3月ですが、今年は(3月1日現在)花粉の飛び方が少ないようで、
今のところまだ症状は発現していません。このままずっとこの状態だと良いんだけどね。
そして、多分今月中に道場掲載本数が5,000本を超えます。
ここまで来るのにマル17年弱。
人生の目標を「掲載10,000本」にしていますんで、
全く同じペースだとするとこの先あと17年。
それだと多分まだ生きてはいるとは思うけど、
「全く同じペース」というのはちょっと難しいだろうから、
あと20年~25年くらいで10,000本かな?
ちょうどそんなもんじゃないですかね?師範の寿命的には。
さて右写真は、道場に飾っている雛人形のお雛様。
普段はクリスマスツリーとかリースとかの季節モノといっしょに和室の下に収納していて、
この時期だけ出して来ます。
というわけで、いつもは人の尻に敷かれている不遇のお雛様です。
ちなみに道場の和室は、隣接したリビング・ダイニングのフロアより40cmほど高くなっていて、
「居酒屋の小上がり」仕様になっております。
この時期はこたつもあって、まさに「飲むための道場」です。
本日は、月に一度のバンドの練習日。
いつも代々木のスタジオを使う事が多いけど、本日の練習場所は新宿。
新宿駅はデカ過ぎ&人多過ぎで、師範みたいな田舎者はストレスを感じますな。
練習の後は例によって反省会と称した単なる飲み会。
本日の反省会会場は塚田農場 西新宿小滝橋店というところ。
鹿児島にゆかりのある店のようです。
この店の店員さんは、みなさん浴衣をお召しの若い女性です。
それだけでオッサンの心をグイッと掴んでくれます。
そしてみなさん日本人で意思の疎通が問題無く、
かつ明るく素早い接客がとてもナイスです。
注文した料理は、
この店のウリであるじとっこたたきネギまみれ(左写真左)とじとっこ炭火焼(左写真右)、
あとはきびなごの漁師漬け、
牡蠣ごろホイル焼き、ごぼうチップス、しらすサラダ、鹿児島黒焼きそば、
焦がし七味めんたい、つけ揚げなど。
写真の炭火焼は3~4人前で1,980円と強気の値付け。
それ以外もだいたい一皿500円~1,000円程度と、それなりの値段はしますが、
まずまず値段相応の満足感はあります。
また、鶏の炭火焼きのあと、食べ終えた鉄板でご飯を炒めた焼き飯を出してくれるサービスは気が利いています
(それも含めて1,980円なんでしょうけど)。
飲み物は、生ビールを3杯飲んだ後、ハイボールを1杯。
そしてやはりワインを頂きます。
この店のワインは、赤白それぞれグラスが1杯500円、デキャンタが1,800円。
デキャンタの量は不明ですが、ハーフ程度の量だとあまりお得感が無いなと思い、
赤白それぞれグラスで注文しました。
で、出されたのが右写真です。グラス小っさ!です。
なるほどこの量で500円ならデキャンタ1,800円はそうかもね。
そして、残念ながら内容的にも赤も白もあまりパッとしません。
ちゃんと覚えていないけど、確か産地はフランスとか書いてあったような。
そういうんじゃなくてこういう店では、
チリ産とか豪州産の安くてもしっかりしたワインを使えば良いのにね。
そんなこんなでお支払いは4人分トータルで19,000円ほど。
店員さんは大変ナイスなのですが、やっぱりワインがつまらないのがねぇ。
フルボトルで1,000円のお店も良く見かけるようになった昨今ですので、
改善を心よりご期待申し上げます。
本日は、師範代の勤務先関連の日帰りバス旅行。
行先は千葉の房総半島方面へ。
集合時間は、師範代勤務先の本社がある汐留に朝8時。
汐留地区の摩天楼は雲ひとつない快晴で気温も高く、絶好の行楽日和です。
そして定刻の8時10分には出発、さすがにみなさん真面目な社会人だけあって時間には正確です。
ただ、まだ朝早い時間なのにビールなんか飲み始めてしまうところは、
真面目な社会人かどうか疑問な点ではありますが。
アクアラインを抜けて房総半島へ、その後いきなり買い物タイミングがあって、
11時には昼食。場所は館山にある浜焼市場 きよっぱちというところ。
制限時間70分で貝類その他を目の前のガスコンロで焼いて食べる、というシステムの店です。
今回は主催者側に支払って頂いておりますが、
通常だと大人2,160円/子供1,620円のようです。
店は、いわゆるプレハブっぽい造り、そしてキャパは250人ということでかなり広い空間です。
そこにダーッとテーブルと長椅子が並んでいて、それぞれのテーブルにはガスコンロがあります。
3月の今日でも暑かったのに、夏場の熱対策はどうするんだろ?って感じの店内でした。
そしてもちろん貝を焼きます。
サザエは地の物なのか、ちゃんと生きてました。
ホタテはどこからかの輸入でしょう、カチカチに凍ってました。
もう一種の貝はホンビノス貝、さすがにハマグリを出すのは無理みたいですね。
それ以外の焼き物は、干物とかソーセージ類とか焼肉とか。
焼き物以外には、
寿司桶に入った酢飯にセルフサービスで刺身を盛り付ける海鮮丼。
他にはサラダ類とかちょこっとデザートとか。
メニューの数的には特に不満はありません。
でもね、なんだか「食事」をしている気分じゃないんですな。
まぁこういう店はその雰囲気を楽しむべきなんでしょうけど、
それがなんとなく殺伐としていて、養鶏場のニワトリになったような気がしないでもありません。
ま、自分ら個人では決して利用しない系の店ですね。
ごく一部の例外を除いて「放題に美味いもの無し」です。
ただ、こういう団体旅行のイベントとして、こういう形態の食事を採り入れるのはアリなわけで、
経営者の方は良いところに目を付けたな、と感心します。
名称 | Petit Monteria (Blanc) [N.V.] プティ・モンテリア (白) [ヴィンテージ無し] |
---|---|
生産者 | モンデ酒造 |
価格 | (\500 : 300ml) |
購入店 | 浜焼市場 きよっぱち |
食べ放題の店ではありますが、アルコール類は有料です。
ただ、今回は主催者の計らいにより、アルコールもソチラ持ち。
ありがたいことであります。
というわけで、遠慮なく最初に生ビールを頂戴いたします。
そして、同時に白ワインも頂戴いたした次第でございます。
で、出してもらってビックリ、容器が瓶ではなくてスクリューキャップのアルミ缶です。
こういう容器のワインと稽古するのは初めてです。
そして、グラスはいわゆるワイングラスじゃ無くてコップ、写真左に写り込んでいるコカコーラのヤツです。
まぁいろいろビックリです。
色は薄めです。でも無色って感じでは無くて、軽い麦わら色です。
香りは、無いわけじゃありませんが、
とりわけ個性も無くていわゆる普通の白ワインの香りです。
味は・・・薄ら甘くて人工的で、「輸入ワイン使用」な国産ワインにありがちな雰囲気です。
裏ラベルには使われたワインの品種が書かれていて、
ソーヴィニョン・ブランとペドロヒメネスとのこと。主にスペイン産の原料が使われているですかね?
