左写真右は、今から5年前、道場建立の際に買ったスピーカー。
買った当初はなんだか固くて薄っぺらな感じの音だったんで
「ハズしたなぁ」と思ってたけど、5年を経た今、
なかなか艶っぽい良い音を出すようになりました。
やっぱりこういうアナログな商品って、
エイジングによって状態が変わるんだなぁ、と痛感しております。 そして、その左に写っている安物ミニギターは買って約二年、 こちらはどちらかというと状態が悪くなっているような気がします。 微妙にネックが逆反りして音がビリつく部分があるんですな。 で、何が言いたいかというと、このスピーカーやギターと同様に ワインも超アナログな商品なんで、時間が経って変化するのも当然だな、ということです。 そして、良い方に変化するポテンシャルを持っているものは、 やはりそもそもそれなりに力(≒値段)のある商品だよなぁ、と。 つまりは安ワインは買ったそばからバンバン飲みましょ、であります。 |
最初の目的は昼食であります。
真鶴港の魚市場の上に、市場直営のレストラン魚座(さかなざ)ってのがあって、
まずはそこでお昼を食べようと。
磯料理だったらここいらにいくらでもあるんだけど、
この店には大きな水槽があるらしく、子供らにとって水族館がわりにもなる、ということで。 正午過ぎに着いたけど、もうすでに2組ほど待っているような繁盛具合だったんで、 丁度いいアトラクションでした。 右写真はその水槽を泳ぐウミガメさん。 長女曰く『これも食べるの?』。そりゃそうだよね、 料理屋さんの水槽に入れられている魚って、基本食べるためだよね。 15分くらい待って店の中へ。海に面して造られた明るい店内に、 席数は80席くらいあったかな?かなり大規模な食堂です。 |
さて注文は以下であります。 地魚定食も沖網定食もどちらもいわゆる刺身定食で、 乗っている魚の種類が多少違いました (地魚定食の方は小鯛の姿造りとヒラメ、沖網定食の方はアジの姿造りと真鯛といった感じ)。 内容的には、新鮮な魚を切っただけの刺身がゴロゴロ乗っているという、 こういう港の食事どころで食べてる!ってのを実感できる料理。 なーんて書くとネガティブに聞こえるかもだけど、 そういうのが食べたくてココに来たので十分満足です。 次女の魚座丼も同様に鮮魚タップリの丼。 異彩を放っていたのが長女のシラス丼で、 これが地味ながら美味かったのね。 シラスが全く臭みがなくて柔らかで。 子供らも満足したようで、幸先の良い初日の昼食でした。 |
ご飯を食べた後、午後1時半前に真鶴を出発、
目的地である伊豆高原へ向かいます。
途中コンビニで買い物して、
伊豆高原手前でやや渋滞したもののほぼスムーズで、
今宵の宿であるホテル・アンビエント伊豆高原に到着したのは予定通りの午後3時頃。 この宿は例によって師範代の勤務先の提携保養施設。 いつもお世話になっております。 今回、大きい部屋が取れなかったんで(そもそもこのホテルには大きい部屋はほとんどありません)、 家族4人でダブルを2部屋です。 左写真は師範らの大人部屋。二人なら十分な広さです。 子供らは自分たちだけの部屋を満喫しておりました。 もちろん師範も売店で買ったUSAMI Brewery 伊豆の地ビール テムズ \500 ってのを飲んで満喫であります。 |
夕食は、ホテル内のフレンチ・レストランレザン・ドールにて。
今回の宿泊コースには、
大人は一番安いコース、子供はお子様コースが含まれています。
でも、それじゃちょっとあんまりということで、
大人は下から2番目のコース、子供は大人の一番安いコースに格上げしました。 ダイニングは、半円形の空間で天井が高くて、なんだか「リゾート!」って感じ。 席数は40席くらいかな?席間は十分広くて、そういった点でもいかにもリゾートなレストランです。 |
メニューは以下です。 □Saison:師範・師範代 (通常\5,775) □C'est la Vie:長女・次女 (通常\4,042) |
こういうホテルのフレンチって、
正直言って「なんちゃって」なものが多いイメージがあったけど、
その印象は思いっきり覆されました。
料理も器も、まるで都内の一流店かと思うようなクオリティになってます。
特に前菜のカルパッチョなんかは、
見た目も味も「伊豆で食べるフレンチ」をそのまんま体現したような感じで、
しっくりと腹に落ちる雰囲気&味わいでした(豚は普通でしたが)。
ただ、量は少なめです。一番安いコースだと小学生の長女・次女でもほぼ食べきれる量でした。 そして、ここで注文したワインが↓であります。 |
Firesteed Pinot Noir 2008 ファイヤスティード ピノ・ノワール 2008 | Firesteed Cellers ファイヤスティード・セラーズ | |||
Red 赤 | Oregon (USA) オレゴン (アメリカ合衆国) | |||
\4,725 (+サービス料10%) | 2012/03/31 | ホテル・アンビエント伊豆高原内"レザン・ドール" | 大榮産業 | |
ここのワインリストは素晴らしいです。
まず何が素晴らしいかって、店の前に出してあります。
だもんで、食事まで時間のあった師範は、暇つぶしにジックリとリストを吟味することが出来ました。
内容的には、スパークリングが3本(3,000円ちょっとのカバから15,000円くらいのシャンパーニュまで)、
