7月になって今年も半年を過ぎました。今年の梅雨入りはかなり遅かったみたいですが、いつ明けるのかな?
ちなみに8月上旬には家族で北海道に行く予定です。お天気だと良いなぁ。
さて例年通りの7月前半、人間ドック前は安ワイン道場のいつもの稽古はお休みして、
「ビールテイスト飲料道場」を臨時開催しております。
要するに断酒期間ですね。
その主たる目的は「肝臓の数値を見かけ上改善して人間ドック後に気持ちよく飲めるようにするため」です。
あと、ディスクロージング・ダイエットもそうなのですが、「自分の身体は自分の意志でなんとかなる」ことを確認したいんですね。
年齢が上がるとなかなか「なんとかなる」のも難しくなってきておりますが。
いずれにせよ、7月10日以降は通常の安ワイン道場に戻りますので、それまではノンアルとの稽古をお楽しみください。
本日は、安ワイン道場師範(の中の人)の生誕記念日。還暦の一歩手前まで生き永らえて来ましたよ。
そんな日の食前酒は、師範の誕生日を覚えていてくれたほくとさんから、
先日の人間ドック打ち上げの際に頂いた、箕面ビール バレルエイジド インペリアルスタウト
というクラフトビール。
これがただの地ビールじゃないんですよ。イチローズ・モルトのウィスキー樽で1年間低温熟成されているそうで、
アルコール度数が9.5%もあってスパークリング・ワイン並みですよ。
いつもビールはキューッと飲んじゃうのですが、さすがにこれはワイン同様にチビチビ頂きました。
色はほぼ黒です。泡は多くはありませんが、泡持ちはとても良くていつまでも褐色の輪っかが液面に存在します。
香りはとても香ばしく、というか一般的な「香ばしい」を通り越してまるで醤油、それも炭火にかけた醤油みたいな強烈な香ばしさです。
味わいは、とても苦くてクリーミーです。エスプレッソにカカオ95%のチョコを合わせたみたいな力強い味わいです。
黒ビールのエキスを煮詰めたみたいな香味で、猛烈に苦くて濃くて飲み応えがあります。
飲み応えあり過ぎて、ビールじゃないみたい。こりゃ飲み手を選びますな。
貴重な体験をありがとうございました!>ほくとさん
名称 | Spätburgunder "S" 2019 シュペートブルグンダー "S" 2019 |
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生産者 | Bernhard Koch ベルンハルト・コッホ |
価格 | 3,102円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日の夕食は、師範の誕生日なので師範代が腕を振るってくれて、低温調理した牛タン、海老とトマトとブロッコリーのサラダ、ラザニエッテ。
ほかには子供たちが買ってきてくれたバゲットいろいろ、半額チーズいろいろ、横浜水信の高い黄桃。父ちゃんは幸せだよ。
そんな料理に合わせて選んだワインは、ドイツ産のピノ・ノワール。
この銘柄は、2018年産と稽古して大変好印象、
2022年安ワインベスト6に選出しました。
2019年産は税込み3,000円を超えて残念だけど、追いかけ購入してはや1年半が経過。
もったいなくて開け時を見失ってましたが、さすがにそろそろ飲んじゃった方が良さそうなので誕生日のワインとして白羽の矢を立てました。
色は、北のピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。やっぱりドイツよね、って感じです。
香りは、色の印象とはかなり違って、かなり南な感じのケモノっぽさ。
果実も、サクランボやプラムじゃなくてイチゴや革製品。こちらも南っぽさを感じます。
ところが味わいは、ちゃんと冷涼でスッキリした酸味と甘味・・・ということは・・・
このワインに関しては、もっと早く抜栓して飲んじゃった方が良かったんだろうと思います。
多分もっとピチピチした香りがあったのではないかと。
今でも美味いっちゃ美味いんですけど、本来持っていたであろうフレッシュ感が弱く感じられますので、初期のピークは越えちゃった感があります。
そもそも好印象だったのは若い時なので、現行ヴィンテージをサクッと買って間を置かず飲むのが一番幸福度が高いと思いますよ。
小瓶保存した翌々日再稽古。 抜栓当日の「???」な感じがウソのように華やかなワインに変化しています。 いや~、あそこから開くんだ。勉強になる1本でした。
点数 | 77(+4)点 |
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リンク |
Spatburgunder "S" Q.b.A. Trocken 2021 [Bernhard Koch] 3,212円 (ヴィンテージが2021年に変わりましたが、1年半前に買った2019と値段はほとんど変わりません) |
本日はかなり久しぶりにバンドの練習、場所はいつものスタジオNOAH恵比寿店。
今回は、懐かしのシティポップから、松原みきの「真夜中のドア」と、ベースのAo氏が昔作ったオリジナル曲を2曲ほど。
3時間使ってスタジオ代なんて一人2,300円、安くて楽しい趣味でございます。
(演奏の一部をちょっと出しします:
真夜中のドア by SKG)
練習後の反省会(まったく反省しておりません、それどころか音楽の話をあまりしていない)は、
いつものサイゼリヤ 恵比寿駅東口店。入口に「ご利用時間90分」のカードが出されていました。
みなさんダラダラと飲み食いせず、食べ終わったらさっさと退席しましょう。
(確認したところ、『飲み食いするために注文し続けるのであれば90分を超えても大丈夫』らしいです)
乾杯はもちろん生ビールでございます。注文がモバイルオーダーに変わったので、商品コードが"BR01"から"3301"に変わりました
・・・ってどうでも良いですね、そんなこと。
ジョッキには「一番搾り」のロゴが入っていますが、素材はガラスでは無くトライタンです。
ワイン用の器もそうですが、食洗器で傷がつくのかどうしても曇るんですよね。
ビール用は縦に筋状の模様を入れてそれが目立たないようにされていますが、ワイン用はとても安っぽく感じます。
曇らない樹脂素材が発明されたら良いですね。
名称 | Lambrusco Reggiano Secco N.V. ランブルスコ・レッジャーノ セッコ N.V. |
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生産者 | Medici Ermete メディチ・エルメーテ |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 |
ビールをお替りしている人もいますが、勝手にワインを注文しちゃいます。モバイルオーダー、便利ですね。
このメンバーの時にランブルスコを注文したことが無かった気がしたので、1本目はランブルスコ。
このワインは「スペシャルワインがあるお店」じゃなくても、グランドメニューに載っています。
お店の価格で1,100円は異常に安いっすよね。まったく躊躇せずに注文できます。
色はしっかりと赤です。泡のボリュームはもちろん少なめですが、ちゃんと発泡ワインだと認識できる程度には炭酸の刺激を感じます。
香りは、ベリーよりも柑橘類の皮みたいな雰囲気を強く感じるので、あまり赤っぽくはありません。
味わいは"Secco"ですがやや甘さがあって、軽い渋味もあります。酸味は弱めでした。
常々「渋味と炭酸は相性が悪い」と感じていて、赤の泡はどちらかというと苦手意識があるのですが、
一緒に飲んだワインマニアではないメンバーは「美味しい」とのこと。
ちょっと珍しい感じが良いんですかね?確かに普段あまり接すること無いですよね、赤いスパークリングワインって。
点数 | 72点 |
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酒の肴をオトナ買いしております。その一部がこちら。
・蒸し鶏の香味ソース 280円
・小エビのカクテル 280円
蒸し鶏は最近追加された新メニューですかね?ワカメが敷いてあってなんとなく和の雰囲気があります。
イタリアンっぽくはないけど、これはこれで美味いっすね。
名称 | Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2023 ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ 2023 |
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生産者 | S. Piersanti S.ピエルサンティ |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 |
くっそ暑い日でしたから店内もやや温度が高め、重い赤を頂く気分にはなりませんでした。
なのでスッキリした白を注文するわけですが、その際に一番の選択肢となるのがこちら、ヴィーナスが描かれたヴェルディッキオです。
このワインもサイゼリヤ全店展開されている銘柄ですね。
5月にも稽古しておりますが、その時はVT2022、今回のは1年新しくなってVT2023ですね。
色は普通に白ワインの色です。グラスが曇っているので透明感はわかりません。
香りは、グレープフルーツのような柑橘系の香りと、白桃のような核果類の香りがあります。
味わいは、想像通りのスッキリとした感じです。
ただ、スッキリしすぎていなくて、アルコール度数は13%ありちゃんと白ワインを飲んでいる感じがするのがナイスです。
夏はやっぱりこれですね・・・と言いつつ、スッキリが良ければマグナムで1,100円のベーシックなやつでも良いっちゃ良いんですが、
マグナムはさすがに多いんですよね。そっちはちょっと足りない時にデカンタで注文するのが良いと思います。
点数 | 76点 |
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お昼なので炭水化物も頂きます。
・スープ入り塩味ボンゴレ 500円
・バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ 400円
っつーか安いなぁ。ボンゴレはやや茹で過ぎの感があったけど、たっぷりアサリが入ってこの値段なら文句の付けドコロがありません。
他にもチョリソー 400円とかハンバーグやラムのグリルなんかもいろいろ頂いて、 トータルのお会計は5人で10,000円ちょっとだったと思われます。 ホント、昼の練習の後だと店選びはサイゼリヤ一択なんだよな。 別にサイゼリアの熱狂的なファンというわけじゃないんですけどね。
世界大運動会の開会式、リアタイは無理だったのでNHKのダイジェスト版で観ております。地球上にはいろんな国がありますな。
そして、昼飲みの泡はやっぱり美味いです。
名称 | Cline "Ancient Vines" Contra Costa County Zinandel 2021 クライン "エンシェント・ヴァインズ" コントラ・コスタ・カウンティ ジンファンデル 2021 |
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生産者 | Cline Family Cellars クライン・ファミリー・セラーズ |
価格 | 5,000円 (希望小売価格) |
購入店 | 都光 |
本日の夕食メニューは、アンガス牛肩ロースのステーキ、タコとブロッコリーとトマトのサラダ、ガーリックライス。
ワインは、昨日のジンファンデルがイマイチだったということもあり、リベンジ的に本日もジンファンデルをチョイス。
「クライン・ファミリー・セラーズ試飲会」で撮った写真のお礼に頂いたワインで
(試飲会でのレポートはコチラ)、希望小売価格は税別5,000円のプチ高級ワインです。
