門下生の活動もますます活発である。
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WOLF BLASS Presidents Selection CABERNET SAUVIGNON 1996 「稽古した日」 2003年12月29日 「稽古した場所」 横浜の我が家 「インポーター」 ヴィレッジ・セラーズ(株) リカーズハセガワ 1,990円 「原産国」 オーストラリア 「使用品種」 カベルネ・ソーヴィニヨン
本年最後のリカーズハセガワ訪問。
WEBショップ 京橋ワインで絶賛だった アベ・ド・レグリーズ がおんなじ値段の980円で棚に並んでる。
な~んだ、ここで買えるんなら3本も注文するんじゃなかった、
と落ち込んでワイン選びに気合が入らず。店長のお薦めを頼ることに。
しかしねぇ、やぎ店長の最近のお奨めがことごとくタイプじゃなかったんですよ。
正直にそう述べると、やぎさん、これがダメなら、もうオススメするワインがない、
という一本を選んでくれました。ワインらしくないラベルのオーストラリアワイン。
ウルフ ブラス プレジデンツ セレクションのカベルネ・ソーヴィニヨン 1996。
なんと、このワイン、ケース買いなさるお客さんも多いんだとか。ホントか?
裏を見ると、インポーターがヴィレッジ・セラーズ。
ワタクシの好みのタイプのワインをなぜか数多く扱っている会社。
なんとなく、期待が持てる感じ。それに、12月中は 1,990円のこのワインが、
1月から 2,100円になる、ってこともあって、ついつい2本購入。
30ヶ月樽熟成で1,990円は安い!なんちゃって。 |
---師範より---
本年最後のご報告、ありがとうございます。
ウルフブラス、「シラーズ・カベルネ」であれば随分以前に同じ1996と
稽古しています。
ちんちくりん殿が飲まれたのは"Presidents Selection"ってことで、
その高級版シリーズのようですね。
『2001VTが出ててもいいような時期に』とのことですが、
ひょっこり古いヴィンテージのワインが売られていることって、
よくあるような気がするんですけど・・・
それを買ってアタったったりハズレたりはいろいろですけど。
ともあれご報告ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
Chateau Brillant Mur SADOYA
「稽古した日」 2003年12月26日
セカンドラベルなんだそうな。セカンドがあるってことはその上があるってこと。
調べてみたら、
なんと3000mlシャトー・ブリヤン・スペシャル・セレクション
[1992] 32,000円 なんてのもあるんだそうで。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
国産ワイン、最近飲んでないですねぇ。
別に敬遠しているわけじゃないんですが、国産より飲みたい外国産の方が多い、
ってのが正直なところで。
国産白は甲州種を中心に結構イケてるワインも多いような気もしますが、
赤はなかなかアタリを引くのは難しい気もしますね
(国産赤で過去一番良かった印象があるのがコレです)。
ご報告頂いたSADOYAの赤も、機会があれば稽古してみます。
サントネイ97 BLANC オリビエ・ルフレーブ 375cc 価格¥500 輸入元 アルカン 購入先 ワッシーズ
ハーフボトルを店頭にて特価にて購入。
通常1800との事。あまり期待せずにサントネイとジブリー99BLANCを手に、早速自宅へ。
一晩冷蔵庫にて保存。翌日稽古しました。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
オリヴィエ・ルフレーヴ、
本家のルフレーヴ(ヴァンサン・ルフレーヴ)があまりに大御所過ぎて目立たない存在になっちゃってますが、
廉価版のワインではなかなか良いものを造っているように思います(コレとか)。
それにしてもハーフとはいえ500円は安いですね。
ハーフって使いやすいんで、そういうのが増えてくれるとありがたいんですけどね。
ともあれありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
No.1 BORDEAUX ヌメロ・アン AOC ボルドー ドゥルト社
「稽古した日」 2003年12月16日
渋谷のビストロにて。残念ながら期待した程の料理は出なかったのですが、
ワインは良いのがありました。
単なるAOCボルドーの No.1 BORDEAUXという名のワイン。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ヌメロ・アン、師範も見たことはあります。
ご指摘の通り、なんとも安っぽいラベルと商品名ですよね。
輸入元が変わってから?ラベルがシンプルなものになって幾分良くなったように思いますが
(以前はギラギラで派手派手なラベルだったと記憶しています)。
ACボルドーで、「一番」なんて名前で、どう見ても1,000円クラスの見た目、
ってことで購入する意欲の湧かないワインでした。
美味かったとのことですので、また見かけたらゲットしてみます。
追伸:
本年7月に別の門下生の方からもご推薦を頂いていましたね。
これはますます買わねば!です。
RIESLING “HUGEL”1999 リースリング ヒューゲル 1999 HUGEL ET FILS ヒューゲル エ フィス
稽古日 :平成15年12月14日
アルザスのリースリングはあまり飲んだことがないのですが、
初めて行った酒屋さんで勧められて購入しました。
購入後調べると、師範も何度か稽古なさっているアルザス大手ヒューゲル社のリースリングです。
値段とつりあうだけの中身かどうか期待と不安の中抜栓です。 |
---師範より---
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
アルザスのリースリング、というかアルザスの白ワイン一般に、
「香りはとっても甘く華やかだけど味は結構ドライでシャープ」な気がしています。
あまりワインを飲まれない方に出すと結構ウケるので、
そういう飲み会では頼れるワインです。
料理との相性も、特に繊細な嗅覚を必要とする料理でなければ結構何にでも合いそうですしね。
アルザスのワイン、
ヒューゲル以外にもトリンバックとかポール・ブランクとかツィント・ウンブレヒトとかジョスメイヤーとか、
名門と言われる造り手いくつかありますので是非稽古して見られることをお勧めします。
「名門」だからって法外な値段じゃないこともアルザスの良さだと思いますので。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
AMARONE della Valpolicella Classico 1999 TEDESCHI
「稽古した日」 2003年12月13日
買っておいてもなかなか飲む気になれずにいたAMARONE。
アルコール分が15%というのも食わず嫌いでいた一因ではある。
だがしかし、この日は、
娘のマンドリンの演奏会を千葉まで聴きに行ってのハレの日ということで、
普段と異なる傾向のワインを開ける気になった。
いまどきマンドリンかよ、と気乗りのしない演奏会ではありましたが、
しびれてしまいましたよ実のところ。単なる親ばか。
さてもう一つシビレたことが。千葉そごうの地下の鮮魚売り場。
通路の広さや並んでる店の多さ、
どこかの市場に紛れ込んでしまったような錯覚にとらわれてしまうほど。
丁度、夕方で値段を書き換える作業中でもあり、
特に刺身には人が群がっておりました。
また、ワイン売り場では2ヶ所で試飲販売が行われており、ワインの品揃えも豊富で、
横浜にもあんな百貨店があればなぁ、
と羨ましく感じられるほど。師範殿にも、
機会があれば是非訪ねて頂きたいデパートです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
アマローネ、今年になって2本ほど飲みましたが、
どちらもなかなかイケてるワインでありました
(コレとコレ)。
葡萄を陰干しして醸造するという製法の特殊さやアルコール度数高さから、
奇天烈なワインを想像していましたが、
濃さも十分で変化も楽しめる普通においしい赤ワインですね、アマローネって。
で、魚との相性は全く未検証です。
よって、謎解きをお願いされてもその謎自体を経験しておりませんのでゴメンナサイ。
今後もきっと魚に合わせることは無いような気もしております。
というわけで、全然頼りにならない師範で恐縮ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Beajolais Nouveau Cuvee du 3eme Jeudi NonFiltre 2003
稽古日 12月7日 産地 ボジョレー 生産者 カルフール? 購入場所 カルフール南町田 金額 1380円(500cc) AVに強い友人に来てもらって家に設置したいと思っている5.1サラウンドのことを聞きながら開けました。 今年はノンフィルターものを手に入れたので早めに稽古したいと思っていました。 献立はお歳暮で頂いたパストラミハムとドライトマト・松の実・黒オリーブのオイル漬け、 チーズ、茹でた自家製ブロコッリー、 松茸ご飯(市販品なので当方で椎茸を加えたもの) 今回のボジョレーは、色・香りはいつもどおりのものながら、味が別ものでした。 軽快でコクもあり糊のようなニュアンスもなく美味しいものでした。 軽く楽しい時間に飲むのには良いと思いました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
今年のボージョレ、なかなか評判が良いみたいですね。
師範も飲んではいるのですが、
環境と姿勢があまりにチャランポランでしたし、
そもそも「昨年と比較して」なんてのはとっても難しいのでよく判りません。スミマセン。
で、紹介頂いたヌーボー、"キュヴェ第三木曜日"なんてな名前が付いているんで、
初回出荷のみのキュヴェなんですかね?
後に船便とかで安く入ったりはしないのかなぁ?
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願い致します。
Bourgogne Chardonnay 1999 PARENT
「稽古した日」 2003年12月2日
赤ワインが美味しい季節なのになぜか白が多い最近のワタシ。
「カーヴドリラックス」から届いた
“ポイントアップ大作戦「冬の陣」”のDM葉書を見ながら、
行ってみようかどうしようか迷っていたのですが、
ひとまずHPを覘いてから考えようと、大魔王のペログビ日記を流していて、
目に留まったのが、このドメーヌパランのブルゴーニュブラン。
11月26日の日記で、なにらや物凄く激賞しておられる。
この方のオススメ場合、まぁ、どちらかと言うと、飲んでみて、
あとで疑問符のつくケースも多かったりするんですがね、実際のところ。
ただ、今回は、高級シャルドネの味わいがこの値段で味わえる、とのご託宣なんですよ。
どうもその辺りが気になっちゃいましてね、今回は。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ドメーヌ・パランのワイン、
『上級酒よりも、単なるACものの方が美味しかったりする』とのことですが、
確かにコレとか、
名前と値段の割にはもう一歩物足りない感じだったような気がしますね。
(ちなみに、ご指摘のACブルゴーニュ赤を飲んだのは2000/12/10です)。
ご報告のワイン、1,350円であればなかなか良いような気がします。
たち吉の小鉢は常連さんへのサービスでしょうから普通の人はもらえないでしょうけれども。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Piazzo Barbaresco 1998 産地:イタリア・ピエモンテ州 区分:赤 価格:1,980円 インポーター:成城石井 購入店:成城石井イクスピアリ店
成城石井って、一部の高級ワイン(特にボルドー)
は別にして名の知れた造り手のものはあんまり置いていないけれど、
マイナーな醸造所のワインをいろいろと自社輸入したものを並べていて、
試しに買ってみると(特にイタリアのものは)結構アタリだったりすることが多いので、
私的にはポイントがかなり高いところです。
で、これもその流れで買ってみたワインです。 最初の印象は、98年のものにしては随分熟成しているなというものです。 おそらく伝統的な製法で、バリックでなく昔ながらの大樽で寝かせたのでしょう。 酸味と甘味のバランスが丁度良い感じ、タンニンもそこそこあって、 バルバレスコの本質的なキャラクターがちゃんと出ているように思えました。 これがACブル並の価格だというのは、相当お値打ち感アリです。 味の印象にグラスがどれだけ貢献したかということもあるかも知れませんが、 もし店で見つけたら買ってみる価値多いにありでしょう。 私的には82点くらいつけたい感じでした。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
成城石井のバルバレスコ、
師範は昨年の同じ日にコレを飲んでますが、
確かに安ワイン価格とは思えないお値打ちな内容でした。
イタリアに目利きのインポーターが居るんですかね?
どちらかと言うとあまりラインナップが変わらない店なんで、
ここんとこ足が遠のいておりましたが、久しぶりに行ってみたくなりました。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
LA FORGE ESTATE CHARDONNAY RESERVE 2001 「稽古した日」2003年11月23日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」(株)モトックス お手軽ワイン館 1,180円 「原産国」リムー フランス (Vin de Pays d'Oc) 「使用品種」シャルドネ
ご近所の奥さんが、なぜか解禁日の前日にボジョレー ヴィラージュ ヌーボーを持って現れたり、
近所のダイエーでは、なぜか解禁3日目で既に棚から消えていたり(売れちゃったのね)、
その煽りか?セブンイレブンにも見本瓶のデュブッフが鎮座するのみと、
なにやらいつもと違う異常事態のボジョレーフィーバーの秋の日。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
確かに今年のボージョレ・ヌーヴォーは売れてるみたいですね。
なんたって師範も解禁日に飲んじゃったりするくらいですから。
師範も魚好きゆえご報告の魚屋情報、ちょっと嬉しかったりします。
センター南の東急(ここも比較的良い魚が買えると思ってます。多少値は張りますが)
には時々行くんですけど、センター北は未開拓地域ですから。
で、ご指摘の魚の旨さの表現、確かに少ないですね。
グルメ番組の定番的には、
ご指摘の「脂がのっている」「とろけるほど柔らかい」「甘味がある」あたりか、
せいぜい「歯ごたえがある」くらいでしょうか?
