3月、ぼちぼち春ですねぇ、というか今年の冬はほとんど雪が降らなかったな(関東地方)。これから来るのかな?
左写真は2月24日に散歩がてら行った永谷天満宮裏山の桜です。早咲きの品種なんでしょうね。
さて、2019年2月1日から欧州連合(EU)とのEPAが発効されて、欧州産ワインの関税が撤廃されました。パチパチ。
これによってどれくらい安くなる可能性があるのか興味があるわけですが、
これまで課せられていた関税は「輸入価格の15%か125円/L(=93円/750ml)のうち低いほう」なので、
・1本あたりの輸入価格が620円以上の場合は▲93円
・1本あたりの輸入価格が620円未満の場合は▲(0.15×輸入価格)円
という理解で良いのかな?
なかなか我々消費者が輸入価格を知る術はありませんが、
概ね2,000円以下の安ワインだとこの恩恵をダイレクトに受けられる、ということではないでしょうか。
安ワイン道場としては大歓迎です。
リンク:AmazonのEPA発効記念セール
いろいろあった2018年度も本日が最終日、お疲れさまっした~!ってことで家族で焼肉。 店は、ここんとこ焼肉といえばココ、天王町駅前の焼肉屋さかい 天王町店。 でも前回伺ったのはもう1年以上前(この時)。 長女の受験勉強でなかなか伺うタイミングが無かったわけですな。
焼肉屋ですから当然焼肉を食べます。頼んだのは以下です。
上牛タン | 1,059円 |
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カルビ | 638円(写真右奥) |
ハラミ | 638円(写真手前)×2 |
やみつきハラミ | 530円(写真左奥) |
牛上ホルモン | 530円 |
牛レバー | 422円 |
鶏ナンコツ | 422円 |
他、ツマミ系やご飯もの、サラダやスープもいろいろ注文してますけど、 書くのが面倒だし誰も興味無いと思われますのでこのへんで。 このお店、一品一品はそんなに高くないんで、親としてはあまり心配せずに子供に注文を任せられます。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2017 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2017 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | 530円 (187ml:お店価格) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
このお店、誰でも入手できるネットのクーポンで「一杯目のドリンク無料」サービスがあります。
それを利用して、師範&師範代の分は生ビール中ジョッキ(サントリーのプレミアム・モルツ)を2杯ゲット。
もちろん飲むのは師範だけです。
その後ワインに移行するわけですが、さすがにそこからフルボトル1本は多いのね。
だもんでいつも頼むのがこの187mlでお値段530円のミニボトルです。
前回も注文していますが、
ヴィンテージが1年新しくなってますね。
保存は冷蔵ケースに入れられているみたいで、冷え冷え状態で出されました。
全く常温よりはいいと思います。
色は、普通に南仏のカベルネ・ソーヴィニョンらしい濃いめの紫色。
香りも、カシスのようなベリー香にピーマンのような野菜香があって、こちらも想定取りです。
味わいは、温度が低いこともあってやや渋味が目立ちます。
でも、赤ワインらしいと言えばらしい感じはします。
187mlのミニボトルって、一見量が少なくて寂しい感じがしますが、それでもグラスワインで187mlも出してくれる店はそうそう無いわけで、
これが税込み530円なら決して悪くない選択です。
ただ、欲を言えば焼肉みたいな味の濃い肉料理だと、チリとか豪州の方が合いそうな気はするんだよなぁ。
そういう地域のミニボトルってあまり見ないので、難しい注文かも知れないけど。
点数 | 70点 |
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ワインの後は、シトラスビームハイボール(540円)なるものを注文してアルコールは終了。
女性陣はデザートなどを貪り喰っておりました。
そんな感じの家族での年度末の締めの会。お値段は4人分トータルで13,000円弱でした。
明日から長女も大学生、第一希望の大学では無かったけど、幸い都内の大学なので家から通えます。
これからもこんな風に家族仲良く外食できればいいな。
本日は、朝早くから次女の保育園時代からのお友だちMちゃん家と釣りに行った後(釣果はゼロ)、
夕方から同じくMちゃん家を道場に招いて食事会。飲む人は師範とMちゃんパパで、Mちゃんママはちょっとだけ、のはずでしたが・・・
なんとMちゃんパパは午後から体調を崩したとのことで不参加とのこと。
料理の方も、Mちゃんパパが好きそうだな、ということでアン肝(左写真下)なんかをお通しに用意していたのに大変残念(でもあとで状況変わります)。
名称 | Can Petit Rosado N.V. カン・プティ ロサード (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Finca Can Petit フィンカ・カン・プティ |
価格 | 797円 (単品価格:1,480円) |
購入店 | タカムラワインハウス |
・・・というわけで、当初はシャンパーニュを開けようと準備していたんだけど、飲む人はほとんど師範一人ってことになるので、
急遽銘柄変更、もっとお財布フレンドリーなロゼ泡にしました。
モノは昨年秋にタカムラで買った「6本アソート・セット 税送料込み 4,776円」からの最後の1本。品種はトレパット100%とのことです。
色は、ロゼとしてはかなりシッカリ系。ピンクと言うより薄めの朱色ですね。
泡立ちは結構立派で、グラスの底から小さな泡がコンコンと沸いてきます。
香りは、ストレートにイチゴだな。イーストも無く蜜も無くシンプルだけど、これはこれで良い香りではあります。
味わいは甘酸っぱいバランスで結構ナイス。ほぼ師範一人でスイスイと飲み干してしまいました。
深みや複雑さは無いけれど、花見の席なんかでカンパーイ!って飲むにはちょうど良いんじゃないですかね・・・なんて今言っても遅いか。
これからの季節、潮干狩りや屋外でバーベキューなんかの席でも良いと思います。
点数 | 75点 |
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リンク |
Can Petit Rosado N.V. 1,480円 |
料理は、まずMちゃん家に持参して頂いたシャルキュトリーの盛合せなんかを頂いた後、
師範代が用意した本日のメインが豚ロース肉の幽庵焼き(左写真)。
付け合わせの野菜大量でヘルシーな一皿です。
そして、こんなのを食べている時に自宅療養中のMちゃんパパから連絡が入って、
『カゼ薬飲んで寝たら体調が回復したので、これから参加します』とのこと。それは素晴らしい!と大歓迎です。
名称 | Torbreck "The Steading" 2012 トルブレック "ザ・ステディング" 2012 |
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生産者 | Torbreck Vintners トルブレック・ヴァントナーズ |
価格 | 円 (Mちゃん家から) |
購入店 |
Mちゃん家に持参して頂いたワインがコレ、オーストラリアのトルブレック。
この造り手の廉価版「ウッドカッターズ」は道場でも何度か稽古しているけど、この「ザ・ステディング」は初稽古です。
トルブレックと言うと知らーず知らずのうちにシラーズが多いのかと思いがちだけど、
裏ラベルによれば"The varieties of Grenache, Mataro and Shiraz"とのこと。
グルナッシュ主体なんですねぇ。そして"Mataro"って何?と思ったらムールヴェドルらしいですな。
いわゆる南仏のブレンド"GSM"っすね。
色は非常に濃くて、2012年産とそこそこ良いお歳なのにパキッとエッジまで紫色です。
また、アシの長さも立派で、タラ~リタラリと落ちてきます。
改めて裏ラベルと見ると、アルコール度数はなんと15.5%!、まるで清酒なみの度数ですな。
香りは、立派な果実香と甘香ばしい樽香、それに加えて高級な南仏っぽいアーシーな感じを受けます。
Mちゃんパパは『イチゴの香りがする』と言われてましたが、確かに過熟したイチゴみたいな感じがあって、
これがグルナッシュ由来なんでしょうね。
そして味わいはとにかく重厚です。
柔らかくて丸くてどっしり、まるで牡丹餅のようなワインです。
これは美味いですね。とにかく濃くてしっかりしたワインです。
そして単に濃いだけじゃ無くて柔らかさもあるので、一人で1本飲んでもイケそうな気がします。
お御馳走さまでございました。
点数 | 85点 |
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Mちゃん家から持参して頂いたもう一つの料理がコレ、ローストビーフです。
それに、道場から鮮魚とレタスのナッツ風味サラダと鶏のスープ、
デザートはこれまたMちゃん家に持参頂いたキルフェボンのフルーツタルト、というのが今回の料理の全容。
・・・などといちいち料理を記載しているのは、
次回の飲み会の際に料理が被らないよう未来の師範家が参考にするためです。
これに、午前中の釣行でお土産があれば、これにアジの唐揚げあたりが加えられたのになぁ、と残念無念であります。
名称 | Joostenberg "Noble Late Harvest" Chenin Blanc 2017 ユーステンバーグ "ノーブル・レイト・ハーベスト" シュナン・ブラン 2017 |
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生産者 | Joostenberg Wines ユーステンバーグ・ワインズ |
価格 | 1,398円 (Half) |
購入店 | コストコ 金沢シーサイド倉庫店 |
最後に開けたのがこのデザートワインです。
普通ならもう一本くらい開けるところでしょうけど、本日師範におきましてはほぼ一人で泡を空けて、
それに濃い赤を半分弱追加ということで、さすがに限界を意識して泡→赤→甘の3本構成となりました。
産地は南アフリカで、品種はシュナンブラン。
"Noble Late Harvest"とあるので遅摘み収獲されたもののようです。
色は濃いめの黄色、ほんのわずかにオレンジっぽい色合いが見て取れる感じです。
香りのボリュームは大変立派です。セメダインのような揮発性のある香りに、
マスカットを煮詰めたような甘い果実香が合わさってバンバン香ります。
