2001年報告分 | 2000年報告分 | 1999年報告分 | 1997/1998年報告分 |
Ch. Montus '95
赤/アラン・ブリュモン/Madiran (Sud-Ouest / France)
最近、雑誌などでよく取り上げられているこのワイン飲んでみましたら、最高です。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
「雑誌などで取り上げられている」とのことですが、
雑誌などをあんまり読まない師範には初耳のワインです。
川上殿の道場を拝見しておりますと、
チリあたりと稽古を積まれているようですね。
チリの熟練者が認めるフランスモノ、なかなか期待できそうな一本であります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Chateau Beaumont '95
Haut-Medoc/Cru Bourgeois
ここのところずっとボルドーばかり飲んでいました。 |
---師範より---
毎度のご報告(それも今回は文章タップリで)ありがとうございます。
お勧めのシャトー・ボーモン、師範も好きでありました。(ヴィンテージは違いますが)
昨年の7月と12月に飲んでおります。
再購入はめったにしない師範としては、結構お気に入りでした。
でも、最近値段上がっちゃった(今はフルボトルで2,000円以上しますよね)んで、なんとなく遠のいてはおりましたが、
やっぱり美味いとのご報告であれば、またトライしてみることにします。
いやー、自分のお気に入りを推薦頂けるというのは嬉しいものです。
またよろしくお願い致します。
Ch. La Rouviere '92Bandol/\2,400 アタックの丸みを帯びた葡萄の濃縮感はたまりません。 でも、もっと熟成しそうです。 |
Chateauneuf-de-Pape '96 (Dom. du Vieux Lazaret)\3,000パプは若くても十分楽しめます。そう期待してチョイスしたのですが、裏切られませんでした。 これだからローヌはやめられない。 |
Cotes de Provence '96 (Dom. La Bernards)\2,400ユニ・ブランですが、個性的な香と独特な切れ味はなんだ!って思いました。 これいいですよ。飲んでみる価値有ります。 |
---師範より---
酒屋を営まれている御本職の門下生、大変光栄に存じます。
今回はテイスティング会で飲まれたワインのご報告ということでしたが、
是非『うちの一押し安ワインはこれだ!』ってやつをドドンとご報告頂ければ、と思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Chateau Haut-Canteloup '94
Medoc/Cru Bourgeois 香りはやや控えめで少し閉じている感じがするが、時間の経過とともにじれったいほど少しずつ、 広がりを見せてくれる。渋み<酸味のバランスが崩れる寸でのところで取れている感じ。 飲みすすんでもスッキリ感は変わらず。 |
Chateau Vieux-Riviere '94
Lalande-de-Pomerol フルボディとは言うもののあまり重くない。軽やかな広がりとまろやかさがあり、 非常に飲みやすい。飲みすすんでも飽きが来ない。 |
Chateau Roustaing '97
Bordeaux フルーティ。タンニンは控えめでオトナシイ口当たり。 |
Domaine Lorgeril "Chardonnay"
Vin de Pays d'Oc 樽の香りが心地よく、しっかりしていて飲みごたえあり。 |
BURLWOOD "Cabernet Sauvignon" '95
California 心地よい樽の香り。力強さを備えている。ソースのしっかりした肉料理にさえ合う。 |
---師範より---
ここに掲載した以外にも沢山の御報告、大変ありがとうございます。
頂いた報告を拝見いたしますと、産地にも品種にも拘らずないご様子、
安ワイン道場としては大歓迎な「無節操飲兵衛」系門下生であります。
というわけで、「門下生十七号」という責任感(?)を胸にご精進頂き、
今後も楽しいご報告、お待ち申し上げております。
CERASUOLO DI VITTORIA (赤)
生産地:イタリア、シチリア州 (ヴィンテージ見あたらず)
感想: |
RAWSON'S RETREAT Penfolds (赤)
生産地:オーストラリア
感想: |
CANNONAU DI SARDEGNA SELLA&MOSCA (赤)
生産地:イタリア、サルディーニャ
感想: |
---師範より---
3本まとめての御報告、大変ありがとうございます。
値段的にも"安ワインの王道"たる1,000円付近、とってもグッドです。
3本とも「甘さ」がある旨書かれてますが、