色は、昨日のジンファンデルとはうって変わってしっかりと濃い紫色。やっぱりジンファン君はこうでなくっちゃ!です。
香りもしっかりしています。ラズベリージャムの香りにトーストっぽい香ばしさ。「コレよコレコレ!」な香りです。
味わいも、甘さはあるのですが昨日(糖度8.8)のほどでは無く(糖度8.0)、渋味もあってバランスが良いように思います。
基本的には、ガツンと濃い古き良きカリフォルニアのジンファンデルなんですが、
わきまえているというか極端になり過ぎない点が好印象です。
クライン老夫婦、このワインは大事にしているんだろうなぁ、と思わされます。
小瓶保存した翌日再稽古。やっぱり美味い、というか冷蔵庫保存で冷えていたので、甘さが締まって更に美味しく感じられましたよ。
点数 | 80点 |
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いよいよパリ五輪が始まりますな。なんにつけ日本ファンな師範は、無節操にいろんな競技を観戦して日本を応援する予定です。
そんな週末のオリンピックTV観戦用に、昼から飲める泡を開けました。
オリンピックと言えばバルセロナですよ。バズ狙いの方はカフェ・ド・パリを開けちゃってください。
名称 | Codorniu "Barcelona 1872" Organic Rosé Brut N.V. コドルニウ "バルセロナ 1872" オーガニック・ロゼ ブルット N.V. |
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生産者 | Codorniu コドルニウ |
価格 | 877円 |
購入店 | MEGAドン・キホーテ狩場インター店 |
開けたのがコチラ、スペインの大手「コドルニウ」のカバです。
「バルセロナ 1872」と書かれていますが、これは日本限定のシリーズみたいですね。商売上手だな。
ちなみにドン・キホーテで税別800円くらいで売られていました。
それくらいのお値段で、ちゃんとしたメーカーの瓶内二次発酵スパークリングが飲めるのであれば何だって良いんです。
色は非常にキレイな澄んだオレンジピンク。写真でもわかりますよね(背景の色が違うので濃さが違って見えますが)
泡はきめ細かく、泡立ちは普通です。
香りには、ちゃんと赤い果実の雰囲気があってロゼらしく、ほんのり香ばしさもあって香りのボリュームもしっかりしています。
味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり。カバにありがちなキンキンと金属的な感じはありません。
クイクイ飲みたい気分を抑えて、今日は1/3ほどに留めました。
「泡の出るのは七難隠す」の最たるもので、普通に、いや普通以上に美味いです。
こんなのを瓶内二次発酵なんて手間のかかる造り方をして、さらには「オーガニック」なんて名乗れる栽培法を用いて、
1,000円以下で出されたら他所は勝ち目無いよなぁ、と思います。
やっぱりワインも工業製品、「規模の経済」な部分があると思いますね。
翌日はお昼に大運動会の録画を見ながら、小瓶に保存した翌々日は柔道の試合を見ながら稽古。 やっぱり普通に美味いです。「泡の出るのは七難隠す」説が更に補強されました。
点数 | 77点 |
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名称 | Canyon Oaks Zinfandel 2021 キャニオン・オークス ジンファンデル 2021 |
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生産者 | Canyon Oaks Winery キャニオン・オークス・ワイナリー |
価格 | 769円 |
購入店 | ロピア 権太坂店 |
本日の夕食は、プルコギのレタス包み、鰹と新玉ねぎのマリネ、空心菜のガーリック炒め。
プルコギがピリ辛韓国風なので、ワインはやっぱりジンファンデルですよ。
ロピアで買った安カリフォルニアですが、
この銘柄のシャルドネとは先日稽古していてかなり好印象だったので、
この赤にも期待したいところです。
色は、「え?これピノ?」ってくらい薄めの紫色です。
香りは・・・ほとんど感じません。まぁそういうワインは安いヤツでは普通にありますわ。
そういうのでも口に含むと・・・やっぱり香りません。味わいは、渋味も酸味も控えめで、単調に薄ら甘さが目立ちます。
誤解を恐れず言えば、「美味○い/うれ○いワイン」とかの紙パック入り国産ワインみたいです。
こういうのがあるから、「ロピアはお薦め!」とか「ヤオコーはお薦め!」とか「セイコマはお薦め!」とか、
確率的にはそうだけどそうじゃない例があるから書きづらいのよね。みんな普通にやってますけどね。
基本的に、自分以外の味覚を持つ他人にお薦めすること自体を躊躇するチキンです。
小瓶保存して翌日再稽古。昨日ほどネガティブではないものの、やっぱり薄ら甘くて締まりがない感じは否めません。 やっぱり値段は正直だなぁ、と言わざるを得ませんな。
点数 | 63点 |
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名称 | Tantation Rouge 2019 タンタシオン ルージュ 2019 |
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生産者 | Dom. Beau Mistral (Jean-Marc BRUN) ドメーヌ・ボー・ミストラル (ジャン・マルク・ブリュン) |
価格 | 985円 (単品価格:1,490円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日は土用の丑の日、伝統的には鰻を食べる日ですね。
しかしながら師範家に於きましては、種の保存と文化保存のため、鰻はちゃんとしたお店でしか食さないことにしております。
というわけで夕食メニューは、鶏チャーシューとがめ煮(筑前煮)。鶏チャーシューってなんとなく鰻っぽいよね、違うけどね。
そんな料理に合わせて選んだワインは、南仏産の赤。ヴェリタス「豪華フルボディ 赤6本セット」税送料込み6,480円からの1本。
こうも暑いと濃い赤にはなかなか手が伸びなくなるわけですが、
そもそも土用の丑の日は精を付けるために鰻をということなので、濃い赤だと精が付きそうなので選びました。
色はしっかりと濃い青紫ですが、透明感はあって大きめグラスでも向こうは透けます。
香りは、「ザ・南仏」。品種はマルスラン、カラドック、サンソーという、あまり馴染みのない品種が中心ですが、
サンソー100%と言われれば「そうよねぇ」くらいの南仏感です。
味わいは、渋味しっかり酸味もしっかり。濃いには濃いけど、重いって感じじゃ無くて案外軽い感じです。
「フルボディ」というほど濃くはないけど、南仏らしい明るさのある赤ワインという感じでポジティブな印象です。
今の時期「フルボディセット」なんて売れないと思うけど、エアコンで冷えすぎた身体にはちょうど良いかもです。
小瓶保存した翌々日再稽古。激安ジンファンデルとはこうも違うのか!ってくらいの色の濃さ、香りの豊かさ、味わいのタイトさ。 比べた相手が良かったな、という感はありますが。
点数 | 76点 |
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リンク |
【送料無料】 厳選フルボディ赤6本セット 6,480円(今はこのセットには含まれません) Tantation (Rouge) 2019 [Dom. Beau Mistral] 1,490円 |
やっぱり飲み比べは楽しいな、ということで本日の食前酒はヱビスのジューシーエールとシトラスブラン。
これが驚くほど似ているのよ。
若干シトラスブランの方が白ビール的な雰囲気があって、ジューシーエールの方にはIPA的なフルーティさがあります。
並べて飲まなかったら師範はどっちがどっちかわからないと思います。
そんな程度のヘッポコな味覚嗅覚でもワインは楽しめる、というかむしろお得なのでご安心ください。
名称 | Haramo Koshu Barrel Aged 2021 ハラモ 甲州 樽熟成 2021 |
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生産者 | Haramo Wine 原茂ワイン |
価格 | 2,431円 |
購入店 | 原茂ワイン |
昨日大量の日本ワインと稽古しましたが、その復習の意味も含めて本日も日本ワインと稽古します。
このワインは勝沼ワイン散歩試飲して購入したもの。
表ラベルによれば、「フレンチオーク樽にて熟成。限定醸造1,114本。」だそうです。
ちなみに合わせた料理は水晶鶏、合鴨ローストとトマトとレタスと海藻のサラダです。
色はほぼ無色に近い薄レモン色。樽から来る着色は無さそうです。
香りのボリューム控えめで、ほんのり和梨で若干酸化熟成系。
昨日飲んだ日本ワインたちとは傾向の異なる伝統的な甲州の香りです。
樽の香りもありますが、こちらも前に出ず控えめな感じですね。
味わいは、甘さ控えめ酸味も控えめ。全体にこぢんまりと小さくまとまった感じです。
でもしみじみと美味いのよね。
日本ワインもいろいろですよね、昨日稽古したみたいなトンガッったワインもあれば、
このワインみたいに伝統の塊みたいなワインもある。
「和食に合う」と言われているのは、こういう系統のワインかと。美味しゅうございます。
小瓶保存して3日後再稽古。香りはちょっと飛んじゃったかな? でも口に含むと明らかに「樽熟してます!」感があります。 果実は飛びやすいけど樽は残るってことかな?面白いもんですね。
点数 | 75点 |
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本日は、飲み友だちのMikiさんのお誘い頂いて、
この週末上京される「Yuriさんを囲む会」に参加。
場所は、都内のマンションにあるパーティールーム。いつも会場提供ありがとうございます。
ちなみに今回、YuriさんやNAOTAKAさんをお呼びしようと言い出したのは師範でした。
ところが、一旦師範はこの日にダブルブッキングしていたことが判明、言い出しっぺのくせに参加しないという変な事態になりましたが、
幸いもう一方の予定がリスケになったので参加できることになりましたとさ。
Mikiさんにはいつもクラフトビールのサーバーを用意して頂いているので、それ目当てで開始前から乗り込んでおります。
このビールが美味いんだな。
右:大沼ビール ケルシュ(北海道)
爽やかフルーティなビールですね。「ケルシュってどんなビールだっけ?」と話題になっておりましたが、
調べたところ『ケルシュ協定に調印した醸造所で造られたものだけがケルシュを名乗ることができる』とありますが、
シャンパーニュみたいなものですかね?大丈夫なのかな?このネーミング。
左:Blue Wood ブルワリー 有田山椒エール(和歌山)
間違って「山葵の香りがしますね」などと言っていました。個性的な香りですがこれも美味しいビールですよ。
今回の参加者は下記の皆さん。初めましての方が4人もいらっしゃって師範ドキドキです(嘘です最初からデカい顔してました)
・Mikiさん(主催)
・Yuriさん(みちのくの酒豪)
・キジトラさん(日本ワインの聖地から)
・けいこさん(美人Tシャツデザイナー)
・NAOTAKAさん(おもしろ社長)
・かこいさん(歌舞伎町のDJ)
・のりさん(Yuriさんのお知り合い)
・ヒマワインさん(途中から呼び出されてドタ参)
・安ワイン道場師範さん(当然最年長)
スタート時間は正午。ほぼ定刻に皆さんそろって乾杯です。いやー、明るいうちからワイン、良いですね~!
