どうでも良いっすけど、左写真が道場で使用している体組成計、タニタのBC-500。買ったのは12年前。
USBメモリ経由でPCにデータを転送、体重や体脂肪率の管理が出来る、当時としては最先端で今でも毎日愛用中。
コイツのおかげで師範は健康的な体格が維持できております。
ただ、残念ながら今のPCだとコレの専用USBを認識しないので、
その読み取り「だけ」のためにWindowsXP機をスタンドアロンで生かしてます。溜まったデータは12年分。
もしこのデータが最新機種のソフトでも引き継げたら、安心して買い替えられるんだけど
・・・と思いツイッターで"@TANITAofficial"さんにさりげなく尋ねてみたけど回答無し。
やっぱり無理なのかな?タニタのサイトにもそういう情報は一切載ってないし。
今だとスマホにデータを飛ばせて、とか出来る機種もあると思うんだけど、
やっぱりデータの継続性って大事だと思うんだよね。
基本的に「アーカイブおたく」な師範だからそう思うのかも知れないけど
・・・というわけで、「安ワイン道場」の稽古日誌は、
(一部のスマホ用OSを除き)1997年の分から今でも読めます。
全リストはココ。
名称 | Wild Puda Cabernet Sauvignon 2016 ワイルド・プダ カベルネ・ソーヴィニョン 2016 |
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生産者 | Espiritu de Chile エスピリトゥ・ド・チリ |
価格 | 734円 |
購入店 | イオン 天王町店 |
本日夕食調理担当は師範で、メニューは豚の生姜焼き、
モヤシのナムル、トマトとブロッコリーのサラダ。峠は越えた感じはするけどまだまだ野菜が高いので、
食材としてモヤシが重宝しております。
ワインは、先日の「大手ビールメーカーが輸入しているワンコイン&動物アイコンのチリワインはどれを買うべきか?」
という企画に関連して、
門下生の方から『コレも良いっすよ』とお薦め頂いた銘柄をチョイス。
確かにチリ産で動物アイコンではあるけれど、価格的には1ランク上の税込み700円台ですな。
よく行くスーパーであるイオンにいつも大量に置かれていて、
気になってはいたけどいつでも買えそうで後回しになっていた銘柄です。
ちなみに過去を調べてみると、同じ造り手のグラン・レゼルバと3年前に稽古しておりました。
色は、濃いっちゃ濃いけど驚くほどの濃さは無くて、適量注いでそこそこ向こうが透ける程度の紫色です。
香りは結構ボリュームもあって、チリのカベルネらしいブルーベリーのような果実香とインクっぽさ。
味は、チリの赤としては軽めかな?
渋味が穏やかで甘酸っぱくて、良く言えばスムーズ/悪く言えば若干ヘタレな感じです。
・・・というわけで普通にイケるチリ産のカベルネ・ソーヴィニョンでした。
やはり、このレンジでの200円の差はあるというか、
ワンコイン・クラスではどこか目をつぶるというか諦めが必要な部分があったけど、
このクラスだと欠点らしい欠点はありません。
昨年 稽古した、
コノ・スルのヴァラエタル・シリーズカベルネ・ソーヴィニョンと価格・品質とも良い勝負だけど、
若干こちらが弱め。イオンゆえ万人ウケを狙ってのことと想像します。
ともあれこういうワインが普通に大手スーパーで買えるようになったのは大変嬉しいことです。
点数 | 74点 |
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毎週日曜は師範代と朝散歩。本日は伊勢佐木町から桜木町へ向かい、もみじ坂から藤棚商店街を通って帰るコース。
朝食は、伊勢佐木町の関内寄りにあるドトールコーヒー 伊勢佐木町店。
師範が注文したのは、モーニングセットA(ハムタマゴサラダサンド+コーヒー)のコーヒーをMサイズにして440円也。
師範代はモーニングセットB(あつあつハムチーズサンド+コーヒー)で同じくMサイズ。
ドトールって言うと街角の小さな店が多いイメージがあるけど、この伊勢佐木町店はかなり広くてゆったりしています。
お値段手頃で悪くないけど、せっかくだから次回はまた別の店を開拓しようっと。
名称 | Boekenhoutskloof "Porcupine Ridge" Cabernet Sauvignon 2015 ブーケンハーツクルーフ "ポークパイン・リッジ" カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
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生産者 | Boekenhoutskloof ブーケンハーツクルーフ |
価格 | 1,566円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
本日の夕食は、米国産牛サーロインのサイコロステーキwithもやし炒め、熊本産馬刺、ソーセージニラ玉、キュウリ大根ツナサラダ。
メインが牛となればワインは赤、それも結構濃そうなヤツで、南アフリカ産のカベルネ・ソーヴィニョンをチョイスしました。
このワインは、南アフリカの名門造り手ブーケンハーツクルーフの廉価版で、
更に下のクラスとは昨年稽古しております。
銘柄の"Porcupine"とは、ラベルに書かれた絵のようにハリネズミのことらしいです。
色はしっかりと濃いけど透明感はあって、
リーデルのボルドータイプのグラスに100mlほど注いだ状態でぎりぎり底が透けるくらいの感じです。
香りは極めてカベルネ・ソーヴィニョン的。樽のかけ具合も良い感じ。
フランスでもチリでも無くて、どちらかと言えば豪州産のカベルネっぽく感じます。
インポーターの説明によれば、少量のマルベックとカベルネフランがブレンドされているとのこと。
ですが、それを嗅ぎ取れるほど師範の嗅覚は立派には出来てはおりません。
味わいは、渋味がかなりまろやかで、口に含んだ一瞬は「軽い?」と思っちゃいます。
ただ、糖度8.9でアルコール度数14.5%はダテじゃなくて、
口の中で存在感を増して長い余韻を残します。
ストレートな感想は「美味い赤だなぁ」です。
とりわけ何か凄い部分があるわけじゃないけど、だからと言ってネガティブな部分も無い、
非常に良く出来たカベルネ・ソーヴィニョンだと思います。
やっぱり名門造り手なだけのことはありますな。万人にお薦めできるワインです。
点数 | 79点 |
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リンク | Boekenhoutskloof "Porcupine Ridge" Cabernet Sauvignon 2015 1,566円 |
まだ焼酎ブームなんてのが起こる前、子供~貧乏学生時代を九州で過ごした師範にとって、
焼酎は「安く酔える酒」であって「味わう酒」じゃ無かったわけです。
だもんで、焼酎ブームってヤツにど~も乗り切れず、
一部の焼酎がやたらプレミアムな値段で売られたりするのを見ると更に鼻白んでおったわけです。
でも最近はそのブームも落ち着いてきたのかな?
