- 門下生
本日は、インポーター「都光」の社長でもあり、みんなの飲み友だちでもある戸塚尚孝さん(以降NAOTAKAさん)を囲んで持ち寄りワイン会。 会場は、6月にも利用したドットブリッジ渋谷神泉というレンタルスペース。 また今回も、まささんが幹事役、あいさんがサポートをやってくれています。いつもありがとうございます。
今回の参加者は下記の12名です。
・まささん(幹事)
・NAOTAKAさん
・あいさん
・mishikaさん
・ハッピーなつみさん
・ななさん
・あけみさん
・獄門島狂子さん
・とおるの安ワインさん
・ayucowさん
・ワイン@飲み専さん
・安ワイン道場師範
それでは、12人で18本、ズラズラーッと稽古をつけて参ります。
名称 | Pascal Lallement Brut Premier Cru N.V. パスカル・ラルマン ブリュット プルミエ・クリュ N.V. |
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生産者 | Pascal Lallement パスカル・ラルマン |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
1本目のシャンパーニュは、幹事のまささんが持参されたもの。
NAOTAKAさんが社長を務めておられるインポーター「都光」が輸入しているシャンパーニュ、
パスカル・ラルマンです。シャンパーニュ、仕入れ価格が上がって大変なんだとか。
今のうちに買っておいた方が良い、という話でした。
色は結構しっかりとした薄黄金色です。
黒ブドウが多いのかな~と思って調べたら、ピノ・ノワール40%, ムニエ40%, シャルドネ20%とのこと。正解です。
香りには結構熟成感があって、高級な飴みたいな香りがします。熟成期間は48ヶ月とのことなので、やっぱり長めですね。
味わいは、ベリーっぽい甘さがあって親しみやすいバランス。こういうの好きなんっすよ。
とてもよく出来たシャンパーニュだと思います。やっぱりブラン・ド・ブランよりは黒ブドウが多めの方が師範は好きだな。
特にムニエ多めのわかりやすいタイプが好きです。お子様味覚でございます。
点数 | 82点 |
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全員は揃っていませんが、時間になったら乾杯するのがルールです。 だってね、この本数をこなそうと思うとかなりのペースで飲んで行かなきゃ、なんですよ。
名称 | Gatinois Aÿ Grand Cru Brut Tradition N.V. ガティノワ アイ・グラン・クリュ ブリュット・トラディスィオン N.V. |
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生産者 | Gatinois ガティノワ |
価格 | (あいさんから) |
購入店 |
すぐに2本目のシャンパーニュを頂きます。
こちらはあいさんが持参されたもので、ガティノワのグラン・クリュ畑。
そしてあいさんだから"Aÿ(アイ)"、良いですね~。
だれか"Shihan"ってシャンパーニュ造らないかな・・・造らないよね。
↑の残りがあったので飲み比べましたが、外観はこちらの方が少しだけ濃いめでした。
香りは、こちらの方がちょっとフレッシュというか、リンゴのようなフルーツの香りが残っていたように思います。
品種はピノ・ノワール90%, シャルドネ10%のようです。
味わいは、ちょっとだけこちらが甘くて濃い印象がありました。なつみさんが「クリーミー」と言われていてなるほど!と思いましたよ。
こちらも大変美味しゅうございました。でね、この2本、違いがあるようなこと書いていますが、
並べて比べなかったらまず違いなんてわからないと思います。NAOTAKAさんも「シャンパーニュはよくわからん」と言われてました。
日本一多くのシャンパーニュを輸入しているインポーターの社長でもそうですから、我々はわからなくて当然です。
点数 | 83点 |
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テーブルには皆さんが持参されたおつまみがズラズラーッと並んでおります。 今回の大ヒットは、なつみさんが持参されたトリュフ塩パン。 見た目は普通のバターロールなんですが、トリュフの香りがしっかりしていて、ワインの肴にバッチリでした。
名称 | Bourrgogne Aligoté 2021 ブルゴーニュ・アリゴテ 2021 |
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生産者 | Sylvain Pataille シルヴァン・パタイユ |
価格 | (あいさんから) |
購入店 |
こちらもあいさんが持参されたワインで、人気急上昇中の造り手シルヴァン・パタイユのアリゴテです。
