あっという間に初夏、6月になりました。
週末の早朝散歩、一番のお気に入りは道場から伊勢佐木町あたりを通ってみなとみらい、横浜駅を廻って帰ってくる約15kmのコースです。
朝からこれだけ歩けば一日分の運動量ノルマは軽くこなせるので、
後はダラダラしても良い、というのが気分的にナイス。
ただ、この時期歩き終わった朝8時頃にはビールが飲みたくなるのが辛いところ。
だもんで最近は帰ってすぐ飲める夕方散歩もアリです。
ちなみに師範はジョギングはしません。
一時期やってみたこともあるけど、すぐに膝が痛くなっちゃったし、
なにより辛いことは続きませんから。
水泳もたまにしますが、同じところを往復するだけってのは何とも退屈だし、
他の人のペースを気にするのもストレスなんで、イマイチ感があります。
やっぱオッサンの健康維持は歩きですよ、歩き。
手軽で安全、一番コストがかかりません。
これで好きな物を飲んで食べてもBMIは20以下を維持しております・・・とプチ自慢。
土曜のオープンスクールの代休で、次女は本日お休み。 それに師範も付き合って、次女の友達のMちゃんを連れて公園めぐり。 最初は横浜市保土ヶ谷区の川島町公園こどもログハウス(左写真)、次にそのそばの陣ヶ下渓谷公園、 その後コンビニでお昼を買って、横浜市南区の永田みなみ台公園こどもログハウス(右写真)、 最後は東戸塚の品濃中央公園へ。 師範お疲れ様。
名称 | Bourgogne Pinot Noir "Le Fouleur" 2011 ブルゴーニュ ピノ・ノワール "ル・フルール" 2011 |
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生産者 | Dufouleur Frères デュフルール・フレール |
価格 | \1,263 (単品価格 \1,543) |
購入店 | ヴェリタス |
師範は休暇取得しておりますので、夕食も師範が調理担当です。
本日のメニューは、鳥天(鶏ササミを味付け天ぷら)、
夏野菜(ナス、ズッキーニ、オクラ、ピーマン、ニンジン)の揚げ浸し、
レタスとハーブチキンのサラダ。主食は鮭ご飯。
鶏天は、先日たまたま見たTV番組で紹介されていて美味しそうだったんで真似したもの。
大分の名物らしいですな、師範&師範代も出身は近所ですが、その文化はありませんでした。
鶏をニンニク&ショウガ&醤油&みりん&清酒に浸けこんで天ぷらにし、
酢醤油で食べるってのは初めてだけど、コレ超美味いです。
そしてワインは、ヴェリタスのブルゴーニュ・セットの中から1本チョイスしました。
この銘柄は2008年産とは稽古済みですが、
3年も違えば気候の違いに加えて造り方も向上するだろうからね。
さてまず色は、ブルゴーニュらしい、そしてACブルゴーニュというグレードらしい薄めの赤紫色です。
香りは、南のブルゴーニュ的なゴム革系がメイン。
梅のようなフルーツ感もあるにはありますが、全体に漂うのはケモノっぽさです。
味は、渋味穏やかなのは想定通りですが、ACブルゴーニュにしては案外酸味が控えめで、甘味が感じられます。
香りは思いっきり南ブルゴーニュですが、味はなんとなくニューワールドのピノのような味わいです。
これはこれで美味しゅうございます。
こういう、相手を選ばず何にでも合う雰囲気はピノ・ノワールならではですな。
点数 | 74点 |
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リンク |
ブルゴーニュ有名蔵!すべて激ウマ赤6本セット \8,970 Bourgogne Pinot Noir "Le Fouleur" 2011 [Dufouleur Frèeres] \1,543 |
名称 | Lar de Plata Brut [N.V.] ラル・デ・プラタ ブリュット [ヴィンテージ無し] |
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生産者 | Bodegas Bonaval ボデガス・ボナバル |
価格 | \698 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕方、次女のたっての希望により、横浜の内陸部希望ヶ丘の昆虫専門店にクワガタの幼虫を買いに行きました。
というわけで、夕食はしばしば行く希望ヶ丘の「ジャンボおしどり寿司」でテイクアウトした寿司と、
初音ヶ丘の在日中国人の方が作る餃子(豚肉and牛肉)、岡野のサミットで買った砂肝のガーリック炒めという、
いずれも調理が不要なメニューです。
そしてワインは、そもそもは赤が飲みたい気分だったんだけど、
寿司があるし、その寿司も師範らの思考を反映してサバとかイワシとかアジとかの青魚が多いので、
スパークリングをチョイスしました。お値段3桁、それも ワンコインに近い価格のスペイン産カバです。
色はかなり薄め、泡立ちの感じは結構しっかりしているように見て取れます。
香りは、リンゴのような甘さを感じるフルーツ香と、甘香ばしいベッコウ飴のような雰囲気。
こりゃ甘いスパークリングかと想像しつつ口に含むと、
飲んだ感じの甘味はそんなに強くは無いです。
数値を測定すると、糖度は5.8でpHが2.9、これまでのスパークリングの中では
最も糖度が低くpHも低い(酸が強い)ことを示しています。
でもそんなに酸っぱい感じはしないんだよね。
結果、特にどうということも無いけど普通に美味しいスパークリングです。
アルコール度数も低めの11.5%だし、
これからの季節屋外でバンバン抜いてゴンゴン飲むのに良いんじゃないでしょうか。
安いカバとしてはキンキンと金属的な感じが無いのもポイントです。
点数 | 72点 |
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リンク |
Lar de Plata Brut [N.V.] \698 |
名称 | Cono Sur Viognier Reserva Especial 2013 コノ・スル ヴィオニエ レゼルバ・エスペシアル 2013 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | \996 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の午前中は次女が通う小学校のオープン・スクールでしたが、
前日の生ガキにアタった師範は途中抜け出し、1時限目の英語と4時限目の算数を参観しました。
その算数の授業で、師範が初めて知ったことが二つ。
一つは『直線と直線の交わりが90度の関係を垂直と言う』ということ。
線と線の90度の関係は直交で、垂直は重力と平行な方向のことだと思ってました。
もう一つは垂直の「垂」の字の書き順。「ノ」→「一(上)」→「|(左)」→「|(右)」→「一(中)」だと思ってましたが(伝わるかな?)、
正しくは「ノ」→「一(上)」→「一(中)」→「|(左)」→「|(右)」だそうです。
そして、食アタリの影響は午後にはなんとか回復、夕食は刺身(マグロ赤身、コチ、ヒラメ)、
空芯菜のガーリック炒め、枝豆&枝豆豆腐、(冷凍)ニンジンとゴボウの肉巻き、(昨日の残りの)干瓢と野菜のお浸し、
(長女御謹製)忍び瓜です。
ワインは、安ワイン者の常飲銘柄、コノ・スルのレゼルバ・シリーズから、本日の品種はヴィオニエ。
このシリーズ、全10種類の品種があるんですが、今回10種類とも買っています。
ちなみにこの品種ヴィオニエの同じグレードの2008年産とは5年前に稽古済です。
色は、決して濃くは無いけど薄くも無いレモン色で、僅かにオレンジがかった雰囲気を感じます。
香りは典型的なヴィオニエの雰囲気で、モロに桃の甘い香りがします。
裏ラベルには「フレンチオークのバリックで樽熟成し・・・」とありますが、
少なくとも師範には樽の気配は全然感じられません。
味は、甘口ワインってほどじゃないですが、かなり甘味を感じます。
数値的には糖度が7.4でpHが3.1、グラフ上のポジション的には右下、
白ワインとしてはかなり「甘くて酸っぱい」位置にありますが、
飲んだ印象はそんなに酸が強いようには感じません。
香りのボリュームと甘やかさは飲んでいてとても楽しい気分にしてくれます。
でも、師範の嗜好としては、味わいはもう少し甘さ控えめでキリッとしていた方が好きではあります。
でもやっぱりこれが1,000円以下で買えるというのは素晴らしいことですな。
シリーズ一本目から「コノ・スル万歳!」です。
点数 | 76点 |
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リンク |
Cono Sur Viognier Reserva Especial 2013 \996 |
本日は、飲み仲間のO氏&N氏と飲み会。
場所は、北品川商店街にあるBar Scala (バール・スカラ)というスペイン・バルの店。
最近まで和食の店だったものを業種転換、「海鮮炭火焼とワインの店」だそうです。
店内は、1階はカウンターとテーブル席が1つほどで10名くらいのキャパ、
地下にはテーブル4~5卓で20名くらいのキャパかな?