名称 | Ebi-Freier Aunen Trocken N.V. エビフリャー アウネン トロッケン N.V. |
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生産者 | 大和葡萄酒 |
価格 | (NAOTAKAさんから) |
購入店 |
乾杯で開けたのがこちらのワインです。
リカマングループの新たな展開として、こういうちょっと変わったネーミングとスタイルのワインをプロデュースする
「酒日向(Sakehinata)」というブランドを立ち上げられたそうです。
そこから最初にリリースされた中の1本がこちらのスパークリング・ワイン。ドイツっぽい名前が付けられていますが、山梨産の日本ワインです。
栓はコルクではなく王冠です。色は薄めのレモン色で、軽く濁りがあります。
泡立ちはペティアンくらいでしょうか?瓶内二次発酵ではないそうです。
香りには主要品種である甲州の雰囲気がしっかり出ていて、柚子のような和柑橘の香りがあります。
味わいは結構酸味がしっかりしていて旨味もあって、ちゃんと美味しいスパークリングです。
イロモノなラベルのワインですが、中身はちゃんとしていますよ。
ちなみにこのラベルとネーミング、一部からクレームがついたので最初のロットの600本以降は変えるそうです。
商品開発、いろいろ気を遣うことがあって大変ですね。
点数 | 77点 |
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「エビフライに合う」がこのワインの主張なので、NAOTAKAさんにはちゃんとエビフライを用意して頂きました。 タルタルソースよりレモンの方が合うそうです。 相性に無頓着な師範は「確かにそうかな」程度でしたが、皆さんはこの取り合わせが凄く気に入っておられたみたいです。
名称 | Soumagnon Blanc 2022 ソーマニョン・ブラン 2022 |
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生産者 | Lan Seqqua ラン・セッカ(笠惇太郎) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
そもそもこの会は、主催のMikiさんが日本ワインを買い過ぎてセラーが溢れそうなので消費に協力しましょう、というのが趣旨でした。
その1本目がこちら、北海道の「ラン・セッカ」という小さなワイナリーで作られているワインです。
「ソーマニョン・ブラン」という名前は、余市町の「ソウマファーム」というところで栽培されたソーヴィニョン・ブランが使われているからだそうです。
グラスに注いで頂いて、まず色にビックリです。かなり濃いめのレモン色、どちらかというとオレンジ色に近い色合いです。
香りもビックリですね、とてもトロピカルな香りがします。ニューワールドあたりのソーヴィニョン・ブランだとそういう香りもありますが、
北海道産ですからね。裏ラベルには『遅摘みのソーヴィニョンブラン、果皮からしっかりと抽出を行った後にプレスし、約1年間木樽にて熟成』
と書かれています。なるほど。
けいこさんは「芝生の匂い」、Yuriさんは「青いみかん」と言われていました。
いろいろ要素のある複雑な香りですね。
味わいは、酸味しっかりではありますが旨味もあるので、日本ワインにありがちな「酸っぱいワイン」ではありません。
1本目からいきなりビックリ、そして美味しいワインでした。
ソーヴィニョン・ブランでこういうワインを造っちゃうあたり、なんだかやっぱり日本ワインは自由だなぁ、と感じます。
点数 | 82点 |
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今回師範が持参したおつまみは、上野駅のエキナカに出店している「山田鶏屋」というところで焼鳥を4種16本購入して行きました。 焼鳥、白にも(塩)赤にも(タレ)合うのでナイスなのですが、 串から外すのが大変そうだった(Mikiさんに外して頂きました)ので、次回はちょっと考えます。
名称 | Amei Sensou 2022 蛙鳴千草 2022 |
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生産者 | Lan Seqqua ラン・セッカ(笠惇太郎) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
次のワインもMikiさんご提供、北海道のラン・セッカの白です。
葡萄栽培は同じくソウマファームとのことですが、こちらは単一品種では無く、
ケルナーとセミヨンとゲヴュルツトラミネールが使われているそうです。
色は、前のソーマニョン・ブランより更に濃いオレンジ色です。
サイトの情報によれば「ケルナーとセミヨンは全房でのスキンコンタクトを2週間」とのことなので、
オレンジワイン的な造りがなされているんですね。
香りはこちらもとてもトロピカルです。特にゲヴュルツのライチ香が加わって、更に華やかですね。
味わいは、こちらの方がちょっと甘味があって、個人的にはより好きな系のバランスです。
これも美味いな。日本ワイン、ホントに美味しくなりましたね。
来月、家族で北海道を旅行するのですが、余市にもちょっとだけ寄るのでこの造り手は覚えておきます(買えないとは思いますが)
点数 | 83点 |
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こちらが、皆さんにお持ちいただいたおつまみ(の一部)。パーティールームって、広々とテーブルが使えるのが良いですね。
名称 | Sou 2023 霜 2023 |
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生産者 | 98Wines 98ワインズ |
価格 | (キジトラさんから) |
購入店 |
山梨県在住のキジトラさんが持参されたのはもちろん山梨のワイン、ご近所のワイナリーで作られているそうです。
この銘柄は、2021年ヴィンテージと稽古しております。
キジトラさん曰く『2023年はとても出来が良い』らしいです。やっぱりヴィンテージの違い、ありますよね。
特に日本の夏の天気は毎年いろいろですからねぇ、そして今年は暑すぎかもですね。
色は薄め、普通の白の色合いで軽い濁りがあります。
香りは「これぞ甲州!」な和柑橘の香り。そしてグレープフルーツや白桃の香りも感じてなかなか複雑。
確かに2023年は出来が良いというのが理解できる香りのボリュームです。
味わいは、酸味が中心だけど旨味もあって、しっかりとした厚みを感じます。
何度も言ってアホみたいですが、やっぱり日本ワイン、美味しくなったなぁ。
ただ、昨今の温暖化の影響で、山梨は甲州の栽培適地じゃなくなるかも、という話がありました。
幸い日本って土地と品種を縛り付けるような法律が無いので、それぞれに合う品種を模索していってくれればと思います。
点数 | 80点 |
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キジトラさんにはこんな立派な桃も持参して頂きました。 桃とくればもちろん合わせるワインはアレですよ。
名称 | Palmer Brut Reserve N.V. パルメ ブリュット・レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Palmer & Co. パルメ・エ・コンパニ |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
ハイ、シャンパーニュ来ました。
このワインは、Mikiさんが"Cave de L NAOTAKA"(だったか?)のフォーロー&リツイート・キャンペーンで当選されたものらしいです。
今回の会にはそこの親方NAOTAKAさんも参加されているので、ちょうど良い機会ということで開けて頂きました。
多分、会費には含まれていない大盤振る舞いだと思います。
そしてやっぱりこのシャンパーニュは間違いなく美味いのよ(年末にも稽古しています)。
色は明るいレモン色(下の写真をご参照下さい)、香りは熟したリンゴとほんのりクロワッサン、
泡はめっちゃ細かくてシュワシュワです。酸っぱすぎずにやや甘さを感じるバランスも師範の好みです。
いつ飲んでもシャンパーニュは美味しいですね・・・なんだけど、昨今のユーロ高と世界的な取り合いで、
シャンパーニュの値段はぐんぐん上がっているみたいです。師範なんぞの一般人は飲めなくなる日が来るかもしれませんねぇ。
点数 | 82点 |
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シャンパーニュに合わせたのは桃と生ハムとモッツァレラチーズのサラダです。 生ハムの塩気と桃の甘味、チーズのクリーム感と粒胡椒のピリッと感が絶妙です。 それにシャンパーニュを合わせると・・・もう想像にお任せします。
名称 | Steuben Rosé 2019 スチューベン ロゼ 2019 |
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生産者 | 南三陸ワイナリー (仙台秋保醸造所) |
価格 | (Yuriさんから) |
購入店 |
今回の主賓、本州の北の方にお住まいのYuriさん&のりさんからは、東北地方の新しい造り手のワインを持参して頂きました。
その1本がこちら、2019年に創業した「南三陸ワイナリー」というところのロゼ。
2019年産ですからファースト・ヴィンテージですね。
色は、澄んでキレイなオレンジピンクです。ロゼの楽しさはやっぱりこの色にありますよね。
香りは、ベリー感のあるフルーツの香りに、ちょっとだけ南アのワインのような焦げタイヤ感と、
更にちょっとだけプロパンガスのような雰囲気を感じます。
なんだかネガティブな表現になっちゃってますが、別にイヤな香りじゃ無いんですよ、例えがヘタクソなだけです。
味わいは・・・どうだっけ?香りの印象が強くて味わいは覚えていません。
メモには「主張強めのロゼ」と書いています。
三陸地方のホヤとか、ちょっと変わった食材と合わせてみたいですね。
美味くハマるかケンカするかはわかりませんが。
点数 | 79点 |
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Yuriさん&のりさんからは、お土産として山形のお米「雪若丸」とお菓子「支倉焼」を頂きました。 ありがとうございます!お土産にお米を頂くのは初めてです。 お米は2合(300g)もあって、人数分持参するのはさぞ重かっただろうと思います。
名称 | "Route 113" Rouge 2023 "ルート 113" ルージュ 2023 |
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生産者 | Yuz Farm & vineyard ユズファームワイナリー(仙台秋保醸造所) |
価格 | (Yuriさんから) |
購入店 |
Yuriさん&のりさんに持参して頂いたもう1本がこちら。
前のロゼよりさらに若いワイナリー、
2020年に個人事業としてスタートして今年法人設立した「ユズファームワイナリー」のワインです。
生産本数はなんと173本!一樽にも満たない少なさです。品種はピノ・ノワールが91%、メルローが9%だそうです。
色はかなり薄め、ちょっとオレンジっぽさのある赤紫色です(下の写真でご確認ください)。
香りのボリュームは小さめですが、熟す前のプラムのような、鮮烈なフルーツの香りが感じられます。
味わいは軽めで酸味が強め。なるほど日本のピノ・ノワールらしくはありますが、ちょっと個人的な嗜好とはズレていると感じました。
若いワイナリーの若いワイン、とてもキュートな印象ではあります。
皆さん『これは美味しい!』とお召し上がりで、特にけいこさんはめっちゃお気に入りだったみたいです。
でも、師範にはちょっと「酸っぱいワイン」でした。人それぞれ好みがありますからね。
点数 | 73点 |
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ほらね、とてもきれいな色でしょ。 もう少し寝かせておけば別な表情を見せてくれたかもしれませんが、 大半の方は「これ美味しい!」と言われていたので今開けて正解だったような気もします。
名称 | Suzume Iro Doki 2022 雀色時 2022 |
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生産者 | Lan Seqqua ラン・セッカ(笠惇太郎) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
Mikiさんのセラー放出北海道ワインが再度登場します。
造り手は、先ほど2本開けた白と同じラン・セッカ。
品種はメルロー60%、ピノ・ノワール35%、ツヴァイゲルト15%だそうです。
日本ワインってピノ・ノワールとメルローを混ぜるの好きですよね。
ピノ・ノワールだけじゃ軽すぎるんですかね?
