8月、今年の夏は暑いですね。真っ青な空に百日紅の花、あ~暑い暑い。
それにしても「百日紅(サルスベリ)」って、漢字と読みとで違う意味を持たせすぎですよね。
さて私事で恐縮ですが、現実世界の安ワイン道場師範は、あと2年で今の勤務先を定年退職します。
その後再雇用で残ることも考えられますが、なんとなく別の仕事をしたいなぁ、なんてことも頭の片隅にあったりします。
これまでエンジニアから技術戦略的な仕事をしてきましたが、大したスキルを身に着けたわけでもないので、現業にはあまり未練がありません。
再雇用の申請まではあと1年、それまでに安ワイン道場師範にも出来そうな、面白い仕事が無いか探しております。
なにかありましたらページ最下部のアドレスまでご連絡ください。
名称 | Frontera Cabernet Sauvignon N.V. フロンテラ カベルネ・ソーヴィニョン N.V. |
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生産者 | Concha y Toro コンチャ・イ・トロ |
価格 | 550円 |
購入店 | カクヤス 保土ケ谷店 |
いつもワイン関連の「○○の日」を教えてくれる飲み友だちによれば、本日は「カベルネ・ソーヴィニョンの日」らしいです。
カベルネだったら手持ちにあるだろうとタカを括っておったわけですが、意外と持ってないのね。
というわけで昨日押っ取り刀で買ってきたのが、みんな知っているワンコイン銘柄のフロンテラ。
「みんな知っている」と言いながら、実はこれまで道場でこの品種と稽古した経験はありません。
シャルドネはありますが、それはなんと21年前!
そんなカビの生えた知識で美味いの不味いの言っちゃイカン!、と己に猛省を促しておるところです。
ちなみに夕食メニューは、ポークチャップ、青梗菜のガーリック炒め、モヤシのにんにくタレでございます。
色の濃さは中程度で、しっかりフィルターが掛けられているのか向こうが透ける清澄度があります。
香りのボリュームは想像以上です。ちゃんとドライプルーンっぽいベリーの香りと、ピーマンのような青い香り、
それに(オークスティーブなのか)チョコレートっぽい甘香ばしさがあります。
味わいは、渋味も甘味も酸味も抑制気味。裏ラベルには「辛口、渋味ややしっかり、ややフルボディ」とありますが、
ワイン一般の感覚としては「中口、渋味軽め、ミディアムボディ」くらいだと思います。
これがね、普通に飲めるし、そこそこ美味しいんですわ。そしてちゃんとカベルネ・ソーヴィニョンらしさがあります。
500円でこの内容は立派なものです。ワインオタクじゃなければ日常の食卓にはこれで十分かもなぁ。
一緒にシャルドネも買っています。そちらにも俄然期待が高まりました。
小瓶に残した100mlのうち、3/4は9月2日のバンドの打ち上げの時に出したハンバーグの料理用として使い、 更に残った25ml程度と再稽古。やっぱりちゃんとカベルネらしさが香りますし、木樽(を模した)香りもしっかり感じられます。 料理用には申し分ありません。
点数 | 71点 |
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毎年早まる秋の訪れ問題、今年は逆に6日間ほど巻き戻りました。
もしかして猛暑だから?ここにも地球温暖化の影響が!(曜日のことは忘れちゃってください)
肝心のお味は、「麦芽1.3倍」らしく、ちゃんと濃いです。
そしてホップも多めなのか苦味もしっかり。秋らしい味わいです。
他社からも秋限定銘柄が追従して出されていますが、やっぱり指標・風物詩としてはキリンの秋味ですね~
そして師範の大胆予想、来年は8月21日に発売されます!
名称 | Ca' di Rajo Bianco Brut N.V. カ・ディ・ライオ ビアンコ ブリュット N.V. |
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生産者 | Ca' di Rajo カ・ディ・ライオ |
価格 | 1,204円 (単品価格:2,090円) |
購入店 | ワイン通販 エノテカ楽天市場店 |
長女は友だちと遊びに行き、次女はアルバイト、師範代と二人だけの老後のような夕食。
メニューはカツオのたたき風カルパッチョ、砂肝とセセリの炒め物、レタスとトマトとアボカドとクリームチーズと卵のサラダ。
ワインは、エノテカの「夏の泡 BOX 5本セット」から、イタリアのスパークリング。
テレビでYouTubeをランダムに流しながら、のんびり頂きました。
色はほぼ無色、泡立ちも弱めでスプマンテらしいな、と。
香りもかなり弱い感じ。ほんのり柑橘、ほんのり和梨。弱いながらも優しいフルーツの香りが感じられます。
味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり。後味にグレープフルーツのような苦味がある、こちらもいかにもスプマンテな味わいです。
イタリアの人たちって、こういうのを食前にキュイーッと飲んでいるんだろうなぁ、と思いを馳せるワインです。
別にとりわけ美味しいわけでもありませんが、「泡の出るのは七難隠す」、美味しくないわけでもありません。
カシスリキュールを割って「なんちゃってキール・ロワイヤル」にしても良いですね。
小瓶保存して・・・なんですが、うっかり抜染してすぐ小瓶に移すのを忘れて瓶底の1杯なので、泡はほぼ消えています。超微炭酸。 でも酸味しっかりの白として楽しめます。泡が出なくても三難くらいは隠してくれて、食前酒に1杯だけなら十分です。
点数 | 72点 |
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リンク |
【送料無料】夏の泡BOX5本セット 13,310円 Ca' di Rajo Bianco Brut N.V. 2,090円 |
本日は、飲み友だちのとりゅふさんと
ヒマワインさんの企画、真夏夜の酒祭りに参加させて頂きました。
会場は、浅草の田原町にあるICHI MARU ICHI (101)というお店を貸切って行われました。
お店は、地下鉄の田原町駅を出てすぐ、「アゴーラプレイス浅草」というホテルの一階にあり、
大きな丸いガラスに囲まれた開放的な空間です。広さも結構あって、この日はトータルで60人くらい参加されていましたが、
概ね皆さん着席可能な状態でした。
こちらが店内の様子。まだ人が居ないのは、気の早い師範は開始時間の午後4時前に到着したからです。
準備中にお邪魔してスミマセン。
以下、ヒマワインさんが厳選されたワインを1杯ずつ稽古して参ります。
(とりゅふさんの厳選フードもありましたが、師範はチケットをワインに全振りしてしまいました)
名称 | Yoichi-Blanc Chardonnay 2020 ヨイチ・ブラン トオルのシャルドネ 2020 |
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生産者 | Dom. Takahiko ドメーヌ・タカヒコ |
価格 | 880円 (Glass) |
購入店 |
今回の参加費は2,000円、それにドリンクチケットが1枚付いています。ドンクチケットのお値段は、1枚500円、5枚で2,300円、10枚だと4,400円。
ワインをコンプリートする意欲満々でしたので、当然10枚を購入しました。
そして最初に頂いたのがコチラ、マニア垂涎の「ドメーヌ・タカヒコ」のシャルドネです。
スペシャル・ワインなのでチケット2枚、当然瞬殺アイテムになると思いましたので、最初に頂きました。
グラスに注いで頂いてまずその色にビックリです。まるでオレンジワインのような濃めの赤銅色を呈しています。
香りもオレンジワインっぽいのよ。高級石鹸のような自然派ワインみたいな香りに、リンゴをすりおろして時間が経って茶色くなったような香り。
味わいは、甘さは無くて酸味しっかり、後味に軽い渋味を感じます。
一言でいうと「ザ・自然派」、その要素が強くておよそシャルドネとは思えないワインでした。
ドメーヌ・タカヒコはもう1種類ロゼもあって(片方だけが選べました)、
それを同席したHaruka ワインチャンさんに一口飲ませて頂いたのですが、
やっぱり共通する「タカヒコ節」がありますね。
この個性が好きでクセになる人がいることは理解できますが、師範の嗜好はそことはちょっと違うところにあるみたいです。
点数 | 76点 |
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名称 | Moscato Dolce "Pink" N.V. モスカート・ドルチェ "ピンク" N.V. |
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生産者 | Tosti トスティ |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
とりあえずタカヒコとは稽古を済ませた、ということで、ワインリストの1番上から順に攻めて参ります。
一杯目はイタリアの甘口スパークリング。
ヒマワインさんのアイディアで、それにスイカを浮かせていただくそうです。
なにそれオシャレ~!であります。
色は、とてもきれいなピンク色。ラベルにも"PINK"と大書されていてまぁその通りだな、と。
香りは、100%スイカの香りです。スイカってこんなに青臭い香りだったんだ、と改めて感じさせてくれる香りです。
味は、しっかり甘くて美味しいですね。やっぱり甘いスパークリングは良き!ですよ。
甘い炭酸飲料って、小さいころからみんな好きじゃないですか。
そういう童心に帰って楽しめるスパークリングでした。スイカは・・・まぁお祭り、ということで。
点数 | 74点 |
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こちらがスイカ入りのスパークリングです。
ヒマワインさんに「スイカの香りしかしません!」とクレーム(笑)を入れたところ、
『なにを言っているんですか!単体で飲んだら何の香りもしませんよ!』
と返り討ちに合いました(笑)。だったらスイカを浮かべて正解ですね。
名称 | Mitosaya 146 Koshu 2022 ミトサヤ 146 甲州 2022 |
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生産者 | ミトサヤ/紫藝醸造 |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
次のワインは日本の甲州です。ヒマワインさんのメモによれば、『醸造を担当する紫藝醸造は最近開業した注目の生産者』らしいです。
そして販売は千葉のミトサヤというところ。製造と販売が分離されているんですかね。小規模ワイナリーだとメリットがあるのかな?
外観は、結構濃いめでオレンジ色っぽさがあり、そして軽く濁りがあります。
香りは、ベースは甲州らしい和柑橘の香りですが、こちらにも少しオレンジワインの雰囲気があります。醸しが入っているんですかね?
