11月、台風の塩害で今年は紅葉がイマイチですね。
さて8月にも愚痴をこぼしていましたが、
いよいよ当道場が軒を借りているBiglobeのホームページ容量がほぼ上限(100MB + 追加の50MB)に達してしまいそうので、
更に追加料金(500円/月)を払って50MB増量することにしました
(左は11/01時点の状況:ギリギリまで待ちますけど)
この件で、8月にお友だちの光弘さんから
『Yahoo!ジオシティーズが安くて容量が多いよ』
と教えて頂き、移行しようかとちょっと検討したんですが、なんとそのジオシティーズがサービス終了とのこと。
もう個人ホームページなんて完全に「オワコン」扱いなんですね。
・・・というわけで、諦めてBiglobeを使い続けることにしました。
改めて考えると、Biglobeにも良いところはあって、まず21年半前に使い始めた時から一度もURLが変わっていないこと。
そして師範が覚えている限りメンテナンスでサービス停止したことなんてほとんど数えるほどしか無かった、ということ。
確かに容量は少ないけど、読者な方にとっても重いページはイヤだろうから、ケチケチと我慢して使っているくらいが良いのかも。
それにしても、21年半の記録がたった150MBに収まっているのって凄いと思いません?「ギガ」じゃなくて「メガ」ですからね。
皆様のギガに優しい「安ワイン道場」です。
名称 | 夕映えの城 2015 |
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生産者 | 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 |
価格 | 寄付金額:6本セット30,000円 (参考価格:2,484円 @ワイナリー公式) |
購入店 | 北海道池田町 |
いよいよ明日から12月ですなぁ。月日が経つのは早いものです
・・・とかいう年寄りみたいな書き出しは置いといて、本日のワインは北海道池田町へのふるさと納税返礼品からの2本目。
このワインはネットで探してもワイナリー公式以外には販売例が無く、「ワイナリー限定商品」のようです。
そのワイナリー公式サイトによれば、品種は「ツヴァイゲルト種46%、山幸種38%、町内交配品種7%」とのこと。
「町内交配」って記載は初めて見ました。なんだか日本の古い習慣みたいで淫靡な感じですね(笑)
そして本日もまた調理担当は師範で、メニューは回鍋肉、キャベツとモヤシの塩昆布ナムル、韓国風ネギわかめスープ。
それに、同じく池田町へのふるさと納税で頂いたソーセージのソテーです。
色は結構しっかりした紫色。そしてエッジには薄くオレンジの輪。グラデーションがあってキレイな色ではあります。
香りは、ツンッとした酸をイメージする香り。ボリュームはそんなに弱くは無くて、ツンツン攻めて来る香りです。
裏ラベルには「ブーケ(熟成香)が際立ち・・・」と書いてあるけど、確かにそうとも言えるかも。
少なくとも若いフルーツ感は相当弱めです。また、フレンチオーク樽で1年間熟成した旨書かれていますが、樽香はほぼ感じません。
味わいはかなり軽め。甘さはほぼ無くて、酸味と渋味がカチッとした味わい。
先々週稽古した「清見」と比較すると、ツヴァイゲルトの個性なのか渋味が目立ちます。
品種の個性と北海道の大地が感じられるワインではあります。ただ、これが2,500円弱ってのはなぁ。
「現地ワイナリーでお土産に買ってきた」とかの想い出補正がないと受け入れ辛い価格です。
北海道って、意欲的な造り手さんが沢山入植して頑張っているらしいけど、
流通量的に関東に住む我々が普通に買えるのは、この十勝ワインか北海道ワイン、あるいはサッポロのグランポレールです。
若い造り手さんには品質に加えて増産の面でも頑張ってほしいなぁ。
点数 | 69点 |
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リンク |
【ふるさと納税】十勝ワイン赤にこだわったビンテージ6本セット 寄附金額45,000円 夕映えの城 2,484円 (@ワイナリー公式) |
名称 | Bowler's RUN Chardonnay 2017 ボウラーズ・ラン シャルドネ 2017 |
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生産者 | Pinnade Drinks ピネード・ドリンクス |
価格 | 324円 (よりどり3本1,080円×10%off:通常価格 626円) |
購入店 | イオン天王町店 |
先週末、近所のイオンリカーで「ブラック・フライデー・セール」が行われていて、
通常1本5~600円くらいのワインが3本1,000円×10%オフ、1本あたりは税込み324円のビックリ価格で売られていました。
こういうのを見ると生まれついての貧乏症を持病に持つ師範は手を出さなわけにはいかないんです。
本日のワインはその中から、オーストラリア産のシャルドネをチョイスしました。
合わせた料理は、昨日の残りのおでん、豚ヒレの香草焼き、スズキとイナダの刺身、チョレギサラダ。
水曜日なんでおでん以外の調理担当は例によって師範です。
色は、この値段にしちゃぁ結構しっかりしたレモン色です。ただ、粘性は低くてアシはスーッと落ちます。
香りはおとなしめではあります。でも、ちゃんと柑橘類っぽい爽やか系の香りと、メロンっぽい青さのある甘い香りを感じます。
味わいはやや軽めで薄め。要素的には甘さそこそこ酸味もそこそこ。
加えて後味に軽い収斂性があって、緩さはなく締まりのある味わいです。
結果、立派にシャルドネです。通常価格の626円だと「結構お買い得」くらいですが、
今回の買値である324円は「有り得ないほどお買い得」です
・・・っていうか、ここまで値下げしちゃマズいんじゃないかな?と最初は思いましたよ。
だってこんな値段で売られるべきワインじゃないですから。言わばダンピング(不当廉売)でしょう。
ただ、最終的には「こういう売り方もアリ」と思い直しました。
というのも、いつもはこの買値と同じ価格帯の「輸入ワイン使用」な国産激安ワインを飲んでいる方々が、
こういうチャンスを機に『こっちの方が美味いじゃん』と鞍替えしてくれる可能性がありますからね。
「撒き餌」というか「客寄せパンダ」というか、
ちゃんとしたワインのファンを増やす意味では歓迎すべきことなのかも知れません。
点数 | 74点 |
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みんな大好きサイゼリヤですが、一部の店舗にはかなり多い種類のワインが揃っているそうです
・・・ということで本日はツイッターの酔狂な連中が集まった「サイゼリアでワインを飲む会」に参加させて頂きました。
場所はサイゼリヤ 日本橋浜町店、最寄り駅は地下鉄半蔵門線の水天宮前です。
参加者は、
主催の黒ワインさん、
にゃんさん、
隊長さん、
leidさん、
徒然ワインさん、
TZKさん、
Amaliaさん、
MAMIさん、
デゴ店長さん、
橋本さん、
mineさん、
むっちゃんさん、
安ワイン道場師範の総勢13名であります。
食べた料理を覚えている範囲で書くと、小エビのサラダ、エスカルゴのオーブン焼き(左写真奥)、ほうれん草のソテー、
プロシュート(左写真左)、熟成ミラノサラミ(左写真右)、、ピザ3種、アラビアータ、リブステーキ、若鶏のグリル
などなどだったと思います。中でもAmaliaさんお薦めの若鶏のグリルは美味しかったな。今度サイゼリヤに行くことがあればコレ注文しよう。
そして本日のイベントの主役であるワインをズラーっと稽古していきます。
名称 | Reggiano Lambrusco Secco N.V. レッジャーノ ランブルスコ セッコ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Medici Ermete メディチ・エルメーテ |
価格 | 1,080円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
ワインリストには、泡が5種、白が8種、赤が11種、甘口が1種の全25種、全てイタリア産のワインが載っています。
結構欠品はあるみたいですが、これだえあれば選びがいがありますね。
そして、例によってワイン選びは黒ワインさんに全てお任せして、師範らは飲むだけなんで楽ちんです。
まずは最初の一本として選ばれたのがこのランブルスコ。赤の泡です。
会がスタートした時点ではまだ参加者7名くらいだったので、その人数でこの1本を分け合いました。
色は赤いです・・・って当たり前か。ロゼと言うには濃いけどいわゆる赤ワインよりは薄い感じ、安いブルゴーニュのピノ・ノワールくらいの感じですかね。
泡立ちは弱め、グラスは100均の脚無しを持参して使っていたのですが、グラスの中で泡が立ち上る感じはありませんでした。
香りもかなり弱め、というかほぼ無臭です(笑)。思いっきり鼻を突っ込んで嗅ぐと、なんとなく赤っぽいベリーの気配が感じられはします。
味は・・・やっぱり渋味と泡のチリチリ感って相性良くないと思うんだな。
確か普通のプロセッコは欠品してたんだよね、だったら仕方ないなぁ・・・と思いつつ値段を見るとなんと1本1,080円!
