出雲大阪詣 2023

出雲・大阪

 2009年までは、東京から熊本へ寝台列車「はやぶさ」が走っていました。 その停車駅として、師範代実家そばの鳥栖駅があり、 横浜駅で次女に「この列車に乗れば鳥栖のじいちゃんばあちゃん家に行けるんだよ」 なんて話をした記憶があります。 それをずっと楽しみにしていたのか、とりわけ鉄分が豊富というわけでもない次女ですが、 一度寝台列車に乗ってみたかったみたいなんですね。 そのため、4月から大学に進学する次女の卒業旅行として「寝台特急サンライズ出雲」に乗って出雲市へ行くことにしました。

 そして、せっかく西へ行くのに出雲だけじゃもったいないということで、 帰りに大阪へ寄ることに。こちらも4月から就職する長女の卒業旅行も兼ねて合流、 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」にも行くことにしました。

 という感じで、3泊4日の「出雲大阪詣」の記録です。


17日(金)

■ホテル モントレ ラ・スール大阪(朝)

ホテル モントレ ラ・スール大阪 窓からの景色

 おはようございます。大阪の朝は今にも雨が降り出しそうなどんよりした空。 それでも師範の行いが良いためか、この日は降られずに済みました。

 この日は朝早くから遊びに行くため早めのチェックアウト。 宿泊費は4名2室トータルで15,140円(全国旅行支援の20%off適用後)でした。 結構ちゃんとしたホテルで一人4,000円以下は安いよね。

■ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 入場前

 本日の目的は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で遊ぶこと」、それだけでございます。 USJに家族で行くのは13年ぶり2回目(前回の記録はコチラ)、 その時とは料金もシステムも大きく変わっているみたいです。

 開場時間の午前9時に合わせて現場に到着したら、猛烈な人・人・人の大群衆。 入場までに30分以上掛かったと思われます・・・ って、それくらいで呆れてちゃいかんのでしょうね、テーマパークって場所で遊ぶには。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 入口

 このテーマパーク、いかにも大阪らしく『銭を払えば並ばずに済む』というサービスがあるらしいです。 そこで、師範代(大蔵大臣)と長女(USJには何度か来たことある)で事前検討して、 エクスプレス・パス4~バラエティ・チョイス~という、 4つのアトラクションに優先的に乗れるチケットを入手しております。 従いまして、今回のUSJ料金は下記のようになっております。
・入場料:8,400円×4
・エクスプレス・パス4:15,800円×4
合計なんと96,800円!・・・どうだ参ったか!のお値段ですね。 お客の半分くらいは国外からの方々みたいな感じでした。 つくづく「日本は貧しくなったなぁ」と痛感させられましたよ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジュラシック・パーク・ザ・ライド

 エクスプレス・パスは入場時間の指定があるらしく、 それまでにちょっと時間があるのでアトラクションを1つこなしておこう、ということになり、最初に向かったのが
ジュラシック・パーク・ザ・ライド
ジャングルみたいなところをボートで廻って、最後にウォータースライダーになるやつですね。 これは13年前もありましたよ。待ち時間は比較的短くて、15分くらいだったと思います。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター

 次女の今回のUSJ訪問の主たる目的が、 こちらウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターのエリア。 なんだかハリー・ポッターが好きみたいでね。出来れば留学もイギリスに行きたかったみたいです。

 人気のエリアとあって沢山の人で溢れかえっておりましたが、 映画に出て来る生徒用のマント(たしかショップで8,000円くらいしたと思います)を羽織ったお客さんも多くて、 エリア全体が映画の中みたい。お客さんにお金を払わせての雰囲気づくりはさすがだと思いましたね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン フォービドゥン・ジャーニー

 子供たちの今回最大のお目当てアトラクションがこちら。
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
 カメラ撮影は出来ないのでお城の外観ですが、この中に3D絶叫系のアトラクションがあります。 映画よろしく箒に乗って空を飛びまわるのですが、爽快感と共に若干の不快感(3D酔い)があります。 楽しいんだけど、後半は「早く終わってくれ~!」と思ってました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ

 ちょっと気持ち悪くなったので長女に酔い止めを貰いました。やっぱり何度も来ている人は準備が良いね。 そして次に乗ったのがこちら。
フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ
いわゆるジェットコースター、それもちょっと小さめのやつですね。 長女は『景色が良いので横を向いて乗っていたら首を痛めた』らしいです。 みなさんも小さいジェットコースターだからと安心せず、お気を付けてご乗車下さい。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン オリバンダーの店

