6月、道場ではジューンベリーが実る季節です。6月に実がなるから「ジューン」ベリーなんですな。
連休明けから始めたディスクロージング・ダイエット、毎週火曜に進捗を報告していますが、
例年より体重の減少が進まないんですよ。
スポーツジム通って(自己評価ですが)筋肉もついて代謝もあがった感じがするのに、減らないってのはおかしいでしょう。
やっぱりアレですかね?退職する前より脳を使っていないんですかね?
働いていた頃もそんなに使っていた気はしないんですけどね(爆)
そんな感じではありますが、当面飲み食いはそれほど制限せずにダイエットを進めたいと考えております。
名称 | Señorío de Segorbe Brut Rosé N.V. セニョーリオ・デ・セゴルベ ブリュット ロゼ N.V. |
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生産者 | Torre Oria トッレ・オリア |
価格 | 746円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
真夏のような暑さの日曜日。こんな日は早い時間から軽めの泡をゴクゴク飲みたいなぁ、ということでチョイスしたのがこちらのスパークリング。
オーケーストアで税別678円の安カバです。
この銘柄のロゼじゃないものとは半年前に稽古済み。
合わせた料理は、明るいうちはスーパーで買ってきた鶏レバーの甘辛煮、夕食時間からはホッケの塩焼き、水晶鶏、ベーコンとアスパラの炒め物、大根ツナサラダです。
色は薄めのオレンジ色で、ロゼというよりちょっと濃いめの白くらいな感じです。泡立ちは強くなく弱くなく、泡のキメも粗くなく細かくなく、です。
香りも、色の印象に引っ張られてか、どことなくオレンジワイン的なナチュッとしたグレープフルーツと石鹸みたいな香りを感じます。
味わいは、一般的なシャンパーニュと比較すると酸味は控えめ。それゆえかカバにありがちなキンキンと神経質な雰囲気が無く、普通にスイスイ飲めちゃいます。
キンキンに冷やして飲んでも罪悪感を感じない、普通に美味しいスパークリングです。カバにありがちな金属的な味わいが無いのは好印象。
でも、「ロゼだから」とか「瓶内二次発酵だから」とか、そういうプレミアム感とは別次元の、日常消費するにふさわしい安カバですよ。
点数 | 74点 |
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名称 | 18 Cabernet Sauvignon 2024 エイティーン カベルネ・ソーヴィニョン 2024 |
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生産者 | Bodegas y Viñedos de Aguirre ボデガス・イ・ビニェードス・デ・アギーレ |
価格 | 548円 |
購入店 | イオンスタイル天王町店 |
このワインは昨日のシチュー用に買ったもの。7人前だったので、だいたいボトル半分強の400ml使いました。
その残った分と本日改めて稽古しております。ちなみに銘柄は"18(エイティーン)"と読むようです。
セイコーマートの"G7(ジーセブン)"に対抗して"I8(アイエイト)"だと思っていました。
色はしっかりと濃い紫色で、外観だけではワンコインのワインには見えません。
香りもちゃんとカベルネですね。もちろん樽香なんかは感じませんが、この品種らしい色の濃いベリーの香りとピーマン的な青さを感じます。
味わいも結構ちゃんとしていますね。料理用の赤には酸が強すぎないこととそこそこの甘味があることが大切ですが、ちゃんとそこをクリアしています。
たっぷりアカシアが使われているのか、飲み飽きする感じは禁じえませんが、料理用にはこれで十分でしょう。
こんなワインが税別498円で買える日本は、未だに良い国だと思います。料理用に買ったお酒が税率10%なのはちょっと違和感ありますけどね。
点数 | 72点 |
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名称 | Chianti Classico 2020 キアンティ・クラッシコ 2020 |
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生産者 | Castello di Gabbiano カステッロ・ディ・ガッビアーノ |
価格 | 1,358円 (50% Off) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
昨日あれだけ飲んでおいて、昼間には残りのワインや料理用ワインも飲んだのに、やっぱり夕方になると新しいワインを開けたくなります・・・
というわけで本日の稽古相手はイタリアのキアンティ・クラッシコ。楽天スーパーセールで50%オフとのことだったので購入したワインです。
合わせた料理は、アンガス牛のステーキ、オクラのソテー、フルーツトマトです。
色は、濃い紫色ではあるけど赤みと透明感のある、サンジョヴェーゼ主体のワインらしい外観です。
香りもまさにサンジョヴェーゼですね。赤い果実にスミレの花、そしてほんのりバニラっぽさが感じられます。
味わいは、酸味控えめで甘さが感じられます。スイスイいけちゃうバランスです。
安キアンティって、酸っぱいだけのものも多いのですが、これはちゃんと品種の特徴も出ているし甘さもあるので楽しく頂けます。
【輸入元終売特価】ということで今も1,358円で売られていますよ(ちょっと騙された気分ではあります)
1/3ほど残して、普通に栓をしてセラーに立てて保存した分と翌日再稽古。気のせいで無ければ、昨日よりちょっと美味しくなりました。 香りの果実もスミレもバニラも昨日に増して香ります。これは時間をかけて飲んで吉なワインですね。+2点ですよ。
点数 | 77(+2)点 |
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リンク |
Chianti Classico 2020 [Castello di Gabbiano] 1,358円 |
本日は、従弟夫妻と末っ子で中学生のRちゃんが遊びに来るというので、道場で宴会。調理担当は専業主夫の師範でございます。
もちろんワイン担当も師範、朝から徒歩で横浜まで買い出しに行ったりしておりました。
備忘録のために、食べたものと飲んだものをアップしておきます。最初にビール「ザ・ビタリスト」で乾杯しましたが写真はありません。
名称 | Dom Marcial Brut N.V. ドム・マルシアル ブリュット N.V. |
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生産者 | Poilver-Jacques ポワルヴェール・ジャック |
価格 | 2,794円 |
購入店 | 肉のハナマサ 西横浜店 |
1本目のワインはもちろんシャンパーニュですが、手頃なものが無かったので朝から肉のハナマサで買ってきました。
お値段は税込みで2,794円。今どき普通に3,000円以下で買えるシャンパーニュは珍しくなっちゃいましたね。
それでも前回稽古した2年前より600円ほど値上がりしています。
造り手は、安ワイン者ならみんな知っているポワルヴェール・ジャックです。
買ったその日に抜栓でしたが、幸い噴くことなく上手に開けられました。
外観は「えぇ!?」と思うくらいしっかりした黄金色です。
香りにも見た目通りの熟成香があって、奈良漬けのようなフルーティな漬物っぽい香りがしっかりと感じられます。
味わいは、シャンパーニュらしく酸味しっかりですが、こちらにも熟成からくると思われるマッタリ感があります。
改めて前回の稽古を読み返しても、同じようなことを書いていますね。
都心ならともかく、西横浜なんていう場末のハナマサでシャンパーニュが買われることなんでそうそう無いでしょうから、
かなり長期間「棚熟成」されているような気がします。でも、酸の強いシャンパーニュだと、劣化した、って感じにはならないんですよね。
点数 | 80点 |
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最初にお出ししたなんちゃってカプレーゼ、ミニトマト(アンジェラ)、生オリーブ、パールモッツァレラチーズ、自家栽培のバジル、 味付けはピエトロのドレッシング。普通に美味しくできました。
シャルキュトリー盛り合わせは、買ってきたのを切って盛るだけ。
・牛タンのアスピック(左奥:成城石井)
・鴨とピスタチオのパテ(右奥:成城石井)
・ハモンセラーノ(左前:カルディ)
・サルシッチャ(右前:カルディ)
牛タンのアスピックはとてもナイスでした。今度フード持ち寄りのワイン会とかあったらこれにしよう。
名称 | Villa d'Est Pinot Gris 2022 ヴィラデスト ピノ・グリ 2022 |
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生産者 | Villa d'Est Winery ヴィラデスト ワイナリー |
価格 | 3,850円 (参考・3本セットの寄付金額:49,000円) |
購入店 | 長野県東御市 |
2本目は、長野県東御市へのふるさと納税の返礼品で頂いたヴィラ・デストのピノ・グリ。 ワイナリーのサイトにテクニカルシートがあって、それによれば
長野県東御市和 田沢地区の自社畑、標高は920m、垣根栽培
生産本数1,510本。2022年10月3日に仕込み
スキンコンタクト一晩、シュール・リー、MLF無
ステンレスタンクにて約7か月熟成
だそうです。こういう情報がちゃんとしているワイナリーは好きなんですよ。
外観は、ピノ・グリらしく若干の赤みを感じるレモン色です。スキンコンタクトしているので、皮の色がちゃんとワインに移っているようです。
香りのボリュームは控えめですが、和ナシのようなやや甘めで奥ゆかしいフルーツの香りが感じられます。
味わいは、香りのおとなしさに反して厚みがあります。酸はそれほど高くない、というか緩めなのですが、旨味と軽い苦味があって飲みごたえを感じます。
無理をせず、日本のピノ・グリを素直にワインにしたらこうなりました、って感じですね。
変に自然派寄りに振ってなくて、ちゃんと品種の特徴が表現されている良いワインだと思います。
点数 | 79点 |
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リンク |
【ふるさと納税】ヴィラデストワイナリー 白ワイン3種飲み比べ3本セット 寄付金額49,000円 |
当道場のスペシャリテがこちら、カツオのタタキの和風カルパッチョ。 敷き詰めたカツオのタタキの上にたっぷりの小ネギを散らして、ハーブソルトを振りかけ、オリーブオイルでカリっと揚げたガーリックスライスをオイルごとかけて、 最後にポン酢で味を調整します。これ、皆さん美味しいと言ってくれます。子供たちも大好きな一皿です。
こちらは普通に本マグロとヒラメのカルパッチョ。 カルパッチョ2種、どっちにしようか迷った挙句、どっちも出すことにしました。 ヒラメはもう少し歯ごたえのあるものが良かったな。
名称 | Beaune Premier Cru 2016 ボーヌ プルミエ・クリュ 2016 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 4,998円 |
購入店 |
3本目はブルゴーニュの赤、1年前にコストコで購入しました。
この銘柄のこのヴィンテージは1年半前に稽古済みで、その時好印象だったので更に再購入したものです。
今どきブルゴーニュの1級畑が5,000円以下なんて珍しいですよね。1年間の追加熟成でどう変わっているか、興味アリアリで稽古しました。
外観は、ブルゴーニュとしてはかなり濃いめに思える紫色ですが、エッジにわずかにレンガ色が見えるあたりに熟成を感じます。
香りはとても立派です。色からするとちょっと意外な、トーン高めの赤い果実の香りと、ほんのりバニラの樽香を感じます。
南部ブルゴーニュにありがちな野性味はあまりなく、純粋な感じでキレイなピノ・ノワールの香りです。
味わいは、基本的にはブルゴーニュのピノらしい甘酸っぱさが主体ですが、出来て10年近くたつのにまだ渋味がしっかりしていて、この先まだまだ熟成しそうです。
いやー、やっぱりルイ・ジャドは立派だわ。ガンガンに派手ってわけじゃないけど「ブルゴーニュの赤かくあるべし!」という感じです。
販売店のコストコ、大抵の商品は量が多いだけであまりお得感が無いように感じるんですが、
こんな風にワインだけはビックリするくらい安いのがあったりするからつい入会しちゃうんですよね。
点数 | 84点 |
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パン類(バゲットとチーズブレッド)は、近所のパン屋「ブーランジェリー・マナベ」に予約して買ってきました。 木金土しか営業しない強気なスタイルのパン屋ですが、好きなんですよ、ここのパン。
この頃には師範代も帰宅して、調理を手伝ってくれました。メニューは合鴨とアボカドとブロッコリーとフルーツトマトのサラダ。 今回の提供料理はヘルシーですな。
炭水化物は、道場の屋上ハーブ園で収穫した青じそを使ったイカのスパゲティ・シソヴェーゼ。 バジルじゃなくても全く違和感なくて、とても爽やかなパスタです。 特に、脇にバジルの葉を添えると、その香りが鼻から入ってくるので青じその香りとバジルの香りの両方が感じられてナイスでした。
名称 | Garzon Single Vineyard Tannat 2022 ガルソン シングル・ヴィンヤード タナ 2022 |
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生産者 | Bodega Garzon ボデガ・ガルソン |
価格 | (従弟から) |
購入店 |
飲む人3人で4本目、こちらは従弟に持参して頂いたワインです。
横浜そごうの地下、ヴィノスやまざきで店員さんに『面白いワインは無いですか?』と聞いたら、このワインを薦められたとのこと。
ウルグアイのタナ、確かに普通はあまり手土産にはしない渋めのチョイスですね。
ちなみにこのワイナリーのアルバリーニョは4月にも稽古しています。
これ以外のワインは、1杯分だけ残していたので翌日確認しながら稽古日誌をしたためているのですが、
このワインだけは残していなかったので、半分想像しながら書いております。
外観は、黒に近いくらい濃い色合いだったと思います。
香りは「君ってボルドー?」ってくらいの王道感。濃いベリーの香りに、強めに焦がした樽の香りがあったように思います。
味わいも濃かったですね。アルコール度数が14.5%と高く、ちゃんと3人で4本目としての刺客の役割を果たしてくれました。
しっかりとした存在感のあるワインだと思いました。いわゆる「ウルタナ」、マーケティング的に成功するためにはこの路線を突っ走るべきなんでしょうね。
だって名前からして濃そうですもん。「ウルほどあるタンニン」って感じで。
点数 | 82点 |
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メインの料理は、牛スネ肉のシチューです。 今回は肉が柔らかくなり過ぎました。圧力鍋はちょうどいい柔らかさにするのが難しいのよね。味は良いんだけどね。
デザートは、「ふらんす山」というケーキ屋さんのケーキいろいろ。 私は奥側真ん中のオレンジのやつを食べたと思います。大変美味しゅうございました、多分。
珍しく食後にハードリカーなんかを並べて飲んでおります。ハイ、立派な酔っぱらいの出来上がりです。
そんな感じの道場宴会でございました。
稽古したワインたち(翌日撮影)
■note 45本目。並べてみると師範が作る料理は「切って盛るだけ」が多いですね。
自宅で飲み会・・・安ワイン道場稽古場
名称 | Discover Italia Uva Longanesi Rubicone 2023 ディスカバー・イタリア ウヴァ ロンガネージ ルビコーネ 2023 |
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生産者 | Terre Cevico テッレ・チェヴィコ |
価格 | 822円 (単品価格:1,683円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の稽古相手は、見るからに空港のお土産コーナーに並んでいそうなラベルのイタリア産赤ワイン。
でも皆さん聞いてくださいよ、裏ラベルの情報によれば、
使われている「ロンガネージ」という品種は、一度絶滅したと思われた奇跡の品種らしいですよ!
