いきなり夏が来た感のある7月、左写真はこの季節のお楽しみであるプラムとサクランボです。
この2種類のフルーツ、しばしばワインの香りに例えられますね。
プラムは確かにそういう香りのするワインがあると思います。
写真の大石早生はかなり冷涼系というか、コート・ド・ニュイからドイツあたりのピノ・ノワールなイメージがあります。
これから出て来るソルダムや貴陽なんかだともっと南、コート・ド・ボーヌからシャロネーズあたりでしょうか。
南仏や南米のピノだと、プラムというよりもっと濃い色のベリーな印象が強くなりますね。
一方のサクランボ、アメリカン・チェリーなんかだと確かにワインに通じる香りを感じることがありますが、
写真の佐藤錦とワインは香りの接点があまり無いように思います。
チェリーの香りって、「チェリー味のお菓子の香り」な印象が強いですね。
ともあれ四季折々のフルーツを食べて、
それぞれの香りや味わいを楽しめる国に生まれて良かったなぁ、としみじみ思います。
本日は師範57回目の生誕記念日です。おめでとうございます>自分。
正式な誕生会は長女の誕生日と合わせて来週やるみたいなので、今日は軽くお祝い、です。
そんな特別な日の食前酒に選んだのは、特別なビールということで「うちゅうブルーイング」の"TORUS Simcoe"。
パインジュースのような見た目通りのパイナップル香、苦味+酸味+甘味で重厚な味わい。こりゃ美味いわ。
お値段800円超えは高いなぁと思うけど、プレミアムなワインと比べればまだ手が出せる範囲なのよね。
なので見かけたらつい買っちゃいます。
名称 | Robert J.Mur Brut Nature Reserva 2018 ロベルト・ホタ・ムール ブルット・ナチュレ・レゼルバ 2018 |
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生産者 | Robert J.Mur ロベルト・ホタ・ムール |
価格 | 1,297円 (単品価格:2,750円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、スーパーで師範代から『誕生日なので好きなのを選んでヨシ』と言われたので、
シマアジと本マグロの刺身、黒毛和牛の簡単焼肉、タコとブロッコリーとトマトのサラダ。
ワイン選びは、誕生日だけどだいたいの良いワインは昨日飲んでいるので、
今日は落ち着く&万能な安ワインをチョイスしました。
選んだのは、「鬼コスパ10本セット」13,980円から、最近良い評判を聞くスペインのカバ。
変形ボトルと東洋的なラベルデザインが印象的なワインです。
色は薄めのレモン色、そして泡立ちはかなりしっかりしています。
香りは、明らかにピーチの香りがあります。その他、何とも言えない香水みたいな、ヨーロッパのデパートみたいな香りがあります(判らない例えでスミマセン)。
味わいは、甘さはほぼ無いくらいの硬派具合ですが、シャンパーニュに比べると酸は控えめだと思います。
その分とっつきやすい感じはします。
シャンパーニュとは違いますが、このシッカリ感で3,000円以下はなかなかお買い得だと思います。
ただ、冷静に考えると、甘さが無くて酸味シッカリのスパークリングって、あまり一般ウケはしないのかも知れません。
「とっつきやすい」とか書いていながら通人向けなのかも知れませんね。
点数 | 77点 |
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リンク |
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本日は、ツイッターの飲み仲間で 『そんなに高級品じゃないけどちょっと飲み時を逃してセラーに眠っているワインがあるよねぇ』ということになり、 「ちょっと熟成ワイン会」の開催と相成りました。 会場になって頂いたのは、代々木八幡にあるspice&wine oeld(エルド)さん。 店主とはお花見等で何度かお会いしていて、以前一度だけお店にも伺ったことがあります。 今回は、ワインに合わせた料理を出して頂いて、持ち込み料も含めて5,000円というビックリ価格! ありがとうございます。
今回の参加者は下記の8名+店主。いずれ劣らぬ変わり者紳士淑女ぞろいです。
・Kinokoさん(幹事)
・MOMOさん
・Mikiさん
・MAMIさん
・だいすけさん
・りゅじめしさん
・みゅじにーさん
・安ワイン道場師範
・na.さん(店主)
名称 | Piper-Heidsieck Cuvée Brut N.V. パイパー・エイドシック キュヴェ・ブリュット N.V. |
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生産者 | Piper-Heidsieck パイパー・エイドシック |
価格 | (Mikさんから) |
購入店 |
会の主旨からは外れますが、乾杯はもちろんシャンパーニュです。
Mikiさんが『伊勢丹のフォロー&リツイート キャンペーンで当たったので』と持参されたパイパー・エイドシック。
ありがとうございます!ちなみに道場でこの銘柄と稽古したのはもう10年前(この時)。
聘珍楼も店を畳んじゃいましたね。
このシャンパーニュ、次↓の銘柄違いと一緒に開けましたので、その差がしっかりわかりました。
色は明らかにこちらの方が薄めで、緑色を感じるような若い色調でした。
香りもフレッシュですね。グレープフルーツや青リンゴのような清冽なフルーツの香りが感じられます。
味わいも、酸味シッカリでとてもフレッシュ。暑い一日だったのでサクっと飲み干しました。
いわゆるシャンパーニュの複雑さとかマッタリ感は(相対的には)あまり無かったのですが、
これはこれでスッキリしていて美味しゅうございましたよ。やっぱり乾杯のシャンパーニュは気分がアガります。
点数 | 79点 |
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というわけで乾杯!(写真ボケてます)
この日は、写真がお得意なみゅじにーさんが参加されているということで、
ワインや料理を撮るよりも人を撮ることに興じておりました。
何枚か「まるで東京カレンダー」みたいな写真が撮れたのですが、ここでご紹介出来ないのが残念です。
名称 | Piper-Heidsieck "Essentiel" Extra Brut N.V. パイパー・エイドシック "エッセンシエル" エクストラ・ブリュット N.V. |
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生産者 | Piper-Heidsieck パイパー・エイドシック |
価格 | (Kinokoさんから) |
購入店 |
なんと今回は乾杯のシャンパーニュが2本も、それもパイパー・エイドシックの飲み比べという楽しい趣向です。
幹事のKinokoさんが『パイパーがあるなら私もコレを』って感じで持参されました。
気前が良いなぁ、ワイン好きな女性陣は。
この銘柄も近いものは稽古しているのですが(コレ)、Extra Brutとは初稽古です。
色は、スタンダードのものとは明らかに違っていて、黄金色から軽く飴色がかっています。
ラベルにはテクニカルデータが書かれていて、
品種は「Pinot Noir 50%, Mounier 30%, Chardonnay 20%」で、
ベースのヴィンテージは2016年、20%リザーヴ・ワインが使われているようです。
なるほど黒ブドウが多めで熟成もそこそこ長めな感じがします。
香りはかなり複雑さがあります。ベースには青リンゴが共通してあるのですが、
ブリオッシュやビスケットのような酵母の香りと香ばしさがあります。
味わいは、酸の強さは共通していますが、熟成のおかげかまろやかさもあります。
普段から「シャンパーニュの良いヤツはわからん」などとほざいていますが、
こうやって飲み比べると「やっぱり良いシャンパーニュは良い」ですね。
なんだか小学生の感想みたいで恐縮ですが、「美味しかったです!」ってことです。
点数 | 84点 |
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シャンパーニュに合わせて出して頂いた料理の一品目が、ベリーのモヒート風です。 これがとっても爽やかなんですよ。ミントの香りがしっかりあって、 アルコールは入っていないらしいのですがホントにモヒート風です。 MAMIさんは『シャンパーニュを入れたい』なんて言われてました。
名称 | Ladoix 1er Cru "Les Gréchons" 2012 ラドワ・プルミエ・クリュ "レ・グレション" 2012 |
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生産者 | Dom. Nudant ドメーヌ・ニュダン |
価格 | (MAMIさんから) |
購入店 |
『ビールは水と同じ、酔わないので飲むだけ無駄』の迷言でおなじみのMAMIさんに持参して頂いたのは、
2012年産のブルゴーニュの白です。
ラドワ、なかなかお目に掛からないアペラシオンですね。8,000本以上稽古した道場でもわずかにこれが4本目です。
この「レ・グレション」という畑は、コルトン・シャルルマーニュの隣にあるんだとか。
そういうのを聞くと期待が膨らみます。
色は、特に熟成した感じは無くて、普通に薄めのレモン色だったように思います。
香りは、温度が低いうちはやや閉じ気味でしたが、
時間が経つと熟したリンゴやバターのようなモワーッと柔らかい香りが出て来ます。
それでいて味わいは酸味がキリッとしていて、いかにも高級ブルゴーニュ、という感じです。
確かに「コルトン・シャルルマーニュです」と言われればマルッと信じてしまいそうな雰囲気でした。
Mikiさんが特にこのワインを気に入っておられたご様子。
いや~、なかなかこういうちゃんとしたブルゴーニュには出会えませんよね。
点数 | 81点 |
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シャンパーニュや白に合わせて出して頂いた料理が、蟹のコンソメジュレ ウニ乗せです。 これが美味いのよ。蟹の風味がゼリー寄せに凝縮されていて、旨味爆発です。 添えられたピンクペッパーや実山椒も、味わいを単調にさせないアクセントとして機能していました。
名称 | Cave d'Occi Kerner Spätlese 1999 カーブドッチ ケルナー シュペトレーゼ 1999 |
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生産者 | Cave d'Occi カーブドッチ(欧州ぶどう栽培研究所) |
価格 | 380円 (在庫処分価格) |
購入店 | 横濱鈴木屋 |
本日最大の問題児、師範が持参したうちの1本がコチラ。
日本ワインの取り扱いが多い「横濱鈴木屋」で、在庫処分品として売られていた1999年産。
お値段なんと380円!お店の方曰く『中身は保証しません、ご自身のリスクでお願いします。』とのことでしたが、
「シュペトレーゼなので多分やや甘口、ならば熟成体力があるでしょう」と思って購入した物。
3年前に買って、イロモノ・アイテムとして出そうと思っていたんだけど、
ずっとコロナ禍でそういう機会もなく今に至る一本です。
コルクは結構ヤバい感じでしたが、だいすけさんが上手に抜栓してくれました。
色は特に濁ったりした感じはなく(多少はあったかな?)、外観的には健全です。
香りも、そんなにシェリーっぽくなっている感じも無く、とはいえケルナー的な北のブドウの感じも無く、
どことなく熟成シャルドネみたいな雰囲気を感じます。
樽熟なんてしてないんでしょうけど、なんだか樽みたいな香ばしさもあって、『大根の漬物』という意見もありました。
味わいは、想像通り甘さがしっかりあります。香りや味わいも健全と言って良いでしょう。
飲めない可能性も想定していましたが、まだ十分飲める、というかそれほど強く熟成した印象は受けないワインでした。
MAMIさん最初『私はこういうの苦手だからあまり飲まないよ』と言われていましたが、
途中から『これ蟹に合う!』と言っておかわりされていたのが印象的でした。
点数 | 77点 |
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白に合わせて出して頂いたのが、蟹の春巻です。
揚げたのではなく焼いてあるので、ややしっとりした皮、それが蟹の旨味を包み込んでいます。
シャキシャキの水菜との食感の違いも面白い感じです。
前のジュレといい、見た目は洋風だったり中華風だったりするのですが、
全体に旨味を大事にされているようで、和食に通底するものを感じます。
それが熟成感のあるワインに合うんですよ。
名称 | Gewurztraminer "Cuvée des Seigneurs de Ribeaupierre" 2013 ゲヴュルツトラミネール "キュヴェ・デ・セニュール・ド・リボピエール" 2013 |
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生産者 | Trimbach トリンバック |
価格 | (だいすけさんから) |
購入店 |
白の最後は、だいすけさんに持参して頂いたアルザスのゲヴュルツトラミネール。
「セニュール・ド・リボピエール」は、所有する畑の中でも特に優れた区画で、
高品質なブドウが収穫された年のみリリースされるんだとか。
なんだか師範が持参した物みたいなふざけたワインじゃないのが集まって恐縮です。
色は、このワインが一番濃くて、でも赤みはあまり感じない「濃いレモン色」でした。
香りは、いかにもタコにも(イカもタコも出されていませんが)ゲヴュルツトラミネールです。
もうライチの香りがバンバンです。この香りだけで合格です。
味わいは、しっかりした甘さがあって、温度が高いとちょっと料理に合わせるのは難しい感じでしたが、
冷えるとバッチリまとまります。甘味を支えるだけの酸味もしっかりしているのだと思います。
とにかく「シッカリ熟した上質な葡萄を使っています」感がハンパ無いです。
ただ、アルザスの良いヤツって、甘いのかどうかラベルからは分からないのが難しいですね。
点数 | 83点 |
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白と赤のつなぎのあたりで出して頂いたのが、スモークサーモンと2種類のグレープフルーツです。 サーモンって、意外とワインに合わせるのが難しい食材だと思うのですが、 グレープフルーツが上手いことワインの風味との仲立ちをしてくれていたように思います。
名称 | Arbois Pupillin 2004 アルボワ・ピュピヤン 2004 |
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生産者 | Maison Pierre Overnoy (Emmanuel Houillon) メゾン・ピエール・オヴェルノワ (エマニュエル・フイヨン) |
価格 | (みゅじにーさんから) |
購入店 |
赤の1本目がこちら。
師範の国産白に次ぐくらいの問題児と目されたワインです。
こちらはみゅじにーさんが持参されたジュラの自然派ワイン。
自然派で熟成した赤なんて珍しいですね。
そもそもアルボワ・ピュピヤン自体も珍しくて、
道場登場は24年ぶり2回目(1回目はコチラ)です。
ヴィンテージ2004年は、みゅじにーさんのお子さんもりゅじめしさんのお子さんも師範家の次女もバース・ヴィンテージですよ。
色は、濃いロゼくらいの明るい赤紫色です。やや朱色がかっているようにも感じます。
香りは、いわゆる自然派っぽい香り。でも「自然派っぽい」といってもアンモニア的なネガティブな雰囲気はありません。
例えるならば「イチゴ+カツオ出汁」ですね。MOMOさんは『苺狩りしている時の葉っぱを含めた香り』と言われていました。
味わいは、酸味シッカリで甘さがあります。さすがに渋味は弱いのですが、
でもヘタったって感じではなくて、最初からそうだったように思えます。
これはたいへん貴重な体験でした。熟成した自然派は「最近出来た自然派」と変わらない感じです。
裏ラベルには『このワインは化学的酸化防止剤を添加していないため、保存には注意が必要です。』
などと(フランス語で)書かれているのですが、全然元気でしたね。
いやホントに『2020年産の自然派ワインです』と言われればマルッと信じますよ。
点数 | 82点 |
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名称 | Rosso di Toscana "Millennium" 2013 ロッソ・ディ・トスカーナ "ミレニウム" 2013 |
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生産者 | Fattoria la Lecciaia ファットリア・ラ・レッチャイア |
価格 | (MOMOさんから) |
購入店 |
MOMOさんが2本持参されたうちの1本がこちら、イタリアはトスカーナ州の赤です。
格付けはトスカーナIGTだけどこの"Millennium"は、
オーナーの自家消費用にブルネッロと同じ6年熟成された特別な品らしいです。
そういえばこの日イタリアワインはこの1本だけですね。
スペインとかイタリアって、結構熟成期間を長く取ってから出荷されるものが多いので、
もっと来るかと思っていました。
まず外観ですが、色は結構明るめな紫色です。
熟成によるものというより、そもそもそういう色だったような印象を受けます。
香りは「ザ・サンジョヴェーゼ」ですね。アメリカンチェリーと桜餅のような、人懐っこい果実の香りがします。
味わいは、色の印象に同じくやや軽めな雰囲気です。
熟成のおかげか渋味は丸く、酸味がしっかりしているように感じました。
特別な品で、黒をベースとしたラベルデザイン、もっとドスン!と重いワインを想像しましたが、
実際はやや軽快で食事に合わせやすいワインでした。なので、このタイミングで出して頂いて正解だったと思います。
点数 | 80点 |
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赤に合わせて出して頂いたのが、低温調理で6時間?火入れされたローストポーク。 これがまた柔らかで美味しいんですよ。 後半の赤にも合わせようと思い、一枚は残しておいたのですが、結果的にはお腹いっぱいで残しちゃいました。 あーもったいない!
名称 | Santenay 1er Cru "Les Graviéres" 2002 サントネイ・プルミエ・クリュ "レ・グラヴィエール" 2002 |
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生産者 | Lou Dumont (Léa Selection) ルー・デュモン (レア・セレクション) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
Mikiさんにお持ち頂いたのは、20年前2002年産のサントネイ1級畑。
Mikiさんの息子さんのバース・ヴィンテージだそうです。
ちなみに息子さんの誕生日は師範と同じ7月31日、これを書いている今日ですね。
おめでとうございます>自分&Mikiさんの御曹司様。
で、正直言ってこれまでルー・デュモンのレア・セレクションで良い思いをしたことがありません。
オレンジ・ラベルのルー・デュモン自体のは良いんですけど、
レア・セレクションは「やっぱり売れ残りだよなぁ」という印象がありました。
でも、このワインはアタリでした。非常にキレイに熟成していて、色もしっかりしていて甘さもあります。
ちょっとだけぎくしゃくした感じが無きにしも非ずでしたが、20年経ってこれだけ若さを維持していたら立派なものです。
レア・セレクション、見直しました。
開けたての「おぉ~!」って感じは素晴らしいものでした。
Mikiさんがお母さんになって20年のお祝いの席に、ご一緒させて頂いて光栄でございます。
点数 | 85点 |
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名称 | Beaune 1er Cru "Teurons" 1996 ボーヌ・プルミエ・クリュ "トゥーロン" 1996 |
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生産者 | Dom. Paul Pernot ドメーヌ・ポール・ペルノ |
価格 | (りゅじめしさんから) |
購入店 |
もう一本熟成ブルゴーニュが続きます。
古酒をたくさんお持ちらしいりゅじめしさんが持参されたのは、これまでのワインの中では一番古参の1996年産ボーヌ1級畑。
1996年と言ったら道場開設の前の年ですよ。あの頃に良いブルゴーニュとかちゃんと買っておけば
・・・なんてみんな思ってますよね、特に昨今の過激な値上がりを目の当たりにすると、ね。
ラベルが写真のような状態なので、「こりゃさすがにヤバそうだな」なんて思っていたわけですが、
どっこいコチラもちゃんと生きていました。
色はもちろんかなり朱色がかっていて、たっぷり濁りもあります。
でも香りが素晴らしい。熟成ブルゴーニュに期待する、アプリコットのコンポート的な甘いフルーツの香りがフワーッと来ます。
味わいは、渋味なんてどこへやらで、甘酸っぱい液体に昇華していました。
熟成ブルゴーニュが2本あって、その両方ともアタリなんてことは(師範のショボい経験上では)
結構珍しいことのように思います。
やっぱりヴィンテージは重要だよな。1996年のブルゴーニュって大当たりの年だったみたいですからね。
点数 | 87点 |
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熟成ブルゴーニュに合わせて出して頂いたのが牛タンつくねのオーブン焼き(プレーンとチーズの2種)、 牛タンの食感が楽しくて、串を持って食べるのも楽しくて、とにかく楽しい料理でした。
名称 | Gigondas 2000 ジゴンダス 2000 |
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生産者 | Tardieu-Laurent タルデュー・ローラン |
価格 | (Kinokoさんから) |
購入店 |
幹事のKinokoさんに持参して頂いたもう1本は、南ローヌのジゴンダス。
造り手は、ミシェル・タルデューとドミニク・ローランのジョイント・ネゴシアンであるタルデュー・ローラン。
ACコート・デュ・ローヌでも十分力強いワインが飲めるので、以前は良く稽古しておりました。
ちなみにヴィンテージの2000年はうちの長女の生まれ年、勝手にありがとうございます。
色は、ほとんど熟成した雰囲気は感じられない、真っ直ぐに紫色です。
香りはとにかくパワフルでした。ベリー系のフルーツの香りと、樽がこなれた甘香ばしさがコンコンと湧き出てきます。
味わいも、香りの印象通り丸くて力強さがあります。こりゃ美味いわ。
前の2本の熟成ブルゴーニュは、どこか左脳で美味しいと感じている部分があるように思いましたが、
こちらのジゴンダスはストレートに右脳に訴えて来る美味しさがありました。
師範のこの日一番はこのワイン、熟成を感じさせない若さは見習いたいところであります。
点数 | 88点 |
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一般に野趣あふれるとされる南ローヌのワインに合わせて出して頂いた(のかな?)が、 鹿肉の燻製ロースト。 このあたりになると記憶もおぼろげですが、師範は「馬刺の燻製かしら?」と思ってました。 クセの無い赤身肉で、赤ワインとの相性はバッチリだったように思います。
名称 | Palmaz Vineyards Napa Valley Cabernet Sauvignon 2016 パルマッツ・ヴィンヤーズ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン 2016 |
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生産者 | Palmaz Vineyards パルマッツ・ヴィンヤーズ |
価格 | (MOMOさんから) |
購入店 |
MOMOさんにももう1本持参して頂いています。
このワインは、昨年の1月のリモートワイン会の際、
インポーターの社長であるNAOTAKAさんから出されたクイズの商品としてMOMOさんがゲットされたもの。
『いつか皆さんで飲む機会があればお持ちします』と言われていたものが今日になりました。
あの会に参加して今日参加されていない方、スミマセンが頂きます!
