12月です。歳取ると1年が早いなぁ。
さて左写真は朝の散歩中に撮った赤レンガ倉庫前のクリスマス・ツリー。
健康とダイエットを兼ねて、平日は道場から横浜駅まで歩いて、休日は写真のみなとみらいなんかへ散歩に出かけます。
こんな感じで一年間同じような運動量なんだけど、なぜかこの時期から体重が増えだすんだよね。
人間も寒さに備えて皮下脂肪を蓄えようとするのかなぁ。
12月1日朝現在の体重は60.7kg。いつもは60kg弱くらいが平均値なんで、現時点で1kg弱ほど増量中。
これから年末年始に向かって何もしないと右肩上がりなのはほぼ自明。
そこで昨年は市民プールで泳いだりしていたんだけど、面倒なんだよね、泳ぐのは。
そもそも辛いのは嫌いだし。
師範の場合、一番効くのは体重を記録してここに公開する「Recording & Disclosingダイエット」で、
そもそも約8kgの減量に成功したのはこの方法(その時の記録)でした。
またそれをやるかなぁ、とも思ったんだけど、
読者な方にとってオッサンの体重なんてどうでもいいだろうし、
それも1kg減程度の微妙な目標値ってのも地味過ぎるんで、わざわざグラフ化して表示するのは止めときます。
・・・というわけで、現在の60.7kgを4週間後の12月29日朝時点で59.5kg以下とすることをここにひそやかに宣言します。
ちょこちょこ備忘録として中間報告すると思います。
大晦日、師範代実家で過ごしております。 次女が「正月に着る服が無い」とか謎なことを言うので、衣類を買いに「イオンモール筑紫野」へ。 イオンモールってやつには始めて来たけど、ららぽーとと何が違うのか師範には判別不明。 唯一確実に違うのは、横浜のららぽーとは併設するスーパーがイトーヨカドーだけど、 ここはイオンってことくらいです。
昼食はここのフードコートで。 これからの年末年始の暴飲暴食に備えて、昼は軽くするために丸亀製麺を選んだんだけど、 出来心で取った野菜のかき揚げがかなりヘビーでした。かしわ天にしとけば良かったな。
名称 | Château Mont-Pérat 2011 シャトー・モン・ペラ 2011 |
---|---|
生産者 | Ch. Mont-Pérat (Despagne) シャトー・モン・ペラ (デスパーニュ) |
価格 | -- |
購入店 | (師範代父から) |
夕食は師範代実家で。まずサザエのつぼ焼きとか刺身(マグロ、カンパチ、サーモン)とかが出されたんで、
その時点では瓶ビール(ヱビスの大瓶)でクリア。
その後の天ぷら(エビ、イカ、ピーマン)とかポテトサラダ、そして馬刺なんかに合わせて選んだワインがコレ、
飲まない師範代父が師範のために用意してくれたワインの一本で、漫画で一世を風靡したシャトー・モン・ペラの赤。
今年の正月も同じく師範代実家で稽古してますが、
なぜかそれよりヴィンテージが1年古いのね。
グラスが小さいんで色の評価は難しいけど、ボルドーらしい濃い青紫色であるような気はします。
香りのボリュームはかなり控えめ、果実味バンバン樽香ガンガンでは無い、かといって煮豆感が出ているわけでもない、
いわゆる「谷の時期」な感じ。
ミシェル・ロラン節の強いグリップはもはや消えていて、
良く言えばスムーズ、悪く言えば平凡になっています。
そんな感じで熟成によって香りはややネガティブだけど、
味わいは逆にポジティブ。渋味柔らか甘味や酸味もほっこり、
どんな料理にも合いそうな包容力の高さを感じます。
いろんなヴィンテージ・経過年数のこの銘柄を飲んできて、
このワインが流行るのは理解できる気がしています。
というのも、どこでどう飲んでもそこそこ美味いのね。
いい意味でニューワールドナイズされたボルドー。
このワインにスポットライトを当てたワイン漫画はやっぱり大したもんだ、と思いますなぁ
・・・などと独りごちながら紅白歌合戦を見ておりました。
点数 | 77点 |
---|
本日より師範一家は実家のある九州地方へ帰省します。
フライトは、13:30羽田発福岡行きANA255便。
お昼過ぎのフライトなんで、空港で食べるか機内弁当にするか迷ったけど、
空腹に負けて空港飯となりました。
羽田空港第二ターミナル3階に、細長いフードコート的なエリアがあります。
うどんとかケバブとか、ワインバーなんかもあったけど、師範はその中のCafe Coccoというイタリアンをチョイスしました。
選んだ料理は茄子ときのことソーセージのトマトソースオムライス、税込み1,080円也です。
卵とソースは良いけれど、中のライスがパサパサ。
思いっきり好意的に解釈すれば、お米は現地ではパスタの一種らしいんで、
こういう風に仕上げた方がイタリアンっぽい、という狙いがあるのかも知れません。
でもオムライスだからね、もうちょっとしっとりとしたライスの方が日本人には向いていると思います。
これでお値段1,000円超はやはり「空港価格」と言わざるを得ない感じですなぁ。
ちなみに生ビールは520円、若干心が動いたけど、「あとで機内で飲めば良いや」ってことで思いとどまりました。
フライトはほぼ定刻通り。シートベルト着用のサインが消えたら、搭乗ゲート脇の売店「ANA Festa」で買ってきたビールをプシュッと。
銘柄はスーパードライです。お値段318円也。師範の嗜好としては別のが良かったんだけど、
ANA Festaに500mlの缶ビールはコレしかありませんでした。
少なくとももう1種類は欲しいよなぁ。350mlだと一番搾りがあるんだから、せめてそれを
・・・とANA Festaの仕入れ担当の方に陳情したいくらいです。(※)
ツマミは、サービスのドリンクでコンソメスープを。
スープって塩分があるんで、案外酒のアテになります・・・ってやや無理があるかな。
案外悪くないな、と思ったのは事実ですけど。
(※)・・・と書いたけど、この後サークルの納会で後輩がアサヒビールに勤めていて、 安ワイン道場の愛読者であることが判明・・・ヤバみ。スーパードライも寿司なんかとは相性良いと思います!
機材はB777-300、座席の番号は我々の指定席である41A,41C,42A,42C。
なぜここが好きかというと、窓側3列のところが最後尾に近い所で2列になって、
その変わり目だけかなりシートピッチが広いからです。
後ろの席は一般に人気が無いみたいだけど、荷物預けるんだったら早く降りても仕方がないわけで、
我々はいつもここを狙ってます。
左写真はその機窓から見えた富士山。
東京ー九州便だと、上りも下りもA列側に富士山が見える、というのは誰でも知っているTipsですかね。
飛行機は福岡に定刻で到着。福岡空港が絶賛工事中のため手荷物の受け取りカウンターがとても狭くて難儀したけど、 その後地下鉄に乗って博多駅に到着したのが午後4時過ぎ。 今日は28年ぶりに大学時代に参加していたサークルの納会に出る予定、それのスタート時間が午後7時。 3時間弱のヒマが出来ました。
今は便利なもんです。スマートフォンでワインが飲めそうな店を検索したところ、 一番近かったのがココ、博多駅中央街にあるワイン酒場 博多レターレという店。 「角打ちワインバル」なんてサブタイトルも着いちゃってます。 店頭にはゴチャゴチャといろいろ商品の内容が掲示されていますが、 その中に「樽ワイン1杯290円」という表示を発見。モノは試し、と入店してみることにしました。
店内にはドーンとワインの樽が6個並んでいました。
このお店、その「樽ワイン」のシステムが面白くて、
注文すると小さ目ながらワイングラスを渡されて、後はお好きなものをセルフでどうぞ、
お替わりする場合はお店の方にその旨を申告、というスタイルです。
これは良い店に入ったな、と確信。
樽の内容は、左上がフランス産の白で品種はコロンバール・ユニブラン、
中上がチリ産のシャルドネ、右上はスペイン産のアイレン。
左下がフランス産の赤で品種はメルロー、中下がチリ産カベルネ・ソーヴィニョン、右下がスペイン産テンプラニーリョ。
なかなかベーシックなラインを取り揃えていると思います。
「こりゃ一杯じゃ納まらんな」ということで、まずは白から。
やっぱりこういう時にハズさないのはチリ産のシャルドネでしょう。
そして、セルフで注ぐので量はすりきり一杯までオッケー。
ワインに対して意地汚いことに関しては日本有数と自負している師範ですから、
ここは恥も外聞も無く表面張力を利用させて頂きました。
色は薄め、香りには確かにシャルドネっぽい判りやすいフルーティさがあります。
樽から注いだけど樽香はありませんね。
味わいのバランスもちょうど良くて、クイクイ飲める白でした。
店内を良く見渡したら、セルフで飲めるワインは樽ワインだけじゃないんですな。 なんとボトルワイン10種(白5種・赤5種)もその対象。こりゃ良いわ。
赤に関しては、酸化に対して敏感なものも多いと考えたので、それならってことで赤はボトルから。 チョイスした銘柄が以下であります。
名称 | Kaara Merlot N.V. カーラ メルロー (ヴィンテージ無し) |
---|---|
生産者 | Kaara カーラ |
価格 | \290 (glass) |
購入店 | ワイン酒場 博多レターレ |
並んでいたボトルの赤が5本、ちゃんとは見てないけど、そのうち3本くらいがチリ産、後はスペインとどこかだったような。
どれもワンコイン・クラスのワインでしょうね。この中でどれか、なかなか優劣がつけがたいわけですが、
一本だけピピッと来るものがありました。それは何かというと、開栓前のが1本だけあったわけです。
このお店、多分樽ワインの方はじゃんじゃん回転するだろうけど、
その横にひっそり置かれたボトルはそうでもないと思うのね。
であればやっぱり開けたてが一番よかろうと考えた次第です。
で、銘柄は"Kaara"という道場初登場のチリ産メルロー。
裏ラベルには「ジューシーなライトボディ」なんて書かれてますが、
ライトというほど軽くは無いと思います。
チリ産のお手頃価格のメルローらしいベリーの果実味、それ一本勝負。そんなワインでした。
点数 | 70点 |
---|
料理もちょっとだけ注文しています。このお店、焼き鳥(串焼き)も安くて1本70円。
注文したのは、豚バラ、ズリ(砂肝)、鶏レバー。
サイズは小さいけど、酒のアテにはこれで十分です。
この他、お通しがバジル風味のポテトサラダ、トータルのお支払いは990円也。
博多の安ワイン事情、恐るべしです。というか、この店だけが恐るべしで、
師範の安ワインに対する嗅覚がこの店を嗅ぎつけたのかも知れません。
そして、今回の博多訪問の目的地、中洲のジャズバー、トロンボーンクラブ。 場所は移転したけど師範が学生時代からある店だから、もう立派な老舗ですな。 マスターもまだご健在。 そして、サークルの顧問の先生もご健在。なんだか28年も経つのに時が止まったような感じでした。
で、「一曲くらい弾かせて貰えたらいいな」くらいの気分で参加したんだけど、
なんとこの日の参加者には(スタート当初は)ピアノもベースも不在。コード楽器は師範のギターのみ。
他のメンバーはプロ級のフロント陣。
いやいやいや、コレ手出しちゃダメな奴です。
師範はフュージョンな人だったから、ベースラインを押さえつつコードを弾くようなジャズ・ギターはやってないんすよ。
明らかに無理ゲー。それでもやらないことにはセッションが成立しないんで、
ホント「子供の伴奏」程度でやらせて頂きました。
・・・ていうか部長!、
ちゃんと基本の3パート(ピアノ・ベース・ドラム)くらいはセッション・ホストとして現役生で揃えておきなさい!(※)
師範の演奏経験史上、最もやっちまった感溢れるステージになっちまいました。恥の多い人生を歩んでおります。
(※) 部長はなんと師範の甥だったりします。
納会はそんな感じだったんで、最初の歓談の時間にウィスキーの水割りを数杯飲んだ以外、ほとんど飲み食い出来てません。 というわけで、博多駅で帰りの電車を待つ時間で腹ごなし。 「やっぱ博多ラーメンでしょ」ということで、手近に見つけためん吉 博多一番街店に入店。
注文したのは、博多ラーメン 650円。それと生ビール 300円。
店員さんは外国人な店だけど、これが案外美味かった。というか博多ラーメンはどこでも美味いのかな?