 上記2つのアトラクションは、エクスプレス・パスがあったのでほとんど並ばずに乗れましたが、 このエリアで一番並んだ(30分くらい)のがこちら。
オリバンダーの店
いわゆる「魔法の杖」のショップです。 それも単なる売店じゃ無くて、まずは小芝居的なショーがあった後、さぁ買ってください!という趣向。 ショーで指名されると魔法が体験できるんですが、師範らの回に指名されたのは、 (多分)ハリーポッターが何か理解していない小さなお坊ちゃん。( ゚д゚)ポカーンとされてました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン バタービール

 ちょっと喉が渇いてきたし、「ビール」という名前に惹かれて、10分ほど並んで購入したのがこれ。
バタービール 700円(写真)
ホット・バタービール 850円
どちらもアルコールは入っていません。バタービールはジンジャーエールがベースの炭酸飲料で、 ホットの方は生姜湯の甘い版、とった感じでした。 ノンアルだけど、生姜の刺激が心地よく、なんとなくアルコールが入っているような気になりましたよ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ディスカバリー・レストラン

 昼食は、13年前と同じくディスカバリー・レストランにて。 時間は午後1時ごろだったと思います。そんなに長蛇の列でも無く、普通に10分待ちくらいで入れた感じでした。

 お食事エリアは屋内と屋外に分かれていて、前回は屋外でしたが今回は屋内。 混んでいるフードコートと同じく 「荷物で確保されているけど購入に並んでいるので座っていない」席が結構な割合を占めているので、 回転が悪い感じです。このシステム、どうにかならんのですかね? IoTの時代なんだから、事前の席取りはせず、空いた席を検出して適宜案内するようにできると思うんですけどね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ロコモコ風DONとフライドチキンDON

 なんて愚痴は置いといて、購入した料理がこちら。
ロコモコ風DONセット 1,800円×2(写真手前の2つ)
フライドチキンDONセット 1,700円×2(写真奥の2つ)
セットにはドリンクが付きます。なんだか学食のようなメニューですが、 美味い不味いはともかくテーマパークでこの値段だったらそんなに腹は立たない感じです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ビールコンボ

 バタービールみたいなノンアルだけじゃなくて、ちゃんとアルコール入りのビールも頂きました。
ビールコンボ 1,250円
プラカップに入ったビールに、フライドチキンとフライドポテトが付いてきます。 銘柄はプレミアム・モルツと書かれていたように思います。

 このセットで1,250円・・・があまり高く感じないんだよな。エクスプレス・パスのあまりの値段に感覚がバグってます。 プレモルとフライドチキン、間違いない組み合わせですよ。

 奥にセットのコーヒーが見えますが、そちらは量もタップリで香りもあって、美味しいと思いましたよ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 恐竜案内のお姉さん ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 恐竜

 お腹も満たされてレストランの外に出たら、恐竜が歩いていました。
ジュラシック・パーク・ダイナソー・ミート & グリート
このショー、恐竜自体は単なるハリボテな感じではありましたが、案内する女性が素晴らしい。 まるで声優さんみたいに通る声で、当意即妙かつ軽快なファシリテーション。 思わず引き込まれましたよ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 午後最初のアトラクションがコチラ。エクスプレス・パス利用でほぼ並ばず利用です。
ジョーズ
これも13年前も乗りました。エクスプレス・パス4ではこのジョーズか、 ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドという大きめジェットコースターのバーターなんですが、 4人中3人が「ジェットコースターはもういいや」って気分になっていたのでこちらにしました。 次女はちょっと残念そうでしたけど、ジェットコは将来友だちや彼氏と来た時に乗りたまへ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 時刻は午後2:30過ぎ、ショーが始まっていました。
NO LIMIT! パレード
USJのこのパレードの混沌具合がなかなかですね。 ディズニーランドだとだいたいディズニーのキャラクターだけが出てくるわけですが、 USJはなんでもアリです。 写真は踊り狂うキティちゃんとお姉さん。「え?ここサンリオピューロランド?」ですわ。 まさに"NO LIMIT!"、客を呼べれば何でもよいというあたりが大阪っぽくもあります(違うか)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 エクスプレス・パス4を使った最後のライドがコチラ。
アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D
こちらも若干3D酔いする系です。 昔はあまりそういうことも無かったんだけど、最近目と脳が騙される系のエンターテイメントに弱くなりました。 このアトラクションも大変良く出来ていて面白いですが、やっぱり始まって30秒もすると「はやく終わってくれ」と願うようになります。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 今回、アトラクションその他の中で、一番長時間並んだのがこちら。
シングチュリトス 650円×2
単なるチュリトスを買うのになんと1時間以上の行列。 師範代と次女は並んでましたが、師範と長女は座って待ってました。 そんなに寒い日でも無かったんだけど、全然動かずに座っていると身体が冷えますね。 後半は年寄りみたいにうろうろ散歩してました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 もう一つくらいライドいけるよね~、ってことで通常の行列に並んで乗ったのがこちら。
ミニオン・ハチャメチャ・ライド
油断してましたが、これも3D酔い系です。 しかしまぁ上手いこと作ってありますね。実際はシートが前後に傾いたりするだけなのに、 真っ逆さまに落下したり急浮上したりが体験できます。そうやって脳が騙されるから酔うんでしょうけどね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 夕方になると、雨がパラつくようになってきました。パークを出るまでもう少し時間があるということで、 完全屋内なショーを見ることにしました。
シング・オン・ツアー
着ぐるみを着た人が歌ったり踊ったりするショーですが、 惜しむらくは着ぐるみのせいで実際に歌っているのかどうかわからんのですよ。 録音された音声を流されているような気がして、なんとなく興ざめしてしまいます。 知っている曲が流れたりするのは楽しいんですけどね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 ・・・という感じで一日USJに居ました。 エクスプレス・パス4、高いけど有効に使えたと思います。