お手軽価格の赤に値段不相応な"良い甘み"があると師範も嬉しくなります。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Macon-Aze 1992 Domaine de la Garenne白 / France / Bourgogne / $7
92年の白と言う事で、うまく熟成してます。
コルクを抜くとコルクの裏側に酒石がびっしりとついています。
色は濃い黄色、香りもそれほど強くはありませんが、
少し焦した樽とシャルドネの良い香りが心地よいです。酸がしっかりしており、
果実味が非常に豊かです。とにかく濃いワインです。
まあ、欲を言えばもう少し甘みがあれば、すごいワインになるでしょうね。
マコン、侮りがたしって感じです。実は定価は9ドル($8.99)らしいのですが、
いつもこの値段で買ってます。こんなにコストパフォーマンスの良いワインは他にありません。
見かけましたら、一度お試しください。 |
---師範より---
はるばるテキサスからのご入門、ありがとうございます。
この円安の昨今でも\1,000程度ワインのご推挙、誠にありがとうございます。
Maconに限らずSaint Veran等のマコネ地区の白ワイン、
なかなか侮りがたいというか、高品質のものが多いですね。
でも、さすがに米国の酒事情に日本は追いついてませんね。
今後とも"安ワイン道場米国特派員"として活躍して頂きたいと願っております。
カバネ・ソビニョーン '88南アフリカ・アルト社 60ランド(1,500円くらい)当方、仕事の都合で南アフリカに住み出して2年あまり。 もともと日本でもワインが好きでちょこちょこと飲んではいましたが、 南アのワインは概ね安くて、その割にうまい。
現地では、エイヤッと言うと ということで60ランド(1500円)ぐらいするワイン ・・こっちでは高級品です・・ アルト(Alto)社カバネ・ソビニョーン’88(当地はすべて英語読み) を紹介します。
他社のワインとは一線を画す純粋な味。
タンニンもしっかりしており、味わいが力強いフルボディー。 |
---師範より---
はるばる南アフリカからのご報告、ありがとうございます。
南アフリカのワインリストもご送付頂き、本当に恐れ入ります。
やっぱり現地はお安いんですねぇ。1,000円以上のワイン平気で飲んでる本道場、
「安ワイン道場」の資格無しですね、そちらでは。
ご推薦のワイン、輸入されてるかどうか皆目判りませんが、
万が一見かけたら稽古してみます。
ともあれ、今後とも御愛顧の程、よろしくお願い致します。
シャトー・バルベ・ブランシュ '95ボルドー \2,550
この間のオフミのオーブリヨンくらいでしょうか(ホントか)
わたし、あんまりボルドーを経験していないので比較のしようがないのですけど・・・・ |
---師範より---
毎度ご報告ありがとう御座います。
新大陸派のたねもり殿をも唸らせる重く濃いボルドー、旨そうであります。
セールスプロモーション、師範も弱いっす。
特に弱いのが目前の店主・店員によるもの。
「イマイチっぽいなぁ」とか「チト高いなぁ」と思っても、殆ど非暴力無抵抗即購入主義。
まぁ、そういうのから新たな世界が開けたりしますしね。
今後も、ご報告楽しみにお待ち申し上げております。
Montepulciano d'Abruzzo '96 Barone CornacchiaAbruzzi \980 (BIG GINZA)98/03/28
イタリアワインも名前の通った銘柄で安くていいものを見つけるのが、
困難になって来ていますが、
このMontepulcianoは、時間とともに香りもタバコ、
ブラックベリーと変化が感じられ、飲み口は軽快にしてコクも十分感じられるものでした。 |
---師範より---
御報告ありがとう御座います。
モンテプルツィアーノ・ダブルッツォ、
なんか最近良く耳にするワインではあるんですが、道場では未だ稽古経験無しです。
それとは別に、アドリア海ですかぁ。きっと日本では見られない奔放な格好の婦女子が戯れてそうで…
なんかその「幸せ気分」は、とってもエキサイティングなものを想像してしまいます。(大勘違い)
ヨタ話は別として、今後ともよろしくお願い致します。
ロラトワール・サン・マルタン '96コート・デュ・ローヌ \1,250色は濃い赤で、スミがほんの少し混じったような不透明感。 香りははじめ、あ、スパイシーだなぁと飲み込んで、香りが鼻を抜ける瞬間、 これは!! 白檀(びやくだん)でした。扇子の香り。 白檀の樽で熟成させたのかなと思わせるほどの強い香りです。 それともグルナッシュ種って、こんな個性の香りなんでしょうか。 わかんないけど、結構濃厚で、甘み強しの好みのタイプ。ほんとに個性的で、 たのしいワインでした。 |
---師範より---
御入門ありがとう御座います。
「白檀」とは、あの骨ばっかりの扇子に使われてる木でしょうか?