品種が珍しいからといって美味しい保証は無い(というか普通はそうじゃないから淘汰される)と思うけど、
セットに入っていたから真面目に稽古します。
色は特に濃くもなく薄くもなく、普通に赤ワインの色合いです。
香りは、鼻で嗅ぐ分には特段どうということもなく、薄めの赤ワインの香りです。
口に含むと、やや硬めの渋味とそこそこの甘味、弱めの甘味。そこまでは普通だったんですが・・・
残り香が生臭いんです、とっても。生乾きの雑巾みたいな雰囲気が口の中に残ります。
還元臭だったみたいで、時間が経つと軽減はしますが、こんなんディスカバーしたくは無いっすわ。
結果的にラベルの印象通りというか、お土産で売るにもリスキーという気はしました。
小瓶保存して3日後再稽古。生臭さはすっかり抜けました。この状態だと美味しいです。 やっぱり還元臭だったんでしょうね。ひっそりと3点プラスします。
点数 | 59(+3)点 |
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うきうき厳選!驚異のフルボディ 極上赤ワイン6本セット 5,478円 Discover Italia Longanesi Rubicone 2023 [Terre Cevico] 1,683円 |
ディスクロージング・ダイエットの報告日である火曜、今週で7週目ですね。
先週木曜の「深酒デトックス効果」などもあり、これまでより右肩下がりの傾向は強まっていますが、それでも目標未達な状況が続いています。
先週の見立て通り、やっぱり61kg以下ってところが到達点ですかねぇ。
有酸素運動のギアをもう一段上げるべく、ジム通いがある日でも1日1万歩のウォーキングを課すことにしました。
今朝の目的地は、Y校裏の大岡川沿いに植えられているクチナシの植え込み。今まさに満開です。
この花の良いところはその香りにあります。柔らかで甘い香りからは、「ヴィオニエ」「マロ発酵」という単語が連想されますよ。
健康のために近所の公園まで歩いて来たけれど、健康を害しそうな暑さのためカフェに退避、
木陰のテラスで健康回復に努めるも、ビールを飲んじゃって不健康に逆戻り。
保土ヶ谷公園内にあるCafe CUEの生ビール、写真の小が660円、大は多分770円。
ちと高いけどテラスで飲むビール派気分が良いです。
名称 | Vermentino 2023 ヴェルメンティーノ 2023 |
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生産者 | Feudo Arancio フェウド・アランチョ |
価格 | 1,419円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、本マグロ(赤身、中トロ)、ブリ、マダイ、サーモン、甘えび、甲イカ。
オーケーの寿司種セットです。他には焼きナスとオクラのお浸しを師範代が用意してくれました。
選んだワインは、「海のワイン」ということでイタリアはシチリア島産のヴェルメンティーノ。
造り手は安心のフェウド・アランチョ、インポーターのモトックスさんによれば、この3月から輸入し始められたニューフェイスとのことです。
色は薄めのレモン色・・・ってだいたいの安い白ワインはそうですよね。
香りも、いわゆる安ワイン風ではあるけど、物足りなさは感じないフルーツと花の香り。
味わいも、とりわけどうということはないけど、ちゃんと美味しい白ワインの味わい。
フェウド・アランチョって、こういうイメージなんですよ。
出過ぎないけどちゃんとしているワイン。
シチリアの人って意外と奥ゆかしいのかもね。同じ島国の民として親近感。
小瓶保存した3日後再稽古。 イケてない赤を飲んだ後だと、ちゃんとした白は美味いな、という感覚を新たにしました。 やっぱりアランチョ銘柄は安心銘柄です。
点数 | 75点 |
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リンク |
Feudo Arancio Vermentino 2023 1,419円 |
超久しぶりに日本酒の飲み比べ。
右の「もこもこシーズーさけ 純米大吟醸」、改めて飲むとやっぱり九州の酒らしく甘さしっかり。濁りもあって甘酒のよう。
左は先週買った「鶴齢 無濾過生原酒 山田錦65」、端麗辛口が多い新潟の酒にしては、旨味しっかりAlcも高く濃い系です。
これから夏にかけて、食前酒はビールばっかりで、ますます日本酒の消費量は減っていくと思われる道場です。
名称 | Re Teodorico Pinot Grigio delle Venezie 2023 レ・テオドリコ ピノ・グリージョ・デッレ・ヴェネツィエ 2023 |
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生産者 | Cantina di Monteforte カンティーナ・ディ・モンテフォルテ |
価格 | 756円 (30% Off) |
購入店 | ヤオコー 横浜天神橋店 |
本日の夕食メニューは、水晶鶏、モヤシのナムル、ガーリックライス。
平日は師範が料理担当ですが、土日は師範代にお願いしています。
やっぱり自分が作るのとは一味違って美味しいです。センスとスピードが違うのね。
そんな料理の稽古相手に選んだのは、ヤオコー自社輸入ワイン30%オフで買ったピノ・グリージョ。
先週のピノ・ネロが好印象だったので、こちらのワインも期待して稽古しました。
外観は、いわゆるグリ色はありませんが、この価格帯の白としては結構しっかりしたレモン色に感じます。
香りは、カチッとした果実香がしっかり香って、なんとも例えがたいけどピノ・グリな香りです。
味わいもカチッとしていますね。甘さ控えめ酸味は中程度、口腔内をキュッと絞る収斂性があって、飲み応えを感じます。
特別美味しいわけじゃ無いけど、樽無しでしっかりした白ワインを飲みたい場合の選択肢の一つになると思います。
ホント、スーパーのワインも美味しくなりました。安ワイン者にとっては歓迎すべき状況だと思います。
小瓶保存した翌日稽古しましたが、やっぱりこのワインは美味いっすよ。 翌日稽古した、買値では倍のフェウド・アランチョのヴェルメンティーノよりこっちの方が上でした。 ヤオコーが近くにある方にはガチでお薦めできます。
点数 | 77点 |
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本日は、師範代が勤務先関連の飲み会で不在、ということで子供たちと近所の居酒屋魚七 天王町店へ。
このお店は昨年秋も同じような状況で訪問しています。
今回案内されたのは、店内奥のテーブル席。このお店、入口側は禁煙席で奥は喫煙可能なんですね。
最近はほぼ禁煙の店にしか行かないので、久しぶりにタバコの匂いを嗅ぎました。
好きではないですが、嫌悪感を示すほど嫌いというわけでもありません。
ヒマ人師範は時間がたっぷりあるので、一足早くお店に入って瓶ビール(中) 715円を頂いています。
手前の突き出しは茄子の揚げ浸し 350円。
このお店は突き出しが選べます。お金を取るわけだから、そうして頂けるのはありがたいですね。
ちなみに、ビールの後はワイン(エブリィ)を頂く予定だったのですが、
あいにくワインは切らしているとのこと。ちょっぴり残念ですが、ここにコメント書く手間が省けてちょっとハッピーな気分。
瓶ビールは2本頂きました。
備忘録として、注文した料理を書いていきます。
・とろタク梅水晶 759円
このお店はマグロが売りのようで、マグロを使ったメニューがいろいろありました。
鮪のネットリ感と沢庵と軟骨のコリコリ感、違った食感が楽しめる料理でした。
午後7時きっかりに子供たちが到着して乾杯。 今回は二十歳になった次女も男梅サワー(539円)なるものを飲んでました。 飲めない長女はノンアルカシスオレンジ(429円)です。
このお店で一番楽しみなのがこちら。
・魚七盛り(中) 2,189円
盛られているのは(置かれている場所で)
カツオ、マグロ
ブリ、サーモン、アジ
赤サバ、マダイ、中落ち巻き
おなかいっぱいになる刺盛り、これが2,000円は安いと思います。
・タラモサラダ 649円
ポテトサラダの上に明太子が乗っています。いわゆるタラモサラダとはだいぶ違う気がしますが、
これはこれで悪くないし結構おなかにたまります。
・あさりのにんにくバター 759円
長女はアサリが好きなのよね。ニンニク本体とニンニクの芽が入っていて、ガーリック感満載です。
・明太子の天ぷら 649円
あれ?前回よりだいぶ量が減りましたね。
前回は多すぎで、この値段だとこれくらいが適量だとは思いますが。
・ゴーヤチャンプル 649円
ゴーヤはまだ旬じゃないためかちょっとしか入っていなくて、ほぼ豚バラとタピオカ入り厚揚げの炒め物でした。
・トロトロ豚の一本角煮 979円
次女が注文、看板に偽りないトロトロ感でした。
このお店、基本的には海鮮居酒屋なんですが、豚バラを使ったこの料理も美味しかったですね。
ビールの後は日本酒にスイッチしました。
・MIYASAKA 純米吟醸 859円
長野のお酒、酒米は山田錦です。吟醸香がスッキリきれいなお酒でした。
・忍者 純米吟醸 859円
こちらはMIYASAKAと比べると旨味と甘味が強めで、パワフルな印象を受けました。
やっぱりこのお店ではワインなんか飲まず、日本酒を頂くべきでしょう。
店内は早い時間からきっちり満席、週末は予約必須のお店だと思います。
そんな感じの家族で居酒屋ディナー、他に書いていない注文は、長女が注文したあさり汁(小) 299円と次女が注文したアロエサワー 539円。
トータルのお支払いは12,567円でした。
■note 44本目。noteは会員数が1,000万人を超えたそうです。
うちのフォロワーは56人、まだ0.00056%・・・伸びしろしかありません(笑泣)
大繁盛の海鮮居酒屋・・・魚七 天王町店
蛇足ネタですが、
食事の後は例によって家族カラオケで、お店の向かいのバンガローハウス 天王町店へ。
最近の歌はキーが高いし音程の移動も激しくて難しいですね。
バンドで演奏した「憂・燦々」とか歌ってみましたが全然でございました。
飲み物リストにヴィアヘロというワインがあったので、その赤を注文しました。
調べたらチリ産の箱ワインみたいですね。ここまでイケてないワインは久しぶりに飲みました。50点です。
小さなコップ1杯のお値段418円、猛烈に利益率の高い商品でしょう。
白ワインを頂く蛮勇は萎えてしまいましたので、追加はコロナ・エクストラ 438円を頂きました。
これも久しぶりに飲みましたが、やっぱり暑い国のビールは軽いですね。
そんな感じで2時間ばかり歌って、お会計は5,000円弱。飲み物以外は長女に奢って貰いましたよ。
木曜は本来休肝日ですが、飲み友だちから誘われたとあっては返上することにやぶさかではありません。
というわけで、本日は神田まで飲みに出ました。目的のお店は7時からの予約、ということで、
そんな時間まで待てないオッサン3人(とおる氏、ayucow氏、師範)で0次会。
店は、とおる氏からの『グーグルで4.6と高評価の店がある』との提案で、こちらの大衆酒場 神田商店に突撃。
店内は間口が狭く奥に長い構造で、
入口に一番近いテーブルが開いていたのでそこに案内されました。
まだ明るい時間から明るいテーブルで飲むのは悪くないですね。
最初は瓶ビールを注文、銘柄はサッポロのラガー(赤星)です。 これは美味しかったんですよ。瓶ビールなのでもちろん想像通りの味なのですが、キンキンに冷えていてこんな暑い日にはぴったりでした。
料理は、写真奥の冷やしトマトと、写真には無いけど枝豆をとおる氏が注文。 どちらも利益率の高い、お店に優しいメニューですね。 これら2つはどうということ無かったのですが、お通しの肉団子(写真手前)は美味しかったっすよ。
ビールの後は、「ハッピーアワーで190円」だったレモンサワーとハイボール(写真)を注文。
これが、薄いのなんのって薄いのよ。炭酸も弱いしアルコール感も無いし、とにかく薄い。
『人間の味覚の検知限に迫る「限界ハイボール」だ!』なんて話してました。
ちなみにレモンサワーは酸っぱいだけ、ayucow氏が注文した緑茶ハイは『お茶です』だそうです。
そんな感じグーグル高評価店からは1時間弱で退散。お会計は3人分で4,700円くらいでした。
ネットの評価なんてあてにならんですな。ハッピーアワーじゃない時間はちゃんとしたお酒が出されていることを願ってやみません。
気を取り直して目的のお店は、中国東北地方の料理と自然派ワインが楽しめる味坊です。
このお店を利用するのはこの時以来なので3年ぶりですね。