アリゴテといって侮るなかれ、お値段は道場の稽古範囲をはるかにオーバーする高値で売られているみたいです。
「ありがて~」なんて、師範が道場を始めた26年前にもすでに使われていたダジャレが横行しておりました。
色は、アリゴテとしてはやや濃いめの」レモン色です。
香りも、青リンゴや梨みたいな涼しげなフルーツの香りに、ほんのり香ばしいナッツの香りが感じられます。
味わいも「これがアリゴテ?」ですね。酸味は穏やかでふくらみがあって、言われなきゃ普通にシャルドネだと思いそうな丸っこい味わいです。
このアリゴテ、本当に「ありがて~」なワインでしたよ。やっぱりブルゴーニュは造り手が大切だな。
一般的なアリゴテに対する「酸っぱいワイン」な感じは一切ありませんでした。
点数 | 84点 |
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おつまみがたくさん並んでおります。奥から時計回りに、師範が持参した濱吟焼豚、成城石井の焼きそば的なものと空心菜の炒め物、 オシャレに包まれた稲荷寿司。 どなたがどれを持参されたのかほとんど把握しておりませんが、どれも美味しゅうございました。
名称 | Ataraxia Chardonnay "Earthborn" 2020 アタラクシア シャルドネ "アースボーン" 2020 |
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生産者 | Ataraxia Wines アタラクシア・ワインズ |
価格 | (mishikaさんから) |
購入店 |
次は、mishikaさんが持参された南アフリカのシャルドネを飲み比べていきます。
造り手はどちらもアタラクシアで、ヴィンテージも同じ2020年産。
醸造法が異なるようです。
まずこちらは"Earthborn"と名付けられたオーガニック製法。100%フレンチオーク(225L。新樽20%使用)で天然発酵。
マロラクティック発酵なしで10か月熟成。製造においては少量のSO2以外は何も加えられておらず、生産量1878本の限定生産だそうです。
色は薄めのレモン色なので、外観上はまぁ普通な感じですね。
ところが香りのボリュームが立派です。白桃みたいな甘いフルーツの香りに、バタースコッチのような香ばしい香りが乗っています。
味わいも香りの印象通りの甘くて丸っこい感じ。糖度自体はそんなに高くないんでしょうけど、甘く感じる旨味があります。
一言でいえば「王道のシャルドネ」でしょうか。奇をてらわずしっかり美味い、そういう印象です。
ただ、普通のアタラクシアとどう違うのか問われたら、ワカリマセン!としか答えようがない気もします。
点数 | 86点 |
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名称 | Ataraxia Chardonnay "Skin Contact" 2020 アタラクシア シャルドネ "スキン・コンタクト" 2020 |
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生産者 | Ataraxia Wines アタラクシア・ワインズ |
価格 | (mishikaさんから) |
購入店 |
もう一方のこちらは"Skin Contact"と名付けられています。
除梗、破砕後、ブドウの皮や種は果汁と一緒に2つの発酵槽に入れて天然発酵。
優しくプレス後、100%新樽のフレンチオーク(225L)に移してマロラクティック発酵なしで9か月熟成。
製造においては少量のSO2以外は何も加えられておらず、生産量1422本の限定生産だそうです。
色は明らかにこちらの方が濃い色合いで、黄金色に近い雰囲気です。
香りは、樽の要素もありますが、それよりも酸の感じ、ある種のオレンジワインとかにあるような、ツンッとした雰囲気を感じます。
味わいは、明らかにこちらの方が熟成感が増しています。10年くらい熟成させたシャルドネ、といった雰囲気です。
なるほど、こりゃ全く違いますね。醸造法の違いでこれだけの差が感じられるのは大変面白い体験でした。
なんとなく、Earthbornを5~10年くらい熟成させたらSkin Contactになる、というようなイメージでしたよ。
点数 | 85点 |
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シャルドネ2本の比較写真です。 クリックして拡大して頂くとわかりますが、明らかに左のSkin Contactの方が濃い色あいになっています。 そしてこの2本、写真泣かせなんですよね。良い感じに光が当たらないと、のっぺらぼうのラベルになってしまいます。
名称 | Genki Wine Cuvée "Ri" 2021 元気ワイン キュヴェ "リ" 2021 |
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生産者 | Maison A&S メゾンA&S |