で、ホントにそれらって誉め言葉なんですかね?
養殖モノのカンパチで気味が悪いくらい脂がのったのは喰えたもんじゃありませんし、
柔らかい魚は鮮度が気になりますし、
甘味もありゃ良いってもんじゃないと思ってます。
師範が好きなのは『その魚らしい香りと味と歯ごたえのあるもの』です。
例えばマダイとヒラメとスズキ、鮮度のいいうちは見分け(味分け?)るのも容易ですが、
鮮度が落ちるとどれも特有の香りは飛んで生臭くなり、ドロッと柔らかくヌチャッと甘くなってしまう気がします。
・・・と、ワイン以外の話が長くなってしまいましたが、
ワインも良さげですね。
ただ、師範的には生魚の相手に甘味と樽香のあるワインはどうかなぁ、という印象です。
キリッとスッキリな白が合いそうな気がして、
あんまりそういう取り合わせをトライしたことが無いんで、
稽古不足は否めないところですが。
ま、嗜好は人それぞれということで。でもいっぺんトライしてみるかな?そういう取り合わせ。
Cote du Rhone 2000 (Terra Vitis) コート・デュ・ローヌ (テラ・ヴィティス)
「稽古日」 2003年11月16日
ランナーの端くれである71号、東京国際記念マラソン大会を走りました。
なんてワインとは関係ない話で始まりましたが、
大会後疲れた体に鞭打って出かけたカーヴ・ド・リラックスで購入したワインを
ホテルで稽古しました(3ケタワイン13本購入し、
12本は送料無料サーヴィスを利用させていただきました)。
このショップ、道場でよく目にしますがこのワインは稽古されてないと思うのですが・・・。 ところで稽古日誌完読させていただきました。 今は2001年から再読を始めました。 完読した門下生は何人くらいおいでなんでしょうね?諸先輩方どうですか? |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
まず、マラソンを走った後ワインを買いに行く、なんてのは師範には想像もつきません。
というか、新橋駅から虎ノ門のその店まで走るんだって不可能、途中で息絶えそうです。
また、「完読した門下生」の数、どうなんでしょうね?
1本分読むのに30秒として全2000本強、単純計算で16時間以上もかかるわけで、
ちょっとした修行ですね。
本題に戻って、このワイン、
店ではよ~く見かけるんでてっきり稽古済みかと思ってましたが、確かに未稽古ですね。
それほど良さげなワインを見過ごすとは師範も情けないものです。
時々行く店、かつお手ごろ価格なんで、是非次回行った際にはゲットして来ます。
というわけでご報告ありがとうございました。またよろしくお願いします。
Prosper Maufaux, Santenay 1er Cru, 1999 $15.00 ダウンタウンのワイン安売り店で「処分品」のようでしたが 「在庫処分?」としか理由は言ってくれませんので、飲むまで大変不安。 ところが香りが素晴らしく幸せな(小さな)気分に浸りました。 時間がたつにつれ強い香りが迫ってくる感じです。 お味は酸と甘味のバランスもよいようですが、あまり強くは感じられませんでした。 すでに酔っていたせいでしょうか? 安物の($18.00)ローヌ、CNDP 2000年と比べましたがより高品位?な印象です。 またチャンスがあれば購入いたします。 Prosper Maufauxと言うこれはネゴシアンなのでしょうか、師範はご存知でしょうか。 ラベル記載の所在地はSantenayとありますので、 お膝元の畑の果実を仕込んだのでしょうか。 |
---師範より---
はるか遠くニューヨークからのご入門、ありがとうございます。
造り手は「プロスパー・モーフォー」とでも読むのでしょうか?
残念ながら過去に稽古経験は無く、存じ上げない造り手のようです。
また、Webで検索をかけても日本語のページではひっかかりませんでしたので、
日本には輸入されていない造り手かも知れません。
海外のページによればローヌやらボジョレーやらの銘柄も造っているみたいなんで、
どうやらネゴシアンっぽいですね。
15米ドルだとそこそこの造り手のACブルゴーニュ・クラスの価格なんで、
それでサントネーの1級が買えて、かつ「香りが素晴らしい」のであればなかなかお買い得ですね。
ニューヨーク在住の安ワイン者の方は是非お試しあれ、でございます。
というわけで、今後も『インターナショナル安ワイン道場』へのご貢献、
よろしくお願い申し上げます。
Jacques Cacheux & Fils Bourgogne 2001 産地: ブルゴーニュ 区分: 赤 価格: 2,380円 インポーター: ラック・コーポレーション 購入店: 柳屋(Super Wine Shop)
購入店は新大陸、特にアメリカのワインが充実しているネット通販。
ブル赤はそれほど置いていないのですが、その中でも一押しの商品。
ACブルにしてはかなり強気の値段でもあり、期待しながらコルクを開けました。 |
---師範より---
3年ぶり2度目のご報告、ありがとうございます。
ジャック・カシューのACブルゴーニュは、随分以前に1996と稽古済みでして、
その他エシェゾーや、
つい先日モノポールの1級ラ・クロワ・ラモーとも稽古したりしています。
確かに若干マイナーではありますが、
渋いところでキッチリと、かつ現代的な仕事をしている造り手、という印象がありますね。
「畑が狭い」「フランス国内で殆ど消費される」と煽られる割には比較的良く見かけますし、
お値段もお手ごろなので師範もお勧めの造り手です。
というわけで、また頭一つ抜け出したACブルゴーニュとかを発見されましたら是非ご連絡下さい。
よろしくお願いします。
1999 Scharzhofberger Riesling Spatlese
稽古日 11月9日 産地 MOSEL-SAAR-RUWER 生産者 トリアー修道院 購入場所 やまや青葉台 金額 1980円 ドイツワイン好きの友人と飲むために買っておいた一本がやっと開きました。 私も好きですが妻が特に愛しているトリアー修道院のものです。 しかもシャルツホフベルガーは私たち夫婦にとって最もすきな畑。 美味しさを確信して開けました。案の定蜜ような香り、 熟生しているのか微かなタールのニュアンス、 なめらかながら厚みを感じる喉越し。 こんなワインをフォアグラやブルーチーズのカナッペといただいたら、 会話もはずみます。みんな陽気になって盛り上がり、 最後は家中を子供と走り回ってしまいました。 こんなワインが2000円を切る値段で買えることは嬉しい限りです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
昔っから同じようなこと言ってますが、師範はドイツワインは良く分かりません。
特に、造り手や畑の知識は皆無に近いんで、
「ヤミクモに買ってハズレを掴む」→「ますます飲まなくなる」という悪循環です。
それにしても『最後は家中を子供と走り回ってしまいました』ってのはすごいですね。
ドイツのワインって、アルコール度数は低いものが多いと記憶していますので、
なにかアルコール以外に人をハイにさせる怪しいモノでも入っていたのでしょうか?
いずれにせよトリアー修道院/シャルツホフベルガー、覚えておくよう努力します。
ありがとうございました。
KIRRALAA BUSHVINE SHIRAZ 2001 「稽古した日」2003年11月8日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」アサヒビール(株) 貰い物 実売2,080円程度 「原産国」オーストラリア 「使用品種」シラーズ ワインの個人サイトの活動が不活発になりつつあるなぁ、と感じる今日この頃。 何故なんだろう? そんなふうに感じるのは私だけかしら? それとも、世代交代でどんどん新しい波に代わりつつあるのを、 ワタクシがただ知らないだけ?なのだろうか? (安ワイン道場と、この話題とは一切関係ございません) ワタクシはといえば、世の中のワインブームの消長に影響されることなく、 飽きずに飲み続けるワインの日々。 今月もお出掛けワインイベントが目白押し。楽しみな11月であります。 でも、ボジョレーヌーボーは買わないぞ~、今年こそ、と心に決めていたりします。 今回のワインのように棚から落ちてきた場合以外はたぶん飲まないだろうなぁ、 とも思ってたりします。 さて、このワインは、お友達に差し上げたご本のお返しに頂戴した、 アサヒビールが最近力を入れてるらしい、KIRRALAAシリーズ、のうちから2本頂いたうちの1本。 持つべきものは物をくれる友ですね。しかしまあ、本ってのは、 持ってる本人には宝の持ち腐れで不要でも、探してる人が世の中にはいるんですね。 我が家の数少ない蔵書の中に眠っていた、既に絶版で入手困難らしい、 そのせいか、年に一度は「持っていませんか?」と、訊かれる本。あるんですよ、実は。 同じ本が何冊も。「日本のアルコールの歴史」。 その本がこのワインとシャルドネに化けた。 ひょっとすると、あの本は相当価値のある本なのかも。 と、調べてみたら 5,000円の値段がついて売られている。凄い。 そんな価値ある本のお返しなら、と、俄然、このワインは美味しいに違いない、と思えてきた。 ワインを美味しく飲むコツの一つですよね、この思い込み&予感。 最近、シラーズが続いたので、若干食傷気味ではあったのですが、 さすが、このワインは、モンダヴィとローズマウントのジョイントだけあって、 並みのシラーズを、はるかに越える水準。濃いのに飲み飽きしない毛並みの良さ。 ブッシュヴァインとは、株仕立てで栽培されている樹齢の古いブドウのことらしい。 近年では栽培に手間がかかることからその数は減っているんだとか。 でも、樹齢の古さゆえに収穫量は少ないものの、その分凝縮したワインを生み出すんだそうな。 凝縮した果実味の中に、わずかにユーカリとスパイスの風味が混じり合った、 絶妙なバランスのワインです! って、言われても、ユーカリの風味は経験がないからよく判らないのだけど。 でもでも、オーストラリアのシラーズにありがちなミントのエグイ嫌味はゼンゼン無く、 柔らかく優しい濃さです。アルコール度数の高さ(14%)を問題にしない方には特にお薦め。 コストパフォーマンスを強調するメルマガが横行する昨今、 この値段でこのお味、というフレーズは耳タコですが、 このワインは、濃さと味わいのバランスが、なかなか素晴らしい。 金払って買ったわけでもないのにCPを云々するのも変だけど。 そして、注目は裏ラベル。師範殿が常々ご主張なさっていることが、 ついにワイン輸入業者の間に浸透してきたのか、インポーターの裏ラベルが、 ワイン自体の裏ラベルにかからないよう貼られている (もともとの裏ラベルが上下に長いので、ラベル剥がしに収まりきれない程)。 しかもワイン自体の裏ラベルの色に合わせて印刷された薄い黄色のラベル。 なかなか気を遣ってますね。 ただねぇ、コルクがねぇ、 カーヴドリラックスで売ってる南アフリカの“パンゴリン”のコルクと全く同じ品質のフェイクものなんですよ。 ワイン自体はそれぞれ高品質なのにねえ。南半球で流行ってるんですのかね? 美味しいワインには、スポンジを竹の皮で巻いたような、このコルクって。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
確かにワインの個人サイトは最近閉鎖したり開店休業だったり掲示板だけが機能してたり、
ってところが多くてさびしい限りですね。
でも、まぁ個人が好きでやられてることですから、個別のことに関してとやかく言うのもアレですし、
実際結構面倒なんですね、維持していくのって。
正直な印象として、個人サイトって、当道場みたいな「偏屈者の偏屈自慢」か、
「自分専用出会い系サイト」のどちらかじゃないですかね?
また、ラベルとコルクの件、ラベルに関しては喜ぶべき傾向ですね。
コルクに関しては、スポンジを竹の皮で巻いたタイプは師範は嫌いではありません。
普通のコルク同様に抜けますから。
イヤなのは、樹脂をがっちり固めたようなコルクです。あれはすっごく力が必要ですよね。
コストの関係でこういったフェイク・コルクにしなければならない事情もあるでしょうから、
是非実物と見分けがつかないようなものを開発してもらいたいものです。
最後に、ご報告頂いたワインに関しては聞いたこと無い銘柄ですが、
アサヒビールが力を入れているのであればそのうち見かけることもあるでしょう。
その際は稽古して見ます。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
Vin gris du maroc guerrouane
飲んだ日 11月7日 産地 モロッコ 生産者 ?(カルフールかもしれません) 購入場所 カルフール南町田 金額 780円
10月にワインフェアをやっていたとき購入しました。
ワイン担当の人に声をかけたらこれを教えてくれました。
モロッコのワインなんて見たこともなかったし、しかもgrisワインでした。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
モロッコのワイン、確かにアペラシオンが書かれてますね。
師範が飲んだものでは、
(出身地別名鑑に)"Beni M'Tir", "Guerroune"というAOCがあったと記録していますが、
この"Guerroune"というのは多分師範の誤記で、
サトーたけし殿が飲まれた"Guerrouane"というのときっと同じAOCでしょう。
北アフリカでは、チュニジアにも同様にAOCがあったと認識しています。
それにしてもなんだかおいしそうな夕食ですね。奥様もさぞお喜びだったことでしょう。
安ワイン者にとって、ワインはあくまで『料理を引き立てる/食事を盛り上げるもの』だと思うので、
おいしい料理とそれに見合う安ワインが選ばれたということは、非常にすばらしいことだと思います。
それでは、今後ともよろしくお願い致します。
Cote Rotie 1998 B.Levet
「稽古した日」2003年10月30日
大手町松坂屋には時々変なワインが売られている。
このワインもその一つ。コート・ロティが1,860円。
あやしい。以前、ここで買った、ルイ・ヴィトンの5代目が造るワイン、
ってな、ワインも同じインポーターの(株)ムライ・アソシエイツだった。ますますあやしい。
検索しても、出て、来ないんですよこのインポーターさん。
電話局には登録があるようなんですけどね。
そんなわけでこのコート・ロティをワインサーチャーにかけてみることに。
出ました、出ました。ちゃ~んと $49.99で売られてたりする。
なんなんでしょうねぇ?これって。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
呪いを解いて差し上げましょう。
「コート・ロティは高いはず」などという知識を捨てることです。
安ワイン者として大切なのは、
『1,890円のワインとして美味いかどうか』を見極める姿勢です。
呪いは解けましたでしょうか?