 当初は、あの金額出すんだったらミナミで飲み歩いていた方が楽しいんじゃ?とか思ったのですが、 「こどもたちと一緒にテーマパーク、多分これが人生で最後だろうなぁ」と思い直し、家族と行動を共にしました。 もしかすると、次に来るのは孫を連れて、かもしれません。その時は自分が楽しむというよりお守り役でしょうけどね。

のぞみ482号 車内

 USJを出たのが午後7時過ぎ、そこから一旦ホテルに戻って荷物を取って、帰りの新幹線は新大阪21:15発のぞみ482号。 バタバタしていて車両の写真を撮り忘れております。

 大阪で食事をする時間なかったので、夕食は駅マルシェ新大阪の売店「鶏太郎」で買った焼き鳥弁当1,060円と プレミアムモルツのロング缶と↓のワインを車内に持ち込んで、「居酒屋のぞみ」開店です。 新横浜までの2時間強、今回の旅を反芻しながらゆっくり楽しみました。

Stone Circle Classic Red 2019 [Casegrain Wines]
名称Stone Circle "Classic Red" 2019
ストーン・サークル "クラシック・レッド" 2019
生産者Casegrain Wines
カッセグレイン
価格500円 (187ml)
購入店新大阪でリカステーション上13

 JR東海のホーム売店にはミニボトル187mlの赤と白が売られています。 昔は車内販売でも同じ値段で買えたと思いますが、今はあるのかな? 銘柄は豪州産「ストーン・サークル」の赤と白。以前から変わりありませんね。 道場の記録をさかのぼる限り、2009年にはすでにこの銘柄だったようです。 当時の値段は420円なので80円値上がりしていますが、この物価高騰の折、頑張ってくれていると思います。

 外観はしっかりと濃い紫色。普通に豪州産赤の見た目です。香りもかなりしっかり系。 品種の主体はシラーズだと想像されますが、ちょっとスパイシーさのある果実香と、 ほんのり焦がした樽香(オークスティーヴ?)があります。 味わいも色や香りの印象通りのしっかり系。187mlですが、この濃さなので結構満足感があります。

 キオスクのミニボトルとかいうと、ヘタレなワインを想像しがちですが、 このワインは結構シッカリ感があって「アリ」だと思います。 ビール→ワイン白→ワイン赤なんかやっちゃったら、本気で居酒屋ですよ。

点数76点
のぞみ482号 ワインとグラス

 この旅行中、ずっとお供して貰っていたグラスは、「木村硝子 ピッコロ15oz」。 ワインを通販した時の緩衝材(プチプチ)に入れてリュックに放り込んでおいても、 全然割れないし重宝します。4月1日から若干値上がりするみたいですが、 それでも1,500円くらいで買えるグラスとしては大変コスト・パフォーマンスが高いと思いますよ。

リンク:ピッコロ 15oz ワイン (@楽天 Table & Style)

 そんなこんなで、日本が誇る世界一正確な高速鉄道である新幹線は、定刻23:21に新横浜駅へ到着。 それからJRを乗り継いで、最寄り駅からはタクシーで道場まで。お疲れさまでした!


