7月です。首都圏の蔓延防止等重点措置も再延長、やれやれです。
ツイッターなんかを見ているとワクチンの接種を済ませた方も多いみたいですが、
道場の所在地横浜市はまだ接種券が届いてません(7月1日現在)(※)。トップがアレだと判断が遅くなる悪例ですね。
次期市長には期待したいところですが・・・
さて左写真は、時々散歩に行って定点観測している「横浜こども植物園」のマスカット・ベーリーA。
撮影したのは6月27日ですが、もうすでに立派な実を付けていました。
その他いろんな種類のブドウが植えられていて、葉や実の付き方が比較出来て、ワイン好きにとっては興味深く観察ができます。
そしてこの植物園、入園無料です。子供が小さい頃によく行った「野毛山動物園」も入園無料、そのあたりはナイスです>横浜市
(※) 7月2日、接種券は届きましたが自治体接種の案内は8月以降だそうで。
本日は師範自身の生誕記念日、子供たちからのプレゼントは珍味盛り合わせ。 こういうの好きなんだよな。朝ごはんの時に炊き立てご飯に乗せて・・・最高っすよね。でもなぜか商品名が「独身貴族」(笑) ともあれ1個ずつ美味しく頂きます!
食前酒は、サントリーの「TOKYO CRAFT ブラックペッパー仕立てのスパイシーエール」。
確かに黒胡椒の香りバンバンでめっちゃスパイシー。
最近サントリーは攻めてますねぇ。
合わせた珍味は松前漬・・・こりゃビールじゃなくて清酒だわ!・・・ってことでもちろん清酒も合わせましたよ。
やっぱり日本人は清酒だわ。
名称 | Chianti Classico "Gran Selezione" 2013 キアンティ・クラッシコ "グラン・セレツィオーネ" 2013 |
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生産者 | Podere Scheggiolla ポデーレ・スケジョッラ |
価格 | 3,109円 (単品価格:7,700円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
誕生日の夕食は、みんな大好きミートローフ、合鴨が載った贅沢サラダ、長女のリクエスト中華スープ。
誕生日のワインはいろいろ悩みましたが、なんだか謀らずもゲットしてしまって開け時が悩ましかった高級イタリア赤を開けることにしました。
「厳選 ちょっと良い赤ワイン3本セット」から。セールで半額になっていた時にゲットしたもので、単品価格は7,700円と高級品。
選ばれしキアンティ・クラッシコらしいですぞ。
色は、まるでボルドーみたいな濃くて青い紫色。アルコール度数14.5%、タラーリタラリのアシが見て取れます。
香りは、「私は今まさにトスカーナの大地に立っています!」ってくらいのイタリアっぽさ。
アメリカンチェリーにスミレ、タバコ、香木、枯草、焚火。現地の空気をそのまま詰め込んだような香りです。
味わいは・・・抜栓してすぐは「固ってぇな、コレ」でした。
でもそれは販売店のサイト情報で織り込み済み。ゆ~っくり稽古しましたよ。
結果、3時間だってもほとんど開いてはくれませんでした。うむ~。
香りのボリュームは一級品だし、ポテンシャルの高さはバリバリ感じます。
でも、いかんせん今飲んでも固い。2013年産なのにまだ固い。
師範はどちらかというと若飲み推奨派を自任しているわけですが、
さすがにこのワインはもう少し置いておくか、数日に分けて飲むことを推奨します。
点数 | 77点 |
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リンク |
NAOTAKA厳選ちょっと良い赤ワイン3本セット 第13弾 15,400円(今はこのワインは含まれません) Chianti Classico "Gran Selezione" 2013 [Podere Scheggiolla] 7,700円 |
本日は、ツイッターのお知り合いとリモート宴会。
それに向けたツマミを用意するべく、道場の調理場に立っております。メニューは、
豚ロースの香草ソテー、ツナとブロッコリーとパプリカのチーズ焼き、フリッタータ(コストコの冷凍)、イタリア産生ハム(これもコストコ)です。
もちろん飲みながら料理しております。
お相手に選んだのは、先週に引き続き プレミアムモルツ <香るエール> サファイアホップの恵み。
やっぱり美味しいですね、このビール。華やかな香り、軽やかな苦味、いかにも夏向き。「大手の底力」を見せられた気がします。
そして午後8時30分からリモートワイン会。
本日のテーマは「米国産葡萄酒鑑賞会」、カリフォルニアワインの伝道師、Andy先生からいろいろ教わろうという魂胆。
参加したのは下記の面々です。
・もふもふさん(主催)
・Andyさん
・MAMIさん
・カツミさん
・中塚さん
・Yuichi Satoさん
・NAOTAKA.TOTSUKAさん
・安ワイン道場師範
名称 | Au Bon Climat Santa Barbara County Pinot Noir 2018 オー・ボン・クリマ サンタ・バーバラ・カウンティ ピノ・ノワール 2018 |
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生産者 | Au Bon Climat オー・ボン・クリマ |
価格 | 2,969円 |
購入店 | オーケーみなとみらい店 |
道場在庫にある中から、今回の飲み会にちょうど良いと思って選んだのは、
先ごろ亡くなったジム・クレンデネン氏のワイナリーであるオー・ボン・クリマ。
有名になっても値段を変えない、尊敬すべきオーナーでした。
その遺志を継いで運営されるようなので今後も期待したいと思います。
モノは一番ベーシックな「サンタ・バーバラ・カウンティ」、この銘柄の2017年は4月に稽古済みです。
ちなみに参加者には、全く同じ銘柄の方が1名、2019ヴィンテージの方が1名。同じワインをいろいろ語りながら飲むのって楽しいですよね。
コルクは、印字の無いシンプルなDIAM10、実直な感じです。
グラスに注いで外観確認、この銘柄って結構色が濃いイメージがあったけど、このヴィンテージはそれほど濃くはないですね。
澄んだキレイな赤紫色です。
香りは、まず第一に感じるのがケモノ。イタリア産生ハムに極めて親和性の高い香りです。
もちろん、イチゴのようなフルーツの香りや、ほんのりカラメルっぽい樽由来の香りも感じます。
味わいは、見た目の割には渋味がしっかりしているので、甘渋い感じ。
クリーンというよりパワフル寄りなピノ・ノワールですね。
やっぱり優秀だな、オー・ボン・クリマ。
稽古範囲内でちゃんとカリフォルニアのピノ・ノワールらしい雰囲気を持っています。
シュッとしたブルゴーニュのピノとは傾向が違うけど、人懐っこくてわかりやすいワインですよ。
点数 | 80点 |
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一旦終了したのが午後11時ごろ。 その後延長戦で4人でお話しして、最終的には日付が終わったころにお開きに。 あー楽しかったな。またやりましょう>皆さん
名称 | Rosso Toscana 2019 ロッソ・トスカーナ 2019 |
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生産者 | Borgo Scopeto ボルゴ・スコペート |
価格 | 696円 (単品価格:1,309円) |
購入店 | フェリシティー |
夕食当番は師範です。例によって合わせ調味料大活躍で、
麻婆茄子(by丸美屋)、よだれ鶏(by CookDo)、中華コーンスープ(by 味の素)、ワカメとキュウリの酢の物(お惣菜)。