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2000
Dom. Gros Frere et Soeur
「稽古した日」2003年10月27日
美味しいワインがますます美味しくなる飲み方を発見したのでついつい嬉しくて報告しちゃいます。 |
---師範より---
毎度毎度のご報告、ありがとうございます。
「美味しいワインがますます美味しくなる飲み方」とは、
スイート・チリを使った春巻きや乳脂肪分の多い白カビに合わせて飲む飲み方でしょうか?
それとも上司の贔屓チームが負ける野球を観戦しつつ飲む飲み方でしょうか?
前者であれば再現性がありますが、後者は師範には再現不可能かと
(スポーツ観戦はあまり興味ありませんし、上司に私怨はありませんし)。
で、ご指摘の通り、この銘柄のワインは昨年1999と稽古しております。
記録によれば、抜栓後時間がちょっと経った方が甘味が出て良かったみたいですから、
野球観戦のおかげでペースが遅くなったりしたのであればそれが奏効したのかも知れませんね。
いずれにしろグロ一族のオート・コート・ド・ニュイは、
手頃な価格でしっかりしたものが多いように思われます。
比較的流通量も多く入手も容易だと思いますので、
ちょっぴり贅沢したい安ワイン者は是非お試しあれ、ですね。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
San Lorenzo rosso conero 1999
Umani Ronchi
「稽古した日」2003年10月23日
銀座松坂屋のワインフェアに出掛けました。年々活気がなくなるこの企画。
今回も安ワインにはほとんどみるべきものがなく、
ルイ・ジャド以外は全て試飲しましたが、
出品していた(株)稲葉の数種を除いて食指が動くワインは僅かでありました。 |
---師範より---
毎度ご報告ありがとうございます。
デパートのワインフェアって、年々寂しくなる一方らしいですね。
師範はあまり行かないんですが、そのように漏れ伝え聞いております。
ご報告のワイン、本日たまたま見かけたんで購入して参りました。
買値1,480円、180円も高くてちょっぴり悔しかったりもしますが、
稽古結果に乞うご期待であります。
NAOUSSA BOUTARI 1998
「稽古した日」2003年10月17日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」サントリー 大手町松坂屋 1,480円 「原産国」ギリシャ 「使用品種」クシノマヴロ
グラスに注がれたワインの色を見て、あ~、逝っちゃってる。
香りもやっぱり老ねっぽい。味も、ぅ~ん、98年なのに30年も経っているようなお味。
いや待てよ、ひょっとすると、このギリシャの変な名前のブドウ品種のワインは、
もともとこれが売りなのか? そう思って飲むとなぜか1998が1958に思えてくる。
ブラインドならボルゴーニョのバローロ58年です、と言われても否定出来る人は少ないと思う。
はたまた、ブルゴーニュの古酒です、って言っても、案外、通ってしまうかもしれない。
しかも翌日も味がさほど変わらない。そういう意味では1,480円は安い。 |
---師範より---
写真付きでのご報告、ありがとうございます。
ギリシャ語なんて、とにかくワイン名から読めないですね。
「ノーッサ・ブタリ」とでも読むのかな?
品種も全く知りません。文章を読むと赤のようですね。
ほんで、ヤケに熟成したワインですか・・・
「騙された」と思ってもちと購入はためらわれますな。
というのも師範はどっちかというと若いモノ好きなんで、
ピッチピチ溌剌としたのが好みですから。
ま、熟成系が好きな安ワイン者ってのはなかなか厳しいとも思いますけど。
『ボルゴーニョのバローロ58年です、と言われても否定出来る人は少ないと思う』
は正しくそうだと思います。
ボルゴーニョのバローロ58年を飲んだことある人なんて、そう多いとは思えませんので。
なんてアマノジャクなことばかり書いてしまいましたが、
ご報告ありがとうございました。今後ともよろしくであります。
CHATEAU SEGONZAC HERITAGE 2000
「稽古した日」2003年9月22日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」(株)ファインズ ワイナリー和泉屋 2,633円 「原産国」ブライ フランス 「使用品種」カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー20%、カベルネ・フラン10%
久しぶりに、飲み干すのが惜しくなるワインのご報告。
ブライのスペシャルキュベとのことで、思わず6本セットを購入。
どういうわけかブライ→無頼→俺様のことか?という連想でつい手が伸びてしまう。
モンテリを飲むつもりで黒酢酢豚を作ってもらってたんだけど、
外気温の高さを予想してクール便で送ってもらったら予想外の涼しさで、
腹立ち紛れに届いたばかりのこのワインを、せっかく冷えてるんだからとかなんとか、
訳の分からない理由で抜栓。黒酢酢豚に大正解の一本。色はといえば、
なぜか黒人ミュージシャンのプリンスが思い出されるような強烈な紫&ルビーレッド。
コルクについた香りはチリカベを思わせる華やかな香り。
お味は、完熟のブラックベリーそのまんま。非常に濃密でしかも滑らか。
その濃密さからか、我が家の歩くアルコール検知器も度数を間違えるほどの濃さ。
しかもくどくない12.5%。うまい。
この蔵の通常商品とは異なる金色のキャップシールにHERITAGEの文字。
名前にたがわぬ内容に、久々に感激しました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
「ブライって?」と一瞬どこだか判らなかったんですが、
ACプルミエール・コート・ド・ブライのワインを産する土地なんですね。
なんだかボルドーのマイナー産地ってどうも覚えてなくて・・・。
安ワイン者たるもの、そういう『これから伸びる』産地は重点的に抑える必要アリですな。
それにしても良いですなぁ、濃密なボルドー。
これからの季節、そういうワインが飲みたくなる機会が増えそうです。
というわけで、またよろしくお願いします。
PIESPORTER TREPPCHEN 1999 RIESLING-KABINETT
飲んだ日 9月9日 産地 MOSEL-SAAR-RUWER 生産者 Abfuiier(uはウムラウト付)だと思います。 購入場所 カルフール南町田 金額 333円(3本1000円) 2年前に料理用に買った3本の残りの一本。買ったときから驚いていたのが、 QMPでカビネットしかもリースリングとラベルにあるのに、333円だったこと。 一緒に買った赤ワインもコストパフォーマンスの良さに驚いたことをおぼえていたので、 そこそこ美味しいだろうと開けました。軽いりんご酸、甘い香りもまあまあ。 飲み口はスルリとはしているがペたんこ。 でもいやなえぐ味や癖もなくそれなりにまとまっていて好感がもてる。 これが333円と思えば満足します。個性のなさは逆に料理に合うと思うし、 アルコール7.5度だとくいくい飲めます。 ビールと同じように飲むのだったら十分のパフォーマンスでした。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
1本333円のワインのご報告は、門下生報告最安値だと思います。アッパレであります。
惜しむらくは、二年前に購入されたということなので、
私含めここをご覧の読者な方が「じゃぁオレも」と思ってももう無い、ってことですかね。
このレベルのワインって、置いといても品質向上は期待できない、
というのが定説だと思いますが、これはその定説を覆す一本ですね。
道場に十分なスペースがあればそういう実験的なことも出来ると思うのですけど
(寝かせる前と比較が出来るか、というと自信ありませんが)。
なかなか珍しい例のご報告、ありがとうございました。
CHATEAU D'ESTOUBLON 2000
「稽古した日」2003年9月9日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」 日合商事(株) 大手町松坂屋 2,750円 「原産国」コトー・デクサン・プロヴァンス フランス 「使用品種」グルナッシュブラン、ユニブラン
美味しいから是非買ってください、
と店の人に勧められてずいぶん長いこと放っておいたのだけれど、
残り一本になった棚を見るとなぜか手を出してしまう不思議。
ラベル隅の №480と、たった三桁のナンバリングも少量生産っぽくていい感じ。
レジで担当者が、「これ売れるんですよね~」。
ほぅ~、あそー、と期待して、どんなワインなのか調べてみると、
トレヴァロンの成功で注目されたエロイ・デュルバックが手掛けた、とある。
ぅ~ん、以前、ビックカメラでトレヴァロンのハズレを引いてしまった経験から、
あぁ~、じゃ、きっとこれもハズレに違いない、と少々後悔して帰宅。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
グルナッシュ・ブラン、師範は意識して飲んだことありません。
南仏の方って、赤も白もいろいろ山ほど品種があるんで、
なかなかどの品種がどんな感じ、ってのが掴みきれずにいます。
・・・なんて書くと南仏だけ掴んでいないみたいですけど、
実はシャルドネなんかもいろいろに化けるんでよくわかんなかったりするんですが。
ご推薦のワイン、安ワインとしてはやや高めの部類に入るとは思いますが、
それくらい出さないと得られない雰囲気ってのがあるのも事実ですね。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくであります。
Saint-Aubin La Pucelle 2001
ROUX PERE&FILS
「稽古した日」2003年8月28日
師範殿に倣って連続休肝行を目指す毎日であります。
ではありますが、しかし、誘われちゃうのよねぇ、スパウスに。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ご承知だと思いますが、師範は別なのを買っちゃっております。
あいにく、ご報告のモノは買っておりません。
ちくしょー!であります。やっぱり店員さんに相談すべきだったですね。
今度サンタムールに行った際、まだ残っていたらゲットします
(一部ローカルな話題でスミマセン)。
それでは。
"Heritage" Vin de table Domaine Santa Duc 稽古した日 8月25日とその翌日 稽古した場所 自宅 原産国 フランス コート ドゥ ローヌ 品種 グルナッシュ60%、カリニャン30%、ムールヴェドル10% 輸入業者 稲葉 価格 990円 ツルヤ酒店 で購入
ツルヤ酒店の紹介文によると、
2002 Cotes du Rhoneとして出せるものをVin de Tableに格下げして出したお値打ち品ということで、
その言葉を信じて2本購入して、届いた翌日に早速稽古しました。
夏ということもあり、冷蔵庫で冷やした後、室温でちょっと放置して、
やや冷めの温度で稽古をはじめました。
ワインのご報告は以上ですが、
昨日のasahi.comに赤ワインに含まれる成分(ポリプェノールの1種でResveratrolという物質)が、
寿命をのばすという記事があり、
科学雑誌Natureのオンライン版にその論文が発表されたというので、早速見てみました。
実は私は生命科学を専門とする科学者の端くれなのです。
論文によれば、細胞の生死や増殖に関係する酵素の活性をあげることにより、
寿命をのばすと言うことのようです。
現在のところは、 寿命を延ばす効果については(ワインを作ってくれる)
酵母で証明されているだけですが、人間にも同じ酵素があるので、
人間でも同じような作用をするかもしれません。
ワインのポリフェノールは、生体物質の酸化を抑える作用があるため、
健康によく、心筋梗塞などの予防効果もあるといわれていたのですが、
それ以外の機構でも作用することが分かったということです。
ちなみに赤ワイン1本には、大体7mg
(0.007g)程度のResveratrolが含まれています。
酵母を使った実験で使っている濃度から考えると、赤ワインを1本のんで、
それが全て吸収されれば人間でも十分効果が期待できると考えられます。 |
---師範より---
久々のご報告、ありがとうございます。
『ナニナニの格付けで出せるものを格下げして・・・』という謳い文句、
よく目にしますがあれって本当なんでしょうかね?