というわけで、決して美味いワインじゃないんですが、
これが300mlで500円なら腹も立たないところ、といった感じでありました。
点数 | 52点 |
---|
食事の後は鴨川シーワールドへ。前回行ったのがまだ長女が生まれる前なので、
もう15年以上ぶりです。
鴨川シーワールドといえばシャチのショーが有名で、当然我々もそれを見に行きました。
15分前くらいに会場に着いたらすでにほぼ満席。
どこか空いている席は無いかと探していたら、ラッキーなことに真ん中付近の前から2列目にぽっかり席が空いていたので師範と長女はそこへ、
師範代と次女は端っこの4列目へ。
周りを見渡すと、濡れることを想定して皆さん青や黄色のポンチョみたいなもの(300円)を購入して着ておられます。
師範と長女は相談の末「そんなには濡れないよね」「300円は高いよね」と判断、買いませんでした。
結果・・・ずぶ濡れになりました(泣)。
シャチはどうみても観客席側に水しぶきを飛ばすようなジャンプを仕組まれています。
それは明らかにポンチョを売るため、あるいはポンチョを買った人に「買って良かった」と思わせるためだと思われます。
そうと知らない師範と長女、「それは無いよ~」って気分でした。
・・・と、軽いハプニングはあったわけですが、
全体にショーも多くて展示も見やすく、老舗のクオリティが感じられる良い水族館でした。
左写真は「トロピカル・アイランド」ゾーンに居たカクレクマノミ。
映画"Finding Nemo"の人気は未だ衰えず、です。
そして、水族館を出発したのが午後4時頃、
その後バスがアクラライン手前から海ほたるまでの大渋滞に遭遇。
その間師範は缶チューハイ(生搾りグレープフルーツ)とか、
缶ビール(またスーパードライ)とかを頂いてたんで問題なし。
渋滞も自分で運転しなければイライラもしません。
・・・ってな感じで到着時刻は予定より1時間30分遅れて午後7時30分ごろ、お疲れ様でした。
師範にとっては「配偶者の勤務先関連」という超アウェーな立場ではありましたが、
それで特に困ることも無く、
幹事の皆様には大変お世話になりました。
解散した後、今日は食べて帰ろうよということで新橋方面へ。
最初に師範代がスマホで検索したイタリアンっぽい店に行ってみたけど、
なんとなく子連れで入るにはちょっと違う雰囲気。
さてどうしようかと悩みつつ歩いていると、
九州人には見慣れた「やまや」のロゴを発見(ワイン屋の方ではありません)。
最初は明太子のショップかと思ったけど、どうやらモツ鍋メインの居酒屋で、
やまや 新橋店という店らしい。
モツ鍋はみんな大好き、ということでこの店に決定。
店内は、かなり大きなホールになっていて、
いわゆる居酒屋より小ぎれいで、ちょっとファミレス的な雰囲気もありつつ、
子連れで入るには抵抗が無い感じです。
そして注文した料理が以下。
モツ鍋 | \1,390×3 (左写真) |
---|---|
ちゃんぽん麺 | \380×3 |
酢モツ | \490 |
きびなごの南蛮漬け | \510 |
抹茶アイスもなか | \590 |
で、朝から飲んでるのにもめげず?、下記のアルコールも注文します。
一番搾りフローズン生 | \650 |
---|---|
柚子ハイ | \390 |
ハイボール | \450 |
大海蒼々 | \590 (左写真) |
名称 | Cono Sur Single Vineyard "Block No.25 La Palma" Syrah 2012 コノ・スル シングル・ヴィンヤード "ブロック No.25 ラ・パルマ" シラー 2012 |
---|---|
生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | \1,409 (単品価格:\1,554) |
購入店 | タカムラ ワインハウス |
先週は5,000本記念特別稽古だったのでお休みしましたが、 まだ「毎週水曜はコノ・スルの日」は継続しておりまして、 本日はシラーと稽古します・・・という登板予告です。
そして二日の休肝日明け、上記登板予告もして、思いっきり前のめりで稽古開始。
ちなみに料理は、鶏肉の梅揚げ、揚げ野菜(インゲン、ナス)とトマトのサラダ、サラダ菜の韓国風、ロースハム。
美味いよねぇ、揚げ物は。
色はガッツリと濃い紫色。
ただ、この手のワインによくあるコールタールのように黒っぽい濃さじゃなくて、
どことなく赤みを感じる濃さです。
香りは、ボリューム中程度、でも果実の凝縮感がムッチムチ。
カシスとかクランベリーのジャムみたいなグジュッと熟して甘い香りです。
味は、意外なくらいスムーズです。
酸味も甘味もあるけどそれほど悪目立ちせず、
渋味なんて口に含んだ瞬間は「あれ?」ってくらい軽い感じ。
ただ、時間差で示す存在感は大きくて、
口の中で徐々に渋味のホコホコ感が出て来るしアルコールのカーッと来る感じもします。
数値は、pHの3.5こそ普通ながら、アルコール度数は14.5%もあるのに糖度は8.7、
よっぽど糖分の多い果汁を使ったでしょうな。
美味いっすよ、コレ。でも美味いっすけど、クイクイとは飲めません。
チビチビ舐めるように飲んで吉というか、
凝縮感のある液体を徐々に体に染み込ませていくように飲むのが良い感じのワインです。
アルコール度数も高いので、一日で飲み干すのではなく複数日に分けて正解ですね。
中一日空けて翌々日、二日くらいでヘコタレるワインじゃなさそうだったんで安心して再稽古。 ちょっと残念だったのは、香りがちっとも開いていないこと。 抜栓当日の方がまだ華やかだった気がします。 味わいにはなんら変化は無く、ミッチリと濃い味わいです。 というわけで、複数日に分けて飲んでも問題ありませんが、 とりわけ開くってことも無いようです。
点数 | 77点 |
---|---|
リンク |
コノスル シングル・ヴィンヤード・シリーズ8本セット Cono Sur Single Vineyard "Block No.25 La Palma" Syrah 2012 |
名称 | Pommard 1er Cru "La Platière" 2005 ポマール・プルミエ・クリュ "ラ・プラティエール" 2005 |
---|---|
生産者 | Dom. Coche-Bizouard (Fabien Coche) ドメーヌ・コシュ・ビズアール (ファビアン・コシュ) |
価格 | \4,224 |
購入店 | ヴェリタス |
昨日、「日本のワイン界はもっと安ワインの良さを見つめる必要がある」的なことを書いておきながら、
その舌の根も乾かぬうちに本日は高級ワインを頂きます。
今月は高いワインを全然飲んでないし、
タマには敵陣視察も大切ですからね・・・と二枚舌、アッパレ安ワイン道場師範!
