長女の小学校入学記念に区から貰ったモッコウバラ、4年目の今年ようやくつぼみがいっぱい、
たくさん花を付けそうです。
モッコウバラというと一般にもっとクリーム色で黄ばんだイメージなのが多いけど、
ウチのはほぼ真っ白、そしてとても良い香りを放ってくれます。 ただ、一つ残念なのは、この株は花よりも茎や葉を伸ばすことに注力しているみたいなんだよね。 だもんで花が新芽の後ろに隠れちゃってます。 やっぱり若木のうちは花や実より茎や葉の成長に注力するのかなぁ? それはブドウも同じなのかなぁ、だからヴィエイユ・ヴィーニュが良いのかなぁ、 と強引にワイン関連の話題に。 |
本日は、最近ココとかで一緒に持ち寄りでワインの飲み会をしたりしているYj氏に、
千葉方面のご自宅までお呼び頂いての飲み会。
参加者はYj氏ご一家、Ym氏ご夫妻、S氏、師範の7人、そのうち飲む人5人。 Yj氏宅からは右写真みたいなオシャレな料理とか、 Yj氏宅ご近所にお住まいのYm氏宅からは豚バラの煮込みとか、大変美味しい料理の数々を出して頂き、 ありがたやありがたや、でございます。 もちろんワインもたくさん、そりゃもう浴びるほど飲んでおります。 |
Verduzzo Prosecco N.V. ヴェルドゥッツォ プロセッコ (ヴィンテージ無し) | Cide チーデ | |||
Frizzante 微発泡 | Veneto (IGT) ヴェネト (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) | Veneto (Italia) ヴェネト (イタリア) | ||
(S氏から) | オーバーシーズ | |||
一本目の泡は、師範同様横浜方面から単身参加のS氏から。
「最近気に入って良く飲んでいるやや甘めで微発泡のワイン」とのこと。
そういうのって最近飲んでないなぁ、なんて思っていたら、実は今月の2日に稽古しておりました。
なんと品種(ヴェルドゥッツォ)まで同じ。
記憶力の弱さに拍車がかかってきております。 色はほとんど無色です。泡立ちは確かに弱めだけど、 昨日稽古したスプマンテとあまり変わらないような ・・・なんて相対的なことを言われても読者な方には全く伝わらんと思いますが。 香りは、まんまマスカットのような、ちょっとピーチのような、 そういうフルーツ香が比較的しっかりしてます。 それと、この手の微発泡ワインにありがちなゴムっぽい感じもあります。 味はそれなりに甘め。 一本飲むとしんどいかもしれないけど、今回みたいにアペリティフとして一杯だけな場であれば、 こういう甘味があるのも悪くない感じです。 なかなかよろしいんではないでしょうか。 微発泡ワインって、その中途半端さからどちらかというと敬遠してきたけど、 使い道によっては結構良い感じですな。 | ||||
(76点) | Yj氏宅にて |
Meursault 2007 ムルソー 2007 | Vaucher Pere & Fils ヴォシェール・ペール・エ・フィス | |||
Blanc 白 | Meursault ムルソー | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\2,990 | 2010/05/01 | 成城石井 ルミネ横浜店 | 成城石井 | |
2本目の白は師範が持参したものであります。
造り手の「ヴォシェール・ペール・エ・フィス」、全く知らない方だけど、
ネットで調べたところ『最近フランス国内で注目され始めたブルゴーニュの新星』だとか。
まぁそういう「星」はそれこそ星の数ほどありますからね。
稽古範囲ギリギリの村名ムルソー、果たしてその実力やいかに、と。 色は薄めです。レモン色みたいな緑を感じる色合いはなくて、 どちらかというとシャンパーニュとかみたいな薄い麦わら色の系統。 ネットリ感はまぁ普通。 香りは、「これぞムルソー」なハッキリとした樽香と、蜂蜜みたいな蜜香がしっかり。 良いですねぇ、この香り。 味もきっとコッテリだろうな、甘さもあるんだろうな、と無意識に想像しつつ口に含むと、 これがスパッと裏切られるドライでスレンダーな味わい。なるほどなるほど。 ま、この値段ですから、香りも味も、とはいかんのでしょう。 それでもこのいかにもムルソーな香りを感じられただけでも飲んだ価値アリかと。 皆さんの反応も上々でありました。 | ||||
(82点) | Yj氏宅にて |
Clos Saint-Denis 2003 クロ・サン・ドニ 2003 | Georges Lignier et Fils ジョルジュ・リニエ・エ・フィス | |||
Rouge 赤 | Clos Saint-Denis (Morey Saint-Denis Grand Cru) クロ・サン・ドニ (モレ・サン・ドニ特級畑) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\6,900 | 2008/03/27 | ヴィナリス銀座 | ヴィノラム | |
泡・白ときて次は赤であります。
この時までは「飲んでも5~6本だろう」と考えてましたんで早めに赤にチェンジ、
まずはブルゴーニュ赤2本を同時に抜栓して飲み比べよう、という魂胆であります。
そのうちの一方のこのワインは、師範が持参したものであります。
ブルゴーニュとしては比較的お手頃価格だけど高品質な印象のある造り手、
ジョルジュ・リニエの特級畑。
ヴィンテージも良年の印象がある2003年、
まずハズさない安心銘柄として持参した次第であります。 色は、7年も前のものとは思えないしっかりと濃い赤紫色。 香りは、良いブルゴーニュに期待するトーンの高い果実香や、 革みたいな動物香がブワッと。樽はもう香りに溶け込んでいて、 手前味噌ながら非常に良い香り。 味も、渋味はおだやかで甘味が結構あって、 当然ながらキレイな酸味もあってまさしく「良いブルゴーニュ」の典型的な味わいです。 想像通り、ちゃんとアタリなブルゴーニュでありました。 ただ、ちょっとスケールが小さいような感じがあったのと、 思ったよりも変化しなかった点が残念といえば残念。 なお、普段あまりワインを召し上がらないらしいYm氏にはいまいちウケてなかったみたい。 万人受けを狙うというのは難しいものであります。 | ||||
(89点) | Yj氏宅にて |
Nuits-Saint-Georges 2002 ニュイ・サン・ジョルジュ 2002 | Courtiers Selections (Lou Dumont) クルティエ・セレクション (ルー・デュモン) | |||
Rouge 赤 | Nuits Saint Georges ニュイ・サン・ジョルジュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
(Yj氏から) | ヌーヴェル・セレクション | |||
ブルゴーニュのもう一本は、家主Yj氏に出して頂いたもの。
格付け的には村名だけど、ヴィンテージは上のワイン同様良年の呼び声が高い2002年産。
「クルティエ・セレクション」というのは、
ブルゴーニュの仲買人4人が造り手の手元にある不良在庫を引き取り、
日本人の仲田氏という方がブルゴーニュで運営されているルー・デュモンという造り手で販売しているワイン、
とのことらしいです。 さてさてワインの色は、上のワインに比べるとやや薄め。 そしてかなりオレンジ色がかっていて、熟成感のある見た目。 香りは、フレッシュなフルーツっぽさはやや後退していて、 どちらかというとドライ・フルーツっぽい香りがメイン。 香りのボリュームもややおとなしめ。 味も、(師範の嗜好では)ちょっとピークを過ぎちゃったかなぁ、って感じ。 ドライアウトまではいかないけれども、なんかこぢんまりしちゃってます。 熟成ワインが好きな人にはウケそうだけど、若いモン好きの師範にはちょっと惜しいワイン。 良年とはいえ、一般の造り手の村名格付けのブルゴーニュだと、8年持たせるのは難しいのかもです。 そういえば4月に稽古したコレなんかもそうだったし。 難しいもんですなぁ。 | ||||