性格のひねくれた師範にはどーもマユツバに思えてしまいます。
『"殆どの項目で"ナニナニの格付け同等だけど、
どこかレギュレーションを満たさない部分があるので現格付け』
って場合が多いんじゃないかなぁ
(意図的にレギュレーションを満たさないような造り方をすることも含めて)。
まぁ格付けはどうあれ美味けりゃオッケーですけどね。
あと、ワインで寿命が延びる件、あわせてご報告ありがとうございます。
ただ、「寿命が延びる」と言われてもあまり実感湧きませんよね。
具体的に「この日に死ぬはずのものがこの日になる」って判るわけじゃないんで。
もっと具体的に、尿酸値が下がるとか、γ-GTPの値が下がるとか、
張り出してきたオナカが引っ込むとか、こめかみのシミが取れるとか、
目に見える効果があったりするととっても嬉しいんですけど・・・
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
ROSSO DELLA CASA (NV)
「稽古した日」2003年8月15日 「稽古した場所」自宅 「原産国」イタリア 「品種」コルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラ 「輸入元」三井物産(株) 「値段」2本で1000円
記念すべき初投稿!というわけで我が家のデイリーワインのご紹介。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
ご推薦のRosso della Casa、幾度も見かけたことはありますけど購入したことはないみたいです。
いわゆるヴィーノ・ダ・タボーラでヴィンテージ無しなんで、
さすがにちょっとどうか/国内メーカーの激安品程度じゃなかろうか、
という気がして購入しておりませんでした。
イカンですな、「安ワイン道場師範」ともあろう者が安ワインを蔑視するようでは。
己に猛省を促すよう改めてキモに命じた次第でございます。
・・・といっても「じゃぁ買うか」と問われるとまた躊躇しちゃいそうではありますけど。
ともあれご報告ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Pouilly-fume 2000
開けた日 8月11日 銘柄 Pouilly-fume 造り手 Jean-Claude Chatelain ビンテージ 2000 輸入元 (株)八田 購入先 港南台高島屋 価格 3000円ぐらい(父からのいただきもの)
息子の2歳の誕生日に開けたもの。子羊の炭火焼きに合わせました。
赤ワインを合わせるのが常套でしょうが、今回が暑かったこともありこれにしました。
それがよかったのか思いのほか良いもので巡り会ったようです。
シャブリともムルソーとも違うでもシャルドネみたいだと飲んでいました。、
上品な樽香、さっぱりしていても骨太な味わい、室温でコルクを抜いたのですが、
適温で飲んだらもっと美味しかったと後悔しました。
残りを二日後に飲みましたが、まだまだ十分美味しく質の高いものでした。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。まずは息子さんの2歳の誕生日、おめでとうございます。
「見たことあるようなラベルだなぁ」と思ったら、
案の定師範も稽古しておりました
(そういう点で画像は便利ですね)。
ヴィンテージは1999年、飲んだのは2000年の12月31日で、
飲んだ環境も季節も違うんですが、
受けた印象はサトーたけし殿と相通じるところもあるようです。
「さっぱりして骨太」、言い得て妙だと思いました。
ともあれありがとうございました。今後ともよろしくであります。
Rancho Zabaco Zinfandel Dry Creek Valley 1999
稽古日:2003年8月11日
闘牛のラベルにRancho Zabacoという名前。
スペイン風ですがれっきとしたアメリカのワイン。
名前はメキシコ人が作った牧場から取ったらしい。
実はこのワイン,ジャグ・ワイン(アメリカの安かろう悪かろうワイン)
で有名なGalloのブランドの一つ。
Galloっていうとあまりいいイメージを持っていない人が多いんだけど,
ここのは結構いい。Parkerもコスト・パフォーマンスのよさをほめているくらい。 |
---師範より---
大変お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
前回も米国対日本内外価格差の少ないワインをご紹介頂きましたが、
今回のは価格差が逆転してしまってますね。
やっぱりワインブームの終焉に伴い、在庫がだぶついちゃったんですかね?
で、Galloのワインは、師範も数度稽古していますが、
それほど「安かろう悪かろう」という印象は無かったりします。
比較的手頃で、白も赤も米国人が好きそうなやや甘くてコッテリ濃いワインだなぁ、
という印象です。
米国でも?評判が悪いということだと、「米国人が好きそうな」というのは偏見なのでしょうかね?
師範の中では「米国人=ケチャップ好き」というイメージがあって、
それにはぴったりマッチするんですけれども。
ともあれご報告ありがとうございました。ジンファンデル、
久しく飲んでませんのでその価格で発見しましたら速攻ゲットしてみます。
BOURGOGNE-ALIGOTE 2001
JEAN-PHILIPPE FICHET
「稽古した日」2003年8月10日
こんな値段で美味しい白が飲めるたぁ、ALIGOTE、とオヤジが出てしまうほど美味しいワイン。
急に暑くなってきた今年の夏。
相変わらず赤ばっかりのワタクシも、師範殿から超人扱いされて、
ふと、白を飲んでみようと思い立ち、
カーヴ・ド・リラックスに出かけてみました。
お店のお薦めに従い、選んだ白二本のうちの一本がこれ。
リラックスではどんなワインでも12本送ると、送料無料なので、
今回も12本買ったのだけど、やはり赤中心になってしまう。 |
---師範より---
暑い中のご報告、ありがとうございます。
コシュ・デュリのアリゴテであれば、随分以前に稽古したことがあります(ココ)。
シャルドネと間違えるかどうかはともかく、非常に良い香りだったことは確かですね。
あれと同じ香りが1,680円で楽しめるんであれば、それはめっけもんであります。
Cave de Relaxには師範も時々足を運び、そして無理やり12本まとめ買いして(※)
送料無料を利用していますんで、
今度行ったときには念頭に置いておきます。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。
ROSE DE CALON 2002 (CHATEAU CALON-SEGUR) ロゼ・ド・カロン 2002 (シャトー・カロン・セギュール)
「稽古日」 2003年8月2日
貧乏人ゆえカロン・セギュールには手が出せないけど、ロゼなら手が出ます。
なんてカロン・セギュールの下の棚にあったロゼを
「カロン・セギュールは無理でもロゼなら・・・」と本家を上目遣いに見ながらゲット。 ところで「ロゼの門下生おすすめは初めて」なんてことはないですよね・・・。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ロゼの門下生おすすめ、直近のところでは昨年12月にこの報告が寄せられています。
というわけで初めてではないですが、極めて少ないことは事実ですね。
やっぱりロゼという存在のその中途半端さが、報告件数にも如何なく発揮されているものと考えます。
で、お薦めの「ロゼ・ド・カロン」、師範も店頭で見かけ、気になってはおりました。
今度見かけたらゲットしてみます。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Queen Adelaide SHIRAZ 2001 クイーン アデレード シラーズ 2001
稽古日:平成15年8月1日
暑い日が続く中、本日のメニューはカレーライス、ポテトサラダ等。
こんなに暑いのに冷房もかけず、我が家は体の限界に挑戦しています。
カレーにはいつもちょっと甘めの白、ドイツワインなんかを合わすんですが、
本日は赤にしようと思い、パワフルな感じのオーストラリアの赤を。 |
---師範より---
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
カレーに合わせるワインは難しいですね。
ワインの特徴が掴めなくなるというか、
なに飲んでも一緒な感じがして、なんだかもったいなく感じてしまうことが多いように思います。
で、ご報告のワイン、漢方系でジャムっぽいってところがいかにもシラーズって感じですね。
この値段でその内容はめっけもんだと思います。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げますとともに、
貴サイトの今後益々のご発展を
お祈り申し上げております。
ESCUDO ROJO 2001
「稽古した日」2003年7月31日 「稽古した場所」ワインと料理の店「アビタ」 「インポーター」マキシアム・ジャパン 小売 2,500円 「原産国」チリ 「使用品種」カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、カルメネール
ついに梅雨明けが8月になってしまいそうな、幾分涼しい7月の最終日。
今回は少し趣向をかえて、
あまり酒販店などではあまりお目にかかれないワインを飲んでみよう、
と勤務先の近所のワインと料理のお店に出掛けてみました。 |
---師範より---
毎度毎度のご報告、ありがとうございます。
いやはや4本続けて濃い赤ワインのご報告、恐れ入りました、というか参りました。
実際のところ、飲むワインの種類と気温って、
ワイン自体の温度さえ気をつけていればそれほど関係ないとは思いますけど、
ヘタレな師範は白ワインとかビールに逃げてしまいます。
食べる料理がサッパリ系とかが多くなるのと関係があるのかも知れません。
というわけで、マトモにコメントもできないテイタラクではありますが、
悪しからずご了承ください。
CONTADO AGLIANICO 2000
DI MAJO NORANTE
「稽古した日」2003年7月29日
ラベル剥がしの在庫が切れそうなので、
行動範囲内では最も安く手に入るリカーズハセガワ(750円)へ調達に。 |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
モリーゼ州あたりでその値段だと、確かに普通じゃないモノが想像されますね。
ちなみに当道場でモリーゼ州のワインを探してみると、
コレとか
コレくらいしか出てきませんでした。
まだまだ未開の地であります。
で、ちんちくりん殿にお店の人が薦められるブルゴーニュ、大変興味があります。
ご報告頂くワインは濃い目の赤が多いようですので、それで3,000円以下でブルゴーニュで、
となると店員さんもかなり困惑するような。
ともあれご報告ありがとうございました。近いうちにハセガワさんにも寄ってみます。
BERBERANA DRAGON TEMPRANILLO 2001
「稽古した日」2003年7月24日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」(株)稲葉 ドッキリwine市場 850円 「原産国」スペイン 「使用品種」テンプラニーリョ
なかなかやって来ない夏をいいことに次から次に安ワインを買い込んでどーすんだ!
という毎日。皆様、いかがお過ごしでしょうか? |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
スペイン、甘いテンプラニーヨ・・・今の時期微妙ですね。
いやまぁ飲みゃ美味いんでしょうけど、
なんとなくジメジメっとしたこの季節にはちと食指が動かない系統ではあります。
それにしても、頒布会にも手を出されて初見のワインもまとめ買いされるとは恐ろしい飲酒量ですね。
師範も真っ青であります。
ともあれご報告ありがとうございました。
今後も体に気をつけつつよろしくお願い申し上げます。
Chateau d'Aiguilhe 1998
「稽古した日」2003年7月13日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」サントリー カーヴ・ド・リラックス 2,180円 「原産国」フランス 「使用品種」メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
師範ポイント80以上のワインを追っかけで購入。夫婦で唸ったワインのご紹介。
今回は投稿するつもりはなかったんだけど、
ちょっと気になる点が一つあったので書いちゃいました。
それは、このシャトー名の読み方。フランス語にもウトイ私ゆえ、
ラベル上の文字が音としてスンナリ頭に浮かんでこない。
某WEB SHOPでは"デギュイラ”、
別のところでは<デグイユ>、また他を覗くと≪デギーラ≫、師範殿は「デギュイユ」。
裏ラベルにはまた別の文字が踊ってたりして。(".")
真っ当な門下生たるもの師範に従うのは当然のことではありますが、
いったいど~なってんでしょうねえ?それだけフランス語は難しいってことなんですかねえ。 蛇足でありますが、もう一つ、〔ディギーユ〕、さらに‘デギル’なんていうのも発見。 いったいど~なってんでしょうねえ? |
---師範より---
師範好印象ワイン追試のご報告、ありがとうございます。
"d'Aiguilhe"、どう表記するのが近いんでしょうね?
残念ながら師範の持っているフランス語の辞書には載っていない単語でした。
フランス語の単語に"Aiguille【エギュイユ】:針,尖鋒"というのがあるんで、
("lhe"と"lle"が同じような発音をすると仮定すれば)師範法が正しいのでは?
