最新稽古


18日(金)

ヒイラギモクセイへの薬剤散布

 これから新緑の季節を迎えるにあたり、道場生垣のヒイラギモクセイに防虫剤を散布しました。 一番の天敵はヘリグロテントウノミハムシという害虫。 そもそも日本にはいなかった種らしく、昔の園芸書なんかには「ヒイラギモクセイは育てやすい」なんて書かれていますが、今は大変。 この樹種を使った生垣、だいたいどこも火傷したような感じになっていますよ。

 そうさせないための定期的な薬剤散布、気持ちよくテラス飲酒を楽しむために欠かせない作業でございます。

キリン 一番搾り ホワイトビール

 本日のアペロは、ツイッター上ではあまり良い評判を聞かない一番搾りホワイトビール。 最近発売されてテレビCMでも見たりしますね。

 外観は、確かに白ビール的な感じで薄い濁りがあります。 香りには特段の特徴は無く、確かに苦味弱めなくせにヴァイツェンっぽさも控えめ、 全体に中途半端な感じを受けてしまいます。

 「ホワイトビール」を名乗るんだったらもっと小麦っぽさに振り切って欲しいけど、キリンさんはあまり冒険しないよね~。 サントリーの「やってみなはれ」精神や、サッポロの「ヱビスは麦芽ならなんでもやっていい」精神が好きです、知らんけど。

Custoza 2023 [Monte del Fra]
名称Custoza 2023
クストーザ 2023
生産者Monte del Frà
モンテ・デル・フラ
価格1,516円 (単品価格:1,881円)
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 本日の稽古相手は、掲載10,003本目にして初めて稽古する”Custoza”「クストーザ(クストーツァ?)」というDOCの白。 ヴェネト州のワインらしいけど、世の中にはまだまだ知らないワインがいっぱいありますな。 ちなみに料理は、刺身三点盛り(鮪、石鯛、ツブ貝)、豚ホルモンとツラミと野菜の炒め物、庭の小松菜のおひたし、冷奴です。

 色は薄めのレモン色、粘性もそれほど感じず、普通に安めの白ワインの色です。 香りは、ブラインドだったら「ソアヴェ?」でしょうね。 品種はガルガーネガ、トレッビアーノトスカーノ、コルテーゼ、トカイフリウラーノ、シャルドネ、リースリングイタリコ、マルヴァジアといろいろですが、 ほぼガルガーネガの影響が強い感じがします。 味わいは、思いのほか甘さを感じます。そのあたりはソアヴェとはちょっと違うかも。 Brix6.5なのでそんなに糖度が高いわけじゃ無いけど、なんとなく甘く感じるんですよ。

 なるほどマイナーDOCの秘密は内容にアリ(失礼)といった感じで、特段の特徴が感じられない、普通に楽しめる白ワインです。 ブラインドで品種当てとかしたら面白いかもですね。6種類全部言える人がいたら神です。

点数75点

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