外観は、濃さとしては前の宮城県産とあまり変わりがありませんが、ちょっとだけ濁りがあって自然派っぽい雰囲気があったように思います。
香りは、確かにメルロー主体だと感じる濃いベリーの雰囲気に、日本のメルローらしい古い蔵の中の香りがあります。
味わいも、ピュアッピュアだった宮城県産と比べると少々落ち着きがあって複雑ですね。
北海道産らしい冷涼感のある赤でした。
でもね、やっぱり師範は赤より白の方が日本ワインは好きなんですよ。
赤はどうしても濃さが欲しくなります。一人で1本だと、こういう薄い赤も良いんだとは思いますが。
点数 | 76点 |
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Mikiさんには、北海道余市産のキクラゲ(写真の右のほう)なんかも出して頂いております。 つくづく北海道が好きなんですね。ワインが好きな人って、凝りだすと止まらない方って多いですよね。 師範はあまりそういう傾向が無いので、ちょっと羨ましかったりします。
名称 | Monthelie 1er Cru "Les Clous" 2019 モンテリー・プルミエ・クリュ "レ・クルー" 2019 |
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生産者 | Dom. Changarnier ドメーヌ・シャンガルニエ |
価格 | (かこいさんから) |
購入店 |
こちらのワインは、かこい🎧DJスケベワイン(すげーアカウント名だな)さんが持参されたブルゴーニュの赤です。
ドメーヌ・シャンガルニエのモンテリーは、
以前Mikiさんとご一緒したワイン会で白と稽古しており、大変好印象でした。
Mikiさんも『あの時はモンテリーが一番だった』そうで、それと同じヴィンテージの一級畑、
今日にふさわしいワインをお持ちいただきました。
色は、ブルゴーニュのピノ・ノワールらしいやや明るめの紫色です。
香りはとてもバッチリ、ブルゴーニュに期待するラズベリーのフルーツにほんのりバニラの香ばしさが乗っています。
香りのボリュームも申し分ありません。
味わいは、やや軽めながら甘さと酸味のバランスが良く、スイスイ飲めてしまいます。
前2本の日本ワインには申し訳ないですが、やっぱり「ブルゴーニュしか勝たん」ですわ。
若いブルゴーニュの良さを満身に称えたワイン、師範の本日の一番はコレでした。
点数 | 86点 |
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名称 | Nuits-Saint-Georges 1er Cru "Aux Thorey" 2015 ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ "オー・トレイ" 2015 |
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生産者 | Dom. Chauvenet-Chopin ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン |
価格 | 6,600円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
こちらのワインは師範が持参したものです。
かこいさんが↑のモンテリー1級畑を持参されると申告されていたので、
どうせなら師範もブルゴーニュの1級畑を持参してドヤ顔でマウントを取ろう比較して楽しもうという趣旨です。
このワインは昨年も稽古しているし、
大好きな造り手ショーヴネ・ショパンなので間違いないと考えたわけです。
色は、↑のモンテリーよりも濃くて、黒に近い紫色です。
ヴィンテージはこちらの方が古くて、地理的にもこちらの方が北にあるにも関わらず、です。ちょっと驚きました。
香りは・・・悪くないけど閉じてます。ベリーとバニラはあるけどモンテリーほど香ってきません。
味わいは、色の印象通り濃くて固いんですね。かなり想像と違う感じでした。
うーん、悪くないけど期待したほどでもない、というのが正直なところでしょうか。
閉じている時期だったのかなぁ、ほんとブルゴーニュは飲み時がわからんです。
だったら若いうちに飲んじゃった方がリスクが少ないとも思います。
点数 | 81点 |
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こちらがブルゴーニュ1級畑の飲み比べの様子。 クリックして拡大して頂ければわかりますが、若いモンテリーの方が熟成ピノみたいな色をしているんですね。 わからんもんです。
名称 | Château d'Armailhac 2016 シャトー・ダルマイヤック 2016 |
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生産者 | Ch. D'Armailhac シャトー・ダルマイヤック |
価格 | (けいこさんから) |
購入店 |
師範のシルエットが描かれたTシャツを作ってくれたけいこさんが持参されたのが、
ポイヤックの一流どころ、五級格付けのシャトー・ダルマイヤックです。
このワイン、過去に1993年産と稽古した時は好印象で、
1995年産と稽古した時はイマイチでした。
ともあれあれからもう20年以上経っているわけで、大変お久しぶりの稽古です
(けいこさんが持参されたワインだから稽古稽古と連呼しております)
色は非常にしっかりとした紫色です。↑のピノも濃いと思いましたが、当然それよりも更に濃くて、粘性も高いように見えます。
香りは「王道の左岸ボルドー」ですね。濃紫のベリーみたいな果実の香りに、ちょっと焦がしちゃったビスケットみたいな香ばしさがあります。
味わいも王道ボルドーです。噛めるようにしっかりしたテクスチャを感じます。
いやー、やっぱり名のあるボルドーは美味しいわ。
ブルゴーニュのような当たり外れが少なくて、ヒエラルキー通りの美味しさが期待できるんですよね。
美味しいワインを頂いたお礼に、Tシャツのショップサイトへのリンクを貼っておきます。
点数 | 85点 |
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ダルマイヤックは、けいこさん自ら注いで頂きました。あー、やっぱりコレ美味しいわ。 誰が注いだかで味が変わる、それがワインってもんであります。
名称 | Dr. Loosen "Wehlener Sonnenuhr" Riesling Auslese 2001 ドクター・ローゼン "ヴェーレナー・ゾンネンウーア" リースリング・アウスレーゼ 2001 |
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生産者 | Weingut Dr. Loosen ヴァングート・ドクター・ローゼン |
価格 | (NAOTAKAさんから) |
購入店 |
NAOTAKAさんからは『おちゃらけたワイン(エビフリャー)だけじゃアレなので』ということで、ガチの高級ワインも持参して頂きました。
それがこちらのドイツワイン、名門中の名門「ドクター・ローゼン」のリースリング・アウスレーゼ、ヴィンテージは2001年です。
ちなみにドクター・ローゼンのワインは、ベーシックなグレードのリースリングと先日稽古しておりますが、
そのクラスでも十分美味しかった記憶があります。
そして、やっぱり高いワインは美味いのよ。
特に熟成した甘口ワインを最後に頂くと、幸福感に包まれます
・・・などと、漠然としたことしか書いていないのは、どういうワインだったか細かいことまでは覚えていないからですね。
でも、ほんわか幸せな気分に包まれたことは覚えております。
貴重なワインをありがとうございました!>NAOTAKAさん。
NAOTAKAさんとは
「またAMZ社長の松田さんを誘ってデゴルジュマンでシャンパーニュの飲み比べをしましょう」
という話をしておりました。NAOTAKAさんよろしくです!
点数 | 84点 |
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Yuriさん&のりさんにはデザートも持参して頂いております。 仙台の「ロワイヤル・テラッセ」というお店の生パイ。大変美味しゅうございました!
名称 | Soumagnon 2022 ソーマニョン 2022 |
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生産者 | 山田雄一郎(山田堂) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
以上で予定されていたワインは終了、時間も終了だったのですが、Mikiさんの顔効きで時間延長してお部屋を使えることになりました。
そして、Mikiさんに更に追加で出して頂いたのがこちら、これまた北海道の「ソーマニョン」です。ありがたい話でございます。
ハイ、もちろんどんなワインだったかほとんど覚えておりませんし、メモも残っておりません。
ただ、写真は撮っているのでそれを見ると、これもいわゆるソーヴィニョン・ブランとはかなり趣を異にする薄オレンジ色だったみたいです。
旨味を引き出すために醸し工程を入れるのが今の流行なのかも知れません。
この状態の師範には甚だ「豚に真珠」ではございますが、ありがとうございました!>Mikiさん
点数 | ??点 |
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名称 | Yoichi Rosé Pinot 2021 ヨイチ・ロゼ・ピノ 2021 |
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生産者 | 山田雄一郎(山田堂) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
Mikiさんに追加で出して頂いたのは、1本だけでなく2本も!なんですよ。
2本目がこちら、同じ造り手「山田堂」のピノ・ロゼです。
こちらはグラスの写真を撮っておりませんので、翌日見返して「え?赤と思ったらロゼだったのね!?」とビックリです。
ワインに関しては以上になります。
そんな感じの持ち寄りワイン会。こんなお部屋を使わせて頂いて、本人からはワイン6本も出して頂いて、
会費はなんと激安1,500円でした。どう考えても合わないっすよね。
Mikiさんは小学校から算数をやり直した方が良いかも知れません。
・・・ってな戯言は置いといて、またよろしくお願いします!>皆様
点数 | ??点 |
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稽古したワインたち。8人+1人で14本・・・多いよね。
先日の人間ドックの結果が帰って参りました。気になる血液検査の結果は・・・
・γ-GTP:52 (基準値 ~50)
ということで惜しくも微妙にオーバー・・・残念!
反省の意味を含めまして、本日は特別に食前のビールを飲まないことにしました。千里の道も一歩から、小さなことからコツコツと
・・・もちろんワインは1本頂きます。
名称 | Josef Drathen Pinot Noir 2022 ジョセフ・ドラーテン ピノ・ノワール 2022 |
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生産者 | Josef Drathen ジョセフ・ドラーテン |
価格 | 1,331円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の稽古相手は、門下生からお薦め頂いたドイツのピノ・ノワール。
同じ作り手の似た銘柄の2018年産は4年前に稽古済みですが、こっちは己の名前を冠しているので更に期待できると考えております。
ちなみに料理はハンバーグ、ほうれん草のバター炒め、モッツァレラ・トマトです。
外観は、ピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。なるほど北のピノ、って感じです。
香りもちゃんとピノですね。赤いベリーとプラムの香りがしっかり感じられます。もちろん樽香はありません。
味わいは、甘酸っぱさは確かにピノなんですけど、ちょっと違和感があるというかざらつくような渋味を感じるんですね。
前回は「マセラシオン・カルボニックなのかな?」と思ったわけですが・・・
これも熱抽出なのかもしれません。「演出された果実味」かもしれませんが、安く美味しく供給するために使える手段を使うのはアリだと思うのですよ。
カルディで売られているクラウス・カイザーのピノはツイッターでも人気ですから、多くの人が美味しいと感じているんだと思います。
点数 | 76点 |
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リンク |
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本日は、当初は古くからの飲み仲間と明るい時間から野毛に飲みに行く予定だったんだけど、
参加者の一人が熱発、そして師範も夜はダブルブッキングしているということで延期。
時間が出来たので平日だけど早い時間からプシュッといきます。
開けたのは、東京クラフト かろやか ホワイトエール。
いわゆる白ビールですね。柑橘系の香りが爽やかで美味いです。
サントリーの東京クラフトシリーズは、プレミアム感があるけどお値段は普通のビールと同じなので、新しいのを見かけると常に買っちゃいます。
そして夜8時からは、親しい仲間と久しぶりのリモート宴会。一部の方同士とは全然久しぶりじゃなかったりしますけどね。
でもリモートだと居住地に縛られないからたまにやると良いんですよ。現代人が手にした空間を超える飲み会手段です
・・・というわけでメンバーは下記の皆さんです。
・あいさん
・mishikaさん
・コム兄さん
・安ワイン道場師範
・(まささんは体調不良でご欠席)
宴会のお供には、とうもろこしが安かったので薄皮ごとレンチンして塩水に軽く漬け込みました。
こういう料理に合わせるのはやっぱり樽の効いたシャルドネでしょうね。
名称 | Langhe Chardonnay 2022 ランゲ シャルドネ 2022 |
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生産者 | BelColle ベルコッレ |
価格 | 1,080円 |
購入店 | リカーズハセガワ北口店 |
今回のワイン選びのお題は、「この夏、これで乗り切るぞ!」ワイン・・・って何っすかね?