一時は「入手困難」なんて言われていた焼酎が探さなくても普通に買えるようになりました。
というわけで、手頃な価格で評判の良い焼酎を飲み比べ。
左が富乃宝山。原料の芋は黄金千貫、麹は黄麹、四合でお値段1,543円也。
みんな知ってるプレミアム焼酎の草分けですね。
初めて飲んだ時、芋焼酎なのに全く芋臭く無いのは衝撃だったなぁ。
今飲んでも芋っぽさはほとんど感じなくて、ラム酒のような香りと甘い味わいでとてもスムーズ。
居酒屋なんかで選択肢にあったら師範はこれを選びがちです。
真ん中が赤霧島、原料の芋はムラサキマサリ、麹は白麹、五合でお値段1,269円也。
白や黒はどこにでもあるのに赤は結構入手困難だった気がするけど、
最近やたら流通量が増えたみたいで良く目にします。
この焼酎の香りは、『「焼酎のような香りがする」ワインの香り』に近い気がします。
例えば南仏の自然派とか、日本ワインとか。
こういう焼酎が普通に1,000円ちょっとで買えるのは良い時代になりましたな。
右が伊佐大泉。原料の芋は黄金千貫、麹は白麹、五合でお値段税込み1,090円也。
最近安ワイン道場のツイッター・タイムライン上では評判の一本です。
この3本の中では、これが一番芋っぽさが強いと想います。
なんとなく肉類を想わせる、ソーセージっぽいというかフランスのシャルキュトリー売り場みたいな香りがします。
そういうのが苦手な人はダメかも。師範もどっちかというと前の2本の方が好き。
そんな感じで、やっぱり飲み比べは酒の種類に関わらず面白いですな。
特に焼酎なんかは飲みかけも普通に栓をして放置できるので、同時抜栓の敷居が低いのが良いよね。
名称 | Montes Alpha Chardonnay 2015 モンテス・アルファ シャルドネ 2015 |
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生産者 | Montes S.A. モンテス S.A. |
価格 | 1,632円 |
購入店 | カルディコーヒーファーム ららぽーと横浜店 |
本日の夕食は、次女の提案で最近購入した、ドンキで980円のタコ焼き器を使ってのたこやきパーティ。
九州出身者としては家でタコ焼きを作るというイメージは無かったんだけど、やってみると楽しいもんですな。
そんなジャンクな夕食に合わせたワインは、軽めの赤か重めの白か悩んだけど、
在庫と相談してチリ産の白。銘柄は勝手知ったるモンテス・アルファ。
直近の稽古は1年前に2014年産。
タコ焼きソースの甘じょっぱい感じに合うかな、と考えた次第であります。
色はそんなに濃いわけじゃ無くて、普通に薄めのレモン色。
香りは、やっぱりイイなぁコレ、です。
マンゴーや黄桃のような南方系のフルーツ香と、バタースコッチのような甘香ばしい感じ。
香りのボリュームもたっぷりで、「あたしゃ高級です」って香りが主張しています。
口に含むと更に樽がしっかり、まるで往年のカリフォルニアン・シャルドネみたいなイメージです。
味は香りほどの厚みは無くて、コッテリとスッキリの中間くらいの味わい。
糖度7.3にpH3.0、狙いドコロが絶妙な感じがしますな。
華やかではあるけど下品になり過ぎず、とても上手にコントロールされたワインという印象です。
ハズさない銘柄として推奨できるワインです。
これを買ったカルディのみならずあちこちのデパートやスーパーでも買える入手容易性もナイスです。
点数 | 78点 |
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読者の方には全然関係ない、極私的な師範の健康関連二題。まずは良いニュースの方から。
師範のような若くない酒飲みにとって気になるのが血液検査におけるγ-GTPの数値。
年一回の人間ドックでは飽き足らず、先週水曜(一日休肝日空け)に「趣味の献血」を行いました。
結果、γ-GTPの数値は44、基準値が9~68なのでバリバリの正常範囲内。
以前は100近くまで上がったこともあるけど、週三の休肝日を取るようになって概ねこれくらい。
やっぱ楽しく飲み続けるためには肝臓労わるの大切だわ。
もう一方は悪い?ニュース。
ここ数日腰の痛みがひどくて、立っているだけでも辛いような状況。
さすがにこれじゃシャレにならん、ということで、本日はお休みを取って整形外科へ。
そこでレントゲンを撮ってもらったところ・・・「ただの腰痛です」との所見。
椎間板もちゃんとスペースがあるので、ヘルニアの類では無いとのこと。
まぁ大病じゃないのは良かったんだけど、
なんの原因も無いのに腰痛になってしまう歳になってしまったんだなぁ、と若干ブルーに。
気持ちはまだ二十代なんだけどなぁ。
ま、「健康なカラダ」あっての安ワイン道場、無理せずボチボチやっていきます。
名称 | Baron de Luze Sauvignon 2013 バロン・ド・リューズ ソーヴィニョン 2013 |
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生産者 | La Maison de Luze (De Luze et Fils) ラ・メゾン・ド・リューズ (ド・リューズ・エ・フィス) |
価格 | 469円 (単品価格 1,380円) |
購入店 | ヴェリタス~輸入直販ワイン専門店 |
診察自体は午前中の早い時間で終わり。そして皆さん既に忘却の彼方だと思うけど、
今日は「プレミアムフライデー」らしいです。なので師範は終日お休みを取得しました。
よってもって本日の夕食調理担当は師範であります。
メニューは、刺身盛り合わせ(天然ヒラメ、ハタ、メキシコ産本マグロ)、焼きシシャモ、アンコウの唐揚げ、水菜のお浸し。
どっからどう見ても白が合いそう、それも軽いヤツを!ってことで選んだのが、
「フランスボルドー白6本セット/第1弾」税送料込み6,960円が楽天スーパーSALEで3,478円からの最後の1本。
このセット、これまではかなり玉石混淆(良い方から
コレ→コレ→コレ→
コレ=コレ)でした。
色は、結構しっかりしたレモン色が見て取れて、「あぁ2013年はもう5年も前なのね」と再認識させられます。
香りは結構良い感じです。ボリュームはそこそこあって、
いわゆるソーヴィニョン・ブランらしいハーブとか南方系フルーツの香りではなくて、
例えばシャブリや甲州みたいなミネラルっぽさがメイン。それにほんのりと樽の香ばしさが乗っています。
味のインパクトは弱め。サクッと1杯だけだと「なんじゃこの水みたいなワインは?」ってなりそう。
でも、案外バランスは悪く無くてしっかりした旨味と酸を感じるんで、
時間をかけて一人でしみじみ飲むには具合良かったりします。生魚や焼き魚との相性も悪くありません。
このワイン、目立たないけど微妙な部分を突いてくれて結構アタリでした。買値相当額の500円以下だったら猛烈にお買い得、
単品価格の1,380円でも全く違和感ありません。玉石混淆のセットの中ではかなり「玉」側かも
・・・と思って下記リンクから販売店に行ってみると既にセットには含まれていないのね。
何か他のセットに組み込まれた時などに買い推奨、です。
点数 | 76点 |
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リンク |
フランスボルドー白6本セット/第1弾 6,960円 (2018/02/23現在はセットに含まれず) Baron de Luze Sauvignon 2013 1,380円 |
名称 | Perrito Cabernet Sauvignon N.V. ペリート カベルネ・ソーヴィニョン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | サッポロビール |
価格 | 537円 |
購入店 | 富士スーパー 保土ヶ谷店 |
先月、「大手ビールメーカーが輸入しているワンコイン&動物アイコンのチリワインはどれを買うべきか?」
という企画を敢行したわけだけど、
そこにはMissing Pieceがありました。
というのも、サントリーのサンタ、アサヒのアルパカ、キリン(メルシャン)のプードゥ以外に、
大手ビールメーカーもう一社のサッポロも出していたんですな。
それがコレ、犬の顔がデザインされた「ペリート」というワイン。
ツイッター経由で教えて頂きました。
本日のメニューである豚ロースのソテー、生ハム&レタス&トマトのサラダ、ミミガーとキュウリの酢の物に合わせて稽古します。
実はこのワインは以前の3本と違って瓶詰めは日本国内。
『チリ産ワインを日本へタンクで輸入し、自社ワイナリーの厳しい品質管理のもとで瓶詰めを行っております』と書かれています。
師範の理解だと、現地で瓶詰めされたものよりこの手のバルク輸入ワインは品質が落ちると思っていたけど、果たしてどうっすかね?