味わいは当然甘いです。けれども酸味もそれなりにあるようで、甘ったるい感じは受けません。
デザートワインって、「デザートに合わせるワイン」じゃなくて「デザートとして楽しむワイン」だと思ってましたが、
今回フルーツタルトに合わせて見て「これもアリじゃん!」という気になりました。
最初の泡同様、花見なんかでチビチビ頂いても良さそうですね。
点数 | (80点) |
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そんな感じの道場宴会。朝4時に起きて釣りに行ってからの宴会ですから、当然のように師範は最後は沈没しております。
でも、下手に起きてて余計な事言ったりして翌朝後悔するより、とっとと寝落ちしちゃった方が良いかもですね。
自宅宴会はそれが出来るのが良いっすな。
ともあれお疲れさまでした>Mちゃん家。また飲みましょう。
名称 | Falanghina 2017 ファランギーナ 2017 |
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生産者 | Torre Varano トッレ・ヴァラーノ |
価格 | 641円 (9本セット8,729円(10% off):単品価格1,166円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、焼き餃子、麻婆春雨、レタスとキュウリのサラダ。
赤でも白でも良さそうだけど、本日のチョイスは白。
選んだのは、「イタリアワイン9本セット、送料込み9,698円」からの一本で、
日曜稽古した赤同様「馴染みの薄いイタリアの土着品種」のファランギーナ。
なんか軟膏の商品名みたいな名前ですな。
どういうシチュエーションで飲めば良いのか想像できず今に至る、なわけですが・・・
色は非常に薄め。サラリと軽そうな見た目です。そしてグラスの内側にわずかな気泡が着きます。
香りは、ほぼ無いに等しいというか、スワリングしてやっと花と柑橘類が香るかなぁ、という程度です。
味わいもあまりに「普通」だな。甘さ控えめ酸味そこそこ、一見薄っぺらいけどそれなりに旨味はあって、
物足りないってほどではありません。
「毒にも薬にもならん」という表現がピッタリ来そうな、あまりに普通の白ワインです。
大昔、「松本ちえこ」なるアイドル歌手の唄で『知っているのに~♪ワザとまちがえる~♪ 65点のひとが好き』なんて歌詞がありましたが、
師範は65点のワインはあまり好きではありません。ってかこんな弱めのワインを中華に合わせるのは無理があったかも。
なんとなくゲヴュルツみたいなのを想像した師範が未熟者でした。
点数 | 65点 |
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リンク |
【送料無料】イタリアワイン9本セット 9,698円 Falanghina 2017 [Torre Varano] 1,166円 |
名称 | La Vie Pinot Noir 2016 ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Domeniile Sahateni ドメニーレ・サハテニ |
価格 | 1,240円 |
購入店 | リカーズハセガワ北口店 |
本日は久しぶりで師範の夕食当番、
メニューはガリバタ鶏(by CookDo)、モヤシのナムル、蓮根のはさみ揚げ(お惣菜)、ネギと玉子のスープ、冷やしフルーツトマト。
毎度似たような料理だけど、平日の調理はスピードが命、合わせ調味料を積極的に使っていくスタイルです。
そんな料理に合わせたワインは、一月に買った「リアルワインガイド」の表紙を飾った旨安ワイン、
ルーマニア産の"La Vie(ラ・ヴィ)"という銘柄のピノ・ノワール。
このワインに関しては、ツイッターでも高評価なツイートが散見されます。
というわけで、安ワイン道場としても満を持しての稽古と相成りました
・・・と意気込んでリストに記載しようとしたところ、実は1年前に既に稽古済みでした。完全に失念してました。
でもその時はグラス1杯だけなんで、改めてガッツリ稽古します。
色は、ピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色ですが、やや暗めで澄んだ静脈血のような色調です。
香りを嗅いで、これがブルゴーニュ産じゃないとブラインドで言い当てられる人は少ないでしょう。
革のようなケモノっぽい感じと土の香り(アーシーさ)とグジュッと熟して潰したイチゴの香り(ベリー感)、
樽香は感じませんが、南部ブルゴーニュの村名クラスな雰囲気です。
味わいは、やや酸が弱くてニューワールドっぽい印象は受けますが、渋味がチリっとして甘さもあって、スイスイ飲めるのはこのクラスとしては大変ナイスです。
なるほどコレは旨安大賞に選ばれそうですな。
ここんとこの「安ワイン道場」としての旨安大賞はニュージーランドのSecret Stone Marlborough Pinot Noir 2014だったんだけど、
これも結構良いですね。
シークレット・ストーンはよりピュアで可愛らしく華やかな感じ、ブルゴーニュだとコート・ド・ニュイだとすれば、
こちらはより複雑で妖艶で暗めな感じ、ブルゴーニュだとボーヌからシャロネーズあたりの雰囲気ですね。
点数 | 78点 |
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個人的四連休最終日、名残惜しいので早い時間から飲み始めております
・・・というわけで本日の食前酒は清酒の飲み比べ。一方はこの時に開けた天吹(あまぶき) 純米大吟醸 蔵出し熟成 五百万石 見切り品で540円(写真左)で、
もう一方は今回開けた獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽(かんづくりはやぶね)1,695円(写真右)です。
天吹の方は、さすがに開けて2ヵ月は堪えたのか、甘酒みたいな香りで少し普通酒っぽくなっていますし、色も若干濃くなったかな?
でもまだ師範程度の味覚嗅覚では「全然平気」と言えるレベルです。
対する獺祭の方は、外観的には全く無色です。そして、やっぱり香りのシャープさが違います。グレープフルーツのようなキレの良い吟醸香がたいそう魅力的。
味わいも、酸味と旨味が強く口腔内に広がります。
やっぱり獺祭は美味いな。「獺祭が好き」とか言うと、清酒クラスタからは『だからシロウトは・・・』などと言われそうだけど、
普通に美味い酒を誰でも楽しめるように努力する造り手が師範は好きだな。それは清酒もワインも同じ。
限定生産の芸術品を追いかける趣味はありません。もちろん飲ませて頂くのはありがたいですけどね。
名称 | Monferrato Freisa 2016 モンフェッラート・フレイザ 2016 |
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生産者 | Francesco Brezza (Tenuta Migliavacca) フランチェスコ・ブレッツァ (テヌータ・ミリアヴァッカ) |
価格 | 2,376円 |
購入店 | イタリアワインのいのししや |
本日の夕食は、生ダコのカルパッチョ、肉じゃが、鶏の照り焼き。
ワインは、イタリアはピエモンテの赤をチョイス。
このワインに使われている「フレイザ」というブドウ品種を意識して稽古するのは多分初めて。
DOモンフェッラートのワインはこれまでピノ・ネロとだけしか経験がありません。
いったいどういうワインか興味津々です。
コルクは45mmで短め、なのに途中で折れそうになって品質はイマイチっぽいです。
そして、液面に触れる部分に黒い溝。「コレはブショネの可能性アリ?」と警戒しつつ稽古しました。
色はかなりしっかりした紫色、ツヴァイゲルトみたいな、北の産で色の濃いブドウっぽい色合いです。
香りは・・・ほんとにこの香りで正しいんだろうか、と疑問を感じます。
積極的に変な雰囲気は無いけど、香りが閉じて出てこないというか、酢酸と果実がそれぞれわずかに香る感じです。
口に含むと、まず炭酸のチリチリ感を感じて、甘さはほぼ無く酸味と渋味。
かなりストイックで閉じた感じの味わいです。
時間が経つと、香りの閉じた感じも解消されるし、味わいにも甘味が感じられるようになります。
この状態だと「劣化」ってほどではない気がしますね。変わった風味のワインではありますけど。
結果的に「これってこんなワインで正しいのかなぁ」という疑念は払拭されませんでした。
そもそもフレイザもモンフェッラートも馴染みが無いので、真っ当な状態なのか劣化しているのか判別が付きません。
ショップのサイトには『絶妙に繊細なチェリーやラズベリーの香り』『チョークとかつおだしの香り』
『よく伸びる澄んだ酸と存在感のあるタンニンが美しく』とあって、あながち違うとも言い切れません。
フレイザってこんなツヴァイゲルトみたいな感じで正しいんですかね?>イタリア通&ドイツ通な方。
点数 | 66点 |
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リンク |
Monferrato Freisa 2016 [Francesco Brezza] 2,376円 |
本日は、ホワイトデーのお返し&長女の卒業祝いということで、麻布の隠れ家レストランCraft Wine Nへ。
このお店、勤務先のワイン会ではしばしば使わせて頂いているんだけど、家族で訪問するのは今回が初めてです。
お店に伺う前に増上寺に行って咲き始めた桜を見て、東京タワーの下の「豆腐屋うかい」の前を通ってお店まで。
開店時間の午後6時ちょっと前に入店しました。
料理は、お知り合いであるこのお店のオーナーにお願いして、一人5,000円(税別)のコースにして頂いております。まず前半戦の料理が以下です。
パテ・ド・カンパーニュ 北イタリア風ベーコンのキッシュ | |
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ロワール産のホワイト・アスパラガス トリュフ入りオランデーズ・ソース | (左写真) |
ニシンのマリネ パセリのヴィネグレットソース |
出始めのホワイト・アスパラガスとか、季節を感じさせるメニューですな。 見た目も春らしくてなかなかよろしゅうございます。女性陣にも好評でした。
名称 | Monthélie "Les Sous-Roches" 2012 モンテリー "レ・スー・ロシュ" 2012 |
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生産者 | Dom. des Terres de Velle ドメーヌ・ド・テール・ド・ヴェル |
価格 | 9,000円 (お店価格) |
購入店 | Craft Wine N |
