門下生ページも地道に継続しております。
1997年から続いている掲示板(非リアルタイムだけど)なんて、
ココ以外に無いんじゃないですかね?と無理やり誇りに思うことにしています。
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ムーンダーラ フィン・ピノ・ノワール2010 「稽古した日」 2011年9月10日 「購入店」 助次郎酒店 「価格」 1380円 「原産国」 オーストラリア 「使用品種」 ピノノワ―ル ピノノワールの産地として高い評価を得ているオーストラリアですが、 新世界の割に、価格設定が高めなのが玉にキズです。 今回のワインはオーストラリアのピノノワールでありながら、 1,500円以下というお値段。価格に釣られて買ってみました。 開けてみて苺のような香りの良さがまず感じられる。 味わいは、きれいな酸味の後に心地よい甘み。 酸味がしっかり出ているところがいいですね。 やっぱりピノノワールは酸味が生命線だと思う。 時間が経つと酸味が気持ち強まって、ますますいい感じに。 値段はお手頃ですが、ピノノワールらしさがきっちり出たピノノワールです。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
↓のご報告と同じく、ニューワールド産のピノ・ノワールですね。
以前はこのあたりのピノ・ノワールと言えば
「無駄に濃いあたりは所詮ニュー・ワールドね」というような内容のものが多かったのですが、
最近は濃いだけじゃなくてちゃんとピノ・ノワールらしい上品さを持っているものが出て来ている印象があります。
ご報告頂いたワインもまさにそんな感じのようですね。
そういうピノ・ノワールがどんどん増えて、お手軽な値段で買えるようになってくれると、
安ワイン者としては嬉しい限りです。
これからの季節、こういうワインはとても重宝しそうです。
またナイスなワインがありましたらご報告よろしくお願いします。
DEJAVU ピノ・ノワール 「稽古した日」 2011年5月27日金曜日 「稽古した場所」 自宅にて 「購入店」 ネットで。価格は1300円位だったと・・・ 「インポーター」 モトックス 「原産国」 アメリカ 「使用品種」 ピノ・ノアール アメリカのワインって濃い印象を持っていますが このワインは程よい凝縮感と素晴らしい香り、果実味がたっぷりな良いワインです。 ブルゴーニュのような頼りなさ、儚さはありませんが、大根おろしとんかつに良く合いましたね。 これで通算で5本目くらいですかね。 良いワインです。 |
---師範より---
ご無沙汰しております。
ピノ・ノワールに大根おろしトンカツですか。
なんだか美味そうですね。
師範も最近、中華の点心にブルゴーニュのピノ・ノワールを合わせる機会があったのですが、
これが予想以上にピッタリでした。
やっぱりワインは料理があってナンボ、ですね。
それにしても、
最近ブルゴーニュ以外の南北アメリカ大陸、オセアニアあたりで美味しいピノ・ノワールが増えてきましたね。
喜ばしいことであります。
ともあれご報告ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
Frascole Chianti Rufina 2006 「種類」 赤 「等級」 DOCG 「稽古した日」 2011年5月21日 「稽古した場所」 自宅(千葉県某市) 「購入店」 ワインショップキムラ 「購入価格」 1680円(税込) 「インポーター」 飯田 4ヶ月ぶりに投稿します。 このワイン、ヴィンテージ違いの2005年ものを以前飲んで大変美味しかったので、 今回2006年モノを試してみたのですが、味わいはほぼ同じ印象でした。 大変CPが高いです。ヴィンテージの割には、かなり熟成が進んでいるように思います。 ネット通販で売っているお店が何件かありますが、 どこも一様に「滑らかで豊かな果実味が心地良い」という表現をしています。 おそらくインポーターの資料にそう書いてあるのでしょうけれど、 果実味と言うよりも熟成感を強く感じます。 いずれにしてもこの価格でしっかりとした熟成感を感じさせてくれるワインは日本国内でそうそう見つかるものではないので、 その手のワインがお好きな方には絶対的にオススメします。 今晩のメインディッシュはカツオの刺身。 キャンティの鉄っぽさがカツオに合うと確か田崎真也氏が言っていた記憶があり、 我が家ではカツオにはキャンティを合わせるのが定番です。今晩もバッチリでした。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。
ヴィンテージ以上に熟成感があったとのことなので、
発酵に大樽が使われていたんでしょうかね?
