最近更に迷惑メールがヒドイ。大体日に100~200本くらいは来てるんじゃないかな?
まったくもってあんなものにひっかかる人間がいるのか、
と不思議な気分ではあるけど、それにしてもヒドイ。
SPAMフィルター通さないと対応しきれない状態。
今やメール・アドレスを公開することは、世間に向かってゴミ箱の口を開けているようなものになってしまった感がある。 というわけで、これまでは門下生のページで、 門下生の方のメール・アドレスを"mailto:"で直接指定していたんだけど、 今後はそれにちょっと小細工して、ロボットが拾っても届かないようにすることにした。 人間だとちょっと考えればわかる程度の小細工です。 (Webサイトをお持ちの方へのリンクは、アドレス指定のままです) |
Don Simon "Seleccion" (Tinto) 2005 ドン・シモン "セレクシオン" (赤) 2005 | J.Garcia Carrion J.ガルシア・カリオン | |||
Tinto 赤 | Castilla (VdT) カスティーヤ (ビーノ・デ・ラ・ティエラ) | Castilla (Espana) カスティーヤ (スペイン) | ||
\350 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日のワインは、2週間前に稽古した白と同銘柄の激安スペイン産。
ラベルと格付けは違うけど、1998産の赤とも稽古済み。
どちらもイマイチ、赤に至ってはケチョンケチョンな評価。
そもそもスペイン産の激安赤ってのは師範とあまり相性が良くないし。
果たしてこの逆境を跳ね返す好成績を残すかどうか!
・・・って、なんでコレ買っちゃったんだろ? 色は思ったよりも薄くなく、 ACブルゴーニュ以上ACボルドー未満といった感じでそこそこ普通の色合い。 香りは弱い。安スペインにありがちなヤニっぽさも控えめだけど、 その分安赤ワイン一般にある膏薬っぽい匂いが支配的。 味は軽い。めちゃめちゃ軽い。でも、渋味もあって酸味もあって、 感じ方によっては甘みもあるような気がしたりで、要素的には最低限必要なものは持っている模様。 いわゆる普通の安赤ワインの典型、といった感じ。 値段を考えれば損した気はしない。 ただ、当然ながら得した気もしないワイン。 350円という出費はたいして痛くないけど、 こんなワインのために肝臓君に無理をしてもらった、ってのがね。 | ||||
63点 | 自宅にて |
La Grille Sauvignon Blanc "La Bestiole" 2005 ラ・グリエ ソーヴィニョン・ブラン "ラ・ベスティオール" 2005 | Jean-Marc Duvernay (Cave du Haut Poitou) ジャン・マルク・デュヴルネイ (カーヴ・デュ・オー・ポワトー) | |||
Blanc 白 | Haut-Poitou (VDQS) オー・ポワトー (ヴァン・デリミテ・ド・カリテ・シューペリュール) | Loire (France) ロワール (フランス) | ||
\1,047 | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、キュウリと大根とトマトのツナサラダ、タコとワカメの酢味噌和え、
カツオの刺身、(昨日の残りの)ジャガイモとニンジンと玉ねぎの煮込み。
最後の煮込みは、いわば「肉無し肉じゃが」です。
誤解の無いよう言っときますけど、師範宅は決して貧乏ゆえに肉じゃがから肉を抜いたのではありません。
理由は、最近プチ師範代/プチプチ師範代があまり肉を食べないからであります。
肉より魚、魚より野菜なんだよねぇ、なぜか。
健康面では良いんだろうけど、好き嫌いがあるという意味ではちょっと問題だなぁ、と。 閑話休題、本日のワインの紹介を。 前述のごとく魚メインの料理なんで、白ワインをチョイス。 選んだのは、ロワール地方のワインで、 AOC以下VdP以上の微妙な立ち位置にあるVDQS格付けのワイン。 品数的にも非常に微妙で、 安ワイン者たる師範といえどもVDQS格付けのワインを飲むのはめったに無かったり。 突然今晩の食卓に登用したんで、常温(といっても涼しい部屋なんで20度弱かな?)からスタート。 色は非常に薄め。グラスの内側には微小な泡が見えて、炭酸が残っていることが伺える。 香りはかなりいい感じ。グレープフルーツのような、 いかにもフランスのソーヴィニョン・ブランといった感じの香り満載。 味も、炭酸のジリジリ感を除けば、キリリとした酸とコクがあっていい雰囲気。 といった感じで、なかなか好スタートを切ったわけだけど、 ラピッド・アイスを巻いて冷やしつつ飲んだら、 だんだん金属的かつツッケンドンなワインになってきた。 うーん、こうなると印象変わるなぁ。 ワイン自体の印象としては、温度を下げず今時分の室温で頂いたらかなり好印象で、 この値段とは思えない高品質なワイン。 でも、ぬるい白ワインなんて飲みたくないからねぇ。 冷やしたらある意味凡百なワインの野に下るわけで。難しいなぁ。 | ||||
73点 | 自宅にて |
Morey-Saint-Denis 1er Cru "Les Ruchots" 2002 モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ "レ・ルショット" 2002 | Dom. Pierre Amiot et Fils (Jean-Louis et Didier AMIOT) ドメーヌ・ピエール・アミオ・エ・フィス (ジャン・ルイ・エ・ディディエ・アミオ) | |||
Rouge 赤 | Morey Saint Denis 1er Cru モレ・サン・ドニ1級畑 | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\4,275 | 2006/10/07 | サンタムール | カツミ商会 | |