白が10本(価格帯は同様)、ロゼが2本(珍しいかも)、赤が11本、
計26本のラインナップ。
そして、泡白赤ロゼ全てに一本3,000円程度の選択肢があって、
「せっかくだからワインでも飲もうか」というニーズにバッチリ応えてくれます。
惜しむらくはその相対的な値付け。やっぱりちょっと高いのよね、仕方が無いとは思いますが。
そんな中から師範が選んだのは、米国はオレゴン州のピノ・ノワール。
オレゴンのワインって最近飲んで無かったということと、
魚も肉も、というメニューにはこういうのが良いのかな、と思った次第であります。 抜栓とサービスは、お美しくて若いお店の方がやってくれました。 それだけでもまずワクワク感がありますな(オヤジ)。 でも最初だけ。あとは手酌でしたが。 色は、ピノ・ノワールらしいといえばらしいけど、米国産とは全く思えない淡い色調。 ブルゴーニュだとマルサネあたりみたいな、下手すりゃロゼと見まがうような色合いです。 香りは、こういう色のワインに似つかわしい、ストロベリーキャンティみたいな可愛らしい果実香と、 妖艶とまではいかないけどケモノっぽい雰囲気の香りが同居。 グラスに注がれた時点では樽香は感じません。 味は、これもおよそ米国産とは思えない軽さで、 キュッと締まった酸味を中心にした小ぶりなまとまり方。 ワイン単体で飲むんだったら物足りないかもだけど、 食事に合わせてだと肉魚を問わずスイスイ入っちゃます。 最初に師範と師範代の両方のグラスに注がれたんで、 時間が経って師範代の分を飲んだら(師範代は最初ちょっとなめただけ)、 ほんのりと樽香も出てきてました。微妙ながら開く要素はあるようです。 アルコール度数が12.3%と、この手のワインとしては低めなこともあって、 ほぼその場で飲み終わりでした。 米国産のワインって、良くも悪くも押し出しの強いものが多いと思うけど(人も同じですね)、 このワインに関してはとても控えめ。 ブラインドで飲まされれば、ブルゴーニュもかなり北の方か、アルザスやドイツと答えそうな雰囲気です。 でも、料理に合わせるんだったらこれはこれで十分「アリ」。 リゾートのレストランらしいチョイスでありました。 | ||||
76点 | 伊豆高原ホテルアビエント内"レザン・ドール"にて |
Marques de Alicante Cabernet Barrique 2008 マルケス・デ・アリカンテ カベルネ・バリック 2008 | Bodegas Bocopa ボデガス・ボコパ | ||||||
Tinto 赤 | Alicante アリカンテ | Alicante (Espana) アリカンテ (スペイン) | |||||
\798 | 2012/02/25 | サンタムール | カツミ商会 | ||||
本日の夕食は、サーモンのバターソテーと、エリンギ&ジャンボエンドウ&生ハムの炒め物。
そして食後にチーズ、コンテ・エクストラ。。
メインが魚なんで、定石的には白を選ぶべきなんだろうけど、
本日のチョイスは赤で。
なぜかというと、先週末は白や泡ばっかりだったからね。
そういう状況だと赤が飲みたくなっちゃうわけです。 さて色は、しっかりと濃くて、僅かにレンガ色みたいな赤みが感じられる色合い。 香りは、「これがカベルネ?」ってくらいスペイン・フレーバー。 "Barrique"と書かれている通り、樽香もあります。 そして、なんだか熟成したボルドーみたいな、ちょっと煮豆っぽい雰囲気もあります。 味も、思いのほか熟成が入った感じ。 カドが取れて柔らかめになっているのは良いんだけど、 なんとなく元気に欠けるような。 2008年産にしては熟成が進んでいるように感じるワイン。 これはこれで美味しくはあるんだけど、なんだか不思議な感じ。 それが醸造方法に由来するものか、流通や保管に由来するものかはちょっと判りませんが。 半分残して翌々日再稽古。 印象的には、抜栓当日と同じく「これがカベルネ?」なスペインフレーバーと、 「これが2008年産?」な熟成感。 でも、2日経っても全くヘタったような気配は無くて、 抜栓直後と全く変わらないパフォーマンスを維持しています。 お手軽なパスタ屋さんあたりのグラスワインに丁度いいんじゃないですかね。 71点 | 道場にて
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Cono Sur "Sparkling Wine" Brut N.V. コノ・スル "スパークリング・ワイン" ブリュット (ヴィンテージ無し) | Vina Cono Sur ビーニャ・コノ・スル | ||||||
Espumoso 発泡 | Bio-Bio Valley (Chile) ビオ・ビオ・バレー(チリ) | ||||||
\1,330 | 2012/02/24 | お手軽ワイン館 | スマイル | ||||
ようやく春らしくなってきました、
というわけで春らしくスパークリングとしゃれ込むことに。
選んだのは、安ワイン道場推奨銘柄「コノ・スル」のスパークリング。
この銘柄は、先日のひな祭りの時にロゼと稽古しており、
また門下生からもお薦めがあったもの。
ちなみに本日の夕食メニューは、昨日の残りのシメ鯖、骨付き鶏モモ肉のオーブン焼き、
