稽古日誌:2026年10月

ナイアガラ・オン・ザ・レイクの街並み

あっという間に10月になりました。 なぜあっという間かというと、中ほどは北半球一周旅行に行っていたからです。 写真はその時に訪問した「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の街並み。一足早く紅葉が始まっておりました。

10月からビールの酒税が一本化されて、発泡酒や第3のビールも同じになるらしいですね。 仕組みはできるだけシンプルな方が良いから、こういう改正は歓迎です。 税金を下げるための材料や製法の工夫に投資するのではなく、 純粋に美味しいビールを安く造るために開発投資する業界になって欲しいと願っています。

一方で肝心のワイン、こちらは高くなる一方ですね。アルパカみたいな大衆銘柄もジワジワ上がっているみたい。 いつまで安ワインの定義を「3,000円以下」としていられるかが道場の懸念です。


12日(月)

47N Cabernet Sauvignon N.V. [Vinaria Bostavan]
名称47N Cabernet Sauvignon N.V.
47°N カベルネ・ソーヴィニョン N.V.
生産者Vinaria Bostavan
ヴィナリア・ボスタヴァン
価格769円
購入店ロピア 権太坂店

 本日の夕食は、ちょっと気張ってしゃぶしゃぶ。オーケーでちょっと良い肉を買ってきました。 一方、選んだワインは気張らずロピアで買ったモルドバの赤。 この造り手のワインは、昨年シャルドネ、 ピノ・ノワールと稽古して好印象だったので、このワインにも多少の期待を持って稽古いたします。

 色はかなりしっかりした紫色。シャルドネやピノが美味しい土地だとカベルネ・ソーヴィニョンには寒すぎるかと思ったけど、少なくとも色はしっかり乗っています。 香りもちゃんとカベルネ・ソーヴィニョンですね。濃いベリーの香り、ピーマンのような青さ、そして樽熟したっぽい香ばしさ。 この値段のワインとは思えない香りの充実具合です。 ただ、味わいはやっぱりスレンダーなんですよ。酸味はそれほど強くは無いのですが、渋味が固い感じで冷たい印象を受けます。 カベルネじゃなくてツヴァイゲルトみたいな雰囲気に感じます。

 香りは良いんだけどなぁ~味がなぁ~です。でも改めてスーパーで買える769円のワインだと思えば十分にアリです。 ロピア自社輸入のワインは強いですね。安ワイン者としては嬉しい限りです。

点数73点

11日(日)

Studio NOAH 都立大店 B Studio

本日はバンドの練習日だったのですが、dsのHr氏が欠席。 ドラムが無いと練習も締まらないよねぇ・・・とか考えていたら、ボーカルのK子さんが『スマホのアプリでドラムだけ抜き出せます』と。 それで、コピー元の音源や過去の自分たちの演奏からドラムだけを抜き出したトラックを作って、PA通してそれに合わせて練習しました。 いやー、凄い時代になりましたな。

午前中の練習だったし、この後予定がある人多数だったので、いつもの練習後の反省会は無しでした。

焼肉 cou cou 外観

昨日から長女が帰省してきているので、夕食は久しぶりに家族で焼肉。 前回8月に長女が帰省した際にも伺った、天王町の焼肉 cou couさん。 店の前にはテイクアウトやランチ営業の看板が出されていました。

焼肉 cou cou チョレギサラダ

このお店、「ホームページを見てお電話しました」と予約すると、 チョレギサラダがサービスされます。野菜はこれで十分ですわ。 だいたい忘れられていて言わないと出てこないのはご愛敬です。

焼肉 cou cou 瓶ビール

もちろん生ビールもありますが師範は瓶ビール派です。お値段は700円くらいだったかな? 銘柄はアサヒのスーパードライです。背に腹は代えられません。

焼肉 cou cou タン塩

最初のお肉はもちろんこちら。
・タン塩
ちょっと小さめですがちゃんと美味しいです。 ちなみに添えられたレモンは生肉に触れているので火であぶってから使う、が長女の流儀です。

焼肉 cou cou ハチノスとネギの和え物

前回好評だったこちらも注文。
・ハチノスとネギの和え物
焼肉屋はこういうのが美味いんだよな。内臓まで美味しく食べられるように生まれてきた牛さんには大変感謝しております。

焼肉 cou cou センマイ刺

こちらも前回と同様に。
・センマイ刺
奥に映っているタレ、長女がどっぷり漬けて使ったので後半足りなくなりましたが、快く追加して頂けました。

焼肉 cou cou 白ワイン

前回はボトルでワインを注文しましたが、今回はグラスで。
・白ワイン 700円
ワインのチョイスはフランス産(1,000円)とイタリア産(700円)があって、これはイタリア産です。 このお店で白を注文したのは初めてでしたが、良くも悪くも普通の白でした。 量が多めなのはナイス、品種はトレッビアーノかな?68点くらいです。

焼肉 cou cou カルビとハラミ

肉、いきます!
・黒毛和牛カルビ(左)とハラミ(右)
今回はカルビの方が好印象でした。高級な「上カルビ」とかにするとサシが入り過ぎて脂に負けるので、 安い方が好きです。

焼肉 cou cou ホルモン3種盛

内臓もいっちゃいます。
・ホルモン三種盛り合わせ:レバー(左)、上ホルモン(右手前)、上ミノ(右奥)
師範家では、全員同じものを同じタイミングで食す「シンクロナイズド焼肉」手法を採っているわけですが、 今回肉乗せ役を買って出た師範は、ホルモンとミノが外観ではわからず数を間違えるという失態を演じました。 やっぱり老いては子に従え、です。

焼肉 cou cou 赤ワイン

もちろんこちらも頂いております。
・赤ワイン 700円
赤もフランスとイタリアのチョイスがありましたが、フランスのは前回ボトルで注文しています。 白同様、こちらも可もなく不可も無くなワインでした。品種はモンテプルチアーノかな?69点くらいです。

焼肉 cou cou カルビクッパ

〆のご飯ものがこちら。
・カルビ麺
ゴロっと大きいカルビが入っているのが好印象です。おごちそうさまでした。

焼肉 cou cou 店内の壁

この他にホルモンとカルビを単品で追加して、お会計は16,330円。 いつもより注文数が少なかったからか、ちょっとお安めでした。

このお店、壁に貼られた絵なんかを見ても、フランスっぽさがあるんですよね。 であれば、出来ればワインの種類を増やして頂けると師範が喜びます。


10日(土)

