当ページでは2023年1年間の稽古結果を総括している。
ちなみに昨年の総括はコチラ。
こういうものは継続が大切、今年は昨年の結果とグラフ等を極力同じ形式にし、一部比較しながら考察を進めた
(デザインを手抜きしたわけではない)
また、ベスト安ワインの選択に関しては、昨年は単純に点数の高い方から選んだのだが、
そうするとどうしても(安ワインの中での)高価格帯に高評価のワインが集中しがちであった。
それが本当に「ベスト安ワイン」かと言われると甚だ違和感を覚えたので(『選考方法に一考の余地あり』とのご指摘も頂戴した)、
今年はちょっと違う方法でベスト安ワインの選択を行った。
それでは、ちょっと長くなるが、安ワインでも飲みながらお付き合い願いたい。
過去総括 |
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2023年のトレンド(全体) |
2023年のトレンド(安ワイン) |
得点の分布・相関 |
2023年 価格帯別安ワインNo.1 |
本グラフが、道場を開設した2017年5月25日から、本レポートを上梓した2024年1月17日までの稽古銘柄数の過去推移である。
この時点で、その総数は9,049本。
そして、2023年の稽古銘柄数は621本、
「えーっと、1年は365日しか無いんですけど、なにか計算間違いしていませんか?」と己に問いただしてみたいところである。
この本数は前年の635本にはわずかに及ばなかったが、
以前と比べると顕著に多く、1日に2銘柄近く稽古したことになる。
もちろんこの数字には、「複数人で稽古した1杯だけの銘柄」が含まれている。
2022年も2023年も、積極的にワイン会等へ参加した結果がこの数値となっている。
お誘い&お付き合い頂いた皆様に、まずはここで感謝の意を表させて頂く。
ちなみに2024年1月は、本日(1月17日)時点ですでに40本、今月はこの後も20本ほど追加することが予想されており、
今年も多くなりそうな予感がしている。
ちなみに、稽古本数に季節的な増減要素はないかと考え、このようなグラフも作成してみたが、 結論から言うと季節にはほぼ無関係である。なんとなく秋から年末が多いようにも見えるが、概ねバラバラで無節操、年中飲んでいる。 そして、前述したように2022年や2023年はワイン会等で稽古した本数が多くなっているので、 月ごとのバラツキも大きくなっている。
こちらが、道場開設から2024年1月17日までに稽古したワインの出身地別のグラフである。
昨年もご説明申し上げたが、スパークリングは別カウントにしている(理由は昨年分に掲載)
せっかくなので、上位の順位と本数を書き出した。
1位 | フランス | 3,612本 |
(参考) | スパークリング | 1,247本 |
2位 | イタリア | 953本 |
3位 | チリ | 590本 |
4位 | 日本 | 481本 |
5位 | 米国 | 441本 |
6位 | スペイン | 423本 |
7位 | 南アフリカ | 401本 |
フランス/イタリア/チリが不動の1位2位3位である。ところが昨年と比べると4位と5位が逆転、 米国を抜いて日本が4位に浮上した。『安ワイン道場は日本ワインに冷たいから・・・』などと揶揄されることもあるが、 なんのなんの、ちゃんと稽古しているのである。
こちらが2023年に、高ワインを含めた621本をいつを稽古してきたか、のグラフである。
前述したように、ワイン会等で一気に10本以上とか稽古すると数字が跳ね上がるので、ばらつきが大きくなっている。
それにしても9月の85銘柄は多いよな。過去最高は2022年9月の77銘柄だったので、それを8銘柄も上回る大記録である。
2023年9月ってどうだったかを振り返ると、道場宴会を含めワイン会を5回もやっているのね。そりゃ多くなるよね。
あと、年末の12月も多いよね。やっぱり皆さん年末は集まって飲みたくなるよね。
それでは次に、稽古した種類を見ていきたい。
こちらが2023年に稽古した621銘柄を種類別に分けたグラフである
(数字は銘柄数、「+発泡」は微発泡を含み、「その他」に属するのは酒精強化やシードル)
結果的に、昨年にも増して、白の比率が増えた。
この図だと白が一番多いように見える(報道が良く使うマジックである)。
師範が買う分にはそんなに比率は変わっていないと思うけど、持ち寄りワイン会で白を持参される方が以前より増えた印象がある。
あと、やっぱりロゼが少ない。「ロゼを飲もうぜ」などと言いながらこのテイタラクである。
次は産地別の内訳を見ていきたい。
こちらが、2023年に稽古した621本を産地別に分けたグラフである(フランスとイタリアのみ主要地域を分けた)。
昨年のグラフとぜひ見比べてながらご覧いただきたい。
まずこのレポートの最初の方で提示した、
道場で稽古したすべてのワインと比較すると、圧倒的に日本と南アフリカが増えていることがわかる。
なんと安ワインの二大産地、チリやスペインよりも多い。
多分、お付き合いのある皆さんに日本ワインが好きな方や南アフリカワインが好きな方多いのだと思う。
こちらのグラフには「1杯だけ」「高級ワイン」も含まれるため、そういう傾向が顕在化している模様である。
そこで次は丸一本稽古した安ワインに的を絞ってデータを見ていきたい。