味わいは、ガッツリ辛口でまったく甘さがありません。アルコール度数は8%でこの甘みの少なさは、早摘みブドウを使った、ということでしょうか。
ある意味、現代の小規模な日本ワインの造り手らしいワインだと思います。
ただ、タカヒコ同様、師範はあまりこっち系の雰囲気には惹かれないんだよな。
個性を発揮するためにいろいろ工夫されているだんとは思いますけどね。
点数 | 73点 |
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名称 | Villiera Jasmine 2022 ヴィリエラ ジャスミン 2022 |
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生産者 | Villiera Wines ヴィリエラ・ワインズ |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
3本目は、勝手知ったる安心銘柄、ヴィリエラ・ジャスミンです。
しばしば稽古している気がしていましたが、最後に稽古したのはもう4年前の2017年産なんですな。
光陰矢の如しであります。
そしてやっぱり分かりやすく美味いんだな、このワイン。
外観は結構しっかりしたレモン色で、香りにはゲヴュルツトラミネール由来と思われるライチの香りがはっきりあって、
口に含むとキンモクセイの香りも感じられます。
香りの甘さの割には味わいはそれほど甘くなく、とはいえ酸っぱい感じでもない絶妙なバランスです。
今回のラインナップの中では一番安いレンジだとは思いますが、やっぱり美味しいと思いましたよ。
周りのみなさんにもしきりにこのワインをお薦めしておりました。営業にしっかり協力しております。
点数 | 80点 |
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カウンターにはグラスがずらりと並べられておりました。こういう眺め、好きなんですよね。 なんかいっぱい飲めて新たな出会いがあるような気がしてワクワクするじゃないですか。 安ワイン道場師範、齢五十八歳、まだまだトキメキを忘れておりません。
名称 | Saurwein Chi Riesling 2022 サワーヴァイン チ リースリング 2022 |
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生産者 | Sourwein サワーヴァイン |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
次のワインは、南アフリカのリースリングです。この銘柄は、つい先週も稽古しているわけですが、
惜しむらくはその時の記憶は一切無かったんですよ。それを改めてこちらで稽古することが出来てラッキーでありました。
色は、前のヴィリエラ・ジャスミンよりも薄めだったように思います。
香りは、いかにもリースリングらしい白桃のような柔らかな果実の香りと、これまたリースリングらしいぺトロール(石油系)の香りがほんのりあります。
味わいは、ほどよい甘さと酸味があって、バランスの良さが感じられます。
なるほどこれは良く出来たリースリングですね。ワイステさんやヒマワインさんがお薦めされるのもよくわかります。
ただ、ちょっと優等生的なワインなので、こうやっていろいろ飲んでいく中ではすんなり過ぎていって印象に残りづらい感じはありました。
点数 | 79点 |
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このワインをとりゅふさん直々に注いで頂いております。 企画から準備、運営、サービスまで、お疲れ様でございます。
名称 | Edda 2021 エッダ 2021 |
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生産者 | San Marzano サン・マルツァーノ |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
白の最後がこちらです。ヒマワインさん的にはこれが一押しみたいですね。
リストのコメントにも『濃厚な果実味と降り注ぐ太陽』なんて書かれています。
ボトルも、まるでスパークリングが入れられているみたいな太くて厚みのあるものが使われています。
師範の経験上、重いボトルは中身もしっかりしていますよ。
色は、かな~り濃い感じだったと思います。
香りは、これまでの白の中では一番複雑、オレンジ色の柑橘類や黄桃、全体に地中海の日差しを感じさせる香りです。
ただ、「きっと樽が効いているんだろうな」という予想はハズレて、樽の要素はあまりありませんでした。
味わいも、濃くてしっかりしていて、コメント通りの雰囲気でした。
これも美味しいワインですね。
ただ、ボトルの外観から受ける印象は、もっとガツン!と来るものを想像しておりましたが、良くも悪くも普通の範疇ではありました。
たってほら、これだけ白があると1本くらい樽ッタルなワインがあると想像しちゃうじゃないですか。
点数 | 78点 |
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名称 | Aransat (Orange Wine) N.V. アランサット (オレンジ・ワイン) N.V. |
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生産者 | Borgo Savaian ボル・サヴァイアン |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
白と赤の間にオレンジワインを挟みます。最近流行ってますよねぇ、オレンジワイン。
リストにも「入手難度がもっとも低い」と書かれている通り、カルディでも売られている銘柄ですね。
道場では3年前に2018年産と稽古しております。
このワインはヴィンテージがありませんが、裏ラベルに"L.20-21"と書かれているので、
多分2020年と2021年産のブドウが使われているものと思われます。
色は、「オレンジワイン」という名前そのまんまのオレンジ色。
濁りは全くありませんので、いわゆる自然派なノンフィルターとかそういう感じでは無いようです。
香りのボリュームはそれほど強くはありませんが、これまたオレンジワインという名前らしい柑橘系の香りがあって、見た目とリンクしています。
味わいは、甘さと酸味のバランスが良くて、スイスイと飲めてしまいます。
オレンジワインって、渋味があったり苦味があったりクセの強い銘柄も少なくありませんが、
これはそういう要素が無くてとてもスムーズです。オレンジの入門編としてピッタリの銘柄だと思いました。
点数 | 77点 |
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名称 | Jammertal "Blue Sky" 2012 ヤンメルタル "ブルー・スカイ" 2012 |
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生産者 | Jammertal Wine Estate ヤンメルタル・ワイン・エステート |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
赤ワインは2種類あって、ワインリストの順番的には↓の南アフリカ産が先だったんだけど、
このワインがもう無くなりそうとのことだったので順番を入れ替えてこちらを先に頂きました。
産地はハンガリーでヴィンテージは2012年、ヒマワインさんのコメントによれば『2023年最大のサプライズ候補』らしいです。
外観は、小さめのグラスでも全く向こうが透けない濃さがあります。
香りはまさしくボルドー、重い果実と焦がした樽、全くボルドーの香りです。
品種はカベルネ・ソーヴィニョンとメルローとマルベックと予想しましたが、
裏ラベルを見ると"Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Merlot"と書かれていました。やっぱりボルドー品種ですね。
味わいも濃くてしっかり、王道の赤ワイン感です。
これは美味いっすね。東欧だとブルガリアがボルドー品種に強いイメージがありましたが、ハンガリーもやりますな。
そしてこれも重いボトルが使われています。やっぱり重いボトルの中身はこうでなくっちゃ!です。
点数 | 82点 |
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名称 | Porcupine Ridge Syrah 2022 ポークパイン・リッジ シラー 2022 |
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生産者 | Boekenhoutskloof ブーケンハーツクルーフ |
価格 | 440円 (Glass) |
購入店 |
リストにある「1杯チケット1枚」のワインの最後がコチラ、南アフリカの名手「ブーケンハーツクルーフ」が出している廉価版のワインです。
このワインも2020年産と昨年稽古しているのですがあまり覚えておらず、
2017年産と4年前に稽古しているのですがそちらも記憶が無い模様。
師範に覚えられたくない銘柄のようです。
「そうはさせんぞ!」ということでしっかり稽古します。
色は、前のハンガリー産よりは薄めですが、それでもしっかりと濃さのある紫色でした。
香りは、濃いベリーの香りに加えて。やや「青さ」があります。
この青い感じって、カベルネ・ソーヴィニョンの特徴だと思っていましたが、シラーにもあるんですね。
味わいは・・・ちょっと順番が悪かったな。ハンガリーに比べると軽い感じは否めませんでした。
普通に美味しい赤ワインではありますが、そういう「普通」はこういう席では埋もれちゃうんですよね。
一人で1本飲むんだったらこういうワインの方が飲み疲れしなくて良いのかも知れません。
点数 | 77点 |
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午後7時頃、抽選会が行われました。
師範は4枚の抽選券を持っていましたが、そのうち2枚が当たるという珍事が発生。
こんなとこで運を使わなくていいのに。
商品は美容グッズを選ばせて頂きました。これで家族へのお土産が出来てラッキーでしたよ。
名称 | Ocio Pinot Noir 2019 オシオ ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 880円 (Glass) |
購入店 |
片方しか飲めないタカヒコを除いて、このオシオでリストに書かれていたワインはコンプリートです(後から別のワインが追加されたみたいではあります)
銘柄は、みんな大好きコノ・スルのフラッグシップであるオシオ。
こんなワインって、なかなか自分では買わないので、こういう機会にちょっとだけ体験させて頂けるのは良いですね。
チケット2枚だから880円、実際かなりお得だと思います。
まず色ですが、それこそ前の南アフリカのシラーよりも黒いくらいの濃さがあります。全然ピノ・ノワールの色っぽくはありません。
香りのボリュームは立派なものです。本日のワインの中で一番香ります。香りの要素は、ベリー感バリバリのラズベリーとカシス、そして樽由来のカラメルの甘香ばしさ。
さすがの香りです。
味わいは、確かにピノ・ノワールと言われればピノ・ノワールな、甘酸っぱいバランスです。
ただまだ固かったっすね。抜栓されて結構時間が経った状態で頂いたのですが、それでも固い印象がありました。
気候に恵まれた土地で、美味しいピノ・ノワールのワインを造るために、一所懸命に手をかけたらこういうワインが出来上がりました!という感じです。
真面目で精緻、立派なワインではあります。ただ、ピノ・ノワールに求める妖艶さみたいなものはまだ感じられませんでした。
この先熟成させるとそれが出てくるのかも知れません。
点数 | 80点 |
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えーっと、ここで改めて乾杯なんかしているのはなぜかと言いますと・・・
名称 | Delamotte Brut N.V. ドラモット・ブリュット N.V. |
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生産者 | Delamotte (Sociiété A.S.) ドラモット (ソシエテA.S.) |
価格 | 15,400円 (お店価格) |
購入店 |
人間、お酒が入ると気が大きくなってしまいます。
飲み物リストの下の方に、『シャンパン入れちゃう・・・?』と書かれていることに誰もが気になっていました。
お値段は、ドラモットがチケット35枚(=15,400円)、ドンペリニヨンが90枚(=39,600円)。
相対的にドラモットが安く見えちゃったんですね。
そこで、同席した皆さんのチケットをかき集めると12枚あったので、あと必要なのは23枚・・・ええい!いったれ!ということで20枚課金しました
(足りない3枚はいさみさんが援助してくれました)
先週の経験から、「お金を出さなかった後悔はお金を出した後悔よりも大きい」んですよ。
で、細かいことは覚えちゃいないわけですが、やっぱりみんなで乾杯するシャンパーニュは美味いんですよ。
特に今回は美麗な女性たちに囲まれての乾杯だったので美味しさひとしおです。
そういう付帯条件は置いといても、ドラモットには軽快さと華やかさがあって、こういう席にはぴったりでした。
その時に撮って頂いた写真は、師範以外はみな女性というハーレム状態、いやー、良い思いをさせて頂きました。
生きててよかったわ、ホント。
点数 | 83点 |
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その後も、生ビールを頂いたり、Haruka ワインチャンさんのハワイ土産のフルーツワインを頂いたり・・・楽しい時を過ごさせて頂きました。
結局、参加費とチケットを合わせたお支払いは15,700円・・・それで5時間くらい楽しめたのでアリですよ!
