6月です。雨の似合う季節です・・・というわけでベタですが定番のアジサイです。
20年目に入った道場ですが、トップページのアクセス数は最盛期の約700アクセス/日からかなり減って、
最近では約500アクセス/日になっています。
まぁ仕方ないよね。代り映えのしないマンネリ・コンテンツであることに加えて、
最近はSNSのようなPush型のコミュニケーションが主流になって来ているから、
「わざわざ見に行かない」人は増えているよね。
道場でも昨年からTwitter始めて、ちょっとはPush型の要素も取り入れてみたんだけど、
なにぶんTwitterはフォロワー数が少ないんで、あまり意味をなしていません。
こんな時、どういう読者が増えている/減っているか知るには、アクセス・ログを取れば良いんだろうけど、
道場ではそれはやりません。なぜなら、誰が読んでいるか絶対気になると思うんから。
そして、インポーターやショップのサーバーからアクセスがあるとわかると、小心者の師範としては書く内容に多分影響します。
それはやっぱりイカンよね、正直さを失ったらこのサイトの価値は無いよね。
・・・というわけで「安ワイン道場」は誰が読んでいるのか全く分からない状態で、
ある意味「暗闇に向かって石を投げ続ける」がごとき姿勢で今後も続けて参ります。
読者の皆様におかれましては、職場からだろうが官公庁からだろうが、全く気にせず気軽に読み流してください。
名称 | Viña Lastra Airen Joven 2013 ビーニャ・ラストラ アイレン/ホベン 2013 |
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生産者 | Viña Lastra ビーニャ・ラストラ |
価格 | 493円 (単品価格 744円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食の調理担当は師範で、メニューは鯖の塩焼き、イカと野菜のカレー炒め、ササミのチーズフライ(購入惣菜)。
長女から「野菜たっぷりでお願いします」との注文を受けていたので、野菜炒めは馬に喰わすほどの量を作りました。
そして、合わせたワインはスペイン産の白。
「辛口6本セット」からの一本だけど、正直言ってセットの中でこのワインが一番期待していませんでした。
まず、師範はこの「アイレン」という品種に良い印象がありません(「ホベン」は印象自体がありません)。
また、アルコール度数が11.5%と低いのも期待できないポイントの一つです。
さて抜栓。コルクは硬い樹脂製です。グラスに注ぐと、色は非常に薄くてレモン色でも無い薄麦わら色。
アルコール度数の低さを反映してか、とてもサラリとしています。
香りは、いわゆる普通の安ワイン的な、薄っすらリンゴと薄っすらグレープフルーツな香り。
それ以外の複雑さは全くありません。
そしてなによりアレなのが味。「薄っぺら」なワインとはまさにこういうワインのことを言うのだと思います。
数値的には、糖度が5.4と歴代最低値、pHが4.0とこれまた白としては酸の低い値、「薄っぺら」な印象を立証しています。
さすが師範!ってくらい予想通り、イケてなさもハンパないくらい残念な感じのワインでした。
やっぱりこの「アイレン(Airen)」という品種で造られたスペイン産の白がアタリだった試しがないですな。
フランス産で言えばコロンバールとかユニブランとかみたいな、極めて個性に乏しい品種な印象があります。
スペインのメジャーな白品種での序列は、ベルデホ(Verdejo)→マカベオ(Macabeo)→アイレン(Airen)である、
というのが舌で集めた安ワイン者豆知識です。
点数 | 54点 |
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リンク |
究極辛口白ワイン飲み比べ6本セット 4,937円 Viña Lastra Airen Joven 2013 744円 |
本日は、概ね月に一度のバンドの練習日。代々木の音楽練習スタジオを使っているんで、
その後の飲み会もいつも代々木駅界隈。
最近は行く店も固定化していて、土曜の練習だったらお好み焼き屋(先月)、
日曜の練習だったらオヤジ居酒屋(半年前)に行くことが多かったわけだけど、
本日はちょっと新店開拓。まずは「代々木ヴィレッジ」の中にあるビア・テラスに行こうとしたけど、
あいにく貸し切り。そうでなくてもあまりのリア充満載&女子率の高さにひるむような店でした。
「やっぱり赤提灯が下がってないと落ち着かん」ということで、
向かった店はたまりば 代々木本店という焼き鳥屋。代々木駅西口をまっすぐ進んで右に折れたところ、
駅から徒歩5分くらいの場所にあります。
「本店」なんて名前が付いていると大きな店を想像しますが、実際はかなりこぢんまりした焼き鳥屋です。
確か4人掛けのテーブル席が2つにちょっと囲まれた6人掛けテーブル、あとはカウンター。
午後7時前くらいでほぼ満席状態だったけど、幸い6人掛けのテーブルに収まることが出来ました。
料理は、鯵のたたきやフッコの刺身なんかに始まって、
焼き鳥10本盛り合わせなんかを(左写真はそのうちの4本)。
ここの焼き鳥は美味いっすね。概ね1本200円くらいからなので、それなりの値段するわけだけど、
それに見合ったクオリティを感じます。
中でも一番グッと来たのがレバーねぎ油(右写真)。
こりゃ一本の焼き鳥というより普通に一皿の料理として成立してます。
レアに焼き上げられた鶏レバーに、大量の小ネギがかけられゴマ油で味付けされたもので、
リピート注文しようとしたらやっぱり売り切れてました。
他の注文は、
山芋とベーコンの炒め物とかニラ玉とか大根の醤油漬けとか焼きサバとか。
あと最後に焼きそばと焼き飯などなど。
どれもハズレが無く、全体に満足のいく料理の数々でした。
アルコールは、最初生ビール(480円)を3杯ほど。
陶器の器に入れられていて、泡がきめ細かいのは良いんだけど、
スーパードライなのと量が少なめなのがちょっと残念。
その後ハイボールを2杯ほど、そして赤ワイン(500円)をグラスで注文。
メニューには「カベルネ・ソーヴィニョン」と書かれてあって、
確かにニューワールドのカベルネ・ソーヴィニョンらしい味わいだったのは良いんだけど、
残念なのはグラスと量。これだとリピートは無し、ということで相対的にコスト・パフォーマンスの良いハイボールに戻りました。
そんな感じの飲み会で、お会計は4人分トータルで20,000円弱。
とにかく焼き鳥が美味しいので、今後も反省会会場ローテーションに組み込むことが決定された店でありました。
ただ、このキャパだと確実に行きたきゃ予約必須かもですね。
本日は、午前中に次女が通う小学校のオープン・スクール。
師範代はそれに参加後、長女が通う高校の父母懇親会に出かけたので、昼食は次女と二人。
遅ればせながら「冷やし中華、始めました」です。
で、冷やし中華に千切りキュウリってあまり合わなくないっすかね?
