あっと言う間に年の瀬12月。皆さんはどんな1年だったでしょうか?
この写真は、先日行った名古屋城の二の丸広場で撮った紅葉。
植物も毎年芽吹いたり散ったり大変ですな。
ここで小ネタをひとつ。イチョウのような黄色く色づく紅葉は、
葉緑素が持つ色素であるクロロフィルが減少することによって、葉の中に元々あった黄色の色素が目立つようになるからだそうです。
クロロフィルが青に近い色だと「青+黄=緑」は理解できますね。
一方、カエデのように赤く色づく紅葉は、葉緑素の減少と共にアントシアニンというポリフェノールの赤い色素が増えるために赤く見えるそう。
ちなみに赤く見えるのは「赤い光を放つ」のではなく、「赤以外の波長を吸収し反射/透過しない」からですね。
ちなみにアントシアニンといえば赤ワインにも多く含まれるポリフェノールの一種。
紅葉を見ながら赤ワインの飲むと美味しく感じられるのは、そういう親和性があるからかもですね。
(なんだかChat-GPTが書いたような文章になってしまいました)
大晦日、始めます。
先々週に開けた「鍋島 純米吟醸 山田錦」はまだ半分残ってますが、
お正月だから「酔鯨 冬びより 金盞香 しぼりたて純米大吟醸」も開けました。
甘さしっかりの鍋島に対して、こちらはかなり酸がしっかりしていて華やかですね。
年明けにじっくり楽しみます!
名称 | Pieroth Blue 2023 ピーロート・ブルー 2023 |
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生産者 | Weinhaus Pieroth ヴァインハウス・ピーロート |
価格 | ((キャンペーン当選商品/参考価格2,200円)) |
購入店 | ピーロート・ジャパン |
大晦日の夕食メニューは、長女が初のふるさと納税した返礼品で頂いたものです。ありがたくご相伴に預からせて頂きます!
ワインも頂き物で、ピーロート・ジャパンさんのキャンペーン当選商品。
来年もハッピーやラッキーがたくさんありますように!と願って抜栓しました。
色は薄め、でも無色ってほどではない淡いレモン色です。
香りは結構しっかりしています。
品種はリースリング主体かなと思ったけど、調べたらミューラー・トゥルガウがメインみたいですね。
味わいは、結構甘さを感じて酸味もしっかり。一般の人がドイツワインに想像する味わいそのままです。
新酒だからどうの、ってことはなくて普通に美味しいドイツワインです。
カニ鍋に合わせるワインとしてはかなり正解だったと思います。
アルコール度数も11.5%と低めなので、紅白歌合戦が始まる頃には飲み干してしまいました。
点数 | 75点 |
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名称 | Palmer Brut Reserve N.V. パルメ ブリュット・レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Palmer & Co. パルメ・エ・コンパニ |
価格 | 2,841円 (単品価格:7,590円) |
購入店 | リカマン楽天市場店 |
・・・というわけで大晦日、2本目に開けたワインがコチラ。
リカマン楽天市場店の「辛口シャンパン5本セット 第46弾」 15,999円(クーポンで2,000円オフ)から、評判の良いパルメ。
この銘柄は直近では2年前に稽古していますが、一人で1本稽古するのは初めてです。
色は特段変わったところは無く、普通に薄めのレモン色です。
ところが香りが違うのよ。明らかに樽の雰囲気を感じる、ナッツのような香ばしさのある香りがパーッと来ます。
あとはお約束のハチミツをかけた焼きリンゴの香り。良いシャンパーニュに期待する香りをきっちり持っています。
味わいも良いですね。酸味しっかり甘味もあって、ぼんやりした脳みそにも「やっぱシャンパーニュ美味いよね」と感じられる味わいです。
正直なところ、一杯だけだとそんなに凄いシャンパーニュだとは思わなかったんですが、
一本飲むとやっぱり違いますね。樽の香りがあって、黒ブドウのベリー感があって、(多分マロラクティック発酵していて)、ほんのり甘めの味わい。
師範のストライクゾーンど真ん中でした。
点数 | 85点 |
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リンク |
【送料無料】 辛口シャンパン5本セット 第46弾 15,999円 Palmer Brut Reserve N.V. 7,590円 |
家族4人で紅白を見ながら、シャンパーニュに合わせて師範代謹製の年越し蕎麦。典型的な日本の大晦日の風景。
パルメって、かなり旨味を感じるので、鰹出汁の効いた汁物にも合うのね。
明日早朝の初日の出ワイン会も元旦もこれでいきます!
それでは皆さま良いお年を!
本日は、ツイッター関連で仲良くして頂いている皆さんと忘年会。0次会はボウリング・・・
ってアラ還のオッサンが若人に混じってボウリングですよ。家族からは「ケガだけはするな」と言われてきました。
場所は、渋谷駅からすぐのところにある渋谷ボウリング。
ボウリング場に足を踏み入れるなんて何年ぶりだろうね・・・って調べたら12年前に家族で行ってますな。
やっぱり記録は大事です。
参加された年末暇人の皆さんがこちらです。
・ハッピーなつみさん(可愛い幹事さん)
・あいさん(東のクレオパトラ)
・ななさん(令和の文豪)
・米柱さん(最近note始めました)
・まささん(ボウリング部 部長)
・アレンさん(金城武)
・KCおじおじさん(玉山鉄二)
・ひろくんさん(ましゅまお旦那)
・安ワイン道場師範(もちろん最年長)
師範の成績は・・・
・1ゲーム目:60ポイント(最下位)
・2ゲーム目:101ポイント(念願の3桁)
・3ゲーム目:127ポイント(成績に加算されず)
多分、4ゲーム目投げていたら200ポイント超えていたと思います(嘘)
優勝は『自分ヘタだから・・・』と謙遜されていたアレンさん。
まっすぐ正確に速い球を投げる姿はまるで産業用ロボットでしたよ。
0次会で身体を動かした後は、同じく渋谷駅前にあるDi Punto(ディプント) 渋谷駅前店で忘年会。
お手軽な価格でワインがいろいろあるみたい、ということで会場に選ばれました。
メンバーは一人増えて、この会から参加されたのが
・mishikaさん(昨年だけで南ア142本)
アフリカーでの試飲会からの参加、いきなりハイテンションでナイスです。
このお店、確かにワインが充実しております(金額は税別)
グラスワインは11種(550円~700円)
ボトルワインは2,500円/3,000円/3,500円/4,500円/5,500円がそれぞれ6種、6,500円が4種とスパークリングが3種(3,000円~9,000円)、
そして日本ワインが6種(4,500円~6,500円)の全43種。
安ワインがこれだけあれば選び放題ですな。
※公式サイトのリスト
名称 | Vino Spumante Cuvée Brut Trebbiano Rubicone N.V. Di泡 スプマンテ ブリュット トレッビーアーノ N.V. |
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生産者 | Terre Cevico テッレ・チェヴィコ |
価格 | 3,850円 (お店価格) |
購入店 | Di Punto 渋谷駅前店 |
参加者10名なので、テーブルをゆるく2つに分けて、それぞれでワインを注文していきます。
とはいえ乾杯は同じワインにしましょう、ということで2本注文したのが、このお店オリジナルのスプマンテ。
造り手はテッレ・チェヴィコ、奇しくも前日に稽古した激安缶ワインと同じところですね。
ちなみにこのワインで道場掲載9,000本目です。
色はよくわかりません。泡の出方は少な目だと思います。
香りは、ストレートに青リンゴ、それに熟す前の洋ナシ、以上!って感じです。
味わいも香りの印象通り、軽めでフレッシュ。運動の後で喉も乾いていたのでスイスイ飲めてしまいます。
普通に軽いスパークリングですが、これはこれでアリだと思います。
サイゼリヤなんかもそうですが、オリジナルで契約して大量に同じものを生産依頼すると価格的なメリットが出せるんでしょうね。
点数 | 73点 |
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それでは乾杯!
ちなみにボウリング場の自販機にはビールがありませんでした。あったらきっと飲んでたな。
そしてもっと成績が良かったと思います(また嘘)
名称 | Di8 Tabola Bianco N.V. ディプント/Di8 ビアンコ N.V. |
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生産者 | Vini U.R.O. ヴィーニ U.R.O. |
価格 | 2,750円 (お店価格) |
購入店 | Di Punto 渋谷駅前店 |
注文戦略的には、安い方からだんたんグレードを上げていくことにしました。
税別2,500円の白は3種類、その中で一番魅力を感じたのがこちら。品種はリースリングとヴェルディッキオとトレッビアーノです。
他の2種(カステル・カンブラス, タヴェルネッロ)は稽古したことがあった、という個人的な理由もあります。
色は非常に薄めに感じます。香りは・・・ありません。少なくとも鼻で嗅ぐ分には無臭です。
口に含むと、リンゴの香りとディルのようなハーブの香りがわずかに感じ取れます。
味わいは、甘さ控えめでニュートラル。毒にも薬にもならないワイン、といった風情です。
う~ん、これはハズしたかな。状態的にも、ちょっと熱を受けたような印象がありました。
隣のテーブルの注文はカステル・カンブラス、「ふふっ、こっちが正解だぜ」なんて思っていましたが、
一杯飲ませて頂くとそっちが正解でした。
点数 | 69点 |
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ビックリでっかい料理がこちら。
・生ハムとサラミのてんこ盛り(レギュラー)+マッシュルームトッピング 1,408円+605円
マッシュルームはテーブルでスライスしてトッピングしてくれるのですが、
白トリュフじゃないけど香りが立っていいですね。みなさん「うちでも真似しよう」「でもスライサーが無い」などと言われていました。
スライサーは「ベンリナー」がお勧めです。
ベンリナー 万能野菜調理器 3,150円(@amazon)
名称 | Fortunae 2022 フォルトゥナエ 2022 |
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生産者 | Umani Ronchi ウマニ・ロンキ |
価格 | 3,300円 (お店価格) |
購入店 | Di Punto 渋谷駅前店 |
もう1本白をいきます。
価格帯をちょっとだけ上げて、次は税別3,000円のリストから。
白の選択肢は2種類、片方がスペイン産でフレシネの白、もう一方がこちら。
皆さんにどちらが良いか聞きましたが明確な答えが出ません。やっぱり悩むよね、この2本。
最終的には「こちらが安全パイでしょう」ということで選んだのがウマニ・ロンキの白です。
色はこれまた薄い感じです。
香りもこれまた弱いのですが、先ほどよりはちょっと華やか、リンゴに加えてグレープフルーツの柑橘香が感じ取れます。
口に含むと、チリチリッとした微炭酸を感じます。それも含めて、酸味がしっかりしていて、先ほどのよりは飲み応えがあります。
深みとか奥行きとかはありませんが、イタリアの安ワインらしくて良いのではないでしょうか。
ほんとウマニ・ロンキはハズしませんね。大当たりするのもあまりありませんけど。
点数 | 72点 |
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こんな料理も注文しています。
・お肉屋さんのシャルキュトリー盛り合わせ 1,650円
これ、美味しかったです!(語彙力)
名称 | Secret de Lunés Pinot Noir 2021 スクレ・ド・リュネス ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Vignobles Jeanjean ヴィニョーブル・ジャンジャン |
価格 | 3,850円 (お店価格) |
購入店 | Di Punto 渋谷駅前店 |
さてそれでは赤でございます。お値段はさらにグレードアップして税別3,500円・・・といっても安いよね。
お店でボトルワインがこの値段、6人で飲んでいたので一人あたりは600円くらいですからね。
リストの中でピノ・ノワールはこれだけでしたので、あまり迷うことなく勝手に注文させて頂きました。
外観は、ピノ・ノワールらしく薄めの赤紫色です。
香りはちゃんとピノ・ノワールです。イチゴやアメリカン・チェリーのような判りやすい果実の香りに、革製品っぽい雰囲気を感じます。
味わいは軽めでスムーズ。ピノ・ノワールに求める要素をちゃんと持っています。
南仏のピノだと、もっと鈍重な印象を受けるものも少なくないのですが、
これは品種の特性が上手に表現されていて良かったと思います。皆さんにも好評だったようでした。
点数 | 78点 |
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ピザも注文されています。
・罪と幸のピッツァ 935円
どこが「罪と幸」かと言えば、チーズみたいな形をした四角い物体、これがバターなんですよ。
カロリー的には罪ですが、味わい的には幸ですね。ここまでバター味のピザは初めてです。
名称 | William Hill Central Coast Cabernet Sauvignon 2020 ウィリアム・ヒル セントラル・コースト カベルネ・ソーヴィニョン 2020 |
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生産者 | William Hill Estate Winery ウィリアム・ヒル・エステート・ワイナリー |
価格 | 7,150円 (お店価格) |
購入店 | Di Punto 渋谷駅前店 |
ここで軽く席替えして、お隣の4人テーブルへ移動。
もう1本赤をいきましょう、ということになって、リストの一番高いランク、税別6,500円に目を通します。
そこで間違いない銘柄と予想して選んだのがこちら、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンです。
せっかくなので隣のテーブルの皆さんにブラインド・テイスティングして頂きました。
・アレンさん:フランス(ボルドー)/メルロー/2021年
・米柱さん:チリ/カベルネ・ソーヴィニョン/2020年
・ななさん:アメリカ/カベルネ・ソーヴィニョン/2021年
・mishikaさん:南ア以外/ボルドー・ブレンド/2020年
・まささん:南フランス/カベルネ・ソーヴィニョン/2022年
・おじおじさん:南フランス/(品種は見えてた)/2022年
米柱さんとななさんがほぼ正解ですね。さすがでございます。
外した方は、「師範が選ぶんだからきっと安いヤツだろう」とコンテクスト・テイスティングされたのでしょう。
それでどんなワインかと言えば、黒系果実の香りがしっかりで、いかにもアメリカン・オークなバニラの香りが更にしっかりで、
いかにもタコにもカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンという感じのワインでしたよ。
点数 | 81点 |
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そんな楽しいワインだらけの忘年会、お会計は一人5,500円くらいでした。 ボウリングから宴会までの手配、ありがとうございました!>ハッピーなつみさん
もちろん2次会にもみんなで行きました(ななさんは用事で離脱)。
この時期飛び込みで9人も入れる店は難しいと思ったのですが、mishikaさんが電話して見つけ出してくれたのが
座楽 渋谷駅前店という居酒屋さん。Di Puntoのすぐ隣のビルの3階にありました。
通して頂いたのは、9~10人でちょうどいい感じの個室。ラッキーであります。
とりあえず生ビール(米柱さんだけハイボール)で乾杯です。
名称 | Carlo Rossi "Crisp White Wine" N.V. カルロ・ロッシ "クリスプ・ホワイト・ワイン" N.V. |
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生産者 | Carlo Rossi カルロ・ロッシ |
価格 | (不明) |
購入店 | 座楽 渋谷駅前店 |
ワインが好きすぎるメンバーですから、居酒屋でももちろんワインです。
グラスワインを頼んで、皆で銘柄は何か、楽しく議論しておりました。
だいたい意見も出尽くしたところで、あいさんがお店に確認、写真まで撮って来て頂きました。
やっぱりビールがサントリーのプレミアム・モルツですから、ワインもサントリー扱いのカルロ・ロッシなんですねぇ。
昔はべらぼうに甘いワインだった印象がありますが、これはそうでもなかったような気がします
・・・ハイ、ほとんど覚えておりません。
点数 | ??点 |
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名称 | Carlo Rossi "Smooth Red Wine" N.V. カルロ・ロッシ "クリスプ・ホワイト・ワイン" N.V. |
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生産者 | Carlo Rossi カルロ・ロッシ |
価格 | (不明) |
購入店 | 座楽 渋谷駅前店 |
赤ももちろんカルロ・ロッシです。
典型的な居酒屋ワインですが、でもやっぱり楽しいんですよ。
こうやってああでもないこうでもないとワインのことを語りながら飲む酒は。
ハイ、どんなワインだったかなんてもちろん覚えちゃいません。
点数 | ??点 |
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最後にまたビールを飲んだりして、立派な酔っぱらいの出来上がりです。
ボウリングからワイン三昧の後に居酒屋飲み、大変楽しい一日でありました。
ありがとうございました!また遊びましょう!>皆さん
本日の大掃除はお風呂。これで師範担当分の大掃除は完了(のつもり)です。
風呂掃除で一番大変なのが、やっぱり鏡の水垢取りですね。
師範は「ウロコ落とし職人セット」というのを使っています。
他にもいろいろ試してみましたが、コレが一番良いような気がしています。
要するに「出来るだけ楽に平らに研磨する」ことが肝要みたいです。
Amazonへのリンク : ウロコ落とし職人セット
大掃除も終わってお疲れ様の一杯は、キリンのスプリングバレー「JAPAN ALE<香>」。
大手ビールメーカーなのに「クラフトビール」なんて書かれちゃってます。
そしてこのビール、香り華やかで味わいスッキリ、美味しいビールだとは思いますが、
個人的には同じスプリングバレーなら「豊潤496」や「シルクエール<白>」の方が個性的で好みです。
大掃除も(師範は)完了、夕食は「家族忘年会」ということで焼き肉屋へ。
店は、7月以来の訪問になる天王町商店街の「牛若丸」へ。
年末と言うこともあってか、お店は大繁盛。予約も19:00以前はいっぱいだったので19:10から。
店内は忘年会と思しき皆さんで大盛り上がりしておりました。
なにはともあれビールです。このお店はハートランドの中瓶、650円があるのがナイスです
・・・とはいえ、最近はビールメーカーもいろんなバリエーションのビールを出しているので、