満足満足。
・・・そんな感じで師範代の実家に到着したのは午後11時前。
ツマミを用意して頂いて、ビールを1本飲み直し。お疲れさまでした~>自分。
さて月初に立てた「12月29日朝時点で59.5kgにする」という目標、結果がどうだったというと今朝の軽量で59.2kg、
無事達成しました。パチパチパチ。12月21日以降はずっと60kg以下、ここ3日は59.5kg以下なんで文句無しでしょう。
グラフにすると面白いのは、なぜか毎週土曜に体重がガクンと落ちているのね。
金曜夜に嬉しさのあまり深酒して翌朝脱水症状、ということっすかね。
年末年始を乗り越えた年明けにはまた60kg以上に戻しているとは思うけど、
「Recording & Disclosingダイエット」で自分の体重をコントロールできる、
ということが再確認出来たので安心です。
本日の大掃除は、埃を払ったり掃除機をかけたり、という毎週の掃除メニュー。 それに加えて、いつかやろうと思いつつ放っておいたソファーのクリーニング&メンテナンス。 色が黒なんで綺麗になったのかどうか全然わからんですな。 でも、家具屋が言うには『革が割れたりしないようメンテナンスした方が良い』らしいのでやりました。
そんな感じで本年の大掃除も終了。お疲れさまっした~!というわけで、 本日の夕食は家族で外食。行ったのは、最近焼肉と言えばここばっかりの焼肉屋さかい天王町店。 なぜなら今日は29日で肉の日、 肉の日には飲食代金の半額分のチケットを貰えることを「タダ券クーポン好き過ぎ」な長女が見逃さないからであります。
そして注文した料理は以下であります。
上牛タン(塩) | 1,059円×2(左写真) |
---|---|
カルビ(たれ) | 638円×2 |
ハラミ(たれ) | 638円 |
牛ヒレ紐肉(わさび) | 638円 |
牛上ホルモン(たれ) | 530円 |
牛レバー(たれ) | 422円 |
やみつきハラミ(イベリコ豚) | 530円 |
鶏なんこつ | 422円 |
ミノぽん | 422円 |
ガツ刺し | 422円 |
旨辛ユッケ風ホルモン刺し | 638円 |
長州鶏の蒸し鶏 | 314円 |
さかいチョレギ | 638円 |
---|---|
ポテトチーズもち | 422円 |
タマゴスープ | 422円 |
ビビンバ | 530円 |
特製冷麺 | 746円 |
生チョコの贅沢チョコレートパフェ | 422円×2 |
さっぱりゆずシャーベット | 206円 |
さかい特製壺プリン | 314円 |
飲物は、「乾杯ドリンク無料」のクーポンを使って生ビールを2杯。 銘柄がプレミアム・モルツなのが良いですね。コレがタダで飲めるというだけで「またこの店かなぁ」という気になります。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2016 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2016 |
---|---|
生産者 | Skalli スカリ |
価格 | \530 (187ml) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
この店のワインが優れている点は、ヘンテコなボックスワインからのグラス提供ではなくて、
ちゃんとミニボトルで提供、かつ値段が490円(税別)と手頃なところ。
もちろん、銘柄に選択肢はなくて前回と同じなんだけど、
やっぱり毎度頼むのはこれだったりします。
色とか味とか香りとか、もちろん前回と大きく違うことはなくて、
いわゆる普通にお手頃価格な南仏産のカベルネ・ソーヴィニョンな雰囲気です。
なんとなくだけど、今回は樽っぽさが感じられたような気がします。
でも、このクラスを樽熟させることってまず無いだろうから、気のせいのような気もします。
結果、特にどうということは無いワインです。でも、外食の場で500円程度で187mlというのは意外と良いのよ。
今日はもう一本行こうかと思ったけど、家に南アのシャルドネが残っているので思い留まりました。
点数 | 70点 |
---|
ま、生ビール2杯とワインのミニボトル1本だとさすがに飲み足りないわけですよ。
そこで追加したのがメガ・ビームハイボール、お値段638円也。
ジョッキはデカいけど、ガラスの厚みが厚くて氷が多いので、
飲める量はそんなに「メガ」では無かった気がします。
そんな感じで、家族4人の飲み食い代金は13,000円超。
ま、我が家の忘年会ですから、それくらいの出費はアリでしょう。
大掃除も大物は終了、そして朝から天気が良かったんで、「年末贅肉退治」の総仕上げの意味も込めて江ノ島まで散歩することに。
国道一号線を下り、戸塚から柏尾川沿いの遊歩道で大船まで、大船からはモノレールの下を歩いて江の島到着、
ゴールはJR藤沢駅の5時間35,000歩コース。
朝9時に道場出て、鎌倉山のあたりでちょうどお昼。
3時間歩いて猛烈にお腹もすいてきたんで、江ノ島に到着前だけどランチ休憩することに。
店は、西鎌倉にあるインド・ネパール料理シリスというところ。
歩いている途中でたまたま見つけた店です。
注文した料理は、本日のランチ・カレー 800円也。「本日の」の中身は、豆とチキンだったと思います。
こういう時にカレーは良いね、というかナンが良い。
消化が早そうで、たちまち空腹感が満たされました。ビバ糖質!です。
味に関しては、現地の方がやっているエスニック料理でハズすことってあまり無くて、
普通にちゃんと美味しいカレーでした。
飲み物はソフトドリンクが選べて、師範はラッシーにしました。
これも栄養回復には良かったような。
生ビールが300円というのには思いっきり心が動かされたけど、
夕方次女が習い事に行くのを車で送らなきゃいけないので、
ビールは飲まず涙を飲んでガマンしました。
ランチの店から歩いて30分くらいで江ノ島到着。それにしても天気が良い一日でした。 関東地方の冬場は天気が良い日が多くて気分が良いね。 ここに日本の中心を持って来たのは正解だよ徳川家康君・・・ってか鎌倉があるから源頼朝君が先か。
江ノ島の海に富士山。なんならもう正月が来ちゃったくらいの気分です。
明けましておめでとうございます。
名称 | Glenelly "Estate Reserve" Chardonnay 2015 グレネリー "エステート・リザーヴ" シャルドネ 2015 |
---|---|
生産者 | Glenelly グレネリー |
価格 | 2,160円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日の夕食は、師範代は勤務先の納会に参加するというので、師範と子供たち3人で夕飯。
献立は、「辛い物が苦手な師範代が不在だから辛いメニューにしよう」という次女のリクエストにお応えして、
メインはタッカルビ(byモランボン)。あとは鶏ササミのチーズ揚げ(お惣菜)、ピクルス(昨日の残り)、というメニューです。
辛いものにワインを合わせるのはちょっと難しい、というか勿体ないわけですが、
タッカルビの相手はビールにお任せして、食後チビチビ的な飲み方に選んだのがコレ、
大変評判の良い南アフリカの造り手「グレネリー」のシャルドネ。
先月稽古した"グラス・コレクション"のカベルネ・フランは大変好印象、
そしてこの"エステート・リザーヴ"はその上のクラス。
昨日に引き続き、「年末のちょっぴり贅沢モード」で良さげなワインを開けました。
さて抜栓。コルクにはヴィンテージしか書かれてませんが、つるつるしていて品質の高そうなコルクです。
色は、そんなに濃くは無いけど、なんとなく照りがあるような・輝いているような外観です。
香りは、柑橘類とリンゴのフルーツ香、そして何より顕著なのは樽由来であろうバニラやナッツのような香ばしさ。
口に含むと更に顕著で、まるで古き良きカリフォルニアのシャルドネみたいな雰囲気です。
味わいは、甘さはあるけど甘すぎず、酸味との均整の取れたバランス。
こちらには往年のカリフォルニアのような押しつけがましさはありません。
ちょっと樽を効かせすぎな感じがしないでもないけど、
「これは10,000円のカリフォルニア産シャルドネです」と言われればコロッと騙される自信があります。
こんなクオリティのワインが2,000円ちょっとで買える南アフリカ、やはり「恐るべし」ですな。
3分の1ほど残したんで、明日の変化にも期待します。
小さく2杯分を残して、コルクを戻してセラーに立てて保存した翌日再稽古。 色は変わりありません・・・ってそりゃそうだよね。 香りは前日より樽っぽさが強くなった感があります。 反面、味わいはちょっとだけ平板になっちゃったような感じはします。 でもまぁまだまだ十分に健全なレベル。一日で飲み干す必要は全く無いワインです。
点数 | 80点 |
---|---|
リンク | Glenelly "Estate Reserve" Chardonnay 2015 2,160円 |
本日の大掃除は風呂と換気扇。
風呂は毎日最後に入った人(大抵は師範)が壁を拭き上げて来るルールにしているので、
大掃除といっても隅っこのカビ取りくらい。
ところがこの作業を微妙に面倒にしているのが、「いったい何人家族だよ?」って感じのシャンプー・リンス・洗顔フォームの数々。
ちなみにこの写真の中で師範管理なのは真ん中の洗顔フォーム1つのみ。
シャンプーはいつも子供らのを適当に使っています。
安ワイン道場師範、齢五十を超えて髪からは女子のような甘い香りを漂わせております。
午後からは、ご近所のおばあさん(電子オルガン弾き)に呼ばれてギターを持参、
フルート吹きの人も加わってご近所セッションするなどしておりました。
名称 | Marsannay Vieilles Vignes 2014 マルサネ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014 |
---|---|
生産者 | Dominique Laurent ドミニク・ローラン |
価格 | 2,980円 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
本日の夕食も調理担当は師範で、メニューは豪州牛の和風サイコロステーキ、モヤシの炒め物、クラムチャウダー。
あと師範代が前日から仕込んでおいてくれたピクルス(金時人参、カブ、キュウリ)。
ワインは、大掃除関連の大物は本日をもってほぼ終了、自分にお疲れさまということでちょいと良いヤツを抜栓。
選んだのは、ブルゴーニュに於いて数少ない「安ワイン者の味方」感のある造り手ドミニク・ローランのマルサネVV。
お値段は税込みギリギリ稽古範囲の2,980円でした。
ちなみにこの銘柄は昨年2013年産と稽古済み、その時はイマイチな印象でしたが・・・
色は、決して濃くはないけどさりとて薄くも無い、標準的なブルゴーニュのピノ・ノワールの色。
マルサネって、以前は赤でも「これってロゼ?」な感じの薄い色合いのものが多かった印象があるけど、
地球温暖化の影響か栽培技術の向上か、普通にしっかりした赤が増えてきた印象があります。
香りのボリュームはちょっとおとなしめ、というか抜栓直後は閉じた感じ。
「新樽200%」と言われた以前のドミニク・ローランとはかなり傾向が違って樽香は控えめ。
やはり北のピノ・ノワール、ケモノっぽさもそこそこあるけどでチェリーのようなツンッとした果実香がメインです。
味もやや軽め、でも高いワインの味がしっかりします。
一本ツーッと筋の通った酸味に品の良い甘味、身体に吸い込まれるような滋味深い味わいです。
時間が経っても、そんなには開きません。そのあたりは村のポテンシャルの限界なのかなぁ。
別に開かなくても十分美味いんですけどね。
色は濃いんだけど、香りや味わいからは緯度の高さが感じられる、
トラディショナルな雰囲気のブルゴーニュ赤ですな。
これが稽古範囲内の価格というのはお買い得です。
なかなか3,000円以下で買える村名が少ない昨今、
「下手のブル好き」安ワイン者はマルサネやフィサンあたりを狙うべきかもです。
点数 | 82点 |
---|
関東地方、暖かいのは今日までらしいので、当初の予定を変更して本日の年末行事は洗車。
いまどき手洗いで洗車している人なんて少ないだろうね。
っていうか、都会だったら車を持たない生活ってのが今風なのかな?