本日はプチプチ師範代2歳の誕生日イヴ。
ちょこちょこと病気をしながらも2歳になってくれました。
あー目出度いめでたいお祝いおいわい、ってことで破戒価格の良いワインをチョイス。
この造り手のモレ・サン・ドニは、2年前に村名と稽古済み。
非常に好印象のワインだったので、ちょっと値が張るけど1級畑にも挑戦。
ちなみに料理は、豚スペアリブのワイン煮込み、ブロッコリーのサラダ、エビの炒め物。 期待を込めて抜栓。キャップシールはこの値段のワインには見合わない、安っぽい薄手のアルミ製。 でも、コルクは畑名とヴィンテージの入ったピッカピカのもの。 色は、いかにも高級ブルゴーニュらしい赤々として艶と照りのある紫色。 熟成感は出始め、といった感じか。 香りバッチリ。プラムみたいなキュンッと締まった果実香、ほんのり革のような獣香、 奥の方で構成をまとめている樽香、それらが良い感じに一体化している。 味も丸くて柔らかで・・・って感じではあるんだけど、 ジリジリっとした渋味がちょっと邪魔。 抜栓後時間が経つとこのジリジリ感が飛んじゃえば良いなぁ、と思いつつゆっくり飲んで。 抜栓後2時間くらい経つと、ジリジリ感は確かに控えめになるんだけど、 その分香りのボリュームとかもおとなしめになる。うーん、諸刃の剣ですなぁ。 高級ブルゴーニュの片鱗はきっちり味わえて、なかなかイケてるワイン。 ただ、村名モノに比べてのプレミアム感はあまり無いような。 その点、コストパフォーマンスという意味では若干見劣り。 ちなみに、プチ師範代の香りテイスティングによれば 『梨、さくらんぼ、ミックスジュース、プールとかの水道の水』だそうな。うーん、なるほど。 | ||||
82点 | 自宅にて |
Le Grand Mouton Noir Cabernet-Shiraz 2001 ル・グラン・ムートン・ノワール カベルネ・シラーズ 2001 | ||||
Rouge 赤 | Oc (VdP) オック (ヴァン・ド・ペイ) | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\1,280 | 2006/11/15 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | マルカイ・コーポレーション | |
本日の夕食はおでん。ワインに合わない料理の「東の横綱」であります。
でも仕方ないのよ、スーパーに買出しに行ったらプチプチ師範代が「コレ食べたい!」だったから。
で、合わないながらも無理やり合わせるとしたら泡かすっきり系の白なんだけど、
白泡は昨日一昨日と続いたし、明日はスペアリブのワイン煮込みを作るんで赤ワインが必要になるし、
ってことで赤を。
このワインは、2年前に稽古済み、
インポーターの在庫処分か何かで値下げした(せざるを得なかった?)模様。 まずは実家から届いたパンとともにスタート。 色には良い感じに熟成感が出ていて、澄んだ静脈血のようなレンガ/オレンジっぽい雰囲気の入った紫色。 香りは、以前の印象とはかなり違う、おとなしくて弱弱しい内容。 果実も樽も一緒くたで、小さく小さくまとまってしまっている。 味も、香りと同じく弱めのボリュームになっているけど、 醸し出す雰囲気は悪くなくて、熟成ワインの楽しみの一端が味わえる。 抜栓後1時間、いよいよ食卓におでんが登場。 相性は最悪かと思ったけど・・・意外と悪くない。 若さバクハツ系のワインじゃなかったのが奏功したのかも。 ・・・というわけで、このくらいの値段のワインを置いとくとこうなりますよ、 ってな感じでわかり易く熟成したワイン。 香りだけをとると「こりゃ値下げせざるを得ないよなぁ」なんだけど、 一本飲んで全体を俯瞰すると、意外とお買い得感がある。 | ||||
74点 | 自宅にて |
Zeta Cava Brut N.V. ゼータ カバ ブリュット (ヴィンテージ無し) | Bodegas Espana Autentica ボデガス・エスパーニャ・アウテンティカ | |||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
\1,134 | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | |
本日は、勤務先を休んで衣替えしたり風呂掃除したり、
スーパー銭湯へ行ったり。
良いですなぁ、スーパー銭湯。
幸いなことに師範宅から車で15分くらいの場所と、
反対側に20分くらいの場所それぞれにスーパー銭湯があって、
昨今の師範においては一人で休暇を取った日の唯一の娯楽といっても過言ではない状態
(年寄りくせぇなぁ)。
というわけで夕食も師範が用意して、オクラの酢の物、マグロの刺身、サバの塩焼き、具沢山の薩摩汁。
チャッキチャキの和食ってことでワインは泡モノをチョイス、
昨日のリベンジってことで、同じ造り手のもので。 色はシャンパーニュっぽい薄麦わら色。泡立ちはやや弱めかな。 香りのボリュームは弱めで、シャンパーニュの香りとは違う/カバの香りっぽい、 柑橘類っぽいストレートな果実香が感じられる内容。 味は、やや金属を舐めるようなキーンとした苦味っぽい感じがあるものの、 酸味と甘みが良い具合にバランスしていて雰囲気は悪くない。 そこそこ良く出来たカバ。1,000円ちょっとの値段なら高くなくて、 1,500円くらいが値頃感、といった感じ。 和風のメニューにもまずまずの相性でございました。 | ||||
72点 | 自宅にて |
Zeta Viura Chardonnay 2004 ゼータ ビウラ・シャルドネ 2004 | Bodegas Espana Autentica ボデガス・エスパーニャ・アウテンティカ | |||