とりわけハートランドだけが美味しいという時代じゃなくなりましたね。
でも、この瓶とグラスはやっぱり良いんだよな。「高級」な感じがしますもん。
女性陣はウーロン茶とコカ・コーラで乾杯。今年も1年お疲れさまでした。
写真は、上牛タンと豆もやしのナムル、奥が牛若丸カルビです。 どれも美味しいです。特に、牛タンは中心部分の美味しいところだけにしてあって良いですね。 お値段は確か1人前1,780円とかだったと思うので、それなりの値段はしますけどね。
ワインは、ボトルワインが2,980円、カラフェが1,280円。
カラフェはたっぷり500mlあることがわかっています。
焼肉だったらやっぱり赤ですが、赤のカラフェを最初の訪問の時に稽古して、
その時はとても甘い赤ワインだったんですよ。
なのでちょっと躊躇しましたが、銘柄が変わっていることを期待して注文しました。
結果、やっぱり甘いです。でも、「甘いかも」と想像が付いていたので、それほどショックはありませんでした。
点数を付けるとすると、以前より5ポイントアップの58点くらいです。
こちらのお店はホルモンの種類が豊富です。
・牛(奥側左から):マルチャン、ハツ、テッチャン
・豚(手前左から):クツベラ、オッパイ、ガツ
ホルモン食べ比べ、楽しいっすよ。
他にも石焼きビビンバとかいろいろ注文して、お会計は16,000円弱。
頼んだのがちょっと少なめだったかな?いつもより2,000円くらいお安めでした。
名称 | #Canvino Vino Frizzante Rosso N.V. #キャンヴィーノ ヴィーノ・フリッツァンテ ロッソ N.V. |
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生産者 | Terre Cevico テッレ・チェヴィコ |
価格 | 164円 (250ml) |
購入店 | ロピア権太坂店 |
焼肉屋で瓶ビール1本とワイン500mlじゃちょっとだけ飲み足りません
・・・と言いつつ、焼肉屋に行く前には缶ビール1つと昨日の残りのワインを100mlも頂いていました。
年末だしまぁ良いか。
・・・ということで道場に帰って追加で開けたのは、スーパー「ロピア」で特価販売されていた缶ワイン。
250mlで税別149円、それくらいであれば缶ワインも気軽に開けられますよね。
色はほぼ赤で、泡は非常に弱め。発酵中に瓶詰めしちゃったスティルの赤くらいの弱さです。
香りは普通に赤です。「君イタリアだよね」って感じの人懐っこいベリー感。
味わいも普通に赤です。こういうワインなので甘さがあるかと思ったけど、
普通に甘くなくて渋味たっぷりでストイックな感じ。かなり意外な味わいです。
うーん、ランブルスコなんかにも感じるけど、渋味と炭酸って相性悪いように思うんですよ。
師範の個人的な嗜好かもしれませんけど。
もちろん同種の白も買っていますので、そっちに期待しましょう。
点数 | 60点 |
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本日の大掃除はお休みにして、朝から昨日の「自分にご褒美ツアー」を執筆しておりました。
それとは別に日々是精進、本日は一昨日に開けたメルロー主体のボルドー(右)と、
本日開けたチリのカベルネ・ソーヴィニョン(左)との比較から始めます。
外観はわずかにチリの方が濃いですね。
香りはチリが果実感バリバリなのに対して、ボルドーは「果実って何ですか?」な土っぽさ。
味わいも、チリはフレンドリーでボルドーはニヒル。
比べると全然違うんですよね~、単発のブラインドだと全然わからないけど。
名称 | Hussonet Grand Reserva Cabernet Sauvignon 2020 ヒューソネット グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニョン 2020 |
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生産者 | Haras de Pirque アラス・デ・ピルケ |
価格 | 1,282円 (単品価格:2,750円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
上の写真左側が、本日の稽古相手であるチリのカベルネ・ソーヴィニョンです。
エノテカの「チリワイン赤白10本セット」 12,980円からの3本目。
「アラス・デ・ピルケ」という聞き慣れないワイナリーですが、
母体はイタリアの名門アンティノリだそうです。
初稽古のワイナリーかな?と思ったけど、6年前にシャルドネと稽古していました。
道場の歴史侮れず、です。
ちなみに本日のお料理当番は、鶏肉と蓮根と大根の煮物、キャベツとベーコンの炒め物。
夕食の当番も今日で年内最後だと思います。
さて稽古再開、色は非常に濃くて、黒に近い濃紫色です。
香りは、カシスやブルーベリーの果実香に加えて、樽だか種だか由来と思われる焼けた木の香ばしさを感じます。
味わいも、外観や香りの印象通りしっかりと濃くて重さがあります。
単に甘酸っぱいだけじゃなくて深みがあり、「グラン・レゼルバ」の名に恥じない香りと味わいです。
敢えて欠点を探すと、やっぱり単調さは禁じえません。
でも、買値相当額は1,000円台前半ですから、それでこの複雑さとしっかり感は立派なものですよ。
さすがはアンティノリ、ただ甘酸っぱいだけのチリワインとは一線を画します。
翌日再稽古。なんだか昨日より閉じた、というか渋味が強く感じます。 小瓶に移して冷蔵庫に入れていたからかな?あまり冷やさない方が良いかも知れません。
点数 | 78点 |
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リンク |
チリワイン赤白10本セット 12,980円 Hussonet Cabernet Sauvignon 2019 [Haras de Pirque] 2,750円 |
本日の大掃除は洗車。この車も買って16年半、洗っても隅々までピカピカにはならなくなってきました。
特にヘッドライトが白内障みたいに黄ばんで濁ってきているところ年期を感じますね。
それでもまだちゃんと動きますから、買い替えるのはまだ先な気はしています。
お昼過ぎには洗車も完了し、今期のエクステリア関連の大掃除は概ね終了したので、
自分にご褒美ということで午後からは飲みに出ることにしました。
飲む前に腹ごなし、ということでお昼を頂いたのが大阪王将 天王町駅前店。
洗車で結構身体を動かしたので、ガッツリしたものが食べたくなったんですよ。
店内は、入り口付近にテーブル席があり、細長い奥に個人用の席があります。
店員さんは皆さん中国語を話されています。
まだ日本で働くメリットはあるんだろうか?
この人たちが本国に帰ったら日本の飲食店は廻るんだろうか、などと考えちゃいましたよ。
注文したのがこちら。
・油淋鶏定食(餃子付き) 990円
・瓶ビール(中) 600円
美味しいですよ・・・でも、こういうガテン系のお店に入るのは久しぶりで、その量の多さにビックリです。
大きい唐揚げが4つもあって、ご飯はどんぶり飯。
ご飯少なめでお願いするか、いっそのこと餃子とビールだけでも良かったかもしれません。
お昼を食べた後は、電車でお江戸へ向かいます。
最初の目的地は、水天宮前にあるアフリカーさん。
店主の小泉さんの在店を確認して訪問しました。
このお店に伺うのは結構久しぶりで、前回はもう1年以上前なんですね。
お店のレイアウトも変わって、ワイン以外にも食材が充実しておりました。
このお店の楽しいところは、1杯300円、6杯セット1,500円でテイスティングが出来るところです。
そしてそのアイテムも、ほぼ日替わりレベルで入れ替えられているみたいなので、いつ来ても新たなワインが楽しめます。
師範はもちろん6杯セットをお願いして、6枚のコインを頂きました。
ファンヴィーノのサーバーにコインを入れて、好きなボタンを押すと30mlのワインが出てきます。
このラインナップ(クリックで拡大します)を左から順番に攻めて参ります。
Villiera "Barrel Fermented" Chenin Blanc 2022
ヴィリエラ "バレル・ファーメンテッド" シュナン・ブラン 2022
(2,948円/Bottle)
まず最初がこちら。「ヴィリエラ・ジャスミン」というキャッチーなワインで有名なヴィリエラの白で、品種はシュナン・ブランです。
これがいきなり美味しゅうございました。しっかりした黄金色、樽と蜜がバリバリの香り、甘酸っぱさたっぷりの味わい。
83点くらいいきそう、これは気に入りました。
(一口飲んじゃった後に写真撮ったので、ほぼ空っぽです)
JH Meyer "Signature Hand Crefted Wines" Palmet Chardonnay 2022
ヨハンメイヤー "シグネチャー・ハンド・クラフテッド・ワインズ" パルメット シャルドネ 2022
(4,620円/Bottle)
自然派な造りのシャルドネだそうです。
確かにいわゆる自然派香はありますがそんなに強くなく、基本的にはシャルドネらしいリンゴっぽいフルーツの香りを感じます。
ナチュナチュしていないところが良いですね。80点くらいでしょうか。
Mooiplaas "The Strawberry" Pinotage Rosé 2023
モーイプラース "ザ・ストロベリー" ピノタージュ ロゼ 2023
(2,530円/Bottle)
こちらはロゼです。薄いピンク色で、香りはまるでピノ・ノワール、確かにイチゴの香りがしっかりと感じられます。
味わいもベリーっぽさを感じて、甘さ控えめで軽く渋味もあります。「オトコのロゼ」、78点くらいかな。
Glenelly "Glass Collection" Syrah 2020
グレネリー "グラス・コレクション" シラー 2020
(2,310円/Bottle)
残りの3種類は赤で、まずはグレネリーのぺーシックなグレード「グラス・コレクション」のシラーです。
そして「これがこの値段なの?」なしっかり感。色は濃くてシラーらしい白コショウの香りがあって果実味たっぷり。
まるで北ローヌのワインみたいですよ。80点です。
Driehoek "Mieke" Pinot Noir 2022
ドリフック "ミーケ" ピノ・ノワール 2022
(3,905円/Bottle)
次はピノ・ノワールです。小泉さんから頂いたリストには"Mieke"の文字はありませんが、ラベルには書かれているので追加しています。
ピノ・ノワールらしく、熟したイチゴと革製品の香りがしっかりと香ります。
ブルゴーニュでいえばかなり南側、ポマールとかヴォルネィを想像させるボディのしっかりしたワインです。82点くらいかしら。
Silwervis "Smiley" Red Blend N.V.
シルワーヴィス "スマイリー" レッド・ブレンド N.V.
(3,960円/Bottle)
最後は自然派の赤のブレンドです。品種はシラー45%、トゥリガ・ナシオナル19%、グルナッシュ18%、サンソー18%とのこと。
トゥリガ・ナシオナルはポルトガル、他は南仏の赤品種ですね。
オレンジの皮のような自然派らしい鋭い香りがあって、味わいには渋味がしっかり感じられます。
自然派をあまり得意としない師範ですから77点くらいです。
こちらの試飲の凄いところは、1脚10,000円以上するような高級グラスで試飲できるところです。
グラス自体をテイスティングできるんですね。
師範の場合、6種だとオールマイティに使えるジャンシス・ロビンソンのグラスを使うことが多いです。
一度は(写真奥の)超デカいフルートグラスを使ってみたいと思っています。
そんなアフリカー訪問、1時間くらいお邪魔させて頂いて、
試飲して気に入ったヴィリエラのシュナン・ブランと、辰のイラストが描かれた赤を購入させて頂きました。
そのうちまたフラッと伺います!
次に向かったのが、本日のメインの目的地である亀戸のシャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン。
店主の泡大将さんにはいろいろとお世話になっております。
このお店に伺うことは前もってツイッターで報告していて、2人の方がご一緒していただける予定だったのですが、
あいにくお二人とも都合が悪くなったそうで、結果的に師範一人で伺うことになりました。
とはいえやっぱりお知り合いは見えるわけで、
お久しぶりのワインバカ氏とお隣になりましたよ。
名称 | J. Pierron-Léglise "Cuvée Paradis" Blanc de Blanc Grand Cru Brut N.V. ジ・ピエロン・レグリーズ "キュヴェ・パラディ" ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット N.V. |
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生産者 | J. Pierron-Léglise ジ・ピエロン・レグリーズ |
価格 | 1,300円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
当方「安ワイン道場」ですから、もちろん安い方から攻めて参ります。
この日一番安かったシャンパーニュがコチラ、オジェ村のブラン・ド・ブランですからシャルドネ100%ですね。
「一番安い」といったって"Grand Cru"と書かれているわけで、そんじょそこらの馬の骨シャンパーニュとはわけが違うようです。
まず外観、しっかりしたレモン色で、泡もたっぷりです。
香りが素晴らしい。これぞシャンパーニュなボリュームと奥行き。蜜入りリンゴがフワーッと香ります。
味わいも素晴らしい。甘味があって酸味もしっかり。苦味とかは控えめで、万人ウケする味わいだと思います。
いや~、いきなり美味いわ。一番安いのでコレだよ。
「もう私はこれで十分です」って気分になっちゃいますな。
己の孝行舌に感謝するとともに、「やっぱシャンパーニュしか勝たん!」とも思います。
点数 | 86点 |
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名称 | Follet-Ramillon Extra Brut Vintage 2013 フォレ・ラミヨン エクストラ・ブリュット ヴィンテージ 2013 |
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生産者 | Follet Ramillon フォレ・ラミヨン |
価格 | 1,800円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
またシャンパーニュを頂くわけですが、同価格帯のもう1本もブラン・ド・ブランだったので、
例によって「ぜんぜん違いが分かりません!」となるのは想像に難くないわけですよ。
そこで明らかな違いを求めて、2013年のヴィンテージ付きをお願いしました。
ドザージュ量は3.5g/Lのエクストラ・ブリュットです。
外観は、前のピエロン・レグリーズと大きな違いはありません。
香りも、「これぞシャンパーニュ」な点は前のと同じ・・・えーっと、また「違いがわかりません!」になりそうです。
ところが味わいが明確に異なります。明らかにこちらの方がしっかりしています。
ある意味「固い」、渋味にも感じられる収斂性と強めの酸味があって、「まだ早いよ」と言われているようです。
きっと、素晴らしくポテンシャルのあるワインなんだろうと思います。
あと10年くらい置いておかないとパフォーマンスを発揮しきれないシャンパーニュなのかも。
今飲んでももちろん美味しいのですが、そんな感想が浮かびました。
点数 | 83点 |
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このお店で毎回お願いするのがこちら。
・シャンピニオンのテリーヌ 900円
一時期はメニューから消えていたのですが、復活して頂いてなによりです。
キノコの香りとシャンパーニュはとても相性が良いと思いますし、
なにより端からチビチビ食べていれば無限に持ちます。
名称 | Bourgogne 2021 ブルゴーニュ 2021 |
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生産者 | Jean-Marc Boillot ジャン・マルク・ボワイヨ |
価格 | 1,600円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
ひとまずシャンパーニュを離れて白に移ります。
師範でも手を出せそうな1,000円台の白は2種、1つはどこのなんだかわからない銘柄で、もう一つがこちらのブルゴーニュ。
造り手はジャン・マルク・ボワイヨですね。ずいぶん以前にここのボーヌ1級と稽古して、
ビックリするくらい美味しかった記憶があります。
色は淡い麦わら色で、特段の個性は感じません。
香りは、注がれてすぐに鼻で嗅いだ分にはそんなに強さを感じず、まぁ普通にシャルドネでした。
ところがどっこい口に含むとフワーッとくる蜜とバニラの香り。ただモノではありません。
味わいも、しっかりした酸味と旨味、そしてほのかな甘み。スムーズでバランスの良い味わいです。
温度が上がってくるとグラスからも香りがバンバン感じられるようになります。これ、美味いっすね。
これがACブルゴーニュ格付けとは恐れ入りました。
ブルゴーニュ、どんどこ値段が上がっていますが、値段だけでなくこのクラスの品質も上がっているように感じますよ。
点数 | 84点 |
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名称 | La nouvelle Don(n)e "Mustango" 2013 ラ・ヌーヴェル・ドンヌ "ムスタンゴ" 2013 |
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生産者 | La nouvelle Don(n)e ラ・ヌーヴェル・ドンヌ |
価格 | 1,500円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
↑のところで「どこのなんだかわからない銘柄」と書いたのがこちら、
ヴィンテージは2013年、南仏で造られている白で品種はグルナッシュ・ブランが主体だそうです。
白の熟成香はあまり得意でないので、最初はパスしようと考えていたのですが、
隣の隣にお座りのにゃんだよーさんが
『コレ美味いわ!』といってお召し上がりなわけですよ。
ならば!ということで師範も追従させて頂きました。
そして、こちらも良い意味でビックリなワインでした。
色は若干銅っぽい赤みを感じる黄金色で、熟成が見て取れます。
香りは、シェリーっぽい熟成感もあるにはありますが、まだまだ果実の香りが現役で、
それにトーストっぽい樽由来の香りもしっかり感じられます。良い香りっすね~。
味わいも、香りに負けずしっかり。10年前のワインですが、ヘタッた感じは一切ありません。
「老いては子に従え」ではないですが、やはり人さまが美味しいというワインは試してみるべきですね。
傾向がわかっているワインばっかり飲んでちゃつまらないですからね。これは大変参考になりました。
点数 | 85点 |
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このお店は「亀戸横丁」の中にあるので、横丁の他の店舗から出前することが出来るみたいです。 そこで前述のにゃんだよーさんが「やきとりさんきゅう 亀戸本店」の焼鳥を、なんと師範含めた皆さんの分買ってくれました。 いやー、おかげで料理はテリーヌ1品しか頼みませんでしたよ。ありがたくゴチになりました!