お店での提供価格がコレですよ。だったら俄然「アリ」ですね。一本目の泡なんてどうせグイッと飲んじゃうし、そんなに美味くなくても良いんっすよ(爆)
点数 | 67点 |
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名称 | Bechero 2017 バケロ 2017 |
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生産者 | Pontemagno ポンテマーニョ |
価格 | 2,160円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
会が始まって15分、まだ遅刻組は到着しません・・・ということでこのワインも8人くらいで1本を分配しました。
師範は「飲み会には絶対遅れない主義」(※)なんですが、今日は珍しくギリギリの到着でした。
なんか電車の時間を勘違いしていたのね。ボケが始まったかなぁ。
さてこのワインですが、DOC名は「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ・スペリオーレ」という、
大変長ったらしい名前が付いております。絶対覚えられないよね。
なので「バケロ」なんていう簡単な名前を付けるのは正解だと思われます。
まず見た感じ高級感があって、大変重くて立派なボトルに入っております。色は薄め、ちょっと緑色っぽさを感じるような若い色合いです。
香りにちょっとビックリ、梔子や沈丁花のような、他の品種だとヴィオニエやトロンテスのような華やかな香りがしっかりとあります。
前の泡が無臭だったので余計立派な香りに感じた部分はあるかも知れません。
味わいはやや甘め。酸味が弱いので一人で1本だったらしんどくなるかもな甘さですが、1杯だけなら無問題です。
立派なボトルに立派な香り、このワインがお店で2,000円ちょっとってのは「あっぱれサイゼリヤ」ですな。
複数人で飲むときの白としては有力な選択肢となり得るワインだと思います。
(※)
なんか損した気がするじゃないですか、飲み会に遅れると。飲み物/食べ物の損じゃなくて、「聞けなかった会話」を損した気分になります。
点数 | 75点 |
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名称 | Il Casale 2014 イル・カサーレ 2014 |
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生産者 | Vincentini Agostino ヴィンチェンティーニ・アゴスティーノ |
価格 | 2,480円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
会が始まって30分くらい経った頃だったかな、ようやく全員到着です。
13人で1本を分けるのもさすがにアレなので、この白は3本注文されていました。
でも、お店としたら同じワインを同時に3本も注文するなんてケースは想定外だったようで、
最初は1本だけしかオーダーが通ってませんでした。いやー酒飲みの集団でスミマセンねぇ。
さてさてワインは、ヴェネト州の主力銘柄ソアヴェです。
ソアヴェには珍しくブルゴーニュタイプのボトルに入っていて、
そして安い白には珍しく2014年産というやや古めのヴィンテージです。
お値段は白では最高額の2,480円です。
色は前の白同様無色に近い感じ。照明の具合でそう感じるのかも知れませんが。
香りはかなりおとなしめ、これまた深~く嗅ぐと、ナッツのような香ばしい感じがありはします。
味わいは、甘くなく酸っぱくなくで軽いコクがあって、バランス自体は悪くありません。
ただ、いかんせんスケールが小さいというか超こぢんまりなんだな。
まるで水のような存在感のワインです。
・・・と、飲み始めは若干残念な感じがあったのですが、この水のような軽さが奏功してスイスイ飲めてしまいます。
こういうワインをガブガブ飲むのが現地的な楽しみ方なんだろうな。
点数 | 70点 |
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名称 | Racemo 2012 ラチェモ 2012 |
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生産者 | Azienda Agricola l'Olivella アツィエンダ・アグリコーラ・ロリヴェッラ |
価格 | 2,480円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
赤の1本目は、首都ローマを擁するラツィオ州産。このワインも3本同時注文です。
ラツィオ州のワインってあまり良いイメージが無いというか、
せいぜい知っているのが「フラスカーティ」とか「エスト!エスト!!エスト!!」とかのペラッペラな白程度。
道場の過去を検索してみても、ラツィオ州の赤と稽古したのはコレ1本だけでした。
色はしっかりとした濃さがあって、ちょっと青みを感じるあたりボルドー産みたいな印象を受けます。
香りは、まず特徴的なのがインクっぽい香り、それに加えてスミレのようなイタリアらしい香り。
なんか南米とイタリアのハイブリッドといった感じのバランスです。
味わいは、香り同様しっかり系。2012年産と適度にこなれていることもあって、
スムーズな飲み口です。
「へぇ~、こんなワイン造るんだぁ」と、ラツィオ州をちょっと見直しました。
ちょいと有名なヤツでも探して買うかな・・・と思っていたらツイッターでフォローしている弁護士先生から、
超グッドタイミングで垂れ込み情報を頂き速攻2本ゲット。乞うご期待です。
点数 | 76点 |
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名称 | Cantolupo 2011 カントルポ 2011 |
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生産者 | Il Pozzo イル・ポッツォ |
価格 | 3,800円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
赤の2本目は、こちらは銘醸地と名高いトスカーナ州の産。
お値段は、リストに載っている中では最高額!なんと最初の泡の4本分近いお値段!!
・・・つっても3,800円だからね。普通のお店だったらこれくらいがスタート価格のような気がします。
つくづく有り難いリストだと思います。
色は、前のラツィオ産より明るめで赤めの紫色だったように思います。
香りはイタリアっぽさのど真ん中といった感じ。トーンの高い果実香と人懐っこいようなケモノっぽさ、
なるほどトスカーナのワインだなぁ、という雰囲気です。
味わいは、渋味がこなれていて甘味があってスムーズに飲める感じはあります。
ただ、「最高額のワインがスムーズなだけでいいのか?」とも思います。
悪くないワインですけど、敢えてこのリストの中からコレを積極的に選ぶ必然性は無いかもですね。
それだけ低価格帯のワインのクオリティが高い、ということなんだと思います。
ちなみに今回デキャンタを持参して来られた方がいて、このワインをデキャンタする/しないで違いがあるか、
みんなで試したりしていました。
もちろん師範は「全く分かりません」でしたです。
点数 | 74点 |
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名称 | Salice Salentino Riserva "Rena" 2014 サリーチェ・サレンティーノ リゼルヴァ "レナ" 2014 |
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生産者 | Conti Leone de Castris コンティ・レオーネ・デ・カストリス |
価格 | 2,160円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
宴もたけなわ、いよいよこれが最後?のワインです。
モノはイタリア南部、ブーツのかかとにあたるプーリア州の赤。
ここの赤って、最近やたら品質を上げてきているというか、
無慈悲な濃さを持ったワインが多い気がしています。
お値段は、今回の3本の赤の中では最安値の2,160円です。
グラスに注がれた時点で「あ、コレは濃いヤツだ」ということを確信しました。
色もそうだけど粘性も高そうな外観で、飲む前から濃いってことが分かります。
で、飲んでみると案の定濃いです。特に甘さが顕著です。
なんというか、むやみやたらに熟したブドウが使われているような印象を受けます。
師範的には、今回のワインの中ではこれが一番好印象でした。
ただ、お店に来て一人で1本飲むワインじゃ無いかもですね。
時間をかけて自宅で、ならアリだけど、お店の滞在時間だと一人じゃ飲み切れない感じです。
点数 | 78点 |
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そんな感じで、午後4時に始まったサイゼリア会は午後7時頃にはお開きに。
これだけ飲んで食べてお値段は一人4,000円くらいだったと思います。みなさんお疲れ様でした~
・・・と、素直に帰ればいいのに、やっぱり次行っちゃうんですよね、
ということで、参加者にゃんさんのお店、銀座のWine Bar Lumiere (ワインバー リュミエール)へ。
7月のビール会の際にも伺わせて頂いております。
名称 | Callaway "Cellar Selection" Chardonnay 2016 キャラウェイ "セラーセレクション" シャルドネ 2016 |
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生産者 | Callaway キャラウェイ |
価格 | |
購入店 | ワインバー「リュミエール」 |
このお店で出して頂いたのがこのワイン、まずはカリフォルニアのシャルドネです。
おっとその前に、ルイ・ジャドのマコン・ヌーヴォーも頂いたような・・・すでに記憶が定かではありません。
あぁ情けない。師範失格。
そしてこのワインの印象はというと・・・樽が効いててカリフォルニアっぽいなぁと思ったような記憶がぼんやりとあります。
でもそれ以外はさっぱりと忘却の彼方。重ねて師範失格であります。頼りない書記担当でスミマセン。
点数 | ??点 |
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そして、こんなワインも飲んじゃってます。
写真を見る限り、ジュヴレ・シャンベルタンであることまでは読み取れるのですが、造り手やヴィンテージは盛大な手ブレにより全く読み取れません(※)。
たとえ読み取れたとしてもどんなワインか全く覚えてないんで意味ないですけどね。
あーもったいないもったいない。
・・・というような会、皆さんお疲れさまでした。また師範と遊んでやってください。
更新後、隊長さんから銘柄を教えて頂きました。
Gevrey-Chambertin "Champerrier" Vieilles Vignes 2013 [Dom. Tortochot]
ジュヴレ・シャンベルタン "シャンペリエ" ヴィエイユ・ヴィーニュ [ドメーヌ・トルトショ]
だそうです。廃人同様になる前に飲みたかったな~
名称 | Château Mont-Pérat 2015 シャトー・モン・ペラ 2015 |
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生産者 | Ch. Mont-Perat (Despagne) シャトー・モン・ペラ(デスパーニュ) |
