最新稽古


8日(日)

Xisto Reserva 2018

 朝起きたら道場の稽古場はこんな雪景色。聞いてないよ~、そんなに降らないと言ってたじゃん! 今日は投票に行ったり散髪に行ったりしたいのよ~。

 なんてぼやいても仕方が無いので、朝から本日飲むワインを決めました。 ツイッター(現X)界隈で話題のジスト、「安ワイン道場師範」たる者が稽古しないわけにはいかない銘柄です。

サッポロ サクラビール

 午前中には止むはずだった雪は午後になっても降り続き、長靴を履いて投票と散髪に出かけました。 お疲れ様の一杯は雪見酒とシャレ込みました。国民の皆様お疲れさまです!

銘柄は、サッポロのこの季節限定サクラビール、春が待ち遠しくなるけど黒ラベルとの違いがわかりません。

Xisto Reserva 2018とトマト鍋材料

 朝のツイート(現ポスト)の時点で、このワインに合わせる料理の提案を募集したところ、 複数のアイディアを頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

財布とスーパーの品揃えを含め多方面から熟考した結果、こういう食材でお相手することに決定いたしました。 久しぶりのトマトすき焼きです。

Xisto Reserva Tempranillo 2018 [Agricola Alimentias]
名称Xisto Reserva Tempranillo 2018
ジスト・レゼルバ テンプラニーヨ 2018
生産者Agricola Alimentias
アグリコーラ・アリメンティアス
価格1,098円
購入店ファミリーマート豊海町店

 満を持して稽古するのは、イケメン・ソムリエの 田邉先生ご推奨、 コンビニ(ファミリーマート)で買えるスペイン産のリゼルバ。 界隈ではこのワインを探してファミマ巡りをする人まで現れているようです。 師範はたまたま時間つぶしに入った豊海のファミマで買えてラッキーでした。 ちなみに道場では2020年に2010年産のグラン・レゼルバと稽古しておりますが、 当時は全く無名でしたし、師範もこのワインの商品力に気付いておりませんでした。

 色は、昨日のボルドーよりは明るい紫色。2018年産のレセルバですが、熟成感は見た目からは感じられません。 香りは、「なるほどこれは話題になるわ」です。凝縮感のあるベリーの香りに、明確に樽の香ばしさが乗っています。 樽にはアメリカンオークも使われているようで、ココナッツ的な甘い感じの樽香です。 味わいも「あぁこりゃウケるわ」なバランス。 酸味控えめ甘味しっかりで渋味もありますが、熟成ゆえかまとまりが良く角が取れていて柔らかい感じです。

 人サマが、特に立場のある方がお薦めされるワインは、やっぱり間違いないわけです。 コンビニでこのワインが買えるのはやっぱりプチ革命だよね。 「ホントにそんなに良いのかね?」と斜に構えて稽古したわけですが、結果は「参りました!」です。 1,000円ちょっとで82点、早くも今年の安ウマワイン対象候補です。

点数82点
Xisto Reserva 2018とトマト鍋材料

このワイン、 昨日の安ボルドーと比較して稽古しました。どちらも(多分)小売価格は1,000円位のワインです。

本格派のワインという視点だと、たぶんボルドーの方がそれに近いと思います。 でも、エンターテイメントはウケてなんぼ、どっちが売れれるかという観点ではジストの圧勝です。 1,000円くらいでこんな楽しい飲み比べができて、日本の安ワイン界もまだ捨てたもんじゃないな、と思います。


7日(土)

ガウティ展 入口

師範代が最近ガウディにハマっていて、今年の夏はスペインに行ってみようと目論んでおります。 その予習として天王洲で開催されているNaked meets ガウディ展に行ってみました。 会場は天王洲の寺田倉庫G1-5F、入場料は土日券の早割で2,600円、一緒にスペインに行く師範代と次女と伺いました。