ワインリストには、赤白20種類ずつくらいあったでしょうか。お値段は5,000円くらいからで、半分くらいが4桁/残りが5桁といったところ。
一本で通す予定なので、軽い赤orしっかりした白を狙います。
穴が開くほどリストを眺めて、決めたのがシャトー・ド・ピュリニー・モンラシェのサントーバン1級畑、お値段10,000円。
ところがあいにくこれが欠品。
お店の方に「10,000円までくらいで似た感じのしっかりしてそうな白はありませんか?」と聞いたところ、
お薦めされたのがこのワインでした。なんでも、日本人の方がワイン造りに関わっているそうです。
色は、照りのあるレモン色。赤みは少なく、見た目からは濃い印象は受けません。
香りは、抜栓してすぐは閉じていて「あー、ハズしたか」と思ったんだけど、
幸いなことにすぐさま開いてきました。
鼻で嗅ぐ分にはリンゴのフルーツ感がしっかり、
口に含むと結構樽が効いていてビスケット的な香ばしさを感じます。
次女曰く『青リンゴ』、長女曰く『蜂蜜クリームチーズケーキ』とのこと。なるほどなるほど。
味わいは、結構甘さを感じるんだけど、それを支える酸味もあって、
注文通りのしっかした白ワインです。
これは良いワインですな。モンテリーなんてマイナーな村だけど、
黙って出されれば間違いなく「ムルソーの一級畑ですな」なんて言いそうです。
高校を卒業した長女に、親の責任において初めて一口舐めさせたら
『ワインって口に入れると香りの感じ方が凄い』と感動しておりました。
点数 | 83点 |
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本日のメインがコレでございます。
鴨のロースト 赤ワインソース 新ジャガとフィグ | (左写真) |
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コレ、美味かったなぁ。量もタップリで大満足の一皿。
長女は新ジャガが特に気に入った模様。品種や調理法を聞き出しておりました。
品種はメークインだそうだけど、鴨の油で二時間くらいコンフィっぽく火を入れたんだとか。
確かに外はカリッと中はシットリで大変美味しいジャガイモでした。
・・・それにしても、美味しいものを美味しいと素直に表現するのは良いことだな。
あと、師範同様味覚の閾値が低いのもありがたいね(笑)
デザートは、チーズケーキと紅茶のアイスクリーム、
チーズケーキは「ほぼチーズ」ってくらいチーズの含有量が多くてしっとり重い、食べ応えのあるデザート。
最後にコーヒーを頂いてお御馳走さまです。
・・・そんな感じの家族食事会。
お会計は、一人5,000円の料理に9,000円のワインと800円のガス入りミネラル・ウォーター、
それに消費税がかかって32,000円ちょっとでした。
サービス料は取られていませんでしたが、取っても良いんじゃないかと思いましたよ。
休日に挟まれた平日は積極的に休んでいくスチャラカ・スタイルです。
というわけで、本日は朝から道場のエクステリアの整備で、生垣の剪定とウッドデッキの塗装を敢行。
生垣の剪定で難しいのは、いつも同じ位置で切ると新芽が出てくる部分が同じになるため、コブみたいになるんですな。
だもんで、樹勢の強い枝は深めに切り戻すようにしています。床屋の「すき髪」みたいなイメージです。
あと、必ず切った後の先端には葉が残るようにすること。そうすることで枝の枯死から免れるような気がします。
・・・なーんて、プロの方から見れば「当たり前じゃん」か「それ間違ってるで」かも知れませんが、
10年以上この方法でやってきて、同じ大きさの緑の生垣をキープできていますから、自分では正解だと思ってます。
そして、写真上が剪定前、写真下が剪定後。エッジがキッチリ出ているのがご覧いただけますでしょうか?
この後害虫除けの薬剤を散布して終了です。
・・・などと、ワインには全く関係ないことを書いておりますが、「安ワイン道場」は師範専用備忘録でもあるわけで、
ここに書いておくと何かと便利なんですな。
未来の自分への申し送り事項は、塗料(キシラデコール)は買い足した方が良いということと、
刷毛はイマイチなやつを買うと毛が抜けてイラつくんで、(高いのを買う甲斐性はないだろうから)良く選んで買え、ということです。
昼過ぎに作業終了、そのあと松原商店街に魚を買い出しに行って(途中で松屋でプレミアム牛丼380円を食べて)、
帰宅後ほっと一息で「インドの青鬼」を。美味いなぁ。
このビール、秋にふるさと納税の返礼品で1ケース頂いたんだけど、賞味期限は2019年1月下旬、既にガッツリ切れてます。
でも別に普通に美味いのね。幸せな鈍感力だな。
しっかし今日は花粉がヒドイな。もうくしゃみが止まりません。こんな日に屋外作業をするなんざ、阿呆のやることですわ。
名称 | Chablis "Celier de la Sablière" 2017 シャブリ "セリエ・ド・ラ・サブリエール" 2017 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 1,543円 (単品価格:2,473円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
夕食の調理担当は主夫業の師範で、メニューは手巻き寿司、菜の花とホタルイカの酢味噌和え、松茸の味お吸い物(by永谷園)。
寿司種は、本マグロの赤身、ヒラメ、サーモン、玉子焼き、カイワレ大根です。
寿司に合わせるんだったら日本ワインの甲州あたりを行きたいところだけど、あいにくそれにふさわしい手持ち無し。
次善の策でチョイスしたのが、「うきうきワインの福袋 赤3本・白3本 10,000円」に入っていたシャブリ。
造り手は大手ルイ・ジャド。
通常価格は2,500円くらいするヤツだから、安ワイン道場的には結構高級な部類です。
さて抜栓。コルクは安心のDIAM5です。色は、ちょっと緑色のニュアンスを感じるくらい若々しいレモン色。
粘性は低めでサラッとしています。
香りは、イカにもタコにもシャブリです。
硬質なミネラルと淡い色の柑橘類、それらが結構良い感じに香ってきます。
味も香りの印象通り・・・というかミネラルっぽい旨味が凄いです。
ただ、思いのほか酸味が弱く感じます(phは3.8)。そのあたりが福袋に入れられちゃった理由ですかね。
ともあれやっぱり「安定のルイ・ジャド」だなぁと思います。2,500円は適正価格、1,500円台の福袋価格は相当お買い得。
フルーツフルーツしていないので、寿司との相性も悪くありません。特に、本マグロ赤身の鉄っぽさにミネラル感が合っていたように思います。
でも、この旨味のかたまり感の相手はやっぱり生牡蠣なんだろうなぁ、なんて思うけど師範は生牡蠣食べられないんだよねぇ。
点数 | 78点 |
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リンク |
Chablis "Celier de la Sabliere" 2017 [Louis Jadot: 2,473円 |
名称 | Cono Sur "Organic" Cabernet Sauvignon Carmenere Syrah 2017 コノ・スル "オーガニック" カベルネ・ソーヴィニョン カルメネール シラー 2017 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 915円 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
昨日はフランスワインばかりとガッツリ稽古したんで、本日は慣らしの意味で安定のチリ産。
選んだのは「安ワイン者のバイブル」コノ・スルのオーガニックシリーズで、赤のブレンドもの。
この銘柄との前回稽古は、もう10年以上も前の2007年産(コレ)。
その頃から『ハズさない安ワイン造り手選手権世界チャンピオン(師範が決定)』なんて書いてます。
進歩ねぇなぁ安ワイン道場。
それはそうと本日の夕食メニューは、師範代の新メニュー薄切り豚の変わり揚げ、レタスとヒラメの韓国風サラダ、ホウレンソウのバター炒め。
揚げ物は美味いし最近野菜が安くて助かるし、日本の食卓万々歳ですわ。
さて抜栓。栓は、コルクの頭部を蜜蝋で固めたヤツです。面倒くさいし、
もったいぶるようなワインでも無いのに、これって意味あるんですかね?スクリューキャップで良いと思うんだけど
・・・などと独り言ちつつグラスに注いで、色はしっかりした紫色。でも清澄度は高く、そこそこ注いでも向こうは透けます。
香りのボリュームは、コノ・スルとしてはおとなしめ。チリのカベルネらしいインクっぽさ、シラー由来のスパイシーさがメインで、
樽香は案外控えめです。
味わいはちょっと意外なくらいスムーズ。
甘さはしっかりあって酸味は控えめ、そこは普通にチリ産なんだけど、タンニンがギスギスせずにツルッとしているのが印象的。
チリの赤って無駄に濃い感じのも多いけど、これはピノ・ノワール同様、洗練されたイメージを受けるワインです。
「オーガニック」を名乗るのであれば確かにこういうのが正しい方向性かもですね。
以前はもっと樽も強くていわゆるチリ産っぽかった印象がありますが、
ラインナップ上の個性を際立たせるためにいろいろ変えて来ているんでしょうな。
ともあれやっぱ美味いっすよ、コノ・スル。3桁円でコレはお見事。
点数 | 76点 |
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Cono Sur "Organic" Cabernet Sauvignon Carmenere Syrah 2017 915円 |
本日は、高校時代の同級生Kk氏が上京しているということで、こちら在住のメンバーと飲み会。 参加者は4人(O氏、Is氏、Kk氏、師範)。 O氏はいつもの飲み友達だからあれですが、Kk氏と会うのは20年ぶりくらい、Is氏とは高校卒業以来会ってないと思います。
そんな同窓会の場としてO氏が選んだ店は、東京駅の目の前にある新丸ビルの5階にあるeric'S by Eric Trochon(エリックス・バイ・エリック・トロション)という店。
窓から東京駅が望める絶好のロケーションにあるフレンチビストロです。
乾杯は生ビール(ハートランド) 600円で。
早い時間はシャンパーニュがお安くなるサービスもあったけど、
参加者がどれくらいワインに対して理解があるのか判らなかったから、
ちょっと日和ってしまったわけです。
でもそんな心配は杞憂でした・・・というわけでこの後はワインをボトルでガンガン行ってます。
料理は、税込み5,000円のコース。
これが、思いのほかちゃんとしたコースでした。
こんなロケーションの店なんで、相対的割高な料理を覚悟するじゃないですか。
大皿でチョロチョロっとだと思ってたのよ。
それが、それぞれにサービスされてちゃんと説明して頂いて、というスタイルでした。
そんなことは想像していなかったのでメモをとっていません。