パルマッツは実はヴィンテージ違いの2017年産と昨年2回稽古
(ココとココ)しています。
特に11月の稽古の際にはとてもボルドーっぽい雰囲気を感じたのですが、
この2016年産はそれよりも典型的なカリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニョンの印象に近いと思います。
特に香りはまさに「高級カリ・カベ」ですね。
味わいには、単なる強さだけでなく深みもあって、ちょっとボルドー的な雰囲気も感じました。
およそ「安ワイン道場」的では無い、お値段を聞くとぶっ飛ぶワインですが、
会を締めくくる赤としては十分にその任務を果たして頂いたと思います。
ありがとうございます>MOMOさん&NAOTAKAさん
点数 | 86点 |
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そして締めくくりの料理が松阪牛のハンバーグ。 これは特に美味しかったなぁ。柔らかくて肉々しさがあって、赤ワインソースとの取り合わせも絶妙でした。
名称 | 濃厚古酒 N.V. N.V. |
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生産者 | 麻屋葡萄酒 |
価格 | 2,500円 |
購入店 | あさや葡萄酒 |
締めの1本は、師範が持参した酒精強化のワイン。
勝沼ワイン巡り 2019の際に購入したもの。
1978年産の甲州がベースで、ブランデーが添加された甘口ワイン。
あさや葡萄酒のサイトにはまだ乗っている現行品です。
なかなかこういうのって一人では飲まないので、これ幸いと持参させて頂きました。
そしてどんなワインだったかですが・・・右写真が他のと違うように、写真を撮り忘れています。
それくらいの状態だったので、ほとんど覚えちゃいないのですが、
色は結構濃いめで、味わいは甘口のシェリーみたいな感じだったかな?
・・・というテイタラクではありますが、ここで皆さんに飲んで頂いて良かったと思います。
これで2019年の勝沼ワイン巡りで買ったものは全て消費しました。また行きたいなぁ、ワイナリー巡り。
点数 | 78点 |
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デザートは洋梨のコンポートとかいろいろ。
写真にあるように、師範の誕生日をプレートで祝って頂きました。
もう感無量でございます。
最近調子に乗り過ぎて『若い子に嫌われている』らしい師範ですが、
今後はもっと自重していきたいと思いますので、皆様お付き合いのほどよろしくお願いします。
名称 | Laseda Brut Rosé N.V. ラセーダ ブリュット・ロゼ N.V. |
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生産者 | Laseda ラセーダ |
価格 | (Kinokoさんから) |
購入店 |
更に嬉しいサプライズがもう1つ。
『誕生日イヴの師範に』とKinokoさんからプレゼントして頂きました。
やっぱり締めにスパークリングがあると楽しいですよね。それもロゼです。
華やかですね~、誕生日のお祝いっぽいですよね~!
で、もちろん香りや味なんてわからない状態になっていますけど、
とにかくめっちゃ嬉しかったっす。
Kinokoさんはじめ皆さんありがとうございます。
師範は幸せ者です。
点数 | ??点 |
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そんな感じで、8人で13本の「ちょっと熟成ワイン」達と稽古を付けさせて頂きました。
これだけ持ち込んで料理もたくさん出して頂いて、お会計が5,000円というのはかなりバグっていると思います。
(na.さんによれば『師範バースデー特別サービス』とのこと。ホントありがとうございます!)
これからも皆様の書記役として末席を汚させて頂きますので、よろしくお願いします!
エルドさんを出たのは(写真の撮影時刻から)既に午後11時前だったようです。 そこからもう一軒行くから凄いよね。 Kinokoさんの先導で適当に入ったお店がカドクラ商店 代々木公園店でした。 メンバーは二人抜けて、Kinokoさん、MOMOさん、Mikiさん、だいすけさん、みゅじにーさん、師範です。
皆さん高らかに「生ビールお願いします!」と宣言して乾杯。
多分1杯だけだったと思います。料理も、お通し(切り干し大根の煮物)と冷やしトマトだけなのかな?
お会計は一人1,000円弱だったのでそんな感じだったと思います。
こんな時間まで飲んでいたら当然終電を逃しそうですが、
この日の師範は意外としっかりしていたようで、ちゃんと電車で道場に帰ることができました。
「家に帰るまでが遠足」ですから、今宵の熟成ワイン耐久レースは大勝利だったと言えるでしょう。
そういえば、連休明けから実施してきた「身体データ捏造計画」の結果が返ってきましたのでご報告。
体形に関しては見事にスリム化達成、目標の59.5kg以下をキッチリ達成してます。
どういう基準かはわかりませんが、「体内年齢:31歳」ですと!まだまだ若いな、師範!
酒飲みとして一番気になる肝臓に関しては、γ-GTP基準値を軽やかにクリアする高精度のコントロール
・・・ってギリギリじゃん!ですが。
やっぱり断酒5日間じゃ少ないな。来年は一週間に伸ばしましょう。
・・・と、この2つの指標に関してはクリアしたんだけど、
全体的には「オールクリア」とはいかず、血圧が軽度高値との判定、正常眼圧緑内障の可能性との所見。
血圧は毎年徐々に上がっていて、緑内障の疑いに関しては昨年も指摘されました(昨年検査した結果『様子を見ましょう』でした)。
やっぱり身体は徐々に老朽化しておりますなぁ。
名称 | Mas Donís "Negre" 2018 マス・ドニス "ネグレ" 2018 |
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生産者 | Celler de Capçanes セレール・デ・カプサーネス |
価格 | 809円 (単品価格:1,408円) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食はハンバーグ。クソ暑い夏ではありますが、ハンバーグのソースに赤ワインが必要なので、
ワインも赤をチョイスしました。
選んだのは、春に買ったフェリシティーの「バラエティ赤ワイン6本セット」税送料込み4,378円からの最後の1本。
産地はスペインのモンサン、
品種は「グルナッシュ50%、テンプラニーリョ20%、メルロー15% 、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カリニャン5%」。
醸造家は、なんともステキな感じの女性の方です(下記リンク参照)。
ラベルのイメージも女性醸造家っぽいですね。
さてグラスに注いで稽古開始。
まず外観で「女性醸造家だからエレガント系?」と思った自分のジェンダーバイアスに気付かされます。
ほぼ真っ黒、ガツンと系の色合いです。
香りも、グルナッシュやテンプラが主体らしい、濃い果実の香りととぼけた青畳香がバンッ!っと来ます。
相対的になのか、樽香は感じられません。
味わいも、甘くて渋くてギッシギシ。良い意味でパワフル、悪い意味ではちょっと雑なスペイン産らしい味わいです。
出自はともかく、普通にパワフル系のスペイン産赤でした。まぁ「心頭滅却すれば赤もまた軽やか」ですよ。
今回の赤6本セット、現行のラインナップには稽古した銘柄は一本も含まれていませんが、
6本で税送料込み4,000円ちょっとですからハズしても泣きません。ヤミ鍋的な楽しさをお求めの方にはお薦めです。
翌々日、カバに混ぜてロゼ・スパークリングにしたりしながら再稽古。 ギッシギシ感は和らぎましたが、やっぱり青さはあるなぁ。エレガントな女性醸造家ですけどワインはジャジャ馬っぽいですね。
点数 | 72点 |
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リンク |
バラエティ 赤ワイン 6本セット4,378円 Mas Donis "Negre" 2018 [Celler Capcanes] 1,408円 |
名称 | Onorata 2020 オノラータ 2020 |
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生産者 | Angelo Negro アンジェロ・ネグロ |
価格 | 2,057円 (通常価格:4,114円) |
購入店 | Terra Vento |
本日の夕食は、サラダチキンとキュウリのゴマ油和え、メキシコ産「三元豚太郎」の冷しゃぶw/夏野菜、豆苗のスープ。
ワインは半額セールで購入したピエモンテはランゲ産の白。
割引前の価格は4,114円とちょっと高額だけど、
門下生からランゲのロゼのご報告を頂いたし、
なんとなく稽古したかったんですよ、このワインと。
色は、やや緑色に感じられるくらい若い感じのレモン色。同じピエモンテのガヴィとかみたいな雰囲気ですね。
香りのボリュームはおとなしめ。抜栓してすぐは正直「え?これが4,000円もするの?」と思いました。
グルんぐるんスワリングして深く嗅ぐと、ちょっと仏教的というか、香木と献花の菊とお供えの桃が混じりあったような香りを感じます。
味わいは、とにかく酸がしっかり。旨味も軽い渋味もあるけど、なにより目立つのは酸味。甘味はほとんど感じません。
かな~りストイックな香りと味わいです。
こういうワインはちょっと時間をかけた方が良いと思い、
セラーから出したり入れたりして調整しながら慎重に稽古。
温度が上がると旨味が酸味に勝って来ます。アルコール度数はそう高くないんだけど(12.5%13%でした)、
なんだかパワフルなイメージに変化しました。
なんとも通好み、存在感はあるんだけど一般ウケは難しそうなワインです。
師範的にはなんか惹かれるものがある感じ。
己の貧相な人生経験からは、このワインがピッタリ来そうなシチュエーションってすぐには思い当たらないけど、
強いて言えばフルーツの主張が控えめなので、和食のお造りや寿司に合わせても良いかも。
豚しゃぶにはもっと甘味と柔らかさのあるワインが良いと思いました。
小瓶に残した100mlと翌々日再稽古。小瓶保存だと良くも悪くも特に変わりはないです。
点数 | 74点 |
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リンク |
Onorata Langhe Favorita N.V. [Angelo Negro] 3,740円 |
若干肝臓君がお疲れ気味、ということで本日の食前酒はちょっと軽め、
アルコール度数4.5%の「軽井沢 香りのクラフト PREMIUM」。
爽やかな柚子の香りとスッキリ軽めの味わい。
肝臓君が元気になってまたアルコール欲が湧いてきます。
ただ、また買うかと言われればちょっと悩むな。やっぱり濃いビールが好きなので。
名称 | Mercurey 2018 メルキュレ 2018 |
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生産者 | Jean de Belmont ジャン・ド・ベルモン |
価格 | 2,386円 (単品価格:3,630円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
でもやっぱり肝臓お疲れ気味なので、軽めを想定してブルゴーニュの赤をチョイスしました。
ところがどっこいこのワイン、アルコール度数は14%もあるのね。
やっぱり2018年は暑い年だったんだなぁ、そして地球温暖化は進んでいるんだなぁ、というのを数値で実感します。
ちなみにこのワインは「渾身のブルゴーニュ赤4本セット」税送料込9,999円からの最後の1本。
そして料理は豚と夏野菜の梅酢炒め、ベビーリーフと生ハムのサラダ、主食は素麺です。
色は、ピノ・ノワールにしてはかなり濃いめの赤紫色。やっぱ2018年よねぇ。
香りのボリュームは中くらいですが、いかにも南部ブルゴーニュらしい革っぽい妖艶さと、
変色する寸前くらいのイチゴっぽい熟したベリーの香りがします。
味わいは、甘味と渋味が顕著です。ブルゴーニュに期待する旨味とか酸味はその後ろに隠れています。
なんだか南仏のピノ・ノワールみたいな雰囲気です。
お手軽価格帯のブルゴーニュって、味も素っ気もないワインがあったりするイメージがありますが、
このワインはその逆側に振れていて、味あり過ぎ素っ気あり過ぎな印象ですね。
存在感があってパワフル、「なるほどやっぱり2018年だなぁ」という感じがしますよ。
なのでサイトの説明文
『口当たりは柔らかく、いきいきとした果実味と豊かな酸味でフレッシュな印象。 タンニン(渋さ)が非常に滑らかで、ブルゴーニュらしいエレガントさが特徴的。』
はちょっと首をかしげます。別ヴィンテージの使いまわしかな?
小瓶に100ml飲み残した3日後稽古。 小瓶に注ぐタイミングは、ボトルのほぼ真ん中あたりで注いでます。 なので、それなりに酸化はしているのかな?初日より汗臭いような、フレディ・マーキュリーを想わせる香りがします。 メルキュレ(Mercurey)だけに・・・おあとが宜しいようで。
点数 | 77点 |
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リンク |
送料無料 渾身のブルゴーニュ赤4本セット第4弾 9,999円 Mercurey 2018 [Jean de Belmont] 3,630円 |
本日は、豪徳寺の「ワインステーション+」さん (店主のアカウント)の企画、 「安泡ワインNo.1決定戦」に参加しました。 参加費は3,000円、そして3,000円以下のスパークリングを持ち寄って、 ブラインドで飲んで美味しかったものから順に「3点/2点/1点」を投票して集計、 どれがNo.1か決定しよう!という企画です。 『安ワイン道場師範』を名乗る者としては絶対負けられない戦いです。
参戦された選手は下記の9名です。
・あいさん
・ほくとさん
・そにさん
・マキ(助役)さん
・獄門島狂子さん
・でぃーえいちじーさん
・Ryoさん
・ヨウスケさん
・安ワイン道場師範
また、「ワインだけ参戦」が下記の2名様。よって出走ワインは11本。
・NAOTAKAさん
・千堂りおさん
更に、「飲むだけ参戦」がこちら。
・だいすけさん
・駅長さん
以上、11本を11人でテイスティングしていきます。
料理は、助役のマキさんに気の利いたおつまみをいろいろ出して頂きましたが、
もう師範はそれどころじゃないくらい一生懸命だったんで、あまり食べて無いし覚えていません。スミマセン。
それでは、対決の模様をお伝えします。
名称 | Rouger Goulart Brut Rose 2019 ロジャー・グラート ブリュット・ロゼ 2019 |
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生産者 | Roger Goulart ロジャー・グラート |
価格 | (あいさんから:1868円) |
購入店 |
当然ブラインド対決なので、誰が持ってきた何なのかわからない状態でテイスティングしていきます。
なのでメモに書いていることをほぼそのまま書き写します。
外観:きれいなピンク色、泡は少なめ
香り:ベリーの香り、でも香りのボリュームは弱め
味わい:炭酸のキメは細かい。酸味シッカリ
「ニューワールド、多分オーストラリアあたりのピノ・ノワール主体」と予想しましたが、実際はスペインのカバ。
『ドンペリに勝った』という謳い文句で語られるロジャー・グラートのロゼでした。
持参されたのはあいさん。完全に勝ちを狙いに行ったチョイスですね。師範も1点(3位)を投じましたし、
全体でも3位入賞でした。
点数 | 80点 |
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名称 | Leopard's Leap Cuvée Brut N.V. レオパーズ・リープ キュヴェ・ブリュット N.V. |
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生産者 | Leopard's Leap レオパーズ・リープ |
価格 | (千堂りおさんから:1,760円) |
購入店 |
1時間くらいで11本をテイスティングしていきますので忙しいです。
外観:泡はしっかり、色は薄めの麦わら色
香り:熟成香があって、どことなく肉っぽいイメージ
味わい:やや甘め
「南アフリカのシュナン・ブラン」と予想して、結果は南アフリカなのは当たり。
品種はシャルドネも使われているみたいです。
提供されたのは千堂りおさんで、飲みには参加出来なくてワインだけ参加して頂きました。
ありがとうございます!
点数 | 79点 |
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名称 | Parigot Manifeste N.V. パリゴ マニフェスト N.V. |
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生産者 | Parigot & Richard パリゴ&リシャール |
価格 | (ほくとさんから:2,970円) |
購入店 |
ロゼ、白ときて、次はなんと赤のスパークリングでした。
外観:赤!それもかなり濃いめ
香り:ランブルスコではないような気がする
味わい:渋味しっかり。炭酸と渋味は相性悪いと思う
「オーストラリアのシラーズの泡」と予想しましたが、結果はなんとブルゴーニュ。
"Bourgogne Mousseux Rouge"というアペラシオンは初めて見ました。
美味い不味いは置いといて、たいへん珍しい経験をさせて頂きました。
持参されたほくとさん曰く『ワイン選びを悩んでいるうちにわからなくなった』そうです。
『勝ちは狙わず爪痕を残す』戦略、アタリです。
点数 | 72点 |
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名称 | Lunaris Secco Malvasia dell'Emilia N.V. ルナリス・セッコ マルヴァジア・デッレミリア N.V. |
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生産者 | La Collina ラ・コッリーナ |
価格 | (NAOTAKAさんから:2,420円) |
購入店 |
だんだんメモに残したコメントもイイカゲンになっていきますが・・・
外観:泡少なめ、やや濃いめのレモン色
香り:清涼感がある、ハッカとかのハーブ
味わい:かなり甘い?ラムネのよう
「イタリア」とだけ予想していましたが、答えはエミリア・ロマーニャのフリッツァンテでした。
こちらも「ワインだけ参加」のNAOTAKAさん。わざわざありがとうございます!