数値面でこのクラスの代表的銘柄であるアルパカと比較すると、
アルパカは糖度が7.9でpHが3.2、このペリートは糖度が7.0でpHが3.5。
明らかに甘くなく酸も弱いと出ています。
色は、透明ボトルなんでボトルの外からだと薄めに見えるけど、
グラスに注ぐとそんなことも無く、南米のカベルネらしい濃さと青みのある紫色です。
香りのボリュームは中~弱くらい。こちらもカベルネらしい青臭いピーマンのような香りが主体。
茎も葉っぱも一緒くた、というか未熟果も含めてそのまま醸造しました、という感じがします。
口に含むと、確かに甘さはそんなに感じません。そしてかなり渋味が旺盛ですね。
変なクセやヤラセっぽい感じは無くて、ガガガッと収穫&醸造した普通の安カベルネといった風情です。
結果、ちゃんとカベルネらしさはあって、奇をてらわないというか化粧っ気が無くてスッピンな印象を受けるワインです。
それはそれでアリだと思うけど、このクラスは多少化粧でもしないと埋没するというか、
おぉ!ってのが無くて地味めの飲後感です。
日ごろ高級ワインをお召し上がりの方の「箸休め」には良いかもだけど、
一般ウケの観点では難しいんじゃないかな?
でもそれってやっぱりサッポロらしさかな?などと思ったりもします。
このあたりは好き嫌いが分かれるポイントかもですね。
前の3本だとサンタが近いと思います。
点数 | 68点 |
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ここんとこ習慣になっている、日曜朝の師範代とのみなとみらい散歩、本日の朝食場所は伊勢佐木町の上島珈琲店 カトレヤプラザ伊勢佐木店。 師範が注文したのはコールスローたまごサラダサンドセット 550円(左写真)、 師範代のがベーコンエッグ&厚切りバタートーストセット 650円(右写真)。 それなりに美味しいわけですが、一人600円っつーと普段の昼食の値段なんだよね。 そしてこの伊勢佐木町にはJRAの場外馬券場があるので、 朝も早くから競馬新聞を手にした人でほぼ満席。 早々に退散しました。
名称 | Primitivo di Manduria 2016 プリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア 2016 |
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生産者 | Poggio le Volpi ポッジョ・レ・ヴォルピ |
価格 | 1,109円 (単品価格 1,231円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、豚ヒレカツ&チキンカツ、長ナスの素揚げ、大根ツナサラダ。
ワインは、「一個人『イタリアワイングランプリ』今飲むべきイタリアワイン6本セット」
税送料込み7,711円から、プリミティーヴォ種を使った赤。
プリミティーヴォは米国のジンファンデルと同じ品種らしいですな。
ちなみにこの銘柄は、2014年産と稽古済み。
イタリアン・レストランで飲んだんだけどたいそう好印象だったんで、このワインにも期待するところ大であります。
色は、しっかりと濃いルビーのような赤紫色。エッジに僅かにオレンジがかった感じが見えます。
香りは大変立派です。煮詰めたプルーンジャムのような甘いベリー香がバシッと来ます。
それだけと言えばそれだけなんだけど、とにかく美味しそうな香りなんです。
口に含むと、スーッと流れ込む感じで渋味穏やか。
でも甘さはしっかりで、人類が根源的に感じる「美味しい飲み物」な印象を受けます。
そしてアルコール度数は14%もあるので、飲み応えも十分感じます。
惜しむらくは後味に渋味がザラつく感じはあるけど、そんなのは1,000円強のワインにはあって当たり前です。
これも美味いなぁ。一本目のネグロアマーロも良かったけど、これも良い。
どちらもプーリア州の赤で、どちちも万人に好かれる感じの濃さと柔らかさを兼ね備えています。
「ブーツのかかとのプーリア州(※)は赤ワインが美味い」と覚えましょう。
(※)Wikipediaだと「プッリャ州」と表記されていますが、イタリア政府観光局だと「プーリア州」表記なので、 道場では後者を採用しています。
点数 | 82点 |
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リンク |
『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット 7,711円 (楽天) 『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット 7,711円 (amazon) Primitivo di Manduria 2016 [Poggio le Volpi] 1,231円 |
本日は、横浜そごう10階のレストラン街にある京鼎樓(Jin Din Rou) そごう横浜店という台湾料理店にて外食。
というのも先日「通常5,000円のコースが2,500円」という新聞折り込み広告が入っていたから、
台湾料理に興味もあったので予約した次第。
ネットで調べると、別に新聞折り込みじゃなくてもこの値段のクーポンを出しているところもあるみたい。
ともあれ2,500円で中華のコース料理が食べられるなら良いでしょう、と。
それにしてもデパートのレストラン街の店を利用するのなんて何年ぶりだろ?
ほぼ記憶にないくらい久しぶりです。
店内は、入ってすぐのあたりにオープンなテーブル席、
奥の窓側にちょっと仕切られた感じのテーブル席が並んでいます。
手前がフリーの客、奥が予約客という感じですかね。
予約済の師範らは奥の席に案内して頂きました。
そして、税込2,500円のコースの内容は以下。
酔っ払い海老のレッドチリソース | (右写真手前) |
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蒸し鶏のジンジャーソース | (右写真奥) |
京鼎楼オススメ小籠包3種(烏龍小籠包、蟹小籠包、小籠包) | (下写真) |
ピクルス唐辛子と赤魚の蒸し物 | |
江戸菜と干しエビの炒め | |
豚肉と彩り野菜のクレープ包み | |
牛肉と茄子の広東味噌煮込み | |
上海焼きそば | |
杏仁フルーツソース豆腐 |
半額のサービスコースなんで手抜きがあるかと警戒したけど、普通にちゃんとしたコースでした。 特にこのお店のスペシャリテらしい小籠包は、それぞれ香りが違って美味しかったな。 その他の料理も立派に美味しいお皿が続いて、「こりゃお得だな」感に包まれます。
飲み物は、まずはビールで。 このお店のビールは、右写真の瓶ビール(中)とグラス生ビールが同じ値段で税込み690円。 だったら瓶でしょ、です。グラスは350mlも入らないような小さいヤツだったし。 銘柄は残念ながらスーパードライです。 同じアサヒでも、「熟撰」とかあるじゃないですか?そういうのを置いて欲しいなぁ。 アサヒ以外には台湾ビールの小瓶790円なんてのもありましたが、そこまでの異国情緒は求めていません。
ビールで喉を潤したら、やっぱり中華には紹興酒でしょうってことで、紹興酒飲み比べセット三種1,200円を注文。
手前から、5年物、10年物、15年物とのことです。
色を比べると、手前が一番濃くて相対的に奥が薄い感じ。
白ワインや清酒から類推すると「そりゃ逆でしょ」と思ったけど、
飲んでみると確かに薄いヤツの方が熟成感がありました。
紹興酒ってそうなんですかね?