彩りが良くなるってんで儀礼的に載せているけど、食感に違和感があるような・・・
塩もみした方が合うような・・・ってもっと細く切れば良いのか。あいにくそのスキルは無いわけですが。
名称 | Gran Pasión Brut N.V. グラン・パシオン ブルット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Josep Masachs ジョセフ・マサックス |
価格 | 754円 (単品価格:948円) |
購入店 | ヴェリタス |
そして夕食メニューは、鶏のいろんな部位のソテー、青梗菜のガーリック炒め、カボチャの煮物。
普通一般のご家庭のお惣菜であります。
こういう料理には万能選手登場、ということでスペイン産のスパークリング(カバ)をチョイス。
先週のモダンなラベルのカバとは打って代わった、
クラシカルなラベルの一本。
この銘柄は、昨年末に稽古しております。
同じように飲んでもつまんないんで、久しぶりにカシス・リキュールを買ってきて一部"なんちゃって"キール・ロワイヤルにして楽しむことにしました。
色は薄めのレモン色、泡立ちもポコポコっとした感じでやや粗め&少なめ。
泡立ちの少なさに起因するのかも知れませんが、香りのボリュームはスパークリングとしては弱めなようです。
香りの雰囲気は、シュッとした柑橘類に銅や鋼のような金属感。カバらしいっちゃらしいけど、ふくよかな感じはありません。
味は、甘味も酸味も感じるけど、特徴としては苦味かな。
半年前に稽古した時より、かなりシャープで険しいように感じます。
というわけで、途中からルジェのカシス・リキュールを割ってキール・ロワイヤル風に。
当然ながら果実っぽさは格段に増します。これぞカシスの香り・・・って当たり前ですが。
味わいに甘味が増すんで、辛口(ブリュット)じゃなくて半甘口(ドゥミ・セック)か甘口((ドゥー)くらいになります。
ただ、元からあった苦味はそのままなんで、優雅な感じまでには至りません。
この手のスパークリングって、ヴィンテージが固定されていないから同じ銘柄を飲んでも内容が同じとは限らない難しさがありますな。
今回の場合、そのまま飲んだら半年前の方が好印象でした。
でも、リカバリー手段としてキール・ロワイヤル風にするのは思いっきりアリです。
これからの季節、安いスパークリングを大量買いして、バリエーション展開のために小瓶のルジェ・カシスを常備しておく、
というのはリスク回避に敏感な安ワイン者必修のスタイルであると勝手に断言します。
点数 | 72点 |
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リンク |
【送料無料】すべて本格シャンパン製法の極上辛口スパークリング 5本セット!≪第104弾≫ 4,299円 Gran Pasión Brut N.V. 948円 |
本日は、学生時代の友人4名(Tk氏、Tt氏、Tn氏、師範)で飲み会。
ちなみに前回飲んだのは一年前です。
今年の場所は、恵比寿駅西口側、恵比寿神社のそばにある黄金屋 隠れ艶(こがねや かくれえん)という、
九州は博多のご当地料理がメインの居酒屋。ま、師範以外の皆さんは福岡出身ですからね。
開始時間は午後7時30分。英国の欧州離脱のあおりを受けて、そっち業界のTk氏が1時間ほど遅刻。
まぁこんな日ですからね・・・と備忘録。そういうの書いておくと後で見返したとき「あぁそんなこともあったな」と思い出すわけですよ。
料理は、焼きトン盛り合わせとか酢モツとか馬刺しとか、本能のおもむくままにいろいろと。
左写真はモツ鍋4人前。ヘタな店のモツ鍋は野菜ばっかりだったりするけど、ここのはちゃんとモツいっぱいでナイスです。
アルコールは、最初生ビールをそれぞれ2杯頂いた後、やっぱりワインを頂きます。
名称 | Ginestet Cabernet Sauvignon Merlot 2014 ジネステ カベルネ・ソーヴィニョン メルロー 2014 |
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生産者 | Ginestet ジネステ |
価格 | (2,800円・税別) |
購入店 | 黄金屋 隠れ艶 |
メニューには、ボトルワインの赤が4種、白が4種、泡が3種。
価格帯的にはどれも10,000円以下ではあるけど、概ね一般的な小売価格の3~4倍という強気の値付けっぽくて、
いまいちグッと来ません。
そんな中、シャンパーニュのランソンが7,000円というのが比較的良心的な価格だったので心を惹かれたけど、
オッサン3人(この時はまだTk氏不在)でシャンパーニュというのもなんだな、ということで却下。
皆さん的には「赤が飲みたい」ということだったので、
一番安いコレか、次に安い米国のジンファンデルに狙いを定め、
『フランスのヘタレな赤か米国の甘い赤、どっちが良い?』と聞いたところフランス優勢。
ということでこのワインをチョイスすることに相成りました。
メニューには「ジネステ ダム ド フランス ルージュ」なんて書いてあったので、
てっきりヴァン・ド・ターブル格付けの赤かと思ったら、実際はACボルドーの赤でした。
色は、いわゆる安ボルドーらしい、青みのある紫色でそれほどの濃さはありません。
香りは良くも悪くも安ボルドーです。トーンの低い果実香に煙たいようなイガラっぽいような香り、
それがそこそこのボリュームで香るので、ヘタレなワインを想像していたこともあり『結構良いじゃんコレ』です。
味もそこそこ良くできています。甘さは無くてストイックな味わいだけど、
九州男児(・・・ってもう「児」じゃないわな)にはウケがよろしいようです。
というわけで、特筆すべきポイントは無いけれど、それなりに楽しめる赤としてよろしいんじゃないでしょうか。
でも、税別2,800円ってことは税込み3,000円、やっぱちょっと高いわな。
2,300円にして欲しいところです。
点数 | 71点 |
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名称 | Ginestet Sauvignon Blanc Semillon 2014 ジネステ ソーヴィニョン・ブラン セミヨン 2014 |
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生産者 | Ginestet ジネステ |
価格 | (2,800円・税別) |
購入店 | 黄金屋 隠れ艶 |
前の赤を飲み干したあたりでTk氏到着。
次なるワインは「さっき赤だったから次は白にすっか」という、
全く計画性の無い選び方で白から選択。
候補としては、お値段的に前の赤と同じ銘柄のこの白か、ルイ・ラトゥールが南仏で造るシャルドネ。
どっちも樽香の無い軽いワインだとは想像がついたわけで、
「どうせ軽いなら」「さっきの赤が結構イケたから」という理由でこちらをチョイス。
ちなみにこのお店、赤も白も同じ形のワイングラスですが、
そこそこの大きさがあってワインごとに変えてくれるので、サービスとしては合格ラインです。
で、このワインの印象はというと、はっきり言って「ハズしたな」です。
まず色が薄い、でもそれは想定の範囲内。
そして香りが弱い。ほぼ無い、ってくらい弱くて、こりゃさすがに楽しくありません。
更に、色も香りもそんな調子なんで、当然ながら味わいもペラッペラ。
ドライなチューハイの炭酸が抜けたような味わいで、なんだか水飲んでるみたいです。
もちろん、赤の後に白を飲んだので余計薄く感じてしまった、というのはあると思います。
それにしてもちょっとコレはなぁ。
複数人で飲んだんで、「なにコレ軽すぎ」笑い話にしながらサクサクっと飲み干しました。
点数 | 63点 |
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名称 | Gnarly Head "Old Vine Zin" Lodi Zinfandel 2012 ナーリー・ヘッド "オールド・ヴァイン・ジン" ローディ・ジンファンデル 2012 |
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生産者 | Delicato Family Vineyards デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ |
価格 | (3,800円・税別) |
購入店 | 黄金屋 隠れ艶 |
そしてまた赤に戻ります。もう順番もヘッタクレもありません。
銘柄は、最初のチョイスで漏れたほうの米国産ジンファンデル。
「甘いのはどうも・・・」という意見も聞こえては来ましたが、
これ以上のヤツだと税込み5,000円以上になっちゃうし、正直そこまで出す魅力のある銘柄でもなさそうだったので、
そういうノイズには耳を貸さずに師範の独断で選ばさせて頂きました。
色は・・・どうだっけね?もうそんなこと覚えちゃいない程度にはアルコールが廻っております。
香りは・・・どうだっけね?なんか甘い感じのベリーっぽい香りと、これまた甘い感じの樽香があったような記憶があります。
そして、味も甘いかというと特段そういうこともなくて、普通にしっかりとした味わいだったような記憶が薄っすらと残っております。
・・・と、記憶はおぼろげながら、結構イケてるワインだったような気がします。
後で改めて調べてみると、市価1,500円~2,000円くらいのワインなのね。
それだったら3,800円はまずまず妥当な値付けだと思われます。
点数 | (75点) |
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そんな感じの一次会。お会計は一人8,000円強・・・って高くね? まぁ確かにワイン3本飲んで、それだけで10,000円以上はかかっているわけだけど、 目計算では一人6,000円くらいかと思ったんだけどなぁ・・・ちょっと高級な店だったのね、ここ。
さて、このメンバーで飲んで、一次会で解散になるはずもなく、当然のごとく二次会へ。 昭和のオッサンたちですから仕方ありません。 次の店を決めているわけでも無かったので、適当に近辺をグルグルっと回ったけど、結構どこも繁盛していて入れなかったりするのね。 そんな中、ちょうど前のお客さんが出たかなんかで入れたのがジャックポット恵比寿というビストロ的な店。 実は昨年のこの会の二次会もココに来ていたりします。
もうそこそこおなか一杯ということもあって、注文したのは生ハムとサラミの盛り合わせと青菜のガーリック炒め(左写真)。 この青菜が美味かったなぁ。 小松菜のようだけど違う菜っ葉が、ガーリックとオイスターソースっぽいものでしっかり味付けされていて、 腹いっぱいな状態での酒の肴には非常に好適な一皿でした。
名称 | Appassiment "Edizione Oro" 2014 アパッシメント "エディツィオーネ・オロ" 2014 |