きんぴらごぼう、菜の花のおひたしです。 さて抜栓。ガス圧は十分にあるように思えます。 色は、特にどうということはない、どちらかというと薄めな色合い。 そして香りは、ストレートでフレッシュな果実香。 リースリングが入っているからか、甘い感じの香りを強めに感じます。 味も、普通に白ワインに炭酸を足しました、という感じ。 良く言えばフレッシュ&フルーティ、悪く言えば単調で一本調子な味わいです。 というわけで、悪くはないです。 でも、あのコノ・スルのスパークリングだから、と思って飲むとハズされるというか、 普通に値段相応なニューワールドのスパークリングに思えます。 それって多分、飲む前の期待が大き過ぎたからかと思われます。
ショップへのリンク:
コノスル スパークリングワイン ブリュット [N/V]
70点 | 道場にて
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子供らの熱烈な要望にお応えして、本日の夕食は鯖寿司。
一本900円の真鯖を二本も買ってきました。
それに今年初の台湾産枝豆、ニラとモヤシとモツの炒め物、菜花となめこのお吸い物。
そして、前日の居酒屋でお土産にヒレ酒用のクエのヒレを貰ってきたので、
「こりゃヒレ酒にせねばなるまい」ということで清酒をお燗で。
お燗に良さそうな清酒が無かったので、近所の酒屋で買ってきたのが
加賀鳶(かがとび) 極寒純米 辛口、お値段は四合瓶で1,050円也。
裏ラベルに「燗酒◎」と書かれていたからね。
清酒は素人な師範は、そういう情報を素直に信じます。 さて先月買った久保田 紅寿と冷酒の状態で比較して飲むと、 やっぱり値段は正直というか久保田の方が雑味が無くてスッキリしてますな。 でもヒレ酒にしたらどうせ雑味?をプラスするんだから、 これくらいで十分なのかな。 で、ヒレ酒は美味かったかと言うと、師範はもう結構。 香ばしくて旨味があるのは良いんだけど、清酒本来の美味しさはマスクされちゃうような。 清酒が美味しく無かった時代に、 なんとかして美味く飲むための手段だったんじゃないですかね?ヒレ酒。 |
ワイナリーでしか買えないわいん Bacchus <白> (ヴィンテージ無し) | はこだてわいん | |||
白 | 北海道 (日本) | |||
\780 | 2012/03/16 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | ||
というわけで、ワインの方も国産のものを選んでみました。
このワインは、販売店で試飲して、
その笑っちゃうくらいのフレッシュさに惹かれて買ったもの。
「ワイナリーでしか買えない」「直営店限定」と書かれた物が、
東京のスーパーで買えちゃうのはどうかと思いますが。 まず色はほとんど無色。ほんのわずかにレモン色で、もっとわずかにピンク色。 香りは、一番顕著なのは「狐臭(フォクシー・フレーバー)」と言われるヤツかな? よく「ファンタ・グレープの香り」とも言われるような、 まるで香料みたいにフレッシュにブドウっぽい香りがします。 この手のワインって、一般に甘めに造られることが多いと思うけど、 このワインはそれなりには甘いけどそれほど顕著ではありません。 その軽い甘さのおかげで、 それこそ吟醸香を効かせすぎた清酒のような気分で飲むことが出来ます。 ところがやっぱり時間が経つと、控えめと思えた甘味が過剰に感じられ始めて、 案の定飲み飽き。インパクトの強い食品に共通した、「一口目は良いけど・・・」な雰囲気ですな。 試飲した際、販売員の方に『これって新酒ですか?』と聞いたら 「違うと思います」という回答だったけど、 まるで採りたてみたいな味わいで師範の判断的には2011年産主体じゃないのかなぁ。 一般的な白ワインとはかなり趣を異にするワインだけど、 「カンパーイ!」ってキューっと飲み干す席とかでは、これはこれで悪くないと思います。 値段もお手頃だしね。 | ||||
72点 | 道場にて |
送別会シーズン真っただ中の今日、師範の部署では新たなメンバーの歓迎会。
場所は職場近所の居酒屋さんで。
料理と飲み物は、飲み放題付き4,000円のコースに名物料理のクエの刺身を2皿追加。
結構料理のボリュームがあったのと、参加者の平均年齢が高いこともあって余るくらいでした。 そしてお約束でワインも飲んでおります。 ここもご多分に漏れず飲み放題ワインの銘柄はフランジア。 でも意外と悪くないんだね、白は。赤はどうしても雑巾臭がしちゃいますが。 そして、皆さん後半にはワインを飲んでいたのは、やっぱり平均年齢が高いからかしら。 |
午前中、横浜駅前で次女の習い事のリハーサルに行ったあと、 関内方面へお昼を食べに。 店は、関内駅の北口から馬車道方面歩いて数分のところにある廣翔記(こうしょうき) 関内店というお店。 中華街に本店を持つフカヒレ料理で有名な中華料理屋さんの支店で、 出来て1年くらいとのこと。 ここの近所に勤務先があって、ランチの店あさりをしている師範代情報であります。 長女が以前から生協とかのフカヒレスープが大好きで、 一度「姿煮」なるものを食べてみたい、ということだったのでこの店にした次第です。 |
店内は・・・何階までフロアがあるのかな?予約して無かった師範らが通されたのは2階のダイニングでした。