価格 | 4,050円 |
購入店 | ヴァンドール |
師範が持参したのがこちら、ブルゴーニュ在住の若き日本人醸造家「岩崎元気」さんのファースト・ヴィンテージ。
アルザス産のリースリングを使って造られています。
"Cuvée Ri"という名前は、Rieslingと書くといろいろ面倒なので、とのこと。
NAOTAKAさんが飲んだこと無くて、興味を持ってもらえそうなワインということでチョイスしました。
外観は、前のシャルドネよりはかなり淡い感じ、そして若干緑色っぽさを感じる色合いです。
香りは、NAOTAKAさん曰く『甲州みたい』、とおるさん曰く『ソーヴィニョン・ブランだ』という感じで、
いわゆるリースリングの香りとはちょっと雰囲気が違っていました。
ぺトロールは無くて、酢橘やグレープフルーツのような柑橘香がしっかり出ていたように思います。
味わいはかなり酸味がしっかりしていて、まるでCCレモンのようでした。
この傾向は、春に稽古したピノ・ブランとも共通していますね。
酸味が苦手な方には「酸っぱい」ワインかも知れませんが、今回の参加者みたいなワイン・オタクは好物の雰囲気、
酸味で元気が出るワインです。
管見の限り、特に女子は酸味が強いワインが好きですね。どちらかというと男子の方が甘いものが好き、という観測結果が得られております。
点数 | 81点 |
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名称 | Riesling Grand Cru Praelatenberg 2019 リースリング グラン・クリュ プレラーテンベルグ 2019 |
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生産者 | Dom. Fernand Engel ドメーヌ・フェルナン・エンジェル |
価格 | (ななさんから) |
購入店 |
リースリングが続きます。こちらはななさんが持参されたアルザス産のリースリングで、インポーターはおなじみの都光さんです。
この造り手のリースリング、エントリークラスの2017年産とは以前稽古しておりますが、
グラン・クリュはお初。期待して稽古致しました。
色は、前の元気ワインと比べると明らかに濃いレモン色です。
香りは、我々が知っているリースリングの香りですね。バラと白桃と白い花とガソリンの香りが感じられます。
味わいは、酸味もしっかりしていますが甘味もあって、甘酸っぱくて濃いバランスです。
王道のアルザス・リースリングです。同じアルザスのリースリングを使ってもこれだけ違うのね~、って感じです。
もちろんヴィンテージが違うのでガチの比較にはなってませんけどね。
やっぱりワインって、造り手の個性というか、どういうワインにしたいのかが支配的な感じがしましたよ。
点数 | 82点 |
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おつまみは他にもありました。手前はポークジャーキーでしたっけ、めっちゃ肉でした。 奥は、獄門島狂子たんが持参されたイチジク、女子力高ぇ!です。
名称 | Pink Pong (Macération) 2020 ピンク・ポン (マセラシオン) 2020 |
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生産者 | Jean Marc DREYER ジャン・マルク・ドレイヤー |
価格 | (獄門島狂子さんから) |
購入店 |
ここから自然派ワインが続きます。
まず最初は、女子力の高い獄門島狂子さんが持参されたアルザス産。
キュヴェ名はピンポン(PingPong)のPingをPinkに変えロゼワインと掛け、
また同時にPinot Noir、Pinot Grisの頭文字をピンポンに掛けているそうです。
区分としてはロゼらしいですが、外観はほとんど赤ワインですね。薄めのピノ・ノワールよりも濃いくらいです。
そして、自然派らしく軽く濁りがあります。
香りは、こちらも自然派によくある高級石鹸の香りと、
これまた自然派風な「きちんと掃除の行き届いた水洗でないトイレ」の香りがあります。
味わいは、酸味と旨味がしっかりしていて、飲み応えがありますよ。
道場ではほとんど自然派ワインとは稽古しないので、たまにこういう席で頂くといろいろと勉強になります。
そしてこの独特の雰囲気にハマる人が多いのも理解できます。ただやっぱり捉えどころがないように感じるんだよなぁ。
点数 | 78点 |
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名称 | OPUS 2022 オピュス 2022 |
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生産者 | Dom. Gross ドメーヌ・グロス |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
