稽古日誌:2023年7月

サクランボ

 7月です。今月は久しぶりにライブに出演したり、来月は3年ぶりに帰省したりで、今年の夏はいろいろと楽しいことが予定されています。

 さて先月はさくらんぼ狩りにも行きまして、さくらんぼの品種違いによる味の違いに開眼したところです。 この写真手前は、頂きものの紅秀峰、奥はスーパーで安売りされていた佐藤錦。 紅秀峰は甘さしっかりで酸味控えめ、ちょっとアメリカンチェリーのような味わいのバランスに近いと思います。 一方の佐藤錦は甘さと酸味のバランスが良くて、安物で小ぶりの実ながらさすがはさくらんぼの王様といった感じです。

 師範のようなポンコツ感覚器しか持たない人間にとっては、やっぱり並べて比べないとわからないことが多いですね。 というわけで今後もワイン会やセルフ飲み比べ等に励んでいきたいと思います。

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31日(月)

ル・クルーゼ アイスクーラースリーブ

 7月31日は安ワイン道場師範(の現実世界の人)の誕生日です。 あと2年で還暦、この人生の半分近くの期間「安ワイン道場」を運営していると思うと感慨深いものがありますな。

 誕生日のプレゼントは、家族からル・クルーゼ アイスクーラースリーブを頂きました。 今もラピッドアイス的なツールは持っているのですが、 最近持ち寄りワイン会なんかに参加する機会が多くて、きっちり冷えた状態で持参できるコレが欲しかったんですよ。 というわけで指定して買ってもらいました。

師範誕生日 料理

師範代に用意して貰った誕生日料理は下記です。
豚ロースの香草焼き
サーモン、オクラ、トマトとレタスのサラダ
パテ三種
パン三種
とてもおいしかったです!(語彙力)

Chorey-les-Beaune 2020 [Dom.Pierre THIBERT]
名称Chorey-les-Beaune 2020
ショレイ・レ・ボーヌ 2020
生産者Dom. Pierre THIBERT
ドメーヌ・ピエール・ティベール
価格3,057円 (単品価格:7,150円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 本来月曜は休肝日ですが、もちろん年に1度のお祝いなので「誕生日特別措置法」を適用して休肝日を返上させて頂きます。 せっかくなのでちょっと良いワインを、ということでチョイスしたのはブルゴーニュのピノ・ノワール。 通常価格は7,000円以上する高級ワインですが、半額セールで購入したので道場の稽古範囲をちょっとだけオーバーしたくらいです。

 色は、さすがにこのクラスのピノ・ノワールと想わせる濃さ。澄んでいますが青みも感じる赤紫色です。 香りは、このアペラシオンじゃなくてもっと北の、コート・ド・ニュイっぽさを感じる明るいベリー感。 樽香はほぼ感じられず、ストレートに果実の雰囲気が伝わります。 味わいは、「濃い年」2020年らしいしっかり感。まだ渋味が固くて飲み頃はもう少し先のような気もしますが、 そんなん待ってちゃ自分の寿命の方が先に来ますからね。

 2時間くらいかけて稽古しましたが、それほど大きく変化することなく、一貫して華やかなベリーの香りとしっかりした味わいが楽しめるワインでした。 今どき、ちょっと有名な生産者だとACブルゴーニュでも3,000円を大きく超える中、村名でもこれくらいのお値段で買えるのはありがたいですね。 またセールしてください!>NAOTAKAさん

 後ろ髪を引かれつつ小瓶に残した1杯分と翌々日再稽古。 香りはちょっと閉じました。冷蔵室保存なので温度のせいかな? 味わいもやっぱりピノ・ノワールにしては固めだけど、鶏肝の甘辛煮との相性は秀逸ですよ。

点数81点
師範誕生日 ケーキ

 誕生日なのでケーキも用意してくれました。 ネームプレートには"SHIHAN"の文字があります。 漢字で「師範」は無理と言われたとのこと。あはは。

 そんな誕生日でありました。家族からも祝ってもらってツイッター(Xか?)からもたくさんの祝辞を頂いて、師範は幸せ者だよ。


30日(日)

サントリー 東京クラフト ヴァイツェン

 ビールと枝豆が美味しい季節到来!料理は基本的に薄味が好みですが、枝豆と塩鮭はしっかり塩が効いている方が好きです。

 ビールは最近発売された「東京クラフト ヴァイツェン」。バナナとお線香の香りがしてめっちゃヴァイツェン。サントリーは振り切ってますね、モルツの面影など皆無ですよ。 こういうビールが普通のお値段で買えるのは素晴らしいと思います。

Tokaji Furmint 2021 [Ch. Dereszla]
名称Tokaji Furmint 2021
トカイ フルミント 2021
生産者Ch. Dereszla
シャトー・ドレスラ
価格1,298円
購入店カルディ 横浜ジョイナス店

 本日は土曜の丑の日でございます。ただ、意識高い系(ウソ)の師範家に於きましては、絶滅危惧種たる鰻を食するなどもってのほか!ということで、 練り物ベースの「うな次郎」でお茶を濁しております。他には、ギンダラの煮つけやピクルス、それに枝豆などでございます。

 そんな料理に合わせたワインは、ツイッターで高評価、ハンガリーのトカイです。 実はこの銘柄、3年前にも稽古していて、その時も「ツイッターで高評価!」などと申しております。進歩がありませんですな。 で、ツイッターって名前無くなっちゃうんですかね?ツXッターとでもしておきますかね。

 そんな戯言は置いといて、ワインの感想を。 色は非常に薄めです。ほぼ無色といって良いくらい。 香りは、一般的なリースリングの香りからぺトロールを引いた感じ。白い花がダイレクトにバンバン香ります。樽香なんかはありませんが、香りのボリュームは十分です。 味わいは結構甘酸っぱい感じなんだけど、数値的には糖度6.5でpH2.9なんで、「甘くなくて酸っぱい」はずなんですね。 でもそう感じさせない旨味のベースがあります。

 確かにやっぱりこれは美味いっすわ。スケールは小さめだけど、キュキュッと可愛らしい白ワインです。 以前より300円くらいお値段が上がりましたが、それでもなおお買い得だと思います。 さすがカルディ、さすがモトックスですわ。

 小瓶保存した三日後再稽古。 色はやっぱり薄めです(当たり前)、香りは、「バンバン」って感じじゃなくなりました。それでも雰囲気は悪くないです。 味わいは、けっこう数値通りというか、甘さ控えめで酸味しっかりに感じられます。 ワインが変化したのか、本人が変化したのか、それはわかりません。

点数79点

29日(土)

サッポロ ファイブスター

 暑いので明るいうちからプシュッっております。

 サッポロの「ファイブスター」というプレミアム・ビール、やっぱりビールはノンアルと違って余韻が長いですね。 この余韻を楽しむためにも肝臓君とは末永くお付き合いしたいものです。

 ・・・で、白状すると、黒ラベルとどう違うのかは良くわからないんですけどね。サッポロはスタンスを崩さないですねぇ。 そのあたりはサントリーやキリンの方が面白味があるように感じます。

宇宙ビール SUPER BONTEN

 暑暑いのでもう一本プシュります。

 先日の「身体データ捏造計画」達成打上げの際、 ご一緒して頂いたほくとさんにお土産に頂いた宇宙ビールの"SUPER BONTEN"。

 このビール、一言で言うと「グレフルとパインを主原料とするビール」です。 どうして穀物からこういうフルーティな香りがするのか不思議です。そしてめちゃ美味いっすね。ありがとうです!

Sileni Sparkling Cuvee Sauvignon Blanc N.V. [Sileni Estate]
名称Sileni "Sparkling Cuvée" Sauvignon Blanc N.V.
シレーニ "スパークリング・キュヴェ" ソーヴィニョン・ブラン N.V.
生産者Sileni Estate
シレーニ・エステート
価格1,521円 (単品価格:2,640円)
購入店ワイン通販 エノテカ楽天市場店

 本日の夕食は天ぷらです。やっぱり夏は揚げ物ですよ。 天種は、エビ、鶏ささみ梅肉、ナス、オクラ、人参、舞茸。夏らしさ満喫ですわ。 そんな料理に合わせて(というか合わせる前から)開けたのは、エノテカの「夏の泡 BOX 5本セット」からニュージーランド産のスパークリング。 品種はソーヴィニョン・ブラン100%です。

 色は、ソーヴィニョン・ブランらしく極めて薄めで、泡もシャルマー方式or後から添加かって感じで、少なく粗い感じです。 そこでちょっとガッカリしていると、香りに俄然「おぉ!」っと思わされます。 しっかりソーヴィニョン・ブランらしい、トロピカル・フルーツとハーブの香りがするんですよね。 品種の個性がそのままは伝わらないシャンパーニュなどとは別の価値観な気がします。 味わいも、酸味しっかり甘味控えめ。本来だと薄く感じられそうですが、香りの華やかさがあるのでトータルのバランスは悪くないと思います。

 このスパークリングは、シャンパーニュを頂点とした「泡はこうあるべき」なヒエラルキーの外に位置する、孤高の泡な気がしますね。 シャンパーニュ原理主義な方には受け入れがたいかもですが、ちゃんと美味しい泡なので、暑い夏にお外で飲む相手としては激しくお薦めですよ。