ちょいと"おばあちゃん"っぽい匂いのするやつ。
それだとすると、なんとなくわかります。なんか"すっトボケた"香りですよね。
樽熟しないヤツでも感じた覚えがありますんで、その葡萄特有なんだと師範は睨んでますけど。
ともあれ、今後ともよろしくお願い致します。
Echeverria CS Reserva '95(チリ) \1,200[フェア時], \1,480[信濃屋], \1,500[大丸]
こいつと最初に出会ったのは、昨年の秋に東京駅の大丸で開かれたワインフェア会場でした。
このEcheverria CSには、レギュラーとレゼルバの2種類ありまして、
レギュラ-は特にどうという出来ではありません。
しかしながら、レゼルバは、樽の香りがかぐわしく、深みがあります。
味もチリカベの持つパワーを持っています。
以前ご報告した「Castillo de Molina CS Reserva」のように、複雑さはあまり感じられませんが、
香り、ブ-ケは、この「Echeverria CS Reserva '95」 に軍配が上がります。 ところで、このワイン、輸入元が横浜のコ-ケン香料という会社です。 なんで、香料の会社がワインを輸入しているのかわかりません。 「まさか、このワインの香り人工香料じゃあるまいね。」なんて思ってしまう、 香りの好きな逸品です。 |
---師範より---
いつも愉快なご報告、ありがとうございます。
『デパ-ト地下の試食コーナーでは、いつも毅然とするを旨としている』っての、
師範も全く同じです。いろいろ飲むだけ飲んで、あれこれ難癖つけて「ほなさいなら」です。
(特に、売り子さんが、師範のような身汚い若造?に対しては無愛想系
「買うつもりあんの?ニイちゃん?」的なオバちゃんの場合)
ヤな奴ですねぇ、お互い。
ご推薦のチリカベ、見つけ次第稽古したいと思います。
またどうぞよろしくお願いいたします。
HERCURES(ギリシャ) \1,300 三原市内某酒店
ワインの名前:HERCURES(ギリシャ) |
---師範より---
遠方よりのご報告、ありがとう御座います。
ギリシャの白、なかなか渋いトコロを突いてこられました。師範も殆ど稽古経験の無い分野です。
ワイン生産の歴史も古くて種類も豊富そうなギリシャ、今後要チェックかも知れませんね。
ともあれ、今後ともよろしくお願い致します。
Castillo de Molina CS Reserva '95(チリ) \1,200 ナショナル麻布
自信をもって勇太郎オススメの1本を報告させて頂きます。 |
---師範より---
門下生としては初登場ながら、いつもご報告ありがとう御座います。
勇太郎殿と師範とは、結構嗜好が似たところがあるように思いますので、
ご推薦のチリカベ、是非稽古してみたいと思っております。
それでは、今後とも宜しくお願い致します。
Chateau Liversan(シャトーリヴェルサン) '90オーメドック \2,990購入日は1998年1月25日 やまや新宿店
まず強い血の匂い。その後とても華やかなフローラル香。
ジャスミンのつーんとした香りや少々の枯草(甘草)、のちにスパイシー香。
香りの時点でかなりの期待感。サン・ジュリアンを思わせる?香り。
まったりとした味わいで、苦みは全く感じられないが、
細かいタンニン及びアルコールは思ったより強いかな。それなのに、スルスルと飲める。
凝縮した果実の味と香りが口の中で広がる。
香りに色が付いているのでは?と思えるほどの芳香であった。 |
---師範より---
いつもソムリエ顔負けのコメント、感心すると共に畏敬の念さえ覚えてしまいます。
2,990円、クリティカルなお値段ですね。「1990年のワインなら1990円でシルブプレ!」
って虫が好すぎますかね。
そうそう、前回きょうこ殿にお勧めいただいた"Chateau Malescasse"、ゲットしております。
近々稽古しますので乞うご期待。
もう2月になってしまったため、今更今年の稽古目標など掲げると笑われてしまいそうですが、