「一から手作りひとつも無いやーん!」って状態ですが良いんです、
そういうものでも美味しいと感じる幸せな一家ですから。
合わせたワインは、フェリシティーさんの『イタリアの赤ワイン6本セット 16弾』、税送料込み5,918円から。
単品価格的にはこれが一番安かったんじゃ無いかな?でも
『「キャンティ・クラシコD.O.C.G」と「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G」のブドウのみで造る、究極のベーシック・トスカーナ』らしいですよ。
色はかなりしっかりした紫色。サンジョヴェーゼ主体だと思いますが、よくある薄いサンジョヴェとはちょっと異なる外観です。
香りのボリュームは中程度。最初ちょっと蒸れた雑巾みたいなオフフレーバーを感じますが、すぐに飛ぶ(か鼻が慣れる)ようで、
その後はツンっと鋭い赤系果実の香りを感じます。
口に含むと・・・やや蒸れ雑巾が復活するのがちょっとマイナス。ただそれも程なくあまり感じなくなります。
味わいは、結構酸がしっかりしていて甘酸っぱくてギュッと締まった印象。時間をかけて頂くべきワインな気がします。
元気のいいサンジョヴェーゼという印象ですが、ちょっとだけ勇み足でネガティブな匂いが残っている感じです。
好き嫌いはあると思うけど、薄っぺらいのよりは良いですね。
ブルゴーニュやボルドーや南アも良いけど、イタリアやスペインやチリの安ワインには安ワインの楽しみ方があります。
点数 | 72点 |
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リンク |
【送料無料】ワイン王国「イタリア」の赤ワイン6本セット 17弾 5,918円 (現在はこのワインは含まれていません) Rosso Tosana 2019 [Borgo Scopeto] 1,309円 |
名称 | Campo do Porral 2018 カンポ・ド・ポラル 2018 |
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生産者 | Quinta do Ermízio キンタ・ド・エルミジオ |
価格 | 1,488円 (単品価格:1,579円) |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
日が陰っても暑い夏の夕方、気分だけでも涼しくと緑ワイン・・・ってエアコン入れてますけど。
本日の夕食は手巻き寿司。海の幸なら選ぶ相手はやはり海の国、ということでポルトガルのビーニョ・ベルデをチョイス。
このワインは、葡萄畑ココスの「ワイン・プリフィクス」、税送料込15,000円から。
ビーニョ・ベルデとしてはややお高めの単品価格1,579円です。
色は、気のせいかも知れない程度に緑色を感じるレモン色です。
正直「ビーニョ・ベルデ(緑ワイン)」の"Verde"って、日本で言うところの"青"、
「青葉」とか「青二才」みたいな「若い」という意味合いだと思うんですけど違うんですかね?
香りは弱めです。グイグイ嗅いでようやく感じ取れる柑橘香。でもフレッシュな感じは伝わってきます。
口に含むと、わずかに炭酸のチリチリ感。これぞビーニョ・ベルデですね。
意外だったのは、味わいに軽さが無くてとてもしっかりしていること。甘さ控えめですが酸味と旨味がガッチリとタッグを組んでいます。
なるほど確かに「ちょっと高級ビーニョ・ベルデ」だなぁ、という印象です。
香り穏やかでフルーティ過ぎたりしないので、生魚との相性のバッチリです。
反面、これ単体で飲んでもちょっとつまんないかなぁ、とも思います。
なんかもう少し振り切れたシュワシュワ感を期待しちゃうのね。
点数 | 75点 |
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【送料無料】ワインプリフィックス 基本セットA 6本 オーダーメイドのワインセット 15,000円 Campo do Porral 2018 [Quinta do Ermizio] 1,579円 |
名称 | Comte de Chamberi Mousseux Brut N.V. コント・ド・シャンベリ ムスー ブルット N.V. |
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生産者 | (Felíx Solís) (フェリックス・ソリス) |
価格 | 550円 |
購入店 | カクヤス 保土ヶ谷店 |
何もしない連休3日目。真夏の日差し、入道雲、茹だるような暑さ・・・こうなると明るいうちからスパークリングを飲まないわけにはいかないでしょう。
というわけで選んだのは、師範が愛読している「ヒマだしワイン飲む。」というサイトで、
『大人のCCレモン』と紹介されていたスパークリング。
フランス産みたいなワイン名だけどスペイン産のようです。フランス向けの商品という事なのかな?
さて抜栓。ガス圧は炭酸添加なスパークリングらしく弱めで、すかしっ屁くらいな感じでした。
色は薄めのレモン色。CCレモンよりはだいぶ薄いしクリアです。
香りは弱めではありますが、リンゴっぽいフレッシュな果実の香りが好印象です。
味わいは、やり過ぎない程度の甘酸っぱさ。こちらも値段を考えれば好印象ですね。
シンプルにフルーティで甘酸っぱいスパークリングですが、酷暑の屋外でキューっと飲むにはこういうので良い気がします。
全部飲み干しちゃうと明日寂しいので、1/3ほど残して別のワインを開けちゃいますよ。
翌日、100mlくらい残してセラーに立てて保存した分と再稽古。 雰囲気は特にお変わりなく、甘酸っぱいスパークリングです。 こういうワインの出番は多いと思います。
点数 | 70点 |
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名称 | Solagna 2015 ソラーニャ 2015 |
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生産者 | Regio Gantina レジオ・カンティーナ |
価格 | 998円 (500ml) |
購入店 | ファミリーマート サンズ東戸塚駅西口店 |
連休なんで1日に泡と赤を開けるというお大尽なことをやってしまいます。
このワインは、先日ツイッターで話題になったファミリーマートで売られているイタリア産。
もう終売らしいんですけど、散歩の途中に発見したので速攻ゲットしたものです。
合わせた料理は、ブリカマの塩焼き、豚と夏野菜の甘酢あん、セロリとベーコンのガーリック炒めです。
色は、深い紫色にレンガ色がかったエッジ。外観からも熟成が見て取れます。
香りはなかなか立派です。イチゴジャムのような甘く煮詰めたフルーツの香りがしっかりします。
それ以外に、ちょっとナツメグのような甘い香辛料の香りもあります。全体に甘い香りですね。
味わいは、見た目の熟成感とはちょっと違って渋味がまだまだ健在、そして甘酸っぱい味わい。
やや苦味ともエグ味とも言えそうな感じがあるのは、保存状態に起因するのかも知れません。
コンビニで、1,000円くらいでこういうワインが買える、というのは素晴らしいことですね。500mlという量も手頃です。
状態に関してはちょっとアレですが、各所でこの状態になったであろうワインを終売にする判断も正しいと思います。
やっぱりコンビニワイン侮れずですわ。
点数 | 76点 |
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ヒマな連休二日目、本日の食前酒は プレミアムモルツ <香るエール> サファイアホップの恵み。
合わせたのはなんとハーゲンダッツのバニラ!