我々は地下に案内されましたが、広さも天井高もあまりなく、「穴蔵」感のあるスペースでした。
注文した料理は以下です。
アンチョビのポテトサラダ | \290 |
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トリッパのポテト煮込み | \390 |
クロダイのカルパッチョ | \980 |
生ガキ | \390×3 (左写真) |
ブルスケッタ | \390×2 |
シーザーサラダ | \880? |
名称 | Soave 2012 ソアヴェ 2012 |
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生産者 | Sartori サルトーリ |
価格 | (\2,900) |
購入店 | バール・スカラ |
アルコールは、「とりあえずビール」ということで「アサヒ熟撰」の生ビールを1杯ずつ。
喉の渇きも潤ったところでワインに移行します。
ワインリストには、白が10種類程度、赤が7種類程度、泡が2種類。
一番安いのが1本2,900円からで、高いのは5,900円くらいだったかな?
ほとんどの銘柄にグラスワインの設定があったので、
あまり量が飲めない方には重宝かもです。
そんな感じのリストから、
ボトルで2,900円のフランス産のソーヴィニョン・ブランを最初に注文。
ところが残念ながら「売り切れ」とのこと。
ならば、ということで、次善の策として選んだのがコレ、イタリアのソアヴェです。
表ラベルには"Vino Biologico / Organic Wine"と書かれていて、
裏ラベルにも「果実酒(有機農産物加工酒類)」と書かれており、
それがウリのワインのようです。
ワインを注文したら、お願いせずとも大ぶりのグラスとワインクーラーを持ってきて頂けました。
やっぱりこう来なくちゃね。
気軽な店であってもグラスはちゃんとしたのが使いたいし、
すぐ飲んじゃうにしても白ワインだったらワインクーラーは欲しいところです。
一杯目はおキレイなお店の女性に注いだ頂けたのもオッサン的にはナイスです。
さてワインはというと、色はほぼ無色、ローエンド価格帯のソアヴェにはありがちですね。
香りは、ボリュームはかなり小さめで、なんとなく涼やかなハーブとグレープフルーツ的な柑橘類の香りがします。
味も、色や味を裏切ることの無い、「軽い」というか「ペラい」感じの味わいです。
オーガニック・ワインらしい、
良く言えば混じり気の無い純粋な、
悪く言えばペラッペラで捉えドコロの無いワインです。
これが2,900円かぁ。掛け率は4倍くらいですかね?
欲を言えばココみたいに1,980円で出して頂きたいワインです。
点数 | 67点 |
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名称 | Gamma Reserva Syrah 2013 ガンマ レゼルバ シラー 2013 |
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生産者 | V.E.S.A. V.E.S.A. |
価格 | (\2,900) |
購入店 | バール・スカラ |
白は早々に飲み終わり、赤に移行します。
白があまりに軽い感じだったから、その反動で赤は重そうなヤツを・・・
という視点で選んだのがコレ、チリ産のシラー。
このワインにも、表ラベルに"Organic Wine"の文字があり、
裏ラベルにも「果実酒(有機農産物加工酒類)」との記載があります。
流行っているんですかね?この店あるいは輸入元のモトックスさんで。
赤ワインには、白ワイン用よりもさらに大ぶりなグラスを使わせて頂け、
そして一杯目は注いで頂けます。
ありがたいことであります。あ、テイスティングの儀式はありません。
色は、濃いには濃いけど黒に近いってほどではなくて、
辛うじて向こうが透けるくらいの感じだったような。
香りは結構シャンとしています。
濃いベリーっぽい果実香にスパイスっぽい刺激的な香り、
それに甘い感じのバニラのような香りが感じられます。
味も、甘味も渋味も酸味もあって結構しっかりした感じ。
単調ではありますが飲み応えはあります。
当初の見積もりでは「この3人なんで3本飲むかなぁ?」と考えていたけど、
このワインはその重さゆえゴクゴクとは飲めず、おかげ様で2本に留めることができました。
下代的には多分前の白とあまり変わらないのかも知れませんが、
こっちの2,900円は納得が行きます。
点数 | 75点 |
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3人分トータルのお支払いは、料理とワインを含めて13,000円弱。
満足度としては「値段相応」といったところですが、
ワイン有りの飲み会の絶対価格としてはお安めだと思われます。
上記の店を出たのが確か午後9時を過ぎた頃。
まだ時間があるんでもう一軒行っちゃいましょー!
ということで向かったのが、1年半前の忘年会で利用したきらく亭
という居酒屋さん。
ここでの飲み食いの詳細は覚えてませんが、おぼろげな記憶を辿ると・・・
まず飲む方は清酒がメインで、知っているところでは獺祭とか鍋島とか、
あとは清酒に詳しいN氏のお薦めにしたがって数種類。
食べる方は、左写真の馬刺とかタコの唐揚げとか白菜漬けとか。
馬刺にタテガミ(コウネとも言います。奥に見える白い身です)が入っているのは珍しいよね。
ともあれ舶来の料理や酒も良いけど、こういう日本の料理や酒も良うござんすな。
というわけでお開きになったのが午後10時30分頃。お支払いは・・・いくらだっけ?
まぁ普通に納得の行くお値段だったと思います。
名称 | Le Bon Repas Cabernet Sauvignon 2011 ル・ボン・ルパ カベルネ・ソーヴィニョン 2011 |
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生産者 | EMB |
価格 | \216 (250ml) |
購入店 | ダイソー横浜鶴ヶ峰店 |
名称 | Le Bon Repas Pinot Noir 2011 ル・ボン・ルパ ピノ・ノワール 2011 |
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生産者 | EMB |
価格 | \216 (250ml) |
購入店 | ダイソー横浜鶴ヶ峰店 |
「平日半分ルール」の時は、飲み足りない際に追加するアイテムとして重宝した、
百円ショップ「ダイソー」で売られていた一本250mlのワインも、
ルール撤廃後は出番がなくなりました。
というわけでここはひとつ一度に両方開けて「一人飲み比べ」とシャレこみます。
そういう楽しみができるのも、こういうミニボトルの良さだと思いますしね。
ちなみに料理は、豆腐ハンバーグ、キュウリとキノコの酢の物、食後に豚スモークタンとブルーチーズ(Danablu)です。
せっかく飲み比べだから、
ボトルを紙で巻いてラベルを隠してブラインド・テイスティングとシャレこんだけど、
カベルネ・ソーヴィニョンとピノ・ノワールじゃ色が違いすぎるんでグラスに注いだ時点で判っちゃいます。
ということで色は明らかにカベルネの方が濃い。当たり前ですが。
香りは、カベルネはそれなりのボリュームがあって、ベリーっぽい果実香とピーマンっぽい青臭さがあって、
いかにも若くてラフに造ったカベルネって感じです。
ピノの方は香りのボリューム弱め。
でも、ほのかに梅やイチゴの香りがあるあたりにこの品種っぽさが感じられます。
味は、カベルネは甘くて渋くて青い味わいで、
ピノは軽いけど奥行きのある味わい。
こういう時に客観性を持たせるのが数値測定、
カベルネは糖度7.5でpH3.8、ピノは糖度7.0でpH3.7。
カベルネの方が甘く感じるのは数値からも理解できます。
結果的に、それぞれに個性が出ていて、素人でも違いがはっきりわかって面白い飲み比べになりました。
値段の割には結構イケます。
もちろん、250mlで216円ってことは、フルボトル換算だと648円なんで、
そんなに激安なワインじゃないわけですが。
このシリーズには他にシラーとメルローがあったと思いますので、
いずれそれらも比較稽古してみたいな、と考えております。
点数 | Cabernet Sauvignon : 69点 |
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点数 | Pinot Noir : 70点 |
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一泊二日の山中湖方面プチレジャーの二日目。
本日はあいにくの雨ですが、まぁ梅雨時ですから仕方ありません。
そうと予測して富士サファリパーク行きを昨日にした判断はナイスでありました。
右写真は今回の宿であるラフォーレ山中湖の入り口付近。
利用した宿泊プランは親子4人の素泊まりで20,000円弱。
ルームチャージだけでこの値段ってのは決して安いとは言えませんが、
今どき卓球が出来るというプレミアム・ホテルゆえ仕方ないところであります。
午前10時前にチェックアウトして、その時間に食事できる店をネットで探しました
(ホテルの部屋にLAN設備はありませんがフロントでは無線が繋がります)。
長女のリクエストは『ほうとうが食べたい』というもの。