師範は別に自然派ワインに傾倒しているわけではない、というか「不自然派」を自認しているわけですが、
やっぱりこのお店は楽しいんですよ。
通されたのは2階のテーブル席です。隣の会話がマル聞こえするくらい席間が近いのですが、
それもまた中国現地っぽい雰囲気を醸し出しています。
今回の参加者は下記の皆さんです。
・mishikaさん(幹事役ありがとう)
・うえむらさん(右岸の主)
・あいさん(東のクレオパトラ)
・とおるの安ワインさん(無駄にマッチョ)
・ayucowさん(内臓脂肪は一日にして成らず)
・安ワイン道場師範(プー)
まずはオッサン3人に加えてあいさんが到着して瓶ビール乾杯。呑兵衛は全員揃うのを待つなんてことは致しません。
銘柄はここも赤星でした。
名称 | Más Amor Verdejo N.V. マス・アモール ベルデホ N.V. |
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生産者 | Franck Massard フランク・マサール |
価格 | 3,850円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
ビールはあっという間に蒸発して、師範が1本目のワインを探しに行きました。
冷蔵ケースの前で考えていると、お店のおばちゃんが
『赤?白?』と聞いてきたので、
「白かなぁと」と答えると、
『じゃぁ白はコッチネ。どれにする?』
とか、急かされるわけですよ。冷蔵ケースの前は通路なので、あまり粘られても困るってことでしょう。
なので、急いで自然派っぽくないシンプルな外観のワインをチョイスしました。
色は薄めのレモン色。粘性は高くありません。
香りは、グレープフルーツに加えてハーブのような涼し気な香りを感じます。
品種はベルデホが85%にソーヴィニョン・ブランが15%とのことですが、
後者の影響が強そうな感じです。
味わいはスッキリ爽やか。軽い苦味を感じますが、それも含めて爽快感があります。
軽くてスイスイ飲める、良いワインだと思います。
裏には"Organic Wine"と書かれていますが、いわゆる自然派な感じは低めなあたりも師範向きなワインでした。
点数 | 79点 |
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メンバーがそろったので改めて乾杯。一人だけ生ビールなのも自由で良いですね。 このお店は、ワインを飲むのもこの小さなガラスのコップです。
備忘録として、頼んだ料理も載せておきます。
・ジャガイモの冷菜 580円
これ、好きなだよな。シャキシャキした食感がクセになります。
・ラムの水餃子 580円
ちゃんとラムの匂いがする餃子です。現地っぽい感じでナイス。
名称 | Anaguma 2021 アナグマ 2021 |
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生産者 | Iria Otero Mazoy イリア・オテロ・マソイ |
価格 | 4,500円 (お店価格:1,000ml) |
購入店 | 神田 味坊 |
2本目はayucowさんが選んでくれたスペイン産の赤です。師範同様お店のおばちゃんに急かされたそうです。
ボトルがなんとなく大きいなぁと思ったら、これ1,000ml瓶なんですね。うえむらさんが『いいですねぇ~』って言ってました。
酒豪女子はこれだから・・・
ちなみに品種はカイーニョ・ロンゴ50%/ソウソン50%だそうです。どちらも初耳な品種です。
ANAGUMAって穴熊ですかね?ラベルに動物の足跡があるのでそんな気がします。
色はしっかりと濃くて青みを感じる紫色です。
香りは「ザ・ナチュラル」ですね。若いプラムのような、酸を感じる香りがツンっと来ます。
味わいもかなり酸味が強くて、そんなところもナチュールな感じです。
自然派らしい自然派ですが、あくまでクリーン・ナチュラルな感じなので不自然派にも受け入れられます。
1,000mlの透明ボトルでこの味わい、
自然派界隈で人気のあるルイ・ジュリアン(大昔の稽古がこちら)が思い出されました。
点数 | 72点 |
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こちらは
・押し豆腐とピーマンの冷製 1,078円
かな?あまり記憶がありません。
・ラム肉のクミン炒め 1,078円
やはりこのお店の羊はナイスです。クミンの香りと羊、合いますよね。
名称 | Vola Volé Chardonnay 2023 ヴォラ・ヴォレ シャルドネ 2023 |
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生産者 | Cantina Orsogna カンティーナ・オルソーニャ |
価格 | 4,500円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
3本目をえらんだのはとおるさん。イタリアはアブルッツォ州のシャルドネです。
造り手のカンティーナ・オルソーニャは、自然派で有名な箱ワインもある「ルナーリア」を造っているワイナリーですね。
裏ラベルにはBIO認証を受けたマークとVegan認証を受けたマークもあります。筋金入りの自然派か!と身構えましたが・・・
色は薄めですが、濁りは無いのでいわゆるナチュナチュした感じはありません。
香りはとても弱くて、シャルドネらしさはあまり感じず、なんとなく甲州みたいな日本酒に近い雰囲気があります。
味わいも、どことなく日本酒というか、旨味の強さが芯にあるように感じました。
これはマイルド・ナチュラルな白ですね。
最近は過激なナチュラルって減ってきたんですかね?あまり出会わないようになりました。師範にとっては好都合です。
点数 | 75点 |
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このお店のスペシャリテがこちら。
・ラム肉の串焼き(10本) 2,200円
サイゼリヤのアロスティチーニに、更に過激にスパイスをかけました、って感じです。
美味いんですが、これに合わせるのはワインじゃなくてビールですね。
・板春雨の冷菜 990円
板春雨ってこのお店でしか見ないのですが、ツルンっ!っとした食感が楽しいんですよ。
名称 | Barbera d'Alba 2022 バルベーラ・ダルバ 2022 |
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生産者 | Ferdinando Principiano フェルディナンド・プリンチピアーノ |
価格 | 4,500円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
うえむらさんが選んでこられたがこちらのバルベーラ・ダルバ。
これもラベルの外観的にはあまり自然派っぽくない、見る限りは安心銘柄です。
造り手のプリンチピアーノ・フェルディナンドは、以前はモダン・バローロ的なワインを作っていたそうですが、
最近自然派に切り替えたそうです。余計なことをしやがりました。
外観はしっかりと濃くて、やや赤みを感じる紫色です。
香りは、ベリーの香りに加えてスミレや甘草の香りがあっていかにもイタリアの自然派ですね。
味わいも、酸がしっかりしていて自然派の文脈の中心にあるように感じます。
師範的には「ちょっと酸っぱいか?」と思っていましたが、うえむらさんに『酸はワインの背骨です!』と言われると、
「たしかにそうかも!」と、コロッと趣旨替え。ワインなんて気分ですよ。
点数 | 77点 |
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・香菜と青唐辛子のサラダ 800円
ガッツリと香菜が香る、香菜好物勢に大評判で、香菜苦手勢にはかなり厳しい料理です。
師範は大丈夫ですが、とおる氏はダメっぽい感じでした。
・ラム入り焼餃子 660円
ラムの香りは、焼餃子よりも水餃子の方が強く感じるようです。
なのでラムが苦手な方はこちらですね。そんな方がこの店に来るかはわかりませんが。
名称 | Renaíssance 2020 ルネッサンス 2020 |
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生産者 | Ch. Renaissance (Gerard Descrambe) シャトー・ルネッサンス (ジェラール・デスクランブ) |
価格 | 4,500円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
次のワインは、あいさんと師範で選びに行きました。
前回訪問した時にはラルコの赤とかがあったんで、今回もそういうメジャー系が無いか探しましたが見当たりませんでした。
そこであいさんと相談して『ボルドーなら過激な自然派は無いでしょう』ということで選んだのがこちらのワインです。
色はボルドーらしくしっかりと濃い、黒に近い紫色です。
品種はメルロー80%/カベルネ・ソーヴィニョン20%だそうです。
香りは、ボルドーというより南仏かなぁ。自然派なんできっとオーク樽熟成させていないんでしょうね、樽香を感じません。
味わいは、酸味がしっかりで渋味もかっちり、こちらは確かにボルドーらしいバランスです。
自然派ワインって、新興の生産地が型にとらわれない造りをしたいから始める場合が多い気がするのですが、
ボルドーのような銘醸地で自然派を造る意味はあるんですかね?普通に樽熟させた方が香りや味わいに厚みが出て良いような気がするのに
・・・とか考えつつググったら、"Eleve en Barrique"という上位銘柄もあるみたいです。なぁんだ。
点数 | 74点 |
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・ジャガイモとチャーシューの香草和え 1,078円
スパイシーなフライドポテトですね。これも合わせるならビールだなぁ。
名称 | Le Vinsans Ricard 2022 ル・ヴァンサン・リカール 2022 |
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生産者 | Dom. Vincent Ricard ドメーヌ・ヴァンサン・リカール |
価格 | 4,500円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
残るお一人、幹事のmishikaさんが選んでこられたのがヴァンサン・リカールのスパークリング。
この銘柄の2021年産は3年前にこのお店で稽古しております。
自然派では定評あるスパークリングですね。〆シャンならぬ〆ムスーです。
実際はこれで〆にはなりませんでしたが。
外観は軽い濁りがあって、泡は弱め。いかにも自然派のペットナット的な感じです。
香りは、グレープフルーツっぽい柑橘香が主体で、かなりしっかりしたボリュームで香ります。
味わいに関しては、師範は酸が強めに感じましたが、mishikaさんは『甘い』とのこと。
人の感じ方はそれぞれですな。
なんだかんだ書いていますが、やっぱり定評のある造り手のものはハズしませんね。
安心して選んで大丈夫な自然派のスパークリングだと思います。
点数 | 78点 |
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メインの料理がこちら。
・骨付き羊背肉の塩煮 1,980円
大きなお皿に豪快に盛られていますが、
3種類のタレで味変しながら頂くといつのまにか骨だけになっていて、みんな大好きな料理でした。
名称 | Rosé de Xinomavro 2022 ロゼ・ド・クシノマヴロ 2022 |
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生産者 | Apostolos Thymiopoulos アポストロス・ティミオプロス |
価格 | 4,500円 (お店価格) |
購入店 | 神田 味坊 |
誰が選んできたのがすでに記憶がありませんが、最後にこういうワインも飲んでいるようです。
ギリシャのロゼで、品種はクシノマヴロ。
ちなみに今回飲んだワインたち、最初の白だけが3,850円で、他は全て4,500円。
だいたい小売価格2,000円台後半くらいのワインのようなので、飲食店としては穏当な価格設定だと思います。
で、このワイン、覚えていないんですよ。メモにも何も書かれていません。
この稽古日誌を書くためにカメラのデータを見たら、知らないワインがあった、って感じです。
情報量ゼロでスミマセン!