最近の中華の店らしく、きらきらと派手ではありながらどこかちょっとシックな感じのインテリアです。 で、休みの昼といえばビールです。 ここのビールはアサヒらしいので、生ビール(600円)もあったけど多分スーパードライだろうからパス。 ちょっと贅沢して、「プレミアム熟撰」の中瓶(650円)を注文。 プレミアムで熟撰を名乗るわりには普通のビールな感じではありましたが。 |
そして、注文した料理はフカヒレ姿煮セット、ランチ時のみのメニューで1,800円也。
内容は以下。 小さいながらもちゃんとしたフカヒレの姿煮があって、この値段は結構お得かも。 チャーハンの量もしっかりあって、 さすがに子供らに1人前は多すぎて腹いっぱい。 そして子供らが残した分を食べて師範/師範代も腹いっぱいでありました。 お会計は、サービス料とかはかからずに1,800円×4 + 650円の7,850円也。 ランチの額としては決して安くは無いけど、 今どきファミレスとか行っても5,000円くらいはかかるからね。 念願のフカヒレ姿煮が食べられて長女は満足そうだったからオッケーです。
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Beaune 1er Cru "Epenottes" 2006 ボーヌ・プルミエ・クリュ "エプノット" 2006 | Dom. Jean-Marc Boillot ドメーヌ・ジャン・マルク・ボワイヨ | ||||||
Rouge 赤 | Beaune 1er Cru ボーヌ1級畑 | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\4,179 | 2011/12/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
さて個人的四連休の最終日、ワインは久しぶりに「自宅で破戒」のワインをチョイスしました。
モノは、ジャン・マルク・ボワイヨのボーヌ1級畑。
お値段4,000円ちょっとなんで、「破戒」と言ってもそんなに大破戒というわけじゃないですが。
ちなみに料理は、豚スペアリブのグリル焼き、ベーコンとインゲンとパプリカの炒め物、
生ハムとトマトとルッコラのサラダ、焼ニョッキという豪華版です。 色は、良い感じに熟成し始めたピノ・ノワールという雰囲気で、 赤紫のエッジ部分にわずかにレンガ色が見て取れます。 香りは、ベリーナイス、びっくりするくらいにベリーナイスです。 梅のコンポートのような果実香に、革っぽくて艶っぽい感じの香りがプラス。 香りのボリュームも、抜栓してから時間を追うごとにドンドコ開いて来るし、 おしろいというか香木というか、なんとなくエスニックな香りもあります。 こういうワインに限って味が薄めで・・・などと悪い方に想像しつつ口に含んだら、 これが美味いんだな、味も。 お味の方も熟成し始めという感じで、まだ渋味がやや強めに感じられはするけど、 キレイな酸味とほんのり甘味もあって、この値段ではあり得ないくらいちゃんとしたブルゴーニュの味わいです。 過去を検索したら、6年前に似た名前の畑と造り手でこういうワインとの稽古結果が出てきました。 もしかしたら中身は同じなのかな?(もちろんヴィンテージは違うけど) 感想を読んだ感じもなんだか似てるしね。 ともあれ久しぶりの「自宅で破戒」ワインが大アタリでめでたしめでたし。
ショップへのリンク:
Beaune 1er Cru "Epenottes" 2006 [Dom. Jean-Marc Boillot]
87点 | 道場にて
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Saint-Veran 2009 サン・ヴェラン 2009 | Dom. de la Croix Senaillet (Richard & Stephane Martin) ドメーヌ・ド・ラ・クロワ・スナイエ (リシャール&ステファン・マルタン) | ||||||
Blanc 白 | Saint-Veran サン・ヴェラン | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\1,300 | 2012/01/09 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
本日は、子供らが通う小学校の卒業式。
上の子も下の子も卒業するわけじゃないんだけど、
こういう日って放課後学校で預かるシステム(横浜だと「はまっこ子ふれあいスクール」)
がお休みなんだよね。
というわけで、仕方なく師範が勤務先をお休みして4連休。
朝昼晩と食事を担当して、朝食は卵と玉ネギの{タマタマ味噌汁」、
昼食はイオンで売られている3食98円の激安焼そば(もちろん豚肉や野菜も入れて)。
そして夕食は、ブリの照り焼き(今年は天然ブリが安くて4切れ540円)、
樺太シシャモ(という名の多分キュウリウオ)、
キュウリとワカメの中華風酢の物(味付けは長女)、
青梗菜と卵のお吸い物(これが上手く出来ました)。
ワインは、ブルゴーニュ産の白で、以前稽古して好印象だったもの。