(78点) | Yj氏宅にて |
Cotes du Rhone Villages "Terre d'Argile" 2003 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ "テッレ・ダルジル" 2003 | Dom. de la Janasse ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス | |||
Rouge 赤 | Cotes du Rhone Villages コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ | Cotes du Rhone (France) コート・デュ・ローヌ (フランス) | ||
(Yj氏から) | エイ・エム・ズィー | |||
ここらへんから開けるペース/飲むペースに拍車がかかってきております。
というか飲む人5人で5本目、普通だったらそろそろブレーキが掛かる頃のはずではありますが。
というわけで次なる赤ワインは、これまた家主Yj氏にお出し頂いたもの。
ブルゴーニュの後にコート・デュ・ローヌ、良い流れでありますな。 色は、当然ブルゴーニュと比べると濃くて、青みが感じられます。 このワインも2003年産と決して新しいワインじゃ無いんだけど、 オレンジとかレンガとか、そういう色合いは無かったように思います。 香りは、熟したイチゴジャムみたいにストレートにガツンと来る果実香があって、なかなかナイスです。 味も、強さがあって膨らみもあって酸は控えめで、これまたなかなかナイスでした。 ACコート・デュ・ローヌとは思えない、 しっかりした内容と熟成に耐える体力を持っていたワインでありました。 クロ・サン・ドニにピンと来なかった前述のYm氏によれば、 『こっちの方が美味い』らしいです。 なるほどなるほど。 | ||||
(80点) | Yj氏宅にて |
Chateau Tour de Mirambeau "Cuvee Passion" 2000 シャトー・トゥール・ド・ミランボー "キュヴェ・パッション" 2000 | Ch. Tour de Mirambeau シャトー・トゥール・ド・ミランボー | |||
Rouge 赤 | Bordeaux Superieur ボルドー・シューペリュール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
(Yj氏から) | 中部貿易 | |||
さぁて5人で6本目、いわゆる「オーバードライブ状態」に突入であります。
このワインもまたYj氏にお出し頂いたもので、もう10年も前のボルドー・シューペリュール。
名前を知らないシャトーですが、裏ラベルにはデスパーニュ家の名前があるので、
一時期ちまたで話題になった「シャトー・モンペラ」なんかと関連のあるワインのようであります。 で、飲む前までは「ボルドー・シューペリュール格付けで10年は厳しいでしょう」 と思ってたわけではありますが、 その予想は良い方に外れて、キチンとコアのある、上手に熟成したボルドーでありました。 まだまだボリュームもあってフルーツらしさも残った香りに加えて、 煮豆のような甘くてコクのある味わいで、 「ボルドーは熟成させてナンボ」というのを体現してくれております。 予想を大きく超えて、なかなか美味しいワインでございました。 残念なのは、 その美味しさを十分感じられるだけのマトモな感覚器を既に失いかけておった点であります。 このワインを飲んでいる途中くらいから記憶の糸が切れかかって・・・ | ||||
(83点) | Yj氏宅にて |
Chateau Rocher-Bonregard 2006 シャトー・ロシェ・ボンルガール 2006 | Ch. Rocher-Bonregard シャトー・ロシェ・ボンルガール | |||
Rouge 赤 | Pomerol ポムロール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
(Yj氏から) | 東京実業貿易 | |||
・・・というわけで、切れた記憶の糸の後ろ側にこのワインがございます。
飲んだことは覚えております。
ただ、上のボルドー・シューペリュールとこのポムロールを見分ける能力は既に失っておりました。
だもんで何を飲んでいるのかわからない、でも美味いなコレ、という感じでヘベレケ状態。
後で調べてみると、
まさにこのワインは門下生の方からご推薦頂いているワインじゃぁないですか。
そういうことも気付かないとは全くもって師範失格であります。 師範失格といえば、Yj氏宅の立派なお庭を前にテラスに座って優雅にワイン、 という非常に素晴らしい環境に身も心もリラックスしてしまい、 というかリラックスしすぎてしまい、 大きなソファーに横になったが最後アチラの世界へ一直線でありました。 初めて伺ったお宅で沈没するなんて、 師範失格どころかオトナとして失格ですな。はぁ。 | ||||
(??点) | Yj氏宅にて |
本日は、長女が通う小学校の運動会。降水確率は50%、天気予報通り小雨がパラつく中の運動会。 長女の徒競走、2年連続の一等賞でありました。 ある程度は走る速さでグループ分けされているとはいえ、一等賞はおみごと。おめでとう>長女。 来年からは次女も参加、ようやく親は子供の面倒を見なくて済む運動会になります。 ちなみに右写真は高学年の騎馬戦(だもんで長女はまだ出てません)。 こういう競技って見てるほうも熱が入ります。あとリレーとかも。 師範らが子供の頃からある競技は、やっぱり普遍的な面白さがありますな。 |
Santero Pinot Rose N.V. サンテロ ピノ・ロゼ (ヴィンテージ無し) | Santero サンテロ | |||
Spumante 発泡 | (Italia) (イタリア) | |||
\872 (単品価格:\980) | 2010/04/23 | ヒグチワイン | モトックス | |
というわけで、長女が運動会で一等賞を取ったし、次女も水泳教室で進級したんで、
ささやかにお祝い。といっても料理は、チャンポンとかお弁当のために作ったやつの残りとかなんで、
食卓的にはそんなにお祝い感は無くて師範のみお祝いモード。
選んだのは「世界のピノ・ノアール大集合・泡モノも入った6本セット」、送料・税込み6,800円からのスパークリング。
ま、こういうのって、悪かぁ無いけどちょっとゴム臭くて香り弱め、味甘めな泡、
ってのがおよそ想像されるわけではありますが。 色は、オレンジっぽいわけでも薄紫っぽいわけでもない、いわゆるニュートラルなピンク色。 泡立ちは想像通り弱め、でも泡のキメは想像以上に細かい。 香りは・・・申し訳ありません、ゴム臭さは皆無です。 シャンパーニュなんかとは全く違うけど、ちょっと柔らかい感じの白ワイン香というか、 外国のピーチと刺激の弱い花みたいな香りがします。 味は、こちらも甘めだろうなという想像を裏切ってくれて、甘くなく酸っぱくなくのいいバランス。 炭酸がもっと強ければなぁ、というのが残念な点。 ロゼのスパークリングって、普通は無色のボトルに入れてその色のキレイさをアピールするじゃないですか。 ところがこのワインは濃い緑色のボトルに入っているんで、 先入観から「赤い泡モノ」みたいなのを想像してました。 結果的に、入っていたのは結構マトモなロゼ・スパークリングでありました。 湿気がうっとうしいこれからの季節、こういうお手軽スパークリングでサッパリするのもアリだと思われます。 |