そうすると一軒だけ食べられそうな店があって、それが山中湖の観光船乗り場のそばにある山一サービスステーションというお店。
外観と内装は、いわゆる「素の昭和レトロ」というか、要するに思いっきり古いです。
隣にワインとかが売られている土産物屋が併設されているのですが、
その奥の方なんてまるで「リアル・アンティーク・ショップ」です。
まだ午前中ですが、普通に食事メニューが食べられそうです。
注文はもちろんほうとう鍋を二人前。
レトロな外観とは裏腹に、お値段の方が思いっきりモダンで、一人前1,200円という強気の設定です。
待つこと15分ほど、待望のほうとう鍋が出されました。
外観や内装からいったいどういう料理なのか若干不安でしたが、
見た目は非常に普通です。取り皿がプラスチックであることを除いては。
そして味も、普通に美味しいほうとうです。
というか、ほうとうってそんなに不味くなる要素って無いよね。
量的には結構あったので、家族4人の朝食には二人前で十分でした。
食事を済ませて山中湖を離れ、御殿場方面へ。
次なる目的地は、御殿場インターのそばにある御殿場プレミアムアウトレット。
到着は11時過ぎだったんだけど既に近くの駐車場は満車、
かなり離れたところに停めてシャトルバスで往復と相成りました。
で、ここで何を買ったかと言うと、長女がジーンズを1本買った以外は普通に日用雑貨とか。
エノテカのアウトレットで売られていた980円の2013ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーには怖いもの見たさで心が動かされましたが、
結局買わずじまい。
そんなんだったらわざわざこういうところに足を運ぶ必要も無いわけですが、
まぁ見るだけでもレジャー、ということで。
昼食は、アウトレットの中のフードコートあたりで食べようとも思ったけど、
大混雑の中で美味くも無い物を並んで待って食べるってのはどうも性に合わないので、
ちょっと遅くなるけどアウトレットを出た後で改めて食べることに。
というわけで昼食場所は、御殿場インター近く、アウトレットの臨時立体駐車場15にも近い
そば処 福乃家という手打ちそば・うどんの店。
要するに「近いからここで良いよね」という感じで選びました。
時間は午後2時を過ぎていたにも関わらず、店内はそこそこお客さんが居ます。
師範ら同様、アウトレットの中で食べるのを諦めてここで、という方も多かったように見受けられました。
ここでの師範の注文は、カツ丼セット お値段1,082円也。
セットの内容は、カツ丼、小さい蕎麦、味噌汁、茶碗蒸し、漬け物。
確か単品のカツ丼が950円くらいだったから、
あと100円足してコレだとお得じゃね?という貧乏人根性で選びました。
ちなみに師範代と次女はそれぞれ鴨せいろうどんを注文(1,260円×2)、
長女はなんとほうとう 1,050円を。
どんだけほうとうが好きなんだか・・・って感じです。
で、カツ丼セットの感想は、
カツが脂身の少ないヘルシーな部位で厚みもあり、
蕎麦も歯ごたえのある手打ちらしいもので美味しゅうございました。
ただ一点、蕎麦が異様に短かったのが気にはなりましたが。
ゆっくり食事をした後、店を出たのが午後3時前。
御殿場インターから東名高速に乗り、車はスムーズに進んで道場到着は午後4時頃でありました
(その間女性陣はみな睡眠タイムでした)。
名称 | Pouilly-Fuisse "Alliance V.(Vergisson)" 2010 プイィ・フュイッセ "アリアンス V.(ヴェルジッソン)" 2010 |
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生産者 | Daniel & Julien Barraud ダニエル&ジュリアン・バロー |
価格 | \2,480 |
購入店 | ヴェリタス |
というわけで無事道場に帰って参りました。
今回は全然渋滞にも掴まらず、
天気がイマイチだった点を除けば予定通りに事が運んで快適な旅行でした。
そして夕食は家で。
メニューは鶏の唐揚げと、ナス&カボチャの揚げびたし。
昼食が遅かったんで軽めの夕食です。
でもワインの方は、自分に対する「家族サービスお疲れさま」の意味も込めてちょっと良いヤツ、
名手ダニエル・バローのプイィ・フュイッセをチョイスしました。
色は、そんじょそこらの白ワインとは明らかに一線を画す、
薄い黄金糖色というか、黄色から麦わら色方面に向かって微妙にオレンジ色側に寄った感じです。
香りも、たっぷりの蜜香に加えてリンゴと柑橘類のフルーツ香、
加えて目立たないけどしっかり裏支えしている香ばしいビスケット香があります。
香りのスケールはそんなに大きくないけど緻密で複雑な香りです。
味も、色や香りの印象を裏切らない複雑さがあります。
甘味は控えめで酸味もそんなに前には出て来ませんが、
旨味タップリでほのかに苦味があり全体に豊潤かつスムーズ、
スイスイと手が止まらないワインです。
これは「参りました」と言わざるを得ません。
ショップのサイトには『グランクリュに匹敵』なんて書かれていて、
さすがにそれは眉ツバだろうと思ってたけど、
あながちウソではありません。
イケてない一級畑のブルゴーニュなんかは軽く凌駕する、
「スーパー稽古範囲ワイン」と言っても過言ではありません(現在は税込み価格で稽古範囲をちょっぴりオーバーしてますが)。
これはお薦めです。
点数 | 85点 |
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リンク | Pouilly-Fuisse "Alliance" 2010 [Daniel & Julien Barraud] |
長女の中間テストも終わり、家族でプチ・レジャーへゴー!
ということで一泊二日で山中湖方面へ向かいます。
道場を出たのが朝7時ちょうど。
保土ヶ谷バイパスも東名高速も渋滞無く、
朝食場所の海老名サービスエリアに着いたのはまだ7時半を過ぎた頃。
右写真はフードコートで食べたうどんとミニカレーのセット、お値段520円也。
朝からカレーて、とも思いましたが、食べたくなったんだから仕方ありません。
家族は、パンとかおにぎりとか五平餅的なモノとか、
みな思い思いに食べておりました。
そして、今回の目的地の1つである富士サファリパークに着いたのは、 開園時間である午前9時のちょっと前。非常にスムーズにいきました。 前回ここに来たのは5年前、その時は既にジャングルバスには乗れませんでしたが、 今回は大丈夫。午前9時40分発のシロサイ号に乗ります。
ジャングルバスに乗ると、クマやライオン、ラクダに餌付けをすることが出来ます。 これはなかなか迫力があって大人でも楽しゅうございます。 バスに乗るためには一人1,300円余計にかかってしまいますが、 十分その価値アリと見ました。
動物たちも、いわゆる動物園のとは違ってのびのび暮らしているように見えます。 長女に至っては『勉強とかしなくていいし食事の心配も無いし、 生まれ変わるならサファリパークのライオンが良い』などと申しておりました。 彼らには彼らなりの苦労があるんでしょうけどね。
ジャングルバスの後は、ふれあいゾーン的なところをぐるりと。
右写真はミーアキャットなる小動物。
なかなか写真撮られ慣れした役者ぶりで、
あちこちに視線を配っておられました。
あと、必ず行くべきはカンガルーのエリア。
オッサンのように寝そべって、「いなかっぺ大将」の涙のごとき形状の睾丸を弄ぶ姿は、
倫理観や羞恥心といった観念が全くない畜生のありのままを教えてくれます・・・ってか笑えます。
ひととおり見たら、最後はマイカーでまたサファリゾーンを一周して退場。
結局朝9時から昼1時まで4時間くらい居ました。
入場料とジャングルバスの代金を合わせると家族4人トータルで15,000円くらいかかっちゃうわけですが、
一人1時間1,000円のレジャーと思えば納得です。
昼食は、御殿場方面まで戻ってにぎりの徳兵衛 御殿場店という回転寿司へ。 旅先で寿司を食べるのは師範家のいつもの習慣ではありますが、 そこに回転寿司が登場するようになったのはリアルに経済状態を反映した結果であります。 ま、子供らも沢山食べるようになったしね。
注文したのは、各人好きなモノを思い思いに。
ですが、「おしどり夫婦」の師範と師範代は、いつも相談して注文し、二人で一つの皿から一貫ずつ分け合います。
まぁなんと仲の良いことでしょう・・・というか、理由は「出来るだけ多くの種類を食べたいから」ですが。
さて左写真は真アジ、確か一皿280円也(税別)。
この店は最近増えて来た100円寿司じゃなくて、
一番高いのは一皿580円くらいまであります。
御殿場自体は山の中ではありますが、相模湾の小田原や駿河湾の沼津といった漁港からも近いからか、
なかなか質の良い魚が食べられたように思います。
特に今回のヒットはクロダイ、一皿380円。
独特の磯っぽさと、鮮度の良さを感じさせる歯ごたえがナイスでありました。
ここから先の運転は師範代に任せて、師範はビールを飲んじゃいます。
銘柄はアサヒ スーパードライで、中瓶のお値段は580円也(税別)。
寿司屋にスーパードライは結構定番なように思いますが、
やっぱりあまり好きじゃ無いんだよなぁ。
造り手側は「キレの良さ」と表現しているようですが、
師範にはその金属的な感じがどうも・・・です。
そしてお会計は、4人分トータルで6,000円ちょっと。
