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10月、ようやく涼しくなって参りました。 7月に受けた人間ドックで、ややビッグなγ-GTPを叩き出した師範、 先月10日ほど断酒して血液検査(献血です)を受けた結果が返ってきました。 それによれば、γ-GTPは基準値を若干オーバーしてはいるものの、 まぁあまり気にすることはないと言われる2桁に収まり、 7月に受けた時の約半分の数値になりました。 この結果から、決して諸手を挙げての健康肝臓というわけではないけれど、 もう後戻りできないところまでいってなくて、 完全にアルコールを断つまではないと素人判断しました。 ということで、月火木は休肝日、その他の平日はボトル半分、 という最近のルールで進めていくことにします。 |
本日の朝散歩は、ちょっと近場で横浜駅近辺まで。
まだ真っ暗な朝5時過ぎに出て、行って帰って2時間弱、10,000歩強のコース。
横浜界隈は、11月に行われるAPEC関連の警備業務で、
日本全国から警察官の方が来られて警備されてます。
ご苦労様でございます。 横浜駅をご利用の皆様にちょいと耳寄りな情報をひとつ。 横浜駅東口地下街"ポルタ"の、横浜駅側階段下にあるトイレは、 公衆トイレの割にはキレイでウォシュレットで、とてもグッドであります。 |
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師範母は午前中の飛行機で帰りました。台風が去った後で良かった良かった。 そして本日は師範と師範代の結婚記念日、ということで、 夕食は上大岡の鮨割烹 鹿島へお食事に。 ここんとこ毎年結婚記念日にはここに来ています。 これまでは、師範と師範代が鮨会席のセットを頼んで、 子供らはお好みで注文していたんだけど、 どうもそういうのより子供らも普通のコースっぽいのが好きみたいなんで、 今回は大人のコース(\6,000)の皿数と量を少なくした子供用のコース(\3,000)を特別に作って頂きました。 |
本日のコースの内容は以下。 ・イクラの醤油漬け ・子持ち昆布とシメジ/菊花の和え物(子供コースは無し) ・カニと冬瓜のすり流し ・カツオの刺身(右写真:子供コースは少なめ) ・サンマの醤油焼きと栗の渋皮煮(子供コースはカブの煮物) ・真鯛のカブト煮 ・海老シンジョとムカゴとししとうの揚げ物(子供コースは無し) ・太巻き(子供コースは無し) ・寿司6貫(甘エビ、イクラ、イカ、マグロ、白身、コハダ) (左下写真:子供コースは5貫) ・シジミの味噌汁 |
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毎度たいへん美味しくてよろしゅうございます。
一番安いコースなんで、それほど高級な食材が使われているわけじゃないんだけど、
それでもきちんと調理された和食ってのは美味しいものであります。
あと、今回の子供コースは大人コースと比較すると大サービスだと思いました。
その分例年と比べると大人コースは質・量ともに内容を絞ってあるようにも思えましたが。 アルコールは、まずビール中瓶(エビス)\500を頂いた後、 磯自慢 本醸造(一合) \800と、同じく磯自慢 純米吟醸(一合) \1,200を。 磯自慢は本醸造ですらスッキリとキレイな味わいと、良い感じの吟醸香があったんで、 純米吟醸はさぞや・・・と期待したけど、ちょっと甘味と重量感が増した感じで、 師範の嗜好的には本醸造の方が合ってました。 というわけで、お会計は(\6,000×2 + \3,000×2 + \500 + \800 + \1,200)×1.05の、 明朗会計\21,525也。意外とお安くあがりました。 でも、次回からは子供も大人と同じコースで良いかも。 今回のコースじゃちょっと足りないみたいなことを言ってたし。 |
Sileni "Celler Selection" Marlborough Sauvignon Blanc 2009 シレーニ "セラー・セレクション" マールボロー ソーヴィニョン・ブラン 2009 | Sileni Estates シレーニ・エステイト | ![]() | ||
White 白 | Marlborough (New Zealand) マールボロー (ニュージーランド) | |||
\848 (単品価格:\1,837) | 2010/08/26 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
師範母が東北縦走の旅から帰ってきて道場に一泊。
天気も紅葉もイマイチだったみたいだけど、
まぁ長生きしてまた行って頂ければ、と。
さてさて夕食は、豪州牛の和風ステーキ、エビとブロッコリーの洋風炒め物、ナスと挽肉の中華風炒め物。
ワインは、今年の春に稽古済みのニュージーランド産ソーヴィニョン・ブラン。 色は、薄めだけどキッチリとレモン色っぽい雰囲気のある色合い。 香りは凄いです。まるでトロピカル・ジュースというか、 パイナップルとマンゴーの香りがバンバン。 これがブドウだけから造られたってのはちょっと信じられないくらい。 味は、コクたっぷりで甘味もそれなりに。 酸味が少なくて若干浮ついた感じとほんのり苦味があるけど、 バランスを崩すほどじゃないです。 いやー、やっぱりこのワインは美味いです。 通常売価の2,000円弱でも十分その価値ありだけど、 セットの買値相当額である1,000円以下だと素晴らしいコストパフォーマンス。 翌日になっても、香りの良さは健在です。 ただ、味わい的にはちょっと芯が抜けたような雰囲気がし始めたかな? できればその日のうちに飲み切った方が良いかも、なワインです。 これからの季節、パーティで乾杯の泡の次に、なんて立ち位置がとてもしっくり来そうなワインであります。 |
本日は、四半期に一度の勤務先メンバーとのワイン飲み会。
前回の記録はココ。
場所は毎度の東銀座ピッツェリア イルビアンコ。
「3,500円以上の飲食で持ち込み無料」の利便性を超える店はなかなか現れません。
そして参加者は、
Yjさん、Ksさん、Mtさん、Fjさん、Ysさん、Ktさん、Stさん、
師範の、男性6名女性2名計8名。
人数的にはこれくらいがマックスかな? ちなみに今回、師範は大遅刻をしております。開始19時30分のところ、師範到着は21時頃。 避けられない理由によるものではあったんだけど、 飲み会には遅れるのも遅れられるのも嫌いな師範としては甚だ遺憾でございます。 |
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1+1=3 Brut N.V. ウ・メス・ウ・ファン・トレス ブリュット (ヴィンテージ無し) | U Mes U Fan Tres ウ・メス・ウ・ファン・トレス | ![]() | ||
Espmoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
(Fjさんから) | ヌーヴェル・セレクション | |||
ありがたいもので、1時間30分も遅刻した師範のために、
最初のワインから1杯づつ残しておいてありました。
というわけで、まさに駆けつけ一杯でキューッと飲んだのがこのスパークリング。