価格 | 1,256円 (単品価格:2,041円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
午前中はキーボードのMz氏と機材をご自宅にお届けして、午後は動画を簡易編集(音をミュージックレコーダのものに入れ替え)して、というような一日。
夕食は肉や野菜のオーブン焼き。ワインは先日ご一緒したワインスクールの校長先生が、
『今日はフレディ・マーキュリーの命日だから、ワイン漫画でクイーンに例えられたシャトー・モンペラを飲むべし』
と呟いていたので素直に従いました。
このワインは、夏にも稽古済み。
「うきうきワインの玉手箱」の10本10,000円福袋にしばしば入っているので、稽古機会が多くなっています
・・・っていうか、もの凄い輸入量だよね、このワイン。
色は非常に濃くて、黒に近いくらい感じられる紫色。エキス分も多そうでトロッとしています。
ニューワールドならありがちだけど、ボルドーでこの凝縮感のある見た目はさすがです。
香りは、ミチッとした黒系果実の香りと、深煎りしたコーヒー豆の香り。
いかにもミシェル・ロラン・プロデュースな感じです。この香り、嫌いじゃありません。
味わいも見た目や香りの印象通り、ミッチリ濃い甘さと柔らかな渋さ。8月の稽古同様、「やっぱり美味いわ、コレ」です。
クイーンというグループの音楽とこのワイン、どこか共通点があるような。
というのも、一見モダンだけど、芯にはクラシカルな文脈が流れています。
なーんて、ロックをすっ飛ばしてフュージョンに傾倒したクチなんで、いい加減なことを言っております。
点数 | 80点 |
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リンク |
Chateau Mont-Perat 2015 2,041円 |
本日は、なんと3年ぶりにライブ出演(前回はこの時)、そしてワケあって楽器をギターからベースに転向して初のライブ。
場所は、横浜馬車道にあるライブハウスKing's Bar。いつもの「懐かしフュージョン名曲バトル」に参戦です。
写真にはアコべ(=アコースティック・ベース=ウッベ=ウッド・ベース=コントラバス)が写っていますが、
師範が弾けるのはエレベ(=エレクトリック・ベース)だけです。
機材搬入は12:00から。本日の出演は4バンドと少ないので、音出しリハの時間もたっぷりありました。
リハは結構良い感じに弾けたのにな。
リハも終わって、本番開始までの間に腹ごしらえ。向かったのはラ パウザ 馬車道店。 ラパウザと言えば師範ゆずりの「安いは正義」の信条を持つ長女が好きな店だったりします。
そして、「安いは正義」の精神をいかんなく発揮して、師範の注文は本日のランチセット、
モノは鶏のささみと高菜のペペロンチーノ。お値段690円也。
午後4時を過ぎてもランチセットがあるのはナイスですが、
横浜駅前の店だとたしか500円だったような・・・って小せぇヤツですいません。
で、リハだと上手く弾けるけど本番だとイマイチになる一番の原因がコレ→ですよ。
演奏前に飲んじゃうからイカンのです。
でも、判っちゃいるけどやめられない・・・ってアル中か!って感じです。
ちなみにこの生ビール、お値段は349円です。そんな値段だったら注文しちゃうよね。
さらにちなみに、ボトルワインは999円からありました。それも稽古してみたいところです。
そして、今回師範のバンドが演奏した曲目は下記の4曲です。
Take Me | (Casiopea) |
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James | (Pat Metheny) |
Sayonara | (Kazumi Watanabe) |
Tombo in 7/4 | (Airto Moreira) |
デビュー戦としては悪くないのかもだけど、やっぱりテンポが走るなぁ。 あと、やりはじめて間もない頃ほど余計なことをやってコケる、というのもあるな。 もっと落ち着きなさいよ>自分
名称 | Lindeman's "Cawarra" Shiraz Cabernet Sauvignon 2015 リンデマンズ "カワラ" シラーズ カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
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生産者 | Lindeman's Wines リンデマンズ・ワインズ |
価格 | (旦那さんから) |
購入店 | King's Bar |
自分のバンドの演奏も終わり、ジャム・セッションではギターも弾いて大恥をかいて(そりゃ半年弾いてないんだから弾けるはずがない)、
なんだかんだで大盛り上がりのうちにライブは終了。
このワインは、ライブの後のご歓談タイムに旦那さん(というハンドルのベーシストさん)に飲ませて頂いたもの。
なんでも旦那さんはここKing's Barでセッション・ホストをされているそうで、
そのギャラ代わりにこのお店でハウスワインとして使われているワイン頂いているんだそうです。それをご相伴に預かりました。
色は、グラスも小さいし照明も暗いので良く判りませんでしたが、結構濃い紫色だったように思います。
香りには、ちゃんとシラーズのスパイシーな感じとカベルネの青っぽい感じがあります。
味わいは渋味も甘さもしっかり。こういうお店でグラスワインとして出すには大変好適なバランスだと思います。
単純と言えば単純ですが、グラスワインのセンスとしては結構イケていると思いました
・・・なんて上から目線でスミマセン。
だって、銘柄が書かれていないと「最悪フランジアか、それがグラスで500円か・・・」と考えちゃうじゃないですか。
この銘柄だったら500円はアリです。
点数 | (74点) |
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上のワイン以外にも、Laviñaというスペインはカタルーニャ産のワインも頂きました。
ただ、撤収前に1杯だけだったためほとんどお覚えていないので、ここでは割愛させて頂きます。
そんな感じの3年ぶりのライブ。
またやりたいですねぇ。ヒロさんよろしくお願いします。
名称 | Frei Brothers "Sonoma Reserve" Russian River Valley Sonoma County Chardonnay 2016 フレイ・ブラザース "ソノマ・リザーヴ" ラシアン・リヴァー・ヴァレー ソノマ・カウンティ シャルドネ 2016 |
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生産者 | Frei Bros. Winery フレイ・ブロス・ワイナリー |
価格 | $17.99 (約1,920円) |
購入店 | CVS Pharmacy (Paradice Road, Las Vegas) |
ライブが終了したのが午後10時過ぎ、師範代に車で迎えに来てもらって、キーボード関連の機材とMz氏を積んで道場へ。
そして道場にてビデオを見ながら反省会です。
あらためてビデオを見ると、ステージで感じたほどのダメダメさは無いけど、まぁ反省点はいろいろと、です。
道場ではまずよなよなエールを飲んで、Mz氏に赤が良いか白が良いか聞いたところ「白で」ということなので、
4月にラスベガスへ出張に行った際に、
ホテルの隣にあったドラッグストアでゲットして来たカリフォルニア産の白をチョイス。
チビチビ飲むにはこういう濃い系の白が良かろうと考えた次第です。
色は濃くなく薄くなく、だったように思います。
香りは「キター!カリ・シャル」です。
ビスケットのような香ばしい樽香と、熟したシャルドネらしい蜜香がムンムン来ます。
味わいも予想通りの濃さです。アルコール度数は13.9%、
ブルゴーニュグラスで飲んでいたこともあり、なんだかブランデーでも頂いているような気になります。
典型的なカリフォルニアのシャルドネ感満載で、これが20ドル以下なのはお買い得だと思います。
日本にも輸入されていて2,500円くらいのようです。
その値段であれば結構「買い」だと思います。
点数 | 80点 |
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そんな感じの1日でありました。なんだかんだで楽しかったなぁ。 ちなみに左写真はいつもこの会を主宰されているギタリスト"Hiro Yamanaka"さんの初リーダーアルバム"Sorry I'm Late"。 「空クジなしお楽しみ福引会」でゲット、サイン入りで頂きました。 ゴキゲンなギター&オルガン・ジャズです。
名称 | Chateau de Rolland 2015 シャトー・ド・ロラン 2015 |
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生産者 | Ch. de Rolland (Famille Guignard) シャトー・ド・ローラン (ファミーユ・ギニャール) |
価格 | 797円 (単品価格 1,458円) |
購入店 | タカムラワインハウス |
本日は、師範代と長女が高校の三者面談に行ったので、次女と師範の夕食。
次女からは『スーパーやコンビニで好きなお惣菜を買って食べよう』という、大変楽ちんな提案を受けたので、素直に従うことに。
師範が買ってきたのは、キハダマグロ(をカルパッチョに)、鶏照り焼き、チキンサラダ。思いっきり酒飲み目線です。
選んだワインは、ボルドー産の白(ボトルの色が濃いので赤に見えるけど)。品種はソーヴィニョン・ブラン60%でセミヨン40%という典型的なセパージュ。
このワインとは、約4年前にも2013年産と稽古しており、結構好印象だった模様。
ただ、その時は出来て1年ちょっとの若い状態だったけど今回は出来て3年経っているのと、ボルドーの2013はイマイチな年だけど2015年は超優良年、という点に差があります。
色は濃くなく薄くなく、キッチリ澄んだ薄レモン色。粘性は低くてサラッとしています。
香りのボリュームはやや弱め。でも、白い花と柑橘とミネラルを感じる香りは悪くない感じです。味わいも、カチッとしたミネラルっぽさのある硬質なバランス。
甘さ控えめ酸味そこそこ、旨みしっかりで後味に苦味があります。
悪くないワインです。ただ、もっと若いうちに飲んだ方がよりハッピーだったような印象もあります。
なのでこれが単品価格の1,500円弱だとちょっとなぁですが、700円台なら胸を張って「アリ」です。
セットのメリット(買う側は単価が下がり売る側は総額が増える)を感じます。
要するに師範は好きなんだな、こういう「選べる」セット。
楽天のサイトデザインや経営姿勢は全く好きになれないけど、ことワインに関しては(出展しているショップが多いこともあり)ラインナップが豊富だし、
こういうお得感のある設定もあったりで、まだまだamazonより利便性が高いと思います。
「いつも同じワイン」な人はamazonで良いと思いますが。
点数 | 74点 |
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リンク |
送料無料 組み合わせ自由アソート6本 オリジナルワインセット 4,476円 Chateau de Rolland 2015 1,458円 |
今年のふるさと納税は、災害被災地を中心に選んでおります・・・というわけで第二弾は北海道。
池田町から返礼品として送られてきたのは、「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」のワイン、ローストビーフやハムのセット、十勝牛すき焼き用。
地ワインって、返礼品としてはとても具合が良いと思うんだよね。
自治体側としてはまさにその土地の産物だし、受け取る側としては日持ちのする食品だし。
