3月になりました。薬のおかげで花粉の影響は今のところ最小限に抑えられています。 さて左写真は毎度の自己満足写真、道場で栽培しているデンドロビウムが満開に近い状態を迎えております。 ただ、「満開」といってもモノによってはまだツボミ状態の花もあって、これから1ヶ月弱楽しめそうです。 それにしても、東京ドームで行われていたラン展の花とかだと、 ホントに一斉にというか、全部の花の開花時期が調節されているみたいに咲くんですな。 ああいうのは一体どうやって実現するんだろうね? そういう、植物に対してコントロールを利かせる技術って、 日本はかなり進んでいるような印象を受けます。そして、開花時期とか収穫時期の調節技術がより進めば、 例えばブドウ栽培なんかにも応用して霜や雹からの被害を避けるなんてことが出来るようになるかも ・・・とまた強引にワインに近い話題に振って終わります。 |
Macon-Villages 2011 マコン・ヴィラージュ 2011 |
Roux Pere & Fils ルー・ペール・エ・フィス |
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Blanc 白 |
Macon Villages マコン・ヴィラージュ |
Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) |
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\1,190 | 2013/02/09 | サンタムール | カツミ商会 | |
本日の夕食は、サーモンとアボカドのサラダ、昨日の残りのスペアリブ、あとは師範代の実家から届いたわさび漬け。
主食は昨日の残りのフランスパン。
って感じなんで赤でも白でも合いそうなメニューではありますが、
前日ガッツリ飲んだ影響でいささかダメージもあるんで、今日は軽そうな白をチョイス。
そして選んだのは、ブルゴーニュはマコンの白。
造り手はルー・ペール・エ・フィス。
しばしば飲んでいる銘柄だと思っていたけど、
前回の稽古はすでに9年前で、その時のヴィンテージは2001年産。
月日の経つのは早いものであります。 さて抜栓。コルクにはDIAMが使われています。 DIAM、以前より抜きやすくなったような気がしますな。 そして色は、これぞ安白ワインな薄いレモン色。でも今日はそれで良いんです。 ところが香りは案外シャンとしていて、リンゴっぽいフルーツ香に加えてナッツのような香ばしさがあります。 この香ばしさ、樽由来じゃないんだろうな。シャルドネ種本来が持っている香りのような気がします。 そして味は、想像通り軽めで薄め。 南のマコンというより北のシャブリ、それから酸味を弱くしました、って感じです。 というわけで、失礼ながらどうということは無いワインではあるだけど、 今日はこういう軽めのワインを望んでいたんで狙い通りでした。 癒されるというか、ね。さぁ明日から新年度ですなぁ。 | ||||
70点 | 道場にて |
本日は、道場の隣人Kさん一家を招いて食事会。
参加者大人4人子供4人の計8人、飲む人は師範とKさんパパとママの3人。 道場のジューンベリーが例年より半月以上も早く開花して、 もう満開に近い状態だったんで、天気が良ければ外での飲みも考えたけど、 今日は雨こそ降らないけどかなり寒かったんで断念しました。 |
Chevalier Fabre Brut N.V. シュヴァリエ・ファブレ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
Chevalier Fabre (C.G.D.) シュヴァリエ・ファブレ (C.D.G) |
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Champagne 発泡 |
Champagne シャンパーニュ |
Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) |
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\2,480 | 2011/05/18 | ドラジェ | 東京実業貿易 | |
本日の料理は、まず前菜にピクルス、ブロッコリーと海老のサラダ、マグロとヒラメのカルパッチョをお出しして、
Kさんちからお持ち頂いたのが鶏肉と菜の花の炒め物、水菜とハムのサラダ、アサリのバター炒め・・・と備忘録。
ココに書いておくと、次回の料理の参考に出来ますからね。 そしてワインは、まず1本目はシャンパーニュから。 2年近く前に買って、稽古する機会なく今に至る一本なんだけど、 今でも(師範が買った時より値下げして)売られています。。 ショップのサイトには、「高い評価を誇る、あるシャンパンハウスのもの」とあるので、 造り手の郵便番号"51500 Chigny Les Roses"と"C.G.D."というイニシャルから推察すると、 Gardet社かな? 色は、レモン色というより薄麦わら色で、黒ブドウの比率が高そうな感じ。 香りは「これぞシャンパーニュ」なイースト香がバッチリ。 フレッシュ感よりも熟成感が勝っているのは、自宅熟成期間が長かったからかも。 味も香りの印象通りで、コッテリってまではいかないけれども、ややシッカリした感じのある味わい。 特に強い個性があるわけじゃないけれども、 シャンパーニュとして持っていてほしい雰囲気は一通り持っていて、 これが2,000円台前半というのは結構お得感があります。 毎日飲むならこういうシャンパーニュですね・・・なんて言ってみたかっただけです。
ショップへのリンク:
Chevalier Fabre Brut N.V.