アルザスの自然派ワインが続きます。こちらは幹事のまささんが持参されたもので、見た目通りのオレンジワイン。
品種はゲヴェルツトラミネール, ピノ・グリ, オーセロワ, リースリングとのこと。
"OPUS"という名前ですがオーパス・ワンではなくて、オピュスと読むようです。
色はオレンジ色、ってのは見ればわかりますね。かなり濁りもあって、ブラッドオレンジジュースのような外観です。
香りもオレンジなんですよ。見た目の印象に引っ張られているとは思いますが、オレンジの皮をつまんだ時のような香りがします。
もちろん、自然派らしい石鹸とトイレも感じます。
味わいは前のロゼと同じく酸味と旨味が主体で、酸味強めのオレンジジュースな味わいです。
とても個性的で特徴のあるワイン、やっぱりこういうバリエーションの豊かさが自然派ワイン好きの心をくすぐるんでしょうね。
いろいろと勉強させて頂いております。
点数 | 77点 |
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名称 | Parcours 2022 パルクール 2022 |
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生産者 | La Grange de L'oncle Charles ラ・グランジュ・ド・ロンクル・シャルル |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
まささん持参のアルザスの自然派ワインが続きますが、↑のワインもこちらもVin d'AlsaceではなくてVin de Franceです。
自然派ワイン、こういうおどけたラベルが多いですよね。
パッと見どこが銘柄でどこに造り手の名前が書かれているかわからないので、安ワイン道場泣かせです。
多分ですが、"Parcours"が銘柄名で"La Grange de L'oncle Charles"が造り手名だと思われます。
こちらの種別はオレンジワインらしいのですが、見た目は全くの白ワインです。
もうね、そういう予測を裏切られることが多いのよ、自然派ワインって。
香りはガチのナチュールです。石鹸とトイレがかなり主張しています。
「あちゃー」と思って口に含むと、これが美味いんだな。白なのに凝縮感があるんですよ・・・っていうかオレンジか、これ。
ホント、自然派ワインはよくわかりません。
毎回ビックリ箱を開けるような感じを、「楽しさ」と捉えるか「不安定さ」と捉えるかで、
自然派ワインを好きになるかどうかが分かれるような気がします。
点数 | 80点 |
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名称 | Mtsvane Qvevri 2014 ムツヴァネ クヴェヴリ 2014 |
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生産者 | Winery Khareba ワイナリー・ハレバ |
価格 | (ayucowさんから) |
購入店 |
次のワインは、ayucowさんが持参されたジョージア産のオレンジワイン。
銘柄にも書かれているように、品種はムツヴァネで、クヴェヴリ(地中に埋めた甕)で醸造されているようです。
ちょっと前ならなんのこっちゃ?な品種名と醸造法ですが、
最近はジョージアのワインも比較的一般的になってきましたね。
色は、キレイに透き通った琥珀色です。若いブランデーみたいな外観ですね。
香りのボリュームは小さめで、複雑な雰囲気もあるので香りの要素を書き出すのが難しい感じです。
味わいは、しっかりした旨味に加えて軽い渋味があります。いかにもオレンジワインらしいバランスです。
さすがはオレンジワインの本場ジョージア産、典型的なオレンジワインといった感じでした。
「オレンジワイン=自然派」なイメージがありますが、このワインはクリアな感じだったので自然派じゃないと思います。
点数 | 78点 |
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この写真は、フリーペーパー"terra vol.4"を手にするNAOTAKA氏。 酒を飲みながら読むのにちょうど良い分量と内容ですが、 惜しむらくは老眼の師範には字が小さくて読むのに苦労します(師範は家で老眼鏡を掛けて読んでます)
名称 | Château Pape Clément 2005 シャトー・パプ・クレマン 2005 |
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生産者 | Ch. Pape Clément シャトー・パプ・クレマン |
価格 | (NAOTAKAさんから) |
購入店 |