名称 | Bourgogne Rouge 2020 ブルゴーニュ ルージュ 2020 |
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生産者 | Lucien le Moine ルシアン・ル・モワンヌ |
価格 | 2,000円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
白にはしっかり満足したので、ここからは赤に移ります。
赤も、師範が手を出せそうなのは2種類あって、そのうちの片方がこのブルゴーニュ。
白が素晴らしかったので2匹目のドジョウを狙います。
造り手のルシアン・ル・モワンヌは、以前ムルソー1級と稽古しておりますが、
その時はあまりパッとしなかった(状態がイマイチだった?)ようです。
さてこのワイン、まずグラスに注いで頂いている時点で「え?これホントにピノ・ノワール?」な黒々とした紫に見えました。
香りと取ると、確かにピノ・ノワールではありますが、かなり熱い地方、
なんならブルゴーニュじゃ無いようなガッツリ熟れたベリーが感じられます。
味わいも、「ホントにピノ・ノワール?それもACブル?」な凝縮感があって、まだ飲むには若い印象です。
やっぱりACブルゴーニュクラスの品質は上がっているのだと思います。
造り手の個性にもよるとは思いますが、名門ドコロのワインだと2020年はまだ若くて固いんですね。
これまた勉強になりました(勉強してもすぐ忘れるんですけどね)
点数 | 80点 |
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名称 | Altitud Garnacha 2020 アルティチュード ガルナッチャ 2020 |
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生産者 | Aurelio Garcia (Alto Horizonte) アウレリオ・ガルシア (アルト・ホリゾンテ) |
価格 | 1,200円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
もう1杯赤を頂きます。
このお店には珍しく、スペインのワインがオン・リストされていました。お値段は一番安い1杯1,200円也。
大将に「次は・・・」と切り出したところ『アウレリオ・ガルシアですね』と切り返されました。
やすい方ばかり攻めていることがもろバレです。
・・・なんてことは置いといてこのワイン、
"Altitud"の名前の通り、標高1,100mの高さに畑があって、樹齢は80年を超えるみたいなことが裏ラベルに書かれています。
色は、前のブルゴーニュよりも薄くて、明るく澄んだ赤紫色です。
香りは、鼻で嗅ぐ分にはおとなしめ。口に含むと、赤いベリーの雰囲気がシュッと香ります。
味わいも酸味しっかりでシュッとしています。軽いけど旨い、そういう味わいです。
スペインのガルナッチャ(グルナッシュ)の一般的な印象とかなり異なる、スタイリッシュで今風なワインでした。
だってほら、スペインの赤って、不良のマドラスが港で葉巻をくゆらすみたいなワインが多いじゃないですか。
このワインはピシッとネクタイをしてますよ。
点数 | 78点 |
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名称 | Michel Turgy "Réserve Sélection" Blanc de Blancs Grand Cru Brut N.V. ミシェル・チュルジー "レゼルヴ・セレクシオン" ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット N.V. |
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生産者 | Michel Turgy ミシェル・チュルジー |
価格 | 1,500円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
最後にまたシャンパーニュに戻って締めたいと思います。最初のと同じくシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン、
畑はル・メニル・シュール・オジェのグラン・クリュです。
こちらのシャンパーニュはグラスで1,500円、甘口ワインを除けばこの日2,000円以下だった銘柄は全て稽古したことになります(多分)
なんだか妙に達成感がありますよ。
こちらも開けてすぐでしたので、泡の勢いはバンバンです。
香りは、ブラン・ド・ブランなのにベリーっぽさがあって、黒ブドウの雰囲気を感じます。
師範の鼻がイカレているわけじゃなくて、そういうことは良くあるそうです。
味わいは、ブリュットですがやや甘め、香りのベリー感も相まって、7杯目なのにスイスイ飲めてしまいます。
やっぱりシャンパーニュは美味しいわ。
そして若いブラン・ド・ブランって、もっととっつきにくい印象があったのですが、
本日稽古した2本はとてもフレンドリーでした。
シャンパーニュで注目すべきは品種より造り手なんでしょうね。
点数 | 82点 |
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そんな風に安い方から攻めている横で、同席した皆さんはボランジェ2002年の飲み比べ
(2杯セットで13,000円)とか普通に楽しまれていました。
なんだか師範みたいなのは場違いかなぁ、という気もしたのですが、
大将曰く『いやいやそういうお客さんも多いですよ』とのこと。皆さん臆せず安い方からいきましょう!
安くても十分美味しいから!
・・・というような自分へのご褒美、料理1品とワイン7杯で12,000円くらいでした。
タマの贅沢、満喫させて頂きました!
デゴルジュマンを出たのが午後8時30分ごろ、同席したワインバカ氏が、
さきほど焼鳥を奢ってくれたにゃんだよーさんの店に行くというので、師範も同行することにしました。
店は、亀戸の隣の錦糸町にあるアニソン・バーLumiere S (リュミエール S)というところ。
以前、銀座で営業されていた頃はときどき伺っていたのですが、こちらに移転されてからは初訪問です。
店内はこぢんまりしていてアットホームな感じです。
9時頃の時点ですでに5名ほど先客がいらっしゃいました。
みんなでホールを囲む感じになるので、いきなり和みます。
料金は、歌い放題&飲み放題で1時間2,800円の明朗会計です。 何を飲みますか?と聞かれて、ビールを頂きました。 パーフェクト サントリービールは初めて飲みましたが、糖質ゼロだけど普通にビールですね。
名称 | Nyanpan N.V. ニャンパン N.V. |
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生産者 | Bespoke Wine べスポーク・ワイン |
価格 | (飲み放題込み) |
購入店 | アニソン・バー "Lumiere S" |
飲み放題にはちゃんとワインもあります。ホントに「ちゃんと」かどうか怪しく感じられるのがこのラベル、
店主のにゃんだよー氏の顔写真入りのプライベート・ラベルです。
名前はなんと"Nyanpan(ニャンパン)"・・・マトモなワインのわけが無いと思うわけですよ、普通。
ところが実はちゃんとしていました。
にゃんだよーさんはソムリエの資格をお持ちなので、そのあたり手抜きはありません。
裏ラベルにはちゃんと素性が書いてあって、西オーストラリアのスパークリングですね。
シャルマー方式っぽい泡の弱さと粗さはある気がしましたが、そんな些細なことを除けば普通に美味しいスパークリングです。
飲み放題メニューはほかにもいろいろあって、皆さんは「亀雫」という焼酎を甕から注いで飲んだりされてましたよ。
アニソンには全く不見識な師範ではありますが、酒目当てで伺っても良いなぁ、と思いました。
点数 | 75点 |
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・・・というわけで最後に乾杯写真。
お会計は、1時間分のお値段2,500円(なぜかちょい安)と、スタッフのくるみさんに1杯プレゼントした800円を加えて3,300円也。
たしかに明朗会計です。東京の東側で、いろんなお酒を楽しみながらアニソンを歌いたい方にお勧めします!
本日の大掃除は窓ガラス他、屋内含めたガラス面の清掃。
窓拭きも以前と比べるとだいぶ手抜きするようになってきて、二階や塔屋の窓は拭きません。
だってブラインド開けないからどうせ見えないんだもん。
無理して墜落事故とか起こしたら大変だしね。
一階の窓も、外側は高圧洗浄機「ケルヒャー」でガーッとやっちゃいます。
やっぱり便利だよね、これ。タイル、外壁、窓、洗車、いろいろ使ってます。
ただ、使用頻度でいえば年に数回なので、稼働率は非常に低い設備ではあります。
さて年末年始用に焼酎を調達、銘柄は、さつま無双の「もぐら BEL CANTO 黄麹仕込」1,660円也。焼酎買うのは超久しぶりです。
黄麹の焼酎って、どちらかというと芋っぽさが控えめでフルーティなイメージがあったけど、
これはちゃんと芋!を主張します。「漢の黄麹」ですね。
(軟弱師範は、あまり芋の香りが強くないのが好みです)
そしてこの芋感、なぜか南仏の赤ワインにも感じたり・・・グルナッシュとか。感じません?
名称 | Petit Sociondo 2020 プティ・ソシオンド 2020 |
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生産者 | Jérôme Zabel ジェローム・ザベル |
価格 | 870円 (4本セット:3,480円) |
購入店 | コストコ金沢シーサイド倉庫店 |
本日の夕食も師範謹製、メインは豚ヒレカツ、マグロの漬け、切り昆布のナムル、チキンスープ。
ワインは、コストコの「ボルドー高ポイント箱入り4本セット」(コレ)3,480円からの3本目。
品種はメルロー75%, マルベック15%, カベルネ・ソーヴィニョン10%。
ワイン・エンスージアスト90ptsを取っているようです。
名前、「ソシアンド(Sociando)」じゃなくて「ソシオンド(Sociondo)」なところに要注意です。
色は非常に濃くて青みを感じる紫色。アシも長くて、およそ3桁で買えるボルドーとは思えない外観です。
香りも、とってもちゃんとボルドーなんですよ。
熟したベリー、ほのかだけど焦がしの効いた樽、どことなく「ごはんですよ」的な海苔の佃煮の香りを感じるのもボルドー感があります。
味わいは、甘さ控えめ渋味しっかり。正直ガチガチですが、それさえもボルドーらしさを感じます。
いわゆる「金賞ボルドー」とは違って、ちゃんと「私が評価しました」と評価者が明らかなポイントは信頼に足る気がします。
買値3桁のこのボルドーもちゃんと美味しいっす。
4本セットのうち3本稽古して、大アタリは無いもののどれもハズさないのがコストコの凄さですね。
小瓶保存した翌々日、チリのカベルネ・ソーヴィニョンと比較しながら再稽古。 単品で稽古した時は「熟したベリー」なんかが感じられましたけど、 チリと比較すると「果実って何ですか?」な感じです。 それはそれで美味しいんだけど、面白いものですね。
点数 | 77点 |
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すでに師範は冬期休暇に入っております。
早くから休みを取得して、どこへも行かず何をしているかというと、そりゃもちろん大掃除であります。
初日の今日は、まずは屋上の床と外壁の洗浄。高圧洗浄機でシャーッとやっちゃいます。
そしてついでにバスコートの外壁も洗浄します。
一番日が当たらなくて空気が滞留する部分なので、かなり薄汚く汚れておりました(右写真)
それが一気にキレイに・・・はならなかったんですよね、残念ながら。
このサイズの写真じゃほとんどわからなくて、拡大すると「ちょっとキレイになったかな?」くらいです。
次に業者を呼んで外壁の塗り直しをするのは多分4年後、それまではこの状態でガマンですね。
ちなみにバスコート、建物の設計段階では「これで半露天風呂気分だ!チェアも出そう!」なんて浮かれていたわけですが、
夏場はほとんどシャワーだけなので湯舟に漬からないし、
冬場は窓なんて開けないので、実際はあまりその恩恵を得ていません。
ごくタマに風呂シャンする時くらいですね、嬉しいのは。
名称 | Puy de Dome Chardonnay 2021 ピュイ・ド・ドーム シャルドネ 2021 |
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生産者 | Desprat St.Verny デスプラ・サン・ヴェルニ |
価格 | 1,852円 (単品価格:2,090円) |
購入店 | ワインセラー エスカルゴ |
休みと取っているのは師範だけなので、夕食当番はもちろん師範です。
本日のメニューは、刺身盛り合わせ(本マグロ、ヒラメ、白魚)、縞ホッケの干物(焼き)、ほうれん草のお浸し、椎茸とネギのスープ。
昨日と一転して和風の献立です。
こういう料理に合わせたのは、
初めて買った「ワインセラー エスカルゴ」さんのシャルドネ白ワイン厳選3本セット、送料込み6,590円から。
フランス中部、ボルヴィックで有名なオーヴェルニュ産のシャルドネです。
色は、結構しっかりしたレモン色です。ボルヴィックよろしく「水みたい!」な感じではありません。
香りはそれほど強くは無いけれど、冷涼な地域のシャルドネらしい、シュッとして背筋の通った涼やかなフルーツ、
緑色の柑橘類や青リンゴみたいな香りを感じます。樽香は感じません。
味わいは、ギュッと締まった旨味と、ネガティブではない苦味を感じます。どことなくシャブリのようなミネラル感がありますね。
測定値は、糖度6.6でph3.1、昨日稽古したシャンパーニュとほぼ同じですね。
スティルでこのバランスだとかなり「辛口」だと思います。
化粧っけの無い、素のシャルドネをシンプルに醸造した感じがします。
自然派を謳っているワインではありませんが、師範はこういうワインこそ「自然だなぁ」という印象を受けます。
普通だけど、素直に美味しいワインです。
小瓶保存した翌日再稽古。 香り、味わいとも特にお変わりなく、です。 癒し系というか、しみじみ美味しい白ワインですよ。
点数 | 76点 |
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リンク |
シャルドネ白ワイン3本セット 6,590円 Puy de Dome Chardonnay 2021 [Cave St.Verny] 2,090円 |
クリスマスイヴなので、それっぽいお酒で始めてます。
ヒューガルデンの瓶ビール、みなとみらいのオーケーでどちらも税別148円の処分価格で売られていました。
ロゼはアルコール度数3%、甘さがあってほぼジュースですね。
白は柑橘類の皮の香りがしっかり。やっぱり好きだな、コレ。
それでは本題、ワインと稽古して参ります。
では本題です。
長女は昨日から出かけていて、遅れて参加ということとで3人で乾杯。
女性陣が飲んでいるのは、イオンで売られていたらずぺりー風味のアップル・スパークリング。
トイレの芳香剤感がバリバリでした。
もちろん師範は別ですよ。
名称 | D. Massin "Cuvée Speciale" Brut N.V. D.マサン "キュヴェ・スぺシアル" ブリュット N.V. |
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生産者 | Dominique Massin ドミニク・マサン |
価格 | 2,471円 (単品価格:6,600円) |
購入店 | リカマン楽天市場店 |
クリスマスイヴに開けるのはやっぱりシャンパーニュです。安ワイン道場のくせに、ベタでスミマセン!
