保存の仕方


教義

気にしないことである。


書物などを紐解くと、大抵「**℃の温度、**パーセントの湿度で、温度湿度変化の少ない 暗室が望ましい」などど書いてあるが、われわれ日本人の兎小屋でそれを実現するには、Long Fresh 等のワインセラー機を購入する必要がある。ほんとうにそれは必要なのだろうか?
否!安ワインにそのような贅沢な設備は不要である。買ってきたら適当なところに置いとく。 立ててよし、寝かせてよし。一ヶ月くらいで飲むんだったら全く気にする必要はない。現に、 師範は買ってきたワインは本棚(夏場は25℃を超える)に立てたり寝かせたりしている。 そう傷むもんじゃぁないよ。
(一度、ワインを炎天下の車内に放置したことがある。その時はさすがに傷んだ。噴いて[瓶の 口からワインがしみ出すこと]しまったし、明らかに硫黄臭がした。これだけは御注意されたい。)

さらに、多少傷んだところで我々には判らん。保存の仕方なんて気にしてワイン買う手が止まったり することこそ忌まわしい。どんどん買うべし、適当に置いとけ、そしてどんどん飲め!これが 当道場の「保存の仕方」についての考え方である。
(でも、師範もワインセラー機は欲しい。良いワインとって置けるしね。でも狭い我が家、置き場所 が無いんで上記のように割り切らざるを得なかったりして‥‥)


でも、真夏はさすがに恐いので、師範の場合はクーラーボックスにワインを入れて、 タオルに包んだ保冷剤を朝夕2回交換している。 この方法が正しいかどうかは全く判らないが、安上がりで安心ではある。

(追記 2007/05/25)
2007年3月、新道場を建設した際にワインセラーを導入。1台は購入したもの/1台は寄贈されたもの。 まぁ新築時の金銭感覚崩壊の勢いで買っちゃったわけだけど、 正直な意見としては、未だ上に書いているように「気にしないでよい。ワインなんて短期間ならちょっとやそっとじゃ傷まない」と信じている。 ただ、セラーを買うと、買ったワインをどこに置こうかと悩むことが無くなるのは精神衛生上良いかも。

by 師範