ともあれ、こういう飲み比べセットってのは楽しいですな。
ぜひ居酒屋のワインなんかでもやって欲しいところであります。
ツイッター経由で『紹興酒はカラメルを添加したりする場合もあるので年数以外にも色を左右する要素がある』 と教えて頂きました。なるほど。
上記までじゃ若干飲み足りなかったのと、やっぱりワインがどうなのか興味があって白ワイン グラスを注文。
お値段は税込み750円。
中身は、南仏の白でアルデシュ シャルドネらしいです。
ハウスワインとしてはなかなか的確な銘柄のチョイスだと思います。
ただ、右写真でも判るようにいかんせん量が少ないのね。100ml切ってるかも。
それで750円は取り過ぎでしょう。このお店の雰囲気でこのグラスでこの量なら400円くらいが適正価格・・・
というような世の中になって欲しいなぁ。
お会計は、コース2,500円×4+ビール690円+紹興酒1,200円+グラスワイン750円=12,640円也。
料理はちゃんと美味しくて、この値段でこのコースを頂けるのは大変お得です。
反面、アルコール類は(飲み比べセットを除いて)かなり割高な印象。
そういうところでバランスを取っているんでしょうな。
ワンコイン&動物アイコンのチリワインと集中稽古(赤と白)
などしていたら、
ツイッターとか
フェイスブックとか
e-mailとか経由で各方面から「これはどうよ?」とのご提案、ご推薦を頂きました。
情報ありがとうございます。
中にはワンコイン価格では無く、チリ産でも無い銘柄も含まれておりますが、
せっかくのご提案ですのでそれらを一通り買って参りました。
これを一気にやっつけるとさすがにココロが疲弊するし(※)、相互に比べる意味もあまりないと思いますので、
一本ずつボチボチ稽古して参ります。
(※) このクラスだと「イケてない」ワインである可能性が十分あると思ってます。 人様に『お薦めです』と言われたワインに対して「いや私はイケてないと思う」と意見表明するのは、 「稽古したワインは全て公開」を基本としている安ワイン道場としては仕方ないことではあるけど、 やっぱり多少の度胸は要るんです。
名称 | Oak Leaf Vineyards Shiraz N.V. オーク・リーフ・ヴィンヤーズ シラーズ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Oak Leaf Vineyards オーク・リーフ・ヴィンヤーズ |
価格 | 483円 |
購入店 | 西友 鶴ヶ峰店 |
・・・そんな感じで本日チョイスしたのは、リアルなお知り合いからフェースブック経由でご推挙頂いたカリフォルニア産の赤。
大手スーパー西友が輸入している銘柄ですが、調べたら親会社の米国大手スーパー"Wallmart"で売られているワインのようですな。
ずんぐりしたボトルで、米国産であること以外に産地の記載は無く、ヴィンテージも表記なし。
添加物として酸化防止剤(亜硫酸塩)以外に保存料(ソルビン酸)含有の表記あり。
百戦錬磨の安ワイン者たる師範としては、ちょっと身構えて稽古する必要を感じるワインです。
ちなみに本日の夕食の調理担当は師範で、メニューはアカイカのもろみ焼き、麻婆豆腐、モヤシのナムル。
米国産の赤に合わせて、ややジャンキーな味わいの料理を並べてみました。
栓は短いながらもNOMACORCです。南米や豪州だと当然スクリューキャップの価格帯なんだけど、
そのへん米国はやっぱりコルクが好きなのかな?
グラスに注ぐと、大き目グラスでぎりぎり透ける程度の紫色で、結構しっかりしているように感じます。
香りのボリュームは中~弱くらい。ほんのりブルーベリーの香りに加えて、
まるでラブルスカ種のような、甘酸っぱい感じのストレートなブドウらしい香りがします。
味わいはかな~り甘い。糖度9.3は尋常じゃない甘さだけど、
甘さの後ろに渋味もあって、それなりに存在感のある味わいに仕上がっています。
チリのワンコインと比較して、顕著なのはしっかり感。
とにかく甘が顕著で前回稽古した3本より明らかに飲み応えがあります。
ただ、飲み続けるとその飲み応え感がネガティブに作用して、
特に甘さが鼻について飲み飽きするんだよな。だもんで後半は炭酸で割って飲み干しました。
このあたりは好みとシチュエーション次第かも。
複数人で1本とか、複数日に分けて1本とかだと良いでしょうね。
そして、甘さも濃さもあるので、料理用にするなら明らかにこっちが適してます。
ただ普通に一人で一本飲むんだとかなり辛いっす。
点数 | 69点 |
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名称 | Espace of Limari Rose Brut N.V. エスパス・オブ・リマリ ロゼ ブルット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Maycas del Limari マイカス・デル・リマリ |
価格 | 997円 |
購入店 | カルディ・コーヒーファーム ウィング高輪イースト店 |
本日はバレンタインデーであります。
もう恋だの愛だのといった感覚はとうの昔に置き忘れ、
ワインが濃いだの甘いだのばっかり言っている毎日ではありますが、
家庭内の女性陣が『今日はお父さんが先に風呂に入ってよろしい』などと言ってくれる特別な日なわけで、
それはそれでありがたい日だったりもします。
そんな日のメニューは、本マグロと真ダイのカルパッチョ、豚スペアリブ、キノコ3種と砂肝のアヒージョ、
ブロッコリーとトマトのサラダ、主食は"DEAN & DELUCA"のバゲットとチャバティーナという豪華版。
ワインも、「やっぱりバレンタインデーには泡モノ、それも色はピンク!」ということで選んだチリ産のスパークリング。
ノーマルのは先月稽古しております。
お値段は1,000円以下のお手頃価格ですが、ピンクの液体から泡が出ると考えただけで気分がアガるってもんです。
色は、ピンクというより薄いオレンジです。泡立ちはたっぷりあって、外観はかなりのプレミアム感。
やはり気分がアガります。
香りは、黒ブドウ(ピノ・ノワール?)的なイチゴの香りがしっかり。
あとはリンゴかな?シンプルなフルーツ香だけど、物足りなさはありません。
味わいはかなり甘め。黒ブドウらしい軽い渋味と旨味もあって、結構本格派な味わいです。
良いんじゃ無いですかね?コレ。
カルディのセールで買ったので、普段はもう少しお高いかも知れないけど、1,000円台前半の価値は十分あります。
特に色や見た目が華やかなので、パーリーピーポーにもお薦め。
師範代に貰ったチョコレート(オランジェット)に合わせてもそんなに違和感はありません。
ただ、チョコに合わせるだったらやっぱりブランデーか良いとは思いますけどね。
点数 | 77点 |
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今朝も師範代とみなとみらいまで朝の散歩。
西高東低の冬型の気圧配置で、日本海側がえらいことになっている時でもここ関東南部はピッカピカの晴天。