Blanco 白 | Catalunya カタルーニャ | Catalunya (Espana) カタルーニャ (スペイン) | ||
\1,029 | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
飛び石連休の中日で休みを取って、師範は今日から4連休。
ただし、師範代やプチ&プチプチは明日も出勤。
その隙にこれまで出来なかった衣替えや風呂の徹底掃除をする予定。
夕食のメニューは、スモークサーモンのサラダ、ヤリイカとブロッコリーのガーリック炒め。
あわせるワインは、白であることは明白だけど、
サーモンは北っぽい料理/イカのガーリック炒めは南っぽい料理。
どうしようかなぁ、と悩んだ挙句、皿のボリュームで南の勝ちとして、
スペイン産の白をチョイス
・・・なんて書いてるとえらくマジメに合わせるワインを選んでるみたいだけど、
実際は遊びよ、ア・ソ・ビ。そもそも冷蔵庫にはコレとシャブリしか無かったし。
ワインの情報的には、
平均樹齢30年の古木?から手摘みで収穫され、天然酵母を用いた低温発酵、とのこと。 色に特徴無く、普通の安白ワインの色。 香りは、柑橘系の雰囲気が確かにするものの、 なんとなくグラスの奥に詰まって出てこない感じがする。 味は、甘くなく酸っぱくなくコクもなく、軽快さだけが取り柄な感じ。 うーん、販売店のページではいろいろと褒めてあったんだけどなぁ。 というわけで、いわゆる普通の安白ワイン。 改めてコルク(屑コルクを集めたものの両端に薄切りしたコルクが貼られたもの) を見ると、薄く貼り付けた液体側のコルクに空いた空隙の多くに、 黒々とした色が見て取れた。もしかしてブショネ? | ||||
65点 | 自宅にて |
Vin de Pays des Cotes du Ceressou "Alexaume" 2004 ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・セルソー "アレクゾーム" 2004 | Dom. de Cres Ricards ドメーヌ・デ・クレ・リカール | |||
Rouge 赤 | Cotes du Ceressou (VdP) コート・デュ・セルソー (ヴァン・ド・ペイ) | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\1,134 | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、ソーセージ入りニラ玉とシーフードたっぷりサラダ。
白が良さそうなメニューだけど、
うっかり冷蔵庫に白を入れとくのを忘れたので、食事の向き不向きとは関係なく赤を。
選んだのは、知らない地域のヴァン・ド・ペイ。
販売店のページによれば、樹齢の高いメルロー/カベルネ・ソーヴィニョン/シラー/カリニャンだとか。 色は若そうでストレートな青紫。熟成感なんかは微塵も感じられない、 ブドウジュースのような色合い。 香りはいかにも南仏っぽい。ブドウの品種的にはボルドーっぽくても不思議は無いんだけど、 ボルドーのソレとはかなり違う南の雰囲気。 やっぱり香りに関しては品種より酵母とかが支配的なのかな? 味も、まだブドウジュースの雰囲気を色濃く残す、 甘酸っぱくて皮目の渋さがダイレクトに感じられるような味わい。 結局のところ、「南仏のちょっと良いワイン」なわけです。 値段を考えればそれでも合格なんだけど、 販売店のページでの絶賛具合とか、シンプルなラベルのカッコ良さを考えると、 もうすこし上、ビックリレベルを期待するわけですな。 | ||||
71点 | 自宅にて |
Thompson Estate Cabernet Sauvignon 2002 トンプソン・エステート カベルネ・ソーヴィニョン 2002 | Thompson Estate トンプソン・エステート | |||
Red 赤 | Margaret River (Australia) マーガレット・リバー (オーストラリア) | |||
\1,590 (単品価格 \2,079) | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、高級和牛のヒレステーキとサーロインステーキ。それぞれ2枚ずつで4,500円也。
なんでまたこういう分不相応に高い肉を買ったかというと、
横浜地下街でクリスマスセールの福引をやってたわけですね。
そして、それを見たプチ師範代がやりたいと言うわけですよ。3,000円で一回出来るわけ。
で、「よしきた!」ってことで、駅側階段下のワイン屋さんに走ったんだけど、
コレがもう撤退してて本屋になっちゃってて。
仕方なく「夕食は何が良い?」と聞いたら『ステーキ』なんて言うもんだから、
3,000円を超えるような肉を購入。
普段の師範家では、ステーキと言えば豪州産の赤身あたりを買って、ややレアめに焼いた後サイコロ状に切って、
ポン酢と大根おろしと揚げニンニクで和風に仕上げるんだけど、
今日はシンプルに塩コショウとニンニクで。
・・・ってなこと書いてるとまるで暇な主婦のブログみたいですな。まぁ似た様なもんではありますが。
閑話休題、本日のワインは、オーストラリア産赤3本セット(送料&税込み 4,704円)の中の1本。 セットの中では最も高額商品で、単品価格は2,079円。 ボトルもスラーッと背が高くて下が細くなっている高級ボトルで、 「そんじょそこらのワインとは違います」感バリバリ。 ちなみにステーキ以外の料理は、鶏挽肉とカボチャの煮物、ネギ焼き、セロリスティック。 色は当然のように濃く青い紫色。 香りは、面白いくらいにカベルネっぽい青くささの残ったベリー香。あとは、 こちらも豪州産らしい派手な樽香。 味は、渋味がまだまだ若くてジリジリッとしたトゲトゲしさを身に纏っている。 2002年産でそこそこ年月が経っているんだけど、こういうカタブツさはカベルネの特徴かなぁ、と。 今回の3本セットの中では、一番ガッシリしたワイン。 値段が高いのも理解できる。でも、だから美味いってわけじゃないんだよね。 今の時点では、もう少し固さのとれたほかの2本の方が好印象。 | ||||