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78点 | 道場にて |
Chassagne-Montrachet Permier Cru "Les Embazees" 2009 シャサーニュ・モンラシェ プルミエ・クリュ "レ・ザンバゼ" 2009 |
Benjamin Leroux バンジャマン・ルルー |
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Blanc 白 |
Chassagne-Montrachet 1er Cru シャサーニュ・モンラシェ1級畑 |
Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) |
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(Kさんから) | ヴィノラム | |||
次なる料理は、ちょいとお腹を満たすプリモピアット役にラザニア。
いつもはチーズに普通のピザ用的な物を使うんだけど、
今日はモッツァレラ・チーズを使って成功した、と師範代が申しておりました。
そしてワインは、Kさんにお持ち頂いた白。 造り手の「バンジャマン・ルルー」さん、師範は初耳の方です。 ボトルにはその造り手さんのサインが手書きされています。 ラベルやボトルの雰囲気はフレデリック・マニャンに酷似しているんだけど、 関係あるんですかね? さて抜栓。色は特に濃くは無くて、安い白ワインでもありそうな色合いです。 でも、香りが違います。煙たいくらいに樽が効いていて、およそブルゴーニュじゃ無いような感じ。 ただ、樽の他に柑橘類っぽいフルーツの香りもあるんで、それらが絶妙なところでバランスしています。 味は、キレが良くて酸とミネラルがしっかりしていて、ちゃんとブルゴーニュらしい味わいです。 なかなか美味しゅうございました。そして、気合の入った醸造技術、って印象を強く受けるワインでした。 聞いたところ、日本への割り当てはかなり少ないワインなんだとか。 そういう希少なワインが飲めてありがたい限りであります。 | ||||
85点 | 道場にて |
Pommard "Hospices de Beaune Cuvee Suzanne Chaudron" 2005 ポマール "オスピス・ド・ボーヌ キュヴェ・スザンヌ・ショードロン" 2005 |
Hospices de Beaune (La Gybryotte) オスピス・ド・ボーヌ (ラ・ジブリオット) |
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Rouge 赤 |
Pommard ポマール |
Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) |
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\7,749 | 2007/10/16 | みちのく岩手のワイン屋 竹澤 | ミレジム | |
メインの魚料理は、イサキのアクアパッツァ。
良い感じに魚の出汁が出てよろしいんですが、さすがに8人で食べるのにイサキ1匹では小さかったかも、です。 そしてワインは、オスピス・ド・ボーヌのポマールで、 落札者は「クロード・デュガ」のネゴシアン部門「ラ・ジブリオット」。 ジブリオットの2003年村名ジュヴレ・シャンベルタンが大変好印象だったため、 飲んだあとすぐに購入、それからもう5年以上も経っちゃいました、という一本。 2005年産ならそろそろ飲み頃になっているんじゃないかね、ということでコレを選んだわけですが・・・ 色は、ブルゴーニュらしい赤紫色ではあるけれども、まだまだ若くて熟成感は見て取れません。 香りは、ボリュームこそ期待したほどではなかったけれど、 木イチゴっぽい果実の香りにカラメルっぽい甘香ばしい香りが加わって、 なかなか良い感じ。 「こりゃアタリかも」と期待しつつ口に含むと、これが若いんだな、まだ。 酸味もあって甘味もあるんだけど、なんたって渋味がかっちり固いんですよ。 というわけで、美味いには美味いけどまだ飲み頃は先にあるような感じを受けました。 8年も経っているんだけどなぁ。 それくらいでは美味しく飲めるようになってくれないと、道場程度のセラーのキャパだと困るわけですよ。 | ||||
83点 | 道場にて |
Chateau Figeac 2006 シャトー・フィジャック 2006 |
Ch. Figeac シャトー・フィジャック |
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Rouge 赤 |
Saint Emilion Premier Grand Cru Classe サンテミリオン第一特別級 |
Bordeaux (France) ボルドー (フランス) |
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(Kさんから) | ヴィノラム | |||
メインの肉は、スペアリブの照り焼き・・・なんだけど、師範は食べた記憶がありません。
しかしながら、翌日師範代に聞いたら美味い美味いと食べていたそうです(恥)。
ワインは予定外の一本ということで、 Kさんが自宅に取りに行ってくれました。なんたってお隣ですからね。 そういう時は便利です。 で、そのワインがコレ、サンテミリオンの大御所シャトー・フィジャック。 道場では1994年産と1986年産と稽古していて、 大御所の名に恥じない安定した造り手という印象があります。 色は、濃い紫色にほんのりレンガ色が入っているようで、前のブルゴーニュと違ってちょっぴり熟成感が感じ取れます。 香りも、カシスみたいなフルーツに加えて正月の黒豆みたいな香りがあって、こちらも良い感じの熟成感。 味は、すでにカドが取れて丸い味わいになっていて、スイスイ入っていきます。 ブルゴーニュよりボルドーの方が熟成に時間がかかるような印象があるんだけど、 少なくともこの2本に関してはこちらのボルドーの方が先に柔らかくなってました。 やっぱり右岸だと熟成が早いんですかね?ともあれこちらも大変美味しゅうございました。 | ||||
85点 | 道場にて |
Clos des Verdots Moelleux 2010 クロ・デ・ヴェルド (甘口) 2010 |
David Fourtout ダヴィド・フルト |
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Rouge 赤 |
Cotes de Bergerac コート・ド・ベルジュラック |
Sud Ouest (France) 南西地区 (フランス) |
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\1,100 | 2013/03/26 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
そして次なるワインがコレ・・・というか飲む人3人で5本目。
3人のうちKさんママはそんなには飲んでないわけで、師範とKさんの腹の中には1本半以上のワインが入っております。
でも、ワインの瓶が空っぽになるとなんか寂しいんだよね。