道場の場合そこまで都会じゃないので未だ車は手放せないんだよね。
洗車は午前中いっぱいで終了、午後は子供たちとの昼食に焼きそばを作って、
その後は録画した「シン・ゴジラ」を子供たちの見ながらダラダラ、
夕食はトンカツ&キャベ千と韓国風ネギスープ、という一日でありました。
昨日開けた2本の白がまだたっぷり残っているんで、今日は新たなワインは開けません。
でも、それじゃちょっと寂しいな、ということで開けたのがコレ、KIRIN 本搾り 薫りぶどう&芳醇りんごというチューハイ。
果汁60%、原材料は「ぶどう・りんご・ウォッカ」のみ、香料や糖類などははいってません。
「コレ、もしかしたらシャンパーニュっぽいんじゃね?」などと期待しつつ飲んだわけですが・・・
右写真でネタバレしてますね、ハイ、シャンパーニュとは全く別物です。
それにしても、香りも弱いし味わいも微妙。
食前にクイッと飲むには良いかもだけど食中酒としてはかなり不向き。
反面教師で「ブドウだけから作るワインってのは凄い飲み物なんだな」と改めて感じましたですよ。
本日の年末作業は、1年分のビデオを編集して総仕上げ。
1年間撮ったビデオをだいたい1時間(今年は短くて35分)にして、タイトル入れてスーパーインポーズしてBGMを入れて、という作業。
これを毎年やってディスクに焼いて爺婆に渡すのと、将来子供たちに渡す用にも焼いて保管。
ちなみに静止画の方も紙焼きしてアルバムにしています。
要するにこのサイト同様「アーカイブおたく」なんでしょうな、師範は。
それでも、最近は動画も静止画もスマホで撮って終わり、という人も多いと思うけど、
子供に成長記録を渡そうとは思わんのかね?
クラウドに上げてたりしても、静止画は選択/動画は編集してないと見ないよね、きっと。
あと、年賀状もささっと書き上げ。こっちはどちらかというと廃止したい習慣だなぁ。
でも、年賀状でしかつながっていない親戚とかも居るしなぁ。
そして今日はクリスマス当日なんで、贅沢にも2本同時に抜栓。それも、同じ銘柄でヴィンテージ違いの2本。 先日買った「フランスボルドー白6本セット/第1弾」税送料込み6,960円が楽天スーパーSALEで3,478円に、 シャトー・ゲイドンというワインが2012年産と2013年産がそれぞれ1本ずつ入っていたので、 せっかくなんで「果たして師範はヴィンテージの違いを感じることが出来るか」の実験と考えた次第。 事前情報としては、メドック地区の2013年は大変厳しい年だったということを シャトー・ラグランジュのセミナーで聞いているので、 「弱い方がきっと2013年産では?」という想定の元、次女に手伝ってもらって銘柄を隠してブラインド・テイスティングします。
名称 | Château Gueydon (Blanc) 2012 シャトー・ゲイドン (白) 2012 |
---|---|
生産者 | Ch. Gueydon (Grand Vins de Gironde) シャトー・ゲイドン (グラン・ヴァン・ド・ジロンド) |
価格 | 507円 (単品価格 1,490円) |
購入店 | ヴェリタス~輸入直販ワイン専門店 |
ちなみに料理は、刺身(メバチマグロ、ヒラメ、昆布〆鯖)、鯵の塩焼き、水菜のお浸し、セロリと人参のピクルス。
さっぱりしたボルドーの白が合いそうなメニューじゃないですか皆さん。
色は薄めのレモン色、相対的にはこちらの方がやや薄めに感じられます。
香りは、いかにもボルドーのソーヴィニョン・ブランらしい若草のようなハーブっぽい香り。
香りのボリューム、複雑さとももう一方のよりシンプルです。
味わいも、酸味も甘味も控えめで旨味がメイン。
500円のワインならアリだけど、1,000円を超えるとかなり残念と言わざるを得ない内容。ということは・・・
胸を張って「こっちが2013年産だよね!」と次女に申告したところ、彼女の判定は×。こっちが2012年産でした。
まじか~。2012年って2013年よりも更に厳しい年だったんですかね?
あるいはシャトー・ラグランジュのあるサン・ジュリアンとこのワインの産地グラーヴでは全然天候が違ったとか。
とにかく師範生活二十年超、未だにこのテイタラクであります。
翌日再稽古。保存方法としては、そのままコルクを戻してセラーに立てて丸一日、です。 香りは若干、というか結構弱めになっちゃいました。味わいも、さらに果実味が抜けてストイックな感じに変化。 ただ、もちろん飲めないってわけじゃなくて、「あぁこうなっちゃいましたねぇ」と慈しみながら飲めます。
点数 | 70点 |
---|---|
リンク |
フランスボルドー白6本セット/第1弾 6,960円(今はセットに含まれていません) Chateau Gueydon (Blanc) 2012 1,490円( |
名称 | Château Gueydon (Blanc) 2013 シャトー・ゲイドン (白) 2013 |
---|---|
生産者 | Ch. Gueydon (Grand Vins de Gironde) シャトー・ゲイドン (グラン・ヴァン・ド・ジロンド) |
価格 | 507円 (単品価格 1,490円) |
購入店 | ヴェリタス~輸入直販ワイン専門店 |
・・・というわけでバッチリ間違えたんだけど、こちらが2013年です。
この2本、違いが判るかと問われれば、それは確実に判ります。
香りだけ嗅いだ次女も「明らかに違う」と言うんで、多分誰でも判る。
ただ、どっちが何年か?ってのは判らない。
それは感覚器の能力じゃなくて記憶力や想像力だからなぁ。
そういうのは多分人によって大きく違うんでしょうね。
改めてこちらのワインのことを。
色はちょっとしっかりめの黄色っぽさを感じます。まずこの時点でこっちが古いと思ったのね。
香りは、ボリュームにしても複雑さにしても明らかにこちらが上で、
ソーヴィニョン・ブランのハーブっぽさに加えてセミヨン由来であろう桃や花の香りが漂います。
味わいも、こっちの方が甘味があって厚みがあります。
この味わいからは「厳しい年だった」というのは想像できなかったりします。
もしかすると、その年の出来の良し悪しより、若い方が果実味が残っていて美味しい、
という実も蓋も無い理由なのかも。やっぱ白、特にソーヴィニョン・ブラン主体のは若い方が良いっすよ、きっとそうっすよ。
こちらも翌日再稽古。2012年ががくんと落ちちゃったのと裏腹に、こちらはまだまだ元気。 特に香りにライチっぽいフルーティさが加わって、前日より良くなったみたい。 ちなみにショップの現行品はこのヴィンテージ、なにか値下げになったりセットに組み入れられていたりしたら買いです。
点数 | 75(+1)点 |
---|---|
リンク |
フランスボルドー白6本セット/第1弾 6,960円 Chateau Gueydon (Blanc) 2013 1,490円 |
クリスマス・イヴの今日、大掃除は一旦お休みしてクリスマスや年末向けの買い出し。 子供たちは学校の冬期講習や部活、その後は友達と遊びに行くっていうので、昼食は師範代と二人。 行ったのは、国道16号沿いにあるかごの屋 保土ヶ谷区役所前店。 駐車場のある食事処って、このあたり少ないんだよね。
店内はいわゆる和食のファミレスです。席はゆったりしていてその点は評価できます。
ランチのメニュー表には、1,000円以下のものはほとんど無いという強気な価格設定。
そんな中から師範がチョイスした料理がコレ。
大粒牡蠣と海老の天ざる 1,501円(税込み)
天ぷらはサクッと揚がっていて、なかなか美味しゅうございます。蕎麦は・・・悪くないけど
先月行った店のほうが上だったな。
車の運転は師範代にお任せして、昼間っから飲んじゃいます。
200円払ってこの店の会員になると、月に2回タダで飲み物が頂けるというのでそのシステムに乗っかりました。
グラスビール 453円(税込み)が無料
銘柄が「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」なのは素晴らしいけど、
(写真じゃデカく見えるけど)小さなコップ1杯で450円はそもそもちょっと取り過ぎじゃね?
