稽古日誌:2026年4月

桜とロゼワイン

4月になりました。安ワイン道場師範、前勤務先を退職して1年、今の勤務先に再就職して6ヵ月、早いなぁ。

先月の冒頭部分に、秋口に欧州&北米を周る計画を立てている旨を書きましたが、 昨今の中東情勢でいきなり暗雲が立ち込めています。というのも、ドバイ周りのフライトで行こうとしていたのですが、 その計画が全く立たないんですね。前回台湾への家族旅行計画した時も、 コロナ禍で行けずじまいでした(代わりに行ったのがこちら)。 ひとまず経済や治安が落ち着くことを祈るのみです。

それにしても、この現代に於いても軍事作戦の名のもとに人殺しが正当化されている、という事実には唖然とせざるを得ませんね。 悲しいかな人間とは残酷な生き物であることを痛感させられます。願わくば全人類が平和ボケになりますように。


29日(水)

Chevallier de Caylus Chardonnay 2024 [Alma Cersius]
名称Chevallier de Caylus Chardonnay 2024
シュヴァリエ・ド・カイユス シャルドネ 2024
生産者Alma Cersius
アルマ・セルシウス
価格1,374円 (単品価格:1,639円)
購入店ワインショップ ドラジェ

 暇なゴールデンウィーク、暇つぶしの意味もあって5月2日に「安ドネNo.1決定戦」を企画しました。 それに向けてシャルドネの解像度を上げるべく買った「フルボディ白セット 4,950円」からの1本目。 このセットは全てシャルドネでした。 この銘柄、赤のピノ・ノワールは以前稽古しておりイマイチだった印象がありますが、 これは値段に見合わぬ重いボトルに入っています。 ちなみに料理は、真鯛の刺身、低温調理した鶏胸肉、焼き茄子です。

 色は、先日のイタリア産シャルドネよりは薄めのレモン色。 香りのボリュームは結構しっかりしていて、南のシャルドネらしい熟したリンゴや洋ナシ、桃の香りを感じます。 「フルボディ」のセットですが、樽香は感じません。 味わいは、甘さはそこそこ酸味で旨味たっぷり。先日のイタリア産同様に苦味もありますが、それよりは抑制が効いています。

 樽を効かせないシャルドネとして、結構良く出来ていると思います。 これは決定戦に持って行くとウケそうだな、と思いました。ただ、もう飲んじゃったから持っていけないんだよな。 やっていることの意味が良く分からない安ワイン道場です。


 小瓶保存した翌々日再稽古。香りは抜栓直後より華やか、パッションフルーツっぽさが感じられます。 味わいも、苦味含めてしっかり感があって、これはコンテスト映えしますね。明日はコレを持って行くべきだったなぁ。 +1点です。

点数78(+1)

28日(火)

俺のフレンチ 横浜 入口

これまで緩~い職場で働いていたので、夏物のスーツを持ってません(持ってたはずだけど見つからない)。 そこで勤務先を早退して買いに行きました。いい歳なのでオーダーしようと考えていたんだけど、 ぶら下がっている安い既製品で十分に思えたので、それをゲット。「安カラダ道場」であります。

師範代もいっしょにスーツ選びしてくれたので、夕飯は師範代と二人で。 店は俺のフレンチ 横浜。いわゆる「俺の」グループの店ですね。 このグループのお店は、以前ワイン関連のイベントでグランメゾン大手町を利用したり、 長女の顔合わせの後にテラス恵比寿を利用したりしましたが、 きちんと食事をするのは今回が初めてです。

俺のフレンチ 横浜 店内

予約は午後6時からにしていたのですが、前述したスーツ購入がさっさと終わって時間が余ったので、 1時間早めて開店時間の午後5時からに変更して貰いました。 一番乗りかなぁと思っていたけど、既にたくさんのお客さんが入ってましたよ。 一時の勢いは無くなりましたが、それでもまだ人気店なのですね。

俺のフレンチ 横浜 レバー風味のフラン

料理はコースでは無くアラカルトでお願いしています。まず注文外で出して頂いたのがこちら。
レバー風味のフラン 550円
雰囲気はフレンチ居酒屋なので、「アミューズ」と言うより「お通し」な感じですね。気が利いたメニューだと思います。

Lorimer Chardonnay Pinot Noir Brut Cuvee N.V. [De Bortoli Wines]
名称Lorimer Chardonnay Pinot Noir Brut Cuvée N.V.
ロリマー シャルドネ ピノ・ノワール ブリュット・キュヴェ N.V.
生産者De Bortoli Wines
デ・ボルトリ・ワインズ
価格1,098円
購入店俺のフレンチ横浜

 今回このお店は師範代に予約して貰ったわけですが、 食べログ経由の予約だと「赤/白/泡の対象ボトル1本999円(税込1098円)」 のクーポンが使えます(平日は終日、土日は14時~16時と20時以降)。 なにそれお得じゃん!ってことで銘柄を聞いたところ、白は「オルテンセ」というイタリア産、赤は失念、泡はこちらでした。 「君子危うき赤白に近寄らず」、「泡の出るのは七難隠す」ということでこのスパークリングを注文、 この銘柄は恵比寿の系列店でも稽古しております。 品種はシャルドネ80%/ピノ・ノワール20%らしいです。

 色はやや薄めのレモン色で、泡もそんなに強くはありません。炭酸ガス注入方式のような気がします。 香りは、普通に白ワインっぽい柑橘類の香りを感じます。 味わいは、前回感じたのと同様、スパークリングとしてはやや甘め。万人ウケするバランスですね。

 なんだかんだ書いていますが、お店でボトル1本1,000円なら全く文句ないですよ。 普段は飲まない師範代も「これは美味しい」と言ってグラス半分飲んでました。 お店としては使い勝手の良い泡だと思います。

 ちなみにリストに書かれた通常価格のグラスワインは10種880円~1,518円、ボトルワインは24種3,608円~13,200円。 このワインは3,850円でした。

点数76点
俺のフレンチ 横浜 乾杯

それでは乾杯!

このアンジュエールの銘柄がプリントされたグラス、恵比寿でも使われていました。 細身でスタイリッシュなんですが、もう少しボウルの大きいグラスが良いなぁ、と思います。 お店としては、グラス単品の注文だと「なみなみスパークリング」にするので、 できるだけ容量の小さいグラスが良いってことなんでしょう。普通のグラスを頼めば良かったのかな?

俺のフレンチ 横浜 俺んちシーザーサラダ

「フレンチ」の名を冠するレストランですが、居酒屋みたいに単品注文してシェアするスタイルで頂きました。
俺んちシーザーサラダ 858円
普通に美味しいシーザーサラダです。生ハムと粉チーズは普通の居酒屋より良いものが使われていたような気がします。

俺のフレンチ 横浜 パテドカンパーニュ

前菜をもう一皿。
パテドカンパーニュ 550円
みっちり肉のつまったパテカン、これが550円はお得です。 一人だったら、アミューズと1000円ワイン1本とこれで2,000円ちょっと。サイゼリヤ並みの低価格で楽しめますよ。

俺のフレンチ 横浜 真鯛と水ダコのカルパッチョ

魚料理、いきます。
真鯛と水ダコのカルパッチョ 1,298円
真鯛は皮目を湯引きして歯ごたえを残してあり、水ダコも良い感じの薄切り。 2種のグレープフルーツのソースが爽やかでした。

俺のフレンチ 横浜 厚切り牛タンと長ネギのアヒージョ

肉料理の一皿目。
厚切り牛タンと長ネギのアヒージョ 1,738円
ちょうどこの日から、俺のシリーズ48店で「牛タン祭り」開催中らしいです。 牛タンは大好きなのでラッキーでした。ネギと牛タンは合いますね。

俺のフレンチ 横浜 牛タンとフォアグラのロッシーニ

肉料理の二皿目は、この店のスペシャリテです。
牛タンとフォアグラのロッシーニ 3,828円
通常メニューの牛フィレもあったのですが、せっかく牛タン祭りなのでタンにしました。 王道のフレンチ、大変美味しゅうございました。こういう料理を身近にしたのはこのお店の功績だと思います。

俺のフレンチ 横浜

デザートも頂きました。
クリームブリュレ 748円とコーヒー 495円
(食べかけですが)クリームブリュレが大きいのよ。二人で1つで十分でした。

そんなお気軽フレンチ、この他にはバゲット220円×2を頼んで、お会計は12,000円ちょっとでした。 居酒屋価格で楽しめるフレンチ、なかなかいいところに目を付けたなぁ、と思います。 「俺の」シリーズ、人気が出るだけのことはあると感じましたよ。


26日(日)

濃厚白ワインセットとカリピノ&カリカベ

来週末に「安ドネNo.1決定戦」を開催します。それに向けて短期的にシャルドネの解像度を上げる必要があり 「フルボディ白ワイン3本セット(全てシャルドネ)」を購入しました。 合わせてヒマワインさんご推薦のカリピノとか、 評判の良いカリカベとかも買いました。

稽古して稽古して稽古して参ります!

安ドネ No.1対決

・・・というわけで募集を再度掲載させて頂きます。詳細はコチラ

ちなみに師範も普通に会費を払って参加します。 ノルマもリベートもありませんので、参加者が多かろうが少なかろうがお財布には全く関係ありません。 ただ、参加者が少ないとちょっと寂しい気がするんですよね。ワイワイやりたいじゃないですか。 連休ヒマな人はぜひ!

Donna Marzia Chardonnay Barrique 2024 [Conti Zecca]
名称Donna Marzia Chardonnay "Barrique" 2024
ドンナ・マルツィア シャルドネ "バリック" 2024
生産者Conti Zecca
コンティ・ゼッカ
価格1,166円 (単品価格:1,309円)
購入店うきうきワインの玉手箱

 松原商店街の「魚屋オーシャン」で、天然真鯛が一匹1,000円と安かったので、 本日の夕食は真鯛の昆布〆、真鯛の塩焼き、真鯛の潮汁。それと大根ツナサラダと水菜のお浸し。 選んだワインはもちろんシャルドネ、コンティ・ゼッカのセットからの3本目です。 品種はシャルドネ85%/マルヴァジーア・ビアンコ15%なので、シャルドネ単品種ではありません(安ドネ対決も他の品種15%まで許しています)。 新樽100%で3ヵ月熟成とのことです。

 色は結構濃いめのレモン色。粘性はそんなに高くはありません。 香りのボリュームはそんなに大きくないのですが、いかにもシャルドネな感じで、熟したリンゴと黄桃っぽいフルーツが香ります。 そして樽ドネってほどではありませんが、良い感じの樽香がアクセントになっています。 味わいは、甘さ控えめ、酸味はそこそこしっかり、そして旨味から苦味へのグラデーションを感じます。 ちょっと皮目の抽出が強かったのかなぁ、って感じです。

 安いけどパワフルなシャルドネで、悪くはないです。 ただ、ちょっと雑だな。これをNo.1決定戦に持って行ってもあまり受けないでしょうね。 もっと香りが華やかで、キレイなシャルドネを探しましょう。


 小瓶保存した3日後、その日に開けた南仏のシャルドネと比較して稽古しました。 色はやっぱり濃いですね。そして香りに樽の香ばしさが目立つようになってきました。 味わいはやっぱりしっかりめ、そしてやっぱりちょっと雑な感じはします。

点数75点

25日(土)

焼ジビエ 罠 八丁堀 外観

ワイン仲間界隈がみんな大好きなお店、八丁堀にある焼ジビエ 罠 八丁堀。 こちらでの持ち寄りワイン会に誘って頂きました。一度行ってみたかったんですよ、このお店。

幹事はかめワインさんご夫妻、ありがたい話でございます。 普段は相性問題にはやや無頓着な師範ではございますが、今回ばかりはジビエに合うワインを熟考して参加致しました。

焼ジビエ 罠 八丁堀 店内

参加者は下記の皆さん。総勢6名のこぢんまりした会です。
かめワインさんご夫妻
ちゃこさん
たべもえさん
MAMIさん
安ワイン道場師範

焼ジビエ 罠 八丁堀 キャベツのピリ辛浅漬け

まずお通しとして出されたのが
キャベツのピリ辛朝漬け
こういうの、美味いっすよね。正直これだけをツマミにしてワインを飲んでも良い感じです ・・・ってそれじゃこの店に来た甲斐が無いわけですが。

Egly-Ouriet Brut Grand Cru N.V. [Egly-Ouriet]
名称Egly-Ouriet Brut Grand Cru N.V.
エグリ・ウーリエ ブリュット グラン・クリュ N.V.
生産者Egly-Ouriet
エグリ・ウーリエ
価格(たべもえさんから)
購入店

 いきなりゴッツいシャンパーニュが登場します。 「食べログの女王」たべもえさんにお持ち頂いたのは、無く子も黙るエグリ・ウーリエのグラン・クリュ。 濃いシャンパーニュの代名詞だったエグリ・ウーリエ、いまや高嶺の花となってしまいましたが、 昔はまだ買えるシャンパーニュだったんですよ(1997年の記録)。 ちなみに品種はピノ・ノワール70%/シャルドネ30%とのことです。

 外観は、「薄いロゼですか?」ってくらい赤みのある黄金色。 29年前も『薄めのロゼシャンパンと見紛うほど。』なんて書いているから変わっていないんですね。 香りは、焼きリンゴにブリオッシュの香ばしさ。ベースワインを樽熟しているのかな?とても好きな系の香りです。 味わいは、ブリュットにしてはやや甘めでコクがあって、外観や香りの印象通りの味わいです。

 なるほどエグリ・ウーリエがどんどん高くなっちゃった理由がわかります。だってこれ美味しいもん。 しっかり濃いシャンパーニュ、1本目からいきなりガツン!ときましたよ。