ソムリエの田邉さんが推奨されていた
のでマネしてみました。
合わせた結果は、めっちゃクリーミーでバニラ風味のビールを飲んでいる感じ。口の中に盆と正月がドドッと押し寄せたような賑やかさ。
会う合わない以前に「全く知らない組み合わせ」でした。
ペアリングは無限の可能性を秘めておりますな。
名称 | Kobe Wine Riesling 2017 神戸ワイン リースリング 2017 |
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生産者 | Kobe Wine 神戸ワイン |
価格 | 1,870円 (単品価格:1,870円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日は、「第6回ニューワイン会」の初日、今回の課題ワインは神戸ワインの3本セット。
今日から参加するお知り合いと相談して、まずはリースリングから開けることにしました。
ちなみ料理は、本日コストコに行ってきたので、ローストチキン、シラスとドライトマトとモッツァレラチーズのピザ、チョレギサラダ。
日本ワイン向きっぽいメニューではありませんが、ご存じのように師範家では師範にメニューの決定権はありません。
さて稽古開始。色はわずかに赤みを感じるレモン色。けっこうしっかりした色に感じます。
香りは、弱めではあるけど柑橘系のフレッシュさと白い花の甘やかさを感じます。リースリング種によくある、
いわゆる「ぺトロール香(ジッポのオイルみたいな香り)」はほどんど感じません。
味わいは、ラベルに書かれているように確かにドライ。甘さはかなり控えめで、酸味も穏やかなので、料理の邪魔をしないワインだと思います。
ブラインドで飲んだら「これは甲州ですな」と言いそうな、フラットな香りと味わいのワインです。
正直ちょっと弱い感じなので物足りなさはありますが、反面飲み飽きしないスムーズさもあります。
それにしても神戸でこんな涼しげなワインが造られるんですねぇ~勉強になります。残りの2本にも期待しましょう。
点数 | 74点 |
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リンク |
神戸ワイン 白3本セット 5,940円 神戸ワイン リースリング 2017 1,870円 |
何もしない連休なので、昼間っから稽古に勤しみます。
まず昨日の続き、「セラーと常温の飲み比べ企画」からスタートします。
個人的には、昨日の差がより開くのか、同質化するのか興味があったんですけど
・・・師範の味覚嗅覚だと「昨日と一緒」でした。
抜栓後の変化が少ない、という意味ではお店のグラスワイン用途とかにも向いてそうですね。
半年常温保存してもちゃんと飲めるし。
結果は「変わらない」なんですけど、一応それぞれ翌日の稽古結果を追記しています。
夕方には別のワインを開ける予定です。稽古熱心だねぇ!師範。
名称 | Beaune Premier Cru 2014 ボーヌ プルミエ・クリュ 2014 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 3,928円 |
購入店 | コストコ 金沢シーサイド倉庫店 |
・・・というわけで夕方には別のワインを開けます。
実は、昨日の2本目で道場掲載本数7,500本に到達しました(パチパチ!)
生涯の目的が「掲載1万本」なので、その3/4を達成したことになりますな。
そのお祝いに選んだのは、コストコで安売りされていたルイ・ジャドのボーヌ1級畑。
お値段3,000円台は今の時代結構破格なんじゃないかと。
合わせた料理は、天ぷらです。
昼過ぎに抜染したのですが、まず香りが凄いですね。
注いでいるそばからプラムとアメリカンチェリーの果実っぽさがバンバン香ります。
もちろんカラメルのような樽由来の香ばしさもあって、さすがは名門大手って感じです。
これで味わいもバッチリだと悦楽の世界ですが・・・まだ固いのよ、これが。
甘味も酸味もあるんだけど、中心に聳えるのがガシッとした酸味。
2014年産なのに、まだ飲んじゃダメっすか?って感じです。
香りは素晴らしいけど味わいはまだ固い、現時点では「香り吟醸」なワインです。
それにしてもこれが3,000円台ってのは安いよね。コストコの購買力恐るべしですわ。
道場稽古範囲を若干超えますけど、ブルゴーニュの何たるかを味わいたい方は是非コストコにゴー!です。
点数 | 83点 |
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明日から4連休ですが、どこかへ出かけることも出来ず激しくヒマなわけで、
久しぶりに「誰得な飲み比べ企画」とシャレ込むことにしました。題して
果たして師範は半年常温保存の劣化を知覚出来るのか?
全く同じワインで、半年間セラーで保存したものと常温保存したもの、それを同時に抜栓して一人で飲み比べよう、という企画です。
「ワインは半年で劣化するのか?」ではなくて「師範が半年の劣化を知覚出来るのか?」という点が大切ですよ。
くれぐれも『そんなはずはない!』などのクレームは無しでお願いします。
ちなみに合わせた料理は、師範謹製の海老トマトクリーム・ラザニエッテ(by オーマイ)、
シーフード(サーモン、ヒラメ、柳ダコ、ブラックタイガー)のサラダ仕立て、コーンクリームスープ(by クノール)、バゲット&チーズパン。
相手にとって不足はないはずです。
名称 | Moko Black Sauvignon Blanc 2019 モコ・ブラック ソーヴィニョン・ブラン 2019 |
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生産者 | Boutinot New Zealand ブティノ・ニュージーランド |
価格 | 1,369円 (単品価格:2,937円) |
購入店 | ワインショップ ドラジェ |
題材となったワインは、ニュージーランド産のソーヴィニョン・ブラン、ヴィンテージは2019年です。
造り手は、フランス発で米国や南アなどでもワイナリーを展開しているブティノ社。
入手したのはこちらが先で、昨年の12月5日買った「【スーパーSALE限定半額】プレミアム 家飲み ワイン 9本 セット」税送料込み10,890円に含まれていたもの。
設定温度7℃~9℃の白用低温セラーにずっと寝かせて保存しておりました。
色は薄めのレモン色。比較的粘性は低くてサラサラした感じです。
香りは、寒い地域のソーヴィニョン・ブランらしいハーブのような涼しくて青い香りがしっかり。
僅かに胡麻のような香ばしさも感じます。
味わいは、グレープフルーツのような収斂性のある酸味。甘さ控えめ旨味も少なめなので、かなりシャープな味わいという印象です。
結果、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランらしいワインでしたね。魚介系料理との相性はバッチリです。
惜しむらくは、(これは自分の責任なんですが)グラス2つ分をゆっくり飲んでいると温度が上がってちょっとダレます。
冷えた状態の方がキリリとして冴えるワインだと思います。
スクリューキャップを戻してセラーに立てて保存した翌日再稽古。 それぞれどういう風に変化するのか、大変興味があったんだけど、師範の判定能力では「ほぼ変化無し」でした。 昨日書いていなかった要素としては、味わいに軽い苦味があることが知覚出来たくらいかな? 翌日でも普通に元気でしたよ。
点数 | 75点 |
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リンク |
プレミアム 家飲み ワイン 9本 セット 第7弾 23,100円 (半額セールは終了) Moko Black Sauvignon Blanc 2019 [Boutinot New Zealand] 2,937円 |
名称 | Moko Black Sauvignon Blanc 2019 モコ・ブラック ソーヴィニョン・ブラン 2019 |