先日の「辛口シャンパン5本セット 第46弾」 15,999円(クーポンで2,000円オフ)で買ったドミニク・マサンのキュヴェ・スぺシアル、
1年前に稽古済み。
黒ブドウ主体(ピノ・ノワール100%)で、ブリュットにしてはドザージュ量多めなので、ケーキまでこれで通せると考えています。
外観は、色に関してはそれほど黒ブドウの雰囲気があるわけではなく、普通に淡めのレモン色です。
でもやっぱりシャンパーニュ、泡のボリュームはとても立派です。
香りは、「そうそう、コレコレ!」な熟れたリンゴとほんのりベリーの香り。樽は感じませんが、シャンパーニュらしい厚みのある香りです。
味わいも想像通りブリュットとしてはやや甘め。
酸味星人にはウケないかも知れませんが、お子様舌の師範はこれくらいの味わいが好みです。
シャンパーニュ、高くなりましたね。でもやっぱりシャンパーニュから逃げてはいけません。
探せば、道場稽古範囲の3,000円以下でも楽しめるシャンパーニュがあるのですよ。
ゴキゲンな泡が欲しくなる年末年始、今から買っても間に合うと思います!
翌日、明るいうちから再稽古。 陽の光の下で見ると、結構赤みがありますね。昨日の師範の目は節穴、ブラン・ド・ノワールらしい色だと思います。 香りや味わいは、ちょっと泡が弱くなった以外は本質的には変わりません。 お手頃価格で買いましたが、ちゃんと美味しいシャンパーニュですよ。
点数 | 82点 |
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リンク |
【送料無料】 辛口シャンパン5本セット 第46弾 15,999円 D. Massin "Cuvee Speciale" Brut N.V. 6,600円 |
今年のイヴは休日なので、師範代謹製の豪華版。
・生ハムいろいろのピンチョス
・マグロとマダイのカルパッチョ
・丸鶏のロースト
・シュリンプ・カクテル
・シーフード・サラダ
クリスマスらしくて美味いっす!(語彙力)
名称 | Cline "Old Vine" Zinfandel 2020 クライン "オールド・ヴァイン" ジンファンデル 2020 |
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生産者 | Cline Cellars クライン・セラーズ |
価格 | 1,598円 |
購入店 | コストコ金沢シーサイド倉庫店 |
シャンパーニュ1本じゃ早々に飲み切っちゃうよね、と考えた師範、
どうせず~っとお休みだからいつでも飲めるでしょうということで。赤ワインも同時に開けました。
なんとなくクリスマスらしいな、と思ってチョイスしたのが、コストコで買ったカリフォルニアはローダイのジンファンデル。
甘さがあったほうが良いと考えたんですよね。
色は、濃いけど濃すぎず、向こうが透ける程度の紫色です。
香りは、なるほどジンファンデル、裏ラベルには「ストロベリーとプラムとブラックベリーの香り」とありますが、その通りです。
あと顕著なのがバニラのような樽香。香りてんこ盛りですね。
そして味わいは・・・甘いのよ、かなり。あと苦味も結構感じます。皮の要素をグイグイ抽出したような味わいです。
最近のジンファンデルはもっとモダンというか、甘さ控えめな傾向にあるような印象がありましたが、
この銘柄は古き良きジンファンデル、ガッツリ甘い感じです。
でもまぁそれもクリスマスらしいかな、と。もちろん今日は飲み干していませんので、数日に分けて稽古していきたいと思います。
翌日、残り物をツマミにランチの時から再稽古。
これがやっぱり甘さしっかりでバニラがっつりなんですよ。
甘味も樽香も嫌いじゃないんですが、ここまで強いとちょっと・・・って感じです。
ブレッド&バターが好きな方にはお勧めできます。
翌々日、ボルドーと飲み比べましたが、やっぱりその差は顕著ですね。
🍷カリフォルニア=陽気だがチャラい
🍷ボルドー:陰気だがダンディ
です。四半世紀稽古してきて、そんなことしか言えない安ワイン道場です。
点数 | 74点 |
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ワイン、さすがに両方飲み干すってことはなくて、シャンパーニュが1/3くらい残っていて、 赤は半分くらい残っています。明日からもお休みなので、残りはチビチビ稽古して参ります。
本日は年内最後のバンドの練習。2月には2つのライヴを予定しています。
ギターアンプ、師範が高校生だった頃の40年も前から、
スタジオに置いてあるのはマーシャル、ローランドのJC、あとはフェンダーのツイン・リヴァーブですね。
これほど寡占状態が変わらない世界も珍しい。
練習の後の反省会&忘年会はサイゼリヤ 恵比寿駅東口店にて。
スタジオを出たのが午後1時30分なので、そんな時間から飲めるお店なんてサイゼくらいしか無いんですよ。
ボーカルのKさんは予定があるということで、オッサン4人の宴です。
店内は、中高生がわんさかいました。もう冬休みだよねぇ~、みんな楽しそうだわ。
なにはともあれBR01、生ビールで乾杯!
師範の持ち方がバックハンドなところにお気づきでしょうか。
ビールのジョッキ(サイゼリヤはガラスではなくトライタン)って、右利き用に作られていて、左手で持つとプリントされた文字が見えないんですよ。
敢えてキリンの一番搾りであることを主張するためにこういう持ち方で撮りました。
料理は、手前から時計回りに生ハム(ハモン・セラーノ) 300円、爽やかにんじんサラダ 200円、小エビのサラダ 350円。 心配になるくらい安いよね。いやマジでもっと高くしても良いと思いますよ。 普通の居酒屋だと倍は取ると思います。
名称 | Ori di Verdicchio 2019 オーリ・ディ・ヴェルディッキオ 2019 |
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生産者 | Pontemagno ポンテマーニョ |
価格 | 2,600円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 |
ビールは1杯で切り上げて、ワインに移行します。
忘年会ですから「贅沢にいきましょうや!」ということで、今回はリストの高い方から攻めることにしました。
そこで白ワインの一番高いやつがコレ、「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ」です。
わかり易いように、「オーリ」という名前が付けられています。
前回稽古したのは1年半前です。
色は、グラスがグラスじゃないのでよくわかりません。
香りは、まるでシャルドネみたいな蜜の香りと白い花の香り。しょぼいコップでもしっかり香りが取れます。
口に含むと、わずかに炭酸のチリチリ感があって、甘味と酸味のバランスが取れていて、とても美味しく感じられます。
やっぱり「高いは美味い」です。高いっつったってお店で税込み2,600円ですけどね。
ベースのAo氏も『こりゃ美味いっすねぇ~』と言われていました。
もっと高くても良いと思います。税込み3,300円は出せます。
点数 | 80点 |
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こちらが、サイゼリヤのスペシャリテ、ラムの串焼きアロスティチーニ、ダブルでお値段800円。 一串200円はサイゼとしては比較的単価の高いメニューだと思いますが、これが美味いのよ。 赤ワインが欲しくなります。
名称 | Negroamaro Riserva "Rena" 2019 ネグロアマーロ・リゼルヴァ "レナ" 2019 |
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生産者 | Leone de Castris レオーネ・デ・カストリス |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 |
・・・というわけで赤ワインもいっちゃいます。
この銘柄は1年前に2017年産と稽古してますね。エチケットのデザインが大きく変わって、
品種(ネグロアマーロ)が明記されました。
サイゼリヤ、赤ワインで一番高いのが税込み2,200円なんですよ。
いや、その企業努力は素晴らしい。でも、もう少しプレミアムな銘柄を載せてもいいような気がします。
昔はバローロとかあったよね。やっぱりそういうのって動かないのかなぁ。
色は非常に濃い紫色です。さすがはネグロアマーロ(直訳:黒くて苦い)です。
香りは、小さなグラスでもしっかり感じられる果実感。樽香もちゃんとあって、とてもご立派な香りです。
味わいも立派だよな。甘くて渋味や酸味もしっかりしていて、ミチッと充実した味わいです。
いやマジで、これがお店で2,200円で飲めるのは革命だと思いますよ。
サイゼリヤのワインって、いろんな人がいろいろ推奨していますが、
本気の安ワイン者としては「高いヤツを選べば間違いない。白はオーリ、赤はレナ」と覚えておけば良いと思います。
点数 | 82点 |
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その後、また生ビール(400円)とグラスワインの白(100円)を追加、
写真はほうれん草のソテーも200円なんだよな。安すぎますよね。
そんなおっさん4人の反省会&忘年会、トータルのお会計は14,000円強、一人3,500円くらいなんですよ。
お昼の時間に飲める店が少ないこともありますが、この値段に叶う店はそうそうありません。
名称 | Mapu Gran Reserva Chardonnay 2022 マプ グラン・レゼルバ シャルドネ 2022 |
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生産者 | Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile バロン・フィリップ・ド・ロートシルド・マイポ・チリ |
価格 | 1,128円 (単品価格:2,420円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
渡世の生業は本日で仕事納め、明日から長期連休に入ります。今年もお疲れサマっした~!
そんな浮かれた金曜に選んだワインは、名門ロスチャイルド家がチリで造るマプのシャルドネ。
料理は、昨日から師範代が作り置いてくれたモツと根菜の煮物、冬至なのでカボチャと鶏そぼろの煮物、
そして銀鮭の西京焼きです。
色は特に濃くなく薄くなく、普通に若いシャルドネらしい色合いです。
香りはなかなか良いっすね。リンゴやオレンジ色の柑橘類的なフルーツの香りを感じます。
樽もちゃんと載っているんだけど出しゃばり過ぎず、フルーツの脇に添える感じです。
味わいも、甘過ぎずちゃんと酸味もあって、上品に仕上がってます。
軽いわけじゃないんだけど、純和食な料理にもきちんと相手してくれます。
いやー、美味いな。さすがは名門ドコロ、という感じです。
単品価格の2,000円台であればさもありなんですが、
買値相当額の1,000円ちょっととなると、かなり突出したクオリティだと思います。
2,000円台前半のモンテス・アルファをもう少し上品にした感じ、
1,000円台前半のコノスル・レゼルバ・エスペシアルを強めにした感じです。
これはお薦め!
稽古範囲で80点を超えたので、別途画像付きの商品リンクを貼ろうと思いましたけど、あいにく現在売り切れみたいです。 残念!
翌日、稽古日誌をしたためながら再稽古。 やっぱり美味いよね、このワイン。樽の利かせ方が上手。 「ワイン初心者」(この言葉大嫌い、ワインを楽しむのに心得なんて不要)に向けてブレッド&バターを薦める方も多いけど、 師範はこういうニュートラルなワインをお薦めします。
点数 | 80点 |
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チリワイン赤白10本セット 12,980円 Mapu Gran Reserva Chardonnay 2019 2,420円 |
名称 | Blauer Zweigelt "Classic" 2020 ブラウアー・ツヴァイゲルト "クラシック" 2020 |
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生産者 | Weinzer Krems ヴィンツァー・クレムス |
価格 | 751円 (単品価格:1,240円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食当番は師範で、メニューはブライン液に漬けた米国産三元豚ロースのソテー w/焼きブロッコリー&パプリカ、
モヤシのナムル、玉ネギとベーコンのコンソメスープ。
豚がメインの料理なので、豚と言えばドイツでしょう!ということでチョイスしたのは、ドイツかと思ったらオーストリアのツヴァイゲルト。
まぁ似たようなもんでしょう。
色はかなり薄めです。ツヴァイゲルトって、北方系の品種だけど色が濃いと認識していましたが、そうでもないのもあるんですね。
香りは、北の品種らしい冷たい果実の香りに加えて、どことなくピノ・ノワール的な華やかさを感じます。
いわゆるツヴァイゲルトの固くタイトな香りを、ちょっと温めてユルくした感じですね。
味わいも、そんなに渋味は強くなく、端正ながらも甘酸っぱくてフレンドリーな印象です。
オーストリアのツヴァイゲルトなんて、まるで衛兵が敬礼するようなカチッとしたワインだと思っていましたが、
このワインはかなり人懐っこい印象でした。やっぱり温暖化の影響はオーストリアにも及んでいるんですかね?
小瓶保存した翌々日、色はやっぱり薄いと思います。ピノ・ノワールみたい。 味わいは、冷製に見ると「ブドウそのものが色濃く残ってフルーティ」ですね。良いと思いますよ。
点数 | 76点 |
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【送料無料】 世界一周ワインの旅 6ヶ国飲み比べ赤6本セット 4,980円 Blauer Zweigelt "Classic" 2020 [Winzer Krems] 1,240円 |
日曜午後はビールから。本日の先鋒は、イオンで税別188円だったかで売られていたトップバリュPBの「富良野生ビール」
旨味控えめ苦味しっかり、「ちょっと黒ラベルっぽいな」と思って缶の記載を見ると、製造はサッポロビール千葉工場。
普通に美味しくてこれで良い気がしています。
名称 | Okuizumo Wine Chardonnay 2022 奥出雲ワイン シャルドネ 2022 |
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生産者 | Okuizumo Wine 奥出雲葡萄園 |
価格 | (参考:3本セットの寄付金額45,000円/単品価格3,520円@楽天SAKE PLACE) |
購入店 |
本日の夕食は水炊き。一昨日も鍋(豆乳鍋)だったわけですが、その時は次女が不在、そして今日は長女が不在。良いんですよ鍋で。
とにかく冬は鍋が楽でいいですね。鍋タネは、鶏もも肉とアンコウ、そして野菜いろいろです。
そんな料理に合わせて選んだワインは、島根県雲南市へのふるさと納税返礼品で、奥出雲ワイナリーのシャルドネ。
今年の春に出雲を訪問した際に、ワイナリーまで行く時間が無くてとても残念で、
せめてふるさと納税で、と考えた次第です。
色は濃くなく薄くなく、「まぁシャルドネってこういう色だよね」という感じの色合い。
アルコール度数は12.5%と昨今のワインとしては低めなので、アシは短めです。
でも香りが良いのよ。なるほどシャルドネ、そしてなるほど日本ワイン。
出雲大社の厳かな空気が偲ばれる、しっとりとしていて落ち着きのある香り。
派手さのない柑橘類に、白百合のような花の香り、そしてほんのり香ばしい樽を感じます。
味わいも、強くはないけど染み入るような美味しさ。甘さ控えめで酸味しっかりで、いろんな料理に合わせやすいと思います。
やっぱりちゃんと造られた日本ワインは美味しいっすよね。特にシャルドネはホントに美味しい選択肢が増えたと思います。
このワイン、稽古範囲をちょっとオーバーするお値段のワインみたいですが、その価値は十分あると思います。
ふるさと納税の返礼品セット、あと2本はよりグレードの高い樽発酵シャルドネとスパークリングです。期待が高まりますよ。
小瓶保存して休肝日2日を挟み、3日後再稽古。 外観は特にお変わりなく、香りも淑やかなシャルドネの雰囲気。 ちょっとだけ茶色くなったリンゴのような酸化のニュアンスがプラスされた感じです。 味わいも、ちょっとだけ弱くなったかなぁという印象を受けます。 美味しい初日に飲み切っちゃった方が良かったかも知れません。
点数 | 82点 |
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【ふるさと納税】奥出雲葡萄園 シャルドネ3種セット 寄付金額45,000円 奥出雲ワイン シャルドネ 3,168円(@楽天SAKE PLACE) |
応援かたがた、楽天ふるさと納税のリンクを貼っておきます。
それぞれの地方の、ある程度設備がちゃんとしたワイナリーが、
美味しいワインを欲しい人に行きわたるくらい造って日本ワインを盛り上げる、
それに周辺の新興ワイナリーが付いていく、それが理想だと思います。
どこへも出かけない土曜日、久しぶりに清酒でアペロ。
右の天美 純米大吟醸 長州山田錦は9月に開けたもの。
3ヶ月も経つけど師範的にはまだ平気。ちなみにこの酒蔵、有名な杜氏の方が辞められたそうですね。味、変わるのかな?