随分安くなっていたので購入わけですが。 色はかなりパッツリとしたレモン色。ネットリ感もあって、こりゃ期待できるぞ!ってな外観。 香りは、いわゆる普通のACブルゴーニュ・シャルドネな雰囲気。 以前はもうちょっと樽とかの複雑さがあったような気がするけど、 このワインは基本的にストレートなリンゴと柑橘類のフルーツ香のみ。 味も、なんら凝った感じはなくて、 普通にブドウ果汁を普通に醸造しました、という味わい。 変なエグ味とか、「葉っぱも一緒に入れただろ」的な荒っぽさはないけど、 良くも悪くも普通な味わいです。 以前はもうちょっとプレミアム感のある銘柄だったのになぁ、というのが正直な印象。 ただ、値段も以前よりかなり「非プレミアム」になってるからねぇ。 要するに樽とかの醸造上に必要になるコストを圧縮して、 手頃な価格で提供できる銘柄にしました、というところでしょうか。
ショップへのリンク:
Saint-Veran 2009 [Dom. de la Croix Senaillet]
72点 | 道場にて
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「いまさら」ではありますが、道場もワイヤレスLANを導入しました。
買ったのはLogitecの無線LANルーター"LAN-W300N/R"、2,480円也。
安くなったよねぇ。
右写真は道場パントリーの棚にあるネットワーク関連の設備。
当該無線LANルーターは真ん中、ブルーに光っているヤツです。
で、なぜ「いまさら」かというと、道場は建てる際に家じゅうに有線のLANを引いたのね。 だもんで、有線で繋ぎさえすればどの部屋からも接続出来たということと、 「せっかく引いたんだから」という貧乏人根性で有線にこだわっていた次第。 ところが、近いうちに師範代がスマートフォンを導入するらしいというのもあって、 重い腰を上げたわけです(師範はガラケーで全く支障はありませんが)。 設定自体は簡単だったんだけど、 ファイル共有を可能にするためにルーター・モードからアクセスポイント・モードに変更したりと すったもんだしてようやく立ち上げ完了。めでたしめでたし。 |
Chianti Classico 2009 キアンティ・クラッシコ 2009 | Bonacchi ボナッキ | ||||||
Rosso 赤 | Chianti Classico キアンティ・クラッシコ | Toscana (Italia) トスカーナ (イタリア) | |||||
\870 (単品価格 \1,780) | 2012/02/24 | お手軽ワイン館 | 二葉屋 | ||||
そんなこんなで本日の夕食は、豪州牛のローストビーフ、
エリンギとアスパラガスとソーセージのガーリック炒め、鶏ナンコツのカレー風味。
牛豚鶏の三役そろい踏み。
そしてワインは、「【送料無料】2月限定!フェブラリィワインセット」税・送料込み4,980円からの一本で、
イタリアはトスカーナのキアンティであります。 色は、濃く無く薄くなく、澄んだ静脈血っぽいイタリアらしい色合いです。 香りは、ボリューム自体はやや小さめだけど、 こちらもイタリアらしい、というかサンジョヴェーゼらしい、 横に拡がった果実香に加えてやや汗くさいような雰囲気のある香りです。 味は、これが買値870円と思えばビックリの、通常価格1,780円と思えば納得の充実具合。 やや甘味があって全体にカドが無くまとまっていて、焦点がピッと合っている味わいです。 抜栓後5時間くらい経つと(途中で寝てました)、香りのボリュームが落ちて、 味わいもやや痩せた感じに変化。2009年産と若いワインだけど、 スイスイ飲んだ方が正解のようです。 古き良きキアンティな雰囲気で、きちんと上手に造られた感じがします。 重すぎたり尖ったところがあったりしないんで、 肉料理に限らず結構何にでも合いそうな雰囲気です。 ただ、その日のうちに飲み切っちゃいたいワインでもあります。
ショップへのリンク(セット):
【送料無料】 2月限定!フェブラリィワインセット (泡2、白1、赤2、食材1) ショップへのリンク(単品): ボナッキ キャンティ・クラシコ [2009] 74点 | 道場にて
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Absidis Brut N.V. アブシディス ブリュット (ヴィンテージ無し) | Emendis エメンディス | ||||||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | |||||
\898 | 2012/01/09 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種はマダイ、マグロの赤身、マグロの中落ちを叩いたネギトロ、
サーモン、カツオのタタキといったラインナップ。
寿司と言ったらスパークリングでしょう・・・って、
普通は寿司と言ったら清酒だと思うけど、そこんとこは御勘弁下さい。