点数 | ??点 |
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料理は、写真に無い山椒辛チャーハンなんてのも食べているようです。これまた覚えていません。
6人でワイン7本、それ以外にビールも飲んじゃって、料理もしっかり頂いて、お会計は6人分トータルで42,000円くらい。
一人当たり7,000円でこんなに楽しければそりゃまた行きたくなるよね、って感じでありました。
稽古したワインたち(最初の2本はありません)
■note 43本目。書いている内容はほぼ同じですけどね。
中国東北料理と自然派ワイン・・・神田「味坊」
最後のワインやチャーハンを覚えていないくらいだから、自分の状態は推して知るべしなのではあるのですが、 『こさんじゅっぷん行きましょう!』のお誘いにはハイ!ハイ!と乗ってしまうわけであります。 というわけで二次会はしのぶ(忍)神田店という居酒屋さん。味坊から50mくらいのところにあります。
二次会の参加者は、mishkaさん、うえむらさん、とおるさん、師範。 とりあえず生ビール、銘柄はプレミアムモルツで乾杯。お値段は税別280円。安いっすね。
こちらが麻辣ポテトフライ 580円です。これ以外に漬物盛り合わせ 580円も注文しているようです。
更にメガ・ジムビームハイボール 710円で乾杯。この期に及んでメガて。
そんな感じの二次会、お会計は4人分で7,300円くらいでした。
いや~飲んだ呑んだ飲み過ぎました。またよろしくお願いします!>皆様
名称 | Balvent 2023 バルヴァン 2023 |
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生産者 | Les Veyriers (Famille Excellor) レ・ヴェイリェール (ファミーユ・エクセロール) |
価格 | 742円 (単品価格:1,518円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食メニューは、トンテキ、ベーコンとほうれん草とアスパラガスのバター炒め、ふかしジャガイモw/しそベーゼ。
主食はしそヴェーゼを使った田舎ッペリーニ。
ワインは、うきうきワインの「驚異のフルボディ 極上赤ワイン6本セット」から、「バルヴァン」というシンプルな名前のボルドー産赤。
ラベルには金賞メダルが4つもプリントされている、いわゆる「金賞ボルドー」です。
色は、ちゃんとボルドーらしいしっかりと濃い紫色です。
香りは、確かにボルドーらしくはあります。メルロー主体かな?柔らかなベリーの香りと消えかけの焚火ののような煙たさを感じます。
ところが味わいは、ボルドーにしちゃ軽いよね、って感じです。甘くもなく酸っぱくもなく渋くもなく、
ちゃんとしたボルドーに三割ほど水増しした感じです。
悪くはないんだけど、「驚異のフルボディ」とか謳い文句が付いていると、ちょっとどうかと思うんだよね。
ホント、金賞ボルドーって、いわゆるボルドーらしさはあるけどそれを薄めた感じのものが多い気がしています。
なのに内容以上の飾り文句が付いている点が、いわゆる(師範も含めて)ワインおたくな方にはウケない部分なんでしょうね。
小瓶保存した3日後再稽古。やっぱり普通に安ボルドーだと思います。 金賞シールは美味しさの証明ではなく、日本に輸入するためもハードルという理解を確かにしました。
点数 | 70点 |
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リンク |
うきうき厳選!驚異のフルボディ 極上赤ワイン6本セット 5,478円(現在このワインは含まれません) Balvent 2023 [Les Veyriers (Famille Excellor) ] 1,518円 |
毎週火曜日はディスクロージング・ダイエットの報告日。じゃーん!
ざっくりとした感じでは減少傾向にあるのですが、
下げ方の傾きからして7月15日に60kg以下を達成するのは絶望的になってきたように思えます。
良いとこ61kg以下ってとこですかね?
だからといってダイエットをやめるわけではなく、やれるところまで頑張ってみます。
体重減少を目論んで4月から続けているのがお昼のスポーツジム通い。概ね週3回を維持しています。
マシントレーニングを1時間強、スイミングと水中歩行を1時間強、風呂とサウナが30分、着替え等を含めてだいたい一日3時間。
コミュ障なので、楽しく無駄話をしている爺サマ婆サマの輪に入ることはせず、黙々とこなしています。
でも痩せないっすねぇ。還暦近いとほんとワガママボディになります。
話は変わって・・・
「オレって才能ある?」と勘違いするくらいの勢いで、屋上ハーブ園の植物たちがしっかり育っております。
そろそろ2回目の間引き(1回目は二週間前)と摘心の頃合いですが、
バジルはジェノヴェーゼに(松の実は胡桃で代用すると安上がりとのこと)、
ミントはシロップにすることで大量消費が可能ですが、青じそはどうしますかね?
醤油漬けは前回作ったのがまだ残っているんですよねぇ・・・
そこでツイッター(現X)に「青じその大量消費案、ゆる募します!」と ツイートしたところ、 『バジルの代わりに青じそを使った「しそベーゼ」も美味しいです!』との情報を頂きました。 なるほどそれは簡単で美味しいそう、やってみましょう!
で、やってみました。胡桃は、朝から肉のハナマサで調達してきました。ヒマ人なので平日からこういうことができます。
完成品は、バジルのような爽やかさとはちょっと異なる、和の雰囲気が溢れんばかりに香ります。
青じその水分量が少なかったからか、かなり粘性の高いペーストが出来あがりました。
魚のソテーに乗せたら美味しそうですね。
パスタだったら少量の冷製カッペリーニに合いそうです。素麺で代用しても良いかも(「田舎ッペリーニ」?)。
今シーズン初の枝豆。
まだ出始めでお値段高めの枝豆界隈だけど、1袋230円という安値だったので購入。
ところがこれが、ほぼ全てが鞘1つに実が1粒しか入っていない、歩留まりの悪いB級品(泣)
安さの秘密は内容にあり、読者のみなさまに於かれましては、値段に惑わされずちゃんとモノを見て買いましょう。
そんな枝豆に合わせて、父の日なので食前酒にちょっと良いビールを
と思って開けたのがサントリーのプレミアムモルツ「マスターズドリーム Limited Edition #26」。
このビール、美味しいんだけど、プレモルとそんなに違わなくね?と思っちゃいます。
薄々そうだと分かっていて買う自分もアレですが、「やってみなはれ!」のサントリーさんにはもっと冒険心を期待したいところですね。
名称 | Donnaluce 2023 ドンナルーチェ 2023 |
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生産者 | Poggio le Volpi ポッジョ・レ・ヴォルピ |
価格 | 2,805円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日は父の日なので、師範代が作ってくれた料理は豪華版。
豚ヒレ肉のソテー、メヒカリのフリット、キャベツと人参の蒸し野菜、チョレギサラダ。
主食は自家製バジルソースを使ったスパゲティ・ジェノヴェーゼです。
そんな料理に合わせて、道場の稽古範囲で結構良いワインを開けました。
安くて美味しいワインとして有名なプリミティーヴォ・ディ・マンドゥリアを造るポッジョ・レ・ヴォルピの白。
この造り手の白とは初稽古です。
色は特に変わったところのない薄めのレモン色ですが、粘性は高いですね。グラスの内側をゆっくりと液体が下りてきます。
香りは、涼しげなハーブと甘い蜜がしっかりと感じられます。特にハーブの香りが特徴的。一番近いのはディルかな?あまり他のワインでは感じない香りです。
味わいは、酸味は控えめで甘さは中程度、軽い苦味が全体をまとめています。
良い意味で想像と違うワインでした。「ワイナリーのトップキュヴェ」という謳い文句やボトルの形状から、
いわゆる高級白ワインの文脈である樽香しっかり味わいこってりなワインを予想していましたが、全く違う個性のある白ですね。
とにかくハーブ爆弾で、唯一無二と言ってもいいくらい他に例を見ない香味です。これは面白いワインでした。
小瓶保存した翌々日再稽古。やっぱりこのワインは独特です。鼻で嗅ぐ香りはほんとにハーブティーみたいです。 口に含むとマジでゲヴュルツ、ジャスミンの香りを感じます。三日後でも間違いなくお薦めできるワインと確信しました。
点数 | 81点 |
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リンク |
Donnaluce 2023 [Poggio le Volpi] 2,805円 |
稽古範囲内で80点オーバーしたのでリンクを張ります
「イタリアワイン専門店」なんてタイトルのお店ですが、フランスワインとかも結構良い商品を揃えている気がします。
6本買えば送料無料なので、毎度いろいろ買って6本にしています。
今日は野毛に昼呑みに行こうかなぁ、なんて考えていたけど、昨日の大船で外呑み欲求はそこそこ満足していたし、
雨も降ってきたので断念、家呑みに切り替えました。
明るいうちから飲み始めたのは、水曜の残りのブルゴーニュ・シャルドネと昨日の残りのハンガリー・フルミント(どちらも小瓶保存)。
シャルドネは複雑さと厚みがあってフルミントはスッキリ爽やか。どっちも美味いし昼飲みにピッタリです。
名称 | Re Teodorico Pinot Nero del Veneto 2023 レ・テオドリコ ピノ・ネロ・デル・ヴェネト 2023 |
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生産者 | Cantina di Monteforte カンティーナ・ディ・モンテフォルテ |
価格 | 826円 (30% Off) |
購入店 | ヤオコー 横浜天神橋店 |
夕食のメニューは、鶏手羽中の唐揚げ、ソーセージ入りニラ玉、揚げナスとトマトの温サラダ、主食はガーリックライス。
選んだワインは、ヤオコーの「自社輸入ワイン30%offセール」で買ったイタリアはヴェネト州のピノ・ネロ。
この造り手のワインは、以前ソアヴェ・クラッシコで軽いブショネと思しきワインに遭遇したんですが、
このワインはスクリューキャップなのでそのリスクは低いと考えられます。
外観は、ちゃんとピノ・ノワール(ピノ・ネロ)らしい薄めの赤紫色。
香りは、ブルゴーニュでいえば南のシャロネーズあたりかな?果実香よりもケモノっぽさが前に出ていて、
ボリュームたっぷりだけど飲み手を選びそうな香りではあります。
味わいは、渋味はほとんど無くて甘酸っぱい感じ。こちらは飲み手を選びませんね。
香りに多少のクセはあるけど、1,000円以下で買えるピノ・ネロ(ピノ・ノワール)として十分評価できると思います。
昨日のフルミントもそうだけど、最近スーパーのワインもクオリティが上がってきたなぁ、と感じます。
小瓶保存した翌日再稽古。やっぱり1,000円以下でこのクオリティのピノ・ネロは出色です。 ちゃんと華やかで、ちゃんと美味い。ヤオコー商圏の方は、次のセール期間に狙ってください。
点数 | 77点 |
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目標達成が危ぶまれているディスクロージング・ダイエットですが、
「体重を落とすにはやっぱり歩くのが一番でしょ」ということで、本日は長距離散歩に出かけることにしました。
目的地は大船界隈。道場から東海道をズズーっと下って行って、おおむね15kmです。
天気は花曇り、やや湿度は高いのですが、それほど暑くなくて良い散歩日和でした。
道場を出たのが午前9時、途中休憩を入れながら大船に着いたのが正午過ぎ頃。 さすがにおなかがすいたな、ということで向かったのがサイゼリヤ 大船駅前店。 入口には4組ほど入店待ちのお客さんがいましたが、10分ほどで入れました。
注文は以下です。
・ミラノ風ドリア 300円
・白ワイン(グラス 120ml) 100円
・赤ワイン (デカンタ 250ml) 200円
・オニオンスープ 0円(ランチ時サービス)
トータルで600円。真のサイゼリストのみに許される鉄壁の布陣です。きっちりおなかも肝臓も出来上がりました。
本日の本来の目的地は、大船駅東口側商店街の一角にあるワインスピークスというワインショップ
(お店のインスタグラム)。
こちらのお店は昨年も散歩の目的地としています。
せっかくの長距離散歩、目的地が欲しくなるんですよね。
お店は、商店街に沿った建物の二階にあるのですが、窓の内側に"WINE"と書かれた看板があるだけで、
知る人ぞ知る、というか知らない人は絶対知らない、隠れ家ショップ過ぎるお店です。
そんな外観なのですが、店内には南アフリカやカリフォルニアを中心としたワインがずらりと並んでいます。 そんなに広くない、というかかなり狭いお店ですが、ワインの生産地を絞り込むことで、 この広さでもマニアを唸らせるラインナップが揃えられている感じです。