ありがとうございました!>とりゅふさん&ヒマワインさん&ご一緒した皆様
名称 | Capa Rota Premium Monastrell 2019 カパ・ロタ プレミアム モナストレル 2019 |
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生産者 | Bodegas la Purísima ボデガス・ラ・プリシマ |
価格 | 1,017円 (単品価格:1,490円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食メニューは、2日前から煮込んだり冷ましたりの豚の角煮、豆苗のガーリック炒め、レタスとトマトのサラダ。
ワインは濃い赤が良かろうと思い、選んだのは「パワーアップ厳選フルボディ赤6本セット」からのスペイン産。
この銘柄、2年前に似たものと稽古済み。以前のは"Selection"でこちらは"Premium"、
どちらもヴィンテージは2019年で品種はモナストレル。アルコール度数も同じで14%。だけとボトルデザインは全然違います。
果たして師範は違いが感じ取れるのでしょうか?!
色は、しっかりと濃い紫色ですが、向こうが透ける清澄度があります。
香りは、熟したベリーの香りにほんのりコーヒー、重心が低く実が詰まった感じのする香りです。
味わいは、甘さしっかり酸味もしっかり。でも外観や香りの割には渋味が控えめなので、柔らかい印象を受けます。
以前稽古したのとは別物で、普通にしっかり濃いモナストレルでした。
ただ、濃いには濃いけど渋味が穏やかなので、この季節は冷やして飲んだ方がいいと思います。
小瓶保存して翌々日再稽古。 やっぱり濃いワインはタフですね。開けた日と何ら変化した感じはありません。 穏やかさに関しても同じ感じ。ビストロのグラスワインとかに使いやすいと思いますよ。
点数 | 76点 |
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リンク |
パワーアップ厳選フルボディ赤6本セット 6,480円 Capa Rota Premium Monastrell 2019 [Bodegas la Pricima] 1,490円 |
名称 | Suntory Japan Premium Riesling Forte 2019 サントリー ジャパン・プレミアム リースリング・フォルテ 2019 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル登美の丘ワイナリー |
価格 | 812円 (単品価格:1,870円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、鶏手羽中の唐揚げ、ナスの揚げ浸し、ミミガーの酢の物。
ワインは、半額セールで買った「ちょっといい赤と白5本セット」からの3本目、日本ワインのリースリング・フォルテです。
この銘柄は2015年産と稽古済みですが、日本ワインがこういうセットに含まれるのって珍しいですよね。
ちなみにリースリング・フォルテは、日本固有品種「甲州三尺」と欧州系品種「リースリング」の交配品種とのことです。
色は、薄めではあるけど無色とは言えない、やや緑色っぽさを感じるレモン色。
香りは、片親の甲州らしい和柑橘の香りと、もう片親のリースリングらしい桃の香り。
ボリュームはそれほどでもありませんが、ハイブリッドな香りでなかなかいい感じです。
味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり、アルコール感も旨味も控えめでスレンダーな感じ。
日本ワインらしい、控えめな美味しさをしみじみと感じるタイプです。
竹林を歩く浴衣美人のような、涼しげでシュッとしたスレンダーみを感じるワインです。今の季節にピッタリですね。
5年前稽古した2015年産よりはるかに好印象なのは、ワインが向上したのもあると思いますが、
師範が日本ワインに解像度が上がったこともあるかも知れません。
小瓶保存して2日後再稽古。香りはちょっとおとなしくなっちゃった気がします。 でも「控えめな美味しさしみじみ」は健在。食前酒にピッタリでした。
点数 | 78点 |
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リンク |
【送料無料】 ちょっといい赤と白5本セット 9,300円 → 4.650円 サントリー Japan Premium リースリング・フォルテ 2019 1,870円 |
以前、ワインステーション+の駅長さんから
『どなたかイベント企画の案を頂けませんか?採用された方は参加費無料!』
というツイートされました(「ポスト」はどうも馴染めません)。それに対して、
「南アフリカのワインとそれ以外のワイン、
品種ごとに比較して
≪どっちが南ア?当てます会≫
というのはどうですか?」
とリツイート(「リポスト」はさらに馴染めません)したところ採用されました。
そんなわけで本日はワインステーション+さんに伺っております。
もちろん全部当てを狙います!
スタートは午後2時。参加者は、定員10名のところ13名ほどお見えでした(全員を把握できておらずスミマセン)。
そのうち男性は師範含めて4人だけ、美麗な女性の方々が多数参加されておりました。
やっぱり南アフリカワインは女性に人気なんですね~
テイスティング企画ではありますが、グラスは大ぶりのガブリエル・グラスを使わせて頂いております。
そして今回の参加費はなんと3,800円!それで10杯のワインが頂ける、大変お得なイベントでもあります。
それではテイスティング結果を、師範の思考回路含めて開陳して参ります。
今回の比較は白3種、赤2種。それぞれ同時に出されます。
また、品種もわからない状態で提供されましたので、「品種」と「どちらが南アか」を当てていくスタイルです。
回答は、白と赤、それぞれが終了した時点で明かされます。
まず最初に出されたのがこの2杯。鼻の穴を大きく開いて比較していきます。
(写真右側がA=上段記述、左側がB=下段記述)
名称 | Old Coach Road Nelson Sauvignon Blanc 2022 オールド・コーチ・ロード ネルソン ソーヴィニョン・ブラン 2022 |
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生産者 | Saifried Estate サイフリード・エステート |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
まずはAの方から。色は、2種類比較すると相対的にこちらが濃いめに感じます。
香りを嗅いだ瞬間、焼けたタイヤの焦げ臭さを感じました。というわけでまずこちらが南アフリカで間違いないでしょう、と判断(早ぇよ)、
そこから品種を探りにいきます。
パッション・フルーツのようなトロピカルな香りがありますので、品種はソーヴィニョン・ブランかシュナン・ブランあたりでしょう。
口に含むと、結構厚みがあってほんのり甘味も感じます。これは美味しいワインですね。
味わいからも品種は特定できずにいましたが、他方↓のワインには強くソーヴィニョン・ブランの特徴が出ていたので、
ファイナルアンサーは南アフリカのソーヴィニョン・ブランと判断しました。
結果、品種は当たりましたが国はまさかのニュージーランド。
エェェエ!?ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランって、もっと草っぽくて酸味が強いワインじゃなかったでしたっけ?
いきなりハズしてしまいました。
点数 | 80点 |
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名称 | Catherine Marshall Sauvignon Blanc 2022 キャサリン・マーシャル ソーヴィニョン・ブラン 2022 |
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生産者 | Catherine Marshall キャサリン・マーシャル |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
続いてBの方。色は薄めで、彩度が低く甲州種のワインのような外観です。
香りは、典型的なソーヴィニョン・ブランの香りであるハーブ(ディルとかローズマリーとか)の香りがあって、
白桃のような柔らかな果実香もあります。この香りで品種はソーヴィニョン・ブランと特定しました。
味わいにはシュッとした酸味があって、香り同様白桃のような柔らかさを感じます。
ファイナル・アンサーとしては「ニュージーランドのソーヴィニョン・ブラン、銘柄はシレーニ」でしたが、見事に大ハズレ、
こちらが南アフリカでした。
アフリカとニュージーランド、一般的にはアフリカの方が暑い印象がありますが、この対決に関しては明らかに南アフリカの方が冷涼系でしたよ。
点数 | 78点 |
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続いて白ワイン比較の2種類目に移ります。
今回の比較は「周りの人と相談アリ」でしたので、席が近かったほくとさんや
米柱さん、
ひゃんさん、
澤村さんと、ああでもないこうでもないと言いながら楽しんでいました。
名称 | Frey Riesling Feinherb 2021 フレイ リースリング ファインヘルプ 2021 |
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生産者 | Weingut Frey ヴァイングート・フレイ |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
まずAから。今度はAの方が色が薄めですね。
香りは、これまた白桃のようなフルーティな雰囲気が漂います。樽香は感じません。
味わいは、かなり甘味がしっかりしています。樽が無くてここまで甘さを出す品種というと限られるので、
その方向で狙いを定めていくと、ほんのり灯油のようなぺトロールがあるような気がしましたので、品種はリースリングでしょうね。
そして、他方↓に南アフリカの特徴が出ていたので、こちらはそれ以外、ここまで甘いのはドイツとかオーストリアだろうな、
だったらやっぱり本場ドイツを持ってくるだろうなという判断で、ドイツのリースリングに致しました。
正解は、ドイツのリースリングでした。おめでとうございます!>自分。
いや、ドイツとわかっていたわけじゃないんですが、「リースリングだったら、ドイツ以外にした場合みんなからいろいろ言われることを駅長は嫌うだろう」
というコンテクスト・テイスティングです。
点数 | 77点 |
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名称 | The Fredge Elgin Riesling 2020 ザ・フレッジ エルギン リースリング 2020 |
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生産者 | The Fredge & Co. ザ・フレッジ&カンパニー |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
2種類目のBをテイスティングしていきます。
色は、Aに比べると濃いめ、しっかりしたレモン色です。
香りを嗅いで、焦げタイヤを感じましたのでこちらが南アですね(後程わかることですが、「焦げタイヤ=南ア」は信頼できません)。
味わいは、そこそこ甘さはあるのですが、Aに比べると甘さ控えめ。
蜂蜜レモン的な香りと味わいです。品種はもちろんAがリースリングなので南アフリカのリースリングです。
正解は南アフリカのリースリングでした。これも美味しいワインですね。
南アフリカってやっぱり涼しい国なんでしょうね。こういうドイツ系品種のワインも非常に上手に造ることが出来ているように思います。
点数 | 80点 |
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白がもう一品種出させるわけですが、南アフリカで生産されているメジャーな白品種って、 あとはシャルドネかシュナン・ブラン、やや変化球でヴィオニエかゲヴュルツトラミネールでしょう。 その中で、ゲヴュルツはリースリングと被るので無いと判断、他の3種にヤマを張りました。
名称 | Au Bon Climat Santa Barbara County Chardonnay 2021 オー・ボン・クリマ サンタ・バーバラ・カウンティ シャルドネ 2021 |
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生産者 | Au Bon Climat オー・ボン・クリマ |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
まずAから。色はAB比較ではこちらが薄めですが、これまでの2種類よりは濃いような気がします。
香りは、これまでには無かった樽香をしっかり感じます。この時点でヴィオニエは無し。
シュナン・ブランも南アフリカ以外だとフランスしか思いつきませんが、フランスのシュナン・ブランで樽を効かせるのは極めて稀。
Bの結果からこちらは南アフリカではないと判断したため、品種はシャルドネに決定です。
国は、全然想像が付きませんでしたが、ここも「シャルドネの本場を持ってくるんじゃないの?」と想像してフランス(ブルゴーニュ)のシャルドネです。
答えは、品種はシャルドネでしたが生産国はアメリカ合衆国でした。残念!