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生産者 | Casa Vinironia (Botter Carlo) カーサ・ヴィニロニア (ボッター・カルロ) |
価格 | (3,600円・税別) |
購入店 | ジャックポット恵比寿 |
この店のワインリストには赤が6種類(泡や白は見てないのでわかりません)。
どれも3,000円~4,000円という価格帯で、確かほとんどがイタリア産。
あまり見覚えがない銘柄ばかりということもあって、お店の方に「この中からしっかりした赤でお薦めは?」と聞いたと思います。
そうしたら『アパッシメントです!』と力強く即答されたんで、迷わずそいつを注文しました。
そして出されたボトルは、右写真のようにブルゴーニュタイプでローヌなんかにありそうな紋章のエンボスが入っています。
色は、よく覚えちゃいないわけですがかなり濃かったような。
そして香りがナイスです。他のワインで例えると、まるでアマローネのような、干しブドウ的凝縮感が感じられる香りでした。
そして味わいの方も、甘くて渋くてほろ苦い、「しっかりした」という注文にバッチリ応える内容だったように思います。
なるほどこれは「お薦めです!」と言える内容だな、と。
もちろん、ビール2杯ずつ飲んだ後の4人で4本目だから、感覚と記憶の信ぴょう性は著しく低いとは思いますが、
こりゃ美味いねぇ、アタリだったねぇっつって飲んでいたんで、きっと美味かったんだと思います。
そして、帰ってから調べたら昨年2013年産と稽古していたことが判明、
全く忘却の彼方でした。
点数 | (78点) |
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ここでのお会計は、確か5,000円台くらいだったような。
一次会で一人1万円集めて余った分で足りたんで、そんなもんだったはずです。
青菜の炒め物が美味しくて値段も手頃、ナイスな店でありました。
そんな感じでお開きになったのは午後11時すぎ。皆さんお疲れさまでした。
次回はまた来年ですか・・・あ、Tt氏Tn氏んちにはまだ訪問してないから、そこでの宴会も視野に入れましょう。
名称 | Píxide Tempranillo 2013 ピシデ テンプラニーヨ 2013 |
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生産者 | Bodegas Marta & Maté ボデガス・マルタ&マテ |
価格 | 1,017円 (単品価格 1,447円) |
購入店 | 京橋ワイン |
通常水曜は師範が夕食当番なんですが、本日は次女の修学旅行説明会に出席するため師範代が午後半休、
よって師範は食べ役オンリー、調理は師範代。
メニューは、鶏の唐揚げ(モモ肉三枚分)、焼きナス。クリームチーズとトマトとオクラのサラダ。
そんな手のかかるメニューは師範は作りません(師範代も普段の平日だと作りません)
選んだワインは、「パーカー90点以上 6本セット」からの最後の一本。
販売店のサイトによれば、米国では$24(=2,700円くらい)で売られているとのこと。
アルコール度数は14%、これまたパーカーさんが好きそうな濃いぃワインではないかと想像しつつ抜栓。
色は、それほど濃い紫ではないけど向こうは透けない感じで、濁っちゃいないけど透明感は弱めです。
グラスの内側には、強いアルコールを反映してかタラタラと液体が波状に落ちてきます。
香りは、ちょっとツンッとしたプラムを想わせる果実香にスパイスっぽいチリチリ感がプラス。
いかにもモダンなテンプラニーヨって感じの香りです。
味わいは、甘さは確かに感じるもののそれほど顕著ではなく、酸味もどちらかというと控えめ、
柔らかだけど旺盛なのは渋味。
そしてその渋味が、いかにも「安定剤(アカシア)」が使われているワインにありがちな、
『やけに若い』という印象。
舌の両脇がキュッと絞られるような、飲みたい意欲をググッと押し返す味わいです。
結構パワフルなワインで、そもそものポテンシャルの高さは十分感じられるんだけど、
やっぱり「アカシア」という添加物が余計なことしていると思わざるを得ません。
でもこの「アカシア」表記、Webショップだとこの販売店&インポーター以外ではあまり見かけることが無いんで、
実は表示義務は無くて書いてあるのは正直の証、ってことかも知れません。
点数 | 72点 |
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リンク |
すべてパーカー90点以上 6本セット 6,890円 Píxide Tempranillo 2013 1,447円 |
本日は父の日。子供たちからのプレゼントは、缶ビール2缶(よなよなエール、インドの青鬼)と 缶つま3缶(鶏ハツスモーク、いかスモーク、いかのガリシアソース)。 嬉しいねぇ~、よなよなエールとインドの青鬼は、普通に売られている缶ビールの中では一番お気に入りの銘柄です。 ビールは良いよね、子供たちのお小遣い程度(2缶で500円強)でもこういう一流の銘柄が買えるんだから。 ワインだとさすがにそうは行きません。いかに「安ワイン道場師範」と言えども500円のワインをプレゼントされてもあまり嬉しくないわけですわ。
名称 | Fizz Fizz Fizz Brut Blanco N.V. フィズ・フィズ・フィズ ブルット ブランコ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | ??? ??? |
価格 | 795円 (単品価格:999円) |
購入店 | ヴェリタス |
夕食は、ヒラメのカルパッチョ、タコとキュウリと海藻のサラダ、空芯菜の炒め物、
昨日の残りのチキンのレタス巻き、同じくチキンとトマトのサラダと豪華版。
ワインに行く前に缶ビールを2缶(そのうち片方はアルコール度数7%)を頂いているんで、
普通に一本いっちゃうと途中沈没が危ぶまれます。
というわけで、出来るだけアルコール度数の低いものを、という観点で選んだのがコレ、スペインのカバ。
アルコール度数は11.5%です。
この銘柄のワインのロゼとは3年前に稽古済み。
スペインのカバというよりイタリアのスプマンテのようなモダンな雰囲気のボトルに入っています。
色は非常に薄め。レモン色なのか黄金色なのか麦わら色なのかも判らないくらい、食パンの内側部分くらいの色の濃さ。
でも香りは結構イケてます。柑橘類とリンゴのフルーツ香がパーッと広がって、スパークリング・ワインの華やかさがストレートに楽しめます。
味は、まず酸味がしっかりしているのが好印象。
甘味は控えめだけど、結構旨味があるので「酸っぱい」って感じではありません。
シャンパーニュみたいな複雑さは無いけれど、フレッシュ&華やかで、これが1,000円以下ってのは十分にアリです。
そもそもスパークリング・ワインって、そんなに大ハズシはしない印象があるので、
これからの季節、5本で4,000円ちょっとのこのセットは(まだ1本目の稽古ですが)買って損は無いような気がしています。
点数 | 76点 |
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リンク |
【送料無料】すべて本格シャンパン製法の極上辛口スパークリング 5本セット!≪第104弾≫ 4,299円 Fizz Fizz Fizz Brut Classico N.V. 999円 |
本日の夕食は、全てコストコで買ってきたモノだけで構成して、 ローストチキン1羽、チョレギサラダ、チキンシーザーサラダ、コーンパン。 それにしてもコストコはデブ製造工場ですな。 とにかく売られている食料品のサイズがデカい。コーンパンは36個、お値段580円也。 この手のパンを結構いい確率で皆さん買っているのよ。 まぁ余る分は冷凍すりゃ良いんだと思うけど。
名称 | Oxford Landing Estates Viognier 2015 オックスフォード・ランディング エステーツ ヴィオニエ 2014 |
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生産者 | Oxford Landing Estates オックスフォード・ランディング・エステーツ |
価格 | 1,059円 (単品価格 1,598円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
そんな料理に合わせて選んだのが、オーストラリア産のヴィオニエ。
赤でも白でも良さそうなメニューではあったんだけど、昼は30度を超える夏日の一日、
こういう日はビールをキューっと飲んだ後キリッと冷えた白ワインでしょう、ということでコレをチョイス。
6本で5,000円弱の白ワインセットの中からの4本目です。
色はかなり薄めのレモン色だけど、ネットリ感がありグラスの内側に波紋のような模様が出来て、どことなくゴージャスな感じです。
香りは、先週のコノ・スルの同品種とも通じるユリやクチナシの花っぽい香りに加えて、
さらに甘げなピーチっぽいフルーツ香を強く感じます。
口に含むと、見た目から薄っすら感じるゴージャス感が味わいからも伝わってきます。
樽の雰囲気は無いんだけど、ブドウのエキス分が濃いというか、甘味と旨味がとてもしっかり。
ローストチキンのような、やや強めの料理に合わせても全然負けない味わいです。
香りも派手だし、味わいもしっかりなので、ワイン会みたいなシチュエーションではかなりウケるであろうワインです。
ただ、ややサービス過剰というか、一人で飲んでると途中で飲み疲れするというか、次の一杯への壁が現れます。
そして、裏ラベルには「辛口」のところにポジショニングされていますが、
そりゃ違うんじゃないかと思います。今ドキの一般的な白の平均よりかなり甘めに感じますし、
グラフ上もそこにあることを明示しています。
点数 | 73点 |
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リンク |
究極辛口白ワイン飲み比べ6本セット 4,937円 Oxford Landing Estates Viognier 2015 1,598円 |
名称 | Château Mangone 2014 シャトー・マンゴーヌ 2014 |
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生産者 | Ch. Mangone (Dom. de Labarthe) シャトー・マンゴーヌ (ドメーヌ・ド・ラバルト) |
価格 | 755円 (単品価格:1,340円) |
購入店 | ヴェリタス |
本日のワインは、最近買った「すべて金賞受賞ボルドー5本セット」からの一本目。
最近のネットショップでは、ボルドー産の売り文句はこの「金賞受賞」、スペイン産の売り文句は「パーカー高得点」と、
だいたいパターンが固定化されているような気がします。
そしてこの金賞受賞セット、見事に師範は一本も知らないシャトーのもので構成されています。
っつーか、ボルドーの「シャトー」っていったいいくつあるんですかね?