今日は長女があまりお召し上がりにならなかった(サファリパークでクレープ食べてた/サファリパークからここまで寝てた)ので、
あまり皿数が伸びず、お安めに納まりました。
サファリパークでクレープを食べることに許可を出した師範代の作戦成功といったところでしょうか。
御殿場を出たのが午後2時過ぎ、
そこから峠を通って山中湖方面へ向かい、今宵の宿はラフォーレ山中湖です。
例によって師範代の勤務先の契約保養所でございます。
場所は、山中湖から道志みち方面へちょっと戻ったところにあって、いわゆる「湖畔の宿」ではありません。
その分、静かな森の宿、といった雰囲気で、それはそれで良い感じであります。
今回利用した部屋は、最上階である4階にある洋室。 ベッドを4つ置いてもまだまだスペースがあるので、面積自体はかなり広いと思われます。 ただ、天井が低いんだな。最上階ということで屋根の傾斜に合わせて窓側が低くなっているんですが、 そのせいか屋根裏部屋的な圧迫感があります。 あと、窓も掃き出し窓じゃないのでなんとなく暗い印象。 せっかくの広さがもったいないなぁ、と感じる部屋の造りです。
そして、山中湖でレジャーと言えばテニス・・・じゃなくて卓球です。
今回この宿にした一番の理由は「卓球台があること」。
というのも長女は中学校で卓球部に所属しているわけですが、
プレーする姿を両親とも見たことが無い。
だもんで「じゃあ卓球やろう!やろう!!」となったわけであります。
卓球場はホテルの地下、カラオケルームの前にあって、1時間1,000円で利用できます。
エリアの隅には竹田信玄の顔ハメなんかがあって、若干シュールな感じではありますが、
今どき卓球なんてやる団体はいないようで、家族で独占して楽しめました。
長女と師範の卓球勝負の結果は・・・当然ながら完敗です。
『お父さんのは卓球じゃなくてテニスだ』と言われました。
ハイ、師範は中学時代に軟式テニス部に所属しておりました。
3年生の時の中体連で熊本市3位(団体戦)になったのが、
スポーツにおける師範のささやか&唯一の自慢です。
卓球の後は温泉に入って汗を流し、夕食は山中湖畔にあるキアンティ・コモというイタリアン・レストランで。
ホテルは湖の東側だけどこのレストランは西側にあって、それなりの距離はありましたが、
ネットでいろいろ調べてて、どうもここが良さそうだと直感しました。
店は、広めの厨房をL字型に囲んで湖側と駐車場側にテーブルが配置され、
トータルでは20弱のテーブルがあったかな?かなりの大箱です。
建物の雰囲気はファミレスっぽくもあります。
湖側にはテラス席もあって、夏場はそこも使われるのでしょう。
事前に予約してあった師範らは、一番良い席と思われる湖側のテーブルに案内して頂きました。
家族みんなで取り分けるスタイルで、下記の料理を注文しました(金額は全て外税です)。
カリブ海のサラダ(M) | \910 |
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道志村産クレソンとベーコンソテーのサラダ | \860 (左写真) |
バーニャカウダ | \1,050 |
ピザ:マルゲリータ(M) | \1,050 |
ギリシャのスパゲティ(M) | \1,090 |
仔羊肉のグリーンペッパー焼き フォンドヴォーソース | \1,790(左下写真) |
ガーリックトースト | \400 |
カシスアイス | \420 |
桃のコンポート | \500×2 |
コーヒー | \430 |
上記のように、お値段的には"リストランテ"というよりは"トラットリア"で、
店の雰囲気もそうなんですが、そういうちょっとカジュアルな感じがリゾート地のイタリアン的でとても合っています。
そして、ビックリするほどではないんだけど料理はそれぞれそれなりに美味しく、
お手頃価格であることも含めて満足感が高いです。
右上写真のクレソンは、「コレって自然に生えてたクレソン?」ってくらい野趣溢れていたし、
右写真の仔羊もミルク臭さがそのまま残っていて良い意味でワイルドでした。
そして、この店のスペシャリテらしいサラダのドレッシングは、
アンチョビとガーリックがタップリ入っていそうなジャンキーな美味さがビシバシ感じられるもので、
「確かにコレはクセになるよなぁ」というもの。
全体に「洗練」というよりは「野性味」が感じられるものが多かったようです。
名称 | Montepulciano d'Abruzzo "Bianchi" 2012 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ "ビアンキ" 2012 |
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生産者 | Umani Ronchi ウマニ・ロンキ |
価格 | (\1,980) |
購入店 | キアンティ・コモ |
ここのワインリストはなかなか圧巻です。
赤白泡合わせて100種類以上あって、
お値段は1,000円台から5桁まで、中心価格帯は2,000~3,000円という安ワイン者には嬉しい値付け、
一番安いのはフルボトルで1,350円からあります。
それもスポット的に一種類ってじゃなくて、1,000円台だけでも10種類以上あって、
安ワイン者なら見ているだけでワクワクするリストです。
そして、種類の多さもさることながらその全てに(インポーターの受け売りでは無さそうな)ワインのコメントが書かれています。
こういうリストがあると、この店は間違い無くワインに力を入れているらしいことが感じ取れます。
そんな中から選んだのがコレ、「軽い赤」の欄にあったウマニ・ロンキのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。
リストでは造り手の名前までは書かれていませんでしたが、
「小樽熟成」とかの説明が書かれていて、
お値段も2,000円以下と手ごろだったので注文してみた次第です。
色は、このDOCらしくしっかりと濃い青紫色です。
香りは、南イタリア産の赤にしばしば感じるスミレっぽい香りに加えて、
ちょっとだけ樽をかけたような複雑さがあります。
味は、「さすが」と言うほか無いですね。
安くて若いワインというハンディをコンピタンスに変える、
フレッシュでスイスイ入る味スジ。
「軽い赤」という分類はその通りなんですが、
軽いだけじゃ無い味わい深さもあって、軽快に入っていく割には存在感を感じるワインです。
というわけで、正直「コレ注文して良かったなぁ」です。
やっぱり師範は「ウマニ・ロンキ」なる造り手と相性が良いのかなぁ。
これくらいのレベルのワインが、レストランで2,000円以下とかで出されると言うのはとても素晴らしいことではないかと。
ただ、惜しむらくはグラスがプアです。
その方がカジュアルなトラットリアらしくはあるし、
もっと高いワインだと違うグラスを使えるのかも知れませんが。
点数 | 75点 |
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左写真は店に入ってすぐのところにある赤ワイン用のセラー。
そして店の奥の壁側には白と泡用の冷蔵ケース的なセラーがあります。
ワイン好きにはたまりませんなぁ。
そしてお値段は、家族4人トータルで12,500円くらい。
観光地であるにも関わらず、
ワインも含めてこの値段ってのはかなりの高コスト・パフォーマンスですな。
みんな満足の夕食でありました。
宿に戻って、また温泉に入って残りのワインをチビチビ飲みながらこのページを書いているうちに、
いつの間にかベッドの上でした。おやすみなさい。
名称 | Bourgogne Passetoutgrain "Grain de Terroir" 2011 ブルゴーニュ・パストゥグラン "グラン・ド・テロワール" 2011 |
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生産者 | Dom. Jean-Jacques Confuron ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン |
価格 | \1,308 (単品価格 \1,598) |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は、鶏ササミの甘辛煮、自家製ピクルスいろいろ、豚汁。
基本的に高タンパク低脂肪なヘルシーメニューです。
そしてこういう軽い感じの料理だと、
合わせるワインも軽い感じが良かろうということで、
ヴェリタスのブルゴーニュ・ワイン・セットにあったパストゥグランをチョイスします。
色は、やっぱりピノ・ノワールじゃなくてガメイ的な、
赤紫より青っぽい側に寄った色合い。
それでも澄んだ感じでキレイではあります。
香りは、こちらもピノ・ノワールとはかなり傾向の異なる、
やや内側にこもる感じの熟したイチゴの香りに、
材木屋っぽい木(樽じゃないだろうなぁ)の香り、
それにワキガっぽいケモノ臭があります。
味は、渋味軽くて酸味しっかりです。
数値的には糖度が6.1でpHが3.2、赤ワインとしては「とても酸っぱく甘くない」ポジションにありますが、
飲んだ感じはそんなに突出した印象は受けなくて、
スッキリ軽めの赤ワインという範疇に感じられるレベルです。
時間が経つと、香りのボリュームが増してきて、味わいも酸味に慣れて奥行きが感じられるようになって、
なんだか一瞬高級ブルゴーニュを飲んでいるような錯覚に襲われます。