Bar TOZAI in NZ Bar 外観

本日は、奈良のワインショップ「デシカ」 (昨年訪問しました)のえいじさんが東京で出張営業、 3日間限りのワインバーを開店するというので伺いました。 イベントのタイトルはBar TOZAI、店は東大前のNZ Bar Wine Shopというところ。 カウンターのみの飲食スペースと、奥にワインセラーがあります。

Bar TOZAI in NZ Bar 店内

開店時間の午後2時に入店、 カウンターの上には、本日提供される赤ワインが並んでいます。 泡や白ワインは冷蔵庫に入れられています。全部で40種類くらいありました。 こんなにあると、もちろん全種類制覇は諦めざるを得ませんね(当たり前)

Akakies Sparkling Xinomavro 2024 [Kir-Yianni]
名称Akakies Sparkling Xinomavro 2024
アカキーズ スパークリング クシノマヴロ 2024
生産者Kir-Yianni
キリ・ヤーニ
価格1,500円 (Glass)
購入店Bar Tozai

 基本的に、珍しい地方や飲んだことの無い物から稽古することにしました。 最初に頂いたのは、ギリシャのロゼ・スパークリング。品種はクシノマヴロです。 赤ワインだとギシギシにタンニンがあるワインですが、スパークリングと稽古するのは初めてです。

 外観は、写真のようにやや濃いめのオレンジ・ピンク。シャルマー方式らしく、泡はやや少なめに感じます。 香りには明確に黒ブドウの雰囲気、ベリーの香りがあります。味わいは、スパークリングとしてはやや甘め、ドゥミ・セックくらいでしょうか。 酸味より旨味が主体に感じられます。

 赤の雰囲気がしっかりと存在する、濃いスパークリングですね。 渋味も残っているかと思いましたが、それは感じられませんでした。 食前酒に良さそうです。1杯目に選んだのは正解でした。

点数78点
Bar TOZAI in NZ Bar 乾杯

ご一緒したあいさん &ayucowさんと乾杯。 お二人以外にも、jinichiさん&aikoさんペアにもお会い出来ました。 全体でお客さんは10人くらい、ほぼ満席(立ち飲みですが)状態でした。

Gritsch Steintrrassen Riesling 2023 [Gritsch]
名称Gritsch "Steintrrassen" Riesling 2023
グリッチ "シュタインテラッセン" リースリング 2023
生産者Gritsch
グリッチ
価格1,500円 (Glass)
購入店Bar Tozai

 前日の金曜に訪問した人たちの話によれば、リースリングのゼクトが絶品だったとのこと。 ところが残念ながらその銘柄は初日でsold outでした。 でも師範は既にリースリングの口になっちゃっていたので、 スティルですがオーストリアのリースリングをお願いしました。

 外観は特に濃くなく薄くなく、普通に白ワインの色です。 香りはとてもボリュームがあって、カサブランカのような華やか&白い花の香りがしっかり感じられます。 ぺトロール香もちょっとだけありました。 味わいは、ちょうどいい甘さとカッチリした旨味。甘さがあるのにアルコール度数は13%と低くないので、飲みごたえを感じます。

 ドイツやオーストリアのリースリングって、華やかだけど薄いワインが多い印象がありますが、 これは華やかで濃いワインでした。とても好印象だったので皆さんにもお薦めしたところ大評判でしたよ。

点数84点
Gusbourne English Rose 2025 [Gusbourne]
名称Gusbourne English Rosé 2025
ガズボーン イングリッシュ・ロゼ 2025
生産者Gusbourne
ガズボーン
価格1,500円 (Glass)
購入店Bar Tozai

 「珍しいワイン」という意味ではこれが特に珍しいですね。 なんと、イングリッシュ・スパークリングの造り手「ガズボーン」が造るスティルのロゼです。 品種はピノ・ノワール100%、カウンターに立たれているいくみさんがハンドキャリーされたワインとのことです。

 色は薄めのサーモンピンク、香りにはなるほどピノ・ノワールの気配が残っていて、赤系果実の雰囲気を感じます。 味わいは甘さ控えめ、でもドライ過ぎない感じ。スイスイと水のように飲めてしまうロゼです。

 特に「英国産だから」という特徴的な何かは感じませんでしたが、普通に良く出来たロゼだと思います。 とにかく、道場掲載本数10,900本を超える中で、初めての英国産スティル・ワイン、それだけで価値がありました。

点数77点
Bar TOZAI in NZ Bar チーズ(切る前)

えいじさんが奈良から素晴らしいチーズを連れてきてくれました。 ・マンステール(左)
・コンテ18ヵ月(上)
・フルムダンベール(右)
・シャウルス(右奥)
・クロタン・ド・シャヴィニョル(一番奥)
奈良にある「農と発酵 ZENというお店のチーズだそうです。

Bar TOZAI in NZ Bar チーズ盛り合わせ

あいさんとayucowさんと師範、3人分に切り分けて貰いました。これで2,000円だったかな?大サービスだと思います。

良く『ワインとチーズは合わない』という方がいます。 確かに、ウォッシュやブルーのような香りの強いチーズは合わせるワインを選ぶし、合わせるのが難しいとも感じます。 でも、その難しさも含め楽しいと思うんですよ。コンテなんかは万能選手ですね。ハード系は無難だと思います。

Huber Spatburgunder H 2022 [Bernhard Huber]
名称Huber Spätburgunder "H" 2022
フーバー シュペートブルグンダー "ハー" 2022
生産者Bernhard Huber
ベルンハルト・フーバー
価格2,000円 (Glass)
購入店Bar Tozai

 カウンターで、ひときわ存在感を放つマグナム・ボトルのワインがあるんですよ。 ドイツの造り手ベルンハルト・フーバーのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、それも本人のサイン入りです。 説明によれば、「ドイツの銘醸フーバーが日本のために特別に瓶詰する特級畑のシュペートブルグンダー」とのこと。 いっちゃいましょう!