Crowded Hour Shiraz 2008 クラウデッド・アワー シラーズ 2008 | Loom Wine ルーム・ワイン | |||
Red 赤 | South Australia (Australia) サウス・オーストラリア (オーストラリア) | |||
\1,050 | 2010/04/30 | サンタムール | カツミ商会 | |
本日の夕食は酢豚。もちろんパイナップルは入れませんが、
こういう甘酸っぱい感じのちゅうかメニューにはオーストラリアのシラーズが合うと相場が決まっております。
というわけで選んだのは、まさにオーストラリア産のシラーズで、
以前シャルドネと稽古してかなり好印象だった銘柄。
アルコール度数が14%と高めなんで、多分最後まで行き着く前にまたソファー行きかな、
と思いつつ抜栓。 色は、この地のこの品種らしく黒に近いくらい濃い紫色。 ほとんど向こうが見えません。 香りは、この値段のワインとは思えないくらいちゃんとしたボリュームで、 濃いベリー系の香りがブワッと来ます。 ミントっぽさとか青っぽさとか、そういうのはあまり感じずストレートに果実香。 味は、渋味が非常になめらかで、目立つのは甘さ。 甘味6:酸味3:渋味1というくらいのバランス。 やや甘すぎの感が無いでは無いけど、 それにしてもこの価格でこのクオリティはなかなかどうしてたいしたもんでございます。 基本的に甘酸っぱい味わいで、同様に甘酸っぱい酢豚との相性は大変よろしゅうございました。 ・・・で、結局予想通り2杯分くらいを残してうたた寝、翌朝更新と相成りました。 | ||||
78点 | 道場にて |
Tyrrell's Wines "Old Winery" Pinot Noir 2008 ティレルズ・ワインズ "オールド・ワイナリー" ピノ・ノワール 2008 | Tyrrell's Vineyards ティレルズ・ヴィンヤーズ | |||
Red 赤 | (Australia) (オーストラリア) | |||
\1,246 (単品価格:\1,400) | 2010/04/23 | ヒグチワイン | 飯田 | |
本日の夕食は、クリームチーズの前菜、沖縄産の枝豆とオクラ、豚ヒレカツ。
肉を揚げ物にする場合、豚だと脂の多いロースなんかよりヒレが好きなんだけど、
これが鶏になると逆で、脂の少ないササミやムネよりモモが好き。
まぁ皆さん普通はそうなのかも知れませんが。
というわけでワインの方もバランス狙いっでピノ・ノワールで、
「世界のピノ・ノアール大集合・泡モノも入った6本セット」、送料・税込み6,800円から。
この銘柄は2006産とは2年前に稽古済み。
今回のセットの中では最高額の、単品価格1,400円のワインであります。 色は、まるでブルゴーニュな、それも比較的廉価なレンジな、 明るく軽めの赤紫でちょいとオレンジな色合い。 香りは、とてもハッキリしたチェリー的な果実香に、これまたハッキリした革っぽい獣香。 ブルゴーニュとは違うけど、これはこれでなかなかよろしゅうございます。 味は、とってもストレートに甘酸っぱい味わい。 すごく単純だけど、深く考えなきゃ素直に楽しめる内容。 オーストラリア産のピノ・ノワールというと、もっとガツンと濃くて「これがピノ?」ってのを想像するけど、 このワインは少なくともそういう強さはなくて人懐っこい感じ。 ただ、やっぱり良くも悪くもブルゴーニュとは違っていて、 良く言えばフレンドリー、悪く言えばやや媚びた感じがし過ぎるワイン。 |
本日の朝散歩は、道場の南西方向、権太坂を越えて東戸塚まで。
道場出発は午前4時45分。 東戸塚に着いたのが午前5時30分過ぎ。 まだまだ歩き足りない距離だったんだけど、 新しい靴が足に合わなくて、その上ナウなヤングみたいな短い靴下履いて来ちゃったんで、 アキレス腱のあたりが靴ズレ。 帰りは電車に乗っちゃいました。 と、とてもヘタレな散歩ではあったんだけど、道場に帰り着く頃には雨が降り出したんで、 結果的に早めに帰宅したのは大正解でした。師範の足が天気の変化を予知したのかも。 ほとんど不毛な能力ですが。 |
お昼は、ちょっとお使い物を買う用事があって、先週に引き続き横浜中華街へ。 今日はお安くランチを食べましょう、という目的で市場通りあたりを散策、 良さげと思い入ったのが酔樓別館という店。ジャンル的には上海料理の店らしいです。 一階と二階に席があって、師範らが通されたのは二階席。 ド派手な外観とは裏腹に、二階の内装は落ち着いた感じで、新しくて小奇麗。 |
さて各人の注文は以下。 五目そばセットの内容は、五目そば、半チャーハン、揚げワンタン、小籠包と海老焼売、蒸し鶏のサラダ、肉豆腐、漬物、杏仁豆腐。 これが800円は安いっすね。 そして、味の方も安かろう悪かろうではなくて、それなりにちゃんと美味しゅうございます。 街場の中華屋の値段で中華街の料理が食べられた、という感じ。 中華街にも価格破壊の波が訪れているんですかね。 お支払いは、上記800円×4に瓶ビール480円を加えて3,680円。 先週の半分から3分の1の支払いで、かなり(7~8割?)の満足感。 たいへんコスト・パフォーマンスの良い店でありました。
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Leverano Riserva 2004 レヴェラーノ リゼルヴァ 2004 | Piccini ピッチーニ | |||
Rosso 赤 | Leverano レヴェラーノ | Puglia (Italia) プーリア (イタリア) | ||
\1,290 | 2010/05/01 | 成城石井 ルミネ横浜店 | 成城石井 | |
本日の夕食メニューは、豪州牛の和風サイコロステーキ、それと昨日大好評だったホタテのバター焼き。
選んだワインは赤で、一日雨だったこともありひんやりする環境だったので、
久しぶりにちょっと重めっぽいワインをチョイス。
イタリアはプーリア州の産で、品種はネグロ・アマーロ種とマルヴァジア種とのこと。 色は、まるで南米産の赤ワインみたいなミシッと隅っこまで色の詰まった濃さ。 2004年産とそれなりに年月の経ったワインだけど、少なくとも見た目にはそういう熟成感はありません。 香りは、値段相応というかあまり強さは無い。 でも、キーンとトーンの高い果実にほのかなケモノっぽさ、 それに桜餅を足して長いこと置いときました、って感じで香りに複雑さがあります。 口に含むと、色から受ける印象とは裏腹に結構スムーズな飲み口。 軽いわけじゃなくて、渋味や酸味のカドが取れていて良い感じの甘味があるんで、 ひっかかりなくスイスイと入ってきます。ただ、後口には軽い苦味が残って、それは好き嫌いが分かれそう。 色は若々しく、香りはかなりお年寄り、飲んだ感じはちょうど良い熟成加減、というワイン。 ややクセがあってスケールは小さめだけど、全体的にはいい感じにまとまっています。 久しぶりに成城石井でワイン買ったけど、この値段でこの内容、やっぱり侮れないですな。 | ||||
78点 | 道場にて |
Macon-Charnay "Chuffailles" 2008 マコン・シャルネイ "シュフェイユ" 2008 | Dom. du Clos Noly ドメーヌ・デュ・クロ・ノリ | ||||||
Blanc 白 | Macon-Charnay マコン・シャルネイ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,500 | 2010/03/30 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