そんなわけで、北海道池田町には「ワイン城魅力化向上改修事業」の用途指定で寄付いたしました。
これからちょいちょい上記のワインが道場に掲載されていくと思います。。
【ふるさと納税】十勝ワイン 赤にこだわったヴィンテージ6本セット 寄付金額45,000円(10月までは30,000円でした)
【ふるさと納税】十勝ローストビーフ&ソーセージ4点詰合せ 寄付金額10,000円 (10月までは6点の詰め合わせでした)
名称 | Tokachi Wine KIYOMI 2016 十勝ワイン 清見 2016 |
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生産者 | 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 |
価格 | 寄付金額:6本セット30,000円 (参考価格:3,171円 @amazon) |
購入店 | 北海道池田町 |
夕食は、上記ハム・ソーセージの詰め合わせからローストビーフ、スパイスビーフ。それに師範代父謹製のビーフシチュー、加えてエンドウ豆のスープにエビとブロッコリーとトマトのサラダ。
主食は神戸屋のバゲットです。選んだワインは、「やはりまずはこの造り手の代表銘柄からでしょう」ということで清見をチョイス。
今を去ること25年くらい前、師範をワインの道に引きずり込んだお師匠さん(と言っても大学の同期)が、「ワインに開眼したきっかけは清見」と言っていたのを思い出しました。
道場では18年前に1996年産と稽古しております。
色はかなり薄め。紫色からやや朱色がかった感じの色合い。でも、清澄度は高くてとてもキレイな色ではあります。
香りは、最初の印象は「ナニこれブルゴーニュじゃん!」です。
赤いベリーのようなトーンの高い果実香とバニラのような樽香。
ちょっと埃っぽいような田舎の蔵の中みたいな感じが日本ワインらしい部分のように感じます。
味わいは、見た目の印象通りの軽さです。
アルコール度数は12%なんだけど、それを実現するためにブドウの糖分は全て使い果たしましたって感じで、
ほとんど甘さを感じないストイックな味わいです。
とにかくドライな赤です。
香りはかなり立派なんだけど、諸外国のワインと比較すると味わいの軽さはいかんともしがたいものがあります。
チリ産ワインなんかに慣らされた舌には、やっぱりちょっと物足りなく感じられるなぁ。
山梨や長野あたりのワインとは明らかに違う個性で面白いと思うけどね。
合わせる料理は、ローストビーフやソーセージなんかの味濃いヤツじゃなくて、
もっと和よりの治部煮とか天ぷらみたいな料理が良いかも知れません。
点数 | 72点 |
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来週金曜23日の勤労感謝の日、超久しぶりにライブをやります。それも、20年ぶりくらいにベーシストとして。
場所は横浜馬車道のキングズバーというライブハウス。よろしくお願いします。
このライブ、実は日程を勘違いしていて、3連休中日だと思っていたのね。
なので連休最終日に魅力的な飲み会があるけど「参加できないなぁ」と考えていたけど、
ライブが前々日だったら参加できるじゃん!です。もしかするとドタ参のご連絡をするかもです>関係各位
そして本日は本番前最後のリハ。まぁそんなもんでしょう、という仕上がり。
リハの後は例によって反省会、場所は代々木のお好み焼き屋ええとこ。
ここんとこなかなか土曜にリハすることが無くて、お久しぶり(前回は一年半前)の訪問です。
この店のビールはサントリーのプレミアムモルツで、神泡とのことです。 お値段は520円、ジョッキとは言え量少なめなのでガブガブ飲んでしまいます。 小さいサイズだと冷えた状態で飲めるのはありがたいんだけど、反面頻繁に注文しなくちゃなんで面倒臭いのね。 あれば大ジョッキがありがたいです。
注文した料理は、牛スジ焼き、せせり焼き、白菜塩昆布サラダ、全部入ってぽん、ネギ焼きそば、お好み焼き(豚)、明太チーズもんじゃ(左写真)。 昔はもうちょっとサイドメーニューがいろいろあったような気がするけど、1年半ぶりだからね。メニューもそりゃ変わるでしょう。
メニューが変わると言えば、昔はそこそこのワインがリストされていたけど、今はカルロロッシだけになりました。お値段はボトルで2,500円也。 それはさすがにアレなんで、あいさつがてらグラスで注文、出されたのは小さ目のグラスに半分くらい、これで500円です。 「ハズしたなぁ」と思いつつ飲みましたが、これが案外美味いのね。やっぱり師範はワインが好きなんだなぁ。 でも、さすがに追加で頼むのは憚られたんで1杯だけにしておきました。
で、何を飲んでいたかと言うと、左写真のメガハイボール、お値段680円也。
謳い文句的には「通常のハイボールの2倍」ってことでしたが、器はデカいけど、氷の量が多くて、そんなにお得でも無いような
・・・などとセコい疑念も挟みつつ2杯ほど頂きました。
最終的なお会計は、3人で18,000円弱。意外と安くないのね~。もちろんそんだけ飲んでるから仕方ないけど。
それでは次の金曜、本番よろしくお願いします>メンバーの皆様
名称 | Côtes du Rhône (Blanc) 2015 コート・デュ・ローヌ(白) 2015 |
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生産者 | E.Guigal E.ギガル |
価格 | 1,188円 |
購入店 | ワインショップ フィッチ |
本日の夕食担当もまた師範。メニューはちょっと豪華版で、銀ダラの塩麹焼き、刺身三種(インドマグロ、スズキ、甘エビ)、青梗菜とモヤシのカレー炒め、
エビの頭のスープ、シシャモフライとメンチカツ(お惣菜)。最後の揚げ物が余計だったな。
そんな料理に合わせて選んだワインは、手練れのワイン愛好家の間で評判の高いローヌの盟主「E.ギガル」のACコート・デュ・ローヌ。
同じ銘柄の赤とは先月稽古済み、非常に手堅いワインという結果。
世間の評判も師範の経験上も、この銘柄は赤より白の方がイケている印象があるので、1,000円ちょっとのワインながら期待して稽古。
まず色は、あきらかにそんじょそこらの安白ワインとは違う、照りのある黄金色をしています。
香りは、鼻で嗅ぐ分にはそれほど強くなく、ちょっと残念だったけど、口に含むと印象一変、
ヴィオニエらしいゴージャス系のユリのような花の香りを感じます。
味もおよそこの値段とは思えないしっかり感。南の太陽をしっかり浴びた甘味と旨味を感じます。
やっぱり悪くないな、ギガルのACコート・デュ・ローヌ白。人によってはややクドイと感じられる味わいかもですが、
安ワイン者代表としては「この値段でこの味わい!」と純粋に評価させて頂きます。
点数 | 77点 |
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Cotes du Rhone (Blanc) 2015 [E.Guigal] 1,188円 |
名称 | OX Brut N.V. オーエックス ブルット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Undurraga ウンドラーガ |
価格 | 797円 (単品価格 1,360円) |
購入店 | タカムラワインハウス |
本日の夕食当番は師範で、メニューは青椒肉絲(w/CookDo)、モヤシのナムル、お刺身ワカメ。
なんだかワンパターンだなぁとは思うんだけど、平日チャチャッと作れるレパートリーが少ないのと、
スーパーで安い食材を使って、と考えるとどうしても似たメニューになってしまいます。
変化を付けるために青椒肉絲の肉を牛じゃ無くて豚肩ロースにしたけど、あまり変わりません。
でも、ワインは毎度バリエーションに富んでおりますぞ!ということで本日のチョイスはチリ産のスパークリング。
タカムラワインハウスの「6本アソート・セット 税送料込み 4,776円」からの1本で、品種はシャルドネ60%/ピノ・ノワール40%。ツイッターでフォローしている方が高評価だった一本です。
色は結構赤みを感じる黄金色。黒ブドウのピノ・ノワールの存在感がしっかり感じられます。
香りはなかなか立派なものです。熟れたリンゴとオレンジの皮、それにナッツっぽい香ばしさ。
加えてベリーっぽい香りといい意味で血のような(?)ケモノ感もあります。このあたりにもピノ・ノワールの影響を感じます。
味わいも結構シッカリ系。甘酸っぱくて後味に苦味。やや荒っぽいけど飲み応えはあります。
結果、立派なスパークリングです。これが1,000円台前半で買える時点でお買い得、
それを1,000円以下ででゲットした師範はさすがと言うべきでしょう。
いろいろセット販売の多いショッブのようなので、このスパークリングが入ったセットは狙い目です。
点数 | 78点 |
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OX Brut N.V. [Undurraga] 1,360円 |
今週末は二日連続で都内に飲みに来ております。こんな遊び放題を許してくれる家族に感謝感謝。
本日のお出かけ先はブルーノート東京。前回の訪問は昨年末なのでほぼ1年ぶり。
今回はいつものバンド関係のメンバーじゃ無くて、ツイッターでのバーチャルなお知り合いとの「オフミ」。参加者は、
・自由が丘ワインスクールの校長先生
・莉莉中国語サロン主宰の真由さん
・亀戸のシャンパン・バーデゴルジュマン店長
・銀座の酒販店の恐モテ隊長
・師範と遠い親戚にあたるらしい黒ワイン氏
・ご存じ安ワイン道場師範
の6名。師範以外は皆さんソムリエとかワイン・エキスパートの資格をお持ちの濃~い集団です。
本日聴いたのは、天才ベーシスト「リチャード・ボナ」のクインテットの1stステージ。
超絶テクニックだけでなくお茶目でフレンドリーな演奏で皆さん満足されたご様子。
とにかくこの人のベースは独特のグルーヴ感がありますな。
ドラムで言うところのスネアのゴースト・ノートみたいな、
アクセントだけのミュート音が無数に散りばめられていて、素晴らしく緻密なサウンドです。
この人はベース以外にボーカルも担当されているわけですが、
欲を言えば『歌はいいからもっとベースをガンガンに聴かせて頂戴』な気はしました。
そんな中で一番グッと来たのは、ウェザー・リポートのカヴァーで「ティーン・タウン」。
こりゃもうジャコ・パストリアスを超えてましたよ。
こんなメンバーですから、演奏に加えてワインもガッツリ楽しもうという魂胆です。
普通に渡されるドリンクメニューには、ワインは赤白10種ずつくらい、泡はシャンパーニュ(シャルル・エイドシック)だけなんですが、
お願いすれば別のワインリストを持ってきて頂けます。
ブルーノート東京は過去何度も来てますが、このリストを見るのは初めて。
『全部5ケタだったら「そっ閉じ」だな』などと若干心配しておりましたが、
実際はそんなことなくてお手頃価格のワイン含め100種以上載っています。
ワイン好きならこのリストを見ない手は無いです、ハイ。
そんなリストからのワイン選びは黒ワイン氏にお任せして、
彼が選んだ乾杯の泡がコレ↓でした。
名称 | Villa Franciacorta "Emozione" 2011 ヴィッラ フランチャコルタ "エモツィオーネ" 2011 |
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生産者 | Villa ヴィッラ |
価格 | 7,900円 (お店価格) |
購入店 | ブルーノート東京 |
皆さんワインに関してはひとクセもふたクセもある方々ですから、
安易に「最初はシャンパーニュで」とはならないわけです。
選ばれたのは、イタリアのヴィンテージ付きフランチャコルタ。
これを飲んで「シャンパンでかんぱ~い」ってツイッターにアップしたら某アカウントからチェックが入るかも!