あまりに漠然として哲学的なお題なので決めあぐねておりましたが、
なんとなくこの夏はピエモンテが来そうな感じがしますので、ピエモンテの白を、
そしてとうもろこしに合わせてシャルドネを選びました。
東京駅のリカーズハセガワ北口店でセールされていた漱石1枚→柴三郎1枚なワインです。
色は、上の写真でもわかるようにちょっと緑色を感じるような若いレモン色です。
香りは、期待した樽感はあまりなくて、青いリンゴのようなシャキッとしたフルーツの香りが主体です。
味わいも、甘さ控えめ酸味しっかり、緩さが無くてタイトなバランスです。
品種というより土地の個性ですかね。シャルドネじゃなくてコルテーゼ(ガヴィ)みたいな雰囲気の白ワインでした。
これはこれで美味しいのですが、もう少し樽っぽいのを想像していたのでそこはハズされました。
小瓶に残した1杯分の翌々日再稽古。やっぱり樽感は弱いです。でもどことなくナッツの香ばしさはあって、 青リンゴのフルーツ感は健在です。今の季節だと鱧とかに合いそうですよ。
点数 | 74点 |
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他のおつまみは、焼きギョーザ(味の素の冷凍)、野菜サラダ(お惣菜)です。
こんなんで良いんですよ。特に味の素の冷凍ギョーザは、コーティングがしっかりしたフライパンを使う限り失敗が無くてナイスです。
リモート宴会は、午後8時に始まって11時過ぎまで。
いろいろ楽しい話&深い話で盛り上がりました。またやりましょうね~!
本日のお昼は、師範代と散歩がてらみなとみらいまで。
横浜ワールドポーターズに新しく出来た台湾祭Storeという台湾屋台風の店でランチ。
注文したのは、魯肉飯セット 1,100円と台湾ビール 600円。
台北の屋台で食べたものとは大きく異なる内容とお値段でした。
ま、お祭り価格ということで。
名称 | Cline "Seven Ranchlands" North Coast Cabernet Sauvignon 2021 クライン "セブン・ランチランズ" ノース・コースト カベルネ・ソーヴィニョン 2021 |
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生産者 | Cline Cellars クライン・セラーズ |
価格 | 3,800円 (希望小売価格) |
購入店 | 都光 |
本日の夕食は、ポークチャップ、トマトと新玉ねぎのマリネ、茄子のみそ炒め。
メインがケチャッピーな感じで米国のワインが合いそうだったので、
選んだのはカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョン。
「クライン・ファミリー・セラーズ試飲会」で撮った写真のお礼に頂いたワインです
(試飲会でのレポートはコチラ)
頂きモノですが、忖度抜きで稽古させて頂きます。
色は結構しっかりした紫色。アシも長くて粘性が高く、こってりした感じの外観です。
香りは「ザ・カリカベ」です。濃いベリーの香りに甘く焦がした樽の香り、
ボルドーのようなピーマンが無いあたりがカリフォルニアな感じです。
味わいも、甘さしっかりで渋味は丸くて酸味は穏やか。やっぱり「ザ・カリカベ」ですね。
美味しいっすよ、このワイン。己のポンコツを露呈するようでアレですが、
「オーパス・ワンとこれとどう違うか説明せよ!」と言われても難しいと思いますし、
「このワインの特徴は?」と問われても難しい気がします。
それくらいカリフォルニアのちゃんとしたカベルネ主体は押しなべて美味しいんだけど、
それぞれの個性を表現するのが難しい気がします。
翌々日、リモート宴会のお供にして再稽古。
やっぱりしっかりした赤ワインは日持ちが良いですね。開けた当日となんら変わりない、というかむしろ開いて美味しくなった感があります。
特にその日に開けた白がさっぱり系だったので、余計にしっかり感を堪能できました。
点数 | 80点 |
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久しぶりにIKEAへ行ったけど欲しいものが無く、円の弱さだけを痛感して帰ってきました。
昼食は、IKEAの隣にあるロピアで買ってきた鯖寿司。コレ、肉厚で美味いです。
寿司には無理にワインを合わせず、ビールにしました・・・が、ブリュードッグのPunk IPAはちょっと華やか過ぎたかも。
単体のビールとしてはとても美味いんですけどね、「美味い×美味い=めっちゃ美味い」ににはなりませんでした。
相性という意味では、鯖寿司にはスーパードライあたりが合う気がします。
名称 | Miramonte Brut N.V. ミラモンテ ブリュット N.V. |
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生産者 | Carolina Wine Brands カロリーナ・ワイン・ブランズ |
価格 | 748円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
赤ワインは昨日の残りがまだあるので、今日明日の食前酒としてチリのスパークリングを抜栓。
この季節、安かろうが関係なく泡はナンボあっても良いですから。
ちなみにこのワイン、ショップのサイトにはヴィンテージが2019年と書かれているけど、ラベルにはその旨の記載なし。
なので道場的にはN.V.(ヴィンテージ無し)扱いにしています。
ちなみに夕食は、牛ミスジ肉のステーキ、アボカドとトマトとクリームチーズのマリネ、生ハムとレタスのサラダ。
ステーキは赤ワインに任せて、後の2つと合わせ前菜的に頂きました。
外観は、緑色を感じるようなフレッシュなレモン色。泡立ちは少なめです。
香りは、(ヴィンテージは記載されていないけど)やっぱり5年くらい経っているよね、といった感じの熟成感。
品種はソーヴィニョン・ブランとシャルドネらしいですが、
ソーヴィニョン・ブラン由来らしい青い野菜の雰囲気に加えて、
熟成シャルドネみたいな蜜入り漬物感があります。
味わいは、甘さ控えめ酸味と旨味がしっかり。美味しいスパークリングの勘ドコロを押さえています。
安スパークリングですが、同価格帯の泡より頭一つ抜け出しているというか、熟成による複雑みが加算されているように感じます。
やっぱりこの季節、泡は必需品ですわ。このクオリティがこの値段ならダースで買って毎日飲んでも良い気がします。
2杯分くらいの残りと翌日再稽古。もっと残しておいて欲しかったよ>昨日の自分。
泡は更に弱くなったけど、香りはより複雑みを増したというか、ソーヴィニョン・ブランらしいパッションフルーツの香りが出てきましたよ。
やっぱり1,000円以下でこの内容はお得です。
点数 | 77点 |
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リンク |
Miramonte Brut N.V. 748円 |
メインのステーキと合わせたのは昨日開けたボージョレ・ヌーヴォー。稽古結果はそれぞれのところをご覧ください。
道場でもボージョレ・ヌーヴォー解禁!略して「ドージョデ・ヌーヴォー」(略す意味無し)
左のオーガニックが税別580円、右のヴィラージュが税別980円。近所のイオンで先日救出しました。
半年間の棚熟成を経て美味しくなっているものと思われます。
ボージョレ解禁と言えば祭りです。さぁさぁ!祭りだ!!祭りだ!!!(ひとりですが)
名称 | Beaujolais Nouveau Organic 2023 ボージョレ・ヌーヴォー・オーガニック 2023 |
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生産者 | Les Chais de la Grange レ・シェ・ド・ラ・グランジュ |
価格 | 638円 |
購入店 | イオンスタイル天王町店 |
まずこちらが1本税別580円で買ったボージョレ・ヌーヴォーです。
表ラベルにもTOP VALUのマークが入っているので、チャッキチャキの専用キュヴェですね。
オーガニックの認証を得たマークが示され、酸化防止剤は無添加のようですが、裏ラベルには「安定剤(アカシア)」との表記があります。
なんだか地球温暖化対策のために森林を伐採してソーラー発電パネルを敷き詰めるような違和感を感じますな。
そんなことは置いといて稽古を始めます。
色は結構濃いめで青みのある紫色です。マセラシオン・カルボニックの抽出力を感じます。
香りは、イチゴ、火を通したバナナ、揮発するビネガー的な雰囲気を感じます。
結構香りのボリュームもあって、悪くない感じです。
味わいは、甘さしっかりで酸味はそれなり。渋味は軽めです。
アルコール度数が13.5%もあってこの甘さは立派だなと思います。
わかりやすく美味しいヌーヴォーという気がします。特に甘さが良いですね。
だってほら、日本人って「新酒といえば甘くてフルーティなもの」という認識があるじゃないですか。
それにピッタリはまるワインです。さすがは大手イオンのプライベート・ブランド、「わかってるなぁ」思いました。
栓だけしてセラーに立てて保存した翌日、昼から夕食にかけて再稽古。 結果、特に何ら変化した感じはありません。このクオリティのワインが税込み600円台というのはめっちゃお買い得ですよ。 近所のイオンで見かけてたら救出推奨です。
点数 | 76点 |
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名称 | Beaujolais-Villages Nouveau 2023 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2023 |
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生産者 | Cave du Château des Loges カーヴ・デュ・シャトー・デ・ロージュ |
価格 | 1,078円 |
購入店 | イオンスタイル天王町店 |
もう一方のこちらがヴィラージュ・ヌーヴォー、お値段は税別980円でした。
世間一般の認識としては「ヌーヴォーは普通のヌーヴォーよりヴィラージュ・ヌーヴォーの方が美味しい」だと思いますが、
本当にそうなのか検証するために条件を全く同じにして比較稽古しました。
色は、上の写真でもちょっとだけわかると思いますが、こちらの方が気持ち薄めです。ヴィラージュなのに、です。
ノンフィルターと書かれているので濁りがあるかと思いましたが、そんなことはないようです。
香りはオーガニックよりも弱めですね。バナナが控えめでイチゴも弱くて、代わりに柑橘類の皮みたいな香りを感じます。
味わいは甘さ控えめで相対的に渋味がしっかり。ガメイ種で作られた普通のボージョレに近い感じがします。
こちらの方が、良く言えばオトナな雰囲気/悪く言えば地味な感じです。
昨年11月の時点でどうだったかはわかりませんが、現在の状況と同じだったら買うべきは断然「安いオーガニック」の方ですね。
今年のヌーヴォーを買うご予定の方の参考になれば幸いです。
↑のワインと同じ条件で保存して翌日再稽古しました。
やっぱりこちらはいろいろ地味なんですよね。
ここだけの話ですが、ワインマニアな皆さんはこぞって「良い造り手の良いヌーヴォー」をお買い求めですが、
所詮促成新酒、正直その価値はあまり無いような気がしています。
点数 | 73点 |
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本日は手巻き寿司と合わせましたが・・・まぁさすがにちょっと違和感あるよね。
2本とも1/3くらい残っているので、明日はもう少し赤ワインに合うような料理に合わせて頂きたいと思います。
本日の食前酒は、「サントリー プレミアムモルツ 海辺のエール」、久しぶりの「おうちでビール」です。
やっぱり"ノンアル"と違って"あるアル"は良いっすよね。間違いなくアルコール感があります。
「香るエールから限定」と書かれている通り、軽めだけど香りはしっかりあってスイスイ飲めちゃいます。
名称 | Rosso Toscana N.V. ロッソ・トスカーナ N.V. |
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生産者 | Tenute Rossetti (Farnese) テヌーテ・ロセッティ (ファルネーゼ) |
価格 | 1,353円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、師範代はお知り合いと食事に出かけて、子供たちはどこかで外食してくるらしい。
というわけでお父さんはおうちで一人の食卓です。
こういう時でも外に食べに出ないのが貧乏性ですねぇ・・・というか、家でワイン飲むのが好きなんですよ、本質的に。
外で飲むんだったらお仲間がいた方が楽しいし。
そんな夕食、自分一人のために用意したのは、鶏もも肉のオーブン焼き、もやしのカレー炒め、ルッコラのサラダ、昨日の残りのラタトゥイユ。
ボッチ夕食としては十分ではないでしょうか。
選んだワインは門下生からのお薦めシリーズで、
安ワイン者であれば知らなきゃモグリな造り手、「ファルネーゼ」が手掛けているイタリアはトスカーナの赤です。
「ルカ・マローニ 95points」のシールあり。これはきっと濃いヤツですよ。
さて久しぶりに自宅稽古です。外観は結構しっかりめの紫色、ちょっとボルドー品種を想わせる青みを感じます。
香りはチェリーとスミレの香りがフワッと香ります。樽は使ってないか、大樽みたいですね。
味わいは、適度な渋味に適度な酸味、そして適度な甘味。とても優等生的なバランスで、洗練されたイタリアの風を感じます。
ルカ・マローニ銘柄の割にはそんなに濃くはありません。
お薦め頂いたポイントは、この値段で典型的かつ良質なサンジョヴェーゼが味わえるところにあるような気がします。
奇をてらわない、正統派のサンジョヴェーゼという感じがしました。
翌日のお昼、ピザに合わせて再稽古。 「奇をてらわない、正統派のサンジョヴェーゼ」なんて書いてましたが、メルローも入っているみたいです。 もちろんそうだよねぇ・・・などと言い訳しております。いずれにせよ美味しいです。
点数 | 78点 |
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リンク |
Rosso Toscana N.V. [Tenute Rossetti] 1,353円 |
それではディスクロージング・ダイエットの結果報告。
最終的には、目標の59.5kg以下を軽々と超えて59.1kgを達成。おめでとうございます!>自分。
やっぱり「達成可能な目標設定」と「日々の進捗管理」が大切なんっすよ、会社みたいでイヤン!ですが。
さてそれでは祝勝会の打ち上げ会場へと向かいます(その前に人間ドック・・・胃カメラで生検になるなよ~!)