やや風が冷たく寒いけど、ウオーキング日和ではあります。
汽車道脇の海ではスタンドアップパドルに興じる人が数名。
この遊び、最近見かけることが多い気がしますな。なんだか楽しそうだなぁ。
ちなみに朝食は、みなとみらいのグランドセントラルタワー内にあるサンマルクカフェで、
サンドイッチとコーヒーのセット。
朝ごはんを外食なんて、本人はリア充になったような気分満点なんですが、師範のセットの料金は420円、
師範代のフレンチトーストとコーヒーは290円。リア充というよりプチ貧民かもです。
名称 | Savigny-les-Beaune Premier Cru "Les Hauts Jarrons" 2014 サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "レ・ゾー・ジャロン" 2014 |
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生産者 | Dom. de Bellene ドメーヌ・ド・ベレーヌ |
価格 | 3,980円 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
連休最終日だし、道場掲載6,200本目だしってことで、
久しぶりに道場の安ワイン基準である3,000円を超える「破戒ワイン」を開けちゃいます。
モノは、「二コラ・ポテル(※)」の元当主、
二コラ・ポテル氏が興した「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」のサヴィニー・レ・ボーヌ1級畑。
ラベルには畑や醸造のデータが非常に細かく書かれていて、
標高266mで広さ0.4731ha、斜度15%の畑に1974年に植えられたピノ・ノワールを100%使い、
収穫は2014年9月22日、20%新樽で熟成、清澄も濾過もせず2015年12月1日に瓶詰。
生産本数は2,123本らしいです。
ちなみに、合わせた料理はローストビーフ、キュウリと人参と切り干し大根のサラダ、キハダマグロの漬け丼です。
さて抜栓・・・なんですが、ご丁寧に蜜蝋で封止してあります。
コレ、上手に抜栓するの難しいんだよなぁ。どうしても周りに蝋が落ちてテーブルが汚れるのよ。
「温めれば良い」とも聞くけど、それはちょっと面倒だし。
そういう大変な思いをして抜いたコルクは、キッチリ造り手の名前も畑名もヴィンテージも入った50mmの立派なモノ。
抜いた大変さを忘れます。
色は、澄んだ赤紫でブルゴーニュのピノ・ノワールにしてはちょっと濃いめかも。
やっぱり良いワインはキレイな色をしているなぁ・・・と感じるけどこれは多分先入観のなせる業。
香りは、コート・ド・ボーヌのピノらしいイチゴのような果実香と革製品っぽさが前面に出ていて、
スワリングすると甘香ばしい樽が微かに感じられるバランス。
悪くないけど、もう一声ボリュームがあればなぁ、という感じ。
味わいは、カチッとした渋味と酸味が骨格を形成していて、甘味はその後ろに隠れています。
糖度は7.6もあるので決して甘さがないわけじゃ無いんだけど、
香りも味も全体に小ぶりで飲んだ感じは明らかに若いのね。
午後4時過ぎに抜染したんで、開くの期待でゆ~っくり飲むと心に決めました。
抜栓後4時間経って、香りに関しては結構ボリュームが増したように思います。
でも味わいは固いまんまなんだよね。特にカッチリした渋味が頑固な感じが邪魔くさいというかいじらしいというか・・・
とにかく開けるのが早すぎました。識者に言わせれば「幼児虐待」かも。
4,000円でこのしっかり感は間違いなく立派なんだけど、今飲むべきワインでは無いように思います。
あと5年待てだな。
(※)造り手名としての「二コラ・ポテル」は、その名前ごと親会社のコタン・フレールに買われたそうです。 自分の名前を他人が、それも決して良い評判を聞かない造り手が使うのって忸怩たる想いでしょうな。
点数 | 76点 |
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道場の清酒の消費量は極めてスローペース、だいたい2ヵ月に四号瓶1本飲む程度です。
今回はちょっとだけペースが速くて、年末に開けた
磯自慢 吟醸 しぼりたて生原酒がそろそろ飲み終わり。
それで昨日買って来たのが、師範代の地元佐賀のお酒鍋島 特別純米酒 green label。
お値段は四合で1,434円。
比較すると、やっぱり華やかさでは磯自慢が上ですね。
ただ、華やかさの傾向はやや違っていて、磯自慢はメロンっぽくて鍋島はリンゴっぽい感じです。
口に含むと、磯自慢は抜栓から日が経っても軽やかな感じを維持しています。
鍋島は、開けたてということもあって微炭酸を感じるくらいフレッシュ。
どことなく渋味にも近いような収斂性がアクセントになっています。
アルコール度数は磯自慢が「17度以上18度未満」で鍋島は「15度」と差があるんだけど、
その数値に反して磯自慢の方が『飲みやす~い』と言われそうな気がします。
清酒も飲み比べると面白いな。というか、多分師範は飲み比べないと差が分からないと思います。
セラーに立てておけば一月くらい平気なところ良いですね、清酒は。
名称 | Bellingham "Homestead" Chardonnay 2016 ベリンガム "ホームステッド" シャルドネ 2016 |
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生産者 | Bellingham Wines ベリンガム・ワインズ |
価格 | 1,490円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
上記清酒は鰹のタタキに合わせてましたが、そんなのはあっという間に食べ終わり。
本日の夕食のメインは、エビフライ、イカフライ、イワシの梅シソフライというフライ三昧(揚げ種は全てByイオン)。
あとは愛知県のトマト、ほうれん草のお浸し、ガーリックライスとポトフ。
ワインは、最近軽くハマっている南アフリカ産。本日のチョイスは白のシャルドネで、
造り手はステレンボッシュの「ベリンガム」というところです。
色は、1,000円クラスのニューワールド産シャルドネと比べてちょっと黄色みが強いかな、ってくらいで、
それほど目立った感じはありません。
香りのボリュームは若干弱めかな?期待が大きかったから弱く感じるのかも。
リンゴと柑橘類のフルーツ香、それにバタークッキーのような香ばしさを感じるには感じます。
ただ、いかんせん弱いんだな。
口に含んでもその「今一つ伸びない感」は継続していて、味わいやバランス含め雰囲気は悪くないんだけど、
なんとなく内向きに閉じた感じなんだなぁ。
きちんと栽培され醸造されたシャルドネだということは判るし、
1,500円のワインの平均値くらいのクオリティだと思うけど、
期待はもっと上にあったわけですよ。だもんでこの結果はちょっと残念。
スクリューキャップなんでブショネとかは考えづらいけど、ボトルバリエーションなのかな?