今年は、「フランス以外のヨーロッパ安ワイン」を極めてみようと思っています。 ということで、「フランス以外ヨーロッパ安ワイン編」第一段として イタリアの白とスペインの赤を稽古しました。 |
Gavi di Gavi '94(イタリア ピエモンテ州 ガーヴィ地区) \2,800
色は明るい麦わら色、香りはレモン、青りんご、ライムのような爽やかな香り。 入手先 :京都小仲酒店 |
Beronia Resrva '91(スペイン エブロ地方 リオハ地域) \1,980
リオハは古代ローマ人がこの地に来る以前、
すでにワインを作っていたというスペイン最古の産地であり、
メドックタイプを中心としたスペイン最良の産地として有名である。 入手先 :ドンキーコング |
---師範より---
いつもご報告ありがとう御座いますではあるのですが…
ひとこと言わせていただきましょう。
(限定された地域とはいえ)"一年で安ワインを極めよう"などという考えは十年早う御座います。
これこそ高級ワインに慣れた者の奢り、師範から門下生への言葉としては
"悔い改めよ!"の一語に尽きます。
#冗談ですよ。kazuさんなら判ってくれると思って書いてます。
イタリアの白で\2,800-ってったら、"普段の食事"には使わないっす。
リオハはもしかり。\1,980-のワインなんて"気軽に"は飲めないっす、師範は。
これに懲りず、また報告して来られることをお待ち申し上げております。
安ワインといいますが本来ワインとはそういうものだと僕は思っています。 僕は、結構ワインしかも安いものを多くのみつづけていて、 今まで飲んだ中で気に入ったのを紹介します。 |
Cave Saint-Jean Le Grand Art '89AC Medoc \1,980CSとMの混合、1980円で今までこの値段でこのワインを上回るものは飲んだ事がありません! 恵比寿ガーデンプレイスのワインマーケットPARTYというお店においてあるはずです。 ヴィンテージは89年が一番おいしかったのですが、 今は売り切れているかもしれません。 |
Clos Des Menuts '93AC Saint-Emilion Grand Cru \2,380これも上記のお店においているとおもいます。 メルローのいい香りがする良質のワインです。 |
Marquis De Pennautier '95Vin de Pays \1,500基本的に飲むのは赤ばかりですが、このワインはシャルドネのおいしいワインです。 実際今ねらい目なのがこのヴァンドペイではないでしょうか。 これも多分上記のお店においていると思います。 |
というのもいつもワインを買う店は、埼玉の狭山市にある 北田屋 というお店で買うからです。 このお店は一番のお気に入りで、やまやもエノテカも恵比寿のお店のどれよりもいいです。 |
---師範より---
ワイン情報のみならず、お店情報までご紹介頂きありがとう御座います。
"本来ワインとはそういうもの"とまで仰っしゃる安ワイン贔屓な門下生の御登場、
心強い限りです。今後とも宜しくお願い致します。
Chateau Malescasse(シャトーマレスカス) '94オーメドック \1,990
香りは、少しくぐもった土、溶けたチョコやキノコのような芳香もあり。
暫くすると、ミキ・プルーンのような香りも。
チョコのようなクリーミな甘味と粘りがある。
アルコールも強く、非常にしっかりしていて、バランスも良い。
フィニッシュに若干鉄のような味がある。
が、とても飲みやすい(^○^)あと数年、寝かせるてみたい。 |
---師範より---
いつも丁寧なご報告、痛み入ります。
いやいや、すばらしき比喩。土、チョコ、キノコ、ミキ・プルーン、鉄。
ワインなんぞに興味を持たない御仁からみると
「ちっともウマそうじゃないやないかい!」
って感じかもですが。
ぐちゃぐちゃにいろんな雰囲気を持ったワイン、師範も好みであります。
今後とも、楽しきご報告、お待ち致しております。