76点 | 自宅にて |
Nekeas Chardonnay "Fermentado en Barrica" 2003 ネケアス シャルドネ "フェルメンタード・エン・バリッカ" 2003 | Bodegas Nekeas ボデガス・ネケアス | |||
Blanco 白 | Navarra ナバーラ | Navarra (Espana) ナバーラ (スペイン) | ||
\1,000 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日の夕食は寄せ鍋。鍋の中身は、タラ、牡蠣、鶏モモ肉、豆腐、
長ネギ、白菜、水菜、エノキ茸、舞茸。ごく普通の鍋であります。
つい昨年あたりまでは、鍋といえば水炊きだった師範家だけど、
今年は出汁で煮る寄せ鍋が流行。九州から関東へ移り住んで16年、
だんだんコッチの嗜好になってきているのかも知れない。
という料理にあわせて選んだワインは、スペイン産の白。
「バリックで熟成」と声高に謳ってあり、樽香が強めであることが想像される。 色はかなり濃い黄色。 香りは、まるで昔ながらのカリフォルニアのシャルドネ風で、樽香コッテリ蜜香バッチリ。 プチ師範代に言わせれば「梨」の香り、 師範代に言わせると「梨ならば売れすぎた洋梨」の香りらしい。 味も、リッチなカリフォルニアン・シャルドネといわれば「なるほどそうですねぇ」と答えそうな感じ。 とにかく厚化粧、コッテコテでベッタベタだけど、それはそれで魅力があったりする。 例えて言えば叶姉妹ですな。鈴木その子さんみたく、化粧を剥いだら中はガリガリってんじゃなくて、 それなりにナイスバディな雰囲気が感じられる。これで1,000円は安いと思う。 だけど、それが好きかと問われれば、師範はあんまりそういう系統は趣味じゃ無いんで、 評価は高くないです。 | ||||
72点 | 自宅にて |
Bourgogne Pinot Noir 2003 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2003 | Dom. Michel Noellat et Fils ドメーヌ・ミシェル・ノエラ・エ・フィス | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,774 | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
昨日出来なかったヌーボーの試飲、今日会社帰りにチョロッと飲んで来ました。
ドミニク・ローランとモメサンと、その他2種くらい試したけど、
やっぱりドミニク・ローランのが頭ひとつ抜けてましたな。
でも3,000円以上もするワインと思うとねぇ。
「ありがとうございました」と深々と頭を下げて、試飲現場を逃亡。 さて本日のワインはコレ。 Web上に書かれた販売店の(ちゃんとテイスティンして書かれた)紹介文によれば、 『・・・クロード・デュガ系の樽使いで、あれより樽をひかえつつも、果実味をもっと足した感じで・・・』だそう。 ちょっと褒め過ぎ?という気もするけど、 こういうちゃんと飲んだ人が書いた文があると、思わず買ってしまうもんであります。 ちなみに料理は鶏の唐揚げ、蓮根のきんぴら。 色は、ACブルゴーニュとしてはかなり濃い目の赤紫。 澄んでいて照りがあって、なかなかキレイ。 香りもなかなかのもの。ちょっとだけ熟れ過ぎたような果実香と、 「クロード・デュガ系の樽使い」なのかどうかはわからないけど、 ブルゴーニュとしては焦がしが強く感じる(ボルドーっぽい)樽香がある。 味は、ACブルゴーニュとしてはかなり濃いクラス。 渋味はしっかりで甘みもあるけど、相対的に酸味は弱めかな? そのあたりは2003年の特徴だと思うけど。 ACブルゴーニュのくせに「まだ飲むのが早かったか」と思わせる雰囲気があるくらい、 なかなかシャンとしていて美味しいブルゴーニュ。 やっぱり2003年は安ワイン者に美味しいヴィンテージですな。 この年って、確か「歴史的な出来栄えのヴィンテージ」とか言って、 ヌーボーが売れに売れて売り切れ続出の年だったと思う。 それを考えると2006年のブルゴーニュはあまり期待できないかも。 | ||||
78点 | 自宅にて |
Don Simon "Seleccion" (Blanco) 2005 ドン・シモン "セレクシオン" (白) 2005 | J.Garcia Carrion J.ガルシア・カリオン | |||
Blanco 白 | Castilla (VdT) カスティーヤ (ビーノ・デ・ラ・ティエラ) | Castilla (Espana) カスティーヤ (スペイン) | ||
\350 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日はボージョレ・ヌーボーの解禁日。
あいにく退社時間が遅く、試飲は出来ませんでした。
週末にでもスーパーあたりで飲んでみるかな(買わないけど)。
ま、ボージョレ・ヌーボーなんてぇのは有る意味「縁日に立つテキヤのソース焼きソバ」なわけで、
それをそれと知って、お祭りの雰囲気も含めて楽しむんであれば良いわけだけど、
昨今の煽りはどうもそうじゃなさそうで。
生産量の少ない造り手のヌーボーを引っ張ってきて(わざわざ造らせて?)