そのNAOTAKAさんが持参されたのが、泣く子も黙るパーカーポイント99点のシャトー・パプ・クレマン 2005です。
「社長パプ呉れるマン!」ですよ。
ブルゴーニュに比べればまだ値上がりが穏当なボルドーですが、それでも現行ヴィンテージで30,000円くらいする高級ワイン、
正座して稽古させて頂きました。
外観は、エッジまでビシッと濃い紫色、これが20年近く前のワインとは思えない若々しい感じです。
香りはまさに高級ボルドーです。熟したベリーに煮豆、コーヒー。香りのボリュームも素晴らしく、グラスからフワーッと漂って来ます。
味わいも立派でございます。濃くて丸くて柔らかい、ワインのエキス分をギュギュっと凝縮したような味わいでした。
濃いワインがお好きなパーカー氏が高得点を付けるだけあって、18年経ってもしっかりと凝縮感のあるボルドーでした。
やっぱりこういう王道なワインを飲むと落ち着きますねぇ。旧人類だからかも知れませんけど。
点数 | 90点 |
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名称 | Tempranillo Trocken 2021 テンプラニーリョ トロッケン 2021 |
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生産者 | Staatsweingut mit Johannnitergut スターツヴァイングート・ミット・ヨハニターグート |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
「とおるの安ワイン」という、いろいろ無駄の多いお名前のとおるさんが持参されたのが、こちらのドイツ産のテンプラニーリョ。
もう一度言います、ドイツでテンプラニーリョです。
Tempranilloは「テンプラニーヨ」あるいは「テンプラニージョ」と現地では発音すると信じていますので、
いつもはそう表記しておりますが、
さすがにドイツでは「テンプラニーリョ」と発音されている気がしますのでそう表記しております。
・・・と、どうでも良い個人的なこだわりを主張しておりますが、このワインも美味しかったですね。
外観は、前のパプ・クレマンと比べると明らかに薄めです。そりゃドイツですからね。
ところが香りや味わいは濃いんですよ。しっかりとしたベリーの香りに、ちゃんと甘さのある味わい。
これがドイツの赤だとは誰も思わないであろう、ちゃんとした赤の雰囲気です。
美味しいんだけど、どこのだれかはわからない無国籍な雰囲気のワインでした。
いやー、やっぱり地球温暖化の影響ですかね?これからはドイツあたりが美味しいワインの主産地になっていく感じがします。
点数 | 83点 |
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ところで、あいさんとmishikaさんのネイルがお揃いの「ずんだカラー」でした。 男子にとっては超どうでもいいオシャレの代表格なネイルアートですが、 「いい色ですね~」と心のこもらない褒め方をしておくのが無難です。
名称 | Townshend Columbia Valley Merlot 2009 タウンゼント コロンビア・ヴァレー メルロー 2009 |
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生産者 | Townshend Cellar タウンゼント・セラー |
価格 | (ハッピーなつみさんから) |
購入店 |
一度に18本も稽古すると、1本くらいはボトル写真を撮り忘れる事態が発生します。
今回は、ハッピーなつみさんが持参されたこの米国はオレゴン州ワシントン州のワインがMissing Pieceです。
なので全体写真から切り抜きました。保険のために最後に全体写真、大切です。
ハーレム写真なんて撮っている場合ではありません。
写真を撮り忘れるだけならまだしも、もうこのあたりになってくるとメモもいい加減です。
アルコール度数やインポーター名をちゃんと書いているのはグッジョブですが、それ以外は「ザ・カリフォルニア」とだけ。
そしてカリフォルニアじゃなくてオレゴンワシントンなんですよ(恥)。
大変雑な内容でスミマセン!ですが、
おぼろげな記憶を呼び起こすと、熟成感はありつつも、
北のオレゴンワシントン産とは思えないしっかりした濃さと甘さのあるメルローだったと思います。
えーっと、オレゴン州のワインだとマルッと勘違いしたまま書いておりましたら、 ハッピーなつみさんに「オレゴンじゃなくてワシントンです」と教えて頂きました。 ありがとうございます!己の戒めのために、書き直しではなく訂正線を入れさせて頂きました。
点数 | (85点) |
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名称 | Siduri Russian River Valley Pinot Noir 2021 シデューリ ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Siduri シデューリ |
