂きました。どう見ても野菜たっぷり具沢山のすまし汁ですよね。
でも中身はしっかり生姜の風味が効いたポトフ、ほっこりさせて頂きました。
名称 | Nuits-Saint-Georges 1er Cru "Les Chaignots" 2016 ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ "レ・シェニョ" 2016 |
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生産者 | Dom. Chauvenet-Chopin ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン |
価格 | 6,182円 |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
今回師範が持参したワインがこちら。2年前のお正月に自分へのお年玉として買ったものです。
大好きだったけど廃業しちゃった造り手「ショーヴネ・ショパン」のワインもこれが最後の1本。
2016年という若くも古くもない微妙なヴィンテージでしたが、アタリのワインであることを期待して持参しました。
グラスに注いで頂いて、まず気になるのがブショネかどうかですが、幸いその雰囲気は全くありませんでした。
外観は、ちゃんとエッジまでしっかり紫色で、わずかにオレンジ色が見て取れるくらい、とても健全に感じます。
香りは、プラムや木イチゴのフルーツ香に加えて、ほんのりバニラの樽香を感じます。「良きブルゴーニュの麗しき香り」でございます。
味わいは、まず感じるのは甘味で、その両脇に角の取れた渋味と刺激を抑えた酸味が控えています。
この味わいのトライアングルもとてもナイスです。
これはアタリなブルゴーニュでした。
ご一緒した皆さんも気に入って頂けたようでなにより。
ホントに残念なのがもうこの造り手のワインは買えないことですね。
安くて美味しいブルゴーニュの造り手なんて、もう望むべくもないのかなぁ。
点数 | 88点 |
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りゅじめしさんがフェアで買ったチーズが大量に。
・チーズ5種盛り
カマンベール2種と、ヤギ乳と、ブルーと、あと1つは忘れました。
この量が各人に配られるわけですよ。チーズ好きにはたまらないと思います(師範は既にかなりおなかいっぱいでした)
名称 | Château Le Conte 2020 シャトー・ル・コント 2020 |
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生産者 | Ch. Le Conte シャトー・ル・コント |
価格 | (Jinichi and aikoさんから) |
購入店 |
フランスに行かれていたjinichiさんが持参されたのは、現地ボルドーで購入されたサンテミリオンの赤。
ラベルは、いわゆるボルドーのいかめしい感じでは無くちょっとイタリアっぽいポップなラベルですが、
アルコール度数はなんと14.5%もあります。
昔はボルドーといえば押しなべて12.5%だったんですけど、地球温暖化の影響か消費者の嗜好の変化か、時代は変わりましたね。
色はさすがボルドーです、全く向こうが透けない濃さがあります。
香りは「ザ・メルロー」「ザ・ボルドー右岸」ですね。カシスリキュールのような濃い果実香に、木を焦がしたような煙たさのある樽香を感じます。
味わいには噛めるような濃さがあります。甘味と酸味と渋味がガッツリ結合した感じです。
日本には輸入されていないらしくあまり情報はありませんが、
現地の紹介サイトを見るとやっぱりメルロー100%のようです。
美味しくて興味深いハンドキャリーのワイン、ありがとうございました!> jinichiさん&aikoさん
点数 | 84点 |
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こちらはaikoさんに持参して頂きました。
・白カビサラミ
ケーシング(白い部分)を外して食べるか、そのまま食べるか、諸説あるらしいですが、
師範はどっちでも良いです・・・ってか既にあまり覚えてません!
名称 | Tokay Pinot Gris "Rangen" 1998 トケイ・ピノ・グリ "ランゲン" 1998 |
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生産者 | Wolfberger ヴォルフベルジェ |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
そのTZKさんが持参されたワインがこちら。なんと1998年産のアルザス特級畑の白です。
参加者の中に1998年生まれの方がおられたのでこれを持参されたとのこと。
甘口らしいのですがアルコール度数は13%もあるので、めっちゃ糖度の高い葡萄だったと思われます。
色はキッチリ琥珀色。27年の年月を感じる色合いです。
香りは、比較的シンプル蜜の香りと、奥行きを感じる複雑さのある熟成香とが同時に感じられます。
味わいは、甘いっちゃ甘いんですが、外観や香りから想像されるよりは甘さ控えめです。
いわゆるソーテルヌやドイツのTBA、アルザスだとSGNなどとは傾向が異なる感じです。
絶対甘いやろ!という見た目の割には控えめな甘さ、それでも全然元気な感じはその甘さの恩恵だったと思われます。
味わいのバランスが良いので、食中酒として使っても良い感じでしたよ。
点数 | 83点 |
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こちらは、jinichiさんがフランスのボルドーで買って持参された
・カヌレ
が温め直されているところです。もっちりして美味しゅうございました。
それ以外にも、デザート的なメニューとして
・りゅいさんがその場で焼いてくれたシフォンケーキ
・フランス土産のレーズンのソーテルヌ漬けチョコレート
・りゅじめしさん謹製ラム酒漬けドライフルーツ
なんかもありました。議事録担当なのに写真撮り忘れてスミマセン!