というわけで、師範代には止められたみたいですが、デザート・ワインを開けちゃっております。 で、当然ながらこのワインがどんな感じだったかなんて覚えちゃいないわけです。 ただ、幸いにして3分の2くらいは残ってたんで、翌日改めて再稽古。 見た目は、特段普通の辛口ワインと変わりありません。 アルコール度数も12.5%だし、ネットリ感も普通なので、外観上はこれが甘口ワインだとは判りません。 香りは、まるでドイツワイン(ミュラー・トゥルガウ種?)みたいな雰囲気で、 マスカットっぽい香りがいかにも甘そうです。 そして味は、想像以上に甘さを感じます。というのも、酸味が少ないんですな。 なので甘さの感じ方が単調になってしまっている感じです。 まぁデザートワインなんで甘くて当たり前、というかそれを期待して買っているわけですが、 もう一歩の厚みというか、酸のシッカリ感が欲しかったなぁ、と。 来週も客人があるので、それまでちびちび飲みながら持たせるとしましょう。 4日後再稽古。気安めでバキュバンしてたんだけど、香りはやっぱり飛んじゃったかなぁ。 マスカットというよりゴムっぽいような雰囲気の香りになっちゃいました。 それでもまだ半分残ってます。この先生きのこっていくのか? 6日後再々稽古。ある程度以上には落ちないと言うか、これはこれでちゃんと楽しめるレベルを維持しております。 明日、師範含め皆が平気で食後を迎えれられれば一気に空けましょう。 8日後再々々稽古。また客人があったのでデザートワインとして出しました ・・・ってことまでです、覚えているのは。それでも半分ほど残っていたボトルが空になっていたので、 それなりにウケていた、ということでしょう。 | ||||
72点 | 道場にて |
Langtafel Red 2010 ラングターフェル レッド 2010 |
Mooiplaas Estate Wine モイプラース・エステート・ワイン |
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Red 赤 |
Stellenbosch (South Africa) ステレンボッシュ (南アフリカ) |
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\660 | 2013/01/19 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
今週の土曜はガッツリ飲む予定があるので、
ここんとこ実施している「水金土で2本」ルールはやめて、
以前同様の「水金で1本」に戻します。
というわけで選んだのが、平日なのでお手頃価格、
かつ中一日くらい開けたって全然平気そうな南アフリカ産の赤。
銘柄的には道場初登場ですが、この"Mooiplaas Estate Wine"という、
どう読めば良いのかイマイチわからん造り手のワインは、以前とても濃いヤツと稽古済み。
アレと同じ感じだったら、1日で飲み干しちゃわない方が良いだろう、という作戦であります。 色はしっかりと濃いけど、辛うじて向こうが見える透明感のある濃さ。 スワリングするとネットリ感も見て取れます。 香りは、ミチッと重めのカシスっぽい果実香に深く焦げた消し炭のような香り。 ブラインドで嗅がされれば間違いなく 「ボルドー、それもちょっと良いヤツですねぇ」と答えます。 裏ラベルによれば、品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、シラーズ。 シラーズを除けば確かにボルドーらしい調合ですな。 それにしてもホントにボルドーっぽい香り。樽の焦がし方や使い方も酷似しているような気がします。 そして味もビックリするくらいボルドーっぽいんだなぁ。 甘さが控えめで酸がしっかりしているあたり、一般的な南半球/ニューワールドのワインとは別物の雰囲気です。 へぇーっと感心してしまうワイン。 トータルのパフォーマンスとしては1,000円台後半の良く出来たボルドー産といった感じだけど、 それが660円(3/27現在は20円上がって680円)というのはなかなかナイスなコスト・パフォーマンス。 こんなワインがあったら、普通のショップだと「大発見!」とか「名門ボルドーに匹敵!!」とかの宣伝文句が踊りそうだけど、 なんの謳い文句も書かれていないんだよね、コレ。 そして翌々日、想像通りヘタった感じは全くなくて、今日もボルドー然としております。 ただ、抜栓した時は「透明感がある」なんて書いてたけど、 翌々日はガッツリ濃くて向こうが見えません。ボトルの上と下とで違うんでしょうね。 というわけで、色だけは初日優位だけど、それ以外は2日経っても全然平気な感じでした。
ショップへのリンク:
Langtafel Red 2010 [Mooiplaas Wine Estate]
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76点 | 道場にて |
Marsannay "Coeur d'Argile" 2009 マルサネ "クール・ダルジル" 2009 |
Frederic Magnien フレデリック・マニャン |
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Rouge 赤 |
Marsannay マルサネ |
Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) |
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\2,268 | 2013/01/19 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食のメインは、長女のリクエストでミートローフ。
あとはアボカドとサーモンとトマトのサラダ、クラムチャウダー、焼き芋のバター焼き、そして主食はフランスパン。
こういうコジャレた料理だとワインもちょっと良いヤツを開けたくなって(なんてことを先週も言ってたな)、
連日ではありますがピノ・ノワールをチョイス。
昨日のは南米産だったけど、本日のは老舗ブルゴーニュ産で、
造り手は「安いヤツでも手を抜いていない」と師範内で定評のあるフレデリック・マニャン。
この造り手の廉価なワインは 昨年末2010年産ACブルゴーニュと稽古して好印象。
本日はそれよりもグレードが上で、北部ブルゴーニュのマルサネ村で畑名付きの2009年産であります。 色は、想像したよりもかなり濃いめの赤紫色。 昨日のチリ産と大差無いんじゃないかと思われる色合いですが、 なんとなくこっちの方が透明感がある気がするんだよね。気のせいかもですが。 香りは・・・イイです、コレ。 さすがは北のブルゴーニュ、ピンッと張り詰めた果実の香りが全体をカバーしていて、 その背後に革っぽい感じがあって、「良いブルゴーニュ」感満載です。 味も、やっぱりキレイだよね、ブルゴーニュは。 酸味と旨味の鼻筋がツーっと通っていて、その両脇から柔らかい渋味とほのかな甘味が支えている感じ。 味わいの絶対値はそれほど大きくないけど、そのバランスはまさに「プチ高級ブルゴーニュ」です。 ただ、ちょっとだけ渋味が険しいんで、もう少し置いといた方が良さそうな感じはします。 いやー、これは美味いです。師範の感覚では4,000円~5,000円くらいするワインに匹敵します。 そしてやっぱりピノ・ノワールはブルゴーニュですよ、って気分になっちゃうわけですが、 お値段的には昨日のチリ産の3倍以上するわけで、要はTPOですな。 気軽な時にはチリ産で、かしこまった席にはブルゴーニュで・・・ ってかしこまっても2,000円台前半なところが安ワイン道場なのであります。 | ||||
82点 | 道場にて |
今年の桜の開花は早いよね、ということで師範家でもお昼に近所の公園でお花見。
お天気は花曇り。ちょっと寒いかな、とも思うけど、例年の花見よりは暖かですな。 この公園、毎年桜がバッチリ咲いているんだけど、花見する人はほとんど居ないのね。 今年も、いわゆる花見客は師範家だけで、あとは普通に「アウトドア飯」する親子連れのみ。 |
料理は、近所のスーパーで調達したお惣菜とか。
と、食べ物は手を抜いておりますが、アルコールは手抜きしません。
まず最初はThe Belgium Beerというベルギー産のビール(右写真)。
内容は・・・これを「ザ・ベルギー・ビール」と言われても困るよね、というもの。