点数85点
焼ジビエ 罠 八丁堀 乾杯

それではみなさん乾杯です。クリックして拡大して頂くと、濃いシャンパーニュの色合いをご確認頂けると思います。 ちなみにかめワインさん夫妻と師範は同じグラス(木村ピッコロ15oz)です。テーブルが狭くて倒す不安がある時はコレですよ。

焼ジビエ 罠 八丁堀 鹿肉のユッケ

注文は、常連さんのちゃこさんに完全にお任せしております。最初に頂いたのがこちら。
鹿肉のユッケ
生肉ってのは美味しいんですよ。人間の本能をくすぐる味わいです。 ただ、これが鹿なのか牛なのか馬なのかを判別する自信はありません。

Kisvin Chardonnay 2021 [Kisvin Winery]
名称Kisvin Chardonnay 2021
キスヴィン シャルドネ 2021
生産者Kisvin Winery
キスヴィン・ワイナリー
価格(かめちゃん夫妻から)
購入店

 かめワインさん夫妻には2本持参して頂いていて、そのうちの1本目がこちら、日本ワインの人気のワイナリー「キスヴィン」のシャルドネ。 この銘柄の2022年産とは2年前に勝沼で稽古しております。 それより古いヴィンテージのこのワイン、かめワインさん宅で寝ていたそうです。

 色はほぼ無色、まだメイラード反応は出てない感じです。 香りは、シャルドネとしてはちょっと変わった感じで、青い果実とハーブのような香り。 どちらかというとドイツ系品種のようなシュッとした雰囲気を感じます。 味わいも香りの印象通りのスッキリ系、後味にやや苦味・・・いや結構な苦味を感じます。

 シャルドネでワインを、日本の気候で素直に造ったらこうなりました、って感じでしょうか。 以前稽古した2022年とはやや異なる印象、もしかするともっと早く飲むべきワインだったのかも知れません。

点数76点
焼ジビエ 罠 八丁堀 兎、雉のササミ、雉のムネ

いよいよジビエの本番です。
(手前)
言われなきゃ「鶏の胸身ですよね」って感じ。フレンチのウサギってややパサつく感じがあるのですが、 ちゃこさんの火入れの妙でしっとりした兎でした。
雉ササミ(真ん中)
雉って初めて食べたかも。兎より味わいがしっかりしています。ジビエって感じがしますなぁ。
雉ムネ(奥)
ササミより更にしっかりな味わい。 鳥類の味の濃さは大きさに反比例する(七面鳥<鶏<雉<鶉<雀)という方程式が自分の中で確立しました。

焼ジビエ 罠 八丁堀 七輪1

兎の肉がちゃこさんの手によって炭火焼の七輪で焼かれています。 兎を飼っている人がいなくて良かった。

FUKUIHARA Blanc 2024 [Domaine Hase]
名称FUKUIHARA Blanc 2024
フクイハラ ブラン 2024
生産者Domaine Hase
ドメーヌ長谷
価格(ちゃこさんから)
購入店

 ジビエの焼き名人、そして日本ワインにくわしいちゃこさんが持参されたのは、長野県高山村の白。 ドメーヌ長谷は道場初登場です。 品種は「ピノ・グリ、シャルドネ、リースリング、ケルナー、ゲヴェルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン他」らしいです。 余ったブドウをブレンドして造った、って感じでしょうか。

 外観は「ほら来た!自然派!!」って感じで、リンゴジュースのような薄めのアンバー色です。 香りは、マスカットのようなフルーツの香りと、これまた自然派ワインに典型的なレモン石鹸の香りを感じます。 香りのボリュームは立派なもので、お店に貸して頂いた小さなグラスでもしっかり感じ取れます。 味わいは、酸が強すぎることも無く旨味たっぷり。これは良い自然派ですね。

 どちらかというと自然派に苦手意識があるのですが、こういうちゃんと美味しい自然派は大歓迎です。 最近、日本ソムリエ協会会長の田崎真也氏が『日本のナチュールワインの98%は飲めたもんじゃない』 と発言したらしいですが、これは2%側だと思います。ってか98%は言い過ぎよね。70%くらいではないかと。

点数83点
焼ジビエ 罠 八丁堀 蝦夷鹿ロース、蝦夷鹿ヒレ、日本鹿シンタマ

兎、雉ときて、次は鹿でございます。
蝦夷鹿ロース(左)
これは知っている蝦夷鹿の味わいでした。鹿って、馬よりもさっぱりしていてクセが無いと思います。
蝦夷鹿ヒレ(右手前)
更に癖のない味わいです。基本的に脂が少ないのでサクサク食べられます。
日本鹿シンタマ(右奥)
日本鹿を食べたのも初めてかも。 蝦夷鹿と日本鹿の違いなのか、部位の違いなのかははわかりませんが、この3品の中では一番旨味が強いように感じました。 いやー、面白いっすね。

焼ジビエ 罠 八丁堀  蝦夷鹿レバ

フォーカスの合っていない写真で失礼します。テカリがあってカメラが迷っちゃってます。
蝦夷鹿レバ
しっかりと火を通して頂きました。馬のレバーは生食できるらしいのですが、鹿はダメみたいですよ。 皆様お気を付けください。

Billecart-Salmon Le Rose N.V. [Billecart-Salmon]
名称Billecart-Salmon Le Rosé N.V.
ビルカール・サルモン ル・ロゼ N.V.
生産者Billecart-Salmon
ビルカール・サルモン
価格(かめちゃん夫妻から)
購入店

 かめワインさん夫妻は2本お持ち頂いており、もう一本がこのシャンパーニュ、ビルカール・サルモンのロゼです。 ビルカール・サルモンと言えば、1999年にフランスの三ツ星レストラン「アルページュ」で 食前酒に頂いたのが鮮明な記憶として残っています。 海外旅行、まだ安く行けたうちにもっと行っておけば良かったなぁ。

 ・・・と、自分語りは置いといて、このワインのことを。 外観は薄めのオレンジピンクで、泡の勢いがとてもしっかりしています。 香りは、フレッシュなリンゴっぽい香りが主体で、最初のエグリ・ウーリエと比べると若い印象です。 味わいにはちゃんとベリーっぽさがあって、ムニエの雰囲気が出ているなぁ(シャルドネ40%/ムニエ30%/ピノ・ノワール30%らしい) と感じられました。

 思い出の上書きとはいきませんでしたが、ちゃんと美味しいシャンパーニュでしたよ。 鹿の赤身肉やレバーにしっかりと合っていたような気がします。

点数82点
焼ジビエ 罠 八丁堀 蝦夷鹿ハツ、蝦夷鹿タン

さらにジビエらしいジビエが。こういうのはこのお店でしか食べられない気がします。
蝦夷鹿ハツ
牛のハツよりもクセのないサクッとしたテクスチャの内臓肉、未知の体験でした。
蝦夷鹿タン
更に今回一番の未知の体験だったのがこれですね。やや硬いのですが、噛めば噛むほど旨味の出てくる肉塊。 貴重な体験をさせて頂きました。

焼ジビエ 罠 八丁堀 七輪2

良い感じに火も落ち着いてきて、表面は焦げずに中までしっかり火が入ります。 火が強い時は外側で、火が落ち着いたら真ん中で、「ちゃこ焼き」の極意です。

Gevrey-Chambertin Mes Cinq Terroirs 2014 [Dom. Denis Mortet (Arnaud Mortet)]
名称Gevrey-Chambertin "Mes Cinq Terroirs" 2014
ジュヴレ・シャンベルタン "メ・サンク・テロワール" 2014
生産者Dom. Denis Mortet (Arnaud Mortet)
ドメーヌ・ドニ・モルテ (アルノー・モルテ)
価格8,510円
購入店ヴェリタス

 満を持して師範が持参したワインがこちら。 ジビエと言えば猟銃、銃と言えば・・・拳銃自殺で非業の死を遂げた(※) 天才「ドニ・モルテ」氏の名を冠したワイン。 この銘柄の2004年産(造り手ドニ・モルテ)とは13年前に稽古済み、大変好印象でした。 2014年ヴィンテージの造り手は後を継いだ息子のアルノー・モルテさんですが、きっと造りは継承されていることでしょう。 ブショネでないことを祈りながら持参しました。

 色は、澄んだキレイな赤紫色です。多少の澱があったのですが、1週間前からセカンド・セラーに立てて保存して、 揺らしたりしないようしずしずと運んだ甲斐がありました。 香りは、グラスから溢れるようなボリュームがあって「コレですよコレ!」感。 梅やプラムの明るいフルーツの香りに、カラメルの香ばしさがすっかり溶け込んでいます。 味わいはとてもスムーズで、上品な甘酸っぱさが感じられつつ水のように喉の奥に流れ込んでいきます。

 さすがドニ・モルテ、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれました。 個人的には、もう少し若くて溌剌としたくらいの方が更に好きだったかもしれませんが、 かめワインさん夫氏に『今まで飲んだブルゴーニュの中で一番です!』と言って頂き、持参して良かったぁと思いましたよ。


(※)
一説によると、ワイン造りに悩んでおられたとか。 そこまで自分のプロダクトに責任と重圧を感じるなんて凄いことだと思います。 『今年は天気が悪かったのでロゼみたいな赤になりました』とかとは覚悟が違います。

点数90点
焼ジビエ 罠 八丁堀 猪ロース

さらにお肉を追加して参ります。
猪ロース
すっごい脂の厚みです。これまでのお肉はあまり脂の無いサッパリ系だったので、焼いても煙が立たなかったのですが、 これを焼くときは「火事か!」ってくらい炎と煙が上がってました。 猪って独特の匂いがあるのですが、その煙でスモークされて良い感じになってましたよ。

焼ジビエ 罠 八丁堀 日本鹿モモ

お店のお薦めも追加します。
日本鹿モモ
見るからにプリップリのお肉ですよね。可愛らしい瞳をした日本鹿、謹んでお命を頂戴させて頂きました。

焼ジビエ 罠 八丁堀 蝦夷鹿モモの裏

最後のお肉がこちら。
蝦夷鹿モモの裏
人間でいうところのハムストリングスですね。これも美味しかったです(語彙力)。 結果的に、蝦夷鹿と日本鹿の違いはわかりませんでしたけどね。

Dolcetto d'Alba 2023 [Elio Altare]
名称Dolcetto d'Alba 2023
ドルチェット・ダルバ 2023
生産者Elio Altare
エリオ・アルターレ
価格(MAMIさんから)
購入店

MAMIさんに持参して頂いたのは、バローロの名門エリオ・アルターレのドルチェット・ダルバ。 イタリアのアルバといえば白トリュフとジビエの産地ですね。 銃じゃなくてそういうところでペアリングを考えるのが真っ当なオトナというものです。 ちなみにこのワインは、昨年「わたバー」で稽古しております。

 色は、前のブルゴーニュと比べると濃いのですが、それでも色合い的には赤紫系統ですね。 香りは、やや濃いベリーと柑橘の皮、スミレっぽさもあって「ザ・イタリア」な香りです。 皆で『赤2本、どっちがブルゴーニュでどっちがイタリアかのブラインドは当てる自信があります!』 って言い合うくらいはっきりと違いがありました。 味わいは、前回稽古した時と同じ印象で、若いピエモンテ産としては柔らかな感じで、今飲んでもスイスイ飲めちゃいます。

 ジビエの焼肉に一番合ったのはやっぱりこのワインですかね。 特に、鹿タンの脂をこれで流し込んだ時の相性の良さは別格でしたよ。 単体よりも料理に合わせて引き立つワインでした。

点数81点
焼ジビエ 罠 八丁堀 ジビエカレー

〆に頂いたのがこちら。
ジビエカレー
いろんな肉がゴロゴロ入っていて、なにコレめっちゃ美味しい!です。 写真は普通盛り、しっかり食べた後だったので小盛りにしようか悩みましたが、普通にして正解でした。

焼ジビエ 罠 八丁堀 ビールで乾杯

最後に、カレーに合わせて生ビールで乾杯!
ワインも良いけどビールも良いですね・・・ってアルコールならなんでも良いんですかね。 珍しくて美味しい料理と美味しいお酒、そしてたべもえさんの絶妙なトーク(※)を堪能させて頂きました。


(※)
『疲れて帰る日に、閉店間際の日本橋高島屋でワインを買うのが好き。 ワインのことは詳しく無さそうだけど、角を過ぎて見えなくなるまでお辞儀をしてくれる売り場のおばちゃんが好き。 普段ワインを買うのは住まいの京都に税金を払ってくれているリカマンだけど、それより3,000円高くても高島屋で買う価値がある。』
だそうです。販売店の方、ご参考にされてください。

焼ジビエ 罠 八丁堀 門番の鹿

このお店、ワインの持込み料は1本1,100円という良心的価格設定なので、 これだけアラカルトでいろいろ食べても一人当たりの金額は6,000円くらいでした。 そりゃワイン好きの皆さんが足繫く通うのもわかります。

・・・というような持ち寄りワイン会でした。 次回はもっと真面目にペアリングを考えますので、またよろしくお願いします!>皆様

焼ジビエ 罠 八丁堀

稽古したワインたち。みんな違ってみんな良い!でした。


24日(金)

Montepulciano d'Abruzzo Terre Vecchie 2023 [Cantina Tollo]
名称Montepulciano d'Abruzzo "Terre Vecchie" 2023
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ "テッレ・ヴェッキエ" 2023
生産者Cantina Tollo
カンティーナ・トッロ
価格878円
購入店オーケー みなとみらい店