あたかも「一流レストランが作る最高級ソース焼きソバ」
みたいな売り文句で売られているのを見ると、
なんだかなぁ、と思っちゃいますな。 閑話休題、ということで本日のワインのご紹介。 1本なんと350円の激安ワイン。 やまやでたくさん売られている「ドン・シモン」という銘柄のワインだけど、 凄いことにこのヴィンテージの入った「セレクション」の下に、一本300円のノーマル品がある。 それも、スポット的に安売りされていたというわけじゃなくて、いつもこの値段なんだよね。 コスト構造はどうなってるんだろ?と大変興味深かったり。 というわけでボージョレ・ヌーボーならグラス1杯分の値段のワイン、 はたしていかなるものかと。 打栓は集成コルク。これくらいの激安モノだとスクリューキャップも多いんだけど、 どっちが安いだろ? 色はほぼ無色で、敢えて色を拾えば薄黄緑色。アシやネットリ感は全く無くまるで水のよう。 香りは弱い。でも、確かに弱いっちゃ弱いけど、 柑橘系のフルーツっぽい白ワインっぽい香りがするにはする。 味は・・・まるで水。水にアルコールと柑橘類の絞り汁を足した、という感じ。 改めて裏ラベルを見ると、酸化防止剤以外に「酸味料含有」とある。 酸化防止剤と酸味料の二律背反した存在の面白みは置いといて・・・混ぜ物アリなのね。 結局のところ、恐ろしく軽くてホントに水のようなワイン。 夕食のメニューはカレイの煮付け(魚卵たっぷり)だったんで、 これくらい弱いワインの方が良かったっちゃ良かったんだけどね。 で、ボージョレ・ヌーボーの話に戻ると、 さすがにコレよりかはボージョレ・ヌーボーの方が良いかも・・・ってオチまで付いて。 | ||||
60点 | 自宅にて |
Mclvor Creek "Heathcote" Shiraz 2002 マクルヴァー・クリーク "ヒースコート" シラーズ 2002 | Mclvor Creek Wines マクルヴァー・クリーク・ワインズ | ||||||
Red 赤 | Victoria (Australia) ヴィクトリア (オーストラリア) | ||||||
\1,349 (単品価格 \1,764) | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
本日の夕食は、ローストビーフとサラダとパンとチーズと、
というイギリスの田舎の家庭料理のようなメニュー。
ワインは、週末と同じくオーストラリア産赤3本セット(送料&税込み 4,704円)の中の1本。
ラベルの見た目だと、1,000円前後のワインかなと思うけど、
実際の単品価格は1,764円(税抜き1,680円)。意外とお値段のするワイン。 コルクは短くて印刷/焼印の無い(ヴィンテージ表記のみあり)シンプルなものだけど、 ワインに接している部分はビロードのような質感で良い感じ。 色は当然のように濃い紫。 香りはなかなかよろしゅうございます。 ギュギュッと詰まったベリーっぽい果実の香りと、それほど強くはないけどちゃんと感じる樽香。 いかにもオーストラリアのシラーズ、といった感じ。 で、口に含むとガツンと濃くて渋くて閉口、ってのが一般的なオーストラリアのシラーズだけど、 このワインは2002年産という年月が幸いしてか、 結構柔らかめの味わいでカドが取れている。 ニューワールド産に不足しがちな酸味もあって、なかなかナイス。 オーストラリア産のこのクラスのワインって、ホントにハズさないですな。 特に、今回買った3本セットは、2003が1本/2002が2本と、やや古めのものなので、 固さも取れてて良い感じ。 ワインマニアな方でも無ければ、こういうワインに積極的な不満を持つ人はいないんじゃないかな。 普段ワインをあまり飲まない方々(でも明日だけ飲んだりする方々)にはこういうワインを飲んで欲しいな、と。 1/4ほど残して、バキュバン&常温保存の翌日、香りは明らかに前日より華やかに変化。 味には全くヘタった様子無し。たいしたもんだと+1点。 80(+1)点 | 自宅にて
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Hillbille Merlot 2003 ヒルビレ メルロー 2003 | Blackwood Valley Estate ブラックウッド・ヴァレー・エステート | |||
Red 赤 | (Australia) (オーストラリア) | |||
\1,188 (単品価格 \1,554) | 2006/11/08 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、カツオのカルパッチョ風サラダ、鶏手羽先のカレー風味グリル焼き。
肉類をあまり好んで食べないプチ師範代だけど、鶏の手羽先はなぜだか大好きみたい。
プチプチもなんだか最近あまり肉とか魚とかは食べないなぁ。
キュウリ、ピーマン、ニンジン、オクラ、一般に苦手な子供が多い野菜が大好きな、
ちょっと変わり者の姉妹。 閑話休題、ワインは最近買ったオーストラリア産赤3本セット(送料&税込み 4,704円)の中の1本。 この造り手のワインとは、以前シラーズの2003年産と稽古済みで、大変好印象。 さて抜栓。色は普通に濃い青紫。 でも、ボトルの色が濃くて、ラベルの色が黒なんで、 相対的に(目の錯覚として?)注いだワインの色は明るめに見える。 香りは、まことに想像通りというか、ミッシリ濃い果実香にしっかりした樽香で、 樽の焦がしが強いのか、結構ボルドーっぽく感じられる香り。 こういう香りだと味もさぞかし・・・と思って口に含むと、これが意外と重くない。 別段何かがものたりないわけじゃないけど、真ん中あたりが抜けたような、 なんとも不思議な軽妙さをもった味わい。 「やたらゴツそうなんだけど、口に含むと軽快」といった傾向は、 前回のシラーズと同様。14.6%と恐ろしく高いアルコール度数表記だけど、 あまり飲み飽きすることなく飲み進められる。 ただ、点数的にはシラーズの時ほどのビックリ感は無いので、やや抑え目。 ちなみにこのセット、 9月に光弘さん も飲んでます。 | ||||