最終的な結果がコチラ。
体脂肪率が下がっていないのが気になりはしますが、まぁ細けぇこたぁ良いんだよ。
今年の人間ドックの検診場所は、横浜の鶴屋町にある新赤坂クリニック横浜というところ。
昨年まで利用していた武蔵小杉の聖マリアンナ医科大学東横病院は、会社が契約をやめちゃったみたいなのでこちらに変えました。
胃カメラに5,500円追加費用がかかるのは痛い出費ですが、バリウムは嫌いなのよ、翌日の産みの苦しみが。
朝8:30の受付開始に対して8:15頃着いたら、既に胃カメラ希望の中で9人目でした。次回はもっと早く行きましょう>来年の自分
胃カメラの結果は『特に問題なし』、懸念された生検にも引っかからずセーフでした。
ただ、『ピロリ菌による炎症の痕があるので、胃がんになりやすいため今後も毎年胃カメラでの検査を受けてください』とのこと。
ハイ、そうする予定です。
一通りの検査は終了、結果は郵送でお願いしました。
この日ご一緒したアレンさん曰く『腹部エコーはその場で指摘されなければ問題ないはず』とのこと。
残る興味は血液検査の結果(γ-GTP)ですね。
お昼は、打ち上げ会場のワインバーへ向かう途中の乗換駅、稲田堤にある中華料理 華宴というところ。
ガッツリ町中華を食べながらビールが飲みたいわけですよ、ダイエット明けですから。
外観は、あらゆる情報が張り出された賑やかなファサードで、いかにも町中華といった感じです。
席数は30席ほど、広くなく狭くなく、といったところでしょうか。雑然とした外観の割には意外と清潔感のある店内でした。
なにはともあれビールですよ。普段は瓶ビール派の師範ですが、今日ばかりはガッツリ飲みたいので、生ビール(大)
750円を注文しました。ちなみに瓶ビールは600円でした。500円なら瓶を2本だったな。
ほどなくしてビールが到着。ジョッキはきっちり冷えているし、泡の具合から丁寧に二度注ぎされたことが見て取れて、
良い生ビールです。10日ぶりのアルコールが、先ほどモニターごしに見た胃の内壁に沁みわたります。
料理はランチメニューから、蒸し鶏の葱ソース定食 850円を注文しました。
蒸し鶏自体は作り置きなのか、生ビールとほぼ同時に出されたのはありがたいです。
ビールと料理に時間差があるとビールだけで飲むことになりますから。
鶏肉がムネ肉ではなくモモ肉なのはポイント高いです。
味付けは、町中華としてはかなり上品な薄味、さっぱりめだと思います。
隣に座った常連さんと思しき人は、料理が来るなり酢と胡椒をすべての皿にかけていたので、デフォルトがそういう味付けなのでしょう。
お会計は、ビールと定食で1,600円。しっかり満足させて頂きました。
そして打ち上げ会場がこちらです。 お昼から開いているワインバーなんてそうそう無いわけで、毎年人間ドックの後に利用させて頂いているのが、 京王永山という、都心から離れた場所にあるお店wine time GiOさんです (お店のマスター横森さんのアカウント)。 今年もお世話になります。
「昼間っからGiOさんで飲みましょ~」とツイッターで募集
したところ、平日の昼間にも関わらず下記6名の暇人なありがたい皆さんに集まって頂き、なんと満席になりました。厚く御礼申し上げます。
・あいさん(気合の一番乗り、さすがです!)
・ちゃこさん(北海道情報、ありがとうございます!)
・ほくとさん(誕生祝のビール、ありがとうございます!)
・アレンさん(ヒゲ脱毛情報、参考になります!)
・ayucowさん(とおるのマブダチ)
・とおるの安ワインさん(ayucowのマブダチ)
名称 | Scacco Spumante Brut N.V. スカッコ スプマンテ・ブリュット N.V. |
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生産者 | Cantine Quattro Valli カンティーネ・クアトロ・ヴァり |
価格 | 3,900円 (お店価格) |
購入店 | wine time GiO |
師範ごときの問いかけに対して快く集まって頂いた皆さんに対してせめてものお礼を、ということで、
駆けつけ一杯乾杯用の泡はボトルで注文し、皆さんで頂くことにしました。
銘柄は、イタリアのスプマンテ「スカッコ」。風土さん輸入のスパークリング・ワインですが、
ツイッター見ているとこのワインがあちこちで登場するんですね。
大変興味があったのでコレにさせて頂きました(値段も安いし)。
産地はエミリア・ロマーニャ、品種はシャルドネとオルトルゴらしいです。オルトルゴって初耳ですね。
色はかなり薄めのレモン色です。
泡立ちは少なめですが、泡のキメは細かくクリーミーな感じがします。
香りはとてもフレッシュ。グレープフルーツのような柑橘系の香りが感じられます。
味わいもスッキリですね。アルコール度数も11%と低めなので、スイスイ飲めちゃいます。
フレッシュ側に全振りしたようなスパークリング、確かに夏場にキューッと飲むのにちょうどいい感じですね。
これを駆けつけ一杯に選んだのは正解だったように思います。
点数 | 77点 |
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師範がお店に到着したのは13:30頃でしたが、それより前に一番乗りされていたあいさんと10日ぶりの乾杯。
今日は何を飲んでも美味い日ですな。
グラスは、シドニオスのユニバーサルとか、立派なものが使われています。
やっぱり気分が上がりますよ、良いグラスは。
名称 | Paul Gadiot "Prècurseur" Extra Brut 2015 ポール・ガディオ "プレキュルスール" エクストラ・ブリュット 2015 |
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生産者 | Pascal Ponson パスカル・ポンソン |
価格 | 1,600円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
もう1杯スパークリングを頂きます。
こちらは正真正銘のシャンパーニュ、それもヴィンテージ付きの立派なやつです。
裏ラベルによれば、畑はラ・プティート・モンターニュ・ド・ランスの1級畑で、品種はシャルドネ50%/ピノ・ノワール25%/ムニエ25%、
ドザージュは0gでデゴルジュされたのは2023年12月13日らしいです。
こういう細かい情報が書かれているの、好きなんですよ。データおたくですから。
色は、前のスプマンテよりやや濃い感じの黄金色です。
香りを嗅いで「おぉっ!」と思いました。明らかに高級シャンパーニュの雰囲気を纏っています。
やや酸化した感じの熟成感のある香りに、ブリオッシュの香ばしさと少しの煙たさがあります。
この複雑さはさすがヴィンテージ・シャンパーニュですね。
味わいも濃くて複雑。酸味しっかりで余韻も長いあたり、いかにもシャンパーニュでございます。
やっぱり美味いよなぁ、シャンパーニュ。
これは多分ブラインドで出されても「良いシャンパーニュですね」と言い当てられそうな気がします
・・・ってあくまで「気がする」程度ですけどね。
点数 | 84点 |
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名称 | Jiasik Riesling Malvasia 2022 ヤシック リースリング マルヴァジア 2022 |
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生産者 | Borgo san Daniele ボルゴ・サン・ダニエーレ |
価格 | 1,100円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
白ワインも5~6種類開いていました。開いていなくても、希望があれば開けるスタイルだそうです。
最初は華やか芳香系のワインが飲みたくて、選んだのはリースリングとマルヴァジアが使われたこちらのワイン。
なんとなく見覚えがあると思っていたら、昨年2021VTと稽古していました。
色は薄い黄金色、照りがあって輝いて見えますが、それはまだ明るい外光が届く時間だったからかも知れません。
香りは、期待通りの華やかさ。リースリングらしいやや派手めの白い花(カサブランカとか)みたいな香りがしっかり感じられます。
リースリング種によくあるぺトロールはほぼ感じませんでした。
味わいは、甘味がそこそこあって酸味は控えめ、後味に軽い苦味。しっかりしていて美味いっすね。
やっぱり良いっすよね、こういう華やかなワイン。
フリウーリあたりってもっと冷たくスレンダーなワインが多い印象がありましたが、
やっぱりこの辺りも地球温暖化の影響を受けているのか、肉付きの良さを感じました。
点数 | 80点 |
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この前の週末、こちらのお店でイベントが行われていました。
愛媛県今治市のワインバー「ブルーノ」のマスターである
青野くんさんがお見えになって、
彼の作る料理とこちらのワインを頂ける会だったそうです。つまみは、その残りを盛り合わせで頂きました。
・ズッキーニのマリネ クミン風味
・黒酢豚
・とうもろこしのビリヤニ
・蒸し鶏
・イカの沖漬け
だったと思います。お値段1,600円、バリエーション豊かでボリュームもあって美味しゅうございました。
名称 | Mâcon Vergisson "Sur la Roche" 2022 マコン・ヴェルジッソン "スール・ラ・ロシェ" 2022 |
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生産者 | Famille Cordier ファミーユ・コルディエ |
価格 | 1,400円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
こちらのお店、基本的にはイタリアワインがメインなのですが、一部フランスや南アフリカなどもあります。
このワインもその一つ、フランスはブルゴーニュのマコンです。
同席したアレンさんが飲んでおられて、『めっちゃ美味いっす』ってことだったので師範もお願いしました。
この造り手の2020年産プイィ・フュイッセは2年前に稽古して好印象でした。
色はそれほど濃くはなくて、前のリースリング&マルヴァジアと大きな違いはありません。
ところが香りはまるで違います。ガチの樽ドネです。
新樽率高そうだなぁ、と思ったけど、『新樽率は10%みたいです』とのこと。師範の嗅覚はホントあてになりません。
口に含むと、樽は樽なんだけどカリフォルニアのそれとはかなり傾向が違っていて、なんとなく落ち着きと深みがあるんですね。
そして味わいは、樽の香りに負けない厚みを感じます。それも緩さが無く締まった味わいなので、さすがはブルゴーニュだと思わされます。
マコンって、ブルゴーニュの中でも南の方なので、どちらかというと緩い感じが多い印象がありますが、
これはタイトな味わいでかっちりしています。やっぱり美味いんだよね、ブルゴーニュ。最近高いけどね。
点数 | 85点 |
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2時30分頃にとおるさんが参入、全員揃ったので改めて乾杯。
やっぱりイイっすよね、キレイに磨かれたグラスと柔らかな外光。ワインバーでの昼飲み、最高です!