理由は多分香りや味の複雑さにあるんでしょう。
クタッとグジュッとした感じがなんだか良い感じに熟成した高級ワインみたいです。
誤解無きよう申し添えますと、ブルゴーニュにあまり親近感の無い方には単に酸っぱくて軽いワインかもです。
ただ、ブルゴーニュマニアな方には「超なんちゃって高級ブル」な感じが判って頂けるかも。
なーんの主張も無くスルスル入るACブルもアリっちゃアリですが、
こういう明後日の方向から攻めて来るスタイルも面白うございます。
点数 | 73点 |
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リンク |
ブルゴーニュ有名蔵!すべて激ウマ赤6本セット \8,970 Bourgogne Passetoutgrain "Grain de Terroir" 2011 [Dom. Jean-Jacques Confuron] \1,598 |
名称 | Montepulciano d'Abruzzo 2011 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2011 |
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生産者 | Galatheo ガラセオ |
価格 | \432 |
購入店 | ダイソー横浜鶴ヶ峰店 |
先日の献血の結果が送られてきました。
結果、気になるγ-GTPは正常の範囲内である36。
これでここ3年くらい正常値を維持しているので、
ちょっと飲酒方針を変えます。
最近は平日の水金で一本としていたのを、水曜金曜それぞれ1本に戻します。
いわゆる飲酒量の「V字回復」です。
そして本日の夕食は、師範代が職場の宴会で不在なんで師範が調理担当。
ホントこういうヒマな献身的な父ちゃんが居ないと女性の社会進出なんて難しゅうございますわよ
・・・というわけで夕食のメニューは、チャチャッと作れる料理ってことで回鍋肉(ベースはCookDo)、
野菜ギョーザ(出来合いのを焼くだけ)、フカヒレスープ(クノールの水で伸ばして溶き卵を入れるヤツ)。
こういう手抜き料理には手抜きワインで勝負!ということで選んだのは、
百円均一ショップの雄「ダイソー」で買った、税抜き400円(税込432円)のイタリア産。
アンダーワンコインなワインですが、ダイソーでは一番高級品です。
色は、この地域のこの品種らしく、非常にしっかりと濃い紫色です。
少なくともこの値段ゆえの「なんちゃって」感はありません。
香りも、ボリュームは小さめながら、ツンッと鋭い果実香と、
イタリアらしい人懐っこくてちょっと人臭い雰囲気があります。
味は、渋味はかなりマイルド、酸味はそこそこしっかり、甘さはかなり弱め。
いわゆる「軽い」ワインですが、軽いだけじゃなくコクもあって悪くない感じです。
安ワイン者といえどもある程度「価格ヒエラルキー」「ショップヒエラルキー」を信じがちと言うか、
『どうせこの値段だから』『どうせ扱いがいい加減だろうから』と見下しがちな出自のワインですが、
なかなかどうして良い意味で「普通」です。
少なくとも、いわゆる酒のディスカウントで売られている700円~800円くらいのイタリア産とは十分勝負出来ます。
点数 | 70点 |
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本日は父の日であります。
師範が子供の頃は父の日なんてなぁ~んにも気にしなくてプレゼントなんてあげたことも無かったけど、
師範自身が父となった今、子供らはちゃんとプレゼントをくれます。まさに貰い得。
プレゼントの内容は、師範イチオシのビールである「よなよなエール」と、
これまた師範の好物「鎌倉ハムのパストラミビーフ」。
その二つは毎年父の日の定番ですが、
今年はそれに加えてチーズ(ミモレット18ヶ月とカチョカヴァロ)も頂きました。
師範代も少し金銭的サポートをしてくれたようですが、ありがたいことであります。
父ちゃんは幸せだよ。
名称 | Bourgogne Pinot Noir "Songes de Bacchus" 2010 ブルゴーニュ ピノ・ノワール "ソンジュ・ド・バッカス" 2010 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | \2,759 (単品価格:\3,240) |
購入店 | 京橋ワイン |
夕食前に、上記プレゼントの「パストラミビーフ」を肴に「よなよなエール」と、
そして飲み足りなくてもう一本缶ビール「香り華やぐヱビス」を。
初夏のような涼しい風と美味いビール、あぁ極楽極楽。
そして夕食も父の日ってことで豪華版で、
ローストビーフ、ペンネ2種(トマトソース、ゴルゴンゾーラソース)、レタスとハーブチキンのサラダ。
それとプレゼントのチーズも。
ワインは、こちらもプチ贅沢ということで、京橋ワインのブルゴーニュセットからの最後の1本。
このワイン、格付け的にはACブルゴーニュですが、
お店のサイトに書かれた溢れんばかりの褒め文句によれば、
スタンダード・ブルゴーニュ50%にプルミエ・クリュ、ヴィラージュのワインが50%ブレンドされた、
日本限定のキュヴェだとか。
いずれにせよ単品価格3,000円オーバーなんで、それなりのパフォーマンスは期待します。
色は、ブルゴーニュとしては平均的、ACブルゴーニュ・クラスとしてはちょっと濃いめに感じる赤紫。
やっぱり上のクラスがブレンドされているおかげでしょうか。
香りはかなりナイス、確実にこのクラスを超える複雑さと妖艶さを持っています。
味も、変に突出したところがなくてスムーズ、
まだちょっと渋味が若い感じはするけど、甘味や酸味のバランスも良くて小さめながらまとまりの良い味わいです。
抜栓後時間が経つと、香りのボリュームはより増して来るし、
味わいの渋味も徐々にマイルドに(あるいはマイルドに感じられるように)なって来ます。
もっと上のクラスのワイン同様、ジワジワ飲んで吉なワインです。
というわけで、期待通り、「スペシャル・キュベのACブルゴーニュ」に期待する内容をバッチリ持っています。
これが3,000円以下のお値段で楽しめるのは結構ナイスです。
ただ、ラベルの見た目とかは普通にACブルゴーニュなんで、
お持たせとかには若干難しいかも。
一人で自宅で飲んでニヤニヤするのが一番良いかもです。
点数 | 81点 |
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リンク |
特大感謝の厳選ブルゴーニュワイン大放出5本セット \10,778 Bourgogne Pinot Noir "Songes de Bacchus" 2010 [Louis Jadot] \3,240 |
本日は月に一度のバンドの練習日。
場所は、いつも使う代々木、最近使う新宿がいっぱいだったんで、初利用の渋谷。
新しいエリアは新鮮で良いんですが、練習後に飲む店選びにちょっと迷います。
そういうわけで選んだのが、バンドのkb担当M氏がたまに使うという、
魚山亭新寮という宮崎料理の店。
渋谷ヒカリエの裏手、宮益坂沿いのビルの三階にあります。
店内は、テーブル席が5つくらいにカウンター席、キャパは30人くらいでしょうか。
フロアの隅には生きた木の枝が挿してあって、なんとなく高級感があります。
このお店、いわゆる居酒屋というより割烹料理屋みたいな感じでしょうか。 だもんで料理の値段は決して安くはありません。 冷奴に青海苔の佃煮が乗ったヤツが800円とか、貧乏人にはちょっとビビる値段です。 でも、料理の質は確かです。 一番美味かったのは刺身盛り合わせ。 鮮度も質も良く分厚く切られた刺身が6種類、 こういうのはチェーン店の居酒屋ではちょっと出会いない感じです。 ただ、4人前で結構なお値段したような。 左写真の地鶏の鍬焼きも確か1,500円以上。 野趣が感じられて美味いには美味いんだけどね。
アルコールは、まずは生ビール650円を二杯キューっと。
その後ハイボール600円をキューっと。
ようやく落ち着いたところで焼酎に切り替えて、
幸蔵650円(右写真)を。
生ビールやハイボールのグラスは小さめだけど、
焼酎は結構大きいグラスになみなみと注いで頂けたんで、
早めにこっちに切り替えれば良かったかも・・・というのは貧乏人の後悔です。
ちなみにワインはありませんでした。
宮崎料理の店だったら、都農ワインとか置いてくれれば良いのにね。
結局2時間くらいしか居なかったけど、
お会計は4人で27,000円弱。やっぱりそれなりの値段するよねぇ。
あと、皿にまだ残っているのに下げられちゃうのは、
それでチビチビ飲みたい貧乏人には「ええぇ~」って感じ。
というわけで我々庶民のバンドマンは代々木みたいなちょっと場末なスタジオを利用した方が良さそうです。
名称 | Chablis 2012 シャブリ 2012 |
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生産者 | Alain Geoffroy アラン・ジョフロワ |
価格 | \857 (単品価格:\1,706) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日は、次女が通う小学校で災害発生訓練(引き取り訓練)があるってんで、
師範が早退して対応。
現実の災害時は、職場が近い師範代が引き取るか、