そして選んだワインは、幻の造り手「コシュ・デュリ」の親戚筋、
ドメーヌ・コシュ・ビズアールのムルソー一級畑。
この銘柄は4年前に2004年産と稽古済み。
それよりも良いヴィンテージで保存期間も長いのにお安い値付け。
道場の稽古範囲を大きく逸脱する価格ながら、相対的にお買い得感があったので購入した次第です。
ちなみに料理は、ローストビーフのサラダ菜巻き、次女が近所から貰って来た菜葉(「イチゴ菜」と言ってたけどそんなの無いよね?)のお浸し、
空心菜の芽のサラダ、ゴボウの甘辛煮、ミョウガの酢漬け、豚肉と山芋の冷やしうどん。
しっかりしたブルゴーニュ赤にはちょうど良いのではないかと。
期待に鼻を膨らませて抜栓。
まずコルクが素敵、長さが55mmの超ロングサイズで木肌がスベスベ、更に期待させてくれます。
色はブルゴーニュらしい薄めの赤紫色に、若干オレンジっぽい色合いが足されていてそれなりに熟成が見て取れます。
香りは、そんなにグワーって感じのボリュームは無いけど、
熟した果実とケモノっぽい妖艶さはまさに高級ブルゴーニュのそれです。
味は、抜栓してすぐはまだ渋味も固くてチリチリっとして若い感じ。
甘さと酸味のバランスは良いので、時間が経って開いてくれるのを心待ちにしつつ飲みます。
そして飲み始めて2時間、明らかに開いてきました。
香りのボリュームは増してきて、渋味もこなれて来て美味しく変化。
ただ、惜しむらくは抜栓して2時間も経つとほとんど飲み終わりなのね。
香りはバッチリ高級ワインで、年相応の熟成感があるけど、
味は「まだまだ若いモンには負けん!」と言っているような感じ。
時間をかけて飲むとそれなりに開いてきますし、
もっと置いとくと更に良くなりそうな感じでもあります。
というわけで、熟成目当てで一本買い足しました。
点数 | 84点 |
---|---|
リンク | Pommard 1er Cru "La Platière" 2005 [Dom. Coche-Bizouard] |
名称 | Ciù Ciù "Falerio" 2012 チウ・チウ "ファレリオ" 2012 |
---|---|
生産者 | Azienta Vitivinicola Ciù Ciù アジエンタ・アグリコーラ・チウ・チウ |
価格 | \788 (単品価格:不明) |
購入店 | 京橋ワイン |
魚屋に何か良いのが無いかと覗きに行ったら、
「ブリ大根用」と書かれたブリのアラが300円。
それがアラだけじゃなくて卵も入っていたので即購入・・・主夫ブログです、ハイ。
他には、今シーズン初、台湾産の枝豆。
冷凍なら年中ある枝豆だけど、キライなんだよなぁ、冷凍枝豆。
冷凍前に「加熱してません」は良いんだけど、
加熱済みのヤツは皮がズルッとしてイヤなのよねぇ・・・とまた主夫ブログ。
さらに他には小松菜と油揚げの炒め物(by長女)、イカゲソの天ぷら(by生協&師範代)
そしてワインは、当然軽めの白でしょう、ってことで「特大感謝の厳選白ワイン大放出6本セット!!」送料税込5,229円から、
イタリアはマルケ州産の白。
品種はトレッビアーノ50%、パッセリーナ30%、ペコリーノ20%とのこと。
トレッビアーノは安ワインに良くある品種として知っているけど、後は知らない品種です。
色は、ほぼレモンの果肉色。見た目もサラリとしていて「軽めの白」って要望には応えてくれる感じです。
香りもライトな柑橘系の香りと若干の蜜っぽさががあって、樽香なんてのは全くなくて、チャッキチャキの軽さです。
味も、改めて書くまでも無いと言うか、香りの雰囲気そのままの味わいです。
いわゆる一般の日本の食卓にはこういうワインが合うんだと思います。
高級な感じは一切しませんが、別に普通の食卓に高級な感じなんて必要ないのも事実です。
ワイン界も、こういうワインをちゃんと認められるようになれば良いんですけどね。
今の日本のワイン界はあまりに上を見過ぎ、それが下まで波及し過ぎだと思います。
点数 | 73点 |
---|---|
リンク |
特大感謝の厳選白ワイン大放出6本セット!!、
Ciù Ciù "Falerio" 2012(B品) |
戯れにネットで応募したら、「ジャズ・ジャンボリー in ヨコハマ」なるライブの入場券が当たりました。
ハガキ1枚で2名入場可能ってことで、バンドのメンバーや知り合いに声をかけたけど、皆お忙しい模様。
結局、長女と一緒に行きました。出演者は以下です。
・エリック・ミヤシロ(tp)
・中川英二郎(tb)
・本田雅人(as, ss, fl)
・Eugene Pao(ユージン・パオ)(g)
・Raon Park(パク・ラオン)(vo)
・椎名豊(p)
・井上陽介(b)
・広瀬潤次(ds)
失礼ながらこれまで日本人ジャズ・ミュージシャンの演奏をきちんと聴く機会ってあまり無かったんだけど、
良い演奏しますねぇ、この皆さん。
名前はよく聞く有名ミュージシャンではありますが、改めて見直しました。
このライブが無料ってのは太っ腹ですな>主催の文化庁&横浜市。
こういうイベントはぜひまたやって欲しいものであります。
ライヴのスタートが午後9時、終わったのが午後9時半前。
長女と二人で「お腹空いたな」ってことで関内・馬車道方面へ。
最初馬車道のイタリアンを目指すもラストオーダー、今度は関内のビストロを目指すも満席、
「じゃあ居酒屋で良いか」ってことで選んだのがこの店、
関内駅北口からすぐのところにある魚屋 はちまきという居酒屋さん。
店内は、ちょっと広めのワンフロアで、座席の数は50席弱くらいかな。
雰囲気はいわゆる居酒屋です。
タバコの煙がバンバンで、飲兵衛の大声が響く店内は、
子連れで入店するにはあまり相応しくない感じではあるけど、
入っちゃったものはしょうがありません。
そして頼んだ料理は以下です。
・牡蛎の天ぷら(\680?)
・アサリの酒蒸し(\580?)
・刺身三点盛(左写真:\1,200)
・海鮮丼(\500)
・大根と揚げじゃこのサラダ(\580?)
・タラ?の西京焼き(\630?)
「魚屋」というだけあって、刺身は結構立派でモノが良い感じです。
本日はしめサバと中トロとブリ。
これが1,980円だせば更に立派で鉢盛りみたいなのが出たみたい。
そっちにすれば良かったとプチ後悔。
あと残念だったのは、欲しかったメニューが結構品切れだったこと
(白子の天ぷらとか、炒飯とか、野菜炒めとか)
もう夜10時近くの入店だったから仕方ないところではありますが。
名称 | Takún Reserva Chardonnay 2013 タクン レゼルバ シャルドネ 2013 |
---|---|
生産者 | Casa Santiago カーサ・サンティアゴ |
価格 | (\1,050) |
購入店 | 魚屋 はちまき |
いやービックリしました。
この店、どう見ても普通の居酒屋です。だもんで、清酒や焼酎がいろいろあるのは理解できます。
ところがこの店はそれに加えて、ワインが結構いろいろあるんですよ。
それもとてもお手頃な値段で。
あまりのビックリ具合にちゃんとは見てなかったんですが、
少なくとも1,050円のワインが赤白合わせて7種類はありました。
フルボトルが1本1,050円ですよ皆さん!