名称 | Rose of Sharon 2013 ローズ・オブ・シャロン 2013 |
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生産者 | Des Dieux デ・デュー |
価格 | 640円 (Glass 80ml ボトル価格:3,960円) |
購入店 | ワインスピークス |
こちらのお店のグラスワインのお値段は、「ボトル価格×1/10+200円(最低価格は500円)」という、極めて良心的な価格設定です。
まずは店主のむらかみさんにスパークリングを開けて出して頂きました。
南アフリカの造り手「デ・デュー」が造るロゼのスパークリングで、品種はピノ・ノワールが60%、シャルドネが40%、
瓶内熟成期間はなんと84ヵ月とのことでした。
色は、薄いオレンジ色で、泡はかなりしっかりしています。
香りにちょっとビックリです。蜜香バリバリで、まるでソーテルヌのようなセミヨン主体の甘口ワインっぽい雰囲気があります。
ところが味わいは甘くなくてドライ。ソーテルヌの辛口ワインに細かな泡を加えました、って感じです。
これはとても興味深いワインでした。そもそも12年も前に造られた南アのスパークリングというだけでも珍しい気がします。
ワイン会とかに持って行ったら面白いでしょうね。品種は絶対当たらないと思います。
点数 | 82点 |
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名称 | Rocking Horse Cape White Blend 2021 ロッキング・ホース ケープ・ホワイト・ブレンド 2021 |
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生産者 | Thorne & Daughters ソーン&ドーターズ |
価格 | 500円 (Glass 40ml ボトル価格:5,720円) |
購入店 | ワインスピークス |
グラスワインは基本80mlとのことですが、これ以降はハーフの40mlで出して頂いています。
その量だと、大抵のワインは1杯500円です。単純明快で分かりやすい価格設定ですね。
次は白で、南アフリカの白を3種類提案して頂きました。
1つはマリヌーのブレンドで、1つがボスマンのシュナン・ブラン、そしてもう一つがこちら。
「ソーン&ドーターズ」、聞いたことはあるけど稽古したこと無い造り手だったのでこれを選ばせて頂きました。
色は普通に薄めの白ワインの色です。
香りはとても独特です。いわゆる「フリンティ」な、火打石っぽい香りとビスケットの香ばしさを感じます。
あてずっぽうで「品種はシュナン・ブランとソーヴィニョン・ブランですか?」と聞いたら
『ルーサンヌが主体らしいです』とのこと。そりゃわかりませんわ。
そんな香りでカチッとした感じなのに、口に含むと膨らみがあって、なんとも滋味深い味わいでした。
これまた面白い、そして美味しいワインでした。
やっぱり南アフリカのワインは意外性があって良いですね。品種にしろ造り方にしろ、いろいろ自由な感じがします。
点数 | 81点 |
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こちらがお店の壁に貼られた南アフリカのワイン地図です(クリックで拡大します) ステレンボッシュって意外と狭いんですね~、なんて話をしながらワインを楽めますよ。
名称 | Lawson's Dry Hills Reserve Pinot Gris 2024 ローソンズ・ドライ・ヒルズ リザーヴ ピノ・グリ 2024 |
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生産者 | Lawson's Dry Hills ローソンズ・ドライ・ヒルズ |
価格 | 500円 (Glass 40ml ボトル価格:3,300円) |
購入店 | ワインスピークス |
こちらのお店、基本的に売られているのは南アフリカとカリフォルニアのワイン、そして日本ワインなのですが、
それ以外も多少あるようです。そこでお薦めして頂いたのが、このニュージーランドの白ワイン。
品種はピノ・グリ、ニュージーでこの品種はちょっと珍しいですよね。
色はこれまた普通に白ワインの色なのですが、香りがまたビックリです。
「ゲヴュルツとかヴィオニエですか?」って思えるくらい華やか、芳香系の香りを感じます。
味わいは、酸味が控えめでほんのり甘め。ニュージーランドといえば「スッキリさっぱりソーヴィニョン・ブラン」のイメージですが、
それとはまったく雰囲気の異なる香味です。
むらかみさん曰く『オレゴンのピノ・グリみたいな感じ』らしいです。
オレゴンのピノ・グリの経験値が低い師範は「そうですか」としか言えません。
というか産地とか品種とか当てる人って、普通じゃないですよね。
点数 | 78点 |
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名称 | Arthur Cellars Russian River Valley Pinot Noir 2021 アーサー・セラーズ ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Arthur Cellars アーサー・セラーズ |
価格 | 500円 (Glass 40ml ボトル価格:5,720円) |
購入店 | ワインスピークス |
次は赤でございます。
試飲可能なワインをいろいろ紹介して頂きましたが、その中で気になったのがこちらのロシアン・リヴァー・ヴァレーのピノ・ノワール。
造り手は日本人の桃井さんという方。以前はテレビのディレクターで「チューボーですよ!」とかを制作されていた方だそうです。
好きだったなぁ、あの番組。
そしてこのワイン、ガチで美味しいピノ・ノワールでした。
薄めの赤紫な色合いで、
サクランボのような可愛らしいフルーツの香りと、しっかりとしていながらも出過ぎないカラメルのような樽香を感じます。
味わいも澄み切っていて、柔らかな酸味と甘味で喉の奥にスーッと入ってきます。
いかにもモダンなカリ・ピノ、これがボトルで5,000円台なのはお買い得!ということで1本お持ち帰りすることにしました。
ちなみにこちらのお店、開いていないワインでも気になるものがあれば開けて頂けるそうです。
でも、そもそも開いているのがたくさんある(コラヴァンされています)ので、普通はそれで十分だと思います。
点数 | 85点 |
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カリフォルニアのワイン地図も壁に貼られています。 この地図を見ていて、次の2本と稽古してみたくなったんですよ。
名称 | Napa Highlands Napa Valley Cabernet Sauvignon 2022 ナパ・ハイランズ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン 2022 |
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生産者 | Napa Highlands Vineyards & Winery ナパ・ハイランズ・ヴィンヤーズ&ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass 40ml) |
購入店 | ワインスピークス |
開いているワインに、同じ品種のカベルネ・ソーヴィニョン、同じヴィンテージの2022年産、産地違いのカリフォルニア・ワインがありました。
その片方がこちら、カリフォルニアでも北の方、誰もが知っている銘醸地ナパ・ヴァレーのワインです。
ラベルのデザインも、下側が少しすぼまったボトルの形も、いかにも「高級カリフォルニアです!」って感じですね。
色は、想像通りの黒に近いくらいしっかりと濃い紫色です。
香りは「ザ・ナパカベ」ですね。カシス、チョコレート、バニラなど、いろんな香りがガンガンに感じられます。
味わいも、甘味しっかりで濃厚&パワフル。いかにもタコにも高級カリフォルニアな感じです。
「私は『これがオーパス・ワンです』と言われても信じると思います!」なんて言ってましたが、
調べたところ畑はオーパス・ワンの隣にあるみたいです。師範のテイスティング能力も捨てたもんじゃないな(違います)
点数 | 83点 |
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名称 | Postmark Paso Robles Cabernet Sauvignon 2022 ポストマーク パソ・ロブレス カベルネ・ソーヴィニョン 2022 |
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生産者 | Postmark ポストマーク |
価格 | 500円 (Glass 40ml) |
購入店 | ワインスピークス |
もう一本がこちら。ブドウの畑はナパからぐーっと南下したパソ・ロブレスにあります。
カリフォルニアの分かりづらいところは、「北=寒冷/南=温暖」じゃないところですね。
西側の海は寒流で東側の陸は砂漠という環境から、おおむね海に近いほど涼しくて内陸になるほど暑いみたいです。
色は、前のナパ・ヴァレー産と比べると明らかに赤めな色調で、濃さも若干薄い感じです。
香りも、カベルネ・ソーヴィニョンというよりメルローみたいで、かつ同じヴィンテージなのにやや熟成感があるように感じられます。
味わいも色や香りのイメージ通り、ナパ・ヴァレーより柔らかで角の取れた印象を受けます。
なるほどパソ・ロブレスのワインはナパ・ヴァレーより柔らかい感じなんですね
・・・などと、ほんの一例をもって納得した気になっております。
カリカベも一括りには出来んのですな。
点数 | 79点 |
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こうやって比べて飲むと違いが分かって面白いですね。
ちなみにこの2本、どちらもインポーターは中川ワインでアルコール度数も14.5%で同じ。
純粋に畑と造りの違いが感じられたのだと思います。
そんな調子で1時間半ほどお邪魔して、テイスティング料金がトータルで3,140円。
しっかり堪能させて頂きました!
■note 42本目。noteで紹介するためにはもっと店内の写真撮れば良かったな、と反省。
大船の超隠れ家ワインショップ・・・ワインスピークス
名称 | Count Karolyi Furmint Dry 2023 カウント・カロリ フルミント ドライ 2023 |
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生産者 | Count Karolyi カウント・カロリ |
価格 | 1,098円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
プー太郎は飲んで帰ってもお料理当番、本日のメニューは真鯛の刺身、焼きギョーザ(味の素)、ほうれん草のお浸し、
レタスとトマトのサラダです。
ワインは、オーケーで買ったハンガリー産の白をチョイスしました。
品種はフルミント、フルにミントの香りがするのか検証して参ります。
外観は、ちょっと緑色っぽさを感じるくらい若々しいレモン色。
香りは、ミントの香り・・・がちょっとするかも。グレープフルーツのような柑橘系の香りに加えて、
なんとなくハーブを想わせる香りが感じられます。
味わいは意外としっかり系で、酸味と旨味が骨格をなしている上にほんのり甘味をまとっています。
意外なくらい正統派、ちゃんと美味しい白ワインです。
これが税別だと1,000円以下なのは大変お買い得。オーケーで見かけたらゲットすることを推奨致します。
ボトルにそのまま残した1杯分&小瓶保存した100mlと翌日再稽古。 基本的にすっきり爽やかではあるのですが、ボトルの方は香りも弱くなって全体に平板になっちゃってました。 やっぱり小瓶保存のひと手間、大切ですね。
点数 | 77点 |
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名称 | Bourgogne Chardonnay "Parfum de Vignes" 2022 ブルゴーニュ シャルドネ "パルファム・ド・ヴィーニュ" 2022 |
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生産者 | François Martenot フランソワ・マルトノ |
価格 | 1,429円 |
購入店 | ロピア 権太坂店 |
今日の夕食は次女と二人だけなので、思いっきり手抜きしてロピアでお惣菜を買ってきました。
メニューは、具沢山のトロたく、豆腐と野菜の揚げ団子(黒酢)、シーザーサラダ、昨日の残りの自家製ピクルス。
合わせる意味で、ワインも以前ロピアで買った白をチョイス。
今どきブルゴーニュが税抜き1,299円って凄くないですか?