そしてクリスマス・イヴのディナー。 メニューは、 ローストチキン、タコのカルパッチョ、スモークサーモン、生ハムとアボカドとベビーリーフ&トマトのサラダ、野菜スティック。 主食は"PAUL"のバゲットとチーズブレッド、デザートはケーニヒス・クローネのクリスマス・ケーキ。 いわゆるチャッキチャキの一般的な日本のクリスマス・メニューだと思います。 クリスマスをお祝いして、お寺の除夜の鐘を聞いて、神社で初詣。 日本人バンザイ!であります。
名称 | Valdivieso "Grand Cuvée" Blanc de Blancs 2013 バルディビエソ "グラン・キュヴェ" ブラン・ド・ブラン 2013 |
---|---|
生産者 | Viña Valdivieso ビーニャ・バルディビエソ |
価格 | 1,790円 |
購入店 | フェリシティー |
師範も人の子、クリスマス・イヴといえばシャンパンであります・・・ってシャンパーニュじゃ無いけどな。
それでもちょいと良いヤツを飲みたくて、ツイッターでフォローさせて頂いている方からのお薦めの一本をチョイス。
銘柄は、チリ産シャルドネ100%のブラン・ド・ブランでヴィンテージ付き。
ちなみに同じ造り手のエクストラ・ブリュットは10月に稽古しております。
色は、黄金糖を薄めたような黄金色。泡立ちのキメは十分細かいけど、泡のボリュームは(シャンパーニュと比較すると)控えめかも。
香りはまるでシャンパーニュです。パンの耳のような香ばしいイースト香(「ブリオッシュ」と言うのかな?)がはっきりあって、
焼きリンゴのような香ばしくも甘い感じの香りもあります。
味わいも、酸味がしっかりしているあたりがいわゆるニューワールドのスパークリングとは違う感じ。
加えて旨味たっぷりなのは良いけれど、やっぱり泡は控えめかなぁ。
香りや味わいは全くもってシャンパーニュに遜色無くて、
ヴィンテージ付きらしい熟成感も味わえるあたり、いわゆるニューワールドの泡一般とは一味違う感じです。
ただ、惜しむらくは泡の弱めなのが残念。それが画竜点睛を欠いているわけだけど、もしかするとそういうのはボトル差があるかもですな。
点数 | 80点 |
---|---|
リンク | Valdivieso Blanc de Blancs 2013 1,790円 |
年末大掃除の1日目は、屋上のタイルや壁の清掃と窓ガラスの清掃。
道場はやたらガラスを多用した建物にしちゃったんで、窓拭きは結構大変。
屋上のタイルと合わせて、窓の外側はケルヒャー(高圧洗浄機)でガガーッと。
所要時間はトータルで6時間。お疲れさまでした。
来年の自分への連絡事項としては、子供部屋の引違い窓も外側は屋上からケルヒャーした方が良いかも・・・と備忘録。
それでも窓拭きって、掃除の中では比較的好きな作業です。
というのも、清掃前と清掃後の差分が大きくて、努力した結果が一目瞭然だからね。
苦手なのは掃除機をかけたりするヤツ。あれは改善効果が良く判らんのでやった甲斐が無いのね。
さて窓拭きが終わった自分へのご褒美に、新しい清酒を抜栓。
左側は三ヵ月前に抜栓した
醸し九平次 山田錦 "Eau du Désir" 2016
色はやや黄色め。メロンっぽい吟醸香と甘酒のような香り、加えてベッコウ飴のような甘い香り。
口に含んでもなんとなくメロンみたいなフレッシュさがあって、三ヵ月くらいじゃ全然平気ですな。
右側が今回抜栓した
磯自慢 吟醸 しぼりたて生原酒
九平次よりさらにフルーティ。「これが米から?!」な香り。
スーッと水のように口に流れ込んでくるけど、喉から先へはブワッと広がる感じ。
前半のキレイさは、「南アルプス間ノ岳を源泉とする名水大井川伏流水」から来るのかな?(思いっきり妄想)。
後半のボリュームは、ワインよりはるかに高い「アルコール度数17度以上18度未満」から来るのでしょう(これは多分そう)。
比較すると、九平次の方がいわゆる男っぽい清酒という感じ。
対する磯自慢は、ビックリ清酒としては秀逸で、女の子に飲ませて酔わせるならこっちだろうなぁ・・・なんて機会は一切無いけどね。
名称 | Carnivor Zinfandel 2015 カーニヴォ ジンファンデル 2015 |
---|---|
生産者 | Carnivor Wines カーニヴォ・ワインズ |
価格 | 1,137円 (単品価格:1,814円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
そして本日の夕食は、師範代父が作って冷凍で送ってくれたハンバーグに、師範代謹製照り焼きソース。それとポトフ。
こういう濃い味の肉料理にちょうど良さそうと選んだのが、「肉専用」という触れ込みで売られているカーニヴォ、
品種はジンファンデル。うきうきワインの「6本1万円」の福袋に入っていた一本。
明日のクリスマス・イヴの料理に合わせて飲もう!なんて考えてこのワインを準備している人もいるんじゃないかな?
と勝手に想像して、師範が一日前に毒味して進ぜよう、という次第であります。
色はかなり濃いめの紫色。アシも長くてネットリした感じ。そりゃアルコール度数14.5%もあるからね。
香りは、もの凄くチョコレートっぽさがあります。もちろんレーズンみたいなフルーツ香もあるんで、
ラムレーズン入りチョコみたいな香りです。
口に含むと・・・甘い。ジンファンデルの特徴か、渋味は軽めでとにかく甘い。
糖度を測ると9.3もあります。
それって、道場基準だと甘口ワインの糖度なんで、
左上の「グラフ表示」ボタンを押して頂くと通常のワインとは違うレンジで表示されます。
一言でいうと、チョコレートの香りの甘口赤ワインです。かなり飲み手・料理を選びます。
肉料理に合うかなぁ。今日のハンバーグみたいに甘さのある照り焼きソースとか、
あるいはオレンジやブルーベリーのソースを使った肉料理ならイケると思うけどね。
クリスマスなら鶏の丸焼きやローストビーフに合わせるんじゃ無く、
食後のケーキまで待っても良いかも・・・ってくらい甘いワインです。
ただ、このワインから受ける「圧」は凄い。
普段あまりワインを飲まない方をビックリさせるには最適なワインだとも思います。
点数 | 75点 |
---|---|
リンク | Carnivor Zinfandel 2015 1,814円 |
名称 | グラン・シャンモリ 樽熟成 メルロ 2012 |
---|---|
生産者 | Chammoris Wine (Morita Koshu Winery) シャンモリワイン (盛田甲州ワイナリー) |
価格 | 納税額:4本セット20,000円 (参考価格:1,944円 @amazon) |
購入店 | 山梨県山中湖村 |
「スチャラカ社会人」な師範に於かれましては、本日が今年の仕事納めだったりします。
これから年末にかけては例年同様大掃除三昧、そしてアルコール三昧となります。
そんな日々の皮切りにチョイスしたのは、山梨県山中湖村のふるさと納税の返礼品、
山梨産樽熟成ワインの4本セット(集合写真はコレ)。
甲州 2015、マスカット・ベーリーA 2015に続いて三品種目。
ヴィンテージはこれまでと違って2012年産、産地も勝沼じゃ無くて塩尻&松本。
説明には『長野県塩尻市武居農園産メルロ種74%、長野県松本市桜井農園産メルロ種26%』と書かれています。
こういう、細かい情報・顔の見える情報が大事だと思うんですよね、日本ワイン。
料理は、鶏手羽中の唐揚げ、アボカドとトマトのサラダ、そして冬至なんでカボチャのそぼろ煮。
「冬至」「カボチャ」ってところでやっぱり日本ワインでしょう、という気分に相成りました。。
さてさて肝心のワインはどうだったかというと、色はやや薄めで澄んだ赤紫色。
エッジが微妙にオレンジで、ちょっと熟成入ったピノ・ノワールみたいな外観です。
香りはややおとなしめのボリュームながら、確かにメルローらしい濃い系のベリーっぽい香りと、
ボルドーのような消し炭の香り、そしてやっぱり日本ワインらしい漬物や醤油のような落ち着いた香りがあります。
味わいは、甘味はほとんど感じず、弱めの酸味とほんのり渋味。
軽いっちゃ軽いけど、最近日本ワインのメルローも飲み慣れてきた感があって、
その軽さがあまりネガティブじゃ無いんですね・・・それほどポジティブでも無いけど。
派手さは無いです、っていうか地味です。でも、染み入るような飲み心地はこれはこれでアリです。
マスカット・ベーリーAのようなやけに華やかな香りは無いけど、
小さめながらバランスの良さが感じられるのが日本のメルローの特徴でしょうか。
さて、ふるさと納税返礼品の比較としては、10,000円のジャパンプレミアム3本セットの方が還元率は高いけど、
やっぱり「ふるさと納税」だから山梨県の自治体から山梨産のワイン、の方がそれらしくはあります。
ちなみに、山中湖村にふるさと納税した一番の本命は、サントリーのフラッグシップ・ワイン「登美」の2012年だったりします。
そちらは、何か特別な機会にでも開けることにしています。
リンク:【ふるさと納税】サントリー 登美 赤 2012 30,000円(納税額)
点数 | 70点 |
---|---|
リンク |
【ふるさと納税】樽熟成ワイン 4本セット 20,000円(納税額) グランシャンモリ 樽熟成メルロ 2015 1,944円 (@amazon) ※ヴィンテージ違い |
名称 | Villa Noria "Grand Prestige" Cabernet Sauvignon 2015 ヴィラ・ノリア "グラン・プレスティージュ" カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
---|---|
生産者 | Villa Noria (Dom. Piere Chavin) ヴィラ・ノリア (ドメーヌ・ピエール・シャヴァン) |
価格 | 1,298円 |
購入店 | フェリシティー |
本日の夕食は、昨晩から師範代が作り置いてくれた煮豚、それとミミガーとキュウリの酢の物、更にはゴマ豆腐。
共働きで子育て家庭の夕飯は、習い事の送り迎えなんかもあっていろいろやりくりが大変。
ウチは高校生と中学生なんでガマンも出来るし自分で調達もできるようになったけど、
小さい頃はホント大変だったなぁ。
爺婆(親)のサポート無しに子育てをするのってやっぱり大変だと思うよ、この国。
そして、両親ともガチで働いている家庭ほど大変だと思うんだけど、
手当はそうじゃない方にばっかり行くんだよなぁ。
閑話休題、煮豚に合わせたのが南仏のカベルネ・ソーヴィニョン。
なんでもこの銘柄、雑誌の「1,000円台で見つけた云々」という企画で3ッ星を獲得したんだとか。
通常1,598円のワインを、300円OFFクーポン利用で1,298円で購入しました。
色は非常に濃い紫色。液面から1cmくらいしか透けない感じです。
香りは、鼻で嗅ぐ分にはややおとなしめ。
カシスやブルーベリーみたいな黒っぽい果実香が控えめに香ります。
ところが口に含むと、焦がした木のチョコレートっぽい香ばしさがブワッと来ます。
味わいは、色から受ける印象よりは軽めというか、スムーズな感じ。
渋味がこなれていて甘さしっかり、酸味はやや弱め。
特に口に含む瞬間はスーッと入ってくるので、一瞬「アレ?」ってなります。
ただ、余韻は長いんで物足りない感じはありません。
あと、なんとなく生臭いような風味もあるので、そこは好き嫌いがあるかも知れません。
確かにこの値段のワインとしては複雑さとまとまりの良さがあって、本場フランスの面目躍如といった感じです。
ボトルも重くて高級感があるし、2,000円台のワインだと言われても納得の内容かと。
このワイン、ブドウ自体は普通に完熟したカベルネ・ソーヴィニョンを使っていると思われ、
醸造技術でこの柔らかさを出しているんだろうな。
そういうのが飲んで判るようになれば楽しいだろうね。
点数 | 78点 |
---|---|
リンク | Villa Noria "Grand Prestige" Cabernet Sauvignon 2015 1,598円 |
名称 | Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2015 サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2015 |
---|---|
生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 納税額:3本セット10,000円 (参考価格:1,683円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
本日の夕食は、鶏のいろいろな部位のソテー、イベリコ豚レバーのパテ、バーニャカウダ、主食はバゲットとチーズブレッドいう洋風なメニュー。
バゲットに付けるオリーブオイルはヴェリタスで買ったんだけど、これが安い割にはフレッシュ感溢れてて美味いのね。
もっとずっと高いオリーブオイルの味がします。
ワインを買うついでにお薦めです。
※ショップへのリンク:
エキストラ ヴァージン オリーブ オイル ノヴェロ 2016 オーガニック 500ml瓶 898円
ワインは昨日に引き続き、
大阪府泉佐野市のふるさと納税返礼品のサントリー ジャパンプレミアム3本セットから。
本日のチョイスはマスカット・ベーリーAの赤。
ヴィンテージは昨日のロゼが2014年だったのに対してこれは2015年。
ちなみにこの銘柄の2014年産とは稽古済み、
このヴィンテージからボトルの形がボルドータイプに変更になっているみたいです。
色は、赤ワインとしてはやや薄めではあるけど、それでも一部の日本ワインみたいな「これロゼ?」ってほど薄くはない赤紫色。
香りのボリュームはなかなか立派です。
イチゴとココナッツが主体の、この品種に特徴的な香り。樽熟はしていなさそうで、シンプルにフルーティな香りです。
味わいは、裏ラベルに「ライトボディ」「軽やかなワインです」と書かれているとおり、軽い味わいのワインです。
酸味と甘味はそこそこあるんだけど、渋味が弱いんだよな。
そして昨日のロゼに比べると圧倒的に甘さ控えめです。
でも、どことなくスパイシーな感じもあって、全体のバランスは悪くないです。
塩尻の畑で見た通り、
マスカット・ベーリーAはメルローなんかと比べると粒が大きいので、
相対的に皮や種の比率が低くて渋味が出しづらい品種なんでしょうね。
乱暴に言えば薄っぺらい印象は禁じ得ない赤だけど、
「赤ワインは渋味が肝心」という先入観を取っ払えば、これはこれでアリなんじゃないかな?