気温も空気も匂いももう初夏ですなぁ。
夕方は鯖の味噌煮の缶詰をアテにビールを飲んで、
夕食のメニューは肉じゃがにワカメの韓国風サラダ、ホタテのバター焼きと鮎の塩焼き。
やっぱりこの時期は鮎ですな(養殖物だけど)。
というわけで、ワインはもちろん白をチョイスさせて頂きます。
選んだのは、4年半前に稽古していて、結構好印象だった村名マコン。 色は薄め、普通の安白ワインと特段の違いは無い色合い。 でも香りは違います。素人衆にもハッキリと認識することが出来るであろう、間違いない蜜香。 これぞ南のシャルドネですなぁ。樽香とかはほとんど感じないんで、ほぼこの蜜香メイン。 そういう甘い感じの香りではあるけど、味はかなりドライです。 コクはあるけど、ちょっと抽出が強すぎる感じの苦味が目立つのが残念。 前回稽古した時ほどのお得感は無いかなぁ。 でもそれなりに美味いっすよ、香りがしっかりしてて。 苦味もあるけど、それが鮎の内臓の苦味にはちょうど合ってたような気もするしね。
ショップへのリンク:
Macon-Charnay "Chuffailles" 2008 [Dom. du Clos Noly]
74点 | 道場にて
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Bourgogne Grand Ordinaire "La Superbe" 2007 ブルゴーニュ・グラン・ドルディネール "ラ・シュペルブ" 2007 | Mongeard Mugneret モンジャール・ミュニュレ | |||
Rouge 赤 | Bourgogne Grand Ordinaire ブルゴーニュ・グラン・ドルディネール | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,600 | 2010/04/30 | サンタムール | エイ・エム・ズィー | |
本日の夕食は焼き鳥。ドンキホーテで買った焼き鳥器大活躍。
軽めの赤が飲みたい日々が続いております、
ということで本日もライトな感じが想像されるワインをチョイス。
ブルゴーニュ大手モンジャール・ミュニュレの廉価版グラン・ドルディネール。
"Grand"なんて書いてあるとたいした格付けのようだけど、
実際はブルゴーニュでは一番下のアペラシオンで、
指定されたブドウなら何使っても良いというレギュレーション。
あと、このワインは1,600円で買ったんだけど、楽天で調べたら1,000円以下で売られてたり。
高く買っちまったな、と開ける前から若干ガックシであったわけですが。 色は、ガメイの比率が高いのか、一般のACブルゴーニュなんかよりは青く濃い紫色。 香りは弱め。まだ熟れてないベリーというか、若干の青っぽさがある果実香。 上記楽天で調べたショップの説明には、樽熟している旨書かれていたけど、 樽香はほとんどありません。 これで味が普通だったら「まぁ普通だね」で終わる、というか終われるんだけど、 味がイケマセン。やたら酸っぱいです。 ブルゴーニュ判官贔屓な師範でも、この酸っぱさは許容範囲外。 というわけで、久しぶりにハズレなワイン。 モンジャール・ミュニュレって、 アペラシオンによらずそれなりの品質を確保している(反面「こりゃ凄ぇ!」もあまり無い)造り手だと思ってたけど、 まぁこういうのもあるんですな。 | ||||
59点 | 道場にて |
Woodbridge Pinot Noir 2006 ウッドブリッジ ピノ・ノワール 2006 | Robert Mondavi ロバート・モンダヴィ | |||
Rouge 赤 | Oc (VdP) オック (ヴァン・ド・ペイ) | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\872 (単品価格:\980) | 2010/04/23 | ヒグチワイン | メルシャン | |
本日の夕食は豚の冷しゃぶとか。冷しゃぶは豚が美味いよね。
牛みたいに脂がザラつかないから。決して貧乏(だけ)で豚を選んでいるわけじゃないです。
さてワインは、「世界のピノ・ノアール大集合・泡モノも入った6本セット」、送料・税込み6,800円から。
このワイン、てっきりカリフォルニア産かと思ったら、なんとフランス産。
少なくともボトルの外観は普通にモンダヴィの廉価ラインであるウッドブリッジ・シリーズなんだけどね。
米国大手のワイナリーがわざわざ南仏のブドウを選んでいる真意に大変興味アリでございます。 さて抜栓、栓はスクリューキャップ。 色は、ピノ・ノワールとしてはやや濃い感じの赤紫色。 ブルゴーニュじゃなくて南仏だなぁ、という感じ。 香りは弱くて内向的。樽はほとんど感じなくて、 南仏らしいちょっと野暮ったいような果実香がチョビッと。 味は、渋味もあるけど酸味がメインかな。そのあたりはピノ・ノワールらしいといえばらしいけど、 あまり楽しい感じじゃないです。 カリフォルニアの廉価版ピノと比べると、複雑さにおいてはやや勝っている感じはあるけど、 あの能天気な明るさはなくて、なんとなく地味。 ピノ・ノワールって、安くてもキュキュッとキュートな感じが無くちゃあね。 開けた日は思いのほか早めに沈没、 結構残っていた(スクリューキャップをして冷蔵庫保存)んで休肝日の禁を破り翌日再稽古。 香りは前日よりちょっと強くなったかな?傾向は同じですが。 味はやっぱり軽いまま。というわけでそれほど好転はせず。残念。 |
ここんとこサボっていた朝散歩を再開、今日の行き先はみなとみらいを見下ろす丘にある掃部山(かもんやま)公園。
道場からだと片道40分弱、朝5時に出発してなんだかんだで7時までの一万歩強。 この公園には、写真右側に写っている井伊直弼の銅像があります。 幕末の横浜開港において重要な役割を担った人らしいですな。 開港で外国人いらっしゃい、だからカモン山、などとオヤジギャグが頭に浮かぶ公園であります。 |
お昼は、子供らのパスポートを取りに関内へ行き、食事は中華街へ。 店は、以前も行ったことがある萬珍樓點心舗 (以前の訪問はココとココ)。 星の数ほどもある横浜中華街の中華料理屋の中から、行ったことのある店を選ぶのはいかにも保守的ではありますが、 久しぶりだし子連れだしで、あまり冒険するのもなぁ、であります。 |
で、食べたのは、点心と普通のメニューをからめて以下で。 いやー、ちゃんと美味いです。 他所と比べてどう、というのは判らないんだけど、たまの中華街としてはこれで十分。 もちろんそれなりの値段(上記価格に10%のサービス料)するわけだけど、 それだけの満足感はあります。
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もちろんアルコールも摂取しております。 中華街ビールっつったって中身は(少なくとも師範には)普通にサントリーモルツです。 ビールの中瓶が780円+サービス料78円で858円。 冷静に考えりゃやっぱり高いよなぁ・・・ですな。 というわけで、トータルのお会計は10,000円弱。 ランチとしてはちょっとした出費だけど、中華街で大ハズシしたくない方にはお薦めです。
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Sunnycliff Shiraz / Cabernet 2006 サニークリフ シラーズ/カベルネ 2006 | Sunnycliff Estate サニークリフ・エステート | ||||||
Red 赤 | Victoria (Australia) ヴィクトリア (オーストラリア) | ||||||
\586 (単品価格 : 不明) | 2010/05/05 | ノムリエ ザ・ネット | ワインネット | ||||