と考えております。
・・・なんてことは置いといて、ワイン自体は美味いっすよね。
ボルドー系を守備範囲とする安ワイン者は是非お試しあれ、って感じであります。
BARBARESCO 1996
作りて CASETTA CASA VINICOLA 銘柄 BARBARESCO 1996 輸入元 キリンシーグラム 買った所 カルフール南町田 値段 1790円 飲んだ日 7月10日 カルフール南町田は、たまにバリューのあるワインを手にいれることが出来ます。 今回のバルバレスコのそうだったようで、定価3580円を1790円で買いました。 バルバレスコには今までいい思いをしたことがなかったので、 試しにという感じで購入しました。 しかし、これが当たりで薫はまあまあでしたが、 味はネッビオーロの特徴が良くでていてグットでした。この値段なら満足といえます。
カルフール南町田は、田園都市線の南町田駅に隣接しているスーパーです。
フランスのものに限っていえば面白いものが安く手にはいることがあり重宝しています。
ワインとチーズ、カルフールブランドの瓶詰めなど珍しいのが安いです。
ワインはフランスからカルフールがインポーターになって輸入しているものが安く、
品質も安定したものが多いようです。たまに間違えてしまうこともあるようで、
シャブリのプルミエクリュを1200円台で売っていたことがあり、
三日後に商品がAOCシャブリに取り替えられていたこともありました。
こんなことはまれです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ピエモンテの銘酒バルバレスコ、
それもちょっと熟成が期待できる1996年産でその値段は安いと思います。
カルフール南町田店は師範も一度行ったことがありますが、
オリジナル商品が多くて発掘のしがいがある店だな、と感じました。
チーズもいいですね。小さく切って売られているブルーチーズとかでも、
青カビがピシッと入ってて良さげだなぁ、と思いました。
師範宅からはちょっと遠いのが難点ですけれども。
ともあれご報告ありがとうございました。
今度行った際には(多分既に無いでしょうけど)注意してみます。
LARINUM MONTEPULCIANO D'ABURUZZO 2001
「稽古した日」2003年7月9日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」(株)モトックス 虎屋リカー 820円 「原産国」イタリア 「使用品種」モンテプルチアーノ 今回もまた前回同様、劇場主さんのサイトを参考に注文して、 当たり!のワインのご報告。 この溌剌とした酸味と甘みの美味しさに乗せられて、飲みながら書いてます。 最近、師範ポイント80点前後の買いごろワインが目白押しなので、 追っかけとしては忙しい毎日を送っておりますが、 そんな折にも他のサイトにもお邪魔して情報仕入れちゃ~買うもんだから、 ワインが溜まる溜まる。さて、初お取引の、この虎屋リカーさん、 ワインを一本一本丁寧にフィルムに包んで送ってくる。 しかも梱包ダンボールの上には運送屋さん向けに、 大切なお客様のワインですので云々、と取り扱い上のお願いが述べられている。 いや~、気を遣ってますねぇ。さすがです。 で、このワイン、濃い目の若飲みワインには目がないはずの師範殿には、 特にお薦めに相応しいと信じての報告であります。 小さめの、やや安っぽい瓶から流れ出てグラスに注がれたワインは、 イタリアの正統な濃い青紫色。 香りは、、、、えっ! 羊一匹入れて醗酵させたの?と思えるような動物香。 そして、飲み進むうちに、その羊が、 だんだん甘いプラムにメタモルフォーゼしてゆく不思議なワイン。 仕舞いには、ワインではなく濃いプルーンのジュースを飲んでいるような感覚になり、 アルコールを感じなくなってしまう。 ラベルにはアルコール度数が12.5と表示されているけれど、 頭をそこまで麻痺させるということは、ホントはもう少しアルコール度数が高いかもです。 しかし、まぁ、820円でそんなスリルが味わえるワインはなかなかありません。 師範ポイント75以上を狙う佳品としてお薦めです。 |
---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
師範ポイントまで予測されていて、こりゃ稽古せねば、って感じですが、
ご承知の通り師範はあんまりWeb Shoppingって利用してないんですね。
別に深い理由があるわけじゃないんですけど、
配送費用を相対的に安く上げるため複数本まとめて買おうと迷っているうちに、
なんとなく面倒くさくなって「まぁいいや」ってやめちゃうのがいつものパターンです。
最近、Web Shopじゃない実店舗を回ってもあまり目新しいワインが見つからなくなってしまってるんで、
そろそろソッチ側にも進出せねば、とは思っているんですけれども。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願い致します。
ヌメロアン ボルドー 2000
(N°1 Bordeaux 2000) 3,000円(千葉の鉄板焼きレストランにて)
千葉のとある鉄板焼きのレストランでボトル3,000円でいただきました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ヌメロアン、かなり目立つラベルなんで時々見かけた記憶があります。
確か赤も白もあったような。
そんで、じゅんたろう殿のご推察通り2,000円弱のお値段だったような。
飲んだことは無いんですが、ACボルドーでその値段だとちょっと躊躇してしまった記憶があります。
ご推薦とあれば、今度見かけた時は挑戦してみよっかな、であります。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
LENSWOOD Vinyards Souvignon Blanc 2002
造り手:KNAPPSTEIN社 色:白 産地:オーストラリア 価格:1000円(2本2000円) 購入日:6月10日(火) 購入店:やまや新宿店 信じられないぐらいフルーティな、グレープフルーツ系の香り。 色は新大陸のソーヴィニオンブランの典型よりも若干濃い程度だが、 ちゃんとしっかり熟した果実を感じさせる。バランスの良さも秀逸。 数年前に某雑誌の低価格ソーヴィニオンブランコンテストみたいなもので トップを取って超有名になってしまい、 1980円という高値でずっと売られていたが、 やっとその騒ぎも収まったのかついに(もちろん質はそのまま) 上記の値段で買えるようになった嬉しい1本です。 これからの暑いシーズンにキリリと冷やすとバッチリではないでしょうか? |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
レンズウッドのワイン、1999産のシャルドネであれば先日稽古しました。
かなり気合の入った造りで、
かつその気合がちゃんと良い方に向いている感じで好印象だったように思います。
ソーヴィニョン・ブランは雑誌の評価でトップだったとのことですが、
なるほどああいう造りであれば(一口ずつ含んで評価するような)
コンテストなんかでは高く評価されるのもうなずけます。
それが一本1,000円だったら安いですね。
是非その値段で売りつづけて欲しいものです。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Les Grands Augustins 2001
(レ・グラン・オーギュスタン 2001)
造り手:Tardieu Laurent(タルデュ・ローラン) 色はけっこう濃い目のガーネットで紫がかっている。 香りはラズベリー、ブラック・ペッパーの印象。 シラー特有の「なめし皮」の要素もチラリ。 このワインはシラー100%なので、品種の特徴をつかむにはもってこいかも? しかし、ローヌらしい土くささとはちょっと違う雰囲気。 この辺りがVIN DE PAYS D’OCと名乗る所以か? 余韻もまずまずで、凝縮したフル・ボディ・タイプの赤ワインです。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
タルデュ・ローラン、最近メキメキと頭角を現したジョイント・ヴェンチャーですね。
ご報告の銘柄「レ・グラン・オーギュスタン」は、白であれば2000年ヴィンテージと稽古済みです。
かなり迫力のあるワインでしたが、ちょっと余韻にかける感じがあったように思います。
確かにあの雰囲気を持った赤であれば、より好印象かも、なんて気がしました。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げますと共に、
貴サイトの
今後益々のご発展をお祈り申し上げております。
NERO D'AVOLA 2001
シシリアのIGTで、生産者SASSETOです。 成城石井(浦安)でセール価格880円(通常980円)。 ワイン売り場でアブラをうっていると「うわー。コレ、おいしそう」と、 年のころなら40チョット前くらいのご婦人の実に素直な感嘆の声を耳にしました。 このご婦人、買い物カゴへ「コレ」をいれて行かれました。 「コレ」の前へ行くとこのワインがありました。 ネロ・ダーヴォラというブドウも未知でしたが、 ご婦人の非公式なご推薦とIGTの表記に期待を膨らませ私も購入。
グラスに注ぐと色がまず印象的。濃赤色。
濃い色なのに感覚としては「澄んでいる」という不思議な印象。
とにかくキレイな色です。香りがいい。「あ、イタリアワイン!」とわかるような、
あの象徴的な香りがまず鼻をつきます。
じっくりと嗅ぐとカシスので果実臭たっぷり。色と香りは上々です。
口に含むとこじんまりとまとまったちょっとお上品な感じです。
ボトルの裏の説明ラベルにも書いてある通り、口当たりは良いのですが、
けっして軽いとか水っぽいとかいうのではなく果実味しっかり、膨らみもあります。
いつもよりもチョッと酔いがはやかったのはアルコールが高めなのだとおもいますが、
その分膨らみが豊かに感じられます。
さわやか、さっぱりでお上品なワインでした。
コストパフォーマンスはかなり高いとおもいます。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ネロ・ダヴォーラ種のワインは、(違う造り手ですが)
師範も稽古しております。
表現の違いは置いといて、特に香りの第一印象とか相通じるものがあるような気がしますね
(他の門下生からのご推薦もあります)。
こういう外交的な赤はこれからの季節良いかもです。
それに合わせられた野菜ベースの料理がまた良さげです。今度マネして造ってみます。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
CHATEAU LYNCH MOUSSAS 1994
\2,500 (池袋 東武デパート)
はじめまして、門下生にさせていただいたので、その御土産といってはなんですが
3本ほど過去のよかったワインをご紹介させていただきます。 | |
CHATEAU KSARA 1996
\2,800 (イトーヨーカ堂 酒売り場)
レバノン産のカベルネソーベニオン、
明治屋が輸入しています。池袋の東武デパートで買いました。2800円でした。 | |
DOMAINE BOYAR Chardonnay 1996
\980 (池袋ビックカメラ 酒売り場)
池袋のビックカメラの酒売り場で買いました。980円だったと思います。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。また、写真付きで3本ものご報告、恐れ入ります。
ランス・ムーサ、世間の評価はあまり知りませんけど、ボルドーの格付け5級がその値段であれば安いですね。
内容もオッケーだったとのこと、ナイスな買い物でしたね。
レバノンのワインは、
有名ドコロのシャトー・ミュザールと1度稽古しています。
かなり好印象だったと記憶しています。ご紹介頂いたクサラもよく耳にする銘柄、
機会があれば稽古してみたいものです。
最後のドメーヌ・ボイヤールのシャルドネは、
1999産と稽古済みです。
とはいえ産地(なんとか・リージョン)によってモノが違うようではありますが。
この造り手、カベルネとかメルローもいくつか稽古していますけど、
白の方が師範には良いように感じられました。
あまり重厚さの無い造りの物が多いので、軽さがメリットに感じられる白のほうが合うのかな、
なんて考えております。
(ちなみに、これまで稽古した全ワインのリストは
「出身地別名鑑」に記載しています)
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ARGILO 1999 DOMAINE DU VEILLOUX, CHEVERNY (アルジロ 1999、ドメーヌ・ド・ヴィーユ、シェヴェルニーネ)
「稽古した日」2003年6月1日
暑くなってきましたね。 |
---師範より---
久しぶりのご報告、ありがとうございます。
ロワールの赤ですか。お察しの通り、師範的には「薄そうじゃん」
ってな具合でスルーする場合が多いカテゴリーかも知れません。
でも、これからの季節はガッツン&ドスコイな赤より、
そういうサラサラ系のほうがイイかも知れませんね。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
VITAE
「稽古した日」2003年5月25日 「稽古した場所」鎌倉の我が家 「購入した店」マインマート 「インポーター」 サッポロビール株式会社 「価格」1180円 「原産国」イタリア トスカーナ 「分類」I.G.T.
はじめまして。初の報告です。表現力が乏しくどう報告してよいやら、困惑しています。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。また、軽い写真付きでのご報告、痛み入ります。
mika殿のサイトでもお薦めされているワインですね。
ワインの中身もさることながら、
コルクスクリューとサイズの合わないコルク、ってのにも野次馬的興味を惹かれます。
マインマートは近辺にゴロゴロしてますんで、近いうちに稽古してみたいと考えております。
今後も「これは!」というワインに遭遇されましたらご報告お待ち申し上げております。
Van Reine (Vin de Table)
APEXで598円
即夜、千葉の我が家でいただきました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
キュヴェ・ミティークは安ワイン者の間では結構メジャーな銘柄ですから、
師範も数回稽古経験がありますが、その更に安銘柄があったとは存じ上げませんでした。
598円で満足であればそれはお買い得ですね。見かけたらゲットしてみることにします。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
Vacqueyras 2001 生産者/エドモンド・ビュルル 葡萄品種/グルナッシュ
稽古日 2003年5月23日
ローヌ得意の酒屋さんのあるじが自身のHPで「ビュルルなんて大したことない」
と宣っていたを見て、昨年飲んだ2000のビュルルの印象は悪くなく、
「そんなものかな」と思っていました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ローヌに暗い師範ですから、ヴァケイラスなるAOCのワインは、
過去に1度だけ980円のものを一口飲んだことがあるのみであります。
また、ビュルルという造り手もダンデゾンという造り手も知らなかったりします。
まだまだワインの世界は奥が深いですなぁ。
最近探究心が薄れてきて、なんとなく想像の付くワインばかり購入しているようなところもありますので、
イカンなぁ、と思っている次第でございます。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくであります。
LA CUPOLA PINOT NERO 1998
「稽古した日」2003年5月23日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」(株)稲葉 セラー専科 1,800円 「原産国」ピエモンテ イタリア DOC テヌテ ネイラーノ自家葡萄園元詰め 「使用品種」ピノ・ネロ 「激安ワイン飲みまくり人生劇場」の劇場主さんが利用されているお店、 セラー専科の宣伝文句の中から特にコストパフォーマンスの良さそうなワインを数種類選んで購入。 ブルゴーニュの超一流生産者に匹敵、いやそれ以上の品質かも知れません。などと書いてある。 ホント~?と疑いの眼差しを向けつつ抜栓。 ブルゴーニュワインにいまだに開眼出来ない経験の浅さ故、 ついついこんな宣伝文句につられてしまう。 前日に飲んだスペインはフミーリャのワインが濃縮鮮血色の綺麗な濃い色のワインだったため、 今回のワインがピノ・ネロとわかっていても、その色合いの違いの圧倒的な差に、 あ~、今夜のワインはダメかも、と思ってしまう。 しかも茶色がかって1998なのにかなり熟成しているように見える。一口飲んでみる。 やはりかなり熟成している。え~っ!ちょっとおかしくないか? なんでこんなに熟成してるんだ?まるで10年くらい寝かせていたような飲み頃感。 いったいどんな造り方を、又は寝かせ方をすればこんなワインになるんだろう? ブルゴーニュの超一流生産者に匹敵かどうかは判らないが、この味はオールドビンテージの味。 どこのWEB SHOPで買っても同じ味なのか?それともセラー専科の寝かせ方が良いからなのか? そこら辺をどうしても解明てみたくなった。ブルゴーニュ好きに是非解明して頂きたいワインです。 アルコール分13度なのに軽く一本空いてしまう。美味すぎる。ちなみに、1999は天候に恵まれず、 造られなかったらしい。 |
---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
ピノ・ネロ、
(あんまり良いヤツを飲んだこと無いからかもしれませんが)
師範は本家ピノ・ノワールに比べて良いと思えるのを飲んだこと無いです。
なんだか、持ち味のピュアな果実味より汗臭い雑味の方が目立っているモノが多い気がします。
ラングドックあたりのピノ・ノワールも同じイメージですけど。
また、最近無用に年月を経てヘタッてしまったワインを飲む機会もあったんで
(コレとか)、
若い系好きの師範としてはちょっと食指が動かない、というのが正直なトコロであります。
どなたか追稽古なさった方がいらっしゃいましたら是非ご報告よろしくであります。
MONASTERIO DE SANTA ANA SYRAH 2002
「稽古した日」2003年5月22日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」モトックス リカーズハセガワにて 880円 「原産国」スペイン 「主要品種」シラー
ドイツワインケナー認定を受け、今年度はスペインワインコンテストに挑戦!