選んだのは、スペイン産のカバ。シンプルでなかなかイカしたラベルのワインです。 さて抜栓。ボトルの中からコンコンと泡が沸き出てきて、ガス圧はかなり高そう。 ただ、来方のサイズは大きめです。 色は、かなり薄めのレモン色。サラッとした感じの外観です。 そして香りは、これぞカバ!って感じで、 柑橘類とリンゴのフルーツ香と、ミネラルっぽいトーンの高い香りがあります。 味もとてもカバらしく、甘味と酸味はありつつも、金属を舐めるような苦味を感じて、 一言で言えば「荒っぽい」感じの香りと味わいです。 製法的にはシャンパーニュと同じなんだろうけど、 やっぱりカバには独特の個性があるというか、なんだかガチャガチャした感じを受けるんですな。 安旨ワインの宝庫と言われるスペインだけど、 スパークリングもスティルも師範との相性はどうもイマイチなようで。
ショップへのリンク:
Absidis Brut N.V. [Emendis]
69点 | 道場にて
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Mapu Reserva Chardonnay 2010 マプ レゼルバ シャルドネ 2010 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド | |||
Blanco 白 | Maipo (Chile) マイポ (チリ) | |||
\928 (単品価格:\1,638) | 2012/01/22 | エノテカ | エノテカ | |
本日はホワイトデーであります。
我が家の各お姫様からの注文は、師範代が「KIHACHIのロールケーキ」、
長女が「寒天とかゼリー的なもの」、次女が「チョコレート」。
あぁ平成の竹取物語。 それは良いとして、夕食のメニューは点心二種(小籠包、エビ蒸し餃子)、 スモーク蛸と新玉ネギのサラダ、シーザーズ・サラダ、モヤシのスープ。 ワインは、「ホワイトデー」なんで当然白で、選んだのが 「ENOTECAパーティーパック・ナイン MIX」、9本で税・送料込み9,450円からのチリ産シャルドネ。 週末の赤と同じ銘柄でございます。 色は、結構しっかりしたレモン色。 さすがチリのレゼルバを名乗るだけありますな。 香りも、いかにもシャルドネらしい蜜っぽさがギュッと凝縮した感じの雰囲気。 良いぞ良いぞと口に含むと、 かなり苦味が強くて偏ったバランス。 画竜点睛を欠くというか竜頭蛇尾というか、 なんだかちょっとガックリくる飲後感なのが残念。 やっぱアレですかね。 そもそもシャトー・ムートン・ロートシルド自体が白の名門なわけじゃないですからね。 なんかフランス資本の上品な感じが無くて、 かといって樽バンバンとかのパワフルさも無くて、 なんとも煮え切らないワインでありました。 翌々日再稽古。 若干「敗戦処理じゃないかなぁ」と思ってたけど、 実際も敗戦処理でした。 それなりに要素は感じるんだけど、全体にバラバラでガチガチなんだよね。 というわけで多少置いといても好転の兆しは見られません。 |
先週木曜から今日にかけて、道場の近辺ではガス漏れ騒動が巻き起こってました。
道路を封鎖して掘り返したり玄関脇の植栽が抜かれちゃったり(一応埋め戻してくれてますが)。
結局、道場を建立する前にあった建物用のガス配管が今は使われていなくて、
それをふさいでいるところから漏れてたことが判明、キチンと処置して頂き問題解決しました。
そして、ガス漏れは道場の前だけじゃなくて、わずか50m程度の距離で3ヶ所も工事が入ってました。 古い分譲地なんでガス管も古くなってるんですなぁ。 東日本大震災から1年、こういうインフラの更新も必要なんだなぁ、と感じた次第でございます。 ちなみに右写真は道路を埋め戻した後のアスファルト表面。 色覚異常の検査みたいですが、 薄っすらと赤く"G"の文字が見えるのは(見えますでしょうか?)、 これはジャイアンツの仕業じゃなくてガス屋さんがほじくり返したよ、というマークのようです。 |
Mapu Reserva Merlot 2010 マプ レゼルバ メルロー 2010 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド | |||
Tinto 赤 | Central Valley (Chile) セントラル・バレー (チリ) | |||
\928 (単品価格:\1,638) | 2012/01/22 | エノテカ | エノテカ | |
さて夕食は、豪州牛の和風ステーキ。
副菜はきんぴらごぼうとモヤシの炒め物、それに冷やしトマト。
牛肉がオーストラリア産なんで、ワインもそれに合わせて南半球から持ってきました
・・・ってのは後付けの理由ですが。
選んだのは「ENOTECAパーティーパック・ナイン MIX」、9本で税・送料込み9,450円からのメルロー。
2008年産とは稽古済み。
バロン・フィリップ・ド・ロートシルドが南米で作るワインって、
良く言えば上品、悪く言えばパワーに欠けるものが多い気がするけど、
果たしてこのワインはどうでしょうか、と。 さて抜栓。色はいかにも南米産のメルロー、といった感じの濃い紫色。 香りは、いわゆる南米産よりかなりボルドー寄り、 ちょうど大西洋の真ん中で赤道上、くらいの立ち位置。 カシスや干しプルーンといった黒っぽい果実香に加えて、 ボルドーみたいにやや煙たい感じの香りと南米らしいインクっぽい香り。 味は、赤道上よりやや北寄り。 飲む前の想像通り、良く言えば上品、悪く言えばパワーに欠ける感じがしないでもありません。 やや若すぎる点は置いといて、甘味渋味酸味のバランスは良くてスイスイ進みます。 もしかすると、『非常に良くできたサンテミリオンです』と言われれば信じちゃうかも ・・・って信じないか。 いずれにせよ実売1,000円以下という値段だったら十分お買い得です。 |