家に帰り着いてひと寝入りして、
夕食のメニューは生ハム、ハンバーグ、茹でブロッコリー、トマトと卵の炒め物。
ワインは、コッテリ味のハンバーグに張り合える(調理にも使える)ワインを、ということでオーストラリア産のシラーズをチョイス。
6本で3,980円のセットからの一本だけど、
このワインは単品販売されていなかったので単品価格は不明です。 さて、スクリューキャップをキュキュッと捻って抜栓。 色は普通、というか、オーストラリア産のシラーズがメインのワインと思えばやや薄めに感じられる色合い。 香りは弱め。とはいえキューッと嗅ぐと、シラーズらしいスパイシーというか尖がった感じの果実香がありますな。 味は、正直言って予想外に素直。良く言えばスムーズで、悪く言えばヘタレ。 でも、昼から酒飲んでて、 あんまり強い相手と勝負する気分じゃない師範にとってはコレくらいがナイスです。 やや軽めでなじみやすい豪州産の赤ワイン。 普通一般に飲むワインはこういうので良いよね、という気がします。 結構メートルが上がっている体内に、キューッとこのワインを押し込むのって、 なんだかちょっと快感です。
ショップへのリンク:
赤4+白1+泡1の旨安ワイン6本セット
74点 | 道場にて
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Santenay Vieilles Vignes 2006 サントネー ヴィエイユ・ヴィーニュ 2006 | Nicolas Potel ニコラ・ポテル | ||||||
Rouge 赤 | Santenay サントネー | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\2,980 | 2010/04/23 | ヒグチワイン | 豊通食料 | ||||
本日の夕食は、鶏の唐揚げ、ほうれん草のおひたし、栗ごはん(栗は冷凍)。
こういう和の雰囲気濃厚な料理に対しては、やっぱりブルゴーニュのピノ・ノワールが合いそうな。
というわけで、チョイスしたのは道場稽古範囲ぎりぎりの価格のサントネー。
造り手のニコラ・ポテルは、
安ワインの稽古範囲価格で買えるブルゴーニュを供給してくれる貴重な存在であります。 色は、2006年という良年を反映してか、このクラスとしてはかなり濃く感じられる赤紫色。 香りは、抜栓直後はキリリと固めの果実香にピチッと密着系の革の香り。 少なくとも香りの印象は「まだ若い」です。 そして口に含むと、まだまだ旺盛な渋味にたっぷりとした酸味があって、 こちらの印象も「まだ若い」。 抜栓して約2時間後、ポテンシャルから考えて結構開くはず、と思ってたけど、 基本的にはやっぱり固いまま。ちょっとだけ香りのフルーツが前に出てきて、 味わいに甘さが乗ってきた感はあるけど。 ヴィエイユ・ヴィーニュとはいえ、 マイナーな村のたかだか村名格付けの割には結構なポテンシャルを持っていて、 今飲んだくらいじゃちょっと若すぎの感があるワイン。 でも、このあとドッカーンと好転するかといえば、その保証は無い感じ。 値段から考えると、まずまず価格相応なワインかな。
ショップへのリンク:
Santenay Vieilles Vignes 2006 [Nicolas Potel]
77点 | 道場にて
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Da Pisa Rosso N.V. ダ・ピサ ロッソ (ヴィンテージ無し) | Roccadoro ロッカドーロ | |||
Rosso 赤 | (VdT) (ヴィーノ・ダ・タボーラ) | (Italia) (イタリア) | ||
\586 (単品価格 : \525) | 2010/05/05 | ノムリエ ザ・ネット | ワインネット | |
このワインは、連休中に稽古して好印象だった2,000円以下のシャンパーニュを、
さらに買い足す際に一緒に買った安ワインのセットからの一本。
このセット、6本で税・送料込み3,980円と絶対額的にはかなりお手頃なんだけど、
6本のうちの3本は同じショップ内で税込み525円で売られているんですな
(他の3本は単品販売無し)。
全部同じクラスだとすると、送料払っても単品で買ったほうが得というセット・マジック。
ちょっと嵌められたかなぁとも思いつつ、まずはこのセットの中で一番イケて無さそうな、
見るからに安っぽいラベルとボトルのイタリア産ヴィーノ・ダ・タボーラから稽古。 色は、思いのほかしっかりとした濃い紫色。 500円のワインというともっと薄っぺらい色を想像するけど、これはちゃんとした赤ワインの色です。 香りも、全く無いかと思ったけど、それなりにイタリアワインっぽいスミレとか桜餅みたいな香りがします。 というわけで、少なくとも色と香りはこの値段としては十分合格ライン。 ただ、味がちょっとバランスを欠いてます。まず渋味が結構尖っていて、 その裏に旺盛な酸味がビリッと。 安ワインにありがちな、弱っちくて薄ら甘いワインとは全く別だけど、 これはこれで美味くないです。 色と香りの時点では「おぉ!」と思って、1~2杯までは「けっこう良いじゃん」と感じてたけど、 一本の飲み干すと「やっぱり値段は正直かも」なワイン。 もちろんグレードからすると頑張っている方だとは思うけど、 なんか実力も無いのにツンツンしてて無愛想な感じで、飲み進めるに従い楽しくなくなるのが残念。 |
今月のページの頭に写真を載せたモッコウバラ、今が満開 (ほとんど同じ角度から撮影したのが左写真)。 春大全開、というかもう初夏ですなぁ。 |
というわけで、初夏らしい写真をもう一枚。 こちらは道場のダイニング側から、シンボルツリーのジューンベリーと、 その向こうに生垣のヒイラギモクセイを撮ったもの。 新緑に光が透けて見える黄緑色がいかにも爽やかであります。 |
Panul Reserve Pinot Noir "Oak Aged" 2008 パヌール レゼルブ ピノ・ノワール "オーク・エイジド" 2008 | Vinedos Errazuriz Ovalle ヴィニェードス・エラスリス・オバジェ | |||
Tinto 赤 | Lontue Valley (Chile) ロントゥエ・ヴァレー (チリ) | |||
\1,121 (単品価格:\1,260) | 2010/04/23 | ヒグチワイン | モトックス | |
・・・ってな自己満足写真は置いといて、本日は母の日であります。
師範代へのプレゼントは「一人で買い物&ランチする時間」。
「コミュニティハウス」というミニ図書館に連れて行ったり、「こどもログハウス」という遊戯施設に連れて行ったり、
子供らの面倒を一日師範が見ておりました。
というわけで夕食は、師範と子供らで作ったコロッケ。
師範の作るコロッケは、挽肉含有率が非常に高くて見た目は「これってメンチカツ」なヤツなんで、
扱いとしては肉料理、合わせるワインは赤であります。
選んだのは、一昨日にちょっとハズした「世界のピノ・ノアール大集合・泡モノも入った6本セット」送料・税込み6,800円からの一本で、今日はチリ産。
この銘柄は2006産と2年前に稽古済み、そこそこ好印象だったのでハズしはしないでしょう。 色は、いかにもチリ産のピノ・ノワールな、というかいわゆるピノ・ノワールの薄い赤紫とは全く異質な、 濁るかのように濃い赤紫色。 香りは、アメリカン・チェリーの傷んだところみたいな濃い果実香に、 なんだかスパイシーな香りがプラス。 このスパイシーさ、最近どこかで嗅いだなぁということで必死で頭を捻って思い出しました。 コレ、タケノコに合わせた山椒の香りです。 そう気付くと、間違いなく山椒の香りがします。 味は、渋味たっぷり甘味もしっかりで、ピノ・ノワールっぽくはないけどこれはこれで美味いです。 山椒みたいな和風スパイシーなワインを飲みたい人は是非。 というか、やっぱりこれはこれで美味いです。 前回の稽古から2年間で技術的な成長があったのか、 畑が"Colchagua Velley"から"Lontue Valley"に変更になったことが関係しているのか、 なんか美味いワインになってます。 |
