12月です。12月といえばクリスマス、クリスマスと言えばサンタクロース、
サンタクロースと言えば赤い服、赤と言えばレンガの色。
というわけで左写真は、週末の朝散歩の時に撮影した朝日に赤く輝く横浜の赤レンガ倉庫です。
さて、誰も興味のないであろう師範の体重ですが、
約5年前に一念発起して体重を8kgほど落とし、
その後ずっと60kg以下を維持してきましたが、ここ半年くらい60kgを超えることが多くなっています。
毎朝のターミナル駅まで3km超のウォーキングと週末の10km程度の散歩は続けてますが、
食べる量は変わらない/運動量も変わらないだと、
やっぱり年齢が進むと代謝が落ちて太る方向に向かうんですな。
やるべきは代謝を上げるために筋肉を付けることなんだろうけど、
辛いことは続かないからなぁ。
本当は仲間とスポーツをするような習慣があれば良いんだろうけど、
月一回程度のバンド練習じゃなぁ、ってかそもそもそれスポーツじゃ無いし。
または流行の「ローカーボ」か、でもご飯もパンも好きだしなぁ。
あとはアルコールを減らすか、ってそれは無い
・・・などと、なにも手を打たない現状が続いております。うーむ。
大晦日の今日は、特に大掃除の予定もなく基本的にのんびり。
朝から年始の食材を買い出しに行って、午後からおせちと蕎麦を取りに行って、という一日。
関東地方のこの時期は天気が良くて良いですなぁ。穏やかで長閑な年の瀬です。
そして、大晦日ゆえ特別に、ということでワインの前にビールを2缶。
飲んだのはアサヒのクラフトマンシップ クリスマスビア、
左が香ばしく薫る濃色のイヴ・アンバーで
右が深いコクと旨みを楽しめるメリーゴールド。
クリスマスを過ぎて値下げされているのをゲットしたものです。
イヴ・アンバーの方は、色は確かにアンバーで泡持ちが良く、
香りはエールっぽい華やかさはあるものの「香ばしく薫る」と書かれている割にはおとなしめ、
味はかなりしっかりしたコクと旨味を感じます。
対するメリーゴールドは、色・味・香りともヱビスに近いような気がします。
飲み比べると全然違うのかも知れませんが。
・・・なんて情報を今頃書いたって読者な方にはほぼ無価値かもですな。
でも、基本このサイトは自分向けの備忘録なので、なにとぞご容赦のほどよろしくお願いします。
名称 | Maranges 1er Cru "Les Clos Roussots" 2009 マランジュ・プルミエ・クリュ "レ・クロ・ルソ" 2011 |
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生産者 | Dom. Chevrot ドメーヌ・シュヴロ |
価格 | 2,980円 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
家族4人で紅白歌合戦を見る大晦日。
料理の献立は、カニ鍋、モッツァレラチーズの生ハム巻き、タコとトマトのカルパッチョ、
焼き鴨、食後には年越し蕎麦。
蕎麦は天王町の「伊豆庵」で買ってきた生蕎麦を茹でてざる蕎麦&鴨出汁のかけ蕎麦にしました
(例年の九州だとかけ蕎麦のみ)。
そして本年最後のワインは、やっぱりブルゴーニュでしょう、ということでコレを。
ブルゴーニュの村の中でも一番地味な印象があり
「一級畑なんてあったっけ?」感のあるマランジュの赤。
お値段はぎりぎり稽古範囲の2,980円也。
外れれば「やっぱりね」だけど当たれば「もうけもん」、
本年を締めくくり来年を占う一本であります。
色は、ピノ・ノワールとしてはかなり濃いめ、外観からはブルゴーニュとは想像しづら感じです。
香りは、ボリュームも雰囲気もベリーナイス。
ケモノ的な雰囲気と、イチゴジャムっぽい感じが同居した香りで、
いかにも南のブルゴーニュって香り。
味も、そういった意味では南のピノ・ノワールっぽくて、
甘味や渋味はあるけど酸味に欠けてやや浮ついた感じがあります。
師範代によれば「薄い」とのこと。
先入観無しだとそういう風に捉えられそうです。
色も香りもしっかりと濃いんだけど、それらと比べると味わいがもう一声、という感じでした。
でもまぁ3,000円以下でこの香りが楽しめるんであれば、損した気はしません。
もう少し置いといて、全体が馴染んだ時期まで待った方が良いかもですね。
点数 | 77点 |
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例年だと30日には九州へ帰省していたわけですが、
今年の師範家は道場で年越しします。なので本日も年末作業を継続。
ただ、大物は既に終了しているので、本日の作業内容は机の引き出しの整理とかの軽作業。
あとコレの続きでPCの復旧作業とか。
PCはようやく当座使うのに困らないレベルになりました。
そして、続きの作業と言えばコレもで、風呂場の鏡の曇り取り。
親切な読者の方に良いツール(※)を教えて頂いたので即注文、
今日届いたの早速作業。
曇りのレベルが酷かったのか多少てこずりましたが、
さすがは専用のツールということで結果90%の満足度が得られるレベルまでキレイになりました。
あとは毎年この作業をやっていけば維持できるでしょう。
(※)ウロコ落とし職人セットという界面活性剤&研磨剤です。
リンク | 業務用 鏡の水垢落とし 技・職人魂 ウロコ落し職人セット 1,944円 |
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名称 | Carmel Winery "Pirvate Collection" Cabernet Sauvignon Merlot 2013 カーメル・ワイナリー "プライベート・コレクション" カベルネ・ソーヴィニョン メルロー 2013 |
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生産者 | Carmel Winery カーメル・ワイナリー |
価格 | 1,068円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
本日の夕食は、ギョーザ(味の素の冷凍)、きんぴらごぼう、湯葉のスープ、炊き込みご飯。
ワインは、先日行った「コストコ金沢シーサイド倉庫店」で買ってきたワインをさっそく。
日本ではあまり見かけないイスラエル産のワイン。
英語と日本語のラベルの下に、ヘブライ語のラベルが薄ら透けて見えます。
イスラエルは春に行って、
ワインの品質の高さにいたく感動。
1,000円ちょっとのこのワインで、あの品質が感じられればめっけもん、
ということで買って来ました。
色は、およそ1,000円のワインとは思えない濃い紫色。
香りのボリュームは中程度だけど、カベルネ・ソーヴィニョンらしいベリー系の果実香に、
ちょっとシラーのようなスパイシーさ加わり、
さらに口に含むとバニラの甘香ばしさを感じます。
味は、甘味と渋味がしっかりで酸味は穏やか、苦味を感じるのはちょっと行き過ぎかも。
アルコール度数は14%もあるので、スイスイとは飲めずチビチビと飲み進める感じです。
やや荒削りでストレート、ジャジャ馬な感は否めませんが、
1,000円でこのポテンシャルはちょっと出色です。コストコ会員の安ワイン者にはお奨め。
同じ銘柄の白も買っているのでそちらも楽しみ。
濃い白が合いそうなメニューの時に開けるとしましょう。
点数 | 76点 |
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本日は年末大掃除のメインイベント、窓ガラスや室内のガラス&鏡面部分拭き。
道場はガラスを多用した造りになっているので、これが一番大変、丸一日作業です。
そして、来年の師範に連絡事項。二階のトイレの窓は屋上からケルヒャーした方が楽です。
風呂とリビングの網戸も外してケルヒャーが楽。以上。
ガラス部分は、窓以外もいろいろあって、一番気を遣うのがココ、
戸棚に設えたグラス専用のラック。
ガラスの扉は付いているんだけど、
手の届かない上段に置いている(多分一生使わない)カットの入ったワイングラスあたりが
若干埃にまみれていたんでそれも磨いて、棚板のガラスも拭いて・・・という作業を完了。
お疲れ様です>自分。
そして本日から師範代も年末休み、「皆さんお疲れ様」ということと、 29日は「肉の日」ということで夕食は焼肉を食べに。 店は、最近頻繁に行っている焼肉さかい 天王町店。 前回の利用は9月でした。
そしていつものように、食べたいものを思いつくまま気の向くまま、
家族4人好きなように注文。
一皿の量は少量だけど、お値段500円くらいなので、
子供らにも「好きなものを注文しなさい」と太っ腹な親を演じることができます。
で、この店でのTipsは、牛タンは高いけど「上牛タン」にする必要があります。
でも、カルビは普通ので十分。そして本日のヒットはハラミ。
子供らに人気の鶏セセリはタレの方が美味い・・・
などと書いてもこの情報に価値がある読者なんて師範本人以外いませんな。
名称 | Fontant de France Caberent Sauvignon 2014 フォンタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2014 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | \530 (187ml) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
飲み物は、まずプレミアムモルツ大ジョッキ 778円を頂いたあと、
やっぱりワインが飲みたくなってこのミニボトルを注文。
ミニボトルって、見た感じはとても小さいんだけど、
容量187mlはそんじょそこらのグラスワインではありえない量なんですな。
なので、案外お得感があります。
特に、この店では750mlのフルボトル(イタリア産)が2,000円なので、
その1/4の量のミニ・ボトルに惹かれるわけです。
そんな感じなので、
半年前には2013年産を、
2年前には2011年産を、
3年前には2010年産を注文しております。
で、今回の2014年産はというと、とにかく「普通」ですな。
色はそれなりに濃くて、濁りも無くてキレイな紫色です。