独特の清涼感のある香りは、皆で『これ面白いね~』と言ってましたよ。
点数 | 78点 |
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名称 | Sileni Sparkling Cuvée Sauvignon Blanc N.V. シレーニ スパークリング・キュヴェ ソーヴィニョン・ブラン N.V. |
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生産者 | Sileni シレーニ |
価格 | (そにさんから:2,200円) |
購入店 |
グラスはフルート型ではなくて大きめボウルのものを使っていますので、香りは取りやすいと思います。
外観:色薄め、泡少なめ
香り:ガチでパッション・フルーツ
味わい:やや甘め
「南アフリカのソーヴィニョン・ブラン」と予想しましたが、結果はニュージーランドのソーヴィニョン・ブランでした。
持参されたのはそにさんです。いわゆるシャンパーニュとは全く異なる、
フルーツ感バリバリの香りにグッと心を掴まれて、師範はコレを2位(2点)にしました。
点数 | 81点 |
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名称 | Louis Nouvelot "Saphir" Brut N.V. ルイ・ヌヴロ "サフィール" ブリュット N.V. |
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生産者 | Baron Albert バロン・アルベール |
価格 | 1,885円 (単品価格:2,740円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
アルミホイルの包み方で、これが自分が持参したワインであることは分かっておりました。
外観:わずかに麦わら色
香り:クロワッサンに蜜入りリンゴ、典型的なシャンパーニュの香り
味わい:酸味と甘味のバランスが良い
ハイ、答えは「豪華シャンパン5本セット」税送料込み10,879円から、
単品価格は税込み2,990円のぎりぎり安シャンパーニュです。
この銘柄とは8年前に稽古済みで、典型的な香りと味わいだと思ったんですね。
自分が持参したワインだから、というわけでもなくやっぱりこれを1位に推して3点を投入、
結果的には全体でも1等賞を頂きました。その戦略は後述します。
点数 | 82点 |
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リンク |
豪華シャンパン5本セット 12,650円 Louis Nouvelot "Saphir" Brut N.V. 2,990円 |
名称 | Popup Sparkling Evergreen Vineyard 2019 ポップアップ・スパークリング エヴァ―グリーン・ヴィンヤード 2019 |
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生産者 | Popup Wines (Charles Smith) ポップアップ・ワインズ (チャールズ・スミス) |
価格 | (でぃーえいちじーさんから:2,910円) |
購入店 |
全てのボトルをアルミホイルで包んであるので情報源としては口の部分だけ。このワインは透明ボトルでした。
外観:泡は少なめだけどキメは細かい
香り:明らかに還元臭、その向こうにグレープフルーツの香り
味わい:やや甘め
「透明ボトルだし自然派かな?」と予想しておりましたが、結果は米国オレゴン州のスパークリング、
品種はシャルドネとのこと。持参されたのはでぃーえいちじーさんです。
後で調べたところ『サステイナブル農法と天然酵母による醗酵』らしいので、自然派と見たのはそこそこ正解でしょう。
点数 | 75点 |
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名称 | Le Vinsans Ricard 2020 ル・ヴァンサン・リカール 2020 |
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生産者 | Dom. Vincent Ricard ドメーヌ・ヴァンサン・リカール |
価格 | (マキさんから:2,970円) |
購入店 |
そろそろ味覚嗅覚もだいぶ怪しくなっております。
外観:濁り、白濁
香り:ストレートにマンゴーとかのトロピカルフルーツ
味わい:やや甘め
予想は「これも自然派、品種はゲヴュルツトラミネール?」でしたが、答えは確かに自然派のヴァンサン・リカール。
品種はソーヴィニョン・ブランみたいなのでハズしてます。
提供者は、この店のマダムであるマキ(助役)さん。
この銘柄とは5年前に2014年産と稽古しています。
結構人気の銘柄らしいですね。かなり個性的なスパークリングでした。
点数 | 77点 |
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名称 | Lumiére Sparkling Orangé 2020 ルミエール スパークリング オランジェ 2020 |
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生産者 | Lumiére ルミエール |
価格 | (ヨウスケさんから:2,420円) |
購入店 |
あと3本、頑張って参ります。
外観:泡少ない。色はオレンジ
香り:石鹸。まさにオレンジワイン
味わい:外観に反してしっかりめの渋味
あれ・・・残念ながら予想をメモしていませんが、「オレンジワインだな」と思ったところで思考停止したみたいです。
だってわかんないんだもん、オレンジ・ワインの品種とか産地なんて。
参加者の皆さんに『これも爪痕狙いかな』なんて言われてましたが、
持参されたヨウスケさんは至って普通に美味しいから持ってきた、とのこと。
でも自分でも得点は入れられていませんでした(笑)
点数 | 74点 |
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名称 | Josef Biffar Riesling Reserve Brut 2009 ジョセフ・ビファー リースリング・レゼルヴ ブリュット 2009 |
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生産者 | Josef Biffar ジョセフ・ビファー |
価格 | (Ryoさんから:2,420円) |
購入店 |
ちなみに、各ボトル半分くらいは再確認用に残して注がれています。
外観:泡多め、色濃いめ
香り:正統派、パイナップル、ちょっとゴム
味わい:酸味シッカリ
予想は「南アフリカのシュナン・ブラン」・・・なんかどこのだか分からなくなると南アフリカを想像しがちです。
答えはなんとドイツのゼクト。品種はリースリングで、ヴィンテージは2009年と年季が入っています。
熟成したリースリングの香りを、ぺトロールじゃ無くてゴムと勘違いしてしまいました。
持参されたのはドイツワインがお得意のRyoさん。シブいチョイスですね。
点数 | 76点 |
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名称 | Crémant de Bourgogne "Égarade" Brut 2018 クレマン・ド・ブルゴーニュ "エガラード" ブリュット 2018 |
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生産者 | Bailly Lapierre バイィ・ラピエール |
価格 | (獄門島狂子さんから:2,596円) |
購入店 |
ようやく最後の選手です。
外観:見た目は泡少なめだけと泡持ち良い
香り:弱めだけど甘い香り
味わい:泡強い、しっかり
予想は「カバかな」でしたが、答えはクレマン・ド・ブルゴーニュ。
持参されたのは獄門島狂子さん。かなり綿密にリサーチ&稽古を繰り返して、このワインをチョイスされたそうです。
その努力が実を結んで全体の2位。検討の跡がうかがえるワインでした。
点数 | 78点 |
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結果の表がコチラ。順番はこのページの並び順です。
事前にスプレッドシートを準備して臨みました(クリックで拡大します)
今回の勝利のポイントは、なんてことはない「採点ルールは師範が決めたので事前に知っていた」ということでしょう。
要するに「3点は取れなくても2点or1点を拾いに行く戦略」、
シャンパーニュなら、別にとりわけ印象的じゃなくてもだれもが馴染みのある香りと味わいで、
きっと『まぁこれも入れとかなきゃね』と思ってくれると考えたんですよ。
3点を入れてくれた方が多いのはちょっと意外でしたが
(誰もが自分の持参ワインに入れると思ってました・・・皆さん真面目ですね)、
概ね戦略は成功したと言えそうです。
その後は延長戦に突入。 右写真のワイン3本は、でぃーえいちじーさんが持参された訳アリのカリフォルニア産。 畑違いを3本飲み比べましたが、どれも「高級なカルフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョン」であることまではわかりますが、 その先の違いに関しては師範如きでは全然・・・でした。でもとにかく美味いっすよね、高級カリカベ。
お知り合いも続々来店されています。
「世界を旅するワイン展」帰りの
Chipmunkさんや
kouta-meganeさんやTobaさん、
コンサート終了後の
遠藤 夏季さんさん
中川 彩さん、
そしてayucowさんや
OMSさんも合流されました、多分。
写真はChipmunkさんが注文された桃のカルパッチョ。美味しそうですね。師範は食べてません、多分。
名称 | Glenelly "Le Rosé de May" 2020 グレネリー "ル・ロゼ・ド・メイ" 2020 |
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生産者 | Glenelly グレネリー |
価格 | (4,000円くらい?) |
購入店 |
安ワイン道場師範、優勝して気が大きくなったんでしょうね。「皆で飲みましょう」とボトルを1本注文しています。
銘柄はグレネリーのロゼ、なにげに初稽古の銘柄ですね。
写真も撮り忘れておりますので、左のボトル画像は夏季さんに送って頂いた写真から切り出しました。
で、写真撮ってないくらいですから細かいことは覚えちゃいません。
でも、なんというか夏向きというか、スッキリしたロゼだったような記憶があります。
いや、「記憶がある」というより、そういう記憶があったように想像しているだけかも知れません。
お値段も覚えていませんが4,000円くらいだったんでしたっけね?
皆さんまずまず喜んで頂けたような気がしますので、良かったヨカッタ!ということにしましょう。
点数 | ??点 |
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他にもこんなワインを飲んでいたりするようです。 コチラに関しては全く覚えておりません(恥)
そんな感じの「安泡ワインNo.1決定戦」、大変楽しゅうございました。
次回は安ピノ・ノワール対決とのこと。採点方法は同じにされると思いますので、次は違う戦略で臨みます!
本日は、ここんとこ毎月くらいのペースで行われているリモート・ワイン会に参加。
今日ののお題は「ロゼワインを飲むべし」です。
ココを起点に人の輪が拡がったりするのが楽しいっすね。今回の参加者は以下の方々でした。
・だいすけさん(幹事)
・mishikaさんとお子様
・あいさん
・豆の木さん
・ましゅまおさん
・コム兄さんとお子様
・shinyaさん
・ワインチャンさん
・まささんとワインステーション+
・安ワイン道場師範
今回用意した料理は、鰺の南蛮漬け、筑前煮、レタスとパプリカのサラダ、香草入りバゲット。
南蛮漬けと筑前煮は前日から師範代が用意してくれていたので準備楽勝でした。
名称 | Cattin Pinot Noir Rosé 2020 カタン ピノ・ノワール ロゼ 2020 |
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生産者 | Joseph Cattin ジョセフ・カタン |
価格 | 1,980円 |
購入店 | ヴィノスやまざき 横浜そごう店 |
「ロゼを飲むべき」に対して師範が用意したのは、
お知り合いのソムリエールましゅまおさんに
店舗でお薦め頂いたアルザス産のロゼ。品種はピノ・ノワールです。
時節柄、参加者のうち半分くらいはスパークリングのロゼを用意されていましたね。
当のましゅまおさんはなぜか間違って白を飲まれていましたが。
さてこのワイン、楽しく会話しながらスルッと一本飲み干しちゃったので、あまり細かいことは覚えて無いのですが、
まず色はキレイに澄んだ薄オレンジ色でした。右写真をクリック&拡大してご確認頂ければ幸いです。
香りのボリュームは中程度で、雰囲気としてはほぼ白ワインかな?
白桃のようなフルーツの香りがフワーッと香ります。
味わいも、かなり白に近い感じのロゼです。
スッキリ軽めではあるのですが軽すぎない、まさに夏向きな味わいです。
まずロゼの良さはその色にあって、飲むだけで楽しくなります。
そして、全体に軽めでスムーズなワインなので、きっちり冷やして海辺で飲んだりすると最高だろうな。
横浜そごうの酒売り場で買って臨港パークへGo!です(冷やしておいてください)
点数 | 77点 |
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会は午後8時にゆるっと始まって、(多分)最高齢の師範は午後11時30分に退散。 出入り自由、参加を予定していたけど 「カラオケに夢中で帰れない」とか「寝かせ付けで一緒に寝ちゃった」とかの方もいるゆる~い会です。 次回もだいすけさんのアカウントで開催告知されると思いますので、 ぜひご一緒しましょう。
いつも木曜は休肝日なのですが、外飲みの予定が入ってしまったので休肝日返上します。
まずは道場にて「インドの青鬼」でウォーミングアップ。
最近は大手含めいろんなメーカーからIPAが出されていますが、やっぱりインドの青鬼は美味しいな。
このしっかりした苦味は、使われているホップの量が他所とは違うんじゃないかと思います。
・・・というわけでまずは軽く「鬼退治」、決戦の場に向かいます。
その決戦の場が、亀戸にあるシャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン。
こちらに伺うのは5月以来なので2ヵ月ぶりです。
本日の来店目的は、インポーター「都光」の社長である戸塚さん
(ツイッターのアカウント)が
『デゴルジュマンに行ってみたい』と仰ったので同行した次第です。
都光は「鬼コスパセット」を販売しているところですね。
更に、これまたインポーター「AMZ(エイ・エム・ズィー)」の若きイケメン社長である松田さんも合流。
師範みたいな単なる一般人が加わって良いんでしょうか?という場になりました。
他には、先日もお会いしたTZK氏がいて、
たまたま安ワイン道場の愛読者の方ともお会い出来て、
途中からはTobaサマもいらっしゃったりして、
店主の泡大将と助手の
ソムリエたまごさん含め、
終始こぢんまりと和やかな雰囲気でした。
さて誰とご一緒であろうと、師範はこのお店ではシャンパーニュ3種飲み比べがやりたいわけです。
ワイン界隈では東京名物と言って良いと思います。
たっぷりお金を支払えば他でもやって頂けるお店あるかもですが、
なんたってシャンパーニュ高騰の折でも3種2,000円ですからね、普通だったらグラス1杯の値段ですよ。
このお店には、もう一つの名物である「週末シャンパーニュ」という高級シャンパーニュのグラス売りがあります。
そちらはちょっと安ワイン道場的にはスコープ外ですけどね。
ちなみに本日は、AMZの社長さんもいらっしゃっているということで、
通常の3種類に加えてAMZがインポーターのピエール・ジモネも加えて4種類2,800円で出して頂きました。
名称 | Henriot Brut Souverain N.V. アンリオ ブリュット・スーヴェラン N.V. |
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生産者 | Champagne Henriot シャンパーニュ・アンリオ |
価格 | (4種飲み比べ2,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
いつもは店主の説明を聞きながら頂く飲み比べですが、
今日はインポーターの社長さんが2人も来られているわけで、
そうすると当然『ブラインドでも自社輸入の商品はわかるでしょう』ってことになるわけですよ。
素人枠で言いたい放題可能な師範的には、こんなアトラクション楽しさしかありません。
同じ形のグラスに注いで頂いて(上写真)、3人で一斉にブラインド・テイスティング開始、です。
色に関しては、2番目のシャンパーニュが顕著に薄い以外、他の3種はほぼ違いがありません。
香りは、このワインが一番ボリュームが多かったような気がします。
蜜入りリンゴとブリオッシュ、シャンパーニュに期待する「美味しい香り」が一番出ていたのがコレだったかな、と。
味わいに関しても、品の良い甘味とコクがあって、存在感があったように感じます。
師範の1番はコレでした。蓋を開けてみると、銘柄はアンリオ。
戸塚さんも『これが1番』と言われていました(後半主旨変えされてましたが)。
インポーターはファインズ、残念ながら都光でもAMZでもありませんでした。
点数 | 83点 |
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名称 | Pierre Gimonnet "Cuis 1er Cru" Brut Blanc de Blancs N.V. ピエール・ジモネ "キュイ・プルミエ・クリュ" ブリュット ブラン・ド・ブラン N.V. |
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生産者 | Pierre Gimonnet & Fils ピエール・ジモネ・エ・フィス |
価格 | (4種飲み比べ2,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
2種類目がコチラです。色が明らかに他の3本より薄く感じます。
香りに関しても、リンゴだったらかなり青いヤツ、どちらかというと柑橘系の雰囲気が感じられます。
味わいは、かなり硬質でカッチリした味わいです。
「マロラクティック醗酵無しかな?」なんて想像していましたが、
そもそもどの銘柄がマロ有りでどの銘柄はマロ無しなのか知りませんので、想像したところで意味無しですが。
答え合わせすると、こちらがAMZ輸入のピエール・ジモネでした。
松田さんはさすがに当てていたと思います。
色が薄い理由は、これだけシャルドネ100%のブラン・ド・ブランだったんですね。
裏ラベルには丁寧なテクニカル・データが書かれていて、
8つのヴィンテージのブレンド(2019年が67.5%、2018年~2010年が32.5%)、
デゴルジュマンされたのは2021年11月、ドザージュは6g/Lだそうです。
結果的にこの場では4番目だったんですが、こういうシュッとしたキレイ系のシャンパーニュは、
1杯だけの飲み比べだと不利なのかも知れません。
一人で1本だとまた違った印象になるものと思われます。
点数 | 80点 |
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名称 | Palmer Brut Reserve N.V. パルメ ブリュット・レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Palmer & Co. パルメ・エ・コンパニ |
価格 | (4種飲み比べ2,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
3種類目がコチラ。前述したように、2番目以外のシャンパーニュの外観に違いはありません(あってもわかりません)。
香りは、リンゴというよりちょっとプラムっぽい感じ、黒ブドウの比率が高そうな印象を受けます。
味わいも、ベリーっぽさがありながらやや硬質な感じで、若いソルダムのようなキュッと口を絞るような収斂性があります。
これがパルメ、都光が輸入している銘柄です。師範は4種類で唯一これだけ当てました。
師範の印象としては1番目とほとんど僅差、その微妙な差は味わいの固さでした。
戸塚さんも後から『やっぱりパルメが1番』などとまさかの主旨変えされてましたが、
確かに時間が経つとその固さが柔らかくなって好転したようにも感じました。
ちなみに、国内のインポーターで一番多くのシャンパーニュ・メゾンと取引しているのは都光さんだそうです(25社だっけ?)。
そこの社長さんが自社の銘柄を当てられないという事実は、
「シャンパーニュって美味しいけど違いがわかんないよね」勢を大いに安心させてくれますね。
点数 | 82点 |
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名称 | Chartogne-Taillet "Saint Anne" Brut N.V. シャルトーニュ・タイエ "サン・タンヌ" ブリュット N.V. |
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生産者 | Chartogne-Taillet シャルトーニュ・タイエ |
価格 | (4種飲み比べ2,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
4種類目がコチラです。いつもの3種飲み比べでも違いが分からないのに、4種になると更にわかりません。
だって外観は2番目以外の2種と全く同じだし。
このワインの印象は、4本の中で一番「中性的」だと思いました。
香りのボリュームは中程度、香りの雰囲気もリンゴと柑橘の中間で、味わいも全体を均したような感じを受けました。
蓋を開けるとこちらはシャルトーニュ・タイエ。
3年前にここで稽古して大変好印象だった銘柄です。
この銘柄って、もっと樽が効いた感じじゃなかったっけ?樽の香ばしさを頼りに1番がタイエだと思ったんですが、
そこでハズしてしまいました(裏ラベルには"Barrels & Stainless steel aging"と書かれています)。
結果的に「ブラインドは当たりません」です。
素人の師範のみならず、インポーターの社長さん達も当たりません。
でも、インポーターって物凄い数の商品を取り扱っているわけで、その全部を覚えていられるはずは無いんですな。
ちなみに泡大将は自信を持って当ててました。
やっぱり同じ銘柄を毎日取り扱う立場との違いは歴然ですよ。
点数 | 81点 |
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以上がブラインドでの4種飲み比べでした。
全て抜栓されたのは前日とのことでしたが、温度を含めビックリするくらいに状態が揃っていたと思います。
ご存じの通り、シャンパーニュなんて高級品にはおよそ縁の無い安ワイン家飲み派の師範ですが、
こういう経験はやっぱり外でしかできないよなぁ、と。
そして、それぞれのシャンパーニュを解説して頂ける方とご一緒すると、
その時だけはシャンパーニュの解像度が上がった気になりますよ。その時だけは、ね。
名称 | Marguerite Guyot "Cuvée Désir" Brut N.V. マルグリット・ギヨ "キュヴェ・デジール" ブリュット N.V. |
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生産者 | Marguerite Guyot (Casters) マルグリット・ギヨ (カステール) |
価格 | (AMZ松田社長から) |
購入店 |
京都が本拠地の戸塚さんが本日上京されたのは、
AMZが新たに取り扱いを始めるこのシャンパーニュのお披露目に立ち会うから、とのことだったと思います。
というわけでコチラのシャンパーニュはAMZの松田さんにお持ち込み頂いたものです。ありがとうございます!