銀座界隈にお住まいのFjさんが、
キッチリ冷えた状態で持ち込める地の利を活かしてのご持参であります。
幸いなことに稽古済みな銘柄でもあったんで、
安心してキューッといきました。 飲んだ印象はというと、とりあえず全然問題ないというか、 「サッパリ系のシャンパーニュです」と言われりゃ間違いなく信用するくらい真っ当なスパークリングですな。 カバというと、ともすれば金属的というか、 アルミホイルをガシガシ噛みしめるみたいな雰囲気があるものもあったりするけど、 この銘柄にはそういうキンキン感が全く無くてナイスであります。 奇をてらったような銘柄名なんだけど、とってもマトモなスパークリング。 なによりやっぱり一杯目は泡ですなぁ、と当たり前のことを感じております。 | ||||
(78点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Tsuno Wine Chardonnay Unfiltered 2008 都農ワイン シャルドネ アンフィルタード 2008 | 都農ワイン | ![]() | ||
白 | 宮崎(日本) | |||
(Mtさんから) | ||||
次なる白は、なんと九州は宮崎産のワイン。
持参されたMtさんによれば、田崎の真ちゃんが推薦しているワインとのこと。
「九州みたいな暑いところでワイン?」なんて感じる人もいるかもですが、
九州出身の師範は、別に九州中どこでも暑いわけじゃないことを知っております。
でも、ワインの出身地である都農町あたりは、高温多湿でいわゆる南国っぽいところなんで、
きっと暑い国のワインっぽい雰囲気だろうなぁ、というのが想像されるわけですが。 色は非常に薄め。どちらかというとサラリとした見た目で、涼しい国の白ワインな外観。 香りは、フルーツっぽさは抑え目で、ヨーグルトっぽい乳酸な感じとか、 漬物樽みたいなクタッとした樽香とか、そういうのがメイン。 シャルドネというより甲州っぽさを感じます。 口に含むと、2008年産とは思えない落ち着き具合で、 スケールは小さめながらしっかりとまとまった感じ。 というわけで、まるで北の国で採れた甲州種を長い年月かけて樽熟/瓶熟させたみたいなワイン。 およそ宮崎のシャルドネとは思えない感じではあるけど、 そういう先入観を取っ払って飲めば、これはこれで美味しゅうございます。 | ||||
(77点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Boland Celler "Reserve No.1" Chardonnay 2007 ボーランド・セラー "リザーブ・ナンバー1" シャルドネ 2007 | Boland Celler ボーランド・セラー | ![]() | ||
White 白 | Paarl (South Africa) パール (南アフリカ) | |||
(Ktさんから) | ピーロート・ジャパン | |||
もう一本の白もシャルドネで、Ktさんのご持参。
こちらは宮崎よりずっとずーっと南の南アフリカ産。
ラベルに"No.1"の文字がデカデカと書かれていて、
その上にはコンテストの受賞暦であろうステッカーが貼られていて、
なかなか押し出しの強い、というかなんとなくウィスキーのボトルみたいな外観であります。 さて色は、前の宮崎産と比べると明らかに黄色みの強い色合いで、 トロッと感もあります。 香りは、セメダインというか、ストローの先で膨らます風船のおもちゃみたいな香りがまずあって、 その向こうに甘い感じのフルーツ香があって、口に含むと樽がバリバリ。 見た目に負けない押し出しの強さがある香りです。 そういう香りだと、ベッタリと甘い味わいが想像されたりするけど、 意外と酸がしっかりしていてバランスは悪くないんですな。 やっぱり濃さとかしっかり感では南アフリカや南米なんかにはかないません、といった感じ。 こういう「一人一杯」みたいな席だと、こういう押し出しの強いワインの印象が強く残ります。 | ||||
(79点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Etude Carneros Pinot Noir 2007 エチュード カーネロス ピノ・ノワール 2007 | Etude Winery エチュード・ワイナリー | ![]() | ||
Red 赤 | Carneros (USA) カーネロス (アメリカ合衆国) | |||
(Ksさんから) | (ハンドキャリー) | |||
赤の最初は、カリフォルニアワイン・フリークなKsさんにお持ち頂いたピノ・ノワール。
例によってハンドキャリー品であります。
お値段は、今の為替レートだと道場の稽古範囲内に収まるくらいだったとのことだけど、
ネットで検索するとだいたいその2倍くらいのお値段が付いております。
まだまだそれなりに内外価格差ってあるんですな。 色は、薄めの赤紫色で、米国産のピノ・ノワールというより本家ブルゴーニュのそれっぽい色合いであります。 香りのボリュームはちょっとおとなしめだけど、 トーンの高いピュアな果実香がフッと香って、なかなか上品な雰囲気ではあります。 味も、バーン!って感じじゃなくて、キレイな酸とほんのり甘味でお上品。 良く出来たピノ・ノワールで、スイスイ飲める良いワインなんだけど、 こういう場だとちょっと印象が埋没しちゃう感じがあるのが残念。 あと、やっぱりカリフォルニアのピノはもっとグラマラスでボン・キュッ・ボーンってのじゃなきゃ、 なんて期待するところもあったりしますしね。 | ||||
(78点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Escudo Rojo 2008 エスクード・ロホ 2008 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド | ![]() | ||
Tinto 赤 | Maipo (Chile) マイポ (チリ) | |||
(Stさんから) | エノテカ | |||
今回初参加のStさんにお持ち頂いたのが、かのロスチャイルド一族がチリで造るエスクード・ロホ。
この銘柄は3年近く前に2006年産と稽古しております。
裏ラベルによれば、品種はカベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール、シラー、カベルネ・フランとのこと。
品種的にもフランスと南米の合わせ技、といった感じでありますな。 色は、南米産らしくとても濃い色調・・・だったような。 このあたりから記憶が怪しくなってきております。 香りは、鈍感な師範にもそれと判る、ギュッと締まった果実にピーマンっぽい青さが加わったカベルネっぽい香り。 小指の先くらいの小さくて真っ黒な実と、 茎も種も一緒くたに醸造しました、みたいな感じが想像されます。 味は、まだまだ若さ全開で渋味ガシガシ。 スタートしてすぐから抜栓はしてあったみたいだけど、それでもまだまだ固いです。 チリ産の中ではかなりボルドーに近い印象があるこのワイン、 やっぱり甘さに逃げず渋味を全面に出す感じにその傾向を感じます ・・・なーんて、この場にボルドーがあれば「全然違うね」なんて言ってるかもですが。 | ||||