香りは、南仏のカベルネ・ソーヴィニョンらしい野菜の青臭さがしっかりした香り。
味は、甘さ控えめで渋味はしっかり、いわゆる赤ワインらしい味わいです。
やっぱり焼肉には赤ワインですな。
ミニボトルで500円ってのも良いけど、ハーフで880円とかだったら参りましたなんだけどなぁ。
または、ミニボトルが複数種類置いてあったら更に嬉しいんだけどな。
点数 | 72点 |
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お会計は、トータル14,000円弱に対してぐるなびのクーポンで10%オフ、 実際のお支払いは12,500円くらい。 親子4人で飲んで食べてこの値段だったらオッケーという感じであります。
本日は、「年末行事」というわけではないけれど、
道場のメインPCのハードディスクを換装&いろいろ再設定を行いました。
以前のHDD(左写真)、
立ち上げ時にいつもエラーメッセージが出るようになっても約半年間放置していたんだけど、
いよいよ最近ユーザーエリアを認識しなくなって、
設定が全く読めない&保存できないという状況に。
こりゃさすがにイケません、ということで重い腰を上げました。
で、本日、HDDの交換とOSの移行は簡単に終了したんだけど、
ユーザーデータの再設定に手間取ってます(交換前の不具合があった状態を引きずってます)。
なんかいろいろ面倒だよねぇ、こういう作業。
好きな人は好きなんでしょうけど、師範にとってPCは単なる「道具」だからなぁ。
名称 | Les Deux Terroirs Rouge 2013 レ・ドゥ・テロワール (赤) 2013 |
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生産者 | Alexandre Sirech アレクサンドル・シレッシュ |
価格 | 1,564円 (単品価格 2,138円) |
購入店 | 京橋ワイン |
そんな作業も夕方にはスッパリ終了、本日は師範代が会社の納会的な催しに参加するってんで夕食不要とのこと、
というわけで師範と子供ら3人の食卓。
メニューは豚バラと白菜の蒸し物、レタスとトマトのサラダ、
松茸の味お吸い物(by永谷園:ビール6本に付いてた)。
ちなみにお昼は昨日の残りのカツを使ってカツ丼を作りました。
しっかり主夫が板についた師範であります。
そして、連日ではありますがワインも頂きます。
本日のワインは、
先日『年末年始向けに』と買った京橋ワインさんの「大満足のフルボディ6本セット」からの一本。
フランス産の赤だけどちょっと変わり種で、造り手の拠点はボルドーにあるらしいですが、
ブドウはサンテミリオン近郊産のメルロー65%、
ラングドック産のシラー35%が使われているとのこと。
だもんで格付けは低級な"Vin de France"ですが、
ラベルもシャレててボトルは重厚、元値は2,000円以上するもののようです。
色は、濃くはあるけどやや赤みが強いように感じられて、
シラーの影響が色にも出ているような気がします・・・って先入観かもですが。
香りは、ボルドーというより南仏っぽいかなぁ、こちらもシラーの影響が強い気がします。
とはいえ口に含むとチョコレートのような甘香ばしさを感じるあたり、
なかなか高級感のある香りではあります。
味は、渋味しっかりだけどギスギスした感じは無く、
甘味も酸味もちゃんとしていて、こちらはボルドーの大人っぽさを体現しているようです。
このワイン、「スーパー・トスカーナ」ならぬ「スーパー・ボルドー」と言われているらしいですが、
たしかに納得のいくところはあります。
歴史ある銘醸地フランスでもレギュレーションを超えた美味しさを追求する姿勢があっても良いんじゃないですかね、
ということで安ワイン道場的には高評価です。
点数 | 80点 |
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リンク |
Les Deux Terroirs Rouge 2013 [Alexandre Sirech] 2,138円 大満足のフルボディ6本セット 10,778円 |
本日の年末行事は、道場玄関脇のコンクリートを打設した部分(基礎立ち上がり+犬走り)と駐車場の高圧洗浄、 そして洗車。 高圧洗浄は、ずいぶん以前に「ケルヒャー」を買って(コレ)以来やってるわけだけど、 なんだかやる前より汚れやすくなったような気がします。 洗浄してすぐは真っ白になって気持ちが良いんだけど、 表面が削られたような感じになって汚れが付着しやすくなる気がするんだよね。 これって、コンクリートにとっては実はデメリットもあるんじゃないか・・・ と気になる今日この頃。 識者がおられましたらご教示頂ければ幸いです・・・と連日の質問。
名称 | Gran Pasión Brut N.V. グラン・パシオン ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Josep Masachs ジョセフ・マサックス |
価格 | 948円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は、トンカツ、チキンカツ、ナスの素揚げ、茹でブロッコリー。
ワインは、年末年始に向けて在庫の厚みを増したスパークリングの消費に入りましょう、
ということでスペイン産のカバをチョイスしました。
色はかなり薄め、クリスマス・イヴに
稽古したシャンパーニュと比べると明らかに明るく若いレモン色です。
香りは、いかにもカバらしいフレッシュな柑橘類と干し草のような雰囲気が同居した香り。
味は、甘さ控えめ酸味しっかり、加えて苦味がやや強めに感じられます。
カバによくある金属を舐めるような感じが控えめなのは、師範にとっては嗜好に合致しています。
結果、1,000円以下のスパークリングでこれくらいの内容だったら楽々合格点、といった感じでありました。
これからイベントの多い時期に突入しますので、
こういうワインが冷蔵庫に一本入れてあると重宝すると思われます。
点数 | 74点 |
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リンク | Gran Pasión Brut N.V. [Josep Masachs] 948円 |
本日の年末行事は風呂掃除。
道場の場合、風呂はその日最後に入った人(大抵師範です)が浴槽を洗って壁を拭き上げてくるルールにしているし、
排水溝とかは定期的に師範代が清掃しているので、年末と言ってもカビ取りくらいしかやることは無く、
あっという間に終了。
風呂は道場で一番ピカピカな部分ですが、
なかなか人様にお見せする機会が無いのが残念・・・ってかふつう見せないよね、自分ちの風呂。
で、風呂全体はピカピカなんですが、鏡が曇ってきたのが目下の悩み。
「激落ち君」的な道具を使っても全然効果がありません。
どなたか風呂の鏡の曇りを取る効果的な方法をご存知の方はおられませんでしょうか?
名称 | Parva Res Catarratto 2014 パルヴァ・レス カタラット 2014 |
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生産者 | Caruso & Minini カルーソ・エ・ミニーニ |
価格 | 915円 (単品価格 1,512円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
新聞の折り込み広告にコストコの招待券が入っていたので、
午後からレジャーがてら「コストコ金沢シーサイド倉庫店」へ。
たまに行くといろいろ面白い店なんだけど、
4,000円の年会費を払って意味があるほど使うとは思えないんだよねぇ。
まず商品の単位がデカくて買えません。
そんな中、ワインだけは1本から売ってくれるのでほぼワインを買いに行ったようなものでした。
とはいえ何も食品を買わないのはレジャーの意味半減、ということで、本日の夕食メニューを購入。
コストコ名物座布団サイズのピザと、馬に喰わすようなチョレギサラダです。
料理がピザなので、ワインはイタリア産の白にしてみました。
秋に買ったエノテカさんの白10本セットからの一本です。
色は薄め、澄んだレモン果汁といった感じのフレッシュ感のある見た目。
香りは、黄桃のようなフルーツ香にパイナップルのような南方系の雰囲気がプラスされた香りです。
味は、甘くなく酸っぱくなくですが、しっかりとした旨味を感じるので、物足りなさはありません。
で、最初は軽快に飲み始めたんだけど、次第に飲み飽き感が出てきます。
改めて裏ラベルを見ると『酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)、安定剤(アカシア)』の表記が。
やっぱアカシアか・・・
結果的に1時間くらいで飲み干したので、前述の飲み飽き感もそれほど致命的ではなく、
まずまず美味しく頂けました。
年末年始でワイワイと複数人で飲むには良いんじゃないでしょうかね?
点数 | 70点 |
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リンク |
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円 Parva Res Catarratto 2013 [Caruso & Minini] 1,512円 (ヴィンテージ違い) |
本日の年末行事はビデオ編集。
1年間で撮りためた主に子供たちを撮影したビデオを、タイトル入れてテロップ入れてBGM入れて、
約1時間にまとめます。
結構な作業量ですが、以前は年末にまとめてやってたので二晩徹夜とかしてましたけど、
最近はある程度ソースがまとまったらその都度編集するようになったので、年末は一日かからず編集終了です。
この作業、誰のためにやっているかというと、一つには双方実家の爺婆のためというのもありますが、
一番の理由は「将来子供たちに渡すため」です。
撮りっぱなしの人のみならず、最近はカメラやビデオは使わずスマホだけって人も多い気がしますが、
そういう人って突然天に召されちゃったら撮ったデータはどうするんだろ?