 小瓶保存した翌日再稽古。さすがに泡の維持は小瓶だと難しく、ペティアン以下くらいになっています。 そのためか、ソーヴィニョン・ブランらしいハーブやトロピカルフルーツの雰囲気が更に前に出てきて、 これはこれで美味しゅうございますわよ。

点数78点

28日(金)

W Yokohama -The Wine Hall- セラー

 本日は、昔の上司Okさんと、今の勤務先の遠い同僚で初めましてのNrさんYmさんと打ち合わせする機会がありまして、 ミーティング後に軽くワインでも飲みましょう!ということに。 お店は、最近よく行きがちなW-Yokohama -The Wine Hall-。横浜駅西口から歩いて5分くらい、 居酒屋の勧誘をかいくぐった先にあります。

 こちらのお店は、棚や冷蔵ケースにズラリと並んだワインから好きなものを選ぶスタイル。 この写真がモノクロなのはオシャレを気取ったわけではなくて、酔っぱらった帰りに撮ったので写真のホワイトバランスがあまりにひどかったからです。

W Yokohama -The Wine Hall- テーブル

 テーブルは、窓際でファミレスみたいな半個室に仕切られた席を用意して頂けました。 席の指定はできないのですが、要望を伝えておくことはできるみたいで、毎回そうさせて頂いております。

 さてお飲み物ですが、「ビールにしますか?最初からスパークリング・ワインにしますか?」の問いに対して、NrさんとYmさんは最初からワイン、 Okさんだけ生ビール 720円・・・良いんですよ、好きなものを飲んで。 おかげでちょっとエモい写真が撮れました。

Cygnus Albireo Cava Brut Organic N.V. [1+1=3 (U Mes U Fan Tres)]
名称Cygnus Albireo Cava Brut Organic N.V.
シグナス アルビレオ カバ ブリュット オーガニック N.V.
生産者1+1=3 (U Mes U Fan Tres)
ウ・メス・ウ・ファン・トレス
価格2,640円 (お店価格:抜栓料+770円)
購入店W Yokohama -The Wine Hall-

 1本目はスパークリングで、こちらはお店の方に選んで頂きました。 『お値段がお手頃で美味しいスパークリングはありますか?』とお願いして出して頂いたのがこちらのスペインのカバ。 実はこのワイン、先月もここで稽古しております。 そうですよねぇ~、やっぱりこれ選ぶよねぇ~、って感じですな。

 ワインの感想は、先月の印象と大きく変わるところは無くて、 瓶内二次発酵らしい泡のきめ細やかさがあって、フレッシュな柑橘系の香りとほんのりナッツの香り、 そしてスペインらしい軽い苦味を伴った爽やかな味わい。 ちょっとだけ金属スプーンを舐めるようなチリチリ感があるあたりがカバらしいですね。

 正直、お手頃価格のスパークリングの種類をもう少し増やして欲しい気持ちはあったりしますが、そりゃシャンパーニュの方が儲かりますからね。 「瓶内二次発酵のスパークリングワイン」という意味ではシャンパーニュ同等のこれが抜栓料含めて3,410円、 4人で割れば一人当たり850円、一人2杯は飲めるので1杯400円ちょっとと思えば十分お得ですよ。

点数77点
W Yokohama -The Wine Hall- 乾杯

 「明るいうちから酒が飲めるのは幸せだね~」などとニコニコしながら皆さんで乾杯。 ワインを囲めば「初めまして感」なんてすぐに吹っ飛んじゃいますな。まぁ別にビールでもなんでも良いんですけどね。

W Yokohama -The Wine Hall- カルパッチョ

料理の注文は、全面的にNrさんにお任せしております。最初に出されたのがこちら。
燻製半熟卵のポテトサラダ 680円
自家製ピクルス 680円
真鯛のカルパッチョ 1,210円(写真)
このお店、ワインも良いけど料理も良いんですよね。このカルパッチョが1,210円は安くないですか?鮮度も良くて、独特のソースも面白い一皿でした。

Barrel Burner Double Oak Chardonnay 2021 [Barrel Burner Wines]
名称Barrel Burner Double Oak Chardonnay 2021
バレル・バーナー ダブル・オーク シャルドネ 2021
生産者Barrel Burner Wines
バレル・バーナー・ワインズ
価格3,430円 (お店価格:抜栓料+770円)
購入店W Yokohama -The Wine Hall-

 2本目は白にしたわけですが、皆さんに「爽やかでスッキリ系の白が良いですか?樽の利いたコッテリ系が良いですか?」と尋ねたところ、 『コッテリ系』が一致した見解となりました。 そこで冷蔵ケースを見に行くと、やっぱりカリフォルニアあたりにお値段手頃でコッテリ系っぽい白が並んでおるわけですよ。 一番最初に目に入ったのはご存じ「Bread & Butter」なんですが、そのすぐそばに「Double Oak」と書かれたワインがあるのが目に留まりました。 Bread & Butterは稽古済みだし、ここはひとつ冒険してみよう!ということチョイスしたのがこちらです。

 色は、普通の白よりも明らかに濃い色合いを呈しております。造り手の名前が"Barrel Burner"ですから、もちろん樽の内側はガッツリ焦がしているんでしょう。 香りは、笑っちゃうくらい樽です。果実の香りは薄っすらで、日本酒とスコッチウィスキーを混ぜたみたいな香りです。 こんな香りなんでプリンみたいな甘い味わいを想像しますが、意外と甘さ控えめでシャープなんですね。 アルコール度数は15%、糖分はほとんどアルコールになるまで発酵させた感じです。

 かなり風がわり、とんがったワインでした。 同席した皆さんも『こんなワイン飲んだこと無い!』と面白がっておられたので、このチョイスは正解だったと思います。 ただ、一人で1本飲むのはちょっと厳しいワインのような気もします。

点数74点
W Yokohama -The Wine Hall- 椎茸

料理も続々と。
椎茸のグリル焼き 900円
いわゆるジャンポ椎茸かな?肉厚で美味しゅうございました。 椎茸って、濃いシャルドネとか熟成したピノ・ノワールに合う気がするんですよね。

W Yokohama -The Wine Hall- アクアパッツァ

魚料理がこちらです。
レンコ鯛のアクアパッツァ 2,970円
アクアパッツァ、自宅でも良く作るメニューだったのですが、アサリの産地偽装問題以来、なんとなく遠のいてしまいました。 貝から出る出汁が決め手の料理ですからね~

Bourgogne Pinot Noir 2021 [Olivier Jouan]
名称Bourgogne Pinot Noir 2021
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2021
生産者Olivier Jouan
オリヴィエ・ジュアン
価格5,390円 (お店価格:抜栓料+770円)
購入店W Yokohama -The Wine Hall-

 皆さんと相談した結果、赤は2本は飲むだろう、ということになりました。 そうすると1本目はやっぱりピノ・ノワールなんですね。 棚を見に行ったところ、師範の目に留まったのはジャック・カシューのACブルゴーニュ。 でも、せっかくソムリエさんのいるお店ですから、ここは別の選択肢が無いか、尋ねてみることにしました。

 そこでソムリエさんにお薦めして頂いたのがこちら、『1,000円弱お値段が上がっちゃいますけど、こちらがお勧めです。』とのことだったので、 郷に入れば郷に従え、こちらをお願いすることにしました。

 まずは色、ピノ・ノワール、それもACブルゴーニュとは思えないくらいしっかりした赤紫色です。 香りは・・・最初は明らかに還元臭、温泉のような匂いがありました。その向こうに、しっかり熟したラズベリー的な香りを拾うことはできます。 味わいも、ACブルのピノとは思えないしっかり感。甘味や酸味もありますが、渋味もカチッとしています。

 時間が経つと還元臭はいくぶん収まってきましたが、それでも無くなるほどではありませんでした。 このワイン、もっとじっくり時間をかけて飲むべきなのかもですね。あるいは抜栓した翌日なんかの方が良いかもしれません。

点数76点
W Yokohama -The Wine Hall- チキン

肉料理も頂いております。
味噌風味のラムひき肉 1,000円(名前は適当です)
グリルチキン 1,870円(写真)
このチキンはプリップリで食べ応えがありましたね。一人だったらこれ一皿で十分ですよ。

W Yokohama -The Wine Hall- マルゲリータ

最後に炭水化物で。
マルゲリータ 1,100円
こちらのピザはちゃんとピザ窯で焼かれているみたいで、下手なピザ屋より美味しいように感じます。 「下手なピザ屋」なんてほぼ行ったこと無いんですけどね。

Errazuriz Max Cabernet Sauvignon 2019 [Vina Errazuriz]
名称Errazuriz Max Cabernet Sauvignon 2019
エラスリス マックス カベルネ・ソーヴィニョン 2019
生産者Viña Errazuriz
ビーニャ・エラスリス
価格2,860円 (お店価格:抜栓料+770円)
購入店W Yokohama -The Wine Hall-

 最後はもちろん濃い赤です。米国産の有名ドコロにするかこのチリ産にするか迷いました。 決め手はお値段、米国産の半分くらいだったんですね。 「きっとそんなに変わらんだろう」という26年ワインに接してきたとは思えない雑さでこちらをチョイスした次第です。

 結果、予想通りの濃い赤でした。 多分、米国産との顕著な違いは、ミントのような涼しい香りがあることですね。 なぜか北半球のカベルネ・ソーヴィニョンにはあまり感じなくて、チリやオーストラリアといった南半球に強く感じます。 あ?オーストラリアはミントというよりユーカリ(オイル)かな?