(75点) | 道場にて |
COCO Farm & Winery California Oak Barrel (赤) 2008 ココ・ファーム&ワイナリー カリフォルニア オーク・バレル (赤) 2008 | ココ・ファーム・ワイナリー | ![]() | ||
赤 | Ashikaga/Carifornia (Japan/USA) 足利/カリフォルニア(日本/アメリカ合衆国) | |||
(Ysさんから) | ||||
本日2本目の国産ワインは、Ysさんにお持ち頂いたもの。
でも、いわゆる「国産ワイン」というのとはちょっと違って、
ブドウ自体はカリフォルニアで契約栽培されているもの、とのこと。
こういうのもあるんですな。
品種は、カリニャン、ジンファンデル、ムールヴェドル、プティ・シラーとのことで、
面白いことに前のチリ産とは1つもかぶってません。 色は、国産ワインとは思えない濃さ・・・って当たり前か。 香りは、ボリュームはそれほどでもなくて、 ちょっと南仏産みたいな雰囲気のある香り・・・って品種的にそれも当たり前か。 味は、かなり甘酸っぱくて濃くて、この品種の中ではジンファンデルの個性が強く出ている感じ。 国産ワインと思って飲むと、良く言えば濃くて重くてしっかりしてて、 悪く言えばちょっと野暮ったくて、 かなり想像と違う雰囲気。 ともあれ国産でもいろんな選択肢が増えるのは歓迎すべきことでありますな。 | ||||
(76点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Ben's Run Single Vineyard Shiraz 2003 ベンズ・ラン シングル・ヴィンヤード シラーズ 2003 | Ben's Run ベンズ・ラン | ![]() | ||
Red 赤 | Hunter Valley (Australia) ハンター・ヴァレー (オーストラリア) | |||
(Yjさんから) | ネットサービス | |||
赤の最後は、幹事Yjさんが持参されたオーストラリア産ワイン。
今回の参加者それぞれが持参した8本は、国産が2本ある以外は全部別の生産国。
特に示し合わせたわけじゃないんだけど、なんとなくそうなりました。
こうやって世界中のワインが普通に飲めて、日本という国は恵まれてございますなぁ。 さてさてワインはというと、色はコールタールみたいに真っ黒だったような気がします。 香りはボリュームたっぷりで、 カシスみたいな果実香に加えてミントっぽい香りがあるのがオーストラリア産っぽいなぁ、と。 味は、2003年産ということでちょっと時間が経っているためか、 渋味のカドが取れていてなかなかいい感じの丸っこさ。 いい意味で想像通りというか、オーストラリア産のシラーズに期待する良さをキッチリ持っているワイン。 こういう「大人数で一杯ずつ」という席にピッタリの存在感&スタートダッシュの良さであります。 | ||||
(80点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて |
Alsace Gewurztraminer "Bildstoeckle" Reserve 2001 アルザス ゲヴュルツトラミネール "ビルドストークル" レゼルヴ 2001 | Gerard Schueller ジェラール・シュレール | ![]() | |||||
Blanc 白 | Alsace Gewurztraminer アルザス・ゲヴュルツトラミネール | Alsace (France) アルザス (フランス) | |||||
\4,200 | 2007/11/12 | Alcoholic Armadillo | ラシーヌ | ||||
最後の一本は、師範が持参したアルザス産の白。
なぜ最後に白かというと、前述のごとく師範大遅刻で到着したときにはもう既に赤が始まってたから。
このワインは3年前に稽古したコレがとても美味しかったのでWebショップを探したところ、
その上級品(Reserve)を発見し、2本購入したもの
(1本は3年前に稽古済み)。
甘いわけじゃないけど、雰囲気的に食後酒として使っても良さそうだな、ということで。 で、結論から言うと狙いドコロは大当たりで、 赤の後に飲んでもきっちり存在感を発揮する、大変ナイスな白でありました。 なんといっても香りのボリュームが凄くて、 ゲヴュルツらしい花のようなライチのような香りがブワーッと。 アルコール度数は15%で、およそフランス産とは思えない度数の高さなんだけど、 それを感じさせないくらいエキス分があって、とてもしっかりした味わい。 3年経っても全く変わらない、とても美味しい白でありました。 たいへん手前味噌ではありますが、師範的にはこのワインが文句なしに本日の一等賞。
ショップへのリンク:
Gewurztraminer "Bildstoeckle" Reserve 2001 (Gerard Schueller)
※売り切れ
(86点) | 「ピッツェリア イル・ビアンコ」にて
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Happy Dragon Pinotage - Shiraz 2006 ハッピー・ドラゴン ピノタージュ - シラーズ 2006 | Cloof クルーフ | ![]() | |||||
Red 白 | Darling (South Africa) ダーリング (南アフリカ) | ||||||
\680 | 2010/10/18 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
本日の夕食は、師範代実家から届いた松茸で焼き松茸とお吸い物、
あとは、師範母お土産の馬刺しと月曜に買ってもらったケンタッキーフライドチキンの残り、
それに小松菜と厚揚げの炒め物。
貰い物満載で賑やかな食卓であります。
さてワインは、ヴェリタスの扱いの中に良くある南アフリカの"Cloof"という造り手の赤ワインで、
品種はピノタージュとシラーズの混醸。
この造り手のワインは、ザ・ベリー・セクシーとか
インクスポットとか
ザ・ダークサイドとか、
個性的な名前でめっぽう濃いワインと稽古済みなんで、このワインにもそういうのを期待して。 色は、これまで飲んで来たほかの銘柄よりはやや濃さ控えめかも。 香りは、まずシラーズらしいスパイシーな香りが感じられて、 その隣にピノタージュらしい煮詰めたジャムみたいな果実香が。 そして、この値段のワインとしては驚くべきことにちゃんと樽香もあります。 味は、この造り手の他のワインと同じく、めっぽう濃くてドッスンとした重さのある味わいです。 口に含むといやおう無しに甘渋さがバッと拡がるんだけど、 2006年産ということで攻撃的な感じは無くて、ジワーッとにじり寄ってくるような存在感が特徴的。 やや一本調子ではあるけど、この香りとこの味わいで680円ってのはちょっと凄いことかな、と。 とにかくちゃちゃっと1本飲めるワインなんかじゃないんで、 「平日半分」な師範にはうってつけ。 間違いなく週末までにヘタるなんてことは無いでしょう。 中二日を開けての稽古だけど、想像通りヘタった感じは全く無くて、 かといって良い方に変化した感じもなくて、そのまんまを維持。 いずれにせよこれが680円はお買い得です。