Pinot Gris 2007 ピノ・グリ 2007 | Dom. Viticole de la Ville de Colmar ドメーヌ・ヴィティコール・ド・ラ・コルマール | |||
Blanc 白 | Alsace Pinot Gris アルザス・ピノ・グリ | Alsace (France) アルザス (フランス) | ||
\1,155 | 2010/04/30 | サンタムール | カツミ商会 | |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、
ごく普通にマグロ/ヒラメ/サーモン/真ダコ/イクラ/かいわれ大根/大葉と梅肉あたり。
ワインはもちろん白で、本日はアルザス産をチョイス。
このワイン、輸送途中に液漏れしたらしく、半額処分品として売られていたもの。
もしかするとダメージを受けているのかもしれないけど、液面が下がっているわけでもないし、
多分大丈夫じゃないかと踏んで購入。 というわけで、ちょっと猜疑心を持ちつつ抜栓。 コルクは、ちょっと瓶肌にくっついている感はあったけど、それほど激しい液漏れとかは無かった感じ。 ワインの色は、結構しっかりしたレモン色。 香りは、期待したよりはちょっと弱めではあるけど、 それでもアルザスのピノ・グリに期待する、チーズで言えばコンテのような、 ちょっとナッツみたいな感じの香りと蜂蜜の香りがキッチリ。 味は、甘すぎるってほどでもないけどやや甘めで、 師範の期待するバランスよりやや酸が弱くて浮ついた感じ。 というわけで、幸い劣化した感じはありませんでした。 でも、ちょっとユルいかなぁ。 生魚メインの料理に合わせるんだったら、もう少し酸がシャープでキリリとしたワインの方が良かったかも。 | ||||
72点 | 道場にて |
Pinot Noir Pfalz 2007 ピノ・ノワール ファルツ 2007 | Klostor クロストール | |||
Rot 赤 | Pfalz (Q.b.A) ファルツ (クヴァリテーツヴァイン) | Pfalz (Deutsch) ファルツ (ドイツ) | ||
\1,068 (単品価格:\1,200) | 2010/04/23 | ヒグチワイン | モトックス | |
そういえば先日、長女の友だちご家族から新鮮なタケノコを頂きました。
それゆえここんとこタケノコ三昧な毎日でありますが、今日は今日でタケノコの天ぷら。
それと手羽先ギョウザ。
合わせるワインは、白でも良かったんだろうけどなんとなく気分は赤だったんで、
ドイツ産の軽めっぽい赤をチョイス。
「世界のピノ・ノアール大集合・泡モノも入った6本セット」、送料・税込み6,800円からの一本であります。 色は、正直びっくりするくらい薄い色合い。 これは赤ワインというよりロゼです。 最近稽古したワインだと、このロゼ・シャンパーニュなんかより確実に薄い、 そしてピンクというよりオレンジな色合い。 モノを知らない師範としては、これが『1970年代のブルゴーニュです』と言われれば、 「なるほどそうなんですかぁ」と答えちゃいそうな感じ。 香りは、基本的には無臭と言うべき弱さなんだけど、深く嗅ぐとイチゴのようなキュートな香りがひっそりと。 樽香とかケモノ香とか、そういう豪腕&南っぽい要素は皆無。 味は、 渋味なんてありません、そしてドイツ産らしく甘味がけっこうあります。 香りの印象通りまったくのロゼ・ワインの味わいです。 こんなワインだから、きっちり冷やして最後まで頂きました。 赤ワインと思って稽古すると、とてもとてもダメダメなワインではあるんだけど、 ロゼだと思えばまぁこういうのもアリかと。 でもその「アリ」の度合いはとっても微妙ですがね。 |
Fleur Bleue Chadonnay 2009 フルール・ブルー シャルドネ 2009 | (Les Vignerons du Soumierois) (レ・ヴィニュロン・デュ・スーミエロワ) | |||
Blanc 白 | Oc (VdP) オック (ヴァン・ド・ペイ) | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\1,000 | 2010/03/17 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | 出水商事 | |
たくさん飲んでも、良いワイン&早めの沈没だと翌日もアルコールのダメージが少なくスッキリであります。
というわけでまるで夏のような暑い連休最終日、スキッとした白ワインが飲みたくてチョイスしたのがコレであります。
ちなみにこの銘柄の赤とは稽古済みで、
ちょっとイマイチな印象だったわけですが。 色は、2009年産ということでとても若い割には比較的しっかりとしたレモンの果肉の色。 香りは、南のシャルドネらしいたっぷりとした蜜香があって、なかなかどうして侮れない感じ。 味も思いのほかしっかり。でも、ちょっとしっかりし過ぎというか、 抽出が強すぎて甘苦くなっちゃった、って感じ。 少なくとも今日の気分である「スキッとした白」って感じじゃないです。 この「フルール・ブルー」という銘柄、赤も白もポテンシャルは感じられるだけど、 なんかその方向性がズレちゃってるというか、素直に楽しめない感じがあって残念。 惜しいなぁ、であります。 | ||||
68点 | 道場にて |
Philippe Lamarliere "Grand Reserve" Brut N.V. フィリップ・ラマリエール "グランド・レゼルヴ" ブリュット (ヴィンテージ無し) | Philippe Lamarliere (Tribaut-Schloesser) フィリップ・ラマリエール (トリボー・シュローセール) | ||||||
Champagne 発泡 | Champagne シャンパーニュ | Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) | |||||
\1,990 | 2009/12/13 | ノムリエ ザ・ネット | 徳岡 | ||||
この連休はずっと天気が良くて気分が良いですな、
ということでテラスでグビッと乾杯の泡を。
人様にお出しする泡といえばもちろんシャンパーニュであります。
とはいえ「安ワイン道場」ですから、お値段2,000円以下の格安品、
以前稽古して十分シャンパーニュのクオリティがあると思って買い足したもの。
ちなみに料理は、前菜3種(茹でたそら豆、ミニトマト&モッツアァレラチーズ、
カシューナッツとクリームチーズ)あたりであります。 色は、シャンパーニュらしいやや麦わら色がかった黄金色。 泡立ちも十分であります。 香りも、よく熟れて飴っぽくなったリンゴや柑橘香に加えて パンや味噌みたいなイースト香もあって、 こちらもちゃんとシャンパーニュ。 味が、どちらかというとシャープというか酸味がしっかりで、 そういうのが苦手な方にはウケが悪いだろうけど、 これはこれでスッキリ系として師範的には問題ありません。 これからの季節、屋外でパーッと飲む泡モノとして非常に重宝しそうなシャンパーニュ。 幸いまだ売られてたんで、3本ほど買い足しました。 同銘柄を3本買うなんてのは当道場初であります。
ショップへのリンク:
Philippe Lamarliere "Grand Reserve" Brut N.V.
