最新稽古


18日(水)

The Rigoletto 外観

 本日は、12月に開催予定のイベントの打ち合わせで、渋谷のイタリアンThe Rigolettoへ。 この系列のお店は以前に銀座のRigoletto Kitchenや 横浜のRigoletto Ocean Clubを利用しております。 雰囲気が良くて、いろんなワインが比較的安く頂けるお店ですね。

The Rigoletto テラス席

 今回、幹事役のMayumiさんに予約して頂いたのはテラス席。まだまだ暑い季節ですが、幸いこの日は雨がパラつく天気だったので、 それほど暑くなく過ごせました。

本日の参加者は下記のメンバーです。
Mayumiさん(酒豪番付小結)
sakanacoffeeさん(サカナの達人)
クヴェヴリ・エミさん(シイタケが苦手)
安ワイン道場師範(今週予定入れすぎ感)
それでは張り切って飲み食いして参ります(打ち合わせはさっさと済ませました)

Marques de la Concordia Seleccion Especial Brut Vintage 2022 [Marques de la Concordia Family of Wines]
名称Marques de la Concordia "Selección Especial" Brut Vintage 2022
マルケス・デ・ラ・コンコルディア "セレクシオン・エスペシアル" ブリュット・ヴィンテージ 2022
生産者Marques de la Concordia Family of Wines
マルケス・デ・ラ・コンコルディア・ファミリー・オブ・ワインズ
価格4,180円 (お店価格)
購入店The Rigoletto

 このお店には立派なワインリストがあって、詳細ページの前に"EXCLUSIVE HOUSE WINE All \3,800(税込4,180)"がピックアップされており、 そこには泡4種、ロゼ1種、白14種、赤14種が書かれています。もうそこだけ見るんで十分ですわ。

 まずは泡からでしょう、ということで、3,800円のところに書かれていたワインを指さして、「この中で一番シャンパンっぽいのはどれですか」 とお店の方に聞いたところ『ありませ~ん!』と小気味よい回答。正直で良いですね。 『でも辛口ならコレ』ということで推薦して頂いたのがこちらのカバでした。

 色は、暗めのテラス席なのでわかりません。 香りのボリュームはやや弱めですが、スッキリした柑橘類とシッカリしたリンゴの中間くらいの香りがします。 味わいはやや甘めですかね?口に含むとナッツのような香ばしさが感じられる点はナイスです。

 安カバというと、キンキンした金属っぽさを感じるものも多いのですが、これは比較的こなれた感じで好印象でした。 お店で4,000円、妥当な金額だと思います。

点数77点
The Rigoletto 乾杯

 それでは乾杯。テラスで飲むのは気分が良いですね。Mayumiさんは蚊に刺されがちで、 サカナさんはキャンプでアシナガバチに刺されがちだそうですが。

The Rigoletto タパス

料理は、まずは軽めのタパスから。
燻製メカジキとオレンジのカルパッチョ 1,386円
ボケロネス(イワシの酢漬け) 1,034円
肉屋のカジョス(もつ煮込み) 693円
ブロッコリーのガーリックソテー 693円
どれもワインが進む料理ですよ。

Porteno Rosado 2023 [Bodega Norton]
名称Porteño Rosado 2023
ポルテーニョ ロサード 2023
生産者Bodega Norton
ボデガ・ノートン
価格4,180円 (お店価格)
購入店The Rigoletto

 泡は儚くもあっという間に蒸発しまして、次はロゼを頂きます。 アルゼンチンの大手「ボデガ・ノートン」が造るロゼですね。 産地や品種の情報は書かれていませんが、『マルベックとかじゃないですかね』と話しておりました。 後で調べたところ、マルベックとメルローみたいです。たしかサカナさんはメルローとも言ってましたね。

 色はかなり薄めのオレンジ色に感じました。 香りは、色から受ける印象通り、オレンジっぽい雰囲気を感じます。「オレンジワイン」のオレンジじゃなくて柑橘系のオレンジの方です。 味わいは、重すぎず軽すぎず、ちょうど良いバランス。スイスイ飲めてしまいます。