ショップへのリンク:
Happy Dragon Pinotage - Shiraz 2006
78点 | 道場にて
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Bourgogne Chardonnay "Le Petit Rion" 2008 ブルゴーニュ シャルドネ "ル・プティ・リオン" 2008 | Dom. Daniel Rion & Fils ドメーヌ・ダニエル・リオン・エ・フィス | ![]() | |||||
Blanc 白 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,680 | 2010/08/29 | 信濃屋 横浜シアル店 | 豊通食料 | ||||
師範母が、東北方面への旅の途中で道場に寄っています。
夕食は、「年寄りの一人暮らしだとわざわざやらない」という天ぷら。
ワインは、先日稽古済みの一本、大変好印象ゆえ追加買い。
お店のPOPに『店の奥に置いていたけど大評判で凄い売れ行き!』なんて書かれてましたが、
その評判の1000分の1くらいは師範のおかげでしょう、なんてね。
ちなみにお値段100円アップしておりました。 色は薄め、外観上は特にどうということはない、普通の安白ワインの色。 でも香りが普通の安白とは一線を画す充実した感じで、 レモンみたいな薄い色の柑橘系の香りと、野バラのようなキュッと締まった花の香りと、 薄っすらとした樽香。 派手さは無いけど、良く出来たブルゴーニュの香りがバッチリ。 味は、師範母に言わせると「これ甘いね」なんだけど、 甘味と勘違いするような旨味がしっかりで、酸味もしっかりなんでタップリとした味わい。 やっぱり美味いです、コレ。 なんというか、優等生的白ワインの典型みたいな感じで、 万能選手で万人ウケする味わいです。 前回の82点はちょっとサービスしすぎかもだけど、80点の価値はあると思われます。
ショップへのリンク:
Bourgogne Chardonnay "Le Petit Rion" 2008
80点 | 道場にて
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本日の朝散歩は、道場から南へ歩いて1時間の上大岡まで。
朝5時15分に出て(最近朝が暗くなってきました)、戻ったのは7時30分ごろ。
歩数13,000歩強で中程度の距離。 上大岡も「忽然とタワーマンションがそびえる街」の一つでありますな。 ただ、東戸塚とかとは違って街自体は昔から栄えていた感があるので、 新旧のバランスが取れているあたりが人気の所以でしょう・・・って何で街評論してんだか。 |
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Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2008 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2008 | Dufouleur Freres デュフルルール・フレール | ![]() | |||||
Rouge 赤 | Bourgogne Hautes Cotes de Nuits ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,289 (単品価格:\1,600) | 2010/10/18 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
久しぶりにネットでワインを買いました(と言っても2ヶ月ぶりくらいですが)。
ここんとこ断酒したり酒量を減らしたりで消費量が落ちてたからね。
そして、昨日到着したばかりのワインの中から選んだのは、
「職人蔵ブルゴーニュ+極上ボルドー赤6セット!≪第50弾≫」税&送料込み9,980円からの一本。
販売店のサイトによれば、『新樽比率30%~100%で18~24ヶ月熟成』とのこと。
なかなか気合の入った醸造がされているようでございます。
ちなみに料理はテラスで鉄板焼肉。美味いよねぇ、肉・・・って子供みたいだな。 さて抜栓。色はブルゴーニュのこのクラスとしてはそこそこ濃い目で、 非常にキレイな赤紫色。やっぱワインってのはこの色ですよ。 香りは、まず軽くミルキーな感じがあって、その向こうにこれまた軽く樽の雰囲気、 そして最後に腋臭チックなケモノ香。 なかなか複雑だし、「良いブルゴーニュ」感のある香りであります。 味は、まず水のようにスーッと入ってきて、渋味がパッと拡がって、 最後に酸味がキューッと口腔内を絞る感じ。なるほどなるほど。 酸味の芯が通っててなかなか男気のあるブルゴーニュ。 残念な部分があるとすれば、香りのボリュームがちょっと抑えめなのと、果実っぽさがやや弱い点かな。 ブドウを若いうちに摘んで醸造で鍛え過ぎたら、鋼のようにストイックな味わいになりました、って感じ。 でもこの値段を考えればまずまずお買い得だと思われます。
ショップへのリンク:
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2008 [Dufouleur Freres]、
職人蔵ブルゴーニュ+極上ボルドー赤6セット!≪第50弾≫
76点 | 道場にて
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Chateau Lardit 2000 シャトー・ラルディ 2000 | Ch. Lardit (Vignobles Bardet) シャトー・ラルディ (ヴィニョーブル・バルデ) | ![]() | |||||
Rouge 赤 | Cotes de Castillon コート・ド・カスティヨン | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | |||||
\1,280 | 2010/10/08 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | 山信商事 | ||||
本日の稽古相手は、ボルドーの中の二流?な村だけど比較的パワフルな銘柄が多いコート・ド・カスティヨン産。
ヴィンテージは、そこそこ熟成期間も長い当たり年の2000年産。
それが1,280円は安いよね、と思い購入。
1,280円が安いなんて書くと、「師範も安ワイン者としてはヤキが廻ったな」とも思われかねないわけだけど、
そこはほら最近飲む量が減ってるじゃないですか、