それも叶わなければ飲み友だちでもあるご近所の次女友人のママにお願いするかなんで、
師範が行ってもあまり訓練にはならんのですけどね。
まぁそんなわけで、本日の夕食調理担当は師範。
本日のメニューは、カツオのタタキ風カルパッチョ、イワシとアジの香草パン粉焼き、
親子枝豆(茹で枝豆&枝豆豆腐)、レタスのサラダ、レタスとベーコンのスープ。
そういうメニューだとワインはもちろん白で、4月に買ったセットに入っていたシャブリをチョイス。
あ、ワインの前には枝豆を肴にビール飲んでます、ハイ。
色は、普通に薄い白ワインの色です。
香りは、「これぞシャブリ」な、グレープフルーツっぽい柑橘系や青リンゴのフルーツとミネラルっぽい香り。
ホントに極めて典型的なシャブリの香りだと思います。
味は、酸味もあるけど旨味しっかりで、決して薄っぺらな感じは受けません。
数値的には、pHが3.1で糖度が6.2と、明らかに「甘くなくて酸っぱい」ワインのはずだけど、
飲んだ感じはそんな異端な感じは受けずにバランスが取れている感じがするのはシャブリの特性でしょうか。
一言で言えば「典型的なシャブリ」です。
こういう雰囲気って、和食含めたいろんな料理との相性が良いと思います。
ACシャブリって、とてつもなく美味いのは無いかわりにとんでもなく不味いのも無くて、
いわゆるブルゴーニュのバクチ感がなくてシャンパーニュっぽい気がします。
点数 | 75点 |
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リンク |
うきうきワイン究極水曜日限定6本セット \4,094 Chablis 2012 [Alain Geoffroy] \1,706 |
名称 | Bourgogne Pinot Noir 2011 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2011 |
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生産者 | Chanson Pere & Fils シャンソン・ペール・エ・フィス |
価格 | \1,396 (単品価格 \1,706) |
購入店 | ヴェリタス |
本日、久しぶりに献血しました。
ここ1~2年、献血したくても血色素量が基準に満たなかったため献血できませんでしたが、
本日は晴れて合格。量にしてボトル半分ほど協力して来ました。
で、それだけ体内から赤い液体を抜いてしまうと、
似て非なる赤い液体を補充したくなるのが人情というものであります。
というわけで、通常水曜はボトル半分しか飲みませんが、
今日は特別ということで抜いた半分を足して1本開けちゃいます・・・って最近言い訳が多いな。
ちなみに料理は青椒肉絲、昨日の残りのラアトゥイユ、キノコとキャベツとソーセージのスープです。
そんなこんなで、澄んでサラサラな血にするべく選んだのが、ブルゴーニュのピノ・ノワール。
先日買ったヴェリタスのブルゴーニュ赤6本セット、セール価格で8,970円からの一本です。
造り手のシャンソンと言えば、
お値段はお手頃なれど内容も値段に正直な薄っぺらいワインを造る造り手な印象がありましたが
(その頃の稽古結果がコレ、もう16年も前です)、
サイトの情報によれば近年シャンパーニュのボランジェが大量資本投下してメキメキと品質向上しているとのこと。
さて汚名返上となりますかどうか。
さて抜栓。コルクはこのクラスにしては長めの集成コルク(DIAM)。
品質に対する前向きな姿勢が感じられます。
色は、このクラスのブルゴーニュらしい薄めの赤紫色で、まぁ普通です。
ところが香りがなかなかで、
南のブルゴーニュっぽい革や肉のようなケモノっぽさに若い梅のようなツンとしたフルーツ香、
加えて菊とかの和風の花みたいな香りがあります。
「こりゃアタリかも!」と期待を胸に口に含むと、味わいはかなりストイック。
引っかかりなくスーッと口に入ってくるあたりは高級感があるんですが、
その先にあるのは固い渋味と酸味。膨らみがなくて「えぇ?」って感じを受けます。
こういうワインは開く可能性があるわけで、チビチビと飲み進めましたが、
残念ながら明確に開くということはなく、最後までストイックな味わいのままでした。
香りは良いんだけどなぁ、味わいがいかにも残念。
データ的には、pHは赤ワインの平均値に近い3.6ですが、糖度はかなり低めの6.8。
やっぱりナイス・バランスにはもう少し糖度が無ければイケマセン。
点数 | 71点 |
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リンク |
ブルゴーニュ有名蔵!すべて激ウマ赤6本セット \8,970 Bourgogne Pinot Noir 2011 [Chanson Pere & Fils] \1,706 |
次女が通う小学校の運動会、もともとは昨日予定されていたんだけど雨で順延、
今日も小雨が降る中でしたが無事開催されました。
今日も出来なかったとすると火曜になるところで、
そうなるとちょっと参加は厳しいんでなによりでした。
そして運動会と言えば回転寿司です・・・ってわけでもないですが、
昨年も運動会の翌日に伺った、
ジャンボおしどり寿司 希望ヶ丘店に来ております。
店に到着したのは午後6時頃、
その時には既に5組くらいの待っている状態。
なかなか繁盛しているようであります。
ここのお店は、意外と珍しい魚があったりする点がナイスです。
今回は左写真のイトヨリが初めて食べる寿司種でした。
白身魚の風味にブリのような脂の乗り、なかなか珍しゅうございました。
そして、子供たちも良く食べるようになったなぁ、ということで、
注文した皿の合計は37枚。↓のお酒なんかも皿でカウントするんで、
実際に寿司を37皿食べたわけじゃないですが、それでも皿が積み上がった姿は結構壮観です。
もちろんアルコールも頂きます。
まず最初はアサヒ スーパードライ 中瓶、税別580円也。
生ビールもありますが、コストパフォーマンスの観点から瓶を選びます。
スーパードライは決して好きではありませんが、
他に無いから仕方ない&寿司屋であればそのチョイスは致し方ないと思います。
次なるは清酒の冷酒で、真澄 辛口ゴールド 300mlで税別960円也。
いわゆる普通の大手メーカーの清酒と比べると、
変な「酒臭さ」が無い点は良いんですが、ややドライに過ぎて消極的な感じを受けないでもありません。
そういった意味では、
道場で月一くらいで買っている清酒
(鍋島とか笑四季とか久保田とか獺祭とか)
は優秀なんですな。
ちなみにワインは飲んでません、というかありませんでした。あればきっと稽古すると思います。
トータルのお会計は、ウェブの5%Offクーポンを使って11,000円弱。
以前より若干お高めになったとは言え、まだこれくらいだと「タマの贅沢」として許せる範囲内です。
名称 | Château Fleur Haut Gaussens 2007 シャトー・フルール・・オー・ゴーサンズ 2007 |
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生産者 | Ch. Fleur Haut Gaussens (Vignobles Pierre et Hervé Lhuillier) シャトー・フルール・オー・ゴーサンズ (ヴィニョーブル・ピエール・エ・エルヴェ・リュイリエ) |
価格 | \1,080 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
本日の夕食は、オーストラリア産牛サーロインのステーキ、バルサミコソース。
付け合わせはジャガイモとサツマイモのロースト、サラダホウレン草。
バルサミコソースだとやっぱり牛肉は赤身がナイスです。
さてワインは、前日良いワインをしこたま飲んだ後なんで、
なかなかチョイスが難しいところだけど、
珍しく昨日のラインナップにはボルドー産が無かったので、
ちょうど良いやと選んだのがこのボルドー産です。
過去を調べたところ、6年前に2005年産と稽古しておりました。
ラベルのデザインも値段も全然違うので、
もしかすると別のワインかも知れませんが。
色は、若いボルドーらしいしっかりと濃い青紫・・・って2007年産だからそんなに若くも無いか。
香りは、ボリュームは控えめ、要素的には濃いベリー系の果実香と消し炭っぽい香りで、
こちらも若いボルドー的。
ところが味わいは良い意味で若くなくて、
渋味酸味甘味が全体に丸く柔らかく溶け合った感じになっています。
抜栓して2時間くらい経つと、香りのボリュームも増してきて良い感じに変化してくれます。
こういうのは良いねぇ。
特段の秀でたポイントはありませんが、税抜き1,000円ポッキリのワインとしては上出来、
2,000円くらいしても納得感があります。
ラベルの肩に"concours de bordeaux 2009"とあるんで、
そもそもの売り出しはかなり以前、
よって「熟し過ぎ」が故のディスカウントかと思いましたが、
そんなことなくて普通に楽しめました。
点数 | 76点 |
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本日は、勤務先のワイン飲み仲間の一人が海外赴任から帰任した、 ってのを口実にした飲み会。前回の記録はココ。 今回の場所は、有楽町駅西側にあるア・ラ・カルトンという店で、 2年半前にも利用しています。 日比谷に近くて思いっきりオフィスビルな建物の地下、飲食店その他の商業エリアの一角にあります。