幼稚園の運動会よろしく「出場したみんな金賞」ってわけにもいかないだろうから、
賞を取っていないシャトー含めると膨大な数になるはず。
アレっすかね?同じ造り手がちょこちょこブレンドを変えて、いろんなシャトーを名乗って別銘柄として出しているとか。
あるいはサメの歯の生え変わりみたいに見えている部分(名前)は常に新陳代謝しているとか。
・・・などと妄想しつつ、一本目に選んだのがコレ。サイトの説明によれば、
品種はメルロー75%、 カベルネ・ソーヴィニヨン15%、 カベルネ・フラン10%とのこと。
ちなみに夕食のメニューは馬刺の燻製、インゲンの素揚げ、鶏手羽元の唐揚げ、揚げナスとトマトのサラダです。
色はさすがボルドー、しっかりと濃くて澄んだ紫色。色だけなら格付けボルドーと大差無いと思われます。
香りもいわゆるボルドーだなぁ。暗くて地味な感じのベリー香に、消し炭のような煙たい感じ。
香りのボリュームも結構あって、少なくとも香りに物足りなさはありません。
ところが味がちょっとなぁ。渋味がカチッとしていて、酸味はどちらかというと少なめ、甘味はもっと少なめ。
カタブツだけど地に足が付いていないような、重いと思って持ち上げたら軽石だったような、そんな拍子抜け感があります。
抜栓後時間が経つと、渋味がこなれてきて相対的に酸味や甘味が感じられるようになります。
そういうスロースターターなあたりもボルドーっぽいなぁ、と。
オールド・スタイルのクラシック・ボルドーという感じでしょうか。
値段を考えれば当然アリ、悪くはないけど若干趣味じゃない、というところです。
ボルドーらしいという意味ではこれに賞を与えるのは激しく納得。
金賞受賞ワインって、「悪くない」ワインを探すには使える指標だけど、「お宝」ワインは難しいねぇ
・・・と言いつつこのセットの残りあと4本、お宝発見の夢は捨てません。
点数 | 72点 |
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リンク |
【送料無料】全て金賞ボルドー激旨5本セット≪第107弾≫ 4,299円 Château Mangone 2014 1,340円 |
名称 | Via Rossato "Cosecha Seleccionada" N.V. ビア・ロッサート "コセッチャ・セレクシオナーダ" (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Coop. NTRA. コープ・NTRA |
価格 | 505円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
師範には、激安ワイン(※注)を見ると手を出さずにはいられない性癖がある (ここで言う「性癖」本来の意味で、別に「なんとかフェチ」とかじゃありません)。 そんな嗜好を反映して購入したのがコレ、一本505円、税別だと468円のスペイン産赤。 いやね、頭では判っちゃいるんですよ。安ワインと言えども500円前後は厳しい、と。 でも買っちゃうんだなぁ。 ちなみに道場在庫には2月に買った一本322円(税別298円)なんてのもあります。 こっちはさすがに強敵過ぎて攻めあぐねております。
※注:国内メーカーが輸入ブドウ果汁や輸入ワインを使って作る国産非日本ワインを除く
そんなワインの肴は、師範謹製・・・
と言いつつ丸美屋のタレをを使った回鍋肉、スーパーのお惣菜である鶏のから揚げ、レタスのサラダ、玉子とシイタケの中華スープ。
多少ワインがアレでも気にならない、どちらかというと味付けの濃いメニューです。
さて抜栓。コルクは短いながらも普通にコルク樫を打ち抜いたやつで、液面に触れていた部分も健全です。
色は、この値段のワインとは思えないくらいしっかりと濃い紫色。
エキス分は低そうでサラッとはしてますが、見た目に不満はありません。
香りは、ちょっと残念な感じで、ボリュームはかなり弱め。
ただ、雰囲気は案外悪くなくて、普通に赤ワインらしいベリー系の香りがします。
そして、一番残念だったのが味。濃さが無くて甘さも控えめなんで、
数値(pH4.0)的にはそれほど酸が強いわけじゃなさそうだけど、
かなり酸っぱいワインのように感じます。
最初の一杯くらいは「結構イケてんじゃん」だったけど、
この味わいのバランスが飲み進めるに際して障壁となってしまいます。
居酒屋とか立食パーティなんかで出すんだったらアリだと思うけど、
一人一本はちょっと厳しいワインです。
改めて販売店のサイトを見に行くと、未だ褒めちぎった文章が掲載されているんだけど、
良心の呵責はないんですかね?
点数 | 64点 |
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リンク | Via Rossato "Cosecha Seleccionada" N.V. [Bodegas Campos Reales] 505円 |
名称 | Cono Sur "Bicicleta" Viognier 2015 コノ・スル "ビシクレタ" ヴィオニエ 2015 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 630円 (単品価格 1,170円<送料込>) |
購入店 | Amazon.co.jp (酒のいしかわ) |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、マグロの剥き身、真アジ、チリ産サーモン、玉子焼き、大葉といったところ。
やっぱり寿司は美味いよねぇ、炭水化物摂り過ぎるけど。
そしてワインは、ご存じコノ・スルのヴィオニエを持って来ました。
この銘柄のこの品種とは2010年9月に2009年産と稽古しています。
色は非常に薄め。レモンの果肉みたいな色でオレンジでも緑でもない中間色です。
香りは、ユリやクチナシの花のような甘げな香りが結構なボリュームで感じられます。
やっぱりワインは香りの質と量が大切ですな。このワインに関しては十分合格。
そして味は、甘さが結構はっきりと感じられるけど、酸味は控えめ。
このあたりは好き嫌いの分かれるところだと思うけど、師範的にはもう少し酸があったほうが好きです。
ヴィオニエって難しい品種だと思うんですよ。
安いクラスでも香りは良いんだけど、味わいに酸味が足りなくてボケた印象になりがち。
このワインも幾分その傾向はありますが、それでも1,000円をはるかに切るという値段を考える十分合格ラインです。
やっぱりコノ・スルはたいしたもんだな、と。
そんなこと安ワイン者はみんな知っているだろうから、情報の質としてはあまり意味が無いかもですが。
点数 | 76点 |
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リンク |
コノスル ヴァラエタルシリーズ 10本セット
6,880円 Cono Sur "Bicicleta" Viognier 1,170円<送料込> |
師範代が勤務先からもらってきた300mlの新潟産清酒5本セットもこれが最後の一本(前回飲んだのはコレ)。
銘柄は越後杜氏 純米生貯蔵酒というもの。
内容的には、先日お勉強した名酒の数々と比べると、
やはりフルーティさとか凝縮感が不足している感じで、いわゆる普通酒に近いポジショニングな気はします。
ただ、冷静に考えるとフルーティさを味わいたければ若いワインを飲めばいいわけで、
わざわざ米を使ってフルーティにする意味はなんだろう?と根源的な疑問にぶち当たったりしております。
とはいえ清酒の良いところはちびちびしか飲めない(※)ので長持ちするところですな。
なんだかんだで300ml5本セットを飲んでしまうのに半年かかりました。
※:師範個人の感想です・・・ってかワイン飲まなきゃ当然もっと減りは早いはずです。
名称 | Aglianico del Vulture "Taglio del Tralcio" 2013 アリアニコ・デル・ヴルトゥレ "タグリオ・デル・トラルチオ" 2014 |
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生産者 | Re Manfredi レ・マンフレディ |
価格 | 2,138円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は豚ロース肉のソテー2種(豚テキたれ&レモンソース)、モッツァレラ・トマト、モヤシ炒め。
ワインは赤でしょう、ということで道場的にはちょいと高級、2,000円オーバーのイタリア産赤を。
サイトの宣伝文句によれば、「標高500mに位置する畑からのアリアニコ種100%、手摘み100%、
フランス アリエ産フレンチオークのバリックで6ヶ月熟成&瓶熟成6ヶ月の計12ヶ月熟成(50%が新樽)」
とのこと。期待させてくれるじゃあーりませんか。
色は、しっかりと濃いけど澄んだ感じもある紫色。期待させてくれます。
そして鼻をグラスに近づけると・・・ほとんど香りは届いて来なくて、
若干の赤っぽいフルーツ香もあるけどその横にはカルキのようなケミカル香。
はい、まぎれもなくブショネですね。
でも、飲んでみると意外と美味くて、
香りはヘンテコでも酒質がしっかりしてれば全くNGにはならない、とお勉強。
2,000円もするワインのレベルじゃないけどね。
心情的には「金返せ!」なワインではありますが、ブショネのリスクはコルクを使う以上避けられないからなぁ。
ちなみにこのワインのコルクはDIAM的な細かい集成材を薄いコルクでサンドしたものです。
その薄いコルク部分に真っ黒な凹みアリ。お前か!犯人は!!