だからご予算的な面とか少ない量での満足度とか考えると・・・ってやっぱりヤキが廻ってますか。 んなことは置いといて抜栓。 色はしっかりと濃くて、軽く静脈血色というか醤油を混ぜたような、年齢相応の熟成をしてそうな色合い。 そして香りがベリーナイスです。 良く締まった果実香に、奈良漬のようなアメ色の熟成香(って香りに色が付いているわけじゃないけど)がプラスされて、 なによりそのボリュームがこのクラスではありえないくらいバンバンです。 これで味がまぁるく甘く熟成していればかなり大発見クラスだったんだけど、 残念ながら甘味はほとんど無くて渋味と酸味が荒っぽい。 味だけからの印象だと、まだまだ若いって感じなんだよなぁ。 色と香りだけだったら、およそこんな値段で買えるワインとは思えない内容だったんだけどねぇ。 ともあれ決して「逝っちゃった」ワインでは無くて、 まだまだ若いくらいだったから、(残り半分と稽古予定の)明後日でもまだ十分楽しめるでしょう。 最初から半分ずつ飲むつもりだったんで、 最初からきちんと栓をしてセラーに立てて保管した2日後の再稽古。 色は同じです。香りは、「えーッ、こんなに熟成感あったっけ?」と一昨日の自分を疑うくらいのマッタリ具合。 でもボリュームは一昨日同等バンバンで、香りの勢いは健在。 味は、トゲトゲしさが治まったのは良いけど、反面軽めの味わいに。どっちが良いかはなんとも言えないところ。 まるで浦島太郎が玉手箱を開けたみたいに、この2日で一気に年齢が増した感のあるワイン。 でもまだ落ちちゃいません。 浦島太郎も見た目は年寄りになっちゃったけど、実は中身はまだ若くてブイブイ言わせてたんじゃないかな? 78点 | 道場にて
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昨日の区民祭りでの署名に引き続き二日連続で学童行事、
本日は区の学童対抗ドッジボール大会。 今年で参加は3回目(去年は新型インフルエンザの影響で中止)なんだけど、 強いチームと弱いチームはだいたい毎年同じ。 そして、長女が所属している学童チームは弱いほう。 今回は参加人数が少なくて別の学童と混成チームだったおかげで、ようやくちょっと勝てた、って格好。 そんなチームの中にあって、ウチの長女は特にヘタっぴ。 そもそも反対サイドまでボールが届かないからね。でもまぁそれなりによく頑張りました。 こんなヘタっぴでも励ましてくれるやさしいメンバーをありがたく思わないとね>長女 |
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Montes "Classic Series" Cabernet Sauvignon 2008 モンテス "クラシック・シリーズ" カベルネ・ソーヴィニョン 2008 | Montes S.A. モンテス S.A. | ![]() | ||
Tinto 赤 | Colchagua Valley コルチャグア・ヴァレー | Colchagua Valley (Chile) コルチャグア・ヴァレー(チリ) | ||
\766 (単品価格:\1,659) | 2010/08/26 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
夕食は、前菜が昼のお弁当食材の残り物(鶏唐揚げとかブロッコリーとか)で、メインはハンバーグ。
ワインは、半年前に稽古済みのチリ産カベルネ・ソーヴィニョン。
モンテスのこのクラスはハズすことが無くて、ある意味手堅いの美味しさが約束された一本。
ただ、安ワイン道場としてはそういう鉄板モノより、
飲んだこと無いワインと多く稽古したいんだけど、
エノテカさんの12本セットを半年に1回くらいのペースで買うとどうしても銘柄にダブりが出ちゃいます。 色は、想像通りストレートに濃い紫色。 香りは、カシスにバニラにインクにミント。 若く濃く樽熟されたカベルネ・ソーヴィニョンの良さがしっかり出ている香り。 味は、旺盛な渋味に加えて甘味もあって、濃いには濃いんだけど濃すぎないというか、 口当たりにギスギスした感じが無くてスムーズ。 そのあたり、半年前よりちょっと落ち着いたのかも。 やはり鉄板の美味しさのワイン。 1,000円以下で買えるのであれば間違いなくお買い得。 今日はのんびり飲みたい日曜日なんで一本飲み干しちゃったけど、 数日に分けて飲んでも全然問題ないと想像されます。 |
本日は、道場が立地している区の区民祭り。
好きで参加しているというより、
師範代が通う学童保育がこの場で署名集めをするんで、
半ば強制的な参加ですが。 「区民祭り」というだけあって、屋台の運営は非営利の団体が主で、 綿菓子50円とかうどん100円とかの「利益率って何ですか」価格。 その他ゲームの類も大抵無料なんで、安く一日遊べます。 また、ステージではいろんな団体さんの演奏が聴けて、 近所の高校ブラスバンドがウェザー・リポートのバードランドなんかを演ってました。 それがなかなか上手いのね。 特にベースの女の子がビシッとタイトなリズムを刻んでいて、 おじさんは感心しておりました。 それにしても、今日は10月も後半なのにみんな半そで。暑いよねぇ、今年は。 |
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Wild Horse Pinot Noir 2008 ワイルド・ホース ピノ・ノワール 2008 | Wild Horse ワイルド・ホース | ![]() | ||
Red 赤 | Central Coast (USA) セントラル・コースト (アメリカ合衆国) | |||
\1,580 | 2010/06/11 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | コンステレーション・ワインズ・ジャパン | |
・・・と、暑い一日ではありますが、夕食はモツ鍋と酢ガキ、まるで冬のメニューであります。
そしてワインは、半年近く前にQUEEN'S ISETANで買った、
カリフォルニア産のピノ・ノワール。
なんか美味そうだったので、来客があったとかのしかるべき時に開けようと思っていたんだけど、
なんとなくその機会が無くて、後生大事に取っておくワインでも無いな、と思い本日抜栓。 色は、ピノ・ノワールとしてはかなり濃い目の紫色。 ピノって一般に赤みの強い紫だけど、コレはそんな感じはありません。 香りは、木イチゴをジャムにしたような、そもそも高かったトーンがググッと低くなって、 やや甘っぽい雰囲気。 ボリューム的には結構あって、香りの満足度はなかなか高うございます。 味は、渋味ほっこり甘味たっぷりで、いかにもカリフォルニアの南の方のワインという感じ。 惜しむらくは酸味が弱いんで、なんとなく頼りないというか浮いたような感じがするのが残念。 香りも味も甘さがしっかりとしていて、いかにも米国でウケそうなピノ・ノワール。 この価格だと、本場ブルゴーニュは無名ACブルゴーニュくらいしか買えないわけだけど、 そんなんと比べれば十分価格競争力があります。 | ||||
75点 | 道場にて |
Ladero "Seleccion" Tempranillo 2008 ラデロ "セレクシオン" テンプラニーヨ 2008 | Bodegas y Vinedos Ladero (Bodegas Centro Espanolas) ボデガス・イ・ヴィニェードス・ラデロ (ボデガス・セントロ・エスパニョーラス) | ![]() | ||
Tinto 赤 | La Mancha ラ・マンチャ | La Mancha (Espana) ラ・マンチャ(スペイン) | ||
\727 (単品価格:\1,575) | 2010/08/26 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