左の鍋島 純米吟醸 山田錦は年末用に購入。やっぱり九州の甘い醤油に合わせてなのか、結構甘いのね。
でも酸味もあって美味しいですよ。まだ炭酸のチリチリ感も残ってます。
年始用にはまた別のお酒を買うと思います。
名称 | Santa Digna Gran Reserva Carmenére 2022 サンタ・ディグナ グラン・レゼルバ カルメネール 2022 |
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生産者 | Miguel Torres Chile ミゲール・トーレス・チリ |
価格 | 923円 (単品価格:1,980円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
本日の夕食当番は師範で、メニューは長女が買った料理本から、「スタミナだれde超絶危険なやみつきチキン」。
SNSで人気の方の著作みたいですが、料理名がインフレしてますなぁ。そんなに煽らなくても、と思います。
あとは、同じ本から「毎日食べたい即席ナムル」と、エリンギと玉子の中華スープです。
色は、ほぼ向こうが透けない黒に近い紫色。さすがグラン・レゼルバを名乗るだけのことはあります。
香りは、まず感じるのはピーマンのような青い香り、そしてその向こうに黒いベリーの果実香と、木を焦がしたような香ばしさがあります。
「あぁそうそう!これぞチリのカベルネ!」と思ったけど、カルメネールなんですね、このワイン。
味わいは、渋味カッチリで、重さと言うより固さを感じます。
チリといえども2022年のちょっと良いワインはまだ早いのかも知れません。
抜染後2時間くらい経つと、かなりこなれてきます。
チリのお手頃ワインだったら、開けてすぐが一番美味いはず、などと考えていましたが、必ずしもそうじゃないですね。
カベルネっぽい青さのあるカルメネール、なかなかどうして「ポテンシャルの塊」です。言い換えると、抜栓してすぐはかなりカタブツ。
ストイックな味わいで、今飲んでもあまり享楽的ではありません。
そうとは知らずいつも通り1杯分を小瓶保存しましたが、ボトルのままの方が良かったかもです。
その翌日再稽古。やっぱり今日の方が開いていて美味しいですね。 抜栓後時間を空けるか、デキャンタでエアレーションした方が良いワインだと思います。
点数 | 75点 |
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チリワイン赤白10本セット 12,980円 |
名称 | La Croisade Réserve Pinot Rosé 2022 ラ・クロワサード レゼルヴ ピノ・ロゼ 2022 |
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生産者 | (Les Producteurs Réunis Cébazan) (セバザン生産者組合) |
価格 | 879円 |
購入店 | ロピア権太坂店 |
本日の夕食は、胡麻豆乳鍋。鍋ダネはシンプルで、豚の肩ロースとバラ、あとは野菜のみ。
鍋が美味しい季節ですね~ということでチョイスしたのは南仏のロゼ。
普段「もっとロゼ飲もうぜ」とか言いながらロゼ登場比率が低い道場に猛省を促すべくロゼをチョイスしました。
外観は、非常に淡い薄ピンク色で、粘性は低くサラッとしています。
香りは、誤解を恐れず言えばほとんど感じません。ほんのりピンクグレープフルーツ的な柑橘香が感じられるよう気がするけど、
それは目からの印象かも知れません。
味わいは、酸味軽めで結構甘さを感じます。でも数値的には糖度6.9でpH3.3、甘くなくて酸っぱいバランスなんですよね。
味覚と数値は一致しませんな。
ザックリ言えば、1,000円以下でほんのり甘くて美味しい、フランスのエスプリの片鱗が感じられるワインです。
(「フランスのエスプリとは?」という質問は控えてください)
ロゼ、飲めば美味しいんだけど、バリエーション広くて味わいを想像するのが難しいんだよね。
それが「飲みたいけど買わない」理由なんだと思います。
サラッと翌日再稽古。やっぱり柔らかで美味しいですね。 香りも味わいもほとんど白ですけど、スイスイ飲めるワインです。
点数 | 74点 |
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名称 | Vinha Maria Reserva Tinto 2018 ビーニャ・マリア レセルバ ティント 2018 |
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生産者 | Vinha Maria (Global Wines) ビーニャ・マリア (グローバル・ワインズ) |
価格 | 720円 (単品価格:1,190円) |
購入店 | ヴェリタス?輸入直販ワイン専門店 |
二日連続休肝日明けの水曜は、だいたい何を飲んでも美味しい日ではあります。
そんな日のチョイスは、ヴェリタスの6本4,980円(現在は5,980円)のセットから、ポルトガル産の赤。
レセルバでは無いものとは3年前に2017年産と稽古済み、
白のレゼルバとも同時期に2019年産と稽古済み。
どちらも値段の割には健闘していた模様。ちょっと期待します。
品種はティンタ・ロリス50%、アルフロシェイロ30%、トゥリガ・ナシオナル20%。
トゥリガ・ナシオナル以外知らない品種です。
そして「オーク樽で6ヶ月熟成後、更に最低2ヶ月の瓶熟成を経てリリース」とのこと。
これ、「最低2年」の間違いじゃないですかね?
ポルトガルの場合はレセルバの表記規定に熟成期間は無関係ではありますが。
ちなみに夕食のメニューは、最初おつまみに鶏レバーの煮物(お惣菜)、メインは米国産牛のローストビーフ、
モッツァレラトマト、茄子の田楽みそ焼き、それに豆苗2ndGenのスープです。
まず外観、濃さはしっかりだけど、どことなく明るい感じのする紫色です。
香りは結構高級感があります。濃いベリーの香りに樽由来のコーヒー香、
それにローズマリー的なハーブの香りと甘草のような薬草っぽい香りも感じます。
味わいもなかなか高級です。甘味渋味酸味それぞれがしっかりしていて、かつバランスよく配置されている感じです。
これは良いですね。ポルトガルのワインらしく、やや野暮ったい感じがしないでもありませんが、
この値段で買えるワインのクオリティを大きく凌駕しています。
ボルドーだったら2,000円以上しますよ、コレ。
小瓶保存して二日後再稽古。ちゃんと美味しくて、ちゃんとボルドー風な雰囲気を感じます。 これやっぱり美味いっす。下リンクをクリックして買って正解!
点数 | 78点 |
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【送料無料】 世界一周ワインの旅 6ヶ国飲み比べ赤6本セット 5,980円 Vinha Maria Reserva Tinto 2018 1,190円 |
お値段以上の価値を感じたので画像付きリンクも貼っておきます。 単品で買う場合は、「6本よりどり送料無料」を利用されるのが良いかも。 だいたい安ワインはその「よりどり」に含まれています。
本日夜は「極ワインくじ 開封の儀」に参加しますので、早めにウォーミングアップします(なぜ?)
ターゲットは、以前から気になっていたサントリーのプレモルの2023冬限定醸造飲み比べ。
単品で飲んだらどう違うのか全然わからなかったわけですが・・・
左:ザ・プレミアム・モルツ 醸造家の贈り物
普通のプレモルよりも軽めかしらね?缶には「高貴で華やかな香りとフルーティな余韻」とありますが、
確かにフルーティさは感じますね。アルバリーニョって感じ?
右:ザ・プレミアム・モルツ 清らかダイヤモンドホップ
色はこちらがちょい濃くて、泡持ちはちょい短め。
「清らか」かどうかは置いといて、ホップをウリにするだけあって苦味しっかりです。ピノ・グリかしらね?
結論:どっちも美味い、ってかビールは美味い。そして飲み比べは楽しい。
名称 | Bourgogne Aligoté Vieilles Vignes 2018 ブルゴーニュ・アリゴテ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018 |
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生産者 | Dom. de Bellene ドメーヌ・ド・ベレーヌ |
価格 | 2,389円 (単品価格:3,828円) |
購入店 | AEON de WINE |
本日の夕食は、刺身盛り合わせ(本マグロと真鯛)、ヤリイカとブロッコリーのガーリック炒め、タラの卵巣の煮付け、モヤシのナムル。
選んだワインは、「ドメーヌ・ド・ベレーヌ 6本セット」、セールで税送料込み21,780円から白のアリゴテ。
なぜこれを選んだかと言うと、
食事後のリモート宴会「極ワインくじ 開封の儀」で、
師範の箱にはリシュブールが入っていることがほぼ確定だと信じていたので、
ちょっと良いブルゴーニュで前祝いしようと思ったからです。
色は、濃くは無いけど薄い黄金色って感じで、キラキラした照りを感じます。ほぼ先入観だとは思いますけどね。
香りは、「やっぱりアリゴテって"リ"と"ゴ"が入っているからリンゴだよな」と思わせるリンゴの香り。
そしてミネラル(を想起させる表現のしようが無いある種の香り)を感じます。ごく弱めですが、樽もかかっているみたいに感じます。
味わいは、「アリゴテ=酸っぱい」という印象を払拭する甘味と旨味。
アルコール度数は14%もあるので、暑い年2018年を反映した香味なのかも知れません。
しかしまぁちゃんと美味いんすよね、さすが二コラ・ポテル。
刺身みたいなガチの和食と合わせても違和感のない、引き立て上手な白ワインです。
やっぱりブルゴーニュしか勝たん!ですよ。でもめっちゃ高くなっちゃったのよね、ブルゴーニュ。
小瓶に保存して休肝日を挟んだ3日後再稽古。 改めて香りを嗅ぐとやっぱりアリゴテというか、青いリンゴのようなキリッとした鋭さを感じますね。 味わいもちゃんとバランスを保っていて、やっぱりこれは美味しいブルゴーニュですよ。
点数 | 81点 |
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ドメーヌ・ド・ベレーヌ 6本セット 34.650円 Bourgogne Aligote Vieilles Vignes 2018 [Dom. de Bellene] 3,828円 |
そして、気になる「極ワインくじ 開封の儀」の結果は・・・
末等から一つ上、「極」クラスが当選。
・カオール シャトー・ド・シャンバール "スリジェ" 2015
でした。通常価格は27,500円!それが11,000円で買えたとなれば大当たり・・・
なんですけど、正直知らない銘柄なんですよね。
まずカオールにそんなお高いワインがあること自体知りませんでした。
嬉しいんだけど、「すっごく有名な地下アイドルですよ!」と紹介された気分です。
持ち寄りワイン会みたいな席があれば、積極的に持って行きたいと思います!
(※)この写真、開けて飲んでいるように見えますが、飲んでいるのは一昨日の豪州産です。
本日は、最近八面六臂のご活躍をされている飲み友だちのますたやさんの企画、
「ドイツワインナイト」に参加。
場所は、ドイツワインと言えば!な老舗ショップ、銀座ワイナックス 新橋店さん。
以前から店の前を通るたびに気になってはいたのですが、なかなか入る勇気が無くて眺めるだけでした。
もちろんワインショップですから、店内はワインがたくさん並んでおります。
普通のワインショップと違うのは「すべてがドイツワイン」というところ。
こういうこだわりの店があるんですよねぇ、東京と言う大都会には。
この会に参加されたのは下記の皆さんです。
・ますたやさん(主催:今回のノート)
・みえさん(お店の中の人)
・Mikiさん(毎月の「ワインの日」伝達係)
・ななさん(令和の文豪:今回のブログ)
・たべもえさん(食べログのすごい人)
・とおるの安ワインさん(やっぱり無駄)
・まささん(今日三軒目だって)
・ちょびすけさん(舌鋒鋭い刺繍家)
・ざぎんさん(アイコンのイメージ通り)
・Hiroyuki Mizunoさん(初めまして!)
・安ワイン道場師範(最年長を免れた)
今回の趣向は、『ドイツワインをもっと知って欲しい』ということで、
ワインナックスさんが独自輸入されてされているワイン6種類が頂けることになっています。
それに加えて、「持ち込みアリ」で有志がそれぞれ持参したワインも頂けます。楽しげじゃありませんか!
それでは、この写真のワイン含め、ズラズラ~ッと稽古していきます。
名称 | Amanatsu Wine N.V. 甘夏ワイン N.V. |
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生産者 | 巨峰ワイン |
価格 | 1,760円 (500ml) |
購入店 | 巨峰ワイナリー |
今回師範は2本(といっても500mlと375ml)を持参しております。そのうちの1本がコチラ、
夏に九州帰省した際、ワイナリーにて購入(この時)したフルーツワイン。
「能古島の自然の中で育った100%果汁の甘夏ワイン」だそうです。
なぜこれを持ってきたというと、『巨峰ワイナリーに行ってください!』と提案されたのが今回の主催者ますたやさんだったんですよね。
なのでその責任を取ってもらうべく持参しました。
現場で写真を撮った時は空瓶になっていたので、事前に撮ったものがこちら。色はそこそこ濃いレモン~薄オレンジくらいの色合いです。
香りは、ちゃんと甘夏みかんの香りがします。当然のような気もしますが、ワインだと原料ブドウとは違う香りがするものが多いですからね。
味もちゃんと甘夏です。アルコール度数が低いのでほとんど甘夏ジュースです。
試飲した時は、もっと酸っぱくて苦味のあるフルーツワインという印象でしたが、
年月を経たからか雰囲気のおかげか、結構美味しいと思いました。
この場に持ってきて正解でしたよ。
点数 | 74点 |
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そんなわけで甘夏ワインで乾杯。グラスが立派なので美味しさ三割増しですね。
ちなみに、たべもえさんがいきなり、とおるさんに対して「師範ですか!」とあいさつされていました。
確かに見た目はとおるさんの方が師範っぽいっすね
(暗に自分は見た目が若いと主張しております)
名称 | Schäffer Rivaner 2018 シェッファー リヴァナー 2018 |
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生産者 | Egon Shäffer エゴン・シェッファー |
価格 | 3,850円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
それでは本題のドイツワインに移らせて頂きます。1本目は、ボックスボイテル型のボトルが特徴的なフランケン地方のワインで、
品種はリヴァナー(=ミュラー・トゥルガウ)です。この地方では一番生産量の多い品種なんだとか。
造り手のエゴン・シェッファーは、この地で500年近く続く家族経営のワイナリーとのこと。500年て。
安ワイン道場が26年くらいで威張ってはいられません。
色は薄めのレモン色、前の甘夏ワインよりも薄いくらいです。
香りは、ユズやカボスのような和柑橘の香りを感じて、イメージとしては甲州種っぽい感じです。
味わいは、酸味しっかりでほんのり甘くて、後味に軽い苦味を感じます。雑味が無くてスイスイ入っていきますよ。
ブラインドで出されたら「山梨の甲州ですか」と言いそうなワインでした。
リヴァナー=ミューラー・トゥルガウはこういう感じ、ということを覚えただけでもドイツワインの解像度が少し上がりましたよ。
点数 | 78点 |
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名称 | Meßmer Weissburgunder Trocken 2021 メスマー ヴァイスブルグンダー トロッケン 2021 |
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生産者 | Weingut Herbert Meßmer ヴァイングート・ヘルベルト・メスマー |
価格 | 4,400円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
二本目は、プファルツ地方のヴァイスブルグンダー(=ピノ・ブラン)。
ちなみにこれまで道場では"Pfalz"を「ファルツ」と書いてきましたが、
ドイツワイン専門店であるワイナックスさんの表記は「プファルツ」です。
そちらの方が正解っぽい、というか通っぽいので、今後は「プファルツ」表記で統一していきたいと思います。
外観は、前のリヴァナーよりもさらに薄く、無色に近いレモン色です。
香りも薄いのかな?と思ったらさにあらず、青いリンゴのようなフレッシュな果実の香りがフワーッと漂います。
味わいも一段濃い感じですね。旨味があってミネラルっぽさがあります。ざぎんさん曰く『タイトな味わい』だそうです。確かに。
ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)って、もっと軽快なワインになる印象がありましたが、これは結構しっかりしたワインです。
今回稽古させて頂いたドイツワインの中では、これが一番コスト・パフォーマンスが高い気がしたので、購入することに決定しました。
点数 | 81点 |
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ワイナックスさん(の中の人のみえさん)には、こんな立派なおつまみを用意して頂いております。
お店でワイン会を開くのは初めてとのこと、でもとても「ちょうど良い」感じでしたよ。
ちなみにみえさん、前職はバリバリの営業ウーマンだったらしいですが、
このお店の創始者であるお父様から書き置きの手紙で後継者になるよう要請されたそうです。
確かにそんじょそこらの人材じゃ務まらない仕事だと思いますよ。
名称 | Merler Königslay-Terrassen Riesling 2021 メルラー・ケーニヒスライ・テラッセン リースリング 2021 |
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生産者 | Weingut Albert Kallfelz ヴァイングート・アルベルト・カルフェルツ |
価格 | 11,000円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
今回の目玉ワインがこちら、フランスでいうところのGrand Cru(特級畑)に相当する
GG(Großes Gewächs グローセス・ゲヴェックス)のワインです。
ドイツにおける畑の格付け制度が始まったのは最近のことらしいので、
今後GGのワインの価値はどんどん上がっていくだろう、ということで都光の社長である戸塚さんは買い集めているらしいですよ。
(ちなみにこのワイナリーはVDPには非加入ですが、モーゼルワインの生産者団体Bernkasteler RingからGGの認証を受けているそうです)
外観はやはり薄めです。ブルゴーニュあたりだと、特級畑クラスになると明らかに色が濃くなって見た目でも存在感があるのですが、
その点ドイツは外観から高級さを認識するのは難しい感じです。
香りは、白い花の雰囲気がフワーッと来ました。
リースリングに特徴的なぺトロール(ジッポのオイルっぽい香り)は、あるにはあるのですがかなり控えめです。
他の方のコメントだと、リンゴや白桃、メロンなんて例えも聞かれました。
味わいは、甘味と酸味と旨味がギュギュっと凝縮していて、とても濃い印象がありました。
やっぱりGGのワインは一味違いますね。陳腐な例えで恐縮ですが、「超高級はちみつレモン」といった感じです。
お値段は5桁円になってしまうのですが、なるほどその価値はあるよね~、です。安ワイン道場じゃ手が出ませんけどね。
点数 | 82点 |
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名称 | Knipser "Clarette" Rosé Trocken 2022 クニプサー "クラレット" ロゼ トロッケン 2022 |
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生産者 | Weingut Knipser ヴァイングート・クニプサー |
価格 | 5,500円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
お次のワインはロゼです。品種は、なんとカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランとメルロー、
まるでボルドーみたいな品種構成です。
この造り手も創業は古くて、なんと1876年から続く家族経営のワイナリーとのこと。
そういう老舗ワイナリーでも新たな品種に挑戦しているんですね。「ドイツ=カタブツな国」という印象が変わります。
色は淡いピンク色、濁りはなくてクリアです(ドイツでは濁りのあるワインは基本的に認められない、という話をnagiさんから聞きました)
香りはめっちゃボルドーです。ベリーの香りがしっかりとあって、香りだけなら「赤かしら?」なんて思いそうなくらいです。
味わいは、甘過ぎず酸っぱすぎず、バランスが良いですね。少し残った炭酸のチリチリ感がアクセントになっています。
いやホント、言われなきゃ絶対ドイツのワインだとは思わないですよ。
ボルドーか、あるいはボルドー品種を使ったニューワールドのロゼみたいな印象です。
ドイツワインもバリエーション豊かになってきましたね~・・・ってことが伝わって参ります。
点数 | 80点 |
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みえさんが直々にワインを注いでまわって頂いております。 大忙しだと思うので、そういう作業はまささんに外注しても良いっすよ(自分でやるとは言いだしません)
名称 | Grand Bellot (Blanc) 2019 グラン・ベロ (白) 2019 |
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生産者 | Frédéric Bellot フレデリック・ベロ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
先週もご一緒したとおるさんが持参されたワインがこちら。
「元Chオーブリオンの醸造家が手掛けるワイン」だそうで、いま都光さんで大ヒット中なんだとか。
ボルドーらしく、ラベルに金賞受賞的なシールが貼られております。
「元ナニナニ」も「○○賞受賞」も、あまりアテにはならないことは皆さん当然ご承知であります。
色は薄めです。外観でドイツとボルドーの区別はつきません。
香りは結構特徴的です。品種はソーヴィニョン・ブランが主体だと思うのですが、あまりハーブやトロピカルフルーツの香りは無くて、
どことなくシャルキュトリー的な肉の雰囲気を感じます(「湿っぽい香り」とも言われてました)
味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこ後味に苦味、手軽なボルドー・ブランらしいバランスです。
お値段当てで、師範は「税込み定価2,480円で買値は1,580円」と予想しましたが、
実際は定価が1,500円くらいで買値は1,000円ちょっととのこと。
そのお値段であればアリですね。シャトー・オーブリオンの白には似ても似つかないワインですが、
気軽なボルドー白としては十分だと思いました。
こういう会にそんなお手軽ワインを持参するとおるさんのハートの強さにも拍手です。
点数 | 75点 |
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名称 | Azucca e Azucco "Calico" 2020 アズッカ・エ・アズッコ ♪風の丘のワイナリー "ウチのキャリコ" 2020 |
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生産者 | Azucca e Azucco アズッカ・エ・アズッコ |
価格 | (Hiroyuki Mizunoさんから) |
購入店 |
今回「初めまして」のHiroyuki Mizunoさんが持参されたのは、愛知県豊田市ワイナリー「アズッカ・エ・アズッコ」のオレンジワイン。
この造り手のワインは、ずいぶん以前に一度だけ稽古しています。
日本の自然派系ワイナリーの例に漏れず、表ラベルにはアーティスティックな猫の絵と"Calico"と書かれているだけです。
裏ラベルには造り手や名称、品種情報(ピノ・ネロ58%、ピノ・グリージョ25%、ピノ・ビアンコ17%)や謎ポエムなどが書かれているのですが、
表を見ただけじゃわかりません。棚に並べて売られることは想定していないんですかね?