泡大将の計らいで、その場に同席した皆さん7名分のグラスに注いで頂きました。
色は、これまで稽古した4種より明らかに赤みがあるように感じました。
松田さんによれば、品種はピノ・ムニエ100%、ヴィンテージは2015年が70%で2016年が30%だそうです。
香りも、ムニエ主体のシャンパーニュらしくラズベリーのような香りを感じて、
味わいにも甘味があって思わずにっこりします。
とても親しみやすくて分かりやすいシャンパーニュでした。
ただ、ややもすると分かりやす過ぎでニューワールドのスパークリングかも?なんて感じる瞬間もありました。
ちなみにこちらの造り手さん、シャンパーニュには珍しく品種別にラインナップして出されるそうです。
そうなるとまたブラインドで稽古したくなりますね。
点数 | 84点 |
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料理は基本的に大将にお任せしました。 手前右の料理が、最近復活したこのお店のスペシャリテであるシャンピニオンのテリーヌ。 お値段700円です。 チビチビ食べていればいつまででも持つし、シャンパーニュに合わせるとバッチリなお皿なんですが、 写真のマルグリット・ギヨだと果実味が強すぎで、それほど合う!って感じではありませんでした。 いやー、マリアージュ問題は難しいっすね、ワインも人間も・・・と急に人生論。
名称 | Chartogne-Taillet "Saint-Thierry" Extra Brut N.V. シャルトーニュ・タイエ "サン・ティエリー" ブリュット N.V. |
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生産者 | Chartogne-Taillet シャルトーニュ・タイエ |
価格 | 2,500円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
戸塚さんが『なんか面白いシャンパーニュ下さい』というので、師範もそれに同調して同じものを頂きました。
これもブラインドで提供されたので、飲んでいる時はどんな銘柄かわかりません。
勝手気ままに下記のようなコメントをしておりました。
「ん~、これはドンペリニョンの香りですね。かなり熟成が入っています、10年くらいかな?
酸がしっかりしていて、非常に良くできたシャンパーニュだと思います」
答えは、4種飲み比べでも稽古したシャルトーニュ・タイエの上位銘柄、サン・ティエリーでした。
もちろんドンペリはハズレ、ベースのヴィンテージは2016年ということで熟成6年でこちらもハズレ、
酸に関してはドザージュ3g/Lのエクストラ・ブリュットということでこれはアタリでしょう。
師範的にはドンペリと見まがう、大変高級感のあるシャンパーニュに感じられましたよ。
実はこのグラスワインの代金、お勘定に入っていませんでした。『1杯分残っていない』ということで、 半分ずつ分けた松田さんに負担して頂いたのかも知れません。改めて御礼申し上げます。
点数 | 86点 |
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名称 | Triennes Rosé 2020 トリエンヌ ロゼ 2020 |
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生産者 | Dom. de Triennes ドメーヌ・ド・トリエンヌ |
価格 | 600円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
戸塚さん&松田さんは更に追加でシャンパーニュを召し上がっておられましたが、
師範に於きましてはこれ以上高級なシャンパーニュを頂いてもそれを受け止める感性が無い、
表現する語彙も無いという事でスティル・ワインにシフトチェンジです。
「一番安い白を下さい」と御願いしたら、『白では無くてロゼのお手頃のがあります』
とのことだったので、これまたブラインドで出して頂きました。
色は、ピンクというよりオレンジに近い、淡いロゼ色です。
香りは、白か赤かで言えば白に近い、アセロラのような香りの向こうにちょっとゴムっぽい雰囲気を感じます。
味わいは意外とシッカリ系。わずかにベリーっぽさがあって、白じゃ無くてロゼであることがしっかり判ります。
師範の回答は、焼けたゴムがほんのりあったので自信を持って「南アフリカのピノタージュ・ロゼ、ヴィンテージは2020年!」
戸塚さんの回答は『南仏じゃないかな』・・・で戸塚さんが当たり。師範もヴィンテージだけ当たり。
普通に美味しいロゼですが、こういうワインがワインバーで1杯600円で飲めるのはありがたいっすよ。
点数 | 77点 |
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名称 | Bourgogne Chardonnay 2019 ブルゴーニュ シャルドネ 2019 |
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生産者 | Dom. Mongeard-Mugneret ドメーヌ・モンジャール・ミュヌレ |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
やっぱり白も頂きたくなるわけです。右隣のTobaさんと「このモンジャール・ミュニュレのシャルドネ、気になりますよね」
なんて話をしながら注文しました。
ってか師範の場合はお値段の安いヤツしか見ていません。
別にお財布が寂しいわけじゃないんだからね!
デゴルジュマンは師範みたいな安ワイン者でも十分楽しめるラインナップが組まれていることを、
読者の皆さんに知って頂くためなんだからね!(嘘)
色は・・・どうでしたっけね?下写真を見返すと意外としっかりしたレモン色だったようにも感じます。
香りは「え!これがACブルなの?」です。
良いブルゴーニュに期待するリンゴと蜂蜜、それにほんのり香ばしいバニラも乗って、結構高級感があります。
Tobaさんは『メロンの香りがある』と言われていました。なるほど。
味わいも、酸があって浮ついた感じが無くて、なかなかどうして立派な味わいです。
ブルゴーニュでは「永遠の二番手or三番手」と思っていたモンジャール・ミュニュレ、
そこの裾モノがこんなに美味しいんだ!とちょっとビックリでした。
有名造り手の上級ワインは最近目も当てられないくらい高騰しているブルゴーニュですが、
このクラスがこれくらい美味しければわざわざ上に手を出す必要は無くなりますね。
点数 | 80点 |
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ブルゴーニュのシャルドネはやっぱり魚介系の料理に合わせると引き立ちます。
写真左奥に食べかけが写っているのが鱧のあぶり 酢橘と実山椒 600円。
鱧が出るワインバー、珍しくないですか?
、写真右がマハタとムール貝とハマグリのブレゼ、2,000円。
複雑な旨味があって、味わいの要素が多いのでワインとの接点が沢山ありますね。
写真奥に写っている小さなグラスは、
『ブショネなんですけど試してみます?』といって出して頂いたアルザスのゲヴュルツトラミネール、1997年の甘口。
師範には判別できない程度の軽いブショネでした。これでNGなんですねぇ。
名称 | Prophet's Rock "infusion" Pinot Noir 2019 プロフェッツ・ロック "インフュージョン" ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Prophet's Rock Wines プロフェッツ・ロック・ワインズ |
価格 | 1,300円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
確か泡大将に『師範はロゼの評価が低いみたいですけど、コレ飲んでみて下さいよ』と言われたんだと思います。
このお店には珍しく、ニュージーランド産のワインで、品種はピノ・ノワールのロゼです。
ライジングスターの造り手によるワインとのことだったような・・・違ったかな?
まぁ良いわ、稽古していきましょう。
色は、下写真でもわかるようにかなり濃いピンク色です。
香りは、色の印象通りかなり赤の要素が強い、ピノ・ノワールということが良く分かる赤系ベリーの香りがした、と思います。
味わいはしっかり覚えています。とにかく顕著なのはシュッと鋭利な酸味です。
まるで梅酢のような雰囲気、でも酸っぱく無くて心地よい酸味です。
細かいことは覚えていません、でも「このロゼは凄いわ」と思ったり言ったりしたと思います。
ロゼも個性弱めで薄ら甘いのが一般的だった時代から進化しているんですね。
というわけで(コレを書いている)今日はロゼのリモート飲み会、期待しましょう。
点数 | 83点 |
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ロゼに合わせて頂いたのはパスタを楽しむパスタ・・・ってな名前でしたっけ? 平打ち麺に雲丹?クリームソースのパスタでした。カラスミの粉がトッピングされていたと思います。 ロゼとの相性は・・・どうでしたっけね?とにかく「美味い!美味い!」と言いながら飲んだり食べたりしていたと思います。
こちらのパスタもお勘定に入っていませんでした。これは店主が「全員分入れ忘れた」そうです。 ありがとうございます!ゴチになりました!!
名称 | Triennes "Les Auréliens" 2017 トリエンヌ "レ・ゾーレリアン" 2017 |
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生産者 | Dom. de Triennes ドメーヌ・ド・トリエンヌ |
価格 | 600円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
〆に注文したのは・・・というか結果的には〆じゃないのですが・・・1種類目のロゼと同じ造り手の赤です。
この銘柄は3年前に美人元校長先生のお店で2014年産を購入して稽古しています。
そういうことは覚えているんだな。やっぱり師範の場合はワインを人に紐づけないと覚えられません。
ワインだけで覚えられる人は凄いな。
・・・という前置きがなぜあるかというと、どんなワインだったかあまり覚えていないからです。
ただ、薄っすらと記憶にあるには「オレンジの皮の香りがあるな」ということ。
同じことを3年前にも書いてますね。「南仏=オレンジ」という単純な連想ではないことを願います。
こちらもロゼと同じくグラス1杯のお値段は600円です。1杯3,000円とか5,000円とかのワインがある中、
こういう安いのばっかり注文する細客で大変申し訳ないのですが、
そういう輩も楽しませてくれるフトコロの深さが良いんですよ。
点数 | 75点 |
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「最後は〆シャンですね」なんて話になって、最初の4種飲み比べで上位だった2本を改めてガチンコ対決。
どっちがどっちか当てた人の分のお代は無料!という太っ腹企画。師範はマグレ当たりしてタダで頂きました。
ありがたやありがたや~!
というような休肝日返上の飲み会、お持ち込みやら店主の勘定入れ忘れやらいろいろあって、
これだけ飲み食いしても師範のお勘定は1万円いきませんでした。ありがたやありがたや~!
ご馳走になったり興味深い話を聞かせて頂いたり、ありがとうございました!>戸塚さん&松田さん
また頃合いを見て、楽しいメンバーと一緒にお伺いしたいと思います。>泡大将&ソムたまさん
本日の前菜は、ワインセットのおまけとして頂いた『とろっとほろり。バラ先軟骨酢豚』というレトルト食品。
師範は「しないで良い努力はしなくて良い」と考える性分ですから、
レトルトだろうが冷凍食品だろうがお惣菜だろうが美味しければオッケーです。
その「美味しい」の基準が低い、ってこともありますけど。
で、美味いです。カレーにしても、こういう酢豚にしても、煮込みとレトルトとの相性は良いですね。
八角の香りかな?魯肉飯っぽい雰囲気もあって濃い赤ワインとの相性もいい感じです。
名称 | Ribera del Duero "409" 2018 リベラ・デル・ドゥエロ "クアトロシエントスヌエベ" 2018 |
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生産者 | Pagos del Rey パゴス・デル・レイ |
価格 | 1,546円 (単品価格:3,278円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
そして稽古相手は、↑のおまけが入っていた「鬼コスパ10本セット」13,980円から、スペイン産の赤をチョイス。
『サクラアワード2022ダイヤモンドトロフィー受賞』だそうです。
サイトには「"409"はフレンチオークで409日熟成されたことに由来」書いてありますが、
裏ラベルには
"Vino envejecido un año y dos meses en barricas de roble Americano y Francés."
と書かれているので、
409日はその通りでしょうけど、樽はアメリカン・オークとフレンチ・オーク両方が使われていると思います
・・・なんて細かいことですけどね。
ちなみにレトルトの酢豚以外に合わせた料理は、青椒肉絲、レタスとブロッコリーとミニトマトのサラダ、フカヒレスープ。
基本的には中華主体の料理です。
色はそんなに濃くはないです。でも香りが凄い。ボリューム満点、
煮詰めたベリーの香りに、シナモンのようなスパイスの雰囲気、そしてアメリカン・オークらしい明るい樽香。
味わいも、香りの印象に違わぬシッカリ系。でも、この手のワインにありがちな「めっちゃ甘酸っぱい」ワインじゃ無いんですよ。
糖度は7.3で濃い赤にしては抑制的、そしてpH4.0も酸は控えめ。
それでもなんかパワフルなんですな。決め手は旨味ですかね。
濃くて旨い赤ワインのお手本みたいなワイン。濃い味の中華にバッチリです。
夏に濃い赤はちょっと・・・とお考えの向きもありましょうが、「心頭滅却すれば火もまた涼し」、
意外と夏に濃い赤も良いモノですよ。
「リモート・ロゼワイン会で、ロゼを飲み干した後の追加で稽古。 そんなシチュエーションなので細かいことは覚えちゃいませんが、やや青さが目立つ感じに変化していたような気がします。 ま、あくまでご参考ですが。
点数 | 80点 |
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リンク |
送料無料 鬼コスパワイン10本セット第25弾ミックス 赤 白 スパークリング 13,980円 Ribera del Duero "409" 2018 [Pagos del Rey] 3,278円 |
連休最終日なので明るいうちから飲っております。
風土さんの赤は開けて数日後が美味しいし、
シンプルな泡は混ぜ物をすると複雑味が増します(個人の感想です)。
今回はちょっと配分を間違えて、ロゼにするつもりがランブルスコになったことはナイショにしておいてください。
ちなみにフルート型グラスの良さは「テーブルでも棚でも場所を取らないこと」ですね。
最近オシャレなお店ではフルート型使われない傾向にあるので、ちょっと不憫に思いました。
世間が言うほどグラスとしての性能は変わらないっすよ。
名称 | Rivo Al Poggio Rosso 2018 リーヴォ・アル・ポッジョ ロッソ 2018 |
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生産者 | Banfi バンフィ |
価格 | 990円 |
購入店 | カルディ 横浜ジョイナス店 |
本日の夕食は、和風ローストビーフ/w茹で夏野菜、ブルスケッタ、豚酢モツ。
ワインは、ツイッターでちょっと話題になったイタリア産の赤。
造り手の"Banfi"は結構有名、そこのワインが3桁で買えるってことで一部で盛り上がっておりました。
3桁ワインは押さえておかなければ気が済まない師範ですので、
押っ取り刀で買って来ましたよ。
色はやや薄め、きっちり向こうが透ける程度の赤紫色です。
香りは「おぉ!」と思います。赤い果実とスミレの香り。
およそ3桁円のワインとは思えない充実感。
とはいえ稽古範囲を超えるほどでもなく、2,000円前後の良く出来たサンジョヴェーゼ感です。
味わいも、軽めながらもバランスは悪くなくて、さすが名門造り手による安ワイン、って感じです。
確かにこれはお値段以上ですね。ストレートな果実感に好感が持てます。
もちろん良い意味で普通、めっちゃ凄いワインじゃ無いですが、
トラットリアなんかで一杯680円くらいで出されても違和感が無いと思います。
翌々日再稽古。色は、本日開けたスペイン産より濃いくらい、そして若干の濁り。 やっぱりボトルの上と下では差があるかも。香りは・・・まぁガッツ溢れるスペイン産には敵いませんな。 比較したのはちょっと可哀想でした。
点数 | 75点 |
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道場のスーパーカー(※1)、購入してマル15年になるわけですが、
その車のタイヤを交換するという暴挙に出ました。
交換して頂いたショップは、7年前と同じ港北センター北駅そばのパーツハウスさん。
銘柄はグッドイヤーの"Efficient Grip RVF02 205/55R17 95V"というもの、
中韓メーカーを除けば一番安かったのでこれに。
ちなみに前回の料金が77,480円で、今回は77,900円。思ったより上がっていませんけど、
もしかするとこれから高くなるのかもですね。
次に交換するのは2029年頃かな・・・ってその頃までこの車に乗っているんですかね?