そうだよなぁ、価格帯から考えて、ここまで樽がしっかりしたブルゴーニュだと10杯3,800円に含めるのは難しいよね。
コンテクストの読み具合が足りませんでした。
点数 | 79点 |
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名称 | Glenelly "Estate Reserve" Chardonnay 2021 グレネリー "エステート・リザーヴ" シャルドネ 2021 |
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生産者 | Glenelly グレネリー |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
Bの方をテイスティングします。
色は、これまでの6杯の中で一番濃い気がします(写真じゃわかりませんね。背景に白い紙とかを持ってくれば良かったですね)。
香りは、こちらも樽香がしっかりしています。そこに薄っすらと焦げタイヤ(まだ言ってます)を感じたのでこちらが南アフリカでしょう。
味わいは、いかにもシャルドネ、しっかりとしたボディを感じました(でもアルコール度数は12%しかないんですね)
答えは南アフリカのシャルドネで正解でした。
回答を記入した後、注がれているボトルを見ると首の部分がオレンジ色、南アでオレンジ色のキャップのシャルドネといえばグレネリー一択ですので、
そう記入してドヤってました。もちろんテイスティングで見抜いたわけではありません。
点数 | 81点 |
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白が終了した時点で正解が明かされ、すでに師範はパーフェクトではないことが判明しております。ガックリ。
ただ、白の状況から推測されることは、品種はとてもメジャーなものが選ばれて、南アフリカじゃない方も極めて一般的な国(産地)が選ばれていることがわかります。
これは、赤をコンテクスト・テイスティングするにあたって、大変参考になりますよ。
名称 | Marsannay "Coeur d'Argile" 2019 マルサネ "クール・ダルジル" 2019 |
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生産者 | Frédéric Magnien フレデリック・マニャン |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
・・・というわけで、赤の1種類目はピノ・ノワールで間違いないわけですよ。
ヤマを張る必要がないくらい平たいヤマです。
まずAから確認すると、色はこちらの方が明らかに濃いですね(上の写真でもわかると思います)
香りは、まぁ確かにピノ・ノワールっぽい赤いベリーの香りはありますが、いきなり出されたらこれがピノとは思わないんじゃないか、ってくらい重めの香りです。
味わいは、酸味もありますが渋味が固くて、ピノだとしたらかなり暖かい地方のものだと想像されたので、こちらが南アフリカのピノ・ノワールと判断しました。
答えはなんとフランス(ブルゴーニュ)のピノ・ノワールでした。二度目のエェェエ!です。
ブルゴーニュはブルゴーニュでもコート・ドールの最北端、マルサネですよ。
こんなに濃くて固いマルサネは初めてです。やっぱり温暖化が進んでいるんだろうなぁ、と思わざるを得ませんでした。
点数 | 76点 |
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名称 | Cuvée Rika Pinot Noir 2020 キュヴェ・リカ ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Longridge (Jasper Raats Wines) ロングリッジ (ジャスパー・ラーツ・ワインズ) |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
頭の中で品種はピノ・ノワールと確定していて、かつAが南アフリカと判断したので、Bは国を探しに行きます。
色は、Aと比べると明らかに薄めですが、ピノ・ノワールとしては標準的な濃さだと思います。
香りは、トーンの高い赤系果実と、やや酸化したようなニュアンスが感じられます。
味わいは、酸味しっかりで渋味は控えめ。これぞ典型的なピノ・ノワールですよというバランスです。
こちらがフランス(ブルゴーニュ)のピノ・ノワールで間違いないでしょう!
答えはこちらが南アフリカでした。ガーン!
解答用紙にはドヤ顔で「ルイ・ジャド 2019年」なんて書いていてお恥ずかしい限り。
キュヴェ・リカの2020年とは2度も稽古している(ココとココ)のですが、
その時はとても固い印象があったんですよ。
駅長にそう伝えたところ、このワインだけ『美味しく味わって頂くために』と前日抜栓されていたそうです。
だったら条件揃えるためにマルサネも前日抜栓しておいてよ~!と思いましたが、マルサネがあんなに固いなんて普通思わないですからね。
とにかく、どちらも印象とは異なる内容で、自分の知識や記憶などアテにならん!と再認識させられました。
点数 | 79点 |
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いよいよ最後の比較、赤の2種類目です。 残る品種は、きっとカベルネ・ソーヴィニョンかメルローかシラー、その三択だとヤマを張っています。 でも、そもそも師範はその3つの違いがあまりわかっていません。厳しい戦いになりそうです。
名称 | Mother's Milk Barossa Shiraz 2021 マザーズ・ミルク バロッサ シラーズ 2021 |
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生産者 | First Drop Wines ファースト・ドロップ・ワインズ |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
まずAから。色はコチラの方が濃くて、カベルネかメルローかシラーのどれかの色で間違いありません。
香りは、とてもしっかりしたベリーの香りと、こちらもかなりしっかりな樽の香りがあります。それでもまだ品種はわかりません。
更に嗅ぐと、ミントやユーカリオイルのような涼しげな香りが拾えました。となると国はオーストラリアですね。
品種はB側にはシラーズの特徴が出ていましたので、オーストラリアのシラーズがファイナル・アンサーです。
答えはオーストラリアのシラーズで正解です。再度おめでとうございます>自分。
勢い余って造り手は「ペンフォールズ」なんて書いていますが、全然知らない造り手でした。
でも、とても凝縮感があって美味しいシラーズでしたよ。
点数 | 80点 |
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名称 | Guardian Peak Shiraz 2020 ガーディアン・ピーク シラーズ 2020 |
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生産者 | Guardian Peak ガーディアン・ピーク |
価格 | (10杯で3,800円) |
購入店 | ワインステーション+ |
B側、最後のワインがこちらです。
外観は、Aに比べるとかなり淡い感じの紫色です。
香りからは、どことなく土っぽいアーシーな香りと、胡椒のようなスパイシーさが拾えました。こりゃ多分シラーズですね。
ピーマンみたいな青臭さは無いのでカベルネでは無いですしで、丸くつかみどころのないメルローな雰囲気も無いですから、
南アフリカのシラーズでファイナル・アンサーです。
というわけで最後もめでたく正解、こちらが南アフリカでした。
ちなみに赤の4種、どれからも焦げタイヤな雰囲気は香ってきませんでした。
別に南アフリカの特徴というわけではないようです(でも一定の参考にはなると思います)
点数 | 82点 |
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師範の解答用紙がこちら。品種はまぐれ(&コンテクスト・テイスティング)で全て当たりましたが、
「どっちが南ア?」という設問に対しては3勝2敗という残念な成績です。
(クリックで拡大します・汚い文字でスミマセン)
総括すると、師範が「品種の特徴」と捉えている要素がよりしっかり出ているのは、南アフリカの方が多かったように感じます。
そして今回の10本、どれも大変美味しいワインでした。このセットが3,800円はやはり大変お得だったと思います。
駅長さんありがとう!そして参加された皆さんお疲れさまでした!
名称 | A.Bartel Brut N.V. A.バルテル ブリュット N.V. |
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生産者 | A.Bartel A.バルテル |
価格 | 5,500円 (お店価格) |
購入店 | ワインステーション+ |
前述しましたように、師範は企画の立案者ということで無料で参加させて頂いているわけですよ。
ということは、師範の分の費用は皆さんに応分負担して頂いている、ということになると思います。
それじゃやっぱり申し訳ない、ということで、「お疲れシャンパーニュ」を振る舞い酒することにしました。
駅長に「一番安いシャンパーニュを1本!」とお願いして、出して頂いたのがこちら。
この銘柄は以前稽古していて、好印象だったようです。
外観は・・・覚えてません。香りは、シャンパーニュらしいリンゴの香りに、
黒ブドウ由来と思われるベリーっぽさが感じられます。「これはきっとムニエ主体ですな」などと知ったようなことを言っていると、
調べて貰った結果「ピノ・ノワール90%でシャルドネ10%」らしいです。ムニエ1滴も入ってません。師範の能力なんてそんなもんです。
・・・と、わざわざ晒さなくて良い恥を晒してしまいましたが、皆さん喜んでいただけたようでなによりでした。
お店でシャンパーニュがボトル1本5,500円というお値段も大変魅力的ですよ。
点数 | 81点 |
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名称 | Chinchilla Grand Cru Blanc de Blancs Brut N.V. シャンシーラ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V. |
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生産者 | Chinchilla シャンシーラ |
価格 | (全問正解の紳士から) |
購入店 | ワインステーション+ |
今回、「どっちが南ア?」をすべて正解された紳士(※)がいらっしゃいました。
その方から、ホールインワン賞よろしく皆さんに振る舞い酒されたのがこちらのシャンパーニュです。
師範からのは一番安いやつでしたが、こちらはなんとグラン・クリュのブラン・ド・ブランですよ。
造り手の名前は「チンチラ」だと思っていましたが「シャンシーラ」らしいですね。
シャンパーニュに対する師範の嗜好は、どちらかというとシャルドネよりムニエ、ブラン・ド・ブランよりブラン・ド・ノワールが好きなんです。
黒ブドウ主体の方がわかりやすい美味しさがありますよね。ブラン・ド・ブランは(特に若いうちは)カリカリと神経質な印象があります。
ところがこのブラン・ド・ノワールは柔らかい美味しさと深みがあって、さすがはグラン・クリュだなと唸らされました。
やっぱり美味しいですわ、他人様から奢って頂けるシャンパーニュは。
そして、なんだか振る舞い酒の雰囲気を作っちゃったみたいですみません。ありがとうございました>紳士氏
(※)2003年の11月に北米のエアライン情報に関するメールをくれた方、と判明しました。その節は(も)お世話になりました!