本日の夕食は、中華前菜3品(先日のお祭りで買った焼豚、クラゲの胡麻油炒め、揚げと小松菜の炒め物)、
麻婆豆腐。ちょいとビリリと刺激のある赤が合いそうなメニューです。
というわけで選んだのが、スペインの内陸部ラ・マンチャの赤で、品種はテンプラニーヨ。
師範とは相性の良いこのエノテカの安ワインセットだけど、
スペイン産ってイマイチ師範との相性が悪かったりするんで、
さてこのワインはどっちに転びますか、と。 色はキッチキチの真紫。それほどトロッとはしていないけど、 なんだかアルコール度数が高そうな見た目(表記上は13.5%らしい)。 香りは、ツンッと来る果実香が主体で、オレンジとかグレープフルーツの皮みたいな雰囲気。 樽香は感じられません。 味は、まぁまだ若い若い、って感じで青くてチリチリした味わい。 果実味はあるんだけど、熟れてないプラムとハッサクの皮を同時にかじったような、そういう味わい。 ポテンシャルはあると思うし、なかなか飲み応えもあるんだけど、 いかんせん今飲んでもちょっと荒っぽさが目立つのが残念。 やっぱりなんとなくスペインとは相性悪いんだよなぁ。 同クラスのエノテカ輸入のワインだったら、チリやアルゼンチンのものの方に惹かれます。 翌々日の再稽古、強いワインだっただけあって、香りも味も全くヘタった様子はありません。 味に関してはちょっと柔らかくなって好転したかな? 日にちを跨いでチビチビゆっくり飲む方がよろしいようです。 |
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先々週は鶴ヶ峰、先週は東戸塚と、タワーマンションのある街を旅してまいりました師範の朝散歩、
今週は「忽然と現れるタワーマンション群」の総本山たる武蔵小杉へ。
道場からだと横浜駅西の浅間町交差点から新横浜方面へ向かい、
その後綱島街道をズズーッと北上するコースが最短、でも片道3時間強、歩数にして22,000歩あまりの大散歩。
まだ真っ暗な朝4時過ぎに出発して現地到着は7時20分頃。
帰りはもちろん電車です。 それにしても、こんなタワーマンションがいきなり何本も建っちゃうと、 急に人口が増えるわけで、小学校とかどうするんでしょうね? あ、こういうところにお住まいの皆さんは地元の公立小学校とかには通わせないのかな? |
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日中は、師範代と次女を連れて駅前商店街のお祭りへ。
長女は友だちと行くってんで別行動です。 ここのお祭りは、いわゆるテキヤの屋台は一切無いんで、お値段的にはそこそこ手頃、 でも町内会とかが主催する夏祭りなんかと比べると若干商売もしております、と言う感じ。 出し物は、近所の小中学校のブラスバンド演奏や、マジック/猿回し/紙芝居なんかがあります。 ![]() |
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夕食は、先日の散歩で見つけた近所の回転寿司、ぐるめ亭 西谷店にて。 ココに伺うのは初めてでございます。 ここんとこ寿司といえば回転寿司になっちゃってるけど、 別に貧乏をこじらせたわけじゃ無いんだからね! 子連れだと普通の寿司屋はご迷惑かもと気を遣ってるんだからね!!なんて言い訳。 |
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店内は、テーブル席が6つにカウンター席が30席程度、回転寿司としては中くらいの規模かな。 師範らが到着したのは午後5時30分くらいと早めだったんだけど、 驚いたことに既に満席、待ち行列がある状態。 「まぁ程なく空くでしょう」と待ってたけど、 カウンター席はバンバン入れ替わるけどテーブル席のお客さんが長っ尻で、 結局師範らがテーブルに着いたのは入店から1時間近く経った午後6時30分ごろ。 やっぱりすぐに食べたきゃカウンターですな。 店内は、繁盛している店らしく店の人もテンション高くて活気がある感じ。 なんか寿司屋というより魚屋な感じがあって、待ってる間にグイグイとお腹が空いていきます。 |
ここの良いところは、なんといっても白身の新鮮さと種類の豊富さ。
真鯛(右写真)や平目に加えて、ハタやクロムツ、その他白身だけで10種類弱あったんじゃないかな?
九州出身で白身好きな師範&師範代にはとってもナイスな品揃え。
また、その状態も「切りたてプリプリ」で師範らの好きな状態。
いわゆる江戸前なちょっと熟成した状態が好きな人にはイマイチな感じかもだけど、
師範はこういうのが好きです。
また、長女は天然ブリがお気に召したようで、次女は白身魚の天ぷら握りなんかが美味しかったみたい。
それら含めて結構いろいろ食べてました。 最終的に食べたのは35皿くらい、アルコールは生ビール(\500)を2杯に酒一合(\420)。 それでトータルのお会計はWebの10%サービス券を使って9,000円弱。 食べた内容からするとかなりお手頃です。 これだと確かに繁盛するよな、という感じ。 なんといっても師範らが好きな白身が充実しているんで、 これからしばらくは回転寿司といえばここになりそうです。 |
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Savigny-les-Beaune 1999 サヴィニー・レ・ボーヌ 1999 | Louis Latour ルイ・ラトゥール | ![]() | ||
Blanc 白 | Savigny les Beaune サヴィニー・レ・ボーヌ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ(フランス) | ||
\2,443 (単品価格:\2,990) | 2010/08/04 | ノムリエ ザ・ネット | エイ・エム・ズィー | |
連休中日、師範一家は「貧乏子持ちの友」である西松屋に子供服を買いに行ったり、
次女の自転車練習を見守りながらご近所さんとの親睦を深めたり、という一日。
夕食のメニューは、まずビールのアテに、と開けたサバの味噌煮の缶詰からスタート。
その後、空心菜のガーリック炒め、肉豆腐withご飯、サンマの塩焼き。
サンマって、今年は不漁だから値段が高いそ、なんて言われてたけど、
やっぱり1本100円で買えるのね。
型は多分例年より小さめなんだろうけど、コレで十分、庶民の味方の魚ですな。 さてさてワインは「超優良年1999年のルイ・ラトゥール白の村名3本セット」税送料クール代込み8,000円」からの2本目で、 単品価格が真ん中の(\2,990)サヴィニー・レ・ボーヌ。 色は、普通の安い白ワインなんかと比べるとレモン色がしっかりしているけど、 決して10年も前のワインとは思えない若い感じの色合い。 香りはなかなかどうして素晴らしい。洋ナシのような果実香に加えて、 クタッと柔らかくなった樽香がプラス。香りのボリュームもこの値段としては申し分ありません。 味は、鋭さが全くなくなって柔らかくて、いかにも熟成したシャルドネといった味わい。 欲を言えば酸がもう少しあれば、と言う感じだけど、それはこの値段のワインには多くを望みすぎかも。 いやー、前回を上回って好印象な一本でした。 きちんと熟成した(かつ熟成しすぎていない)ブルゴーニュの白ワインが味わえて、 今のところ今回のこのセットはかなり「アタリ」であります。 熟成ワインを翌日に残すのはちょっとリスキーなんだけど、 最近の師範のローテーションではやむなく半分残して翌日回転寿司から帰ってきて再稽古。 色は変わりません(当たり前か)。香りは、より熟成感が強くなって、 昨日はあった樽香なんかがマスキングされたような。 それでも味わいはまだぎりぎり保っていて、切ない感じになりながらも最後の存在感を主張しています。 今日まではまだなんとなく大丈夫だけど、明日以降はさすがに辛そう、という感じ。 やっぱり熟成ワインはその日のうちに飲み切った方が正解かもです。 |