だもんで、料理の写真は貼りますが、キャプションはとても適当です。
最初のアミューズはオリープとバゲットに乗ったリエット、これは普通でした。
名称 | Riesling "Les Princes Abbés" 2015 リースリング "レ・プランス・アッベ" 2015 |
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生産者 | Dom. Schlumberger ドメーヌ・シュルンベルジェ |
価格 | 6,900円 (お店価格) |
購入店 | eric'S by Eric Trochon |
ここのお店、ワインが大変充実しています。グラスだけでも20種くらい、ボトルワインのリストにはゆうに300種類を超える本数が載っていました(その全てが在庫されているわけでもなさそうでしたが)。
そして、それらすべてがフランス産というこだわり。オーナーのEric Trochonさんの意向なんでしょうね。
前述したように、参加者各自のワインに対する価値観が判らないので、どのくらいのレベルまでオッケーか聴いたところ、Kk氏は「250万のロマネ・コンティ―と350万のシュヴァル・ブラン以外はオッケー」
などと太っ腹なことを言うので、遠慮せずに注文することにしました・・・といっても根が貧乏性なんで安い方から、ですが。
泡はビールを飲んだので、まずは白から。選んだのはアルザス産の白。
『灯油っぽいワインなんて飲んだことが無い』というので敢えてコレにしました。
色は不明です。香りはそんなに灯油(ぺトロール香)は強くないかな?でもありはします。
香りのボリュームは結構立派で、白い花のようなキュートな香りがパーッと来ます。
味わいは甘くなく酸っぱくなく、旨味しっかりでバランスよく仕上がっています。
バランスの良いアルザスのリースリングですな。メンバーも「この白は美味い」と言っていました。
このロケーションでボトル6,900円(税込み)、適正価格だと思います。
点数 | 80点 |
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最初の前菜は、緑の野菜のムーズと泡立てたソース。 出された時は「え?抹茶アイス?」と思ったけどそんなはず無いっすよね。
名称 | Pinot Noir "Harmonie" 2016 ピノ・ノワール "アルモニー" 2016 |
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生産者 | Charles Frey シャルル・フレイ |
価格 | 6,400円 (お店価格) |
購入店 | eric'S by Eric Trochon |
メンバー4人、最初にビールを飲んでいるんで、師範の目論見としては「白1本と赤2本くらいかな?」と計算したわけです。
で、赤が2本となると、1本目は軽めで華やか/2本目は重めでしっかりとするのが定石でしょう。
というわけで、一本目に選んだのはピノ・ノワールです。
ブルゴーニュだと一般的かつ割高な感じがしたので、
師範の提案はサンセールかアルザス。
メンバーに確認したところ「さっきの白が美味しかったのでアルザスでいってみましょう」ということになりました。
色は薄め、でも薄すぎない感じの澄んだ赤紫色です。
香りは、スッピンのピノ・ノワールといった感じで、チェリーやフランボワーズみたいな赤系果実がパッと香ります。
味わいは、酸味が主体の軽い味わい。想定通りではありますが、もう一声旨味的な複雑さが欲しいところではありました。
悪くはないというか、お店で6,400円でこの内容なら全く文句は無いんだけど、ピノ・ノワールは多少樽香があった方が師範は好きなのね。
だもんで「サンセールにしておけば良かったかなぁ」感が残りました。もちろん、サンセールの方が樽熟しているかどうかは知る由もありませんが。
点数 | 78点 |
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次なる前菜は、パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)だと思います。 パテ・ド・カンパーニュって、「激ウマも無ければ激マズも無い、どれもそこそこ」と思っているけど、 それって師範の経験が足りないんですかね?
名称 | Chateau Simard 2006 シャトー・シマール 2006 |
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生産者 | Chateau Simard (Vignobles Vauthier-Maziére) シャトー・シマール (ヴィニョーブル・ヴォ―ティエ・マズィエール) |
価格 | 7,900円 (お店価格) |
購入店 | eric'S by Eric Trochon |
当初の計画に基づき、次なるはしっかりした赤を選択。
選ぶ地域としてはボルドーかローヌかラングドックですな。
フランスワインだけしかないので、そのあたりはあまり矛先がバラバラにならずに済みます。
これがスペインとかニューワールドもあったりすると、軸が増えるので悩みますよね。
ボルドーの赤は60種類くらいあったかな?大半は5ケタですが、4桁からも10種類くらいあったと思います。
そんな中から選んだのがコレ、サンテミリオンのシャトー・シマール。
ヴィンテージは2008年、良い感じに熟成してそうな気がして相談せずにピンポイントで注文させて頂きました。
グラスは大変大ぶりで立派なヤツを出して頂きました。
良いグラスを出される店って、それだけで好印象っすよね。
色は、しっかりと濃い紫色で、エッジに微妙にグラデーションが入っています。
香りは「よっしゃ!これコレ!」です。
カシスのような黒系果実の香りに、ミルキーな雰囲気が加わって、良い感じに熟成したメルローがバッチリ香ります。
味わいも、ガツンと来るような濃さがあるわけじゃないけど、丸みを帯びた味わいでスルスル入っていきます。
これはアタリです。後で調べたら、オーナーはシャトー・オーゾンヌと同じ方みたいですね。
それがこんなお店で7,900円、「お買い得」と言って間違いないでしょう。
メルロー・ファンは新丸ビルへ急げ!
点数 | 85点 |
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これが前菜の最後かな?コキヤージュのなんとかと言われてました。 貝類を合えた料理、先週も似たような料理を頂いています。 やっぱりこの時期貝類は美味しいよね。
名称 | Château de Sérame 2012 シャトー・ド・セラム 2012 |
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生産者 | Ch. De Sérame シャトー・ド・セラム |
価格 | 4,400円 (お店価格) |
購入店 | eric'S by Eric Trochon |
当初の計算では前のワインまででちょうど良い量くらいだったと思うけど、本日の4人は皆九州男児の肥後もっこす、
これくらいでは止まらないわけです。というわけでワインも延長戦。
ボルドーより濃いヤツをフランスの中から選ぶのはなかなか難しいということもあって、
ここはお店の方に相談しました。提案して頂いたのが、南仏コルビエールの赤。
「やっぱそうっすよね~」ってことで注文させて頂きました。
品種はシラーとカリニャンとグルナッシュとのことです。
色は、前のボルドーよりは明るめです。
香りは、シラーというよりもグルナッシュの個性が強く出ているのかな?
やや青畳っぽい感じの草をイメージする雰囲気があります。
もちろん、しっかりした果実香もあります。樽香はあまり感じなかったような、です。
味わいは、やっぱり前のボルドーと比べれば軽くはあります。
でも果実味たっぷりで、物足りない感じはありません。
よくある南仏の濃い系の赤ではありますが、これがお店で4,400円なら納得価格かと。
特に、このお店は税込み表記で、かつ(最後にわかるんだけど)サービス料も取らないので、
良心的だと思います。
点数 | 76点 |
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魚は、スズキのポワレだったような。 トマトベースのソースが使われていて、地中海っぽい&アクアパッツァっぽい感じでした。
名称 | Crémant de Limoux "Marugo" N.V. クレマン・ド・リムー "マルゴ" (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Georges et Roger Antech ジョルジュ・エ・ロジェ・アンテック |
価格 | 5,400円 (お店価格) |
購入店 | eric'S by Eric Trochon |
ここまでで一人当たりビール1杯にワイン1本。ふつうの感覚だともう打ち止め、飲み足りない人はグラスでも貰いますか・・・という状況だと思うんだけど、
ここは九州男児4名「もう一本!」ってことになってございます。
ここから更に赤をもう一本って気分でも無く、泡モノで締めることにしました。
もう当然味なんかわかんないだろうから、一番安いところから選んで、クレマン・ド・リムーでございます。
グラスは小さなフルート型のやつでした。
もしかしてグラスのシャンパーニュはこれで出されるのかな?
もしそうだとしたらちょっと残念に感じるかも知れません。
で、肝心のワインはというと・・・普通に軽快なスパークリングだったように思います。
シャンパーニュのようなイースト香や熟成感はありませんが、
シャルドネの雰囲気をダイレクトに感じるフルーティな味わいでした。
これはもうちょっと安くても良いかなぁ、というかもう一段安いグレードの泡がリストされていた方がありがたいかな。
フランス縛りなのが難しいところですね。カバとかスプマンテが選べないから。
点数 | 75点 |
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メインの肉料理は鴨のローストです。肉々しくて美味いけど、ピノ・ノワールに合わせたかったな。
あと、最後に追加でチーズの盛り合わせ4種2,000円を頂いております。
そんな感じの同窓会。結果的にお支払いは、一人当たり14,000円弱でした。
素晴らしいロケーションで、適度なコース料理で、ワインの種類が豊富で、サービスの女性は大変気の利く方で、
安ワイン道場的にはお薦めしたいお店であります。
・・・ってな感じで同窓会はお開きになったけど、 まだ時間は10時を回ったくらい、O氏と「もう一軒軽く行きますか」ということで八重洲方面へ。 最初に目についた酒場がココ、酒ぐら 金八というところです。
飲んだお酒は、もう生ビール1杯だけ、食べた料理はブリの刺身と焼きハタハタと、もう一品くらい頼んだかな?