っていうかもっと良いコルクorDIAMとかNomacorcとか使ってください。
点数 | (53点) |
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リンク | Aglianico del Vulture "Taglio del Tralcio" 2013 [Re Manfredi] 2,138円 |
名称 | Chablis 2014 シャブリ 2014 |
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生産者 | Roger Sauvestre ロジェ・ソーヴェストル |
価格 | 995円 (単品価格 1,501円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日は、お世話になった叔母の告別式でした。
師範のことを「名前の二文字+ちゃん付け」で呼んでくれる人たちがだんだん少なくなっていきます。
そして、九州在住の師範母や伯母、叔父、従兄を羽田空港まで送っていき、夕食は道場通常モード。
本日のメニューは刺身(カツオの叩き、カンパチ、真鯛)、金目鯛の一夜干し、小松菜と厚揚げの炒め物、フルーツトマトとクリームチーズです。
刺身にはやっぱりシャブリでしょう、ということでセットに入っていたシャブリを頂きます。
色は、シャブリらしいと言えばらしい、緑色っぽさのない枯れた感じの薄麦わら色です。
香りも、いわゆるシャブリらしい感じで、レモンのようなフレッシュな果実香と、
実感としては何と言っていいかわかんなんだけど、多分ミネラルっぽいと言われるようなカチッとした香りを感じます。
これでシャブリらしいシャッキリ系の味わいだとナイスだったわけだけど、
惜しむらくは酸味が弱い。シャブリは酸が無いとつまんないんだよねぇ。
色や香りはとってもシャブリなんだけど、酸味が弱くてかなり拍子抜けします。
ただ。酸味は弱くともプリプリの果実香が無ければ和食との相性面で邪魔はしません。
やっぱり師範は酸味星人なのかなぁ。昨日の清酒飲みでも酸が強い方が好印象だったし。
点数 | 68点 |
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リンク |
究極辛口白ワイン飲み比べ6本セット 4,937円 Chablis 2014 [Roger Sauvestre] 1,501円 |
本日は、友人N氏&O氏と飲み会。
場所は、恵比寿にある雨後晴(あめのちはれ)という清酒に強い店。
先週、イタリア人と飲んだ時、
やっぱり自国の酒に見識があることはとても大切だと痛感したわけです。
だもんで本日は普段の「安ワイン道場師範」的飲酒行動ではなく、
清酒のお勉強モードで臨みます・・・て、
実際はワインいっぱい飲むと更新が大変(先週末のは一日がかり)
って理由もあったりするわけですが。
そしてこのお店の店内は、地下にありますがテラス(ライトコート)があって、
モダン和食というか非常にシュッとした感じの空間です。
個室ではないけれども席の配置もゆったりで、贅沢な感じがします
結果的にお会計時に「確かに贅沢だな」と実感するわけですが。
料理は、だいたい下記のようなものを食べたと思います。
前菜盛り合わせ | |
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刺身盛り合わせ | (左写真) |
穴子と野菜の天ぷら | |
ノドグロ?の一夜干し | |
鶏の柚子胡椒焼き |
美味いっちゃ美味いです。でもお値段もそれなりにします。
そして、非常に残念だったのが料理が出てくるのが遅いこと。
最後の鶏なんて、注文してから冗談抜きで1時間以上待ちました。
そりゃまぁ常連でも上客でも無い我々ですが、さすがに待たされすぎな気がします。
おかげさまで高価な料理をあまりたくさんは注文せずに済みましたが。
飲み物は、最初に生ビールを一杯グイッといったあと、N氏の見立てで下記の清酒を1合ずつ3人で。
(飲んだ順番に左から)
十四代 雄町 中取り純米吟醸 | しっかりしていてなおかつフルーティ。これは美味い。 |
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黒龍 雄町 特吟50 | 前の十四代と比べるとスッキリした感じ。順番が悪かった? |
新政 X-type No.6 大吟醸 | 酸味がしっかりしていてまるでワインのよう・・・って「どのワインよ?」ですが。 |
山本 純米吟醸 Pure Black | 前の新政と似ていてこちらも酸味が心地よい。やっぱ酸味っすよ。 |
澤の花 純米吟醸 夕涼み | 酸味に加えて軽い苦味も。なんとなくグレープフルーツ。 |
鍋島 Summer Moon | しっかりした旨味はあるけど相対的に辛口。あの佐賀でこんな酒が。 |
十四代 本丸 秘伝玉返し | 最初に飲んだ十四代と共通した旨さ。やっぱ十四代は美味い。 |
なるほどなるほど、それぞれに個性を感じます。感じますが、その個性が分布している領域がかなり似た方向に集中していますね。
例えばワインで言えば、同じ造り手のブルゴーニュの畑違いくらいの差かも。
やっぱり清酒が利ける人は尊敬します。師範レベルだと飲み比べりゃ違いは判るけど明日
「これはどれでしょう?」と聞かれても多分判らんね。
でも、十四代はハズさないと思ったな。今度から十四代を飲むことにします・・・って、
そんな簡単に入手できる清酒じゃなさそうですが。
そんなこんなで、三人分トータルのお支払いは26,000円強。
食べた量・飲んだ量を考えると「えぇ!?」ってくらい高く感じるわけですが、
こういうお店だとそれくらいはいっちゃうんでしょうね。勉強になりました。
上記の店を出たのが午後9時頃、
本日師範宅には師範母が来ているので早めに帰るべきではあるところ、
自分から「やっぱもう一軒行きましょ」と言い出しちゃいました。
どうしても不完全燃焼だったわけですわ。
そして、N氏の「恵比寿横丁という面白いところがある」というのでそこにゴー。
要するに細長い屋台村的な店舗の集合体で、恐ろしく活気があります。
中にはワインバー的な店もあったけどあいにく満席、たまたまその隣のビストロ ママン
という店の席が空いていたので(他はほぼ満席)、そこに入店しました。
店内?は左写真みたいな感じで、とてもカジュアルで気さくな雰囲気です。
頼んだ料理は、自家製ピクルスとレバーのパテ(バゲット付)。
ピクルスはかなり酸が効いていて酒飲み向きでした。
そして、やっぱりワインも飲んじゃうわけです。
名称 | Pinot Noir "Cuvée Vieilles Vignes" 2014 ピノ・ノワール "キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ" 2014 |
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生産者 | Raoul Clerget ラウル・クレルジェ |
価格 | (4,000円) |
購入店 | ビストロ ママン |
ワインリストには赤白それぞれ10本くらいあったかな?ちゃんと覚えてなくてスミマセン。
というのも、師範の場合は安い上の方しか見ないから、下の方に何が書かれているのか目に入らんのです。
そして、師範的に迷ったのがボトル3,800円のスペイン産モナストレルと、
ボトル4,000円のフランスはコルシカ島産ピノ・ノワール。
結果、なんとなくこっちを選んじゃいました。
ちなみに3,800円が最安値でした。思いっきりカジュアルな店構えですが、ワインのお値段はそれほどカジュアルではありません。
色はかなり薄めの赤紫色です。
コルシカ島って、フランスとしちゃ最も南にあると思うんだけど、こんな北のピノ・ノワールみたいな色にもなるんですな。
香りは、ピノ・ノワールらしいと言えばらしい、ケモノっぽさをメインに感じます。
そして味が軽い。かなり残念なくらいに軽い味わい。
一人で1本ならまだ挽回の余地がありますが、3人で1本だと物足りなさ大全開です。
ボトルを見たとき「見たことあるラベルだなぁ」と思って帰宅後調べたら、
やはり8年前に稽古していました。
その時書いている印象とは全くことなるワインになっていますが、
いずれにしても師範の琴線には触れないワインだったようです。
点数 | 67点 |
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そんな感じでお値段5,000円ちょっとでサクッと二軒目をこなして10時頃に解散。お疲れさまでした。 また強引に機会を作って飲みましょ>N氏&O氏
名称 | La Duna 2012 ラ・ドゥーナ 2012 |
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生産者 | Vega Moragona ベガ・モラゴナ |
価格 | 972円 (単品価格 1,382円) |
購入店 | 京橋ワイン |
今週月曜火曜は久しぶりに二日連続の休肝日をとりました。
そこで週末の激しい肝臓負担を一気にリセット・・・出来てれば良いな。
ま、体調的にはなんら不具合は無いので、多少飲む日が増えても影響の無い、働き者な肝臓を雇っていると考えております。
そして本日の夕食当番は師範で、献立はピーマンの肉詰め(詰めるのは出来合いのハンバーグのタネ)、トマトと新玉ネギのマリネ風サラダ、
クラムチャウダー(byキャンベル)+Additionalジャガイモ。
出来合いのモノをこっそり忍ばせてますが、それくらいの手抜きは許して頂きましょう。
そんな料理に合わせて選んだのがこのスペイン産。「パーカー90点以上セット」に入っていたものです。
"Ribera del Júcar"というD.O.は初めてみました。
場所はカスティーヤ・ラ・マンチャ州にあるようです。
色はすごーく濃いです。全然透けません。透け度合はセクシーさのかけらもありません。
香りは、鼻を近づけるとブワッと来るくらいボリュームがあります。
内容も、コーヒー豆ありブルーベリージャムありシップ薬あり、若くて濃くて力の入ったワインそのまんまな香りです。
味は、口に含んだ瞬間は甘味を感じますが、後半は旺盛な渋味に口腔全体が支配されます。
アルコール度数も14%と高め、スイスイとは飲めないワインです。
パーカー氏のように『ワインは濃くてナンボ』な方には激しくウケるワインだと思いますが、
日本の日常の食卓に合わせるにはちょっとハードルが高い感じです。
ただ、値段とパフォーマンスを考えると買って損はありません。
師範みたく一晩に一本飲み干そうと思わなければ、結構楽しめるワインな気もします。
点数 | 74点 |
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リンク |
すべてパーカー90点以上 6本セット 6,890円 La Duna 2012 1,382円 |
名称 | Le Grotte Reggiano Lambrusco Rosso Secco N.V. レ・グロッテ レッジアーノ ランブルスコ ロッソ・セッコ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Le Grotte レ・グロッテ |
価格 | 753円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日は、午前中は熊本に帰る師範母を空港まで送って行って、
夕方はお疲れの師範代に代わって師範が夕食準備。
それ以外はずーっと昨日のワインとの稽古日誌を書いておりました。
一日に13種類も飲んじゃうとこれが大変。
こういうのがあるから試飲会的なイベントに参加するのは腰が重い師範であります。
そして、師範が用意した本日の夕食メニューは、豚の冷しゃぶwithもやし、
焼きナス、冷やしトマト。
ワインは赤でも白でも良さそうですが、
昨日の今日でちょっと肝臓さんもお疲れな感じだったんで、
アルコール度数低くて(11%)赤でも白でも無さそうなランブルスコをチョイスしました。
色は、疑う余地のない赤ワインカラーというか、普通の赤よりも濃いくらいの紫色。
フルート型のグラスに入れても向こうは透けません。
泡立ちのキメは細かいものの、泡のボリュームはとっても少な目です。
そして香りのボリュームも控えめ。こちらも赤ワインっぽい、それも若い南仏産のような荒っぽい香り。
味は、チリチリとした炭酸は感じるけど酸味自体はそれほど強くなく、
ほんのり甘い感じと赤ワインらしい渋味を感じます。
ランブルスコって、もっと軽い感じの微発泡かと思ってたけど、これはかなり赤に近いバランス、
というか普通に赤ワイン作ったら二次発酵が終わってなくて炭酸入っちゃった、って感じです。
豪州産にある赤の泡が近いかな?