点数 | 84点 |
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名称 | Red Stone Gamay Noir 2019 レッド・ストーン ガメイ・ノワール 2019 |
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生産者 | Redstone Winery レッドストーン・ワイナリー |
価格 | (MYさんから) |
購入店 | ワインステーション+ |
振る舞い酒の雰囲気が蔓延してしまったのか、同じテーブルに同席されていた美麗な女性から、
駅長に『師範が飲んだこと無いワインを1本お願いします』と注文されました。
えー、なんだかすみません、こういう時に遠慮というものを知らない師範ですので、ありがたくご相伴に預からせて頂きます。
そもそもの企画がブラインド大会でしたので、このワインもブラインドで出されました。
色はかなり薄くて、ロゼの濃いやつですか?ってくらいの色合いです。
香りは結構華やか、この色と香りだと普通はピノ・ノワールだと思いそうです。
味わいも、酸味と甘味がしっかりしていて、外観通りの華やかな香りと味わいです。
師範の回答はスロヴェニアのガメイです。正解はカナダのガメイでした。
スロヴェニアは全くのヤマ勘ですが、ガメイは・・・聞こえていたんですよ、最初駅長と選んでおられる際に。
ズルしてすみません。それにしてもカナダかぁ、国自体、道場掲載3本目の希少ワイン、ありがとうございました!
点数 | 82点 |
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名称 | Muddy Water Pinotage 2018 マッディ・ウォーター ピノタージュ 2018 |
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生産者 | Muddy Water マッディ・ウォーター |
価格 | (MYさんから) |
購入店 | ワインステーション+ |
一本のみならず、美麗な女性からはもう一本振る舞い酒して頂いております。
駅長が持ってきた「師範が飲んだこと無いワイン」は2本あったわけですが、駅長の『どちらにしますか?』の問いに対して『両方で!』とカッコいい回答。
師範もそういうキップの良い人物になりたい人生でした。
こちらもブラインドで出して頂きました。
色は前のワインよりは濃いのですが、そんなに濃いわけじゃない中程度の紫色です。
香りはとても華やか、甘いベリーの香りと香ばしいバニラの香りがフワーッと漂います。
味わいも、甘味と酸味と渋味のバランスが取れていて、間違いなく「これは美味いヤツ!」です。
師範の回答は南アフリカのガメイでしたが、正解はニュージーランドのピノタージュでした。
いや~、ニュージーランドでピノタージュが作られているんですね、そしてこんなに美味しいワイン、ありがとうございました!
点数 | 85点 |
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その他、うっかり写真を撮り忘れているのですが、下記のワインも頂いています。
・Cape Nouveau 2021 (Red) [KWV] 500円
先日稽古した2023年のヌーヴォーの2021年産を、駅長がプライベート・ストックされていたものです。
最初還元臭がありましたが、それが飛ぶとなかなか美味しいワインでした。
・Glenelly "Estate Reserve" Chardonnay 2021 700円
これは「どっちが南ア?」で出された白ですね。美味しかったので改めて注文しました。
どういう話の経緯でそうなったかは記憶にありませんが、美麗女子ペアと意気投合して、 ワインステーション+の目の前にある焼とりダービーという店におなかを満たしに行くことになりました。 ワインステーション+さんには「また戻ります!」と宣言して、意気揚々と向かいます。
駆けつけ一杯、まずは生ビールということで白穂乃香を頂いています。 普通のビールかと思ったらこういうしっかりした白ビールが出されて、ビックリしながら美味しく頂いたように思います。
焼とりもいくつか頂いております。写真はレバーですかね。きっと美味しかったと思います ・・・って「思います」が多いのは、あまり良く覚えていなかったりするからです。はぁ情けない。
名称 | Irancy 2019 イランシー 2019 |
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生産者 | Dom. Grand Roche ドメーヌ・グラン・ロッシュ |
価格 | 5,900円 (お店価格) |
購入店 | 焼とりダービー |
こちらのお店、焼鳥屋さんにしては結構ワインが揃っていて、泡白が6種類、赤が6種類くらいあったと思います。
赤はなかなか特徴的で、ピノ・ノワールが4種もあって、そのうち3種がブルゴーニュ、1種はイスラエルのヤルデン。
オーナーの趣味なんですかね?ヤルデンに興味はあったのですが、以前と比べてかなり高くなったので手が伸びず、
これまた珍しいイランシーにしました。
色は、シャブリ近郊のピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色です。
香りも典型的、プラムのようなフルーツの香りと、革のようなケモノっぽい香りを感じます。
味わいも、酸味中心で冷涼感があります。昔ながらのイランシーらしい香りと味わいです。
この日はすでに相当アルコールが入っていたので、そしていろんなワインを飲んできているので、これはこれでアリだったのですが、
焼鳥、特にタレに合わせるんだったらもう少ししっかりした味わいの方が良い気がしました。
点数 | 74点 |
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そんな些細なことは関係ねぇ、って感じで楽しく飲んでおりましたよ。
大変恥ずかしながら、私はここのお店の支払いに関して、多分お出ししていないような気がするんです。
ほんとすみません!次にお会いする機会がありましたら必ず埋め合わせします!
そしてまたワインステーション+に3人で戻って参りました。
店内にはいつもの顔ぶれが揃っていますね。
だんだん書くことが少なくなって来てますが・・・まぁそういうことです。
名称 | Retour aux Sources 2021 ルトゥール・オー・スルス 2021 |
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生産者 | Louis Maurer ルイ・モーラー |
価格 | 1,250円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
ワインステーション+さんは「南アフリカワインとオレンジワインの店」ですから、オレンジワインも頂いているようです。
このワインはアルザス産、品種はピノ・グリとリースリングが使われています。一般的には単品種で造ることが多いアルザスとしては珍しいですね。
色はとてもきれいなオレンジ色・・・というのは下方↓の乾杯写真から思い出されます。
香りは、オレンジワインに感じる高級洗顔石鹸の香りがします。自然派にありがちな、アンモニアのようなネガティブな香りは一切しない、キレイな香りです。
味わいもキレイですね。スーッと染み入るように喉の奥に流れていきます。
オレンジワイン、博打な要素もあるので自分ではなかなか買わないのですが、こうやってお店で美味しいものを飲ませて頂けるのはありがたいですね。
でもお値段も結構するんですねぇ。それを考えるとやっぱり自分で買うのは躊躇してしまいます。
点数 | 80点 |
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名称 | Saurwein Chi Riesling 2022 サワーヴァイン チ リースリング 2022 |
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生産者 | Sourwein サワーヴァイン |
価格 | 1,100円 (Glass) |
購入店 | ワインステーション+ |
飲んだ記憶はあるけれど写真は無いワインがある一方で、飲んだ記憶は無いけれど写真はあるワインもあります。
それがこのワインです。どうやら南アフリカのリースリングらしいのですが、ほぼ全く記憶が無いんですね。
安定のグダグダ具合、あぁ情けない。
そんな状態でしたので、失礼な言動、失礼な振る舞いも多々あったかも知れません。
お付き合い頂いた皆様にはこの場でお詫び申し上げます
点数 | ??点 |
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午後2時に始まって、最終的にお店を出たのはもう午後10時前、18種20杯くらいも飲んじゃってます。そりゃ酔っぱらうよね。
電車では途中寝ちゃったりしながらも、大きく乗り過ごすこともなく帰宅できたのはラッキーでした。
そして、こんなに飲むと更新が大変なんっすよ。たいがいにしなさい!>昨日の自分
名称 | Colour Field 2020 カラー・フィールド 2020 |
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生産者 | Graceland Vineyards グレースランド・ヴィンヤーズ |
価格 | 820円 (単品価格:1,202円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日の稽古相手は南アフリカ産の赤。
明日、各品種を飲み比べる「どちらが南アか当てましょう大会」に参加するので、事前に傾向を予習しておこうと目論んでチョイスしました。
ちなみにこの銘柄とは、2018年に2013年産と稽古済みです。
2020年ヴィンテージのセパージュは、Merlot 81%, Shiraz 13%, Cabernet Sauvignon 6%とのこと。
ほぼメルローと読み替えて記憶に定着させます。
ちなみに夕食メニューは、オージービーフの和風サイコロステーキ、麻婆茄子、枝豆、イワシ明太です。
外観は、濃いには濃いけど濁りは無く、液体の厚みが無いところではキッチリ透ける濃赤紫色です。
アルコール度数は15%もあるので、アシは長くてタラーリタラリとグラスの内側を降りてきます。
香りは、ボルドー系品種らしいミチッとした果実香と、南ア独特の焦げタイヤ香。なるほどこれが南アだったよねと記憶に刻み込みます。
味わいは・・・甘いのよ、予想をはるかに超えて。酸味も渋味も無いわけじゃないんだけど、突出しているのは甘味。
もう品種がどうとかは別次元の甘さです。
アルコール度数15%で糖度8.7、補糖してなければどんだけ熟したブドウの実だったのよ?って感じですわ。
これで予習になったかというと甚だ疑問です。「メルローはこんなにも甘くもなる」という、視野を広げる効果はあったと思いますけど。
小瓶保存の4日後再稽古。香りの感じは以前と変わらない気はしますが、焦げタイヤはいなくなりましたね。 味わいはやっぱり甘さしっかり。一緒に比較したスペイン産と比較すると顕著です。 評価点としては特に変えなくて良いでしょう。
点数 | 74点 |
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リンク |
パワーアップ厳選フルボディ赤6本セット 6,480円 Color Field 2020 [Graceland Vineyards] 1,202円 |
名称 | Valle Calda Vino Spumante Rosé N.V. ヴァッレ・カルダ ヴィーノ・スプマンテ ロゼ N.V. |
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生産者 | Vinicola Decordi ヴィニコーラ・デコルディ |
価格 | 550円 |
購入店 | カクヤス 保土ケ谷店 |
午後8時過ぎ、九州帰省から帰ってきました。
お知り合いの情報によれば、この日(8月18日)は「ピノ・ノワールの日」らしいですが、
そう簡単に手頃なピノ・ノワールの在庫など無い限界安ワイン者ですので、「きっとピノだろう」と信じて安スプマンテを抜栓しました。
色は薄いピンク色。泡は少なめで粗い感じはします。
香りは、あるような無いような、ですが、若干の柑橘とほんのりベリー、「ピノ・ノワールです」と言われればそうかもしれない!と確信しそうな感じです。
味わいは、甘さも酸味も控えめでとにかく軽い。ただの炭酸のようにスイスイ飲めます。
・・・と、いろいろ言ってますが税別500円ですからね。
昼間っからビール飲んで清酒飲んでビール飲んでハイボール飲んだ後のワインなんて、こんなんで良いんですよ。
とにかくお疲れさまでした。
翌日、1杯半残ったワインと明るいうちに稽古。泡が抜けた以外は特に印象に変わりはありませんが、 やっぱりなんとなくピノ・ノワールが主体っぽいよね。品種に関して調べても全く情報がないので、もしご存じの方は教えて下さい!