既に記憶が熟成ワインの澱のごとく淀んでおります。
そんな感じのプチ同窓会+α。昔の仲間と飲むのも楽しいな。
本日は長女の入学式用のスーツを買いに街へ出かけております。これからいろいろと物いりだな。
そして昼飯ははま寿司 横浜岡野店、いわゆる100円回転寿司です。
結構美味しいものがあったり/そうでなかったりもするのが100円寿司の醍醐味ですが、
本日は左写真のブリが美味しゅうございました。切り方もキレイで、ちょっと魚の扱いに慣れた人がバイトに入ったのかも知れません。
車の運転は師範代に任せて瓶ビールも頂きます。銘柄はアサヒのスーパードライ。
どちらかというと好きではない銘柄ですが、スッキリサッパリな味わいは100円寿司との相性が良いように感じます。
お会計は家族4人で5,000円ちょっと。ビール2本飲んでこの値段は驚きの安さだな。デフレ日本、良いんだか悪いんだか。
名称 | Rustenberg Cabernet Sauvignon 2017 ラステンバーグ カベルネ・ソーヴィニョン 2017 |
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生産者 | Rustenberg ラステンバーグ |
価格 | 2,085円 |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
本日の夕食は、師範代実家から送られてきた佐賀牛の和風ステーキ、
レタスとナッツのサラダ、大根ツナサラダ、じゃこと大葉のガーリックライス。
ステーキにはやっぱりガッツリ濃い赤でしょう、ということで南アフリカ産のカベルネ・ソーヴィニョンをチョイス。
夕方も早い時間からゆっくり飲み始めました。
抜栓時の注意点が2つありまして、キャップシールが薄くて硬いヤツなので、手を切らないようにご注意ください。
そして、コルクが40mmと短めなので、長いスクリューだと突き抜けないようご注意ください。
色は、とても濃い紫色。澄んではいますが向こうは透けません。ネットリ感もあってグラスの内側をタラ~リと降りてきます。
香りは、ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニョンらしいギュッと締まったベリー系の果実香に、ちょっとシラーズを想わせる胡椒のスパイシーさ、
そして樽由来であろうカラメルの香ばしさ/煙たさとバニラの甘さを感じます。
味わいは、しっかりめの甘味とチリチリした渋味があるけど、香りの割には全体に軽く感じられます。
ただ、アフターは長いですね。
鳥人間コンテストで、最初スーッと湖面に向かって落ちていくけど、そのあと水面すれすれを長く飛行する機体のような味わいです。
良く出来たカベルネ・ソーヴィニョンだと思います。ガツン!っと来る存在感こそありませんが、
香りしっかりでボディは重すぎないので、使い勝手も良いと思います。
香りの中にシラーズっぽい要素を感じたので、「ワンチャン混ぜられていたら師範スゲェな」と思って造り手のサイトを見たら
(テクニカルノート)、
"100% Cabernet Sauvignon"とのこと。ギャフン。ま、師範のテイスティング能力なんてそんな程度です。
点数 | 78点 |
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リンク |
Rustenberg Cabernet Sauvignon 2017 2,370円 |
本日は長女の高校の卒業式でした。
高校ともなると、校長先生から全員に卒業証書を手渡しされるでもなく、
卒業生の合唱みたいな出し物があるわけでもなく、小学校中学校と比べると地味な印象はぬぐえませんが、
式後のホームルームで好きな先輩に花束を渡しにくる在校生がいたり、なんか甘酸っぱいですな。
そんな甘酸っぱさとは対照的に、保育園小学校中学校と比べると父母の高齢化は目に余るものがあります・・・って当り前か。
自分らも歳とったんだからね。
ちなみに長女は卒業式で賞を頂きました。その名も気高き「皆勤賞」、3年間無欠席無遅刻無早退。よく頑張りました。
中学も皆勤賞、ホントうちの子は身体が強くて父ちゃん母ちゃんは助かったよ。
名称 | Heidsieck Monopole "Blue Top" Brut N.V. エイドシック・モノポール "ブルー・トップ" ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Heidsieck & Co エイドシック&Co |
価格 | 3,057円 |
購入店 | イオン天王町店 |
そんなわけで、「長女氏卒業おめでとう~!」ってことでお祝いにシャンパンを空けちゃいます。
これ、そもそもは長女の志望校合格祝いに開けようと思ってかったシャンパンだけど・・・そんな細かけぇこたぁ良いのさ!。
買った時のお値段は、「EPA発効記念セール」ということで、税別2,980円に%%割引が効いて8%の消費税、
結果的に稽古範囲の3,000円を微妙に微妙に超えるお値段でした。
EPA発効後の今はちょっと値上がりしているようです。ちょっと不思議ですな。
ちなみに料理は、ブリの照り焼き、サーモンと新玉ねぎのサラダ、アボカドとトマトのイタリアンサラダです。
サラダが多いのは、長女の好きなメニューだからです。
夕方、長女の帰宅を待ちきれず(笑)一人で抜栓。
色はキレイな黄金色で泡立ちも立派なものです。さすがはシャンパーニュですな。
香りのボリュームはそんなに大きくないけど、シャンパーニュに求めるリンゴ的なフルーツの甘さとか、
フランスパンの外側みたいな香ばしさとか、そういうのをちゃんと変え備えています。
口に含むと、キメの細かな泡がモワモワーッと来ます。こういうのを「クリーミー」って言うんでしょうな。
味わいのバランスは、甘味と酸味とコクがガシッとタッグを組んでいて、やや硬質ながら均整の取れた味わいです。
やっぱり美味いなぁ、シャンパーニュは。
こういうのが「EPA発効記念」じゃなくて、普段から2,000円台で買えるようになれば、
安ワイン者ももう少し「シャンパン」などというハレの酒に手を出す機会が増えると思うんですけどね。
点数 | 79点 |
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本日は、職場のワイン会の首謀者3名で新店開拓、
伺ったのは東急田園都市線池尻大橋から歩いて9分という、
ちょっと便利とはいいがたい場所にあるフランス料理店calme(カルム)というところ。
参加者のKs氏が以前別の方が主催されているワイン会で行ったことがあるお店とのこと。
食べログでは結構評判の良いお店のようですね、個人的には「食べログ」はあまり信用していませんけど。
店内はそこそこの広さがある中に、4人掛け×3のテーブルがゆったりと配置されています。
カウンターも含めてキャパは20名弱くらい。
シェフとサービスの方二人なので、それくらいがマックスなのだろうと思われます。
窓の外には首都高のランプがデーン!と。都会だなぁ、という感じがしますな。
名称 | Antech "Pure Émotion" N.V. アンテッシュ "ピュア・エモーション" (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Maison Antech メゾン・アンテッシュ |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | calme |
午後7時30分きっかりに3名集合。
本日のメニューの内容を伺いつつ、まずはどういう飲み方をするかお互いに相談したところ、
「白はボトルで頼むとして、まず泡をグラスでお願いしよう」ということになりました。
本日のグラスの泡は、ロゼのシャンパーニュと同じくロゼのクレマン・ド・リムー。
桜の名所である目黒川にちなんでこの時期はロゼにしているそうです。
お値段はシャンパーニュが1,600円でクレマンが1,000円。
結果的にお願いしたのが後者のコチラ。
造り手は女性の方で、「優しい感じの味わいです」という説明だったような・・・記憶はあやふやですが。
グラスは、フルート型ではなくチューリップ型です。
最近の主流はこちらみたいですね。その方が香りが取りやすいからね。
で、その香りですが、ボリュームは弱めながら柑橘類とイチゴの香りがして、なかなかいい感じです。
そんな香り&女性造り手ということで柔らかな味わいを想像しつつ口に含むと、これが意外と硬派なのね。
グイッと辛口で、赤ワイン的な渋味も感じます。なかなか飲み応えのある泡ですな。
最初が軽い泡だとスーッとなくなっちゃうわけですが、
案外しっかりした泡だったので、結構間が持ちました。
キレイなオレンジ~ピンク色なので、
確かに桜の時期には良さそうでありますな。
点数 | 78点 |
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本日の料理は、6,500円のお任せコースでお願いしています。
その一皿目、アミューズとして出されたのがこれです。
豚のパテとビスケット
ポーションは小さいのですが、味がしっかりと濃いので酒の肴としてはなかなか好適です
・・・ってかフレンチで「酒の肴」も無いもんだな。
もっとオシャレな語彙を増やすべきです>自分
名称 | Coopers Creek Marlborough Sauvignon Blanc 1994 クーパーズ・クリーク マールボロー ソーヴィニョン・ブラン 1994 |
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生産者 | Coopers Creek Vineyards クーパーズ・クリーク・ヴィンヤーズ |
価格 | 10,800円 (お店価格) |
購入店 | calme |
白はボトルで注文することにして、良さげなワインを5本ほど持ってきて頂きました。
ラインナップは、アルザスが2種類、南仏のヴィオニエ、そして1994年産のムルソーに同じく1994年産のニュージーランド産ソーヴィニョン・ブラン
・・・ってちょっと待って!そんな古いニュージーランド産なんて見たことがありません。
聞けば、まだニュージランドのソーヴィニョン・ブランがメジャーになるより以前のものなんだとか。
やっぱりこういう店では「普通じゃ飲めないものを攻めるべきでしょう」ということで意見が一致、
めでたく抜染されて(コルクはグズグズだったそう)テーブルに運ばれて参りました。
色は、右写真でも判るようにガッツリ黄金色です。色合いとしては若めのブランデーくらいですかね?