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生産者 | Boutinot New Zealand ブティノ・ニュージーランド |
価格 | 1,603円 (単品価格:2,937円) |
購入店 | ワインショップ ドラジェ |
もう一本は、温度約18℃~28℃に変動するリビングに立てて保存しておりました。
リビングと言っても直射日光は当たらない、やや暗めのエリアです。温度を揃えるため前日にセラーに入れました。
コチラのは、昨年末12月30日に買った「2021年新春福袋 6本10000円コース」に含まれていたもの。
前のワインと全く同じ銘柄だったので、ただ飲んでもつまらないと思いこの企画を温めていた、というところです。
ちなみにアカシア等の安定剤は使用されていないようです。
さて比較していきます。外観上、色も粘性も全く見分けがつきません。ちょっとくらい褐変するかと思いましたが、それは無さそうです。
香りは結構違います。まずボリュームが3割減です。フレッシュ感が漸減してゴマっぽさが前面に。これに関してはポイント減ですね。
味わいは、こちらも結構違います。鋭かった酸味がややまろやかになっています。なのでこちらは優劣つけがたい感じです。
「違いがわかるか」という問いに対しては、師範レベルでもわかります。
でも、どちらが好きかは人に依るかも。
もちろん師範はどっちが「ちゃんと保存したか」を知っているので、セラー保存に軍配を挙げましたが、
ブラインドだとホントわからないレベルだと思いますよ。
↑の比較対象と同様の条件で保存した翌日再稽古。 師範の予想としては「常温保存の方は抜栓後の落ち方が早いのではないか?」と思っていたわけですよ。 でも結果的にはそんなこと無くて、ほぼ昨日と同様の香りと味わいでした。 シロウトの予想なんてだいたい当たらないから面白いよね、ワインって。
点数 | 73点 |
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リンク |
2021年新春福袋 6本10000円コース (販売期間外) Moko Black Sauvignon Blanc 2019 [Boutinot New Zealand] 2,937円 |
結論として、師範レベルで言えることは、「半年くらいじゃ『劣化』と言えるレベルには至らない」ということです。 それぞれ1/3くらい残ってますんで、明日またアップデートします。(←しました)
梅雨明けした関東地方は一気に真夏の様相を呈しております。そうすると夏酒の季節です。
五月末に開けた「鍋島 山田錦 純米吟醸」は、未だにメロンとパインのフルーティさを保っています。1,980円でこの持ちの良さ、すげぇな日本酒!ですわ。
昨日買ってきたのは「紀土 "Shibata's" 純米大吟醸」。お値段は同じく税込み1,980円。
香りは鍋島よりかなりおとなしいのですが、酸がキリッとして確かに夏向きな感じ。
いわゆる「酒っぽさ」が控えめでワインみたいな感じですよ(例えが雑)
名称 | Takahata "Prise de Mousse" Delaware 2019 高畠 "醗泡" デラウエア 2019 |
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生産者 | 高畠ワイナリー |
価格 | 1,846円 |
購入店 | 横浜高島屋 |
本日の夕食は豚の冷しゃぶ&黒酢あん、アサリのバター炒め、キュウリ大根ツナサラダ。
ワインは何でも良いと思うのですが(暴)、なんとなく日本ワインが飲みたい気分だったので、
横浜高島屋の物産展で購入した山形は高畠ワイナリーのデラウェア泡をチョイスしました。
物産展、以前だったら試飲とかあったんでしょうけど、今やそういうのは無くなりましたね。
ちなみにこのワイン、「瓶内二次発酵でデゴルジュマン無し」らしいです。
まずボトルの外から確認、ちょっと濁りがあって澱が見えます。
こういうスパークリングは要注意なんですよね、下手すれば盛大に吹きますから。
なので注意深く抜栓したところ、事なきを得ました。というか、泡自体は弱めですね。ペティアンくらいの印象です。
香りは、もうイカにもタコにも日本ワインのデラウェア種の香り。
加えてちょっと自然派っぽい野生的な感じも放ちつつ、軽くパンや味噌っぽい雰囲気もあります。
味わいは、炭酸少なめだけど酸味はしっかり、甘さはほぼ感じず旨味たっぷり。でも薄っぺらな感じはなくてしっかりとした濃さを感じる泡です。
いわゆるシャンパーニュを頂点とするスパークリング・ワインのヒエラルキーとは明らかに別ラインの、
「自然派風味の日本ワインに二次発酵の泡を加ええました」というライン上に存在するワインです。
こういうワインは評価が難しいですね。正直いわゆる「スパークリングの美味しさ」とは違うけど面白くはあるんです。
日本ワイン好きな方でハマる人は多いと思われます。
点数 | 73点 |
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本日の夕食は久しぶりに家族で焼肉。場所は天王町駅前の焼肉屋さかい。
横浜市も来週から禁酒令が発出されるから・・・というわけでは無くて、
以前から予約しておりました。
通された席は、(焼肉屋なので)換気性能抜群な個室。
なぜこういう店が時短した上に酒類の提供を止めなければいけないのか、ホント意味が判らんですよ。
愚痴は置いといて、左写真は手前がカルビ、奥がにんにくねぎ塩ハラミ、網の上が上牛タン。 その他にももちろんいろいろ注文しております。 それだけ多数の食材を自宅で揃えるのは無理ですね。 焼肉と寿司とフレンチとイタリアンは、自宅より外食の方が圧倒的にメリットがあると思います。
今のところ、横浜市の飲食店も午後7時まではアルコール類を注文できます。 たっぷり飲みたかったので、注文は生ビール大ジョッキ、お値段858円。 銘柄がプレミアムモルツなのはポイント高いですね。やっぱり焼肉にはビールですよ。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2018 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | 539円 (187ml:お店価格) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
「焼肉にはビール」という舌の根も乾かぬうちにワインを注文します。
このお店にはグラスワインは無くて、あるのが187mlミニボトルのフランス産赤白。
正直いつもコレなので若干飽きてはいるんですが、やっぱり「焼肉には赤ワイン」な面もあるんで頼んじゃうんですよね。
こういう店では当然ですが、キッチリ冷えた状態で提供されます。
表現が雑で恐縮ですが、色も味も香りもキッチリ「南仏の安カベルネ・ソーヴィニョン」です。
変に甘かったりして媚びを売らないあたりは好感が持てます。
いつもの内容なので面白みには欠けますが、187mlで税込み539円は、お店で頂く少量のワインとしては特筆すべきお手軽さだと思います。
375mlのハーフボトルとかコレとか、飲食店中心にこういう少量のラインナップがもっと普及することを願って止みません。
点数 | 70点 |
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実はワインの前にシトラスビームハイボール、お値段550円なんてのも注文しています。
レモンタップリで美味しいのですが、こうなるとベースのウィスキーが何だったかは良く判らんですな。
そんな感じで、本日のお会計は15,000円強、でも4月の「肉の日」に貰ったクーポン券が5,500円使えた(※)ので、
手出しは10,000円ちょっとでした。やっぱり焼肉は美味いよね。そして外食は大事だよね。
(※) クーポンの期限は切れていたのですが、使える期間が緊急事態宣言中だったので気持ちよく「使って頂けますよ」と言って頂けました。 そういうところ大事だよね。また利用しようと思いますよ。
名称 | Granševina 2017 グランシェヴィーナ 2017 |