あまりそういうテクニック的なことは判ってないんですが、なんとなくキアンティのイメージなんで。
そして、カツオの刺身にキアンティというのもとても良さそうですね。
ミツカンかどこかのCMみたいに、ニンニクの輪切り乗せてポン酢で食べるカツオとは、
想像しただけでも相性良くて美味そうです。
これからの季節、
軽めのイタリア産赤をちょっと冷やして飲むと美味しい季節になってきました。
そんなときにこういう「ちょっと良いヤツ」をキープしていると良いですね。
グランドック シャルドネ 2008 「稽古した日」 2011年4月23日 「購入店」 サティ 「価格」 780円 「原産国」 フランス 「使用品種」 シャルドネ ¥1,000以下のシャルドネでおいしさを求めるなら、 定番はチリやアルゼンチンといった南半球のワイン。 今回のワインはフランス産だけどボトル越しに見た色合いの濃さと、 フランスの安ワインらしからぬ、洒落たラベルにつられて買ってみました。 写真のボトルは飲んだ後なので透明だけど、グラスに注ぐと濃い目の黄色。 完熟した葡萄から造られたことが想像される。 飲んでみると最初に強い甘みを感じるが、酸味がしっかりしているうえに 余韻に心地よい苦みがあって、くどさは全く感じない。 このワインがこの値段で、普通のスーパーで買えることが嬉しいと思います。 普通のスーパーで普通の買い物と一緒に美味しい安ワイン、というのが以外と難しい。 (もっとも我が家では、ワイン代はごづかいからしっかり天引きされていますが) 円高も悪いことばかりじゃありませんね。 |
---師範より---
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
スーパーで気軽に買えるワイン、良いですねぇ。
スーパーでよく見かけるワインといえば、豪州のジェイコブズ・クリークとか、
それなりに品質が良くて安定しているものもあるにはあると思うんですが、
いかんせん種類が少なくて毎度じゃ飽きちゃいますよね。
あの、健康やら何やらを謳った国内大メーカー系のを置くのを止めて、
こういうのを置いてくれると良いんですけどねぇ。
サティ(現イオン)だったら師範家がいつも行くスーパーなんで、
今度購入して稽古してみます。ご報告ありがとうございました。
2006 Bourgogne Chardonnay 「種類」 白 「生産者」 Domaine Latour-Giraud 「稽古した日」 2011年1月23日 「稽古した場所」 自宅(千葉県某市) 「購入店」 ワインショップキムラ 「価格」 確か2400円くらい(税込) 「インポーター」 オルヴォー 2週連続の投稿です。 白ワインを投稿するのは大変久しぶりです。 でもブルゴーニュの白は以前から好きで、 メインディッシュがチキンや魚の時は時々開けています。 今日のメインもチキンと大豆の煮込み。 このラトゥール・ジローという造り手はムルソーにドメーヌを構えており、 ACブルの畑もムルソー村に隣接する区画だとか。 割と強気な価格設定もそんなところに由来するのでしょう。 ムルソーの造り手らしく樽はかなり効いているのですが、 酸味もしっかりしていて、バランスが良いです。 カリフォルニアで一時期流行ったこれみよがしに樽香を効かせたようなワインとは全くの別物。 やはり本物は違いますね。造り手の名前はあまり本物っぽくないですが(笑) |
---師範より---
2週連続のご報告ありがとうございます。
ちなみに先週ご報告頂いたアルゼンチンのピノ・ノワールはゲットしました。
稽古結果に乞うご期待であります。
さて、ご報告頂いたブルゴーニュ白ですが、
2,000円台中頃のACブルゴーニュって、かなりアタリハズレがありますよね。
アタればご報告頂いたような村名やその上に匹敵しそうなのもあったりするし、
ハズれれば「2千円以上も出したのにプンスカ!」ってのも少なくありませんし。
ま、そういったバクチ性も楽しみの一つだったりしますが。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願いします。