 ・・・と、本題とあまり関係ないことをつらつら書き連ねているのは、例によって最後のワインはあまり覚えていないからです。 でもまぁ気持ちよく酔えたのでヨシ!としましょう。

点数78点
W Yokohama -The Wine Hall- 食事

 そんな感じの職場の軽い飲み会、お会計はトータルで30,000円弱でした。 前回もそのくらいでしたね。一人7,500円でワインと料理を堪能できますよ。 チェーン店の居酒屋なんかに行くよりずっと楽しいと師範は思います。


26日(水)

Le Fornas (Rouge) 2020 [Ch. Bizard]
名称Le Fornas (Rouge) 2020
ル・フォルナ (ルージュ) 2020
生産者Ch. Bizard
シャトー・ビザール
価格1,078円 (単品価格:1,580円)
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 本日の料理は水晶鶏、茄子の蒸し浸し、枝豆、鶏皮のオーブン焼き、主食は梅しそご飯。 白が合いそうなメニューではありますが、土用の丑の日も近いということで精を出すために濃い赤、「フルボディ赤6本セット」からチョイスしました。 ずいぶん長いこと赤ワインなんて飲んでないなぁ・・・と思ったらたったの1週間ぶりでした。まぁ週末はいろいろあったからね。 ちなみに「グリニャン・レ・ザデマール」というAOCは道場初登場、聞いたこともありません(※)でしたよ。

 色は、濃いには濃いけど赤みのある濃さ、ローヌらしい感じですね。 香りは、青い感じの野菜っぽい香りに、カシスリキュールのような果実香、それとなんだか八角みたいな中華スパイスの香りもあります。 味わいは、濃いには濃いけどいわゆる「濃い」とは異なります。顕著なのはオレンジの皮のようなチリチリした刺激感。 甘さしっかりに酸味しっかり、それにオレンジ感。渋味強めのサングリアみたいな感じです。

 地中海の日差しをたっぷり浴びたオレンジ、の横に植えられていたブドウから造られたワイン、って感じですね。 香りの雰囲気的には冷やして飲みたい赤なんだけど、冷やすと渋味が邪魔をするというジレンマがあります(でも冷やしたけど)。 やっぱりこの時期濃い赤は難しいか。

 小瓶保存したものを、なんだかんだで4日後に再稽古。 オレンジピール感は健在なままで渋味が幾分収まって、ちょっと柔らかく変化した感じです。 こういうワインはビストロのグラスワイン用途とかにピッタリだと思います。

 2010年までは「コトー・デュ・トリカスタン (Coteaux du Tricastin)」だったんですね。 トリカスタン原子力発電所の事故で風評被害を受けたから名称変更を余儀なくされたんだとか。へぇ~。

点数73点

23日(日)

戸塚 First Avenue 看板

 約半年ぶりにライブで演奏しました。 場所は、戸塚駅から歩いてすぐのところにあるFirst Aveneというライブハウス。 ベースのAo氏の紹介で、初めて出演するバンドに限り「出演料無料」「入場料無料」の"ガチフリ"というイベントです。 本来は、ライブ経験があまりない若者に向けたサービスなんでしょうけど、 そういうところにオッサン集団が出させて頂いた良いのかしら?って感じです。

 久しぶりなんで、師範代と次女も聴きに来てくれて、ワイン友だちのラー氏(仮名)も遠くから来てくれて、 ありがたい話であります。

戸塚 First Avenue ステージ

 出演時間は午後6:30からの30分、先頭バッターでした。 いろいろ課題はありますが、それでもつつがなく演奏は終了。結構会場も盛り上がってくれてナイスでした。

 編集した動画をそのうちAo氏がYouTubeにアップすると思うので、出来たらこっそりリンクします。

 ベースのAo氏がYouTubeにアップしてくれました。長いので最後の曲から再生するようにYouTube設定しています。

戸塚 First Avenue ビール

 演奏も無事終了して、ほっと一息ビールを一杯。お疲れさまでした。

 ステージには、とてもキレイな声の女性ボーカルと、冴えた音のアコースティックギターを弾く男性のデュオが出ています。 生演奏を聴きながら飲む酒は美味いっすね。

戸塚 First Avenue カウンター

 こちらのお店は、ライブのエリアと飲食を提供するエリアがゆるく分かれています。 雑然とした賑やかさがあって、いかにも「地元のライブハウス」って感じですね。 お客さんも常連の方が多そうでした。良いなぁ、こういうライブハウスがある街って。

 ちなみに、フリーで出させて頂いたお返しの意味も含めて、いろいろとアルコール類を摂取しております。 生ビール(600円)×2、ハイボール 400円、緑茶ハイ 400円、ジントニック 550円×2、カレーライス 600円くらいだったかな。 残念ながらワインはありませんでした。

戸塚 First Avenue ブリの刺身

 4組のステージが終わってもダラダラ飲んでいいたら、サービスでブリの刺身とか豚汁を出して頂きました。いやー、いいお店です。

 ・・・というような久しぶりのライブ出演、帰宅したのはもう終電でした(でも近いので寝過ごさずにすみました) またそのうちやりたいですね。


22日(土)

Studio NOAH 恵比寿店

 明日のライブ前最後のリハは、いつものStudio NOAH 恵比寿店。 狭いB2スタジオですが、無駄にオシャレ照明があったりします。 あと、Studio NOAHは全体に機材のメンテナンスが行き届いている気がします。

 それでは明日、あとは野となれ山となれ。

サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 乾杯

 練習の後は、いつものサイゼリヤ 恵比寿駅東口店。ボーカル女子が所要で抜けたので、本日の反省会はオッサン4人です。 昼の3時前でしたが、それでも4組待ちの人気具合でした。

 もちろん生ビール(400円)で乾杯します。先々週ノンアルで我慢した分、 今回はそれを取り返す勢いで飲んでおります。

サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 チョリソーと若鶏のディアボラ風

 毎度同じような写真で恐縮ですが、こちらはチョリソー(手前:400円)と若鶏のディアボラ風(奥:500円)です。 サイゼリヤで最も美味しい野菜ペースト(100円)を追加しております。 ちなみにサイゼリヤ、粉チーズが有料になったことで物議をかもしておりますが、 少なくともここ恵比寿駅東口店は、すべて値段を1.2倍にしても客入りは全く変わらないと思います。

Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2022 [Ottavio Piersanti]
名称Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2022
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ 2022
生産者Ottavio Piersanti
オッタヴィオ・ピエルサンティ
価格1,100円
購入店サイゼリヤ 恵比寿駅東口店

 ビールは1杯だけにして、ワインに移らさせて頂きます。 注文したのは、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ。 舌を噛みそうな名前ですが、リストには「ベルデッキオ」と省略して書かれていますね。 お値段はボトルで1,100円、冗談みたいな安値です。

 色は普通に薄めのレモン色です。 香りがちゃんとしています。柑橘系と白い花、しっかりイタリアの白ワインの香りがします。 香りのボリュームなんか「これが1,100円なの?」ってな勢いです。 味わいは、基本はスッキリサッパリですが、さっぱりし過ぎないあたりも好感が持てます。

 昨年稽古した2020同様、非常にコスト・パフォーマンスの高いワインだと思います。 このワインは「スペシャルワインがある店」じゃなくても置いてあるみたいなので、 サイゼリヤでボトルワインを頼むんだたっら、まずはこれを注文しておけば間違いないですよ。

点数76点
サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 赤ワイン

 上記のワイン、師範とベースのAo氏でほとんど飲んじゃいまして、追加で赤ワイン、500mlのデキャンタで400円です。 以前は「ザ・イタリア」なサンジョヴェーゼっぽい酸味主体なイメージがありましたが、今回のはなんとなくカベルネ・ソーヴィニョンが入って良そうな、 渋味のしっかりしたワインだったように思います。

サイゼリヤ 恵比寿駅東口店 白ワイン

 上記の赤ワインも師範とべAo氏でサクッと飲み干しちゃいまして、同じく500mlで400円の白ワインを追加しております。 これも普通に美味しいのですが、やはり最初のヴェルディッキオと比べるとちょっと落ちますね。お値段半分以下だから当然でしょうけど。

 そんな感じの反省会、一人当たりのお支払いは2,300円でした。安いなぁ、サイゼリヤ。昼から飲めてありがたいお店です。

豚ロースとレモンとクミンシード

 明るいうちに帰宅して、本日の夜に予定されているお達者クラブ(ツイッターにいるご高齢のワイン好きによるリモートワイン会)に参加するために、 ワインに合わせる料理を作って参ります。 材料は豚ロースとレモンとクミンシード。クミンシードはこのために購入して、豚ロースもレモンも、国産のヤツを用意させて頂きました。

豚ロースのクミンソテー

 出来上がりがコチラ、豚ロースのクミンソテーです。 ツイッター友だちの青野シェフに教えて頂いたレシピです。

 これが大変美味しゅうございました。 レモンの酸味が爽やかで、クミンシードのオリエンタルな香りがプラスされていて、なるほどオイリーな香りのリースリングに合う一皿でしたよ。

Paul Blanck Riesling 2020 [Dom. Paul Blanck]
名称Riesling 2020
リースリング 2020
生産者Dom. Paul Blanck
ドメーヌ・ポール・ブランク
価格3,256円
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 今回の「お達者クラブ」のお題ワインがこちら、アルザスのリースリングです。師範が決めさせていただいた銘柄です。 造り手のポール・ブランク、昔から好きなんですよね。なによりモダンなボトル外観が素敵です。 20年くらい前は、アルザスのワインってどちらかというとクラシカルなラベルが多かった中で、この銘柄はひときわ輝いて見えておりました。 スクリューキャップが導入されているあたりにも先進性を感じますね。