牛スジ肉のシチュー、作りました。 スジ肉って、いわゆる「スジ」(半透明のコリコリプリプリしたヤツ)から「肉」っぽいものまでいろいろあるじゃないですか、 そんな中でこのスジ肉はほとんど「肉」じゃなくて「スジ」側でした。 圧力鍋を使って調理するんで、柔らかくはなるんだけどなんかちょっと違和感。 おでん種とかだったら当然こっちが良いんだけど、 シチューとか牛スジの煮込みにするんだったらもう少し肉っぽい方が良かったような。 ま、グラム100円の商品に言ってもねえ、ではありますが。 ともあれシチューにはやっぱりタンか、せいぜいスネ肉あたりがよろしいようで。 |
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Cannonau di Sardegna "Le Bombarde" 2005 カンノナウ・ディ・サルデーニャ "レ・ボンバルデ" 2005 | Santa Maria la Palma サンタ・マリア・ラ・パルマ | ![]() | |||||
Rosso 赤 | Cannonau di Sardegna カンノナウ・ディ・サルデーニャ | Saldegna (Italia) サルデーニャ (イタリア) | |||||
\1,344 | 2010/06/30 | かわばた酒店 | フードライナー | ||||
しっかりした味わいのビーフシチューに合わせて、
ワインの方もちょっとしっかりしてそうなイタリア産をチョイス、
といっても単にボトルの外観からの判断ですが。
ちなみにこのワイン、サルデーニャ州の産らしいけど、サルデーニャってあまり馴染みがなかったんで調べたら、
コルシカ島の南にある島ですな。
イタリアの島と言えばシチリア島と考えてたけど、確かにこっちもありましたな
・・・というようなことを昨年も書いてました。
師範の脳ミソにもひたひたとボケの魔の手が忍び寄って来ております。 さて抜栓。色は、思いのほかオレンジっぽさが強くて熟成感アリ。 グラスに注いでいるときは「えっ!」と思ったくらい。 香りは、イタリアらしい明るくトーンの高い果実香に加えて、 ヒノキのような、というかまるでローズマリーのようなハーブっぽい香りが特徴的。 味は、予想したより軽めで、キュッと来る酸味とほのかな甘味、渋味は結構控えめ。 意外と熟成が進んでいるのか、味わい軽めで渋味おだやかなワイン。 これはこれで美味いんだけど、料理との相性的にはもう少しシッカリ系の方が良かったかな? なかなか難しいモノでありますなぁ。
ショップへのリンク:
Cannonau di Sardegna "Le Bombarde" 2005 [Santa Maria la Palma]
74点 | 道場にて
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Montemar Cabernet - Carmenere 2009 モンテマール カベルネ・カルメネール 2009 | Montemar? モンテマール? | ![]() | ||
Tinto 赤 | Central Valley (Chile) セントラル・バレー (チリ) | |||
\480 | 2010/09/25 | 天王町サティ | コルドンヴェール | |
師範はよくタンシチューを作るわけですが、
師範が牛タンブロックを買う店
(肉のかしわざき
という楽天内の店です)では5,000円以上お買い上げで送料無料。
ブロック2本買っても、それには1,000円弱くらい足りないですな。
というわけで、5,000円以上にするために、牛スジ肉を買ってみました。
そして今晩はそれを使ったシチューの仕込み。
当然料理用にワインを使うわけで、そのために開けたのがこのチリ産。
マイカル系列のサティで売られていたんだけど、
インポーターは「コルドンヴェール」なんで昔で言う「やまや」ですな。 さて料理には7割くらい使って、残りを飲んじゃうことに。 色は、500円以下のワインとしてはそれなりにシッカリしていて、 ちゃんと濃さのある紫色。 香りは、それほど強くは無いけどカベルネらしい青っぽい果実香がほんのり。 この値段なんでさすがに樽香はありません。 味は、軽めの渋味と軽めの甘味。 酸味はほとんど感じないんで、こういう料理にはちょうど良いかもだな、と。 単体で飲むには物足りないこと確実なワインではあるけど、 料理用に使うには案外良いかも、と言う感じ。 もちろん、その料理はまだ未完成、明日の評価如何ではあるんだけどね。 | ||||
66点 | 道場にて |
Villagolf "Hole in One" Pinot Noir 2008 ヴィラゴルフ "ホール・イン・ワン" ピノ・ノワール 2008 | Chilean Wine Company チリアン・ワイン・カンパニー | ![]() | |||||
Tinto 赤 | Maule Valley (Chile) マウレ・バレー (チリ) | ||||||
\1,080 | 2010/08/29 | 信濃屋 横浜シアル店 | 田地商店 | ||||
本日の夕食は、ナスの中華風炒め物、サーモンとジャガイモのオーブン焼き、茹で鶏with大根おろし。
ワインはチリ産のピノ・ノワールをチョイスしました。
このワイン、同じ造り手でよりグレードの高い銘柄と並べて売られていたんだけど、
そっちの名前は「イーグル」。なんか不思議だよね。
ゴルフのことはよう知らんのですが、
少なくともイーグルよりホール・イン・ワンの方がありがたみがあるように感じるけど。 というような些細なことは置いといて、まずは稽古。 栓は普通にコルクで、最近のこのクラスとしては珍しいかも。 色は、赤みと深みのある紫色。薄すぎず濃すぎずで、とてもキレイな色であります。 こんな外観ならきっと・・・と期待しつつ香りを嗅ぐと、これが全く期待ハズレでボリューム弱弱。 深~く嗅ぐと、ようやくピノ・ノワールらしい革っぽい香りがする程度。 裏ラベルには『オーク樽由来の香りが顕著で、バニラ香等のニュアンスに富む』なんて書かれているけど、 少なくともこの一本からはそういう樽っぽい香りは感じられません。 味は、若干炭酸が残ったようなジリジリ感がイマイチ。 バランス的には渋くなく甘くなく酸っぱくなくで悪くないけどね。 とにかく香りの弱さが致命的。 裏ラベルの表記とあまりにギャップがあるんで、 もしかするとこのボトルだけの現象なのかも・・・ということでカッコ付きの点数表記。 コレが美味しいワインだったら、上位銘柄のイーグルとも稽古してみようかなと考えてたんだけど、 この結果だとちょっと微妙。 翌々日稽古してみて、確かに香りは弱いし、味もジリジリ感があってイマイチなんだけど、 (チリ産のピノ・ノワールという先入観を取っ払ってピュアな心で稽古をすれば、 まぁそれなりに飲めるワインかな、と。というわけで3点プラス (60+3点) | 道場にて