Catalpa 2008 Pinot Noir 「種類」 赤 「生産者」 Bodega Atamisque 「稽古した日」 2011年1月15日 「稽古した場所」 自宅(千葉県某市) 「購入店」 ヴェリタス 「価格」 1200円(税込) アルゼンチンのピノを開けるのは確か2回目。 数年前オランダに住んでいた時、トラピチェのピノを飲んだことがあり、それ以来かと思います。 トラピチェも美味しくて、師範に報告した記憶がありますが、これもそれに負けず劣らず。 色はニューワールド系のピノにしてはやや明るめ。 香りも味わいも正しく新大陸系で、ブルゴーニュのとは方向性が異なりますが、 変なクセは全くなく、幅広い料理に合わせやすいキャラクターで、 デイリーワインとしては最適。 今日の夕食のメインディッシュは鶏肉の煮物でしたが、大変良いマッチングでした。 先日報告したコンチャ・イ・トロのピノにしても、あるいはコノ・スルもそうですが、 南米のピノのレベルはかなり高くなっています。 これだったら、コスト・パフォーマンス面を鑑みると、NZとかオーストのピノを買う意味はもはやないかなと。 本家本元のブルゴーニュはまた別の次元なので、 存在意義を直接脅かされることは近い将来はないでしょうけれど。 ともかくピノ・ノワールのファンにとってはいい時代になりました。 |
---師範より---
ご報告ありがとうございます。前回ご報告頂いたコンチャ・イ・トロのピノ・ノワールがココ、
以前にご報告頂いたトラピチェのピノ・ノワールがココですね。
自分で作ったページながら、門下生の方のご報告分は検索性が悪くてイケマセン。
さてアルゼンチン産のピノ・ノワールですが、
道場ではあまり経験が多くなくて、まだ2本と稽古したことがあるのみです。
そのうち一本がコレで、
「上品な振る舞いで下品を表現する叶姉妹的」なワインだとか書いてますが、
多分彼らはドンドン品質向上させているんでしょうね。
あちこちで競い合って頂いて、高い品質のピノ・ノワールが安価で手に入るのは、
我々安ワイン者にとっては喜ばしいことであります。
というわけで、ご報告ありがとうございましたとお礼申し上げますとともに、
本年もよろしくお願いいたします。
Chateau Soudars 1998 [MAGNUM] (AOC)HAUT-MEDOC (等級)ブルジョワ級 (稽古した日)2010年12月29日 (稽古した場所)知人のアトリエ (購入店)エノテカ (インポーター)エノテカ (価格)記憶が定かではありませんが、確か6本12000円セットに入っていた1本で、但しこれは2本分扱いなので、4000円だったのではないかと思われます。 長らくご無沙汰しております。門下生第44号、 別名「K氏の葡萄酒的日常」WEBマスターKでございます。 おそらくご報告するのは10年ぶり(?)くらいではないかと思います。 たいへん申し訳ありません。その間、マイペースで稽古を重ねておりました。 さて、このワインも自宅のセラーではなくクローゼットになんと10年ほど眠っていたものです。 マグナムボトル(1.5L)ということで、1人で空ける自信がなく、 飲むタイミングを見計らっているうちに時間が過ぎてしまいました。 そんな折、知人の所で年末に持ち寄りパーティーが開かれることになり、 「女子はごはん。男子は飲み物」という指示に従い、私はこれを持参することに。 やっと飲むことができました。 色は柿色とコーヒー色の中間くらいで、やや赤みが差している程度。 相当に熟成していることがわかります。 元々そんなに力のあるワインとは思えないので、 もう峠を過ぎているだろうと思いましたが、 バニラ香が豊かで、かなり力強さのある香りです。 ところが味のほうはやはりパワー不足。 酸に若々しさが残るものの、タンニン分はさらさらしすぎで、押してくる感じはありません。 やはりもっと早くに飲むべきだったと思いますが、 一緒に飲んだ人たち7~8人は、思っていたよりおいしいと口々に言い、 あっという間になくなりました。 あと5年くらい早く、同様の飲み会に持参していれば良かった。 熟成も度を超すと枯れかけてしまうという、自身の10年を思い知らされたような経験でした。 |
---師範より---
新年早々のご報告、ありがとうございます。ご指摘のように、前回のご報告は2001年の8月ですから、
ほぼ10年ぶりですね。
10年常温保存、マグナムボトルのボルドーですか。
そりゃまた貴重な体験をされましたなぁ。
でも、意外と常温保存でも平気だったりするんですよね、ワインって。
なんだかちょっと熱に当てただけでダメになるというような話って、
売り手側の逃げ口上なんじゃないかと勘ぐってしまいます。
ちなみに、1998産のシャトー・スーダールは道場でも8年くらい前に(逆にハーフと)稽古しているようです。
それを読むと、どちらかというと味より香りに軍配の上がるワインだったようなので、
K氏殿が稽古されたものと傾向的には似ていたのかもしれません。
ともあれご報告ありがとうございました。
次のご報告は2021年かな?気長にお待ち申し上げております。
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by 師範