Bourgogne Chardonnay 2008 ブルゴーニュ シャルドネ 2008 | Etienne Sauzet エティエンヌ・ソゼ | ||||||
Blanc 白 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\2,814 | 2011/12/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
今日の午後、耳鼻科に花粉症の薬を処方してもらいに行ってきました。
以前は「病は気から」なんてうそぶいてた師範ですが、
こと花粉症に限っては「病は薬から」ですな。 そして本日は、また真冬に逆戻りしたかのような寒い一日。 こういう日はやっぱり鍋です、ということで本日の鍋は、マグロのアラとタラと黒豚の寄せ鍋。 そして野菜もいろいろ。鍋ってヤツは食材の種類が増えれば増えるほど美味いわけであります。 そんな料理に合わせて選んだワインは、 ブルゴーニュの名門ドコロ、エティエンヌ・ソゼのACブルゴーニュ・シャルドネ、 大昔に1999年産と稽古したことのある銘柄であります。 さて、まずは外観から。このワインの凄いところは、 単なるACブルゴーニュのくせにヘビーボトルが使われていることですな。 そしてコルクも造り手とヴィンテージの刻印が入った(短めながらも)ちゃんとしたモノです。 色に関しては、特にどうということもない普通に薄目な安白ワインの色です。 でも香りが違います。やっぱ名門です。まるでシャブリのようなミネラルっぽい香りがまずして、 その次に柑橘類とリンゴのフルーツ香、最後にほんのり樽香が漂います。 上手いなぁ、こういう香りの作り方。 口に含んだ時も、香りと同じくミネラル→果実→樽の順番で迫ってきて、 そして全体に酸味がシッカリしているんで緩さは全くありません。 上手いなぁ、こういう味わいの作り方も。 やっぱりね、ワイン造りに「技術」は侮れないですわ。 いくら完熟したブドウが取り放題のニューワールドでも、 こういう陰影のあるワインを造るのはやっぱり難しいような。 改めて販売店のサイトを見たら、今は師範が買った時より200円くらい安く売られているようです。 多少地味でも「ちゃんとしたブルゴーニュのシャルドネ」をお求めの向きにはお薦めできるワインです。
ショップへのリンク:
Bourgogne Chardonay 2008 [Etienne Sauzet]
80点 | 道場にて
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Aglianico del Vulture "Pipoli" 2009 アリアニコ・デル・ヴルチューレ "ピポリ" 2009 | Vigneti del Vulture ヴィニェティ・デル・ヴルチューレ | ||||||
Rosso 赤 | Aglianico del Vulture アリアニコ・デル・ヴルチューレ | Basilicata (Italia) バジリカータ (イタリア) | |||||
\870 (単品価格 \1,344) | 2012/02/24 | お手軽ワイン館 | 稲葉 | ||||
本日の夕食は、ラザニア、レモンを練り込んだパスタwithポルチーニ茸、
蛸の梅酢、新玉葱とトマトとハムのサラダ、バジル・ソーセージ。
こういう料理だったら濃い目のイタリア産赤でしょう、
という根拠の無い理由で選んだのは、
イタリアはバジリカータ州のコレ。
バジリカータ州って、ワインの産地としてはマイナーだよね、
道場開設して丸15年を前にして初の登場です。
どこにあるのか判らなかったので調べたら、丁度「土踏まず」にあたるところでした。
ちなみにこのワイン、
「【送料無料】2月限定!フェブラリィワインセット」税・送料込み4,980円からの一本なんだけど、
もう3月、そのセットは無くなっております(単品では売られてます)。
ヘビーボトルが使われていて、なかなか高級感のあるワインです。 色は、濃いけどどことなく明るい、南イタリア的な色合い。 香りは、思ったほどのボリュームは無いけど、 なんとなくハーブっぽい涼やかな雰囲気のある香りです。 味は、まず最初に感じるのはたっぷりした甘味。 そしてその後ろにゴワーッとした渋味が広がります。 若いモン好きの師範にとっても、「こりゃ若いなぁ」と感じてしまう味わいのバランスです。 ポテンシャルの高さは感じます。でもいかんせんまだ若い。 こういうワインを、2回に分けて飲むような機会に開けたのは慧眼ですな。 多分まちがいなく日を置いた方が美味しくなるでしょう。 翌々日再稽古。 予想通り、香りのボリュームは別物ってくらいに増してます。 そして味も、未だに若い感じではあるけど、バランスは結構良くなっていて、 明らかに向上しています。そして、まだ渋味もしっかりしてたんで、 あと数日は大丈夫じゃないかな?一人でチビチビ飲む人にお薦めのワインです。
ショップへのリンク(単品):
