最新稽古


22日(水)

G7 Cabernet Sauvignon 2023 [Vina del Pedregal]
名称G7 Cabernet Sauvignon 2023
ジーセブン カベルネ・ソーヴィニョン 2023
生産者Viña del Pedregal
ビーニャ・デル・ペドレガル
価格467円 (単品価格:561円)
購入店セイコーマート オンライン

 本日の料理はもつ鍋です。ワインは、セコマの看板銘柄"G7"セットとの集中稽古、まずは安ワインの一丁目一番地(古!)チリカベから。 説明のチラシには『濃厚なルビー色と芳醇な香り』と書かれています。

 ちなみにこの銘柄とは、187mlのミニボトルと北海道で稽古済み。 けれども同じ2023年産でありながら、以前のは"D.O Valle del Loncomilla"で、今回のは"D.O. Valle del Maule"と書かれています。 同じ銘柄で産地が複数あるんですかね?

 外観は、しっかりと濃さのある、そして青みを感じる紫色。カベルネ・ソーヴィニョンらしい色であります。 香りは、濃い色のベリーとピーマンの青さ、そしてちょっとアーシーなキノコっぽい香りを感じます。ボリューム含め、ちゃんとした香りです。 味わいは、甘味がしっかりしていて渋味は丸く、旨味もあります。味わいもちゃんとしています。

 典型的な、教科書通りのチリカベ、といった感じです。 面白みがあるかと言えばちょっとアレですが、なんたって買値相当額は500円以下ですからね。 これで十分という人がいても不思議はない感じです。 ただ、(安定剤の表記は無いのに)変化は無くて若干飲み飽きするのが気持ちマイナスポイントです。

点数75点

19日(日)

Oh!La!Ho!ビールと鴨

 議事録書き上げたら飲んでヨシ!昨日のおみやで一杯飲っております。

 合わせたビールはオラホビール のゴールデン・エール、白味噌仕立ての鴨 とめっちゃ合います。 同じ系統の香りを持つオレンジソースより白味噌のが合うの、面白いっすね。

Enterizo Brut N.V. [Covinas Coop]
名称Enterizo Brut N.V.
エンテリソ ブリュット N.V.
生産者Coviñas Coop
コビニャス・コープ
価格798円
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 昨日、瓶内二次発酵じゃないスペインの泡と稽古したので、脳内比較のために本日の稽古相手は瓶内二次発酵のカバでございます。 果たして師範にその違いがわかるのか!?(今年も一般的表記を無視して「カヴァ」じゃなくて「カバ」で通します)。 ちなみにこのワインとの前回の稽古は8年前、 本日合わせた料理は刺身盛り合わせ(マグロとシマアジと何か白身)、鶏つくねバーグ、 ハムとトマトでキッシュの中身風、ふろふき大根です。

 色は結構濃いめなレモン色ですが、泡立ちは一般的なシャンパーニュには劣ります。 Copilotで調べたら、シャンパーニュのガス圧は通常 5~6気圧 で、カヴァのガス圧は 3.5気圧 前後だそうです。 香りは、やっぱり昨日の安スペイン泡とは深みが違います。熟成期間の差が主だと思われますが、レモンピールのフルーツ香にナッツっぽい香りがあって、単なるフレッシュな香りではありません。 味わいは、酸味も旨味もしっかり、そして結構な甘味を感じられます。味わいにもちょっとした熟成感もありますよ。

 瓶内二次発酵であれば無条件に良い、というわけではないのですが(実際イケてないカバはありますし)、 やっぱり炭酸ガス注入なものと比べると泡のキメの細かさや香りや味わいの奥行きがあるように感じます。 そしてこの安カバ、798円だったらとってもお買い得です。そこらの馬の骨シャンパーニュに比肩する実力があると感じました。


 小瓶保存した3日後再稽古。さすがに泡は抜けちゃいましたが、香りはやっぱり良いっすね。 熟成シャルドネみたいな香りがします。味わいも悪くないっす。ホントこれが798円は出色です。

点数77点

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