なんて皆さん期待していましたがスルーされました。
そりゃそうだよね、ワインスクールの校長先生も居るのにそこ間違うわけないよね。
さてどんな泡だったというと、色は結構しっかりした麦わら色で、非常に細かい泡がグラスの中をツーッと上ってきます。やっぱり泡モノはこの見た目が華やかで良いな。
香りには良い感じの熟成感があって、パンの皮のような香ばしさとリンゴっぽい果実香を感じます。
味わいはしっかり系。後味にグレープフルーツのような苦味があるのがアクセントになっています。
これは美味しいスパークリングでした。下手なシャンパーニュよりずっと良いと思います。
お値段は7,900円(税サ別)ですが、後で調べたら小売価格でも5,000円くらいするヤツなんですね。
非常に良心的な値付けだと思います。
点数 | (82点) |
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料理は以下を注文しました(全て税サ別)。
小ヤリイカのフリット | 1,300円×2 |
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野菜スティック | 1,800円×2 (左写真) |
ピッツァ カニMAYO | 2,000円×2 (ずっと下写真) |
スウィンギンポテト | 850円×2 |
チョコレート盛合せ | 2,000円 |
野菜スティックで1,800円て・・・と思うわけですが、いろんな野菜が盛られていて見た目にも鮮やかだし、軽くつまみながら音楽を聴くにはアリだと思います。
名称 | Dipinti Pinot Grigio 2016 ディピンティ ピノ・グリージョ 2016 |
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生産者 | Cantina di La-Vis カンティーナ・ディ・ラヴィス |
価格 | 4,000円 (お店価格) |
購入店 | ブルーノート東京 |
白もいっちゃいます。最近ツイッター界隈ではムルソーがプチ炎上していて、そしてその渦中の人が今回のメンバーに居て、「ムルソー行きますか」なんて話は出てましたが、
黒ワインさんが選んだのはイタリア北部アルト・アディジェのピノ・グリージョ。
『さっぱりムルソーです』なんて言われてましたが、そうじゃないことくらいはさすがにこのメンバーだと共有できております。
色は・・・どうだっけね?結構サラリとして薄め、この品種らしい仄かなピンクは見えなかったような気がします。
香りは、フレッシュなブドウの香り(ってワインの香りをブドウって言うのは反則なのかな?)がとてもキュートな感じです。
味わいもキュッとキュート。北イタリアでもガヴィとかだと固い酸があったりしますが、
これは良い意味で軽い感じなんで、スイスイ入ります。
当然ムルソーとは似ても似つかないワインでありますが、食事に合わせるんだったらこういうのの方が適用範囲が広いと思われます。
お値段は4,100円、そんな値段のワインは(ハウスワインを除けば)標準のリストには載っていないわけで、
安ワイン者であれば猶更こっちのワインリストに目を通すべきです。
点数 | (76点) |
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この店でピザなんて初めて食べましたが、これがチーズたっぷりの具だくさんで、かなり食べ応えがあります。 これが2,000円は安いと思われます。おなかをすかせたオーディエンスにお薦め。
名称 | Rosso di Montalcino 2015 ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2015 |
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生産者 | Mastrojanni マストロヤンニ |
価格 | 8,000円 (お店価格) |
購入店 | ブルーノート東京 |
ブルーノート東京で音楽とワインを楽しむTipsとして、「演奏前にスウィンギンポテトとワインをボトルで確保しておく」というのがあります。
そうすると食べ物飲み物が途切れず演奏に集中出来る、って具合です。
その為に次なる赤を検討していたら、キラキラ金バッジを付けたソムリエールさんが候補を3本持って説明に来て頂けました。
なんだかフランス料理店のようです。
そして、その3本の中から選ばれたのがこのロッソ・ディ・モンタルチーノ。本日はイタリア尽くしであります。
色は・・・照明が落ちた後に飲み始めたので判りません。
香りはこれぞイタリアン、赤い感じのベリーの香りにスミレのような花っぽさ。樽はそんなに強くは感じません。
味わいは軽くなく重くなくだけど、渋味がカチッとしてまだ若い印象。
アルコール度数は14.5%もあるので、チビチビ飲むには好都合です。
音楽に集中していたんで、正直なところ記憶は定かではないわけですが(メモも取っていない)、
そんなに強い主張は無くて、典型的なロッソ・ディ・モンタルチーノ感があったように思います
・・・な~んて書いてますが、師範に「典型的なロッソ・ディ・モンタルチーノ感」なんてのを感じ取る能力があるかは甚だ疑問です。
点数 | (78点) |
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そんな感じのブルーノート東京でワインを楽しむ会。 かかったお値段はミュージックチャージと飲食費を全部合わせて87,000円強。 大豪遊のようですが6人分だからね。一人あたりは15,000円程度なので、いつもとそんなには変わらなかったりします。
ブルーノート東京を出たのが午後6時30分過ぎ、健全なオトナが帰るには早すぎる時間です。
というわけで、表参道駅方面まで歩いて「俺のフレンチ」に行こうとしたけど、1時間以上待つ大行列。
人気あるんですね~。師範は行ったことありませんが。
近所で探すより知っているお店を確保した方が良さそう、ということで場所を表参道から神泉に変えて、
「ツイッター・ワインクラスタの梁山泊」との呼び声高い炭火焼びすとろSUMIKA
(お店のサイト)へ。
ぐっさんのお店ですな。
前回の訪問は9月末なんで、一ヵ月半ぶりです。
移動で結構歩いたこともあって、喉が渇いております!からの一杯目は生ビール、650円也。
ここのビールが美味いんだよねぇ。
で、ビールしか飲まないわけ無いじゃないですか、このメンバーで。
名称 | Nebbiolo d'Alba 2006 ネッビオーロ・ダルバ 2006 |
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生産者 | Casa Vinicola Nicolello カーサ・ヴィニコーラ・ニコレッロ |
価格 | 5,800円 (お店価格・税別) |
購入店 | 炭火焼びすとろSUMIKA |
ここのワインリストを美人校長がしげしげと眺めておられて、
放った言葉が『インポーターに偏りが無くて素晴らしい』でした。
そんなところを見るのね、ってかインポーターなんてリストに書かれているわけじゃ無いので、
そんなことまで把握しているのね、って感じです。
そしてここでもワイン選びは黒ワインさんにお願いしております。
そうすると自然とイタリア産が選ばれてしまうわけで、白羽の矢が立ったのがこのネッビオーロ・ダルバ。
ヴィンテージが2006年と年季が入っているけど、お値段は5,800円というお手頃価格です。
外観は、エッジにオレンジが見える熟成感のある赤紫でした。
香りは「柔道場の香り」とメモに書いています。
ちょっと古びた布(黒ワインさんによれば「田舎のおばあちゃんちの絨毯の香り」とも)と、畳のような草っぽい香りがそう感じさせたのだと思います。
味は、すっかりカドが取れて丸くなり、柔らかい感じの味わい。
このあたりの赤って、熟成するとピノ・ノワールみたいになるんですね。
この値段でこの内容、なかなかコスト・パフォーマンスの高いワインだと思いました。
(昨日の反省もあり)リストからサクッとこういうワインを見つけられるようになりたいもんですな。
点数 | (81点) |
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最初の料理は、生ハムの盛り合わせ、1,200円を二皿頼んでみんなでシェア。 熟成したネッビオーロと香りの繋がりがあって、好相性でありました。
名称 | Chassagne-Montrachet 1er Cru 2001 シャサーニュ・モンラシェ プルミエ・クリュ 2001 |
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生産者 | Louis Latour ルイ・ラトゥール |
価格 | 9,800円 (お店価格・税別) |
購入店 | 炭火焼びすとろSUMIKA |
今回のメンバー、やっぱりどうしてもムルソーが気になるわけです。
で、リストにムルソーはあったのですが、それはちょっとシャレで注文するには勇気のいるお値段(20,000円くらいでしたっけ?)。