ピポリ アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ [2009] ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ
70(+3)点 | 道場にて
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本日は、ほぼ月に1度のバンドの練習日。
例によって代々木の音楽スタジオを借りているんで、
練習の後の飲み会も代々木で。
そして今回向かった店は、代々木駅の東口側からちょっと南に行ったところにある
ホルモン焼肉 薩摩 丹田 代々木店という店。
以前も一度行ったことがあるんだけど、ココに書くのは初めてですな。 そして本日は、ドラムのH氏が体調不良で飲み会に参加しなかったため、 師範とキーボードのMz氏とベースのMw氏の三人で。 店内はかなり広くて、テーブルの数にして10以上はあるかな? 今日は日曜の夜と言うことで、さすがにお客はガラガラ。 主任さんにほぼ付きっきりで接客して頂いて、それはそれで有り難かったんだけど、 願わくばとっても初々しい新人の女性にお任せしたかったな。 我々のような、 とっても心が大きくて多少のことはオッケーオッケーなオッサン客で練習させるべきですよ。 さて注文は、本能の趣くままに旨そうな肉をズラズラと。 左写真は、かごんま盛り合わせというメニューで、三人前4,347円也。 ちょいと良い値段するわけだけど、これが美味いのよ。 そのほか、このお店のビッグリブロース1,029円也とかもやたら美味いです。 やっぱ肉だよ肉。ダイエットなんて知ったこっちゃないですわ。 |
アルコールは、まず生ビール(ヱビス)をジョッキで2~3杯ほど飲んだ後、
お約束のワインもカラフェ(500ml 1,575円也)を注文。
師範の予想では例によってフランジアかと思ってお店の方に聞いたけど、
残念ながら予想はハズレ、
でも当たらずとも遠からずな紙パック入りのブツでした。
主任さん曰く『あまりワインは出ないんですよねぇ』ということだったんだけど、
コノ・スルやデ・ボルトリあたりで良いから、
ボトルを置いてほしいなぁ、と。
せっかく美味しい肉なんだから、それをビールや焼酎だけで合わせるってのはもったいないよね。 この後も飲んだり食ったりを続けて、お会計は普段の飲み会より若干お高めで、 3人で20,000円弱。 新人のUさんを見に、きっとまた伺うと思います ・・・ってオッサンの行動ですな、全く。 |
ひな祭りですね。
今年の冬、インフルエンザ大流行で学年閉鎖があったりする中、
ウチの子供らは特に病気することも無く(ナントカは風邪をひかない?)
健康に感謝するところであります。 というわけで本日の夕食は、ひな祭りの定番メニューがずらり。 ちらし寿司、マグロとヤリイカの刺身、 ハマグリのお吸い物、ヤリイカとブロッコリーのニンニク炒め、砂肝と玉ネギのガーリック炒め、 菜の花のおひたし。 良いよねぇ日本は。季節季節にこういう食べ物系のイベントがあって ・・・ってひな祭りは別に食べ物のイベントじゃ無いか ・・・更にそれ以前にちらし寿司とお吸い物以外は特にひな祭り関係無いか。 |
Cono Sur "Sparkling Wine" Rose N.V. コノ・スル "スパークリング・ワイン" ロゼ (ヴィンテージ無し) | Vina Cono Sur ビーニャ・コノ・スル | ||||||
Espumoso 発泡 | Bio-Bio Valley (Chile) ビオ・ビオ・バレー(チリ) | ||||||
\1,330 | 2012/02/24 | お手軽ワイン館 | スマイル | ||||
そして本日チョイスしたワインは、
「安ワイン者のおともだち」、チリはコノ・スルが造るロゼ・スパークリング。
この銘柄は、
門下生からお薦めのあったもののロゼ版。
同時にロゼじゃないヤツも買ったんだけど、やっぱりひな祭りと言えばロゼでしょう、
ということでこちらから先に稽古。
ラベルを読むと、品種はピノ・ノワールから作られているようであります。 さて抜栓。開けるときにコルクがググッと持ちあがってきて、ガス圧の高さが感じられます。 グラスに注いでも手で感じた通り、かなりの泡立ちが見られます。 色は、基本的には薄ピンクで若干オレンジ色っぽさのある、なかなかキレイな色合いです。 香りは、ピノ・ノワールで作られていることがダイレクトに判る、 イチゴっぽいフルーツ香がメインのフレッシュな香りです。 とても若い感じで、いわゆるシャンパーニュみたいなイースト香とか熟成香はほぼ皆無です。 味は、かなりコクと甘味があって、なるほどチリ産のスパークリングな感じです。 とにかくシャンパーニュとは全く別物です。 というか、『イチゴのスパークリングです』と言われればきっとあっさり信じます。 だからイマイチかと問われればそうでも無くて、 春らしい感じがしてこれはこれで結構オッケーです。 香りのボリュームも甘さもあるワインなんで、 凍る寸前くらいまでキッチリ冷やして飲むのがよろしかろうと思われます。
ショップへのリンク:
コノスル スパークリングワイン ロゼ ブリュット [N/V]
74点 | 道場にて
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by 師範