まぁそういうこともありますわな。
点数 | 71点 |
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リンク | Bellingham "Homestead" Chardonnay 2016 1,490円 |
今飲んでいる清酒が空になりそうだったので、散歩がてら南太田方面へ買い出しへ。 大岡川沿いを歩いていたら、なんとカワセミに遭遇。居るんですねぇ、土手も無いような都会の川にもこういう鳥が。 眼光鋭く水面を睨んでおられました。
夕食は、最近良く行く焼肉屋さかい 天王町店。 年末に利用した際にもらった6,500円分のクーポンがそろそろ期限だったのが最大の理由。 まんまと敵の術中にハマっております。
焼肉と言えばビールです。ワインも飲むけどまずはビール。 というわけで駆けつけ一杯で注文したのが、生ビール(大)843円。 銘柄はプレミアム・モルツ。 中ジョッキしかない場合は瓶ビールを頼みがちな師範ですが、 大ジョッキがあれば話は別です。 要するにタップリ飲みたいんですな。チマチマ注文するのがめんどくさい、という性格です。 飲む人一人なのにピッチャーを頼むことも考えたけど、 さすがにそりゃおかしいだろ!ってことで思い留まりました。
料理は、上牛タンとかカルビとか、好きなものを好きなだけ。 左写真は、手前右から時計回りに牛ホルモン、鶏なんこつ、ハラミ、ミノぽん、ガツ刺し。 師範は、焼肉の際の肉のクオリティは「だいたいで良い」って感じ。 牛タンだけは安いヤツだと硬くてダメだけど、それ以外はだいたいでオッケーです。 つくづく自分の孝行舌に感謝しております。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2016 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2016 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | \530 (187ml) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
前回と全く同じ銘柄・ヴィンテージです。ミニボトルで税別490円。
他には同じサイズと値段の白もあるし、
フルボトルだと税別2,000円でイタリアのヴァルポリチェッラ・クラッシコとドイツのピースポーターがあるけど、
やっぱりコレが一番使い勝手が良いんですな。
なのでとりわけ好きってわけじゃないけど、毎度コレを注文、最近の道場で一番リピートの多い銘柄となっております。
色は濃いんだと思います。小さなグラスでも向こうが透けない感じですから。
香りは、最初「あ、コレ、ちょっとヤバい?」な雑巾臭。
不潔というわけではなく、「輸入ワイン使用」な国産ワインにあるような感じ。
ただその香りは最初だけで、飲み始めるとなくなって(気にならなくなって)普通に南仏のカベルネ的なベリー香とピーマン香になります。
味わいは軽いっすね。でも、薄いと感じるほどでは無く、そこそこの厚みはあります。
前回と比べると若干落ちたかなぁ。このクラスも若けりゃ若い方が良いのかも知れません。
銘柄が変わらないとしたら、次は2017年ヴィンテージ待ちかな?
欲を言えば、チリでも豪州でも良いけど、もう一種類くらい選択肢があれば良いんだけどなぁ。
点数 | 69点 |
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お会計は、6,500円分のクーポンを使って、駐車場代として600円引いて貰って、お支払いは6,000円弱。 この値段で家族四人で焼肉が食べられるとねぇ、いつも同じ店だとメニューが固定化するし、 なによりワインが毎度同じのになっちゃうけど、やっぱりまた来ちゃうわけですな。 やっぱり敵の術中にまんまとハマっております。
名称 | Negroamaro 2014 ネグロアマーロ 2014 |
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生産者 | Matané マタネ |
価格 | 1,245円 (単品価格 1,382円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、鶏手羽先の唐揚げ、ナスとインゲンの素揚げ。
ワインは、「トップソムリエ太鼓判!一個人『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット」
税送料込み7,711円からの一本。
中でもこのワインは、その雑誌のコンテストで1位を取った銘柄とのこと。
ボトルの外観的には、普通の重さで底の凹みも浅い瓶&スクリューキャップ&地味なラベル、
そんなプレミアムなワインが入っているようには見えなかったわけですが・・・
色はしっかりとこい紫色。"Negro"というほど黒くはないけど、カベルネやメルロー同等の濃さがあります。
香りは、イタリアらしい人懐っこい感じとシラーのようなスパイシーさ。結構ボリュームもあって「良い香り~ぃ」って感じです
・・・と、そこまでは斜に構えていたけど、味わいが凄いです。
甘酸っぱくて柔らか、まさに高級ワインのバランス。特に甘味が突出していて、測定値としては糖度9.1、まるで甘口ワインです。
品種で言えば米国のジンファンデルに近いかな?渋味やわらかで甘酸っぱい感じがとても好印象です。
ワインは見かけによりませんな。安っぽい外観だけど、まるで高級イタリアワインみたいな味わいが詰まってて激しくナイス。
これが単品価格1,500円以下ってのは超お買い得です。
「一個人」なる雑誌は読んだこと無いけど、ちゃんと良いヤツを掘り出してくれている、と思いましたよ。
若いけど、このワインに関しては手放しでお薦め。誰でも美味いと思うはずです。
点数 | 84点 |
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リンク |
『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット 7,711円 (楽天) 『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット 7,711円 (amazon) Negroamaro 2014 [Matane] 1,382円 |
永遠の二十代の師範代もいよいよ「運動しないと」って気になったようで、
ここんとこ日曜の朝は師範と一緒に散歩しております。
そこで本日はちょっと遠くまで、伊勢佐木町からみなとみないを廻るコース。
師範一人だと休みなしに歩くんだけど、師範代的にはみなとみらいあたりで足が痛くなったらしいのでちょっと休憩。
朝9時まえだったけど、幸い「マリン&ウォーク」の&swell(アンド・スウェル)というカフェが開いていたのでそこで一休み。
左上写真がその店内。みなとみらいのカフェらしくオッシャレーな感じです。
注文は、師範がドリップ・コーヒーのミディアム350円、師範代は同じもののスモール280円。
店内で頂いたんだけどカップを使わないのがこういう店の流儀なんですかね?
あと、ミディアムとスモールだと量が倍くらい違います。
スモールだと少なすぎ、ミディアムだと多すぎるので、二人でこの量でちょうど良かったと思われます。
それにしても、休日の朝からみなとみらいまで散歩してカフェで海を見ながらコーヒー、
なんかリア充感ハンパ無いですな・・・なんてことは置いといて、今後も健康で暮らしたいものであります。
・・・と、「健康で暮らしたい」と言いつつワインを3本も開ける暴挙、
先々週は赤でトライした
大手ビールメーカーが輸入しているワンコイン&動物アイコンのチリワインはどれを買うべきか?
