- 門下生
名称 | Cardilla Syrah 2023 カルディッラ シラー 2023 |
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生産者 | Carlo Pellegrino カルロ・ペッレグリーノ |
価格 | 1,401円 (単品価格:1,738円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食メニューは低温調理した豚肩ロース、青梗菜のガーリック炒め、叩きキュウリ。
ちょっと野性味のある赤が良さそうと考えて、選んだのはシチリア島のシラー。2月に買ったトスカニーの「スペシャルワインセット」からの1本。
思わず「カルディージャ」と発音してしまいそうですが、シチリアはイタリアなのでカルディッラなんでしょうね。
もしかするとスペイン風にも発音するのかな?よくわかりません。
外観は、非常にしっかりとした濃さがあって、やや青みを感じる紫色。
香りは、抜栓してすぐはまるで温泉な硫黄っぽい還元臭があったけど、時間が経つといちごジャムのようなベリー香が主体に変化しました。
味わいは、酸味控えめで甘味と渋味がしっかり。ちょっと野暮ったいけど飲みごたえはあります。
最初の還元臭さえ飛べば、普通に楽しめる状態になってくれます。
やっぱりシチリアのワインはハズさないですね。シラーらしいかどうかは置いといて、なかなか美味しくてパワフルな赤だと思います。
点数 | 77点 |
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リンク |
【送料無料】 3月のスペシャルワインセット赤2本ロゼ1本白2本泡1本 9,900円(現在このワインは含まれません) Cardilla Syrah 2023 [Pellegrino] 1,738円 |
一日遅れのホワイトデー、家庭内女性陣への感謝を込めてランチを食べに行きました。 お店は、横浜そごうの10階レストラン街にあるにき亭というフレンチレストラン。 以前、お知り合いのソムリエールさんがツイートされていて、 気になっていたお店です。
デパートの食堂街というと、狭いところに詰め込まれているイメージがありますが、ここは席間がゆったり取られています。
また、窓があるわけではありませんが、屋内ガーデンに面しているので開放感があります。
「へぇ~、こんなところにこんなレストランが!」ってサプライズ感がありますね。
今回オーダーしたのは
【Menu Jaune ~ジョーヌ~】
月替わりランチコース 前菜 スープ メイン デザート 全4品 + 乾杯ドリンク付き
お値段は一人5,000円です。
名称 | Comte de Neufchatel Blanc de Blancs Brut N.V. コント・ド・ヌフシャテル ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V. |
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生産者 | C.F.G.V. C.F.G.V. |
価格 | (コース代金に込み) |
購入店 | にき亭 |
コースに付いている乾杯ドリンクは、スパークリングワインかソフトドリンクから選べます。
師範はもちろんスパークリングをチョイスしました。
銘柄は、フランス産のヴァン・ムスー、造り手はC.F.G.V.(Comagnie Francaise Grands Vins)という大手生産者ですね。
小売価格はだいたい1本1,000円くらいで売られているスパークリング・ワインのようです。
色は普通に薄めのレモン色です。泡立ちはそれなりに立派ですが、泡のキメはやはり粗めなような気がします。
香りは、グレープフルーツのような柑橘香に、若いメロンのような青っぽい香りも感じます。
味わいはスッキリさわやか、何も邪魔しないし何も残らない感じの味わいです。
デパートのフレンチレストランで、乾杯用に出される手軽なスパークリングはかくあるべし、という感じでしょうか。
いろいろ書いていますが悪くないと思いますよ。『スパークリングは1杯2,000円のシャンパーニュしかありません』とかだと困りますから。
点数 | 72点 |
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それでは家族で乾杯!ちなみに次女は師範と同じスパークリングワインで、長女と師範代はオレンジジュースやリンゴジュースでした。
1品目の前菜がこちらです。
・藤沢市 金子養鶏場の卵のテリーヌ サラダ仕立て
悪くないですけど、ちょっとインパクトに欠ける気はしました。