78点 | 自宅にて |
本日の午前中は外出していたため、昼食は一家4人で永田山王台の寿司屋、
盤和寿司で。 やっぱり師範が知ってる近辺の寿司屋で、ランチだったらココがコストパフォーマンスは最強ですな。 左写真が1,000円のランチ2人前(=2,000円ですよ奥さん!)、右側が800円のランチを子供用にしてもらった一人前。 ご近所にお住まいの方は是非。「もっと良い店を知ってる」という方は情報を是非。 |
Rose de Chevalier 2005 ロゼ・ド・シュヴァリエ 2005 | Dom. de Chevalier ドメーヌ・ド・シュヴァリエ | |||
Rose ロゼ | Bordeaux Rose ボルドー・ロゼ | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
\1,380 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
夕食のメニューは鶏肉と豚バラをメインとした肉寄せ鍋。
肉料理ではあるんだけど、あまりに白っぽい色合いで、赤を選ぶか白を選ぶか悩むところ。
そこでロゼですよ奥さん! 赤白悩んだらロゼ、寿司屋で松竹梅あったら竹、コレぞニッポン人魂。
・・・ってなことは置いといて、
最近ボルドーの名門どころが造るロゼってのが増えている気がする。
このロゼも、グラーヴの名門「ドメーヌ・ド・シュヴァリエ」が造るロゼ。
ロゼだとそんな由緒正しそうな造り手のワインがこんな値段で買えるのも嬉しいところ。 色は濃い目のサーモンピンク。右写真の色そのまま/ロゼワインに思い浮かべる色そのまま。 香りは、目をつぶって嗅げばヘタレな赤ワインっぽい香り、目を開けて嗅げば・・・やっぱり同じ。 味も、それなりに渋味があってコクがあって、かなりガッシリした味わい。 「女子供の飲み物ロゼ」って印象に真っ向から異を唱える、 男気ばっちりな雰囲気。 気合の入った造り手は、ロゼでも気合が入っているなぁ、と。 ただ、それが必ずしも美味しさには繋がるわけではないというか、 ロゼなんてぇのにはもっと柔らかくて薄ら甘くて人懐っこくて・・・ってのを期待するわけで。 | ||||
70点 | 自宅にて |
Bourgogne 2004 ブルゴーニュ 2004 | Maison Ambroise (Bertrand Ambroise) メゾン・アンブロワーズ (ベルトラン・アンブロワーズ) | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,880 | 2006/10/07 | 信濃屋 横浜店 | ラック・コーポレーション | |
昨日までの激安系カリフォルニアに懲りて、本日は平日ながらちょっと良いワイン、
ってことでフランスのブルゴーニュ産を。
造り手は、モダンな雰囲気で好印象なメゾン・アンブロワーズ。
基本的に派手な味わい&派手なラベルで、米国市場を意識したような造り。
もう5年くらい前だったけど、英国ヒースロー空港にはこの造り手のワインがいっぱいだった気がする。 さて抜栓。さすがにちゃんとした造り手はコルクもちゃんとしている。 色は、ACブルゴーニュとしてはかなり濃い目の赤紫。 香りは、残念ながらかなり弱め。深~く嗅ぐと、梅っぽさとケモノっぽさが感じられる。 香りのボリュームの無さから「失敗したなぁ」と思いつつ口に含むと、 味のほうが結構しっかりしていて、キレイな酸と旨味がタップリの、 なかなか楽しいワインであることが判明。 抜栓後やく2時間、もう少し香りなんかが開くかなぁ、と期待したけど、 残念ながらほんのちょっとだけカラメルっぽい樽香が感じられるようになっただけ。 ただ、味わいの方は特段ヘタる感じも無くて、結構タフ。 2,000円弱のブルゴーニュとしては十分でしょう。 メゾン(ベルトラン)・アンブロワーズって、もっと今風のワインを造るのかと思ったけど、 このワインに関してはいわゆる古き良きブルゴーニュって感じ。 造り手が方針を変えたのか、あるいはACブルゴーニュクラスだとモダンさを演じるのは無理なのか。 | ||||
75点 | 自宅にて |
Stone Valley Merlot 2004 ストーン・ヴァレー メルロー 2004 | Stone Valley ストーン・ヴァレー | |||
Red 赤 | California (USA) カリフォルニア (アメリカ合衆国) | |||
\680 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日のワインは、昨日に引き続きカリフォルニア産の赤で。
昨日のは激安系、今日のも価格を見れば激安系ではあるけど、
きっと内容的には雲泥の差、とまではいかないまでも、綿と泥くらいの差はあると期待して。
とはいえ、"Stone Valley"なんていう没個性っぽい名前(日本語だと「石谷」さんかな?)、
なんとも冴えないラベルという、「綿」のレベルまで到達できるか、若干の不安を抱えつつ抜栓。 色は昨日同様、カリフォルニア産のメルローとは思えない薄めの色合い。 香りもある意味同様。雑巾臭こそ無いものの、 覇気の無い香りでやたらおとなしめ。 味も予想外。良く言えば甘酸っぱくて柔らか、悪く言えば弱くて芯の無い味わい。うむー。 柔らかくて飲みやすくて、考えようによっては熟成したワインのような雰囲気だけど、 正直「ヘタレ」な印象は否めない。 というわけで、残念ながら「綿」までは届かなかったなぁ。 せいぜい「木」くらいな程度。というわけで、昨日のワインとは「木泥の差」。 | ||||