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生産者 | Iločki Podrumi イロチュキ・ポドゥルミ |
価格 | 1,472円 (単品価格:1,562円 (1L)) |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日の調理担当はまたまた師範で、メニューは真鯵のムニエル、インドマグロの大トロと天然真鯛のカルパッチョ、レタスとトマトのサラダ、BLTスープ。
ワインはもちろん白です。「葡萄畑ココス」さんのおまかせセットに入っていたワインからチョイス。
添えられた説明書には『価格のメリハリがあった方がいいとのことですので、もう一本コスパ抜群なものを。』と書かれています。
ちゃんと意思が伝わっているのは嬉しくなりますね。
さてさてこのワインについて。過去安ワイン道場に掲載したワインは7,500本弱ありますが、初めてのクロアチア産です。
そしてなんと容量は1,000ml。今日一日で飲み干すのは若干の危険が伴いますので、いくらか明日に残すつもりで稽古します。
色は薄めのレモンの果肉色。外観的にはサラッとしています。
香りは「スッキリ爽やか~!」な香り。リースリングのような白い花っぽい香りと、ソーヴィニョンブランのハーブっぽい香りがします。
香りのボリュームも結構立派なものです。
味わいは、甘さ控えめ、酸味そこそこ、後味に軽い苦味。香りの爽やかな印象そのままの飲み口。
味わいの印象は「ヴィオニエかなぁ」なんて感じがしますよ。
このワイン、シンプルだけど美味いっすね。技巧に走らない、ブドウの特徴をそのまま表現したようなワインです
・・・なんてわかったようなこと書いてますが、品種である「グラシェヴィーナ」の特徴なんて1ミリも知りませんけどね。
ともあれ量たっぷり&良く出来た安ワインなので、750mlじゃ飲み足りないウワバミな方にはお薦めです。
ノーマル&食前にビールを飲んじゃった師範は、1/3くらい明日に託します。
翌日、全然変わりません。スクリューキャップだし、冷蔵庫に常備しておいて飲みたい時にガブガブ飲めるワインですね。
点数 | 78点 |
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リンク |
【送料無料】ワインプリフィックス 基本セットA 6本 オーダーメイドのワインセット 15,000円 Gransevina 2017 [Irocki Podrumi] 1,562円 |
名称 | Sentir Garnacha-Tempranillo (Rose) N.V. センティール ガルナッチャ・テンプラニーヨ (ロゼ) N.V. |
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生産者 | Virgen de Las Viñas ビルゲン・デ・ラス・ビーニャス |
価格 | 550円 |
購入店 | カクヤス 保土ヶ谷店 |
本日の夕食当番は師範で、料理は酢豚(昨日の残り)、焼き餃子(王将の冷凍)、タラのフライ(揚げるだけ)、モヤシとキュウリのナムル(これは作った)です。
いかにも日本のご家庭のお惣菜ですが、そういう料理に合わせるのは軽いロゼでしょう。
このワインはワンコイン・ワインでおなじみのカクヤスで購入したもので、スペインのカスティーヤ産。
緑の葉っぱ(EU Organic Wine)のマークがあって、「有機農産物加工酒類」と書かれています。
色は薄めのオレンジピンク。アシもスーッと降りてきてサラリとしています。
香りは・・・限りなく無臭に近いイチゴの香りです。ちょっと埃っぽいような感じもあります。
口に含むと、甘味はとても弱くて酸味はそこそこ、加えてなんだかエグみのような抵抗感のある味わいがあります。
正直「終わった」ワインの香りと味わいです。
これは久しぶりに「逆キタ――(゚∀゚)――!!」って感じ、まるでワインの抜け殻です。
ヴィンテージが書かれていませんが、想定以上に年月を経たか、あるいはどこかで熱に当たったか、でしょうか。
やっぱり安ロゼはフルーティでなければいけませんよ。
でもタマにこういうのに当たるから安ワイン探求は面白い(泣いてません)
後半は梅酒を加えて炭酸で割って頂きました(もはやワインではない)
点数 | 47点 |
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本日の食前酒は、父の日に貰った「軽井沢高原ビール Session IPA」、
期間限定の銘柄らしいです。
飲んでみると「これマスカット果汁が入ってんじゃね?」ってくらいフルーティ。
原材料には小麦やオーツ麦も使われているみたい。
軽井沢における遊休農地活用の一環として生産されている地元産の小麦「ゆめかおり」が原材料の一部に使われているとのこと。
ビールも奥が深いなぁ。
そして今日は、久しぶりにツイッターのお友だちとリモート・ワイン会。
年齢層的に師範と近い方々の集まりなので「お達者クラブ」ということになっております。
参加者は下記の4名なのですが、そのうちリアルにお会いしたことがあるのはマシコム女史のみ。
でもみんな旧来の友だちのような気がしております。
mashi-comさん
カツミさん
Yuichi Satoさん
安ワイン道場師範
名称 | De Wetshof Estate "Bateleur" Chardonnay 2017 デ・ウェホフ・エステート "バトラー" シャルドネ 2017 |
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生産者 | De Wetshof Estate デ・ウェホフ・エステート |
価格 | 5,440円 (単品価格:9,350円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日のリモートワイン会のお題目は『南アフリカのモンラッシェ的存在、デ・ウェホフの「バトラー」を飲んでその真実を解き明かしましょう』です。
当道場では「デ・ウェホフ コンプリート 5本セット」から最後の1本で、
4月に飲み仲間と2016を稽古した際には大変好印象でした。
合わせた料理はイベリコ豚&国産豚肩ロースの冷しゃぶでございます。
色はガッツリ濃いレモン色。粘性も高くてネットリした液体という感じします。
香りは、抜栓してすぐはちょっと閉じた感じでおとなしめでした。
ところがちょっと時間が経つと香りがコンコンと湧いてきますよ。
グレープフルーツとハチミツと塩バターキャラメルの香り、ボリュームも複雑さも立派なものです。
口に含むとかなり強めの樽香、まるでカリフォルニアのシャルドネのような気合を感じます。
味わいは、決して糖分が多くは無いのですが(糖度6.4)、甘いというか太いというか、迫力のある味わいを感じます。
前回感じたような酸の弱さも無くて、非常に良いバランスだと思います。
やっぱり美味いっすね、このワイン。二度目の稽古なのでビックリ感は薄らぎましたが、
「南アフリカのモンラッシェ的存在」というややビッグマウスな謳い文句も、「確かにそうかもしれません」と頷かされます。
ちなみに今回一緒に飲んだ4人中2人が2017年産、2人が2016年産とヴィンテージが違っていました。
2016年産はもっと熟成が進んだ感じだったみたいです。
点数 | 88点 |
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リンク |
送料無料 デ ウェホフ コンプリート 5本セット 16,500円 De Wetshof "Bateleur" Chardonnay 2017 9,350円 |
ビール飲んでワイン1本飲み干してもリモート宴会では飲み足りなくなるわけで、最後に投入したのが日本のしずく グレープフルーツ チューハイ。
バトラーにグレープフルーツの風味がある気がしたので共通点を探そうとしたんだけど
・・・酔っ払いには無理ですわ。
そんなお達者クラブの例会でありました。皆さんまたよろしくお願いします!