 本日の夕食は、四川風麻婆豆腐(byCookDo)、鶏レバーの甘辛煮、エノキのホイル焼き、キュウリと海藻のサラダ。 選んだ稽古相手は、オーケーで税込み878円だったモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。 やっぱり師範は安ワインの「ビックリ箱感」が好きなんだな。 わかりきった美味しさの安ワインより、未知の安ワインを選びます(高ワインは別)

 色は、安ワインながらしっかりと濃くて青みのある紫色。さすがはアブルッツォ州のモンテプルチアーノです。 香りは、イタリアらしい粘土っぽい香りに、ややトーン高めの果実香。普通に良い香りではあります。 味わいは、渋味しっかり、甘さそこそこ、酸味しっかり。悪くないけど、やや険しい感じは否めません。

 ワインおたく相手だと「え!これが1,000円以下なの?!」とビックリする人も10人に1人くらいいるかもですが、 一般の人にとってはちょっと酸っぱ渋くて飲みづらいワインかもですね。 単体で飲んでるうちは一昨日の赤とあまり変わりない気がしていたけど、 飲み比べるとその差歴然でした。でもワイン飲み慣れ族&酸味星人にはお薦めです。


 小瓶保存した翌々日再稽古。かなりタフで、やっぱり酸っぱ渋いです。 ただこれ、900円してないんだよな。それを考えるとこのタフさは称賛に値しますよ。

点数75点

22日(水)

Tre Grappoli Rosso 2024 [Conti Zecca]
名称Tre Grappoli Rosso 2024
トレ・グラッポリ ロッソ 2024
生産者Conti Zecca
コンティ・ゼッカ
価格1,029円 (単品価格:1,155円)
購入店うきうきワインの玉手箱

 本日の夕食は、豚ヒレ肉の和風甘辛ソテー、白菜と豚バラのミルフィーユ、フルーツトマト。 選んだワインは、先日買ったコンティ・ゼッカのセットから、 単品価格は一番安い赤をチョイス。 品種はネグロアマーロ45%、プリミティーヴォ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。 3種類なので「Tre Grappoli(3つの葡萄房)」、わかりやすいっすね。

 外観は、濃いには濃いけど向こうが透ける程度、プーリアの赤としてはまだ順当な濃さな感じがします。 香りは、オレンジの皮のようなツンッ!とした刺激的な香と、プラムのような果実の香り。ちょっとスパイシーな感じがします。 味わいは、渋味は軽めだけど甘味と酸味がしっかりで、わかりやすく甘酸っぱいバランス。 存在感がありつつもスイスイ飲めます。

 コンティ・ゼッカのワインって、一様に濃い印象がありましたが、この銘柄に関しては濃さを押さえてフレンドリーにした感じ。 コレ、美味いっすよ。やや単調ではあるけど、この値段だったらアリ以上のアリです。


 小瓶保存した翌々日再稽古。二日後に開けたモンテプルチアーノ・ダブルッツォと似た感じかと思ったけど、 飲み比べると明らかに違うのね。こちらの方が華やかな香りで味わいに甘さがあります。一般ウケは圧倒的にコッチです。

点数79点

19日(日)

キリン グッドエール

花粉もほぼ終了、ようやくお外が気持ち良い季節になりました。 食前酒はキリンのグッドエール。フルーティで華やかな香り、とれもエールらしいエールで大好物です。

キリンさん、晴れ風なんかよりこっちを推せばいいのに。あっちの方が利益率高いのかな?

道場のテラスで焼肉

本日の夕食はテラスにテーブルを出して鉄板焼肉にしました。 肉は、ロピアで買ってきた600gで3,600円(税別)の焼肉セット。それ以外には新タマネギもやし、 箸休めにチョレギ風サラダ。 三人家族だったらこれで十分ですわ。

Llama Loco Rock N Roll Pinot Noir Reserva 2022 [FSP Chile]
名称Llama Loco "Rock N Roll" Pinot Noir Reserva 2022
リャマ・ロコ "ロックン・ロール" ピノ・ノワール レゼルバ 2022
生産者FSP Chile
FSPチリ
価格1,080円
購入店ビック酒販 新横浜店

 テラスで焼肉なので選ぶのはもちろん赤ですが、そんなに高級じゃないヤツが良いかなぁと思いつつ保有ワインのリストを眺めると、 先日買ったピノがあるじゃぁないですか。 ピノだけど、家畜(リャマ)がラベルに描かれているので、ちょっとワイルドな美味しさを期待してチョイスしました。

 色は、ピノ・ノワールとしてはかなりしっかりと濃い紫色です。昔ながらのチリ・ピノって感じの外観です。 香りは、熟したイチゴ、それもちょっと打って傷んだところみたいな熟し具合の香りに加えて、ニューワールドっぽい革の匂いもあります。 味わいは、香りから想像されるほどのボディの厚みは無くて、軽く苦味があったりして雑な感じです。まぁこの値段ですからね。

 安ワイン道場としては、こういう誰も目を付けていないところからお宝を見つけ出すのが楽しいわけですが、 残念ながら今回のはお宝では無かったですね。でも、値段相応のパフォーマンスはあったと思いますよ。 ピノ・ノワールの繊細さを期待しなければ普通に美味しい赤ワインでした。


 小瓶保存した3日後再稽古。冷蔵庫から出したばかりだったからか、キュッと締まった感じで美味しゅうございました。 ちょっと雑な感じのニューワールド産のピノは冷やした方が良いですね。

点数72点
道場のテラスで焼肉

食後は、昨日の残りの新筍で、筍ごはん筍とわかめの煮物。 こういうのが美味いんですよ。チリのピノ・ノワールに合うかどうかは別にして、 ホント今の季節にピッタリのシチュエーションと食事で、「日本人で良かったなぁ」と思います。 もちろん外国人になった経験はありません。


18日(土)

安ドネ No.1対決

「帰ってきた」安ワインNo.1決定戦、今回はシャルドネ!
お薦めの安ドネを持参して「オレのが一番だ!」とドヤりましょう。

安ドネNo.1決定戦
〇日時:2026年5月2日(土) 15:00~17:30
〇場所:豪徳寺「ワインステーション+」
〇参加費:3,500円(税込・軽食付)+3,000円以下のシャルドネ
〇参加人数:max10名
〇参戦ワインのレギュレーション
 ・シャルドネ単品種(or85%以上)
 ・税込み3,000円以下(「セールで安かった」とかも可)
 ・アルミホイルで包んで持参
〇連絡方法
 ・shihan☆yasuwine.comまでご連絡下さい(☆は@に変えてください)
〇過去の記録
 ・安泡No.1決定戦
 ・安ピノNo.1決定戦

さぁさぁ我こそは!と思う方も思わない方も奮ってご参加ください!

ヱビス プレミアムエール

それはさておき新緑の季節ですね~で本日の食前酒は、ヱビスのプレミアムエール。

キレイな琥珀色でしっかり濃いのですが、香りはあまりエールエールしていません。 個人的にはキリンのグッドエールに軍配を上げます。お値段も安いですからね。

Vin d'Alsace Riesling 2022 [Cave de Turckheim]
名称Vin d'Alsace Riesling 2022
ヴァン・ダルザス リースリング 2022
生産者Cave de Turckheim
カーヴ・ド・トゥルクハイム
価格2,200円
購入店Cave de Relax "The Cellar"

 昨日師範代が鎌倉に遊びに行った際に、朝採れの新筍を買ってきて、その日のうちに茹でてました。 というわけで本日の夕食は、新筍とホタルイカの酢味噌和え、ヒラメとホタルイカ(身だけ)の刺身、鶏モモと茄子&人参&筍の甘酢炒め。 選んだワインは、師範の心の故郷であるアルザスのリースリング。春らしいメニューにピッタリだと考えたんですね。

 色は、リースリングらしいパリッとしたレモン色。シャルドネとかより緑色の成分が強い感じがします。 香りは、残念ながらボリュームは控えめだけど、カサブランカのような花の香りとほんのりぺトロール(灯油香)を感じます。 味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり旨味たっぷり。いかにもアルザスのリースリングらしい味わいです。

 小品ながら、典型的なアルザスのリースリングというワインでした。 若干地味ではありますが、筍やホタルイカみたいな料理に合わせるにはこれくらい抑制が効いていた方が良いと思います。


 翌日、明るいうちから再稽古。 やっぱり小物感は否めませんが、香りや味わいが劣化することも無く普通に美味しくいただけました。 でもやっぱ冷静に考えると2,200円はちょっと高いかな。

点数78点

17日(金)

夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店 看板

二日連続の飲み会で、本日は元勤務先のメンバーが集まっての同窓会、とは言わないか。 お店は、横浜駅北西口を出てすぐのところにある夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店。 飲み会の店が横浜だと師範は楽でございます。

通されたのは窓際の席だったのですが、これが夜景?な「隣のビル・ビュー」でした。景色は期待しない方が良さそうです。

夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店 店内

午後7時に乾杯。 参加者は総勢27名(多分)。半分くらいがまだ在職で、半分くらいがOB組。なんだか皆さん余裕があって良いですな。

夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店 生ビール

会費は、今のご時世激安の飲み放題込みで4,500円。 飲み放題にはちゃんと生ビールも含まれています。銘柄はスーパードライでした。 ワインは「プレミアム飲み放題」にしないと飲めないみたいでしたので、師範は生ビールばかり6杯ほど頂いたと思います。

夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店 玉子焼き

激安のヒミツは料理にありました。
枝豆
サラダ
もやしのナムル
ポテトフライ
玉子焼き(写真)
明太ご飯
お漬物
以上!肉や魚が一切見当たらない、食べる側にとっても提供する側にとっても超ヘルシーな内容でした。

夜景×和モダン居酒屋 鶴屋 横浜総本店

でもね、こちとら大人の集まりなわけですよ。そんな程度のつまみでも特に暴動を起こしたりはしませんよ。 しかし凄かったなぁ。お店側のコストダウンに対する飽くなき追及心が感じられました。

そんな感じの1次会。午後9時にはきっかり追い出されました。

ミライザカ JR横浜西口駅前店 看板

そんな一次会だったので、大半のメンバーが二次会へ向かいました。もちろん師範もその中の一人です。 大人数ゆえ前もって予約して頂いていたのが、さっきほどの店からそう遠くない所にあるミライザカ JR横浜西口駅前店。 なんだかアイドル歌手グループみたいな名前の店ですな。

ミライザカ JR横浜西口駅前店 乾杯

再度生ビールで乾杯。こちらの銘柄はプレミアムモルツみたいです。 もちろん、すでに違いなんてわかっちゃいません。ビールだったらなんでも良いんですよ。多分発泡酒でもわからなかったと思います。

ミライザカ JR横浜西口駅前店 サラダ

料理は、二次会の幹事をしてくれたM氏が注文してくれています。こちらはミライザカサラダ 658円ですかね。 ボリュームがあっていいサラダだと思います。食べた記憶はありませんが。

Tavernello Vino Bianco N.V. [Caviro]
名称Tavernello Vino Bianco N.V.
タヴェルネッロ ヴィーノ・ビアンコ N.V.
生産者Caviro
カヴィロ
価格768円 (デカンタ)
購入店ミライザカ JR横浜西口駅前店

 メニューに「グラスワイン <赤/白> 328円」「デカンタワイン <赤/白> 768円」を発見しました。 誰もワインを飲みたいなんて言わなかったんだけど、勝手にデカンタワインを注文して、 みんなで銘柄当てをしましょう!と持ちかけました。 そんなんに乗ってくれる人なんて一部のワイン好きに限られるわけですが、みなさんしぶしぶ同意して頂きましたよ。

 そしてまずは白から。酒類はほとんどサントリー系列の銘柄だったので、師範の予想はハナっから「カルロロッシ」です。 そう思って香りを嗅ぐと、ソーヴィニョン・ブランでもシャルドネでもない感じだったので、きっとペドロヒメネスでしょう。 味わいは、カルロロッシにしては甘くないと思ったけど、最近のカリフォルニアはそっち方向に舵を切ってますからね。

 結局正解は「タヴェルネッロ」でした。なるほどそうきたか。 安ワイン道場師範を名乗る以上、もっとこういう一般的な箱ワインの特徴を押さえておくべきですね。 とはいえ箱ワインを買うとアル中へまっしぐらなので買いませんけどね。

点数72点
Tavernello Vino Rosso N.V. [Caviro]
名称Tavernello Vino Rosso N.V.
タヴェルネッロ ヴィーノ・ロッソ N.V.
生産者Caviro
カヴィロ
価格768円 (デカンタ)
購入店ミライザカ JR横浜西口駅前店

 銘柄の確認は、赤白両方を飲んだ後にしました。 なので、赤の方も当初の予想としては「カルロロッシ」だったんですよ。 それだったら色が薄めでかなり甘めなので、まず間違いないと思ったんですね。 ところが出されたワインはその予想を大きく裏切るものでした。

 まず色が薄くないんです。下のカラフェとグラスの写真でもわかるように、しっかりとした紫色が見て取れます。 香りも、イメージするカルロロッシとは違うんだよな。フラットに判断すると、テンプラニーヨが主体のスペイン産のように思えました。 味わいも、カルロロッシのような甘さは無くて、結構渋味がしっかりしています。やっぱりこれはスペイン産かな?