って、最近そういうのが置いてある店も増えて来ましたね。
安ワイン者にとっては嬉しい限りです。
そして、ビールを飲まずに最初からワインを、ってことでチョイスしたのはチリ産の白です。
もちろん魚メインの居酒屋なんで、そもそも白を選ぶのが順当ではありますが。
他の銘柄は、確か未稽古じゃなかったと思ったんで、
明らかに見たこと無かったコレにしました。
『はいどうぞ!』と栓をした状態で(これ重要)持ってきて頂き、
自分でスクリューキャップを捻り、
握りこぶしくらいの小さめなグラスに注きます。
色は薄め、ネットリ感もあまり無くてサラリとしています。
香りは、決して強くは無いですが、柑橘類とピーチっぽいフルーツの香り、
それに加えて薄っすらと樽香も感じます。
スケールは小さいながらちゃんとした白ワインの香りです。
味も、それなりに甘めでそれなりに酸があって、
こちらもスケールは小さめながらまともな味です。
これが居酒屋で1,000円なら「買い」です。
少なくともこの時のワインとは雲泥の差です。
店で飲んでたのは1時間くらいだったかな?
さすがにその時間では飲みきれなくて、残り1/3くらいを道場に持ち帰りました。
そういう時にもスクリューキャップは便利です。
そしてこれを書いている翌日再稽古。 上に書いた前日の印象通り・・・というか正直言うと上に書いたのは今日再稽古している時の印象です。 でも、昨日も大きくは印象違わなかったと思います。
点数 | 74点 |
---|
というわけで1時間くらい居たかな?お会計は5,500円強でした。
名称 | Akadama Sweet Wine (Red) [N.V.] 赤玉スイートワイン(赤) [ヴィンテージ無し] |
---|---|
生産者 | サントリー酒類 |
価格 | \452 (500ml) |
購入店 | サミット岡野店 |
本日、いよいよ道場開設以来の稽古本数が5,000本に到達しました。
そもそもは何の実績も無くシャレで名乗り始めた「安ワイン道場師範」の呼称ですが、
17年近く稽古継続して掲載5,000本、トップページのアクセス数が350万弱、門下生100人以上、
googleで『安ワイン』と検索すれば一番目に出て来るとあれば、
名実ともに「Web安ワイン者界の筆頭(=ヘンクツ者の筆頭)」になったと自負しております。
というわけでその節目の記念にチョイスしたのがコレ、日本人なら誰もがご存知の安ワイン、
赤玉スイートワインです。
多分師範が生まれて初めて口にした(舐めた)ワインだと思われ、
当時は『赤玉ポートワイン』という名前でした。
裏ラベルには、『1907年の誕生から100年以上にわたり、世代を超えて愛されているスイートワインです。』
と書かれています。
そして表ラベルにはデカデカとその発祥年である1907の文字が書かれているので、
一見すると1907年産のようにも見えるトラップが仕掛けてあります。
色は、まるで薄めのピノノワールのような澄んだ赤紫色。
昔の画や写真に出て来そうな赤ワインの色です。
そして、ネットリ感もありすぎるくらいにあります。
香りはほとんどしません。裏ラベルには『フルーティな香りが広がります』とありますが、
南仏品種的な青畳っぽい香りがわずかにするだけで、弱っちい感じです。
味は・・・恐ろしく甘く感じます。健康な歯にも沁みるくらい。
またまた裏ラベルには『ぶどう由来のやさしい甘さで、さらりとしたやわらかな口当たり』とありますが、
これが「やさしい甘さ」だすれば普通の甘さってのはいったいどうなるんだろ?と心配になるレベルです。
ただ、糖度を測って見ると18.3、当然かなりの高さではありますが、
ソーテルヌだともっと糖度が高かったりするので、数値以上に甘ったるく感じているようです。
飲み始めて時間が経つと、この甘さにもちょっとだけ慣れてきて、
甘さの向こう側、口の奥の方にマスカットみたいなフレーバーを感じます。
でもやっぱりこの甘さは料理には合わせがたく、食事中はビール飲んでました。
昔むかし、食糧が豊富に無い時代は「甘い=美味い」だったんでしょうね。
その味わいを、時代に流されず今に伝えているのはお見事だと思います。
これだけ甘いと、カクテルのベースとかにすると良いかも・・・と思ったら「赤玉パンチ」なんていう商品もありましたね。
結果、普通のワインだと思うと全くナシな甘ったるさではありますが、
こういう種類の飲み物だと思えば、食後にチビチビ飲むのにはアリかもです。
そもそもそういう目的の飲み物だったんだと思いますし、
値段もデザートワインとしては超お手頃ですしね。
というわけで、道場開設5,000本記念のこのワインは、
「飲まなきゃ良かった」となるギリギリの50点でした。
グラス1杯分くらい残していて、それと翌々日の金曜に再稽古。 当然のように、それくらい日が経っても全く変化する気配はありません。 やっぱり毎日チビチビ飲む飲み物ですね。養命酒のような感じでしょうか。
点数 | 50点 |
---|
一泊二日の伊豆プチ・レジャーの二日目。
宿では、河津桜と見られる桜がほぼ満開(をちょっと過ぎた頃合い)でした。
やや暖かな気温に真っ青な空、これで花粉が飛んでなきゃ超爽快なんでしょうけどねぇ。
そして次女と友人Mちゃんのテンションは超朝っぱらから高くて、
なんと夜明け前の朝4時30分に『散歩に行こう』と師範を叩き起こしてくれます。
「参ったなぁ、もうちょっと寝たいなぁ」と体はまだ休養を求めてましたが、
根っからの散歩ファンたる師範ですから、結局一緒に散歩、伊豆高原から海を見に行くことにしました。
途中道なき道を歩くこと小一時間、ようやく海辺の富戸あたりに到着しました。
右写真は富戸の宇根展望台からの写真。なんだか寒そうでしょ?
そして、さすがに下りて来た標高差をまた上ると思うと気が滅入りそうだったので、
最寄りの駅である富戸駅まで歩いて、駅の電話でタクシーを呼びました。
富戸駅からコテージまでのタクシー料金は1,700円。
大変高い朝散歩となったわけですが、
次女とMちゃんにとって良い思い出になってくれればそれはそれでアリかな、と。
朝食は、夕食と同じレストランでバイキング。
バイキングとなると出来る限り全種類食べてみなくなる師範としては、
左写真みたいなコンタミネーションを起こさない取り皿は有効です。
そして、このお皿2周目くらいにはお腹いっぱい。
美味しかった料理を敢えて一品挙げるとすると、揚げ春巻きですかね?
これは物凄くビールが欲しくなる一品でした。
・・・と、能天気なレポートは置いといて、ココの朝食の一番の問題は値段です。
だって一人1,900円もするんですよ。
宿泊+夕食で5,000円ちょっとなのに、朝食が2,000円弱もするのは極めてアンバランス。
品数とかクオリティは若干下げても良いけど、
朝食の値段は1,000円くらいにしましょうよ。
そして、宿をチェックアウトした後は、宿からほど近いシャボテン公園へと向かいます。
シャボテン公園には、指示どおりには全然動かないオウムやカラスのショーがあったり、
カジュアルに脱走するペリカンがお土産屋の中まで入ってきてエライことになってたり、
いろいろとハプニングが楽しめました。
長女と次女はお土産屋で小さなサボテンの鉢植えをお持ち帰り。
そんなんすぐ飽きるとは思いますが、良い思い出になってくれればそれでオッケーかと。
そんなこんなでMちゃん一家とはここでお別れ、シャボテン公園を出たのはすでに13時30分くらいだったかな?