・・・といつもの疑問を呈した上で、改めて稽古します。
色は薄いオレンジ色ですが、一般的な自然派のオレンジみたいな濁りはありません。
香りは、最初嗅いだ時は温泉っぽい硫黄の香り(還元臭)と、石鹸のようなナチュール香を強く感じました。
「あぁこれかぁ」と思っていましたが、スワリングすると還元臭は飛んで、甘く香ばしいバニラっぽい樽香が感じられるようになります。
そうなると師範的には俄然印象アップですね。
味わいも、自然派にありがちな無慈悲な酸の強さはなくて、甘さ控えめながらバランス良く感じます。
これは美味しいワインですね。ラベルで苦言を呈してスミマセン。
さてこのワインとは直接関係ないのですが、参考までにちょびすけさんの名言を記しておきます。
「好きじゃない知り合いが『ナチュラルワインは頭が痛くならなくて良いよね~』と言っているのを聞いて、やっぱりこいつキライだと思った」
点数 | 81点 |
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名称 | Craven Pinot Gris 2022 クラヴァン ピノ・グリ 2022 |
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生産者 | Craven Wines クラヴァン・ワインズ |
価格 | (たべもえさんから) |
購入店 |
たべもえさんが、この会の直前に水天宮のアフリカーさんで調達してこられたのがこのワイン。
この造り手のワインは3年前にピノ・ノワールと稽古しております。
アフリカーの店主小泉さんに、今回参加するメンバーを伝えて、その上で選ばれたのがこのワインとのこと。
そりゃきっと間違いないでしょう。
グラスに注いで頂いて、まずその色にビックリです。「えーっと、これ赤ワインでしたっけ?」な薄紫色。
ピノ・グリから造られたとは思えない、薄めのピノ・ノワールくらいの色合いです。
香りは、最初オレンジの皮みたいなツンッと刺激的な柑橘香を感じた後、やっぱりあります石鹸っぽいナチュール香。
味わいは酸味しっかり、酸味星人には大ウケしそうではあります。
特徴的で面白いとは思うだけど、不自然派を自認する師範には今一つグッと来ないんですよ、こういうワイン。
前述のちょびすけさん、ガチのナチュールを称して「ガチュール」と申されておりました。今後炎上しない程度に使わせて頂きます。
点数 | 77点 |
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店内は決して広くなくて、立席でも10人入るといっぱいいっぱいな感じですが、 それがかえって初めましてのメンバーでも親近感を覚えて良かったかも知れません。 もちろん、先週みたいな大人数の会も楽しいですけどね。
名称 | Hohenbeilstein Spätburgunder 2018 ホーエンバイルシュタイン シュペートブルグンダー 2018 |
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生産者 | Schlossgut Hohenbeilstein シュロスグート・ホーエンバイルシュタイン |
価格 | 5,500円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
またドイツワインに戻ります。赤の1本目はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)。
造り手はシュロスグート・ホーエンバイルシュタイン。
普通、ドイツのワイナリーは「ヴァイングート」を名乗るんですが、
こちらはホーエンバイルシュタイン城を囲んだワイナリーなので「シュロス(城)グート」なのだそうです。
ラベルに"BIO WEIN"と書かれている通り、有機栽培のパイオニア的な存在らしいです。
外観は、北のピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。前のクラヴァンをちょっと濃くしたくらいの色合いです。
香りは、「これぞピノ・ノワール!(=シュペートブルグンダー)」ですね。
ラズベリーやプラムみたいなトーンの高い果実香に、バニラやビスケットのような上品な樽香がのっています。
味わいも、ピノ・ノワールらしく酸味が中心ですが、ほんのり甘さと軽い渋味もあって、複雑みを感じます。
「これ美味しいなぁ、買って帰るのはこれにしようかな」と思っていたのですが、
一通り終わった後に残った部分を再度稽古したら、なんだか香りも味わいも薄くなっちゃっていたように感じたんですね。
パーティ的な席でパーッと飲む方が良いワインかも知れません。
点数 | 85点 |
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名称 | Stakhovsky "ACE" Merlot 2019 スタコフスキー "エース" メルロー 2019 |
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生産者 | Stakhovsky スタコフスキー |
価格 | (ちょびすけさんから) |
購入店 |
ちょびすけさんが持参されたのは、なんとウクライナのワインです。
このラベル、見覚えがあるなぁ、と思っていたら、
昨年のウクライナ・ワイン会でもサペラヴィという別の品種と稽古していました。
未だ戦火の只中にあるウクライナのワイン、皆で飲んで応援しましょう。
外観はしっかりと濃い紫色で、やっぱりウクライナも黒海沿いあたりだと温暖なのだな、と感じさせてくれます。
香りはとても意外です。まず、鉄棒をしたあと手のひらを嗅いだような鉄の香りを感じます。
次に感じるのは梅。それも梅干しとかじゃなくて梅味の駄菓子的な香りです。裏ラベルには
「ほんのりバジルの風味」と書かれていて、なるほどなぁと思いました。
味わいはとてもフルーティ。生のフルーツの乗ったチョコレートみたいな味わいです。
いわゆるメルローの、ちょっとしっとりとおとなしいイメージのワインとは真逆の、
フルーツが前面に出ていて鉄や梅の香りがはっきりとした、個性の強いワインでした。
これは面白いワインですねぇ。ウクライナ、また普通にワイン造りが出来る状況になって欲しいものです。
点数 | 81点 |
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名称 | Hauck "Essential" Réserve Trocken 2018 ハウク "エッセンシャル" レゼルヴ トロッケン 2018 |
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生産者 | Hauck ハウク |
価格 | 6,600円 (参考価格) |
購入店 | 銀座ワイナックス |
赤の最後はこちらのドイツワインです。
品種は、メルローとカベルネ・ソーヴィニョンとのこと。これまたボルドー品種ですね。
地球温暖化によって適正品種が変わってきているのか、あるいはこれまでの「甘い白」なドイツワインのイメージ一新を狙っているのか、
コンサバな師範が知っているドイツとは明らかに変わってきているようです。
外観は、しっかりと濃くて青みを感じる紫色、「まるでボルドー」な色合いです。
香りは、カシスやブラックベリーのような黒い果実の香りに、黒蜜とか黒豆のような雰囲気があって、こちらも「まるでボルドー」です。
ところが味わいはやっぱりドイツらしさがあるんですね。特徴的なのはキュッと頬を絞るような酸味。
それが全体を引き締めています。
どなたかが「ドイツ風スーパータスカン」と言われていました。
確かにそんな感じ、各要素はボルドーっぽいんだけど、全体に薄っすらとドイツのベールを纏っているように感じるんですよ。
こういうドイツワイン、今後どんどん出てくるかも知れません。
点数 | 83点 |
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こちらは、Mikiさんが持参されたシュトーレン、本場ドイツで作られたものらしいです。 賞味期限は来年6月まであるとのこと。しっかりと甘くて、はっきりとシナモンの香りがあって、 甘口ワインに合わせたいシュトーレンでした。
名称 | Stellenrust "Noble Late Harvest" Chenin d'Muscat 2021 ステレンラスト "ノーブル・レイト・ハーヴェスト" シュナン・ド・ミュスカ 2021 |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | 2,520円 (Half) |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
最後は師範が持参した南アフリカ産の甘口ワインです。
だってほら、ドイツと言えば甘口ワインでしょう(古い人間です)。
なので、本場を知る方がこのワインをどう評価されるか、大変興味があって持参しました。
ちなみにこの銘柄の2016年産と稽古済みで、
品質的には間違いのないものと確信しておりました。
色は、ほぼ無色に近い薄レモン色です。ソーテルヌみたいな濃い色合いを想像していたのであれれ?ってなりました。
香りは、まんまマスカットの香りですね。
『ワイン教室とかで香りを表現する時って、なぜ「マスカットの香り」とか「ブドウの香り」とか言っちゃダメなんだろう?』
とひとしきり話題になっておりました。
味わいは、とても甘いです。甘いシュトーレンにも負けない甘さがあります。酸味もあるので甘ったるくはありません。
良く出来た甘口ワインだとは思います。ただ、ちょっとストレート過ぎるかも、と思っちゃいました。
もう少し熟成させて、違う要素が加わった方が良いのかも知れません。知らんけど。
そして、ドイツワインのプロの方のご意見は聞かずじまいでした。
点数 | 80点 |
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リンク |
Stellenrust "Noble Late Harvest" Chenin d'Muscat 2021 [Stellenrust Wines] 2,995円 (Half) |
こちらのお店、なんと1970年ヴィンテージから揃っています。
あいにく師範の誕生年はありませんでしたが、無くて良かったかも。あったら買っちゃってたかもです(そんなお金はありません)
最後は、ななさんを新橋駅まで送って終了。大変楽しい会をありがとうございました!>ますたやさん&参加された皆さま。
・・・というような、ドイツ専門ワインショップでの初のワイン会、会費はなんと3,900円というお手頃価格でした。
ワイナックスさんにはずいぶんサービスして頂いたのだと思います。ありがとうございました!