 答えはイタリア産のタヴェルネッロだったわけですが、銘柄当てに参加したS氏がイタリア産と言い当てていました。 やっぱりコンテクスト・テイスティングはいかんですな。虚心坦懐で望まないと判断が曇ってしまいます。

点数72点
ミライザカ JR横浜西口駅前店 カラフェ

こちらが赤のデカンタワインです。タヴェルネッロ、美味しくなったなぁ。以前はもっとペラッペラのワインだった印象があります。 ほんと、昔の記憶のまま判断しちゃいかんですね。

そんな感じの二次会でした。一次会と同じくらい飲んで食べた気がしましたが、お会計は2,500円とこちらも激安でした。


16日(木)

鮨 来 入口

長生きするといろんな出会いがあるもんで、昨年末に中華とワインをご一緒した、 お知り合いのももんがさんからお誘い頂き、 紹介制の高級寿司屋赤坂 鮨 来(くる)というお店に伺わせて頂くことになりました。 電話番号や住所は不詳、知り合いの紹介がなければ予約できない、 という最近流行?の予約スタイルのお店です。

お店は赤坂にあるわけですが、この写真は路地のエレベーターを上がった先で撮ったもので、 外には看板も何も出ていないため、その場所を知らなければたどり着けないところにあります。 まさに「隠れ家」、ヤバいオトナが悪いことしそうなお店です(違います)

鮨 来 カウンター

参加者は師範含めて下記10名の紳士淑女でございます。
ももんがさん(幹事)
友久さん
秀治さん
明彦さん
宏子さんとお父様
洋子さん
英俊さん
さん
安ワイン道場師範

鮨 来 ビールと先付け

システムは、お寿司屋やつまみとアルコール類も込みで15,000円(税込)。 夜の一回転目で午後6時スタートの2時間制です。 まず出されたのが先付けで、左から
空豆とクリームチーズ
水ダコの卵の酢の物
ツブ貝と葱のバター焼き
だったと思います。フレンチのアミューズは一口ですが、日本料理の先付けは酒が進みます。

飲み物は「とりあえずビール」ということで、
サントリー マスターズドリーム
しっかりしたビールなので、一瞬で蒸発はせず先付けを肴にしっかり楽しめました。

鮨 来 初鰹

先付けの次のつまみがこちら。
初鰹の刺身
鰹は気仙沼産らしいです。カツオ君、まだ宮崎あたりかと思ったら、もうそんなところまで行っているのね。 とてもさっぱりした初鰹らしいカツオ君でした。

鮨 来 石鯛

おまかせで握りが出てきます。
石鯛
ゴリゴリの歯ごたえを期待しましたが、ここは九州じゃなくて東京、それもハイソの極みな赤坂ですよ。 年寄りでも食べられるように柔らかく、旨味が引き出された白身でした。

La Rosca Brut N.V. [La Rosca]
名称La Rosca Brut N.V.
ラ・ロスカ ブリュット N.V.
生産者La Rosca
ラ・ロスカ
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 拙者は「安ワイン道場師範(※)」でございます。 ですので、もちろんワインと稽古しないわけには参りません。最初に頂いたのがスパークリングワインで、スペインのカバですね。 あいにくボトルの写真がありません。まだ緊張していたのでボトルを見せて頂くようお願いできずにいました。 骨なしチキンな師範です。

 グラスが小さめではありますが、たっぷり注いで頂いたので満足感があります。 中身はいわゆるカバ、フレッシュなスパークリングですが、案外甘味があってお寿司との相性も良かったように思います。

 寿司とワインの相性問題って、定期的にバズったりしますが、 だいたい意見する方の向いている方向がそれぞれ違うので分かり合えないんですよね。 師範レベルだと、こういう若いスパークリングだったらだいたいなんでも合う気がしております。 そんな解像度じゃ許せない方が意見しがちなんですね。


(※)ももんがさんには『こちらは安ワイン師範です』と紹介して頂いていましたが、「道場」が抜けています。 訂正するのも面倒なのでそのままにしておりました。

点数73点
鮨 来 サワラの塩焼き

握りとつまみが良いタイミングで出されます。
鰆の塩焼き ニラと春キャベツのソース
鰆も春キャベツも春らしくて良いですね。 やっぱりこういう季節のものを頂くと日本人で良かったなぁ、と思いますよ。外国人になったことは無いんですけど。

鮨 来 鮪の中トロ

次の握りがどーん!
鮪の中トロ
やっぱり関東のお寿司の圧巻は鮪ですよ。見てくださいこのテカり!


ちなみに今回はマクロレンズで撮影致しました。いつもより気合が入っています。

l'Ensemble Koshu Blanc 2024 [Toriivilla Imamura Winery (Chateau Katsunuma)]
名称l'Ensemble Koshu Blanc 2024
アンサンブル 甲州 ブラン 2024
生産者Toriivilla Imamura Winery (Chateau Katsunuma)
鳥居平今村醸造(シャトー勝沼)
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 泡の後はもちろんスッキリした白が良かろうということで、勝沼の甲州をお願いしました。 鳥居平は5年前に収穫体験した思い出の地です。 安ワイン道場師範、ワイン造りに手を貸したのは後にも先にもこの時のみです。

 さてこのワイン、読者の方の想像通りだと思いますが、和柑橘の香りとスルスル水のように飲める味わいで、 典型的な「ザ・甲州」でした。間違いなくスッキリしていてお寿司に合います。 いや細かいことを言えば、鮪には負けていたかもしれません。 でも細けぇこたぁ良いんだよ。

 ちなみにこのワイン、甲州単品種なのになぜ「アンサンブル」かというと、 これまで鳥居平今村醸造は自社畑のワインに付けたブランド名だったらしいですが、 このワインは地元農家からの買いブドウが使われているとのこと。 「鳥居平今村醸造=ドメーヌ、シャトー勝沼=ネゴシアン」じゃなくなったんですね。なんだかややこしくなりました。

点数76点
鮨 来 寶劔 純米吟醸 超辛口

お酒のリストには、ワインは銘柄が書かれていて、 日本酒は(この日は)リストが無くて「〇〇な感じのお酒を」と注文すると片口で出して頂くスタイルでした。
寶劔 純米吟醸 超辛口
このお酒はおとなりの直さんが注文されたものを少し頂戴しました。 超辛口の名にふさわしい、日本酒としてはかなり甘さ控えめなお酒でした。 でも前の甲州ワインよりはだいぶ甘いとは思います。

鮨 来 いわし

次の握りがこちら。
鰯のたたき
粗くたたいて、というか薄切り状態にして、なめろうっぽくネギなんかと合わせてあります。 江戸前の仕事でございますわよ。鰯は淡路島産らしいですけど。

ちなみにここから師範が左利きであることに気付いて頂きました(握りの向きをご確認ください)

鮨 来 ホタルイカと新筍の木の芽味噌和え

春らしい料理が続きます。
ホタルイカと新筍の木の芽味噌和え
ホタルイカはは富山産、筍は岐阜産。やっぱりホタルイカは富山ですよ、身の大きさとプリップリ具合が違います。 もちろん目玉も背中のプラ板も抜いてありますよ。

Bauer Rose N.V. [Famille Bauer]
名称Bauer Rosé N.V.
バウアー ロゼ N.V.
生産者Famille Bauer
ファミーユ・バウアー
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 次はオーストリア産で、品種はツヴァイゲルトらしいです。 このワインは師範が注文したわけじゃ無くて、おとなりの友久さんに『甘エビに合わせて師範もどうですか』とお裾分けして頂いたものです。 いや~、ありがたいです~・・・なんて恐縮したわけしたが、飲み放題なので別にありがたがる必要は無いというか、 ある程度シェアしていろいろ飲んだ方が楽しいんですね。常連さんは楽しみ方をご存じでいらっしゃる。

 で、これ、一口しか飲んでいないのであまり細かいことを覚えちゃいないわけですが、 ほんのりオレンジピンクで香りもほのか、飲んだ印象は「北海道のツヴァイゲルト?」って感じでした。 このワインに関しては以上です。

 ・・・って「一口しか飲んでないので」なんて言い訳しておりますが、 頻繁に有料テイスティングをされる方なんていつもこの程度の量なのにしっかりコメントして飲んだ感を出しておられますよね。 よくその量でわかるなぁ、と感心します。

点数72点
鮨 来 甘海老

次の握りはワインと同じオレンジピンク色です。
甘海老
回転ずしなんかだと2本しか乗らないところ、贅沢にも3本乗っちゃってます。 甘海老、名前の通り甘いっすよね。可哀そうに人間に喰われるために生まれて来たような存在です。

鮨 来

お寿司屋さんでは珍しい料理が出されました。
アジフライ 新タマネギのソース
これがサックサクで大変に美味しかったわけですよ。「貴殿は鯖か!」ってくらい身が厚くて立派な鯵でした。 本日No.1のおつまみでした。

The Try! Chenin Blanc 2025 [Man Vintners]
名称The Try! Chenin Blanc 2025
ザ・トライ! シュナン・ブラン 2025
生産者Man Vintners
マン・ヴィントナーズ
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 ワインリストに南アフリカ産のシュナン・ブランを発見したとあっちゃぁ頼まないわけにはいきません。 というか、南アフリカのワインもだいぶ市民権を得てきた、って感じですね。 ちょっと前だったら「えぇ~?アフリカのワイン?」なんて言われていたでしょうから。 インポーターは、南アフリカと言えば、のマスダさんです。

 このワイン、「え?これがシュナン・ブランなの?」な華やかさバッチリの香りでした。 とにかく間違いなくパッションフルーツの香りがします、というかパッションフルーツの香りしかしません。 それがお寿司に合うかどうかはアレですが、細けぇこたぁ良いんですよ。

 まるでソーヴィニョン・ブランとゲヴュルツトラミネールを混ぜたような香りのシュナン・ブランでした。 やっぱり師範はブラインドで品種を当てたりするのは無理だな。でも楽しければ良いのさ。

点数79点
鮨 来 鮪赤身の漬け

関東はやっぱり鮪です。
鮪赤身の漬け
鮪の上には新海苔が乗せられています。
(ここでまた右利き用に置かれました。良いんですよ、味は同じですから)

鮨 来 水ダコ

次の握りは
水蛸 レモン塩
を出して頂いたのですが、あいにく写真を撮り忘れております。 その水蛸の足を見せて頂いている大将の雄姿でご勘弁ください。

鮨 来 春子鯛

またまた春らしい握りです。
春子(カスゴ)鯛
桜の葉の香り付けをして〆てあるようです。いやー、春らしい、そして柔らかい。 関東の魚は柔らかいねぇ。

Domaine de Gras Estate Chardonnay 2025 [Vina MontGras]
名称Domaine de Gras "Estate" Chardonnay 2025
ドメーヌ・デ・グラス "エステート" シャルドネ 2025
生産者Viña MontGras
ビーニャ・モントグラス
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 次はチリ産のシャルドネをお願いしました。これでリストに書かれた泡と白は全制覇です。 泡と白だけで5種類も置いているなんて、なかなか立派なお寿司屋さんですよ。

 ちなみに、個人的に寿司にワインを合わせるのは「難しい」と考えます。 なぜなら、料理の単位が小さいから。今回は20種類も握りやつまみを出して頂いているわけで、 「それぞれにワインを変えるのかい?いちいちそんなん考えてられるかい!」って話です。 相性がどうのではなく、手間として「難しい」です。 汎用性でいったらやっぱり日本酒の方が「無難」というのは間違いないところだと思います。

 閑話休題、このワインのことを。多分ですけど、チリ産のシャルドネらしい果実の厚みと、 ベーシックなグレードゆえ樽香とかはないシンプルな香味だったと思います。

 このお店、ワインの中でも「無難」なものが選ばれているように感じました。 ここにブレッド&バターのシャルドネなんて持ってきたら、かな~り相手を選ぶと思いますからね。

点数75点
鮨 来 バフンウニと海苔

今回の握りでNo.1だったのがこちらです。
バフンウニ海苔
バフンウニは北方四島産らしいです。おいしゅうございました。 でも、No.1だったのはそっちじゃなくて海苔の方です。産地は有明海産とのこと。 とっても香ばしい海苔、これは過去に経験したこと無いレベルでした。 ちなみに、シャリを巻くと滑るので、巻物には向かない海苔だそうです。

鮨 来 栄光富士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山

日本酒は、直さんが注文されたのをちょっとずつ頂いております。
栄光富士 純米大吟醸 無濾過生原酒 "愛山"
美味しかったです・・・というか、日本酒は差分が小さく感じられて言語化が難しく感じます。

鮨 来

そろそろおしまいに近づいております。
鯛と海老のかぶら蒸し
柔らかくすりおろされた蕪の中にプリップリの海老、香りも食感も楽しい料理でした。

Domaine de Gras Estate Pinot Noir 2024 [Vina MontGras]
名称Domaine de Gras "Estate" Pinot Noir 2024
ドメーヌ・デ・グラス "エステート" ピノ・ノワール 2024
生産者Viña MontGras
ビーニャ・モントグラス
価格(飲み放題に含む)
購入店赤坂 鮨 来

 えーっと、モント・グラスのピノはずいぶん以前に稽古したことがあったので、 最後は別の物にしようと考えておったわけですよ。 更に、敢えて濃い赤に挑戦しようと思ってスペインのテンプラニーヨ("Lagasca"という銘柄)をお願いしたつもりだったんですよ。 ところが出して頂いたのはこのピノ・ノワールでした。 ここでまた師範得意の骨なしチキンぶりを発揮して、「違います」とは言わなかったわけですが・・・

 外観はかなりしっかりした紫色です。香りは、ピノと言われればそんな気もしますが、もっと濃いワインのような気もします。 味わいも、ピノにしては渋味がしっかりというか・・・実はキミ、テンプラさんじゃないの?