次善の策、というか『コレ安くないっすか?』ってことで選ばれたのが、
ブルゴーニュの白の名手(赤はイマイチ)である「ルイ・ラトゥール」によるシャサーニュ・モンラシェ1級。
ヴィンテージは前のネッビオーロより更に年季が入って2001年産。
そんなのがお店で税別10,000円以下で飲めたりするのはありがたい話です。
外観は、「うぉ~、これぞ熟成シャルドネ!」な、マッタリとした黄金色。
香りは、最初は閉じた感じで弱めでした。
でも、温度が上がってくると本領発揮です。
グラスは大ぶりのブルゴーニュ・グラスだったんですが、そこに鼻を突っ込むとムワーッと来るシェリーのような香り。
ビスケットを高菜の古漬けで包んだような(って書くとちっとも美味そうじゃないですが)、
古さと香ばしさがムンムン来ます。
味も良いですね~。トロリとした感じで「高級ワインを飲んでますのよオホホホホ!」感がハンパ無いです。
いやー、これは良いものを飲ませて頂きました。
やっぱりね、人生は短いんだから安ワインなんて飲んでいる場合じゃないんだよ、とこういう時は思います(でもすぐ忘れます)
点数 | (87点) |
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ぼちぼちおなかも減って来て、「肉が食べたいねぇ」ってことになり、出して頂いたのがイタリア産キアナ牛のローストでしたっけ。
肉の下にはスライスしたマッシュルームと36ヵ月熟成のパルミジャーノ・レジャーノの粉、
肉の上には同じくパルミジャーノのスライスとベビーリーフ。
美味くないはずがないです。
そういえばこれ食べてたあたりだったかな?ボージョレ・ヌーボーの話題になって、ワインスクール校長は「年に1回同じ品種を飲むという機会は貴重」ということで賛成派、
銀座の業務酒販店の恐モテ隊長は「単価が下がる」から反対派、亀戸のシャンパンバー店長は「たぶんやらない」とのこと。
それぞれの立場で接し方が違って興味深く拝聴しておりました。
師範は「普段ワイン飲まない人が『2,000円のワインってこの程度なんだ』と誤解する悪しき機会」だと思うので反対派です。
名称 | Borgo Scopeto Bianco Toscana 2016 ボルゴ・スコペート ビアンコ・トスカーナ 2016 |
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生産者 | Borgo Scopeto ボルゴ・スコペート |
価格 | 3,500円 (お店価格・税別) |
購入店 | 炭火焼びすとろSUMIKA |
「せっかくなんでお店のマスターであるぐっさんのお薦めワインを飲みましょう」って話になって、
『では更にせっかくだからブラインドでお出ししますか』なんて話になったと思います(記憶おぼろげ)。
そんな感じで突然始まったブラインド・テイスティング会。
皆さん「これだ」と思った品種と国をツイートし合う、という、
やってる本人たちは大変愉快だけどこの場に居ないフォロワーな方にはウザいことこの上ないであろう企画です。
ブラインドの1本目は白です。
色は良く見てませんでした。でも粘性は高い感じです。
香りは、クチナシのような華やかな香りがパーッと。
味わいは酸が控えめで結構甘さがあります。
シンプルだけど飲み応えのある感じです。
師範の脳内データベースに照会すると、間違いなくこの雰囲気は「アルゼンチンのトロンテス」です。
絶対の自信を持ってツイートしたわけですが、正解はシャルドネがメインのイタリアはトスカーナ産。
惑わされた最大の理由は、シャルドネ以外にソーヴィニョンブランが20%とゲヴュルツトラミネールが5%使われているそうです。
そりゃ反則ですよ。「ゲヴュルツを少量加えるとトロンテスになる」と認識しました。
ちなみに正解者は誰もいませんでした。あはは。
師範と、ワインは趣味でエキスパートを取りたての真由さんは別にして、
ソムリエなチミたちはバッジが泣いてるぜ。
点数 | (77点) |
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肉料理をもう一皿出して頂いていて、こちらは牛タンの上にゴマ油で焦がしたニンニクが乗っている料理。 お値段は前のキアナ牛とこれを合わせて5,000円です。 タン先が多く使われているとのことでしたが、どういうマジックなのか硬さは無くて良い感じの歯ごたえ。 香りはまるで熊本ラーメンみたいで、なんだか癖になりそうな味わいでした。
名称 | Roceno Nerello Mascalese 2017 ロチェーノ ネレッロ・マスカレーゼ 2017 |
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生産者 | Cantina Europa カンティーナ・エウロパ |
価格 | 3,000円 (お店価格・税別) |
購入店 | 炭火焼びすとろSUMIKA |
ブラインド大会のもう一本、そして本日最後の一本がこの赤です。
全くノーヒントでしたが、前の白がお店で3,500円のワインだったので、
こちらもそんなにお高いヤツじゃなさそう(というかお店にセレクトをお願いして高いのって出しづらいですよね)という想像はつきます。
なので、ある程度ヤマを張ってブラインドに臨みました。
色はそこそこの濃さ、エッジまでストレートに紫色なので若いってことは分かります。
でも今回ヴィンテージは当てなくても良いのよね。
香りは、ちょっと垢抜けない感じの果実香、手を掛けなくてもしっかり熟したブドウを茎も葉っぱも一緒に仕込んだような、
荒っぽいフルーティさを感じます。
味わいは結構シッカリ系。渋味はありますがそんなにガシガシじゃないんで、南の方で造られた印象がありました。
これも結構な確信度合いで、師範のツイートは「スペインのモナストレル」。皆さんそれぞれにツイートされていましたがまたまた正解者無し。
ぐっさんからヒントが出されて、国は「イタリア」とのこと。
イタリアでこの田舎っぽさはきっと「カンノナウ」に違いないと思ってツイートするもまたハズレ。
正解はシチリアの「ネレッロ・マスカレーゼ」とのこと。ナニそれ!知らんがな!!そんな品種!!!です。
敢えて共通点を探すと、カンノナウはシチリア島の北にあるサルデーニャ島の品種なので、「島のワイン」ってとこは一緒ですね。
点数 | (74点) |
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そんな感じの楽しい二次会、お会計はトータルで35,000円強、一人あたりは6,000円くらいでした。
いやー、楽しかったな。「安ワイン道場」みたいな枯れ果てた場末のサイトでも、
長く続けていれば楽しい出会いがあるもんだな。
今後ともよろしくお願い致します>参加者の皆様&読者の皆様
左写真が今回のメンバー+ぐっさんの集合写真。
(デゴ店長を除いて)皆さん黒い服なのは、ワインをこぼしちゃったりすることを想定した知恵の結実でしょうか(笑)
大学を卒業して四半世紀、昨年の納会出席がご縁で、初めてサークルのOB会に参加。
参加したのは在京のメンバー7人。超なつかしい皆さんにお会いできました。みんな変わらないなぁ。
店は、新宿にある居酒屋薩摩八郎 新宿店。
やっぱり我らが故郷、九州系のお店ですよね・・・って感じです。
新宿駅東口を出て、歌舞伎町側にちょっと歩いたところにあります・・・ってか新宿なんて超久しぶりです。
料理は、特にコースとかではなく食べたいもの/飲みたいものを普通にバラバラと。
左写真は刺身5種盛合せだったか。お値段は把握しておりません。普通に美味しかったと思います・・・って小学生の感想文みたいでスミマセン。
他には、キビナゴの唐揚げとかモツ鍋とか、九州っぽい料理をいろいろと頂きました。
飲物は、まずは生ビールをガブガブと。
プレミアムモルツと書かれているけど、あんまりプレミアム感を感じないのね。
やっぱり店で飲む生ビールは状態が一定しないなぁ、と感じ入るところであります。
他に飲んだのは、清酒が繁桝 特別本醸造、300m瓶で確か980円(税別)。この造り手、参加者の一人の親戚筋が蔵元とのこと。
普通にスッキリして居酒屋でこれならよろしいんじゃないでしょうか。
さてワインは、というとグラスワインはありませんでした。変なジャグ・ワインをグラスで置かない点は潔くて良いと思います。
あったのはガロのカーニヴォがボトルで3,800円(税別)。
さすがにこの店で濃い赤を飲む気分では無かったのでパスしました。
そんな感じの同窓会一次会。お会計は一人5,000円弱。まぁ相対的に安くはないけどこの立地だからね。
ごちそうさまでした。
二次会は一軒目のすぐ前のビルにあるムートンというワインバーを予約して頂いておりました。
幹事優秀!えらいぞ!!>Tk君。
ピアノの生演奏があるシックな店内で、結構な広さがありますが、予約していないお客さんは入店を断られていたので、かなり人気店のようです。
もちろん「ワインバー」ですから、ここでは↓のワインを頂きます。