 色は、シュペートブルグンダーとしてはかなり濃いめの赤紫色。昔はドイツのピノは「ロゼか?」ってのも多かったんですが、 やはり地球温暖化の影響があるんですかね? 香りは、師範レベルでは高級ブルゴーニュと見分けがつきません。チェリーやプラム、それに軽くビスケットの香ばしさが華やかに香ります。 味わいも、甘さがありつつ酸味しっかりでタイトな印象。冷涼な地域のピノ・ノワールを丁寧に仕込んだ感じがします。

 これは美味しいピノですね。師範的に本日のNo.1はこれでした。 「まるでジュヴレ・シャンベルタンの1級畑ですよ!」などと言って同席した方やツイッターでもお薦めしましたが、 一部ご賛同頂けた方もいたようでなによりです。

点数89点
Bar TOZAI in NZ Bar えいじさん

こちらがえいじさんでございます。 以前インポーターで勤務され、その後シャトーラフィット公式アンバサダーにご就任、WSET Diplomaを取得されているという凄い方です。 なのに偉そうな感じは一切無くて、説明もとても丁寧。何も知らないのに偉そうな師範とは大違いです。

Collines de L'IF 2019 [Thienpont Mondotte]
名称Collines de L'IF 2019
コリーヌ・ド・リフ 2019
生産者Thienpont Mondotte
ティエンポン・モンドット
価格1,500円 (Glass)
購入店Bar Tozai

 「Bar TOZAI」でのラストの1本は、濃い赤が飲みたくてこちらを選びました。 えいじさんが選ぶボルドーのワインは間違いがありませんからね。 ちなみに、ayucowさんが先に飲まれていたので印象を聞いたところ『うーん、ボルドーって感じ』だそう。 なるほど良くわかりました(わかりません!)

 外観は向こうが見えないくらいに濃くて深みのある紫色です。 香りは、ドライプルーンのような果実の香りがしっかりしていて、樽の香ばしさもきっちりあります。 まさに「モダン・ボルドー」な香りです。 味わいも、噛めるほどにしっかり感があります(実際は噛めませんが)。2019年、若いワインが好きな師範にはちょうど良い熟成感でした。

 とてもボルドーらしい、丸々と太ったあんこ型の力士が想像されるようなワインでした。 この雰囲気はきっとミシェル・ロラン氏の影響を受けているのではないかと思ってえいじさんに聞いたところ、 『関わりはありません』とのこと。下手の考え休むに似たりです。

点数83点
Bar TOZAI in NZ Bar いくみさん

写真左は、えいじさんのサポートをされていたIku_wine(いくみ)さん。 いくみさんもWSET Diplomaの資格をお持ちです。本日はいろいろとお気遣い頂きありがとうございました!

お会計は、グラスワインの値段を単純合計した8,000円(+チーズ代を割り勘)。 どのワインもとてもクオリティが高く、大満足致しました。第二弾があればまたお伺いしたいと思います!

ワインステーション+ 看板

東大前のNZ Bar Wine Shopを出たのが午後4時過ぎ。日も高いしまだいけるよね~ということで、 あいさん&ayucowさんと3人で向かったのが豪徳寺の「ワインステーション+」さん。 早い時間から開いているワインバーって意外と少ないんですよね。こういう時助かります。

お店の入口の看板が新しくなっていました。あいさん曰く『生成AIで作ったみたいな感じ』とのこと。確かに言われてみればそんな感じ。

ワインステーション+ 店内

店内には、先客がカウンターに二人いらっしゃいました。 この日は「ピノタージュ・デー」とのことで、駅長 おすすめのピノタージュが5種類開いています。 ぼちぼち稽古して参ると致しましょう。

Veuve Olivier & Fils Brut Carte d'Or N.V. [Veuve Olivier & Fils]
名称Veuve Olivier & Fils Brut "Carte d'Or" N.V.
ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス ブリュット "カルト・ドール" N.V.
生産者Veuve Olivier & Fils
ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス
価格1,700円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 ピノタージュと稽古する前に、まずは最初にシャンパーニュを頂きました。 このワイン、最近見たよなぁと思ったら、6月にデゴルジュマンで稽古していますね。 あの時はグラスで1,100円というお値段でした。 このお店にもあるということは、インポーターからお得な値段でのオファーがあったのかな?などと想像しちゃいます。

 色は結構しっかりめのレモン色、開いてから長いのか、泡は少なめでした。 香りは、柑橘系の香りがメインながらブラン・ド・ノワールらしいベリー感もあります。 味わいはやや甘めに感じました。ムニエ主体のシャンパーニュはこういう味わいのものが多い印象があります。

 やっぱシャンパーニュしか勝たん、って感じで安定の美味しさでした。 でも高くなったよなぁ、シャンパーニュ。 「昔は良かったオジサン」にはなりたくないのですが、そろそろ1杯2,000円の時代がくるんですかね~。 そうなると「シャンパーニュしか勝たん」なんて言ってられなくなりますね。

点数80点
ワインステーション+ 乾杯

師範とあいさんはシャンパーニュで、ayucowさんはピノタージュで乾杯。本日はお付き合い頂きありがとうございました!

Christina Trousseau Pinotage 2020 [Van Loveren]
名称Christina Trousseau Pinotage 2020
クリスティーナ・トルソー ピノタージュ 2020
生産者Van Loveren
ヴァン・ロヴェレン
価格1,150円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 それではピノタージュとの稽古を始めさせて頂きます。 リストに書かれたピノタージュは5種類。70mlで1杯1,050円~1,700円。全て稽古すると6,650円。 「全種類だと5,500円」みたいな選択肢があればきっとそれにしたでしょうね。

 そんなリストから選んだ1杯目がこちら。2番目に安かったヴァン・ロヴェレンが造るピノタージュ。 説明には「フレンチオークの新樽20ヵ月熟成」と書かれていました。

 色は、しっかりと濃い紫色。外観からはこの品種の片親であるピノ・ノワールの要素は感じられません。 香りは、めっちゃ樽、まるでコーヒーです。ピノタージュって、たまにこういう強めにローストした樽で仕上げることがありますよね、 これはそういうやつです。味わいにもコーヒーみたいな甘苦さがありました。

 樽香は嫌いじゃないんですが、これはちょっとToo Muchかなぁ。 南アのワインによくある焼けたゴム感も多少あったりして、 なるほど南アのピノタージュのある種典型的な姿という感じはしました。