 やっぱり夏のテラスで飲むのはロゼですよ。大昔から「日本でももっとロゼが飲まれるべき」という言説はありますが、 一向に流行る兆しがありませんね~、美味しいのにね。

点数78点
The Rigoletto ズッキーニのセモリナフリット

 こちらもタパス・メニューから、ズッキーニのセモリナフリット 693円。 ペコリーノチーズがカリッと焼かれていて、美味しゅうございました。

Mile 141 2021 [Barone Ricasoli]
名称Mile 141 2021
ミッレ 141 2021
生産者Barone Ricasoli
バローネ・リカーゾリ
価格4,180円 (お店価格)
購入店The Rigoletto

 次はイタリア産の赤です。このワインは5年前に横浜の系列店で稽古しています。 写真ではピンク色のラベルに見えますが、実際は生成りの白です。 実はこのワインのボトル写真を撮り忘れていて、あとでお店の人に拾い出してもらい撮りました。 そこの照明がこんな色だったんですね。快く対応して頂いたお店の方に感謝です。

 写真を撮り忘れるくらい話に夢中で、細かいことは覚えちゃいませんが、 イタリアらしい、サンジョヴェーゼらしい明るい雰囲気を感じるワインだったように思います。 バローネ・リカゾーリ、やっぱり名門ドコロは確かなワインを造りますね。

点数79点
The Rigoletto タコのガリシア風

 こちらが本日のメイン、タコのガリシア風 3,080円です。 日本でいうところの「蛸の柔らか煮」ですね。大きい方を頼んだので、しっかり食べ応えがありました。

Altos Ibericos Crianza 2019 [Torres]
名称Altos Ibéricos Crianza 2019
アルトス・イベリコス クリアンサ 2019
生産者Torres
トーレス
価格5,170円 (お店価格)
購入店The Rigoletto

 赤をもう一本頂いております。造り手はスペインの大手「トーレス」、これは3,800円均一じゃなくて通常のワインリストからの選択です。 通常のリスト、なんと100種類くらい書かれています。お値段は税込み4,000円台後半から、一番高いのはサッシカイアの45,000円。 字が小さくて老眼鏡が必要ですが、見ていて飽きないリストです(pdfはコチラ

 色は、前のイタリア産と比べると明らかに濃いのが見て取れます。 香りも濃いですね。なにより樽の香りがしっかりしています。 品種はテンプラニーヨらしいですが、まるでボルドーのような香りに感じます。 味わいもとてもしっかり系。甘さと渋味がドスン!と濃い味わいです。

 これ、誰が選んだんでしたっけ?Mayumiさんだったかな? リストにある多数のワインの中からこれを選ぶセンスはさすがです。 〆にふさわしい赤でした・・・って、実際は〆じゃなかったんですけどね。

点数81点
The Rigoletto ムール貝と海老のパエージャ

 炭水化物は、ムール貝と海老のパエージャ 2,310円を頂いておるようです。 写真はあるけど記憶には無い、飲み会あるあるですね(「あるある」とか言っている場合じゃ無いです)

Belenus Albarinho 2022 [Quinta das Arcas]
名称Belenus Albarinho 2022
ベレヌス アルバリーニョ 2022
生産者Quinta das Arcas
キンタ・ダス・アルカス
価格4,180円 (お店価格)
購入店The Rigoletto

 4人で5本目です。酒豪番付に載るMayumiさんとか、載せなきゃいけないエミさんとかがいると当然の流れですね。 赤はもう良いや、ということで白になりました。選んだのはポルトガルのビーニョ・ベルデ、品種はアルバリーニョ。 さっぱりしたワインが飲みたかったんでしょうね。

 そしてそれが狙い通り、良い意味でとてもさっぱりしたワインでした。 ビーニョ・ベルデ(道場では「ヴィーニョ・ヴェルデ」とは書きません)って、薄いイメージがあるのですが、 これは結構ちゃんとした香りの強さと味わいのしっかり感があります。 それでも重くならずにさっぱりしている、絶妙なラインを突いてきています。

 〆にふさわしい、美味しい白でした。いや~、飲んだ飲んだ。

点数80点
The Rigoletto 赤ワインで乾杯

 赤ワインで乾杯する写真は珍しいよね、ということで撮ってみましたが、酔っぱらっている状況なので良い写真が撮れるはずもありません。

 そんな感じの打ち合わせ&飲み会、お会計は4人分トータルで35,000円弱。 これだけ飲んで一人1万円いかないのは良いですね、あまり食べてない、ということもありますが。

 それでは、イベント成功させましょう>皆様


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