今のところ特に不満はないので買い替える予定は無いんですけどね(※2)。
(※1)何度も書いていますが「スーパーへの買い出しくらいにしか使わない車」の意味です。
(※2)ワインに全く関係ない話題ですが、ココに書いておくと過去が参照出来て便利なんですよ。完全に個人的備忘録です。
どこへも遠出しない三連休中日、せめて外食でもということで家族でせんざん横浜駅東口店へ。 このお店、5月にも来ておりますね。入口の写真が間違い探しみたいに同じです。 今回もまたタウン誌に「和牛と大トロ寿司会席 3,280円」というコースの紹介があったので、 師範代がそれを見つけて伺いました。 今回はラストオーダー時間が前回よりさらに早まって午後6時30分とのこと、 ビジネス街のお店なので休日はほぼやる気が無い感じでしょうか。 ちょっと早いけど午後5時に予約して伺いました。
最初に出された料理が
・前菜三種盛り(トウモロコシ豆腐、ウルイのお浸し、もずく酢)
・茶碗蒸し
普通に美味しいです。
最初に頼んだ飲み物が
・瓶ビール(中):650円
スーパードライなのがちょっと残念。
次に出された料理が
・かに甲羅グラタン
お気づきだと思いますが、旅館の料理みたいですね。要するに作り置きが可能なメニューになっています。
宴会向けのコースのようで、最初にパパっと出したいんでしょうね。
美味しくないわけじゃないんですが、なんとなくシズル感に欠けるというか、
わざわざ外食した意味が問われる感じです。
メインの1品目が右写真奥の
・和牛陶板蒸し
ここまで来ると完全に「旅館の夕食」ですな。
せっかくの和牛ですが、陶板蒸しという料理法は、
蒸すために蓋をする関係上、ベストな火加減で止めることが難しいと思います。
お酒を追加しました。
・米寿 純米吟醸:880円
このお店のオリジナル銘柄で、造り手は山形の朝日川酒造。
吟醸香があるわけじゃないんですが、普通酒臭さも無くて、料理の邪魔をしない清酒です。
揚げ物が
・天ぷら三種盛り(大葉、獅子唐、牛肉真薯)
これはちゃんと直前に揚げられたものです。こういうのが食べたいんですよ。
天ダネがちょっとショボい感じがしないでもありませんが。
メインのお寿司が
・大トロ×3、イカ、エビ、中落ち
悪く無いんですが、個人的には前回の握りの方が好きだったな。
大トロを3貫入れたがために、他の寿司種の価格が調整されたみたいです。
そんな感じで、家族4人トータルのお支払いは15,000円弱。
ちなみに長女は『別に大トロは食べたくない』とのことで別のメニュー(鰻重セット:2,750円)を食べてました。
大人だ。
名称 | Finca la Pintada Brut N.V. フィンカ・ラ・ピンターダ ブルット N.V. |
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生産者 | Isabel M Cuevas y Sophia Choursan イザベル・M・クエバス・イ・ソフィア・チョーサン |
価格 | 549円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
上記を食べ終えたのが午後6時過ぎ、道場に帰り着いてもまだ明るいわけですよ。
というわけで、安泡を開けることにしました。
オーケーで税別499円のワンコイン・ワイン。スペインのカバですね。
全然関係ないですけど、「ワンコイン」と打とうとすると必ず「ワインコイン」ってミスをします。
色は、ほぼ無色に近いくらいの淡いレモン色ですが、泡立ちはそれなりにしっかりしてます。
香りは、グレープフルーツとリンゴ、それとベッコウ飴。香りのボリュームは控えめです。
味わいは、安カバにありがちなキンキンした金属感は弱め、普通に何の引っ掛かりも無く飲めるバランスです。
「必要最低限」という文字が頭に浮かぶスパークリングですね。
でもこんなんで良いシチュエーションはいっぱいありますよ。
「こぼれスパークリング」とか称して1杯680円で売れば大儲け出来そうな感じです。
もちろん飲み干しはしませんで、半分近く残しています。
明日の昼間、明るいうちから楽しみたいと思います。
半分近く残した翌日再稽古。一杯は金曜の赤を少し加えてロゼにしました。
結果的に、印象はそんなに変わりませんでした。ただ、明るいうちから飲むスパークリングは美味しいよね、
そして赤添加のロゼは複雑味が出て良いよね、という感じで、上手い具合に試合を消化できたと思います。
点数 | 68点 |
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本日の出陣前の景気付けは、サントリーのTOKYO CRAFT 爽やかI.P.A.、夏限定だそう。
TOKYO CRAFTシリーズは「大メーカーの本気の遊びゴコロ」が感じられて好きなんですよ。
新しいアイテムが出たらだいたい買ってます。
そしてコレ、濃厚なのがウリのIPAで「爽やか」とは?と思ったけど、ライチの香りとしっかりめの苦味があって、
確かにコレは爽やかなIPAですね。
キレイな海辺で飲みたいビール、ラベルの海はお台場っぽいんですけどね。
そして本日は、飲み友達にお誘い頂いて、大塚にあるワイン厨房tamaya大塚店にて持ち寄りワイン会。 大塚で持ち寄りワイン会・・・そういえば大昔、なんと24年前の1998年にも 「ビストロ・ジュイエ」というお店でやっております。 その時の文章とか読み返すと、つくづく進歩が無いなぁ、と思いますな。 違っているのはワインの値段くらいです。リンクしたページの下の方にあるルロワのブルゴーニュ・ルージュなんて1,980円ですよ。
ってな昔ばなしは置いといて、今回ご一緒したのは下記の皆さんです。
・アレン@さん(幹事)
・やえ@ワインと猫と美容好きさん
・Mikiさん
・だいすけ@主食は激安ワインさん
・安ワイン道場師範
今回のお店のtamayaさんは、参加者のやえさんが以前アルバイトしておられたお店だそうです。
店内はカウンターのあるエリア、その奥のダイニング(右写真)、そして更に奥に個室。
今回我々はその個室をゆったりと使わせて頂きました。
名称 | Pommery Grand Cru Royal Brut Millésimé 2008 ポメリー グラン・クリュ・ロワイヤル ブリュット・ミレジメ 2008 |
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生産者 | Vranken-Pommery ヴランケン・ポメリー |
価格 | (アレンさんから) |
購入店 |
乾杯の泡は、アレンさんに持参して頂いたポメリー。なんと2008年のミレジメですよ。
いきなり高級シャンパーニュからスタートです。
ポメリーの高級品というと、19年前にキュヴェ・ルイーズと稽古しております。
あの頃はそういうワインが1万円以下で買えた・・・とか言うのは詮無いことなんでやめておきます。
今回は結構ちゃんとメモを取っているので真面目にコメントが書けます。
まず色・・・これが照明が暗めなのでよくわかりませんでした。
泡立ちは、若いヴィンテージのシャンパーニュと比べると控えめだと思います。
香りは、真っ先に「桃!」と思いました。そんなフルーツ以外にも、クロワッサンのような香ばしさもあります。
味わいは、酸味シッカリだけどそれがまた良いんですな。いかにもよく出来たシャンパーニュという味わいです。
シャンパーニュって、一般に熟成した方が珍重がられるわけですが、
師範の場合はあまり熟成感が強く出過ぎたものは得意じゃなかったりします。
その点このボトルはまだまだ若さがある感じで好きでした。
点数 | 84点 |
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では乾杯!最近はシャンパーニュにフルート型のグラスを使うお店は少なくなりましたね。 道場のも買い替えたいなぁ。グラスにも流行り廃りがあるんですよ。 でも捨てるのも忍びないし・・・まぁ最近は人をお呼びすることもほとんどないので、自分の分があれば良いんですけどね。
最初に出された料理は、トウモロコシのスープです。 これが、スプーンを刺すとえらく手ごたえがあるんですよ。 スープの下はムース状になっています。サプライズがあって楽しいですね。 お味も、トウモロコシの甘さがしっかり出ていて大変よろしゅうございました。
名称 | Chassagne Montrachet "Clos Saint-Jean" 2019 シャサーニュ・モンラシェ "クロ・サン・ジャン" 2019 |
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生産者 | Dom. Thomas Morey ドメーヌ・トマ・モレ |
価格 | (だいすけさんから) |
購入店 |
二本目は白で、だいすけ@主食は激安ワインさんが持参された、名手トマ・モレのシャサーニュ・モンラシェ。
「全然激安ワインじゃないじゃん」ですが、まぁ人のことは言えません。
畑のクロ・サン・ジャンは1級畑なんですが、
それがワイン名には書かれていない(アペラシオンには書かれている)のが奥ゆかしいですな。
前のシャンパーニュと同じく、色に関してはよくわかりません。
香りは、注いで頂いてすぐはちょっと弱めに感じました。
でも口に含むと香り大爆発ですよ。甘いフルーツの雰囲気(やえさん曰く『ピーチネクター』)と樽の香ばしさがバンバン来ます。
味わいは、酸味しっかりで硬質な印象があります。そのあたりはさすがシャサーニュ・モンラシェだと思いますよ
・・・などと知ったようなことを書いております。
時間が経つと更に香りがバンバン開いてきます。そういう時間経過を見ながらゆっくり楽しめるのが良いですね。
さすがは名門造り手の一級畑の面目躍如という印象でした。
点数 | 86点 |
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こちらのお店は、ワイン毎に違ったグラス、それもかなり大振りのもので提供して頂けます。
やっぱりグラスは大切ですよ。どんな良いワインも、握りこぶしくらいの小さなグラスだと興ざめですから。
参加者のやえさんがお店の方と懇意ということもあってか、
お店の方も良い感じにフレンドリーなサービスで、とてもリラックスして楽しめました。ありがとうございます。
二品目の料理は 加茂茄子とウニ、トマトのジュレです。 涼し気で夏らしい一皿ですね。 加茂茄子は一度揚げてあるらしく、お出汁の香りを吸って和の雰囲気があります。 トッピングされたシソの花も良い香り、なんだか料亭の料理のようでしたよ。 料亭なんて行ったことありませんけど。
名称 | Gevrey Chambertin 1er Cru "Lavaux Saint-Jacques" 2017 ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ "ラヴォー・サン・ジャック" 2017 |
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生産者 | Frédéric Esmonin フレデリック・エスモナン |
価格 | 7,970円 |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
3本目は師範が持参したのがこちら、「永遠の二番手グループ」フレデリック・エスモナンのジュヴレシャンベルタン、
畑は名のある一級畑であるラヴォー・サン・ジャック。3年前にヴェリタスで買いました。
やえさんが米国産のピノ・ノワールを持参されるということと、
Mikiさんが『ジュヴレ・シャンベルタン飲みたい』と仰ってたこともあってコレにしました。
赤ワインだと照明が暗くてもそこそこ色が判ります。
このワインはさすが1級、ブルゴーニュでも北にあるジュヴレ・シャンベルタン村ですが結構しっかりした赤紫色を感じます。
香りはバッチリです。ソムリエさんがコルクを渡してくれる際に『めっちゃ良い香りです』と言われるくらい。
沈丁花とユリの花束、ムスク、紅茶、そしてカラメルの香りが開けたてからブワーッと来ます。
味わいは、ブルゴーニュらしく酸味シッカリで甘味ほんのり。スイスイ喉の奥に流れていきます。
コレは大当たりでした。「永遠の二番手」なんて言ってスミマセン。
ただ、時間が立って更に開く、という感じはあまりなくて、やや酸味が目立つ側に変化しました。
どちらかと言うと開けたてが一番良かったように思います。
点数 | 89点 |
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リンク |
Gevrey Chambertin 1er Cru "Lavaux Saint-Jacques"2017 [Frederic Esmonin] 7,970円 |
3皿目はパテ・ド・カンパーニュ。プラムとキュウリのピクルスが添えられています。 お店の方曰く、 『写真手前の下側はシャサーニュ・モンラシェに合わせて、奥の上側はジュヴレ・シャンベルタンに合わせてみて下さい』 とのこと。マリアージュに無頓着な師範的にはどっちがどうとかはよくわかりませんでしたが、 そういう提案をして頂けるのは嬉しいですね。良いレストランに来た感があって気分がアガります。
名称 | Georis Pinot Noir Carmel Valley 2013 ジオリス ピノ・ノワール カーメル・ヴァレー 2013 |
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生産者 | Georis Winery ジオリス・ワイナリー |
価格 | (やえさんから) |
購入店 |
4本目のワインはやえさんが持参されたカリフォルニア産のピノ・ノワール。
やえさんが以前勤められていたワインショップで、大変気に入って初めて8本くらい大人買いされたうちの1本とのこと。
随分セラーに寝かせていたそうで、御本人もどう変化したのか興味津々のご様子でした。
色は、前のブルゴーニュと比べると明らかに濃くて、グラスの向こうが透けないくらいです。
香りは、注がれてすぐはチェリージャムっぽい雰囲気があって、コート・ド・ボーヌっぽいなぁと感じました。
ところが時間が経つとなぜかボルドー、カベルネ・フランみたいな香りがしてくるわけですよ。
とても興味深い香りの変化です。
そしてなにより凄いのが味わいでした。甘さしっかりで、圧倒的な迫力があります。こりゃ美味いわ。
このワインを口にするまで、香りを嗅いだ時点では「ジュヴシャンの勝ちかな?」なんて思っていたわけですが、
飲んだら優劣つけがたくなります。ってか優劣なんて付けることの意味が無いくらい全く別の雰囲気のピノ・ノワールでした。
だからワインは面白いっすね。
点数 | 90点 |
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4皿目がシラスの冷製パスタ。茹で加減はきっちりアルデンテで、ソースの絡みも良くてあっという間に無くなります。 こちらのお店、以前はもっと大盛系だったそうですが、最近は量より質に重きを置き始めたとのこと。 飲む時は小食な師範にとってはその方がありがたいです。
料理がどんどん続きます。5皿目は大山鶏胸肉と海老のムース アメリケーヌ・ソース。
プリプリの胸肉に海老の香りがたっぷり。美味しいです(語彙力)
この後、本日のメイン料理は鴨のローストであることが分かっていたわけで、
皆さんやっぱり鴨にはピノ・ノワールを合わせたいわけですよ。
なので、2つのグラスに残ったピノ・ノワールを温存するために、
香りを嗅ぐだけで口には含まず、代わりに水を飲む、という行為を繰り返しているわけです。
なんだか『待て!』と言われたお犬様状態。
そして次に来るのは魚料理・・・もう我慢が出来ず「白を一本追加しませんか」と提案。
もちろん全員諸手を挙げての賛成でした。
名称 | mar de viñas Albariño 2020 マル・デ・ヴィーニャス アルバリーニョ 2020 |
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生産者 | Adegas Gran Vinum アデガス・グラン・ヴィナム |
価格 | 5,980円 (お店価格) |
購入店 |
というわけで、お店の方に「白を追加しますのでご提案をお願いします」と注文。4つの選択肢を提示して頂きました。
1つ目がこのスペイン産のアルバリーニョで、
2つ目がニュージーランド産でクラウディ・ベイの造り手が独立したワイナリーのソーヴィニョン・ブラン、
3つ目がフランス産オリヴィエ・メールランのヴィレ・クレッセ、4つ目がイタリア産(だったか)のロゼ。
みんなで「せーの!」で指さして決まったのがコチラ。師範もコレを指さしました。だってコレが一番安かったんだもん。
色はわかりません。香りは明るめの芳香系。リースリングとソーヴィニョン・ブランを足したような香りがします。
リアス・バイシャスの白には潮の香りがある、なんて言いますが、このワインにはそういう雰囲気はあまり無かったように思います。
味わいは、甘酸っぱくてフレッシュ、「大人のポカリスエット」なんて言われてました。
5人で5本目ですが、あっという間に、ホント一瞬でボトルが空になりました。
「安ワインは酔う」なんて言われますが、要は飲むスピードですよ。
こういう軽快なワインはスイスイ飲めてしまいますから。危ない危ない。
点数 | 78点 |
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本日の6皿目、メインの魚料理が真鯛のポワレです。 皮目がパリッとしていて香ばしく、ソースもしっかり系の味わいでした。 この料理だとアルバリーニョじゃなくてロゼだったかなぁ、なんて後になって思いますが、 飲んでいる時は楽しくてそんなこと思いもしませんでした。
名称 | Domaine Bessa Valley Syrah 2016 ドメーヌ・ベッサ・ヴァレー シラー 2016 |
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生産者 | Bessa Valley Winery (Enira) ベッサ・ヴァレー・ワイナリー (エニーラ) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
最後のワインはMikiさんが持参されました。
アレンさんがシラー好きということで、品種がシラーという事だけ明かされて、「さてどこの国でしょう」とブラインド。
そういうの楽しいよね。バッジは持ってませんが経験だけは無駄に持っている師範、
絶対当ててやる!と意気込んでおりました。
色は非常に濃くて、シラーというよりシラーズ、ニューワールドの気配を感じます。
香りも、例えば北部ローヌにありがちな白胡椒のスパイシーさは控えめで、甘い果実の香りが前面に出た雰囲気。
このあたりで「オーストラリア一択」と確信しました。
味わいも、その予想を裏切らない凝縮感。
ただ一点、ユーカリっぽさが無くてヨーグルトっぽい乳酸の雰囲気があるのが気がかりでしたが、
頭の中でオーストラリアと思い込んでいたので他の選択肢を考える余地はありませんでした。
答えはブルガリア産、造り手は道場でも何度か稽古したことのあるエニーラ。
そりゃ判らんわ、です。とはいえこうやって確認すると、やっぱりブルガリアは寒冷地じゃないことが判りますね。
フランスだとボルドーに近いワインを作る印象があります。
特にこの造り手はそもそもボルドーの人ですからね。美味しくて面白い経験、ありがとうございました。
点数 | 85点 |
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そして待ちに待った鴨のロースト、やっぱりピノ・ノワールに合わせるのがベストマッチでしょうけど、 ブルガリアのシラーに合わせてもイケました ・・・というか、楽し過ぎてもうそういうペアリングがどうとかいう意識を失っています。
デザートはチーズケーキとヨーグルトのアイスクリームです。 チーズケーキはしっかりとした重さがありました。アイスクリームは・・・いつも間にか無くなってました(呆)
そしてこちらが今回稽古したワインたち。
5人で6本はやや多めに感じますが、スタートしたのが午後5時半、終了が午後10時半、
5時間もかけて飲んだので誰も酔っぱらった感がありませんでした。
師範も物を忘れたり電車を乗り過ごしたりせずに帰れましたよ。
お会計は、コースが税込み5,500円/人、ワインの持ち込み料が2,200円/本、追加の白が5,980円、
トータルで一人9,000円弱でした。 長々とお世話になりました>お店の方。
またご一緒しましょう>アレンさん、やえさん、Mikiさん、だいすけさん。
名称 | Sir Passo 2019 シール・パッソ 2019 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 1,755円 (通常価格:3,509円) |
購入店 | Terra Vento |
本日の夕食メニューは、どちらもほぼ師範代が作り置いてくれたラタトゥイユ、ブロッコリーとタコのサラダ。
ワインは、最近目にすることが多いインポーター「風土」さんのイタリアワイン。
ツイッターで高評価を見かけたり、持ち寄りワイン会で好印象だったり、気になっていたんですよ。
それが先日、豪快に半額セールされていたので「コレ幸い」と購入
(丁寧にラップを撒いて頂いていたのでそのまま撮影しています)。
まずはベーシックなアイテムっぽい、トスカーナ産のサンジョヴェーゼから稽古を付けていきます。
色は、「え?これがサンジョヴェーゼ?」な濃さ。黒に近いと言って良いくらいの濃紫です。
香りも濃いんだな。傾向としてはアメリカンチェリーみたいな感じで香りのトーンは高いんだけど、なんだかその圧が凄いのよ。
加えて、深入りコーヒーみたいな香ばしい樽の香りもあったりして、トスカーナのワインとは思えない雰囲気です。
味わいも、ビックリするほど濃いです。とにかく甘味シッカリ渋味タップリ。
数値計ったら糖度が9.1もあるのね。道場基準では甘口ワインですよ。
とにかく濃くてしっかり、
トスカーナのサンジョヴェーゼじゃなくて、もっと南のネグロアマーロやプリミティーヴォあたりを飲んでいる感じがします。
ショップのサイトによれば、『リパッソと同様の造り方を採用し』とあるので、
葡萄を陰干しして凝縮感を高めているんですな。なるほど!です。
というわけで、稽古1本目からいきなり衝撃を受けました。明らかに予想を超えた凝縮感と美味さのあるワインです。
こりゃ確かに「ワイン・パンチドランカー」なツイッター界隈の皆さんにウケるのは良く判ります。
ただ、惜しむらくはジメジメした暑い夏に頂くにはちょっと重すぎる感じがして、
「どうすんだよ!あとの赤3本!」と己に問いかけております。
もう随分と行が進んじゃって、今さらココの追記を見る人もいないでしょうけど、
小瓶に残した100mlと三日後に稽古した感想を。
色は変わりません。香りもあまり変わらないかなぁ。
味わいは、当初は甘さを強く感じましたが、今日は「結構酸もしっかりしているな」と感じます。
いずれにせよ、この条件だと三日くらいじゃ全然平気ですよ。
点数 | 83点 |
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リンク |
Sir Passo N.V. [Duca di Saragnano] 3,190円 |
安ワイン道場稽古場も築15年を経過、竣工当時に買った生活家電もいろいろと寿命を迎えております。
この春に炊飯器と掃除機を買い替えて、テレビも買い替えて、ワインセラー修理して、そして今度は食洗器。
上段の写真が、最近異音がするようになって洗浄能力も落ちてきたように感じる旧型の食洗器、
メーカーはナショナル製でした。
これまで数回修理はしたんだけど、前回の修理の時に「そろそろ寿命ですね」と言われたので、
今回は思い切って買い替えるの判断を下しました。
下段が本日設置された新型の食洗器、メーカーはパナソニック製・・・って同じところのヤツですね。
選択肢としてはリンナイ製もあったんだけど、半導体不足の影響か納期が2ヵ月以上ということだったので、
ほぼ選択肢無くこの機種に決定。
当たり前ですが動作は快調です。
一点残念だったのは、これまで前面のパネルを光沢のあるブラックにしていたんだけど、
現在はその選択肢が無くて光沢の無い黒になった点。
食器棚その他すべて光沢黒に統一しているので、そこだけちょっとねぇ・・・って誰も気にしませんか、そうですか。
あと、そのうち寿命が来そうなのが衣類ガス乾燥機とエアコンかなぁ。あと冷蔵庫。それが一番怖い。
名称 | Langhe Pinot Nero 2018 ランゲ ピノ・ネロ 2018 |
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生産者 | Terre di Carlin テッレ・ディ・カルリン |
価格 | 1,297円 (単品価格:2,750円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、豚肉と白菜の塩だれ焼き、マグロとアボカドとトマトのアヒポキ風、炙り鶏皮、冷奴、プレーンちらし寿司。
ワインは、「鬼コスパ10本セット」13,980円からの4本目。楽しいなぁ、鬼退治。ショップのサイトによれば、
『海抜500mに位置する南向きの畑で育ったピノ・ネロ(ピノ・ノワール)で造られたオーガニックの赤ワイン。
25hLのスロヴォニアンオーク樽で12カ月間熟成し、その後6カ月間瓶内熟成』
らしいです。ちなみにこの造り手のバローロ 2016とは先日稽古しております。
色はピノ・ノワール(ピノ・ネロ)としてもかなり薄めで、全体にオレンジがかった明るさのある赤紫色。
なんだか熟成ブルゴーニュみたいな色合いです。
香りのボリュームは「おぉ!キタ――(゚∀゚)――!!」です。
ピノ・ノワールらしいプラムのような果実香と革ソファーみたいな香りがパーッと来ます。
「妖艶」という表現がピッタリ来る感じです。
味わいは、ピノとしては酸味控えめで、甘さそこそこで旨味しっかり。
そして「意地悪ばあさん」的な、憎めないけど無視できない苦味。
夏でもあるし、冷やした方が正解な味わいです。
結果的に白並みに冷やして頂きました。
味わいに若干雑な感じがあるのが残念ですが、稽古範囲で買えるピノ・ノワールとしては十分合格点です。
特に、「濃い赤はちょっと」ってなりがちな昨今、冷やして頂いても香りしっかりなこのワインは結構重宝すると思いますよ。
小瓶に残した100mlと翌々日再稽古。香りのボリュームはちょっと大人しくなったかも・・・気のせいかも。 味わいに軽い苦味がやっぱりあるにはあるんだけど、前回より気にならなくなったかも。そして前回より酸を感じます。 ってか、ワインの変化より自分の感じ方のバラツキの方が大きい気がします。
点数 | 80点 |
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リンク |
送料無料 鬼コスパワイン10本セット第25弾ミックス 赤 白 スパークリング 13,980円 Langhe Pinot Nero 2018 [Terre di Carlin] 2,750円 |
1ヵ月半ぶりに清酒を買いまして、久しぶりの飲み比べ。夏はなかなか清酒が捗りません。
写真左は5月に買った「風の森 露葉風807」。
まだ全然香りがヘタった感じはせず、華やかなメロンっぽい香りを感じます。
味わいも、甘さしっかりでいかにも清酒らしい感じ。
精米歩合が高い(80%)方が日持ちするんですかね?