ディスプレイもね~、サラダは普通に青菜を盛っただけですし、添えられたミニトマトもなんとなく安っぽく感じられます。
あまり奇をてらわない、というのもこういうお店の特徴かもですね。
2品目のスープがこちら。
・紫芋のクリームスープ
メニュー表には「季節野菜のクリームスープ」と書かれていて、紫芋の季節って今だっけ?という話になりました。
サツマイモの収穫時期はおおむね秋ですが、それから寝かせたら今くらいの時期になるのでは、というところに決着しました。
名称 | Langhe Arneis 2023 ランゲ・アルネイス 2023 |
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生産者 | Scrimaglio スクリマリオ |
価格 | 6,380円 (お店価格) |
購入店 | にき亭 |
ワインリストには、泡が4種くらい、白や赤がそれぞれ15種くらい載っていたと思います。
金額的には半分くらいが1万円以下、半分くらいはそれ以上という感じでした。
そんなリストから師範が選んだのは、確か白で一番安かったランゲ・アルネイス。税別で5,800円でした。
他には、南仏のヴィオニエなんかもありましたが、ランチをスッキリ1本で通すにはこっちでしょう、ということで決定した次第です。
外観は、無色に近い薄レモン色です。
香りのボリュームは穏やかで、深く嗅ぐとライムのようなスッキリした柑橘香と桃の果実香、それにアーモンドのような香ばしさを感じます。
味わいも、香りの印象通りのスッキリ系。スイスイと飲めてしまいます。
次女が1杯だけ飲んで、それ以外は師範がほぼマル1本スルスル飲んでしまいました。
これまたあまり特徴のない白ではあったわけですが、これはこれでアリ、という感じがするワインでしたよ。
点数 | 77点 |
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3品目のメインがこちらです。
・大山鶏のロースト 季節野菜のフリカッセソース
これは美味しかったですね。しっかりした身質の鶏で、皮はパリッと焼き上げられてます。
添えられた野菜はフリカッセソースもフレンチらしい感じでしたよ。
デザートがこちら。
・シフォンケーキ
ま、見たまんまのデザートです。
このあとコーヒーや紅茶を頂いて、お会計は27,000円くらい。デパートの顧客層に合った、落ち着いた感じのレストランでした。
エスカレーターで階下に降りていたら 催事場で「そごう横浜店40周年 第39回 京のみやび 京都老舗の会」なるイベントが開催されていました。 そこに、鯖寿司の有名店「いづう」が出店されているのを発見、 ホワイトデーなのでそもそもはケーキを買って帰るつもりでしたが、それが鯖寿司に化けました。
名称 | 47N Chardonnay N.V. 47°N シャルドネ N.V. |
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生産者 | Vinaria Bostavan ヴィナリア・ボスタヴァン |
価格 | 769円 |
購入店 | ロピア権太坂店 |
本日の夕食は、上記で買ってきたいづうの鯖寿司、レンコンのカレーきんぴら、レタスとトマトのサラダ、うどん。
ワインはロピアで税別699円だったモルドバのシャルドネをチョイスしました。
このワイナリー、北緯47度に位置しているらしく、「シャブリと同じ」が売りらしいです。
果たしてどれだけシャブリっぽいか、襟を正して稽古いたします。
色は普通に薄めのレモン色、サラリとしていて軽い感じがします。
香りを嗅いで「おぉ、シャルドネじゃん!」と思いました。
青リンゴとミネラル感があって確かにシャブリっぽいですね。ほんのり樽(種?)の香ばしさも感じます。
味わいも、酸味控えめなシャブリって感じです。ちゃんとシャルドネな味わいにちょっとビックリです。
いやー、このワインは凄いわ・・・ってか中身自体はそんなに凄くはないんだけど、値段を考えると凄いです。
うたい文句通り、本場フランスのシャルドネっぽさがあります。ロピアがお近くの方はぜひ買ってみてください。
さすがに1/3くらいは残っているので、明日また追稽古します。
点数 | 78点 |
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さて「いづう」の鯖寿司ですが、秋に師範と次女が京都に行って買って帰ってきた時のものより、明らかに身が薄くて頼りない感じがしました。
それが季節によるものか、本店と催事場の違いかはわかりませんが、これが1本6,000円は高いと感じちゃいました。
1本6,000円のワインは「薄いけどアリ」なんて言うのにね。