点数76点
ワインステーション+ アナゴ

仲良し3人組、ここでも料理をシェアしました。ayucowさんが注文されたのがこちら。
・穴子のコンフィ 1,280円
ワインバーだけどちゃんとした料理が食べられるのは、 助役のマキさんのおかげだと思います。

Concrete & Clay Chardonnay 2024 [Jasper Raats]
名称Concrete & Clay Chardonnay 2024
コンクリート & クレイ 2024
生産者Jasper Raats
ジャスパー・ラーツ
価格1,400円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 ピノタージュは一旦脇に置いといて、白が飲みたくなりました。 駅長に「手頃で良い感じの白を」とお願いしたら、『ではブラインドで出しましょう。絶対当たらないと思います。』とのこと。 試されるなぁ。でも師範の場合「当たらない」から良いんです。当たる師範はキャラじゃないと思います。

 そんな言い訳をしながらテイスティング。 外観にはなんの特徴もありません。そもそも白ワインの色ってだいたい同じよね。 香りは・・・なんというか普通に白ワインの香りがします。少なくともソーヴィニョン・ブランじゃない、 リースリングでもない、ゲヴェルツでは全くない。 こういう没個性な香りはシャルドネかシュナン・ブランなんですが、 南アフリカのお店なのでここは「シュナン・ブラン!」でファイナルアンサーです。

 答えは、シャルドネでした。全く樽熟していないシャルドネとのこと。 シャルドネって、「個性が無いのが個性」な品種、ゆえに醸造法が強くワインに反映する品種ですよね。 当たらなくて当たり前です。個人的にシャルドネは多少樽があった方が好きなのですが、これも悪くないと思いました。

点数79点
Kanonkop Pinotage 2023 [Kanonkop]
名称Kanonkop Pinotage 2023
カノンコップ ピノタージュ 2023
生産者Kanonkop
カノンコップ
価格1,250円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 またピノタージュとの稽古に戻ります。 選んだのは、ピノタージュと言えばカノンコップです。 過去にも2011年産や2006年産と稽古していて、 いずれも80点以上をマークしています。 ayucowさん曰く『自分がピノタージュの基本だと考えているワイン』だそうです。 そういう基準があるのは羨ましいっすね。

 外観は、1つ前のヴァン・ロヴェレンのピノタージュよりも更に濃い紫色。外観だけならボルドーですね。 香りは、たっぷりのベリー香とたっぷりの樽香。間違いない香りです。 味わいは、まだ多少若いのか固さが残っている感じはしますが、ポテンシャルの高さは十分に感じられる味わいです。

 やっぱりカノンコップはハズさないですね。 ちなみにこの造り手のフラッグシップ「ポール・サウァー」の2015年産、 ティム・アトキンMWが100点を付けたワインが道場のセラーに寝ています。そろそろ開け時かなぁ。

点数81点
ワインステーション+ カレー

このお店はカレーが美味いのです。
・たっぷりきのこのキーマカレー 1,380円(写真)
はい、美味いです。パスティマライスのさらさら感も良いですね。

もっと美味しかったのは、あいさんが注文されたこちら。
・金山かぼちゃとイベリコ豚ベーコンのラザニア 1,480円(写真無し)
1個2,000円とかする高級なかぼちゃが使われているとのこと。残念ながら写真を撮り忘れています。

Terre Nere Etna Rosso 2022 [Terre Nere]
名称Terre Nere Etna Rosso 2022
テッレ・ネーレ エトナ・ロッソ 2022
生産者Terre Nere
テッレ・ネーレ
価格1,600円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 この日の10杯目、このあたりからなぜそれを注文したのかあまり覚えが無かったりします。 このワインはイタリアはシチリア島の赤、 「イタ屑勢」であるayucowさんが頼んだからそれに合わせたのかな?と思ったけど、ayucowさんは これ飲んでないですね。 うーん、謎だ。

 なぜ注文したかは覚えてないけど、メモはちゃんと残っています。師範エライ!それによれば、
「色は明るめ。香りはグルナッシュやシラーみたいな南仏っぽさがある。味わいは甘さしっかり、渋味もカッチリ。」
らしいです。

 文面と書いた点数からするとかなり好印象だったみたいです。シチリアといえば安ワインの産地というイメージがあるのですが、 このワインはグラスで1,600円、結構良いお値段するんですね。それだけの価値はあったような気がしています。

点数82点
Soave Superiore Classico Bucciato 2021 [Ca' Rugate]
名称Soave Superiore Classico "Bucciato" 2021
ソアヴェ・スペリオーレ・クラッシコ "ブッチャート" 2021
生産者Ca' Rugate
カ・ルガーテ
価格1,350円 (Glass)
購入店ワインステーション+

 最後のワインがこちら。駅長曰く『ソアヴェのオレンジワインなんて珍しいでしょ?』とのことだったと思います。 オレンジワイン、自分じゃ買わないんだよなぁ。なんだか自然派のイメージがあるじゃないですか。 全てのオレンジワインそうだとは言いませんが、自然派はちゃんと選ばないとハズレがあるので、自然と避けています。

 これも、あまり覚えていませんがメモが残っています。ホント師範エライぞ!
「色は軽い琥珀色。香りに自然派感アリ。味わいには渋味があって固い印象」
だそうです。

 やっぱり師範はオレンジワインや自然派ワインに対する解像度が低いのです。 美味しいとは思うんですよ、でも全部同じに感じてしまいます。 これがソアヴェと言われても絶対わからないですね。

点数77点
ワインステーション+ ワイン

写真のタイムスタンプを見ると、2時間半くらい居たみたいですね。 「ピノタージュ・デー」でしたが、果たして評判はどうだったんですかね?ちょっと気になります。

お会計は、グラスワイン6杯とカレーで10,130円でした。またフラッと伺いたいと思います。


9日(金)

Botijo Blanco Garnacha Blanca 2023 [Bodegas Frontonio]
名称Botijo Blanco Garnacha Blanca 2023
ボティホ・ブランコ ガルナッチャ・ブランカ 2023
生産者Bodegas Frontonio
ボデガス・フロントニオ
価格1,439円 (単品価格:2,662円)
購入店ワインショップソムリエ