の年にしようと思い立ち、スペインワインの勉強を始めた今日この頃。
あっちのサイト、こっちのサイトとスペインワインを探しては、
うろうろしておりましたが、昨年の8月に報告した
スペインのCASA DE LA ERMITA 2000のさらに廉価版らしいワインが、
ハセガワにあることを発見し、早速購入。手にとってみてその値段がCASA DE LA ERMITA
の半値ほどでしかないのを知り、お味の方はやはりそれなりだろうなあ?と店長に尋ねると、
濃さがやはり違う由。この店長の味の好みは私に近いものがあるので、
そうでしょう、そうでしょう、と帰宅して、今回も休ませず即抜栓。 |
---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
ご報告のワイン、偶然にも師範も同じ店でゲットし、現在稽古待ちとなっております。
CASA DE LA ERMITAの方は師範も稽古して、
かなり好印象だったのでコレにも大期待で稽古に望む所存です。
それでは、また何かヒットアイテムがありましたらよろしくお願い致します。
VIN DE PAYS DE VAUCLUSE 2001 (DOMAINE Les Aphillanthes) ヴァン ド ペイ ド ヴォークリューズ 2001 (ドメーヌ・レ・アフィラント)
「稽古日」 2003年5月18日
先日このつくり手のローヌ・ヴィラージュを稽古して気に入ったため、
新たにリリースされたVdPのメルロをさっそく稽古してみました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
前回と同じ造り手のワインのご報告、
よほど気に入られたものと拝見致しました。
コメントを読む限り、確かに『濃いワイン好き』と言われるロバート・パーカー氏が絶賛しそうなワインですね。
師範も濃いワインはキライじゃありませんので、
ますますアフィラントなる造り手のワインを飲んでみたくなりました。
見かけたらゲットしてみます。
というわけでご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
Burrowing Owl, Chardonnay, 2000
稽古した場所: Tofino の某レストラン 稽古した日: 5月10日 原産: Okanagan, British Columbia, Canada 値段: 酒屋では 20 CAD 程度 カナダというと寒いという気がしますが、BC の南部は アメリカのワシントン州やオレゴン州とほとんど気候は 違わないので当然ワインができます。 必要にして充分な香り、すっきりとしていてかつ豊かな味わい。 20 CAD なら Bargain だと思います。 |
---師範より---
はるか海の向こうよりのご入門、ありがとうございます。
ブリティッシュ・コロンビアのワイン、
っていうかカナダ産の普通のワイン自体、師範は未稽古です。
確かに寒い地方っぽくて、造られるワインはアイスワイン、ってイメージがありますね。
ご紹介頂いたワイン、カナダドルって85円くらい(2003年5月現在)みたいですから、
1,700円くらいでしょうか?
カナダ産のワインって、日本ではあまり見かけませんから、
ご紹介頂いたワインを購入するのは結構困難かも知れませんが、
注意しておきたいと考えております。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
CHATEAU SAINT AHON 1999 「稽古した日」2003年4月28日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」 有限会社 カツミ商会 サンタムール 1,380円 「原産国」フランス HAUT-MEDOC CRU BOURGEOIS 「使用品種」カベルネ・ソーヴィニヨン50.6%、メルロ36%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド3.6% 緊急報告!本年度1,000円台ボルドーの決定版に決めてしまいます。 最高のコストパフォーマンス。 いいのかよ~!?こんな値段で!驚きのCRU BOURGEOIS。 1,380円でCRU BOURGEOISが 買える、ってだけでも驚くのに、抜栓したコルクから香る圧倒的パワー。 まだ飲んでもいないのにサンタムールに即電話して在庫を確認。 明日の朝一で一箱買いにいくことに。 実際に飲んでみてあらためてその割安感に鳥肌。またワインが増えてしまう~。 思えば某ワイン屋のWEB SHOPでまさに今この同時期、 共同購入ワインとして、最終価格1,680円で販売されていたこのワインがなんと1,380円。 え~っ!1,680円でも安いと思っていたのに、 サンタムールのDMで300円も安いことを知り、関内へ急行。 それでも、他のワインを買ってしまって、このワインの購入は結局一本だけ。 ホントはたいして期待もしていなかっただけに、そのギャップになぎ倒される。 ソフィスティケイティッド・ブレタノマイセス、泥臭さを残した洗練、ボルドーの正しい甘味。 アっと言う間に一本が空き、味わいの変化を楽しむ隙を与えない。いや~参りました。 師範殿も既に1998を稽古済みの由。 1999でこのお味なら2000年はどうなっちゃうんでしょう? 2000年もこの値段で買えたらいいなあ。 人に教えたくないワインですが、これをご覧のお近くのみなさん、 関内サンタムールへGO! |
---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
まだ年度始まってすぐなのに、
既に「本年度1,000円台ボルドーの決定版」とはなかなか気の早い話ですが、
ちんちくりん殿の興奮具合が伝わって参ります。
ご指摘の通り、師範も一昨年1998と稽古しております。
確かに値段の割には大変好印象なワインでありました。
1998,1999と大して違わない値段で提供されているんで、2000年産もきっと同程度でしょう。
パーカー氏の点数とは関係ない安ワイン市場は、
出来が良い年だからといって値段を上げて売れる理由は無いでしょうから。
ともあれ情報ありがとうございました。安ワイン者は関内にGO!であります。
CHATEAU CHARRON Les Gruppes 1999 「稽古した日」2003年4月23日 「稽古した場所」AUXAMIS TOKYO 丸ビル 「インポーター」株式会社やまざき 2,000円 「原産国」 フランス プルミエ・コート・ド・ブライ 「主要品種」メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
徒歩5分のところに勤務していながら、
混雑ぶりに恐れをなして近づかないでいた丸ビルに初めて行ってみました。 ワインリストを所望すると、 片手で持つにはチトつらい重さの分厚いファイルが手渡されました。 さすがに扱い点数の多さを誇るだけあって、 あらかじめ決めていかないと、リストを見てるだけで楽しくて食事が終わってしまう。 そんな訳で捜すのを諦め、一番最初のページのお店のお薦めを注文することに。 オススメのワインも何種類かあり、価格帯もさまざまで、ここでまた迷ってしまうのですが、 財布の中身と相談の上、5,500円でオンメニューのジロンド右岸のこのワインを選択。 ハッキリ言って、10,000円頂戴します、 と言われても納得してしまうような洗練された美味しさ。 メドックにありがちな安ボルドーっぽさは微塵もなく、一口目から恐れ入ってしまう、 客の滞店時間短縮型ワイン。ゆっくり飲んでいたいが、 値段とお味のアンバランスにどんどんグラスが進んでしまう。アルコール度数13度。 割合にしっかり目に造られたこのワインはこの店のこってり系料理にもピッタリ。 飲み干したあとのグラスにも新樽香がバッチリ。 期待以上の内容に満足のお店&ワインでございました。 |
---師範より---
レストランでの料理とワイン、それにワインはわざわざ小売価格を調査されてのご報告、痛み入ります。
で、ご推薦のワインは、師範も昨年11月に1997と稽古しております。
美味いですよね、あのワイン。どちらかというと現代的な、華やかで明るいボルドーだったという印象があります。
醸造の方法を変えていないとすれば、1999もきっとそんな感じだったのかな、と。
名前より内容を重視したワインをお薦めに載せるあたり、
さすがワインに長けた店のチョイスですな。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願い致します。
Baron Philippe de Rothschild "Le Cadet" Merlot 2001
Vin de Pays d'Oc
APEXで1,080円
APEXで、コストパフォーマンスでは高い評価を得ていると思われるMouton Cadetの名前を残す
”Le Cadet(Merlot), V'd Pay d'Oc"(2001年)です。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
安ワイン道場師範を名乗ってはおりますが、
弊道場ではご紹介頂いたル・カデもムートン・カデも未稽古です
(ムートン・カデは道場開設以前にどっかのレストランでグラスワインとして飲んだような気がしますが)。
なんとなくああいう大手のワインって、
いつでも買えるような気がするし、平均的な味わいみたいな気もするし、
シャトー・ムートンの威光で売ってるような気さえするしで稽古してなかったですね。
でも、実際は大手がその醸造技術をもって大量生産地域で生産するワインって、
下手な造り手のものよりイケたりするんですよね。
先入観は取り払うべし、ですな。
ともあれご入門&ご報告、ありがとうございました。
今後もご精進のほど、よろしくお願い申し上げます。
Chateau Tour Chapoux 1999
Bordeaux Superieur
価格:980円
昨日パパ、ママ来宅時のワイン、ちょっとよかったので、ご報告いたします。 |
---師範より---
これはこれは、歌のおねえさん直々のご入門&ご報告、畏れ入りましてございます。
「フランス農業コンクール受賞」のワインは、星の数ほどあるみたいなんで、
それ自体はあまりあてにならないかもです。
「冷蔵輸入」は、リーファーコンテナっていうクーラー付きのコンテナで輸入しました、
ってことですんで、確かに手(というか金)がかかってると言えると思います。
でも、そこそこのワインは大抵リーファーコンテナ使ってる(と書いてある)のが現状みたいです。
・・・って、能書きがどうであれ『美味きゃオッケー』ですからね。
ご両親も満足ということでメデタシメデタシでありました。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
VDP d'Oc Bushman Rouge 2000
(VDPオック ブッシュマン ルージュ 2000)
造り手 Maurel Vedeau(モーレル・ヴドー)
黒地に赤の線画と白のロゴといった、なかなか洒落たシンプルなラベルデザインのワイン。
フランスの南部、ラングドック地方のヴァン・ド・ペイです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。ちょうど1年ぶりくらいですね。
モーレル・ヴドーのワイン、4年くらい前から師範も時折飲んでおりまして、
優等生な赤、
甘みの強い赤、
固いリンゴのような白、
ヤケに熟成した白等、
印象イロイロ、って感じです。
志の高い造り手さんらしんで、年々腕を上げてるんでしょうね。
ところで、なんで「ブッシュマン」なんて名前なんですかね?
およそワインの名前としては似つかわしくなくて、
なんだかケモノのフンとか乾いた土の香りしかしなさそうな気がするのは師範だけでしょうか?
