なんか人に知らせたいことがあればSNS等様々な手段のある昨今ですが、 それでも師範にメールを頂けるありがたい方々からのご報告です。
名称 | Sanlor 2009 |
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生産者 | Cavalierino |
稽古した日 | 2016年11月30日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | ヴェリタス |
価格 | 1,590円(税込) |
3連投ですみません。
この造り手のワインは師範も一昨年にRosso di Montepulcianoを稽古されています。
グレード的には販売店の値付けからすると同等のようですが、こちらはサンジョヴェーゼ100%みたいです。
口に含んでまず感じるのは凝縮感と程よい熟成感。2009年は欧州の広い地域で優良なヴィンテージだったようで、
ヒュー・ジョンソン氏によるとトスカナはそれほどでもなかったという評価ですが、
やはり天候は良かったのではないかという気がします。
デイリーワインよりやや高めの価格帯ですが、同じ値段で同等の品質のワインを探すのはボルドーはもちろんのこと、
新大陸でもちょっと難しいように思います。素直にオススメです。
師範より |
三連発でのご報告、ありがとうございます。アタリなワインが続いているようでなによりです。 |
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リンク | Sanlor 2009 [Cavalierino] 1,429円 |
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名称 | Chateau Bellevue Canteranne 2012 |
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稽古した日 | 2016年11月27日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | 京橋ワイン |
価格 | 2,354円(税込) |
連投で投稿します。なお価格は単品ベースですが、実際には6本セットの中の1本ですので、もう少し安かったと思います。
我が家で飲む安ボルドーはコート・ド・ボルドーが多く、必然的に品種はメルロ主体のものばかりになるのですが、
これはオー・メドックで、カベルネがメインです。
造り手はラマルク村というところに所在するそうで、ロケーションはサン・ジュリアンとマルゴーの間だそうですから悪くありません。
ラマルクのブドウで造ったワインはAOCムーリスを名乗れるようですが、
オー・メドックにしているのは収穫量規制の関係なのか、良く分かりません。
一口飲んでカベルネ主体のワインと分かる、素直な味わいです。
新大陸的なニュアンスとはまた別ですが、よく熟したブドウを使って真面目に造ったような印象。
稽古範囲内で買えるカベルネ主体のボルドーって案外貴重な気がしますし、
ボルドーにあまり馴染みが無い方にもオススメのように思いました。
6月に投稿したChateau Larose-Trintaudonとの比較では、
ワイン自身のポテンシャルはこちらの方が若干優位、
熟成度合いはヴィンテージが古い分だけLarose-Trintaudonの勝ちで、総合点数は引き分けってところでしょうか。
師範より |
連発でのご報告、ありがとうございます。 |
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名称 | KIRKLAND Cotes du Rhone Villages 2015 |
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稽古した日 | 2016年11月19日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | コストコ新三郷店 |
価格 | 確か1,100円くらい(税込) |
ご無沙汰しております。
KIRKLANDは言わずと知れたコストコのPBで、ワインでもカリフォルニアでけでなくフランスのものもいくつかあります。
コストコは概してワインがリーズナブルでソコソコ良いものを多く置いている印象がありますが、
これはその中でもコスパが良好なように思います。
品種は裏ラベルにも載っていませんが、おそらくグルナッシュが主体と思われ、果実味が前面に出ていることはローヌらしいところ。
ただ普通のデイリーワインと一線を画しているのは酸味もちゃんと効いているところで、香りの複雑さもある程度感じられます。
この値段でこのクオリティは買いでしょう。
師範より |
ご報告ありがとうございます。 |
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名称 | Ch. Larose-Trintaudon 2009 |
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等級 | AOC Haut-Medoc (Cru Bourgeois) |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ40% |
稽古した日 | 2016年6月11日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱(多分) |
価格 | 2,138円(税込) |
久しぶりにボルドー左岸のワインを開けました。
師範も一昔前に2回稽古されていますが、造り方も変わっているでしょうしレポートしてみます。
ちなみに今日のメニューは久々にカベルネ主体のワインなのでラム肉のステーキ。
というか、ラム肉を買ったのでこのワインをセレクトしたのでありました。
色はかなり濃い目。香りはザ・ボルドー左岸的なニュアンス。
口の中で転がしてみてもその印象は変わらず。ちょうどいい具合に熟成していて、タンニンも丸くなってます。
2009年はボルドーの当たり年ですが、このクラスだと今がちょうど飲み頃なのでは、
と思ってヒュー・ジョンソンさんのポケット・ワインブックをひもといたら、
昨年出た2016エディションで2009ヴィンテージを飲み頃と推奨していました。
以前は軽くて飲みやすい造り方だったが、今ではスムース、モダン、洗練された味わいなのだそう。
価格的にはデイリーワインとしては少し高めですが、プチお祝い的なオケージョンに最適かと。
師範より |
ご報告ありがとうございます。 |
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名称 | Goats do Roam 2013 |
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品種 | シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、プティ・シラー、サンソー、カリニャン |