65点 | 自宅にて |
Carlo Rossi California Red N.V. カルロ・ロッシ カリフォルニア・レッド1 (ヴィンテージ無し) | E & J Gallo E&J ガロ | |||
Red 赤 | California (USA) カリフォルニア (アメリカ合衆国) | |||
(\399 : 187ml) | 2006/11/08 | ガスト保土ヶ谷駅前店 | ガロ・ジャパン | |
本日の夕方は、家族そろって行きつけの小児科でインフルエンザの予防接種。
終わったのが7時ごろだったこともあり、
プチ師範代が『お子様ランチが食べたい』と言うこともあり(晩飯で「ランチ」て)、
近所のファミレス「ガスト」にて夕食。
料理に関しては、まぁ想像通りのアレでとりわけなにも申し上げることはないわけだけど、
プチ師範代はキッズプレートを『おいしー』と楽しそうに食べてた。
親の味覚も推して知るべし、というところ。 で、「安ワイン道場魂」を発露して、ワインも飲んでおります。 前回は白を飲んでいるんで、今回は赤をチョイス。 容量は187mlのベビーボトル、銘柄は「いかにも」って感じのカルロ・ロッシ。 色はかなり薄め。いわゆるカリフォルニア・ワインの色とは違う感じ。 香りは、葡萄そのままの香りと、こういう激安ワインにありがちな雑巾臭。 味は非常に軽め、でも後味に尖った渋味が残る。 ラベルには - 保存料 (ソルビン酸カリウム) - 酸化防止剤(亜硫酸塩) とあって、酸化防止剤は良いとしても保存料ってのは普通見ないんで、 それなりにフレッシュ感があるのかと想像したけど、実際はいわゆる普通の激安モノ。 その後コンビニにも同じものがあって、値段を見たら205円。 ってぇことは仕入れはまず100円は切っているだろうなぁ。 この値段でこの利益、持っていくなぁ。 ともあれかなり厳しいワインで、187mlを飲みきるのが精一杯。 白の方がずっとマトモ。 | ||||
53点 | 「ガスト保土ヶ谷駅前店 」にて。 |
Freixenet "Excelencia" Seco Rose N.V. フレシネ "エクセレンシア" セコ ロゼ (ヴィンテージ無し) | Freixenet フレシネ | |||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
\1,580 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日の料理は焼きタラバ蟹。
蟹って好きな人が多いと思うけど、師範的にはどうでも良いと言うか、
食べれば美味いんだけど、どうしても食べたいと思うことは少なかったり。
ただ、なんだか昨日から焼き蟹を食べたくなったのね。
それで、スーパーに行くと、待ってましたばかり活タラバ蟹が売られていて、
けっこう良い値段だったけどフラフラと誘われるように購入。
他のメニューは、酢牡蠣とか、オクラの酢の物とか。 というわけで、ワインは魚系の料理に合わせて、ってことでスパークリングを。 モノは、スペインの大メジャー、フレシネのちょっと高級版ロゼ。 さて抜栓。色はドピンク。薄ブルゴーニュよりちょっと薄いくらい、 いわゆるロゼのスパークリングとしてはかなり濃い目。 泡立ちは思いのほか弱め。 だいたいこういう「ちょっと高級」な非スパークリングって、 これでもかってくらい泡が強かったりするけど、このワインはおとなしめのガス圧。 香りは、パンみたいなスパークリングらしい感じも若干ありつつ、 どちらかというと黒ブドウ(品種的にはガメイとか)みたいな香りがメイン。 味は、そこそこ中庸な感じで、とりわけ良い点も無ければ悪い点も無い、という雰囲気。 フレシネって、いわゆる黒とか金色のヤツはやたら金属的な印象があったけど、 このクラスになるとまずまず普通に感じられる。っていうか残念ながら普通止まり。 でも、焼き蟹や牡蠣との相性はなかなかのものでございました。 | ||||
73点 | 自宅にて |
Bourgogne Chardonnay "Les Murelles" 2003 ブルゴーニュ・シャルドネ "レ・ミュレル" 2003 | Dom. Roux Pere & Fils ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス | |||
Blanc 白 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,416 | 2006/10/01 | サンタムール | カツミ商会 | |
本日の夕食は、トマトとキュウリとブロッコリーのサラダ、尾赤アジのカルパッチョ、
鳥手羽先の塩orカレー風味グリル焼き。
キュウリってヤツはとことんワインには合わんですな。
あと、「尾赤アジ」ってのは初めて見たけど、かなり大きめのアジで、「鹿児島産天然モノ」とあったんで、
なんとなく普通の真アジより良さそうに見えて購入。
帰ってから調べたら「尾赤アジ」はその名の通り尾の赤いアジで、
ムロアジの仲間、グラム単価は真アジより安いんだとか。へぇ~。
・・・ってなことで選んだワインは、畑名?付きACブルゴーニュのシャルドネ。