価格 | (あけみさんから) |
購入店 |
こちらのワインは、先日カリフォルニアのワイン産地ナパを自転車でワイナリー巡りされたあけみさんがハンドキャリーされたもの。
やっぱりハンドキャリーは船便とは違うわけですよ、きっと。
ですから、美味しくないはずは無いんですよ。
で、もちろんメモにはアルコール度数以外の記載はありません。
こちらもアルコールに溺れた記憶を引きずり出すと、カリフォルニアのピノ・ノワールらしいしっかりとした濃さのあるワインだったように思います。
やっぱりね、師範にとってはいろんな意味で一度に18本は無理だわ。
それでもどうしても人数分以上にワインが集まってしまうのが「持ち寄りワイン会あるある」なんですね~
点数 | (82点) |
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名称 | Graham Beck Brut Rosé 2017 グラハム・ベック ブリュット ロゼ 2017 |
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生産者 | Graham Beck グラハム・ベック |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
この期に及んで飲み比べ、それもそもそも違いのわからないスパークリングの飲み比べです。
そんなの違いなんてわかるわけないじゃないですか。
でも、現場では喜々として並べていたように思います。
やっぱり楽しいんですよね、飲み比べは。
飲み比べたのは、南アフリカのスパークリングと言えばコレ!なグラハムベック、
それのヴィンテージ付きロゼで、まずこちらはまささんが持参された2017年産です。
南アフリカワインの私設アンバサダーであるMishikaさんによれば、「グラハムベックの香りがする」らしいです。
ご報告は以上です。
下にカッコ付きで点数なんて書いちゃってますが、これはホントお気持ちというか単なる相対差の指標でございます。
くれぐれもそれを信用なさらないようお願い申し上げます。
点数 | (80点) |
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名称 | Graham Beck Brut Rosé 2012 グラハム・ベック ブリュット ロゼ 2012 |
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生産者 | Graham Beck グラハム・ベック |
価格 | (ワイン@飲み専さんから) |
購入店 |
もう一方のグラハム・ベックのロゼ、ヴィンテージは2012年です。
こちらを持参されたのはワイン飲み専さん。東北(山形でしたっけ?)に行かれた際、そこの酒屋で発見して購入されたそうです。
地方にはまだこういうワインが残ってたりするんですね~。
当初持参の予定は無かったそうですが、せっかくなので飲み比べしたい、ということでお持ちいただきました。
メモには「栗」と書かれています。
なんとなくそういう熟成した印象があったんでしょうね。
でも書かれているのはそれだけ。おいしかったです!(語彙力)
教訓としては、飲み比べは気が確かなうちにやりましょう、ということです。
令和の文豪ななさんがきっとわかりやすくブログにして頂けるものと期待しています。
点数 | (81点) |
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こちらが飲み比べ写真です。色はほとんど違いがありませんね。 スパークリングって酸が強いから、比較的熟成がゆっくり進むと聞いたことがありますが、 たしかにそういう感じはありました。アタラクシアの2020年産シャルドネの飲み比べの方が、 よっぽどヴィンテージの差みたいなものが感じられましたよ。
名称 | Terrasses du Larzac "Grande Cuvée" 2019 テラッス・デュ・ラルザック "グランド・キュヴェ" 2019 |
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生産者 | Mas Laval マス・ラヴァル |
価格 | (ワイン@飲み専さんから) |
購入店 |
はーい、最後のワインがこちら、これまたワイン飲み専さんが持参された南仏の赤です。
品種はシラー70%, グルナッシュ20%, ムールヴェードル10%。
どんなワインか検索したら、「ロマネ・コンティの使用樽で18ヶ月も熟成されたワイン」だそうです。
しかしですよ、ロマネ・コンティってものすごく狭い畑ですから、それに使用された樽なんてちょっとしかないと思うんですね。
それを18ヶ月も使うなんてこと、現実に可能なんですかね?