名称 | Huber Traisental Riesling 2016 ユベール トライゼンタール リースリング 2016 |
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生産者 | Markus Huber マルクス・ユベール |
価格 | 4,400円 (お店価格) |
購入店 | 新宿 ムートン |
最初に渡されるパウチされたワインリストには、グラスワインが泡2種/白7種/ロゼ1種/赤5種、お値段は800円から1,500円と比較的手ごろ。
ボトルワインは泡3種/白5種/赤6種、お値段は3,600円から11,000円とこちらも比較的お求め安い価格となっております。
一番安いヤツはさっきの居酒屋より安いわけで、こりゃ繁盛するわな、と。
二次会までご一緒したのは師範を入れて6名、そのうち2人はほとんどお酒を飲まないらしい(なのにワインバーに付き合うのがエライ)ので、
飲む量はボトル2本くらいかな、と考えてまずは白から。
一人グラス一杯強なんで、どちらかというと濃い系の白が良かったんだけど、あいにく(最初の)ワインリストにはそういう系は見当たりませんでした。
そこで次善の策として選んだのがこのオーストリア産のリースリング。華やかなのが良いかな、と考えた次第であります。
色は・・・照明が暗いので判りにくいけど、ほとんど無色に近い感じだったと思います。
香りは、リースリングらしいマスカット系のフルーツ香がしっかりあります。また、この品種にありがちな灯油のようなぺトロール香は控えめです。
味わいは、甘さ控えめでドライなバランス。ほとんど飲まないTn君は「酸っぱいですね」と正直な感想を申されておりました。
・・・と、あまり評判が良かったとは言えないチョイスではありましたが、店売り4,400円だと小売りは1,000円台のワインなわけで、
師範的にはこれくらいは順当な内容だと思います。
点数 | 73点 |
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名称 | Oveja Negra Cabernet Franc Carmenere Reserve 2014 オベハ・ネグラ カベルネ・フラン カルメネール レゼルバ 2014 |
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生産者 | VIA Wines VIA ワインズ |
価格 | 約4,000円 (お店価格) |
購入店 | 新宿 ムートン |
もう一本の赤を選ぶわけですが、今度こそ濃いヤツを頼もうと考えたけどパウチされたワインリストにはあまりピンと来るのが無かったわけですよ。
そこで「他にリストはありませんか」と聞いたら『あります』との回答。早く言ってよ~です。
そして、ずいぶん待たされた後に渡されたリストは・・・200種類くらいは載ってたかな?かなり立派なラインナップでした。
その中から安くて濃そうなヤツを探した結果、師範のアンテナにピピッと引っかかったのがアルゼンチン産のマルベック。
それをお願いしたんだけど、あいにく売り切れとのこと。
代わりに持って来て頂いたのが、このチリ産の赤。
やや微妙な気はしましたが、カベルネ・フランとカルメネールという品種の面白さに惹かれたのと、
若干面倒になっても来たので、「それでお願いします」ということにしました。
色は、チリ産にしては薄めかも知れません(ちなみにグラスは白も赤もリーデルのオーバーチュアです)。
香りは立派です。なるほどカベルネ・フランな、ピーマンのような青っぽい香りと、濃い色のベリーの香り、加えて生の胡椒のようなスパイシーさもあります。
これは良いかも!と口に含むと、残念ながら香りから期待される充実感は無くて、やや軽い味わい。
カルメネールって、名前に反して「軽め」じゃない品種なんですが、このワインの味わいはカベルネ・フランの影響が支配的なようです。
悪くは無いけどちょっと期待ハズレだったなぁ。
Imさんも「これはイマイチ」などと正直な感想を述べられておりました。
こういう時にどうしても安い方から選びがちな師範の悪癖が出てしまった感じです。
でも仕方ないよね、これからもこの不治の病である貧乏性と付き合っていかなければなりません。
点数 | 72点 |
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料理は、左写真のフグのフィッシュ&チップスとかチーズ盛合せとか頼んで、
ほとんど飲めないお二人はソフトドリンクなども頼んで、お支払いは一人2,500円程度。
やっぱり安いね、このお店。新宿で軽くワインが飲みたい時に重宝する店だと思います。
・・・というような超お久しぶりの同窓会でした。
またどこかでお会いして、演奏なんか出来ると良いですね。
名称 | Suntory Japan Premium Muscat Bailey A Rosé 2017 サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2017 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 寄付金額:3本セット10,000円 (参考価格:2,060円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
本日の夕食はおでん。
おでんはワインに合わせづらい料理だと思います(意外と賛同は得られていませんが)。
ぶっちゃけ、おでんと好相性なのは純米酒のぬる燗あたりじゃないかと思うのですが、
そこで思考停止しちゃ安ワイン道場師範の名が廃る、ってもんですよ。
・・・ってなわけで本日チョイスしたのは日本ワインのロゼ、ふるさと納税の返礼品3本1万円からの最後の1本。
ちなみにヴィンテージは2017ですが、昨年の返礼品は2014年産でした。2015と2016はどうなったんだろ?
閑話休題、このワインの詳しい情報はサントリーのサイトに書かれています。
それによれば、「山梨県産:46.6%/長野県産:53.4%」のマスカット・ベーリーAが使われ、
熟成は「タンク:100%」とのこと。「果汁を低温で発酵させることにより、フレッシュでフルーティな味わいを引き出しました。」だそうです。
色は、写真でも判ると思うけどとてもきれいなオレンジピンクです。やっぱりロゼの一番の魅力はこの色ですな。
香りのボリュームは結構あって、元のブドウがマスカット・ベーリーAだったことが容易に想像できる、イチゴジャムっぽさ満載の香り。
そしてココナッツの残り香が良い感じに鼻腔口腔に留まります。
『こんなに甘い香りだけど味わいは辛口だったりして・・・』なんてことはなくて、甘いです(キッパリ!)。
「うすら甘い」を通り越して「きっちり甘い」。
この品種は酸が弱いので特に甘く感じるみたいなんですが、
幸いほのかな苦味があるので「甘ったるい」ってところの一歩手前で踏みとどまっています。
不味いわけじゃ無いんです。とってもフルーティで、香りにも味にも主張があって、こういうのが好きな人もいるという判断なんでしょう。
ただ、「おでんに合わせて」なんて考えていたんだけど、ここまで甘くてフルーティだと食事と一緒に一本飲むのは厳しい感じがします。
乾杯の一杯を大勢でとか、食後にチビチビと、という使い方が良いと思われます。
それにしても、なぜ日本のロゼっつーと甘いのが多いのかなぁ。時代はそれを求めてないと思うんだけど。少なくとも2,000円前後のワインを買う層は。
・・・とはいえコレ、納税のお礼だからね。たかだか1万円分納税先を変えただけで日本ワインが3本も飲めるわけで、
そう考えると「ありがたく頂戴しました!」であります。
点数 | 69点 |
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リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(寄付金額) サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ 2,060円 (@amazon:送料込み) |
名称 | Côtes-du-Rhône "Biographie" 2015 コート・デュ・ローヌ "ビオグラフィ" 2015 |
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生産者 | Paul Jaboulet Ainé ポール・ジャブレ・エネ |
価格 | 1,480円 |
購入店 | タカムラワインハウス |
本日の夕食は、ふるさと納税(※)の返礼品で頂いた牛タンのネギ塩焼き。それにトマトとレタスのサラダ、自家製ピクルス、フカヒレスープ(Knorr)。
10,000円の寄付で頂いた牛タン1.8kg(600g×3)もこれで食べ終わり。
タン先が多くて正直言って品質はイマイチだったけど、家族4人の3回分の夕食でメインを張れるこの量は立派でした。
チャチャッと焼けば食べられるし、食べ盛りの男子がいらっしゃるご家庭とかよろしいんじゃないでしょうか?