データ自体は引き継げたとしても、
他人が撮った大量の未整理の画像はどうにも扱いようが無いと思うですよ。
ちなみに写真は、業者にネットでデータを渡してプリントして貰い、アルバムに入れています。
それをまとめるのも年末作業の一つですが、そっちは主に師範代が担当です。
名称 | Maru Negroamaro 2013 マル ネグロアマーロ 2013 |
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生産者 | Castello Monaci カステッロ・モナチ |
価格 | 1,020円 (単品価格 1,382円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、お知り合いの先生の真似をして昨日の丸鶏の残りを使って、胸身とかの部分で鶏肉のサラダ(野菜はブロッコリー、トマト、塩とごま油で和えたレタス)、
鶏ガラを煮込んだ鶏のスープ、後は純粋に残り物のアスピックとピクルス。
それだけじゃぁってんで追加で豚の生姜焼き。
残り物メインですが見た目はクリスマス当日らしい華やかメニューです。
そしてワインは赤を頂きます。一か月ほど前にかったイタリアワイン5本セットもこれが最後の一本。
イタリアのかかと部分にあるプーリア州(Wikipediaだと「プッリャ州」と表記されています)の産で、
品種はネグロアマーロ100%のようです。
色は非常に濃くて、やや濁った感じで向こうが見えません。
香りはベースとなる部分は濃く重い果実香なんだけど、
そこからツンツンと突き出すようにトーンの高い酸を感じる香りがあります。
イタリアらしくはあるけど、ちょっと不思議な気がする香りです。
味は、甘みや渋味もありますが、特徴的なのは苦味。
なんとなくコーヒーのような雰囲気を感じる味わいです。
"Negroamaro"の名の通り、黒くて(Negro)苦い(Amaro)ワインです。
やや通好みな感じではあるけど、いかにもイタリアの田舎で飲まれてそうな感じで、
クリスマスの夜に一人でチビチビ飲むには良いワインです。
カップルで飲むんだったらもう少し華やかなヤツが良さそうです。
点数 | 73点 |
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リンク |
Maru Negroamaro 2012 [Castello Monaci] 1,382円 超こだわり!イタリア赤ワイン5本セット 5,378円 |
昨日整理した師範一家の古着、大き目のスーツケース二つ分を
ドンドンダウンオンウェンズデイ横浜上郷店に持って行きました。
道場からの距離は片道12kmくらい、結構遠いところにあります。
1時間近く掛かった詳細な?査定の結果、買い取り金額は1,500円弱。まぁ概ね予想通りでした。
これだとガソリン代くらいは出たけど、作業の時間や手間を考えるとコスト的には全然合いませんな。
でも、「まだ使えるものを捨てる」という罪悪感からは解放されます。
店の買い取り/販売のシステムも、ビジネスモデル的になかなか興味深いものがありました。
そして本日はクリスマス・イヴ、キリスト教徒ではない普通一般の師範家でもチキンを焼きます。
使った鶏は岩手県産の赤鶏ひろのというヤツです。
ガス・オーヴンで焼き上げるわけですが、
丸鶏のボディに塩コショウを練り込む作業は、
子供たちが赤ちゃんの頃の沐浴を思い出させます。
そして、今回気づいたTipsを一つ。
鶏の下にジャガイモの薄切りを敷いて焼くと、
鶏から落ちた脂で良い感じにジャガイモが揚がって、
チキン味の厚切りポテトチップスが出来上がります。
これが超美味い。カロリーを気にしなければ、ですが。
チキン以外のメニューは、豚タンのアスピック(ゼリー寄せ)、
トマトとモッツァレラチーズのサラダ、自家製ピクルス&セロリスティック、
野菜のコンソメスープ、バゲットとチーズパン。
ケーキは「ケーニヒス クローネ」の「クリスマスフルーツパイ」、
まるで欧米人のパーティのような食卓です。
名称 | Duc du Valsignac Brut N.V. デュック・デュ・ヴァルシニャック ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Duc du Valsignac (Lhuillier) デュック・デュ・ヴァルシニャック (リュイリエール) |
価格 | 2,970円 |
購入店 | ドラジェ |
料理が欧米人パーティ風ですから、ワインもシャンパーニュとシャレ込みます。
このワインは、昨年の秋ごろ買ったんだけど、買ってすぐに500円以上値引きされ、
大いにヘコんだ記憶のある一本です。
そういうことがあるとその店から足が遠のいたり(ネットショップですが)しませんか?
師範の場合、安く買えた時のハッピー感より高く買わされた時のガッカリ感の方が、
自分の購買行動に大きな影響を与えます・・・て急にケチな話でスマン。
色は、そんじょそこらのスパークリングとは一線を画す、明らかに黄色みの強い色合い。
香りも、パンとか味噌とかみたいなイーストっぽさがバリバリで、
その向こうに蜜入りリンゴを使った焼きリンゴ的な甘香ばしい果実の香りがあります。
味は、甘さとか酸味とかより旨味を強く感じるタイプ。
じっくり飲んで吉、飲み応えのあるシャンパーニュです。
高く買っちゃったショックは置いといて、
安ワイン道場稽古範囲価格でこのシャンパーニュはなかなか出色です。
チキンや野菜とも合うし、果てはケーキとも合わないわけではありません。
こういうワインはクリスマスとか年末年始にお勧め・・・と言っても買ったのは去年、
既に売り切れのようです。
点数 | 82点 |
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リンク |
Duc du Valsignac N.V. 2,970円 |
本日の年末メニューは、年賀状作成と古着一掃。
ウチの年賀状、宛名面は年賀状ソフトの住所録から印刷、通信面は文字と家族の写真を入れて印刷+手書きは一言コメントだけ、
という手抜き感満載なヤツです。
ともあれウチはこの作業もう完了しましたよ・・・
と読者な方に「やらなきゃ」なプレッシャーをかけさせて頂きます。
古着は、クローゼットに眠っていた着れないスーツとかを一掃しました。
これまであまりスーツを着る機会が無くどれも全然傷んで無いけど、
主に色やデザイン的に着れなくなってしまいました(「一世風靡セピア」みたいなヤツ)。
だもんで捨てるには忍びなく、明日古着買い取り屋に持って行きます。
スーツなんで買った時の金額合計はそれなりになるわけだけど、
まぁ持って行くガソリン代が出れば良い方、
という査定になるだろうと予測しております。
名称 | Pinot Noir d'Autrefois 2013 ピノ・ノワール ドートルフォワ 2013 |
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生産者 | La Compagnie des Vins d'Autrefois ラ・コンパニー・デ・ヴァン・ドートルフォワ |
価格 | 1,180円 |
購入店 | ヴェリタス |
そして本日の夕食はモツ鍋。つい先日も食べた気がしますが、
家族的には久しぶりだし、師範はモツ鍋好きなので気にしません。
野菜はニラとキャベツとモヤシって所は先日と同じだけど、
ニラの量が大量である点が特徴的かも。
シメのちゃんぽん麺は、最近こちらでも見かけるようになった「マルちゃん」のものを使います。
スープ付きで二人前198円だから、九州で普通にちゃんぽん麺買うより恐ろしく高いですが。
そしてワインは、昨日の白同様
「南仏だけどブルゴーニュ目指してます」な感じの赤を。
ただ、昨日のは700円ちょいだったんで似てなくても許されたけど、
今日のはヘタなACブルゴーニュが買えるお値段なので、それなりのパフォーマンスを期待します。
ちなみにAOCが"Vin de Pays d'Oc"の時のとは稽古していて、
散々な結果だったようです。
さて稽古開始。コルクは屑コルクをサンドしたチープなヤツです。
色は、ピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。キレイな色ではあります。
香りは弱め、「イケてないACブルゴーニュそのもの」な感じで、
果実っぽさが弱く革みたいな感じのみが香ってきます。
味は、渋味が激しく弱めなのはまぁありがちですが、
甘味も酸味さえも弱めなんで、とにかく全体に弱っちい味わいです。
ラベルの真ん中に"Bouteille No.03452"なんて誇らしげに通し番号が印字されていますが、
そんなことするくらいだったらもう少し中身に気を遣って欲しいものです。
ピノ・ノワール偏愛を自認する師範ではあるけど、これはちょっとねぇ。
点数 | 63点 |
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リンク | Pinot Noir d'Autrefois 2013 1,180円 |
本日より師範は一足お先に年末休暇を取得しております。
そして、まだ会社に行っている師範代/学校に行っている子供らに成り替わり、
大掃除全般を担当することになっております・・・って毎年のことですけど。
従いまして、このページの読者の誰も興味が無いような大掃除情報を、
100%備忘録目的で毎日ココに掲載していく予定です。あしからずご了承ください。
そして初日の今日の大掃除は、
エアコンフィルタ清掃、(台所以外の)換気扇フィルタ清掃、屋上床タイルのケルヒャーがけ、
バスコートと屋上の壁清掃(左写真)。
あまり成果がダイレクトには感じられない掃除内容ですが、
バスコートの壁はキレイになって良かったな。
ここが汚れていると、寝落ちして夜風呂に入れず朝風呂を頂く際、風呂が暗く感じてイケマセンから。
名称 | Lys Blanc 2012 リ・ブラン 2012 |
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生産者 | Aujoux オージュ |
価格 | 719円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
そして夕食の調理担当も師範であります。
主菜は刺身五種盛り合わせ(マグロ、サーモン、スルメイカ、真アジ、ハマチ)。
年末の買い出しで賑わう「ハマのアメ横」松原商店街の魚幸水産で買って来ました。
それ以外は、モヤシと豆苗のナムル、薩摩汁。
ちょっと贅沢な日本の夕餉、というイメージで組み立ててみました。
そしてワインはやっぱり白を頂くべきでしょう、ということでヴァン・ド・フランス格付けの白を。
造り手のサイトによれば、
『ブルゴーニュワインの味わいにこだわり、リーズナブルで気軽に楽しめるワインとしてつくりました』
とのこと。さてどこまでブルゴーニュっぽいかしら、と期待しつつ抜栓。
色は薄め、でもちょっとキラッとした輝きがあるような感じがするけど気のせいかもです。
香りは弱め、でもブルゴーニュと言われたら「そうかもね」と答えそうな、
シャルドネがメインだけどまだ若い果実だったような、特徴に欠けてニュートラルな雰囲気の香りを感じます。
で、口に含むとあらビックリ、ほのかに香ばしい樽香があって、甘くなく酸っぱくなくでコクを感じて、
確かにブルゴーニュっぽい印象を受けます。
ただ、後味に残るナイヤガラ種っぽい雰囲気はブルゴーニュとは別モノです。
全体にかなり小ぶりで地味めなワインではあるけど、
なんか憎めない良さと言うか、『700円ちょっとなんですけど精一杯頑張りました』的な、
「愛いやつめ、近う寄れ」と言いたくなる存在です。
ベタな果実っぽさとか南方系の派手さは皆無なんで、
正月料理なんかに合わせるには無難で良いかもです。
点数 | 72点 |
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リンク | Lys Blanc 2012 [Aujoux] 719円 |
この時に書いた師範のギターのリフレット(フレット打ち換え)問題、
先日のライヴの際にプロギタリストのヒロ山中さんに教わった
玉利屋さんに出しました。
非常に丁寧な仕事をして頂いた結果、新品同様かそれ以上の状態になって帰って参りました。
玉利さん曰く『良い時代のイバニースなのでネックの状態も良くてラッキーでした』とのこと。
リー・リトナーが言う『バターのような弾き心地』が再現されております。
さぁてこれで下手クソの言い訳を楽器のせいにできないな。
『年末年始に楽器がないと寂しいでしょう』と仕上げを急いでくれたこともあり、
真面目に練習することにします。