師範の最近のお気に入りである香り華やぐヱビス(コレ)の方が数段上です。 そして、ビールの後は清酒で、先日来飲んでいる獺祭 "寒造早槽" 純米大吟醸48(コレ)。 華やかな香りが花見にピッタリ、って感じです。 そしてワイン↓も頂いております。 |
Alto los Pumas Pinot Noir 2010 アルト・ロス・プーマ ピノ・ノワール 2010 |
Vina Quintay ビーニャ・キンタイ |
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Tinto 赤 |
Casablanca Valley (Chile) カサブランカ・バレー (チリ) |
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\699 | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | アストインターナショナル | |
花見のワインと言えば、まずスパークリングか、次はロゼか、
そうでなければ甘めの白か、さもなくばピノ・ノワールか、ってところでしょうか。
その条件で、スパークリングは一人で昼の短時間に飲み干すのはしんどいんで却下。
ロゼは持ってません。甘めの白も持ってません。
というわけでピノ・ノワールと相成りました。
そして、ピノ・ノワールでもブルゴーニュみたいな小難しいのより、
ニューワールドのわかりやすいヤツが良いと思ってチョイスしたのがこのチリ産。
1本700円というお手頃価格のワインではあるけど、
販売店のサイトによれば「手摘み100%収穫。80%以上をフレンチオーク樽でマロラクティック発酵。
6ヶ月フレンチオーク樽で熟成」らしいんで、結構期待できそうです。 色は、ピノ・ノワールだと思えばかなり濃いけど、 一般的なニューワールドの色と比べればやや明るく赤い側に寄った感じ。 香りは、嬉し悔しいことに香りバッチリです。 ニューワールドのピノらしい、グジュッと熟したイチゴとチェリーの香りに加えて、 看板に偽りなく甘く焦がした樽香が加わります。 味は、悪くは無いけどなんとなく要素がガチャガチャした感じ。 特に、渋味が苦く感じられて荒っぽいのと、酸味が弱いのが残念。 甘味はあって、「花見ワイン」の要素はちゃんと持っているんですけどね。 とはいえ、700円でこの充実感はなかなかのものです。 味わいの荒っぽさはあと何年か置いとけばこなれてくるかな、って感じだけど、 さすがにこのクラスのワインを寝かせとく人は居ないよね。 | ||||
75点 | 道場近くの公園&道場にて |
Grechetto 2010 グレケット 2010 |
Cantina Novelli カンティーナ・ノヴェッリ |
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Bianco 白 |
Umbria (IGT) ウンブリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) |
Umbria (Italia) ウンブリア (イタリア) |
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\760 (単品価格:不明) | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モンテ物産 | |
本日の夕食は、鯖の塩焼き、キュウリとクラゲの酢の物、春菊の柳川風。
普通に考えたらワインなんて合いっこないメニューですが、それに合わせるのが「安ワイン道場師範」ってもんです。
というか、こういうメニューに合うワインを探してこそ「安ワイン道場師範」だよね、
というわけで、手持ちのワインの中から最もストイックというか、
甘さに逃げて無さそうなワインをチョイス。
選んだのは、「イタリアン高級泡(スプマンテ)&白(辛口白)&フェデリーチ・スパゲッティ&高級パスタソースの飲み比べ究極5本セット」
4,980円(税込5,229円)からの1本。
見た目はなんとなくガヴィみたいな感じなんで、少なくともキリリとしたワインではないかと想像したわけです。 色は、思ったほど薄くはなくて、黄緑色っぽい雰囲気を感じるレモン色がしっかり。 香りは、予想通りのストイックさで、ミネラル感満載の香り。 他の地域に例えれば、予想通りガヴィ、もっと馴染み深い線で言えばシャブリみたいな香りであります。 そして味はというと、こちらもガヴィかシャブリかといった感じのミネラルが前面に出た味わい。 美味い不味いは置いといて、とにかく「ちゃんとしている」感は感じられます。 というわけで、決して万人受けするワインじゃないんですが、 和食に合わせやすいストイックな雰囲気を持ったワインという観点からは合格点です。 でもまぁ地味は地味ですけどね。地味であるが故に冒険せずに留まっている、という感じです。 | ||||
70点 | 道場にて |
Cantine Colosi Nero d'Avola 2011 カンティーネ・コローシ ネロ・ダヴォーラ 2011 |
Cantine Colosi カンティーネ・コローシ |
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Rosso 赤 |
Nero d'Avola Sicilia (IGT) ネロ・ダヴォーラ・シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) |
Sicilia (Italia) シチリア (イタリア) |
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\1,375 | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モトックス | |
本日の夕食は、ハンバーグ、ベビーリーフと生ハムのサラダ、そして主食はご飯じゃなくてフランスパンという、
なんとなく欧米風の食卓。そこでワインもちょいと期待が出来そうなモノを、ということで、
選んだのは先日と同じく読者の方からのお薦めのあったイタリア産。
そして、これまた非常に読みづらい販売店のサイト情報によれば、ワイン関係の雑誌でも高評価なワインのようであります。 さて抜栓。キャップシールはプラスチックでコルクも屑の集成品、そのあたりにはあまりお金をかけていないようです。 ワインの色は、濃いには濃いけどまだ向こうが透けて見える、節度のある濃さです。 そして香りは、正直言って期待したボリュームではなくて、どちらかというと小声な主張です。 ただ、その雰囲気はなかなか独特で、やや生肉っぽいというかケモノっぽさを感じます。 そのほかチェリーみたいにツンッとしたトーンの高い果実香があります。 樽香はありませんので、樽熟はしていないのかもです。 味は、まずびっくりなのはとても柔らかいことです。 2011年産と、まだまだ若造のくせに、とてもアタリの柔らかい物腰を身につけています。 渋味の角が取れていて、柔らかな酸味と甘味があって、なかなか良い感じ。 ただその反面、やや大人しすぎるような印象も受けてしまいますが。 抜栓後2時間くらい経って、開いてくるかなぁと期待したけど、香りに関してはあまり変わった感じはしませんでした。 ただ、味はグンと開いて来て、甘味が前面に出て来たように感じます。 というわけで、全体にボリューム小さめな小品ながら良い感じにまとまっていて、 かつ変化も楽しめて一人飲みにふさわしい感じのワインでした。 それはそれでナイスなんだけど、こういうワインが品評会的な場所で高評価ってのはちょっと意外。 もっと派手なワインの前には霞んじゃうと思うんだよね、この手のワインは。
ショップへのリンク:
Cantine Colosi Nero d'Avola 2011
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74点 | 道場にて |