 本日の夕食は、鶏手羽中の唐揚げ、茄子とピーマンの揚げびたし、風呂吹き大根。 ワインは、ワインショップソムリエの「当店ソムリエが選んだ“ちょっといい”赤白泡ワイン8本セット」、送料込み12,100円から。 品種はガルナッチャ・ブランカ85%/マカベオ15%とのこと。 生産地はアラゴンらしいので、バルセロナとサン・セバスチャンの間くらいの位置ですね。 楽しかったスペインを思い出しながら稽古します。

 外観は、結構濃い感じで照りのあるレモン色。 香りは、ボリュームしっかり、柑橘系のシュッとした香りに加えて、香ばしさを感じます。 この香ばしさは樽由来かと思ったけど、樽熟成していないみたいなんですね。 シュール・リー3ヵ月の後、コンクリートタンクで1年熟成とのこと。香ばしさの由来は種なのかな? 味わいも、旨味たっぷりで酸味はそこそこ、バランスが良くて「これって高級ワイン?」と見まがう感じです。

 香り華やか、味わいの押し出しも強く、これは美味しい白ワインです。 このショップで買った今回のセット、いままでグッと来るものが少なかったのですが、これはアタリです。 ガルナッチャ・ブランカのポテンシャルが感じられました。


 小瓶保存した3日後再稽古。 香りがちょっと弱くなって、ちょっとゴムっぽさは出て来ましたが、全体的な建付けは抜栓当日の印象が保存されています。 ガルナッチャ・ブランカ、美味しい品種として脳内インプットしました。

点数82点

【ショップへのリンク】
2,000円以下で80点を超えたのでリンクを貼ります。 これ1本のために買うかと言われれば微妙ですが、セットとかに入っていたらラッキーですよ。


8日(木)

じぶんどき 外観

来週の土曜、師範が入社した時の職場の同窓会を企画しております。 本日は、その会の幹事役を務める同期のメンバーが集まっての企画会議、というか飲みニケーション・・・って古いな。

お店は、同窓会を開く会場と同じじぶんどき 品川港南口店というお店。第一興商系列のお店ですね。 「カラオケ BIG ECHO」と同じビルに入っています。

じぶんどき テーブル

今回招集をかけたのは師範で、参加者はOt、Is、My、Km。 当初3人で予約したのですが、後から2人追加で5人になりました。 お店の方には『4人席なので窮屈になりますが・・・』と言われましたが、ロケハン目的なので他の店に変えるわけもいかず、 「大丈夫です」と回答しました。そちらがこの席、確かに窮屈です。

じぶんどき 乾杯

注文したのは、コース料理のお手並み拝見と言うことで、一番安かった飲み放題込みで4,300円のコース。 まずは生ビールで乾杯しました。めっちゃ白飛びしてますね、どうでも良いですけど。

じぶんどき 前菜

最初の料理がこちら。
【前菜】本日のおまかせおばんざい3種
【刺身】鰹のタタキと真鯛の松皮造り
量はちょっとずつで、とりわけ美味いわけじゃないですけど、こうやって小さな小鉢を並べられると、 なんとなく高級感がありますよ。

じぶんどき 瓶ビール

ビール、追加注文からはアサヒ スーパードライ 小瓶です。 珍しいっすよね、飲み放題で小瓶のビール。自分のペースで飲めるし、中身は確かにビールだと確信できるので、 これはちょっと良いかもです。

じぶんどき 秋刀魚と秋野菜の天婦羅

料理は、大皿で出されて取り分けるスタイルです。
【揚物】秋刀魚と秋野菜の天婦羅
天種は秋刀魚とイカとレンコン、大葉だったかな?さすがに「揚げたて」ってわけにはいきませんが、 3種類の塩が用意されていて、まずまず美味しゅうございました。

じぶんどき 白ワイン

飲み放題、結構内容豊富です。特に、焼酎が飲み放題でもボトルで頼めるのが良いっすね。 ワインもそうだと良かったのですが、あいにくカラフェまででした。リストに書かれた内容を信じると、中身はこちらです。
・JP Chenet (Blanc)
「単独ブランドとしてのフランスワイン販売量世界No.1」のJPシェネですね。 簡単なパックなんかでも売られています。あまりにメジャーなので道場では稽古記録が無いのですが、 これが意外とまともなんですよ。ちゃんと香りがありますし、味わいのバランスも悪くないです。 多分、これまで経験した居酒屋ワインの中ではトップクラスだと思います。75点献上します。

あと、このお店がワイン用のグラスが立派です。これが印象を押し上げている可能性も大です。 このカラフェを5人で2回注文しました。

じぶんどき 若鶏の香味焼き

これがメインの料理かな?
【焼物】若鶏の香味焼き からしクリームソース
鶏モモ肉の炙り焼きに山芋や銀杏が添えられていて、秋らしい一皿です。 木製の器も良いですね。なんとなく料亭っぽいですよ・・・って料亭なんて久しく行ってませんけどね。

じぶんどき 赤ワイン

赤ワインも同じ銘柄です。
・JP Chenet (Rouge)
同期のOが『普段飲んでいるワインより美味くて悔しい』と言ってました。 白同様に赤もちゃんとワインらしい香りと味わいがあります。 南仏らしい野暮ったさもあったりしますが、それは別に居酒屋ワインじゃなくてもありますからね。73点くらいでしょうか。 同窓会では自信を持って皆さんに「ワイン、悪くないですよ!」と言えることを確信しました。

じぶんどき 焼きサーモンと3種きのこの土鍋ごはん

〆のご飯がこちら。
【お食事】焼きサーモンと3種きのこの土鍋ごはん
このあとデザートが出されて2時間のコースが終了。

このコース、飲み放題込みで4,300円とお安いこともあって、全体に量は少なめです。 ただ、料理の味としては悪くない気がしました。同窓会も爺婆集団なので、これで十分だと思います。

ではまた来週お会いしましょう。


7日(水)

Discover Italia Pino Nero Trevenezie 2023 [Terre Cevico]
名称Discover Italia Pino Nero Trevenezie 2023
ディスカヴァー・イタリア ピノ・ネロ トレヴェネツィエ 2023
生産者Terre Cevico
テッレ・チェヴィコ
価格1,159円 (単品価格:1,683円)
購入店うきうきワインの玉手箱