せいぜい、このワインのごく一部の熟成に使われています、といった程度ではないでしょうか。
・・・などと、ワインの感想とは全く違うことを書いたりしているのは、
ご想像の通りどんなワインだったか全く覚えていないからです。ホントすみません!
点数 | ??点 |
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こちらが、まだ正気な頃の会の写真です。とはいえ今回は寝落ちする人は居なかったんじゃないかな?
ワインの内容は後半あまり覚えていませんが、礼儀正しい紳士淑女の会でした(多分)
そんな感じの持ち寄りワイン会、参加費は3,000円でございました。
ドットブリッジ渋谷神泉、テーブルがあってソファーがあって、とても使いやすいレンタルスペースだと思います。
稽古したワインたちの集合写真。12人で18本、壮観です。
そんな状態なのにのに二次会にも顔を出しております。
お店は、以前も同じような状況で伺ったItalian Wine Lab SUDというワインバー。
2回目の訪問なのに、渋谷であること以外どこにお店があるのか把握しておりません。
ご一緒したメンバーは、mishikaさんとななさんと獄門島狂子さんだったように思います。他にもいらしたかも知れません。
名称 | Collezione Trebbiano d'Abruzzo 2022 コレッツィオーネ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2022 |
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生産者 | Casal Bordino カサル・ボルディーノ |
価格 | (不明) |
購入店 | Italian Wine Lab SUD |
最初は白ワインを出して頂いているようです。
イタリア南部、アブルッツォ州にてトレッビアーノ種で造られるワインですね
・・・なんてことは銘柄を見ればわかりますね。
そしてもちろんほとんど覚えてないのです。
ただ、軽めでスイスイ入るワインで、あっという間に無くなっちゃったんじゃないかなぁ、と。
ワインの内容どころか、何を話したかさえも覚えておりません。そんな状況でも写真だけは撮っているんですね。
偉いんだかなんなんだか。
点数 | ??点 |
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おつまみ盛り合わせも注文しております。 これ、最後まであまり減らなかったような気がします。とことん飲んでばかりの集団だったように思います。
名称 | Feudi Branciforti dei Bordoonaro Merlot 2018 フェウディ・ブランチフォルティ・デイ・ボルドナーロ メルロー 2018 |
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生産者 | Feudi Branciforti dei Bordoonaro フェウディ・ブランチフォルティ・デイ・ボルドナーロ |
価格 | (不明) |
購入店 | Italian Wine Lab SUD |
赤はシチリアのメルローを頂いているみたいですね。
イタリアのメルローと言えば、今を去ること26年前、
ヴェネチアのトラットリアで稽古したのがとても印象に残っています。
まだ夫婦二人で海外旅行に出かけられた時代ですね~(遠い目)
とはいえあの当時から「師範」なんて自称していて、どんだけ偉そうなんだよ!って感じではあります。
このワインのことは全く覚えておりませんが、今後ともよろしくお願いします!
点数 | ??点 |
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こちらがイケメンなイタリア人マスターのValerio Troiliさん。 粗相は無かったでしょうか? 心配ではありますが心配したところでどうなるものでもないので、「気にすんな、みんな酔っぱらいだ」の精神でケセラセラと参りましょう!