総括

島根ワイナリー 縁結び

 以上、子供たちと師範がやりたいことをギュギュっと詰め込んだ3泊4日(長女は1泊2日)の出雲大阪詣の記録。 かかった費用は
・交通費:約170,000円(寝台料金含)
・宿泊費:約30,000円(安!)
・飲食費:約70,000円(これも安!)
・娯楽費:約100,000円(高!)
合計で約370,000円でした。

 4月から子供たちの生活も変わるので、 これまでと同じように家族で旅に出ようと思っても予定が合わないかもしれなくて、 もしかすると最後の家族旅行かも知れないと思いつつ、の旅でした。 ホントはまだまだ海外旅行とか行きたいなぁ。 ビーチリゾートも行きたいし、ヨーロッパも行きたいし、また台湾も行きたいし、 米国で次女がお世話になった方にも会いに行きたいのよ。

 その実現のためには、なにより自分の身体と財布の健康を保つことですな。精進して参ります!


出雲大阪詣へ

最新稽古


24日(金)

東京ブラック

 本日は家族で花見の予定だったけど、この雨で断念、真っ黒な夜空を眺めながら「東京ブラック」。

 このビール、近く終売になるらしいですね。ちょっと残念だけど、 ヤッホーブルーイングのビールの中では一番買う機会が少ない銘柄だったとも思います。

La Transicion Garnacha 2018 [Soto Manrique]
名称La Transición Garnacha 2018
ラ・トランシシオン ガルナッチャ 2018
生産者Soto Manrique
ソト・マンリケ
価格859円 (単品価格:1,408円)
購入店京橋ワイン

 ・・・というわけで、本来今日は外で弁当でも買って花見をする予定だったんだけど、突然の中止になっちゃったんで有るモン料理。 メニューは、大阪王将の冷凍餃子(ノーマル&チーズ)、昨日の残りの豚生姜焼き、葱油餅、モッツァレラトマト、鶏皮の胡椒焼き。 ワインは、「すべてパーカー【90点以上】 フルボディ赤ワイン6本セット 8,250円」から、スペインはカスティーヤ・イ・レオンの赤。 品種はガルナッチャ(グルナッシュ)100%だそうです。

 色は、先日のファレスコのメルローと比べると明らかに薄い、赤みと透明感のある色合い。 香りのボリュームも、先日のよりも控えめで、色の印象通り赤い果実(クランベリーやアセロラ)みたいな雰囲気と、 ほんのりバニラ風味の樽香を感じます。 味わいも、色や香りの印象通り軽いのね。傾向は異なるけど、まるでピノ・ノワールみたいな薄さと明るさ。 えぇ~!って感じです。

 なぜ「えぇ~!」かというと、買ったのは「フルボディ赤ワイン6本セット」なんですよ。 悪くないけど、これがフルボディは違うでしょ!と。 動きの悪い商品をセットに含めることを否定はしませんけど、 その時はセットのタイトルを再考したほうが良いと思いますよ。

点数70点

22日(水)

Merlot Umbria 2019 [Falesco]
名称Merlot Umbria 2019
メルロー ウンブリア 2019
生産者Falesco
ファレスコ
価格718円
購入店カルディ 新橋駅Annex

 師範代は1週間の休暇明けで今日が初日、当然残業らしいので本日の調理担当は師範です。 そして、日曜から逗留している師範母も明日朝には帰熊するので、心を込めて準備させて頂きます。 メニューは、回鍋肉(CookDo使用)、白身魚のフライ(AEONの冷凍を揚げるだけ)、ふかひれスープ(クノール)、 菜の花のからし酢味噌和え(酢味噌はマルコメ)・・・出来合いの物が多いって?細けぇこたぁ良いんだよ。

 それでは謹んでワインと稽古します。 色はしっかりと濃い紫色。税込み718円の安ワインですが、外観にエクスキューズはありません。 香りは、「ザ・メルロー」ですな。ブルーベリーっぽい果実香に、スミレの花のような雰囲気。 味わいも「ザ・メルロー」です。やや甘めで渋味シッカリで酸味は控えめ、典型的なスッピン・メルローな感じです。

 さすがはメルローの魔術師、リカルド・コタレッラ氏が監修したワインです。 安くてもちゃんとメルローの特長が出ています。 ただ、ちょっと単調で飲み飽きする感はあります。値段以上に大きな期待はせず、普段の食卓に登場させて吉なワインです。

 小瓶保存して翌々日。不思議だけど、渋味が増した感じがします。それゆえ初日よりも険しいワインの印象。 普通は渋味は穏やかになると思うんですけどね。やっぱり不思議です。

点数75点

前の今月分へ