海沿いの道は渋滞必至なので金に糸目を付けず伊豆スカイラインから箱根新道へと縦走、
小田原厚木道路の出口近くまでは順調だったんだけど、
厚木インター手前で事故渋滞の表示。
こりゃタマランということで一般道に降りて、厚木のリンガーハットで遅い昼食(15:30過ぎ)。
そのあとは国道246号を北上するもそこそこ混雑、
なんだかんだで道場近所のスーパーに着くころには日も暮れかかった17:30頃でありました。
名称 | Root:1 Pinot Noir 2011 ルート:1 ピノ・ノワール 2011 |
---|---|
生産者 | Viña Ventisquero ビーニャ・ベンティスクエロ |
価格 | \980 |
購入店 | メガ・ドンキホーテ 狩場店 |
・・・というわけでとりあえず無事に道場に帰って参りました。
本日の夕食は、豚バラ肉と白菜を重ねた鍋。すでに午後8時を回ってからの夕食だったので、
スピード優先のメニューです。
そしてワインは、ご近所のドンキホーテで買ったチリ産ピノ・ノワール。
"Root:1"とは、「自根のブドウの木」ということらしいのですが、
フィロキセラに侵されたヨーロッパではほとんど見ない自根のブドウ、
いったいどういうパフォーマンスを見せてくれるのか、と。
さて抜栓。栓はスクリューキャップです。
色は、一般的なACブルゴーニュあたりと比べると濃いけど、
それでも普通一般のチリ産ワインと思えばかなり軽めの色合いです。
香りは、南のブルゴーニュとかにありがちなケモノっぽさがバンバン。
あと、それに加えてプラムとかチェリーみたいな可愛らしい果実香が同居していて、
熟女と淑女の両面を併せ持ったような香りです。
味は、甘さが結構しっかりしてますが、酸味もそれなりにあるのでバランスは悪くありません。
とりわけどうと言うワインではないわけですが、
これが1,000円以下なら十分「買い」ではないでしょうか。
なにが影響しているのかよく判らん感じではありますが、
ワインの品質はそれなりに高そうです。
それが自根であるが故なのか、、
地質とか気候の影響なのか、師範には皆目判りません。
点数 | 72点 |
---|
ようやく春らしくなって参りました、ということで、一泊二日の伊豆プチ・レジャーへゴー。
今回は師範一家のみじゃなくて、昨年6月にも一緒に外房へ行った次女の友人Mちゃん一家と二家族で大人4人子供4人。
道場を出たのが午前9時30分頃で、東名と真鶴道路あたりで軽い渋滞、途中で長女のご要望にお応えして伊東の「ファッションセンター しまむら」に寄って、
伊豆高原に着いたのはほぼ午後1時頃。
昼食に何を食べるかっつーと、やっぱり伊豆と言えば魚です。
そして、以前だったらちゃんとした寿司屋とかに行ってたところだけど、
昨今のフトコロ事情と子供らも成長して一人前に食べるようになったってことで、狙ったのは回転寿司。
というわけで、伊豆高原の伊東寄り、川奈にある伊豆太郎 川奈店という店をチョイスしました。
このお店、最近よくある「全て一皿100円寿司」じゃなくて皿(ネタ)によって値段が違うシステムです。
でも師範はその方が好きだな。100円じゃ出せるレベルが限られますからね。
そして師範らのチョイスは、活ヒラメとかホウボウとかヒラマサとかシメサバとか真アジとか真イワシ(左写真)とか、
地の魚を中心にいろいろと。
その中で、白身だったらホウボウ、青魚だったら写真の真イワシがグッドでした。
真イワシは確か一皿で210円也。高いネタでも420円くらいだったと思います。
ここでハンドルは師範代にお任せして、師範は飲んじゃいます。
ビールは、一番搾りの生ビール(中)が550円也、同じく一番絞りの中瓶が525円也であったんだけど、
例によって量優先で瓶ビールをチョイスします。
生の中ジョッキって、キューっと飲んだらすぐ無くなっちゃうじゃないですか。
その点、瓶だと比較的長持ちしますから・・・って飲むスピードをコントロールすれば良いだけの話ではありますが。
最終的に、家族4人で食べたのが、寿司の皿18枚に上記瓶ビールに味噌汁一杯(長女)、お会計はトータルで6,000円弱でした。
家族だとファミレスなんかに行ってもそれくらいかかることを考えると、結構おトクだったような気がします。
今回の宿は、2年前の今ごろ行ったホテル・アンビエント伊豆高原、
例によって師範代の勤務先の契約保養所です。
そして今回はホテル棟ではなくてコテージを利用。
8人ですからね、広い部屋でワイワイと、ってのが楽しかろうという寸法です。
で、左写真が今回案内されたコテージ。
決して新しくはない、というか築20年くらいは経っていそうな木造二階建てですが、
二階リビングからは相模湾や初島が見えて、なかなかのロケーションに建っています。
風呂は一階にあって、露天風呂ではありませんが眺望の良い岩風呂になっていました。
そして右写真がそのコテージ内部。 二階のワンフロアにリビングダイニングキッチンと和室スペース、広いです。 ここのシステムは、オーナー自体は別に居て、 そのオーナーが使わない時にアンビエント伊豆高原のコテージとして使っているみたい。 だからカギのかかったオーナー専用の戸棚とか押し入れとかがあります。
風呂に入った後、夕食はホテル本館にあるレザンドールというフレンチ・レストランで。 ここは前回来た時も伺っていて、かなりイケてるフレンチだった印象があったので、 通常はコテージで鍋のところをグレードアップしてここにしました。 未就学児のRちゃんはお子様プレート、小学生2人は一番ベーシックなコース"C'est la vie"、 中学生の長女と大人はその上のコース"Saison"です。
そして、その"Saison"コースの内容が以下でした。
前菜 | 伊豆近海魚介のカルパッチョ仕立て 彩り野菜を添えて(右写真) |
---|---|
スープ | サツマイモと大根のポタージュ |
メイン魚 | 鮮魚(真鯛)とアサリの白ワイン蒸し焼きと新玉葱のエトフェ(下写真) |
口直し | 柚子のグラニテ |
メイン肉 | 伊豆牛の煮込みオングロワーズ シュペッツレと春野菜を添えて |
デザート | イチゴ(だっけ?)のババロア チョコレートソース |
お茶 | (師範は)エスプレッソ |
で、やっぱり美味いです、ココ。
前菜は前回と同じ感じでしたが、やっぱり新鮮な魚のカルパッチョはハズさないし、
真鯛とアサリの白ワイン蒸しも春らしい見た目の一品、
牛の煮込みはビーフシチューの良いところだけを抜き出した感じで、
大変美味しゅうございました。
まだ子供が小さいMちゃん一家はとても久しぶり(10年ぶりとか)のフレンチだったらしく、