現在楽天市場はスーパーセール中ですが、その直前に10%オフセールで買ったオーストラリア産の赤ワイン3本セット。
この特徴的なラベルが気になっていたんですよね。ツイッターでの評判も良いみたいでしたし。
3本の内容は、右側がボルドー・ブレンド、真ん中がシラーズ、左側がカベルネ・ソーヴィニョン。
まずはあいさつ代わりに右のボルドーブレンドから稽古をつけていきます。
名称 | Penley Estate "Gryphon" 2019 ペンリー・エステート "グリフォン" 2019 |
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生産者 | Penley Estate ペンリー・エステート |
価格 | 1,787円 (単品価格:2,750円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
というわけでまず1本目に選んだのがこちらのボルドー・ブレンド。
品種はメルロー, カベルネ・ソーヴィニヨン, カベルネ・フランのです。
フレンチオーク樽で15ヶ月間熟成(5%新樽)されているそうです。
合わせた料理は鶏手羽のグリル焼き(ガーリック味&カレー味)、合鴨のグリーンサラダです。
色は、超デカグラスのリーデル「スーパー・レジェーロ ボルドー・グラン・クリュ」に注いでも、
ちゃんと向こうが透ける清澄度の高い濃紫色。高めのアルコール度数(14.5%)を反映して、アシが長くてトローリと落ちてきます。
香りは、黒いベリーの香りに鉛筆の芯と削りかす、まさにボルドータイプな香りです。
でもボルドーとはうやっぱり違っていて、どことなくユーカリのような涼やかさにオーストラリアらしさを感じます。
味わいは、甘さが主体だけど、渋味も酸もしっかり。パワフルではあるのですが、
どことなくまだそれそれが独立しているようにも感じられます。まだ若いのかもです。
1,000円台で買えたボルドータイプの赤としてはかなり出色の内容です。まだまだ若そうなので、もっと置いておいても良いかも。
超デカグラスで稽古しても負けない、ボリューム感のあるワインでした。明るい濃厚系のワインがお好きであれば是非お試しください。
小瓶保存した翌々日、リモート宴会しながら再稽古。 話に夢中でワインのことはあまり意識していませんでしたが、2日後でもちゃんと美味しかったように思います。 他の2本も楽しみです。
点数 | 80点 |
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リンク |
【送料無料】ペンリーエステート 3本セット 6,600円 Penley Estate "Gryphon" 2019 2,750円 → 1,375円(12/10まで) |
セットは今でも税込み6,600円で売られているのですが、なんと楽天のスーパーセールでこのワイン単品が、 セットの割り戻し価格よりも安い半額(1,375円)で売られています。 「似たようなの3本は多いな」という方は、単品+他のワインを絡めて買うのもお勧めです。
名称 | Barrica "88" Blanco 2015 バリカ "88" ブランコ 2015 |
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生産者 | Marques del Atrio マルケス・デル・アトリオ |
価格 | 637円 (単品価格:1,042円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の調理担当は次女で、メインは「シェパーズパイ」というもの。イギリス料理らしいです。
あとはポトフとバゲット&チーズパンです。
選んだワインは、9月に買った「うきうきワインの玉手箱」、10本11,000円福袋からの最後の一本。
スペイン産の白で品種はマカベオ、「バリカ」の名前通りキッチリ樽熟しているらしいので、いわゆる「樽ドネ」ならぬ「樽ベオ」ですな。
ヴィンテージが2015年と、かなりお年寄りなのが気になります。
色は、かなり濃いめのレモン色、黄金色に近い色合いです。8年の熟成が見て取れます。
香りは樽がバーン!と・・・来るかと思いましたが、案外そうでもありません。
熟成香が主体で、ちょっとシェリーのような雰囲気の香りと、レモンのような酸っぱい柑橘類の香りを感じます。
味わいは・・・甘さは無くて酸味と旨味、「熟成」なのか「劣化」なのか微妙なところです。
結果「んんん~」て感じです。
お買い得率の高い福袋ですから、中にはこういう「在庫処分」的なワインが入っていても笑い流すべきなんでしょう。
熟成ワインがお好きな方には大アタリかもですが、ピチピチ&フレッシュなワインが好き(特に白)な師範には、
「あぁぁぁ~」な1本でありました。
小瓶保存して翌々日再稽古。香りはますますおとなしくなって、 ちょっと古くなった和梨っぽいおとなしい果実香が感じられるのみになってます。 これはやっぱり在庫処分でしょうね。熟成して美味しくなる白ワインは案外少ないと思います。
点数 | 69点 |
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リンク |
Barrica "88" 2015 [Marques del Atrio] 1,042円 パーティー福袋 6本5,000円 or 6本8,000円 (このワインが含まれているとは限りません) |
本日12月5日は、師範代の生誕記念日。
とはいえ平日、仕事終わりの時間を読むのが難しかったので、師範代のリクエストは『予約無しで入れるお店での外食』。
それに対して子供たちが考えたのが、こちらイオン天王町店の中にあるItalian Kitchen VANSAN(バンサン)というお店。
師範は初訪問ですが、女性陣はこれまで2度ほど来たことがあるそうです。
ちなみに火曜は本来休肝日ですが、誕生日等特別措置法」を適用して飲んで良いことにしました。
店は、ショッピングセンターのフロア内に緩く仕切られた感じの場所にあります。
オープンキッチンで、赤くて大きな丸い筒はピザ窯なのかな?イタリアだとピッツェリアって感じですかね。
テーブル数は10くらいあったかと思います。
平日なのでもちろん予約無しでもすんなり入れました。
師範家以外のお客さんは2~3組、お昼の時間帯はいつも混んでいるように見受けられるのですが、
ディナータイムはなかなか集客が難しそうです。
今回は家族4人で好きなものを、アラカルトで注文していきます。最初に頼んだのがこちら。
・バンサンサラダ 890円
野菜だけでなく、アサリやイカなんかも入っています。白ワインに合うサラダですね。
『お父さんおつまみ的なのを頼んで良いよ』と言われて注文したのがこちら。
・プーリア風アンチョビキャベツ 590円
鉄板でキャベツとアンチョビが炒められています。原価率は低そうですが、美味いんだよね、炒めたキャベツって。
これも合わせるなら赤ワインより白ワインでしょう。
主食の一皿目がこちら。
・本場ナポリのマルゲリータ 1,390円
ピザは、高さ10cmくらいの台に載せられています。
そうすることによって、お皿の下の空間が使えるので、テーブルの利用効率が上がるんですね。
なかなか考えられているなぁ、と思いました。
お味の方は、そこそこのお値段に見合った、ちゃんとしたピザだったと思います。
今回一番「こりゃ美味いわ」と思ったのがこちら。
・釜揚げシラスのペペロンチーノ(グランデ:麺大盛) 1,840円
シラスは、お店の方から『どんどん乗せていきますので「ストップ」と言ってください』と言われましたが、
貧乏性の師範家は誰もストップと言わず、持ってきて頂いた量全部を乗せて頂きました。
トッピングのシラスも美味いのですが、ベースのスパゲティがモチモチした食感で美味しいんですよ。
この値段の価値がある一皿です。
名称 | Vansan Bianco Ctarratto Inzolia 2020 バンサン・ビアンコ カタラット インツォリア 2020 |
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生産者 | Caviro カヴィロ |
価格 | 1,590円 (お店価格) |
購入店 | Italian Kitchen VANSAN イオン天王町店 |
このお店、お手軽なワインが豊富です。
ボトルワインのリストには、泡が3種(1,590円~2,950円)、オレンジが1種(2,950円)、
白が4種(1,590円~4,190円)、赤が5種(1,590円~5,190円)でした。
一番高いのがフォンタナ・フレッダのバローロ(!)で、それが5,190円。
お店の公式サイトにある
メニュー表より、なぜかかなり安く設定されています。ショッピングセンターの中の気軽な店舗だからでしょうか。
そんなリストの中から師範が選んだのは、もちろん一番安い1,590円から、お店オリジナルの白です。
安ワインは赤より白が無難、と思ってそうしたのですが、結果的に選んだメニューが白向きだったので正解でした。
色は、この値段としてはちょっと濃いめなように思います。品種はシチリアの土着品種、カタラットとインツォリア。
この色が品種のせいなのか、意外と年月が経っているせいなのかはわかりません。
香りのボリュームはおとなしめですが、梨とリンゴとオレンジ、そういったフルーツの香りが感じられます。
味わいはスッキリ系ですね。一口舐めた師範代的には「酸っぱい」そうですが、そんなに酸は強くなく、マイルドな味わいでした。
普通に気軽な白ワインです。結局もう少しフレッシュさが欲しいところではありますが、
これがお店で飲んでボトル1,590円はかなりアリだと思いますよ。次は泡や赤も試してみたくなりました。
点数 | 72点 |
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スパゲティをもう一皿注文しています。
・生ハムのクリームパスタ(グランデ:麺大盛) 1,940円
生ハムも、前のシラス同様「ストップかけるまで」乗せ放題です。
この生ハム、結構塩気がしっかりしていて酒の肴になります。
ワイン1本とこれ一皿で十分食事が成り立ちますよ(野菜不足を無視すれば)
最後にデザートです。
・炙りチーズケーキ 690円
美味しかったです(語彙力)
女性陣の飲み物は、紅茶のフリーフロー 690円をお召し上がりでした。
紅茶もいろいろ種類があって、とても楽しそうでしたよ。
そんな感じのお手軽誕生日ディナー、合計9,620円から誕生日クーポンを使って8,620円でした。
お会計を聞いたとき「なにコレ安!はま寿司かよ!」でしたよ。
ワインの安いイタリアン・ファミレスとしてはサイゼリヤが白眉ですが、結構このお店も頑張っていると思います。
お近くに店舗がある安ワイン者の皆さんはぜひ応援してあげてください。
名称 | Tutiac Rouge 2016 テュティアック ルージュ 2016 |
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生産者 | Les Vignerons de Tutiac レ・ヴィニュロン・ド・テュティアック |
価格 | 1,132円 (単品価格:1,870円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食は、真鯛の刺身、豚ヒレ肉の甘辛ソテー、鶏ナンコツと砂肝の炒め物、トマトのチーズ焼き、キュウリとミミガーのサラダ。
なんでもありな普通のご家庭の食卓です。
そんな料理に「ただ飲みたいから」という理由で選んだのがボルドーの赤。
ヴィンテージが2016年なのでちょっと熟成を期待します。
そして、ラベル下部には銅賞受賞のシールもあります。金賞でさせアレな感じのこの手のコンクールで銅賞て。
色は、エッジにわずかにレンガ色が見て取れる程度の熟成感。まだまだ若い外観です。
香りのボリュームは普通です。黒い果実に消し炭と薬草の香りがあって、確かにボルドー、
「あぁなるほど右岸のボルドーね」という香りです。
味わいは、まだまだタニックで、若い印象を受けます。
かといってこの後もっと開くかと言われれば微妙な感じです。
ちゃんとボルドーではありますが、それ以上ではなくて、「さすが銅賞」といった感じです。
セットの割り戻し価格の1,000円ちょっとならアリですが、単品価格の2,000円弱はちょっとナシでしょう。
小瓶保存した翌々日再稽古。 色は同じく青く濃い感じです・・・って当たり前か。 香りも味わいも、特にお変わりなくって感じです。そしていまだにタニックです。無駄にタフ。
点数 | 71点 |
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リンク |
【送料無料】 世界一周ワインの旅 6ヶ国飲み比べ赤6本セット 5,980円 Tutiac Rouge 2016 1,870円 |
本日は、
飲み友だちのとりゅふさんと
ヒマワインさんの企画、「ワイン&タコス祭り」
に参加させて頂きました。
同様の企画は8月にも参加しています。
会場は前回同様、浅草の田原町にあるICHI MARU ICHI (101)というお店を貸切って行われました。
今回師範は単なるゲストとしての参加ではなくて、一部ワインの選択もお手伝いさせて頂いております。
その件は↓で詳しくお伝えいたします。
こちらが開店前の店内。こういう会に参加する場合、
暇人師範は「ボトルの写真を撮りたいので早めに伺います」と連絡して開始前にお店に入れて頂きます。
それでも撮り忘れることがあるんだよな。
ちなみに今回参加表明されたのは60名ほどだそうです。ヒマさんととりゅふさんの集客力すげぇ!です。
ワインもフードも1杯/1皿チケット1枚(500円)というシンプルなシステムです。
名称 | Sala Vivé Semi Seco N.V. サラ・ビベ セミ・セコ N.V. |
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生産者 | Freixenet de Mexico フレシネ・デ・メヒコ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
開始時間は午後4時、「飲み会には遅れない」を座右の銘としておりますので、
時間きっかりにスタートします(ちょっとフライングしたかも知れません)。
最初に頂いたのはフレシネがメキシコで造るスパークリングのサラ・ビベ。
イオン系列のお店にはだいたい置いてあるやつですね。
この銘柄のブリュットとは幾度も稽古していて、
4年前のバーチャルワイン会の課題ワインにしたりもしていますが、セミセコは初稽古。
今回のラインナップの中ではもっとも運営側の利益率が高そうなアイテム、積極的に売り上げに貢献していきます。
色は結構濃いめに感じますが、泡立ちはとても控えめです。
香りは、甘くて白い花のような香りと、洋ナシのようなフルーティさを感じます。素直に美味しそうな香りです。
味わいは・・・甘いです。甘ったるくは無いけど、しっかりした甘さがあってジュースみたいです。
ヒマさん曰く『前回甘い泡の評判が良かったから』これにしたそうです。
確かに、普段あまりワインを飲まれない方だとこういうのがウケそうですね。
酸味星人やシュワリストな方々にはウケなさそうですが。
点数 | 72点 |
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暇人はだいたいオッサンみたいで、開始早々に合流したのがTZKさんと とおるの安ワインさん。 まずは3人で乾杯していたところ、恵比寿のお店「wine@」の中の人、 うえむらさんも合流されて4人で乾杯。本日はよろしくお願いします!
名称 | Chandon "Passion" N.V. シャンドン "パッション" N.V. |
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生産者 | Chandon Brazil シャンドン・ブラジル |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
甘めのスパークリングがもう1種類用意されていました。
こちらは、シャンパーニュの最大手モエ・エ・シャンドンがブラジルで造るスパークリング「パッション」です。
スペインとか米国とかオーストラリアのシャンドンは稽古したことがありますが、ブラジルは初、
というかブラジルのワイン自体これまで2本しか稽古したことがありません。
色は、写真でもわかるようにかなり濃いめのオレンジ・ピンクです。
香りはまさにパッション!、パッションフルーツみたいな華やかな香りがパーッと漂います。
味わいは・・・甘いです。そりゃそうだよね、甘いスパークリングを集めたんだからね。
裏ラベルには氷を入れて飲むことが提案されていました。
シャンパーニュとは全く傾向の異なるスパークリングですが、これはこれで美味しいと思いましたよ。
クリスマスなんかに、あまりお酒の強くない方にもお薦めできるアイテムだと思います。
点数 | 78点 |
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こちらがカウンターの様子。ずらーッと並んだPLUMMのグラスと、
ヒマワインさんお手製のわかりやすいPOPが並んでおりました。
人が増えてくると大繁盛、ヒマワインさんもとりゅふさんも大忙しのご様子でしたよ。
名称 | Chablis 1er Cru "Cote de Cuissy" 2019 シャブリ・プルミエ・クリュ "コート・ド・キュイシー" 2019 |
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生産者 | Dom. de la Tour ドメーヌ・ド・ラ・トゥール |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
その後、さやかさんも合流。
1杯目にシャブリを召し上がっておられましたので、師範もマネをしました
・・・ってか、写真を撮っている時に「これが一番仕入れ価格が高そうだな」と目を付けておったのですよ。
だってほら、シャブリの1級畑ですから。期待せざるを得ませんよ。
で、その期待通りだったかというと・・・まぁだいたいそういう想像はハズレるもんです。
色は結構しっかりしたレモン色なんですが、香りがほぼ皆無。頑張ってスワリングしてグラスに鼻を突っ込むと、
体育倉庫のようなミネラルの香りを感じます(この表現は誰も理解して貰えませんでした)。
味わいも硬くて、石灰石を舐めているような感じでした。
時間が経てばどうにかなったのかなぁ。抜栓してすぐはおとなしくて固く縮こまった感じのするワインでした。
昔ながらのシャブリらしいと言えばシャブリらしいのかも知れません。
点数 | 70点 |
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名称 | Soalheiro Allo Loureiro Alvarinho 2022 ソアリェイロ アッロ ロウレイロ アルバリーニョ 2022 |
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生産者 | Soalheiro ソアリェイロ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
白の1本目がちょっとハズしたので、2本目は安全パイを狙いに行きます。
リストに書かれたヒマさんの説明ではアルバリーニョが主体のように書かれていましたが、
産地がミーニョですし、ラベルにはロウレイロが先に書かれているので、ロウレイロが主体だと思われます。
色は薄めのレモン色、香りはゲヴュルツトラミネールとソーヴィニョン・ブランをアイレンで割ったような感じ。
飲んでみると、「海のワイン」アルバリーニョの特徴である潮風っぽさを感じるんですね(ロウレイロですが)。
とおるさんは『なるほどこれはポカリスエットの味がする』と言われていました。
まぁロウレイロでもアルバリーニョでもよろしいですわ。
かつて七つの海を制したと言われるポルトガルのワインらしい、海を感じる白ワインでした。
夏に良さそうですね(もう冬ですが)
点数 | 77点 |
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名称 | Park Wine White 2022 パーク・ワイン ホワイト 2022 |
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生産者 | Vinteloper ヴィンテロパー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
次のワインは「ホワイト」と書かれていますがオレンジワインのようです。
産地はオーストラリア(オーストリアだと思ってました)、品種はゲヴュルツトラミネール、栓が王冠なのでペットナットなのかな?