写真右は昨日買った「天美 純米吟醸」。こちらも最近ツイッターで良く目にするので買ってみました。
色は若干緑がかったレモン色を感じます。香りは、風の森と比べるとやや穏やか。
味わいは、わずかに炭酸のチリチリ感があって酸味スッキリ。
強さはありませんが、スーッと入って来る感じが心地良いですね。
名称 | Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore "Terre di Sampaolo" 2016 ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ クラッシコ・スペリオーレ "テッレ・ディ・サンパオロ" 2016 |
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生産者 | Ottavio Piersanti オッタヴィオ・ピエルサンティ |
価格 | 1,800円 |
購入店 | ADDA WINE SHOP |
本日の夕食は、タコのカルパッチョ(by キユーピー)、天然ブリと養殖スズキの刺身、
プルコギのレタス包み、オクラの酢の物、レタスとトマトとオクラのサラダ。
ワインは、サイゼリヤのワインを輸入しているアダツアーズジャパンの白。
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ クラッシコ・スペリオーレ "テッレ・ディ・サンパオロ" 2016、
まるで寿限無のように長い名前ですな。
色はかなり濃いレモン色です。改めてヴィンテージを確認すると2016年、かなり熟成が感じられます。
香りはかなり立派に芳香系。沈丁花、金木犀、梔子、その手の花がパーッと香ります。
味わいは、酸味控えめで旨味タップリ。なんとなくマコンあたりの南部ブルゴーニュが熟成しました、って印象です。
ちょい熟成した白ワイン、という感じですね。
買値1,800円は結構お買い得だと思います。
サイゼリヤでこれが買えるかどうかはわかりませんが、この値段でリストされていれば絶対「買い!」です。
(一杯分残して水曜に稽古します)
今回も小瓶に100ml残した分と、3日後再稽古。
ちょっと熟成感のあるワインだったのでどうかなぁ、と思ったけど、全然平気です。
むしろ蜜香がより強くなって香りは開いたような。
赤ワインの前に1杯分白があるというシチュエーションも気分がアガります。
点数 | 77点 |
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今宵は胃を柔軟にしておく必要があるため、早めにウォーミングアップ。怪我があってはいけませんから。
キリンのハートランド、軽~い味わいはウォーミングアップに最適。そしてこのボトルが良いよね。
リターナブルなのでエコだし。
(ワインのボトルを捨てるのに薄っすら罪悪感がある層です)
その「胃を柔軟にしておくべきイベント」が、
飲み仲間に誘われて『ワイン持ち込みで焼肉を食べましょう』というやつです。
店は、神田駅南口を出てすぐのところにある焼肉グレートROOMというお店。
すっげーわかりやすい場所にあるのに迷う人がいるんですな。参加者は以下のメンバーです。
・TZKさん(幹事)
・mashi-comさん
・ゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)さん
・安ワイン道場師範
店内は基本的に個室になっているようです。
午後5時のスタートだったのですが、その5分前くらいに着いたら店員さんが誰も居ないのね。
でも店は開いてます。日本は平和だな。
5時過ぎには3人が到着して、グラスその他のセッティング。そうこうしているうちに遅れた1人が到着。
でもカッコいいお着物だったので全て許せてしまいます。
今回、ワインを頂くグラスは全てTZK氏に持参して頂きました。 4人×4種類で計16脚。それをキレイにパッキングして持参する技術も素晴らしい。 飲む前は「そこまでしなくても・・・」と思っていましたが、飲み始めたらそのメリットがわかります。 要するに『次を注ぐのでそのグラス飲んじゃってください』が発生しないのね。 自分のペースで、自分の判断でペアリングして飲める、これは全くストレスが無くて素晴らしいですよ。
名称 | Gamet "Caractéres" Extra Brut N.V. ガメ "キャラクテール" エクストラ・ブリュット N.V. |
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生産者 | EARL Gamet EARL ガメ |
価格 | (TZK氏から) |
購入店 |
一本目は、TZK氏に持参して頂いたシャンパーニュです。
この銘柄は結構道場でも稽古しております(直近ではココ)。
ラベルデザインは3種類あるようですが、この柄でコンプリートしました。
裏ラベルによれば、品種はピノ・ムニエ80%、ピノ・ノワール15%、シャルドネ5%。
ベース・ヴィンテージは2014年でデゴルジュマンは2019年7月、ドザージュは4g/Lだそうです。
色は、結構しっかりとした黄金色。やっぱり8年近く熟成されているとこういうこなれた色合いになるんですね。
香りはとても複雑で深い香りがします。焼リンゴ(mashi-comさん曰く「ジョナゴールド」)の香りにベッコウ飴、
全体に甘い香りが漂います。
でも、口に含むとさすがにExtra Brut、甘さはほとんど感じなくて酸味がしっかり旨味もたっぷり。
甘い香りに酸の効いた味わい、いかにも高級シャンパーニュです。
時間が経つと『藁の香りがする』なんて意見も出ていました。
この「時間が経つと」が重要ね。普通、乾杯のシャンパーニュって最初にキューっと飲み干しちゃうじゃないですか。
でも今回は専用のグラスがあるので時間をかけてゆっくり楽しめましたよ。
点数 | 83点 |
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というわけで乾杯!やっぱりシャンパーニュも大きめグラスが良いなぁ。道場でも買い足そうかなぁ。 そうそう人を呼ぶことも無いんだけど、なんだか揃えたくなっちゃうわけですよ。
料理は、最初に出して頂いたのがこちら。
・チョレギサラダ
・白菜キムチ
キムチは全く漬かっていなくて、生の白菜のキムチソース和えでした。
でもそれもまた良いというか、サラダ感覚でシャクシャク食べられます(主にもふもふさんが)
そしていきなりドーン!と来ましたよ、低温調理の和牛握りです。
ほぼ火が通ってない状態の霜降り肉、やっぱり美味いよねぇ。思わず「生きててヨカッタ」という声が漏れておりました。
写真撮り忘れていますが、この後にレバーが焼肉の最初に出されました。
名称 | Guidalberto 2019 グイダルベルト 2019 |
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生産者 | Tenuta San Guido テヌータ・サン・グイード |
価格 | (mashi-comさんから) |
購入店 |
赤は3種類。便宜上順番に書いておりますが、実際は3本ともほぼ同時に抜栓してグラスに注いでいます。
なので飲み比べし放題、ペアリングし放題です。
こちらのワインはmashi-comさんが持参されたイタリア産。
あの「サッシカイヤ」で有名なテヌータ・サン・グイードのお手軽バージョンです。
お手軽といっても結構なお値段しますからね。
そもそもこの会は、mashi-comさんがこのワインを買って
『しっかりした肉に合わせて飲みたい』ということで企画されたそうです。
今回、楽し過ぎてあまり自分のメモを取っていないので皆さんに感想を伺いました。
『開けたての果実味が良い』:mashi-comさん
『焼肉に合う』:TZKさん
『飲み干しちゃいました』:もふもふさん
師範コメント的には、抜栓当初は若いボルドーみたいでかなり固い感じでした。
でも時間が経つとこなれてきて良い感じになってきた印象がありましたよ。
やっぱり名門造り手の面目躍如というか、セカンドラベルなワインにもキッチリと「一流の雰囲気」を纏わせていますね。
今回の赤3本のうち、一番最初に空になったのがこのボトルでした。
点数 | 84点 |
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本日は飲んだワインの種類が少なめなので、料理の写真を大きめモリモリで参ります。
こちらが特選希少部位三種盛り、
左からえんがわ(ヒレの下の部分)、丸芯(首の下の部分)、杓子(みすじの下の部分)。
どれもたいそう美味しいです・・・っていうか、恥を忍んで正直申し上げますと、
それぞれに食感は異なりますが、味わいは同じな気がします。良く脂の乗った美味しいお肉、です。
まずはお店の方にお手本で焼いてもらいます。杓子は、片面7秒だけサッと焼くのが良いようです。 これがなかなか難しいのね。モタモタしているとすぐ火が通り過ぎちゃいます。 ただ焼いて食べるだけじゃ無くて、こういうエンターテイメント性も良いですね。
名称 | Montiano 2016 モンティアーノ 2016 |
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生産者 | Cotarella (Falesco) コタレッラ (ファレスコ) |
価格 | 2,750円 |
購入店 | カルディ ウィング高輪イースト店 |
師範が持参したのがこちらのワインです。
イタリアの名門「ファレスコ」が造るメルロー100%の赤ワイン。
2年半前にカルディのセールで2本買って、
1本目は買ってすぐに稽古しております。
その時は「いかんせん若い」なんて書いておりまして、2年半セラーで寝かせておりました。
買値は安ワインですが、きっと美味いはず!と確信を持って持参した次第です。
こちらも皆さんのコメントを頂きました。
『カラメルの甘味、肉の焦げに合う』:mashi-comさん
『ワインに合うのはコレ』:TZKさん・・・ってなんかメモるのミスった気がする
『やわらかくてこなれた感じ』:もふもふさん
師範コメント的にも、良い感じに熟成し始めていて、グイダルベルトみたいな威厳は感じないけれども、
人懐っこくて親しみやすいワインだったように思います。
やっぱりこのワインを寝かせたのは正解でした。そして焼肉に合わせたのも正解。
カルディって、時々こういうちょっと良いワインをお手頃価格でセールしたりするので、
ちょいちょいチェックしないといけませんな。
点数 | 86点 |
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どんどん肉が到着します。 次に出されたが厳選希少赤身肉とミスジのすき焼き。 これまた美味いのよ。厚みは薄いけど面積があるので、口いっぱいに頬張る感じで頂きます。 やっぱり夏は肉だわ。
次はミックスホルモン、レバーとシマチョウとセンマイだったと思います。
焼くのは他の3人にお任せして、師範は飲んで食べてメモしてばかり。どうもすみません。
この後、出汁で食べる厳選希少赤身肉ってのも頂いていますが、写真撮り忘れています。すみません。
名称 | Frog's Leap Napa Valley Zinfandel 2019 フロッグス・リープ ナパ・ヴァレー ジンファンデル 2019 |
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生産者 | Frog's Leap フロッグス・リープ |
価格 | (ゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)さんから) |
購入店 |
赤の3本目は、ゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)さんに持参して頂いた米国産のジンファンデル。
ってかアカウント名長いな。
別に彼女はジンファンデルがお好きというわけでも無いそうなのですが、
その目ヂカラの鋭いエキゾチックなご尊顔のため、
ピエモンテにお住いの悪友な方が『ジンファンデルのようだ』ということで名づけられたそうです
・・・ってかワインに関係ないですね、スミマセン。
さてこのワインも皆さんのコメントを。
『甘味はあるけど甘すぎない』:mashi-comさん
『他と比べると甘いけど飲みやすい』:もふもふさん
(TZKさんのコメントは取り忘れました)
ここで出ました「飲みやすい」という地雷ワード。
なんだか厳めしいワイン会だとNGワードだそうですよ。良いじゃん飲みやすいんだったら飲みやすいで、ねぇ。
師範の印象も皆さんのコメント通り、
一般的なジンファンデルと比較すると甘さ控えめでシュッとした感じなんでしょうけど、
この3本で比べるとやっぱり甘い、って感じでした。
でも、基本的に甘い味わいの焼肉のタレに合わせるのは良い選択だと思います。
点数 | 82点 |
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ご飯ものは、通常のコースに若干の課金をして雲丹シャトーブリアン丼。 なんというか、盆と正月が一緒に来たような贅沢な食べ物です。贅沢はステキです。 ありがとう!和牛農家さん&ウニ漁漁師さん!
TZK氏は、これに更に課金してイクラを乗せておられました。 盆と正月に加えてお彼岸も一緒に来てますよ。
更に〆の料理があって、横濱名物のニュータンタンメンと桜色のアイス。 お腹いっぱいになりました。ダイエット?なんでしたっけ?それ。
お会計は、持ち込み料なんかも含めて一人1万円強。
これだけ贅沢してそのお値段はお得に感じます・・・って師範は庶民階級なのに、最近金銭感覚がバブっているな。
でも良いんです、経済を廻していきましょう。
左写真が今回稽古したワインの集合写真。トータルで見て、焼肉に合うチョイスは皆さんさすがでしたよ。
一人1本くらいじゃね、飲み足りないんですよこの連中は。
ちなみにmashi-comさんは家でワイン1本飲んできたとのこと。
師範のビールくらいの話じゃないんですわ。
そこで向かったのが、御徒町のパルコヤの中にあるワインバル八十郎、こちらも持ち込みが出来るお店のようです。
TZK氏はそういう情報にめっぽう詳しいんですよ。
料理は何を注文したとかあまり覚えちゃいないわけですが、カメラに残った写真から想像して参ります。 多分、最初は前菜盛り合わせ的なものを注文しているようです。 ラタトゥイユとポテトサラダとキッシュ ・・・なんかデジャヴ―だなと思ったら、一昨日 もほぼ同じラインナップの料理を頂いています。
あと、ポテトフライね。粉チーズがたっぷり掛かっていて美味しゅうございました。 シャンパーニュとポテトフライ、合うんですよ・・・ということで↓のワインを。
名称 | Gosset Grande Réserve Brut N.V. ゴッセ グランド・レゼルヴ ブリュット N.V. |
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生産者 | Champagne Gosset シャンパーニュ・ゴッセ |
価格 | (TZK氏から) |
購入店 |
TZK氏は『予備のワインとして』こういうシャンパーニュを持参して頂いております。
ワイングラス12客にシャンパーニュ2本(実は他にも予備の予備でもう1本)、
どうやって運んでいるんだか。まるでドラえもんのポケットのようですよ。
そのワインがコチラ、皆さんご存じゴッセのグランド・レゼルヴ。
マロラクティック醗酵させないシャンパーニュの代表格ですね。
色は・・・覚えていません。
香りは、それほど熟成感は感じなくて、どちらかというとフレッシュな柑橘類や青いリンゴの香りだったような。
味わいは明確に覚えています。かな~り強めの酸が特徴的です。
とにかく酸、そういう味わいでした。
ゴッセって、どことなく女性的なボトルデザインなのに、中身はゴッツイ男性的な味わいなんですね。
酸味星人は好きだろうな、こういうの。師範は軟弱なので、もう少し甘さのあるシャンパーニュが好みだったりします。
点数 | 78点 |
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なんだかホワイトバランスが大きく狂っていますが、 左写真は多分浅草ベーコンとパレルモ唐辛子のアラビアータだと思います。 かなり強めの辛さがあったような気がします。 そしてその辛さが、シャンパーニュの酸味をより強調してくれて、口の中が酸っぱ辛くなった気がします。 要するに合いませんでした。
最後に注文したのが生ハムとアボカドのピザ、よく食べるなぁこの人たち。
そして追加のお飲み物のは生ビール、よく飲むなぁこの人たち。
もふもふさんはアイスも喰うてはりました。
そんな感じで、4人分トータルのお会計は11,000円強。
お手軽に持ち込みが出来て、ツマミもいろいろ、良いお店だと思います。
道場からはえらく遠いですけどね。
という感じの「焼肉で精を付けよう」会でした。またご一緒したいですね~!
名称 | Florence Sauvignon Blanc / Chardonnay 2020 フローレンス ソーヴィニョン・ブラン / シャルドネ 2020 |
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生産者 | Aaldering Estate アルダリン・エステート |
価格 | 1,401円 (単品価格:2,970円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
やっぱり酒が飲める週末は良いな・・・と言いつつ先週金曜も飲んでいたんですけどね。
昨日飲んでいないカテゴリーは、「しっかりした白」だったので、それが飲みたい気分。
選んだのは、「鬼コスパ10本セット」13,980円からの3本目で、南アフリカの白。
この銘柄の2018年とは昨年稽古済み。
まちがいなく「しっかりした白」と確信を持ってのチョイスです。
ちなみに本日の料理担当は師範で、メニューは手羽中の唐揚げ、ナスとインゲンの揚げびたし、余った唐揚げ粉でオニオンリング(風)。
揚げ物大好き一家です。天ぷら鍋には常に油が入っています。回転が速いので油ポットに移すことはありません。
色はかなり薄めのレモン色。あまり「しっかりした」という感じではありませんが、
アルコール度数14%で粘性もあるので、軽いワインでもなさそうです。
香りは、シャルドネが入っていることに気付かないくらいのソーヴィニョン・ブラン香。
パイナップルのような南方系のフルーツと、ハーブのような涼やかな雰囲気が香ります。
2018年産に感じたような樽の香ばしさは今回はありません。
味わいもとてもソーヴィニョン・ブラン的。シュッと締まった酸味にふくよかな旨味、そして後味にほんのり苦味。
存在感はありますが「しっかりした」という形容は似合いません・・・ってアレ?
「あれ?キミ髪切った?」って感じのサッパリ感。
2018年産とはかなり傾向が変わったようで、ソーヴィニョン・ブランが前面に出てきますし、樽香も感じられません。
美味しいワインではありますがちょっと予想と違ったなぁ。
同じワインを稽古された方、ぜひツイッターででも感想をお聞かせください。
(一杯分は小瓶に移して残しました)
小瓶に残した100mlと翌々日再稽古。 香りにパッション・フルーツが加わって、よりフルーティになったように感じます。 そしてやっぱり樽は感じ無いなぁ。まぁ別に樽無くても美味しいんですけどね。
畏れ多くも、 インポーターの社長である戸塚氏 にわざわざ調べて頂きました。結果
『2020VTでいうと
・ソーヴィニヨン・ブラン(79%):樽なし
・シャルドネ(21%):50%フレンチオーク(うち新樽比率50%)、50%ステンレスタンク。樽熟は平均8か月
⇒全体の10.5%に樽を使用
「このため『樽の効いたワイン』とは言い難く、樽のニュアンスを感じない人も中にはいます。
もう少し熟成すればシャルドネのニュアンスがよりはっきりしてくるかもしれないが、いまはまだあまり感じられない」
とのことです。
メーカーの見解です!』
とのことでした。全く樽を使っていないわけじゃないんですね、それを感じ取れない師範がお手数をお掛けしてでスミマセン!