師範的には渋味と炭酸のチリチリは相性が良くないように思われるので、
あまり得意な系ではありません。
点数 | 69点 |
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リンク | Le Grotte Reggiano Lambrusco Rosso Secco N.V. 753円 |
本日は、サントリーさんにお誘い頂いて、日本ワインMATSURI祭に参加することになりました。
参加っつったってただ飲むだけですけどね。
そして、イクサ?の前に腹ごしらえ、
ということで京橋にあるLAVAROCK(ラヴァロック)というダイニングバーでのランチにお招き頂きました。
いやー、サントリーさんにはいつも大変お世話になっておりやす。
ちなみに今回の参加者は、サントリーさんから3名、グルメブロガーな下記5名の方々と非グルメ道場主の師範であります。
わくわくするワイン、ときどきお酒 まみさん |
プチプラワイン日記 らむろうさん |
まいにち、エシェ蔵! エシェ蔵さん |
ワインヲタ入門生のチラシの裏 ぱんだしゅりけんさん |
ワインと絵画がある生活 busukaさん |
ランチのメニューは以下でした。
ビーフポテトとスモークサーモンのサラダ | |
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ミネストローネ | |
アンガスビーフのサーロイングリル | (左写真) |
フルーツとアイスのデザート | |
コーヒー |
メインは、魚(イサキ)か肉かが選べました。
師範の選択は「肉」です。師範以外で肉を選んだのがエシェ蔵さんとサントリーの美人マーケッターCさん。
なんとなく肉食系な感じ・・・かも。
閑話休題、このステーキはアメリカのビーフらしい、脂少なめでヘルシーな感じ。
師範はステーキの場合はこういうのが好きです。赤身の方がワインに合わせやすい気もします
(脂が多いとビールが合うイメージ)
飲み物は、まずサントリー マスターズドリームを一杯頂いた後、
↓のワインを頂きました。
名称 | サントリー ジャパンプレミアム 甲州 2014 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル |
価格 | (4,500円/ボトル) |
購入店 | ラヴァロック |
ここのワインリストには、グラスでも頂けるワインが泡2種/白5種/赤5種/デザート1種、お値段はグラスが800円、ボトルが4,500円。
ボトルのみでの提供が泡3種/白5種/赤6種。産地は世界中からいろいろと、という感じです。
そんなリストの中から、『今回のテイスティングの基準に』ということで出して頂いたのがコレ、
サントリーのジャパンプレミアムシリーズの甲州であります。
色は非常に薄めです。
甲州種って、やや薄紫色がかった果皮だと思うけど、ワインにはそういう色は見て取れません。
香りはとてもスッキリ系。レモンやグレープフルーツみたいな甘くない系の柑橘類の香りがあります。
味も、香りの印象そのままのスッキリした感じ。
たっぷりの酸味と軽い苦味があって、グレープフルーツ的な味わいのバランスです。
よろしいんじゃないでしょうか・・・って「エラそうに」ではありますが。
なるほどこれから日本ワインをいろいろ飲むにあたり、
前もってこういう標準的なワインをきちんと口にしておく、というのは正解だった気がします。
点数 | (75点) |
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名称 | Viña Maipo "Vitral" Syrah 2015 ビーニャ・マイポ "ヴィトラル" シラー 2015 |
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生産者 | Viña Maipo ビーニャ・マイポ |
価格 | (800円/グラス) |
購入店 | ラヴァロック |
メインが肉料理だったので・・・ということをエシェ蔵さん一緒に言い訳にして、このワインをグラスで追加注文。
5種類あったグラス赤の選択肢の中からコレを選んだのは、単に「濃そうだったから」。
グラスでの注文だからね、じっくり時間を持たせたきゃ濃いのを頂く、ってのが安ワイン者の定石であります。
色は、外光の入る明るい店内でもグラスの向こうは透けないくらいに濃い色合いです。
香りは、南米産の力の入ったシラーに対する期待通りの、
ブルーベリー的な濃い果実香にチョコレートっぽい甘香ばしさを感じます。
味も期待通り濃いです。これを一人で一本飲むとするとかなりの気合が必要そうですが、
グラスワインの選択肢としてはバッチリだと思われます。
よろしいんじゃないでしょうか・・・ってまたまた「上から目線」ですが。
本番に移る前のこのお店で既に生ビール1杯に白ワイン2杯、そしてこの赤が1杯。十分過ぎるくらいに慣らし運転完了です。
点数 | (76点) |
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おなかに食べ物もアルコールも入れて、いざ「日本ワインMATSURI祭」の会場であるららぽーと豊洲横の広場まで移動します。
今年は、『北は北海道から南は九州まで、全国の日本のワイナリーが一堂に集結致します。
是非この機会に、青空の下、日本全国各地の10,000本の日本ワインを楽しんでみて下さい。』
とのことで、58のブース+熊本大分応援ブースで計59の造り手からそれぞれ2~8種類、
トータル200種以上のワインが並んでおりました。
当然全部を頂くことは不可能なんで、師範は下記のミッションを胸に集中稽古に臨んで参りました。
・馴染みのある品種で、白はシャルドネ/赤はメルローを中心に |
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・できるだけ安いヤツ(チケット5枚=500円以下) |
名称 | 安心院スパークリングワイン N.V. |
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生産者 | 三和酒類 安心院葡萄酒工房 |
価格 | (700円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
まず最初は泡からでしょう、ってことで「飲んで応援」、大分産のスパークリングを選びました。
いきなりチケット7枚(=700円)で、上記のミッションを軽やかに無視しておりますが、飲みたかったんだから仕方ありません。
ちなみに品種はシャルドネとのことなので、そっちはルールに準じております。
色はきちんとレモン色が見て取れて、泡もきめ細かく大量、少なくとも外観に「なんちゃって感」はありません。
香りも、柑橘類的なフルーツ香に加えてイーストっぽい香りもあって、「シャンパーニュです」と言われれば信じそうです。
味わいはかなり酸味がしっかり。ややシャープな印象ではあるけど、そういうシャンパーニュもあるよね、ってくらいのバランスです。
いやー、これは本格派のスパークリングでした。
親会社が「いいちこ」の三和酒類なので、十分なコストをかけて造られているのだろう、
というのが某大手酒造メーカー(ってバレバレですが)の中の人のご意見でした。
それと、既定の60mlの線を大きく超えてなみなみと入れてくれたのもポイント高いです。
点数 | (80点) |
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名称 | 月山山麓 シャルドネ 2013 |
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生産者 | 月山トラヤワイナリー |
価格 | (300円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
泡を頂いてひと心地ついたら、師範の今回のミッションである「日本ワインの安いシャルドネってどうよ?」を解きほぐして参ります。
まずリストを見てチケット3枚で頂けるシャルドネとして一番最初に目についたのが、
この山形県の「月山トラヤワイナリー」というところのものであります。
色はかなり薄め。写真だとしっかりと色が着いているように見えますが、それはボトル自体の色です。
香りも弱め。なんとなく清酒っぽいというか、酵母の香りが残っているような感じです。
味は、酸味は中程度で甘さはほとんどありません。
でも、シャープな感じはあまり受けなくて、どちらかというとユルい感じです。
うーん、これはちょっとハズしたかな、です。
少なくとも、グラス1杯で楽しむには難しいワインです。
もっとキーンと冷やしてボトル1本だと違う側面を見ることができるのかも知れませんが、
こういう試飲会的なシチュエーションだとイマイチ感は拭えません。
点数 | (64点) |
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名称 | TOMOÉ シャルドネ・リザーブ 2013 |
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生産者 | 広島三次ワイナリー |
価格 | (400円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
会場まで移動の道すがら、ぱんだしゅりけんさんに『広島の三次ワイナリーは良いですよ。特にワイナリーへの交通の便が良いです。』
との評判を聞いておりました。
人サマのお薦めには素直に従うなだらかな性格の師範ですから、当然チョイスさせて頂きました。
お値段はチケット4枚なので、前の山形産より若干お高くなっております。
色は、前の山形産と比べると明らかに濃くしっかりした、黄金糖を薄めたような色合いが見て取れます。
そして香りにビックリです。「これってムルソーですか?」な感じの、
まるでブルゴーニュ的な樽の効かせ方と蜜香があります。
そして味わいのバランスもブルゴーニュっぽいんだよなぁ。
甘すぎないけど甘味を感じて、グラス一杯でも十分にクオリティが伝わってきます。
これはアタリです。いったいお幾らするワインなのか帰ってから調べたところ、
なんと1本2,000円とのこと。
一般にお値段お高めな日本ワインにあって、この内容でこの値段は明らかに出色です。
日本ワイン応援とかを抜きにしても、買って損は無いワインだと思います。
点数 | (82点) |
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名称 | 志太 シャルドネ 安曇野志太農場 2014 |
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生産者 | 志太 中伊豆ワイナリー |
価格 | (500円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