何より香りが豊かというのは、ワインに一定の価値を与えていると思います。
その日のうちに追加更新。 飲めない師範代曰く『美味しいじゃんコレ!』だそうです。 確かに、時間が経つと香ばしい感じが出て来て、 弱めのアルコール感もあって、あまり飲めない層にはウケが良い気もします。
点数 | 73(+2)点 |
---|---|
リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(納税額) サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 1,683円 (@amazon) |
このページの先頭に、「12月29日朝時点で59.5kg以下とする」などと書いたけど、
あれから2週間経った今朝、体重計に乗ってみると59.3kgでいきなり目標達成!
お疲れさまっした~!
というわけにもいかなくて、この数値は多分瞬間最小、平均的にはまだ60kg前後だと思われます。
でも、特に何をするわけでもないけど、「痩せてみせます!」と宣言するだけで痩せるんですな。
実際は無意識のうちにいろいろセーブしているんだと思うけど。
ともあれ目標自体は変えずに、12月29日朝時点で59.5kg以下、そしてその数日前から60kgを超えることは無い、
というあたりを目指します。
そして、本日飲むワインは、これまた大阪府泉佐野市のふるさと納税返礼品。
サントリーの日本ワイン「ジャパン・プレミアム」のセットです。
納税額は10,000円ポッキリ、よなよなエール1ケースの時に一緒に納税しました。
泉佐野市、お酒がお好きな自治体のようです。親近感が沸きます。
税金の使い道は、
「ふるさとプロジェクト(泉佐野市の歴史民俗資料等の文化資料を取得・保存又は活用)」を指定させて頂きました。
普通の住民税も一部使い道指定とか出来れば良いのになぁ。
市民は使わない「新市庁の建設」なんてのにはビタ一文も払わないんだけどなぁ。
それはそうとこのワインたち、だいたい1本1,700円弱するから、3本だと5,000円くらい。
ふるさと納税の返礼品の割合としてはかなり頑張っているようです。
そして、楽天経由で買うと楽天ポイントも付きます。
なんか納税したらポイントが貰える、ってのは不思議な気分になりますな。
納税した自治体:
大阪府泉佐野市
納税額・返礼品:
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円
名称 | Suntory Japan Premium Muscat Bailey A Rosé 2014 サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2014 |
---|---|
生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 納税額:3本セット10,000円 (参考価格:2,060円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
・・・というわけで、まずはロゼから頂くことに。
この銘柄の2013年産とは昨年春に稽古済み、
ロゼの桜色が一人ぼっちの寒い花見にマッチしておりました。
そして本日このワインに合わせた料理は寄せ鍋。鍋種は豚ロース、鶏手羽こま、真鱈、魚の練り物、豆腐、野菜いろいろ。
ロゼが合いそうでしょ?『いや清酒の方が合うはず』などと言わないように。
安ワイン道場にはその選択肢はありません・・・とか言いながら、ワインの前に「醸し人九平次」をチビチビやってましたが。
さて抜栓。色は非常にキレイな、ややオレンジがかったピンク色。
ロゼワインの価値の大きな部分を占めるのがこのキレイな色合いですな。
香りは、イチゴキャンディのような甘く可愛らしい香りが、割としっかり香ります。
味わいは結構甘め。甘い色に甘い香り、そして甘い味わい。この外観や香りから想像される通りの味わいです。
2013年産は糖度7.6だったけどこれは8.6、かなり甘口側に舵を切ったみたいですね。
甘いだけじゃ無くて酸味もあるんで、案外バランスは悪くないとも思います。
でも料理にはちょっと合わせ辛いっすね。
塩尻メルロのロゼとか登美の丘のロゼとはかなり雰囲気の違って、
「昔ながらの日本のロゼっていうとこういうのだよね」という味わいです。
辛口原理主義な方だと「ジュースじゃんこれ!」な反応でしょう。
アルコール度数は11%。個人的にはもう少し糖をアルコールに変えても良いんじゃないかなぁ、と思います。
ただ、甘い側に振ったということは、甘めのワインをチビチビ飲まれる方をターゲットの顧客層と設定したワインなのかも知れません。
点数 | 70点 |
---|---|
リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(納税額) サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2,268円 (@amazon) |
名称 | Chateau Perron de la Grave Sauvignon 2015 シャトー・ペロン・ド・ラ・グラーヴ ソーヴィニョン 2015 |
---|---|
生産者 | Ch. Perron de la Grave (Grands Vins de Gironde) シャトー・ペロン・ド・ラ・グラーヴ (グラン・ヴァン・ド・ジロンド) |
価格 | 469円 (単品価格 1,380円) |
購入店 | ヴェリタス~輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食の調理担当は師範で、メニューは銀鮭の塩焼き、刺身(メバチマグロ、赤貝、真鯛)、モヤシのナムル。
最近野菜が高いんで、モヤシの登場回数が増えております。
でも、200円の小松菜は買えないけど500円の刺身は平気で買うんだな。
そしてワインは、先日の楽天スーパーSALEで買った「フランスボルドー白6本セット/第1弾」。
税送料込み6,960円が3,478円になってましたんで安ワイン者魂が揺さぶられてポチりました。
内容は、ACグラーヴの白が3本、ACボルドーの白が3本。
単品の販売価格合計は8,610円なんで、割引率的には非常にお得感があるんだけど、
果たして飲んでもそのお得感は感じられるんでしょうか、と。
色は、このクラスとしてはちょっと異例なくらいパリッとしたレモン色・・・と思ったけど、
元値は1,380円だと思えばそういうものかも。
香りのボリュームは中くらい。ソーヴィニョン・ブランらしいハーブの香りに、
セミヨンが入ってんじゃないの?って感じのセメダインのような揮発香(でも品種構成はソーヴィニョン・ブラン100%らしい)。
味わいは、どこかソーテルヌを想起させるような甘さがあります。
でも、数値を測ると糖度は6.5、別に糖分が多いわけではなさそうです。
甘味以外に酸味もコクもあってご立派な味わいだけど、
ちょっと余韻が短いような感じがするのが玉にキズかな。
薄くてペラペラないわゆるACボルドーとは一線を画す、ちょっとリッチな感じの白ワイン。
1,380円ならまずまず普通+α程度だけど、買値相当額で500円以下なのは爆発的にお買い得。
今回のセットの1本目、まずは出だし好調といったところです。
点数 | 76点 |
---|---|
リンク |
フランスボルドー白6本セット/第1弾 6,960円 Chateau Perron de la Grave Sauvignon 2015 1,380円 |
昨日に引き続き本日も忘年会。飲み仲間のN氏とO氏と伺ったのは、 職場のワイン会で最近利用させて頂いている麻布の Craft WINE N (クラフトワイン エヌ) 。 今回はワインの持ち込みはせず、普通にコース料理5,000円(サービス料込み税別)を予約、 それに合わせてワインを提案して頂く、というスタイルでお願いしました。
まず最初に出して頂いた「本日のアミューズ」がこちら。
白インゲン豆とテート・ド・フロマージュのスープ
「テート・ド・フロマージュ」ってのはチーズの一種・・・ではなくて豚の頭のことらしいです。
ここんとこ寒い日が続いておりまして、最初にこういう温かいスープを頂けるとほっこりします。
奥に見えるのが、一緒に出して頂いたパン。
このお店で焼いた、とのことです。小さめなので、あっという間に食べちゃいました。
名称 | Ratzenberger "Becharacher" Riesling Brut 2009 ラッツェンベルガー "バッハラッハー" リースリング ブリュット 2009 |
---|---|
生産者 | Weingut Ratzenberger ヴァイングート・ラッツェンベルガー |
価格 | (6,500円) |
購入店 | Craft Wine N |
一本目は泡でお願いしました。
選択肢としては、イタリアの軽めのスプマンテか、ちょっと変わったドイツの泡とのこと。
そう聞くとやっぱり「ちょっと変わった」って方を選びたくなるのが人情ってもんです。
そして出して頂いたのがリースリングを使ったゼクト。
道場ではこれまで6,000本以上と稽古しておりますが、ゼクトはこれまでわずかに5本。
それも黒猫とか聖母とか、テキトーなヤツがほとんどなので、
ちゃんとしたドイツの泡との稽古経験は極めて少なかったりします。
『香りを楽しんで頂きたいので』ということで、スパークリング用の小さなグラスでは無く、
ボルドータイプの大きなグラスで出して頂きました。
色は薄めのレモン色、泡立ちはたいそうキメ細かくてシャンパーニュと遜色ない感じです。
香りは、抜栓してすぐはちょっと閉じた感じでしたが、
時間が経って温度が上がってくるとリースリングらしい石油っぽさがバンバン出てきます。
味わいは、ドイツだからって甘いわけじゃなくて、こちらも普通にスパークリングらしい甘さと酸味。
しっかりとした骨格が感じられるあたり、どこかゲルマン人の心意気みたいなものを感じます。
しっかりした泡の、大変興味深いワインでした。
なかなかこういうのは自分じゃ選ばないからなぁ。
お店で推薦して頂くことで視野が広がる、ってのはありますね。
点数 | 80点 |
---|
↑のゼクトを飲みながら食べた冷前菜がこちら。
鮪脳天のグリエ タプナードとフレッシュトマトのコンカッセ
「タプナード」とはオリーブを使ったフランス南西部プロヴァンス発祥のペースト、
「コンカッセ」とは粗く刻んだモノ、ってことのようです。
フランス料理やイタリア料理の用語、未だ知らないのがたくさんあります。
そしてこの料理、中心のマグロもさることながら、添えられた野菜が香り高くてたいそうナイスでありました。
こういう手の込んだ料理は自宅じゃ無理だなぁ。
名称 | Château Mars "Cuvée Prestige" Chardonnay 2014 シャトー・マルス 穂坂日之城 シャルドネ 2014 |
---|---|
生産者 | 本坊酒造(山梨マルスワイナリー) |
価格 | (8,500円) |
購入店 | Craft Wine N |
次は白で。提案して頂いたのは、ドメーヌ・パランのACブルゴーニュ白とこれ。
パランの方も『ACブルゴーニュですがムルソーの畑のブドウが使われています』などと説明して頂いて、
そっちも気にはなったけどやっぱり珍しさではこちらでしょう、と。
最近日本ワインも品質が上がって来ましたからねぇ~、などと会話しつつ抜栓して頂きました。
シャルドネタイプの大き目グラスに注いで頂いて、外観はかなりしっかりとした黄色っぽさを感じる色合いです。
ガッツリ樽熟させているらしいので、その色かも知れません。
香りは、注いですぐは明らかに閉じていて、あんまり上がって来ません。
でも、ちょっと時間を置くと飴のような甘い感じの香り、そして樽由来であろう香ばしい感じがフワーッと来ます。
なんだか甲州種のようなシャープさというか清酒っぽさというか、
そういう香りもあるのが日本ワインの個性かも知れません。
口に含むと結構甘さを感じるので、糖度は高いんじゃないかな(糖度計は持ってきてません)。
でも、甘ったるい感じはせず、全体にシュッとした均整の取れた味わいです。
これまた非常に面白いワインでした。
ブラインドで飲んで日本ワインのシャルドネだと当てられる自信は全くありませんが、
かといってブルゴーニュとも答えないでしょう。
土地の個性というより、ワイナリーの方針が強く出るのかな?日本ワインって。
点数 | 82点 |
---|
温前菜がこちら。
白子のフリット ブランダードのクリーム
揚げた白子が美味くないはずがないっすね。そして「ブランダード」とは鱈のことみたい、
ペースト状にして白子の下に敷かれています。
樽の効いた白には非常に良い相性を見せていたように思います。
メインの肉料理がこちら。
蝦夷鹿のカイエット
また知らない名前が出てきました。「カイエット」とは肉をミンチにして網脂で包んで焼いたもの、らしいです。
ボリュームがあって「肉喰ってんぞ~!」感しっかりです。
この料理、本来は赤に合わせたかったところなんだけど、
我々の食べるスピードが飲むスピードより速く、ワインがまだ白のうちに食べることになりました。
そこがちょっと残念だったかな?