ガウティ展 入口

入場したのは午前10時ごろ。会場内は、超満員とまではいかないまでも、かなり混雑していました。 人気ですね、ガウディ。道場を建てる時以外は建築になんの興味も無かった師範代が惹かれるくらいだから無理もありません。

ガウティ展 入口

白状しますと、師範はガウディ建築って「金持ちの悪趣味」だと思っていたんですね。 でもこの展示では、ガウディがいかに自然の法則に従って建物を設計しているかが説明されていました。 例えばこれはアマトリル・ヒスパニック美術研究所の屋根構造の模型。 「直線母線曲面」という直線だけを使って曲線を構成する技法なのですが、それを動かして実感することができます。 なかなか興味深い展示でした。

ガウティ展 入口

こちらは、グエル公園に置かれた「エル・ドラク」というトカゲを模した置物の模型。 実物は色鮮やかなタイルで彩られているのですが、それをプロジェクションマッピングで自由に彩色することができます。 そういうインタラクティブな展示もいくつかありました。

ガウティ展 入口

そしてガウディ建築の集大成と言えばやっぱりサグラダ・ファミリア聖堂。 もちろん実物を持って来ることはできないわけですが、かなり精密な模型が置かれていて、その緻密さに圧倒されます。

ちなみに今年はガウディの没後100年、そしてサグラダ・ファミリアのメインタワー「イエスの塔」が完成するそうです。 それを見に行きたいな。本物でもっと圧倒されたいと期待しております。

スターバックス 天王洲店

ガウディ勉強に熱心な師範代を置いて、師範と次女は「もう十分観た」と会場を後にして、 スターバックス 天王洲店にて師範代待ち。アーモンドミルク・ラテというのを注文しましたが、 普通のカフェラテにすれば良かったと後悔しました。

トラットリア・イタリア 外観

ガウディ展の後のお昼は、品川に戻って品川インターシティにあるトラットリア・イタリア 品川店にて。 以前師範が勤務していたビルの斜め下にあります。

品川のこのあたりはガチのオフィス街なので、土日は人影もまばら。 空いているお店も少ないので、昼に営業しているこちらのお店はほぼ満席でした(もちろん予約して伺いました)

トラットリア・イタリア テーブル

案内されたのは、窓際の明るいテーブル、というかこのお店、船の舳先みたいな形をしたダイニング・フロアで、両面に窓があるので、 だいたいどの席も明るいんですよ。写真を撮りたい師範にはありがたいお店です。

トラットリア・イタリア サラミとオリーブのチーズピッツァ

料理はアラカルトで頂きました。ランチメニューからも単品で頼めるのが助かります。
サラミとオリーブのチーズピッツァ 1,200円
サイズも立派でとても美味しいピザ。もうこのピザだけでアタリを確信しましたね。 これに続く料理も楽しみです。

トラットリア・イタリア ツブ貝、チェリートマト、マッシュルームのアヒージョ

こちらはランチメニューではなく本日のお薦めメニューから。
ツブ貝、チェリートマト、マッシュルームのアヒージョ(バゲット付) 1,180円
たっぷりのオリーブオイルの中にアツアツの具材。師範代的には『これに砂肝を入れたら更に美味しくなる』とのこと。 そのうち道場でも定番化されると思います。

Bellenda Valdobbiadene Brut N.V. [Bellenda]
名称Bellenda Valdobbiadene Brut N.V.
ベッレンダ ヴァルドッビアデーネ ブリュット N.V.
生産者Bellenda
ベッレンダ
価格2,580円 (Half)
購入店トラットリア・イタリア

 お昼なのでしっかりは見てませんが、こちらのお店にはかなりちゃんとしたワインリストがあります。 グラスワインは赤・白が580円。それを頼んでも良かったのですが、なんとなくスパークリングのところを見ると、 ハーフボトルの設定があるじゃないですか。その値付けも魅力的で、ハーフだと2,580円、フルだと5,200円・・・え? ハーフがフルボトルの半額以下って?とニッコリして注文いたしました。 調べたら、ハーフでも小売価格で1,500円弱するワインですな。これはお得です。