昨年同様、「安ワイン」のみのトレンドを明らかにするにあたり、集計する対象を下記に限定した。
・安ワイン道場稽古場にて稽古したもの(外飲みは含まない)
・フルボトルで税込み3,000円以下のもの(ハーフや缶、箱は含まない)
・点数記載があるのもの
この条件で再集計した場合、2023年に道場で稽古したフルボトルの安ワインは
151本
となった。全体の4分の1程度である。いかに外飲み比率が増えてしまっているかが如実にわかる(高ワインをたくさん買っているわけではない)
こちらが道場で稽古した安ワイン151本の種類別内訳である(昨年の内訳はコチラ)。
ほらやっぱり白は増えてない。自分で買うのは「半分は赤」なのである。
そして例によってオレンジを買っていない。どうもね、判らないんだよね、オレンジってどれが美味しいのか。
そもそも、オレンジワインの中で美味い不味いがあまりわかっていないし
・・・いや極論すると「不味い」は結構あるけど「とびっきり美味い」のに出会ったことが無い。
なので買わない、という状態が続いている。
どなたか『これは美味い!』というオレンジの安ワインを教えて欲しい。
香り華やかでトイレの要素無し、味わいはクリアで雑味が無いヤツをお願いしたい。
それでは安ワインの産地別傾向を見ていこう。
全体同様、安ワインも生産国と地域に分けてみたグラフがこちらである(昨年のグラフはコチラ)。
南アフリカとスペインとイタリア全体とブルゴーニュが同率の13%、実数ではブルゴーニュが20本、それ以外は19本。
明らかに道場ではブルゴーニュを偏愛していることが明らかになっている。「どこが安ワイン道場だよ!」状態である。
そしてもう一点「どこが安ワイン道場だよ?!」な点がある。
それは(フルボトルの)チリワインとは4%(9本)しか稽古していないことである。
これはデータを取った師範自体も大変意外であった。
実際は稽古していないわけでは無くて、外飲み(カッシェロ・デル・ディアブロと集中稽古したり
)した分が含まれていない影響はあるが、
それにしてももっと稽古していた気がするんだけど・・・チリどうした!(お前がどうした!である)
さてこういうラインナップだった安ワインの得点がどうなっていたか、分布と相関を見ていこう。
ワインは高い方が美味いのか?という問いかけ・・・これに関しては
「はい概ねそうです。少なくとも3,000円以下の安ワインに限っては」
と答えたい。
それを数値で実証しようというのがこちらのアプローチである。
2023年に稽古したワイン全体621本のうち、点数の無いもの(酔っぱらって点数化出来なかったもの)
を除いた603本の得点分布を示したグラフがこちらである。
どうだろうか、概ねキレイな正規分布を描いていないだろうか?79点が顕著に少ない点を除いては。
79点という点数、嫌いなんだろうね、師範は。
きっとサービスで80点あげちゃうか、そこまではいかないことを明らかにしたくて78点をつけちゃっているものと思われる。
あと、85点が多めなのもキリの良い数字が好きなものと見て取れる。
「頭に浮かんだ点数」をそのまま書いているので、多少のばらつきは致し方なし、だろう。
そして安ワインの151本だけを抜き出した得点分布がこちらである。
本数が少なくなったので形は崩れており、ピークの位置も低いポイントに移動してはいるが、なんとなく正規分布っぽく見える
(ということにしておいてください)
それにしても、最低点数が63点というのは、今年の稽古相手は優秀だった、ということだろう。
(昨年は43点なんてのもあった)。
そのため、プロットする得点エリアを狭くすることが出来て見やすいグラフになってなによりである。
さてお待ちかね、価格と点数の相関関係を見ていこう。
こちらが、安ワインにおける価格対ポイントの散布図である。
いかがだろうか、昨年同様、
緩やかな正の相関関係があるように見えないだろうか。
相関係数(r)が0.56だが、p値が7%以下なので
「相関アリ」と言い切るにはやや弱いが、まぁ相関しているように見えるじゃないですか(見えてください)
この分布に対する近似直線をグラフ上に引いてみると(赤い点線)、概ね
y(得点)=70 + x(価格)/270
であることがわかる。つまり、0円のワインの期待値は70点、3,000円のワインの期待値は81点ということになる。
自分でも驚くほどコンサバである。
そして昨年と比べると傾きがやや緩くなり、価格と点数の比例関係が弱くなった。
また、昨年は比較的満遍なく分布していたが、今年は1,000円前後と2,500円前後でバラツキが激しく、
2,000円前後は安定して高得点を取得していることが分かる。
上記のような状況を鑑みると、昨年のように全体で高得点=ベストとするのはやや乱暴に思えてくる。
そこで今年は
各価格帯ごとに突出して高得点だったワイン=その価格帯のベスト
とすることにした。具体的には、近似直線を上に平行移動させ、その線より上に存在するポイントの数を絞っていくのである。
結果的に、
1,000円以下/1,000円台前半/1,000円台後半/2,000円台前半/2,000円台後半
からそれぞれ1銘柄のワインが選出された。グラフに黄色で示したワインがそれぞれの価格帯での安ワインNo.1ということになる。
・・・というわけで、長くなったがいよいよお待ちかね、2023年の「価格帯別安ワインNo.1」に輝いたのが以下のワインたちである。