凡そソーヴィニョン・ブランだとは想像できない色合いです。
香りは「さすがに逝っちゃってるかな?」と思ったら全くそういうことはなくて、
とても立派なボリュームです。
そして、熟成白にありがちなシェリーっぽいヒネた感じも無く、
かといって若いソーヴィニョン・ブランみたいなハーブやトロピカルな感じでもなく、
極めて独特の雰囲気。敢えて例えるとアールグレイのような香りの強い紅茶を使ったレモンティーみたいな感じでしょうか。
味わいもまだちゃんと生きてます。酸味が主体であるけど角の無い丸い酸味で、しみじみとした美味しさがあります。
いやー、これは珍しい体験をさせて頂きました。
なんか、甲州(日本ワイン)の古いヤツを飲んだ時のような、なんとも懐かしい気分になったりしました。
こういうのがあるからワインは面白いのね。
点数 | 85点 |
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そして上記のソーヴィニョン・ブランに合わせた本日の前菜は
三種の貝(北寄貝、ミル貝、アサリ)と春野菜
です。これが春らしくて美味いのね。特に貝のほのかな甘さが素晴らしい。
美味しいものを「甘い」と表現するとなんだかバカっぽいけどね。
こういう季節感のある料理は嬉しいですな。
名称 | Koppitsch Pinot Noir 2015 コピッチ ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Alexander Koppitsch アレクサンダー・コピッチ |
価格 | 7,600円 (お店価格) |
購入店 | calme |
次の料理はメインの魚ですが、ソムリエさん曰く「濃い味のソースを使っていますので赤が合うと思います」とのこと。
であれば、というわけでまた複数本持ってきて頂きました。
ラインナップは、1975年のボルドー、デュガのACブル、そしてオーストリア(Notオーストラリア)赤が2本。
ブルガリアの片方がツヴァイゲルトがメインで、もう一方はブラウフレンキッシュという知らない品種。
どんな感じか伺ったところ『シラーみたいな感じです』とのこと。
オーストリア産に興味あるけどどちらも強そうだなぁと考えていたら『同じ銘柄のピノ・ノワールもありますよ』とのことだったので、
そいつをお願いすることにしました。
色は、(照明が暗めなこともあるんでしょうが)ピノ・ノワールにしては濃い感じに見えました。
香りは、イチゴジャムのようなピュアなフルーツ香に加えて、
最初だけ「田舎の公衆トイレ」ともいわれる自然派特有のアンモニア~な雰囲気がありました。
ただ、この香り(匂い)は抜栓して時間が経つと飛んでいき、代わりに抹茶のようなちょっと青い感じの香りがするようになります。
味わいは、酸味渋味甘味のバランスが良くて、ややこぢんまりですけどスムーズに飲める感じです。
どことなく日本のピノ・ノワールを想わせるような、小粒ながら香りの複雑さと旨味を感じるピノ・ノワールです。
魚料理に合わせる赤としては大変好適だったんじゃないですかね?
点数 | 81点 |
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そしてオーストリアのピノ・ノワールに合わせた魚料理がこちら。
アンコウとアンキモのポワレ リゾットを敷いた上に赤ワイン(?)ソース
リードヴォ―のようなアンコウの身に、フォアグラのようなアン肝。
これだったら確かに合わせるのは赤ですな。
それにしても、貴族でもない一般大衆たる我々ごときがこんな料理を食べられるなんて、
良い時代になったものです。
名称 | Les Terrasses Merlot 2017 レ・テラス メルロー 2017 |
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生産者 | Comtes de Lorgeril コント・ド・ロルジュリル |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | calme |
ここから濃い赤をまたボトルで頼むのはちょっと多いな、ってことで、締めの赤ワインはそれぞれがグラスで注文することにしました。
まずKsさんが選んだのが、ドイツ産のピノ・ムニエ。
ムニエ単体のスティルワインなんて初めて見ました。
香りはややくぐもった感じでしたが、味わいに甘さがしっかりあって悪くないぞ!と思いました。
もう一人の参加者Yzさんが選んだのはクリュ・ボージョレのフルーリー、ヴィンテージは確か2015くらいだったような。
これが非常に変わっていました。まずセンブリのような薬草っぽい匂いを強烈に感じて、
それが次第にミントのような香りに変化していきます。
面白いワインではありますが、自宅でコレ飲んだら「傷んでる?」と疑心暗鬼になるところでしょう。
そして師範が選んだのがこの南仏のメルロー。なんだか師範ってばコンサバだなぁ。
確かに狙い通りの濃さがあって悪くないんだけど、南仏のメルローなんて家でも稽古できるじゃん!と。
ちょっと自分の冒険心の無さがイヤになります。
点数 | 76点 |
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肉料理がコレです。
イベリコ豚のピカタ
上に乗っている黒いヤツはキノコの一種だったと思います。
肉は脂がほとんど入っていない赤身の部分ですが、適度に柔らかく適度に弾力があって絶妙な火の通し方でした。
写真ではわかりづらいですが、結構なボリュームがあって、これでおなかいっぱいになりました。
最後にデザートがこれです。
チョコレートのムースとミントのアイスクリーム
古今東西チョコとミントの相性が悪いという話は聞きません。
そんな感じの新店開拓、お会計は一人15,000円弱でした。
料理の組み立てとかもいろいろ融通を利かせてくれそうですし、
今度持ち寄りワイン会でもさせて頂きたいですね、などと話しておりましたとさ。
名称 | Cherry Blossom Pinot Noir 2016 チェリー・ブロッサム ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Cherry Blossom Cellars チェリー・ブロッサム・セラーズ |
価格 | 1,382円 |
購入店 | カルディ 横浜ジョイナス店 |
本日の夕食は、鶏手羽先の唐揚げ(普通の日清の唐揚げ粉使用)、ナスとオクラとカボチャとニンジンの揚げびたし、千切りキャベツ。
ワインは、カリフォルニア産のピノをチョイスしました。
先月カルディで買ったものだけど、ツイッター経由の情報によれば、師範が買ってすぐ税別898円だかに値引きされていた模様。チクショウめ!
そしてこのワインに関してはそこそこコメントがツイートされていて、
「酸がしっかり」と言う方と「超甘い」と言う方が見られます。
ここは糖度計とpHメータを持つ安ワイン道場の出番でしょう、ということで使命感を胸に稽古。
色は、ピノ・ノワールとしてはかなり濃いめで青め。アシも長くトロッと感があってこんな値段のワインとは思えない雰囲気です。
香りは・・・ちょっとビックリだな。ガチでカリピノの香りがします。
プラムっぽいフルーツ香にバニラっぽい樽香、加えて安めのファンデーションのようなココナッツのような雰囲気もあって、古き良きカリフォルニアなゴージャス感です。
そして争点の味わいを数値を基に判定。糖度が8.4でpHが4.1、客観的には甘くて酸の弱いワインです。
ただ、ピノ・ノワールにしては渋味の収斂性があるので、酸の弱いワインの浮ついた印象は受けません。
こんな味わいも含めて、「ザ・カリピノ」ですな。
こんな値段で、ガッチガチのカリピノが味わえるのはありがたい話です。
でも、ちょっと想像と違ったな。「チェリー・ブロッサム」って、もっと日本的で涼やかなワイン、いわゆるブルゴーニュ的なワインを想像しちゃうよね。
そういう感じは全くなくて、ある意味「暑苦しい」系のピノです。でも1,000円以下ならまずまず「アリ」です。
点数 | 70点 |
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道場でメインで使っていたカメラ(コレ)、
昨年末(この後)に電車の中に置き忘れて(盗られて?)、結局戻って来ませんでした。
それ以降サブカメラを使っていたわけですが、
やっぱりフルサイズじゃ無いと写真が冴えないな(※)、ということで買い直しました。
本体はα7II(ILCE-7M2)になり一つ新しくなったのでまぁ納得しているんですが、
マクロレンズ(SEL50M28)は無くしたのとまったく同じものです。
サンクコストとはいえ、それを買い直すのって心理的葛藤があったんだよねぇ。
でももう買っちゃったからね。
昨日のビール(メインカメラ)と先週のゲヴュルツ対決(サブカメラ)で写りの違いがわかりますでしょうか?