をやっちゃいます。本日やっつけるのは白です。
ルールも前回同様、3本同時に開けてブラインドではなくオープンで比較。
まず夕方はワイン単体で飲んで詳細を捉え、次に前菜のピクルスやトマトとブロッコリーとソーセージのチーズ焼きに合わせ、
最後は本日のメインである鴨鍋と昨日の刺身の残りを漬けにしたものに合わせます。
1日で3本は飲みきれないんでキャップを戻してセラー(=ほぼ冷蔵庫野菜室の温度)に立てて3日後再稽古、とする点も前回同様です。
白に関しても一番ベーシックだと思われるラインナップで揃えました。シャルドネが含まれている点は同じですが、 それ以外の品種が3本とも異なります。
銘柄 | 品種 | 備考 |
---|---|---|
サンタ | ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ | |
アルパカ | シャルドネ、セミヨン | |
プードゥ | シャルドネ、ペドロ・ヒメネス | シャルドネ55%/ペドロ・ヒメネス45% |
サンタはソーヴィニョン・ブラン主体、他の2本はシャルドネ主体。 アルパカのシャルドネとセミヨンというカップリングも珍しいけど、 なにより珍しいのはプードゥのペドロ・ヒメネス。 この品種、単体で稽古したことは無いんじゃないかな? 品種名の書かれていない安ワインではあるかも知れませんが。
生産年、原産地呼称、アルコール度数、添加物の違いがコレ。
銘柄 | 生産年 | 原産地呼称 | アルコール度数 | 添加物 |
---|---|---|---|---|
サンタ | 2016 | Valle Central | 12.5% | 酸化防止剤(亜硫酸塩) |
アルパカ | 2016 | Valle Central | 13% | 酸化防止剤(亜硫酸塩) |
プードゥ | N.V. | (記載無し) | 12.5% | 酸化防止剤(亜硫酸塩)、酸味料、安定剤(CMC) |
サンタとアルパカはヴィンテージも原産地呼称も添加物も同じ。 プードゥだけ異質で、ヴィンテージも原産地も不明、そして添加物に酸味料と安定剤(CMC)が含まれています。 CMCとはカルボキシメチルセルロースのことで、増粘剤の食品添加物。 しばしばワインに添加され、 画一的な味わいになることから師範が嫌っているアカシア(アラビアガム)と同じような目的で添加されているものと思います。
裏ラベルの説明を見ていきますと・・・
銘柄 | 説明 |
---|---|
サンタ | フレッシュな果実味と、イキイキした軽快な酸味が特長。フルーティでさわやかな味わいの辛口ワインです。 |
アルパカ | チリの名門サンタ・ヘレナ社がお届けする高品質ワイン「アルパカ」。トロピカルフルーツを思わせる豊かな果実味とコクのある味わいです。 |
プードゥ | プードゥは南米チリに生息する世界で最も小さな鹿。その可愛い鹿がモチーフのこのワインは、チリの名門コンチャ・イ・トロ社がお届けする、ほどよいコクのあるスッキリしたやや辛口のワインです。 |
アルパカとプードゥの説明前半、造り手やモチーフの説明部分は赤と同じですね。 裏ラベルから想像される傾向は、サンタが「フルーティでさわやか」、アルパカが「トロピカルフルーツで豊かな果実味」、 プードゥが「すっきりで"やや"辛口」(他2本は辛口表記)という感じでしょうか。
そして色の比較。赤以上に差が無いと思われましたが・・・
まず、色合いの差分の絶対値としては微妙です。 左写真は、写真のカラーバランスを多少弄って、できるだけ見て判るようにしたもの。 どれも濃さは同程度ですが、一番左のサンタが最も緑色っぽさが強く、真ん中のアルパカが最も黄色っぽさが強い感じです。 やっぱ「液体色判定機」欲しいな。誰も作らないんだったら師範がクラウドファンディングでもして作るかな?
そして、個人的には一番興味がある、糖度とpHを測定比較。 このデータは有無を言わせないわけですよ。甘いヤツは甘い、酸っぱいヤツは酸っぱいと数値で出ますからね。
銘柄 | 糖度 | pH |
---|---|---|
サンタ | 6.8 | 3.3 |
アルパカ | 7.0 | 3.6 |
プードゥ | 7.1 | 3.2 |
数値的には、サンタが一番甘くなく、プードゥが一番甘酸っぱいワインであることが判ります。
ただ、往々にしてこの数値と飲んだ印象は違ったりするんだよな(爆)。
でも、事前にこの情報があるとないとでは、テイスティングする際の基準というか拠り所が大分違うんだよね。
客観的な比較は以上。以下にいつものフォーマットで記載します。
名称 | Santa by Santa Carolina Sauvignon Blanc / Chardonnay 2016 サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ ソーヴィニョン・ブラン/シャルドネ 2017 |
---|---|
生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 527円 |
購入店 | マルエツ天王町店 |
トップバッターは、赤同様サントリーのサンタから。
「トップバッター」っつったってここの表記上だけの話で、実際は3本同時に開けているんだけどね。
ちなみにこの銘柄は、2年半前に2015年産と稽古済み。
見た目はこれが一番緑を感じてサラリとしています。
香りは裏ラベルに書かれている通り確かに「さわやか」、ソーヴィニョン・ブランの個性が良く出ていて、
ピーチとパイナップルとハーブの香りがします。
その立派な香りと比べると味わいは軽い。
味わい的にもソーヴィニョン・ブランらしいシュッと締まった酸味と軽い苦味があって、
小さいながらもまとまりは悪くないんだけど、いかんせん軽いんで落差を禁じ得ません。
師範代コメントは「香りがフルーティだけどそれが飲んだ時に感じられず薄い」。
でも師範的には香りの良さがポジティブです。
輸入元であるサントリーワインインターナショナルの日本ワイン、昨日の甲州と比較して、
こっちは値段が1/3、日本人としては「残念ながら」だけど一般受けという意味ではやっぱりこっちが上だろうなぁ、と感じます。
なんたって香りがフルーティなのが良いんだよね。
やっぱり安ワインはソーヴィニョン・ブランの方が良いレベルにまで持っていきやすいと思います。
ただ、味わいの軽さはいかんともしがたい。前回みたく、これ一本で通すと物足りなくなると思います。
1/3ほど残してセラーに立てて保存した三日後再稽古。 三日経ってもソーヴィニョン・ブランらしいピーチとハーブの香りは健在です。 味わいはちょっとだけ甘味が増して感じられるかも。 その点いく分飲んだ際の物足りなさが埋められた印象。+1点です。
点数 | 70(+1)点 |
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名称 | Alpaca Chardonnay / Semillón 2016 アルパカ シャルドネ/セミヨン 2016 |
---|---|
生産者 | Santa Helena サンタ・ヘレナ |
価格 | 486円 |
購入店 | スーパー マルセン |
順番は赤ワインと同様で、二番手は最もシェアが高いと思われるアルパカ。
補助品種のセミヨンって、あまりチリでは作られているイメージが無いというか、
少なくともチリ産のセミヨン単品種って飲んだこと無いような気がします。
なぜここでセミヨンなんだろうね?