赤ワインにデザートを合わせるってのも無理があるんで、先にデザートを頂いて、
後でチーズに合わせて赤、ということになりました。
サブレブルトンヌと紅玉, レーズン
「サブレブルトンヌ」はブルターニュ地方の焼き菓子ですな。
リンゴの風味があるので、これに合わせるならやっぱりシャンパーニュなのかな?
名称 | Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2015 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2015 |
---|---|
生産者 | Fanny Sabre ファニー・サーブル |
価格 | (6,500円) |
購入店 | Craft Wine N |
お薦め頂いた赤の選択肢は、ブルゴーニュがこれとラドワ、あとはボルドーでした。
その中で一番安かったのがコレ・・・というか安さに惹かれたわけじゃなくて、
パンツを下げてお尻をペロンと出した女性が書かれたラベルに惹かれました。
このワインの造り手は、フィリップ・パカレで修行した若い女性とのこと。
フィリップ・パカレと言えば最近ツイッター界隈で物議をかもしていることもあって、
なんとなくこっちにした次第であります。
色は、このクラスとしては結構しっかりした、非常にキレイな赤紫色です。
香りは、熟れたイチゴやアメリカンチェリーのような、南のブルゴーニュらしいジュクジュクした香り。
いわゆる自然派なのかな?温泉のような硫黄っぽさもあって、
ピノ・ノワールというよりはガメイのような雰囲気を感じます。
味わいは、このクラス相応の薄さだけど、雑味が無くて澄んだ味わいである点はナイスです。
いわゆる「ナチュラル・ワイン」って感じですかね?
派手な香りや力強い味わいは無いけれど、染み入るように入っていくワインです。
だた、やっぱり甘くて味の濃いデザートの後に軽い味わいのブルゴーニュ、というのは少し分が悪かったような気はします。
点数 | 77点 |
---|
赤にあわせて出して頂いたのがこちら。
チーズの盛り合わせ(ミモレット、コンテ、北海道のスモークチーズ)
コースとは別料金で、3人分で1,800円でした。ハードチーズだけだったのがちょっと残念。
そんな感じの忘年会、お支払いは3人分トータルで40,000円強でした。
5,000円のコースでこれだけ珍しい食材・手の込んだ料理を頂けるのは大変素晴らしいんだけど、
今回は料理とワインのペースが合わなかったのがね。
3人2時間ちょっとで3本だから、とりわけ飲むスピードが遅いわけでも無いし、
我々がとりわけ食べるスピードが速いわけでも無いはず。やっぱり、
食事中にパンが欲しい
んですな。パンがあれば料理と料理の間の時間をもっと開けられるはず
・・・とか考えていたんだけど、翌日聞いたら
最初のパンはお替わりできた
とのこと。なぁんだそうなの・・・ってかそういうことちゃんと店の人にその場で聞くべきですな。反省。
店を出たのが午後9時過ぎ、まだ時間があるな、ってんで大門・浜松町方面へ。 適当にフラフラ歩いて見つけた店がココ、もつ焼き、煮込みのふじ屋という店です。
店内は細長く、2列のテーブルがあってキャパは40人くらいかな?
忘年会シーズンということもあってほぼ満席の状態でした。
師範は生ビール、O氏は角ハイボール、N氏は八海山の冷酒で乾杯。
ビールの銘柄は何だろうね?
銅製のコップで出されるのは見た目にカッコいいけど、量が少なめなのが残念です。
師範はこのあとシークァ―サーサワーなんかを注文、冷酒も飲んでました。
左写真がもつ焼き盛合せ、お値段はいくらだったっけね?
なんか昨日も同じような料理頼んで同じような写真撮った気がするな。
そんな感じでトータルのお支払いは・・・いくらだっけ?確か一人2~3,000円くらいだったような気がします。
帰りの電車は終電の一本前、お疲れさまでございました。
本日は、バンドのキーボード担当Mz氏と、忘年会がてらライブ鑑賞。場所は青山のブルーノート東京。
前回来たのは昨年9月、その時の出演はSTEPS AHEADでした。
そして本日の出演はINCOGNITO (introducing ROBERTA GENTILE)。
英国のいわゆる「アシッド・ジャズ」な曲を聴かせてくれるグループです。
ステージは、開始時間のちょっと前にイタリアの新人女性歌手Roberta Gentileさんの紹介がてらトリオの演奏で始まって、
あとはメジャーどころのゴキゲンな曲をズラズラ―っと。
いやー、素晴らしい。エッジの効いたゴキゲンな音楽。
それほど広くないブルーノート東京のステージ上に13人、力強い演奏でめいっぱい楽しませてくれました。
終了も、予定の時間を若干オーバーして大体1時間半弱の演奏。
ミュージックチャージ9,000円以上の満足感が得られました。
首都圏に住んでいて、
普段の生活に関しては人は多いし物価も高いしネット販売も普及してモノという意味では地方と差が無くなってきた昨今、
こういう良い文化に簡単に触れられる、というのは未だメリットですな。
さて、以下は師範の本業?飲み食いに関する情報です。
入店したのは開場してすぐの午後5時30分過ぎ、
まだMz氏は到着していなかったので、まずは席に着いてビールを一杯。
注文したのは、この店のオリジナルビールであるBlue Note Tokyo Session IPA、550ml税サービス料込み1,663円也。
前回も同じものを注文しております。
フルーティな香りとしっかりした味わい、IPA(India Pale Ale)の割には苦味は控えめだけど、
1パイントの量があるとこれだけで結構持ちます。
Mz氏の到着と開演時間を待つ間、ツイッターなどしながらチビチビ飲んでおりました。
Mz氏に於かれましては、開演ちょっと前に到着してまずはコレを一杯、
そして演奏終了前にもまた一杯追加しておられました。
もちろん、ビールだけじゃなくてツマミも注文。
ここでガッツリ食べるつもりはないので、簡単につまめるスィンギンポテト(税サ込1,010円)を。
オシャレに成形されてはいるものの、
たかが揚げたジャガイモに1,000円超ってのはいかにも足元を見られている感じがしないでもないわけですが、
まぁこういう店だから仕方ありません。
そして、このポテトは結構ボリュームがあるので、大人2人でつまんでも結構もちます。
この一皿とアルコールでライブを楽しむ、くらいがちょうどいいんじゃないかな?
・・・と、つまみは一皿だけですが、アルコールは当然↓を注文するわけです。
名称 | Marques d'Almeida "Blue Note Tokyo" Branco 2016 マルケス・ダルメイダ "ブルーノート東京" (白) 2016 |
---|---|
生産者 | CARM (Casa Agricola Roboredo Madeira) カルム (カーサ・アグリコーラ・ロボレード・マデイラ) |
価格 | (4,633円 <税サ込>) |
購入店 | ブルーノート東京 |
ブルーノート東京のハウスワインは、四拍子のタクトの動きが書かれたたオリジナル・ラベルのポルトガル産。
昨年は赤と稽古しております。
せっかくなんで今年は白を飲んでみたいなぁと思いつつ、
Mz氏に赤が良いか白が良いか聞いたところ、『白で』との回答。
小さくガッツポーズして注文致しました。
ちなみに、このハウスワイン以外にもいろいろとワインの選択肢はあるみたいですが、
この店は飲むのがメインじゃないからね。
演奏中に手元にずっと飲み物がある、ということが重要なので、
ハウスワインをボトルで注文するのが一番だと心得ております。
またこのお店、グラスはちゃんとしたものが使われています。
こういう点は日曜の中華街の店も見習ってほしいなぁ。
保冷のためのグッズが単なる金属の筒なんで、じわじわ温度が上がってしまうのが残念ですが、
テーブル狭いし、飲んでもせいぜい1時間なんで、妥協可能な範囲です。
さてこのワインですが、色はかなり薄めのようです。「ようです」というのは照明が暗めなのであまり良く判らないからです。
香りは、果実っぽさバンバンってんじゃなくて、どちらかというと落ち着いた感じ。
ナッツのような香ばしさと控えめな華やかさ。南仏あたりのシャルドネみたいな感じかな?