名称 | Tramin Blauburgunder - Pinot Nero 2022 トラミン ブラウブルグンダー - ピノ・ネロ 2022 |
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生産者 | Cantina Tramin カンティーナ・トラミン |
価格 | 1,000円 (Glass:多分) |
購入店 | wine time GiO |
ここから赤です。少なくとも3杯は飲むだろうなぁ、という見積もりがあったので、
まずは「軽い赤をお願いします」と注文して、新たに開けて頂いたのがこちらの赤。
イタリア北部、アルト・アディジェのピノ・ノワールですね。
ブラウブルグンダーはピノ・ノワールの別名、シュペートブルグンダーと書かないのはオーストリアと近いんでしょうね。
色は、透明感のある薄めの赤紫色です。
香りはまさにプラム、それも酸を感じる大石プラム的な香りで満たされています。めっちゃピュアな香りですね。
味わいもピュアっピュアです。キューッと口の中を引っ張るような酸味が特徴的。まだ若い搾りたてのブドウを使いました!って感じです。
多分樽は使っていないんじゃないかな?果実のピュアさがしっかり楽しめるワインです。
個人的には少し樽香と甘さがあった方が好きですが、酸味星人にはぴったりハマる味わいだと思います。
点数 | 78点 |
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名称 | Chianti Classico 2018 キアンティ・クラッシコ 2018 |
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生産者 | San Giusto a Rentennano サン・ジュスト・ア・レンテナーノ |
価格 | 1,000円 (Glass:多分) |
購入店 | wine time GiO |
次は正統派のイタリアワイン、キアンティ・クラッシコです。
造り手の「サン・ジュスト・ア・レンテナーノ」さんって、有名な方みたいですが、
道場では初登場です。世の中は、特にイタリアはまだ見ぬ名門造り手であふれています。
そういうワインを経験できるワインバー、貴重ですよ。
外観は、かなり濃い紫色です。気合が感じられます。
香りはまさにイタリア、まさにサンジョヴェーゼ。ツーンとしたスミレのような香りが特徴的です。
樽香も良い感じにあったように思います。
味わいは、こちらも典型的なサンジョヴェーゼの味わい。タンニンはしっかりしていますが、
2018年と比較的熟成期間があるため、角が取れて柔らかい味わいになっています。
さすがは名門ドコロの面目躍如といったところでしょうか。
キアンティは玉石混交のDOCですが、これは明らかに「玉」側でしたね。
本日の赤のナンバーワンでした。
点数 | 81点 |
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安ワイン道場、開設日の5月25日を誕生日としているのですが、道場の中の人である師範本人の誕生日(7月31日)
をちゃんと覚えてくださっている人がいるんですね。ありがたい話です。
というわけで、そのありがたいお方であるほくとさんにプレゼントを頂いちゃいました。
"Minoh Beer"というところのクラフトビール2種類です。誕生日にありがたく飲ませて頂きたいと思います!
名称 | Velluto Rosso 2022 ヴェルート・ロッソ 2022 |
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生産者 | Nativ ナティヴ |
価格 | 1,000円 (Glass:多分) |
購入店 | wine time GiO |
もう一杯、赤をお願いしております。価格の所に(多分)と書いているのは、
ここまでの3杯の赤ワインのうち、2杯分しかレシートに書かれていなかったんですよ。
どれか1杯を計算し忘れされたのだと思います。
その場で気付けば良かったのですが・・・どれか1杯は横森さんからの師範へのプレゼントと理解して、
ありがたく頂戴いたします。
このワインは、濃いのをたくさん輸入することで有名な風土さんのワインですね。
「ヴェルート・ロッソ」とは「赤いベルベット」という意味のようで、ラベルもそういう素材が使われています。
色は赤というより黒に近くて、香りはイチゴジャムっぽいさがバンバン香ります。
味わいはとても甘いんですよ。陰干し葡萄が使われているのかと思いましたが、そうでもなさそうです。
めっちゃ熟したアリアニコが使われているんでしょうね。
正直、ここまで甘いと杯がなかなか進まなかったりしますが、インパクトは絶大です。
普段あまり赤ワインを飲みなれていない方に出したりするとビックリされるでしょうね。
個性的で面白いワインだと思いました。
点数 | 79点 |
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こちらがこのお店のカウンターです。L字型の配置で、7人がゆっくり座れます。
カウンターの内側も、とても機能的に配置されています。
横森さんのワンオペですが、飲み進めるのが早いメンバーに対して滞りなくサービスされていました。
名称 | Meroi Friulano 2021 メロイ フリウラーノ 2021 |
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生産者 | Meroi メロイ |
価格 | 1,400円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
ここで一回白に戻ります。品種はフリウラーノです。
造り手のメロイは、以前あいさんが持ち寄りワイン会にソーヴィニョン・ブランを
持参されていて、大変好印象だった記憶がありました。
それで、ちゃこさんが注文されたときに「私もお願いします!」といって注文いたしました。
色は薄めの黄金色で、アルコール度数が14.5%もあるのでかなり粘性が高いように感じられます。
香りは、メロンのようなフルーツの香りに、ほんのり香ばしさ(樽or種)が感じられます。
口に含むと、噛めるような果実の風味があって、なかなかどうしてしっかりした味わいです。
やっぱり美味しいっすね、この造り手のワイン。
覚えやすい名前でシンプルなラベルなので、そろそろ怪しくなってきた師範の脳みそにしっかりと焼き付けられました。
点数 | 82点 |
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名称 | Langhe Nebbiolo 2020 ランゲ ネッビオーロ 2020 |
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生産者 | Viberti Giovanni ヴィベルティ・ジョヴァンニ |
価格 | 1,200円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
さぁて、ここからなにを書くかが困るわけです。だってほら、メモはほとんど取っていないし、書いていることが意味不明ですから。
ワインは、ピエモンテはランゲ地域のネッビオーロです。
今度ピエモンテばかりのワイン会に出席する予定なので、その予習を兼ねて注文したような気がします。
「気がする」だけであって、定かではありませんが。
メモに書いてあることを書き写すと、
香り:ネッビオーロ
味:アリアニコ
だそうです。これ、このワインがそんな風だったと感じたのか、
あるいは「匂いマツタケ味シメジ」的な意味で書いたのか定かではありません。
さらに「かたいかも?」なんて書いています。固いかどうかなんて自分で判断してくださいよ>昨日の自分
・・・というわけで、甚だ残念ではありますが点数をつけられるほどの記憶が残っておりません。
でもなんとなく「若いネッビオーロはやっぱり固いよな」と感じたような気はするんですね。
近いうちに熟成ネッビオーロと稽古することにしましょう。
点数 | ??点 |
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クリックしても拡大しませんが、こちらが「東のクレオパトラ」ことあいさんです。
最近ますますクレオパトラみが増していらっしゃるようで、後光が射しておりました。
他のメンバーを紹介すると・・・
ちゃこさんは大の北海道通で、来月北海道旅行に行く師範にいろいろ有益な情報をタレ込んで頂きました。
アレンさんは、男性美容に詳しいっすね。さすがはイケメンです。
とおるさんとayucowさんは、師範から一番離れた席で、お二人でずーっと話しておられました。同い年のこの二人、
仲が良すぎで気持ち悪いです(笑)
名称 | Il Randagio 2020 イル・ランダジオ 2020 |
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生産者 | Tenuta di Carleone テヌータ・ディ・カルレオーネ |
価格 | 1,100円 (Glass) |
購入店 | wine time GiO |
そして最後のワインがこちらです。書くことないので裏ラベルに書かれたことを和訳して書いておきます。
フランス品種のポプリ。手摘みで、いくらかは全房で、セメントタンクで長時間のマセラシオン。
フレッシュで、スパイシーでファンキー。
だそうです。
唯一メモに残している文字は「自然派」「ピュア感」だそうです。
確かに、犬(ブルドッグ?)を擬人化したような絵が描かれているラベルはいかにも自然派っぽいですよね。
それくらいしか書けることが無くてゴメンナサイ。
点数 | ??点 |
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こちらがマスターの横森さん。本日は大変お世話になりました。年に1度しか来店しない極細客ですが、また来年もよろしくお願いします。
そんな感じのダイエット目標達成の祝勝会、ボトル1本とグラスワイン9杯とおつまみ1品を注文してお会計は15,000円位でした。
昼の1時30分から6時前まで、しっかりと楽しませて頂きました!
もちろん「二次会へ行きましょ~」ってことになりまして、向かったのは豪徳寺にあるワインステーション+さん。
小田急線に乗って向かいました・・・が、結論から言うと二次会にはたどり着けませんでした。
豪徳寺へ向かう途中、電車で寝ちゃったんですね。そしてたまたま起きた時に『登戸~、登戸です』という車内アナウンスが聞こえたわけです。
登戸と言えば豪徳寺から道場自宅へ帰る際の乗換駅、この駅名が聞こえたらパブロフの犬のごとく無意識に電車を降りちゃうわけです
・・・というわけで、皆さんにはなんの挨拶もせずバックレちゃいました。心よりお詫び申し上げます。
そんな状態なもんですから、次の乗換駅である武蔵小杉ではスマホを電車とホームの間に落としちゃったりするテイタラクです。
駅員さんに頼んで拾って頂きました。JR武蔵小杉駅の駅員さんには心より御礼申し上げます。
ディスクロージング・ダイエット、いよいよ決戦は明日!
そして、前日なのに未だ目標値を200gオーバー!(泣)。
週末は調子良かったので、楽勝でクリアできる思っていたんだけどなぁ。
このワガママ・ボディめ!