80点 | 道場にて
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Prety 2008 プレティ 2008 | Alexandre Jouveaux アレクサンドル・ジュヴォー | |||
Blanc 白 | (VdT) (ヴァン・ド・ターブル) | (France) (フランス) | ||
(N氏から) | ヴォルテックス | |||
2本目の白は、N氏にお持ちいただいたもの。
N氏はいつも「師範の稽古経験が薄そうなエリア/レンジからのチョイス」を心がけてくれているわけで、
このワインも3,000円以上する高級ヴァン・ド・ターブル。
確かにそういうのって師範はまず買いません。
ただ、今回のは昨夏に軽井沢で稽古したコレと同じ造り手でありました。
発想が同じですぞ>N氏。
ちなみに料理は、タイとカツオのカルパッチョとかをお出ししております。 このワイン、キャップシールが封蝋。 これって高級感はあるけど開けにくいんだよね。 周りを汚さずにスマートに開ける方法は無いもんですかね? というわけで苦労しつつ開けて、ワインの色はかなり進んだ感じの麦わら色。 2008年でこの色ってことはやはり「自然派」なワインと想像。 香りも、フレッシュな柑橘系の香りの裏に酸化のニュアンスがあって、 こりゃ酸化防止剤無添加か・・・と思ったけど、 ラベルには"Contains sulphites"の文字あり。 でもきっと極少量系かと。 味は、香りのサッパリ感とは裏腹に結構密度の高い果実味があって、 非常にちゃんと造られた感じがしますな。 師範の個人的な趣味として、こういう「自然派」なワインはあまり得意じゃないんだけど、 このワインは「自然派」過ぎなくてよろしゅうございます。 でも3,000円以上と聞くとちょっと・・・ですな。 | ||||
78点 | 道場にて |
Chambolle-Musigny "Les Babillaires" 2006 シャンボール・ミュジニー "レ・バビレール" 2006 | Philippe Lelerc フィリップ・ルクレール | ||||||
Rouge 赤 | Chambolle Musigny シャンボール・ミュジニー | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\3,864 | 2010/01/26 | お手軽ワイン館 | エイ・エム・ズィー | ||||
赤の2本は、道場のセラーからの大放出セールであります。
まず1本目は、樽香ガンガンで濃いイメージのある造り手、
フィリップ・ルクレール。
村は、どちらかという柔らかなイメージのある(単に語感がそうだからかも)シャンボール・ミュジニー。
造り手と土地、果たしてどちらの個性が勝っておりますでしょうか、と。
ちなみに料理は、焼き鳥とかナスの揚げびたしとかであります。 色は、ブルゴーニュとしては結構濃い目の感じで、このあたりは多分造り手の個性が出ております。 香りは、抜栓してすぐはかなり弱めで「こりゃハズシたか?」と思ったけど、 程なくするとカラメルっぽい樽香やキイチゴっぽい果実香が出てきてホッと一安心。 味は、2006年産だとさすがにまだ若いのか、やや渋味にカドがある感じがして、 柔らかなシャンボール・ミュジニーとはちょっと違う雰囲気。 というわけで、とってもナイスというわけではないけれども、 3,000円台のブルゴーニュと思えばまずまず合格の内容。 ただ、一緒に稽古した↓のワインがあまりに凄すぎて、印象が霞んじゃいましたが。
ショップへのリンク:
Chambolle-Musigny "Les Babillaires" 2006 [Philippe Leclerc]
83点 | 道場にて
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Bonnes-Mares 2000 ボンヌ・マール 2000 | Herve Roumier エルヴェ・ルーミエ | |||
Rouge 赤 | Bonnes Mares (Chambolle Musigny Grand Cru) ボンヌ・マール (シャンボール・ミュジニー特級畑) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\10,479 | 2007/04/28 | みちのく岩手のワイン屋 竹澤 | エイ・エム・ズィー | |
料理は、本日のメインでありますビーフ・シチュー。というか、
だいたい道場での宴会のメインはシチューであります。
なんたって前日から準備が出来るし、赤ワインとの相性は抜群だからね。
さてさてワインの方もメインの登場で、名門「ジョルジュ・ルーミエ」に近い血縁にある方の、
これまた名門特級畑。
新道場へ引っ越してすぐに購入して、
道場では珍しい5桁のワインゆえなかなか稽古する機会なく、
3年間セラーで寝ていた1本であります。 色は、前のワインよりはやや薄め。そしてエッジにガーネットからオレンジのグラデーションがある、 良い感じに熟成した感じの色合い。 香りは・・・そのボリュームと複雑さに思わず顔がほころびます。 いやー素晴らしい。 そして、口に含むと柔らかな甘味に丸っこい存在感。 上手く熟成したブルゴーニュにある、というか上手く熟成したブルゴーニュにしかない、 アプリコットのコンポートのような味わいで大変満足であります。 いやはやこのワインはアタリであります。 多分誰が飲んでも間違いなく「美味い」と感じるでしょう。 開けた時期もちょうど良かったのかもです。 多分、道場で過去稽古したワインの中で5本の指に入るであろう素晴らしいワインでありました。 | ||||
95点 | 道場にて |
Santa Irene Cabernet Sauvignon 2009 サンタ・イレーヌ カベルネ・ソーヴィニョン 2009 | Bodegas Vinecol ボデガス・ヴィネコル | |||
Tinto 赤 | Mendoza (Argentina) メンドーサ (アルゼンチン) | |||
\663 (通常価格:\777) | 2010/03/30 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
前のワインまでで3人で4本空けちゃってますが、良いワインってヤツはなかなか酔わないわけで、
5本目の投入であります。
当然、こういう局面では師範の持ち味であるケチケチ精神を最大限に発揮するわけで、
「火曜日限定 新世界フルボディ赤6本セット」、税送料込み4,480円からの最後の1本をチョイスしました。
ちなみに料理はチーズ2種(コンテ、マンステール)であります。 色・味・香り、どれをとってもほとんど覚えていないわけではありますが、 幸い半分弱が翌日に残っておりましたゆえ、改めてそれと稽古しながら書き記します。 色は非常にしっかりと濃い紫色を呈しております。 香りは、翌日ということでちょっと抜けちゃったのかボリュームは控えめ、 南米のカベルネらしいインクっぽい雰囲気のある香りであります。 味は、思いのほかスレンダーで、特にこのカテゴリーとしては甘さが控えめな印象があります。 おぼろげな記憶を手繰ると、開けてすぐの時点ではもう少ししっかりしたワインだったような。 というわけで、下記の点数は「翌日参考記録」であります。 |
本日のプチ・レジャーは、プチ度がさらにプチになって、近所の日帰り温泉施設「極楽湯」へ。
連休中は子供100円/大人割引の新聞折込ちらしが入っていたんで、
普段の休日でも混んでいる施設がさらに混雑。
でもまぁ風呂やサウナや洗い場に入るのに並ばなければいけない、ってほどではありません。 で、やっぱり極楽ですな、露天風呂は。 湯につかりながら「あ~」なんておっさんくさい声を出していると、 日本人に生まれて良かったなぁ、と感じます。 あと、もう子供らはお父さんと一緒には入らなくなったんで、 ちょっぴり寂しくはあるけどのんびり度は2倍増量です。 |
スーパー銭湯は、実はココよりもっと道場から近い場所にもあるんだけど、
ココに来る大きな理由の一つが充実した食事どころ。ほぼ居酒屋であります。
料理の内容的にも普通のチェーン店居酒屋みたいな感じで、
とりわけ何かが美味いというわけじゃ無いんだけどね。