 さて外観ばかりを褒めていても仕方がないので、中身に関して覚えていることを。 まず色は2020年のリースリングとしてはかなり濃いめだったように思います。「バックヴィンテージかな?」と改めて年を確認したりしていました。 香りは、青くて爽やかなリンゴと、お約束のぺトロール(ジッポのオイル香)。いかにもアルザスのリースリングでござい!って感じの香りです。 味わいは、甘さ控えめで酸っぱすぎず、旨味がしっかりと詰まったタイプ。軽くてスイスイ飲めますが、軽すぎないふくらみを感じます。

 とてもアルザスのリースリングらしい香りと味わいで、お題のワインとしては正解だったんじゃないですかね? 昼にほぼボトル1本くらいのワインを飲んでおきながら、この場でも1本開けちゃいました。 当然飲みすぎで、会では何を話したか覚えちゃいません(「香水が好き」とか言っていたような)。

点数81点
お達者クラブ

 今回の「お達者クラブ」の参加者は下記の皆さんです。またよろしくお願いします! (相当酔っぱらっているので、写真がグダグダでスミマセン)
ゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)さん
MOMOさん
MAMIさん
とらゔぇるそさん
徒然わいんさん
Yuichi Satoさん
Andy Matsubara (アンディ松原)さん
安ワイン道場師範


21日(金)

Anita Aleatico Extra Dry N.V. [Falesco]
名称Anita Aleatico Extra Dry N.V.
アニータ アレアティコ エクストラ・ドライ N.V.
生産者Falesco
ファレスコ
価格998円
購入店カルディ 横浜ジョイナス店

 月曜水曜と「夏こそ濃い赤」と稽古してきましたが、やっぱりそんなの嘘っぱちでした。 暑い日にゃぁスプマンテしかススまんて!ということで選んだのは、 カルディで売られていたファレスコのロゼ・スプマンテ。 ファレスコのワインはカルディでしばしば安売りされており、総じて高品質という印象があります。 スプマンテは初稽古ですが、3桁円ながら期待して稽古します。

 ちなみに料理はホッケの干物、鴨のパストラミのサラダ、モッツアレラトマト。赤には合いそうになかった、というのが主たる理由です。

 色は結構しっかりめのオレンジピンクです。泡の量は、抜染する時には結構なガス圧を感じたのですが、グラスの中では比較的おとなしい感じです。 香りを嗅ぐと、明らかにベリー、それもラズベリーのような可愛らしくて西洋風の香りがします。 口に含むとさらにそのベリー感が増し増しです。 味わいも、香りの印象通りラズベリーの甘酸っぱさ。 シンプルですが素直に美味しく感じられます。

 ピッチピチで可愛くてまさに「アニータ」。 いやー、わかっているなぁ、ファレスコさん。1,000円以下のスパークリングに求めるものはコレですよ。 スパークリング・ワインを飲み慣れていない方には絶対ウケると思います。 飲み慣れ過ぎているワインオタクも、先入観を取り払えば気に入るはずです。

 なんだかんだで残した1杯と稽古したのは次の水曜日。 泡もほぼ無い状態ですし、香りのベリー感が引っ込んで、味わいにもエグミ、思いっきり印象ダウン。 その日に飲み干して吉な泡だと思いました。

点数80点

19日(水)

Navaelus Cabernet Sauvignon - Merlot 2018 [Bodega Inurrieta]
名称Navælus Cabernet Sauvignon - Merlot 2018
ナバエルス カベルネ・ソーヴィニョン メルロー 2018
生産者Bodega Inurrieta
ボデガ・イヌリエータ
価格1,166円
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 本日の夕食は豚ロースのトンテキ、豚と水菜の炒め物、ほうれん草の胡麻和え。 ワインは、今週末の「お達者クラブ」用ワインを調達する際に一緒に買ったスペイン産の赤。 リアルワインガイドというワイン評価誌で「永遠の旨安大賞」に選ばれた銘柄みたいです。 クソ暑いけど「心頭滅却すれば夏こそ濃い赤」、濃い~のを飲んで精を出しましょう。

 色は、確かに濃いですね。ボルドー品種らしい、青みのある濃紫色です。 香りは、なるほどカベルネ・ソーヴィニョンな、落ち着いたベリーの香りとピーマンの青っぽさ。 そして結構しっかりと樽の雰囲気を感じます。 味わいは、甘さと渋味はしっかりで、相対的に酸味は控えめ。 飲んだ一口めから「あぁ美味しい!」ってなる感じです。

 で、確かに一口目は美味しいんだけど、若干飲み飽きします(書かれていないけどアカシアが入っているような味わい)。 そういう評価軸はリアルワインガイドには無いんだと思われます。 暑い夏でもありますし、一晩に一本空けようと思わず、 最初はビールか何か飲んで複数日に分けた方が正解な気がします。

 小瓶保存、道場には珍しく1週間後再稽古。 基本的に、スペインのカベルネ・ソーヴィニョン主体らしいバランスは崩れていないと思います。 値段安いし、ビストロのハウスワインに似つかわしいワインです。

点数74点

17日(月祝)

ガチフリ フライヤー

 来週末の日曜、久しぶりにライブに出演します。このライブハウス初出演者だけが出るガチでフリー(1ドリンクオーダー)のイベントです。
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■7月23日(日) 戸塚 First Avenue
■出演時間:18:30~19:00
■演奏曲目:インスト1曲、シティポップ4曲
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万年初心者代表として頑張ってきます!( First Avenueの紹介ページ

(ワインに対して「初心者」という言葉を使うのは抵抗がありますけど、音楽やスポーツに対してはそれがありません。 知識や経験の無さが、自分の内に留まる(誰にも迷惑かけない)か、外に出る(他人に影響する)かの違いのような気がします)

UCHU Brewing Super Bonten

 一昨日開けたプロセッコ、三日目に残った最後の一杯(二杯分くらいの量)は、カシスリキュールを加えた上に氷を浮かべて頂いております。 こうすればずっ~と冷たくて美味いですよ。ショップの中の人も『キンキンに冷やしてね』と言われていたし。

 ワインは自由に楽しみましょ~!

Elli Pinotage 2020 [Babylon's Peak]
名称Elli Pinotage 2020
エリ ピノタージュ 2020
生産者Babylon's Peak
バビロンズ・ピーク
価格812円 (単品価格:1,190円)
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 本日の夕食メニューは、低温調理で柔らかく煮込んだ牛タン、焼きナス、ニラ玉、ガーリックライス。 ワインは、メインの肉に敬意を表して「フルボディ赤6本セット」から南アフリカのピノタージュをチョイスしました。 ラベルに可愛らしく図案化されたゾウが書かれていますが、 このワインを買うとゾウの保護団体"Elephants Alive"へ寄付されるそうです。 「しない善」より「する偽善」、張り切って稽古して参ります。

 外観は、しっかりとした濃さと、わずかに赤みを感じる紫色です。ピノタージュらしい色合いと言えそうです(適当です)。 香りは、結構酸を感じる赤いベリーの香りと、その奥には樽由来と思われるコーヒーのような香ばしさがあります。 味わいは、看板に偽りなしの濃さです。甘味も酸味も渋味もしっかりしていて、そしてそれらが個別に主張する、若々しい濃さを感じます。

 まだ若いけどしっかりと濃くて、満足感のあるワインです。 一般に南アフリカのワインはコストパフォーマンスに優れるものが多いのですが、「激安」クラスになると案外難しかったりします。 でもこのワインは十分合格です。どんどん飲んでゾウさんを助けましょう!

 小瓶保存して翌々日再稽古。翌々日のスペイン産と比較したけど、 やっぱりこっちの方が素直に美味しいと思います。若いが故のストレートな果実味、その良さがありますね。

点数76点

16日(日)

Belstar Brut とそのカシスリキュール割り

 どこへも出かけない三連休、というかこう暑くちゃ出かける気にもなりません。 「やってらんねぇわ!」って感じで昼からプロセッコのアペロ2日目です。

 左はカシス・リキュールを割って「なんちゃってキール・ロワイヤル」にしてみました。 師範的には断然こっちの方が好きかも。やっぱりスパークリングは多少甘味があった方が美味しいような気がします。

Pete's Pure Pinot Grigio 2022 [Duxton Vinyards]
名称Pete's Pure Pinot Grigio 2022
ピーツ・ピュア ピノ・グリージョ 2022
生産者Duxton Vinyards
デュクストン・ヴィンヤーズ
価格1,430円
購入店エノテカ グランツリー武蔵小杉店

 本日の稽古相手は、オーストラリア産のピノ・グリージョ。銘柄は、最近発売されたピーツ・ピュアというもの。 インポーターであるエノテカの キャンペーンがあったので、人間ドックの日に武蔵小杉で購入してきたワインです。 ココだけの秘密ですが、こういう「先行投資が必要なキャンペーン」は当選確率が高いです(当該ツイート)。 世の人々はなかなか買ってまではネット応募しませんからね。肉を切らせて骨を断つ戦略です!(違う)