今回、2023年に道場でフルボトルを稽古し、前述したルール、
それぞれの価格帯でコストパフォーマンスが最も優れていたワインを選出した。
昨年同様あらかじめお断りしておくが、ここに挙げるワインが現在その値段で買えるわけではない。
特にセット商品に於いては、通常価格ではなく割り戻し価格で評価しているため、
単品での販売価格とは大きく乖離しているものもある。
だってほら、消費者としては通常価格では無くて支払った金額の対価として評価するよね。その点は平にご容赦願いたい。
それでは、低価格帯側から順番に発表していく。
名称 | Vinha Maria Reserva Tinto 2018 ビーニャ・マリア レセルバ ティント 2018 |
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生産者 | Vinha Maria (Global Wines) ビーニャ・マリア (グローバル・ワインズ) |
価格 | 720円 (単品価格:1,190円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
<稽古日誌へのリンク>
70点台なのにNo.1として選出されるのが今回のシステムの醍醐味である。
このワインは、ヴェリタスの安ワインセットに含まれていた1本。
割り戻し価格は720円であるが、単品価格は1,190円のポルトガル産赤である。
この「ビーニャ・マリア」という造り手のワインは、レセルバではない通常クラスとは以前稽古していたが、
悪くないけどパッとしなかった印象があった。
ところがどっこいレセルバになるととたんに表情を変えて、ボルドーっぽい高級感を纏ったワインに変身する。
ボトルも重くてラベルも上品、およそ1,000円のワインとは思えない風格があった。
この銘柄、「規模の経済」で沢山輸入されたのか、未だに安いセットにしばしば組み入れられている。
値段が値段だから少々の野暮ったさは禁じ得ないが、コスト・パフォーマンスという意味では図抜けているので、
安ワイン者を自認する御仁にはぜひ稽古して頂きたい。
点数 | 78点 |
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単品価格は税込み1,190円、それでもお買い得だと思う。
だいたいこのクラスの直輸入ワインは「よりどり6本送料無料」なので、それを利用して送料を浮かすのもアリ。
【ショップへのリンク】
師範が買った「世界一周飲み比べ赤6本セット」にもまだ組み込まれている。
べらぼうに美味しいワインが含まれているわけではないが、他では見かけないワインも多いので楽しいセットだと思う。
名称 | Azagador Reserva 2017 アサガドール レゼルバ 2017 |
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生産者 | Pago de la Jalaba パゴ・デ・ラ・ハラバ |
価格 | 1,051円 (単品価格:2,420円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
<稽古日誌へのリンク>
1,000円台前半、といっても1,000円をちょっとだけオーバーした1,051円。
単品価格はその2倍以上の2,420円。なぜかというと通常9,300円のセットが半額になっている時に買ったから。
「Cave de L NAOTAKA」のセットの割引率はエグイ。
ショップ兼インポーターはだいたいその傾向があるが、リカマングループは特に「マジか?」と思う時がある。
なので、これを1,000円のワインとして評価した場合、という話になるので、実際のコスト・パフォーマンスとはちょっと違うわけだが、
私情を挟まず機械的に処理をしようとするとこういう結果になった。
あたりまえだけどこの価格帯のワインとは思えない、とてもしっかりしたワイン。
やっぱりスペインは安ウマワインの宝庫であることを思い知らされた。
点数 | 83点 |
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スペインの格付けがどこまで信用に足るものかはわからないが、最高級の格付け「ヴィノ・デ・パゴ」に認定された畑らしい。
そういうワインが単品価格で稽古範囲なのだからやっぱりスペインは侮れない。
【ショップへのリンク】
セットは現在売り切れ中・・・というかもうこのセットは復帰しないと思われる。
ただ、他のセットにこのワインが組み入れられる可能性は十分にあるので、敢えてリンクを貼っておく。
「こちらの商品もご覧ください」をチェックすべし。
名称 | Colpasso Grillo Appassimento 2020 コルパッソ グリッロ アパッシメント 2020 |
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生産者 | Colpasso コルパッソ |
価格 | 1,518円 (WINE PREFIX お任せ6本15,000円) |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
<稽古日誌へのリンク>
このワインは、今回のランキングで唯一「購入価格=単品販売価格」の1本。