外観的には、アルコール度数が13%とこれが一番高いこともあって、一番エキス分が多くてネットリ感があるような気がします。
香りは弱め。前のサンタと比べると明らかにボリュームダウン。
香りの要素的には、ピーチだったりパイナップルだったりするあたりは同じなんですが、
ハーブの涼やかさが無いしいかんせん小粒な香りです。
口に含むと、赤同様にやっぱりあります樽の雰囲気が。そうなると俄然高級っぽい印象を受けるのは、
「樽香=高級」という観念を刷り込まれているのかも知れません。
味わいは、薄いっちゃ薄いんですけど案外旨味があって、物足りない感じはしません。
師範代コメントは「香りが無いけど食事には合わせやすそう」。
やっぱりアルパカはまとめ方が上手だと思います。
前のサンタだと、青魚とか魚卵を使った料理とはフルーティさがバッティングするかも知れない。
でもこれくらい控えめな香りだと、そういう「合わない」要素は少ないように思います。
そして味わいも軽さが悪目立ちしないし。
反面、単品で飲んでても面白みは無いんだけどね。
↑と同じく三日後再稽古、ただ結果は全然違ってて、香りはほぼ皆無なくらいに落ちてます。 そういう無臭な液体を口に含むと、「底辺の白ワインですねぇ~」な味わい。 このワインは明らかに初日の方が優秀でした。 後日の稽古で印象ダウンしたのは下記点数には反映しないけど(なぜなら大抵その日に1本飲み干すから)、 敢えて書くとすると-5点です。
点数 | 68点 |
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名称 | Pudú Chardonnay / Pedro Jiménez N.V. プードゥ シャルドネ/ペドロ・ヒメネス (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Viña Concha y Toro ビーニャ・コンチャ・イ・トロ |
価格 | 539円 |
購入店 | マルエツ天王町店 |
最後は、赤では一番好印象銘柄だったプードゥの白。
今回の興味の焦点は補助品種のペドロ・ヒメネスですな。
スペインではシェリーに使われる品種だそうです。
そういう「本来スティル・ワイン用じゃないけど」って品種、
例えばフランス南西地区だとブランデー用品種(ユニブランやコロンバール)に、
師範はあまり良い印象がありません。
これも、「水増し用じゃね?」という先入観を持って稽古に臨みます。
外観的には、色も粘性もサンタとアルパカの中間くらいですな。
香りはほぼ無臭、これが一番弱いです。クンクンと深~く嗅いでも「これ白ワインだろうね」という程度にしか香りません。
口に含むと、おぉシャルドネあるじゃん!という感じのリンゴっぽさと、どことなくゴムのような、
ワイン飲み過ぎた翌日のお小水のような匂いもあります。
味わいは、これが一番厚みを感じると思います。
少なくとも薄い感じはしない。ただ、ややわざとらしい印象は禁じ得ません。
師範代コメントは「ビニールを焼いたような匂いがしてダメ」。
とにかく香りが弱いのが残念。やっぱりペドロ・ヒメネスは「水増し用」だと思われます。
添加物の影響もなんとなくネガティブな印象。なんだかなぁ。大手コンチャ・イ・トロには今後の改善を期待しましょう。
こちらも三日後。香りは・・・なんか段ボールのような匂いがします。 口に含むとうすら甘いだけ。 完全にダメなワインに成り下がってます。何のための「安定剤(CMC)添加」なんだか。 前述の理由により敢えて減点は表記しませんが、 表記するとしたらー10点。これは日を置いちゃダメなヤツです。
点数 | 65点 |
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結果、赤とは真逆でサンタ→アルパカ→プードゥという順番になりました。フルーティさでサンタ、万能選手狙いだとアルパカです。 点数の絶対値は置いといて、こうやって比較して飲むと思った以上に差があって楽しいです。 そして赤同様に感じるのは「これで十分な人も多いんじゃないか!?」ということ。 『安ワイン道場』を名乗りながら、このあたりが手薄だったことを猛省しております。
そして三日後、僅差なんてもんじゃなくソーヴィニョン・ブラン主体のサンタ圧勝です。
これまで、ニューワールドのワインは「抜栓後1週間くらい平気」だと思ってました。
でも今回の結果からその考えを改めざるを得ません。1週間くらい平気なのはちゃんとしたワインで、
ワンコイン・クラスは抜栓即飲み切るのが吉です。
改めて三日後再稽古して冷静になってみると、ワイン者目線ではそれぞれ正直は大して美味くもないです。
特に三日後はかなり残念な感じになっていたし。
ただ、3種同時だとなんだか楽しくて得点に正のバイアスが掛かります。この効果を利用して、
居酒屋で「3種飲み比べセット800円」とかどうっすかね?100ml×3でも十分利益確保出来ると思うけど。
今年もこの季節がやって参りました、ジョエル・ロブション・プロデュースのプレミアム・ヱビス。
ゲヴュルツのようなライチっぽい華やかな香りと軽快な苦味、IPAを派手にしたような感じがナイス。
しかし「格別の乾杯」という今年のネーミングはどうかね?どういうビールだか全く伝わらなくてイマイチな気が。
以前の「香り華やぐ」「華やぎの時間」、という"華"の文字が入っていた方が良かったと思うけど。
「華みやび」と被るのを避けたのかな?
名称 | Suntory Japan Premium Koshu 2015 サントリー ジャパンプレミアム 甲州 2015 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 納税額:3本セット10,000円 (参考価格:1,683円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
本日は節分。夕食メニューは、セルフ恵方巻(要するに太巻きの手巻き寿司)、チゲ風もつ煮込み(レトルト)、トマトとアボカドのサラダ、豚汁。
こういう和の行事の際に開けるのは、やっぱり日本ワインでしょう。
っていうか、正直な感覚として、まだまだ日本ワインってコスパは悪いと思うのね。
なので師範の場合、開けるには何らかの理由というかストーリーが必要だったりするわけです。
ちなみにこのワインは、大阪府泉佐野市のふるさと納税の返礼品(1万円で3本セット)からの最後の1本。
一昨年ワイナリーで同じ銘柄の同じヴィンテージと稽古してますが、
なぜかその時とはラベルやボトルの形が変わっているようです。
色は非常に薄く、レモン色にほんのり薄緑がかっています。
粘性も低く、サラリとした液体という感じに見えます。
香りは、まさに和柑橘、極早生ミカンのような、そして青リンゴのような爽快なフルーツの香りを感じます。
味わいは、甘さはほぼ無く酸味カッチリ、そして日本ワインらしい旨味。
前回と比べると若干熟成したのかな?
ポジティブな変化は味わい全体が馴染んだ感じ、ネガティブな変化は地味でおとなしくなった感じを受けます。
香りはちゃんといているし、味わいの観点でもどんな料理にも合いそうなんで、本日の選択としては正解。
ただ、裏を返せばこのワイン自体の主張はあまり感じられなかったのが残念。
師範の嗜好に限って言えば、こういうワインは若い時に飲んだ方が良い気がするな。
点数 | 72点 |
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リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(納税額) サントリー ジャパンプレミアム 甲州 1,683円 (@amazon) |
本日は、年に1~2回くらいの頻度で集まっている中学時代の友人飲み会。
本日参加者は4名で、幹事で剣道部のMz、テニス部のMt、隣の中学のMr、師範。
以上は全く自分向けの備忘録。
店は、虎ノ門にある中華の居酒屋味覚 二号店。
狭いワンフロア、キャパは40人くらいかな?いわゆる町の中華料理屋みたいな店内です。
そして本日の料理は、「食べ放題+飲み放題 二時間3,650円」という、学生か!というようなコース。
中学の同級生だから、みんな師範と同い年なわけですよ。
そこに食べ放題て、若ぇよ!
五十を過ぎたオッサン4人だと、食べ放題っつったって食べられるのは以下くらいです。
枝豆 | |
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豆苗のにんにく炒め | |
エビマヨネーズ | |
ニンニクとイカの辛口炒め | |
鶏肉とカシューナッツ炒め | |
若鶏の唐揚げ | (左写真) |
もちもち水餃子 | |
麻辣刀削麺 | |
海老入りチャーハン | |
とろとろ杏仁豆腐×4 |
食べ放題といっても一皿は普通の量なんで、これくらいでかなり腹いっぱいです。 そして、左写真の鶏の唐揚げでもわかるように、全体に四川風で辛い味付けです。 特に、この店の名物らしい激辛麻婆豆腐は凄かった。 別のお客さんが頼んだんだけど、店中に辛い空気が充満して満席のお客さん全員が咳込んでました。
アルコールも飲み放題で、師範は生ビールを4杯とハイボールを2杯。
このお店の飲み放題メニューにワインはありません(通常の飲み物リストにはあるみたい)。
それって正しい判断だと思いますよ。
居酒屋のハウスワインがつまらないのって、飲み放題のワインとしても出すからだと思うんだよね。
お店としてもお金取れない飲み物を良くしようとは思わないよね。
そんな感じで、一人当たりのお支払いは表示通りの3,650円。
この立地でこの値段でこの内容なら安いと思います。
特に、辛い物大好きで食欲旺盛な若い人だったらかなりお得感があると思いましたな。
師範ももっと若ければなぁ。