ツイッター(X)での評判も良いみたいなので、期待して稽古しました。
コルクは、3cmくらいの超短いNOMACORC。やっぱりそうよね、という気にはなります。
色は特に濃くなく薄くなくですが、若いシャルドネとしてはやや麦わらがかっているように感じます。
香りはちょっとビックリです。
リンゴのフルーツ感があって、熟した蜜も感じられ、ほんのり樽由来と思われるバニラやバターの香りもあります。
味わいは、南ブルゴーニュ産なのかな?酸味は緩めです。ただ甘さも控えめで甘ったるくは感じず、小さくまとまっている印象です。
全体にスケールは小さいのですが、高級ブルゴーニュに繋がるのエッセンスをちゃんと持っている感じです。
やっぱり「腐ってもブルゴーニュ」ですよ。こういうワインが近所のスーパーで買える日本はまだまだ捨てたもんじゃないです。
「安定剤(CMC)」が添加されている旨が記載されていますので、気にする人は避けて吉です。
小瓶保存して3日後再稽古。抜栓初日と比べて、より複雑さと厚みが増したような気がしました。 改めて稽古しても、やっぱりこのワインは立派にブルゴーニュな感じがします。 安定剤の影響は師範には感じられませんでした。
点数 | 78点 |
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火曜日はディスクロージング・ダイエットの報告日。いよいよヤバくなって参りました。
土曜の「深酒デトックス効果」で、ある程度減少傾向を取り戻したものの、今朝の軽量では元の木阿弥。
7月15日までに60kg以下はちょっと無理な気がしてきました。1ヵ月で3kg近くも落とせないでしょう。
本来は「摂取側は変えずに消費を増やして痩せる」ことを目標にしてきたのですが、 さすがに進捗が悪いのでお昼を低糖質の食べ物に変えています。それでもこの結果だからなぁ。 努力が報われないとガックリ来ますね。
こちらが低糖質麺(こんにゃく麺)を使ったうどん風の食べ物。
一見美味しそうでしょ?でもこれが美味しくないんだわ。やっぱり小麦粉万歳ですよ。
こんな美味しくないもの食べたり、せっかく時間があるのに週に3日もスポーツジムに行っているせいで旅にも出ていない現状は、
なにか優先順位を間違っている気がしてきました。そもそもそんなに太ってないし。
明日から梅雨入りしそうなので、明るいうちからプシュッ!いきます。
選んだビールは、賞味期限が近いのでドン・キホーテにて139円で投げ売りされていたダック・ダック・グース セッションIPA。中国製造です。
セッションなのでアルコール度数も苦味も控えめですが、ちゃんと華やかな香りが楽しめて美味いです。
これはもっと買っておくべきでした。
名称 | Bianco Puglia Appassimento 2023 ビアンコ・プーリア アパッシメント 2023 |
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生産者 | Gran Maestro グラン・マエストロ |
価格 | 1,525円 (単品価格:1,892円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、ヒラメのカルパッチョ、茄子とトマトのジェノヴェーゼ・ソース、プルコギのレタス巻。
主食はイチジクとチーズのパン、食後は次女が横浜中華街で買ってきたゴマ団子。
ワインは、プーリア州の濃そうな白をチョイス。白のアパッシメントってちょっと珍しいよね。
同時に買った赤は3月に稽古済み。
そちらはかなり甘かったのでこれもそうだったら・・・とちょっと警戒しつつ稽古しました。
外観は普通に薄めのレモン色。陰干ししたからって色が濃くなるわけじゃないんですね。でも粘性は高い感じがします。
香りのボリュームは案外控えめ。もっとパーッと来るかと思ったけど、トロピカルフルーツと蜜の香りがじんわりと、って感じです。
味わいも、思ったほど甘くはないけど、やっぱりちょっと甘めに感じます。
糖度は6.5しかないので、そんなに甘くはないはずなんですけどね。
後味に軽い苦みを感じるあたりはいかにもアパッシメントです。
良くも悪くも、思ったよりも普通の白ワインでした。
ガンガンに香るとか、一部の赤みたいにとても甘いとか、そういうワインではありません。
ただ、やっぱり飲みごたえはしっかりありますよ。ちびちび飲める白ワインという感じです。
小瓶保存した3日後再稽古。 並行して稽古したシャルドネと比較すると、 明らかに芳香系の雰囲気を感じますね。フィアーノ由来なのかな? 日持ちもするし良いワインだと思います。
点数 | 77点 |
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本日は、中学時代に同学年だったメンバーの飲み会、中学の名前を取って「関東三和会」。 今回は、この秋に熊本で行う同窓会の相談を兼ねてます。 お店は横浜駅西口、鶴屋町側にある村木屋 横浜本店。 昼から飲める居酒屋さんを幹事のOm氏が予約してくれました。
今回のメンバーはOg(生徒会長:野球部)、Om(幹事:卓球部)、Ok(旧姓Is:バレー部)、 My(剣道部)、Mt(剣道部)、師範(テニス部)の6名。 もう一人声をかけているはずが、連絡漏れで伝わっていないというハプニングもありつつのスタート。 Kh君すまん。
予約されているのは「2時間飲み放題 980円(税込1,078円)」のみ。そういう予約の仕方が出来る店があるんですね。
飲むのがメインであまり食べないグループには嬉しいシステムですな。
ただ、惜しむらくは飲み物の提供が遅いのよ。写真は、他のメンバーのビールが届くのを待っている間に泡が無くなっちゃった残念なジョッキ。
わざとやっているとは思いたくないけど、ラストオーダーまで1.5Hしかない中で提供が遅いのはちょっと残念な感じです。
ようやく全員分のビールが届いて乾杯。銘柄はスーパードライでした。 強いなぁ、アサヒの営業力。
料理は、『一人2品のオーダーお願いしています』とのこと。 Om氏に適当に注文してくれて、まずはこちらの鶏の唐揚げ 864円を2皿。 大分の唐揚げ風かな?これは結構美味かったっすよ。
他に注文した料理は以下です。
・旨辛ホルモン炒め 878円×2 (写真)
・かんぱちお造り 885円
・真鯛お造り 845円
・燻製じゃが明太チーズ焼き 865円×2
これで8品。6人なのであと4品足りません。
ビールを3杯ほど頂いたあと、生レモンサワーを。 案外濃い感じでよろしゅうございました。願わくばもう少しさっさと持って来て頂ければありがたいっす。
一人2品に足りない分は、結局ピノを4皿注文しました。
いわゆる森永のアイスですよ。
居酒屋で皿に並べられたピノを頂く、なかなかシュールです。
そんな感じの一次会、お会計は6名分トータルで18,000円弱、一人3,000円でした。やっぱり安いな。
でもあまり飲んだ気がしなかったな。それぞれの近況キャッチアップに夢中だったこともありますけどね。
というわけであまり飲んだ気がしないメンバー全員で二次会へ。
お店は、相鉄ムービルの近くにあるMondattaというイタリアン・バル。
ここもOm氏が予約してくれました。
歩いて横浜に向かう際、いつも見かけていた店ですが、中に入るのは初めてです。
時間は午後2時を過ぎたくらいだけど、テラスっぽく張り出したエリアも含めて店内はほぼ満席状態。
賑わってますねぇ~、そして昼飲み流行ってますね~。
名称 | Scacco Spumante Brut N.V. スカッコ スプマンテ ブリュット N.V. |
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生産者 | Cantine Quattro Valli カンティーネ・クアトロ・ヴァリ |
価格 | 3,289円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
このお店では、誰からともなく『ワインをボトルで注文しよう』ということになりました。
そうなると安ワイン道場師範の血が騒ぐわけですよ。
ワインリストにはスパークリングが7種、白が15種、自然派白が9種、赤が25種、自然派赤が7種。
自然派とそうじゃないもの(不自然派)を分けて書かれているのは珍しいですね。
自然派は避けたい師範にとってはありがたいリストです。
そんなリストからまず最初に選んだのが、万人ウケが約束されているスカッコ。
前回の稽古は3ヵ月前ですね。
お値段も手頃なので、安心して注文できます。
外観は、色は薄めで泡も弱めです。タンク内で発酵させるシャルマー方式だと思われます。
香りはグレープフルーツのような柑橘香があって、すっきりした香りです。
味わいにも甘酸っぱさとグレープフルーツ的な軽い苦味があります。
やっぱり良いですね、これ。「オトナのポカリスエット」とも言われるスカッコ、確かにこれを飲むとさっぱりする感じがあります。
同席した皆さんへの評判も上々でしたよ。
点数 | 76点 |
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スカッコで乾杯。こちらのお店の泡用グラスはフルート型ですね。 最近ではちょっと珍しくなってきたかな?
名称 | Casa Crebar Chardonnay 2024 カーサ・クレバール シャルドネ 2024 |
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生産者 | Vitivinicola Cremaschi Barriga ビティビニコーラ・クレマスキ・バリッガ |
価格 | 2,750円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
皆さんまだ全然いけそうなので、段階を踏む意味でまずはお安い白から選びました。
リストのほとんどはイタリア産のワインなのですが、一部お安いところにチリ産が書かれてます。
一番安かったのは1本2,299円のチリ産だったのですが、そちらに書かれていた説明は「口当たり軽やか」で、
こちらの説明は「パイナップルやマンゴーのアロマ」。なんとなくこっちの方がしっかりしていそうな気がして選ばせて頂きました。
外観は薄めのレモン色で、いわゆる普通の安い白な感じです。
香りは、パイナップルやマンゴーかはちょっとわかりませんが、なんとなくトロピカルな果物っぽい香りではあります。
味わいは甘すぎず酸っぱ過ぎず。軽い感じでスイスイ飲めてしまいます。
特にこれといった特徴は無いけれど、普通に美味しく飲める白ではあります。
こういうお店で3,000円以下なのはありがたいっすね。「こんなんで良いんだよ」って感じであります。
点数 | 74点 |
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料理はピッツァ(マルゲリータ)が注文されています。 ワイン選びに注力していたので、料理は他の同席者にお任せで、お値段は見ておりませんが、 ちゃんと窯で焼かれたピッツァで美味しかったっすよ。
名称 | Sogno Mio Rosso 2022 ソーニョ・ミオ ロッソ 2022 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 3,520円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
次は軽めの赤かなぁ、ということで選んだのがこちら、スカッコと同じく風土さんが輸入されているソーニョ・ミオです。
これも以前2020年産と稽古していますね。
風土さんのワインの中では最廉価なクラスだと思いますが、ちゃんと美味しいので安心して注文できます。
色はやや明るめで赤めの紫色、ピノ・ノワールの濃いやつくらいの色合いです。
リストに書かれた情報によれば、品種は「モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼ」とのことで、ピノ・ノワールじゃないですね。
香りは、フレッシュな赤いフルーツの香りが結構なボリュームで香ります。
味わいも、外観や香りの印象通りフレッシュな感じ。「軽めの赤」狙いがドンピシャです。
こういう時に、飲んだことのある安心銘柄がリストにあると助かりますね。
もう少しお値段控えめだとなお嬉しいのですが、そこは安心料ということでしょう。
点数 | 78点 |
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師範がトイレに行っている間に注文されたのが真鯛のアクアパッツァです。
お値段は時価なのかな?「一番大きな真鯛で」とか話されていたと思います。
そして突然魚の産地当てが始まって、見事師範が「三浦産」で正解。もちろんまぐれ当たりです。
名称 | Sogno Mio Bianco 2023 ソーニョ・ミオ ビアンコ 2023 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 3,355円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
赤を飲んだ後ですが、料理がアクアパッツァならやっぱり白でしょう、ということで白のリストを再度眺めます。
ちょっと樽の効いたコッテリ系の白が良いだろうと考えたのですが、ほぼイタリア産なのであまりそういう感じのが見当たりません。
お店の方に相談もしましたがちょっと無さそうで、『赤と同じソーニョ・ミオはいかがですか?』と提案して頂き、
これに決めることにしました。
色は薄め、2本前のチリのシャルドネよりも薄い感じです。品種はトレッビアーノとシャルドネとのことです。
香りは「え?」と思うくらい芳香系品種の香り、ヴィオニエやゲヴュルツのような雰囲気を感じます。
トレッビアーノって、全く水のように何の香りもしない場合もありますが、こうやって芳香を感じることもありますね。
味わいは、ほんのり甘さがあって、香りの華やかさと位相が合っているように感じました。
樽がコッテリとは真逆の方向ですが、華やかスッキリな香りと味わいで皆さんへのウケも良かったようです。
ソーニョ・ミオ、やっぱりハズさないなぁ。赤より若干お安めの値付けもありがたいです。
点数 | 80点 |
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アクアパッツァの残りのソースを使って、パスタを作って頂きました。 もちろん有料でしょうけど、食べ物を粗末にしないという点がなんだか気持ちいいですな。 そしてこれがまた美味しいんですよ。このお店、手頃なワインの種類も多いし料理も美味いので、昼間っから満席になるのも理解できます。
名称 | Salice Salentino Riserva 2020 サリーチェ・サレンティーノ リゼルヴァ 2020 |
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生産者 | Rione dei Dogi リオーネ・デイ・ドージ |
価格 | 4,180円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
二次会なのに、6人で5本目のワインを注文しております。飲むなぁ、このメンバー。
食後酒的な意味も含めて、ガッツリ濃いワインを探すわけですが、
こういう時にありがたいのがプーリア州ですよ。
サリーチェ・サレンティーノの薄いワインなんて見たことが無いので、指名買いでこのワインを選びました。
外観は、黒に近いくらいしっかりと濃い紫色です。
香りは、樽!樽!!樽!!!です。このバニラ感はアメリカン・オークでしょうか?あるいはオーク・チップかな?
正直過剰に思えるくらいの樽香が付けられています。
味わいは甘さしっかり渋味もしっかり。まさしくプーリア州の赤な感じがします。
狙い通りしっかりと濃くて、食後酒にも使えるくらい甘さのあるワインでしたが、さすがにこの樽は利かせ過ぎかな、という感じはしました。
とはいえ全くタイプの異なる5種類のワインが飲めて、楽しい会になりましたよ。
点数 | 79点 |
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お会計は、多分一人4,000円くらいだったと思います。6人で5本のワインを飲んでこの値段はとてもナイスです。 そしてこのお店、使わせて頂けるグラスも立派です。「横浜で気軽にワインが楽しめる店」として脳内にインプットしました。
昼から飲み始めているので、二軒目を出てもまだ明るいわけです。 そこで6人そろっての三次会は、パルナード通りにある餃子販売所 横浜南幸いち五郎というお店。 特にこのお店を狙って行ったわけではなく、フラッと入りました。
もう記憶もおぼろげになってはいるわけですが、どうやら生ビールで乾杯しているみたいですね。 ハイボールの人もいるな。飲むのは自由です。
料理は、多分極み餃子 439円を何皿か頂いたと思います。 かなりニンニクの効いたパンチのある味わいで、クセになる感じの美味しい餃子でした。
カメラにはこういう飲み物も記録されていますが、多分男梅サワー 384円ですかね? 師範よりカメラの方が記憶能力に長けているようです。
お会計は財布の中身の残りから考えると2,000円くらいだったのではないかと思われます。
そんな感じの中学校同期との昼飲み、大変楽しゅうございました!
次は9月ごろですかね。またよろしくお願いします!