 昨日、次女がオハイオ州デイトンから無事に帰って参りました。また3人の食卓に戻ります。 夕食は酢豚。手が掛かる家庭料理の代名詞ですね。師範代サンキュー。

 合わせたワインは、うきうきワインの「世界のピノ・ノワール (5カ国) 飲み比べ5本赤ワインセット」からの最後の1本で、イタリアのピノ・ネロ。 いかにもお土産ワインっぽい外観で、実際昨年稽古したルビコーネは全くイケてなかったのですが、 セットに入っていたので仕方ありません。濃い目の味の料理に合わせることで対応しました。

 外観は、ピノ・ノワールとしてはやや濃いめに感じられる赤紫色。ピノ・ネロだとこんな感じかもです。 香りは、熟していない赤系果実のフルーツと、革っぽい感じがそれなりに香ります。ボリュームはあるけど、正直安ワインです!って香りです。 味わいは・・・軽いのね。そもそもこの品種は軽めだけど、そんな一般的な想像を遥かに凌駕する軽さです。

 えーっと、正直に言わせてもらって、このラベルでこの内容のワインを輸入してくる意図がわかりません。 モンテ物産さん、イタリアワインではとても強いラインナップをお持ちだと思いますが、抱き合わせで買わされたのかな? などと邪推してしまうワインでした。


 小瓶保存した翌々日再稽古。 グラスに注いだら、いきなりピノらしい華やかさが香ります。 味わいも決して軽すぎるってことはなく、ピノらしい味わい。 ごめんゴメン御免、君は開けてすぐは能力発揮しないタイプだったのね。 異例の+4点を追加いたします。

点数68(+4)点

4日(日)

勝沼バス旅 2026

この日は飲み友だちのみなさんと一緒に、「大人の遠足 "カブのコネで行く" 山梨ワイナリーツアー」に参加しました。 結構真面目にレポート書いています。面白おかしくは無いのですが、日本ワインの現状もちょっとわかると思いますので、 興味のある方はご覧になって頂ければ幸いです。

勝沼バス旅 2026


3日(土)

サイゼリヤ 亀戸北口店 入口

前回デゴルジュマンを訪問した時のようすをツイートしたら、 『私も行きたい!』という方がいらっしゃいましたので、また仲間を募って伺いました。

「すきっ腹にデゴは身体と財布に良くない」と言われております(自分調べ)ので、 お店に伺う前にサイゼリヤ 亀戸北口店でウォーミングアップ。 毎度このコースが定番となっております。

サイゼリヤ 亀戸北口店 乾杯

サイゼの0次会から参加したのは下記の皆さんです。
・ななさん(デゴ初訪問)
・たべもえさん
・MAMIさん
・安ワイン道場師範
シャンパーニュを頂く前に、まずは安スパークリングで舌を慣らしておきます。 『そんなことする意味はあるのか?』と疑問を呈される方もおられましたが。

Don Raffaele Pinot Chardonnay Gran Cuvee N.V. [Cantina di Costigliole]
名称Don Raffaele Pinot Chardonnay "Gran Cuvée" N.V.
ドン・ラファエル ピノ シャルドネ "グラン・キュヴェ" N.V.
生産者Cantina di Costigliole
カンティーナ・ディ・コスティリオーレ
価格1,100円 (お店価格)
購入店サイゼリヤ 亀戸北口店

 以前はスパークリングも複数種類選べたサイゼですが、今はドン・ラファエル1種類になってしまいました。 そしてこの銘柄、最近ラベルが変わったみたいですね。 ラベル以外にも、銘柄に"Cuvée Speciale"と書かれていたものが"Gran Cuvée"に、 造り手も"Casa Vinicola Morando"から"Cantina di Costigliole"に変わっています。 どうやら中身が変わったようです。 ちなみに、"Pinot Chardonnay"と書かれていると品種はピノ・ノワールとシャルドネだと思っちゃいますが、 実際はピノ・ブランとシャルドネみたいですね。

 な~んて「サイゼおたく」っぷりを発揮するのはこれくらいにして、ワインの感想を。 色はグラス(というかプラカップ)が曇っているのとサイゼの照明は色が取りづらいこともあって良く分かりません。 サイゼのグラスと照明、もう少しなんとかなりませんかね? 香りは、ほぼ無臭です。味わいは以前より甘めになったような気がしました。

 1本1,100円というお値段は大変魅力的ですが、スパークリング・ワインとしてはぎりぎり合格点、といったところでしょうか? やっぱり香りがほとんどしないのは寂しいっすね。グラス(というかプラカップ)のせいもあると思いますが。

点数70点
サイゼリヤ 亀戸北口店 前菜

前菜は下記でございます。
・柔らか青豆の温サラダ 200円
・野菜ときのこのピザ 400円
・モッツァレラのカプレーゼ 430円
・イタリアンプリン 250円(写真無し)
「野菜ときのこのピザ」、初めて食べましたが美味しいっすね。いつもマルゲリータばかり食べてました。 人生、冒険心を失ってはいけません。

サイゼリヤ 亀戸北口店 赤ワイン

4人で750mlの泡なんてすぐに蒸発しますので、赤ワインを追加しました。
・赤デカンタ大 400円
500mlで400円ですからねぇ、さすがにこれだけあればウォーミングアップとしては十分なわけですよ。 飲むタイミングで印象が変わるサイゼのハウスワインですが、本日の赤はモンテプルチアーノ種らしい、明るくて軽い感じの赤でした。

サイゼリヤ 亀戸北口店 メイン

メインはこちらです・・・ってサイゼに前菜もメインもないわけですが。
・ミートソース・ボロニア風 400円
・ミラノ風ドリア 300円
なにがボロニア風でどこがミラノ風なのかは議論の余地があるとは思いますが、普通に美味しいです。

大人4人が結構お腹も肝臓も見たされる量を飲み食いして、お会計は3,480円、一人1,000円以下ですからね。 これだからゼロ次会はサイゼ一択なわけであります。

デゴルジュマン カウンター

ウォーミングアップを済ませ、意気揚々とシャンパーニュスタンド デゴルジュマンへ伺います。 予約は午後6時、いつもは大抵その時間でも1人2人の先客がいらっしゃったりするのですが、この日は師範らが一番乗りでした。