 もしかして、ですが、中身はちゃんとテンプラニーヨで、ボトルだけ間違えてピノ・ノワールを持って来て頂いたのかも知れません。 普通はピノかテンプラかぐらい飲めばわかるでしょ、ってところですが、それすらもわからないのが師範の実力というものです。
(正しい銘柄が不明なので点数は??にしています)

点数??点
鮨 来 大将

紹介制の寿司屋とかいうと、しかめっ面をした大将が『おたくは田舎の出ですね』 とか言いながら上から目線で握っているのかと思いがちですが(師範だけ?)、 こちらのお店はそんなことなくて若輩者(※)の師範にもフレンドリーに接して頂きました。 大将のご両親は師範と同じ熊本県出身だそうです。


還暦を過ぎて「若輩者とは?」とお考えの向きもありましょうが、師範はいつまでも生まれたての小鹿のような 少年の心を持っているのであります。

鮨 来 太巻き

〆のお寿司がこちら。
鮪と沢庵と浅葱の太巻き
コースの作り方や内容は、横浜方面でお気に入りの寿司屋「鮨 浜はち」 (過去の記録はココココ)に似ている気がしました。 魚も酒もだいたいなんでも好きな師範には、こういうスタイルが大変好みであります。

鮨 来 追加の魚

食べたりない人は、追加料金で握りをお願いすることが出来ます。
毛ガニ、サワラ、鮪<大トロ
キンメダイ、サーモン、ホタテ
お腹は十分満たされていて、財布のひもが固い師範はご辞退致しましたが、健啖家の皆さんは追加で頼まれておりました。

鮨 来

こんなお酒もお裾分けして頂いております。
山の壽 純米 山田錦 おりがらみ
はい、どんなお酒だったかなんてぜんぜん言語化できません。 直さんは吟醸酒より純米酒がお好き、とのことくらいしか脳みそにインプットされておりませんでした。

鮨 来

仕上げは汁物です。
あら汁
写真を撮り忘れていますが、箸休めに生わかめガリも付けて頂いておりました。

どうでも良いですが、味噌汁と赤ワインは合わない気がします。液体×液体、そして魚の出汁がイカンような気がします。

鮨 来

デザートは

でした。中まで赤かったのであまおうだと思われます。 ちゃんと酸味のある苺で、後味スッキリでございました。

鮨 来

そんな感じの紹介制寿司屋でのお食事、追加注文をしなかったのでお会計は15,000円ポッキリでした。

ももんがさんが次回の予約(9月)をしておられましたので、お誘い頂ければ(&予定が合えば)また参加させて頂きたいと思います。 皆様ありがとうございました!

博多ラーメン 和 外観

寿司屋の後、直さん(ツイッターではTZKさんに連れられて、 幹事のももんがさん&友久さんと師範の4人で博多ラーメン 和へ。 「自家炊き濃厚ど豚骨」の店として、ラーメン好き界隈では有名なお店らしいです。

店に着いたのは午後9時半前、店の前には数人が並んでおられました。 でもラーメン屋さんですから比較的回転は早いようで、15分程度待って入店することができました。

博多ラーメン 和 ラーメン

師範が注文したのは、普通に
ラーメン 1,050円
です。麺の硬さは「かた」で頼みました。 日本酒だけでなくラーメンに対しても解像度が低いので、伝わるように言語化することはできませんが、

「子供の頃、熊本の西部地区、チャルメラのテープを流しながら夜中に軽トラで売りに来たラーメン屋の匂い」

を感じました。そういうのは買ってくれない家庭だったので、 「おいしそうだなぁ」と指を咥えて嗅いでいた記憶が鮮明に思い出されましたよ。

こちらのお店、1回分は替え玉無料だそうなので、硬さ「ふつう」で替え玉をお願いしました。 普段は飲んだ後にラーメンなんて食べないのに、替え玉なんてしたら・・・妊婦のようなお腹を抱えて帰ることになりましたとさ。

そんな赤坂での夜でありました。


15日(水)

コンティ・ゼッカ 6本セット

先日、安くて濃いイタリアワイン「ドンナ・マルツィア」のセットをポチりました。 なんと全て金賞受賞っすよ。賞のインフレ状態、その上にプラチナ賞とかブラック賞を新設するべきではないでしょうか?

・・・などという戯言は置いといて、楽しく稽古して参ります。

Donna Marzia Primitivo Barrique 2024 [Conti Zecca]
名称Donna Marzia Primitivo "Barrique" 2024
ドンナ・マルツィア プリミティーヴォ "バリック" 2024
生産者Conti Zecca
コンティ・ゼッカ
価格1,254円 (単品価格:1,408円)
購入店うきうきワインの玉手箱

 ・・・というわけで、本日の稽古相手はそのコンティ・ゼッカのセットからの1本目、プーリア州の代表的品種であるプリミティーヴォ(15%はネグロアマーロ)です。 1,000円台前半なのにアメリカン・オークの新樽100%で3ヵ月熟成という贅沢仕様。 合わせた料理は、簡単ローストビーフ(牛たたき風)、豚と水菜の炒め物、フルーツトマトです。

 色は、ボトルの外観から想像される真っ黒具合よりやや明るめです。そうよね、プリミティーヴォって米国のジンファンデルと同じらしいから、そんなに色の濃い品種じゃ無いのよね。 香りは、まさにチョコがけドライフルーツです。イチゴやプルーンを干した果実に、アメリカン・オーク由来と思われるバニラとカカオの香り。それがバンバン香ります。 味わいは・・・相当甘いです。酸味があるので甘ったるくは無いし、それなりにタンニンもあるけど、やっぱり甘いんです。後半はチビチビと舐めるように飲みました。

 最近「背徳グルメ」や「ギルティ消費」なんて言葉が流行ってますが、このワインはまさに「ギルティ・ワイン」ですよ。 とにかくストレートに『甘い=美味いだろ!』と脳に訴えかけてきます。 冷涼系なワインが好きな方は全く受け入れられないタイプだとは思いますが、コンティ・ゼッカのこの銘柄に求めていたのはこういうワインなので、師範的には「アタリ」です。


 小瓶保存した3日後再稽古。3日経ってもめっちゃ元気、めっちゃ健在。 そして冷蔵庫から出してすぐの冷えっ冷えの状態の方が美味いと思います。+1点献上します。

点数80(+1)

まだ1本目ですが、80点を超えたので今後への期待を込めてセットのリンクを貼ります。

お買い得具合で言えば、セットの価格は単品価格合計とほぼ同じで送料分がお得程度ですが、このショップのコンティ・ゼッカはそもそも安い値付けなので、 買って損は無いと思います。


12日(日)

サッポロ エクストラフィール

本日の食前酒は、最近サッポロから発売された「エクストラ・フィール」というビール。パステル・ブルーの缶が爽やかです。

中身も、普通の黒ラベルより酸味があってスッキリした感じ。 新緑の季節にピッタリですが、好き嫌いで言えば普通の黒ラベルが好きですね。ビールは濃くて華やかなものが好みです。

Costa Vera Sauvignon Blanc 2024 [Indomita]
名称Costa Vera Sauvignon Blanc 2024
コスタ・ベラ ソーヴィニョン・ブラン 2024
生産者Indomita
インドミタ
価格(とおるの安ワインさんから)
購入店ワイン&ワインセラー セラー専科

 昨日奢った舌を元の安ワイン者仕様に戻します。 「週に一度はとおるの安ワイン」も今回が最終回(1本は同じものがあったので寝かせてます)。 最後はチリ産のソーヴィニョン・ブランで、造り手は定評のあるインドミタですね。 ちなみに夕食のメニューは石鯛と平目のとあん肝の刺身、焼売、焼き茄子、きんぴらゴボウです。

 外観はほぼ無色で、まだライムの果肉のような緑色っぽさのあるレモン色、粘性は低くて水のようです。 香りも「水のよう」ですね。鼻で嗅ぐぶんにはほとんど何も感じませんが、口に含んで鼻に抜ける香りはハーブとパイナップルで、南のソーヴィニョン・ブランらしい香りです。 味わいは、色や香りの薄さとは大きく異なるしっかり具合。キリッと酸とたっぷりの旨味を感じます。

 「産地がどこであれソーヴィニョン・ブランはハズさない」はやっぱり正解かも。香りは弱いけど、すっきりしていてちゃんと美味しい白ワインです。 そういった意味では、昨日稽古したボルドーの白はやはりかなり特殊ですね。あの香りは同じ品種とは思えませんから。


 小瓶保存した3日後再稽古。ちょっと香りが弱くなった感じがしますが大筋は変わりありません。 でもやっぱりこの手のワインは抜栓してすぐのフレッシュ感を楽しむべきですね。

点数74点

11日(土)

menu & wine <eld 入口

本日は久しぶりに持ち寄りワイン会に参加。テーマは「ボルドーワイン」です。 29年近くワインとの稽古を積んできますと、ボルドーもいろいろと経験はしているわけです。 ドヤ顔のひとつもかましてやろうと上から目線で臨みました。

会場は、吉祥寺にあるmenu & wine <eldさん("<"は半角だけど、html上は使いづらいので全角にしています) 持ち込み申告をしたワインに合わせて、料理を組み立てて頂いております。

menu & wine <eld 店内

今回の参加者は下記の皆さんです。
米柱さん(幹事)
ゆゆさん(初めまして)
ななさん(最後まで完走)
kinokoさん(お受験終了)
MAMIさん(毒舌な着物のお姐さん)
Kohさん(シャンパーニュ勉強中のディプロマ)
とおるの安ワインさん(安ワインに埋もれる男)
安ワイン道場師範(光に吸い寄せられる蛾)
na.さん(店主)

Gyejacquot Collection Brut N.V. [Gyejacquot]
名称Gyéjacquot "Collection" Brut N.V.
ジェジャコ "コレクション" ブリュット N.V.
生産者Gyéjacquot
ジェジャコ
価格(米柱さんから)
購入店

 最初のスパークリングだけボルドー産じゃありません。 クレマン・ド・ボルドーだったら全部揃うんですけど、 正直飲みたいのはそっちちゃなくてシャンパーニュですよ ・・・というわけでこのワインは、幹事の米柱さんが持参されたシャンパーニュ。 産地はコート・デ・バール、品種はピノ・ノワール 80%、シャルドネ 10%、ピノ・ブラン 10%らしいのでほぼブラン・ド・ノワールですね。

 外観は、ほとんど色がついてなくてブラン・ド・ブランみたいです。 ところが香りにはしっかりベリーっぽさがあるんですよ。シャンパーニュの七不思議です。 味わいは、やや甘くて軽い苦味。余韻も長くて「良いシャンパーニュ」感があります。

 尖った感じが無くてフレンドリー、師範の好きな系シャンパーニュでした。 やっぱりシャンパーニュしか勝たんのですよ。お寿司なんかに合わせてもきっといけると思います。知らんけど。

点数83点
menu & wine <eld 乾杯

開始時間の午後5時ほぼぴったりに乾杯しました。みんな真面目だな、というかさっさと飲みたくてたまらなかったんでしょうね。 もちろん師範も、であります。

Les Hauts de Smith Blanc 2021 [Ch. Smith Haut Lafitte]
名称Les Hauts de Smith Blanc 2021
レ・オー・ド・スミス ブラン 2021
生産者Ch. Smith Haut Lafitte
シャトー・スミス・オー・ラフィット
価格(MAMIさんから)
購入店

 白の1本目はMAMIさんが持参されたワインで、グラーヴの格付けシャトー「スミス・オー・ラフィット」のセカンド・ワインに当たる白。 ファーストの白はとても評判が良いらしいのですが、なにしろお高いんですよね。このセカンドでも十分お高いんですけどね。 品種はソーヴィニョン・ブラン100%。この銘柄のロゼ(はお求めやすい価格)とは昨年稽古しております。

 色はやや薄めの麦わら色、普通に白ワインの色です。 香りは、煙たく感じるくらいな樽の香ばしさがいきなりガツン!ときます。これですよコレ、師範が知っている高級ボルドー白の香りはこれです。 ソーヴィニョン・ブランって一般にあまり樽を利かせたりしませんので、唯一無二な存在感があります。 味わいは酸味がカッチリしていて、こちらは紛れもなくソーヴィニョン・ブランでございます。

 セカンドでこの迫力か!という驚きがあります。これは確かにファーストも稽古してみたくなりますね。でもお高いのよねぇ。 抜栓後さらに開くかも、と思いましたが、案外そうでもなくてスタートダッシュが一番だったのはちょっと意外でした。

点数85点
menu & wine <eld アミューズ

最初の料理がこちら。
愛玉子/ドライトマト/グリーントマトのマリネ
na.さんには事前に料理のリストのメモを送って頂いております。師範的にはそれがあるとこれを書くのが楽で非常に助かります。

Blanc de Chasse-Spleen 2019 [Ch. Chasse-Spleen]
名称Blanc de Chasse-Spleen 2019
ブラン・ド・シャス・スプリーン 2019
生産者Ch. Chasse-Spleen
シャトー・シャス・スプリーン
価格3,828円
購入店酒類の総合専門店 フェリシティー

 2本目の白は師範が持参したワインで、この会のために購入しました。ボルドー、あまり持ってないのよね。 品種はセミヨン57%、ソーヴィニヨン・ブラン42%、ミュスカデル1%。オーク樽(新樽50%)を使用して9ヶ月熟成されているそうです。 シャス・スプリーン、赤は何度か稽古していますが、白は初めてかと思ったけど、 調べたら23年前に2000年産と稽古していますね。その時のお値段は1本1,667円、現在の半分以下ですな。 「昔は良かったおじさん」になってしまいそうです。

 色は、前のオー・ド・スミスよりやや濃いように見えます。2年分熟成が長いからか、セミヨン主体だからかはわかりません。 香りは、オー・ド・スミスよりも樽は穏やか、そして品種いろいろだからか複雑さがあるように思えます。 味わいも、より複雑みがあってバランスが良いような気がしました。