事前情報なしだったら師範的には一番買わないタイプ、かなり損してるよなぁ、と。
ではあるんですが、とびっきり覚えやすいワインですので、見かけたらゲットしてみることにします。
ご報告ありがとうございました。
COTE-DU-RHONE VILLAGES "Cuvee des Galets" 2000 (DOMAINE Les Aphillanthes)
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ”キュヴェ・デ・ガレ”2000 (ドメーヌ・レ・アフィラント)
「稽古日」 2003年3月22日 ワイナート2003春号でローヌの至宝と広告が出ていたつくり手のワインです。 黒っぽい赤紫で底がほとんど見えません。 エッジのぎりぎりまで凝縮感がありそうな濃さが続いて、 いきなりグラスになるって感じです。 アルコールが14.5%だけにとろーっとしたブション。 ローヌらしい藁のような香りがあるですけど、 豚小屋や鳥かごのような田舎くさいものではなくて、 ハイジやペーターが寝転んでも良いような上品さのあるしっとりとした香りです。 しかもこの香りには凝縮感があり、完熟した果実味も感じられます。 甘く厚みのあるアタックの後にわずかに酸味が現れ、 舌の上にふくよかにしっかりと液体が存在します。 舌や歯茎を細かく刺激し、 じわじわ締める収斂性が「あー、飲んでるなー」という満足感のある余韻を生みます。 アルコールが高いのにアルコール感を感じません。凝縮感のある甘く・旨いワインです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
なんだか濃くて良さそうなワインですね。
『とろーっとしたブション』ってのはちょっと判りかねますが(コルクが溶けてる?)、
それ以外は良いローヌのジャムっぽい雰囲気がバリバリ想像されます。
"Les Aphillanthes"、しっかり覚えておきます。
それでは、今後ともよろしくお願い致します。
Crozes hermitage les meysonniere 1997 (M.chapoutier)
クローズ・エルミタージュ・レ・メゾニエ1997 (M.シャプティエ)
「稽古日」 1999年12月15日
古い記載で恐縮ですが、この時以外にも何回か試して、その度に感心するワインです。
今も2千円台で見つかるかと思います(かつて千円台後半でもみかけた記憶あり)。
単純な果実味だけではない、かといって作りすぎではないバランスの良さが気に入っています。
ゆっくり飲んでも飲み飽きない一本です。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
クローズ・エルミタージュ、実はまだ一度しか稽古経験がありません
(その一度はコレ)。
クローズ・エルミタージュに限らず、ローヌの村名以上ってあんまり稽古してない師範であります。
ローヌって、ご紹介頂いたシャプティエとか(先日別の門下生から推薦頂いた)ギガルとか、
大メーカーの評判が良いようですね。
もちろん中小でも良いとこあるんでしょうけど、
「品質の良いものを沢山作る」ってのは大したもんだなぁ、と感心です。
ともあれご報告ありがとうございました。ご推薦のワイン、見かけたら稽古してみます。
HOLLICH 1997 Coonawarra Wilgha Shiraz
「稽古した日」2003年3月19日 3年ほど前に横浜そごうで買ったオーストラリアのシラーズが思いのほか美味しかったので、 すぐにもう一本買って、我が家の地下車庫(冬8℃、夏25℃)に放り込んでおいた。 それが最近になって発掘されたので、もーいーかい?ってな感じで開けてみたのは4日前。 コルクの、ワインとの接触面には、濃い目の熟成ワイン特有の、 トリフのチョコのような、ふわふわ感のある赤紫。 早速グラスに注いで色を見るが、ムムッ!、なんか、 ちょっとオレンジがかって熟成させ過ぎの色合い。 そして、香り、味、ともに老境への道をひた走りつつある、といったような味わい。 やっぱり、冬夏の温度変化の差がありすぎかなあ、まぁ25℃ってのも厳しいのだろうなあ、 などと、飲む気も失せ、別の、飲み残しワインなどを飲んで、 しょうがないから週末に、料理にでも使おう、とそのまま放置。 そして、四日後の、イラク攻撃が明日に迫っているのに、能天気な晩、 もう一口だけ飲んでみるか!とグラスに注いで驚いた。なんと、若くなってる。 色も濃い目の赤紫、香りも華やいで、その味わいも十分若い。 しかも、パワフルでギュっと詰まった感じ。こんなことがあり得るんだろうか? 誰か中身を入れ替えた?でも、 我が家でワインをさわるのはこのワタクシメだけだし。不思議だなあ。 初めての経験でございます。 何日も変化が楽しめて美味しく飲めるワインは数々あれど、 数日かかって若返って美味しくなっていくなんてねえ。 ハッキリ言って、Coonawarraの魔力でしょうか? どなたか同じような経験をされた方いらっしゃいませんか? グラスに残った樽香の香る時間もなが~い。 |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
抜栓後に若返ったワイン、当然ながら師範は経験ありません。
残してもせいぜい翌日、ってことが多いんで、
たとえ4日後に若返るワインに出会っていたとしても、
若返る前に飲んじゃってるんだろうと思われます。
それにしても不思議ですなぁ。一番不思議なのは色が変化しているってところ。
師範の経験上、味や香りが変化するワインは数々あれど、
色まで変化するワインに出会ったことはありませんから。
数日後に若返ったワインを飲まれた経験がおありな方は、師範までご連絡頂ければ幸いです。
頂いた情報はココに公開させて頂きます。
Domaine de Font Alba 1999 Oak Barrels Xavier-Louis Vuitton
「稽古日」 2003年3月15日
松坂屋大手町のワイン担当のお嬢さんから
「凄い売れ行きですよ、このルイ・ヴィトンのワイン」と薦められて、
3本で3,200円なら騙されてもいいかな!と購入(いつも騙されちゃうワゴンセール)。
ルイヴィトンとコート・デュ・ヴァントーとはどうもしっくり結びつかないのだけど。
あの、ルイ・ヴィトンの5代目が有機栽培のぶどうを醸造したワインだとか。
ホントか?ロゼを含めた3本セット、贈答箱入り。 |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
ルイ・ヴィトンのワイン、それにはあのLとVが重なったマークとかあったんでしょうか?
もし無かったとしたら、ルイ・ヴィトンって『ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー・グループ』ですから、
シャンパーニュ地区を中心に星の数ほどワインを作ってるんで、
特に珍しくもないような気がしますが・・・
で、いわゆるファッション・ブランドが造るワインとしては、
師範も以前に"アニエス・b"のワインを貰って飲んだ経験があります
(赤と白)。
印象としては、赤はそこそこ/白はイマイチだったような。
やっぱりルイ・ヴィトンの方がワイン造りでも一枚ウワテなんでしょうか。
というわけで、ご報告ありがとうございました。
RIESLING TROCKEN 2001 J.J.Prum やまや赤坂店で1980円(セール)で購入 ドイツワインはほとんで飲んだ経験がないのですが, 2001年は非常に良い年ということなので購入してみました。 ソービニョンブラン種からつくられる高品質なロワールワインに厚みを加えた感じですごくおいしかったです。 熟した白桃やメロンを感じることができるのが良い年の証明なのかな?なんて思いました。 |
BOURGOGNE ALIGOTE 2000 Fransois Mikulski やまや赤坂店で1380円(セール)で購入 雑味がないクリーンで香り高い味わいに加え, ほのかなバニラの香りが高級ワインっぽいです。 上記ワイン程こくないですが, その分あっという間に1本あきました。RP87~89?だったような気がします。 |
---師範より---
大変お久しぶり(2001年12月以来)のご報告、お懐かしゅうございます。
最近ドイツワインのご報告が増えてきました。
が、道場ではまだ20本(2003/03現在)しか稽古しておりませんし、
しかも自分で買った最高額は1,580円、なんだか「飲まず嫌い」っぽいですね。
でも、ココのコメントにも書いたように、
飲む局面が思い当たらないんですよ。
ミクルスキのアリゴテは、ヴィンテージは違いますが過去3回ほど稽古しています
(近いところでは1999)。
サッパリした中にもどこか気品のある白、って感じだったような。
それにしても、ブルゴーニュの造り手って、どうして一流になってもアリゴテとかガメイとかも造るんですかね?
ぜーんぶシャルドネとピノ・ノワールを植えて高く売った方が儲かりそうなものなのに・・・
・・・と、実情を知らん師範は常々疑問に思っております。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願いします。
DR. LOOSEN Wehlener Sonnenuhr Riesling Auslese 1985
「稽古日」2003年3月7日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」アイ・エヌ・エー東日本(株) ワイナリー和泉屋 2,800円 「原産国」ドイツ 「主要品種」リースリング
有名な醸造所の有名な畑。
いままで、ご本でしかお目にかかったことの無かったゾンネンウーア。
しかも1985年。収穫から既に17年以上が経過しているワインが、たったの2,800円。
有名畑のアウスレーゼだから収穫は機械ではなく人の手による摘み取りのはず。
過ぎ去った17年超をどこでどう過ごしていたかはわからないけれど、
1年100円の保管料を払ったとしたらこのワインは元値が1本1,100円にしかならない。
金利、倉敷の点から言ってもこのワインは買い得なはず。
これで品質が伴えば、どうして、なぜ、
この値段でこのワインが放っておかれるのか解らないというもの。 この瓶で初めて、ドイツワインの味の違いは非常に僅差なんだなあ、と思う。 その微妙な味わいの違いを楽しむのがドイツワインの楽しみなのかもしれない。 いつの日か、その味わいの違いが、ハッキリと判る時が来るといいなあ。 |
---師範より---
極めて丁寧なご報告、ありがとうございます。
ドイツワインの美味さ、師範は理解できていないと思います。
過去に「結構イケる」と感じたものもありますが(コレとか)、
それらは「ドイツのドイツたる良さ」ってのじゃ無かったように思いますので。
やっぱりドイツワインの真骨頂は甘口ですよね。
基本的にワインは食中酒として飲みたい師範は、
甘口の酒ってどういう具合に飲めばいいのか判らない、ってトコロがあります。
清酒をあまり好まない、ってのも同じ理由です。
もちろん、甘いモノのが嫌いなわけではありません。甘いデザートとかは好んで食べます。
やっぱりどこか固定観念にとらわれているところがあるんですかね?
ご紹介されている「鯖の棒寿司」とドイツワインなんて、頭の中では合いそうな気がするんですけどね。
というわけで、まだまだ味覚が未開拓な師範ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
BOURGOGNE HAUTES-COTES DE BEAUNE LES GUEULLETTES 1996 (Doudet-Naudin)
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ“レ・ギュイレット”1996 (ドュデ・ノーダン)
「稽古日」 2003年3月5日
「ルージュが好き!」な71号が「やはり食事にはブランだ!」
ということに気付き(少しばかり成長?)店長に奨められて利いたワインです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
美味そうなワインですね。確かにご報告の内容で1,200円は安いような気がします。サスガです。
それにしても、なんとも艶っぽいコメントだなぁ、と。
そのテのキーワードでお色気サイトを検索しようと思った人が、
ここに到達してガッカリすることが無いことを願って止みません。
・・・なんてアホなことを想像してしまい申し訳ありません。
またよろしくお願い申し上げます。
COLDSTREAM HILLS PINOT NOIR 2001 「稽古日」2003年1月27日 「稽古した場所」大阪西天満 「えん座」 「インポーター」ファームストン デリバリーワイン 2,480円 「原産国」オーストラリア 「主要品種」ピノ・ノワール 1月に大阪の飲食店飲んで美味かったのでインポーターに問い合わせたところ、 東京では東急東横と本店で扱いがある由。 オープン価格なので小売値段はわからないが、 3,500円くらいが実勢価格ではないか、とのこと。 ぅ~ん、3,500円か~、これじゃ門下生報告には使えないなあ、 でもそのうち東急本店にでも出かけて買っておこう、と思っていたら、 なんと、師範殿の稽古日誌に登場。 しかもデリバリーワインさんで2,480円で買えるって!。早速6本注文。楽しみ。 そんな訳で誠に変則ではありますが、 慌てて1月27日に飲んだワインの報告をさせ頂きます。 師範殿が飲まれて高評価だったワインを事前に門下生たるワタクシメが飲んでいて、 しかも、ワタクシ自身も美味しいと感じていたことが妙に嬉しい。 それではバック トゥ 1月27日の日記。 1月27日に大阪の西天満にある串焼きの店「えん座」にて飲んだワイン。 このお店、界隈では有名らしい。 (某サイトの主の日記を読んで、行ってみよう、と思い立ち、訪問) ワインリストを所望したところ、ワインで有名な店のはずが、リストは無い、とのこと。 そうだったのか~!こんなすごい売り方があったのか~!と瞠目。 ワインの値段は5,000~10,000円の間が中心価格帯とのこと。 客の予算と好みを聞いて相応しいのを2~3もって来てくれて、そこから選ぶらしい。 その日、お店が選んでくれた、その「相応しい2~3本」が、 これまた当方が選択するのに困ってしまうほどツボにはまっていて迷いに迷う。 結局はじめにオーストラリアのピノと、 過去に飲んだことがないマルビュゼを注文したのだけど、このピノがバカウマ。 実勢価格を調べたら3,500円小売とか。これを4,500円で売るのだから、 非常に良心的。 料理ともども明朗会計。客あしらいも非常にスマートで、おもねるでなく、 押し付けがましくもない。 美味いワインに美味いアテ。終始満席の理由がわかる。 とまあこんな感じ。 ワインの評価については師範殿に譲るとして(あんなに上手に表現できない) デリバリーワインで採用している師範殿のコメントにもあるように、 私も数年寝かしてみたい。 でも、明日、代引きにて到着予定の6本はすぐなくなってしまうかな。 やっぱりまた、もう1ケース注文してしまうことになるのかも。 関内サンタムールからのワインフェアの案内を見ながら、今日にでも出かけて、 13日に師範殿が稽古されてご発表のあったサリーチェ・サレンティーノを買って来ようかなぁ、 とぼんやり考えていたのに、見落としていたCOLDSTREAM HILLS を見て、 急に脳内麻薬が出始めてしまった自分が可笑しい。 しかし、 夏のボーナスは出ないかもしれないのにワインを買いまくって、 師範の稽古日誌を見るのが怖くなっている私。 |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
飲まれたワインは1月に飲食店で、買われたワインは最近、
ということで若干変則的なご報告ではありますが、
そうでもしないとなかなか飲食店で3,000円以下で美味いのっては無いですからね。
で、ご報告のコールドストリーム・ヒルズ、実際美味いッスよね(師範の稽古はココ)。
洋の東西を問わず、3,000円以下であの内容は出色だと思いました。
もともとピノ・ノワールが好きな師範だからかも知れませんが。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくであります。
Bourgogne 1990 (Domaine Michel GOUBARD)
ブルゴーニュ1990 (ドメーヌ・ミシェル・グバード)
「稽古日」 2003年2月15日
店長に忘れ去られていたのか、ひょっこり出てきた1品。もちろんラスト1本。
価格は「1500円で良いよ」の一言で決まりです。 |
---師範より---
早速第二弾のご報告、ありがとうございます。
単なるACブルゴーニュで1990産、確かに珍しいかもです。
師範も以前に1990のブルゴーニュ白を飲んでますが、
4年以上も前だしルロワのものだしで、
珍しさ的には貴殿の稽古されたものの方が数段ウワテでしょう。
惜しむらくは、ここでご紹介頂いても再現の可能性がほぼ皆無、ってところですね。
ともあれ、ハンパものを安く買って美味かった時って、
安ワイン者冥利に尽きる喜びがありますね。またよろしくであります。
COLUMBIA CREST Merlot・Cabernet 1999 Columbia Valley - Washington
「稽古日」2003年2月17日
安ワイン道場とよく似たコンテンツの某サイトで紹介されていたワイン。 |
---師範より---
毎度毎度のご報告、ありがとうございます。また、ご令嬢の合格、おめでとうございます。
ご紹介のワイン確かに1997と稽古しております。
が、少なくとも1997に関しては、
まずまずの評価ではありますがそれほど顕著な樽の雰囲気は感じなかったようですし、
どちらかというと米国産としてはパワフル系ではなくスルスル系だったようです。
1998 or 1999以降造りを変えたんですかね?