デゴルジュマン 乾杯

それでは、用意して頂いたボトルのシャンパーニュで乾杯!まだこの時点では4人です。その後ちょっと遅れて
・鉄アレンさん
も到着、今回参加の5名が揃いました。

Pierre Peters Cuvee de Reserve Grand Cru Blanc de Blancs Brut N.V. [Pierre Peters]
名称Pierre Péters "Cuvée de Réserve" Grand Cru Blanc de Blancs Brut N.V.
ピエール・ペテルス "キュヴェ・ド・レゼルヴ" グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V.
生産者Pierre Péters
ピエール・ペテルス
価格12,000円 (お店価格)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 基本的に、こちらのお店に伺う時は、個別会計でお願いしています。 だってみんなそれぞれ飲みたいもの/食べたいものがあるからね。 でも、乾杯くらいは同じものを味わいたい、という個人的な希望があり、 最初の1本は「良い感じのをお願いします」という雑な注文を聞いて頂きボトルで出して貰うことにしています。

 今回出して頂いたのは、ピエール・ペテルスという造り手のシャンパーニュ。 グラン・クリュ格付け畑のシャルドネ100%のブラン・ド・ブランです。

 外観は薄めのレモン色、この色だけで「ブラン・ド・ブランですね」とあてずっぽうに言ったら当たりました。 香りは、フレッシュな柑橘系の香りと、クロワッサンのような香ばしさが良い感じの比率で感じられます。 味わいは思いのほかまろやか。若い(N.V.の)ブラン・ド・ブランって、険しいくらいに酸が尖ったものもあるのですが、 このワインは結構カドが取れていて柔らかい味わいです。

 美味いなぁ、このシャンパーニュ。もう師範はこれで十分ですよ。 大将にはわざわざこのワインの解説が書かれたプリントを頂いたのですが、そこに書かれた参考価格は9,600円(税別)。 結構良いお値段するんですね。それをまだ手の出る価格で出して頂き大感謝です。

点数84点
デゴルジュマン シャンピニオンのテリーヌとシャンパーニュ

合わせた料理は!いつもこれ、です。
・シャンピニオンのテリーヌ 900円
茸の香りがプチ熟成感のあるシャンパーニュにぴったり合いますし、 テリーヌなのでチビチビ食べていれば無限に持ちます。 ってかこの日は料理、これだけしか頼みませんでした。単価の低い客でスミマセン。

Chinchilla Grand Cru Blanc de Blancs Brut N.V. [Chinchilla Pere & Fils]
名称Chinchilla Grand Cru Blanc de Blancs Brut N.V.
シャンシーラ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V.
生産者Chinchilla Père & Fils
シャンシーラ・ペール・エ・フィス
価格1,200円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 乾杯用のシャンパーニュは、一人2杯ずつくらいあったと思います。 結構それでシャンパーニュ欲は満たされたのですが、せっかくなのでもう1杯ということで、 「本日のサービス 1,200円」と書かれたこのシャンパーニュを頂きました。 初めて稽古する銘柄のような気がしておりましたが、調べたら3年前にも稽古しておりました。

 こちらもブラン・ド・ブランなので、色合いは薄めのレモン色です。 香りは、前のピエール・ペテルスと比べるとややシンプル、香ばしさが控えめに感じします。 味わいは、ピエール・ペテルス同様しっかりしているのですが、こちらの方がやや甘めですかね?酸が少なめなのかも知れません。

 こちらも美味しいシャンパーニュではあります。 でも、軍配はやはりピエール・ペテルスですね・・・とか言いながら、 ブラインドで出されたらどっちがどっちか全く分からない自信はあります。

点数80点
Macon-Villages Au Poirier Chanin 2020 [Dom. Pierre Boisson]
名称Mâcon-Villages "Au Poirier Chanin" 2020
マコン・ヴィラージュ "オー・ポワリエ・シャナン" 2020
生産者Dom. Pierre Boisson
ドメーヌ・ピエール・ボワッソン
価格1,500円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 シャンパーニュ欲はしっかり満たされたので、スティルワインに移行します。 この日は1杯1,000円台で良さげなブルゴーニュが揃っておりました。 まず白から頂くことにして、注文したのはピエール・ボワッソンのマコン・ヴィラージュ。 「庶民のムルソー」と言われているとかいないとか、という銘柄のようです。

 外観は、結構しっかりめで濃いレモン色に感じます。 香りは、でました!ムルソーらしいムンムンとした蜜とカラメルの香り。 味わいは、香りの印象に反してカチッとした酸とミネラルを感じます。 暑い年2020年を反映してか、どことなく残り香に焼けたニュアンスを感じる点は評価が分かれそうです。

 ムルソーなんてなかなか手が出なくなった昨今、マコンは有力な選択肢ですね。 ただ、暑い年だと過熟した感じにもなりそうで、ヴィンテージと造り手を選ぶ必要がありそうです・・・ などと、わかったようなことを書いております。

点数81点
Bourgogne-Cote d'Or 2023 [Maison Philippe Charlopin]
名称Bourgogne-Côte d'Or 2023
ブルゴーニュ・コート・ドール 2023
生産者Maison Philippe Charlopin
メゾン・フィリップ・シャルロパン
価格1,800円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 手の出るクラスのブルゴーニュから、次は赤を頂きます。 大好きな(大好きだった)造り手フィリップ・シャルロパンのブルゴーニュ・コート・ドールです。 この造り手も高くなっちゃいましたよね~。 15年前は特級のクロ・ヴージョでも10,000円以下だったんですよ・・・ などというと「昔は良かったオジサン」と言われそうなのでやめておきます。

 色は薄めでキレイに澄んだ赤紫色。ブルゴーニュらしい、そしてこのクラスらしい外観です。 香りは、プラムや木イチゴの香りがパーッ!と、とまではいきませんが、フワーっとくらいは香ります。 味わいはとてもバランスが良いですね。濃くなく強くなく、かといって弱くもない絶妙なバランスです。

 「これぞ名手の裾物ブルゴーニュ」という印象を受けました。 こういうワインが3,000円くらいで買えた時代が懐かしいです・・・ってまた「昔は良かったオジサン」になってますな。いかんいかん。

点数82点
デゴルジュマン 出前のタコス

このお店、横丁内のほかのお店から料理を出前して頂くことができます。こちらが鉄アレンさんに買ってきて頂いた
・タコス 750円/個
です。生地はトウモロコシ粉のトルティーヤですかね?南米の香りがして美味しゅうございました。