 オー・ド・スミスは一点突破型でしたが、こちらはバランス型といった印象を受けました。 ボルドー、確かに昔より値段は上がっていますが、全体に品質も上がっている気がしますね。 規模が大きいから、設備投資等がやりやすいのかも知れません。

点数82点
menu & wine <eld 魚料理

2皿目の料理がこちら。
炙りキンメダイ塩こうじ漬けとイタヤ貝のWカルパッチョ
イタヤ貝はスパイスとレモンで香り付けしてあって、ボルドーの白に合う感じでした。 キンメダイは・・・もっとサッパリ系の白が良かったかも知れません。

menu & wine <eld パン

パンもそれぞれの白ワインに合わせてくれています。 手前のバターロールをシャス・スプリーンと、奥のクロワッサンをオー・ド・スミスと合わせてね、とのことだったと思います。 別皿に盛られたレモンパスタサラダを挟んで頂きました。爽やかな香りで無限に食べられます。


稽古日誌公開後にna.さんから訂正が入りまして、『魚がオー・ド・スミスで、パンとパスタがシャス・スプリーン合わせ』らしいです。

Chateau d'Agassac 1997 [Ch. d'Agassac]
名称Château d'Agassac 1997
シャトー・ダガサック 1997
生産者Ch. d'Agassac
シャトー・ダガサック
価格(ゆゆさんから)
購入店

 赤の1本目は、初めまして!のゆゆさんが持参された1997年産のシャトー・ダガサック。 1997年はなんと!安ワイン道場を開設した記念の年、サイトのバース・ヴィンテージですよ。 特にそれを意識されたわけではなかったようですが、師範的には大変ありがたいプレゼントだと思って頂きました。

 さすがにリコルクされていない30年前のボトル、コルクが抜栓途中で折れちゃったので、デキャンタに移して頂きました。 そのせいもあってか、いきなり最初から開いてますね。 色はまだしっかりと紫色が残っていて、香りはパーッと広がるような華やかさがあります。 ただ、口に含むと味わいはかなり枯れ気味で、熟成の下り坂を降り始めている感じはありました。

 デキャンタージュしたことで、最後に一発花火を上げた、って感じでしょうか。 安ワイン道場もこのワインと同い年ではありますが、既に枯れ切っていて、もうこの先花火なんて上がらないような気がしています。

点数79点
menu & wine <eld デキャンタ

こちらが、デキャンタに移された1997年産のシャトー・ダガサックです。 このデキャンタ、洗うの大変でしょうね。道場にも一応もっと細身のデキャンタがあるにはあるのですが、 一度も使っていないと思います。 みんな持ってても使わない、と言ってましたね。

Chateau Ginkgo 2017 [Ch. Ginkgo (Dom. Yurigusa)]
名称Château Ginkgo 2017
シャトー・ジンコ 2017
生産者Ch. Ginkgo (Dom. Yurigusa)
シャトー・ジンコ (ドメーヌ・ユリグサ)
価格8,800円 (スーパーセールで20% Off、送料込み)
購入店Grandvin 松澤屋

 師範はもう1本赤を持参しておりまして、それがコチラ、日本人醸造家「百合草 梨紗」さんのワイナリーであるシャトー・ジンコ。 最近のヴィンテージは都光さんが輸入ししっかりプロモーションされているので結構有名になりましたが、このワインはそれ以前の2017ヴィンテージ。 品種はメルローが主体のようです。下位グレード"G by Yurigusa"の2021年産とは4年前に稽古しております。

 色はしっかりと濃い紫色です・・・ってこの先の赤はだいたいみんな同じような外観です。 香りは、メルロー主体らしい柔らかいベリー香に、ハーブっぽい雰囲気を感じます。 味わいは、前のダガサックが枯れた感じったこともあって、明確に甘さを感じました。

 やわらかでわかりやすい美味しさを感じるワインです。なるほど女性醸造家らしい・・・などと言うと今はアウトなんですかね? 正直なところ「日本人&女性醸造家プレミアム」が乗ったワインかと思っていましたが、概ね値段に見合った内容があったように思います。

点数84点
Les Plantes de Durfort-Vivens 2019 [Ch. Durfort Vivens (Gonzague Lurton)]
名称Les Plantes de Durfort-Vivens 2019
レ・プラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァン 2019
生産者Ch. Durfort-Vivens (Gonzague Lurton)
シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン (ゴンザゲ・リュルトン)
価格(米柱さんから)
購入店

 米柱さんも2本持参されていて、もう1本がこちら、マルゴーの2級格付けデュルフォール・ヴィヴァンのセカンド・ワイン。 この銘柄の2019年産、まさに同じものと昨年稽古していて、 ご本家とは28年前に1982年産と稽古しております。 このヴィンテージの品種構成は、カベルネ・ソーヴィニョン88%、メルロー10%、カベルネ・フラン2%らしいです。

 外観は、前のジンコよりも青みが強いように感じます。ヴィンテージが若いことが理由だと思われます。 香りのボリュームは、前のジンコよりもやや控えめ。やや青くてピーマンっぽさを感じるのは、カベルネ・ソーヴィニョン主体であることが理由だと思われます。 味わいは、外観や香りの印象だとガツンと渋そうなのですが、案外軽めで柔らかな味わいです。これはセカンド・ワインであることが理由かも知れません。

 この後のワイン含めこれだけいろんなボルドーを飲んでいる中だとやや印象がかすみがちなワインではありますが、 一人で1本だとこれくらいの方が飲み疲れせずに良いかも知れませんね。

点数80点
menu & wine <eld リゾット

料理も続きます。
トリュフリゾット
イタリア産の米が使われているそうです。 がっつりアルデンテで、あまりこういうのを食べ慣れてない師範には「まだ生米?」と思われるくらいの火通し方でした。 トリュフの香りは土っぽさのあるメルローに鉄板ですね。

Chateau Sociando-Mallet 2012 [Ch. Sociando-Mallet (Jean Gautreau)]
名称Château Sociando-Mallet 2012
シャトー・ソシアンド・マレ 2012
生産者Ch. Sociando-Mallet (Jean Gautreau)
シャトー・ソシアンド・マレ (ジャン・ゴートロー)
価格(ななさんから)
購入店

 ななさんが持参されたのは、格付けに匹敵すると評判のソシアンド・マレ。 品種はカベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%。ちなみにソシマレとは2003年産1992年産1973年産と稽古しており、このVT2012で4ヴィンテージ目です・・・と軽くマウントを取っておきます。

 色はしっかりと濃い紫色ですが、エッジに僅かにレンガ色のグラデーションが見て取れて、良い感じに熟成しているように見えます。 香りは「ザ・ボルドー」ですね。このワインが格付けクラスと言われる理由がわかる気がします。 味わいは、若いボルドーのしっかり感と熟成ボルドーの柔らかさを半分ずつ持っている感じ。熟成の上り坂八合目くらいな印象です。

 さすがのソシマレ、そしてさすがの15年熟成ワインです。 昔はこのクラスが稽古範囲内のお値段で買えたんだよなぁ・・・おっと、また「昔は良かったおじさん」になるところでした。

点数85点
Chateau Lagrange 2015 [Ch. Lagrange]
名称Château Lagrange 2015
シャトー・ラグランジュ 2015
生産者Ch. Lagrange
シャトー・ラグランジュ
価格(Kohさんから)
購入店

 Kohさんが持参されたのは、メドック3級格付け、サン・ジュリアンのシャトー・ラグランジュ。 この銘柄は、ワイナリーのオーナーであるサントリーさんのブロガーイベント等でいろいろと稽古させて頂きましたし、 またKohさん主催のラグランジュの会に参加させて頂いたこともあり、 このVT2015で9回目の稽古です。

 だんだんメモもいい加減になってきて、記憶を紐解くのが大変だったりしますが、頑張って思い出します。 色はしっかりとした青みのある紫色で、香りはボルドーらしいベリーと焦がした木の香り、味わいはしっかりとした骨格を感じる骨太な味わいでした。

 ・・・と書いてはいますが、だんだん違いが分からなくなってきております。 今回失敗だったのは、マイグラスを持参しなかったことですね。順番に比較していけば、相対差がわかってもう少しまともなことが書けたかもしれません。

点数84点
menu & wine <eld ローストビーフ刻みハンバーグ

今回、肉料理が2種類あります。まず1皿目がこちら。
ローストビーフ刻みハンバーグ マーボー青山椒とパプリカのソース
青山椒がピリッと辛いハンバーグ、それが一人2枚あります。 この辛みがワインを誘うんですね。「合う」「合わない」以前に、ワインがどんどん飲みたくなる「ワイン泥棒」な料理です。

Chateau d'Armailhac 2019 [Ch. d'Armailhac (Baron Philippe de Rothschild)]
名称Château d'Armailhac 2019
シャトー・ダルマイヤック 2019
生産者Ch. d'Armailhac (Baron Philippe de Rothschild)
シャトー・ダルマイヤック (バロン・フィリップ・ド・ロートシルド)
価格(kinokoさんから)
購入店

 kinokoさんが持参されたのは、ポイヤック5級格付けのシャトー・ダルマイヤック。 この銘柄とは、2年前にVT2016と稽古しており、これで4回目の稽古です。 なんだかんだ、日本に輸入されている著名な格付けボルドーとはだいたい稽古済みな気がしております。 五大シャトーで唯一稽古していないのがシャトー・オー・ブリオンです。誰か飲ませてください。

 さてこのワイン、だんだん書けることもなくなってきたわけですが、メモには「ベリー感」「タンニンしっかり」と書かれています。 五大シャトーのシャトー・ムートン・ロートシルドの兄弟シャトーだけあって、ゆるぎないボルドーっぽさがあったような気がします。

 このワインに関しては、開けてすぐだとまだちょっと閉じ気味というか、寡黙な印象だった気がします。 やっぱりグラス2つは必須だったなぁ。時間をかければもっと開いたはずだと思います。

点数82点
menu & wine <eld ラビオリ

料理がどんどん出て来ます。
ラビオリ ブルーベリーソース
ソースにブルーベリーを使うあたりが、ボルドーの赤に合わせることにフォーカスされていますね。 美味しかったと思います(だんだん記憶があやふやです)

Chateau Haut-Batailley 2011 [Ch. Haut-Batailley  (Dom. Francois-Xavier Borie)]
名称Château Haut-Batailley 2011
シャトー・オー・バタイエ 2011
生産者Ch. Haut-Batailley (Dom. Francois-Xavier Borie)
シャトー・オー・バタイエ (ドメーヌ・フランソワ・ザヴィエ・ボリー)
価格(とおるの安ワインさんから)
購入店

 とおるの安ワインさんが持参されたのはちっとも安ワインじゃなくて、ダルマイヤックと同じポイヤック五級格付けのシャトー・オー・バタイエ。 この銘柄は6年前に2008年産と稽古しております。2011年の品種構成はカベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロ24%みたいです。

 このワインの前まで、やや若めでがっしりした骨格のワインが続いたからか、このワインはちょっと軽めに感じました。 その分バランスは良いというか、一人飲みには良さそうです。 6本目のプラント・ド・デュルフォール・ヴィヴァンに感じた印象と近いかもです。

 ともあれ、格付けボルドーを飲んで「軽め」などと言っちゃっているわけで、なんというか贅沢な話ですよね。 持参されたとおる氏は『これだけボルドーが続くとどれがどれだかわからん』と言われていましたが、師範もそんな気分です。

点数80点
menu & wine <eld 鴨スモーク 骨付きモモ肉(コンフィ風)

メインの肉料理がこちら。
鴨スモーク 骨付きモモ肉(コンフィ風)エスプレッソ煮豆
これはアレですよ、ディズニーランドで売られているスモーク・ターキーレッグの上位互換品ですよ。 最初ナイフとフォークで食べていましたが、後半は手づかみでむしゃむしゃと。 気の置けない仲間のワイン会ならではです。

Chateau la Tour Carnet 2021 [Ch. la Tour Carnet (Bernard Magrez)]
名称Château la Tour Carnet 2021
シャトー・ラ・トゥール・カルネ 2021
生産者Ch. la Tour Carnet (Bernard Magrez)
シャトー・ラ・トゥール・カルネ (ベルナール・マグレ)
価格(ゆゆさんから)
購入店

 最後のワインがこちら。ゆゆさんには2本持参して頂いていて、もう1本がこのオー・メドック4級格付けのラ・トゥール・カルネ。 この銘柄は道場初稽古です。まだ飲んでいない格付けボルドー、整理してみますかね? 多分自分しか興味が無いと思いますけどね。

 このワイン、今回のボルドー10本の中で最も重いボトルが使われています。ラベルのデザインもクラシックな感じですね。 ワインの中身は・・・どうだったんですかね?メモには点数だけ書き残していますので、どんな感じだったか今となってはわかりませんが結構美味しかったようです。

 いやー、ほんと最後は混乱、どれがどれだかわからなくなりました。 でも、それって今回並んだワインがどれもクオリティ高くて、ボルドーのブランドとしての立ち位置がはっきり確立できていることの証だとも思います。 お御馳走様でした。

点数83点
menu & wine <eld 焼き菓子

最後にデザートもあります。
焼き菓子
この料理はメモに無かったのよね・・・というわけで料理名はわかりません。


こちらも稽古日誌公開後にna.さんから訂正が入りまして、『カンノーロ(カンノーリ)✖マスカルポーネクリーム✖ドライレーズン✖チョコクレープ巻き』らしいです。


だれかが「ソーテルヌに合わせたかった」なんて言ってました。確かにそうですね。 11本の理想的なバランスは、泡×2、白×3、赤×5、甘×1くらいがベストだったかも・・・なんて贅沢な話です。

・・・ってな感じのボルドーワイン会、会費は料理と持込み料合わせて一人7,000円でした。 午後5時から9時頃まで、たっぷり楽しませて頂きました。

menu & wine <eld

最初のシャンパーニュ以外は全てボルドーでした。

焼鳥酒場 虜 吉祥寺店 外観

甚だ蛇足ながら、ホントに蛇足ですが二次会にも行っております。 店は、駅までの道のりを歩く中で見つけた焼鳥酒場 虜 吉祥寺店。 参加者は、米柱さん、Kinokoさん、ゆゆさん、とおるさん、師範の5名でした。

焼鳥酒場 虜 吉祥寺店 乾杯

「今日はビールを飲んでなかったねぇ」ということで生ビールで乾杯。 この後レモンサワーも頂きました。料理はきゅうりの一本漬出汁巻き玉子のみ。焼鳥頼んでいません。

お会計は5人分トータルで6,468円でした。師範含め皆さん正気を失わずちゃんと帰ったみたいでエライ!


