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本日2022年5月25日は、安ワイン道場開設25周年記念日です。おめでとうございます>自分
最近は→のツイッターにかまけておりますが、あくまで「安ワイン道場師範」のベースは↓の個人ホームページ(死語か?)、
これからもキチンと更新し、目標1万本を越えて50周年記念まで頑張りたい所存です。
名称 | Mateus "The Original" Rosé N.V. マテウス "ジ・オリジナル" ロゼ N.V. |
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生産者 | Sogrape Vinhos ソグラペ・ビーニョス |
価格 | 957円 |
購入店 | サミット横浜岡野店 |
そんなハレの日の稽古相手に選んだのは、ポルトガルの微発泡ワイン「マテウス・ロゼ」。
『なんで?』と思うでしょうが、まぁそこの若いの、聞きなさい。
この銘柄、師範が幼少の頃の1973年から日本に輸出されているんですよ。
そしてこのワインが師範実家の食卓にごくたまに出されることがあって、それをこっそり飲んだ記憶があるんですな。
なので、師範にとって「一番最初に口にしたワイン」がこのマテウス・ロゼなんです。
ボックスボイテル型のボトルは当時と同じ感じ(若干デザインが違います)ですが、ラベルはもっとクラシックな感じでした。
もしかすると読者の方の実家にも、花瓶代わりに使われているお宅があるかも知れません・・・ってさすがにもう無いか。
道場のこれまで25年の中で、なぜか一度も稽古したことが無かったので、本日改めて稽古することにした次第です。
ちなみに本日の料理当番は師範で、メニューは鯵の塩焼き、ヒラメの刺身、肉じゃが(師範代の作り置き)、韓国風無限キャベツ(クラシルのレシピ)です。
家族の帰りが遅いので、前半は一人で作って一人で食べてました。
まず裏ラベルの確認から。添加物は「炭酸、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)、保存料(ソルビン酸K)」が使われているようです。
ガスは後から添加、そしていろいろ味の調整もされているようです。
色は、ボトル外観通りの薄ピンク色。ガス圧はとても低くて炭酸の残ったスティルワインくらい、ほぼ泡は上がってきません。
香りは弱め、ほぼ一般的な白ワインの香りというか、なんとなく柑橘とピーチのフルーツが香ります。
で、「きっと甘いんだろうな」と思って口に含むと、結構良い意味で裏切られます。
甘さはあるのですが甘すぎず、かなりしっかりした酸を感じます。これだったらスイスイ飲めますよ。
全然薄っぺらじゃない味わいです。
穿った見方をすれば「酸味料の功績」でしょうか、幼い頃のイメージだともっと甘いワインだったと思いますが、
甘ったるさは感じないワインに様変わりしてます。
そのため、苦笑いしながら昔を懐かしむつもりでしたが、
良くも悪くもそうはならずに今でも通用するワインに感じられました。
点数 | 70点 |
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