 ではこのワインの印象を。 色は非常に薄め。ピノ・グリージョって、甲州種みたいな薄紫の品種ですが、このワインからはそういう色は全く感じられません。 香りは、熟れた黄色いメロンや黄桃みたいな香りを感じます。色は無色ですが香りは黄色です。 味わいは、甘さ控えめ酸味ほどほどですが、旨味がしっかりしています。ピノ・グリージョらしい複雑さのある味わいです。

 めっちゃ凄いってわけじゃないですが、結構美味しいですよ。 お店の方は『まだ若いですから』と言われていましたが、師範はこれくらい若めの頃合いが好きです。 キャンペーンは置いといても、普通にこの値段の価値があるワインだと思いました。

 小瓶保存した翌日再稽古。香りはちょっとおとなしくなったかなぁ、という感じはしますが、味わいに関しては昨日同様です。 小瓶なんかに移し替えず、そのまま栓をした方が良かったのかも知れません。

点数75点
Pete's Pureと手巻き寿司

 食事中の写真がコチラ。

 この手の写真はツイッターにアップしています。 以前はアカウント取ってなくてもツイートを見られたと思うのですが、昨今のシステム変更でアカウント無い場合は見られないみたいですね。 どんどん使いづらくなるツイッターですが、他のサービス(スレッドとか)はちょっとノリが違うので、悩ましいところです。


15日(土)

Belstar Brut N.V. [Bisol]

 断酒なんかしているうちに、あっという間に月も半ば。そして今日は三連休の初日、三日間のアペロ用に明るいうちからプロセッコを開けちゃいました。

 やっぱりイイですな、明るいうちからのスパークリング・ワイン。「夜目遠目笠の内」とは逆に、明るい方がポジティブに捉えられる感じがします。

Belstar Brut N.V. [Bisol]
名称Belstar Brut N.V.
ベルスター ブリュット N.V.
生産者Bisol
ビソル
価格1,204円 (単品価格:2,090円)
購入店ワイン通販 エノテカ楽天市場店

 選んだワインは「夏の泡 BOX 5本セット」から。お値段は13,310円なんだけど、 セール期間で10%オフ、それに10%のポイント還元と5%のポイント付与のタイミングだったので、 結局10,000円以下相当くらいで買えました。 そしてこのベルスターという銘柄は、春にロゼと稽古しております。 品種はグレーラですね。

 色は、写真からもわかるようにほぼ無色です。 香りは弱め。深く嗅ぐと梨みたいなおとなしいフルーツの香りと、野に咲く白い花のような控えめな華やかさが香ります。 味わいはかなりオトナな感じ。甘さ控えめ酸味しっかり、そしてなにより苦味がビシッと。 メルヘンっぽいボトルデザインとは裏腹に、かなりストイックな味わいです。

 昼間補正が入ったおかげで美味しく頂けはしましたが、ちょっとやっぱりカタブツ感はあるよなぁ、と。 どうぜ暇なんで、これから散歩がてらスーパーに行ってカシス・リキュールあたりを買ってくることにしますわ。

点数70点
牛若丸 外観

 ダイエット期間も終わって、晴れてドカ喰い解禁!ということで、最近良く行く天王町の焼肉屋牛若丸。 前回の訪問は5月・・・えーっと、ダイエット期間でした。

 もちろん今回も予約して伺ったのですが(大抵のお店は予約します)、暑くなると皆さん焼き肉を食べたくなるのか、本日は満席でした。 景気回復、よろしいことであります。

牛若丸 上タン塩

 焼肉屋で最初に頼むのはやっぱり上タン塩ですね。 きちんと掃除がしてあって、真ん中の柔らかいところだけになっているのはポイント高いです。 最近はホント牛タンの値段が上がっちゃいましたが、やっぱり焼肉屋でこれを頼まないわけには行かない気がします。

牛若丸 ハートランド

 飲み物はもちろんビールです。このお店はキリンのハートランド 650円があって、 普通のラガーと同じ値段なのでこちら一択です。 そんなに普通のビールと違う気はしておりませんが、やっぱり瓶のたたずまいとグラスが良いじゃないですか。 気分が上がるってもんです。

牛若丸 乾杯

 女性陣は、ジンジャーエールとか、コーラとか、ラムネとか。 乾杯写真は撮りますが、普通ソフトドリンクじゃ乾杯しないっすよね。しぶしぶ付き合って頂きました。

牛若丸 カルビとハラミ

 焼肉屋ですから肉を焼きます。網に乗っているのが牛若丸カルビ、手前の皿がハラミ。 本日はカルビよりハラミの方が良い感じでした。日によってバラつきがあるのも楽しみの一つと判断しております。

牛若丸 マルチャン、ハツ、テッチャン

 こちらのお店は内臓肉が充実しております。この写真は牛のホルモンで、手前からマルチャン、ハツ、テッチャンです。 写真は撮っていませんが、その他にも豚のホルモン(くつべら、おっぱい、コリコリ)なんかも注文しています。 内臓肉は安くていろんな味わいや食感が味わえてナイスですね。

牛若丸 白ワイン

 もちろんワインも頂きます。前回はボトルワイン 2,980円を注文しているのですが、 今回は昼から飲んでいるしビールも飲んだしで、そこまで大量に飲みたい感じではないので、デキャンタ(白)をお願いしました。 きっちり500ml入っているので、量的には全く不満はありません。 中身的には、前々回に注文したデキャンタ(赤)はかな~り甘かったので警戒したのですが、 白は普通にスッキリ系の白でした。68点くらいです。

牛若丸 梅豚カルビ 牛レバー

 お肉どんどん行きます。左側が梅豚カルビ、右側が牛レバー。他にも鶏せせりとか。 白ワインに合うか・・・まぁ合わなくは無いですよ。ってかスッキリ系の白ワインって、あまり料理と喧嘩しないですね。 高め合う感じもあまりありませんけどね。

牛若丸 冷麺

 ご飯ものは明太子バターの石焼おこげごはん冷麺(写真)、ユッケジャンうどんなんかを注文していて、 それ以外には山盛り豆もやしなんかも注文、そして最後にまた上タン塩中落ちカルビをお願いしてそれが全部かな。 お会計は18,000円ちょっと。このお店も明細のレシートをくれないから、こういう報告の時に困るんだよな。

 そんな感じで家族4人、おなかいっぱいになりましたとさ。


14日(金)

Soave Classico Le Bine de Costiola 2019 [Tamellini]
名称Soave Classico "Le Bine de Costiola" 2019
ソアヴェ・クラッシコ "レ・ビーネ・デ・コスティオーラ" 2019
生産者Tamellini
タメリーニ
価格2,783円
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 休肝日明けの翌日、まだまだワイン飲みたい欲は満々です。 料理は、鶏もも肉のトマト煮込み、ナスとオクラの南蛮漬、合鴨スモークとブロッコリーとミニトマトのサラダ。 赤でも白でも良さそうなメニューですが、チョイスしたのはイタリアの白でソアヴェ。 なんとなく軽快な白が飲みたかったんですよ。

 色は普通に薄めの白ワインの色・・・じゃ何も伝わらんですね。 香りは、思いのほか弱め。深く嗅ぐと、なんとなく梨のような、穏やかなフルーツの香りを感じます。少なくとも樽香やトロピカルフルーツはありません。 味わいは、甘さはほぼなくて酸味しっかり旨味もしっかり。「軽快な白が飲みたい」という要求にはしっかり応えてくれています。

 派手さは無くて淡々と美味しい、いかにも典型的なソアヴェという感じです。 でも、でもですよ、3,000円近いお値段だったらもう一段上の内容を見せて欲しかったなぁ、というのが正直な感想です。 ショップのサイトには美辞麗句が踊っていますが、正直言って悪くないけど良くもない、そういうワインでした。

 小瓶保存して翌々日再稽古。色は、比較した豪州のピノ・グリージョよりも明らかに濃いんですよ。 でもやっぱり香りがおとなしいのね。旨味しっかりで美味しいワインではあるんだけど、やっぱり地味だなぁと。

点数72点

13日(木)

人間ドック当日の体重

 いよいよ本日は人間ドックの日。果たして目標の「59.5kg以下」を達成できたかというと・・・

 今朝の軽量では59.4kg!、ぎりぎり目標達成です。おめでとうございます>自分。 ホントぎりぎりですね。 昨日一昨日までは停滞していたのでヒヤヒヤしましたが、酒の神バッカスはちゃんと努力を認めてくれたようで、 最後の最後にストン!と落ちるボーナスをくれました。

ディスクロージング・ダイエット 結果

 こちらがこれまでの体重推移です。いやー、やっぱり7月3日に断酒を始めてから停滞感があるよね。 もしかすると師範にとってはアルコール(≒ワイン)はダイエット・フードなのかもね。 「深酒デトックス効果」などとうそぶいていたけど、ホント深酒をきっかけに体重が一段下のレベルになることが多いのは興味深いところです。

 さてそれではこれから人間ドックと、その後の打ち上げに行ってまいります!