Crystallum Peter Max Pinot Noir 2024 [Crystallum]
名称Crystallum "Peter Max" Pinot Noir 2024
クリスタルム "ピーター・マックス" ピノ・ノワール 2024
生産者Crystallum
クリスタルム
価格0円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 こちらのお店、以前は南アフリカのワインがいろいろ揃えてあったのですが、 今はほぼブルゴーニュとシャンパーニュ、一部ローヌやボルドーという品ぞろえになっているようです。 そんなリストから久しぶりに見つけたのがこちら、南アフリカのクリスタルム。 この銘柄の2023年産は昨年稽古しております。

 外観は、前のブルゴーニュのピノ・ノワールよりやや濃く暗い感じの赤紫色です。 香りは、赤いベリーの香りがしっかりしていて、良いピノ・ノワール感をばっちり感じるのですが、 やっぱりいるんですよねぇ、焼けたゴムの匂いが。ごくわずかではあるのですが、師範のポンコツ嗅覚でも検知できるレベルです。 味わいには凝縮感があって、美味しいピノ・ノワールではあります。

 南アの名門らしく、ピノ・ノワールの良さがちゃん表現されているとは思います。 でも、どうも最近、個人的にこの焼けたゴム感に敏感になってしまったみたいなんですね。南ア以外にも時々感じます。 以前はそれも個性だと思っていたのですが、気になりだすとどうしてもネガティブに捉えちゃうんですよね。

点数81点
Cate de Nuits-Villages 2017 [Dom. Henri Naudin-Ferrand]
名称Câte de Nuits-Villages 2017
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2017
生産者Dom. Henri Naudin-Ferrand
ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェラン
価格2,300円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 前の2本のピノ・ノワール、どちらも美味しいんだけどちょっとだけ焦点がずれている印象を持っていたところ、 MAMIさんに『アンリ・ノーダン・フェランを飲みなさい』と進言されました。 ヴィンテージは結構古めの2017年、格付けが広域なので、もしかすると下り坂かなぁ、なんて想像しながら稽古したのですが・・・

 ・・・そういう下手の考えは休みに似たり、でした。 色の濃さはシャルロパンとクリスタルムの中間くらいだったと思います。 香りは、クリスタルム並みにチェリーやプラムが香りますが、ゴムが居ない点が好印象です。 味わいも、強さはありながらピュアさを失っていない、さすがの仕上がりです。

 前の2本の良いとこ取りといった感じのワインでした。 これがコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ格付けというのは驚きです。 特級までは無いかもですが、村名クラスや、下手したら1級くらいのクオリティがあるように感じました。

点数85点
Chateau Rieussec 1988 [Ch. Rieussec]
名称Château Rieussec 1988
シャトー・リューセック 1988
生産者Ch. Rieussec
シャトー・リューセック
価格2,300円 (Glass)
購入店シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン

 締めの一杯は、やはり甘口です。 この日のリストには3種類くらい書かれていたと思うのですが、 その中で圧倒的な存在感を放っていたのがこちら、無く子も黙るソーテルヌの一級格付け「シャトー・リューセック」です。 そして、ヴィンテージがなんと1988年。38年の熟成を経たソーテルヌ、それが1杯2,300円なら行っとけ!でしょう。

 もちろん、この時間帯になるとメモも「甘口」としか書いていないテイタラクで、細かいことは覚えちゃいません。 でも、40年近い年月を経ても全然ヘタった感じがないというか、 しっかりした甘さと酸の下支えのある極上の甘露だったと、舌と脳味噌に記憶が残っております。

 こういうのが飲めるからこのお店は良いんだよな。師範が頂いた時点でまだボトルに半分くらいは残っていたと思うので、 甘口ワインがお好きな方はぜひトライしてみてください。

点数88点
デゴルジュマン カウンター

午後6時にスタートして午後9時過ぎまで。師範は翌日朝が早いので(7:30に恵比寿集合)いつもより早めに退散しました。 お会計は、乾杯用のボトル1本12,000円を含めて22,800円。クリスタルムが計上し忘れてあります。毎度その場で気づかずスミマセン。

またこんな感じか、あるいは一人でフラッと伺いたいと思いますのでよろしくお願いします!> 大将


2日(金)

Passione Oro Appassimento 2022 [Conti Zecca]
名称Passione Oro Appassimento 2022
パッシオーネ・オーロ アパッシメント 2022
生産者Conti Zecca
コンティ・ゼッカ
価格1,352円 (単品価格:1,518円)
購入店うきうきワインの玉手箱

 本日の夕食メニューはハンバーグ、豆苗のガーリック炒め、トマトとクリームチーズのサラダ、椎茸のバター焼き。 メインがニンニクたっぷりのコッテリソースが掛かった肉料理なので、選んだワインもコッテリ系です。 春に買ったコンティ・ゼッカ6本飲み比べセットからの最後の1本で、プリミティーヴォ100%の赤。 "Appassimento"と書かれていて、樹上で乾燥させた葡萄が使われているとのことであります。そりゃまちがいなくコッテリでしょう。

 色はほぼ真っ黒です。ねっとり感ありまくりで、コールタールのようです(ちょっと嘘)。 香りは、ドライフルーツ的な甘いベリーの香りがバンバン香ります。樽香は無くてストレートなベリー感です。 味わいは、予想通りのコッテリ感。とにかく甘いんですよ、糖度は9.2もあります。

 コッテリ系のワイン、という意味ではど真ん中のワインです。 ただ、ちょっと甘すぎる感じはして、合わせる料理を選ぶかも知れません。 渋味自体はそれほど強くないので、甘さを抑えるために冷やしめが良いと思います。 食後にのんびり飲みたいワインですね。


 小瓶保存して、なんだかんだあって6日後再稽古。 その日に稽古したピノと違い、こちらは未だに濃さ全開です。 わかりやすいのはやはりこっちですね。そして、ハマるほどわかりにくいのが好きになるのもわかります。

点数80点

【ショップへのリンク】
コンティ・ゼッカの6本セット、どれも1本1,000円台前半とは思えないしっかり具合だったので、推させて頂きます。 濃いワインが飲みたくなるこれからの季節にピッタリかと。