点数 | 78点 |
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リンク |
送料無料 鬼コスパワイン10本セット第25弾ミックス 赤 白 スパークリング 13,980円 Florence Sauvignon Blanc / Chardonnay 2020 [Aaldering Estate] 2,970円 |
人間ドック当日朝の計量では、目標値-0.6kgの58.9kgを達成。昨年より0.2kg減です。 パチパチパチ。 これくらいになると、明らかに腰回りの脂肪が少なくなっていることを感じます。 でも多分、これ以上は減らないんだな。過去の経験上、ここが落しドコロです。
というのも、信憑性の薄いデータではありますが、体重60kgを切ったあたりから、平均した体脂肪率は傾向として減っていなんですね。 なのでこれ以上減量しても脂肪と同時に筋肉も落ちていくんで、体質改善という意味ではきっと逆効果です。 筋トレとかして、代謝を下げない努力をしつつ体重を落とすのがベストなんだろうけど、 面倒臭がりなんでつい有酸素運動だけで手っ取り早く体重を落としがち。 来年からはもう少しいい方法を考えます。
2ヵ月に及ぶ「身体データ捏造期間」の集大成、人間ドックを受けに武蔵小杉にある聖マリアンナ東横病院に来ております。 血液とかの検査結果は後日にならないとわかりませんが、体重は自宅計測値を下回る58.2kgでしたし、胃カメラも問題無し。 若干視力が落ちたのと血圧が高めだったの以外、当日わかる範囲では問題無しに思えました。
午前中に人間ドックは終了、さぁて喰うぞ飲むぞ!という気分の時には、居酒屋ランチに限ります。
ってか、いつもだったら「昼からワインが飲める店」を探すんだけど、今日はこのあとワインは飲めるので、
気分はガッツリビールです。
というわけで選んだのが、病院を出てすぐのところにある居酒屋 くろ兵衛というお店。
かなり年季が入ったビルの2階にあります。
こちらのお店、ランチの定食は20種類くらいあって、そのほとんどが税込み750円。 胸肉のヨダレ鶏定食800円が本日のお薦めのようでしたが、 もっと脂っこいものが食べたい気分だったので、師範の注文はとんかつ定食 750円。 ちゃんと厚みのあるロース肉で、もちろん揚げたて。ガッツリ食べたい気分を満たしてくれました。
そしてもちろんビールも頂きます。ありがたいことにこのお店のビールは大瓶、銘柄はキリンラガーでした。
ドン!っと置いて頂いたビールはワインで言えばラベル不良でしたが、お値段が大瓶で580円なら文句などありません。
133時間ぶりの沁み入るアルコールを堪能させて頂きました。
お会計は、定食とビールを合わせて1,330円。断酒した時間とピッタリでした。
やっぱり良いっすね、居酒屋のランチとビール。
ただ、一点お伝えしておくべきは、こちらのお店はランチ時間でも喫煙可のようです。
師範はあまり気にしないタイプですが、紫煙が嫌いな方は避けた方が良いかもです。
お腹も満たされたので、次はココロを満たしに行きます。
人間ドック明け、午後からヒマなんで昼からワインを飲みたいわけですが、
なかなか昼から開いているワインバーなんて無いよねぇ・・・と思ったらあるじゃないですか、
wine time GiOさんが(ツイッターのアカウント)。
前回の訪問はコチラ。
京王永山、道場からは遠いんですが武蔵小杉からはそれほど遠くないのもナイス!ということで、
あらかじめ予約して&同行者を募集して伺いました。
とはいえ「平日の昼間から飲みに付き合ってくれる人なんていないよねぇ」と思っていたら、
いるんですよこれが、ワインステーション+の助役マキさんと
駅長さんです。
そういえば駅長さんとは昨年の人間ドック明けもご一緒しております。
今回は自店の営業前に同行して頂きました。いつもお付き合い頂きありがとうございます。
店内はカウンターのみで8席くらいですが、席間は広くてゆったりしています。
入口脇の窓から外光も入るので、明るいうちからインスタ映えする写真が撮れますよ。
そして店内にはピッカピカのグラスがずらり。
なんとグラス洗いには専用の食洗器を使われているとのこと。でも曇りや傷は全く見えません。
ワインバーって、その仕事のかなりの部分をグラス洗いが占めている気がするのですが、
そこを機械化するのは極めて正しい判断だと思います。
名称 | Flaccianello "Della Pieve" 2018 フラッチャネッロ "デッラ・ピエヴェ" 2018 |
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生産者 | Fontodi フォントディ |
価格 | (サービス) |
購入店 | wine time GiO |
えーっと、いきなりですがこんなん飲んじゃいました。
店主のyutaroさんから『もう一杯分は取れないのでサービスします』ということで出して頂きました。
各方面で話題のフランチャネッロですよ。
5月の「安ワイン道場25周年番外編」でも2006年産と稽古していて、
その迫力にビックリした記憶も新しいところです。
ボトルの最後の部分だったので若干の澱があって濁りがありますが、
黒々とした外観からはしっかりとした酒質が感じられます。
サンジョヴェーゼって、一般にはもっと明るい色という印象がありますが、このワインはしっかり黒くて濃い色合いです。
そして香りが凄いんです。ベリーとバニラとスミレがバンバン!です。
開けて2週間くらい経つとのことですが、グラスにある少な目の液体からどうしてこんなに香りが立つの?
ってくらい香ります。
味わいは、丸~い甘味と酸味と旨味のまとまりの中に、渋味のコアが感じられます。
2018年、当然まだ若いんでしょうけど、抜栓後時間が経ったことが奏功してか、固いというほどでもなくてこなれています。
いや~、良い経験をさせて頂きました。
ツイッターで話題のフランチャネッロを、こんな短い期間に2006年と2018年を脳内比較できるなんて、
ワイン好き冥利に尽きます。己が「安ワイン道場師範」であることを忘れてしまいそうです。
自分一人で飲み干すのはあまりにもったいなく感じましたので、
後から登場した駅長さん&助役さんにもお裾分けさせて頂きました。
点数 | 87点 |
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名称 | Plozza Franciacorta Brut N.V. プロッツァ フランチャコルタ ブリュット N.V. |
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生産者 | Plozza プロッツァ |
価格 | 880円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
高ワインでガツン!と一発お見舞い頂いた後で、改めて泡から頂きます。
最初に出して頂いたのがこのフランチャコルタ。
ロンバルディア州で、赤でも有名な造り手さんらしいです。
品種は『シャルドネとピノ・ノワールが半分半分・・・違ったかも知れません』とのこと。
後で調べたらシャルドネ60%にピノ・ネロ40%、ほぼ正解ですね。
こちらのお店、結構なみなみと注いで頂けます。
色は薄めの黄金色で、若々しい感じの色合いです。泡立ちは「豪快」と言っていいほどコンコンと立ち昇ります。
香りは、やっぱりイタリアっぽいんだな。オレンジ、リンゴ、梨。
品種的にはシャンパーニュと違いは無いんだけど、
酵母が違うからかイタリアらしい人懐っこい雰囲気を感じます。
そしてシャンパーニュにある味噌みたいなイースト香はほぼ感じません。
味わいは、ブリュットだけどやや甘め。
酸はそれほど強くなく、初めての方でも美味しく感じられそうなバランスです。
熟成を至上とするシャンパーニュとは違うベクトルの美味しさですね。
まだ明るいうちから頂くスパークリングとしては、こういうバランスの方が合っているような気がしました。
点数 | 82点 |
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駅長さん&助役さんも到着して改めて乾杯。やっぱりワインは仲間と飲むと楽しいですね。一人で飲んでも美味しいけど。
名称 | Greco di Tufo "Cutizzi" 2021 グレコ・ディ・トゥーフォ "クティッツィ" 2021 |
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生産者 | Feudi di San Gregorio フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ |
価格 | 880円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
『次は何にしますか?』ということで、「軽めの白をお願いします」と注文、
それに対して出して頂いたのがコチラ、イタリアの向う脛、カンパーニャ州の白です。
造り手のフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ、なんか聞き覚えがあるなぁと思ったら、
ジャック・セロス絡みのスパークリング「ドゥブル」の造り手ですね(コレとか)
色は薄めのレモン色で、とりわけどうということはありません。
香りには明らかにパッションフルーツの雰囲気があります。爽やかでいかにも南イタリアって感じですねぇ、
南イタリアの風を感じますよ。南イタリアには行ったことありませんが。
味わいは、旨味しっかりで、海のそばを想わせる塩っぽい味わいもあります。
畑が海のそばかどうかは知りませんが。
爽やかで華やかで、夏に頂く白としてはとても好適、という印象を受けました。
海のイメージがあったのですが、後で調べたらこのDOCを名乗る畑の標高は300m~650mということで、全然海のそばでは無さそうです。
点数 | 81点 |
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料理もちょっとだけ頂いております。こちらは生ハムとチーズの乗ったグリーンサラダ。 生ハムはスライサーで切りたてです。そして野菜にかかったドレッシングがめっぽう美味いのね。 きっと良いオリーブオイルが使われているんだろうな、と思いました。
名称 | Blauburgunder Riserva 2017 ブラウブルグンダー リゼルヴァ 2017 |
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生産者 | Castel Juval カステル・ジュヴァル |
価格 | 1,210円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
さてそろそろ赤に行きますか、ということで
「赤は2杯は頂くと思いますので、まずは軽めのものからお願いします」と注文しました。
そこで出して頂いたのがこちら、"Blauburgunder"なんて書いてあるのでドイツ語圏の国のものかと思いましたが、
実際はトレンティーノ・アルト・アディジェ、イタリア最北端のワインです。
ブラウブルグンダーはピノ・ノワール(ピノ・ネロ)のオーストリアでの名前のようですね。
色は薄めの赤紫色で、わずかにレンガ色がかった雰囲気を感じます。
香りはいかにもピノ・ノワール、それも結構樽を利かせた高級品の香り。
プラムのようなトーンの高い香りに、どことなく野菜や土のようなアーシーな雰囲気があります。
味わいもピノ・ノワールらしく、甘酸っぱさがいっぱい。ほんのり苦味もありますが、
ネガティブではなくアクセントといった感じです。
いやー、良いっすよ、コレ。美味しいピノ・ノワールの要素をしっかり持っています。
昨今のブルゴーニュは目も当てられないほど価格高騰していますが、
ちょっぴり自然派風の雰囲気も含めて、ブルゴーニュのオルタナティブとしてもアリな感じがします。
点数 | 84点 |
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こちらが水牛モッツァレラとセミドライトマト、お値段520円(二皿分を3人に分けて頂きました)。 もうね、見目麗しいでしょ。このお店の料理、味わいもさることながら見た目がキレイです。 そしてお皿の使い方が上手。良い感じに入る外光と合わせてとても美味しそうに見えますよ。
名称 | Roggio del Filare 2017 ロッジョ・デル・フィラーレ 2017 |
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生産者 | Velenosi ヴェレノージ |
価格 | 1,210円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
濃い方の赤がこちら。イタリアのふくらはぎ、マルケ州の赤です。
品種はサンジョヴェーゼとモンテプルチアーノ、物凄く重いボトルに入れられていて、
ワイン漫画でも賞賛された銘柄らしいです。
今回、かなりのワインは新しいものを開けて頂いています。
なんだか申し訳ないですけど嬉しいですね。
色はとても濃くてほぼ黒に近い感じです。
いかにも南イタリアらしい色合いですよ・・・と言ってもマルケ州ってそんなに南じゃないですけどね。
香りは、開けたてということもあってか、注いですぐは閉じた感じでした。
黒っぽいベリーの香りに加えて、どことなく生肉のような雰囲気を感じます。
イタリアのワインって、そういう動物的な香りを感じることがありますね。
味わいは、噛めるほどの、というと大げさですが、とてもしっかりした重さがあります。
なるほどこれはウケるわ、って感じです。
このワイン、実際は開けて数日経ったくらいが飲み頃かも知れません。
ボトルの重さを裏切らない、しっかりと重い赤でした。
ただこのボトル、地球にやさしくはないですよね。
点数 | 80点 |
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左写真がチーズアソート、少な目に盛って頂きました(500円)。手前から時計回りに、
・ピアチェンティーヌ エンネーゼ:
サフランで色付けされたシチリア原産羊乳製セミハードチーズ。
・グランマーゾ:
師範にはパルミジャーノ・レジャーノとの違いがわかりません。
・エポワス:
ウオッシュチーズは赤より白の方が合うような気がします。
店主は元チーズ関係の職場で働いていたそうで、いろんなチーズが楽しめますよ。
名称 | Sogno Mio Rosso 2020 ソーニョ・ミオ ロッソ 2020 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 400円×2 (Glass:通常の6割程度の量での提供) |
購入店 | wine time GiO |
もう少しだけ飲みたいな、ということで出して頂いたのがこちら、トスカーナの赤です。
それを、2週間前に開けたものと開けたてのものを飲み比べさせて頂きました。
面白いっすよね~、そういう企画。
以前、お寿司屋さんで切りたてのヒラメと熟成ヒラメの食べ比べをしたことがありますが、
それと似た楽しさがありますよ。
色は共通で、どちらも中くらいの濃さの紫色です。ところが香りと味わいは全く違います。
2週前抜栓:ドライプルーンのような甘くて乾いた香り、こなれた味わい
抜栓したて:フレッシュなプルーンのように酸を感じる香り、若々しい味わい
どちらもボトルで1,000円ちょっととは思えない、しっかりした香りと味わいのワインでした。
いやー面白いな。開けたてと2週間前とでは正直言って「別物のワイン」という感じでしたよ。
ただ、じゃぁ2週間前のはダメかと言われると、師範的にはそちらの方が好印象だったりしました。
いつも開けたその日に飲み干しちゃう安ワイン道場、ちょっとやりかたを考え直した方が良いかも知れません。
駅長からは『毎回1杯分だけ残せば良い』と言われましたので、それやってみますかね?
点数 | 77点 |
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こんな感じでの飲み比べ、ワインバーだから出来る楽しさです。
結局、午後1時半くらいから午後4時過ぎまで滞在して、お会計はちょうど6,000円でした。
昼間っからワインをいろいろ飲んで、美味しいおつまみを食べて、至福のひと時でしたよ。
当初はこのお店だけで帰る予定だったのですが、同行した駅長さんと助役さんが経営するお店
ワインステーション+に、どうやら会いたい方が今日お見えになる、という情報をゲットしてしまいました。
それじゃぁ仕方がない、ということで結局一緒にご出勤です。
開店と同時に入店、というか入店と同時に開店、ですね。
広い店内を師範が独り占めです。
名称 | Crémant d'Alsace Brut Nature N.V. クレマン・ダルザス ブリュット・ナチュール N.V. |
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生産者 | Marc Tempé マルク・テンペ |
価格 | 900円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
何も注文する前から出して頂いたのがこちらのクレマン・ダルザス、造り手はマルク・テンペです。
このワインは、昨年も人間ドック明けに稽古していますね。
2月に千葉のピエモンテを訪問した際にも稽古しています。
なんだかご縁のあるスパークリングです。
外観は、結構濃いめの黄色で、泡立ちはやや弱め。
当日抜栓ではないので仕方ないところですが、泡の木目は細かい感じでナイスです。
香りは、若いリンゴと緑色の柑橘類を想わせるスッキリした雰囲気。
味わいは、酸味があって軽い苦味を伴うキュッと締まった感じです。
GiOさんで頂いたフランチャコルタとは別方向のベクトルに思えますが、
これはこれで美味しいスパークリングですよ。
やっぱり夏はスパークリングですねぇ。特に明るい時間だと泡が映えます。もちろん遅い時間でも映えますけどね。
点数 | 78点 |
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というわけで、駅長さん&助役さんと乾杯。この後しばらくは店内を師範が独り占めする状態が続きました。 やっぱり夏になるとワインを飲みに来るお客さんは減るそうです。 年中飲んでいる師範にはちょっと理解できません。 みんな飲みに行こうぜワイン!感染拡大に気を付けながら、ね。
名称 | Ratzenberger Bacharacher Riesling Brut 2015 ラッツェンベルガー バッハラッハー リースリング ブリュット 2015 |
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生産者 | Weingut Ratzenberger ヴァイングート・ラッツェンベルガー |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
2杯目もスパークリングを頂きました。別に師範が注文したわけではありませんけど、
『リースリングの泡って珍しいでしょ?飲んでみて下さいよ』と駅長に薦められるままに出された次第です。
でも、こういう所ではお店の方に従って吉なんだよな。新しい発見がありますから。
な~んて言っておいてですね、それがあんまり覚えていないんですよ。
なので過去の自分に頼ってしまうわけですが、この銘柄は5年前にも稽古しています。
その時の記載を頼りに記憶を呼び戻すと、たしかにリースリングらしい灯油っぽい香りがあったような気がします。
そして味わいは甘からず酸っぱからず、中庸だったような・・・スミマセンやっぱりあまり覚えて無いんです。
ま、細かいことは置いといて、同じスパークリングでもいろいろ飲んでみるとそれぞれ違うんだなぁ、ということはわかります。
「みんな違ってみんな良い」ですね~(点数を付けたりしていることには目を瞑ってください)
点数 | (76点) |
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お料理担当の助役さんとはいっしょにGiOに飲みに行ったはずなのに、ちゃんと料理も出て来ます。
さすがです!
前菜盛り合わせ、1,200円の内容は下記です(写真左から時計回りに)。
・ピンクのポテサラ:彩りがキレイですね
・カポナータ:未だにラタトゥイユとカポナータの違いが分かりません
・茄子のキッシュ:コレ、美味しかったのでお薦めです!
ちゃんと全体にフォーカスが合うように撮れば良いのに・・・って酔っぱらいですからね、ご容赦下さい。
名称 | Alfred Gratien Brut N.V. アルフレッド・グラシアン ブリュット N.V. |
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生産者 | Alfred Gratien アルフレッド・グラシアン |
価格 | 700円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
本日4種類目、ワイステさんで3種類目のスパークリングは、出ました本家!のシャンパーニュです。
造り手のアルフレッド・グラシアンは、道場開設当初に近所のワインショップ「ゴトー酒店」で良く買っていました。
当時、ゴトー酒店専用の"Cuvée de Reserve pour GOTO Liquor"があったんですね。
そういうことまで駅長はご存じだったので、相当昔からの読者な方だと拝見しました。
で、やっぱりアレですよ、シャンパーニュは酸ですよ。
他とは明らかに違う酸味の強さと、それを支える複雑さがあります。
美味い不味いは人それぞれですが、やっぱりシャンパーニュには他と違う存在感というか、
シャンパーニュにしかないシャンパーニュらしさがありますね。
・・・などと、判ったような判らんようなことを書いているのは、
お察しの通りあまり覚えていないからであります。
覚えているのは「やっぱりシャンパーニュは酸だよねぇ」ってことくらい。
でも良いんです。美味しかったから。
ちなみにレシートには「グラスワイン フリー 200円」と書かれています。
多分駅長も酔っぱらってたんだと思います。
点数 | (82点) |
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左写真は、助役さん謹製の焼売です。多分食べたんでしょうね。
レシートには「チャージ200円」とありますので、たぶんそれです。
6時くらいからだったかな、
お会いしたかったあいさんが
獄門島狂子さんと一緒に登場。いやー、来た甲斐がありました。
楽しくいろいろとお話させて頂いたようですが、惜しむらくはほとんど覚えていません(呆)
名称 | Cape Nouveau White 2022 ケープ・ヌーヴォー 2022 |
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生産者 | KWV KWV |
価格 | 200円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
最後に頂いたのがコチラ、南アフリカの新酒「ケープ・ヌーヴォー」で、道場初の2022ヴィンテージです。
そういえば、この秋ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーはとんでもない価格になる旨、
サントリーからアナウンスされていましたな。
だったら南アフリカのヌーヴォーを飲めば良いじゃない。
っていうか、日本人なら山梨ヌーヴォーをもっと広めましょうよ。
新酒の甲州やマスカット・ベーリーA、軽いけど美味しいですから。
閑話休題、このワインのことを書きます。
色はほぼ無色に近いくらい淡い色合いだったように思います。
香りはめっちゃ芳香系、思わず「これ、品種はミュスカですね」などと知ったかぶりしましたが、
実際はシュナン・ブランとのこと。師範面目丸ツブレ。
味わいは、もちろん軽くて軽快でライトな味わい・・・って同じことしか言ってませんね。
正常な判断力をとうに失っている状態ではありましたが、
香り豊かで味わいスッキリで、美味しく感じたと思いますよ。
4,000円以上も出してアレ買うくらいだったら絶対コレです。
200円のワインはコチラでした・・・ってかサイゼかよ!