いたく感動されてましたよ。
サービスも、ホテルらしくとても丁寧な感じで洗練されています。
ホテルのレストランって、子連れも多いし求められるサービスもマチマチなんで大変だろうなと思うわけですよ。
それでも料理を出すタイミング、ワインを注ぐタイミング、ほぼ満席にも関わらずいずれもバッチリだし、
調理法などの質問にも丁寧に答えて頂けたし、大満足でした。
そしてそして、フレンチ・レストランであれば当然ワインも注文します。
名称 | Alsace One 2011 アルザス ワン 2011 |
---|---|
生産者 | Pierre Sparr ピエール・スパー |
価格 | (\4,620) |
購入店 | ホテル アンビエント伊豆高原内 "レザンドール" |
ワインリストには、スパークリングが3種類、ロゼが1種類、白が7種類、赤が8種類。
加えて国産ワインが白赤それぞれ3種類。一番安いのがハウスワインの3,900円、
一番高いのが15,500円、大半が5,000円前後のお求めやすい価格帯でした。
また、300mlのカラフェのチョイスもあってお値段1,800円、赤白3種類ずつから選べます(以上いずれも税サ別)。
ラインナップ的に手頃ですし、
ワインリストはレストランの入り口にも置かれてますので、
じっくり検討した上で選ぶことが出来てナイスです。
そんな中から、本日のチョイスは安い方から2番目、4,000円でリストに載っていたアルザス産の白を頂きます。
リストには結構丁寧な説明が書かれていて、
このワインの品種はリースリング40%、ミュスカ40%、ピノ・グリ20%だそうです。
色は薄めですが、無色ってこともなくてやや麦わら色です。
香りは、アルザスに期待する白い花のような華やかな香りがちゃんとします。
加えて、リースリング由来と思われる灯油っぽい香りもあって、ほぼ期待通り&想定通りの香りです。
味わいは、一言で言えば軽快。
もうスーイスイ入って行きそうになるのをセーブするのがなかなか大変でした。
良いんじゃないでしょうか、新鮮な魚料理に合わせてこういう軽快なワインを頂くのも。
飲む人が師範とMちゃんパパ&Mちゃんママ(1杯だけ)なんで、
本当はもう半分(カラフェ)くらい行きたいところでしたが、
部屋に帰れば持参のワインもあるし、頑張って一本に留めました。
ちなみに、翌日の朝食の際に、お店の方がこのワインのラベルを剥がして持ってきてくれました。
いやー、びっくりサプライズ、大変ありがたいサービスであります。
点数 | 77点 |
---|
名称 | Finca Frichman Extra Brut [N.V.] フィンカ・フリックマン エクストラ・ブリュット [ヴィンテージ無し] |
---|---|
生産者 | Finca Frichman フィンカ・フリックマン |
価格 | \1,122 (単品価格:\1,900) |
購入店 | ワインネット |
今回、部屋で飲むワインは師範が持参しております。
その分、Mちゃん家にはツマミの類を持ってきて頂いています。
そして、持参したワインは3種類、泡と白と赤。
当然、ここから3本飲めると考えていたわけじゃなくて、
レストランで飲んだモノ以外にするべく選択肢を揃えていたわけです。
で、結果的にレストランでは白を飲んだので、部屋で飲むのは泡と赤。
そのうちの泡がコレ、「ハイクラス おもたせワイン 赤ワイン 6本セット」送料税込7,980円からの一本です。
ここで不思議なのが、セットの名前が「赤ワイン6本セット」なのにスパークリングが含まれているんですな。
「もしかしてオーストラリア産とかにある赤い泡(師範は苦手)だったらどうしよう?」と怯えつつ抜栓します。
結局、コレはロゼのスパークリングでした。
というわけで赤い泡ではありませんでしたが、赤っぽい泡ではありました。
裏ラベルによれば、品種はシャルドネとマルベックらしいですが、
嗅いだ感じはピノ・ノワール主体のブラン・ド・ノワールっぽい感じです。
味に関しては、泡立ちの豊かさは問題ありません。
ただ、なんとなく底が浅いと言うか、熟成期間が短そうで、
そもそものブドウ自体の味がメインって感じです。
複数人でワイワイ飲むスパークリングとしては結構良い感じでしたが、
一人でジックリだとちょっと飽きがきたかも、です。
そういうワインをこういう席に持ってくるあたり、さすがは師範の選ワイン眼!と言わざるを得ません(自画自賛)
点数 | 72点 |
---|---|
リンク |
ハイクラス おもたせワイン 赤ワイン 6本セット Finca Frichman Extra Brut [N.V.] |
名称 | Villa Montes Cabernet Sauvignon 2011 ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニョン 2011 |
---|---|
生産者 | Montes S.A. モンテス S.A. |
価格 | \875 (単品価格 \1,575) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
そしてそして、今日は赤を頂いていなんで赤も飲んじゃうわけであります。
持参したのは、既に昨年稽古済みのチリ産カベルネ・ソーヴィニョン。
このワインも、どちらかというと一人でジックリよりも複数人でワイワイの方が似合いそうないんしょうだったんですな。
だもんで今回持参いたしました。決して「不良在庫処分」ではありません。
ちなみにツマミは、チーズ(ミモレット, ゴルゴンゾーラ, パルミジャーノ・レジャーノ)とか、
生ハムとか。赤ワインの相手にとってまったく不足はありません。
これが一般的な日本のおつまみ、スルメとかチーズ鱈とかだったら赤ワインとは厳しかったと思われます。
色は・・・どうだっけ?シッカリ濃くて青紫色っぽかったような記憶はありますが、正直定かではありません。
でも香りは結構覚えてます。やっぱりこのワインの香りの中心はキャラメルとミントかな。
甘い香りとスーッとする感じが前面に出ています。
味は、前回の稽古と比べるとややカドが取れた感じはしますが、こちらも正直定かではありません。
かなりメートルが上がった状態からの3本目なんで、
こういう目鼻立ちのクッキリしたワインを持参したのは正解でしょう。
こちらに関しても、さすがは師範の選ワイン眼!と言わざるを得ません(自画自賛)
点数 | 74点 |
---|---|
リンク |
パーティーパック12本セット Villa Montes Cabernet Sauvignon 2011 (12本セット) |