本日は、長女の小学校の卒業式でした。新道場建立とほぼ同時に入学して6年間、早かったなぁ。 長女が通う小学校は制服が無いわけですが、 女の子たちの服装は揃いもそろってAKB48風のジャケットとチェックのスカート。 ま、師範ちの長女の服装も同じなわけですが。姪のお下がりなんですけどね。 そんな中、一人だけ着物(羽織袴)の女の子がいました。 聞けば、おばあちゃんが着付けの先生だとか。なるほど。 式自体は、たいへん良く練習されていて、合唱もまるで「合唱コンクール?」ってくらいに良くできていました。 小学校も高学年になると、『ケッ、そんなことやってられっかよ!』みたいな人物が居てもおかしくないんだけど、 みんな真面目。そういった意味ではとても良い環境の学校だったな。 今後もみんな素直に育ってくれたら良いな。 |
さぁお祝いお祝い!ってことで、昼食は長女の意向を反映して回転寿司。
店は、決して近くないし、決して内容に大満足なわけでもないけど、
なんとなく便利さでここを選んじゃうことが多いジャンボおしどり寿司 希望ヶ丘店。 店に着いたのが午後2時過ぎ。そして驚いたことに、その時間でも5組くらいの座席待ち。 さすがに通常の平日だとそういうことないだろうから、 近辺に卒業式が多くて、師範家と同様の嗜好の方が多かったものと思われます。 |
注文は、平日の昼時ということでランチセットをお願いしました。
左写真は、師範が注文した特選握りセット、
寿司9貫に天ぷらとサラダと茶碗蒸しと海苔汁がついて税込1,302円。
セットということでお得感はあるけど、いかんせん出るのが遅かった。
やっぱり回転寿司とはいえ寿司屋では都度注文した方が早くて良いようです。 そして、お祝いということでアルコールも頂いております。 まずは生ビールを頂いたけど、銘柄がスーパードライだったし、 なんとなく風味に違和感を感じたので清酒に移行。 選んだのは、東北は山形産の清酒で、初孫 生もと純米本辛口 魔斬、300mlで1,000円ちょっと。 これは確かに辛口です。悪くは無いんですが、そこまでストイックにならなくても・・・と感じる部分はあります。 最終的なお会計は6,000円弱。ま、ランチとしてはそんなもんでしょう・・・ と言いつつビールも清酒も頂いているんで、やっぱりお得感はあるかな。 |
Forest Ville Pinot Noir 2011 フォレスト・ヴィル ピノ・ノワール 2011 |
Forest Ville Vineyards フォレスト・ヴィル・ヴィンヤーズ |
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Red 赤 |
California (USA) カリフォルニア (アメリカ合衆国) |
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\798 | 2013/03/10 | カルディコーヒーファーム 横浜ベイクオーター店 | オーバーシーズ | |
さて夕食、なわけですが、昼食を食べたのがもう午後3時ごろ、
そんなにおなかはすいていないわけです。
とはいえチョロッとアルコールが入って、「呑みたい欲」の導火線に火が付いているんで、
漬物とかを肴にワインを開けちゃいます。 選んだのは、「カルディ・コーヒーファーム」という舶来食材屋さんでかった米国産のピノ・ノワール。 いまどき珍しいくらいの安っぽいボトルと、同じく安っぽいデザインのラベルに入ったワインで、 ワインの色も、ボトルの外からでも向こうが透けて見えるくらい薄め。 でもなんかそういうワインが飲みたい気分だったんですな、今日は。 色は、ボトルの外から見えた通りに薄めです。ロゼの濃いヤツよりちょっと濃い、ってくらいです。 香りは、期待した通りの甘酸っぱいフルーツ香と若干のゴム革香。 米国の駄菓子に通じるような雰囲気で、深みはないけどアタックは良好です。 味も、人懐っこくて甘酸っぱくて薄っぺら。 でも、漬けものとか冷凍食品の鶏手羽元のチン!とか、 そういうジャンキーなツマミ相手にはこういうワインの方が良く合うかもです。 なんというか、見た目通りの安っぽさで、だけどその安っぽさが心地いい感じのワインです。 屋外でバーベキューに合わせて冷やしてガブガブ飲む赤ワインでのお薦めは? なんてな要求にはとてもピッタリ来そう。 それなりにアルコールが入った状態からの抜栓でしたが、結局一本空いちゃいました。 花見なんかにも良いんじゃないかと思いますよ。 | ||||
70点 | 道場にて |
昨日と今日で、道場の生け垣として植えているヒイラギモクセイの剪定。
これまではだいたい花が終わった晩秋に剪定していたんだけど、
今年はなんとなくモノグサしていて今の時期になった次第。
芽吹きのことを考えると、秋に剪定しておいた方が新芽が沢山ついて良いとは思うんだけど、
よくよく考えると沢山茂らせたいわけではないし、
目隠しの意味もあるわけだから剪定~芽吹きまでの期間は短い方が良いしね。 そして、上が剪定前、下が剪定後。 写真じゃよく判らんところではありますが、 高さは20cmくらい低くして、幅方向も3分の2くらいにまとめました。 減らした葉の量としては全体の半分くらいかな? かなり軽くなりました。 そして今年は、風通しを良くするために木の内側(幹の近く)の枯れ枝を落とす作業を行ったんで、 例年になく時間が掛かっちゃいました。 いやー、なんか楽しいよね、剪定。 ブドウ栽培でも剪定は必須みたいですが、それはやってみたい気がします。 剪定して、思い通りの収穫に結びついたら楽しいだろうな。 | |
Saint-Aubin 2009 サントーバン 2009 |
Camille Villard カミーユ・ヴィラール |
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Rouge 赤 |
Saint-Aubin サントーバン |
Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) |
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\1,659 | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | ファインズ | |
夕飯前に最近のプチ・マイブームである「なんちゃってレバ刺し風こんにゃく」を頂いたあと、
本日の夕食メニューは、豚肩ロースの香草焼き、ズッキーニの炒め物、ニョッキ・アラビアータ。
ワインは、久しぶりにブルゴーニュが飲みたくなって選んだのが、
ピュリニー・モンラシェやシャサーニュ・モンラシェの隣にある村、
サントーバンの赤ワイン。
造り手の「カミーユ・ヴィラール」という方のワインは初稽古。
強調文字が多すぎていったい何が言いたいのか良く判らない販売店のサイトによれば、
「幻のカリスマ的存在の人気クルチエ」らしいです。 さて抜栓。色は、とてもブルゴーニュらしい赤紫で、気持ちだけオレンジっぽさがあるような気がします。 香りは、ボリュームに関してはまず合格。 1,000円台のブルゴーニュだと、ガンガン嗅がないと香りが取れないものもあるけど、 このワインに関してはちゃんとワインの方から香りを送って来てくれます。 香りの要素的には、南のブルゴーニュらしくフルーツ感よりもケモノ感の強いバランス。 樽熟成期間は12ヶ月(うち新樽15%)らしいですが、正直言って樽香はほとんど感じません。 せっかく樽使うなら新樽を30%くらいにしてくれれば、もう少し甘香ばしい香りがプラスされてより良かったかも、 なんて気になります。 味は、(あくまでも主観的ですが)酸味3、渋味2、甘味1くらいのバランスで、旨味もたっぷり。 ブルゴーニュらしくスイスイ入っていく感じです。 良いんじゃないでしょうか。香りもしっかりしているし味も物足りなさは無く、 いわゆる「安ブルゴーニュ」とは違う一皮むけたパフォーマンスが感じられます。 これが1,659円という「安ブルゴーニュ価格」で買えるのはちょっぴりお買い得です。 ただ、ショップの宣伝文句にあるような「幻」だとか「カリスマ」だとかはちょっと違うと思います。