生産国 | 南アフリカ |
稽古した日 | 2016年5月28日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱(多分) |
価格 | 1077円(税込) |
お久しぶりです。
安ワインを常飲するようになって20年近く。
最初はチリカベが中心、それから安ブルを愛好するようになりましたが、
最近は南仏とスペインが中心で、時々イタリアと安ボルドー(コート・ド・フラン主体)を取り混ぜる感じ。
ブルゴーニュはとにかく高くなりましたねえ。
このワインは南アフリカ産ですが、品種的にはコート・デュ・ローヌ的なブレンド。
師範も大昔に白を稽古されていますね。
当然ながら味わいはコート・デュ・ローヌのワインに似ています。
ただ、同じ価格帯のコート・デュ・ローヌは果実味で勝負しているワインがほとんどですが、
これは複雑さもある程度感じられ、そこはかとない高級感があります。この価格帯ではかなり優秀だと思います。
購入店では今は2014ヴィンテージを売っています。
師範より |
お久しぶりでございます。 |
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名称 | Rio Rocca Berzmèin 2013 リオ・ロッカ ベルスメイン 2013 |
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生産者 | Il Farnetoイル・ファルネート |
購入店 | 葡萄酒蔵 ゆはら |
価格 | 1,933円 (税込) |
インポーター | エヴィーノ |
産地 | エミリア・ロマーニャ州/イタリア |
種類 | 赤 |
品種 | マルツェミーノ 100% |
アルコール | 12.5% |
今回もマルツェミーノという珍しい品種のワインをご紹介します。
エミリア・ロマーニャ州の固有品種というわけではなく、
ヴェネト州やトレンティーノ・アルト・アディジェ州などイタリア北部のいくつかの州で栽培されているようですが、
多くは混醸用でマルツェミーノ 100% のワインは少ないようです。
ネットでマルツェミーノを調べると、必ずと言って良いほどモーツァルトのオペラに歌われたワインという逸話が出てきます。
ボトルに書かれたベルスメインというのはマルツェミーノのローカルな名称だそうです。
香りはフルーティ、味もフルーティでタンニンは感じられません。口触りはとても滑らか。
このあたりは前回ご報告したティンティリア・デル・モリーゼと似ています。
バリックが導入される前のイタリアの良質なワインという感じで、
複雑さはないけど 200 年くらい前のイタリア人が考える美味しいワインはこういう味だったんだろうなと思わせる素直な味わいです。
アルコール低めなのですいすい飲めました。ボトルには自然派ワインのようなことが書かれていますが、ビオ臭はありませんでした。
師範より |
連発でのご報告、ありがとうございます。 |
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名称 | Tintilia del Molise 2012 ティンティリア・デル・モリーゼ 2012 |
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生産者 | CATABBOカタッボ |
購入店 | オンライン WASSY'S |
価格 | 2,592円 (税込) |
インポーター | モトックス |
産地 | モリーゼ州/イタリア |
種類 | 赤 |
品種 | ティンティリア 100% |
アルコール | 14.75% |
私がイタリアワイン好きなのは土着品種が沢山あるからです。
数千品種と言われてるけど、イタリアらしく正確な数字は誰も知りません (笑)。
これは久しぶりに通販を利用して希少品種のワインを中心に何本か買ったうちの 1 本で、
長靴のふくらはぎあたりに位置するモリーゼ州のティンティリアという固有品種のワインです。
香りは強くなく、樽香もありません。口に含むと果実味がしっかりとあり、とても滑らかです。
タンニンはほとんど感じません。
太陽をたっぷり浴びて完熟した葡萄を小細工しないで素直に仕上げた素性の良さと葡萄の旨味が感じられ、
最後まで美味しく1本飲めました。
後で気づいたのですが、アルコール度数高めですね。飲んでいるときはそんな感じはありませんでした。
ガッツリ系肉料理より、生ハムのような軽めのつまみでワイン自体を楽しむのに向いているように思います。
イタリアの土着品種 100% のワインって実はちょっと高めの値段が多いです。
100%だと葡萄の出来不出来がモロに出てしまい品質管理が難しいからでしょうか。
このワインも師範の稽古範囲内ですが安いとは言えません。
でも初めて飲む品種はどんな味か分からないので、著名品種のワインにはないワクワク感があります。
それも値段のうちと考えているのですが、このワインはそんなことを考えなくても十分に楽しめました。
いわゆるコスパの良いワインは、
イタリアだったらサンジョベーゼにカベルネやメルローを混醸して樽を少し効かせるなど、
似通った傾向になりがちです。そういうワインに飽きたときにお薦めの 1 本かもしれません。
余談ですが、このワインを輸入しているモトックスさん、
小当りというか佳作的なワインを数多く揃えているように思います。
師範より |
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。 |
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名称 | l’Estagnere Cabernet Sauvignon 2012 |
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等級 | IGP Cite de Carcassonne |
稽古した日 | 2016年1月3日 |
稽古した場所 | 自宅(千葉県某市) |
購入店 | ヴェリタス |
価格 | 1078円(税込) |
師範も昨年この造り手のピノ・ノワールと稽古されているようですが、
カベルネを開けてみました。
ラングドック・ルーションのカベルネというと、
新大陸の安ワインのようなとにかく濃いワインという印象があるのですが、
このワインはアルコール度数も13%で、バランスが取れた感じがします。
味わいもタンニンより酸味の印象が前面に出てきます。
デイリーワインとしてはこのくらいのほうが食事に合わせやすいように思います。
ロバート・パーカーよりもヒュー・ジョンソンの評価のほうが高そうなワインですね。
師範より |
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 |
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