名称 | Don Mendo Reserva 2018 ドン・メンド レセルバ 2018 |
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生産者 | Bodegas San Valero ボデガス・サン・バレロ |
価格 | 855円 (単品価格:1,749円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、メインが豚ソテーのジェノヴェーゼ・ソース、副菜がベーコン入りラタトゥイユ、
それにレタスとトマトとパプリカのサラダ、主食はバゲット。金曜なので張り切りました(というか金曜はスポーツジムが休みなのでヒマなのです)
上記の献立、いかにも地中海なメニューなので、ラタトゥイユに加えることも含めてスペイン産の赤をチョイスしました。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、テンプラニーリョ30%、シラー20%、オーク樽12ヶ月&セラー24ヶ月の合計36ヶ月以上熟成だそうです。
産地はカリニェナ、地中海からはちょっと離れていますが、細けぇこたぁ良いんだよ。
色は、結構しっかりした紫色ですが、エッジにわずかにレンガ色が見えて、それなりに熟成が感じられます。
香りは、濃いベリー、スパイス、コーヒー。
カベルネが主体とはちょっとわからない雰囲気で、スペインらしい人懐っこさを感じます。
味わいは、熟成が功を奏して柔らかな感じになっています。これは良いっすね。
とりわけ凄い点があるわけじゃないけど、良い感じに熟成したスペインのワインということで親近感が持てます。
元値の2,000円近い価格はちょっと・・・ですが、セットに含まれていて3桁だったら買って損はありませんぞ!(キッパリ)
冷蔵庫にて小瓶保存した翌々日再稽古。 冷え冷えの状態でもちゃんと香るし、味わいのバランスも崩れません。 このワイン、夏に冷やして飲む赤ワインとしても良いかもですね。
点数 | 78点 |
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リンク |
うきうき厳選!驚異のフルボディ 極上赤ワイン6本セット 5,478円 Don Mendo Reserva 2018 [Bodegas San Valero] 1,749円 |
本日は月に一度のお楽しみ、我らのリーダー「とおるの安ワイン」さん主催、第18回 五反田会でございます。
この会、なんだか人気なようで師範のところにも『参加したいです』とのご連絡も頂いたりしておりますし、
各方面からも参加の要望が来ているみたいですが、いかんせんこぢんまりとした飲み会なので参加者を増やすのが難しいらしいです。
っていうか、ただの居酒屋飲み会なんですけど、みなさん大丈夫ですか?
今回のお店は、五反田駅西口にある陳家私菜 五反田店というお店。
四川料理のお店のようです。師範的には「辛い物&深酒でデトックスしよう!」と意気揚々参加です。
今回の参加者は下記の皆さんです。
・とおるの安ワインさん(幹事:1年分ワインに埋もれる男)
・Mayumiさん(タイでシャンパン三昧してました)
・よわ美さん(五反田会初登場)
・ななさん(もうすぐ桐谷美玲)
・米柱さん(美味しい米しか買いません)
・Kohさん(そこのディプロマ)
・ayucowさん(内臓脂肪)
・安ワイン道場師範(もうすぐなかやまきんに君)
今回は飲み放題付きの四大高級食材コース 税込み5,500円を予約されているのですが、 開始時間が待てないメンバーはコースを始める前に別料金を払ってまでビールを飲んじゃうわけです。 というわけでプレミアムモルツの中瓶 715円を3本。あと15分待てば飲み放題なのにね。 でも美味しかったです。
開始時間の18時45分、ほぼメンバーがそろったのでコースをスタートしての乾杯。 飲み放題はビールじゃなくて金麦です。 1,200円プラスして「プレミアム飲み放題」するとプレミアム・モルツが飲めるみたいですが、 『その価値を認めない』と全員一致でした。
備忘録として、料理をすべて記載しておきます。
・前菜四種類盛り合わせ(大山鶏のよだれ鶏と蒸しネギ生姜入り)
よだれ鶏の他は、干し豆腐とかキュウリの酢の物とかでした。どれも美味いっすね。
真ん中に置かれた豚の置物を食べようとする輩もいましたが。
2皿目がこちら。
・鮑と鮑茸の秘伝鮑ソースかけ
どれが鮑でどれが鮑茸かで盛り上がっておりました。
鮑風味のソースがかけられると案外わからないものですね。嵩増しの手段としては良いアイディアだと思います。
あと、下に敷かれた野菜が固くて噛み切れず、皆さん難儀されていました。
3皿目がこれ。
・本場四川プリプリエビチリ
適度に辛くて美味しいですよ。でも四川って海老の本場なんだっけ?中国内陸部だよね?
どんどんいきます4皿目。
・名物・フカヒレ入り鉄板ゴマ棒餃子
フカヒレが入っていたんですね。気づきませんでした。
発泡酒に飽きたので、お酒はこちらにスイッチ。
・甕だし紹興酒8年
プレミアム飲み放題だともっと高級な紹興酒が飲めるみたいですが、師範はこれで十分です。
5皿目です。
・名物・頂点石焼麻婆豆腐(商標登録)
これは辛いっす。花椒(ホアジャオ)系のしびれる辛さです。これぞ四川料理!って感じですね。辛いけど美味しい。
ななさんが「興味がある」とのことで
・日本酒
もちょっと頂きましたが・・・なんだか砂糖水ですね。
普通酒臭さもないけど、なんの香りもしないお酒でした。これは無いわ。
6皿目よ。
・上海蟹味噌入り小龍包
これはあまり覚えていないんですが、上海蟹、入っていたんですね。
メニューが置かれていたらもっと味わって食べられたかもです。
7皿目ね。
・牛カルビのオイスターソース炒め
このあたりから、かなりおなかが圧迫され始めます。量が多いな、このコース。どれも美味しいのでありがたいけど。
8皿目になりました。
・本格窯焼き北京ダック
コースのタイトル通り、「有名な中国料理を集めました」感がありますね。あんまり味は覚えていないけど。
9皿目でようやくご飯ものです。
・フカヒレ入り秘伝鮑スープ炒飯
あんかけ炒飯って良いよね。なんとなく雑炊感覚で食べられるから。それでも結構おなかが苦しくなって参りました。
とうとう10皿目。
・名物・元祖麻辣刀削麺(商標登録)
美味い!辛い!!腹いっぱい!!!もったいないけど、皆さんも食べきれずに残しちゃいました。
でも、中国だと残すのがマナーなんでしたっけね?
写真撮ってないですが、最後に
・スペシャル自家製濃厚杏仁豆腐
を頂いてコース終了。ほんと腹パンになりましたよ。
お会計は、5,500円のコースが8人分と、コース外の瓶ビールを合わせて46,145円。
この値段でこの内容はコストパフォーマンスが高いと思います。飲み放題はプレミアムじゃなくて十分ですよ。
辛い物といっしょだと酒の味ってあまりわからないから。
■note 41本目。お店の回し者みたいな記事になっちゃいました。
辛い!美味い!!腹いっぱい!!!・・・陳家私菜 五反田店
1軒目のお店を出たのが21:30頃。もちろんもう一軒行くわけですが、
界隈で有名なau comptoir Échézeaux(エシェゾー)にMayumiさんが電話したけど満席とのお返事でした。
それでもとりあえず行ってみましょう、ってことで伺ったら『4人のテーブルに5人だったらは入れます』とのこと。
料理を並べるわけでもないのでそれで十分です!
お店の前には、このような空き瓶が並べてあります。クリックで拡大するとわかりますが、すべてエシェゾーなんですね。
並べて飲んだら楽しいだろうな。お財布は楽しくないだろうけど。
このお店、ワインバーとしてはかなり広めの店内ですが、たしかに満席でした。凄いなぁ。 前回同様こんな訪問の仕方なので、あいにくワインリストを見てません。 でもきっと珠玉のブルゴーニュがいっぱいあるんでしょうね。
ワイン選びはMayumiさんにお任せです。 『ロゼの泡が飲みたいなぁ』ということで↓のシャンパーニュが選ばれました。 そのグラスがこちら。最近はフルート型を使うお店は少なくなってきましたね。
名称 | Lallier Grand Rosé Brut N.V. ラリエ グラン・ロゼ ブリュット N.V. |
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生産者 | Champagne Lallier シャンパーニュ・ラリエ |
価格 | 13,200円 (お店価格) |
購入店 | エシェゾー |
ワインバーでロゼのシャンパーニュなんて、師範は怖くて目を通すこともできないわけですが、
このお店は税別12,000円という比較的穏当な値付けでホッとしました。
後で調べたらアマゾンで10,070円でしたから。そりゃ満席になりますよ、このお店。
そしてこのシャンパーニュ、裏ラベルにちゃんと情報が記載されていて好感が持てますので転記しておきます。
『アイ、ブジー、クラマン、オジェのグランクリュのブドウを使用。瓶内熟成:3年以上』
Pinot Noir 65% - Chardonay 35% - Dosage 8g/L。
Degorgement Octobre 2021
外観はピンクというよりオレンジに近い色合いで、大きなグラスでもしっかり泡が感じられます。
香りは、熟成感はあまり強くなく、フレッシュな柑橘類とベリーの香りが支配的です。
味わいもフレッシュですね。まだ黒ブドウの皮の渋味が感じられるくらい若々しい印象を受けました。
ちゃんと美味しくて、ちゃんとロゼらしいシャンパーニュでした。
ただ、個人的にはもう少し熟成感があった方がシャンパーニュらしくて好きですかもです。
一方、とおる氏は『こんな美味しい泡は初めて飲んだ!』といたく感動しておられましたので、
人によっては大ヒットするようです。
点数 | 81点 |
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二次会参加者は、Mayumiさん、よわ美さん、ayucowさん、とおる、師範の5人。 ロゼのシャンパーニュで乾杯するなんて、「どこが安ワイン道場なんだか」ですね、スミマセン。
名称 | Maranges Vieilles Vignes 2022 マランジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2022 |
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生産者 | Bachelet-Monnot バシュレ・モノ |
価格 | 11,000円 (お店価格) |
購入店 | エシェゾー |
もう一本赤を頂きます。
赤に関しては、お店の方にMayumiさんから『1万円程度でお薦めを教えてください』とのお願いをされて、
並べて頂いたのが3本。ジャン・ジャック・コンフュロンのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、
ドメーヌ・ド・ボンスリーヌのコート・ロティ、そしてこのマランジュでした。
みんなでどれが飲みたいか「せーの!」で指差しして、決定したのがこのワインです。
マランジュなんて、コート・ド・ボーヌの南の果て、マイナーなアペラシオンなんですが、これがたいそう美味しかったんですよ。
香りは、南の方とは思えない冷涼感のある赤いベリーのピュアな果実香と、上品にまとわされた樽の香ばしさを感じます。
味わいも、甘味と酸味がキュッとしていて、こちらも北のイメージがありました。
いや~、このワインを選んで正解でしたね。
やっぱりお店の方のお薦めには従ってみるものです。
あと、最近は銘醸村の銘醸畑じゃなくても美味しいブルゴーニュが増えてきたように思います。
点数 | 86点 |
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食べたのは、お通しのグジェール 550円とトリュフ風味のフレンチフライ 770円。 一次会で腹パンだったのでこれくらいあれば十分です。
そんな感じの5人の二次会、お会計は28,000円弱でした。
素晴らしいワインが比較的お得な値段で楽しめるワインバーですよ。
人気でプラチナチケットになりつつある五反田会ですが、書記役頑張りますのでまたみなさんよろしくお願いします!
火曜日ですので、ディスクロージング・ダイエットの進捗報告日なのですが・・・
なんやねん!この増え方!!大スランプでございます。例年より運動して代謝は上がっているつもりなんだけどなぁ。
あと1ヵ月ちょっとで3kgも落とせる気がしないので、今年は早々に白旗をあげるかもです。
「私は体重を減らしたいのではない、健康な体を維持したいだけだ」
と、ドリルの穴理論みたいなことを言い出しそうです。
遅くなりましたが、今回のゴールの日程、決めました。7月15日(水)です。
企業の健保組合から、国民健康保険に変わったので、今年は人間ドックではなく特定健診にオプションをいろいろくっつけて
「セルフ人間ドック」を組み立てて受診します。「会社に所属していた頃はいろいろ守られていたんだなぁ」としみじみ感じております。
今年は無職のヒマ人なので、屋上でハーブを栽培しています。 今回間引きした青じそやバジル、摘心したミントを使って、大葉の醤油漬けやらジェノヴェーゼ・ソースやらミント・シロップやらを作りました。 こちらもツイッター(現X)には報告していますが、 ジューンベリーと同じくここにもnoteにもまとめておきたいと思います。
まとめました
プランター栽培の間引きハーブを調理・・・大葉の醤油漬け, ジェノヴェーゼソース, ミントシロップ
まずは薬味の定番の青じそから。こちらが収穫前の写真。 そもそも今回間引きしようと考えたきっかけは、ちょっと黄緑色になったこの状態をツイッター関連のお知り合いに見て頂いたところ、 『間引きをした方が良い』という提案を頂いたことに端を発します。ちょっと風通しも悪くて不健康な感じですよね。
こちらが収穫後のプランター。やっぱりひ弱な感じでヒョロってますよね。強い風が吹けば倒れそうなので、
支柱で支えてあげる必要がありそうです。
あと、これでもまだ株が多いみたいなので、もう少し様子を見て再度の間引きが必要だと思われます。
お次がバジルです。収穫前の写真がこちらですが、青じそに比べると濃い緑色の葉で、 背も低く茎も太くて健康そうな状態です。発芽率も高かったみたいで、青じそに比べても更に密集しています。 さすがにこのままだと肥料や水の取り合いになりそうです。
こちらが収穫後。半分以上間引いたつもりですが、それでもまだ多い感じはしますね。 詳しい方によれば「このプランターだと2本」だそうです。こちらも再度の間引きと、ある程度背が高くなったら摘心が必要ですね。
ミント(オレンジミント)は、種ではなく株で買ってきました。 そのためもうガンガンに成長しています。「ミントテロ」と言われるくらい繁殖力が強いみたいで、 鉢植えですがランナーを伸ばそうと(左下とか)しています。地植えしちゃいけないハーブですね。
伸び放題の先端部を、チョンチョンチョンと摘心しました。なんだか貧相な見た目になってしまいましたが、どうせすぐ脇芽を伸ばして復活するでしょう。
朝から3種類のハーブの間引き&摘心をして約1時間、作業終了後は粒状の肥料を追肥して「頑張れよ!」と声掛けしておきました。
こちらが、青じそ、バジル、ミントの収穫後の写真。いきいきつやつや、なんだか「ていねいなくらし」感に溢れておりますでしょ?