料理は、今回は食べたいものをアラカルトで注文。 そして「ア・ラ・カルトン」という店名が示す通り、 ここのメニューは豚肉を使った料理がメインのようです。 左写真は前菜の盛り合わせ。 その他の料理も、居酒屋とイタリアンの中間くらいの雰囲気で、 見た目にシュッとしていながら酒の肴にピッタリ、という感じでした。
名称 |
Clos du Val Carneros Chardonnay 2009 クロ・デュ・ヴァル カーネロス シャルドネ 2009 |
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生産者 |
Clos du Val Wine クロ・デュ・ヴァル・ワイン |
価格 | (Yjさんから) |
購入店 |
会のスタートは午後7時30分・・・だったのですが、
師範は出先から帰る時に使った私鉄が人身事故の影響で運転見合わせになり、
大きく迂回して向かったため30分弱の遅刻。
スミマセン。
というわけで師範が到着した際には一本目のワインがちょうど開けられた状態でした。
このワインは、毎度の幹事役(お疲れ様です&ありがとうございます)
Yjさんが持参されたカリフォルニアのシャルドネ。
今回帰任されたKsさんの赴任先は米国西海岸だったので、という選択でしょうか。
色は・・・どうだっけ?濃くなく薄くなくだったと思います。
香りは、ボリューム的にはそれほどありませんが、
黄桃のような甘いフルーツ香と、ビスケットのような甘香ばしい香りがあって、
いかにもカリフォルニア産のシャルドネといった雰囲気です。
味も、甘すぎない程度に甘味がしっかりしていて、
丸くてボリュームを感じます。
典型的なカリフォルニア産の白で、とても外向的ワインでした。
こういう明るい感じのワインって、多人数で飲むのに向いてますな。
なんだかデップリ太ったアメリカ人が週末バーベキューをする際に食前酒として飲んでいる光景が目に浮かぶようです。
点数 | (81点) |
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名称 |
Puligny-Montrachet 1er Cru "La Garenne" 2010 ピュリニー・モンラシェ プルミエ・クリュ "ラ・ガレンヌ" 2010 |
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生産者 |
Etienne Sauzet エティエンヌ・ソゼ |
価格 | (Nkさんから) |
購入店 |
次なる白は、Nkさんに持参して頂いたもので、
ブルゴーニュ白の超名門「エティエンヌ・ソゼ」の一流一級畑「ラ・ガレンヌ」。
当然ながら品種は前のカリフォルニア産と同じくシャルドネなんで、米仏対決ですな。
ちなみに当道場でもこの銘柄の2003年産と稽古しておりました。
色はこちらも濃くなく薄くなく・・・というか白ワインの色の差を記憶で比べるのは難しいね。
香りは、抜栓してすぐはかなり閉じてました。
深く嗅ぐと、カリフォルニアの甘香ばしい樽香とはちょっと雰囲気の違う、
やや煙たいような樽香と、カリフォルニアの黄桃とはちょっと違う、
もっと涼やかな青リンゴのようなフルーツ香があります。
味に関しても、甘さ控えめ酸味がキリリ。
ふくよかというよりシャープな印象の味わいです。
そして米仏対決の結果はというと、スタートダッシュが利いた米国が僅差で勝利、という感じだったでしょうか。
グラスに置いといて、1時間くらいしたら明らかに開いていたんで、
じっくりと時間をかけて飲むべきワインだったように思います。
やはりこのクラスは2010年だと若すぎるということでしょう。
点数 | (79点) |
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名称 |
Santenay 1er Cru "Beauregard" 2008 サントネー プルミエ・クリュ "ボールガール" 2008 |
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生産者 |
Jacques Girardin ジャック・ジラルダン |
価格 | (Ysさんから) |
購入店 |
次からは赤ワインが続きます。
まず赤の一本目は、Ysさんに持参頂いたサントネー1級畑。
造り手の「ジャック・ジラルダン」なる方は、
道場でもよく稽古している「ヴァンサン・ジラルダン」のお兄さんにあたる方らしいです。
色は典型的なブルゴーニュの色で、照りのある赤紫色です。
香りはとても良うございます。ピッチピチの木イチゴっぽいフルーツに、
まるでバラのような華やかな香りもプラスされています。
サントネーみたいな南部ブルゴーニュって、どちらかというとケモノっぽさが強いイメージがあるけど、
このワインはまるでマルサネとフィクサンみたいな北部ブルゴーニュ産みたいな香りがします。
味は、渋味はほとんど感じないくらい穏やかで、酸味がシュッとしています。
深みとか複雑さとかはありませんが、溌剌とした感じがストレートに伝わってきて、
非常にナイスなワインでした。
聞けば買値は3,000円以下だったとのこと。
それを聞くと「安ワイン道場師範」としてはますますナイスと言わざるを得ません。
点数 | (83点) |
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名称 |
Pommard 1er Cru "Rugiens-Bas" 1999 ポマール プルミエ・クリュ "ルジアン・バ" 1999 |
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生産者 |
Dom. Aleth le Royer-Girardin ドメーヌ・アレット・ル・ロワイエ・ジラルダン |
価格 | (Mtさんから) |
購入店 |
今回は赤5本中3本がブルゴーニュ産です。
その2本目は、いつも(主にやたら年月を経ているという)希少なワインをお持ち頂くMtさんご持参の、
1999産ポマール1級畑。
面白いことに、前のワインもこのワインも造り手の名前が「ジラルダン」さんです。
親戚筋なのかな?調べるのが面倒なんで判りませんが。
そしてどちらもブルゴーニュでも南の方のコート・ド・ボーヌ、そしてどちらも1級畑。
ただ、ヴィンテージは9年も違います。
色は、良く良く見ると若干オレンジが入っていますね、ってくらいの熟成感で、
15年も前のブルゴーニュとしてはかなり若い印象を受けます。
香りは、まず感じるのが梅の雰囲気。そしてその後ろに紫蘇みたいな感じがあって、
合わせると梅干しの香りです。
なんとなく甘い香りもあるので、蜂蜜を使った紀州梅の梅干しってところでしょうか。
味わいは、熟成の恩恵で渋味の角が取れて甘味と酸味が混然一体、
まだ若いと感じる人も多いでしょうが師範的にはここがピークと思える熟成具合です。
これもまた美味しゅうございました。
ブルゴーニュ産の赤って、たまに出て来る1990年台のバック・ヴィンテージものを買っても、
大抵は既に抜けガラ状態になっているものが多い印象がありますが、
これはそんなこと無くてまだまだバリバリの現役でした。
点数 | (85点) |
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名称 |
Echézeaux 2009 エシェゾー 2009 |
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生産者 |
Dom. Gros Frére et Sœur ドメーヌ・グロ・フレール・エ・セール |
価格 | \8,064 (単品価格 \8,904) |
購入店 | お手軽ワイン館 |
そして師範が持参したのがコレ、
2年半前に思いきって買った「ワイン館超厳選!!!『特級ブルゴーニュ』セット (赤5本)」税・送料込み\40,950からの最後の一本。
さすがにこのクラスのセットになるとセットを飲み終えるまでに時間が掛かっちゃいますんで、
当然ながらもうショップに在庫は無いようです。
さて造り手は、ラベルも味わいも派手なグロ・フレール・エ・セール。そして畑は特級エシェゾー。
この銘柄とは2003年産と稽古済みだし
2002年産とも稽古済み。
大人数で飲んでウケの良い特級ブルゴーニュであると確信しておりますし、
米国帰りの方にはソッチ方面の指向を持っているこのワインはピッタリだと考えたわけです。
色は、ブルゴーニュとは思えない濃さで、そのあたりは想定通り。
ところが香りが想定外。「リッチな果実と甘香ばしいバニラと・・・」なんて香りを想像していたら、
感じられるのは鉄っぽいブルーベリー。貧血には良さそうですが求める香りではありません。
味も、一番目立って感じられるのはガッシリした渋味です。
糖度は8.0もあって、決して甘さが無いわけじゃないんだろうけど、
それをはるかに凌駕する渋味がおよそブルゴーニュとは思えない感じです。
ブルゴーニュとしては米国指向の強いワインだと思ってましたが、
このワインは米国を大きく飛び越えて知らない世界に行っちゃってました。
一杯分注ぎ終わってボトルの底に残った分を後でのんだら、
それなりブルゴーニュらしい雰囲気になっていたんで、
これもまだ若すぎたってことでしょうか?