もう無くさない(盗られない)ようにしなさい!>自分
(※)APS-CやMicro 3/4でも、良いレンズと腕があれば良いんだと思うけどね。なんならスマホでもね。 ちなみに先週の4日、8日の写真はスマホです。
名称 | Mâcon "Aux Bois d'Allier" 2015 マコン "オー・ボワ・ダリエ" 2015 |
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生産者 | Dom. Cordier ドメーヌ・コルディエ |
価格 | 1,536円 (単品価格:2,462円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日午後は、ホワイトデーのお返しを買いに師範代とデパート(横浜そごう)へ。
師範は良いとしてなぜ師範代がホワイトデー?だけど、お局様に社歴が長くなると後輩からバレンタインで貰うらしいのね。
まぁそれは良いとして、横浜そごうの魚売り場は結構良いモノがあるから、本日の夕食の主役はカンパチの刺身。
あとは鶏のグリル焼きとかほうれん草の胡麻和えとかキュウリとミミガーのサラダとかです。
そんな料理に合わせたのは、「うきうきワインの福袋 赤3本・白3本 10,000円」からブルゴーニュの白。
ショップのサイトサイトを見ると、
「極辛口マコン!(※)」という墨痕鮮やかな文字が目に入ります。
「極辛口 マコン」じゃなくて「極辛 ロマコン」に見えちゃったよ。なんだよ極辛のロマコンて。
ちなみにこの銘柄は2013年産と稽古済みであります。
閑話休題、外観は普通の白ワインよりは若干黄金色がかった感じと、(先入観かも知れませんが)味醂のような照りを感じます。
香りのボリュームは残念ながらやや弱め。でも、深く嗅ぐとこの地域のシャルドネらしい蜂蜜のような香りと、リンゴのような果実の香りを感じます。
予想に反して樽香は控えめ、ほとんど香ばしい系の香りはありません。
味わいは、甘さ控えめでミネラルと旨味がしっかりだけど、マコン地区の弱点か酸が弱いのが若干残念。
全体に浮ついた印象を受けます。
全体に地味ながら、素性の良いワインだとは思います。ただ、2013年産と比べると弱さは否めないかな。
ワイン単体で飲むより、料理に合わせたほうが好印象になる、いわば「脇役」系の白ですな。
脂のりの良いカンパチの刺身や鶏モモのグリル焼きなんかにも良い感じに合っていましたよ。
(※)サイトをよく見たら(ってかちゃんと読んでない)「極辛口マコン!」でもなくて「究極辛口マコン!」でしたよ。まぁどうでも良いですが。
点数 | 77点 |
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リンク |
Macon "Aux Bois d'Allier" 2015 [Dom. Cordier] 2,462円 うきうきスーパーセール限定福袋1万円de辛口赤ワイン3本+白ワイン3本セット 10,800円 |
本日の食前酒は、「ヱビス プレミアム エール」
「濃密な香り、コク、おの余韻。」と書かれてますがその通りかと。
とてもしっかりした重心の低いビールです。
これ飲んでてふと思ったんだけど、毎年この時期に発売されるジョエル・ロブション監修の赤と黒の缶(昨年は「格別の乾杯」)は今年は無いのかな?
楽しみにしていたのになぁ。
ということをツイッターで呟いたところ、
『亡くなりましたので、、、』というお返事を頂きました。確かにそうでした、スッポリ記憶が抜け落ちてました。
ロブション氏のご冥福をお祈りします。レストランには行ったこと無いけど惜しい方を亡くしたなぁ。
名称 | TOMOÉ Merlot 2014 トモエ メルロー 2014 |
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生産者 | 広島三次ワイナリー |
価格 | 寄付金額:4本セット30,000円 (参考価格:2,430円 @リカーズ楽天市場店) |
購入店 | 広島県三次市 |
本日の夕食は、熊本の実家から送られてきた馬刺、豚ヒレ肉のグリル、ブロッコリーとトマトのチーズ焼き。
メインがせっかくの「日本の肉料理」だから、合わせたワインも日本産。
日本ワインの中では「美味しさ、安さ、買い易さ」の三拍子そろっていて、かなりイチオシなのがこの「広島三次ワイナリー」。
三次市へのふるさと返礼品で頂戴しました(今は返礼品の設定に無いようです)。
過去にはマスカット・ベーリーA 木津田ヴィンヤード 2014とか
シャルドネ・リザーブ 2013とかが大変好印象だったので、
このメルローにも期待するところ大であります。
色は、メルローとしてはかなり薄い感じです。濃さの程度はブルゴーニュはボーヌの1級畑くらい、でも青みを感じるのでガメイが入ってます(謎)。
香りはたいそうすばらしい。「これぞ日本のメルロー」感のある、古い蔵の中のようなしっとりした雰囲気の中に、
やや青みのある果実香、それにシナモンのようなスパイス香、
加えてこのワイナリーの特徴に思える上品かつしっかりした樽の香ばしさが乗っています。
香りのボリュームも実に立派で、およそ3,000円以下とは思えない感じです。
そして味わいは・・・まぁ軽いっちゃ軽いんですよ。
でも、渋味や甘味は弱いけれど旨味がしっかりしているので、「頼りなさの無い軽さ」と表現したいところです。
日本ワインで評判の良いワインっていうと、大抵「発売後即売り切れ」なコレクターズ・アイテムみたくなっちゃっていて、
「美味しいのは買えない」「買えるのは美味しくない」という傾向が強いと思うけど、この三次ワイナリーは違います。
やっぱり「美味しさ、安さ、買い易さ」の三拍子そろっています。
『日本ワインなんて・・・ペッ』と思っている方(特にピノ・ノワール系が好きな方)にこそ飲んで頂きたいワインです。
点数 | 82点 |
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リンク | TOMOE メルロー 2014 [広島三次ワイナリー] 2,430円 (@リカーズ楽天市場店) |
本日は、勤務先のパーティー的なイベント。 ホテルの広間を借りて立食形式で、という日本全国津々浦々で執り行われているようなヤツです。
乾杯はスパークリングをクープ型のグラスで。久しぶりに見たな、このグラス。
マリーアントワネットの乳房を形取ったといわれるこのグラスだけど、
マリーさんてこんな貧○?
・・・なんてことは置いといて、中身はスペインのカバかな?
けっこうしっかりした味わいで、こういう用途にはピッタリはまる泡だと思いましたよ。
そして、ワインも赤白ありました。
名称 | Intercontinental Yokohama Grand Umbria Bianco N.V. インターコンチネンタル ヨコハマ・グランド ウンブリア ビアンコ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | PG/761 |
価格 | 0円 |
購入店 | ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル |
こういうパーティで出されるワインって、「安ワイン道場」としては期待と怖いもの見たさが半分半分で興味津々なわけであります。
そしてここのワインは、ホテルのプライベート・ラベルでした。
裏ラベルによれば、ウンブリア州のIGTのようです。
そして、「安定剤(CMC-Na)」の表記がある点がちょっと気になるところです。
色は・・・どうだったかな?無色ってほど薄いわけじゃ無かった気がします。右写真でもそこそこ黄色みが感じられますしね。
香りは・・・無臭です。わずかに白ワインらしい柑橘系の香りはあるけど、四捨五入すれば「ゼロ」に近いレベルです。
味わいも極めて軽いなぁ。「ウンブリア州って南イタリアなのに・・・」なんて考えてましたが、
実際は師範の勘違いでイタリアど真ん中の州ですな。
誰にも嫌われないとは思うけど、誰にも好かれないであろうワインです。
ヴィンテージが書かれていないので真相は不明ですが、もっと若いうちに飲めば溌剌とした感じが味わえたんじゃないか、
と想像される白でした。
点数 | 64点 |
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名称 | Intercontinental Yokohama Grand Umbria Rosso N.V. インターコンチネンタル ヨコハマ・グランド ウンブリア ロッソ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | PG/761 |
価格 | 0円 |
購入店 | ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル |
赤も同じくホテルのプライベート・ラベル、ウンブリア州のノン・ヴィンテージです。
こういうプライベート・ラベルを作る意味って何なんですかね?
小売価格が判らないようにして利用者に中身の安さを悟られないようにするためなのかな?
裏ラベルには"Bottled by PG/761"と書かれています。どこですかね?大手なのかな?
色は、グラスが小さいので相対的には判りませんが、そこそこの濃さで清澄度があるように感じます。
香りは、白とはうって変わってちゃんと香ります。イタリアらしいスミレのような花の香りと赤いベリーの香り、
やや葉や茎を想わせる乱暴さもあるけど、香りがあるってだけで立派です。
味は、白同様軽めではあるけど、軽すぎない感じで好印象です。
バーティ向けのプライベート・ラベルでこれなら合格でしょう。
白と赤、同じ地域の同じ造り手と思われるけど、面白いくらいに差が歴然としておりました。
そんなわけで後半は赤ばかりを飲んでおりました。
点数 | 72点 |
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左写真が、ずらりと並んだワインのグラス。 航空会社のエコノミーのワインもそうだけど、こういう用途のワインにおける一番のプライオリティは「安定供給」なんだろうな。 なので、今回飲んだものも、時期が違えば全然内容が変わっている可能性もあると思います。
名称 | Catena Malbec 2015 カテナ マルベック 2015 |
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生産者 | Bodega Catena Zapata ボデガ・カテナ・サパータ |
価格 | 1,536円 (単品価格:2,462円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日師範が用意した夕食は、ボローニャソーセージwithさらしタマネギ、レタスと人参とキュウリのチョレギ風サラダ、鶏ももの唐揚げ、豚ヒレの唐揚げ。
唐揚げ粉は先週好評だった日清の「からあげ太閤 香ばし醤油味」が再登場。
豚に使っても美味いですね。
そしてワインは、「うきうきワインの福袋 赤3本・白3本 10,000円」から、アルゼンチン産の白。
うき袋、今日現在も楽天のスーパーセールで売られてますね(下記リンク参照)。
ちなみにこの造り手(Bodegas Catena Zapata)は、昨日門下生報告を頂いたピノ・ノワールと同じところです。
こちらにも"High Mountain Vines"の文字がありますから、近い畑なのかな?