無職の特権ですよ。
それでは、これらのハーブを調理してまいります。
大葉って、店で売られているものは数日たってもそこそこしっかりしていますが、自宅栽培のものは数時間でヘニャヘニャになっちゃいますね。
写真もちょっとヘニャヘニャです。なぜだろ?収穫後の処理が違うのかな?
ともあれそのままだと全く日持ちがしないので大葉の醤油漬けを作っていきます。材料は下記です。
・青じそ:収穫した量(ざっくり50g)
・にんにく:1かけ
・醤油:適量
蓋ができる保存用の器に、「青じその葉を敷いて、スライスしたニンニクを載せて、醤油をかけて」をn回繰り返して行きます。 柔らかい先端の芽の部分なんかも入れちゃっていいと思います。
冷蔵庫に保存して約半日後、写真のようにもう食べられる状態になりました。 小さな大葉(って変だけど)で葉が薄いので、醤油やにんにくの風味が染み込みやすいみたいですね。
その日の夕飯には登場しています。これ、「ごはん泥棒」ですね。平成6年収穫の美味しい白ごはんが無限に食べられます。 もちろん無限に食べると「ディスクロージング・ダイエット」に差しさわりがありますので、茶碗一杯に留めましたけどね。
バジルではジェノヴェーゼ・ソースを作ります。
「ジェノヴェーゼ・ソース」じゃなくて「ジェノヴェーズ・ソース」が正しいような気がしますが、
そもそもイタリア語と英語の重箱読みなので気にしないことにします。材料は以下です。
・バジルの葉:収穫した量(約50g)
・松の実:15g
・粉チーズ:大さじ2
・塩:小さじ1/2
・オリーブオイル:100cc
なにがネックかって、松の実が高いのよ。一袋15gで328円もしました。
こんなんだったらバジルソース買った方が安いわ!と思わないでもないですが、その気持ちをグッと飲み込んで作業に取り掛かります。
まず、松の実を鍋で炒って香ばしさを出した後、すべての材料をミキサーに突っ込んでグジュグジュにしていきます。 どれくらい潰せばいいかはよく分かりませんが、適当な時間で取り出しました。
こちらがジェノヴェーゼ・ソースの完成写真。約150gほど出来上がりました。
ジューンベリージャムに比べると歩留まりが良いですね。
種が無いからあたりまえですけどね。
ちなみに、空気に触れると色が悪くなるそうなので、表面にうっすらオリーブオイルを垂らして蓋をしました。
ちゃんとできたかどうかはわかりませんが、まぁ気持ちの問題です。
こちらも、その日のうちに試食しております。
・鶏モモの焼鳥 ジェノヴェーゼ・ソース
イタリア語で"Spiedini di pollo alla Genovese"ですね。Delizioso!でございました。
ミントの利用法言えばミントティーなので、食後のおやつの時間に出された紅茶に沈めて頂きました。
師範的にはレストランで頂くハーブティーみたいで良いなぁ、と思ったんだけど、
家族からは『ミントが強すぎ!』とダメ出しされてしまいました。
そこでツイッターで「ミントの大量消費術求む!」というツイートをしたところ、
お知り合いでシェフな方から
『ミントシロップにするのがよろしい』とコメント
を頂きましたので、翌日作業しました。
ネットでミントシロップの作り方を検索したところ、
一番簡単そうだったのがデリッシュキッチンのレシピで、
沸騰させた砂糖水にミントを漬け込んで取り出すだけ、というもの。材料は簡単です。
・ミントの葉:収穫した量(約15g)
・砂糖:大さじ4
・水:100cc
まず、水に砂糖を溶かして砂糖水を作ります。
100cc程度の水の量なので、鍋だとミントが浸りきらない可能性があると考え、
加熱には電子レンジ、器は片口を使いました。その方が絶対簡単ですよね。
漬け込んだ状態がこちらの写真。良い感じに緑色の色素とミントの香りが出ている気がします。
完成したミント・シロップがこちら。小瓶に移す際に失敗して葉っぱが1枚入っちゃってますが、写真映え的にはかえって良かったかもです。
このシロップ、まだ食していません。アルコールのダメージが残る朝あたりに、炭酸水で割って爽やかに頂きたいと考えています。
以上、屋上ハーブ園を間引き収穫した記録でした。
■note 40本目。2日連続でHowTo系の記事だけど、タイトルでHowToと気づかれないかも。
プランター栽培の間引きハーブを調理・・・大葉の醤油漬け, ジェノヴェーゼソース, ミントシロップ
今年は無職のヒマ人なので、ジューンベリーを収穫してジャムを作りました。
ツイッター(現X)には報告していますが、
近いうちにnoteにもまとめたいと思います。
・・・と、同じこと書いても仕方ないので当初ここには書かないつもりでいましたが、
noteもXも、そのプラットフォームの提供が終了したらデータが残らないので、
自サイトのここにも書いておくことにしました。28年もサイトをやっていると、そういうことは十分起こりうるリスクだと認識しておりますので。
まとめました。
ジューンベリージャムの作り方
まずは収穫から。昔は家族も手伝ってくれていたのですが、当然今は一人の作業。
師範自ら一粒一粒丁寧に手摘み致します。
収穫時に活躍するのが、プラスチック製の安いワインクーラー。
取っ手のところに紐を結び付けて、首から下げると簡易収穫籠になります。
そうすると両手が使えて便利、というライフハック。
今年の収量は860g。3段の低い脚立で届く範囲を雑に収穫してこの量です。
届かない上の方は鳥さんたちにプレゼントすることにしました。食べても良いから糞を落とすなよ。
収穫した実は、ボールに入れて軽く洗います。
無農薬なのでケミカルな心配は無いんだけど、鳥の糞とか虫が付いていたら嫌ですからね。
更にキッチンペーパーの上に広げて、腐敗果や梗を取り除いていきます。 この姿が一番好きですね。「食べられる宝石箱やぁ!」って気がするでしょ、しませんか?あぁそうですか。
ジューンベリー以外に使う果物があります。レモンです。
今回は小ぶりのレモンを2個搾りました。得られたレモン汁は80ccくらい。
100cc欲しかったのでポッカ100レモンで増量しました。
よく考えると、欲しいのは酸味であってレモンの香りは特に求めていないので、
生のレモンを使わずポッカのだけでも良かったかも知れません。
もうひとつ加える副材料が砂糖です。こちらも100g使います。
保存料の類は使わないので、ある程度糖度が高くないとカビが生えたり腐敗したりするリスクが上がると考えています。
それゆけ今どきのジャムとしてはかなり甘めに仕上がるのですが、作ってすぐ食べてしまうのであれば砂糖はもっと少なくても
(なんなら無しでも)良いかも知れません。
ま、ワイン造りじゃないんだから、補酸に補糖、やり放題でございます。
水は一切加えず、ジューンベリーとレモン汁と砂糖を火にかけます。
若い実は粒のままなので、濾す際に使う味噌漉しを使って実を潰しながら煮詰めていきます。
並行して、広口瓶を煮沸消毒していきます。やっぱりカビは怖いですからね。
今回2つの瓶を用意したのですが、結局1つで大丈夫でした。
煮込み始めて約40分、ややとろみが出てきたところで火を止めます。 煮込む時間は全く適当です。AI(Gemini)によれば
『ジャムは冷めると固まります。火を止めるタイミングで「もう少し煮詰めたいな」「まだゆるいかな」と感じるくらいが、 ちょうど良い固さになることが多いです。スプーンですくって、少しとろみがついている程度が目安です。』
だそうです。AI君はなんでも知っているな。
AIの時代になっても避けて通れないのがこういう地道な作業、
煮詰めたジューンベリーを濾していきます。
濾す際に使うのが味噌漉し。シノワなんて高級な道具は持っていないのでこれで凌ぎます。
ちまちまやる作業はとても面倒。でもそうしないと種が多くて食感が悪いのよ。
話は逸れますが、味噌漉しも無くて、味噌そのまま溶かしちゃうご家庭も多いようですね。
そうすると底の方に滓が残って食感悪くないですか?味噌の種類にもよると思いますけど(道場の味噌はフンドーキンの「生詰 あわせみそ」です)
・・・と、くだらないことを言っているうちに完成です。 出来上がったジューンベリージャムの重さは520g。 そもそもの実が860gで、レモン汁が100gと砂糖が100g、原材料の合計は1,060gなので歩留まり50%弱ですね。 もっとガッツリ絞れればいけるでしょうけど、現有の道具ではこれが限界です。
こちらが、廃棄物となる搾りかすです。口に含んでみると、もちろん味は良いんですよ。
ただ、種だらけで飲み込む気になりません。
一部ヨーグルトに加えて食べてみましたが、口の中から種を出す必要があってやっぱりダメでした。
コレ、発酵させてマールにしたくなりますよね。もちろん設備も酒造免許も無いので出来ませんけどね。
出来上がったジャムを夕食時に早速試食。
ジューンベリー、収穫大変だし歩留まり悪いし日持ちもしなさそうで、市場ではほぼ流通しない果実なのでなかなか例えが難しいのですが、
アメリカの駄菓子のよう分かりやすいベリー感のあるジャムになります。
特に、まるで香料を足したかのような甘く華やかな香りはピカイチで、こんなに香るジャムは他に例が無いように思います。
フード持ち寄りワイン会とかあったら、ちょっと持って行きますかね?
以上、「ジューンベリージャムの作り方」のご紹介でした。
■note 39本目。こういうHowTo系の記事だとインプレッションが上がるかな?(題材があまりにニッチだけれど)
ジューンベリージャムの作り方
天気の良い日曜午後なので(サンデー毎日のご身分ですが)、明るいうちからプシュッ!いきます。
選んだビールは、ドン・キホーテにて139円で投げ売りされていたグース・アイランドのIPA。
韓国製造ですがフルーティな香りしっかりでちゃんと美味いです。
ただ、「55 IBU」と書かれている割にはそんなに苦くないような・・・気のせいかしら?
名称 | Terzetto Barbaresco 2018 テルツェット バルバレスコ 2018 |
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生産者 | Tenute Neirano テヌーテ・ネイラーノ |
価格 | 1,760円 |
購入店 | ワイン&WINE |
本日の夕食は、ヤオコーの揚げるだけメンチカツ、同じくヤオコーの味付き豚タンと豚頭、
そして屋上栽培のバジルを使ったカプレーゼ、同じく自家製バジルのオクラ炒め。肉が欲しくなるメニューですな。
というわけで選んだのは、セールで1,000円台だった激安バルバレスコ。
こういうのってだいたい怪しいんだけど、サイトの説明によれば「ジェームスサックリング 90点」らしいので、ちょっと期待して稽古します。
外観はびっくりするくらいオレンジに近いレンガ色。まるで20年くらい熟成させた赤ワインみたいな色合いです。
香りはちゃんとバルバレスコ、ちゃんとネッビオーロですね。スミレと赤いベリーとインク、大樽熟成なのか樽香は柔らかな感じです。
味わいは、タンニンきっちりでバルバレスコらしくはあるんですが、甘みも感じて色の印象通り年齢の割には熟成した印象を受けます。
やや酸化熟成の傾向なのかな?この品種としてはいい方向のように思えます。
安バルバレスコでしたが、ブラインドで飲めば20年熟成された高級バルバレスコorバローロと答えそうです。
こんなワインが1,000円台で買えたのはアタリだったなぁ。またセールになるのを期待しましょう。
小瓶保存して、なんだかんだあって5日後再稽古。 香りはちょっとおとなしくなった感はありますが、バルバレスコらしい味わいのしっかり感は健在です。 やっぱりこのワインはアタリでした。
点数 | 82点 |
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リンク |
Terzetto Barbaresco 2018 [Tenute Neirano] 2,398円 |