本日のアペロは、飲まない義兄に頂いた松竹梅のスパークリング清酒「澪(みお)」と「澪ドライ」の呑み比べ。
原材料に「炭酸」の文字があるの発酵によって生成された泡では無いのかな?
日本酒としては邪道なのかもですが、ここでも「泡の出るのは七難隠す」感はあります。
師範の嗜好としては、ドライじゃない方が甘さに主張があって好みでした。
名称 | Silvaner Trocken 2019 ジルヴァーナ・トロッケン 2019 |
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生産者 | Winzer Zommerach ヴィンツァー・ゾンメラッハ |
価格 | 0円 (単品価格:2,167円) |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日師範代は昨日の職域接種による「モデルナ・アーム」で料理が出来ないらしいので、お料理当番は師範。
メニューは、キングサーモンの香草バター焼き、鰹のタタキ風カルパッチョ、千切りキャベツ。
サーモンは火の通し方が絶妙でしっとり美味しく仕上がりました。
合わせたワインは、ツイッター界隈で良い評判を聞くドイツはフランケン産の白。
葡萄畑ココスさんの「ワイン・プリフィクス」、税送料込15,000円を買った際に。間違って送られたもの。
送り返さなくて良いとのことでしたのでありがたく頂戴しました。
ボックスボイテル型のボトルってセラーで場所を取るのもあって、早めに稽古させて頂いた次第です。
色は、この品種にしては結構濃いめに感じるレモン色。グラスの内側にわずかに気泡が付くので、若干炭酸が残っているようです。
香りは「ジルヴァーナ(シルヴァネール)ってこんなに香り強かったけ?」と感じるボリューム感。
リースリングから甘さを排したような、柑橘類とハーブの清涼感のある香りを感じます。
味わいは、甘さ控えめ、酸味はそれほどでもないけど(測定値は3.9でしたがそんなはずはないので明日メーターを校正します)、顕著なのは苦味。
かなり主張するレベルの苦味は好き嫌いが分かれるところだと思います。
そんじょそこらのうすら甘いドイツ産白とは一線を画す、香り高くて苦み走ったオトコのワインですな。
どっしりとしたボトルの雰囲気にも似て存在感バッチリです。
ただ、好き嫌いで言えば師範はここまでの苦味はちょっと苦手。
お子様味覚な師範にはちょっとオトナな味わい過ぎましたが、ファンが付くのは容易に想像できます。
点数 | 72点 |
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【送料無料】ワインプリフィックス 基本セットA 6本 オーダーメイドのワインセット 15,000円 Silvaner Trocken 2019 [Winzer Sommerach] 2,167円 |
名称 | Corte dei Mori Nero d'Avola 2018 コルテ・デイ・モリ ネロ・ダーヴォラ 2018 |
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生産者 | Minini ミニーニ |
価格 | 796円 (単品価格:1,496円) |
購入店 | フェリシティー |
本日の夕食はポークチャップ。
若干ジャンキーな味わいの料理なので、ワインもジャンキー狙いでチリあたりの赤を合わせようと思ったけど、あいにく在庫なし。
次善の策でチョイスしたのが『「イタリアの赤ワイン6本セット 16弾』、税送料込み5,918円からネロ・ダーヴォラ。
昨日イタリア産といろいろ稽古して、「やっぱりイタリアの赤は品種の違いが判らん」ことを実感したので、再確認の意味も込めました。
色は品種名に"Nero"って付くくらいだから黒に近いくらい濃い紫色。粘性も高くて濃そうな見た目です。
香りは、なるほどイタリアンなスミレっぽい雰囲気とレーズンのような熟した果実の香り。ほんのり樽の香ばしさもあります。
昨日のスロヴェニア産にも通じる香りです。
味わいは、まず甘い、そしてほろ苦い。アマローネみたいな感じ。
しっかり熟した果実だったんだろうなぁ、と想像されます。
若干単調でやや飲み飽きしますけど、濃くて美味しいワインではあります。これが買値相当額800円くらいなのは非常にお得。
イタリアの島で栽培醸造熟成させて瓶に詰めて、遠路はるばる日本に持って来てこの値段。いったいコスト構造はどうなっているんだろ?って感じですよ。
点数 | 75点 |
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【送料無料】ワイン王国「イタリア」の赤ワイン6本セット 16弾 5,918円 Corte dei Mori Nero d'Avola 2018 [Minini] 1,496円 |
いよいよ本日は人間ドックの日。 最終的な体重は、今週に入っての調整が成功してほぼ狙い通りの59.1kg。 今後も朝散歩なんかは継続しますが、ゆるゆると体重は増えて来年のゴールデンウィークくらいにはまた3kgくらい増えているでしょう。 ともあれひとまず今年の減量と断酒はここまで、お疲れさまでした>自分。
人間ドックの受診先は、武蔵小杉駅のそばにある「聖マリアンナ医科大学 東横病院」。
なぜここかというと、勤務先の提携病院の中で、ここは追加料金無しで胃部内視鏡検査が受けられるから。
内視鏡の方が確実だと思うし、バリウム飲むと翌日以降の「産みの苦しみ」がイヤなんですよ。
そしてここの内視鏡は鼻から入れるタイプです。口より楽だと言いますが、確かにその通りですね。
内視鏡を操作する方もなかなかの腕前で、介抱してくれる看護師さんも親切で、目の前には大きなモニターがあって自分の胃の内部が見られて、
苦しいというより楽しい内視鏡検査でしたよ。
気になる結果に関しては、全体的な検査結果は後日ですが、胃に関しては『昨年同様で問題ない』とのこと。
最近師範代が生検になったりしたので「もしや自分も?」とちょっと心配しましたが、ヨカッタヨカッタです。
午前11時過ぎには検診終了、昨日午後9時以降なにも食べていないので、待ちに待ったランチです。 最初「屋外テラスのある店が良いな」と思いそういう店を探していたけどあいにく雨が降り出したので、 「ワインが飲めれば良いや」ということで選んだのが、武蔵小杉駅の目の前、ビルの2階にあるDi PUNTO 武蔵小杉店という店。 看板に『ワインの酒場。』とでっかく書いてあるので、思わず引き寄せられました。
ここで食べたのは、ナスとベーコンのトマトソースパスタ、ミニサラダが付いてお値段800円(税込み880円)。
コッテリしたトマトソースで美味しゅうございました。
そしてワインですよ。リストにはグラスワインが赤3種/白2種/ロゼ1種/泡4種(うち3種はランブルスコ)。
ロゼがカルロ・ロッシな以外はイタリア産で、お値段は税別480円~630円。まずまず手頃ですね。その中から「グラスで白と赤、一番安いのを」
ということで選んだのがコチラ。
赤:メルロ/サンジョヴェーゼ (528円)
白:トレッビアーノ/シャルドネ (528円)
銘柄の詳細は不明です。グラスが小さめだったのと、まだ鼻に若干の麻酔が残っていたので、ちゃんと香りを取るのが難しかったりしましたが、
やっぱりワインは美味いっすね。胃の腑に染みわたりますよ。
食事前は「磯丸水産で290円のビールかしら」と考えた時もありましたが、ワインにして正解でした。
お会計は、トータルで2,000円弱。ワイン2杯頂いてこれなら十分でしょう。
ちなみに師範以外のお客さんは2~3組くらいでした。今はお酒の提供がメインの飲食店の経営厳しそうですね。