点数 | 68点 |
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8月12日~18日、3年ぶりに九州に帰省しました。 詳細は近日中に更新します!
8月19日:初日~3日目まで更新しました。
8月20日:3日目と4日目を更新しました。
8月22日:全編を更新しました。
本日の食前酒は、昨日の残りのクレマンと、
先週のミエ・イケノの会の際にkinokoさんからお土産として頂いた
いづみ橋 恵 袋しぼり 純米吟醸という日本酒。神奈川県は海老名市のお酒ですね。ありがとうございます。
飲んでみると、いかにも夏のお酒って感じでスッキリ端麗、しっかり冷やしてお外で飲むのにピッタリです。ありがとうございます!
名称 | Azagador Reserva 2017 アサガドール レゼルバ 2017 |
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生産者 | Pago de la Jalaba パゴ・デ・ラ・ハラバ |
価格 | 1,051円 (単品価格:2,420円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、ポークソテー、パプリカと人参のチーズ焼き、トマトのオープンオムレツ、レタスの韓国風サラダ。
濃い味のポークソテーに合わせて、ワインも濃い味っぽいものをチョイスしました。
選んだのは、半額セールで買ったCave de L.NAOTAKAの「ちょっといい赤と白5本セット」から、
お値段的に主将級と思われるスペイン産の赤。期待して稽古しました。
外観は、澄んだ濃い紫色だけど、エッジにほんのりレンガ色があって熟成が見て取れます。
香りは立派です。最初嗅いで「凄!」と思いました。ドライプルーンっぽい乾いたベリーの香りと、リコリスのようなハーブっぽい複雑さ。
それに強めの樽香が合わさって、それらが三位一体で混合して迫ってくる存在感のあるの香りです。
味わいも立派です。柔らかいけどちゃんと主張する渋味と、たっぷりの甘味、そしてしっかりした酸味。香り同様三位一体の味わいです。
このワインはアタリです。香りも味わいも良い感じに熟成しています。
元値の2.420円でも安いし、買値相当額の1,000円ちょっとは何かのバグかと思えるくらい。
師範の購入ツイートに釣られて半額セールで買った方、おめでとうございます。このワインだけで4.650円の半分以上の価値がありますよ。
小瓶保存して九州帰省を挟み、なんと12日後再稽古。 それでも全然平気、香りのボリュームも味わいのバランスも立派に保っています。正直まだ若いくらいです。 小瓶保存とボトル内で減っていく状況は違うと思いますが、推測すると複数日に分けても十分楽しめるワインだと思いますよ。
点数 | 83点 |
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リンク |
【送料無料】 ちょっといい赤と白5本セット 9,300円 → 4.650円 Azagador Reserva 2017 [Pago de la Jalaba] 2,420円 |
名称 | Cremant de Limoux "la Rose N.o.7" N.V. クレマン・ド・リムー "ラ・ロゼ No.7" N.V. |
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生産者 | J.Laurens J.ローレンス |
価格 | (モトックスさんから) |
購入店 | モトックス |
木曜日は本来休肝日ですが、「連休前特別措置法」を適用して飲んでいいことにしています。
夕食の担当は師範で、本日のメニューは刺身(マグロ、マダイ、ヒラメ)、鯵の開き、切り昆布のお浸し、レタスとパプリカのサラダ、
タッコムタン(韓国のチキンスープ:レトルト)です。
ワインは、インポーターであるモトックスさんの『Twitterキャンペーン!七夕に願いをつぶやいてワインをゲットしよう!』の当選商品、おりひめ賞だそうです。
ラベルの"No.7"のロゴに何となく見覚えがあるなぁと思ったら、どうもあの有名な香水(マリリン・モンローの寝間着)へのオマージュみたいです。
外観は、泡は控えめながらきれいな桃色。ピンクじゃなくて"桃"色と言いたくなる色です。
香りは、フレッシュなピンク・グレープフルーツの香りにほんのりラズベリーの香り。
グレープフルーツはピンクじゃなくても同じかもですが、色がまさにあの果肉の色なんですね。
味わいも、外観の印象通りほんのり甘くてマイルドな酸味。全体に柔らかな印象で、やっぱり"桃"な雰囲気を感じます。
桃とピンク・グレープフルーツのスパークリング、といった感じでしょうか。
際立った個性は無い代わり、料理を邪魔しない包容力があると思います。ありがとうございましたっ!>モトックスさん
スパークリングも小瓶保存しちゃいます。翌日の稽古結果は、泡のボリュームこそ初日ほどではないのですが、全体的な雰囲気は特に変わりありません。 全体に柔らかでフレンドリーな泡、という印象でした。
点数 | 77点 |
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名称 | Château Lacure 2016 シャトー・ラキュール 2016 |
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生産者 | Ch. Lacure シャトー・ラキュール |
価格 | 1,017円 (単品価格:1,490円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
本日の料理当番は師範で、メニューは青椒肉絲、焼きギョーザ(味の素)、卵と椎茸と人参の中華スープ。
合わせたワインはボルドー産の赤。ヴェリタスの「フルボディ赤6本セット」からの3本目です。
2日の休肝日明けで濃いのが飲みたくなり選んだのですが、
「ボルドーなんて久しぶりだなぁ」と思って過去を遡ったところ、6月30日に稽古しておりますな。
そんなに久しぶりじゃないじゃん。
色はボルドーらしい濃い紫色ですが、エッジから全体になんとなくレンガ色の雰囲気があります。
改めてヴィンテージを確認すると2016年産、意外とご年配じゃないですか。
香りのボリュームはあまり強くなく、スワリングして深く嗅ぐと黒糖とドライプルーンの香りがします。
見た目通り、熟成ボルドーっぽさがある香りですね。
味わいは、「フルボディ」なグループに入れるにはちょっと首をかしげる、柔らかくてしっかり感のある味わい。
フルボディじゃなくてナイスバディですよ。
香りはイマイチぱっとしないのですが、味はしみじみ美味しい「味吟醸」なワインです。
単品価格の1,500円は納得感、セットの割り戻し価格1,000円はお得感があります。
この時期の赤は冷やして飲みたいので、ガチガチに若いやつじゃ無かったことが奏功したかも知れません。
小瓶保存の翌日、一杯だけ再稽古。 香りには結構奈良漬っぽい熟成ワインの雰囲気が出てきました。 味わいはやっぱり柔らかくてしっかり。冷蔵庫から出してすぐの温度でも美味しく頂ける赤でした。
点数 | 76点 |
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リンク |
パワーアップ厳選フルボディ赤6本セット 6,480円 Chateau Lacure 2016 1,490円 |
本日は、飲み友だちMikiさんにお誘い頂いて「ミエ・イケノのワインを味わう会」に参加させて頂きました。 場所は都内のパーティールーム。でっかい窓から大都会東京が一望できます。 こんな部屋で、ゆったりとしたソファーに座ってマニア垂涎のワインを楽しむ、なにそれ最高!ってやつじゃないですか。
今回参加したのは下記の皆さんです。
・Mikiさん(主催)
・@sakanacoffee@さん(料理担当)
・キジトラさん
・kinokoさん
・安ワイン道場師範
Mikiさんには毎度Dream Beerのサーバーと中身を用意して頂いています。
これが良いんだな。メンバーが揃うまでの間、若干手持ち無沙汰ですよね。
そこで美味しいビールが頂けるのは呑兵衛にとってとてもありがたい心遣いであります。
用意して頂いたビールはこの2種類でした。
・那須高原ビール ベルジャンホワイト
・オラホビール アンバーエール(写真)
どちらも香りが良くてとても美味しいビールでした。
オラホビールのアンバーエールは缶でも時々頂くのですが、やっぱりサーバーから注ぐと一味違いますよ。
皆さん几帳面な方なので、開始予定時刻の12:30には全員集合。 改めて乾杯致します。グラスは木村硝子のピッコロ15oz、師範も同じものを持参していますので、同じグラスで飲み比べができました。
名称 | Kosyu Sparkling 1806-67 2022 甲州 スパークリング 1806-67 2022 |
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生産者 | Book Road (K's Project) 葡蔵人 (K's プロジェクト) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
今回稽古するワインは全て日本ワインです。
1本目は、東京の台東区にある「葡蔵人(ブックロード)」という都市型ワイナリーが造っている甲州のスパークリング。
山梨県の勝沼で作られたブドウが使われているようです。ラベルには岩手のÇava缶が描かれています。
「1806-67」の意味はわかりません。誰かの生年かしら?