聖マリアンナ医科大学 東横病院

 そして人間ドックです。場所は昨年と同じ、武蔵小杉の聖マリアンナ医科大学東横病院。 朝8時からスタートして、10時前には終了。 結果は後日郵送なのですが、体重は58.8kgだったし、血圧も正常値、胃カメラも生検にならずに済みました。

Italian & Wine Bambu 外観

 お昼まで時間がたっぷり余ったので、武蔵小杉でワイン屋さんを偵察したり・・・くらいしかしてないな。 そこから目的地までの乗換駅である稲田堤に移動。 こんなことでもなきゃ訪れることもない駅ですね。

 ランチのお店として事前に検討して向かったのは、Italian & Wine Bambuというところ。京王線稲田堤駅のすぐ前の2階にあります。 「スパークリング1本 ¥2000!」の張り紙が光っております(さすがに頼みませんでしたが)

Italian & Wine Bambu ビールと前菜

 注文した料理はパスタランチ、税込み1,000円。 パスタ以外に、写真みたいな立派な前菜盛り合わせ(グリーンサラダ、リエットを乗せたバゲット、ラタトゥイユ、人参のラぺ)が付いてきました。 何を食べても美味いシチュエーションですが、その要素を排除してもちゃんと美味しい前菜でした。

 そして、11日ぶりに口にするアルコールは生ビール、税込み605円です。 もう何を飲んでも美味いんっすよ。量がちょっと残念ではありましたけど。

Rione del Falco Cuvee Rosso N.V. [Botter]
名称Rione del Falco "Cuveé Rosso" N.V.
リオーネ・デル・ファルコ "キュヴェ・ロッソ" N.V.
生産者Botter
ボッテール
価格429円 (Glass)
購入店Italian & Wine Bambu

 普通のメニューとは別に、「Happy Hour」と書かれたメニューがあって、そこには8種類のお酒が税込み429円で提供できる旨が書かれていました。 こういうのを見ちゃうと注文しないわけには参りません。 パスタをちょっとだけ残して、高らかに「ハッピーアワーの赤ワインをお願いします」と宣言させて頂きました。

 こちらのお店、フロアの真ん中にワインが置いてあり、その中の1本にこの赤ワインが置かれていたのですが、 どうやら空だったらしく天井から釣られた棚から新しいのが出されました。 開けたてで酸化していないのは嬉しいのですが、天井付近は温度が高いんですよね。というわけでド常温での提供です。

 グラスはちゃんとした大きめのタイプで、注いで頂いた量も結構たっぷり(100mlくらい?)でした。 中身は、いわゆる軽快なイタリアの赤ですね。色はそこそこ濃いのですが、香りは明るい感じのベリーの香りと、ちょっと昆虫のような膏薬のようなイタリアらしい雰囲気があります。 味わいはかなり軽め、渋味も甘味も少なめで、酸味が主体のバランスです。

 後で調べたところ、小売価格はボトルで1,000円程度のものらしいですが、これが429円なのはそこそこリーズナブルです。 かなり軽い感じだったので、冷やして飲めばもっと好印象だったようにも思いますが、 こういう雑な感じがイタリアらしくもあるな、と好意的に解釈しておりました。

点数70点
Italian & Wine Bambu ビールとパスタ

 パスタは「茄子と鶏肉のトマトソース スパゲティ」でした。 茹で加減はちゃんとアルデンテで、ソースの絡みも良くて、これが結構美味しいんですよ。  また、ランチセットのドリンクに「ミニビール」が選べるのは実にポイントが高いですね。 このセットで1,000円はお得だと思います。

 そんな、お久しぶりのアルコールとランチ、お会計は税込みで2,000円ちょっとでした。 夜だったら間違いなく「スパークリング \2,000」を頼んだと思います。ご近所の方にはお薦めしたいお店でした。

Wine Time GiO 外観

 本日の目的地、人間ドックのセルフ打ち上げ会場に選ばせて頂いたのは、 京王永山駅から歩いて7分くらいのところにあるWine Time GiOさんです。 昨年も伺いました。 なんたってお昼から開いているワインバーなんてそうそう無いですからね。 そして、イケメン店主のホスピタリティやお求めやすい価格設定もあって、 道場からは遠いんですけど伺いたくなるお店です。

Rosa Bella 2022 [G.D.Vajra]
名称Rosa Bella 2022
ローザ・ベッラ 2022
生産者G.D.Vajra
G.D.バイラ
価格990円 (Glass)
購入店wine time GiO

 今回のセルフ打ち上げには師範のほかに3名の心優しい方々が付き合って頂きました。 その方々を待つ間、「アペリティフのアペリティフにふさわしいワインを」とお願いしたところ、 『ロゼなんかどうですか?』とのこと。 良いですねぇ~ロゼ。夏こそロゼですよね、ということで二つ返事でお願いしました。

 出して頂いたのは、イタリアはピエモンテ、バローロで作られているロゼです。 造り手のG.D.Bajraさんは、バローロの代表的な造り手さんとのこと。 品種は、ドルチェット、バルベーラ、ネッビオーロとのこと。 「Rosa Bella」なんて名前だけどバルベーラ単品種じゃないんですね(そもそもバルベーラはBarberaなので綴りが違います)

 色は、薄めで澄んだなオレンジピンクです。 香りは、フワーッとサクランボ、というより桜餅の香りがします。春らしい香りですね(もう夏ですが)。 味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり。透明感があってきれいな味わいです。

 1杯目にふさわしい、染み入るような美味しさのあるロゼでした。 やっぱりこういう、自分じゃなかなか買わないワインが頂けるのがワインバーの楽しみですね。

点数81点
Urziger Wurzgarten Spatlese 2020 [Markus Molitor]
名称Ürziger Würzgarten Spätlese 2020
ユルツィガー・ヴュルツガルテン シュペトレーゼ 2020
生産者Markus Molitor
マーカス・モリトール
価格990円 (Glass)
購入店wine time GiO

 ↑のロゼと稽古している間に、今回のセルフ打ち上げに最初に名乗りを上げて頂いたほくとさんが到着。 今日はよろしくお願いします。もうお二人見える予定で、みんな揃ってから乾杯の泡を開けたかったので、もう一杯「アペリティフのアペリティフ」を注文しました。 それがこちらのドイツのリースリングです。 造り手の名前を「マーカス・モリトール」と表記していますが、現地だと「マルクス・モリトア」(だったかな?)に近い発音だそうです。

 色はわずかにオレンジがかった薄い黄金色。 香りは、沈丁花のような落ち着いた白い花の香りに、気にならない程度のぺトロール(ガソリンっぽい香り)があります。 味わいは、甘さ控えめで旨味がキュッと締まったバランス。アルコール度数が11%と低めなこともあって、スイスイ飲めてしまいます。

 典型的なドイツのリースリング、という感じでした。 昼から飲むんだったらやっぱりドイツですよね・・・っていうか何を飲んでも美味しいシチュエーションです。 いやー、やっぱりアルコールは美味いわ。

点数80点
Cason Brusa Prosecco N.V. [La Vigna del Cason Brusa]
名称Cason Brusà Prosecco N.V.
カソン・ブルサ プロセッコ N.V.
生産者La Vigna del Cason Brusà
ラ・ヴィーニャ・デル・カソン・ブルサ
価格4,620円 (Bottle)
購入店wine time GiO

 そうこうしておりますうちに、豪徳寺の人気店「ワインステーション+」の駅長さんと 助役のMAKIさんが到着。全員揃いました。 4人もいるんだったら、ということで乾杯用に振る舞い酒でボトルのスパークリングをお願いしたところ、 シャンパーニュ2種(フレデリック・サヴァールとシャルトーニュ・タイエ)、ディヴェッラ"クロ・クロ"のロゼ、そしてこのプロセッコを提案して頂きました。 そりゃもちろんシャンパーニュは美味しいでしょう、でもやっぱりこちらはイタリアワインがメインのお店なので、 そして多分圧倒的にお値段がお手頃なので、このプロセッコを選ばせて頂いた次第です。

 グラスに注いで頂くと、中から泡がコンコンと湧き出てきます。 ほくとさん曰く『こんなに泡がたくさんのプロセッコは珍しい』と。確かにそう思います。 香りは、シャンパーニュのようなイーストっぽさや熟成感は無くて、柑橘系のフルーツ、それも青い感じのライムのような香りがします。 味わいも香りの印象通り、ライムっぽい酸味が印象的です。

 注文した時にはお値段を確認しなかったのですが、後でレシートを見たら1本4,620円なんですよ。 そんなお手頃価格で出して頂いて良いんでしょうか?!って感じです。 夏の午後に頂くにはバッチリのスッキリ系スパークリング、同席した皆さんも満足して頂けたようです。

点数78点
Wine Time GiO 乾杯

 全員揃ったところで乾杯です。いやー、やっぱりみんなで飲むスパークリングは良いわ、うん。 そしてこのお店はグラスが全部素晴らしいです。

Vosne-Romanee Les Genaivrieres 2018 [Dom. Jacques Cacheux & Fils]
名称Vosne-Romaneé "Les Genaivrières" 2018
ヴォーヌ・ロマネ "レ・ジュネヴリエール" 2018
生産者Dom. Jacques Cacheux & Fils
ドメーヌ・ジャック・カシュー・エ・フィス
価格2,000円 (Glass)
購入店wine time GiO

 次は赤をお願いするわけですが、開いているワインの一つにこちらのヴォーヌ・ロマネがあって、ボトルと目が合っちゃいました。 ジャック・カシュー、好きなんですよね。大昔、箱根のオーベルジュ「オー・ミラドー」でエシェゾー1997と稽古した時の感動が忘れられません。 そこで店主にどう思うか聞いたところ『ヴォーヌ・ロマネらしくないのであまりお薦めはしません』との正直回答。 でも、どう「らしくない」のか気になっちゃいましたので、やっぱり注文しました。