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健康な体あっての安ワイン道場、本日も朝から散歩であります。
今朝のコースは、箱根駅伝でおなじみの国道一号線権太坂を南下して、
平戸交差点から環状二号側を帰って来る、約2時間半で16,000歩のコース。
朝5時過ぎに出発して、帰り着いたのは7時半。 右写真は、開発著しい東戸塚の街並み。 でかいビルがあると思わず写真に撮ってしまうのは、 チャッキチャキの田舎モンたる安ワイン道場師範の悲しい性でございます。 |
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Montes "Classic Series" Chardonnay 2009 モンテス "クラシック・シリーズ" シャルドネ 2009 | Montes S.A. モンテス S.A. | ![]() | ||
Blanco 白 | Curico Valley クリコ・ヴァレー | Curico Valley (Chile) クリコ・ヴァレー(チリ) | ||
\766 (単品価格:\1,659) | 2010/08/26 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
本日の夕食は、カキフライ、鶏手羽中の揚げ煮、レンコンのカレー炒め、松茸のお吸い物(永谷園のではありません)、栗ごはん。
ちょっと濃い白が合いそうなメニューであります。
というわけで選んだのは、チリ産のシャルドネ。
この銘柄は2006年産とは3年前に稽古済み。
あまり力任せにならず、バランスの取れたワインだったという印象。
チリとかって、あまりヴィンテージによる差がないから、
多分前回と似たようなワインと想像して抜栓。 色はかなり薄め。ピッチピチの若さが感じられる薄レモン色であります。 香りは、こちらも若々しい感じの柑橘香と青リンゴ香。 あと、蜜っぽく甘い香りも。 2006年産では樽香もあったみたいだけど、2009年産は樽比率を思いっきり下げたか、 あるいは全ステンレスにしたかで樽香は感じられません。 味は、重くなく軽くなくで、なかなか良い感じのバランス。 ちょっと昔はチリ産というと鈍重なワインが多かったけど、 最近はこういう軽やかなものも出来ますのよ、って感じですかね。 単調といえば単調なんだけど、普通に白ワインに求める要素は全てちゃんと持っているワイン。 やっぱりモンテスのワインはハズさないですな。 こんなワインが1,000円以下で買えるんだもんね、良い時代になったものです。 一杯分だけボトルに残ったもの(セラーに立てて保存)と、2日の休肝日を開けて稽古。 基本的に強そうなチリ産とはいえ、さすがにこの量で丸三日は厳しかったと見えて、 香りもボリュームを失って味もややギスギスした感じに。 点数で言えば10点くらいマイナスなんだけど、 さすがにその条件で評価するのも可哀想なんで参考記録に。 ともあれチリ産といえども少量を三日は厳しい、というでしょうか。 |
本日は、次女が通う保育園の運動会。
今年は年長組なんで、これが最後の保育園の運動会であります。
最初、長女が1歳の時に参加したのが9年前(この日)、
途中転園もありつつ今回で10回目の参加。あぁ~長かったなぁ。 右写真上部は、運動会名物?のくす玉。 過去9回のくす玉割りでは、途中で必ず神様とか妖精(保育園の延長先生)が登場して、 割れやすいように細工しないと割れなかったんだけど、 今年は低学年用の玉も高学年用の玉も、非常に良いタイミングで割れてベリーグッドでありました。 |
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![]() | 本日の保育園の運動会は午前中で終了。ということで昼食は外で。 頑張った次女のリクエストにお応えして、本日は国道1号線沿い権太坂にあるそば処 名古屋という蕎麦屋さん。 古民家を利用したドライブイン、といった感じのお店であります。 |
さて我々一家の注文は以下。 この店に来たのはとても久しぶりだけど、記憶よりもずいぶん美味しくなってました。 冷たい蕎麦は、やや緑色がかっていて、新蕎麦なのかな(蕎麦の旬とかそういうのを全く知らずに言ってます)。 細くてコシがあって、蕎麦専門で一人前1,000円とか取る店と遜色ありません。 かき揚げ丼は、エビがたくさん入っていてなかなかリッチなんだけど、 タレが染みちゃっているのかサクサク感が無いのが玉にキズでありました。
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Viloria Gran Reserva 2000 ビロリア グラン・レセルバ 2000 | Fernando Castro フェルナンド・カストロ | ![]() | |||||
Tinto 赤 | Valdepenas バルデペーニャス | Valdepenas (Espana) バルデペーニャス (スペイン) | |||||
\890 (単品価格 : 不明) | 2010/07/21 | ドラジェ | ドウシシャ | ||||
夕食も、次女(と一部は長女)のリクエストにお応えして、
タラコスパゲティにミニトマト、ほうれん草のバター炒め。
おっと夕食前には師範代実家から送られてきた松茸(アメリカ産)を頂きました。今年初松茸。
そしてワインは、「【送料無料】<第2弾>金賞ワイン3本セット!」、税送料込み3,150円の中からの最後の一本
(もうずいぶん前なんで、セットの中身は総入れ替えの模様)。
スペイン産の、特にバルデペーニャス産によくある、お手軽価格のグラン・レセルバで、
買値3桁相当なのにもう10年前の2000年産。 さて抜栓。コルクの裏はまだほとんど染みてなくて、瓶詰めされたのが最近か、あるいは立てて保存されていたか。 色は、10年も前のワインとは思えない健全な紫色。 裏ラベルには『オレンジがかったチェリーレッド』なんて書かれてますが、 その表現にはちょっと首をかしげざるを得ません。 香りは、スペインらしいヤニっぽいというか油粘土っぽい雰囲気に、 ボルドーみたいな濃い系の果実香があります。 口に含むと、ボルドーっぽさは更に増して、樽由来であろう木を焦がしたような甘煙たさが口腔内を支配します。 味わいは、それなりにボリュームがあって丸みもあるけど、 最初の口当たりは柔らかくスムーズ。渋酸甘のバランスもよろしゅうございます。 それなりにこなれていて熟成が効いていることはわかるけど、 まだまだ若いと言える味わいの出方で、若いもの好きの師範にはちょうど良い感じ。 これが1,000円以下で買えるのはなかなかお買い得であります。
ショップへのリンク:
【送料無料】<第2弾>金賞ワイン3本セット!(今はこのワインはありません)
76点 | 道場にて
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by 師範