裏ラベルを読むとブドウの品種は"Siria, Fonte-cal, Malmsey"らしいんだけど、どれも聞いたことありません(恥)。
味わいも、特に個性があるわけじゃないけどスムーズな感じ。
甘味と酸味のバランスも良くて、スイスイ飲めます。
音楽のお供にグラスを傾けるワインとしてはこれで十分でしょう。
ご立派というか、「テーブルワインはかくあるべし」というのを体現している感じがしますな。
赤の時に感じたような田舎っぽさも控えめなので、白の方が好印象でした。
点数 | 75点 |
---|
・・・そんな感じでライブ終了。ミュージックチャージが9,000円×2、座席指定が1,080円×2、 飲み食いした分が10,632円、二人分トータルで30,792円でございました。
ブルーノート東京を出たのがまだ午後8時ごろ、 これからが本番の忘年会です、ということで向かったのが新橋方面。 ブルーノートがオシャレの極みみたいな店だったんで、次は思いっきりオッサン臭い店が良いな、 ということで新橋駅南西側の路地なんかをブラブラ。 忘年会シーズンということで結構どの店も一杯だったけど、 ようやく入れたのがこのあぶり清水 総本店という居酒屋さん。 狭い店のようだけど、フロアが三階まであって、そこそこのキャパはあるようです。
料理は、「『あぶり』っていうくらいだからやっぱり焼き鳥でしょう」ということでやきとり盛合せ、
5本で確か680円だったかな?
これが期待通りの美味。適当に入ったけど、結構美味い店なんじゃないっすかね?ココ。
そういうしているうちに、近くで飲んでいたバンドのドラムス担当のHr氏も合流。
そんなに空腹感は無かったけど、となりのテーブルのカップルが食べていたモツ鍋が美味しそうだったのでそれも注文。
辛いスープでお願いしたんだけど、これが結構辛かった。でもまぁジャンクっぽくて良し、ということで。
飲物は、右写真の生ビールとかハイボールとかをガブガブと。
ビールの銘柄は(ジョッキの表示を信じれば)「プレミアム・モルツ 香るエール」のようです。
確かに美味いね、ここのビール。
ワインはチェックし忘れました。ブルーノートで飲んだんで、師範の中のワイン欲が冷え切っていたものと思われます。
・・・というような忘年会。トータルのお支払いは8,000円強。
そんなに沢山飲み食いしたわけじゃないけど、それでも3人でこの値段はお手頃な気がしましたな。
風邪気味の症状は「暖かくして寝る」というベーシックな解決法なんとか回復しました。
先週火曜日は師範代の誕生日だったので、本日はそのお祝い外食。
店は、横浜中華街にある萬珍樓點心舗(まんちんろうてんしんぽ)。
以前はランチで時々利用していたけど(ココとか)
ディナーで利用するのは初めてだったりします。
夜に点心、ってのもちょっとアレだけどね。
右写真の通り豪華な外観で、クリスマスのデコレーションが施されています。
ホールに入ると、席間がたっぷり取られたゆとりある配置。
サービスの方の動きもピシッとした感じで、いわゆる中華料理屋のラフなイメージとはかなり違います。
さてさて師範家の注文は以下でございました(値段は税込み・サービス料別)。
蟹肉入りとうもろこしスープ | 2,200円 |
---|---|
牛モツ黒豆ソース蒸 | 650円 |
海老蒸し餃子 | 740円 |
小籠包(3+1個) | 720円+240円(左写真) |
くらげの胡麻和え | 2,100円 |
牛ヒレ肉と小松菜炒め | 2,900円(下写真) |
アスパラの蟹肉トロミかけ | 3,300円 |
大山鶏のレモンソースかけ | 2,300円 |
牛肉入りニンニク炒飯 | 1,600円 |
ゴマ揚げ団子 | 520円 |
杏仁豆腐山桃シロップ | 620円 |
杏仁フルーツポンチ | 570円 |
チャイニーズスイーツ盛合せ | 730円 |
浮かぶ感想は「安定の美味しさだなぁ」です。
素材の味を活かしたあっさり&万人ウケしそうな味付けで、どれも食べてもハズさない。
そして何より「プロだなぁ」と思うのが火の通し方。
野菜はシャッキシャキ、炒飯はパラッパラ、ご家庭では食べられない特別感があります。
また、右写真みたいにテーブルで取り分けてくれるのも手際が良くて良い感じ。
当然だけど小皿は毎回新しいのに変えてくれるし、10%のサービス料を払うに値するサービスです。
飲み物はポットでウーロン茶。
お茶が有料の店もあるけど、このお店はデフォルトのウーロン茶は無料。その点もナイスですね。
そして、当然有料では無い飲み物も注文するわけです↓
名称 | Bourgogne "Les Sétilles" 2015 ブルゴーニュ "レ・セティーユ" 2015 |
---|---|
生産者 | Olivier Leflaive オリヴィエ・ルフレーヴ |
価格 | (5,000円+サービス料) |
購入店 | 萬珍樓點心舗 |
中華のお店ですが、飲み物リストにはちゃんとワインのページがあります。
スパークリングが4種類(「カフェ・ド・パリ ライチ」があるのが中華っぽい)、白が5種類、赤が5種類、ロゼが1種類。
そのうちグラスでも注文できるのが赤白2種類ずつ。リストにはそれぞれのワインの説明が書かれていて、結構ちゃんとしています。
お値段的には、
一番高いのがシャンパーニュ(マム・コルドン・ルージュ)で9,000円、
一番安いのが南アフリカ産のKWVキュヴェ・ブリュットで3,300円でした。
その一番安かった南アの泡にするかこっちにするか、禿げ上がるほど悩んだけど、
このワインの説明に書かれていた
『ピュリ二ィモンラシュのぶどうを60%,ムルソーのぶどうを40%使用したなんとも贅沢な逸品』(原文ママ)
という説明文に惹かれてこちらにした次第でございます。
注文すると、テーブル脇にワインクーラーをセットして頂けます。抜いたコルクも小皿に載せてくれます。
そういったサービスもちゃんとしています。
ただ、惜しむらくはグラスがちょっとショボいのね。これがちゃんとしたヤツだったら満点のサービスなのにな。
色は、照明が暗めなのではっきりとは判りませんが、レモン色というより麦わら色に近いような色合いだったように思います。
香りのボリュームはそれほど大きくありませんが(グラスが小さいのでボリュームを感じづらいのかも知れませんが)、
熟れた蜜入りリンゴの果実香に軽く香ばしい樽香が乗っていて、とても良い感じに仕上がっています。
長女に嗅がせると「ジャスミンの香りがする」だそうです。
味も、香りとの繋がりがとても良く、甘味と酸味のバランスが良くて旨味もあって、なんともスムーズな味わいです。
このお店みたいな、あまり味わいの強くない中華料理に合わせるには、大変正しいブルゴーニュ白であるように感じました。
5,000円+サービス料という価格も納得感があります。
あまりにスムーズで、病み上がりなのに食事中に丸一本スイスイ~っと飲み干しちゃいましたよ。
ちなみにこのワイン、後で調べたら、15年前に1999年産と稽古してました。
忘却の彼方でしたが、その時のコメントに「飲食店のハウスワインとしては使いやすいんじゃないかな?」などと書いていますし、
香りや味のコメントも驚くほど今回と共通しています。
点数 | 80点 |
---|
以上、家族四人分のお会計は、10%のサービス料を入れて27,000円弱。 ゆったりした席で、左写真みたいに二胡や楊琴の生演奏サービスもあって、 食べたいものを頼んでワインも飲んでこの値段です。 そうそういつも行ける値段じゃないけど、タマのお祝いごとだからね。 十分満足できた師範代誕生祝いでありました。
本日の夕食はすき焼き。
肉は、先月頂いたふぐのセット同様、
和歌山県湯浅町へのふるさと納税の返礼品として頂いたもの。
別に師範はこの町とは何のご縁も無いし、この町でこの牛が飼育されたわけでもないんだろうけど、
なんかここの返礼品は食品が美味そうだったんだよね。
和歌山県湯浅町、醤油発祥の地らしいです。
古い町並みが残っているところでもあるらしいので、
「歴史的文化財の保全及び活用事業」のために納税させて頂きました。
すき焼きって、肉自体の味の良し悪しをわかりづらくするメニューだと思うけど、
それでもやっぱりすき焼きにはサシの入った和牛だな、というのはあるね。
今日たべたやつほどビッチリ入ってなくても良いけどね、
っていうか師範にはちょっと脂多すぎました。
野菜や豆腐が美味いです。歳取ったのかなぁ。
ちなみに本日師範は風邪気味のため、大事をとってアルコールは抜きにしました。
だから脂に負けたのかも知れません。
納税した自治体:
和歌山県湯浅町
納税額・返礼品:
【ふるさと納税】牛本格厚切りロースすき焼き用 20,000円(現在はこの返礼品は無いみたい)
名称 | Found Stone Cabernet Sauvignon 2016 ファウンド・ストーン カベルネ・ソーヴィニョン 2016 |
---|---|
生産者 | Berton Vineyards バートン・ヴィンヤーズ |
価格 | 964円 (単品価格 不明) |
購入店 | タカムラ ワイン ハウス |
本日の夕食調理担当は師範で、メニューは「ナントカの一つ覚え」で回鍋肉(supported by CookDo)、
モヤシのカレー炒め、ネギとシイタケの中華スープ、イワシの梅シソ揚げ(お惣菜)。
こういうオリエンタルな料理に良い相性を見せる(師範調べ)のが豪州産のワイン。
カベルネ・ソーヴィニョンよりシラーズの方がより好相性な気もしたけど、
そもそも師範がカベルネとシラーズの違いが判るのか、って問題もあります。
そんなわけで選んだのは、
タカムラさんの「飲み応え自慢のフルボディ赤5本セット/第71弾」税送料込み5,500円からの一本。
単品価格不明ながら、ちょろっと検索したらもともと実売1,000円以下のワインのようですな。
色は、一昨日の南アのカベルネ同様、かなり濃い紫色。
大きめグラスでも向こうは透けません。
香りは、これまた昨日同様しっかりした黒系果実と胡椒の香りに、
いかにもオーストラリアのカベルネらしいミントっぽい香りがあります。
味わいは、まずしっかりとした甘さがあって(糖度8.9!)、酸味もそこそこあって、ザラザラした質感の渋味もしっかり。
全体にやや荒っぽい感じはあるけど、この若々しさには好感が持てます。
結果、中華との相性も良いし、「フルボディ」の名に偽り無いし、かなり印象の良いワインでした。
豪州産ってハズさないよねぇ。造り手ごとの個性が見えづらい感じはあるけど、このクラスの安定感は立派なものです。
点数 | 77点 |
---|---|
リンク | 飲み応え自慢のフルボディ赤5本セット/第71弾 5,500円(現在はセットに含まれてません) |
名称 | Ashton Winery Cabernet Sauvignon 2015 アシュトン・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
---|---|
生産者 | Ashton Winery アシュトン・ワイナリー |
価格 | 864円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日の夕食は、鶏の唐揚げ、モヤシとキュウリの酢の物、トマトとアボカドのサラダ。そして昨日の残りのおでん。
ワインは、ここんとこ集中して稽古している南アフリカ産で、本日のチョイスは3桁円のお手軽カベルネ・ソーヴィニョン。
この銘柄のシャルドネとは10月に稽古していて、なかなか興味深い内容だったみたい。
さてこの赤はいかがでしょうか、と。
色はとても濃くて青みが強く、黒々とした紫色。
香りはいかにもカベルネ・ソーヴィニョン。
黒っぽく熟した果実に胡椒の香り・・・だとシラーかな?