10日(金)

Chianti Don Angelo 2023 [Bellini]
名称Chianti "Don Angelo" 2023
キアンティ "ドン・アンジェロ" 2023
生産者Bellini
ベリーニ
価格720円 (単品価格:1,206円)
購入店酒類の総合専門店 フェリシティー

 本日の夕食は、豚ヒレカツ、チキンカツ、野菜とソーセージのオムレツ、自家製ピクルス、(次女がバ先から持ち帰って来た)クリスピーチキン(の揚げ直し)。 ワインは、イタリアの安い赤と言えば、な安キアンティ。 ちょっとラルコっぽい素朴な、それを更に安っぽくしたようなラベルだけど、造り手は大手ベリーニなのよね。

 色は、薄くは無いけど赤みを感じる紫色。そうよね、安キアンティってこういう色よね。 香りも、安サンジョヴェによくある、スミレの花に加えて人懐っこいような油粘土のような香り。 味わいは・・・酸っぱい。それはそれで安キアンティらしくはあるけど、相当コアな酸味星人じゃ無いと厳しいよなぁ。

 造り手が大手だから、もっと穏当な柔らか系のキアンティなのだろうと想像したけど、 カリッカリに酸っぱいワインでした。師範的には「もう結構」です。 ちょっとここらへんで味覚を校正するために、王道ボルドーあたりと稽古せざるを得ない気がしています。


 小瓶保存した翌々日再稽古。 意外と酸味は穏やかで、意外とネガティブではない印象です。 ワインが変化したのか、師範の感覚器が変化したのか・・・こういう風に一筋縄ではいかないのがワインの難しさでもあり楽しさでもあるんですよね。+2点します。

点数64(+2)

8日(水)

Andes Valley Chardonnay 2024 [Vina Fray Leon]
名称Andes Valley Chardonnay 2024
アンデス・ヴァレー シャルドネ 2024
生産者Viña Fray León (V-Mark)
ビーニャ・フライ・レオン (V-マーク)
価格438円 (Half)
購入店そうてつローゼン 星川駅前店

 週末稽古したワインが小瓶に5種類、トータル500mlほど残っているので、それを片付けた上で本日はハーフの白をチョイス (再稽古した分はそれぞれの稽古部分に追記しています)。 選んだのは首都圏のスーパー系列で売られているアンデス・ヴァレーのシャルドネ。 この銘柄の2015年産は10年前に稽古済みです。 ちなみに料理はカナガシラの煮付け、肉豆腐、ツナと大根とキュウリのサラダです。

 色は、ボトル写真でもわかるようにそれなりにちゃんとしたレモン色が感じられます。 香りには、弱めながら白桃やリンゴがいて、スッピンなシャルドネらしい香りを感じます。 味わいは、思いのほか酸味がしっかりしていて締まった感じ。 スケール小さめですが、安チリのユルさはこのワインにはありません。

 シンプルではありますが、結構良いですよ、このワイン。 旅行のお供にぴったりな感じがします。旅の前に新幹線駅付近のスーパーで見かけたら是非ゲットしてください。

点数74点

5日(日)

安ワイン道場 稽古場

本日は、年末のライブの反省会と称して、安ワイン道場稽古場にバンドのメンバー(VoのK子さん、dsのHr氏、bのAo氏、KBのMz氏)を招いて飲み会。 このメンバーで道場飲みした前回はこの時、あれから2年半も経つんですね。

安ワイン道場 乾杯

乾杯はとりあえずビールです。キーボードのMz氏が大量に買ってきてくれました。 彼はワインを飲みながらずーっとビールをチェイサーにしてました。アカンやつです。

Cono Sur Blanc de Blancs Brut 2018 [Vina Cono Sur]
名称Cono Sur Blanc de Blancs Brut 2018
コノ・スル ブラン・ド・ブラン ブリュット 2018
生産者Viña Cono Sur
ビーニャ・コノ・スル
価格990円
購入店ビック酒販 川崎店

 皆さんワインオタクでは無いので、お出しする銘柄は「名より実」で参ります。 最初にお出ししたのは、安ワイン者の味方コノ・スルのスパークリング。 ただでさえお得な造り手ですが、そこのヴィンテージ付き瓶内二次発酵のスパークリングが税込み990円だったら絶対買いでしょう。 間違いない選択だと考え(値段を明かさずに)胸を張ってお出ししました。

 外観は、それなりに熟成期間はあるけれどシャルドネ単品種だからか、あまり濃さはありません。 泡のキメ細かさはさすが瓶内二次発酵ですが、一般的なシャンパーニュと比べると泡のボリュームは少なめかも知れません。 香りは、リンゴのようなフルーツの香りとクロワッサンのような香ばしい香り。まるでシャンパーニュな香りですね。 味わいも甘からず酸っぱからず、良いバランスだと思います。

1,000円以下で80点超えは、安ワイン道場としてはかなり珍しい出来事であります。 早くも今年の階級別安ワインNo.1候補ですよ。ただ、もうこの値段では売られていない、というのが残念です。


 この日に稽古したワイン、ちょっとずつ余る感じだったので、十分空気に触れた会の終盤、小瓶に移し替えて保存しました。 それを三日後に再稽古しております。泡はかなり抜けてペティアンですが、香りの要素は変わらず、味わいはより甘く感じられました。 保存後も悪くないんですけど、開けたての方が好印象だった気はします。

点数80点
安ワイン道場 シェフの気まぐれサラダ

料理の1品目はシェフの気まぐれサラダ。 レタス、ブロッコリー、アボカド、フルーツトマト、エビなどが入っております。 今回は特に美味しかったな。師範代ナイス!であります。

C-Val (Creer de la Valeur) Koshu 2023 []
名称C-Val (Créer de la Valeur) Koshu 2023
シボール 甲州 2023
生産者 甲斐ワイナリー
価格(Ao氏から)
購入店

 次のワインは、ベースのAo氏に持参して頂きました。 ラベルに"Powered by NTT Advanced Technology Corporation"と書かれており、同社が開発した技術である逆浸透膜によって濃縮された果汁が使用されているそうです。 きっとフランスじゃ認められない造り方だと思うのですが、 「技術立国日本」ですから、葡萄のポテンシャルの低さを補って美味しくするための技術導入はアリと考えております。

 さてそんなワイン、外観は若い甲州とは思えない、しっかりしたレモン色です。なるほど濃縮されている感じがあります。 香りは、和柑橘の香りがベースで普通に甲州らしい香りですね。こちらは特に濃縮感はありません。 濃縮が一番顕著に現れているのは味わいで、旨味と苦味がしっかりしています。 Ao氏は「甘い」と言ってましたが、糖度を計ると決して甘くは無いですね。でも甘いと感じさせる濃さがありました。

 良く言えば甲州らしからぬしっかりしたボディの、悪く言えばちょっとガチャガチャした感じのワインでした。 少量だと引き締まった感じを与えてポジティブな苦味も、量が増えると雑味っぽく感じられるんですね。 ともあれナイストライだと思います。安ワイン道場は「自然な造りでなくとも美味しければ善」というスタンスです。

点数78点
安ワイン道場 ブルスケッタ

次の料理はブルスケッタ。写真はクリームチーズとスモークサーモンとミニトマトが乗せられていますが、 クリームチーズと奈良漬のバージョンも用意しました。 クリームチーズと奈良漬を合わせるのはこの時の真似っこです。

Macon-Lugny Les Crays 2021 [Joseph Drouhin]
名称Mâcon-Lugny "Les Crays" 2021
マコン・リュニー "レ・クレ" 2021
生産者Joseph Drouhin
ジョセフ・ドルーアン
価格2,886円 (通常価格:3,850円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 次は道場からお出しした白、ブルゴーニュの大手造り手ジョセフ・ドルーアンの畑名付きマコンです。 このワインは、2024年末に亀戸のデゴルジュマンで稽古済みで、かなり好印象でした。 それがたまたまCave de L.NAOTAKAのセットに入っていたわけですが、確実に美味いことが分かっていたので、大舟に乗った気分でお出ししました。

 外観は、濃縮甲州に負けず劣らずなしっかりしたレモン色です。 香りは、やっぱり王道のブルゴーニュですね。桃やリンゴや梨のフルーツ香に加えて、しっかりした蜜の香りを感じます。 味わいもやっぱり横綱相撲ですよ。全体に丸っこくて、雑味の無いクリアな味わいです。

 セットの割り戻し金額である3,000円以下は言うまでも無く、通常価格の3,850円でも十分その価値のあるワインです。 ドルーアンの白、やっぱりハズさないですね~


 白の小瓶保存に関しては、どちらが余ったのか覚えていなかったのですが、香りと味わいからこちらだと同定、決め手は蜜香と苦味でした。 このワインは蜜っぽさバッチリで苦味はほぼ無し、濃縮甲州ではありませんでしたから。 そして、ポテンシャルのあるブルゴーニュはタフですね、今日も美味しく(多分当日より美味しく)頂きました。

点数82点
安ワイン道場 豚肩ロースの幽庵焼き

今回のメインの料理は、師範代謹製の豚肩ロースの幽庵焼き。 オーブンで焼いて自家製のたれに漬け込むわけですが、その焼き時間が難しいらしいんですよ。 豚なので生はダメだし、火を入れ過ぎると固くなるんですね。 今回はちょうど良く柔らかに出来上がっておりました。

安ワイン道場 ローストビーフ

こちらは、Mz氏自身で焼いて持って来てくれたローストビーフ。 ありがたいですね~。ちなみに肉はオーケーで買ったそうです。 上の豚肩ロースもオーケーで買いました。ワインも肉も、買うならオーケーですよ(回し者ではありません)

Pinot Nero Umbria 2015 [La Madeleine]
名称Pinot Nero Umbria 2015
ピノ・ネロ ウンブリア 2015
生産者La Madeleine
ラ・マドレーヌ
価格4,195円 (単品価格:8.800円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 本日メインのワインがこちらです。 ラ・マドレーヌは道場初登場の造り手ですが、リカルド・コタレッラ氏が監修する少量生産の銘柄とのこと。 コタレッラ氏のワインはファレスコで何度か稽古していますが、安くても高品質なワインを造るイメージがあります。 きっとこのワインも大丈夫のはず!と期待を込めてお出ししました。

 色は、ピノ・ノワールとしてはやや濃いめに感じる赤紫色です。 香りを嗅いだ瞬間「オッケーです!」と言いたくなるような華やかさ。 プラムやキイチゴのフルーツ満載な香りに、ほんのりカラメルのような香ばしさを感じます。 味わいも、ピュアな甘味と酸味がギュギュっと凝縮していて、高い満足感を与えてくれます。

 狙い通り、アタリなワインでした。ビールばかり飲んでいるMz氏も「これは美味い!」と大評判でした。 それはそうですよね、元値は9,000円近いワインですからね。 それが半額以下のお値段で入手できたのはラッキーでした。またこのワインがセットに組み込まれたらゲットしましょう。

点数87点
安ワイン道場 カツオのタタキの和風カルパッチョ

次のメニューはカツオのタタキの和風カルパッチョ、道場のスペシャリテです。 本来もっと前に出すべきでしたが、最後の調理(オリーブオイルでニンニクを炒めて上からジャーっと)を担当する師範がうっかり忘れておりました。 カツオのタタキもオーケーで買った冷凍物だったのですが、これはちょっとイマイチでした。初鰹の生を使った方が良さそうです。

Finca Patagonia Single Vineyard Selection Cabernet Sauvignon 2024 [Finca Patagonia]
名称Finca Patagonia "Single Vineyard Selection" Cabernet Sauvignon 2024
フィンカ・パタゴニア "シングル・ヴィンヤード・セレクション" カベルネ・ソーヴィニョン 2024
生産者Finca Patagonia
フィンカ・パタゴニア
価格1,080円
購入店ビック酒販 川崎店

 当初の目論見通り、5本目のワインも開けます。 だいたい皆さん出来上がっているので、こういう局面で出すべき屋「安くてしっかりしたワイン」でしょう。 その観点で選んだのがこちら、ビックカメラで買った赤ワインです。 造り手の名前に「パタゴニア」なんて入っているからアルゼンチン産だと思っていましたが、 よく見たらチリ産なんですね。当然南端の方にあるワイナリーだろうと思って調べたら、チリのほぼ中央部にあるみたい。 なぜパタゴニアなのかはよく分からんです。

 もちろん師範自身も出来上がっちゃっているので、細かいことは覚えておりませんが、 期待通りの色の濃さと味わいのしっかり感があるワインだったと思います。

 このワイン、残った分を小瓶に移して保存しているので後日再確認したいのですが、 同じ見た目の小瓶が2つ(もう1つはコレ)冷蔵庫にあるんですよね。 名前なんて書いていないので、どっちがどっちかわからなくなりそうです。