点数 | (80点) |
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名称 |
Ridge Estate Cabernet Sauvignon 2010 リッジ エステート カベルネ・ソーヴィニョン 2010 |
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生産者 |
Ridge Vineyards リッジ・ヴィンヤーズ |
価格 | (Ksさんから) |
購入店 |
そして次なるは、米国帰りのKsさんが持参されたリッジのカベルネ・ソーヴィニョン。
現地ワイナリーで買われたとのこと、わざわざ重いモノをありがとうございます。
ちなみに、師範においてはこのワインの上位グレード、
「モンテ・ベッロ 2004」と稽古したことがあります・・・とプチ自慢。
もちろんそれも師範が買ったわけじゃ無くて今回同様ご相伴に預かっただけでありますが。
色は、濃いっちゃ濃いけどまだ向こうが透ける程度の濃さの紫色。
香りはナイス、ベリーナイスであります。
ギュッと締まった果実香にビスケットやバニラがあって、
香りのボリュームも申し分ありません。
Ksさんは『カリフォルニアの青空を思い出す香り』なんて、
どっかのワイン漫画の主人公みたいなことを言われてましたが、
なんとなくそんな気持ちも理解できるような感じです。
そして、「当然若くて固いんだろうな」と思って口に含むと、
これが柔らかいのよ。そのあたりがボルドー産とは大きく趣を異にするところですな。
これは素晴らしいワインでした。
ブルゴーニュ産みたいに「天の恵みと職人のカン」で美味い/不味いが決まるんじゃ無くて、
科学的な研究と生産計画によってこの美味さを実現している、という印象を受けます。
ともあれたいそう美味いワインを飲めて幸せであります。
点数 | (90点) |
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名称 |
Campora 1998 カンポラ 1998 |
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生産者 |
Falchini ファルキーニ |
価格 | (Ktさんから) |
購入店 |
今回ラストを飾る最後の1本は、参加者の中で紅一点Kt女史に持参して頂いたイタリアの赤。
産地はトスカーナで品種がカベルネ・ソーヴィニョン、格付けがIGTってことだから、
いわゆる「スーパー・タスカン」と言われるワインの一つでしょうか。
ヴィンテージは1998年、今回のラインナップの中で一番年季が入ったワインです。
色は、さすがに15年以上の熟成を経たって感じの、レンガ色からこげ茶色っぽい雰囲気になっております。
香りはまるでボルドーです。
どことなくイタリアっぽい明るさも感じますが、
ブラインドで嗅いだら間違い無く「ボルドー左岸の格付けワインですな」と答えます。
そして口に含むとコレが若い。
熟成ボルドーって、奈良漬みたいな感じになっているものが多い印象がありますが、
これはまだまだ全然そんなお年寄りな気配は無くて、まだまだ若さが感じられます。
これまた美味いワインです。
それにしてもイタリアは奥が深くて難しゅうございますな。
このワインなんかも、イタリア産にこういう香りや味わいを想像はしないよね
・・・っと勉強不足を言い訳しております。
点数 | (82点) |
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・・・というような会でありました。 お会計は、1,000円の持ち込み料を支払っても一人3,500円程度、 安いよねぇ。もちろんワインの代金はそれぞれに別途支払っているわけなんで、 安くて当たり前ではあるんですが、 これくらいの値段で持ち込みワイン会が出来るってのはやっぱり相場よりかなり安いと思います。
名称 | Georges Dubœuf Syrah 2012 ジョルジュ・デュブッフ シラー 2012 |
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生産者 | Les Vins Georges Dubœuf レ・ヴァン・ジョルジュ・デュブッフ |
価格 | \694 (単品価格:\1,382) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
週の真ん中水曜日。
今週末あたりから関東地方も梅雨入りしそうな雰囲気ですが、
今週土曜は次女が通う小学校の運動会なんだよなぁ。降らなきゃ良いけどなぁ。
そして、普段だとウィークデーは水曜金曜で1本の師範ですが、
本日は訳あってフルに一本開けちゃいます。
ま、こういう場合の「ワケ」ってのは殆どの場合は金曜に飲み会が入っている、
という単純な理由ですが。
夕食の料理は鶏とヤングコーンの香草ソテーとか簡単ピクルスとか、普通の日本のお惣菜。
選んだワインは南仏はラングドック産のシラーです。
その造り手が、いわゆる「ボージョレの帝王」ジョルジュ・デュブッフ。
帝王はお盛んですなぁ。ヌーボーのバカ騒ぎだけでは飽き足らず、
南仏産で更に市場開拓、といったところでしょうか。
まずグラスに注いで、色は濃いけど濃すぎない、良い感じに向こうが透ける青紫色です。
色的にはあんまりシラーって感じじゃないかも。
香りは、『え!?』です。
というのも、熟したイチゴとかバナナっぽさとか、どう考えてもボージョレ・ヌーヴォーの香りだからです。
口に含んでも、その『コレってボージョレ・ヌーヴォー?』って印象は覆りません。
ただ、ボージョレにしては渋味がジリジリと険しくて、その点だけはシラーな感じがハッキリしているようです。
師範の勝手な解釈ですが、
このワインは醸造に南仏のシラーをボージョレ・ヌーヴォーと同じ
「炭酸ガス浸漬法(Macération carbonique)」を使って醸造していると見ました。
そういう「ワイン促成栽培」で利益確保するのもビジネスの選択肢としてはアリだと思いますが、
飲んだ印象としてはシラー種とこの風味との相性は良くないと思います。
点数 | 64点 |
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リンク |
うきうきワイン究極水曜日限定6本セット \4,094 Georges Dubœuf Syrah 2012 \1,382 |
名称 | Cava Blanca Brut Reserva [N.V.] カバ ブランカ ブリュット レセルバ [ヴィンテージ無し] |
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生産者 | Josep Masachs ジョセフ・マサックス |
価格 | \898 |
購入店 | ヴェリタス |
6月に入って、一気に夏が来たような暖かい一日。
こういう日の夕食は手巻き寿司でしょう。
寿司種は、マグロ赤身、ホウボウ、イワシ、サーモン、シメ鯖。
そのうちシメ鯖は半身を刺身にして、食事のまえの一杯のアテに。
『いやー、日本人に産まれて良かった良かった』という至福の時であります。
で、酒は清酒や焼酎じゃなくてまずビール、そしてその後はスパークリング・ワインをチョイスするあたりが、
若干日本人っぽくないところであります。
銘柄はスペイン産のカバで、なんだかオシャレなデザインのラベルをまとっております。
色は薄めですが、泡立ちは結構しっかりしていて、ラベル共々なかなか良い気分にさせてくれる外観です。
香りは、純粋にフレッシュ・フルーツ系。
イーストっぽさもあるにはありますが、メインはリンゴや柑橘類を想わせる軽快なタッチの香りです。
味は、甘さ控えめで酸味もそれほど鋭くなく、
かつカバにありがちな金属をなめるような刺激感もなく、柔らかに仕上がっています。
数値を測ると、糖度が6.0にpHが3.0で、
かなり「甘くなくて酸っぱい」エリアに位置するはずですが、
飲んだ印象はそういう突出した感じはなくまろやかです。
これからの季節、こういう泡は手軽で良いんじゃないでしょうか・・・
と販売店のサイトを見に行くとあいにく現在売り切れ中。
そういうところが難しいんだよねぇ、ワインって。
買ってちょっと時間が経つと、美味いヤツはすぐ売り切れてしまいますから。
点数 | 75点 |
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リンク | Cava Blanca Brut Reserva N.V. |