旅行で中伊豆あたりをドライブしていると、この「志太ワイナリー」という看板がよく目に入ります。
ワイナリー自体には一度も行ったことはありませんが、いつも気になっております。
というわけで、日本ワインのシャルドネ集中稽古の最後に選ばせて頂いたのがコレです。
お値段はチケット5枚、前の広島産より更にグレードアップしております。
ちなみにワイナリーは中伊豆にありますが、ブドウは長野県の安曇野産とのことです。
色は、前の広島産よりは薄めですが、その前の山形産よりは濃い感じです。
同じ日本のシャルドネでも結構差があるもんです。
香りは、広島のと比べちゃうとやや大人しく感じますが、それでもちゃんとシャルドネらしい蜜入りリンゴっぽい香りは感じます。
味わいのバランスも酸味と甘味がちょうど良くて、一本飲むならこっちかもです。
そして、これを書いている時に「なんかラベルに見覚えがあるなぁ」と思ったら、
実はかなり以前に稽古しておりました。
その時のコメントを読み返してみても、かなり共通部分があるようです。
造りが安定している、ということですかね。
点数 | (78点) |
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名称 | Ste.Neige Excellence かみのやま メルロー N.V. |
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生産者 | サントネージュワイン |
価格 | (300円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
赤はメルロー種と集中稽古していくつもりでした。
なぜなら、やっぱり普段から馴染みのある品種の方が立ち位置を定めやすいからね。
ところが、意外と無いのよ、安いメルローは。
マスカット・ベーリーAはいろいろとあるんだけどね。
そんな中から赤の最初に選んだのがコレ、今回参加されているワイナリーの中では比較的大手、
サントネージュが山形で造るメルロー。必要なチケットは3枚であります。
色はかなり薄め。ピノ・ノワールに近いような、明るめの紫色です。
香りは、やや青臭いというか野菜っぽいというか、
南仏の若いカベルネなんかにありそうな雰囲気です。
味は、渋味がかなり控えめで軽い感じ。良く言えば軽快、悪く言えば薄っぺらな味わいです。
やっぱり日本のワインの赤ってこうなるよなぁ、という感じです。
昼に稽古したチリ産のシラーとは全く別物、
どちらかというと白に合わせるような料理が合いそうな赤でした。
点数 | (68点) |
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名称 | 穂坂収穫 メルロー&ベリーA 2014 |
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生産者 | 本坊酒造(山梨マルスワイナリー) |
価格 | (300円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
前述したように、メルローの(チケット5枚以下の)安いワインってのはほとんど無いのね。
だもんで若干方針変更して「ベーリーAが入ってても良し」として選んだのがコレ、
山梨のメルローとベーリーAが使われたワインです。
リストに「仏産樫樽で熟成させた」など書かれていたのも、コレを選んだ理由の一つであります。
色は、前の山形産メルローと大きな違いはなく、やはり薄い感じの紫色です。
ところが香りはちょっと違って、わずかながら樽香を感じるのと、2種のブドウが使われているためか複雑さもあります。
味は・・・どうだったっけかね?あまり覚えてませんが、やはり軽めの味わいではあったようです。
やっぱり日本ワインの場合は、単品種で攻めるよりいくつか混ぜてバランスを取った方が良いのかも知れません。
あるいは、ベーリーAの方が日本の風土に合っているのかな?
そういうことを考えながら飲むのも、こういう場の楽しみの一つであります。
点数 | (73点) |
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名称 | カンティーナ・ジーオセット ヴィーノ・ロッソ 2013 |
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生産者 | セトワイナリー(カンティーナ・ジーオセット) |
価格 | (500円/グラス) |
購入店 | 日本ワインMATSURI祭 |
事前にサントリーさんから頂いたチケットが30枚で、残りのチケットが5枚。
きっかり使ってしまいたいと考えていたんで、チケット5枚の選択肢の中から選んだのが、
新潟産のカベルネ・ソーヴィニョンが使われたこのワイン。
造り手は、広告会社を脱サラしてカーブドッチでワイン造りを経験した方が最近始められたワイナリーとのこと。
せっかくなんでこういう普段は見ない造り手さんのワインも良いかな、と考えたわけです。
色は、カベルネ・ソーヴィニョンとしてはやはりやや薄めに感じました。
香りも、いわゆるカベルネっぽさを想像するとちょっと違って、ハーブのような雰囲気を強めに感じます。
味は、ちょっとピリッとした要素があって、いわゆる「スパイシーな」と言われるような感じでしょうか?
とても興味深いカベルネ・ソーヴィニョンではありますが、
後でお値段を調べたら、一本3,000円弱するみたい。
面白さにそれだけ支払うのはちょっとなぁ。
とはいえワイナリーも若いけど樹齢も若いようなので、これから凝縮感のあるワインが造られていくのかも知れません。
点数 | (72点) |
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サントリーさんには、左写真みたいにレジャーシートとおつまみ(チーズ、ナッツ等)を用意して頂いております。
いやー、至れり尽くせりのご接待、ありがたい話であります。
そして、サントリーの中の人、高谷さんも仕事そっちのけで我々の相手をして下さっていました。
いい会社ですな、サントリー。なにより(お祭りの応援とはいえ)酒飲みながら仕事して良い、ってのが素晴らしい。
そして中の人はワイン祭りなのにビールばっか飲んでいるというのも目からウロコです。
で、結果的にサントリーさんのワインはうっかり一種類も稽古していない、
というのは内緒にして頂きとうございます。
名称 | ますかっとベーリーA "Y cube" 2013 |
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生産者 | ダイヤモンド酒造 |
価格 | |
購入店 | busukaさんからの差し入れ |
手持ちのチケットが無くなったんで、買い足そうかどうか迷っていたところ、
参加者の一人busukaさんからこのワインを差し入れして頂きました。
ありがたい話であります・・・って何度も書いてますがやっぱりありがたい話です。
ちなみにこのワインの造り手「ダイヤモンド酒造」は今回のワイン祭りには参加されていません。
なんか日本のワイナリーでもいろいろ流派というか派閥というか、そういうのもあるとかないとか。
さてこの赤ですが、まず色がこれまでの赤と明らかに違っていて、かなり濃い色合いを呈しています。
香りは、やっぱり感じるココナッツ香。師範の頭の中でマスカット・ベーリーAの特徴的な香りとしてインプットされました。
味は、若干甘みがあってしっかり感もあります。
同じ日本の赤ワインでもこうも違うのか、って感じです。
不躾ながらお値段をお聞きしたところ、3,000円以下とのこと。ちょっとビックリです。
これを飲ませて頂いたおかけで、「道場稽古範囲価格で買える赤の日本ワインは薄い」と誤って認識することが避けられました。
こんなしっかりしたのもあるのね。
セニエされているのかも知れませんが、やっぱり赤はこれくらい濃さがあった方が美味しく感じます。
点数 | (80点) |
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名称 | Promis 2013 プロミス 2013 |
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生産者 | Ca'Marcanda (Gaja) カ・マルカンダ (ガヤ) |
価格 | |
購入店 | エシェ蔵さんからの差し入れ |
良い感じに酔っぱらったし、そろそろどうするかなと身の振り方を考えていた頃、
「あれ?こんな日本ワインあったっけ?」なワインが登場。
実はこのワイン、会場横のららぽーと豊洲の中にあるカルディでエシェ蔵さんが調達して差し入れて下さったもの。
そういうことがサラリと出来るのが「男前」ってもんでありますな。
師範は飲んでばっかり、根っからの貧乏性であります。
で、ワインはというと、いかにもスーパー・トスカーナな感じで、
ボルドーの重厚感とイタリアの人懐っこさを併せ持っていて・・・
などということを今半分くらい捏造しております。
「美味しかった」ということはきっちり覚えておりますが、
どんなワインだったかまではさすがに忘却の彼方・・・というか最初のビールに始まって、
このワインで11種12杯目、そりゃ覚えてろって方が無理であります。
ともあれお御馳走になりました>エシェ蔵さん。
そのうち師範もオトナになって、
こんな高級品は無理だとしても700円くらいのワインをスッと差し入れられるくらいのフトコロの深さを持てるようになりたいものです。
点数 | (??点) |
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名称 | Clarendelle (Rouge) 2011 クラレンドル (赤) 2011 |
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生産者 | Clarence Dillon Wines (Haut-Brion) クラレンス・ディロン・ワインズ (オー・ブリオン) |
価格 | |
購入店 | どなたかからの差し入れ |
日本ワインとは関係の無い、参加者が近場で調達したワインは更に続きます。
このワインに関しては、もはや誰に買ってきて頂いたのかすら確認出来ておりません。
どなたかは存じ上げませんが、ありがたい話であります。
実はこの銘柄とは2年前に2006年産と稽古しております。
シャトー・オーブリオン/ラ・ミッション・オーブリオンの所有者が造る秘蔵の・・・というワインですな。
で、前のイタリア産ですら内容は覚えていないのに、
さらに後のこのワインを覚えているはずもないわけですが、
ただ、「飲んだ」という事実は覚えています。
いやー、アルコールって怖いですねぇ。飲酒運転絶対反対!であります。
ちなみに、2年前に稽古した時のヴィンテージが2006年産でこれが2011年産。
造る年と造らない年があるんですかね?