為政者が弱いトコロばかり叩くからねぇ。
毎年、人間ドックの後は昼飲みしたいのです。 そんなことを考えていたら、ワインステーションさんから 『昼2時から飲めるワインバーがあるので一緒に行きましょう』とのお誘いを頂きました。もう「渡りに舟でございます」ということでご一緒することに。 向かったのは、小田急線経堂駅からすぐのところにあるワインスタンド エルモというお店。駅前のビルの地下、飲食店街の一角にあります。 カウンターに席が7つくらいの、超こぢんまりしたお店です。
名称 | Crémant d'Alsace Brut Nature N.V. クレマン・ダルザス ブリュット・ナチュレ N.V. |
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生産者 | Marc Tempe マルク・テンペ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
飲みのスタートは開店時刻の2時、マスターに『今日は一軒目ですか?』などとジョークなのか本気なのか分からない問いかけをされつつ、
「実はランチで喉を湿らせて来ました」などと答えつつ開始。
一杯目はやはり泡でしょう、ということでアルザスの名手「マルク・テンペ」のクレマン・ダルザス。
首に掛けられた説明によれば、「ピノ・グリ、ピノ・ブラン、ピノ・オーセロワが1/3ずつ」だそうです。
色は薄めで赤みのある麦わら色、泡立ちはおとなしい感じです。
香りは、ちょっと自然派っぽい雰囲気のある柑橘類の香り。華やかというより落ち着いた感じの香りですね。
味わいは、旨味たっぷりで軽い苦味。ギュッとした凝縮感があります。
一杯目なんでキューっと飲んじゃいましたが、なかなかよろしい感じでした。
"Brut Nature"とあるのでリキュール添加はされていないのかな?引き締まった味わいのスパークリングでしたよ。
点数 | 76点 |
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名称 | Petit Chablis 2018 プティ・シャブリ 2018 |
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生産者 | Moreau-Naudet モロー・ノーデ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
『次は白いきましょうか』と出して頂いたのが、この「モロー・ノーデ」のプティ・シャブリ。
ちなみにこのお店、グラスワインは全て税込み500円です(ものによって量が違うみたいです。これは80ml)。
なので、お金の心配をせず全てお店に委ねることができます。
金額が書いてあると、つい安いのから注文しがちな師範にとってはありがたいシステムです。
さてこのプティ・シャブリですが、色はかなり薄くて無色に近いくらいのレモン色です。
香りは石灰石の香りがします・・・って石灰石を嗅いだことあるかと聞かれれば返答に困りますが、なんとなく鍾乳洞のような香りです。
味わいはとても硬派ですね。ギュッと口腔内を絞るような酸味が顕著で、マスターは『ミュスカデみたい』と言われてました。
樽を利かせたシャブリの是非などを論じながら、あっという間に2杯目も空に。
「プティ」な地域のシャブリですが、十分以上にシャブリっぽいシャブリでしたよ。
点数 | 78点 |
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名称 | Ketchup 2020 ケチャップ 2020 |
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生産者 | Dom. Murayama ドメーヌ・ムラヤマ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
3杯目は日本ワインです。裏ラベルによれば、長野県東御市の波多野さんという方が"cave hatano"というところで作って、
販売元は同じく東御市の村山さん(ドメーヌ・ムラヤマ)という素性のワイン。
品種は巨峰が100%ということだったかな?
これと同じシリーズの白で「マヨネーズ」ってのもあるそうですよ。
色はトマトのようなオレンジがかった淡い朱色。たしかにケチャップを薄めたような色に感じます。
香りは、先入観にだいぶ支配されているとは思いますが、やっぱりケチャップっぽいトマトの香りがします。
口に含むと、とても微妙な炭酸のチリチリ感と、確かにどことなく巨峰を思わせる生食用ブドウの雰囲気を感じます。
甘さ控えめ酸味も控えめ、アルコール度数も11%なので軽く感じます。
なんというか、「日本ワインだな」と感じます。いわゆる世界のワイン産地で造られるワインとは一味違う感じ。
この雰囲気にハマる人はハマるんでしょうね。一杯だけだとかなり物足りませんが、一本飲んでみたくなるワインでもあったりします。
点数 | 74点 |
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名称 | Sveti Martin Barbera 2018 スヴェティ・マーティン バルベラ 2018 |
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生産者 | Sveti Martin スヴェティ・マーティン |
価格 | |
購入店 | STさんから |
このワインは、「ワインステーション」のマスターSTさんが『師範に飲んでもらいたい』ということでこちらのお店に預けられていたもの。
なので二人(+マスター)で1本開けました。
せっかくなのでマスターと師範はブラインドで頂いて、産地と品種を当てましょう、ということになりました。
色はかなり濃い、そして若々しい感じの紫色です。この時点で白ワインでもピノ・ノワールでも無いことが判りました。
香りは、まず感じたのは「イタリアっぽいな」ということ。スミレのような香りがそう感じさせます。
あと、黒系果実の濃い香りがしますので、イタリアでも南の方だと想像しました。樽も結構効いています。
味わいは、甘味も渋味もシッカリしているのですが、より顕著なのは酸味です。ここでちょっとわからなくなりました。
師範の回答は、最初「イタリアはプーリア州のプリミティーヴォ」だったのですが不正解。
酸の強さがもっと北の方っぽかったので「トレンティーノ・アルト・アディジェ州のサンジョヴェーゼ」と回答し直しましたがこれまた不正解。
正解は「スロヴェニアのバルベラ」でした。ま、当たらずとも遠からず、といったところでしょう(自分に甘い判定)。
で、とても美味しかったですよ、このワイン。ありがとうございました>ワイステさん
詳細表示に書いたスロヴェニアの産地情報は、いつもお世話になっているトーキョーワインガールさんの YouTube(コチラ)を参考にしました。
点数 | 81点 |
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こちらのお店、カウンターだけの小さなお店ですが、そのカウンターにデーンと生ハムの原木が座っています。 美味いっすよねぇ、原木から切り出す生ハム。
・・・というわけで切り出して頂きました。左写真のボリュームがあってお値段はなんと税込み580円。 このお店、チャージ料なんかもかかりませんので、この生ハムとグラスワイン1杯を1,080円ポッキリで楽しめます。 生ハムじゃなくてパルミジャーノとグラスワインだったらなんと980円ですよ奥さん!