メルロー '95 (サンミケーレ)Trentino (Italia) \1,680香りはこもったような革、(皮ではない(^^ゞ)、湿ったような土っぽい匂いも。 あとに、葡萄香。時間の経過とともに、酸味も少々。 味は、しっかりとしていて強いアルコールが印象的ですが、 メルロ有するなめらかさと、甘さと酸味がバランスがよい。 後味に、果実味の甘みが残り、美味しい。 それぞれの舌に残る渋味・酸味・甘味が混沌としている中にも葡萄本来の主張があって (しかも強い)全体的にまとまっている。 後半、若干、甘さが強いかな? イタリアのメルロを見直しました!! 美味しかったです(^_-) |
---師範より---
わざわざのご報告、ありがとうございます。
師範のイタリアン安メルローに対する印象も横尾殿に近くて、
「香は確かにメルローだけど、
味が(ボルドー物より)もっとストレートに"葡萄"っぽくて甘味あり」
って感じです。
今後も、メルロー連合党首としての御活動のかたわら、
本道場へもお運び頂ければ、と思っております。
Chianti '96 RuffinoToscana (Italia) \880
キャンティは気軽にガブガブ飲めるイタリアワインの代表選手。 |
---師範より---
入門ありがとう御座います。
\880という生っ粋の安ワインのご推薦、大変嬉しく思います。
おっしゃる通り、Chiantiにはどこか"ひなびた"というか、
お天道様の匂いがありますね(日に干した布団や藁の匂いね)。
それを「田舎の女子高生」に喩えるあたり、なかなかの腕前と拝見いたしました。
どちらにしても、戸外との相性が良いことは確かですね。
今後とも、楽しい稽古の御報告をお待ち申し上げております。
このごろ弟弟子(といっても人生の先輩であるが・・・)の活動が活発ですが、 私もサボっていたわけではありません。(笑) とのことで、久しぶりに師範に稽古をつけてもらうことにしました。 今日の稽古相手は、値段の高騰が著しい「ボルドー」2本ですが、 まだ探せばこのような掘り出し物があることは、嬉しいことです。 |
Ch. Larose Trintaudon '93(フランス ボルドー地方 オー・メドック地区) \2,200
ちなみにこのワインは、門下生6号の横尾殿より、
現在工事中の「安ワインベスト10(安ワイン道場支部)」の候補ワインとして
お勧め頂いたものです。 |
Ch. Hanteillan '89(フランス ボルドー地方 オー・メドック地区) \1,950(但し'92)
メドック地区格付けは、1885年に制定されたクリュ・クラッセの下に
クリュ・ブルジョワ(別名:プチ・シャトー)というランクがあり、
この中にはクリュ・クラッセに優るとも劣らないコストパフォーマンス
の高い掘り出し物が見つかることがよくある。
このワインもそんな中の一本に数えられるのではないだろうか? |
---師範より---
いつも丁寧な稽古日誌、ありがとう御座います。
安ワインというと、どうしても新大陸やLanguedocに求めたくなる中、
正攻法でボルドーからという心意気を嬉しく感じます。
今後とも、迷える子羊、安ワインマニアのためにレポートをお願いします。
Montecillo Vina Cumbrero Crianza '93Rioja (Spain) \1,600
テンプラリーニョ100%、
メーカーはBODEGAS MONTECILLO。 |
---師範より---
初の女流門下生としてのご参加、大変ありがとうございます。
Riojaは私も好きです。確かに"ボルドー風"を感じるものがありますね、
1870年代の移住や地理的な近さからでしょうか。
ちなみに、私のお勧めはMarques de Grinonです。
今後とも宜しくお願い致します。
Poupille '94Cotes de Castillon \2,750
かすかな噂を頼りに仕入れたもの。メルロー100%。 |
---師範より---
いつも大変お世話になっております。
さすが"プロ"の波多野さん、視点が我々とは違って鋭いですね。
今はまだじゃじゃ馬でも、ちゃんと先の成長を見越していらっしゃいます。