ショップへのリンク:
Saint-Aubin 2009 [Camille Villard]
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76点 | 道場にて |
Nostrada "Silver Label" Reserva 2003 ノストラーダ "シルバー・ラベル" レゼルバ 2003 |
Nostrada (Artiga Fustel) ノストラーダ (アルティガ・フステル) |
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Tinto 赤 |
Campo de Borja カンポ・デ・ボルハ |
Campo de Borja (Espana) カンポ・デ・ボルハ (スペイン) |
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\1,050 | 2012/10/22 | カーヴ ド リラックス | リラックス | |
今週は、水木金土の4日間で3本稽古という変則スタイルでお届けします。
そして本日のチョイスは、どちらかというと苦手意識のあるスペイン産。
でも、お店の紹介によれば『樹齢40年超のグルナッシュ70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%を丁寧に醸造。フレンチオークの小樽で36ヶ月熟成後、大樽でさらに長期間の熟成を経たレゼルバ・ワイン。』
とのこと。そんな気合の入ったワインが1,000円ちょっとで買えるのはさすがスペイン、という感じ。
だもんで、安ワイン者としては好き嫌いに関わらず避けて通れないんですよね、スペインは
・・・というようなことを、一年前にも書いてました。
だいぶ痴呆が入ってきたかもです。 さて抜栓。コルクは短めだけどツルっとしてて肌触りが良い感じ。 液面に触れていた部分は、最近瓶詰めされたであろうことを物語る薄ピンク色です。 次にグラスに注いで、色はまるで上質なブルゴーニュのような赤紫色。 エッジがほんのりオレンジ色で、そんな部分も熟成ブルゴーニュのようです。 そして香りは、正直「参りました」な充実具合。 プラムみたいなトーンの高い果実香に加えて、 甘く焦がした樽香、それとミネラルを感じる複雑さ。 香りもまるでブルゴーニュみたいです。 さらに、口に含んでもその「良い感じ」は崩れません。 柔らかくて中盤が太くて余韻が長い、いわゆる高級ワインの味わいです。 いやー参った。1,000円でこんなワインが飲めるのは安ワイン道場16年の歴史の中でも稀な例かもです。 販売店のサイトを見ると、今でも普通に 売られてます。 これは買っといて損は無いワインだと思います。 半分以上残して翌日再稽古。 香りは前日の好印象がそのまんまです。 やっぱりこれが1,000円ってのは素晴らしいことです。 味はちょっと平べったくなっちゃったかな? でも許容範囲ではあるし、こういう感じが好きな人もいるだろう、と思える感じです。 というわけで、一日経ってもこのワインのコストパフォーマンスの高さは変わりません。 改めてコレはお薦め印です。 | ||||
83点 | 道場にて |
Perdas Bianco 2011 ペルダス ビアンコ 2011 |
Cantina Trexenta カンティーナ・トレゼンタ |
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Bianco 白 |
??? ??? |
Sardegna (Italia) サルデーニャ (イタリア) |
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\832 (単品価格 \1,050) | 2013/01/10 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
本来木曜は休肝日ですが、ご存知のようにホワイトデーでもあるわけです。
だもんで、「♪3月はホワイトデーで酒が飲めるぞぉ~♪」ということで飲んじゃいます。
ま、料理のメインがアクアパッツァだったんで、それに使う白ワインが必要だった、
ということにしておいて下さい。 そして選んだのは、エノテカの「パーティパック12本セット」税送料込み9,975円からの最後の1本。 表ラベルからも裏ラベルからも、造り手以外にDOCその他の情報は全く判りません。 ヴィンテージも、販売店のサイトでも2011年産と書かれているし、 裏ラベルに"Distributo da Enoteca 2011"とあるのでそうしていますが、 これだと「2011年に出荷」ってことだよね? ボトルだけからはいろいろ判りづらいワインです。 さて抜栓、なんですが、このキャップシールが不思議。 グルグル巻きになったプラスチックを、皮をむくみたいにらせん状に剥がしていくと、 清酒の栓みたいな感じのプラスチック栓が現れるという構造。 説明も何もないんで、最初戸惑っちゃいました。 色は、結構シャッキリしたレモンの果肉色で、粘性は低くサラリとした見た目。 香りは、思いのほかしっかりしていて、 リンゴとか梨みたいな果実香に加えて、ナッツみたいな香ばしさと、 貴腐ワインみたいな雰囲気も感じられます。 味も、何かの要素が目立つんじゃなくて、全体のバランスで勝負する感じ。 硬からず柔らからず、良い感じのコクがあって物足りない感じは無いです。 これは今回のセットでは結構アタリの部類かと思います。 まずなによりナンバーワンだったのは、先週稽古した 2002年産のボルドーですかね。 3/14現在このセットが復活しているんで、そのワイン狙いもアリかと思います。 さて翌日再稽古。結論から言うと昨日の方が香りも味も好印象でした。 やっぱり安ワインに限って言えば、日持ちするのは白より赤ですかね。 とはいえまだヘタってるって感じじゃないんで、無理に抜栓当日に飲み干す必要は無いと思われます。
ショップへのリンク:
パーティーパック 12本セット
、
Perdas Bianco 2011 [Cantina Trexenta]
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73点 | 道場にて |
Villa Rivalta Primitivo 2007 ヴィッラ・リヴァルタ プリミティーヴォ 2007 |
Villa Rivalta ヴィッラ・リヴァルタ |
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Rosso 赤 |
Salento (IGT) サレント (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) |
Puglia (Italia) プーリア (イタリア) |
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\720 | 2013/02/09 | サンタムール | カツミ商会 | |
花粉症、南関東地方においては今季は今(というか先週末くらい)がマックスなんじゃないかと思っています。
というか、そうであってくれと信じております。
薬を飲むと、主に鼻の方は劇的に症状が緩和されるだけど、目のかゆみがねぇ。点眼薬もあまり効かないし。
おまけに、普段は薬を飲む習慣が無いもんだから、往々にして飲み忘れるんだよなぁ。