名称 | Jurgo 1998 フルゴ 1998 |
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生産者 | Grandes Bodegas (Marqués de Velilla) グランデス・ボデガス (マルケス・デ・ベリージャ) |
価格 | 999円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は、豚バックリブのデミグラスソース煮込み、
ブロッコリーとトマトとクリームチーズのサラダ、焼きおにぎり。
ワインは、やや博打ではあるけどアタリそうな予感のするワインをチョイス。
というのもコレ、1998年産の古酒なのにぎりぎり3ケタ以内のお値段。
裏ラベルの説明によれば、
『銘醸地の由緒ある蔵元から、優良ビンテージの単一年のぶどうで仕込まれた秘蔵ワイン』であり、
『良質なワインをフランス製オーク樽で14か月熟成』されているとのこと。
なのに格付けは"Vino de Mesa"、なんだか不思議でワクワクするワインです。
さて抜栓。古酒ということで、コルクはかなり脆くなっていて、途中で折れちゃいました。
でも、コルク自体はヴィンテージも書かれて長さもあって、結構立派なものです。
色は、エッジにかなり小豆色っぽい雰囲気が見えますが、
それでもまだしっかり紫色の濃さがあります。
香りは「キター!」です。香りのボリュームは十分、
上等な熟成ボルドーの雰囲気に、スペインっぽいツンッとした汗臭さのような雰囲気があります。
味は、とにかくクターッとこなれていて熟成ワインの良さを感じまくり。
甘みとコクがあって柔らかで、また「キター!」です。
1,000円以下で買える熟成ワインとしては、
今日本で買えるワインの中ではナンバーワンではないかと思われるワインです。
更に素晴らしいのはまだまだ在庫がたくさんありそうだということ。
次にこのショップで買う時にはこのワインとヴィンテージ違いの2001年産を合わせて買います。
点数 | 82点 |
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リンク | Jurgo 1998 [Grandes Bodegas] 999円 |
本日は、先月のライヴの打ち上げで、
ベース担当のMw氏宅で飲み会。
左写真のモツ鍋なんかはMw家に用意して頂いて、
それ以外の酒やらツマミやらは各人が持参、という寸法。
ちなみに参加者は、MW氏、キーボード担当Mz氏、ドラムス担当Hr氏、そしてギター担当の師範の4名。
Mw家の他のご家族は、近所の祖父母宅に行かれて不在でした。
で、最初はビールから。
Mz氏もHr氏もそれぞれ1ダースぐらい缶ビールを買ってくるという「どんだけ酒好き?」な様相を呈しておりましたが、
まぁそこは「オトナの宴会」と言うことで。
名称 | Montes "Classic Series" Chardonnay 2013 モンテス "クラシック・シリーズ" シャルドネ 2013 |
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生産者 | Montes S.A. モンテス S.A. |
価格 | 981円 (単品価格 1,620円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
最初にビール(インドの青鬼→プレミアムモルツ500ml)を飲んだ後、
ワインに移ります。
本日のワインは師範が持参しております。
一本目はチリ産のシャルドネで、
エノテカさんのセットには良く入っている銘柄だから
2011年産他と稽古済み。
ヒトサマんちに手土産にするにはちょっとお手軽すぎる価格な気はしましたが、
それでもなぜこれを選んだかと言うと、
2年前のライヴの後Mz氏が道場に来た際に
コレと同じ造り手の廉価版がウケてた記憶があったから。
この手のワインは一人でじっくりっていうより、大人数でパーッと飲んだ方が良さそうな気もしましたしね。
色は、特にどうということはないけど、なんとなく赤みがあるかなぁ、という感じです。
グラスが小さいので若干香りを拾うのに苦労するけど、
想像通りアメリカンオーク由来であろうバニラっぽい甘香ばしさと、
熟したブドウ由来であろう蜜のような香りがあります。
味も、白としてはかなりしっかり系。
コクも甘みも感じられ、一人で1本だとやや飲み疲れするかもだけど、
複数人だとちょうどいい感じです。
というわけで、狙い通りのワインで満足でありました。
で、Mz氏はというとほとんどワインは飲まずにビールばかり飲んでおられたようです。
ま、世の中そういうもんです。
点数 | 78点 |
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リンク |
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円 Montes "Classic Series" Chardonnay 2013 1,620円 |
名称 | Campofiorin 2011 カンポフィオリン 2011 |
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生産者 | Masi マァジ |
価格 | 2,678円 |
購入店 | QUEEN'S ISETAN 品川店 |
会も中盤、おなかもいっぱいになって、
師範が編集してきたライヴのビデオを見ながらチビチビというフェーズになっております。
そして赤ワインの方も師範が持参、
白と同じく「素人複数人で飲んでグッと来る派手系のワイン」という指向性で選んだのがコレ、
ヴェネト州の老舗"MASI"が造る赤。
これを買ったお店の販売員(イタリア人のお兄さん)曰く、
『このワインは「ベビー・アマローネ」です』とのこと。
調べたところ、「リバッソ」と呼ばれる醸造法で、
ヴァルポリチェッラの製造工程の途中でアマローネの搾りかすを漬け込み、
二次発酵させてアマローネの風味を加えるというもの。へぇ~です。
そんな感じなんで、きっと物足りないなんてことは無いだろう、と信じて持参したわけです。
色は・・・どうだろうね?濃かったような気はしますが。
香りのボリュームはなかなかのものです。小さなグラスでもベリー系の果実香がしっかりと感じられます。
で、味はいかにもアマローネです。
というのも日本語の語感だと「甘い」なんだけどそうじゃなくて、
元々のイタリア語「苦い」に近い感じを受けます。
このワインに関しては想像とはちょっと違って、
こういう場で飲むには若干難しい感じの内容でした。
もっと果実味バンバンな南米産あたりが良かったかな?
でも、ワインの味がどうかなんて気にして飲んでたのは師範だけって感じだったんで、
結局何でも良かった感はありますが。
点数 | 75点 |
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例によって師範は途中1時間くらいお休みの時間を挟んで、 2時過ぎから始めた会の終わりは9時過ぎだったような。 長々とお世話になりました>Mw氏。 ではまた来年。
名称 | Marche Rosso "Babyron" 2014 マルケ・ロッソ "バビロン" 2014 |
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生産者 | Umani Ronchi ウマニ・ロンキ |
価格 | 821円 (単品価格 1,382円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日のワインで道場掲載本数5,500本目。かかった期間は18年と8ヶ月。お疲れ様です>自分。
夕食のメニューは、ハンバーグと蒸し野菜(キャベツ、ピーマン、パプリカ)。
選んだワインは、日曜に稽古したのと同じくマルケ州の赤で、
造り手も同じウマニ・ロンキ。
お値段的にはこちらが弟分といったところでしょうか。
品種はモンテプルチアーノ55%、ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ25%、メルロー20%とのことで、
日曜のワインとは結構違うようです。
色は、記憶の中で比較しても明らかにこちらの方が明るい紫色。
サンジョヴェーゼ種よりモンテプルチアーノ種の方が色が濃いイメージがあったけど、
必ずしもそうでもないようです。
香りは、ツンーッて感じでいかにもイタリア産。
サイトの説明には『サワーチェリーの香り』と書いてあって「それってなに?」状態ですが、
なんとなく言わんとしていることは判ります。
味は、渋味の量は多くないけどギュッと口腔内を刺激してきます。
あと、結構な酸味を感じるけど数値的にはそうでもない(pH=3.8)から不思議。
甘さは数値(糖度=7.6)通り平均的な感じです。
悪くは無いけど「普通」です。
でも、安ワイン5,500本と稽古してきた経験から言うと、
3ケタで普通だったらまず御の字です。
「足るを知る」が安ワイン者が採るべき基本的な姿勢かと思います。
点数 | 71点 |
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リンク |
Marche Bianco "Babyron" 2014 [Umani Ronchi] 1,382円 超こだわり!イタリア赤ワイン5本セット 5,378円 |
名称 | Mise de la Baronnie (Blanc) 2014 ミズ・ド・ラ・バロニー (白) 2014 |
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生産者 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド |
価格 | 1,177円 (単品価格 1,944円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
週の真ん中水曜日、本日の夕食調理担当は師範。
まずメニュー選定の前提として、白ワインが飲みたかったので魚系にすることに。
というわけで駅前のスーパーで買ってきて作ったのは、
鮭の西京焼き、ブロッコリーとヤリイカのガーリック炒め、レタスのサラダ。
ブロッコリーが生煮えとの批判を受けておりましたが、
師範はフレッシュ野菜が好きなので批判は受け付けません。
そして本日のワインは、エノテカさんの「白だけ10本セット」からの一本で、ボルドー産の白。
造り手はバロン・フィリップ・ド・ロートシルドです。
今回の10本セット、フランスと南米から5本がここのもの。
安定した品質のワインを造る大手造り手だとは思うけど、
バラエティに富んだワイン達と稽古したい側としてはちょっと面白味に欠けるのも事実です
(現行のセットはその比率が低いようです)。
色は非常に薄め、そんじょそこらの安ワインの色です。
香りのボリュームも、普通の安ワインの範疇を出ませんが、
香りの要素的にはハーブっぽい草の香りとかグレープフルーツっぽい柑橘香とかがあって、
北のソーヴィニョン・ブランであろうことがダイレクトに感じられる香りです。
味は、甘さはほとんどなくて酸味シッカリ。
香りのハーブっぽさはソーヴィニョン・ブランだけど、味わいはシャブリ地区のシャルドネみたいな感じです。
ストイックな美味しさという意味では、先日サントリーさんにご馳走なった
青森産のシャルドネと同じ傾向を感じます。
香りのボリューム控えめ、味わいも突出したところがなく、
ワイン単体では頼りなく感じるけど料理の邪魔をすることがない、
食中酒にふさわしい白でありました。
点数 | 73点 |
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リンク |
Mise de la Baronnie (Blanc) 2012 1,944円(ヴィンテージ違い) パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円(2015/12/16現在このワインは含まれません) |
今週も近所のスーパー(イオン天王町店)での有料試飲しております。
本日のチョイスは、カリフォルニア産の白で
Thomas Fogarty "Santacruz Mountains" Chardonnay 2009
一本の値段は税込2,980円のワインを、60ml200円分頂きます。
内容的にはカリフォルニア産らしい厚みのあるシャルドネではあるのですが、
酸化のニュアンスをとても強く感じました。
このワインサーバーって、減った分は窒素充填されて酸化しないんじゃなかったっけ?