この造り手のワインは良く飲んでいて、安いクラスが結構魅力的な印象あり。 色は結構しっかりした黄金色。でも、見た目にトロっと感があまりなくて、比較的サラッと。 香りは、フルーツや樽みたいな若いワインの雰囲気が弱くなって、 漬物のような熟成香が幅を利かしている感じ。 味も、厚みはあまり無いものの、酸味なんかの突出感やトゲトゲしさのない熟成した雰囲気。 うーん、美味いっちゃ美味いです。 1,500円のワインとは思えないくらい、ちゃんとストーリーのある味わいで。 でも、コレが2003年産ってのは、 ちょーっと意外な熟成具合。若いもん好きの師範としては、 狙いドコロは別なところにあったわけで。 | ||||
70点 | 自宅にて |
Lambrusco N.V. ランブルスコ (ヴィンテージ無し) | Chiarli キアルリ | |||
Frizzante 微発泡 | Emilia Bianco (IGT) エミリア・ビアンコ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) | Emilia Romagna (Italia) エミリア・ロマーニャ (イタリア) | ||
\398 | 2006/10/21 | やまや洋光台店 | やまや | |
本日の帰宅は日付が変わる少し前。でも、明日は休みなんでワイン飲んじゃいます。
でもでも、さすがに普通のを1本開ける元気は無いので、
チューハイ気分でアルコール度数が低くて(7.5%)微発泡のランブルスコをチョイス。
お値段の方もチューハイ気分、なんと1本税込み398円。
イタリアの安スパークリングといえばアスティが代表的だけど、
師範は案外キライじゃ無いのね、アスティ。
「高級品/希少品が無い」「甘くて発泡」ということで、
いわゆるワインマニアな方から見れば『あんなのはオンナ子供の飲み物』
と見られる傾向があるような気がするけど、師範はそういうのもアリだと思う。
だいたい「オンナ子供」好きだし(ってソレは意味が違うか)。
というか、酒好きのことを「辛党」なんて言うじゃないっすか。
師範はアルコール飲料がメッポウ好きだけど、同時に甘いものも好き。
ケーキも食べるしアイスも食べるし、コースのデザートは思いっきり楽しみだし、
玉子屋弁当に缶詰のフルーツが入ってたりすると嬉しかったりするし。
飴なんかも好きだったりで、ふと食べたくなって飴を買っちゃったりしたら、
一気に一袋くらい食べ干しちゃうくらい節操が無かったり。
と、甘党をカミングアウトしつつワインの印象を。 さて抜栓。栓はスクリューキャップ。 で、これが恐ろしく開けにくい。昔のジャムの栓みたい。 いろいろ苦労してやっと抜栓。 色は非常に薄く、泡も申し訳程度。 香りはほぼ無いに等しく、頑張って嗅いでもツバみたいな香りがするのみ。 味は、低いアルコール度数の割には意外としっかりした味わいが感じられ、 甘いっちゃ甘いけど嫌味なほどじゃないバランス。 ただ、恐ろしく余韻が短い。先週末に飲んだドンペリがステップ応答だとすれば、 このワインはまさにインパルス応答(・・・って、技術系の方にしか判らない例えでスミマセン)。 と、文面だけ見るとダメダメっぽいんだけど、実際は案外悪くないのね。 この値段なら十分許せる範囲内。オンナ子供な方は是非(って、子供は飲んじゃいけません)。 ちなみに、酒も甘いものも好きな師範だけど、体脂肪率は14%前後であります。 | ||||
68点 | 自宅にて |
Chateau Les Graves de Viaud 2000 シャトー・レ・グラーヴ・ド・ヴォー 2000 | Ch. Les Graves de Viaud (Dom. de Viaud) シャトー・レ・グラーヴ・ド・ヴォー (ドメーヌ・ド・ヴォー) | ||||||
Rouge 赤 | Cote de Bourg コート・ド・ブール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | |||||
\965 | 2006/10/07 | サンタムール | カツミ商会 | ||||
本日のワインは、良年2000年産のボルドー。
ACコート・ド・ブールは、マルゴー村の対岸に位置する右岸地域。
この地域を紹介しているWebサイトなどでは『最近メキメキと品質を向上させて云々』
などと書かれているけど、
師範の経験した過去7本の稽古記録を見る限りでは、概ねどれも70点前後という中庸な点数。
ただ、安くても意外と年季の入ってるモノが良く出る産地ではあるみたい。 裏ラベルを覆い隠すように貼られたインポーターのステッカーを注意深くはがすと、 造り手が貼ったラベルが表れた。それによれば、 らしい。これが、インポーターが貼ったステッカーによれば、 らしい。ブドウ品種の情報が増えているのは嬉しいけど、 ところどころ微妙に違ってるのは何なんですかね? インポーターが試飲して「そりゃちがうだろ!」ってんで相性のいい料理にパスタを加えたり、 適温を+1℃上げたんだったらアッパレだけど、 「この価格帯/この地域のワインだったら無条件にこの記述」 ってワークフローがあるような気がしないでもなかったり。 で、ワイン自体は、ちょうどいいくらいに熟成感が感じられる色と、 そこそこボリュームがあって良い感じの香りと、 軽めながらバランス良くまとまった味わいがあって、なかなかどうして侮れない雰囲気。 というわけで、過去飲んだコート・ド・ブールの中ではかなり良い感じのワイン。 ワインの印象に関する記述が簡単な割には前置きが長いような気もするけど、 まぁ良いじゃないですか。 師範の場合、ウチと似たようなサイトを見る時は、 ワインがどうだったか、ってことよりその前座の部分を読むのが楽しかったりするし。 ともあれ1,000円以下のワインとしては上出来、500円くらい得した感じ。 75点 | 自宅にて
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by 師範