名称 | Taittinger Brut Réserve N.V. テタンジェ ブリュット レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Taittinger テタンジェ |
価格 | (kazumiさんから) |
購入店 |
〆シャンは、ツイッター(現X)外からご参加のkazumiさん持参のテタンジェです。
kazumiさん、ワインエキスパートも酒ディプロマもチーズプロフェッショナルもお持ちとのこと。凄いなぁ。
ちなみにこの銘柄は直近では2年前に稽古済み。
ラベルのデザインが変わって、ちょっとシンプルになりました。
泡のボリュームはさすがはシャンパーニュ、それも若々しい感じで立派に立ち昇ります。
色は薄めの黄金色で、香りは柑橘類がベースのフレッシュな感じ。
味わいはブリュットとしてはやや甘めかな?だいぶ自分の味覚に自信が無くなってきました。
さすが大手、「王道のシャンパーニュ」という感じですね。
ブルゴーニュが無ければシャンパーニュを飲めば良いじゃない、とマリー・アントワネットみたく言いたいところですが、
シャンパーニュも高くなったのよねぇ。
点数 | 80点 |
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調理道具なんかがたくさん使われたわけですが、(師範以外の皆様が)その都度洗ったり片付けたりして、
終了時間の午後5時には完全に原状復帰しました。パチパチパチ~!
そんな感じの「パエリア料理教室&ワイン会」、参加費は会場使用料や食材費含めても3,000円というリーズナブルな価格でした。
次回はもっとちゃんと書記役を務めますので、またよろしくお願いします!>皆様
「パエリア料理教室&ワイン会」で稽古したワインたち。12人で12本相当、健全です。
ちょっと間が開いちゃいましたが、G7とコノスルの飲み比べ、再開します。
本日の対決はだいたいどこでも美味しく造るソーヴィニョン・ブラン。
またまたヴィンテージが揃わずG7が2024年産でコノスルが2023年産ですが、気にしないことにします。
名称 | G7 Sauvignon Blanc 2024 ジーセブン ソーヴィニョン・ブラン 2024 |
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生産者 | Viña del Pedregal ビーニャ・デル・ペドレガル |
価格 | 467円 (単品価格:561円) |
購入店 | セイコーマート オンライン |
まずは写真左側のG7から。南半球でヴィンテージが2024年なので、今からちょうど1年前くらいに収穫されたブドウが使われていますね。
産地はマウレ・ヴァレーとの表記があります。
「ワイン醸造用ブドウ栽培面積のおよそ半分を占めるチリ最大で、最古のワイン産地」とのことです。
色は、写真でもわかると思いますが(わからないときはクリックで拡大してください。別に広告がポップアップするわけではありません)、
かなり薄めで白木のように緑の要素が少ないレモン色です。
香りはめっちゃトロピカルです。まず感じるのがグァバ、そしてパイナップルと黄桃。
香りのボリュームも「ワンコインのワインでこれアリ?」と感じるほどしっかりしています。
味わいは、甘さ控えめで酸味もそれほどでもなく、軽い感じ。スイスイ飲めてしまいます。
ゴメン、プロの方に言わせれば「何言ってんだコイツ!」って感じかもですけど、
ソーヴィニョン・ブランはルールを守れば普通に美味しいワインが造れる品種なんだと思います。
そして若い方が美味しい。今回の対決は若いこちらに軍配を上げました。
普通にスクリューキャップを戻して、グラス2杯くらい残った分と再稽古。 香りのトロピカルフルーツ感は健在、軽くてスイスイ飲める感じも抜栓時同様です。 日を置いても変わらないのはメリットですね。
点数 | 78点 |
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リンク |
ジーセブン 飲みくらべ9本セット 5,580円 (@セイコーマート・オンライン) G7 Sauvignon Blanc 561円 (@セイコーマート・オンライン) |
名称 | Cono Sur "Bicicleta" Reserva Sauvignon Blanc 2023 コノ・スル "ビシクレタ" レゼルバ ソーヴィニョン・ブラン 2023 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 803円 (単品価格:938円) |
購入店 | カクヤス保土ヶ谷店 |
もう一方が写真右側のコノ・スルです。
産地表記は無しで、ヴィンテージは2023年ですから、G7の2倍の熟成期間があるということになります。
この銘柄との前回の稽古は2021年産ですね。
ラベルのデザインがかなり変わりました(旧デザインの2023年も売られているようです。棚に混在していました)。
色は、前のG7とほとんど変わりがありませんが、良く見比べると若干こちらの方が濃さを感じます。
香りは結構違っていて、こちらはトロピカルフルーツ感がやや控えめでグレープフルーツやハーブのような涼しげな香りがあります。
味わいは、やっぱりちょっとこちらが濃いかなぁ、です。糖度やpHの数値はほとんど同じなのに、ちゃんと違いがあるのが面白いですね。
もちろんちゃんと美味しいソーヴィニョン・ブランではあるけど、G7の「ザ・トロピカル」な前にはややおとなしく感じられちゃいました。
「ソーヴィニョン・ブランの安ワインはとにかく若いのを選んで吉」と世に触れ回りたいと思います。
こちらも同様に2杯分、普通にスクリューキャップを戻して保存しました。 やっぱりコノスルの方が、というか2023年の方がおとなしく感じますね。 やっぱり安ソーヴィニョン・ブランは銘柄よりも若さを選んで正解です。
点数 | 77点 |
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ソーヴィニョン・ブラン対決に合わせた料理は、赤カレイの煮つけ、小松菜のだし卵あんかけ。 だいたいどれを飲んでも美味しい品種ですが、 合わせる料理はトロピカル感のあるニューワールド系か、ハーブ感のある旧ワールド系かでわかれると思います。 本日の料理には後者、コノ・スルの方が相性が良かったように思います。