外観はベージュっぽい薄めのレモン色で、やや濁りがあります。泡の量はかなり少なめ、いわゆるペティアンくらいですね。
香りは、甲州種らしい清酒のような麹っぽい香りと、これまた甲州種らしいカボスのような和柑橘の香りがしっかりあります。
味わいは、キリッとエッジの立った酸味がしっかり、余韻も長く感じられます。
葡蔵人(ブックロード)のワインと稽古するのはこれが初めてでしたが、なかなか立派なワインに仕上がっていると思いました。
ここだけじゃなく、日本のワイナリーってぐんぐん腕を上げている印象がありますね。
点数 | 79点 |
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まず最初の料理は、右側がMikiさん謹製のキャベツとÇava缶のマリネ。
酸味しっかりで確かに甲州のスパークリングにピッタリです。
左側が、さかな(@sakanacoffee@)さん謹製の鯵のなめろう。
オリーブオイルに漬け込んだアニスシードにシークァーサーの果汁、玉ねぎ、生姜、味噌が使われていて、
なんともオリエンタルで複雑な香りのなめろうです。香りの接点がいろいろあるので、合わせるワインの範囲が広い感じですね。
ちなみに師範は横浜は尾島商店の濱吟焼豚と、皇朝のネギ塩鶏を持参しました。
すっかり写真撮り忘れておりますが、皆さん気に入って頂けたみたいで良かったです。
名称 | Mie Ikeno Yatsugatake Chardonnay 2021 ミエ・イケノ 八ヶ岳 シャルドネ 2021 |
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生産者 | Dom. Mie Ikeno (Les Pas du Chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
さてここから怒涛の「ミエ・イケノ祭り」が始まります。
まず最初はシャルドネ。それも2021年と2020年をバーティカルに飲んでいきます。
まずは新しいほうの2021年から。
なぜこちらが先かというと、2020年はキジトラさんが持参してすぐだったので、冷えが足りなかったからだと思われます。
外観は、ほとんどクリアなのですが、ごくわずかに濁りがあるような感じです。色は結構濃いめのレモン色。
少なくとも外観から薄い印象は受けません。
そして香りが良いんですね。日本のシャルドネらしい青りんごっぽいフルーツの香りに、
「これって自然派?」な感じの高級石鹸の香りがあります。
口に含むと、凝縮した旨味ときれいな酸味を感じます。いやー、ほんと旨味が凄いんですわ。
ミエ・イケノのシャルドネは、昨年「月香」の2019年と稽古しているのですが、
その時よりも好印象でした。やっぱり研鑽して年々腕を上げているんでしょうね。さすがです。
点数 | 85点 |
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名称 | Mie Ikeno Yatsugatake Chardonnay 2020 ミエ・イケノ 八ヶ岳 シャルドネ 2020 |
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生産者 | Dom. Mie Ikeno (Les Pas du Chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | (キジトラさんから) |
購入店 |
もう1本のシャルドネは、1年以前のヴィンテージである2020年産です。 裏ラベルに書かれた説明文を転記させて頂きます。
『光、風、雨、土、草・・・八ヶ岳の自然のすべてを溶け込ませた力強く凛とした本来あるがままのワインをお楽しみください。』
だそうです。なんだか文章にも自信がみなぎってますね。
さて温度もほぼ揃ったところで改めて比較稽古していきます。
こちらには濁りはほぼ感じられず、色合いは若干濃いように思えます。
香りは、「え?これが日本ワインなの?」な国際派シャルドネの香りです。
熟したリンゴに蜂蜜、加えてバニラの香ばしさ、かなりしっかりした樽香を感じます。
味わいも、2021年産同様の凝縮した旨味に加えて、甘味も結構しっかりしています。
2021はアルコール度数が12%なのに対してこちらは11%、ある程度糖分が残った状態で発酵を止めた(止まった?)ものと思われます。
世界で認められたと評判のミエ・イケノですが、確かにこれは国際標準でも美味しいシャルドネだと思いましたよ。2021年とは全く別のベクトルに感じました。
有名なワインやレア物に対してはやや斜に構えたスタンスで臨みがちな師範ですが、やっぱり皆さんが美味しいと言うワインは美味しいんですね。
参りましてございます!
点数 | 88点 |
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さかなさんが現場で握ってくれるお寿司を頂きます。
・鯵の握り
鯵って、普通は身が柔らかいじゃないですか、でもこの鯵はサクッとしたテクスチャーがしっかりあります。
締めてすぐはまだ死後硬直が始まっていないので、締めた翌日のこの日がベストの状態なんだとか。
乗せられた細切りの生姜も爽やかで、一人4貫ペロッと食べちゃいました。
さかなさん謹製のお寿司が続きます。
・鰹の握り&刺身
鰹は高知の多田水産から。ピノ・ノワールの前に、アンバーエールのビールを合わせて欲しいと言われました。
藁で炙った煙たさが、アンバーエールの煙たさにピッタリ合います。
きっとスコッチ・ウィスキーとかにも合うでしょうね。
それにしてもこの鰹のエッジが立った感じ、素人の切り口じゃないっすよね。
さかなさん、10万円くらいする堺の包丁を使っているそうです。
腕と道具、両方大切ですね。
名称 | Mie Ikeno Yatsugatake Pinot Noir 2020 ミエ・イケノ 八ヶ岳 ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Dom. Mie Ikeno (Les Pas du Chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
ミエ・イケノ大会、次は赤で品種はピノ・ノワールです。
ちなみにこの銘柄に関しては、昨年同じものと稽古しています。
もちろんその時も自分で買ったわけではなく、ご相伴に預からせて頂いております。
今や入手するのも難しいミエ・イケノですが、こうやって飲ませて頂ける、ありがたい話でございます。
外観は、薄めの赤紫色である点はピノ・ノワールらしいのですが、若干エッジにレンガ色っぽさが見えています。
2020年にしてはやや進んだ印象を受ける色ですね。
香りはいかにも日本のピノ・ノワール、ベリー感もありますが華やかさは控えめで、しいたけのお出汁のような香りを感じます。
「抽出の強い紅茶」との意見も聞かれました。
味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこ旨味たっぷり。地味ではありますが滋味深い味わいです。
日本のピノ・ノワールらしいワインだと思います。
ただ、シャルドネに比べればまだ国際品質までには達していないというか、「日本ワインだから」というエクスキューズが付く感じは否めません。
やっぱり難しいんでしょうね、ピノ・ノワール。
点数 | 78点 |
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ピノ・ノワールに合わせたのがこちら。
・鮪の握り&刺身
鮪はニュージーランド産のミナミマグロで、赤身と中トロ、どちらも漬けにしてあります。
この時期は国内産よりもニュージーランド産の方が良いとのこと。
そしてシャリには柚子胡椒が使われていて、爽やかな風味が口の中に広がります。
こりゃぁピノ・ノワールに合いますわ。間違いない!
名称 | Mie Ikeno Yatsugatake Merlot 2021 ミエ・イケノ 八ヶ岳 メルロー 2021 |
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生産者 | Dom. Mie Ikeno (Les Pas du Chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
ミエ・イケノ祭りの最後の1本はメルローです。
ボトルがブルゴーニュタイプだとあまりメルローな感じはしませんけどね。
ちなみにこの造り手のメルローとは初稽古です。
やっぱり日本の気候風土には、赤の国際品種だとメルローが合う気がしますので、このワインにも大きく期待しつつ稽古致しました。
色は、ピノ・ノワールと比べると明らかに濃い紫色です。『そんなの当たり前じゃん!』とお思いの向きもありましょうが、
日本ワインのメルローって時として「ピノ・ノワールですか?」ってくらい薄いのがありますからね。
香りは、派手さを抑えた黒っぽい果実の香りにしっとりとした蔵の中のような香りもあって、いかにも日本のメルローです。
味わいは、それほど凝縮した感じはありませんが、青さと果実味がしみじみ伝わって来て、「あぁ日本ワインを飲んでるなぁ」という気分に浸れます。
ちゃんと美味しいんですよ、美味しいんですけど、ピノ・ノワールやメルローは「そこまでして追いかける?」って印象はぬぐえませんでした。
ミエ・イケノを1本買うならシャルドネですよ。赤は「飲ませて頂く機会があれば喜んで手を挙げましょう」って感じです。
というわけで、飲ませて頂いてありがとうございました!>Mikiさん
点数 | 80点 |
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メルローに合わせて作って頂いたのがこちら。
・メカジキのソテー
玉ネギといっしょに炒めて、味付けには砂糖と味醂、そしてバルサミコ酢が使われています。
「味醂=日本」「バルサミコ=ワイン」という図式で合わせられたのだと思います。さすがでございます。
そして魚の質も火入れも素晴らしく、師範みたいな下手っぴが作るとパサつきがちなメカジキが、
しっとりした食感に仕上げられていました。
あと、さかなさんの予定ではニタリクジラの握りも用意していたそうなんですが、
なんとご自宅に忘れちゃったとのこと。でも量的にはこれで十分でしたよ。
ぼちぼちお開きに、といった時間帯で、窓の外に目をやるときれいな虹がスカイツリーの根元から生えておりました。
なんか出来すぎなくらいに良い景色でしたよ。今日は良い日だなぁ。
そんな感じの「ミエ・イケノを味わう会」、参加費はワインと料理含めて11,000円でした。
多分いろいろ赤字だと思います。ホントありがとうございます!>皆様
パーティールームの利用時間は16:30まで、まだ外は明るいですし、(ビールを除けば)一人1本相当しか飲んでませんので、まだアルコールを入れる余地があります。 片付けにちょっと時間がかかるMikiさんを待つ間、魚好きの聖地である御徒町の吉池を訪問しました。 有明海のエイリアン「ワラスボ」が売られていたり、寿司屋以外に誰が捌けるんかい!な新子もあったり、楽しいお店ですね。 道場からは恐ろしく遠いのが難点です。横浜にも支店出してくれないかなぁ。
二次会の会場としてさかなさんに選んで頂いたのは、味の笛 御徒町店という立ち飲み居酒屋さん。 先ほど訪問した吉池の系列店だそうです。 本来は立ち飲みの店らしいのですが、この日は一階の空調が故障していて、二階の着席スタイルの方を利用させて頂きました。
まずは生ビールで乾杯。クジラが出せなかったからということで、このビールはさかなさんに奢って頂きました。
なんだか申し訳ないですけど頂きます!
その他、清酒の飲み比べセットなんかも飲んだようですが、あいにく写真がありません。
もうだいぶメートルが上がっていて、写真どころじゃなかったようです。
こちらがお料理でございます。これもさかなさんの奢りです。ホント何から何までありがとうございます!
(「食べた」という記憶しかございません。恥。)
お会計は、キャッシュ・オン・デリバリーの店なので、師範は清酒の代金しか支払っていないと思います。
その清酒がいくらだったかはもちろん覚えておりません!
そんな状態なのにまだ行くか!って感じですが、さかなさんとkinokoさんとはお別れした後、 Mikiさんとキジトラさんと3人で伺ったのがバニュルスというスペイン・バルです。 なんでも、キジトラさんは以前このお店の系列店でソムリエールをなさっていた、というような話だったと思います(記憶がボロボロです。恥。)
はいはい、乾杯です乾杯。こちらのお店ではワイン1本(下記)とスペイン産オリーブ 550円のみしか注文していません。 単価の低い客でスミマセン。ただ、3人ともオトナですから、うるさくしたりはしなかったと思います、多分。
名称 | Lagasca "Biodynamic Wine" Viognier 2021 ラガスカ "バイオダイナミック・ワイン" ヴィオニエ 2021 |
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生産者 | Dominio de Punctum ドミニオ・デ・プンクトゥン |
価格 | 4,950円 (お店価格) |
購入店 |
さぁて困った、何を書こうか?・・・って感じではありますが、なんとなくスッキリした白が飲みたかったんでしょうね。
お店の方にその旨相談したように思います。そこで提案されたのが、このスペイン産のヴィオニエでした。
「スペインでヴィオニエとは珍しいですね~」なんてことを言いながらオッケーしたのだと思われます。
で、アルコールの沼の向こうに沈んだおぼろげな記憶を引きずり出すと、
結構ヴィオニエらしい花のような甘い香りがあって、香りとは裏腹にスッキリ系の味わいだったように思います。
いや、そういう気がしただけかもしれません。覚えてなくてスミマセン!