名称 | Cono Sur Single Vineyard "Block No.14 Suero Blanco" Merlot 2011 コノ・スル シングル・ヴィンヤード "ブロック No.14 スエロ・ブランコ" メルロー 2011 |
---|---|
生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | \1,409 (単品価格:\1,554) |
購入店 | タカムラ ワインハウス |
毎週水曜は「コノ・スル」の日、
事前に何と稽古するか宣言しますと言っておきながら、
昨日は職場の宴会でかなり泥酔、
帰ってからパソコンに向かうも全然役立たずで更新できませんでした
・・・ってそもそも誰も期待して無いでしょうけど。
そして、本日チョイスした品種はメルローです。
カベルネ・ソーヴィニョン→シャルドネ
と来たら次はやっぱりメルローでしょう。
カベルネ・ソーヴィニョンに対しては、「まだ若いのか」という印象を持ちましたが、
カベルネと比べると早くから楽しめる印象(自分比、というか何かの聞きかじりかも)があるメルローですから、
ちょいと期待しつつ抜栓。
ちなみに料理は豚バラとキャベツの蒸し物、鶏セセリの塩焼き、肉豆腐と豪華版です。
色は当然のように濃くて、大きめのグラスだと光にかざしても全く向こうが見えません。
香りは、黒い系の果実と香ばしい樽、結構ボリュームがあってミントっぽくて、
なんとなくオーストラリア産のワインみたいな感じです。
味は、甘味もあって酸味もあって、「濃いワイン」というベクトル上でナイスなバランスを保ってます。
裏ラベルには、『プラムやブラックチェリーのジューシーな果実味と、モカやチョコレートのニュアンスが感じられるシルキーな味わい』
とありますが、「シルキーな味わい」ってのがあまり想像できない以外はほぼ賛同出来ます。
想定通り、前述のカベルネ・ソーヴィニョンよりこちらの方が好印象でした。
冷静に数値を比べると、
糖度がカベルネ=8.3に対してメルロー=8.0、
pHがカベルネ3.6に対してメルロー=3.3。ついでにアルコール度数はカベルネ=13.5%に対してメルロー=14.0%。
相対的に甘さ控えめ(でも結構甘い)で酸味とアルコールはしっかり、ですな。
安ワイン者御用達銘柄「コノ・スル」の面目躍如、
この値段を支払う価値は十分にあるワインだと思いますよ。
お約束の翌々日再稽古。 この値段のワインに良い点数を付けた時って、「大丈夫だっけ?」と疑心暗鬼になるんですが、大丈夫でした。 香ばしくしっかりとした香りに凝縮感のある味わいで、 2日くらい全く問題ありません(そもそも開いた感じだったからそれ以上開くってことも無いけど)。 やっぱり美味いっすね。コレ、お薦め。
点数 | 80点 |
---|---|
リンク |
コノスル シングル・ヴィンヤード・シリーズ8本セット Cono Sur Single Vineyard "Block No.14 Suero Blanco" Merlot 2011 |
本日は、道場の女性陣にバレンタインデーのお返し、ホワイトデーの貢物を買うために横浜駅近辺に来ております、というか連れ廻されております。
昼食は、長女のリクエストを採り入れてラパウザ 横浜西口店。
長女は飽きもせずこの店が好きなようです。
そして師範の注文は、「本日のパスタセット」で、キノコとツナと水菜のスパゲティ、
なんか左写真だとラーメンみたいですがスパゲティです。
これがソフトドリンクが付いて500円也。
スパゲティって、原価は安い割には外で食べると高いけど、
この店はリーズナブルです。500円なら納得の価格であります。
・・・と、パスタは良いんだけど、飲み物がねぇ。
まずビールはというと、スーパードライしかありません。
じゃぁってんでワインを見ると、グラスワインは先日も飲んだ
「サン・ヴァンサン」ってのしかありません。
ボトルは赤白2種類ずつありますが、さすがに昼からボトル1本はねぇ
・・・というわけでアルコールは我慢しました。師範エライ!
名称 | Chateau Les Moines 2004 シャトー・レ・モアンヌ 2004 |
---|---|
生産者 | Ch. Les Moines (SCEA Vignobles Pourreau) シャトー・レ・モアンヌ (SCEA ヴィニョーブル・プレオー) |
価格 | \1,641 (単品価格:\2,780) |
購入店 | ワインネット |
というわけで歩きまわって疲れて帰ってきました。
夕食は、鶏手羽元の甘辛揚げ煮、野菜(大根、ニンジン、キュウリ)のピクルス。
ワインは、「ハイクラス おもたせワイン 赤ワイン 6本セット」送料税込7,980円からの一本で、
2004年産だから今から10年前のボルドー産。
このセット、結構面白いセットでしたが、残念ながら今は売り切れ中のようです(単品では売られています)。
さて抜栓。コルクは短めだけど、
周りに全く液体が上がった跡が無くて液体に触れる面はビロード状で、ちゃんとした感じです。
グラスに注ぐと、色は濃いめの紫色で、若干レンガ色がかっていて年齢相応の熟成が見て取れます。
香りも、熟成ボルドーらしい醤油と煮豆が入ったカシスジャムに、
古い蔵の中の様な埃っぽいような雰囲気があります。
『ほぉ~、結構ちゃんと熟成してるじゃん』と思いつつ口に含むと、
残念ながらボディはかなり痩せてます。
これくらいの枯れ感が好きな人も居るでしょうけど、
若いもん好きな師範には下り坂に思えます。
結果、香りは良い感じに熟してますが、
味わい的にはもう少し若いうちに飲んだ方が良かったのでは、と思われるワインです。
ただ、「おもたせワイン」にこういうのが入っていてもそれはそれで良いんじゃないかな。
熟成感は楽しめるし、「飲みやす~い」と言ってもらえそうですから
(そういう人はそもそもワインが飲みづらいモノだったら飲まなきゃ良いと思いますが)。
点数 | 73点 |
---|---|
リンク |
ハイクラス おもたせワイン 赤ワイン 6本セット Chateau Les Moines 2004 |
本日もまたいつもと違うビールを飲んでみました。
よく行くスーパー、イオンに置いてあったドイツ産のビールで、
銘柄はAbbey-Beer St.Bernard (アベイ・ビール サン・ベルナール)というもの、
お値段は330mlで198円でした。
右写真のように、色は結構しっかりした琥珀色ですが、
原材料の表記を見ると「麦芽、ホップ、カラメル色素」とあります。
ドイツ産でカラメル色素はイカンでしょう。
ドイツって麦芽とホップ以外が原料に含まれるものはビールと呼べないじゃ無かったっけ?