値札の横にちょこっと"12/2"と書かれているので、
このワインサーバーにセットされたのは12月2日なんでしょう。
その間普通に空気に触れていたら当然酸化するとは思いますが。
そして、ここを利用する時に「20歳以上です」「車の運転はしません」に署名するわけですが、
その署名リストによれば休日の午後3時頃だったにも関わらず師範は本日二人目の利用者のようでした。
だって30ml100円のものはかなり少なくなって300円とか500円とかいわゆる高級ワインが増えてるんです。
単価を上げたい気持ちは判るけど、そういうの飲む層このあたりにはあまり居ませんって。
このままだとこのコーナー、持って春まで、早ければ年明け早々にも・・・って気がしております。
名称 | Marche "Vigor" Sangiovese Merlot 2013 マルケ "ヴィゴール" サンジョヴェーゼ/メルロー 2013 |
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生産者 | Umani Ronchi ウマニ・ロンキ |
価格 | 1,339円 (単品価格 1,814円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、鶏のコリコリ炒め物三種(ナンコツ、砂肝、軟骨付きモモ)、ポトフ、ゴボウの煮物。
その前に大根の葉の炒め物があって、次女に残しておく分まで無意識で食べてしまって家族中から非難を浴びた師範です。
さてワインは、イタリア赤ワイン5本セットの中から一番単価の高かったウマニ・ロンキのコレをチョイス。
品種はサンジョヴェーゼ75%、メルロー25%。
「3~4回目の使用となるバリックで約8ヶ月熟成」とのことだから、
ボトルの外観から受ける印象同様、ちょっとモダンな感じじゃないかと想像しつつ抜栓します。
色は、まるでボルドー産の赤のような青みを感じる濃紫色。
香りは、師範の想像通り「スーパー・タスカン」的なモダン・イタリアンな感じで、
イタリアらしいちょっと野暮ったい感じのフルーツ香を軽い樽香がキュッとまとめています。
味は、シッカリしていて素直に美味しんだけど、正直なところまだ若いって感じかなぁ。
甘味があって良い雰囲気になりそうなんだけど、渋味がまだざらつく感じなのが残念です。
なんか、骨組みはしっかり出来たけどまだ肉付けされる前、といった印象を受けるワインです。
これがこの後熟成させれば肉付きが良くなるのか、
あるいはそのまま痩せていくのか、師範には判りません。
「今」を評価すれば「それなりに美味い」です。
点数 | 76点 |
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リンク |
Marche "Vigor" Sangiovese Merlot 2013 [Umani Ronchi] 1,382円 超こだわり!イタリア赤ワイン5本セット 5,378円 |
遅きに失した感は有りまくりですが、
この秋ビール会社から売り出された今年のホップを使ったビールが並んでいたんで飲んでみました。
一方はキリン一番搾り とれたてホップ 2015、
もう一方はサントリー ザ・プレミアムモルツ 2015 初摘みホップヌーヴォー。
どちらも主力商品の派生銘柄ですな。
さて飲んだ感想ですが、キリンのとれたてホップの方は、
いわゆる普通の一番搾りをもっと軽やかにしてホップの新鮮さを強調したような造り。
ホップは岩手県遠野産とのこと、やっぱり採れたてピチピチな感じを出したかったのでしょう。
ただ、「みずみずしい香りを引き出しました」と書かれている割に、
香りのボリュームは特段普通のビールと変わりないような気がします。
もう一方のサントリーの初摘みホップヌーヴォーの方は、
あまり新酒のピチピチ感を強調するわけでなく、プレミアムモルツらしいしっかり感を感じます。
あと、「ザ・モルツ」にも通じる旨味もあって、やや重たい感じも受けます。
こちらのホップはチェコのザーツ産とのこと。
そういった点でもキリンとはコンセプトが違うようです。
飲み比べてそれぞれに個性があって、「なるほどねぇ」とは思いますが、
やっぱり師範は『よなよなエール』が良いわ、とあさっての方向に着地して終わります。
名称 | Cuevas Santoyo "Método Traditional" Brut N.V. クエバス・サントヨ "メトード・トラディシオナル" ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Vinedos y Reservas ヴィニェドス・イ・レセルバス |
価格 | 474円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は手巻き寿司。
寿司種は、マグロ中トロの切れっぱし、長崎産天然真鯛、真鯖、筋子、チリ産トラウトサーモン、
玉子焼き、貝割大根。最近長崎産のマダイを良く見るけど豊漁なんですかね?
料理が手巻き寿司となると、ワインはやっぱり泡が良かろうということで、
スペイン産のスパークリング(カバではないみたい)をチョイスしました。
このワインも、昨日のと同様楽天のスーパーセールで安売りされてました。
ただ、こちらは単なる客寄せでなさそうで、
「泡少なめ」だからディスカウント、ということのようですが、
開けずになぜそれが判るのかは謎です。
ちなみにこの銘柄は2008年に稽古済みであります。
さて抜栓。コルクを内側から押し上げる力も強く、グラスに注いでもコンコンと泡立ちますので、
どこが「泡少なめ」なのか理解できません(笑)。
色合いも案外しっかりしたレモン色が見て取れます
香りは、スパークリングの香りと言うより白ワインっぽくて、
柑橘系のフルーツ香と、ベッコウ飴のような甘い香りも感じます。
口に含むと、見た目ほどの泡の強さは感じませんが、それでも泡弱めってことはありません。
甘さも酸味もしっかりで(糖度が8.9でpHが2.8ととても甘酸っぱいバランス)、
"Brut"と書かれているのはちょっとどうかな、って感じです。
他にも軽い苦味もありながら熟成から来るようなコクもあって、
かつカバなどのスペイン産スパークリングにありがちな金属っぽさも無くて、なかなか侮れません。
結果的には非常にちゃんとしたスパークリングでした。
これが500円以下で買えたというのは大変ラッキーだったと言えます。
そして、通常の販売価格でも1,000円以下なので、それでも十分お買い得。
糖度も酸味もあって少量でもしっかり感が伝わるので、
これからの季節パーッと大人数で開けるスパークリングに好適かと。
点数 | 78点 |
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リンク | Cuevas Santoyo "Método Traditional" Brut N.V. 948円 |
名称 | Chateau La Grange d'Orléan 2012 シャトー・ラ・グランジ・ドルレアン 2012 |
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生産者 | Ch. La Grange d'Orlean シャトー・ラ・グランジ・ドルレアン |
価格 | 644円 |
購入店 | ヴェリタス |
年末年始に向けて、大掃除とかビデオ編集とかのスケジュールを立てております。
師範は今年生まれて初めて「実家のある九州で過ごさない年末年始」ということで、
正月もずっと道場に居る予定。
だもんで例年より楽な気がしていましたが、いつも帰省は12月30日だったので、
そんなに余裕があるわけじゃ無いんですな。
31日はのんびりするとすれば違いは30日の1日だけ。
思いのほか詰まったスケジュールになっております。
閑話休題、本日のワインは楽天のスーパーセールで買ったボルドー産赤。
「一家に一本限定」ということで半額で安売りされてました。
というわけで買った時(12/6)の値段は1本644円とワンコイン強、
今現在(12/11)は1,290円のようです。ちなみに料理はビーフシチューパイ、
鶏肉のカレー焼き、ピクルス、竹炭パンです。
色は、いかにもボルドーらしい濃い紫色。特に青みを感じるあたりがボルドーですな。
香りのボリュームはかなり弱め。
でも、派手さの無いベリー香や消し炭のような煙たさはいかにもボルドー、それも若くて安いヤツって感じです。
味は、スムーズに口に入ってきて「ペラペラ君か?」と一瞬思うんだけど、
後から口の中でちゃんと渋味と甘味、そして膨らみを感じるので、薄いという印象はありません。
ただ、スケールは小さめですな。そのあたりは(元値の)値段なり/ヴィンテージなりということでしょう。
結果、いわゆる安ボルドーらしい、地味ではあるけど骨格はしっかりしたワインだと言えると思います。
そんなワインが644円なのはお買い得、
元値の1,290円だとまずまず順当でしょう。
でも、こういう明らかに客寄せのためにディスカウントされたワインとの稽古結果の意味ってどうだろうね?