名称 | Super Schluck "Vin Libre" N.V. スーパー・シュルック "ヴァン・リブレ" N.V. |
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生産者 | Karina et Gullaume Lefévre カリナ・エ・ギヨーム・ルフェーヴル |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
さぁ~てここからメモが無い。更には、前のスロヴェニアの赤をタップリ頂いたこともあり、この先はあまり記憶もありません。
なので、師範の感想は少なめに、付帯情報満載で参ります。
マスターが作られた首掛けの説明によれば、
『フランス/プロヴァンス、ヴェルメンティーノ100%、SO2無添加、
ステンレスでマセラシオン、うす~いオレンジワイン』だそうです。
ワインステーションさんが「南アフリカとオレンジワインの店」なので、オレンジワインのコレを出して頂いたのでしょう。
撮った写真によれば、色は結構オレンジっぽい感じでしたね。
香りと味わいは、確かにいわゆるオレンジワインの自然派感は控えめで、師範みたいな一般人にも親しみやすい感じだったと思います。
ちなみにこのお店、ワインの保存にはアルゴンガスを封入する「コラヴァン」が使われています。
これが結構ランニング・コストが高くて、グラス1杯分で100円くらい掛かるそうです。
1杯500円の店でコラヴァンを使っているの、このお店くらいじゃないかな、って話でしたよ。
点数 | ??点 |
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名称 | Bourgogne Pinot Beurot 2019 ブルゴーニュ ピノ・ブーロ 2019 |
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生産者 | Santini Collective サンティーニ・コレクティヴ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
このワイン、飲んだことは覚えています。でも、どんな文脈で出されたのか、全く記憶にございません。 デカデカと書かれた"Pinot Beurot"という文字は、品種の名前ですね。 ピノ・ブーロ、珍しいですよね。「ピノ・グリの別名」と書かれたサイトなんかもありますが、 色を見ると(薄めではあるけど)明らかに黒ブドウですよね。 とても珍しいワインなので、"Cave de Sensibilite"というショップのサイトから 情報を転記しておきます。
ピノブーロはピノグリとのこと。手摘みで収穫したブドウを、その場で選果して購入。 除梗せずに全房で密閉したステンレスタンクに入れ、カーボニックマセレーション(細胞内発酵)を行う。 8日後、カーボニックマセレーションが行われたままの状態で圧搾。翌日、自発的にアルコール発酵が開始される。 アルコール発酵は野生酵母で自発的に行い、温度管理も行わない。引き続きステンレスタンクでマロ発酵(自然に実施)と熟成。 SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで収穫翌年の初夏に瓶詰め。 SO2は瓶詰め後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2019ヴィンテージの収穫日は9月15日。総生産量は500本。
・・・だそうです。なるほどそう言われればボージョレ・ヌーボーっぽく感じた気がします。
点数 | ??点 |
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名称 | Ruminat Primitivo 2019 ルミナット プリミティーヴォ 2019 |
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生産者 | Societ` Olearia Vinicola Orsogna ソシエタ・オレアリア・ヴィニコーラ・オルソーニャ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | ワインスタンド エルモ |
最後のワインがコチラ。このワインを出して頂いた経緯は、ブラインドの時に師範がプリミティーヴォと間違ったから、 その品種のワインを出して頂いたんだと思います。 こちらも他力本願で、 インポーターのセレスタさんのサイトから内容を転記しておきます。
ブドウは除梗後プレスし、果汁は果皮を残したまま自然酵母と一緒にステンレスタンクで24-26度のもと20日間熟成されます。 明るいルビーレッドの色調。プラムやチェリー、スミレの香り。まろやかな口当たりで、タンニンは優しく、バランスの良い酸。 余韻には赤系果実のジャムを感じます。
こちらも自然派ワインだったんですね。そういえば自然派らしい雰囲気があったような・・・(自信なし)
点数 | ??点 |
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食べ物は、他にチーズ(パルミジャーノ)も頂きました(写真撮り忘れ)。ハードチーズは相手を選びませんな。
そんな感じの断酒明け、これだけ飲んでもお会計は二人分で7,000円ちょっとという破格のお値段でした。
道場からちょっと遠いのが残念ですが、都内西側で昼間ちょっと時間が空いた時には寄りたいお店です。
夕食は、師範代と次女とはま寿司 横浜岡野店へ。 最近、寿司と言ったらだいたいココ。ホントはもっとちゃんとしたお寿司屋さんにも行きたいんだけど、 「寿司割烹鹿島」が閉店して「鮨処なかの」があまりパッとしなくなって以来良い店を知らなくて・・・。 どなたか横浜界隈でシュッとしたお寿司屋さんをご存じの方は教えてください。
師範の注文は、マダイと光物三種(左写真)だけだったかな?
もう充分に出来上がっちゃってましたので、ビールも清酒も頂きませんでしたよ。
・・・と、単なる備忘録です、スミマセン。
ディスクロージングダイエットのための「土日は一日2万歩」も今日が最終日。
飲まない朝は早くて、今朝の散歩は小雨の中4時過ぎからグルっと横浜一周15kmを2時間40分。
横浜港には、ずっと停泊中の飛鳥II号と五輪のシンボル。悲喜こもごも。
体重に関しては、勢い余って目標体重より1kg減。
でも体脂肪率が減っていないので「ここで止めとけ」の合図でしょう。
身体データ捏造期間中なので、アペロもノンアルです。
今日スーパーで買ってきた「のんある晩酎レモンサワー」に、アテはヒラマサの刺身と野沢菜の漬物。
ノンアルでもこうやって並べると昼酒気分を7割がた満たしてくれる気がしますな。
やっぱり目からの情報は重要ですよ。
そして本日の「ビールテイスト飲料道場」の結果はコチラです。
7月前半は毎年恒例のビールテイスト飲料道場を開催しております。 今年は1日から7日までの一週間。その間はこちらのページは(多分)更新をおやすみしますので、 そちらをご覧ください・・・って、そういう飲み物に興味がある人は少ないかもですが。