あるいは単に師範の感覚器がポンコツである可能性も否定できませんが。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくであります。
SYLVANER 2000 MEYER-FONNE (シルヴァネール 2000、 メイエ・フォンネ)
「稽古日」2003年2月15日
ちょっと前に行ったワイン会で久々に白を大量に飲み、
その流れで今週末は白を飲みたい気分。
ただし、ワイン会では少々くせのあるヴィオニエ種を飲んだので、
今日は少しさっぱり系をと考え、アルザスを選択。 |
---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
シルヴァネール、ちょっとマイナーな品種ですよね。
師範の過去の稽古経験(コチラのリスト参照)からも、
どっちかというとマイナーで地味な印象です。
ちなみに、師範におけるアルザスの印象は、
CHATEAU de RESPIDE 2000 「稽古日」2003年2月14日 「稽古した場所」横浜の我が家 「インポーター」サントリー リカーズハセガワ 1,980円 「原産国」GRAVES フランス 「主要品種」不明 グラーヴの赤
リカーズハセガワにて、いつものように、今回も店長のお薦めワインを尋ねて購入。
このところ、もう一人のヤギ店長のお薦めとは相性が悪いのだけど、
この長髪のヌーボー店長の一押しワインなら安心(ヌーボー店長=そんな風貌なんです)。 |
---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
そうなんですよね、ワイン買うときは店員さんにお薦め聞いたほうが、
アタリを引く確率は確実に高くなるんですよね。
でも、どーも師範はそれが苦手です。自己分析すると、
Marquise de Puiverrt 1998
CHATEAU DE CABRIAC (マルキ・ド・プイヴェール、ch ド・カブリアック)
「稽古日」 2003年2月1日 凝縮感のある紫。これぞ南仏と言うような、 わら・堆肥・赤系フルーツなどの濃密な香り(臭いという人もいるけどね)。 この香りは鼻につく不快さではなく、 凝縮感やアルコールの甘さを想像させるような香りで期待が膨らむ。 こまやかで舌や歯茎を締めるタンニン、ほんのりと果実味感じるヴォリュームのある飲み心地、 アフターにはアルコールの甘さがある。 南仏はこうでなければ、という安心感がもてるワインである。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
そういえば最近、南仏の赤とは稽古してません。最近飲んだものだと、
同じコルビエールのコレですが、
その内容があまりにイマイチだったからかも。
ご紹介文中、『アルコールの甘さ』という表現がありますが、
師範のイメージだと、アルコールってどっちかというと「辛い」と表現されることが多いような。
もちろんどう表現されようとそれは表現者のご勝手ではありますし、
アルコールが「辛い」かと問われれば、それはそれで違うような気もしますが。
と、無意識に南仏産と距離を置いている昨今ゆえ、本質とは無関係なツッコミをしてしまいましたが、
これに懲りず、今後も安ウマワインのご報告、よろしくお願いします。
COTES du RHONE 2000 E.GUIGAL (コートデュローヌ 2000、ギガル)
「稽古日」2003年2月4日 最近になって知ったのですが、 かのパーカー殿が大絶賛しているのがギガルのヌフ・ド・パープだとか。 それじゃミーハー的に試してみようかとネットで調べてみたら、 1本4,000円近い。さすがにそこまで手を出す気にはなれないので、手ごろなものはと思い、 一番デイリーチックなこれを選択してみました。
色は南仏らしくちょっと濃い目。香りは少し果実の感じがするが、
しばらくするとアルコール臭がたってくる。
アタックは南仏としては柔らかく、ミディアムボディという感じで、
アフターに適度な渋味が。酸味もマイルドな感じがします。 いずれにせよ、ギガルは非常にすばらしいネゴシアンと思ってます。お試しくだされ。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ギガルのACコート・デュ・ローヌ赤、師範も4年前に1995と稽古しております。
田舎っぽさもほどほどで、なかなかいい感じだったようです。
で、ギガルのそれは白もイケてます(2年前に稽古した1997とか。
ご推薦のジゴンダスも、最近見かけた気がするんで、ゲットして稽古してみることにします。
それでは。
COTEAUX DU LANGUEDOC clos fine amor 1999 コトー・デュ・ラングドック クロ・ファイン・アムール 1999
DOMAINE LACROIX-VANEL
稽古日 :平成15年1月17日
このワインは神戸に住んでいる友達が来たときに、お土産で頂いたもの。
それまではラングドックはあまり稽古してなかったのですが、
あまりのうまさに感動して再び購入して抜栓。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
美味そうなワインですね。
南仏でパワフルなワインって、ややもすればそのパワーが間違った方向に向いてて、
葡萄の実も葉っぱも枝もいっしょくたに口の中に入れてワシワシ噛んでいるような、
ちょっと粗野なものも多いんですが、
お薦め頂いたワインはちゃんとピシッと均整がとれているような印象を受けました。
ラングドックで2,000円だとちょっぴりの勇気が必要な価格ですが
(きのっぴー殿も最初は友人のお土産ですね)、
その内容であれば見かけたら稽古したいものです。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Muscadet Sevre & Maine "Clos La Desiree" 2000 ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ "クロ・ラ・デジレ" 2000
Marc Pesnot 師範の1600本(でしたっけ)を越える膨大なリストには感服しております。 しかし、気になることがひとつ。Muscadetでございます。 師範は酸がきついMuscadetしか、稽古されたことがないと伺いましたが、 それを覆す拙者がとても感服した安ワインを紹介いたします。
フランスはロワールのMuscadet Serve & Maine Sur Lie、
Marc Penotの作にございます。
ワイナリー和泉屋のオンラインショップにて1580円で購入しました(これが2度目)。
1度目の稽古は同ショップで購入した仏国白ワイン6本セットでございました。 師範も是非Marc Penotを試されて、 Muscadetに対する印象を一新してくださるようお願い申し上げる。 |
---師範より---
ご入門ありがとうございます。
おっしゃるように師範は「ミュスカデは酸っぱいもの」と理解しております。
また、師範にはミュスカデについての辛く悲しい経験があります。
師範がまだ駆け出しの安ワイン者だった頃、
アルザス産の"Muscat (ミュスカ)"という品種のワインが好きでした。
「フルーティ」という文字をそのまま瓶詰めしたような、
酸味の目立たない甘い香りのワインです。
で、"Muscadet(ミュスカデ)"をそれと間違って買ってしまい、
あまりの差に涙した、と。
・・・であるがゆえに市場流通量の割には稽古経験が少なく、
これまで僅かに6本ってなことになっております。
ご紹介頂いたようなまろやかなミュスカデもあるんですね。
いろいろですなぁ、ワインって。
ともあれご報告ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
KREUZNAHER PARADIES FABERREBE BEERENAUSLESE 1989 クロイツナッハ パラディース (Weingut Korrell-Johanneshof) コレル・ヨハネスホフ醸造所
「稽古した日」2003年1月9日
アウスレーゼ以上のドイツワインを飲んでいてつくづく思うのは、
果して、ドイツワインには産地による味の違いってあるんだろうか?という疑問。
それ以前に、そんなにたくさんの産地を選べるほどワインが日本国内で紹介されているか?
ということ。運良く珍しい産地、又は品種のワインがゲット出来て、
それを飲んでみても、さほど美味に感じられないこと。
その上、日本で普通に入手できるワインが限られているにもかかわらず、
有名だとされる畑名や村名、ワイン名が異様に多いらしくて、ラベル見ても、
何がなんだかわからないこと。ドイツワインが遠ざけられる理由って、いっぱいあるなあ。
飲んでみて初めて、印象を憶えられるのであって、文字だけでは、
乏しいワタクシメの想像力は、そんなに飛躍しないもんね。 |
---師範より---
あけましておめでとうございます、毎度のご報告、ありがとうございます。
ドイツワインが遠ざけられる理由、まったくもって同感であります。
加えて、「名前の覚えにくさ」もあるような。
複合語があって名詞が長くなるドイツ語自体の性質が覚えにくさを助長しているような気がします。
師範自身、学生時分にドイツ語を第2外国語として履修していたにも関わらず、
フランス語やイタリア語、スペイン語に比べてドイツ語のラベルが一番理解できません。
もちろん、これは「ドイツワインをあまり飲まないから」という理由とニワトリ・タマゴだとは思いますが。
ともあれご推薦のワイン、
ベーレンアウスレーゼで1989産で2,500円ってのは確かにお買い得そうですね。
そういうワインって、往々にして「安さのヒミツは内容にアリ」な場合もありますが、
内容も良かったとのこと、めでたしめでたしであります。
惜しむらくは、折角ご推薦頂いても師範にはその名前と造り手を覚えられそうに無い、
ということでしょうか。
というわけで、本年もよろしくお願い申し上げます。
BARBERA D'ALBA 1995 PRUNOTTO (バルベラ・ダルバ 1995、 プルノット)
「稽古日」2003年1月4日
年末・年始と実家に戻り、おじとの日本酒三昧の生活からやっと解放され、
新年1本目に何のもうかとかんがえて、
いつもより(ほんのちょっと)値段高めものをチョイスしました。 |
---師範より---
新年最初のご報告、ありがとうございます。
バルベーラ・ダルバ、師範もいろんな造り手と7回ほど稽古しておるのですが、
どーも今ひとつ印象が定まりません。
というか、イタリアモノに関してはDOC・品種・造り手、全てにおいて未開の地な気分です。
ってなわけで、今年はイタリアを中心に稽古してみるべし!なんて思ったりもしますが、
所詮モノグサ者ゆえそういう決心を明日には忘れているのが悲しいところであります。
ともあれご報告ありがとうございます。
ちなみに師範が最近飲んで「こりゃイケる」と思ったバルベーラ・ダルバは
コレとかコレとかです。
前者は安ワインじゃなさそうなんで恐縮ですが、ご参考になれば。
2004年報告分 | 2003年報告分 | 2002年報告分 | 2001年報告分 | 2000年報告分 | 1999年報告分 | 1997/1998年報告分 |
by 師範