そういうのって、余裕のある造り手にしか無理だろうなぁ、
小規模な造り手が多い日本のワイナリーでは難しかろうなぁ、などと考えておりました。
点数 | (??点) |
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名称 | Bourgogne Pinot Noir 2014 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014 |
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生産者 | Matthieu ROUX マシュー・ルー |
価格 | |
購入店 | どなたかからの差し入れ |
・・・と、この期に及んでのブルゴーニュであります。 もうこのワインに至っては飲んだことさえ覚えておりません。 ただ、そういう状態でもキッチリ写真だけは撮っているあたり、師範としての責務を全うしたいという心がけは持っていたようであります。 きちんと撮影されていた裏ラベルの写真を見ると、インポーターはオーバーシーズですから、 これもどなたかがカルディで調達して来られたものでしょう。 こういう時に差し入れをするような機転は全く利かない師範でありますが、 せめて書記係としてくらいお役に立てれば・・・ということで、 全く感想にはなっておりませんがここに掲載させて頂いた次第でございます。南無南無チーン。
点数 | (??点) |
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一応、現場でお開きになったのは午後6時過ぎ・・・と写真に記録された撮影時間が物語っております。
そのくらいの時間になると多少おなかも空くわけで、
サントリーさんから2名&参加者から4名の勇士有志6名で夕食を食べることに。
向かったのは、東京駅を出てすぐのビル1階にあるMaster's Dream Houseという、
サントリーさんのプレミアム・ビールであるマスターズドリームを前面に押し出された店。
この店、以前「RCタバーン」という名前だった時は訪問したことがあります。
どうやら系列店のようです。
そして飲み物は、サントリーのプレミアム・ビール3種の飲み比べセットなんかを頼んでおりました。 これは確かに記憶しております。 っていうか、この期に及んで「飲み比べ」て。 判るわけないじゃん・・・と後から思うわけですが、案外現場では「結構違うねぇ」などと言っていたような。
で、何を食べたか・・・何を食べたんでしょうね?
写真には左のようなバーニャカウダなんかが撮られていましたが、ほとんど記憶にございません。
そんな感じの飲み会でありました。Cさんはじめサントリーの皆様には大変お世話になりました。
また、常から口の悪い師範ですから、特に隣に座られたまみさん&らむろうさんに対して失礼な言動があったかも知れません。
なにとぞ「酔っぱらいの戯言」ということでご勘弁を・・・ってかみんな酔っぱらってたんで覚えちゃいないっすね。ケセラセラ~。
名称 | Bourgogne 2008 ブルゴーニュ 2008 |
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生産者 | Dom. Rene Leclerc ドメーヌ・ルネ・ルクレール |
価格 | 2,570円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食のお料理当番は師範。
献立は、人参と新玉ねぎのフライの揚げ物。チキンカツと豚ヒレカツは早めに帰ってきた師範代にお任せしました。
あとはトマトとレタスのスープに、キャベツの千切り。要するに揚げ物中心のメニューです。
そしてワインは、自宅稽古としては久しぶりにブルゴーニュの赤を。
この銘柄、ルネ・ルクレールのACブルゴーニュと最後に稽古したのは15年前の1997年産。
当時はまだ1,000円台だったので25%強の値上がり。
2001年の円ドル相場は今とはそんな変わりはなかった(1ドル114円~131円)ので、
バックビンテージということを考慮してもやっぱりブルゴーニュ全体に値上がりしているのだと思われます。
色は、そこそこ年月を経たブルゴーニュらしい、エッジにレンガ色が見て取れる赤紫。
香りも、良くも悪くも想像通りというか、ケモノっぽい妖艶な香りに加えて、焦がした砂糖のような香ばしさ、
それに気持ち奈良漬っぽくなったフルーツ香が感じられます。
味は、渋味は十分にこなれていてしっかりした酸味と薄っすらとした甘味が感じられる、
いかにもプチ熟成ブルゴーニュらしい味わいです。
トータルの印象としては、正直小物であることは否めないんだけど、
ブルゴーニュ偏愛者としてはこれはこれで嬉しかったりするわけです。
濃さとか満足感といった観点では、
これが2,500円だと思うと「金返せ」な人も多いと思うんだけど、
師範的にはアリです。
点数 | 74点 |
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リンク | Bourgogne 2008 [Dom. Rene Leclerc] 2,570円 |
本日は師範代の勤務先が創業記念日で社休日。だもんで師範もお休みを取って、久しぶりに夫婦水入らずで寿司を食べに。 場所は、上大岡から磯子側へ結構行った住宅街の中にある鮨 割烹 鹿島。 前回の訪問が昨年10月なので、約半年ぶりの訪問です。
注文は、まず平日昼間限定、3,500円の昼懐石のコースから。 それの握りまでの内容が以下。
北寄貝のヒモとグリーンピースを寄せたもの | |
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冬瓜とカニのすり流し | |
お造り(石垣島産本マグロ、キスの昆布〆、数の子) | (左写真) |
揚げだし賀茂ナス | |
釣りキスの天ぷら | (下写真) |
お造りにしろ天ぷらにしろ、今回はキスが美味いなぁと思ったら、
それもそのはず大将が前日東京湾で釣って来たものとのこと。
天ぷらなんて、「これって鯵ですか?」ってくらい身が厚くて食べごたえがあります。
こういう、普通じゃ食べられないものにありつける店ってのはうれしいですな。
そして、昼懐石に含まれている握りが下記でした(下写真の並び順で)。
鮎の酢〆 | 真アジ | マグロ赤身 |
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赤貝のヒモ | ホワイトタイガーと鉄火巻き | 中トロと玉子焼き |
更に、下記の握りを追加で。
ダルマイカ | ハタ | ハタ(追加) |
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飲み物は、まずヱビス中瓶を頂いて、その後は清酒へ。
まず一本目は「すっきりとした酸を感じるお酒を」とお願いして出されたのがコレ。
加賀鳶 純米大吟醸 (右写真)
確かに注文通り淡麗なスッキリ系。スイスイと入っていきます。
次に「旨味のあるお酒を」とお願いして出されたのがコレ。
松の司 情熱純米吟醸
前のよりは吟醸香は控えめだけど甘みがあってしっかりした感じ。
どちらもこれまでにここで頂いたことのある銘柄だけど、
この店の定番銘柄といったところでしょうか。
この後、お味噌汁とコーヒーとアイスクリームを頂いて終了。
お値段は二人で14,000円弱。
内容から考えるとかなりお得感があるのが、読者な皆さんにも伝わりましたでしょうか?
名称 | おたる ロゼ 2014 |
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生産者 | 北海道ワイン |
価格 | 861円 |
購入店 | イオン天王町店 |
夕食は家で。メニューは、昨日から一泊二日で伊豆方面まで激安旅行に行ってきた師範母が現地で買ってきた金目鯛を煮付けに。
あとは同じくお土産の蒲鉾に、鴨肉のサラダ、アオサの味噌汁。
ワインは、「当然今日は昼から飲むだろうから夜はハーフボトルにしよう」と考えて、
買い出しの際にスーパーの酒売り場(イオンリカー天王町店)でハーフを物色するも、
ハーフって割高なんだよね。
そこで、選んだのがコレ、
日本ワインの生産量としては日本一を誇る「北海道ワイン」のロゼ。品種は北海道産キャンベルアーリー主体とのこと。
容量は720mlとちょっと少なめ、そしてアルコール度数は10%と低めなんで、
濃いめのワインのハーフと同じくらいの肝臓負担でしょうと判断。
ちなみにお値段は861円。これくらいだと我々安ワイン者も気負いなく買えるんですけどね、日本ワインを。
色は、ピンクというより薄オレンジ。キレイな色ではあります。
香りのボリュームは凄いです。グラスに注いだだけでこのワインに特徴的な香りがパーッと広がります。
で、その特徴というのは、一般に"Foxy Flavor"と言われるであろう、生食用キャンベル種を食べると顕著に感じる昔懐かしいブドウの香り。
師範母曰く「阿蘇の野焼きの香り」だそうな。
味は、いわゆる「薄ら甘い」ワインです。
でも、不思議なものでこの香りと一緒だと、その薄ら甘さはそんなにネガティブには感じられません。
いわゆる欧州やそれを範としたニューワールドのワインとは全く方向性の異なる、
一般的には嫌われているであろう香りを前面に押し出したワインで、「これぞ日本のワイン」なのかも。
タマにはこういうのも良いですね。毎日だと香りに辟易するかもですが。
点数 | 69点 |
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