点数 | ??点 |
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お客さんの半分くらいは外国の方みたいでした。ようやくインバウンド需要が戻ってきた感じですね。
円安と国力の低下で、日本は「安く楽しめる国」になっちゃいましたねぇ。
そんな3人での3次会、お世話になりっぱなしもあれなので、お会計の5,500円は師範が持たせて頂きました。
ちょっとだけ借りが返せた気分です。
・・・そんな、飲みっぱなしの1日でした。あー、楽しかったな!またよろしくお願いします>皆様
本日の食前酒は、父の日に貰った「The 軽井沢ビール 浅間名水」。そういえば以前は毎年軽井沢で高ワイン道場などしておったなぁ、と思い出しながら。
最後に行ったのは、12年前なんですな。光陰矢の如し。
飲んだ印象は、正直あまりクラフト感のない、プレミアムモルツ的な甘さとコクのあるビールでした。
でも美味しいビールではありましたよ。
名称 | Mâcon-Villages Chardonnay 2020 マコン・ヴィラージュ シャルドネ 2020 |
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生産者 | Georges Dubœuf ジョルジュ・デュブッフ |
価格 | 860円 (単品価格:1,980円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の稽古相手は、 Cave de L.NAOTAKAの期間限定セールで買った「ちょっといい赤と白5本セット」、通常9,300円が半額の4.650円からの1本目。
ショップ兼インポーターが、割引率を高くして自社輸入ワインをセットでセールするのはよくありますが、
このワインのインポーターはもちろんサントリーなんですよね。そういうのが安くなるのは結構珍しいと思いました。
合わせた料理は、サーモンと野菜のきのこクリームソース、トマトとズッキーニのチーズ焼き、コム兄謹製エビ&トマト&バジルギョーザ、主食は栗ご飯です。
色は薄めです。薄めだけどレモン色っぽくは無くて、日に当たった白木のようなやや赤みのある薄い黄色。マコネー地区っぽい色合いに思えます。
香りは、少なくとも樽は使っていないと思われます。ストレートにシャルドネらしいリンゴと蜂蜜の雰囲気が香ります。
味わいは、思いのほかストイックです。測定結果は糖度5.7でpH3.0、「甘くなくて酸味しっかり」の数値ですね。
帝王デュブッフ、この銘柄に於いては「大衆に媚びない方向」を目指したのだと思われます。
ある種「シャブリ?」を想わせるような、かなり硬派な仕上がりです。
とはいえ、こういう品種の特性がキレイに現れたワイン、かつ銘醸地ブルゴーニュの産で買値が3桁円ってのはお買い得と言って過言ではないと思います。
小瓶保存した3日後再稽古。やっぱりこのクラスでもブルゴーニュはちゃんと開くのね。 硬質な味わいそのままに、香りはシャブリだった感じがコート・ド・ボーヌくらいまで降りて来ました。 楽しませて頂きました!
点数 | 75点 |
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リンク |
【送料無料】 ちょっといい赤と白5本セット 9,300円 → 4.650円 Macon-Villages 2020 [Georges Duboeuf]1,980円 |
本日は長女の誕生日なので、家族で外食。
お店は、箱根駅伝の通り道、権太坂を登り切ったところにあるラ・オハナ 権太坂店。
昨年も同じような時期に訪問しております。
すかいらーく系列のハワイアン風ファミレスです。ファミレスにしてはゆったりした内装と、南国っぽい料理が家族は気に入っているようです。
伺ったのは午後7時。そもそもは6時に予約していたんだけど、仕事が伸びて遅れる連絡を5時30分ごろ謝罪とともにしたのですが、
その時の対応は非常に感じの良いものだったそうです(師範代談)
まず最初にアミューズ代わりに注文したのがこちら。
・バッファローチキン 528円
次女は米国オハイオ州にホームステイしている時にこればっかり食べていたそうです。
チリソースがハワイっぽいですね。
飲み物が揃ったので乾杯です。師範以外はノンアルです。
・師範代:マリンソーダ 385円
・長女:パッションソーダ 385円
・次女:バージン ピニャコラーダ クーラー 748円
誕生日なわけでもない次女のが一番高級(笑)・・・師範の飲み物は後述します。
・コブサラダ 1,298円
結構いい値段なんですが、4人で食べても十分な量があるサラダです。そしてなにより見た目がキレイなのが良いですね(写真の被写界深度が浅すぎてボケててスミマセン)
炭水化物はパスタです。
・本ずわい蟹とアボカドのクリームパスタ 1,298円
麺の部分を少ししか食べていないので細かいことはわかりませんが、美味しかったようです。
本日のメインがこちら。
・肉盛りプレート 4,708円
もうナイフを入れて分解したあとでスミマセン。盛られているのは、サーロインステーキ、BBQバックリブ、フリフリチキンハーフ、Crisyポテトフライです。
牛に豚に鶏、「肉喰った~!」って気分になれます。
名称 | Rene Lafrance Brut N.V. ルネ・ラフランス ブリュット N.V. |
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生産者 | C.F.G.V.(Comagnie Française Grands Vins) C.F.G.V.(コンパニー・フランセーズ・グラン・ヴァン) |
価格 | 1,980円 (お店価格) |
購入店 | ラ・オハナ 権太坂店 |
ではいよいよワインの説明を。
メニューには6種類のワインが掲載されています。グラスとカラフェで提供されるのが、赤はプリマベーラ、白はソレト・トレビアーノ。
どちらもグラス120mlが330円、カラフェ400mlが990円。それ以外にボトルワインもあって、ボルドーのドゥルトが赤白それぞれ1,980円
(赤は昨年稽古済み)、もう一本の赤がキアンティ・アレティーノで2,200円。そしてスパークリングがこちら。
いずれにしてもフランス産かイタリア産なんですね。ハワイアン風のお店なので、米国とか、南米豪州のワインの方が合うと思うんだけど、
やっぱり「ボルドー」とか「キアンティ」の方がウケが良いんですかね?
まず外観から。色は薄めのレモン色、泡の量は少なめで肌理もやや粗い感じがします。
香りは、グレープフルーツのような柑橘香と、ちょっとだけパンのようなイーストっぽさを感じます。
味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこ、そして一番目立つのが苦味。
良く言えば複雑味、悪く言えば雑味たっぷりな味わいです。
「泡の出るのは七難隠す」と言われていますが(言われてません)、これはちょっと難を隠せていない感じはします。
いや、スパークリングワインを飲み慣れた方ならこういうのもアリだと思いますが、
ファミレスに置くんだったらもっとフルーティで甘酸っぱいほうが良いんじゃないかと。そういった意味でもニューワールド産の方が合うと思うだけどなぁ。
点数 | 67点 |
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長女の誕生日なので、こういうデザートを用意して頂きました。
・フルーツスペシャル 1,738円
パンケーキの上にフルーツたっぷり。メッセージも入れて頂きました。ありがたいですねぇ。
この他、師範代がブレンドコーヒー 220円を頼んでいました。量たっぷりで美味しいコーヒーでしたよ。
そんな感じのファミリー誕生会。お会計は、LINE友だち5%オフを使ってトータルで13,000円弱でした。
ゆったりした南国風の雰囲気ある店内で、料理も美味しい。
ファミレスの気軽さがありながらサービスも立派
(マネージャーの男性、対応とか立ち居振る舞いとか、きっと高級なレストランでのサービス経験がある方だとお見受けしました)。
良いお店です。
願わくば、もう少し高くても良いから美味しいニューワールド産のワインを置いて欲しいところです。
人間ドックの結果が返って参りました。
体重は、目標の59.5kgを大きくクリアした58.8kg、そして体内年齢に至っては32歳らしいです。どや!
でも、この「体内年齢」はどうもBMIとか内臓脂肪レベルだけから判断しているみたいです。
一昨年は30歳、昨年は31歳で1歳ずつ増えてますんで、その年齢の下限値、ということでしょう。
酒飲みにとって一番気になるγ-GTPは、基準値をぎりぎりきっちりクリアした49U/L。
去年もこの数値でした。ぎりぎりでもなんでもクリアしたことには違いないわけで、これでまた1年気兼ねなく深酒できます!
それ以外には、徐々にC判定なんかが増えては来ていますが、まぁこの歳ですからね。
薬だなんだに厄介にならずに過ごせているのはラッキーと考えるべきでしょう。
名称 | Domaine Tariquet "Classic" 2021 ドメーヌ・タリケ "クラシック" 2021 |
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生産者 | Dom. Tariquet (Famille Grama) ドメーヌ・タリケ (ファミーユ・グラマ) |
価格 | (nomunoのキャンペーン当選賞品) |
購入店 | nomuno |
本日の夕食当番は師範で、メニューはブリの照り焼き、鶏肝の甘辛煮(お惣菜)、キュウリとモヤシのナムルです。
合わせたワインは、赤坂や有楽町にある気軽なワイン飲み屋
nomunoさんのキャンペーン当選賞品、ありがとうございます!
この造り手の白とは、2月にもソーヴィニョン・ブランと稽古しております。
アルコール度数は昨今のワインとしてはかなり低めの10.5%、軽快に頂けることを期待してチョイスしました。
外観は、ほぼ無色に近くて、濃い清酒くらいの色合い。アルコール度数が低いので見た目もさっぱりしています。
香りは、白桃に梨、おだやかだけどフルーツの華やかさがちゃんと香ります。
味わいは、目論見通りとてもスッキリ系。糖度は5.6しかありませんのでほぼ甘さ皆無、かつpHが3.3なので程よい酸っぱさです。
シチュエーションに依るとは思いますが、暑い夏にビール代わりに飲むワインとしてはとてもナイスな選択です。
さすがに照り焼きや鶏肝に張り合うと負けるんだけど、「洗い流す」という観点で評価すればアリ。
こういうのもあって良いんですよ。「大音量のライブもよし、虫の声に耳を傾けるもよし」ですわ。
小瓶保存して3日後再稽古。結果、特にお変わりなく、穏やかな香りとスッキリ系の味わいです。 ただ、白桃っぽさはより感じられるようになったので、案外日を置いた方がパフォーマンスを発揮するワインかもしれません。 +1点させて頂きます。
点数 | 73(+1)点 |
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