安く買えること自体はありがたいんだけど、
「650円だとお買い得です」って言われても・・・って感じだよね、読者な方としては。
点数 | 71点 |
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リンク | Chateau La Grange d'Orléan 2012 644円 |
名称 | Chianti "San Lorenzo" 2014 キアンティ "サン・ロレンツォ" 2014 |
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生産者 | Fattorie Melini ファットリエ・メリーニ |
価格 | 940円 (単品価格 1,274円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
週の真ん中水曜日、本日の夕食担当は師範で、メニューは豚肉の生姜焼き(Twitterで流れていた「クッキングパパの簡単料理」から
「絶品過ぎてクセになるタモリさんの生姜焼きレシピ」)、
野菜たっぷり鰹のタタキ(先週料理にインスパイア、
野菜は貝割大根、水菜のお浸し、メカブ、ミョウガ、薄切りニンニク)、
そしてナメコとトロロのお吸い物。最近野菜が安くてベリーナイスです。
そして選んだワインは、先日買ったイタリア赤5本セットから、
本日は昔ながらの産地トスカーナのキアンティを。
品種はサンジョヴェーゼ・グロッソ85%、メルロー7.5%、カベルネ・ソーヴィニョン7.5%とのことで、
若干ボルドー系品種が入っているようです。
銘柄のサブタイトル"San Lorenzo"ってのはトスカーナの州都フィレンツェにある
サン・ロレンツォ広場・教会・市場のことかと思ったら、
メリーニ社のセラーの近くの丘陵地にある畑名だそうです。
そして、ワインとは全く関係ないけど「サン・ロレンツォ」繋がりで、
パット・メセニーのアルバムに「思い出のサン・ロレンツォ」(原題は"Pat Metheny Group")
という不朽の名盤がありまして、
先日のライブで演奏した"Jaco"もそれに収録されています。
ワイン飲みながら聴くのにピッタリのアルバム、お薦めです。
閑話休題、色は濃くなく薄くなく、赤紫から青紫へのスッキリとキレイなグラデーション。
香りは、いかにもイタリアらしい人懐っこいツンッとする果実香とケモノ香。
いわゆる昔ながらのキアンティな感じですが、
それに加えてちょっぴりモダンも雰囲気を纏ってます。
味は、渋味穏やか、甘味そこそこ、酸味しっかり。
そのバランスだとブルゴーニュのピノ・ノワール的なようですが、
実際は全然違って、日差しの強い海辺のような明るさがいかにもイタリア産です。
古き良きキアンティをちょっとだけモダン側に振った、という感じでしょうか。
おかげさまで生の鰹や生野菜なんかとも相性が良くて、
懐の深さを感じました。
日常的な雑多な料理との相性という観点だと、やっぱりこういう旧ワールド産が強い気がします。
点数 | 73点 |
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リンク |
Chianti "San Lorenzo" 2013 [Fattorie Melini] 1,274円 (2014からラベル変更?) 超こだわり!イタリア赤ワイン5本セット 5,378円 |
週末のお楽しみ、近所のスーパー(イオン天王町店)での有料試飲。
本日飲んだのは、Pounamu(プナウ) Special Selection Pinot Noir 2014、60mlで200円也。
フルボトル750mlの価格が2,678円なので、ほぼ順当なグラス売り価格。
それにしても、ここには赤の有料試飲が8種類あるんだけど、
とうとう100円/30mlのものはコレともう1種類だけ、あとはもっと高い単価設定になってしまいました。
やはり当初の予想通り、値付けを間違ったかのような最初の価格設定は撒き餌だったんですな。
ほぼいつも閑古鳥で、かつグラスを洗ったりする工数考えると、やっぱり単価上げないとやってられないっすよね。
で、このワインはというと、2,500円のニュージーランド産ピノらしい、
ケモノっぽい感じと果実香がフワッと香る感じです。
悪くは無いけど3,000円弱だとちょっと食指が伸びないなぁ、というワインでした。
プリペイドカードの残額はあと300円、
こんな感じだと追加でチャージするかどうか悩むところ。
師範でさえそうなんだから、普通一般の方が継続利用するのかねぇ、
と暗い将来が予感されてしまいます。
名称 | Mapu Reserva Chardonnay 2014 マプ レゼルバ シャルドネ 2014 |
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生産者 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド |
価格 | 1,111円 (単品価格 1,836円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
その後、川崎までパスポートを受け取りに行って
(道場から距離的に近い関内より通勤経路上の川崎の方が便利と気づいた)、
初めて"ラゾーナ"なる商業施設に足を踏み入れて人の多さにビックリし、
川崎駅東口側で一杯飲むかと思ったけどチェーン点とかしか見つけられず、
結局スゴスゴと帰って参りました。
そして夕食は、豚バラと白菜の蒸し物、鶏の炙り(モモ、軟骨、砂肝)、マカロニサラダ。
ワインは本日もまたシャルドネ。津軽→南仏→チリと
脳内飲み比べ。
そしてこの銘柄は2013年産と昨年の今頃稽古済み、
ポテンシャルは高いけど大味、という印象だったようであります。
色は、薄めじゃあるけど津軽や南仏より微妙に濃いような・・・あくまで記憶との照合ですが。
香りはまさにトロピカ~ルです。ピーチやマンゴーのような香りがパーッとします。
口に含むと樽の香ばしさが・・・あるかと思ったらありません。
代わりにゴムが焼けるようなちょっと暑苦しい系の香りがします。
味は、甘さも酸味もしっかりしていて、濃さを感じる味わいなんだけど、
抽出が強すぎるのか明らかに苦味を感じるのが残念。
やっぱり全ヴィンテージの昨年の印象と同じく、ポテンシャルは感じるけど大味なワインです。
それでも、今日の料理のように豚肉&ポン酢みたいな料理だとそんなに気になりません。
もっと繊細な料理だと「うへぇ」ってなるかもです。
元値も買値相当額も上がって、うーんって感じではあります。
点数 | 69点 |
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リンク |
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円 Mapu Reserva Chardonnay 2014 [Baron Philippe de Rotschild] 1,836円 |
名称 | Falconieri 2013 ファルコニエーリ 2013 |
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生産者 | Falesco ファレスコ |
価格 | 1,259円 (単品価格 1,706円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日は師範代の誕生日当日、ということで夕食の準備担当は師範と次女(長女は受験勉強中)で、
メニューはすき焼き。肉も気合を入れてサシの入った和牛を650gほど買ってまいりました。
そしてワインは、↓のスペインシリーズが一旦終了ということで、イタリア産の赤5本セットを買ってみました。
その中から本日選んだのはウンブリア州産。
ウンブリア州ってどこかってぇと、イタリアのほぼ真ん中でローマのちょっと北、
海にも国境にも接していない唯一の「内陸」の州です(byウィキペディア)。
品種はメルロー40%、カベルネ30%、モンテプルチアーノ30%。
ボルドー品種が多いあたり、
西隣のトスカーナ州にあるスーパー・タスカン的なワインでは無いかと想像しつつ抜栓します。
色は、ボルドー的な濃い青紫色だけど、グラスの向こうは透けてます。
エッジの先まで同じ色で、当然ながら熟成感はありません。
そして、残念ながら香りのボリュームは小さめ。
果実っぽさよりも、昨日のリオハ同様の赤サビっぽい香りが感じられ、
どことなくマヨネーズみたいな雰囲気もあったりして、個性的ではあるけどあまりグッと来ません。
ところが味わいは、渋味が丸くて甘さしっかり酸味もあって、高い次元で均整のとれたバランス。
アルコール度数が13%と、最近のこの手のワインとしてはおとなしめなこともあって、
スイスイと杯が進みます。
香りだけだと『ハズしたか!?』と思ったけど、とても味吟醸なワインだったので挽回してくれました。
一本飲み終えるころには「すき焼きならこれくらいがちょうど良いんじゃね?」と思えるようになります。
一点苦言を呈するとすれば、造り手がこのワインの説明をしてくれている裏ラベルの上から、
インポーターがほぼ無意味なラベルをベッタリと貼ってくれていること。
糊が強くてうまく剥がせず、造り手のラベルは読めませんでした。
もし自分が造り手だったら、裏ラベルの説明文に何を書くか一所懸命考えますよね?
それを、なにも考えてないインポーターのラベルに隠されたら悔しくないですか?