色以外、香りも味も普通にビールではあるけど特段の個性も無く、
それに泡立ちもなんだか弱めで、6.2%という強めのアルコール度数以外に敢えてこの銘柄を買う理由は見つかりませんでした。
やっぱり今飲むなら薫り華やぐヱビス(コレ)だな。
何度も書くようですが、師範は別にエビスビール(サッポロビール)の廻し者ではありません。
ですので「薫り華やぐヱビス」を通年販売して頂ければ嬉しいです。
師範にケースで送ってくれたらもっと嬉しいです・・・なーんてそんなウマい話は無いか。
名称 | Albet i Noya "Petit Albet" 2012 アルベット・イ・ノヤ "プティット・アルベット" 2012 |
---|---|
生産者 | Albet i Noya アルベット・イ・ノヤ |
価格 | (M氏の出張土産) |
購入店 |
本日の夕食は、チダイの塩焼き、イシダイの刺身、ヒラメのアラの味噌汁。
魚メインの純和風料理であります。
そして師範家の嗜好を反映して魚はどれも白身魚。
やっぱり美味いよねぇ、白身魚は。
というわけで、選んだワインはもちろん白であります。
このワインは、先々週に同僚のM氏がスペインに出張へ行った際、
わざわざ師範のために買ってきてくれたもの。
ありがたいことでございます。
バルセロナの空港で購入、お値段は6.95ユーロだったということが、
頂いた袋についていたレシートに包み隠さず書かれています。
『空港で安いヤツだから気にしなくて良いですよ』ということでしょう。
でもワインを持ち運ぶのって重いよね。
そういった意味でも感謝感謝であります。
ちなみに品種はチャレロ、マカベオ、シャルドネで、
オーガニック栽培されたブドウのようです。
さて抜栓、スクリューキャップなんで楽ちんです。
色は、ほぼ無色に近い、清酒の濃いヤツ程度の色合いです。
香りは、思いのほか(失礼)しっかりしていて、
ユズやダイダイといった和風の柑橘類みたいな香りに、
シャブリなんかにあるようなミネラルっぽい香りを感じます。
そして味も悪くないんですな。
スペインの白にありがちな酸のユルさがなくてキリリとしていて、
後味の苦味が全体を締めていて、浮ついた感じがありません。
もちろん丸っこさとか膨らみ感とかは望むべくもありませんが、
スカッ!とキレの良い白ワインとして楽しめます。
結構イイんじゃないでしょうか。特に今日みたいな和風のメニューとの相性はバッチリ、
「淡麗辛口」なワインです。やっぱりハンドキャリーのメリットかなぁ。
別に頂き物だから持ち上げているってわけではありませんよ。
M氏的にはケチョンケチョンに書かれても笑って済ませる(というかむしろそっちを望んでいる?)と思われますから。
点数 | 73点 |
---|
名称 | Cono Sur Single Vineyard "Block No.5 Quebarda Alta" Chardonnay 2012 コノ・スル シングル・ヴィンヤード "ブロック No.15 ケバルダ・アルタ" シャルドネ 2012 |
---|---|
生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | \1,409 (単品価格:\1,554) |
購入店 | タカムラ ワインハウス |
先週書いた通り、 「毎週水曜はコノ・スル」の日にしています。 本日はこのワイン、白の標準的品種であるシャルドネと稽古します、と予告登板。
さて稽古開始、なんですが、平日ゆえ半分しか飲みません。
ということでワインの前には缶ビール1杯と清酒をちょこっと頂いて、
ウォーミングアップして稽古開始。
ちなみに料理はシーフードグラタン、芽キャベツとトマトのサラダ。
濃い(と予想しています)白ワインにピッタリのメニューですな。
色は薄めです。日曜のACブルゴーニュのようなレモンっぽさもなく、
見た目だけだと普通に安白ワインです。
香りは、正直言って期待したほどのボリュームはありません。
でも、オレンジに熟れた柑橘類に加えてミルキーと言うかクリーミーと言うか、
ちょっとやそっとの手の掛けようでは実現できない凝縮感のある香りを感じます。
口に含んでも、決して強い樽がゴーン!とか来ることも無く、
あくまでクリーミーで柔らかです。
味は、甘味しっかり酸味それなり、後味に苦味がサラリと。
味わいの要素はタップリなんだけど、なんとなくそれぞれが余所余所しい感じは否めません。
先週のカベルネ・ソーヴィニョン同様、
ポテンシャルは十分に高いんだけど「能ある鷹が深爪」みたいにソレを隠し過ぎな感じがあります。
やっぱりまだ若いのかなぁ。
なんかギュッと締まった香りや味わいとか、いかにも「つぼみ」な状態である感じは否めません。
「さぁてそろそろつぼみも開いたころかな、イッヒッヒ」ということで翌々日に残り半分と稽古。 結論から言うと、それなりに開いて若干人懐っこさが見えて来ました。 そして改めて糖度を見ると、7.9っていう数値は(デザートワインではない) 白ワインとしては最高レベルの高さなんですな。 でもそれをそうと感じさせない雰囲気は、やっぱり現状<ポテンシャルなんだと思います。
点数 | 74(+2)点 |
---|---|
リンク |
コノスル シングル・ヴィンヤード・シリーズ8本セット Cono Sur Single Vineyard "Block No.5 Quebarda Alta" Chardonnay 2012 |
♪明かりを付けましょぼんぼりに~♪ということで本日道場では一日前倒しでひな祭り。
「祭り」なんで昼から飲み始めております。
最初は長女が作った「セロリとポテトチップスのサラダ」をアテに缶ビールで、
銘柄は一月前から定番化しているコレ、
次に先日買った清酒。
そのあとひと眠り。昼寝サイコー!
そして夕食のメニューは、
ひな祭りらしくハマグリのお吸い物、菜の花のおひたし、イカのガーリック醤油炒め、ちらし寿司&手巻き寿司。
寿司種は天然マグロの中トロ、天然ヒラメ、ヤリイカ、サーモン、玉子焼きという豪華盤です。
名称 | Bourgogne Chardonnay Vieilles Vignes 2012 ブルゴーニュ シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012 |
---|---|
生産者 | Etienne Rodier エティエンヌ・ロディエ |
価格 | \1,300 |
購入店 | ヴェリタス |
そういう純和風なメニューに合わせて選んだのがコレ、
先週稽古したピノ・ノワールと同じ銘柄・ヴィンテージのシャルドネ。
スパークリングとかも考えたんだけど、
抜栓後チビチビ飲むにはやっぱりスティル・ワインの方が好都合。
いや別にスパークリングをチビチビ飲んだって良いんだろうけど、
なんかつい飲み干しちゃうからね。
色は、決して濃くは無いけど薄くも無いレモンの果肉色。
香りは、同銘柄の赤同様このクラスを超えています。
レモンやグレープフルーツのようなフレッシュ柑橘類の香りに、
ナッツのような香ばしさがプラス。村名で言えば「なんとか・モンラシェ」みたいな香りですよ。
そして味も、そこそこしっかりした酸とコク、それに品の良い甘味と後味に軽い苦味があります。
糖度が6.8でpHが3.4と目立った数値ではありませんが、逆にそれがこのバランス感を物語っているのかもです。
派手さはありませんが、料理に合わせる飲み物としての立場を良い感じにわきまえた、
バランスの良い白ワインです。
こういう雰囲気はやっぱりブルゴーニュならではだよなぁ。
一見スレンダーだけど脱いだら意外とグラマラス、なボディをお持ちです。
点数 | 80点 |
---|---|
リンク | Bourgogne Chardonnay 2012 [Etienne Rodier] |
名称 | Los Monteros Crianza 2010 ロス・モンテロス クリアンサ 2010 |
---|---|
生産者 | Clásicos del Mediteráneo クラシコス・デル・メディテラネオ |
価格 | \1,070 |
購入店 | サンタムール |
本日の夕食は、豚の黒胡椒焼、同じく豚のバジル&ガーリックソテー、ラタトゥイユ。
ラタトゥイユの具材は、ベーコン、パプリカ(赤・黄)、ピーマン、ナス、タマネギ、ニンジン、エリンギ。
最近は先日の大雪の影響か、葉物野菜が高いのでなるべくそれらを避けてます。
そしてワインは、スペインはバレンシア産の赤。
この銘柄は、1杯だけだけど2年前に2005年産と稽古済み。
かなり好印象だったので買ってみました。
色は、濃いけれども澄んでいて、いかにも南ヨーロッパな感じのする色合い。
香りのボリュームは中程度から弱め、思いのほかトーンが高いベリーっぽさと、
柑橘類の皮めのあたりと、スペインにありがちなヤニっぽさを感じます。
「柑橘類」ってのはバレンシア産ということに対する思い込みかもですが。
そして口に含むと甘く香ばしい樽香があって、香りの要素的には結構いろいろあって賑やかです。
味は、ツンッとした酸味と渋味がメインで、
ボルドーよりブルゴーニュに近いようなバランス。
全体にやや平たく尖った感じを受けます。
値段の割には美味いんですけど、前回稽古した時の方がやや好印象でした。
多分、造られてから飲むまでの熟成期間が違うのと、
あとは抜栓してからの時間も違うのかと。
ツンツンした感じは、きっと長期短期の時を経ることによって丸くなっていくんだろうな。
点数 | 74点 |
---|