門下生第6号、横尾殿を指名されたりして、門下生相互の交流もありそうで、
師範は大変嬉しく感じます。
Chateau Les Olliux '91Corbieres \???(会社の上司からのもらいものにつき値段不明<'93だと\1,430>)飲んだものは91年ですが、値段は不明。飲んだ91は93年より 格段においしいらしい。 安ワインにありがちな苦いタンニンは、ほぼなく、軽くて飲みやすい。 味は、まろやかな甘みがする。広がりもあるが、余韻はそんなに長くはない。 たとえるなら、ギガル社のヌフ・デュパフの上ずみの部分を味わったような印象。 適度な複雑味もあるので、とてもコストパフォーマンスがいいと思う。 |
---師範より---
入門ありがとうございます。
フランスでも、Languedoc & Rousillionあたりだと安くて美味しいワインが
まだまだありますね。
それにしてもワインの"上ずみ"とは、なかなか面白い表現ですね。
(まさか実際に分離するってことでしょうか? 師範は経験ありません)
ともあれ、今後とも宜しくお願い致します。
Ch. Meyney '89St-Estephe, Cru Bourgeois \2,800('93/10購入, 松坂屋ワインフェスティバル)とってもお気に入りだった、 サンテステフの89年も手持ちは残すところあと僅かになってしまいました。 このクラスで、 この味わいはいまが1番ではないかなっと思いながらこのワインを飲みました。 口に含んで一瞬はちょっと酸を感じるのを、 熟成した果物の味があっという間にわっと包んですごく良いバランスになっています。 香りはかなり複雑。ちょっとキラキラと透明感もあります。足も長い。 ステアすると、少しスパイシーな香りも出てきます。 飲んでいて楽しい。かつ料理にも良く合う。 もう少し果実味が強いと飽きてしまうような気がします。 いい年の良い状態のブルジョア級には、掘り出し物がいっぱいです。 89年としては一番底値で買ったかもしれないので、 現在ではかなり高くなっているかもしれないがこの味で、 この値段だとすごく幸せになれます。 |
---師範より---
平成の隠密同心
ジバラン
所属の方を門下生にお迎えできて、嬉しい限りです。
Ch. MeyneyはKazu殿
も"今週のワイン"で高く評価していらっしゃいました。
残念ながら師範は飲んだことありませんが、
こんなに評判が高いと一度稽古してみたくなります。
(きっとお値段も高くなってるんでしょうが)
今後も御愛顧の程、宜しくお願い致します。
Oppenheimer Shcloss Auslese 1994Gustav Adolf Schmitt社/Germany,Rheinhessen \1,290黄金色(濃くも薄くもない)、 グラスの底に光が反射して輝く金色はまさに黄金色である。 そして香りをチェックする。 強めの甘い香り、うっすらとあんずの香りと酸味を感じる香りも。 味はまったりとしてまろやかで滑らか、香りの時に感じた酸味も 口に入れるとすごく抑えてあって刺激は殆どない。 シロウトで初心者の自分にもぶどうが完熟してますと言うのが よく分かる素晴しい出来映えでありました。 こんな美味しいワインがスーパーで売っていていいのか? 一つ文句をつけるとすると、後味と言うか飲んだ後にカルピスを 飲んだ後みたく喉の奥にたまるものがあること。 甘口なので食事よりも食後に飲んだ方が美味しいかも、と思った。 点数は82点! |
---師範より---
入門ありがとうございます。
師範の苦手なドイツワインを得意とする門下生、大歓迎です。
師範も、今後はドイツに対する苦手意識克服の為に勉めて稽古致しますので、
今後とも宜しくお願い致します。