ココだけでなくそういうインポーター多いです。ホント考えて直して欲しいと思います。
点数 | 78点 |
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リンク |
Falconieri 2012 [Falesco] 1,706円 超こだわり!イタリア赤ワイン5本セット 5,378円 |
名称 | Solar de Castro 2009 ソラル・デ・カストロ 2009 |
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生産者 | Bodegas Domeco de Jarauta ボデガス・ドメコ・デ・ハラウタ |
価格 | 994円 (単品価格 1,134円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食メニューのメインはシーフードグラタン、レタスとトマトのサラダ、クルミパン。
赤が良いか白が良いか結構悩むんっすよね、グラタン。
いやどっちも別に合わなくはないと思うので、好きなの飲めば良いと思うんだけどね。
・・・などと逡巡しつつ選んだのは
「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの12回目(前回はコレ)、
今回は昔ながらの銘醸地、でも師範的には若干苦手意識のあるリオハのワインで、
品種もやや苦手なテンプラニーヨ。
そして、これまでの集中稽古でなんとなぁくスペインのそれぞれの地域の個性が分かってきた気がするんで、
この「ちゃんと知ろう」シリーズはとりあえず一旦終了。
もちろん今後も普通にはスペイン産と稽古すると思いますが。
色はしっかりと濃い紫色。エッジまでほぼ紫色だけど、ごく薄くガーネットが見えます。
香りは、まず感じるのが濃いベリー香で、それに加えて鉄サビのような香り。
この品種にありがちなヤニっぽさは控えめだけど、やはりクセの強い香りではあります。
味は、渋味も甘酸っぱさもたっぷり、グイグイ攻め込んでくる強さがあって、
いかにもパーカー氏ご推奨のワインといった感じであります。
そもそものブドウはとても良く熟したんでしょう、アルコール度数14%にして糖度8.4、
糖度の高い材料が使われていることがわかります。
しっかりしたワインが好きな人にはCPに優れた一本です。
でも、やっぱり荒っぽいんだよなぁ。出来高勝負な感じがしないでもありません。
とはいえリオハも昔みたいなマドロスが煙草吸ってうらぶれているような感じは無くて、
モダンな感じも採り入れているというのは判ります。
点数 | 74点 |
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リンク |
高評価スペイン辛口赤ワイン究極飲み比べ5本セット 5,378円 Solar de Castro 2009 [Bodegas Domeco de Jarauta] 1,134円 |
名称 | Cadet d'Oc Chardonnay 2013 カデ・ドック シャルドネ 2013 |
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生産者 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド |
価格 | 784円 (単品価格 1,296円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
昨日「高級ワイン飲み放題」なんてバチ当たりな会に参加しちゃいましたんで、
本日は味覚と金銭感覚をリセットする意味で普段通りに安ワインと稽古。
選んだのは2年前に2011年産と稽古済みの南仏産シャルドネ。
造り手は、「フランスのサントリー」との呼び声高い(ってウソです。師範が今思いついただけです)
ロスチャイルド家。
ヴィンテージも昨日のシャルドネと同じ2013年産、脳内で比較しつつ頂きます。
ちなみに本日の夕食の調理当番は師範で、
この白に合わせて刺身(メバチマグロ、スズキ、真ダコ・・・昨日のネタと被るのを避けました)、
鯵の塩焼き、ニラとモヤシのカレー炒め、カキ菜のお浸しをご用意しました・・・ってワイン飲むのは師範だけですがね。
色は、昨日の津軽さんほどではないけど薄めのレモン色。
香りは、こちらもあまり強くはありません、というか昨日のより弱いかも。
あまり南のシャルドネっぽくない、リンゴと柑橘類の雰囲気を感じる香りです。
樽香は感じないのでステンレスだとと思われます。
味は、バランス的には甘くなく酸っぱくなくなんだけど、
口に入るときに良く言えば存在感、悪く言えば抵抗感を感じます。
というわけで、実買相当額800円以下なら合格ラインでしょう。
こうやって頭の中で比べてみると、
国産白のスーッと身体に入って馴染む感じは、
昨日は「弱い」と感じたけど案外得難いモノなのかもです。
点数 | 71点 |
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リンク |
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円 Cadet d'Oc Chardonnay 2013 [Baron Philippe de Rothschild] 1,296円 |
長くサイトをやっていると嬉しいこともあるもんです。というのも、
サントリー・グルメガイドさんから
『「日本ワインコンクール2015」で金賞を取ったワインと料理を楽しむ会に参加されませんか?』
とお誘いを受けました。
どうやら「ワイン通のブロガー」な人を対象に招待しているマーケティング・イベントのようで、
当道場のようなワイン通でも無きゃそもそもブログでも無い、
ただの安酒飲みの戯言サイトが参加していいのか微妙だと思いましたが、
まぁ黙ってりゃバレないだろう、ということで二つ返事で参加させて頂きました。
下記のリンクが、今回同席させて頂いた本物のワイン通ブロガーな方々です
(現在は各ブログのトップページへのリンクですが、
サントリーグルメガイドの公式ブログからリンクされ次第ダイレクトに記事にリンクします※)
#ちなみに「徒然わいん」さんは門下生第六十九号まつ殿です。
※12月18日、サントリーグルメガイドの 公式ブログ に掲載されたのでリンク先変更しました。
徒然わいん | 徒然わいんさん |
ワイン大好き ~ラブワインな日々~ | ラブワインさん |
プチプラワイン日記 | らむろうさん |
わくわくするワイン、ときどきお酒 | まみさん |
MOMOの東京グルメ日記 | MOMOさん |
ワインヲタ入門生のチラシの裏 | ぱんだしゅりけんさん |
ワインのきらめき ~我が家のドリンキング・レポート~ | ooisotaroさん |
日本ワイン サントリー | 渡辺直樹氏(登美の丘ワイナリー所長)ほか4名のスタッフの皆様 |
会場となったお店は、新宿野村ビル49Fと50階にある祢保希(ねぼけ)新宿店という土佐料理の店
(ぐるなびのページへのリンク)。
やっぱり日本のワインに合わせるのは和食なんですね。
場所は高層ビル50階の窓際個室ということで抜群の眺め&ロケーションです。
こんなお店でタダ飯&タダ酒、
もう「ラッキー/役得/もうけもん」といった言葉以外に思いつきません。
午後7時30分過ぎに全員集合、
まずは乾杯のビール(もちろん銘柄はサントリープレミアムモルツ)を頂きながら、
サントリー登美の丘ワイナリーの渡辺所長から直々に熱いレクチャー。
いやー、まず酒飲みながら講義を聴く、というのが良いですね。
右の耳から入った情報がそのまま心地よく左の耳へと流れ出していきます
・・・なぁんて態度だとあまりに不誠実なんで、タダ飯タダ酒を頂いた恩義に報いるべく、
聴いてて興味深かった情報をいくつか。
などなど。いろいろと勉強になりやす。
そしてこの後本日の主役たるワイン4種類をテイスティングするわけですが、
それは↓で追々説明して参ります。
今回、こちらのお店にはワインに合わせた料理を用意して頂いて、
料理長自らそれを説明して頂きました。
キレイに印刷された献立表も頂いたのでそれから料理名を写して参ります。
・・・ということで、まず一皿目がコレ。
前菜:九絵皮せんべい、あわび山椒煮、乾いちぢく胡麻クリーム
こういう、和食で最初に出されるチョビっとした料理って、
まさに酒のためにある、という感じですな。これだけでグラスがグイグイ進みます。
名称 | サントリー ジャパンプレミアム 津軽シャルドネ 2013 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 塩尻ワイナリー |
価格 | (参考小売価格:2,700円) |
購入店 | -- |
ます最初は、サントリーさんが展開している"ジャパンプレミアム"の産地シリーズから、
青森県は津軽地方産のシャルドネを使った白であります。
『へぇ~、青森でもブドウが栽培出来るんだ』とアホみたいなこと思ってたけど、
そりゃ北海道でも栽培しているわけだから青森で出来ても不思議はないですな。
ちなみに当道場に於いて東北地方のワインは初登場、
つくづく日本ワインに冷たい道場であります(理由は後述)
で、ワインの印象を書く前にこのワインの情報を書いておきます。
冷涼な気候と岩木山の火山灰土壌が特長の青森県津軽地区で垣根栽培されたシャルドネを使用。
2013年の気候は、夏季に降雨の影響があったものの9月以降持ち直し、全般的に良質なブドウが収穫できたとのこと。
ぶどうを房ごと圧搾する「ホール・バンチ・プレス」を使い、
酸化を徹底的に防ぐことで、香り豊かな白ワインに仕上がりました、だそうです。
また、津軽のブドウをどこで醸造するかというと、収穫後すぐにリンゴ用の冷蔵庫に入れて保管、
一週間以内に塩尻ワイナリーへ輸送(昼に積荷して翌朝到着)、そこで醸造するそうです。へぇ~。
さていよいよテイスティング。色は非常に薄めです。シャブリとかそのあたりっぽい色ですね。
香りは、みなさん『リンゴの香りがする』と言われてました。
確かにそういう香りはしますし、「津軽=リンゴ」ってことで先入観もその印象を補強します。
シュッとしてシャープで端正な香りです。
ただ、惜しむらくは香りのボリュームが弱いのね。
これくらいのボリュームで「香り豊かな」と言われるとすると、
やっぱり日本ワインは難しいのかなぁ、と思わざるを得ません。
味も、香りの印象通りキリリとして端正。
いわゆるシャブリからミネラルっぽさを引いて寒い土地のソーヴィニョン・ブランみたいな旨味を足した、
って感じでしょうか。
問題なく美味しいんだけど、やっぱり香りの弱さがなぁ。
でも皆さんはあまりそう感じているようには見受けられなかったので、
安ニューワールド産の派手な香りに慣らされた師範の安い嗅覚のみ例外的にそう感じたのかも知れません
(あるいは皆さんオトナの対応だったのかも知れません)
点数 | 74点 |
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続いての料理はコレ。
椀物:鯨うねす沢煮
強肴:炭火焼 鰹たたき (左写真)
お椀は松茸?なんて思いつつ、鯨だったんですね。そんな違いも判らん師範です。
鰹のタタキはさすがは土佐料理!って感じで、生のニンニクを添えて食べても負けない味わい。
野菜もたっぷりでヘルシー、美味しゅうございました。
名称 | サントリー 登美の丘ワイナリー メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ 2013 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | (参考小売価格:3,300円) |
購入店 | -- |
当道場の読者な方は良くご存じだと思いますが、
師範が日本のワインと稽古する機会はかなり少ないと言えます(本日まで稽古した5,484本中の99本なので1.8%)。
かつ、ロゼと稽古する機会も少ない。
従って、国産のロゼを頂くことなんて「少ない」&「少ない」=「極めて少ない」のであります。
そこへ持ってきて一本3,000円を超えるとなると、過去比較できるようなワインは無かったりします。
となると、師範はもう生まれたての赤ちゃんのようにピュアな気持ちで稽古に臨むしかないわけであります。
さてこのワインに関する情報を。
2013年は高温少雨でブドウ栽培には適した気候だったそうです。
そして、「登美」や「登美の丘」向けに手摘み収穫されたブドウを、
赤ワインに仕込む発酵の初期段階でセニエし、
低温で樽発酵させることによって造られたのがこのロゼ、とのこと。
なんだかそういうことを知った上で飲むと気分が違いますな。
色は、左写真でも判ると思いますが非常にキレイな薄赤色、
いわゆるピンクとオレンジの中間、ルビーグレープフルーツの果肉ような色です。
香りは、前のシャルドネと違ってこちらはバンバン香ります。
どんな香りかというとまず思い浮かぶのがチェリーコーラ、
赤ワイン用のブドウだったという雰囲気を色濃く残す香りで、目をつぶって嗅ぐと「赤?」と思う瞬間があります。
そしてほのかに樽の香りもあって、なかなか複雑な香りの構成です。
味もナイスです。
ロゼって、オンナ子供向け(って子供は飲みませんが)の薄ら甘いワインを想像しがちだけど、
このワインはキリッとした酸があって甘さは控えめ。言わば「漢(おとこ)のロゼ」です。
いやー、これは過去に経験したことのないビックリ感のある美味いロゼでした。
渡辺所長曰く『しっかりした赤を造るためにセニエした、いわゆる副産物としてのロゼは、
そもそもの果汁のポテンシャルが高いので美味い』とのこと。
なるほど、それでボルドーとかでもロゼがあったりするんですな。勉強になります。
点数 | 84点 |
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続きます料理がコレ。
焼物:四万十鶏 塩麹焼き
鶏の下には煮た大根が、上には新生姜と小ネギが添えられています。
蕪や大根を煮たのって、洋の東西を問わずこういう料理の台として使われますな。
やっぱりニュートラルな味わいで邪魔をしないからかな?