酒は決して飲み忘れないんだけど。 それはさておきワインですが、本日のチョイスはイタリア産の赤。 この地域のプリミティーヴォ種とは、先月比較稽古とかしていて、 なんとなく特徴を掴んだつもりになっているんで、それを検証する意味でもあまり間を開けずに稽古です。 ちなみに料理はメンチカツとかハムのレタス巻きとか。いわゆる普通の日本の夕食です。 さぁ抜栓。栓はコルクじゃなくてスクリューキャップです。 色は、まるでボルドーみたいな赤黒い静脈血みたいな雰囲気。 香りも、それなりに年月を経ているゆえかフルーツ感バリバリってんじゃなくて、 ややムニュっとした感じというか、ちょっと「血生臭い」っぽさが感じられます。 味は、ツンツンした感じは無くて柔らかくなってくれてます。 それはきっと熟成の恩恵のような気がします。 香りに関しては時を経ることによってやや老獪な感じになってますが、 味わいに関しては老練な感じになってます。 このクラスのイタリア産でそれなりに熟成したワインを飲む機会ってあまり無いから、 結構興味深く頂けました。 そして翌日再稽古。香りや味わいから「開ききったなぁ」という印象を受ける以外、 特に好転もせず劣化もせず、って感じでした。 | ||||
70点 | 道場にて |
Montepulciano d'Abruzzo "Jorio" 2010 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ "ヨーリオ" 2010 |
Umani Ronchi ウマニ・ロンキ |
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Rosso 赤 |
Montepulciano d'Abruzzo モンテプルチアーノ・ダブルッツォ |
Abruzzo (Italia) アブルッツォ (イタリア) |
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\1,239 | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モンテ物産 | |
本日の夕食は、天然ヒラメとサーモンとヤリイカの刺身、
シーフードサラダ、ヤリイカのガーリック炒め。
普通に考えると白を選ぶべきところなんだけど、
なんとなく今日は赤な気分だったんですな・・・
というか、食事よりかなり前に抜栓しちゃったわけです。
そうことで選んだのは、読者の方からお薦め頂いた一本。
ショップのサイトによれば(例によってベタ褒め&大げさな宣伝文句が踊っていて事実がつかみにくいサイトですが)
「ヨーリオ」はウマニ・ロンキの単一畑、ワイン漫画でも採り上げられたらしい銘柄とのことであります。 さて抜栓。コルクは長くてキレイで立派なモノです。 ワインの色は、向こうが見えないくらいストレートに濃い青紫色。 香りは、果実香がバッチリでちょっとヨーグルトっぽい雰囲気も。 まとめると「ブルーベリーヨーグルト」っすかね、なかなか良い感じの香りです。 味は、渋味たっぷり酸味や甘味もアリで、良い赤ワインの要素はしっかり持ってます。 ただ、いかんせんまだちょっと若かったかな?渋味の要素が強めで、「これから」感のある味わいでした。 改めて値段を見ると、実は1,000円台前半。 だとすればなかなかにお買い得です。 ただ、まだちょっと落ち着きが無いかな? 刺身その他のシーフードメニューと合わせたのは「若気の至り」と言わざるを得ません ・・・っていうかちっとも若くないんですけどね、飲む側は。 | ||||
76点 | 道場にて |
Albana di Romagna Secco 2011 アルバーナ・ディ・ロマーニャ セッコ 2011 |
Romandiola ロマンディオラ |
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Bianco 白 |
Albana di Romagna アルバーナ・ディ・ロマーニャ |
Emilia Romagna (Italia) エミリア・ロマーニャ (イタリア) |
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\760 (単品価格:不明) | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モンテ物産 | |
本日の料理のメインは簡単ローストビーフだけど、前日の赤が1/3ほど残っていて、
かつそれは早めに飲み干しちゃった方がパフォーマンスを堪能できそうだったので、
本日は白にして白→赤という流れに。
選んだのは、ここんとこまとめて稽古しているイタリアワインの5本セット、
4,980円(税込5,229円)からの1本。
お写真を見てもお分かりの通り、なかなか自分では手を出さないと思われる安っぽいラベル。
単品価格は不明だけど、まぁ4ケタ円するということはまずないクラスでしょう。
それでいて格付け的にはイタリアワインでは最高とされている"DOCG"だからね。
こんな風だからイタリアのワインは判らないんだよねぇ
・・・と、セットを買った際に良くある「消化試合」的な気分で稽古。 色は、まぁ普通と言えば普通だけど、想像したよりはちゃんと黄色が入ってます。 香りを嗅いで、『消化試合なんて言ってスミマセンでした』って具合で、 ギュッと身の締まった果実香、それに加えて沈丁花やクチナシみたくフルーティな花の香りが感じられます。 味にはとりわけどうという特徴は無く、酸味控えめで甘味を感じる味わいなわけですが。 香りを楽しむためのベースとしてはコレはコレでありだと思います。 というわけで、見た目の印象をちゃんと裏切ってくれて、 ちゃんとグリップの効いたワインでした。 買って損は無いワインだと思いますよ、多分単品価格は1,000円以下でしょうから。 さて翌日再稽古、本日のメニューは鶏の唐揚げです。 色は当然ながら変わりません。香りも、昨日同様の花とフルーツを感じる華やかさが維持されています。 ただ、味がちょっと開き過ぎちゃったかな? ボトルに3分の2ほど残していたんで、大丈夫だと思っていたけど、 なんとなく参加したニュアンスが感じられるようになってしまいました。 というわけで、できれば抜栓当日に飲みきった方が、味わいの面では良かったようです。 | ||||
74点 | 道場にて |
Chateau Pey de Pont 2002 シャトー・ペイ・ド・ポン 2002 |
Ch. Pey de Pont (Henri Reich et Fils) シャトー・ペイ・ド・ポン (アンリ・ライヒ・エ・フィス) |
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Rouge 赤 |
Medoc (Cru Bourgeois) メドック (クリュ・ブルジョワ) |
Bordeaux (France) ボルドー (フランス) |
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\832 (単品価格 \1,365) | 2013/01/10 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
本日、職場近所で献血があったんで、
肝臓の数値チェック目的もあり月火水と中3日の休肝日を設けてチャレンジ。
結果、赤血球量が足りず(いわゆる「貧血」ぎみ)で門前払い。
たまにそういうことがあるんだよなぁ。赤ワインの摂取量がまだ足りないのかも、