表ラベルにはアーティスティックな絵が描かれているだけで、なんだかいろいろと謎の多いワインです。
色は、軽く濁りのあるオレンジ色です。
香りはまさに自然派、銭湯においてあるケロリンの桶に乗せられた石鹸の香りがします(この表現も誰も賛同してくれませんでした)。
マトモな感覚の皆さんからは「ゲヴュルツだなぁ」という意見が出てましたよ。
味わいは甘さ控えめ酸味しっかり。いかにも自然派な味わいです。
美味しいと思うんですよ、でも師範にはこういうワインはどれも「自然派だなぁ」で終わっちゃう感じがあるんです。
それぞれの特徴が似たベクトルを向いていて、師範はその方面の解像度が低いんですね。というわけで自然派ファンにはお勧めです。
点数 | 76点 |
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こちらが大繁盛する店内の様子。ご覧のように女性のお客さんが大半です。
多分それはヒマワインさんではなく、とりゅふさんの影響力だと思いますが、やっぱりすげぇな。
(カウンター前にオッサンが写っているのは見逃してください)
名称 | Chateau Mercian Niitsuru Chardonnay 2019 シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ 2019 |
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生産者 | Ch. Mercian Katsunuma Winery シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
今回、とりゅふさんから『「安ワイン道場師範のとっておきワイン」を選んでください』とお願いされました。
よろしい、受けて立ちましょう。
安ワイン道場としては、買えないレアワインをお勧めしてもつまらないし、もちろんお値段は3,000円以下縛りにして、
選んだ白が大手シャトー・メルシャンの新鶴シャルドネ。先日「樽選抜」の2017と稽古して、
間違いないと判断。さらにダメ押しで、
先日の「リカマンワインフェスティバル」で北信シャルドネを試飲して確信を得ました。
色はきれいに澄んだ薄レモン色。濁りは皆無できちんとフィルタリングされているんでしょうね。
香りは、青いリンゴ、黄色い柑橘、それに蜂蜜とバターの香りがあります。「良いシャルドネ」に期待する要素をしっかり持っています。
味わいは、やや酸味が弱い感じはありましたが、それでもネガティブにとらえる程度ではなく、親しみやすいといったレベルです。
思いっきり手前味噌ではありますが、今回のワインのナンバーワンはこのワインだったように思います。
特に、温度が上がった後の雰囲気は、まるで銘醸ブルゴーニュ白ですよ。
「なんちゃってモンラッシェ」な称号を与えても良いと思います。
点数 | 85点 |
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名称 | Mongakudani -nara- 2021 モンガク谷 -楢- 2021 |
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生産者 | Mongaku Valley Winery モンガク谷ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
師範が推薦したワインの対戦相手(と勝手に思っています)に選ばれたのは、人気急上昇の造り手「モンガク谷」の白。 ヒマさんの解説文を転記します。
「世界的注目を集める産地・北海道余市町でフィールドブレンドにこだわる生産者。ピノタージュ主体の白ワインって、どんな味?」
外観は、やや濁りとオレンジ色っぽさのあるレモン色。なぜ最近の日本のワイナリーって濁ったまま出すんでしょうね?
香りは、涼しげな柑橘類の香りに加えて、ツンッとした酢酸を感じます。
味わいはかなり酸味が強めです。甘さは皆無、すべての糖分をアルコール(13.5%)に変えた感じですね。
人気のワインみたいですが、師範的には「あぁ~やっぱりこの雰囲気か」です。
かしたくさんは『アルザスっぽい』と言われてました。
師範にはそこまで深いところまでは感じ取れず「自然派っぽい」どまりでしたよ。
点数 | 75点 |
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白対決の写真がこちら。クリックして拡大して頂くとわかりやすいのですが、清澄度がまるで違いますよ。 自称「不自然派」の師範は、きっちりクリアな左側を推します。
名称 | Freidrich Becker "Doppelstück" Spätburgunder 2019 フリードリッヒ・ベッカー "ドッペルステュック" シュペートブルグンダー 2019 |
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生産者 | Freidrich Becker フリードリッヒ・ベッカー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
さて(勝手に)白対決も終了し、赤ワインを攻めていきます。
最初に頂いたのがこちら、ドイツの人気造り手「フリードリッヒ・ベッカー」のクリスマスラベル。
年に一度、この時期だけの冬ラベルで「スノー・ベッカー」と言われているらしいです。
色はかなりしっかりした紫色です。あまりラベルを見ずに稽古を始めたので、いわゆるドイツ系の赤かな?と思っていました。
ところが香りはまさしくピノ・ノワール、華やかでトーン高めの香りを感じます。
口に含むと、色の印象通りかなり渋味がしっかりしているんですね。アルコール度数も13.5%、しっかりとした骨格を感じる味わいです。
「香りはピノ・ノワールで味わいはツヴァイゲルト」なんて言ってましたが、
ラベルを確認するとシュペートブルグンダー、ピノ・ノワールなんですね。
でもきっとツヴァイゲルトも使われていますよ、10%くらい。
点数 | 74点 |
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名称 | Yamazaki Winery Blue Label Pinot Noir 2021 山崎ワイナリー 青 ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Yamazaki Winery 山崎ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
今回、ヒマワインさんが「スペシャルワイン」として、入手困難な日本ワインをいくつか用意して頂いています。 そのうちの一つがコレ、千歳ワイナリーのピノ・ノワールです。ヒマワインさんの説明では、
『進化が止まらない北海道ピノ・ノワールの現在地点』
らしいです。
この造り手のピノ・ブラッシュとは先日稽古しています。
色は、ピノ・ノワールらしからぬしっかりした紫色です。
前のドイツ産もそうですが、最近の北のピノは色が濃いんですね。
香りは、まず感じるのが青さ、です。全房発酵ってやつですかね?知りませんけど。
ワインのプロ、うえむらさんは「しょうゆ」「ヅケ鮪」「サトウキビ」「焼き芋」などと表現されていました。さすがだな。
味わいも青いんです。これもきっとツヴァイゲルトが入っていますよ(入っていません)
結論としては、「サトウキビの醤油煮」ですね。
これが北海道ピノ・ノワールの現在地点なのか・・・この先どこへ行くんだろう、北海道のピノ・ノワール。
点数 | 73点 |
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名称 | Francovka Modrá D.S.C. 2019 フランコフカ・モドラ D.S.C. 2019 |
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生産者 | Elesko エレスコ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
なかなか個性的なピノ・ノワール2種を頂いたあと、これまた個性的なワインを頂きます。 産地はスロバキア、品種は「フランコフカ・モドラ」。ヒマワインさん曰く、
『ワインブロガー・ヒマワイン 2023年BESTワイン有力候補』
らしいです。
このワインに関しては、ちょっと雑に飲んじゃったなぁ、という印象があって、
メモもあまり取っていません。
辛うじて書いてあることを書き写すと、「香りはベッカーと同じ」だそうです。違うだろうよ、それ。
味に関しては「固い赤」とだけ。もうちょっとなんか書こうよ>昨日の自分
ちなみにフランコフカ・モドラはブラフレンキッシュのシノニム(別名)だそうです。
いやゴメン、そっちにも馴染みがないわ。
いずれにせよ、師範はこういう北方系の品種に対しては固さを感じてしまうみたいですね。
点数 | 75点 |
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名称 | Bread & Butter Chardonnay 2021 ブレッド&バター シャルドネ 2021 |
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生産者 | Bread & Butter Winery ブレッド&バター・ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
この期に及んで白なわけですが・・・銘柄は皆さんご存じ「暴力的なまでの樽香といえば」ブレッド&バターです。
特に白のシャルドネは樽の要素がダイレクトに感じられるので、「樽香ってナニ?」な方に推薦するんだったら一番に思いつく銘柄ですね。
ヒマワインさんの狙いもそこにあったと思われます。
で、師範は樽の利いたワインが嫌いなわけじゃなくて、これはこれでアリだと感じられるわけですよ。
しっかりとしたレモン色で、火事でも起こったかのような焦げた木の匂い、そして甘めの味わい。
恰幅のいいアメリカのオッサンが目に浮かびます。
ただね、やっぱりちょっとバランスを欠いている気はするわけです。
そして、「樽」なのか「オークスティーブ(オークチップ)」なのかの論争も巻き起こっておりました。
「樽香ってナニ?」な方にはお勧めです。
点数 | 72点 |
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名称 | Chitose Winery Kimura Vineyard Kita Wine Pinot Noir 2020 千歳ワイナリー 北ワイン 木村ヴィンヤード ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Chitose Winery 千歳ワイナリー (北海道中央葡萄酒) |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
こちらも、ヒマワインさんのプレミアムワインです。曰く
「海外から来日した生産者に『日本で飲んで印象に残ったワインは?』と聞いたときに名前が出たのがこのワイン」
らしいです。この造り手のピノ・ノワール、プライベート・リザーヴとは3年前に稽古しております。
外観は、ピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。
そうよそうよ、ピノ・ノワールの色はこうでなくちゃ!です。
香りも典型的で、プラムと木イチゴみたいな赤いベリーの香りを感じます。
味わいは酸味中心でやや寒さを感じますが、それが北海道らしくて良いイメージが湧いてきます。
これは正統派で美味しいピノ・ノワールでした。
やっぱりほら、海外から来日した生産者の方には、こういう世界標準な香りや味わいのワインがウケるんですよ、きっと。
点数 | 80点 |
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名称 | Enira 2018 エニーラ 2018 |
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生産者 | Dom. Bessa Valley ドメーヌ・ベッサー・ヴァレー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
世界標準といえばこちらもそうですね。産地はブルガリア、造り手はボルドーの「ラ・モンドット」のオーナーであるナイペルグ伯爵。
道場でもドメーヌ・ベッサー・ヴァレーのエニーラとはいろいろな銘柄を稽古しておりますが、
常に高い評価を得ております(自分で評価しているだけですが)
そしてやっぱり普通に美味いんだな、これが。
陳腐な例えですが、香りは「まるでボルドー」ですよ。
それにブルガリアな感じのヨーグルトっぽい雰囲気もあります。
味わいも、濃くて甘くて柔らかい、誰もが美味しく感じられるようなバランスです。
とんがったワイン・マニアな方には、酢酸の匂いのする酸っぱいワインの方がウケるのかも知れませんが、
師範みたいな一般人だとこういうワインの方が美味しく感じられます。参加された方の評判も良かったみたいですよ。
点数 | 82点 |
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えーっと、今回は「ワイン&タコス祭り」でしたね。
例によって師範はチケットをワインに全振りしましたので、料理は1品も注文していません。
この写真は、ワインチャンさんが注文されたのを横から撮らせて頂いたもの。
食通を極めたとりゅふさん推薦のタコスですから、きっと美味しかったんだと思われます。
名称 | FUNPY Rose 2022 ファンピー ロゼ 2022 |
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生産者 | Cave d'Occi カーブドッチ |
価格 | (ワインチャンさんから) |
購入店 |
会の中盤に抽選会が行われまして、そこでめでたくワインチャンさんがこのワインをゲットされました。
ヒマワインさんに確認して、『飲んでオッケー』ということでしたので、ありがたくご相伴に預からせて頂きました。
新潟のワイナリー「カーブドッチ」の気軽なワインのシリーズ「ファンピー」のロゼですね。
白とは昨年、近所のお寿司屋さんで稽古しております。
色は、結構しっかりしたオレンジピンクです。裏ラベルの説明では「食用ブドウを使用した」とありますので、
使われたのはスチューベンあたりでしょうけど、あまりラブルスカっぽい香りはしなかったと思います。
口に含むと、チリチリッと微炭酸を感じて、甘さは無くて、思いのほか硬派な味わいです。
ワイン自体の美味しさよりも、抽選で当たったワインをみんなで頂く、というシチュエーションが良いじゃないですか。
ご提供、ありがとうございました!>ワインチャンさん
点数 | 77点 |
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名称 | Graham Beck Brut N.V. グラハム・ベック ブリュット N.V. |
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生産者 | Graham Beck グラハム・ベック |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
ここで仕切り直しのスパークリングです。
当初は南アフリカの"Krone Borealis Vintage Cuvée Brut 2021"が用意されていたのですが、
後半になると人気で売り切れていて、追加で用意されていたのがこちら。
同じく南アフリカの"Graham Beck"ですね。
クローネの方は稽古したことが無かったので飲んでみたかったのですが、グラハム・ベックも美味しいスパークリングなので無問題です。
例によってこのくらいになると記憶もメモもいい加減になってくるわけですが、
やっぱりグラハム・ベックは美味しいっすよね。「なんちゃってシャンパーニュ」と言っても過言ではないと思います。
昨今急にお値段が上がって、それこそシャンパーニュ並みになってはいますけどね。
点数 | 80点 |
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名称 | Chateau Mars Hosaka Premium Cabernet & Bailey A 2020 シャトー・マルス 穂坂プレミアム カベルネ・ベーリーA 2020 |
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生産者 | Mars Hosaka Winery マルス穂坂ワイナリー(本坊酒造) |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
「安ワイン道場師範のとっておきワイン」の赤がこちら、
焼酎のメーカー「本坊酒造」が山梨県韮崎市で造る「シャトー・マルス 穂坂プレミアム カベルネ・ベーリーA」です。
この銘柄の2019年産は、2022年安ワインベスト6の3位獲得しています。
ヴィンテージが1年進んでいますが、まず間違いのないトコロだと胸を張って持参しました。
色はしっかりと濃い紫色をしています。自然派のような濁りはありません。
香りは、このヴィンテージに関してはカベルネ・ソーヴィニョンの雰囲気が強く感じられ、
軽く焦がした樽香もあって普通にボルドーのような香りです。
味わいも、ベーリーAよりカベルネの要素が強め、固い感じの味わいでした。
悪くは無いんですけど、ちょっと期待に届かない感じはありました。
もっとベーリーAの華やかさというか人懐っこさが前面に出たワインを想像していたんですよ。
でも3,000円以下のワインとしては上出来だとは思いますけどね。
点数 | 79点 |
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名称 | Takahata Merlot & Cabernet Sauvignon "Classic" 2019 高畠 メルロー & カベルネ・ソーヴィニョン "クラシック" 2019 |
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生産者 | Takahata Winery 高畠ワイナリー |
価格 | (差し入れ?) |
購入店 |
赤ワイン対決の相手は、同じく山梨でベーリーA主体の「98WINES -芒-」が用意されていたのですが、
あいにく出遅れて売り切れてしまっていました。
そこで代わりに登場したのか、あるいはどなたかの差し入れだったのか記憶が定かではありませんが、
稽古したのは山形の高畠ワイナリーによるボルドー・ブレンドの赤です。
このワイン、確かブラインドで出して頂いたと思うんですよね。
そこで師範が何と答えたか・・・覚えていません、スミマセン。
ってか例によって「カメラは覚えているが脳みそは覚えていない」ワインです。重ねてスミマセン!
点数 | ??点 |
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この後もう1本、
リカマンワインフェスタでもご一緒したMasashi Tobaさまが当てられました。
"Secret Wine"というワインもご相伴に預からせて頂きました。
"Secret"ということで中身の公開は差し控えさせて頂きます・・・というかほとんど覚えちゃいません。
公開後Tobaさまからご連絡があり、『当てたのは僕じゃない』とのこと。当てたのはかしたくさんでした。 記憶がアルコールの下に沈没しています(恥)
こちらが目尻が垂れっぱなしの師範を中心とした集合写真。
盛んに配信されているmoekoさんや水トちゃんそっくりの方(アカウントがわかりません)、
プライバシーに配慮してクリックしても拡大しませんが、揃いも揃って美しい方ばかりでしたよ。
そんな感じの「ワインとタコス祭り」、午後4時のスタートから参加して、会場を後にしたのはもう夜10時を過ぎておりました。
大変楽しい会をありがとうございました!>ヒマワインさん&トリュフさん、参加された皆さん
名称 | Stellenrust "Barrel Fermented" Cinsaut 2020 ステレンラスト "バレル・ファーメンテッド" サンソー 2020 |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | 2,550円 |
購入店 | ワインブティックヴァンヴァン |
本日の夕食当番は師範で、本日のメニューは豚ヒレ肉と鶏モモ肉の一口カツ、キャベツの千切り、ふかひれスープ(byニチレイ)。
合わせたワインは、11月の「ステレンラスト フェアー」で買ったステレンラストのサンソー。
揚げ物の香ばしさに、南アフリカの焦げ感が合うような気がしたんですよ。
グラスに注いでまずビックリ、「え?サンソーってこんな明るい色だっけ?」です。
ブルゴーニュのピノ・ノワール、それもコート・ド・ニュイ地区のような明るく澄んだ赤紫色です。
香りも明るいんですよ。南アフリカの暖かい産地のピノ・ノワールのような、
グジュッと熟したベリーの香りに革製品っぽい妖艶さ、それに南アフリカらしいタイヤが焦げたような匂いがします。
味わいも、明るいけど骨太、南アフリカの暖かいところのピノな感じです。
えーッ、サンソーってこんなだっけ?と思ってツイートしたら、
ジョージアワインの女神、クヴェヴリ・エミさんから『サンソーそんなやつもあるみたいです』と
教えて頂きました。
んなことは置いといて、美味しいワインですよコレ。鶏モモ肉のカツw/タルタルソースと良い相性でした。
小瓶保存した翌々日、ボルドーの赤と飲み比べましたが、やっぱり差は歴然ですね。 明るくて華やか、それでいてしっかりとした味わいもあって、大変美味しいサンソーです。 一昨日は辛口だったな、と思い直し2点プラスの80点です。
点数 | 78(+2)点 |
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リンク |
Stellenrust "Old Bush Vine" Cinsaut 2020 2,550円 |