尾籠な話で恐縮ですが、これくらいの差は身体ん中に排泄すべきブツがどれくらい残っているかに依存すると思うんですよね。
明日の朝までに頑張ってフン張ります。
断酒期間中でもワインは買います。
門下生の皆様からのご報告頂いたワイン
直近の4本が同じショップで売られていたのでゲットしました。
人サマの本気のお薦めは素直に信じる従順な安ワイン道場です。
ショップへのリンク:
トスカニー イタリアワイン専門店
9日間続けてきたビールテイスト飲料道場も本日で終了。 明日からまた普通の安ワイン者に戻ります。
減らない体重をなんとかするべく、人間ドック目前の週末、長距離の散歩に行くことにしました。
歩くコースは、横浜の最高峰である「大丸山(おおまるやま)」に登ったあと、
以前から伺ってみたかった大船のワインショップへと向かう「横浜ハイキング」コース(勝手に命名)。
午前中いっぱい歩きます。
出発は朝の5時。道場の屋上から見える横浜のみなとみらいは、なんとなくガスっていました。
ピーカンはご勘弁、花曇りくらいだと良いなぁ。
さて道場から歩くこと約2時間、登山口最寄り駅の港南台に到着。予定通り順調な滑り出しです。
港南台駅前で遅い朝食を(といってもまだ朝7時)、ということで松屋港南台店にてモーニング。
ありがたいっすよねぇ、日本のファーストフード店。休日の朝早くから働く皆さまお疲れ様です。
注文したのは、玉子かけごはん、お値段税込み290円也。
「Wで選べる」ということで、玉子は半熟玉子にして、小鉢はミニ牛皿にしました。
ご飯大盛でも同じ値段らしいですが、そんなに食べちゃうと本日の目的がわからなくなりますから普通盛にしました。
エアコンの効いた涼しい店内で、普通に美味しい朝食を食べて、冷たいお茶は飲み放題。
ホント日本は良い国だわ。
おなかも満たしたし、いよいよ登山を開始します!
・・・といっても、ハイキングコースの入口から先は、そんなに坂はきつくありません。
むしろ、コース入口までの一般道のほうがキツい坂でした。なので整備された森の中の道をスイスイと歩いて行けます。
「なぁんだ楽勝じゃん」ということで、この頃はヤマユリの写真なんかを撮る余裕がありました。
ヤマユリ、園芸品種のカサブランカなどと似た香りがありますね。結構離れたところからでも華やかな香りが感じられます。
ワイン好きの皆さんは登山して楽しみましょう。
ハイキングコースには、分かれ道になるところでこういう案内板があるので迷うことはほぼありません。
「歩くべき道を歩く分には」ですが。
当初の予定では、このまま尾根づたいのコースを縦走して大丸山へ向かうつもりだったのですが、
案内板によれば、「ひょうたん池」の脇を通っても大丸山へ行けるように書いてあったんですね。
せっかくだから山の中の池も見ていこう、ということでコース変更しました。
そうしたら、急に道の雰囲気が変わります。藪漕ぎとまではいかないけれど、かなり草が深くて短パンで来なくて良かった感があります。
道が細いだけならまだしも、階段でガンガンと下っていくんですね。
多分、港南台駅前から登ってきたのと同じくらいの高低差を下りていくんです。
「せっかく上ったのに~」「もしかしてこれ山降りちゃう?」と不安になりながら歩き続けます。
結局、ほとんど山を下りて脇を走る横浜横須賀道路と同じくらいの高さにひょうたん池はありました。
後で考えると「そりゃそうだよね、池だから山頂付近にあるはずないよね」です。シオカラトンボが楽しげに飛んでましたよ。
下りた以上はまた上らなきゃいけません。
そしてこの、ひょうたん池から大丸山へ向かうコースが地獄なんですわ。300段以上ある階段状の段差が休みなく続いています。
死にそうになりました。
這う這うの体で大丸山山頂に到着。お疲れ様です>自分
山頂には「横浜市最高峰 大丸山」と高らかに書かれたポールが建てられています。
156.8mですけどね。
このコースには師範以外にもトレイルランをしている人たちがいました。
いや~、こんな山道を走るなんてまっぴらゴメンですわ(コケてる人もいました)
山頂の広場からは、東京湾が爽やかに見渡せ・・・るはずだったんですが、
早朝同様ガスっていてあまりきれいに見えませんでした。残念!
山頂でしばし休憩して、目的達成のツイートなどをして、市境を超えて鎌倉市側へ向かいます。
ちなみに、
横浜市が
周辺マップ
を公開しています。市境を超えて鎌倉側の表記がとても雑なんですね、他所の自治体ですからそりゃそうですけど。
標識なんかも、鎌倉市側は「だいたいわかるでしょ」と、かなりアバウトでした。
実は、横浜市最高峰は大丸山ですが、最高地点は違っていて、鎌倉市側に頂上のある大平山の頂上付近(159.4m)です。
ランドマークタワー(296m)の展望台の方がずっと高いんですけど、地図上ではそれは無かったことになっているようです。
大平山の頂上も通ったのですが、ゴルフ場の脇にあるちょっとした丘って感じだったので、見逃してしまいました。
このコース、深い山中を歩いているかと思えば東側に高速道路が見えたり、西側や北側に住宅地やゴルフ場、墓地なんかが見えたりするんで、
「え?ここ山の中じゃなかったんだっけ?」ってなります。都会の山ですからね。
そんな感じで山歩きを終えて、街中を歩いて大船方面へ向かいます。
山の中はほとんど日陰で、空気も幾分冷えていたので問題なかったのですが、
住宅地に出るとがぜん灼熱地獄が襲ってきました。花曇りも解消しておひさまギラギラ・・・暑い!
・・・ということでドラッグストアに寄って、アイスボックスのアクエリ割を飲んで一呼吸。
アクエリじゃ無くてグレープフルーツのチューハイだったもっと最高です(飲みませんけど)
ちなみに、食べ終えたアイスボックスの容器を捨てようとドラックストアに戻ったら『ゴミ箱の設置はありません』とのこと。
お願いして引き取ってもらいましたが、これ持って自宅まで帰るのかよ~( ノД`)でしたよ。
ホント最近、街中もお店もゴミ箱がありませんよね。「ゴミを減らす」「街をきれいにする」という観点では逆のアプローチに思えてなりません。
そんなこんなで最終目的地の大船駅前に到着。時間は午前11時30分頃でした。
あいにくタオルを持っていなかったので100均で調達、スーパーのトイレでタオルを濡らして個室で身体を拭いて着替えて・・・
なんてしていたらもうお昼だったので、昼食は抜きにしました。
涼しい場所で本日のご報告などをして、目的のお店の開店を待ちます。
今回の「横浜ハイキング」の結果がコチラ。
・歩数:34,670歩
・距離:29.469km
・時間:4時間56分
・消費カロリー:1,479kcal
1gの脂肪を燃焼するのに6kcal必要ですから、今回の散歩で250gくらい減ったはずです。
明日はプールに行って消費すれば、きっと目標達成できるはず!・・・お願いだから達成して!
さて、当サイトは「安ワイン道場」ですから、散歩の話だけしていても皆さん『そんなん興味ねぇよ!』でしょう。
というわけで次なる目的地は、大船駅を出ですぐの商店街にある「ワインスピークス」というワイン屋さん
(お店のインスタグラム)。
昨年、水天宮のアフリカーから独立されたむらかみさんが店主を務めておられるお店です。
お店は、商店街に沿った小さな建物の二階にあります。窓に"WINE"と書かれたサインがありますが、
それが無ければまずここにワインショップがあるとは思えません。
そして、アパートみたいな外階段を上がって、普通にアパートの一室みたいな扉を開けると中がお店になっています。
知らなければまず入ろうとは思わないであろう、超隠れ家的なお店です。
お店に入ると、むらかみさんが『安ワイン道場師範さんですね!』と迎えてくれました。
事前に訪問をお伝えしていたわけではなく、一連のツイートと直前のフォローで気付いて頂いたみたいです。
最初から身バレしていると話が早いです。
店内は決して広くはないのですが、むらかみさんが厳選された南アフリカを中心としたワインが並んでいます。
有料試飲もかなりの数があるようです。でも、師範はただいま断酒中なんですよね~
名称 | Robertson Winery "Winemakers Selection" Gewürztraminer 2022 ロバートソン・ワイナリー "ワインメーカーズ・セレクション" ゲヴュルツトラミネール 2022 |
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生産者 | Robertson Winery ロバートソン・ワイナリー |
価格 | 400円 (有料試飲 80ml) |
購入店 | ワインスピークス |
・・・なんですが、グラス1杯くらいは「断酒チートデー」として許可することにしました。
長距離の散歩をしてきて、目の前にはたくさんのワイン、ここで飲まない勇気は無いです(車を運転している場合は別です。飲酒運転ダメゼッタイ!)
ちなみにこのお店の試飲システムは独特で、"Let's go wine. Tasting on the tasting table!"
と書かれたタグが掛かっているワインは全てテイスティング可能です。
グラス1杯80mlのお値段は、ボトル価格の10分の1+グラス代200円だそうです(ボトル価格が2,000円未満の場合は一律400円)。
タグが無い場合でも、贈答品にするので味見がしたい、というの要望があれば開けるんだそう。
とてもリーズナブルで良心的なシステムだと思います。
クソ暑い中歩いてきたので、飲みたいのはやっぱり泡か白です。
冷えている泡はグラハム・ベックだったので、それにしようかと悩みましたが、ここはやっぱり飲んだことない銘柄にするべし!
と内なる声が聞こえてきて、選んだのはロバートソン・ワイナリーのゲヴュルツトラミネール。
レイト・ハーベストは稽古済みですが、
そうでないものは初稽古です。
外観は薄めのレモン色です。香りはかなり華やか、でもゲヴュルツに特徴的なライチっぽさは案外控えめで、
蜂蜜や白い花のような芳香系品種一般にある要素が多めに感じました。
味わいは、結構甘めです。「レイト・ハーベストじゃないから辛口かな?」との想像を少しハズされましたが、
これはこれで蜂蜜レモン的な味わいで美味しゅうございます。
ワインを口にするのは5日ぶり、そして汗を流した後の蜂蜜レモン風味なワイン、染み入りました
・・・ということで断酒中なのに飲んじゃったわけですが、これくらいは飲んだうちに入らんでしょう。
点数 | 78点 |
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こちらのお店は南アフリカワインだけでなく、米国のワインや日本ワインもかなり取り揃えられています。
試飲の種類が豊富ですし、土日は試飲会なんかもやられているそうです。
お近くにお住いの方だけでなく、三浦半島や湘南へ遊びに行くついでに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
・・・という感じの、ダイエット&断酒(?)期間中最後の土曜日でした。あと4日、耐え抜きます!
ディスクロージング・ダイエット13週目、ここに来てあと500gでまさかの停滞中。
先週末の「深酒デトックス」も今回は効果なし。うむぅ~。
脂肪500gをカロリー換算すると約3,000kcal、あと1週間でいかにして「消費カロリー ー 摂取カロリー = 3,000」を達成するかですが、
健康診断前に摂取分を減らすのは貧血その他に影響を与える可能性があるので避けたいところ。
消費カロリーを増やすことを考えるべきなのですが、この梅雨空ですからねぇ。
週末に天気が良いことを期待して、そこで長距離散歩でも計画しますかね。
雨の日は、家族がやっている任天堂の「リングフィット アドベンチャー」なるゲームでカロリー消費する、という手もあるのですが・・・ これがどうも性に合わんのです。なんだか「やらされ」感が強いし、コントローラーがうまく反応しないとイラっとするし。 年を取るとわがままで我慢強さが無くなる、ってことですかね。 特に機械相手だと「や~めた!」ってなっちゃいます。
ビールテイスト飲料道場
毎年恒例の「肝臓数値捏造週間」です。
今年は7月1日から7月9日までの9日間、通常の稽古と肝臓君はお休みです。