点数 | (77点) |
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そんな感じの、「人間ドック明け一人打ち上げ」のつもりが、仲間と共に過ごした二次会でした。 お会計は4,200円、とてもリーズナブルに楽しめました。 次は23日の「安泡ワイン対決」ですね。よろしくお願いします!
毎週火曜は「ディスクロージング・ダイエット」の進捗報告日。
定例のご報告は本日が最後になります(人間ドックでの測定値は別途お伝えします)
ぎりぎりではありますが、ここ4日間は目標の59.5kgを越えていないので、目標達成と言って良いでしょう。
ディスクロージング・ダイエット、やっぱり効果があります。
・達成可能な目標を定めて
・世界に向かって「やります」宣言
・毎日データを測定してグラフを作成して
・定期的に進捗状況を公開(ディスクローズ)
これで必ずダイエットは成功します。
7月2日~6日の5日間、人間ドック前の「身体データ捏造」期間として断酒します。
その間はビールテイスト飲料道場2022を開催して、更新の無いヒマを潰しております。
ワインにはほぼ関係ないページではありますが、道場の更新が無いと心配になる御仁は是非ご覧ください。
ビールテイスト飲料道場2022
本日は、5月にお寿司屋さんに行ったメンバーに、新たに2人の飲み仲間を加えて、 青山にあるW AOYAMA -The Cellar & Grill-へ。 横浜では時々伺う(先月も)W YOKOHAMA -The Wine Hall-の系列店で、 標準小売価格で並んだワインからチョイスして抜栓料を支払って頂く、というシステムも同じなようです (抜栓料は900円でYOKOHAMAとは異なります)。 今回は揃いも揃って「重度のワイン好き」、ワイン選択に時間が掛かりそうなことは事前に予想されておりました。
その「重度のワイン好き」は下記の皆さんです。
・No.5さん(幹事)
・とりゅふさん
・ワインチャンさん
・中塚 龍雄さん
・ヒマワインさん
・安ワイン道場師範
名称 | Schramsberg Blanc de Blancs Brut Vintage 2018 シュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン ブリュット ヴィンテージ 2018 |
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生産者 | Shramsberg Vineyards シュラムスバーグ・ヴィンヤーズ |
価格 | 5,830円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
前述のように、ワイン選びを全員でやっていたら時間が掛かってしょうがないことが予想されましたので、
「1本目の泡は2人揃った時点で勝手に決めましょう」ということにしておりました。
最初にお店に到着したのは、一番自宅が遠いから余裕を見る必要がある師範で、2番目が中塚さん。
この二人で選ぶのもアレなのでそれぞれがセラーを視察した後、
程なく到着したNo.5さんと中塚さんが選んで来られたのがカリフォルニアのスパークリング。
師範の視察段階では「オーストリアの泡ね」と思っていましたが、米国産だったんですね。
最後に到着したヒマワインさん(移転前の場所に行っちゃったそう)で全員揃って乾杯。
シャルドネ100%ということで色はかなり薄め。泡立ちはシャンパーニュ並みにしっかりです。
香りは、ヴィンテージが2018年と若いこともあってか、
フレッシュなリンゴのフルーツ香とグレープフルーツのような柑橘香が主体で、熟成香はほとんど感じません。
味わいは結構濃い感じ。細かい泡もあってジックリ飲めそうです(サックリ飲んじゃいましたが)。
シャンパーニュとは違うけど、美味しいスパークリングではあります。
やっぱりこれくらいの価格帯になると泡は外さないよねぇ。そしてカリフォルニアのスパークリングも安心感があるので、
ダブルで「間違いない」選択だと思います。
点数 | 79点 |
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そして乾杯!。ちなみに入店時点でこのスパークリング用のグラスがセットされていたので、 このお店で最初に泡はほぼデフォルトなんでしょう。 更にちなみに、「W YOKOHAMA」では脚付きのグラスにすると追加料金が発生しますが、このお店はデフォルトが脚付き、 ワインに合わせたグラスで提供されます。
料理は、主に中塚さんとワインチャンさんととりゅふさんに選んで頂きました。 最初に到着したのがビーフタルタル 1,500円×2です。 粗く叩いた牛肉に、ポテトチップスが乗せられていて、食感も楽しい一皿です。
名称 | Contrada Salvarenza Vecchie Vigne 2019 コントラーダ・サルヴァレンツァ ヴェッキエ・ヴィーニェ 2019 |
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生産者 | Gini ジーニ |
価格 | 5,280円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
今回女性3名男性3名なので、組み分けアプリを使って2人ずつペアになって、
それぞれのペアでワインを選んでくることにしました。
最初のペアに選ばれたのがとりゅふさんと師範。また泡にするか、軽めの白にするか、というフェーズですね。
さてこちらのお店のセラーですが、種類としては200種類以上あるそうです。
お値段は一番安くて4,000円台くらい、半分以上は5桁円なので、「W YOKOHAMA」よりも高価格帯の設定ですね。
5,000円前後を狙いたい庶民派のメンバーですので、選べる範囲はかなり絞られます。
とりゅふさんから『師範が何本か候補を選んでください』と言われたので、
選択肢にしたのはクラウディ・ベイのソーヴィニョン・ブラン、A&Pヴィレーヌのブーズロン、あまりなじみのないロワール産、
そしてこのジーニのソアヴェの高級版。
最終的には「飲んだことある人が少なそう」ということでこのワインに決定しました。
グラスに注いで頂いて「そういえば軽めの白にするんだった」とプチ反省、というのも色がかなり濃いのよ。
レモン色に若干の黄金色っぽい雰囲気があります。
香りはとてもアロマティック。パイナップルやパッションフルーツのような、南方系の果物の香りがあります。
口に含むと、酸味も甘味もしっかりで、とても濃い味わいです。
ソアヴェの三羽烏ジーニの高級品らしい、しっかりした味わいの白です。
料理との相性で言えば、↓のシーフード・プラッターより↑の牛肉のタルタルの方が合う感じでしたよ。
点数 | 82点 |
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こちらのお店のスペシャリテらしいのが、シーフードプラッター 1,800円。6人分注文して写真は3人分です。
牡蠣にヨーグルトソースとディル、烏賊とゴマ油、ホタテとセロリとパッションフルーツ、
鰹とレッドオニオン、トマトとグレープフルーツ・・・
まるでアドリア海のリゾートホテルのレストラン、もう「味わいの玉手箱」ですよ。
みんなで『なにコレ美味い!』とワイワイ食べておりました。
(師範は生牡蠣アレルギーがあるんですが、これは半生くらいだったので大丈夫でした)
名称 | Sancerre Rosé 2020 サンセール ロゼ 2020 |
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生産者 | Comte Lafond コント・ラフォン |
価格 | 5,280円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
次のワイン選び担当は、ワインチャンさんと中塚さん。
他のメンバーも、ワイン選びに行った二人がいったいどういうワインを見ているのか偵察に行ったり、
とてもゲーム性があって楽しいんですよ。まだシーフードプラッターがあったので、
多分白を選んでくるんだろうなぁ、と想像しておったわけですが・・・
結果、二人が選んだのはロワールのロゼでした。
ロゼは盲点だったなぁ。こういう時にロゼが視野に入らないあたりが師範はまだまだ修行が足りませんな。
造り手の名前はコント・ラフォンですが、超有名なブルゴーニュのあの方とは別です(綴りも違います)
色は、とてもきれいな薄オレンジ色です。
香りは、鼻で嗅ぐ分にはそれほど強さは無くて、そんじょそこらのロゼと変わらない感じでした。
ところがどっこい味わいが素晴らしいのよ。しっかりとした旨味の濃さと、バランスの良い甘味と酸味、
それにピノ・ノワール由来と思われるベリー感。こりゃ美味いわ。
師範はやっぱりどこかロゼを信用していないというか、
どうせ「スッキリ軽口ですねぇ」止まりだろうと思っているフシがあります。
こういう立派に美味しいロゼに出会うと、その考えを刷新せざるを得ませんな。
点数 | 85点 |
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こちらの料理がヤリイカのフリット 1,200円×2。 これもカリっと揚がっていて美味しゅうございました。 やっぱり揚げ物は美味いですね。タルタルソースなんか付けると、ダイエット期間中であることを忘れます。 良いんだよ今日はチートデイだよ。
名称 | Himmel auf Erden 2016 ヒンメル・アウフ・エルデン 2016 |
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生産者 | Christian Tschida クリスチャン・チダ |
価格 | 5,280円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
3チームめのワイン選び担当は、No.5さんとヒマワインさん。
この二人がね、ワインを選びに行ったっきり全然帰って来ないのよ。
偵察に行ったら、お店の方にしっかりとワインの説明を求めて、じっくり考えている模様。
真面目ですなぁ。ワイン歴が長くなると、こういう真面目さが無くなってイケマセン。
そんな長考の末に選ばれたのがこちらのワイン。
スラっと細長いボトルに入れられた、オーストリア産の赤です。
品種はツヴァイゲルトが80%にカベルネ・ソーヴィニョンが20%とのこと。
珍しい組み合わせですね。
色は、ツヴァイゲルト主体らしい黒みを感じる紫色。
香りは、ツンっと鋭さのあるベリーの香りに、
いかにも自然派らしい、というかマセラシオン・カルボニックらしい温泉っぽい香りがあります。
温泉止まりで、無人駅のトイレまでには至ってなくて、個人的にはホッとしました。
味わいは、まるで梅干しみたく酸味がしっかりしています。
でも、この酸っぱさが良いんだな。なんだか身体にスーッと沁みていく感じです。
いわゆる「自然派すっぱワイン」です・・・って、「いわゆる」なんて書いてますがあまり一般化はしていないと思います。
ポジティブな意味での「自然派すっぱワイン」、広めていきましょう。
点数 | 78点 |
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こちらのお店、店名にも「The Cellar & Grill」とあるように、ワインセラーとグリル料理がウリなようです。 そこで注文して頂いたのがグリルキャロット ハニービネガーとストラチャテッラ 1,300円。 『「ストラチャテッラ」って何なのよ?』って盛り上がっておりました。 調べたら、「イタリア風かきたまスープ」らしいですな。 なんだかスチャラカチャンみたいで面白い語感です。
名称 | Bourgogne Hautes Côtes de Nuits "Louis Auguste" 2019 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ "ルイ・オーギュスト" 2019 |
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生産者 | David Duband ダヴィド・デュバン |
価格 | 4,950円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
ワイン選びも2週目、また組み分けアプリでチームを組み直して、最初のワイン選びはNo.5さんと師範。
『まだ赤ワインを2本くらいは飲むでしょうねぇ』『だとするとまずは軽めの赤を選びますかねぇ』などと相談しつつ、
棚を眺めていると、やっぱりブルゴーニュあたりで視線が止まるわけです。
5,000円前後のブルゴーニュは3種類ほどあったわけですが、その中でも一番信頼がおける造り手、
ダヴィド・デュバンのこれをチョイスしました。ほぼ師範の一存で決めちゃってスミマセン>No.5さん。
色は、結構しっかりとした赤紫色。昔のACブルゴーニュとかオート・コートとかは色が薄いと認識していましたが、
昨今はそうでもないみたいですね。
香りも、色の印象通り非常にちゃんとしたブルゴーニュの香りです。
プラムっぽいトーンの高い果実の香りに、比較的強めの樽香が甘香ばしく、とても高級感があります。
味わいも、甘味と酸味と渋味のバランスが良くて、「若いブルゴーニュの美味しさ」を全身に湛えています。
たいへん手前味噌炸裂ですが、このチョイスは正解だったな。
およそこのクラスとは思えない充実した香りと味わいのブルゴーニュです。
ちなみにこの造り手のこの銘柄とは、
2000年、
2008年、
2018年と稽古していて、徐々に美味しくなってきています。
造り手が腕を上げてきているのと、地球温暖化により標高の高い畑のメリットが出て来ているものと想像されます。
点数 | 86点 |
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グリル料理がウリなのであれば、もちろんこちらはいくべきでしょう。
ビーフ ハンギングテンダーのグリル チミチュリソース 3,200円。
こちらも『「チミチュリソース」って何なのよ?』と盛り上がっておりました。箸が転がっても可笑しいお年頃です。
そして今回もやらかしてしまいました。女性3人ともカラフルな爪だったので「可愛いネイルですね」と褒めたら、
また『タイミングが良くない!』と叱責を喰らう羽目に。
「では最初に言えばよろしかったんでしょうか?」と平身低頭お尋ねしたら、それもダメ!と。
直接ネイルを褒めるのではなく、『爪の形がキレイですね』と、
ネイルのことはちゃんと見ているよ、と間接的に伝えるのが良いようです。
そしてメモには「爪こそテロワール」と金言めいた言葉が書かれているのですが、
どういう文脈での発言だったか忘れました。
名称 | Clos du Val Cabernet Sauvignon Napa Valley 2018 クロ・デュ・ヴァル カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー 2018 |
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生産者 | Clos du Val Wine クロ・デュ・ヴァル・ワイン |
価格 | 6,930円 (お店価格) |
購入店 | W Aoyama -The Cellar & Grill- |
次のワイン選び担当はとりゅふさんと中塚さん。
今回のメンバーの中では、一番安心できるワインを選んできそうな二人です。
この局面ですから、間違いなく濃い赤を選んでくるだろうと予想しておりました。
そしてその予想は正解、お二人が選んできたのはカリフォルニアの名手「クロ・デュ・ヴァル」のカベルネ・ソーヴィニョン。
この造り手のワインは、8年くらい前にシャルドネと稽古しております。でもそれだけ。
よく見るラベルなので、もっと頻繁に稽古しているものと思っておりました。
例によってこれくらいメートルが上がってきますと、メモも記憶もいい加減になっておりまして、
その様子をお伝えします。そのメモによれば「色しっかり」だそうです。
香りは「〇△□ カベルネ」らしいです。〇△□は文字が判別できません。
味わいは「甘くてやわらかい▲くて、ほんのり●味」だそうです。肝心の▲●が読めないので、メモが用を為しません。
とはいえ美味しいカリ・カベだったことは間違いありません。
「私は多分オーパス・ワンもこのワインも見分けがつきませんよ」などと話していましたから。
お値段は今回のワインたちの中では最高額の6,930円、でも抜栓料を加えても8,000円以下ですから、
お店で頂くお値段としては安いですよね。
点数 | 83点 |
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今回のメンバーで男子3人はいずれもブログ等に記録を残します。
なので同じ会を別の視点で書くわけですが『安ワイン道場は「主音声」、
ヒマだしワインのむ。は「副音声」』などと言われてました。
今後も礼儀正しく情報がお伝えできるよう心掛けます。「おもしろ」はヒマさんにお任せします!
そんな感じで、ワイン選びの楽しさを満喫したワイン会、お会計はトータルで6万円弱でした。
価格表記が全て税込みでサービス料も掛からないため、食べたり飲んだりした内容を考えればかなりお得な感じがありますよ。
お店を出たのが午後10時ごろ。皆さんワインが好きですから、もう少し飲みたいわけですよ。
そこで、とりゅふさんに連れて行って頂いたのがWine Living Signatureというワインバー。
表参道の交差点に建つビルの4階にあります。
ドアを開けると、"Wine Living"という名前の通りソファーがあってくつろぐことが出来る感じの空間が広がります。
店内には師範らと同じワイン好きという人種(ちょっとハイソ寄り)でいっぱいでした。
名称 | Champagne Napoléon "Cuvée Tradition" Brut N.V. シャンパーニュ・ナポレオン "キュヴェ・トラディスィオン" ブリュット N.V. |
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生産者 | CH. & A. Prieur セーアッシュ&アー・プリュール |
価格 | (12,000円くらい:お店価格) |
購入店 | Wine Living Signature |
どういう経緯だったか良くは覚えていませんが、1本目はシャンパーニュが選ばれたようです。
ラベルには"Napoléon"なんて書かれているので、
「ナポレオンってブランデーじゃ無いの?」なんて思いましたが、口に出すと恥ずかしいので黙ってました
・・・ような気がします。
少なくともこれまで稽古したことのない、見たこともない銘柄でした。
そしてやっぱりシャンパーニュは美味しいわけですよ。もうこれは間違いない。
シャンパーニュはシャンパーニュと名前が付くだけで美味しいし、
10,000円以上しても納得の「ハレ感」があります・・・などと、
香りや味わいのことには全く触れていない理由は察して下さい。
この値段のワイン、一人だとなかなか注文することが出来ないわけですが、
仲間がいると容易にそのハードルを飛び越えることができます。
人生は楽しむためにありますよ。その名脇役がシャンパーニュです。
点数 | 81点 |
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というわけで乾杯。ピントがローソクに合っているのがオシャレですね・・・なんて、 もうボケボケ写真しか取れないくらいハッピーおじさんになっておりました。
名称 | Chateau Brillette 2002 シャトー・ブリエット 2002 |
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生産者 | Ch. Brillette シャトー・ブリエット |
価格 | (8,000円くらい:お店価格) |
購入店 | Wine Living Signature |
そしてもう一本、6人で8本目です。
お店の方に提案して頂いた赤の中で、確か一番安くて一番ヴィンテージが古いものがこれだったと思います。
今から20年前、2002年産のボルドーです。
こういう古酒って、適当に買うとスッカスカだったりするわけですが、ワインバーで出されているのであれば安心です。
リコルクはされていなかったようで、大変苦労して抜栓して頂きました。
このワインに関しては意外と覚えているですよ。
色は、もちろんレンガ色っぽくはなっていますが、まだまだ若さが感じられる紫色でした。
香りは、熟成ボルドーらしいドライプルーンと煮豆の香りがしっかりあります。
味わいも、渋味の角がとれてとてもスムーズでしたよ。
上手に熟成したボルドーでしたね。このワインを選んで正解でした。大変美味しかったのですが、
終電の時間が迫っていたので、グラスに注ぎ足して頂こうのするのを「もう結構です」と断ったの、
産まれて初めてかも知れません。
点数 | 83点 |
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こちらのお店、グラスワインも充実しているようです。
お知り合いのKOZEさんが以前ブラインドを
挑んでおられました。
そういうお願いも出来るようです。
そんな感じで、断酒前最後のワイン三昧でした。
田舎住まいの師範は早めに退散しましたが、いやー楽しかったですね。またやりましょう>皆様。
次は「W YOKOHAMA」をお薦めします。もっと安いレンジの種類が多くて楽しめますよ。