「葡萄畑 ココス」でこの春まで行われていた「WINE PREFIX お任せ6本15,000円」という、
顧客の要望を聞いてセット組んでくれるという企画で購入したもの。
それめっちゃ手間が掛かるだろうな、と想像していたけど、やっぱり手間が掛かりすぎるみたいで、この企画は現在消滅している。
陰干ししたブドウから造る白のアパッシメント、それだけでも珍しいが、これがちゃんと美味しいのだから素晴らしい。
そして陰干しした上に樽熟もされている。
いったいどうやったらそんな手間を掛けたワインがこの値段で買えるのか不思議には感じるが、
それが「イタリアン・マジック(※)」「シチリアン・マジック(※)」というものなのだろう。
(※) そんな言葉は無い。師範がいま作った。
点数 | 82点 |
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【ショップへのリンク】
このワインは今回選出したワインの中で唯一、
師範が購入した時と同じ値段で今でも買えるので、安ワイン者の御仁には是非お勧めしたい。
ヴィンテージは代わっているがシチリアなんで同じような感じだろう。
名称 | Irancy 2019 イランシー 2019 |
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生産者 | Dom. Ternynck ドメーヌ・ターナック |
価格 | 2,352円 (単品価格:5,500円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
<稽古日誌へのリンク>
これもまたセットの割引率がドぎつかったワインで、単品価格は5,500円、購入相当額が2,532円のブルゴーニュ産。
Cave de L.NAOTAKAの「【送料無料】 NAOTAKA厳選!ちょっと良いブルゴーニュ3本セット 7,700円」で購入したもので、
ブルゴーニュ北部シャブリ近郊の赤。
師範の「ブルゴーニュ偏愛」沁み出してしまっているが、やっぱり昨今のブルゴーニュの高騰には付いていけない思いはある。
そんな中、以前であれば見向きもされなかったような北部ブルゴーニュの赤が、今頭角を現してきている感じがする。
そういった意味でもお勧めするに値するワインであると思う。
点数 | 84点 |
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いかに安ワイン道場の評価点が高いとはいえ、イランシーに5,500円だったら「要らんし~」とか言うよね。
無名な地域の無名生産者、前情報無しでは手を出さないと思う。
そこがブルゴーニュの難しさでもあり、安ワイン者としては狙い目なのかも。
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現在このワインが組み込まれていて、割引率が高いブルゴーニュのセットがこちら。
このワインもさることながら、ロッシュ・ド・ベレーヌとか良いと思う。これらが4本で11,000円はお買い得。
名称 | Palmer Brut Reserve N.V. パルメ ブリュット・レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Palmer & Co. パルメ・エ・コンパニ |
価格 | 2,841円 (単品価格:7,590円) |
購入店 | リカマン楽天市場店 |
<稽古日誌へのリンク>
栄えある2,000円台後半のNo.1は、なんと通常価格7,590円のシャンパーニュ・・・
ゴメン、ゴメンて。『どこが安ワインなんだよ!』というお叱りの声が聞こえて参ります。
だって安く買えたんだもん。そしてやっぱり「シャンパーニュしか勝たん」「高いワインは美味い」なんだもん。
使えねぇ「お勧め安ワインリスト」で甚だ申し訳ない。
それにしても、今回選出した5本のうち3本が、リカマン系列の「都光」が輸入したワインで、割引率の高いセットから。
偏っているなぁ。やっぱり意識のどこかに「これはホントはもっと高いワインだから」という感覚があって、
ポジティブ・バイアスをかけている可能性は否定できない。だって人間なんだもん。
点数 | 85点 |
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とはいえ、実際このシャンパーニュは美味しいのよ。
「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド Top30」に選出されるのも納得な感じ。
【ショップへのリンク】
師範が購入した割引率の高いシャンパーニュのセット、今でも買えます。
現在パルメは入っていないし、一本あたりは稽古範囲の3,000円をちょっとオーバーするけど、
ブルゴーニュ同様値上がりの激しいシャンパーニュ、こんなんナンボあってもエエですからね。
以上が、2023年の安ワイン道場総括である。
安ワインNo.1の選定方法に関して、今年はなんとなくシックリ来てはいるのだが、
「もっとこうした方が良い」というご指摘があれば是非ご連絡頂きたい。
これからも「自分で買うのは安ワイン、飲ませてもらうのは高ワイン」道場
を貫きつつ、2024年もダラダラと飲み続け、ダラダラと記録を取り続けていく所存である。