岩の原ワイン スペリュール(白 1500円)色は、無色透明とまではいかないが、薄い黄緑色。 香りは、欧州系にみられる高貴な?蜂蜜香はなかったものの、 フレッシュで豊かな果実香が楽しめた。味のほうは、非常にすっきりとしていて、 適度な甘さが日本人の舌によくあう。(と思う・・・) コッテリ系の料理には、少しパンチが足りないが、 刺し身、天ぷら等純日本料理には、 日本酒よりあうのではないだろうか? 日本のワインも数多く稽古をつければ、 まだ掘り出し物が見つかるかもしれない。 (点数は、70点といったところであろうか。) #来月に日本ワインの聖地?勝沼にて(日本の安ワインの)集中稽古を行ってくる予定である。
余談であるが、 |
---師範より---
再度のお運びありがとうございます。
地価や人件費が高く、気候的にも葡萄の栽培に最適とは言えない日本で、
旨いワインを作ろうと努力されている方々には師範も頭が下がります。
国産上質安ワインに関しては、原料の輸入技術/コストの問題が大きそうで、
なかなかビールのようにはいかないんでしょうね。
ともあれ今後とも宜しくお願い致します。
ルイスヴェール カベルネ・ソービニヨン&メルロー'94南アフリカの赤ワイン \1,980
先のブルータス誌で某酒販店のおすすめとして載っていた物。 今後、たびたび稽古をつけていただきにまいります。 よろしくお願いいたします。 |
---師範より---
門下生第三号はなんとプロの方!ありがたきことこの上無しです。
南アフリカも優良安ワインの宝庫だと聞いてはいたんですが、
なかなか見つけるのも難しく(良く見るのは"KWV"のものくらいかなぁ)
あまり稽古したことがありません。
今後もプロの視点からのお勧め安ワイン情報、宜しくお願い致します。
Barbera d'Alba (Fontana Fredda)「ワインの部屋」などの道場を身の程も知らずに開いていますが、 まだまだ未熟であり、師範に稽古をつけてもらうことにしました。 免許皆伝までなにとぞ、お付き合い下さい!!
さて、本日の稽古相手であるが、
イタリアは、ピエモンテ州の赤
「Barbera d'Alba : Fontana Fredda 」である。 |
---師範より---
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの人気道場、
"ワインの部屋"からの参加、感無量に御座います。
Fontana Fredda社は、きちんとした作り手(だと思う)
の割には比較的安価で買えるので師範もお気に入りの一つです。
軽快すぎてちょっと物足りなさがあったようですが、
夏にちょっと冷やしてガブガブ飲むには良いかも知れませんね。
今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
Rosemount 1996 Shiraz昨日飲みましたオーストラリアワイン($9.99)についてオーストラリアには結構稽古の相手(おいしい安ワイン)が転がっています。 その代表格の一つがこのRosemountで、他にはWolf Brosなんてのもあります。 日頃カリフォルニアフリークのふりをしている私ですが、 今日は他国のもので稽古を付けてみました。 色はエッジに濃い紫が入ったルビー。 香りはプラム、イチジク、ブラックベリー、 グレープフルーツにセダー、コーヒー、ミネラル、海苔など。 この値段のクラスとしては格段に複雑な香りです。 味は最初はシラー、シラーしてますが、時間の経過とともにメルロー、 カベルネ系の味わいもでてきました。コショウなどのスパイスもしっかり。 やや粗目の舌触りですが 密度が非常に濃いために人によってはシルキーという表現もありそうです。 フルボディーに近く、太い骨格を持ったなかなかの稽古相手でした。 いや疲れた疲れた。 |
---師範より---
遥か米国よりの門下生第一号参加、誠に光栄に存じます。
やはり安ワインの裾野の広さでは米国の方が分がありそうですね。
もし日本で見つけましたら師範も稽古してみます。
それにしても無花果やら珈琲やらミネラル、海苔。
春名殿はものすごく鋭い味覚の持ち主とお見受けしました。
今後とも宜しくお願い致します。
2001年報告分 | 2000年報告分 | 1999年報告分 | 1997/1998年報告分 |
by 師範