ということで頑張って(?)赤ワインをチョイスしました。 選んだワインはボルドー産で、元がちゃんとしていれば良い感じに熟成してそうな2002年産。 販売店のサイトによれば、造り手のシャトー・ペイ・ド・ポンは、サン・テステフの北西、 より大西洋に近いシヴラック・アン・メドック地区にあるシャトーで、 品種はカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ35%、カベルネ・フラン5%とのこと。 ちなみに料理は肉団子とベーコンと白菜のクリーム煮、塩サーモンのバター焼き、焼きナス、馬サラミ。 赤でも白でも、ってメニューです。 そして、まず抜栓してちょっとビックリ。 というのもコルクがかなり立派です。 長さもあって、造り手とヴィンテージが印字されていて、 かつ状態としても液面に触れていた部分だけがビロードのようになってます。 そしてグラスに注ぐと、いかにも良い感じに熟成し始めたボルドーといった、 古いアップライトピアノにかけてあるビロードのような色合いです。 香りもなかなかナイス。ボリュームたっぷりで、 黒蜜みたいな凝縮した果実香となめし皮みたいな複雑さが同居。 「こういうワインに限って味はペケなんだよね」と思いつつ、 口に含むと意外や意外、味もマルです。熟成し始めのボルドーらしいカドの取れた渋味と酸味が感じられて、 そして頼りない感じは全然ありません。 買値相当の800円ちょっとではおよそあり得ない、 元値の1,365円でも大変お買い得に感じられる、きちんと熟成した、 そしてまだ熟成の登り坂にあるようなワインでした。 そして、こういう「超お薦め!」なブツに出会ったら、 すでにセットも単品も売り切れなのね。うーん残念。 翌日、それなりに熟成したワインだったんで、開き過ぎるリスクもあったんだけど、 稽古した感じではまだバッチリでした。 改めて稽古してもやっぱりこのワインは美味いです。 1,000円以下で80点以上なんてまず無いんだけど、このワインは間違いなくその価値があります。 3月14日現在、セットは復活していました。
ショップへのリンク:
パーティーパック 12本セット
、
Chateau Pey de Pont 2002
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82点 | 道場にて |
本日はひな祭り。
料理のメニューは、菜の花のおひたし、ちらし寿司、ハマグリのお吸い物。
ハマグリはもちろん国産です(この手の食材で中国産は怖いよね)。 そして「月に4合瓶1本」の超スロースピードで消費している清酒、 今月は獺祭 "寒造早槽" 純米大吟醸48、お値段1,575円也。 獺祭の蔵元の旭酒造、今年は山田錦の収穫が少なくて、せっかく拡張した醸造設備を使いきれてないんだとか。 むずかしいもんです。 そして、師範的には「やっぱり獺祭はハズさないよね」という認識があるわけですが、 ホントにハズさないか前の清酒(楯野川 "清流" 純米大吟醸)と飲み比べ。 色は、ほんの僅かに楯野川が濃い感じ。対する獺祭はほぼ無色です。 香りは、獺祭の方がややフルーティな吟醸香が強いように感じます。 そして大きく違うのが味わい。 楯野川がいわゆる日本酒的な甘味と旨味が濃いのに対して、 獺祭はとても淡麗、そしてアフターに軽い苦味を感じます。 そのあたりのバランスが、普段ワインばかり飲んでいる師範に対してウケが良いのかもです。 |
Prosecco "Col di Luna" Millesimato 2011 プロセッコ "コル・ディ・ルナ" ミレジマート 2011 |
Bellenda ベッレンダ |
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Spumante 発泡 |
Prosecco プロセッコ |
Veneto (Italia) ヴェネト (イタリア) |
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\760 (単品価格:不明) | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モンテ物産 | |
そして、もちろんワインも飲んじゃいます。
選んだのは、金曜同様
「イタリアン高級泡(スプマンテ)&白(辛口白)&フェデリーチ・スパゲッティ&高級パスタソースの飲み比べ究極5本セット」
4,980円(税込5,229円)からの1本で、唯一のスパークリング。
ボトルは高級感のある太瓶だし、この手のスパークリングとしては珍しくヴィンテージ(2011年産)も入ってます。
よっぽど気合の入ったスパークリングかと思えば、製法はシャルマー方式。
シャルマー方式というのは、一本一本瓶内で二次発酵させるシャンパーニュ方式と比べて、
でかいタンク内でガバッと二次発酵させる、
一般に安価なスパークリングを造るのに採用される方式です。 待ち切れずに料理に先だって稽古開始。 色は非常に薄め、でも前の清酒2種よりはちゃんと色がありますな。 泡立ちは、やっぱりシャンパーニュ方式のスパークリングと比べれば弱めかな? ただ泡のキメは細かいので、安っぽさは感じません。 香りは、ストレートにフレッシュなリンゴっぽい果実香。 シャンパーニュとは別物だけど、これはこれで良い香りです。 味は、甘酸っぱい感じに加えて軽い苦味。 高級感があるわけじゃ無いけど、決して安っぽさも感じない味わいです。 5本セットを同じ比率で割っているんで、このワイン相当価格も780円にしているけど、 それだとすればとてもお買い得。 多分今回のセットで一番コストが掛かっていたんじゃないですかね? これからの季節、気軽に使って吉なスパークリングだと思いました。 | ||||
75点 | 道場にて |
Castello Monaci "Acante" Fiano 2011 カステッロ・モナチ "アカンテ" フィアノ 2011 |
Castello Monaci カステッロ・モナチ |
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Bianco 白 |
Salento (IGT) サレント (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ) |
Puglia (Italia) プーリア (イタリア) |
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\760 (単品価格:不明) | 2013/02/26 | うきうきワインの玉手箱 | モンテ物産 | |
3月に入りました。まだそれなりに寒いんだけど、気持ちは一足先に春、
ということで、先日イタリアの白を多めに調達。
買ったのは「イタリアン高級泡(スプマンテ)&白(辛口白)&フェデリーチ・スパゲッティ&高級パスタソースの飲み比べ究極5本セット」
というセットで、お値段税込5,229円。
このセットのワイン、単品では販売されていなくて単品価格は不明です。
そういうのって、敢えて割引感を強調するために別銘柄にしているのかな?
「お買い得!」と書かれたセットでも、単品価格を合計すると送料くらいしか安くなってないケースは良くあるからね。
というわけで今回の場合、一本あたりの760円という価格は、
『(税込セット合計金額\5,229-送料\590-オマケ代\840)/5』として計算したものです。 さてさてそんな中から最初に選んだのがコレ、イタリアはプーリア州産のIGTサレントで、 品種はフィアーノ100%。多分サクサクっと軽いワインだろうなと思いつつチョイスしました。 ちなみに今日も平日なんで、半分弱は明日に残します。 明日はこのワインと、水曜に稽古した赤と再稽古する予定です。 色は、このクラスのワインとしては結構しっかりした感じのレモン色。 香りは、弱めではあるけどそれなりにちゃんとしているというか、 まるでシャブリみたいに硬質なミネラルを感じる香りがあります。 味も、どちらかと言えば硬質系。 シャブリってほどでもないけど、イタリアだとガヴィみたいな、 甘味というより旨味、酸味というよりコクが支配的な味わい。 悪くは無いです、なんだけど、 せっかく若い白ワインなんだからもうちょっとフルーティさが前面に出てても良かったかも。 ちなみに料理は牛のさいころステーキ&青梗菜のガーリックソテー、と生ハム入りサラダだったんだけど、 特に合うも合わないも無く普通に並行していた感じです。 翌日、てんぷらなんかに合わせて再稽古。 香りは前日よりちょっと華やかになったかも。でもそれは温度の違いかも。 味もやや開いたというか、ガヴィだったものがソアヴェになったような感じです。 というわけで、ちょこっと良い方に変化したので+1点です。 | ||||
70(+1)点 | 道場にて |
by 師範