そして肝心の鶏は結構ボリュームがありました。
名称 | サントリー ジャパンプレミアム 塩尻メルロ 2011 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 塩尻ワイナリー |
価格 | (参考小売価格:3,590円) |
購入店 | -- |
3本目4本目は赤です。どちらも長野県産のメルローで、
ヴィンテージと畑が違うという師範のような味覚音痴泣かせの2本です。
国産ワインって、ロゼも稽古しませんが赤も登場頻度が低い道場です。
赤ワインって、やっぱり濃さが無いと難しい気がするんですよ。
地中海沿いやニューワールドみたく半ば砂漠みたいな気候で、
サイズが小指の先ほどで皮と種だけのブドウが実る土地と比べて、
雨の多い日本はどう考えても条件不利なんじゃないかなぁ、と思っておったわけですよ。
・・・んなことを考えつつこのワインの情報を。このワインのブドウが栽培された塩尻は、
日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きく、さらに降水量が少ない、とのこと。
上記条件をいくらか挽回しております。
そこに70~80の契約農家があって、そのうちの4人の農家の方からこのワイン用のブドウを買っているそう。
2011年は寒い年だったそうですが、メルロは良く熟したタイミングで収穫できたんだとか。
そして新樽比率30%程度で2年ほど樽熟成されたのがこのワイン、とのことであります。
色はしっかりとした紫色だけど、いわゆるボルドー右岸のメルローなんかと比べると相対的に薄めというか、
グラスにたっぷり注いでも向こうが透ける透明感があります。
香りは、ブルーベリーとかカシスみたいなベリーっぽい果実香の上に、
コーヒーみたいな甘香ばしい樽香がハッキリと乗って感じられます。
味は、ドカンと来る濃さはありませんが、味わいにツーッと一本芯があるというか、
濃さとは違うまとまりの良さを感じます。
ボルドーのピーマンとも南米のインクとも豪州のミントとも違う、
日本ワイン独特の個性を感じるメルロです・・・なんて判ったようなこと書いてますが、
ブラインドだったら「ロワール?」とか言っちゃってるでしょうな。
ちょっとピノ・ノワール的な澄んだ感じもあって、師範は好きな系統の赤でした。
点数 | 82点 |
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前の肉料理の後、ここでまたお刺身が出てきます。
日本料理は組み立てが自由ですな。今回の場合、目の前に常に4種類のグラスがあるので、
勝手に合わせることが出来て好都合です。
向付:天然活け締め白身魚(長崎産朝採れ真鯛)のうす造り あん肝ソース
土佐黒毛和牛の炙り ゆずポン酢
左写真で1人前、量タップリです。
料理長曰く『ワインなので醤油ではなくアンキモのソースを用意しました』とのことでしたが、
個人的な嗜好では真鯛の味わいが生きるよう普通に醤油の方が良かったような気がしないでもなかったり
・・・まぁそんなこともありますわな。
名称 | サントリー ジャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2012 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 塩尻ワイナリー |
価格 | (参考小売価格:8,640円) |
購入店 | -- |
いよいよこのワインが多分今回のメイン、なんと1本8.640円の岩垂原メルロ。
"ジャパンプレミアム"産地シリーズの最高峰らしいです。
岩垂原、あまり聞いたこと無い地名だったので調べたところ、
塩尻市と松本市の間あたりにある地区らしいですな。
とすれば、前の「塩尻メルロ」が村名格付け、この「岩垂原メルロ」が畑名格付け、といったところでしょうか。
そしてお約束のワインの情報。
このワイン用のブドウを栽培しているのは、1980年からこの地でメルロを育てている山本さんという方、
畑の面積は0.6ha程度とのこと。「畑名格付け」どころか「Monopole(単独所有畑)」ですな。
非常に水はけのよい畑だそうです。
そして2012年はこの地のグレートヴィンテージ、4割新樽を使って熟成させたそうです。
14%というアルコール度数の高さは、国産ワインでは珍しいんじゃないですかね?
色は、右のグラスの写真でも判るかな、前の塩尻メルロと比べると明らかに濃く暗い紫色です。
香りは、最初は「この香りの差を感じ取れ!と・・・」と、
どっちがどっちか判らない程度の差に師範一人だけ目が泳いでいたわけですが、
時間が経つとそんな師範のポンコツ感覚器にも差が判るようになってきます。
新樽比率はこっちの方が高いのに樽の感じ方は塩尻の方が派手、
その分こちらの方が果実香が濃いというか重い感じです。
味わいも、誤解を恐れずいうと塩尻は「根アカ」、こちらは「根クラ」。
ストレートに「あー美味い」ってんじゃなくて、
頭の中で一回考えて「んー美味い」と感じる味わいです。
冷静に考えると、こちらの方はまだ熟成途中で若かった、ということでしょうか。
でも、サントリーの方含め参加者の皆さんを見ていると『断然こっち』って感じだったんだよなぁ。
やはり我彼の住む世界の違いを実感ぜざるを得ませんでした。
点数 | 80点 |
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料理はまだまだ続きます。
揚物:海老芋オランダ揚げ 酒盗ソース添え
食事:焼きさば棒寿司、ミョウガの寿司 (左写真) 、味噌汁
甘味:直七ゼリー、四万十栗のアイス、蜜柿
もったいないことに、最後の方は料理を残しちゃいました。
というのも、普通の飲み会だと目の前に酒がない、「待ち」のタイミングがあるわけですよ。
で、師範の場合そういう時に料理を口に運びます。
ところが今回は、4つのグラスのうちどれかが無くなると即注ぎ足してくれる「わんこワイン」状態。
もう飲みっぱなしで料理を口にする暇がありませんでした。
せっかくの料理を用意して頂いたお店の方スミマセン。
そんな感じのイベントで、当初予定だと終了は21時頃とのことでしたが、
実際は延びに延びて22時30分過ぎまでワイワイやっていたように思います。
左が、最後に撮ったワインの集合写真、
ブレてて傾いちゃって見切れているあたりに師範の状態が如実に現れております(恥)。
さて今回のイベントを通して、日本ワインも良いやつは良い、
というか和食との相性の良さとか、日本のワインでしか得られない魅力があることを感じました。
お招き頂いたサントリーの方や同席頂いた皆様には感謝感謝であります。
で、じゃぁ今後道場で日本ワインの登場回数が増えるかと言うと、
それはきっと難しいなぁ、とも思います。
なぜなら、今回のワインにしても、道場の稽古範囲である3,000円以内ぎりぎりかそれ以上なんですな。
師範の普段の稽古相手は概ね1,000円前後、そのクラスだとやはり日本産は厳しいと思うわけです。
熟したブドウを育てる労力や畑の規模を考えると、
どうしても真面目に造ればそれなりの価格になってしまう、というのが日本ワインの現実かと。
だもんで、主に3ケタ円のレンジが主戦場の安ワイン者としては、
好き嫌いにかかわらず日本ワインには冷たい態度を取らざるを得ない(というか向こうから冷たい態度を取られている)、
というのが実情でしょう。
ただ、家飲みの日常を離れれば別。
特に旅先とかでは多少お金出してもその地のワインを飲みたいよね。
外国人旅行者が増えてインバウンド政策の充実が求められている昨今、
宿や飲食店ではもっと日本ワインのラインナップを増やしたら良いのに、と思います。
そうすればきっと師範ももっと頻繁に飲む・・・はずです。きっと。
・・・というわけで、万が一またの機会があれば是非参加させて頂きたく存じますので、
これに懲りずよろしくお願いします>サントリー様&皆様