最新稽古


11日(金)

KWV Pinotage at Family Mart

 10月第2土曜日の明日は「国際ピノタージュの日」らしいです。 そのことを世間さまにお伝えすべく、安ワイン道場では1日前倒しでピノタージュと稽古します。

 稽古相手は、最近ファミリーマートで売り出された、南アフリカの最大手「KWV」のピノタージュ。 この銘柄自体は以前からあって、一般的なスーパーや酒ディスカウントでは税別1,180円で売られています。 それがコンビニのファミマだと100円安い1,080円。スーパーだとスポット的に安くなることがありますが、 通常売価がコンビニの方が安いのは意外ですね。 ちなみにノベルティのエコバッグも付いています。南アフリカワインのファンは必携の品ですよ。

KWV Classic Collection Pinotage 2023 [KWV]
名称KWV "Classic Collection" Pinotage 2023
KWV "クラシック・コレクション" ピノタージュ 2023
生産者KWV
KWV(ケー・ダブリュ・ヴイ)
価格1,188円
購入店ファミリーマート 横浜戸部七丁目店

 ・・・というわけでKWVのピノタージュと稽古致します。 夕食のメニューは、牛肉と小松菜のガーリック炒め、モウカザメのフライ、ニラ玉、モッツァレラトマト。 白でも良さそうな相手ではありますが、「ピノタージュと稽古する!」と決めていたからしかたありません。 ちなみにこの銘柄、26年前にも稽古しているようです。 価格がほとんど変わらないのが凄いなぁ、さすがは大昔から輸入されてきたKWVですね。

 色は濃いけど清澄度が高く、きっちり向こうが透ける紫色です。 香りのボリュームは結構ご立派、熟したベリーのジャムっぽさと、南アらしい焦タイヤ感がしっかり感じられます。 味わいは、色や香りから受ける印象よりも軽め。 シンプルですが甘さもありますが酸味もしっかりしており、タイトな味わいです。

 南アフリカ産らしい野趣を感じる香りと、大手メーカーらしいクリアな味わい。これはアリですね。 とりわけ凄いワインでは無いんですが、身近なコンビニで1,000円ちょっとでこれが買えるのは良い時代になったなぁ、と思います。

点数78点

9日(水)

Anselmann Dornfelder Halbtrocken 2019 [Weingut Werner Anselmann]
名称Anselmann Dornfelder Halbtrocken 2019
アンゼルマン ドルンフェルダー ハルプトロッケン 2019
生産者Weingut Werner Anselmann
ヴァイングート・ヴェルナー・アンゼルマン
価格705円 (単品価格:1,333円)
購入店酒類の総合専門店 フェリシティー

 本日の夕食は、師範代謹製の鶏の唐揚げ、ゴボウの天ぷら、ナスと人参の揚げびたし、豆苗のスープ。。 ワインは、先日買ったフェリシティーの「バラエティ赤ワイン6本セット」、送料込み税別3,980円からドイツ産の赤。 ドルンフェルダーという品種、よく耳にはしますがあまり稽古経験がありません。 更にHalbtrokenなので「半辛口」、赤のやや甘口ってどういうのか興味津々です。

 色は、「これがドイツの赤なの?」ってくらい青味があって濃い色合いです。まるで南米産みたいな外観ですよ。 香りは・・・引いちゃいましたぁ、かなりガチのブショネです。果実香などは全くなくて純粋に段ボール臭のみです。 口に含むと、確かにほんのり甘さのある味わいで、 口から鼻に抜ける香りにはドイツらしい冷涼な感じもあって、ちゃんとしていたら楽しめたのかもです。

 「ブショネはカルキ臭」なんて言いますが、確かにコルクからはカルキっぽい香りしか感じられません。 飲める/飲めないぎりぎりのラインでしたが、氷とオレンジジュースで割って頑張って飲み干しました。 お百姓さんがせっかく育てた葡萄で造ったワイン、無駄にはしませんよ!


 100mlを残して小瓶保存した分と恐る恐る再稽古。 香りは、段ボール臭はかなり影を潜めて、無臭に近くなりました。 口に含むと、だいぶ果実っぽさを感じられはします。でも、「美味しい」とはいいがたいですね。南無。

点数(38点)

前の今月分へ