そういう面白さもあって本日稽古相手にチョイスしました。
色は、濃さはあるけど清澄度が高くて、大きめグラスでもそこそこ向こうが透ける紫色です。
エキス分も高そうで、グラスの内側をゆっくり降りてきます。
香りは、ボリュームこそそれほどでもないけど、ギュッと締まった赤めの果実(ラズベリーやプラム?)の香りと、チョコレートのような甘い香りがあって、なかなか複雑です。
味わいは、一瞬「軽い?」と思うくらいの冷たさを感じる雰囲気で口に入って来て、口腔内でブワーッと味わいが広がってきます。
数値を測るとpHが4.0で酸は弱めと出ているけど、そんなに浮ついた印象はありません。
洗練された印象を受けるワインです。南米で2,000円台と言うと、辟易するくらい濃いワインもあったりするけど、このワインにそういう感じはありません。
同じ価格帯ならむしろスペインや南イタリアの方が濃い印象があります。
ただ、1,000円台のとベーシックなやつ比べて値段に見合った価値があるかと言うと、そこまでは感じない、というのが正直な印象です。
点数 | 76点 |
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リンク |
Catena Malbec 2015 2,462円 うきうきスーパーセール限定福袋1万円de辛口赤ワイン3本+白ワイン3本セット 10,800円 |
いつも月曜は休肝日ですが、今日は勤務先での社長プレゼンが上手くいったってんで同僚と近くの居酒屋へ。
店は築地食堂 源ちゃん 品川シーズンテラス店というところ。
最近はこういう「ちょっと一杯いきますか!」という機会はめっきり無くなりましたね。
最初に頼んだのが、ちょい飲みセット 780円也(税別)。
ドリンク(生ビール)と枝豆と本日の一品(ホッケの開き)がセットの内容。
なるほど結構お得感がありますな。
他には、白身魚三種盛り 1,480円(左写真)や、シラスのピザや厚切りハムカツなど。
飲物は生ビールのデカいヤツ(「東京2020オリジナルジョッキ」らしい)とかハイボールを。
刺身の質は悪くないと思うんだけど、切り方&盛り方が雑なのがなんとも残念。
それで1時間ちょっとくらい居たかな?お会計は3名分で7,500円くらいでした。
サラリーマンの仕事帰りの一杯に好適な感じだけど、最初に書いたようにそういう機会って減っているよね。
本日はひな祭り。お雛様が3人もいらっしゃるので行事をやらないわけにはいきません。
そして、ワインに関しては昨日の残りがあるので、日本人らしくビールで始めます。
選んだビールは「初仕込2019」と書かれたプレモル2本。
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初仕込2019
サントリー ザ・プレミアム・モルツ <香る>エール 初仕込2019
まずどちらも美味いっす。その上で、普通のプレモルの方は穀物(小麦?)の風味がより強くて、
<香る>エールの方は若干フルーティな感じ。でも「言うほど香らない」よね。「<ちょっと香る>エール」くらいかな。
この「初仕込2019」、もう終売みたいですね。
ただ通常品との違いはあまり良く判りませんでした。繰り返すけど「美味い」んですよ。でもキャラが立ってない感じ。
ひな祭りの料理は、海鮮ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、菜の花とタコの酢味噌、エビフライ&カキフライ、トマトと新タマネギのサラダでした。
美味いなぁ、日本の料理は。「ビバ雛フェスティバル」です。
ちなみに『コノポル・ゲヴュ対決』の続きは昨日の稽古日誌にこの色で書き足しています。
久しぶりの安ワイン道場お楽しみ企画、やっていきましょう。
本日はチリの雄「コノ・スル」と南アフリカの雄「ポール・クルーヴァー」のゲヴュルツトラミネール比較。
題して『コノ・ポル・ゲヴュ対決』、果たして安ゲヴュルツの王様はどっちだ!
(本家アルザスが無いのは見なかったことにしてください)
ちなみに夕食のメニューは、豚ヒレ肉の香草焼き&照り焼き、マダイとレタスの中華風サラダ、新玉ねぎのサラダです。
名称 | Paul Cluver Gewurztraminer 2016 ポール・クルーヴァー ゲヴュルツトラミネール 2016 |
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生産者 | Paul Cluver ポール・クルーヴァー |
価格 | 1,995円 |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
そもそもこの対決を思いついたのは、ツイッター等で評判の良いこのゲヴュルツを入手して、
「ただ稽古したんじゃつまんないなぁ」と思ったからです。
造り手は、大変評判が高い南アフリカの「ポール・クルーヴァー」。
聞くところによると2016ヴィンテージで終売なんだとか。
なので多分最後の稽古になるんでしょうな。
さて抜栓。栓はスクリューなのでブショネの心配はありません。
色は薄めのレモン色。ゲヴュルツって、ちょっと赤みがかった色をしていることもあるけど、このワインにその傾向ははほとんど無いかな?
香りのボリュームは結構ある方で、ゲヴュルツらしいライチの香りに加えて、ライムのような柑橘系の香りもあります。
味わいは、甘さ控えめでミネラルを感じるシュッと締まったバランス。
コノ・スルと比べると正直地味です。でも、食中酒として考えると、コッチの方が明らかに適用範囲は広いと思われます。
南アフリカって、いわゆるニューワールドというより旧ワールド(フランス等)に近いと思っていたけど、
今回の比較の結果はまさにそうですね。
あと、ヴィンテージ1年の差が影響しているのかも知れません。
普通にスクリューを戻してワインセラーに立てておいた翌日。目分量で1/3くらいは残ってました。
香りは、特に開くでも閉じるでもなく、昨日同様の雰囲気とボリュームです。
口に含んで、昨日書いていないことで特徴的なのはミネラル感だな。鼻を摘んで口に含むとまるでシャブリかと思うようなミネラルを感じます。
こういう味わい、和食には合わせやすいよね。
点数 | 78点 |
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リンク |
Paul Cluver Gewurztraminer 2016 2,280円 |
名称 | Cono Sur Gewurztraminer Reserva Especial 2017 コノ・スル ゲヴュルツトラミネール レゼルバ・エスペシアル 2017 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 1,015円 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
対決のもう一方は、安ワイン者では知らぬもの無しな「コノ・スル」のレゼルバ・エスペシアル。
前回稽古は2014年産(コレ)、
随分昔だけど異業種研修の打ち上げでも使った、安ワイン道場推薦銘柄です。
ただ、不思議なことにゲヴュルツだけラベルのデザインがまるっきり別の者になっているのね。
他のも順次このデザインにしていくのかなぁ。
さて抜栓。こちらもスクリューキャップです。グラスに注いで、いきなり色の違いを感じます。
こっちはレモンじゃ無くて黄色ですな。明らかに濃さが違います。
香りを嗅いで「うぉっ!」と声が出ました。
ライチやバラの香りがブワーッと来ます。「飲む香水」とは正にこのことですね。
味わいは、ポール・クルーヴァーと比べるとかなり甘さを強めに感じます。
数値比較するとポール・クルーヴァーは糖度7.2/pH3.2、コノ・スルは糖度7.7/ph3.6、
数字にもリアルに表れています。
このワインを引き締めているのは酸味ではなく苦味です。
とっても派手、悪く言えば「下品」の一歩手前なんだけど、とにかくゲヴュルツの華やかさが感じられるワインです。
今回の比較、どっち上かという問いには大変回答に悩む2本。
でも、「安ワイン道場」としてはこっちが上にすべきかな。だって値段が半額だからね。
そして1,000円でこの華やかさを味わえるのはやっぱり「安ワイン者推奨銘柄」です。
こちらも保存状態はポール・クルーヴァーと同様です。ただ、なぜか1/4くらいしか残っていませんでした(泣)。 そして、香りのボリュームも味わいのバランスも昨日と変わりなし。 ただ、このまるでジュースのような香りと味わいは、ハマグリのお吸い物とか菜の花とタコの酢味噌にはちょっと派手すぎます。 エビフライ&カキフライにはバッチリ。食事に合わせるには、結構相手を選ぶワインだという感じですね。
点数 | 80点 |
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リンク |
Cono Sur Gewurztraminer Reserva Especial 2017 1,015円 |
・・・というわけで、初日の時点では(すっげー悩んだけど)コノ・スルに軍配。 半分弱残っているので、明日もまた更新します。
更新しました。
名称 | Hess Select Central Coast Pinot Noir 2015 ヘス・セレクト セントラル・コースト ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Hess Select ヘス・セレクト |
価格 | 1,698円 |
購入店 | コストコ 金沢シーサイド倉庫店 |
本日の夕食は回鍋肉(またまたCookDo)、酸辣湯(またまたニチレイ)、水菜のお浸し、アジフライ(お惣菜)。
毎度の手抜き料理ですが、細けぇこたぁ良いんだよ。今週は月水金と夕食担当しました。師範エライ!・・・ってか共働きだからね。
そしてこんな料理に合わせたワインは、年末にコストコで買った米国産のピノ・ノワール。
ここのシャルドネは昨年ラスベガスで稽古しており、
現地で飲むというアドバンテージも含めて結構好印象でした。
米国系スーパーが選んだ米国産ピノ、その目利きに期待したいところです。
色は、ピノ・ノワールにしてはやや濃いめ、青みを感じる赤紫色。
香りは・・・ボリュームはちょっと凄いっす。ブワッと来ます。
とてもフルーティなアメリカンチェリーとプラム的なフルーツ香と、ワキガを薄めたようなツンッと来るケモノ香。
樽香はあるかないかくらいの軽さなんで、いわゆるカリ・ピノとは違う感じだけど、グイグイ来る香りに惹かれます。
これで味わいもしっかりしていれば・・・なんだけど、天は1,000円台に二物を与えず、甘味はあるけど渋味も酸味も弱くて、かなり軽めの味わいです。
香りは良いんだよね、ニューワールドらしい押し出しの強さがあって。
でも味わいが続かないので、ちょっとだけ「膝カックン」ってなります。
とはいえ1,700円ならアリだな。
コストコで、樽に頼らないピュアなカリピノを買いたい御仁(ってめっちゃターゲット狭いな)にはお薦めです。
点数 | 74点 |
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