 色は薄めのレモン色で、香りも柑橘系のフルーツ香が主体のフレッシュな感じ。 味わいは、甘さ控えめキリッとした酸味。プロセッコに想像する内容そのまんまの印象です。

 お昼から頂くのに丁度良いスパークリングでした。 次女も1杯だけ飲んだので、飲んだ量は300mlに満たなかったと思いますが、それで十分な感じがしましたよ。

点数75点
トラットリア・イタリア 牛バラ肉とブロッコリーのマスタードソース・ペンネ

パスタはショートパスタとスパゲティが選べましたが、ここはペンネで。
牛バラ肉とブロッコリーのマスタードソース・ペンネ 1,000円
マスタードの香りと塩味がしっかりしたパスタです。 家庭だとここまで塩を強くはしないなぁ、とか会話していました。 つまみとしてはベリーナイスですが、普通にお昼の食事だとちょっとしょっぱいかもですね。でも1,000円は安いっす。

トラットリア・イタリア カンノーリ

師範代がデザートも注文しています。
本日のドルチェセット 880円
本日のドルチェはカンノーリでした。初めて聞く名前ですが、シチリア地方伝統のスイーツらしいですね。 これを書くときに名前を忘れたので、Gemini君に

「シチリアのデザート 焼いた小麦粉で巻いた「銘菓チロリアン」みたいなのは何?」

と聞いたら

『その「銘菓チロリアン」に似た、焼いた(揚げた)小麦粉で巻いたシチリアの伝統的なデザートは、 「カンノーリ」(複数形)または「カンノーロ」(単数形)です。 』

と教えてくれました。生成AI、便利だな。

トラットリア・イタリア 店内

そんな家族ランチ、お会計は3人分トータルで6,480円でした。 そこそこ食べてワイン飲んでこの値段は安いよね。品川駅からはちょっと離れますが、お薦めできるお店だと思います。

Tomas Laurent 2023 [LGB le Cailar]
名称Tomas Laurent 2023
トマ・ロラン 2023
生産者LGB le Cailar
LGB・ル・ケラー
価格(単品価格:不明)
購入店京橋ワイン

 品川からの帰りに横須賀線に乗りまして、 「TRAIN TV」という車内ビデオを見ていると「Go-Toレシピ」という番組で「味しみ豚しゃぶ豆腐」という料理が紹介されていました。 いやどう見ても普通に肉豆腐じゃん!などと師範代と話しているうちに肉豆腐が食べたくなって本日の料理は肉豆腐、そしてカツオのタタキ。 選んだワインは、京橋ワインの「【送料無料 第222弾】 特大感謝の大満足赤ワイン6本セット」 5,720円から、ボルドー産の赤。 品種はカベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー40%、カベルネ・フラン10%だそうです。

 色は、安ボルドーにしてはしっかりと濃い、そして暗い感じのボルドーらしい色合いです。 香りは、ちょっと「おぉ!」と思いました。というのも、黒系ベリーの香りと消し炭っぽい香り、しっかりボルドーらしさがあるんですね。 味わいは、甘さはほぼ無くタンニンしっかり、ワインの骨格標本みたいな感じですが、これはこれで悪くないです。

 単品販売の無いワインなので単価はわかりませんが、たぶん小売価格は1,000円位のワインだと思われます。 それを考えるとかなりちゃんとしています。 ワイン好きの皆さんにあまり良いイメージの無い金賞ボルドー、その権化たる京橋ワインのセットからですが、 虚心坦懐に稽古するとこのワインは「アリ」です。


 小瓶保存した翌日、話題のワインと比較しながら追稽古。 比較すると、やっぱり固く痩せている感じは否めません。ワインに馴染みの無い人向けに売られがちな金賞ボルドーですが、 やっぱり難しいよね、こういうワインを内容で売るのは。

点数76点

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