門下生報告(2017年)

なんか人に知らせたいことがあればSNS等様々な手段のある昨今ですが、 それでも師範にメールを頂けるありがたい方々からのご報告です。


門下生第四十八号柳沢殿より (報告日:2017年11月27日)


Galodoro Reserva 2014
名称Galodoro Reserva 2014
等級Vinho Regional Lisboa
品種Castelão, Touriga Nacional, Camarate, Tinta Miuda
稽古した日2017年11月27日
稽古した場所自宅(千葉県某市)
購入店ジュピター 流山おおたかの森S・C店
価格950円(税別)

 連投ですみません。 時々買い物に行くショッピングセンターに最近輸入食料品店ができました。 一つ先の駅にある別のショッピングセンターにはカルディがあり、コンセプトとしては完全に競合するのですが、 ワインも含めた品揃えはこちらに軍配が挙がり、重宝しています。 このワインは価格的にもデイリーワインの範疇で、今回は通常価格で買いましたが、会員になると年に何回かセールもあるようです。

 ポルトガルのワインにはこれまであまりいい印象がなく、土着品種でもありクセがあるのかなと思っていたところ、 全然そんなことはなく素直な味わい。おそらく気候に恵まれているのでしょう、 よく熟したニュアンスはグルナッシュ主体のローヌ南部のワインにも似ていますが、 過度に甘ったるいところもなく好感が持てます。 裏ラベルによると3ヶ月の樽熟成をしているとのことですが、熟成香もそれなりにあります。 この値段としてはかなり健闘しているクチではないかと思います。

師範より

 またまたご報告、ありがとうございます。輸入食材店で扱われるワイン、結構頑張っているものも多いですよね。

 ポルトガル産のワインに対しては師範も似た印象を持っています。 安い/若いポルトの印象が強いからか、やたら青っぽいというか洗練されてないものが多い感じですよね。 ところがコレはそうでもなく素直な味わいとのこと。なにか一般化して記憶したいところですが、 品種は「Castelão, Touriga Nacional, Camarate, Tinta Miuda」と全く馴染みの無い名前が並んでいるし、 「リスボン近郊」という原産地もなんか漠然。 もう少し判りやすい指標が欲しいところですよね、ポルトガルのワインには。

 ・・・なのでこのニワトリのラベルを記憶しておきます。 調べたらイオンでも取り扱いがあるみたいなんで、見かけたらゲットします。


門下生第四十八号柳沢殿より (報告日:2017年11月23日)


Sierra Batuco Reserva Pinot Noir 2016
名称Sierra Batuco Reserva Pinot Noir 2016
稽古した日2017年11月22日
稽古した場所自宅(千葉県某市)
購入店コストコ新三郷店
価格780円(税込)

 安ワイン界におけるピノ・ノワールのスタンダードがコノ・スルであることは師範だけでなく 国内外のワイン雑誌でも広く認められているところかと思います。 ヒュー・ジョンソン氏のポケット・ワインブックによると、 コノ・スルが南米最大のピノ・ノワール生産者だそうで。 ワタクシは以前レゼルバを愛飲しておりましたが、自宅近くのスーパーで月1回ワインの2割引セールがあり、 そこにオーガニックのピノがあるので、別に有機栽培信奉者でもないのですがそちらを買っています。

 ところで。何の気なしに買ってみたこのチリピノ、価格的にはコノ・スルで言えばヴァラエタル・シリーズ並みですが、 味わいはコノ・スルのレゼルバよりも上のような気がします。 インパクトはコノ・スルのほうがありますが、安ピノにインパクトを求めるのはそもそも筋違いでしょうし。 複雑さというか上品さというか、そうしたものがこのSierra Batucoからは感じられます。 難点はサクッとネット検索してみた限りでは国内だとコストコしか販売店が見つからないところ。 師範はコストコを退会されたやに伺っておりますので、このワインをお買い求めになるのは難しいかもですが、 機会がありましたら是非お試しのほどを。

師範より

 ご報告ありがとうございます。

 この造り手のワインは、 カベルネ・ソーヴィニョンがメインのブレンド赤と昨年稽古しておりますが、 ピノ・ノワールはノーチェックでした。コノ・スルと比較するのも面白いかもですね。 コストコ、退会してもうすぐ1年になるので、年明けあたりにまた入会したいと考えています。 再入会したらゲットしてみます。

 それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十八号柳沢殿より (報告日:2017年9月9日)


Cono Sur Bicicleta Pinot Noir Rose 2016
名称Cono Sur "Bicicleta" Pinot Noir Rosé 2016
生産者Viña Cono Sur
稽古した日2017年9月9日
稽古した場所自宅(千葉県某市)
購入店タカムラ
価格788円

 お久しぶりでございます。
 この間も稽古は欠かさず続けているのですが、新しいネタになかなか出会えなかったのと、 仕事が少し忙しくなっていたこともあり、投稿がご無沙汰になってしまっておりました。

 さてこのワイン、コノ・スルのスタンダード・レンジなので一見何も珍しいことはありませんが、 面白いのはロゼだということです。品種はピノ・ノワール。 ピノの赤ワインを醸造する過程でできたセニエを使ったものだろうと思いますが、辛口ロゼとしてなかなかしっかりした造りです。 コノ・スルのピノ・ノワールの赤はワタクシも常にセラーに置いていますが、 それと共通するフレーヴァーを持ちながら、より辛口寄りというか白ワイン寄りに振った印象。
 我が家の今日のディナーは某大手加工食品メーカーのチルドピザ。 チーズとバジルを別に用意して増量すると出来合いのピザでもなかなかイケます。 ピザに合わせるワインとしてはこのワイン、相性は良好でしょう。 一番暑い時期が過ぎた今くらいが、辛口ロゼをいただくにはちょうど良いタイミングのような気がします。

師範より

 9月にして本年一本目のご報告、閑古鳥が鳴きまくりのこのページですが、見捨てずお付き合い頂きありがとうございます。

 コノ・スルのピノ・ノワール・ロゼ、道場ではまだ未稽古なのですが、 Twitterでもご推薦を頂いていて、稽古しなきゃと探している最中なんですよ。 でも、あまり普通の酒屋さんには置いてないんですね。やっぱりネットで買うしか無いのかな? 今度またコノ・スルをまとめ買いする際にはロゼも追加することにします。

 それでは、またナイスなワインがありましたらご連絡下さい。 安ワイン道場はいつでも門下生の皆様に門戸を開けてお待ち申し上げております。

2017/10/20追記:
稽古しました。