そして、合わせたワインも前々回、前回同様コート・デュ・ローヌの赤にしてみました。
というのも、肉にちょっと臭みがあるのね。これまでの経験上、ローヌのスパイシーさがそれを上手に打ち消してくれる印象があったので、今回もそうしてみました。
造り手は名門ドコロの「ポール・ジャブレ・エネ」、
フランス農務省認定機関『エコセール』の、有機栽培農法や醸造による厳しい試験に合格した逸品、だそうです。
ちなみに通常2,030円のところ、セール価格の1,480円で購入しています。
抜栓してちょっとビックリ、長めで緻密でキレイなコルクです。これはちょっと期待が出来るかも、と気分がアガリます。
色は非常に濃い紫色。エッジまでビシッと紫で、若々しい色合いです。
香りのボリュームは結構なもので、複雑さもあってかなり高級な感じがします。
グルナッシュ由来ののウニュッとしたケモノっぽさと、シラー由来ののスパイシーさ、それが酸を伴ってツンッと香ります。
味わいは、スーッと抵抗なく口に入って来るんだけど、結構な酸味と旺盛な渋味、その裏に「私も居ますよ」と甘味を伴っています。
それぞれのポテンシャルはあるんだけど、いかんせんバラバラな印象なのが残念です。
このワイン、もっと上級な扱いを受けるべきというか、ポテンシャルがあり過ぎて今飲んでもまだガチャガチャ感があって勿体ないかも。
確かローヌの2015は優良年、「飲むにはまだ早ぇよ!」って感じでした。
でも、こういうフランスらしい頑固さって嫌いじゃないんだよね。変に飲み手に媚を売らないところは好印象です。
(※) 【ふるさと納税】どか盛牛タン1.8kg 寄付金額10,000円
点数 | 78点 |
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リンク | Cotes-du-Rhone "Biographie" 2015 [Paul Jaboulet Aine] 1,480円 |
名称 | Southern Right Sauvignon Blanc 2017 サザン・ライト ソーヴィニョン・ブラン 2017 |
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生産者 | Southern Right サザン・ライト |
価格 | 2,754円 |
購入店 | アフリカー |
本日の夕食は、豚ヒレカツ&チキンカツ w/千切りキャベツ、ナスとインゲンの揚げびたし。
料理的には赤でも白でも良さそうなんですが、揚げ物をするとワインの香りって感じ辛くなる印象があるんですね。
ここはひとつパリッと香りのしっかりしたワインが良さそう、
ということで、ツイッター界隈で定評のある(ご参考)南アフリカのソーヴィニョン・ブランを持ってきました。
8月にアフリカーさんで買った中の1本です。
ソーヴィニョン・ブランって、安くても香りがしっかりしていてナイスな品種という印象があるけど、
その反面高くてもそのメリットを享受しづらいんじゃないか、と思ってます。
というのもの、完熟させるより早摘みくらいがフレッシュ感が引き立つし、樽が似合わない品種というイメージもあるから。
果たしてこの3,000円近いソーヴィニョン・ブランはどういう仕事をしてくれるのでしょうか、と。
色は薄めレモン色。この品種らしい若々しい感じの色合いです。
香りは極めてソーヴィニョン・ブランです。グレープフルーツやピーチのようなフルーツの香り、それにレモングラスやディルののような涼し気なハーブの香り。
ロワールみたいに草っぽ過ぎず、チリとかみたいにトロピカル過ぎもしない、絶妙なバランスの香りです。
そして香りのボリュームは大変しっかりしていて、期待通りではあります。
味わいは、甘さ控えめ酸味シッカリ、後味に軽い苦味があって、こちらもこの品種らしいバランス。
決して重くは無いけど濃い、凝縮感と旨みがたっぷりで飲み応えのある味わいです。
香りも味わいも、旧ワールドとニューワールドの良いトコ取りをした中道路線のソーヴィニョン・ブランですな。
品種の特性を上手に引き出していて、スイスイと大変気持ちよく楽しめるワインではありますが、師範的にはやっぱりこの品種の本領発揮はもっと安いレンジだと思います。
というのも、1,000円台前半のものと一見そんなに大きな差は無いように感じるから(暴言)。
もちろん安いヤツには多少の雑さがあるんだけど、きっちり飲み分けるにはにはそれなりに繊細な味覚が求められます。
当然ちゃんと美味しかったんだけど、結局、「ソーヴィニョン・ブランは高級感を演出するのが難しい品種」という認識は覆りませんでした。
ポンコツ舌の師範は甲州種なんかもそういう理解をしています。
点数 | 82点 |
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リンク | Southern Right Sauvignon Blanc 2017 2,862円 |
今日は「山梨ヌーボー」の解禁日らしいので、試飲販売でもやってないかと横浜駅界隈をブラブラしたけど、ほぼ「ガン無視」状態でした。
ボージョレ・ヌーヴォーとの温度差ひどいっすね。日本人が秋の収穫を祝ってお祭りするんだったら断然こっちだと思うんだけどね。
そんな中、近所のイオンリカーは結構な品揃え。頑張って欲しいものです。
・・・ってなわけで、甚だ微力ながら「飲んで応援」山梨ヌーボーです↓
名称 | シャンモリ マスカット・ベーリーA 新酒 2018 |
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生産者 | Chânmoris Wine 盛田甲州ワイナリー |
価格 | 1,404円 |
購入店 | イオンリカー 天王町店 |
そんなこんなで、山梨ヌーボー、買って来ました。
品種はだいたい甲州かマスカット・ベーリーAですね。
どっちにするか迷ったけど、やっぱり個人的にはベーリーAが好きなのね。なのでゲットしたのはそちら。
造り手もいくつか選択肢があったけど、昨年2015年産の樽熟成と稽古して好印象だった、
シャンモリ ワイン(盛田甲州ワイナリー)をチョイスしました。
選択肢の中ではこれが一番安かった&世界標準の750ml、というのも決め手です。
首に掛けられた新酒を表すタグには「山梨ヌーヴォー」と書かれてまして、表記の揺れが気になります(笑)
ちなみに合わせた料理は、山梨と言えば「モツ煮」ですね、ってことでモツ鍋。
同じモツでも鶏と牛じゃエライ違いですが、そんな細かけぇこたぁ良いんだよ、です。
さて抜栓。栓はコルクではなく、スカートの無い日本式のスクリューキャップですが、
その上からご丁寧にフィルムがかぶせてあるので、開ける際に若干手間取りました。
が、グラスに注いでニッコリ、非常にキレイに澄んだ赤紫色で食欲をそそります。
新酒といえば「濁り」のイメージもありますが、師範はやっぱりこういう澄んだ色合いの方が好きだな。
そして香りも立派です。イチゴキャンディやココナッツのような甘い香りがフワーッと香ります。
やっぱりマスカット・ベーリーAって香りが良いよねぇ、『グッジョブ!川上善兵衛』です。
もちろん、感じ方よっては「田舎のトイレの臭い」と取る人もいるかもですが、
このキレイに澄んだ見た目からはその連想は沸きません。
味わいは、渋味はほぼ無いに等しくて、眼を閉じて飲むと「これロゼ?」ってな感じです。
加えて甘味や酸味があるわけでもないんだけど、なぜか薄いとは感じない不思議な味わい。
冷やして飲んでも良いし、焼き魚なんかにも合いそうです。
当然ながら深みや奥行きのあるワインじゃないけど、フレッシュで、品種の個性がしっかり出ていて、とてもよろしいんじゃないでしょうか。
1,400円、ワイン単体で見て適正価格、新酒のご祝儀&お祭り代を含めたら安いくらいです。
マスコミさんも、ボージョレ・ヌーヴォーなんて伴天連の祭りはどうでもいいから、こっちを盛り上げましょうや。
点数 | 76点 |
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名称 | Les Tannes en Occitanie Merlot 2016 レ・タンヌ・ザン・オクシタニ メルロー 2016 |
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生産者 | Paul Mas ポール・マス |
価格 | 810円 |
購入店 | ワインショップ フィッチ |
月の初めは、典型的な安ワインから稽古をスタート。
選んだのは、南仏の安旨ワインと言えばここ、
「ジャン・クロード・マス」や「ポール・マス」「ミシェル・マス」などの名前で出されているマス一族の廉価版「レ・タンヌ」シリーズのメルロー。
お値段はバッチリ1,000円以下、これで美味けりゃラッキーです。
ちなみに料理は、豚バラ白菜(w/CookDo)+ネギ、ポトフ風スープ、ブロッコリーとアボカドとトマトのサラダ、鶏ササミのチーズフライ(お惣菜)。
金曜の調理担当は例によって師範であります。
さて抜栓。コルクはDIAM3です。"MAS FAMILY"とだけかあkレているので、大量発注しているんでしょうね。
それでも品質への配慮が感じられて好印象です。
色は、ボルドーほど青くは無いけどかなり濃いめの紫色。エッジに僅かにレンガ色のグラデーションが見えます。
香りのボリュームはなかなかのもので、雰囲気はまさに南のメルローのそれです。
濃い色のベリーの香りと若干の青臭さ、そしてシラーみたいなスパイスの感じがあるあたりが南仏だなぁ、と思います。
口に含むと、渋味は結構あるけど攻撃的ではなく、酸味や甘味もそれなりにあって、普通に良く出来たバランス。
後味に若いプラムのような風味が残るのもすっきりしていて良い感じです。
この造り手らしい、見事に王道を行く「安ウマ・メルロー」という感じです。
濃くなく薄くなく、甘くなく酸っぱくなく。誰からも「凄い!」とは言われないけど。誰からも「不味い!」とも言われないワイン。
ホントにこの造り手の安ワインは(上にも下にも)ハズさないな。
ところで最近日本ワインの表示義務が変わったとかでマスコミが騒いでおりますが、
現実問題として(1,000円を切る)この価格帯でマトモな日本ワインなんて皆無なわけで、
大多数を占める一般的な消費者にはあまり関係ないんだよね。
話題になって市場を喚起することは意味があるのかも知れないけど、
例によってマスコミさんは「変に持ち上げて後は知らんぷり」、なんだろうからなぁ。
点数 | 73点 |
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リンク | Les Tannes en Occitanie Merlot 2016 [Paul Mas] 1,188円 |