 このワインも余りましたので小瓶保存して3日後再稽古。思ったよりもイケてない、というか抜栓当初の元気みたいなものがスポイルされた感じはします。 やっぱり保存には赤より白が強そうではありますね。

点数77点
安ワイン道場での宴会

会の後半は、リビングに移って過去の録画なんかを見ながら「昔は若かったねぇ」などと言いつつ盛り上がっておりました。 音楽ってほんと良いですよ、いくつになっても楽しめるし、身体の衰えがスポーツほどには顕著に現れませんから。 なかなか上手くはなりませんけどね。

そんな感じの道場での反省会でございました。

安ワイン道場稽古場でバンドのメンバーと稽古したワイン

安ワイン道場稽古場でバンドのメンバーと稽古したワイン


4日(土)

Marques de Rojinon Macabeo Sauvignon Blanc 2024 [Covinas Coop]
名称Marques de Rojiñon Macabeo Sauvignon Blanc 2024
マルケス・デ・ロヒニョン マカベオ ソーヴィニョン・ブラン 2024
生産者Coviñas Coop
コビニャス・コープ
価格744円 (単品価格:998円)
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 本日の夕食は、真鯛のアラが安かったのでその煮付け、鶏つくね焼き、焼きナス、ブロッコリーのチーズ焼き。 ワインは、1月に買った「オススメの白5本セット」送料込み7,700円が定期購入で6,928円からの最後の1本。 この銘柄の赤、品種はテンプラニーヨとは昨年稽古済みでそこそこ好印象でした。 この白は、品種がマカベオとソーヴィニョン・ブランです。マカベオであまりピンとくるワインに出会ったことが無いんだよな。 見るからに「あたしゃ安ワインでございます」という見た目もあり、警戒しつつ稽古しました。

 色はほぼ無色です。粘性も低くサラッとしています。 香りもほぼ無臭です。頑張ってグイグイ嗅ぐと、乾いた草や和梨のようなか弱い香りがわずかに感じられます。 味わいは、酸味しっかりで甘味は皆無。アルコール度数も低くて11.5%、昨日のジョリーパスタの白同様、水のように飲めてしまいます。

 スペイン産なのに、かなり陰気でストイックなワインです。ある種あまりピンと来ない日本の甲州みたいかも。 敢えてポジティブな点を探すと、ガッツリな和食でもケンカしなかったことです。 たまにはこういう微妙なワインと稽古して、己の閾値をグッと引き下げることも大切ですよね(と負け惜しみ)


 小瓶保存して4日後再稽古。やっぱりこのワインはイケてないですね。 保存の影響もあるのか、やや老成した感じで、ハーフで438円のチリ産ワインにも劣りました。残念!

点数66点

3日(金)

大岡川の花見

週末は天気が悪くなりそうなので花見ラストチャンスの今日、 井土ヶ谷から弘明寺の大岡川沿いに夜桜見物に行って参りました。去年はこの日、毎年同じような行動していますね。 ただ去年と違うのは、長女不参加で3人という点です。

今年は春らしい暖かさで風も無く、絶好の夜桜日和でした。

大岡川の桜

大岡川の花見の良い点は、岸に植えられた桜が川に向かって垂れているので、花が近い点です。 ぼんぼりのピンクに照らされている部分は、実際よりも鮮やかなピンクに見えて、いかにも「花見!」でございます。

Gran Andes Cabernet Sauvignon N.V. [Vina Casa Silva]
名称Gran Andes Cabernet Sauvignon N.V.
グラン・アンデス カベルネ・ソーヴィニョン N.V.
生産者Viña Casa Silva
ビーニャ・カーサ・シルバ
価格283円 (250ml)
購入店セブンイレブン 横浜井土ヶ谷下町店

 もちろん花見の屋台でも生ビールや缶チューハイなんかは売られているわけですが、当然安くないんですよね。 そこで、事前に会場近くのセブンイレブンで調達したワインがこちらです。 セブン・プレミアムのプライベートブランド「アンデス・キーパー」の上級バージョンですかね? 250mlで税込み283円はちょうど良い量、ちょうど良いお値段です。

 色は・・・夜の屋外なので当然わかりません。 香りは、すっぴんなチリカベの香りがします。「グラン」と付いているので樽香が付けてあるかと思いましたが、そういうのは無さそう。 もちろん変にバニラっぽいのよりはこっちのほうが良い気はします。 味わいは、こちらも若いチリカベらしい渋味と硬さ。真面目なワインという感じがします。

 コンビニ銘柄ですから、もっと大衆に寄せた柔らかさや甘さが出る側に寄せてあるかと思いましたが、思いのほか「普通のチリカベ」です。 以前稽古したアンデス・キーパーのカベルネ・ソーヴィニョンとはかなり傾向が違うようです。

点数72点
大岡川の桜とワイン

桜とワイン、エモい写真が撮れたので大きく載せております。 やっていることは「ぬい撮り」をするヤングと変わりませんな。ただ、ワイングラスを持ち歩いている人は見た限り師範以外一人もいませんでしたが。

大岡川の花見 揚げもんじゃ

師範は桜とワインを楽しんでおりましたが、師範代と次女は屋台めしが楽しみなようです。以下が彼女らのチョイスでした。
焼き餅 500円
ベビーカステラ 600円
イカゲソ焼き 500円
揚げもんじゃ(チーズ入り) 700円(写真)
りんご飴 500円

大岡川の花見 揚げもんじゃとワイン

一番ヒットだったのは写真の揚げもんじゃですね。春巻きの皮にもんじゃ的な具を挟んで揚げてあります。 注文してから揚げてくれるのでちょっと時間がかかりますが、屋台で見かけたらお薦めします。

そんな感じの今年の大岡川での夜桜見物でした。来年は次女も社会人、新入社員になる予定なので、家族花見には参加できないでしょうね。 金魚すくいとかをした頃の子供たちをちょっと思い出してしまいました。

ジョリーパスタ 外観

花見の後、軽く食事に向かったのが、昨年の秋にも伺ったジョリーパスタ 戸塚平戸店。 同じゼンショーグループの店「はま寿司」の隣にあります。前回同様、はま寿司の方は待ち行列が出来ておりましたが、こっちはすんなり入れました。

ジョリーパスタ ジョリパ飲み

メニューの中で、師範の心をグッと掴んでくれたのが、こちらの差し込みPOPに書かれていた「夜はジョリパ飲みセット」です。 ドリンク1杯と前菜1品だったら690円(税込 759円)、酒飲みに嬉しいセットです。 そして微妙に財布の紐が緩むプランが組み込まれていて、前菜2品にすると+500円、グラスワインをデキャンタにすると+300円。 そうするとそれなりな支出になっちゃいますが、1,490円(税込 1,639円)で十分満足できると思います。

ジョリーパスタ 白ワイン

というわけで、+300円して白ワイン(デキャンタ) 440mlを頂きました。 メニュー表に銘柄は書かれていないのですが、ちょうど冷蔵ケースが見える位置だったので箱ワインの銘柄を確認したところ、
Corte Federico Bianco
という銘柄みたいです。とってもスッキリ、まるで水を飲んでいるような軽いワインでした。65点です。

ジョリーパスタ ローストビーフ

ジョリパ飲みセットに付けた前菜の1品目がこちら。
ローストビーフ ~スモークバーベキューソース~
メニュー表の写真とはかなり盛りが違うのがご愛敬ですが、パストラミビーフ風で酒の肴にはぴったりでした。

ジョリーパスタ アランチーニ

ジョリパ飲みセットに付けた前菜の2品目がこちら。
アランチーニ&さくさくチーズとガーリックマッシュポテト
アランチーニとは、「リゾットに具材を詰めパン粉をまぶして揚げたイタリアの代表的なライスコロッケ」らしいです。 これは結構手の込んだ料理で美味しゅうございました。

ジョリーパスタ モッツァトマト

単品でパスタも頂いております。
モッツァトマト 979円
「パスタ専門店」を謳うだけあって、ちゃんと美味しいパスタです。特にこのスパゲティはチーズたっぷりで美味しゅうございました。

ジョリーパスタ 岩だことエビの大葉ジェノベーゼ

もう一皿がこちら。
岩だことエビの大葉ジェノベーゼ 1,199円
こちらはちょっとイマイチだったかな?大葉なのにバジルの香りを期待したのがいけなかったかもしれません。

そんな感じの軽いディナー、トータルの会計は3,817円でした。安いっすよね~、今どきこんな値段で食事ができる先進国は他にないんじゃないかと思います。


1日(水)

安ワイン道場 従弟が来訪しての食卓

本日は、師範の従甥であるK君(先週飲んだ従弟のJの息子)が道場に遊びに来るというので、 長女も今日だけ実家に戻って来て5人の食卓。料理は、ミートローフwithブロッコリー、レタスとフルーツトマトと生ハムのサラダ。 ミートローフは師範代の指導を受けて次女が作りました。

Frontera Ice Wild Berries N.V. [Vina Concha y Toro]
名称Frontera Ice Wild Berries N.V.
フロンテラ アイス ワイルド・ベリーズ N.V.
生産者Viña Concha y Toro
ビーニャ・コンチャ・イ・トロ
価格746円
購入店サミット 横浜岡野店

 最初に開けたのは、次女が気になっていたらしいワイン風飲料。 銘柄は安ワイン者ならだれでも知っているフロンテラ、造り手はチリ最大手のコンチャ・イ・トロ。 「なんちゃってワイン」とはいえそれなりに仕上げていると期待して抜栓しました。

 色は、ほんのり、ホントにほんのり薄ピンク。微々炭酸くらいで、グラスの内側に気泡が付くくらいのガス圧です。 香りは、白ワイン+ストロベリー香料の香り。イチゴの香りじゃなくてイチゴ風味の駄菓子の香りですね。 味わいは明確に甘いんですよ。でもまぁこういう飲み物は甘くなくちゃウケませんよね。

 師範的には「こりゃワインじゃ無いよなぁ」だったけど、若い二人には美味しく感じられたそうです。 やっぱりワインの入口はこういうののほうが良いような気がします。 師範も飲み始めは「おたる」とか「源作印」が好きだったんですよ。

点数69点
Terre d'Agala Rosso 2023 [Duca di Salaparuta]
名称Terre d'Agala Rosso 2023
テッレ・ダガラ ロッソ 2023
生産者Duca di Salaparuta
ドゥーカ・ディ・サラパルータ
価格688円 (単品価格:1,151円)
購入店酒類の総合専門店 フェリシティー

 次に開けたのは、次女が『ミートローフのソースに赤ワインを使いたい』とのことだったので、安くてしっかりしてそうな赤をチョイス。 選んだのは、フェリシティの『イタリアの赤ワイン6本セット』からの1本。 買値は余裕で3桁円、そしてシチリア産のネロ・ダーヴォラ主体ならその目的にぴったりでしょう。 もちろん料理には少量しか使わないので残りは飲んじゃいますよ。

 色は、想定通りのしっかりとした濃さ。 香りは、甘くないブルーベリーのような、青さとベリー感が混在した感じ。 味わいは、濃いと言えば濃い、でも青くて固いのね。

 料理用だったらこれで良いけど、飲んでもあまり楽しくないワインです。 次女とK君にもちょっと飲んでもらいましたが、あまり浮かない顔をしておりました。 来週も料理に使うというので、小瓶2本に保存しました。


 小瓶保存した3日後、特に特筆すべき変化はありませんでした。まぁ料理用ですね。

 更に抜栓から1週間後再稽古。 4日後に抜栓して77点を付けたチリ産のカベルネ・ソーヴィニョンと飲み比べましたが、 最初は正直あまり違いが分からなかったですね。師範の評価なんてあてにならんのです。

点数66点
Indomita Late Harvest 2025 [Vina Indomita]
名称Indomita Late Harvest 2025
インドミタ レイト・ハーベスト 2021
生産者Viña Indomita
ビーニャ・インドミタ
価格712円 (500ml, スーパーセールで40% Off (通常価格:1,188円))
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 やっぱり若い人には甘いワインが良いですよ、ということで、「安くておいしい」と定評のあるチリ産、通称『しん』を開けました。 道場でもこの銘柄とは2年半前に2021年産と稽古済み、 品種はゲヴュルツトラミネールとソーヴィニョン・ブランという異色の組み合わせです。

 外観は、白ワインとしては決して薄くは無いんだけど、甘口のワインとしては薄めに感じる軽いライトな黄金色。 香りは、「やっぱりゲヴュルツとソーヴィニョン・ブランの組み合わせはアリだよね」な、甘いライチとパッションフルーツの香り。 味わいは、1本目同様に甘いんだけど、酸味がしっかりしているので、甘ったるくは感じない点がナイスです。

 500mlという食後酒にちょうど良いサイズの甘口ワインがセールで1本712円、こんなんなんぼあってもええですよね。通常価格の1,188円でもアリだと思います。 150mlくらい残ったので、ちびちび稽古していきたいと思います。


 2杯分くらい残ったものをボトルのままセラーに立てて再稽古。 やっぱり甘口ワインはタフですね、抜栓当初の香りも味わいも、なんら変化がない気がします。 酸化防止剤さまさまですわ!

点数79点
安ワイン道場 従弟が来訪しての食卓

食後は、これまた次女が師範代の指導の下に作った季節のベリーのタルト。 「なんちゃってキルフェボン風」ですね。 カスタードがゆるかったから、切り分けると崩れちゃうのはご愛敬でしたが、味は美味しゅうございました。

そんな家庭内宴会でした。また遊びにきてくださいな!>K君