ピーマンっぽい青さがカベルネかも。
加えて、この値段なのに良い感じと樽香が乗っていて、甘香ばしさが結構香ります。
良い意味で「こりゃ手強そうだな」と身構えて口に含むと、ちょっと「アレッ?」となるくらい柔らかい。
渋味が無いわけじゃないけど、色や香りから想像されるよりずっと軽いのね。
甘さがあってスイスイ入るバランスは悪くないんだけど、若干の違和感は残ります。
もともとこういうワインだったのか、どこかで熟成が加速するような目に会ったのか判らないけど、
ゴリゴリに濃そうな見た目と香りの割にスラリとしたワイン。
サイトの説明にも『タンニンはソフトでスムーズな飲み口』とか『サラリとした喉越し』とか書かれているんで、
師範の印象に合っています。
この造り手のシャルドネはやけにアタリが強くて「アタックナンバーワン」だったのと真逆なんだよね。
個性的で面白いっちゃ面白いけど、「バラツキのあるチグハグな造り」な気もします。
このクラスのチリ産の「上手くまとめるけど没個性」とは別の傾向だなぁ。
点数 | 73点 |
---|---|
リンク | Ashton Winery Cabernet Sauvignon 2015 864円 |
本日は、勤務先の送別会&忘年会。場所は、品川駅港南口側にある京都木村屋本店 港南一丁目店というところ。
3時間飲み放題付き4,000円のコースで伺いました。
左写真は、コースのメインであるモツ鍋。野菜たっぷりモツたっぷりで美味しゅうございます。
ただ、麺がイケマセン。ボソボソとした固い麺で、いわゆるちゃんぽん麺ではないヤツでした。
やっぱりモツ鍋にはちゃんぽん麺を使って欲しいなぁ。そんなに高いものでもないだろうに・・・
などと些細なツッコミどころはあるももの、飲み放題付きで4,000円ならトータルではお得感のある内容でしたよ。
この店の飲み放題でナイスなポイントは、ビールがプレミアム・モルツの瓶ビールだということ。 宴会だとジョッキやピッチャーなんかが使われるところも多いと思うけど、 やっぱり瓶に入っていると安心感があります。 グラスもプレミアム・モルツ用のもので、 居酒屋の宴会ビールとしては十分な配慮だと思われます。
もちろん「安ワイン道場師範」でありますから、ワインのチェックも怠りません。
飲み放題のリストには、ちゃんとワイン:カルロ・ロッシ赤、カルロ・ロッシ白と表記されています。
ちゃんと銘柄が明記されている点は評価できるものの、
中身が『カルロ・ロッシかぁ』と若干落胆の色は隠せなかったわけですが、
飲んでみると案外悪くないのね。先月も居酒屋で飲んだけど。
カルロ・ロッシ、なんか最近ちょっと向上してないっすかね?白は甘すぎないし、赤も若干作為的ながら樽っぽさがあったり。
ボージョレ・ヌーボーか居酒屋ワインしか飲まない大半の日本人にとって、この接点は重要だよね。
「美味い!」ってのは無理としても許容範囲なワインにして頂きたいところ。
そんな感じの送別会&忘年会。二軒目には行かず、まっすぐ家に帰って風呂に入ってキリン・ビターズでしめました。
『日曜お昼は「はま寿司」に食べに行こう』ということが金曜夜の家族会議で決まっていたようです。
そして、金曜夜の夕食は刺身でした。つまり・・・
土曜の釣行で師範が魚を釣ってくることは全く想定されていなかった
わけです。まぁ普段が普段だからそうなりますわな。
というわけで今日のお昼ははま寿司 横浜岡野店、スーパー「サミット」の2階にあります。
お昼12時ちょうどに予約して伺いました。
長女曰く『100円寿司の中でははま寿司が一番まとも』だそうです。 左写真はしめいわし、税込み108円也。 他にも食欲に身を任せていろいろ注文したけど、 一定程度のハズレはありながら全体に悪くないですな。
飲物は、休日なんで昼間っからビールいっちゃいます。
注文したのは瓶ビール、お値段518円。
生ビールも同じ値段でしたが、中ジョッキは350ml程度しか入っていないので瓶ビールがお得。
銘柄が一番絞りなのは良いですね、寿司屋ってスーパードライを使うところが多いからね。
あと、グラスの形状も意外と良い感じ。
そんな感じで家族3人(次女は反抗期を発動して外食不参加)のお支払いは3,500円くらい。
最近は100円寿司も侮れませんな。
名称 | グラン・シャンモリ 樽熟成 マスカット・ベーリーA 2015 |
---|---|
生産者 | Chammoris Wine (Morita Koshu Winery) シャンモリワイン (盛田甲州ワイナリー) |
価格 | 納税額:4本セット20,000円 (参考価格:1,836円 @amazon) |
購入店 | 山梨県山中湖村 |
昼はお寿司だったし、ここんとこ魚料理が続いたんで、本日の夕食は酢豚、キャベツとコテッチャンの炒め物。
こういう、やや甘さのある料理に合いそうだなぁと思ってチョイスしたのが、
山梨県山中湖村のふるさと納税の返礼品(集合写真はこれ)に入っていたマスカット・ベーリーA。
甲州と同じくこちらにも日本ワインコンペティション銅賞受賞のステッカーが貼られています。
さて抜栓。色は非常にキレイで澄んだ赤紫色。まるでブルゴーニュの1級クラスみたいな色合いです。
香りのボリュームも立派なものです。マスカット・ベーリーAらしい甘いキャンディとココナッツの香りに、
樽由来であろうバニラっぽい香りが乗って、とてもに美味しそうな香りを発しています。
ところが味わいは、まるで水みたいに軽い。
渋味はほぼ無くて、甘味と酸味も少なめ、そして結構な旨味、まるでロゼのような味わい。
香りが立派なだけに味わいのこの軽さには大きな落差を感じます。
ただ、好意的に見れば飲み口はとてもスムーズで、日本ワインらしいっちゃらしいです。
ロゼだと思って飲んだ方が良いような赤だったわけですが、単品価格が2,000円を切るワインだと思えば、
この香りの華やかさがあれば十分合格でしょう。コンペティションでもそこが評価されたんじゃないかな?
サイトの説明に、『赤ワインの渋みが苦手な方にもおすすめです』と書かれていて、なるほどそういう客層を狙うのもアリかと。
やっぱりいろいろ面白いね、日本ワイン。
点数 | 78点 |
---|---|
リンク |
【ふるさと納税】樽熟成ワイン 4本セット 20,000円(納税額) グランシャンモリ 樽熟成マスカットベリーA 1,836円 (@楽天 あったあったワインショップ) グランシャンモリ 樽熟成マスカットベリーA 2016 1,836円 (@amazon) ※ヴィンテージ違い |
本日昼は釣りに行き、あろうことこかメジナが爆釣。
釣り場から家族にLINEで『本日の夕食はメジナ!』と高らかに宣言。
いやー、こういうこともあるんですな。
25cmを頭に6匹のメジナ、ウロコを取って内臓を出すところまでは師範の担当。
その後は師範代にバトンタッチして師範はひとっ風呂。
師範代が料理してくれたメニューは、
メジナの刺身、メジナのトマトパッツァ、メジナの照り焼き。メジナのフルコースであります。
名称 | Prima Perla "Blanc de Blancs" Chardonnay Brut N.V. プリマ・ぺルラ "ブラン・ド・ブラン" シャルドネ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
---|---|
生産者 | Domaine Martinolles (Jean-Claude Mas) ドメーヌ・マルティノル (ジャン・クロード・マス) |
価格 | 1,890円 |
購入店 | 一力酒店 |
メジナ、モノによってはちょっと磯臭さがあったりするんで(今日のはほとんど匂いはありませんでしたが)
合わせるワインはやっぱり泡でしょう、ということで南仏の剛腕造り手マス一族が造るスパークリング。
このワインは、権太坂の酒屋にバルディビエソのブラン・ド・ブランを買いに行ったら無くて、髭の老主人に
『こっちの方が美味いから。やっぱりシャルドネはフランスには敵わない。私は40年飲んでるから』とドヤ顔で薦められたもの。
この好々爺で40年かぁ。師範も20年、客観的には年寄りだよなぁ、などと感慨に浸りつつ購入したものであります。
色、というか外観的にはシャンパーニュと違いはありません。
泡のキメも細かいし、泡立ちも立派です。
香りは、いわゆる一般的なシャンパーニュとはちょっと違うかな?
イーストっぽい感じは控えめで、熟れたブドウの甘い香りがブワーッと来ます。
口に含んで、泡がきめ細かくシュワシュワする感じはシャンパーニュに遜色ありません。
そして味わいは濃いめ。ヘタなスパークリングでは味わえない「濃い泡」感があります。
ただ、なんとなく果実味ストレートというか、濃いけど単調、という感じもあります。
まぁそうだよなぁ、と老店主の言うことは納得できる部分はあります。
お手頃価格でこういう濃いスパークリングはなかなか無いし、
その濃さはシャルドネの出来に由来しているだろうことも納得が行きます。
2,000円以下の泡としては大変優秀です。
ただ、シャンパーニュに比べると深みが無いような気はするし、
別にニューワールドのスパークリングでもこういうのはあるような気もするのね。
点数 | 78点 |
---|
名称 | Indomito Falanghina del Beneventano 2015 インドーミト ファランギーナ・デル・ベネヴェンターノ 2015 |
---|---|
生産者 | Cantine Francesco Minini カンティーネ・フランチェスコ・ミニーニ |
価格 | 974円 |
購入店 | フェリシティー |
本日の夕食は、刺身(メバチマグロ、マダイ、マダコ)、ニラ玉&ソーセージ、冷奴。
選んだワインは、インドーミト ファランギーナ・デル・ベネヴェンターノという、覚えられる気が全くしない名前のワイン。
先週の赤(アリアニコ)に引き続きの稽古で、
こちらも買値は通常1,274円が300円OFFクーポン利用で974円の3桁ワイン。
色は薄めのレモン色にほんのり赤みがかっております。サイトの説明だと『緑に輝く淡黄色』と書かれているけど、
ちょっと師範とは意見を異にしますな。
香りのボリュームはかな~り控えめ。思いっきり嗅いで、ようやくリンゴ、柑橘類、ほのかにクチナシ。
雰囲気は悪くないんだけどいかんせん弱いっす。
口に含むと、骨格は若いのに筋肉はやや衰えが来ているというか、
ちょっと熟成ワインっぽい残り香があります。
味わいは、甘さ控えめ酸味中程度で旨味が豊富。
こちらもなんだか熟成ワインっぽいんだよなぁ。
サイトには『強い花の香りが広がる』とか『フレッシュさとエレガントさを兼ね備えた』とかの説明あります。
そもそもファランギーナ種の個性を知らないし、
師範の感性がヘンテコな疑いも無くはないけど、
やっぱりちょっと状態が違うんじゃないかなぁ。特に香りの弱さ残念。
コルクはDIAM的なヤツだったんでブショネの可能性は低いと思われます。
点数 | (63点) |
---|---|
リンク | Indomito Falanghina del Beneventano 2015 1,274円 |