 グラスに注いで頂いて、まず色が印象と異なります。2018年は暑い年だったんでしょうね、「これがピノ・ノワール?」な濃い色合いです。 香りは結構いい感じです。一般的なブルゴーニュのピノ・ノワールより黒いというか南というか、 ベリーはベリーでもカシスみたいなどっしりした果実感を感じます。 と、そこまでは良かったんですが、味わいが確かに「ヴォーヌ・ロマネっぽくない」わけですよ。 かなり固い、というか渋いんですね。酸味と渋味がガッチリしていて、容易には打ち解けてくれない感じです。

 濃いブルゴーニュのピノ・ノワール、嫌いじゃないというか好きではあるんですけど、確かにこれはちょっとイメージ違うかもです。 「濃いには濃いけど"陰気な濃さ"ですねぇ」なんて話しておりました。 もしかすると、熟成させると大化けするのかも知れません。

点数79点
Wine Time GiO モッツァレラとセミドライトマト

 結局料理は1品しか注文しませんでしたが、その1品がこちらの水牛モッツァレラとセミドライトマトです。 美味いよねぇ、モッツァレラ・チーズ。そして美味いよねぇドライトマト。 見た目もキレイで、「映え」る一皿でしたよ。

Brauneberger Mandelgraben 2018 [Markus Molitor]
名称Brauneberger Mandelgraben 2018
ブラウンベルガー・マンデルグラーベン 2018
生産者Markus Molitor
マーカス・モリトール
価格(Glass)
購入店wine time GiO

 ↑のピノ・ノワールが、店主の言う通りでちょっと想像と違う内容だったので、「ピノ・ノワールらしいワインをお願いします」と伝えたところ、 このワインを開けて頂きました。2本目と同じ造り手「マーカス・モリトール」がドイツのモーゼル地方で造っているピノ・ノワールです。 ブルゴーニュタイプのなで肩ボトルが使われていて、ラベルには"Spätburgunder"ではなく"Pinot Noir"と書かれているので、 ブルゴーニュを意識したタイプだと思われます。

 そしてこれが美味しかったんですよ。 前のヴォーヌ・ロマネよりは明るめ、でもドイツのピノとしては濃いめの色合い。 香りはピッチピチにトーンの高い果実香がたっぷり、それに革っぽい妖艶な感じもわずかにあります。 味わいも甘酸っぱくてとてもクリア、絶妙なバランスでした。

 やっぱりこれからのピノ・ノワールの銘醸地はドイツなんじゃないか、と思うくらい好印象でした。 もうホント安ワイン者はブルゴーニュには近寄らない方が良いのかもですね・・・なんて言いながらまたきっと買っちゃうんですけどね。

点数83点
Wine Time GiO 店内

 お会計は、スパークリングを1本頼んだにもかかわらず1万円いかないお値段でした。人にやさしくお財布にも優しいワインバーですよ。

 そしてこちらが、イケメン店主の横森さん(ツイッターのアカウント)、 真昼間から利用させて頂きありがとうございました。 次は来年の人間ドックの後・・・と言わず、もう少し頻繁にお伺いしたいと思います!

Wine Station+ 外観

 ご一緒したメンバーにワインステーション+の駅長さんと助役さんがいらっしゃるわけですから、 2次会はもちろんそちらです。 小田急永山から豪徳寺まで、まぁまぁ距離があるわけですが、あっという間に着いた気がするのはきっと途中寝ていたからです。

Cape Nouveau White 2023 [KWV]
名称Cape Nouveau White 2023
ケープ・ヌーヴォー (白) 2023
生産者KWV
KWV
価格600円 (Glass)
購入店Wine Station +

 この日は、「あたしゃ安いのしか飲まないよ」と宣言しておりました。 だって最近こちらのお店に伺うと『師範!これ飲んでみてくださいよ』って感じでお高くて美味しいワインを出されるわけですよ。 いや、高いのが美味しいのはわかっています。でも私は「安ワイン道場師範」ですから、 「高いの美味ぇ~イエーィ!」ってばかり言っているわけにはいかないんですよ。

 ・・・というわけでまず出して頂いたのは、1杯600円、南アフリカの新酒「ケープ・ヌーヴォー」の白です。 この銘柄の2022年は昨年もこちらのお店で、それも人間ドック明けのタイミングで頂いておりますな。

 色は薄めのレモン色です。 香りは、シュナン・ブランらしいリンゴやマンゴーのようなフルーツ香がしっかりあります。 味わいはいかにも新酒ですね。ピチッとした果実の美味しさにあふれています。

 良く言えばとってもフルーティ、悪く言えば一本調子なのですが、それが新酒ってもんでしょう。 特に今年のは美味しく感じたなぁ。1本1,000円くらいのワインなのですが、師範はこういうので十分です。

点数78点
Cape Nouveau Red 2023 [KWV]
名称Cape Nouveau Red 2023
ケープ・ヌーヴォー (赤) 2023
生産者KWV
KWV
価格600円 (Glass)
購入店Wine Station +

 駅長さん曰く、師範に高いワインを薦めがちなのは、『高いのも安いのも1杯に乗せる利益が同じなので相対的に高いほうがお得』だからだそう。 いや、そうだとは思っていましたよ。高級な銘柄だと「え?この値段で良いの?」ってのがありますからね。 でもやっぱり私は「安ワイン道場師範」ですので・・・(以下同文)

 そしてこちらが同じ銘柄ケープ・ヌーヴォーの赤です。品種はピノタージュが主体とのこと。 例によってあまり覚えちゃいないわけですが、こちらもピチピチした若々しい果実味があって、 「あぁやっぱり新酒は美味ぇよな」と感じた記憶があります。

 ね、どうせこの程度の鼻や舌しか持っていないわけですから、師範には高いの出したって「豚に真珠」なわけですよ。 っつーかケープ・ヌーヴォー美味いね。さすがは南アフリカの老舗大手KWVの面目躍如たるところだと思います。

点数78点
Chianti Governo All'Uso Toscano 2018 [Melini]
名称Chianti "Governo All'Uso Toscano" 2018
キアンティ "ゴヴェルノ・アルッソ・トスカーノ" 2018
生産者Melini
メリーニ
価格700円 (Glass)
購入店Wine Station +

 次のワインは助役のMAKIさんにブラインドで出して頂きました。 ブラインドとなると文脈を読みがちな師範ですから、当然南アフリカのワイン以外にないとハナっから決めてかかるわけですよ。 そして師範の回答は・・・忘れました(恥)。「南アのメルロー」とか言ったんじゃなかったかな?

 答えはイタリアのキアンティでした。いやいやこのお店でイタリア、それも玉石混淆なキアンティが出されるなんて思わないじゃないですか(真面目にテイスティングしなさい) そしてこのワインが濃かったんだよな。アルコール度数は15%もありましたよ。 昔のイメージだとキアンティって薄っぺらいものが多かったイメージがあるので、とても意外な感じでした。

 ・・・と、ワイン自体がどうだったかに言及していないのは、もちろんほぼ覚えていないからです。 次はもっとシラフの時にブラインドに挑戦したいと思います !

点数77点
Jean de Villare Grande Reserve Brut N.V. [Jean de Villare]
名称Jean de Villaré "Grande Réserve" Brut N.V.
ジャン・ド・ヴィラレ "グランド・レゼルヴ" ブリュット N.V.
生産者Jean de Villaré
ジャン・ド・ヴィラレ
価格1,150円 (Glass)
購入店Wine Station +

 最後の1杯は、なんとシャンパーニュです。 これ、多分駅長が自分で飲みたいから開けたんだよな。 「今日は安いのしか頼まんぞ」と心に決めていた師範から頼むことは無いよねぇ。 でもね、周りがシャンパーニュ飲んでいる時に、自分だけ違うのを飲むほど師範の心はタフではないわけですよ。 というわけで皆で飲みました。

 もちろんほぼ覚えちゃいませんが、「シャンパーニュはシャンパーニュと名が付くだけで美味しい」みたいなことを力説していたと思います。 品種の比率的にはムニエが65%でシャルドネが35%・・・というのはテイスティングで判ったわけではなくて、裏に駅長が書いていました。 ムニエ主体のシャンパーニュ好きなんですよ。なんかちょっとベリーっぽい感じが残っていて良いじゃないですか。

 お値段は1,150円でした。 今回はちゃんとレシートを出して頂いたので、こうやって後で書くときに助かります。今後ともよろしくお願いします。

点数80点
Wine Station + 自家製ガリ

 注文した料理はこの1品だけで、MAKIさん特製 ガリ(生姜の甘酢漬)、500円です。 これが美味いんだな。寿司屋以外で自家製のガリが出される店は結構珍しいと思いますよ。

 そんな感じの二次会、お会計はグラスワイン4杯とおつまみを足し算した3,550円でした。 そして、「深酒デトックス」の理由がわかったわ。 それぞれの店で1品ずつしか料理、それも炭水化物の無いおつまみしか頼んでいないんで、そりゃ痩せるよね、って感じです。


3日(月)~12日(水)

ビールテイスト飲料道場 2023

 7月の初めは毎年恒例、 人間ドックに向けた身体データ捏造計画の一環でビールテイスト飲料道場を絶賛開催中。 肝臓とこのページはしばらくお休みです。


11日(火)

ディスクロージング・ダイエット 9週目

 なんだかんだで毎年結果を出してきた「ディスクロージングダイエット」ですが、今年は目標達成が危ぶまれる状況となっております。

 終了2日前ですが、まだ目標までは0.4kgの隔たりがあります。ここんとこ明らかに停滞していますね。 例年との違いは、「断酒期間を長く取ったこと」かなぁ。師範にとってアルコール(≒ワイン)はダイエット・フードだったということですね。 気づかなくてスマン!って感じです。

 さてあと2日、人間ドック当日の7月13日(木)朝の軽量時点で(※)59.5kgを切っているか、 最後の追い込みに掛かっています。無理をせず2日で400g、さてどうしますかね?