それでも湯上りにしっかり飲んで食べて帰れるのは極楽であります(もちろん帰りの運転は師範代です)。 今日は生ビールが安かった(1杯390円)こともあって5杯も飲んで、 いろいろ食べてお会計は8,000円弱。入浴料と合わせても10,000円以下のプチ・レジャーでありました。 |
Cape Vin Rouge N.V. ケープ ヴァン・ルージュ (ヴィンテージ無し) | KWV KWV | |||
Red 赤 | (South Africa) (南アフリカ) | |||
\598 | 2010/05/03 | 富士スーパー 横浜南店 | 国分 | |
飲んで帰ってひと寝入り、深夜にゴソゴソと起き出して、
翌日の来客用に料理の準備。
このワインは、その料理(ビーフシチュー)用に買ったもの。
南アフリカの大手メーカーKWVのベーシックな赤ワイン。
料理用なんでこんなんで良かろう、
アルコール度数が14%もあって南アフリカ産なんで、
よもや弱っちいということは無かろうと考えたんだけど、
裏ラベルによれば「ライトボディ」らしい。
また「軽く冷やしてもお楽しみ頂けます」なんて書かれていて、ちょっと不安になっちゃいますが。 お手軽にスクリューキャップを捻って抜栓。 色は、特にライトボディといった感じは無くて、普通に濃い目の紫色。 熟成した感じも無くて非常にストレートな青っぽい色合い。 香りは、ある意味想像通りだけどほぼ無いに等しくて、 深く嗅ぐとカベルネっぽい濃い果実の香りと安っぽい蒸れたような匂いが同居。 でも、こういう料理には香りの有り無しはあまり関係ない気がするので問題なし。 味は、少なくともライトボディではないけどフルボディでもない、 やや軽めで甘酸っぱい感じの味わい。 渋味も一応はあるけど、かなり控えめなんでそれが「冷やしても楽しめる」の理由かも。 ・・・と、たった一杯分味見をしただけなのにこんだけあれこれ書いちゃってますが、 要は『飲むにはちょっと物足りないけど料理用には十分』と思われるワイン。 ただ、シチューの味のほうは(まだ味が落ち着いていない時点ではあるけど)やや酸味が勝っている印象。 やっぱりもう少し渋みの強いワインの方が良かったのかな? | ||||
65点 | 道場にて |
ゴールデン・ウィーク真っ只中、 天気の良い日が続いているし、 今年の連休中どこにも連れて行かないってのはちょっと許されそうに無かったんで、 近場のレジャーということで江ノ島水族館にお出かけ。 家を出たのが10時前、途中の藤沢駅で乗り換えに手間取りつつも小田急江ノ島線経由で現地に着いたのが11時前。 |
水族館は、想像どおりの混雑ぶり。
イルカのショーが、開演40分以上前なのに席が埋まっちゃうのはちょっと想像以上。
連休だから仕方がないけどね。
でもせっかくの連休、皆さんもっと遠くに遊びに行きなさいよ、と自分のことは棚に上げて。 ショーは、このイルカショー以外にもペンギンのショーや、 大水槽で飼育員が潜水して魚とふれあうショーなんかもあって、結構楽しめます。 そんなこんなで水族館を出てのはもう3時過ぎでありました。 |
イルカショーの待ち時間に軽食(やきそばとかポップコーンとか)をちょっと食べてはいたけど、 さすがに3時を過ぎるとおなかが空きます。 せっかく海のそばまで来たんだから、当初は魚が美味しいと評判の店にしようとメボシを付けていたけど、 あいにくこの時間は休憩時間中。それであてもなく江ノ島駅に向かってスバナ通りを歩いてると、 人が並んでいない(和食の店はこの時間でも行列)お好み焼き屋を発見。 店の名前はてんてんというところ。 おなかがすくとしっかり味の濃いものが食べたくなるんで、ココで良いよね、と。 |
という感じであまり積極的でない理由で選んだ店だったけど、ココが意外とアタリでした。
注文したのは以下。 五色スペシャルの中身は、豚、いか、えび、タコ、もち。 お好み焼き、焼くのが面倒だったのと上手に焼ける自信も無かったので、 お店の方に焼いて頂いたんだけど、外はカリッと中はふっくらなお好み焼きでとてもナイスでした。 (そもそも師範の場合、自分で作ったお好み焼きでも美味く感じるんで、 相対的な良し悪しはなんともアレですが)。 また、まるで縁日のような人出のこのスバナ通り沿いにあって、 良心的な価格設定なのもナイスです。 |
帰りは江ノ電利用の鎌倉回りで。そうしたら江ノ電はラッシュ時の通勤電車なみに大混雑。
師範一家は運良く座れたけど、のどかな列車がなんだか凄いことになっておりました。
電車で30分の近場なんであまりそういう意識は無いけど、
やっぱり江ノ島/鎌倉あたりはそれなりに観光地なんですなぁ、と再認識した次第であります。 そんなこんなで道場に帰り着いたのはもう午後5時すぎ、 なんだかなんだで一日がかりのプチレジャーでありました。 |
Verduzzo Dorato Frizzante N.V. ヴェルドゥッツォ・ドラート フリッツァンテ (ヴィンテージ無し) | Cielo チエロ | |||
Frizzante 微発泡 | (IGT) (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) | (Italia) (イタリア) | ||
\960 | 2010/04/30 | サンタムール | カツミ商会 | |
というわけで、昼飯が遅かったためおなかもそんなに空いていないんで、
夕食は軽めにチャーハンを。
ワインも軽め嗜好で、つい2日前に買ったイタリア産のフリッツァンテ(微発泡ワイン)を。
お店のPOPによれば、「フリッツァンテとは思えないしっかりした泡と濃いめの味わい」ということだったような
(たった二日前なのにもう記憶おぼろげ)。 色はほぼ無色。泡立ちは、確かに「微発泡ワイン」の範疇だとしっかり泡が立っていると思う。 でもいわゆるスパークリングの範疇だとやっぱり弱め。じゃなきゃコルクやボトルがもたないだろうしね。 香りは、素直にフルーツの雰囲気で、シャンパーニュにありがちなイーストっぽさとか、 カバにありがちな金属っぽさとか、その他のイケてないスパークリングにありがちな生木やゴムっぽさのない、 まるで白ワインな香り。 味も、炭酸がある以外は普通に良く出来たシンプルな白ワインな味わい。 普通の白ワインよりはちょっと泡が出てた方が華やかだよね、という感じのニーズにマッチしそうな、 あまり小難しく考えずに済む微発泡ワイン。 アルコール度数が10.5%と低いこともあって、サクサクサクッと飲み終わり。 このカテゴリーってあまり好印象なのに当たらなかったりするけど、 これはこの値段であれば結構良い感じです。 | ||||
73点 | 道場にて |
First Step Merlot 2007 ファースト・ステップ メルロー 2007 | Step Rd ステップ・ロード | |||
Red 赤 | South Australia (Australia) サウス・オーストラリア (オーストラリア) | |||
\663 (通常価格:\777) | 2010/03/30 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日は、長女の友だちNちゃんを預かって、テラスでほっとプレート焼肉の夕食。
こういう料理には若くて濃い赤が一番でしょう、ってんで選んだのが
「火曜日限定 新世界フルボディ赤6本セット」税送料込み4,480円からの1本。
ちなみにこの銘柄のシャルドネとは稽古済み。
造りの傾向が同じであれば、香りしっかりで濃くて甘味強めなワインと想像しつつ抜栓。 色は、ややガーネットがかって赤みのある紫色。 2007年なんてつい先日なイメージがあるんだけど、少なくともワインの色からは軽い熟成感があります。 香りは、意外とボリューム控えめで、 果実香もあるけどホコリっぽいようなイガラっぽいような香りもあって、 時間が経ってくるとスイカみたいな香りも出てきて、 なんだか豪州産の赤じゃないような感じ。 味も、色や香りから受ける印象に近い、柔らかくてカドのとれた渋味に上品な甘味。 少なくとも「強い」って感じじゃないんだよね。 想像だにしなかった熟成感のある豪州産赤。 スクリューキャップだと、コルクがあるはずの場所に空気があるから熟成が早いって聞いたことがあるけど、 これはその影響なのかなぁ。それとも何らか想定外の環境にあったりしたのかしら? 不味くは無いというか、強いだけのワインより飲みやすくて良いんだけど、 なんか微妙に納得がいかない感じ。 |
by 師範