(※) 例年は「安定的に59.5kgを切っていること」を達成のクライテリアにしていましたが、今年はちょっとゴールポストを動かしました。

低糖質麺とところてん

 そこで、苦肉の策で短期的に「摂取カロリーを減らすこと」にしました。 採用したのは低糖質麺ところてん。昼食をこちらに置き換えます。

 よい子の皆さんは真似しちゃいけませんよ。 摂取する側を減らすと、脂肪も減るけど筋肉や骨も減ると思われるからです。 でもね、結果ださないと気分が悪いのよ。それがレコーディング・ダイエットやディスクロージング・ダイエットの本質だと思います。


4日(火)

ディスクロージング・ダイエット 8週目

 7月に入って「ディスクロージング・ダイエット」も総仕上げ、残すところあと1週間と少し!

 ・・・なんですが、どうも進捗が思わしくありません。 一時期は目標値以下で推移していましたが、ここのところは目標値オーバーしています。 あと500gが落ちないのね、深酒するチャンスが無かったからかなぁ。

 予定では今週中に59.5kgを達成して来週は体調を整えるつもりでいましたが、 今年はどうやら最後まで戦いが続くようです。 果たして何をすればもう一段体重を減らせるのか、悩ましいところです。

「脂肪を減らす」を謳うビールテイスト飲料

 そこで目に入ったのがこいつらですよ。ビールテイスト飲料道場の一環として買ったノンアルのうち、 3本も「脂肪を減らす or 脂肪の吸収を抑える」と謳われています。 どれどれ、その効果を見せて貰おうじゃないの!ということで大期待であります。 全然変わらなかったら「看板に偽りあり!」ですよね。


2日(日)

城ヶ島での釣果

 本日は、朝から城ヶ島で堤防釣り。ご一緒したのは、次女とお友だちのMちゃんとMちゃんパパ。 小さいけどそれなりに食べられる魚が釣れたので、明日にでも釣行記をアップします(今日は疲れました)


釣行記、アップしました。道場開設当初から記事を注ぎ足し注ぎ足し、 26年分が1ページに収まっている超手抜き歴史的ページです。

Blanc de Blanck 2019 [Dom. Paul Blanck]
名称Blanc de Blanck 2019
ブラン・ド・ブランク 2019
生産者Dom. Paul Blanck
ドメーヌ・ポール・ブランク
価格2,112円
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 ・・・というわけで本日の夕食は「海の恵みに感謝」御膳、師範代が豆アジとシマアジの幼魚を南蛮漬にしてくれました。 さすがにそれだけじゃ量的に主菜として成立しないので、メインは焼鳥(鶏モモ)を作ってくれました。ありがたい話です。 ともあれ本日の料理の主題は「釣った魚」なので、ワインは白をチョイス。 師範の心のふるさとアルザスの、親も同然ポール・ブランクのエントリー銘柄です。 品種は、「シャスラ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ノワール」だそうです。ピノ・ノワールってホントかしら?

 まず外観から。色は濃くなく薄くなく、普通に白ワインの色合いです。 香りは、「あぁやっぱりアルザスはコレよね」なフルーティさ。 白桃、カサブランカ、マンダリン・・・甘すぎず爽やか過ぎずの絶妙な香りのバランスです。 味わいもバランス名人ですね。甘すぎず酸っぱ過ぎずで旨味はしっかり、そして後味に軽い苦味。 アルコール度数が12.5%と今どきのワインとしては低めなこともあって、スイスイ入ります。

 やっぱり落ち着くなぁ、アルザスは。ある程度の大手の造り手は、だいたいこういう品種を混ぜたキュヴェをエントリー銘柄として出していますが、 そういうのを肩肘張らずに頂くのが良いような気がします。特にこんな蒸し暑い季節は、ね。

点数78点
釣りアジの南蛮漬け

 こちらが師範代謹製の「釣りアジの南蛮漬」とアルザスワイン。海の恵みに感謝!です。

 ちなみに「安ワイン道場」は、明日から10日間人間ドック前の断酒期間に入ります。 その間は明日スタートの「ビールテイスト飲料道場 」でお楽しみください。


1日(土)

晴レ坊主 横浜店 外観

 午前中降り続いていた雨も午後には上がり、カロリー消費のために横浜駅方面まで散歩に出ました。 しかし、雨上がりの蒸し暑さにやられてスッキリしたものが飲みたくなり、横浜駅西口側、新田間橋の横にある 晴レ坊主 横浜店という昼呑みをやっている居酒屋さんに吸い寄せられるように入ってしまいました。 以前から散歩のたびにちょっと気になっていた店なんですよ。 なぜなら「生ビール390円」「お通し無し」と書かれていて、「ビール1杯サクッと飲むのにちょうど良いかも」と考えていた次第です。


 入店したのは午後3時ごろでしたが、こんな時間でも2組3人のお客さんがいて、横浜ベイスターズの野球放送に興じておられました。 まさに「オッサンオバサンのパラダイス」といった感じですね。

晴レ坊主 横浜店 ビールとおつまみ

 飲むのはもちろん生ビール 390円です。やっぱり美味いね、明るいうちのビールは。

 そしてつまみも頼んじゃってます。焼きとんが名物のお店ということで、タン軟骨 160円と、 黒板に書かれていたアイナメ刺身 450円。 この手のお店らしい見た目ですが、味は案外悪くなかったですよ。

 もちろん、ビール1杯で済むわけがありません。

Cup Wine White N.V. [Suntory]
名称Cup Wine White N.V.
カップワイン 白 N.V.
生産者Suntory
サントリー
価格430円 (お店価格)
購入店晴レ坊主 横浜店

 飲み物メニューを見ると、ワインが無いか探してしまうのが恒例行事になっております。 もちろんありまして、「おっさんワイン赤 430円」「おっさんワイン白 430円」の2種類でした。 気になるじゃないですか、おっさんワイン。いったいどういうワインが出されるか、興味津々で白の方を注文させて頂きました。

 そして冷蔵ケースからおもむろに取り出して頂いたのが、こちらのカップワインでした。 なるほど「カップ酒=おっさん」ということですね。造り手はサントリー、 鳥貴族のToriki Whiteと似たような感じですね。

 色は、ほぼ無色に近い感じだったと思います。 香りには、明らかにラブルスカ種主体と思われる生ブドウの香りがあります。品種はコンコードとかフレンチ・コロンバールとかと想像しました。 この香り、嫌う人もいますが、師範はどちらかというとポジティブです。 味わいは、スッキリとしていて甘さ控えめ。何も考えずにクイクイ飲めてしまいます。

 ちなみにこのカップワインシリーズはコンビニにも展開しているようで、赤は2年前に稽古しておりました。 コンビニで200円のワインが居酒屋で430円、まずまずアリだと思います。 とりわけ美味しいわけじゃありませんが、ワインなんて全部が「とても美味しい!」じゃ無くたって良いのよ。 場に合った銘柄と価格設定だと思いました。

点数68点
晴レ坊主 横浜店 店内

 お会計は、注文した4品を単純に合計した1,430円。こりゃ気軽で良いな。 これから横浜駅方面に散歩に出るたびに寄ってしまいそうで怖いです。

Angeline Pinot Noir 2020 [Angeline]
名称Angeline Pinot Noir 2020
アンジェリーヌ ピノ・ノワール 2020
生産者Angeline
アンジェリーヌ
価格1,698円
購入店コストコ金沢シーサイド倉庫店

 夕食は、タコとブロッコリーとトマトのサラダ、オクラの肉巻き、モヤシのナムル。 赤でも白でも良さそうなメニューですが、明日は朝から釣りに行くので明日のディナーはきっと魚だらけ(のはず!)なので、 本日は赤をチョイスすることにしました。モノは、コストコで買ってきた米国産のピノ・ノワールでございます。

 色は、ピノ・ノワールらしく赤みのある紫色で、カリフォルニア産らしくしっかりとした濃さがあります。 香りはまさしく「カリピノ」ですね。ラズベリージャムのような甘酸っぱい香りに、コーラのような甘香ばしい香りもあります。 味わいも「ザ・カリピノ」、香りの印象通りの甘酸っぱさで、とってもフレンドリーな感じです。

 渋味は控えめで甘酸っぱいワインだし、ジメジメした夏場でもあるので冷やしめで頂きました。 夏のバーべーキューなんかに、クーラーボックスに入れておくのにちょうど良い感じですね。 「コストコで売られているカリフォルニアのピノ・ノワール」の印象そのまんまなワインです。

 翌日、鶏モモの焼鳥(塩)に合わせて再稽古。 ちょっと、カルロ・ロッシに感じるような過度にアメリカンなフレンドリーさが気になります。 カリフォルニア産のワインは案外翌日の方が良かったりしますが、このワインは抜栓当日の方が好印象でした。

点数77点