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「またか」とお思いの方も多いと思いますが、
最近の師範の体重と体脂肪率の遷移状況を報告させて頂きます。 前回提示した3月以降の4ヶ月、 体重も体脂肪率も傾向的には微減⇒維持といった感じで、 最近は体重59kg/体脂肪率11%といったところであります。 身長173cmでBMI/肥満度を計算すると です。 そして、今月の21日には人間ドックの受診を予定しています。 昨年の人間ドックでは、肝臓をはじめいくつかの項目で 『要再検査/要観察』の指摘を受けちゃったんだけど、 今年は脂肪を減らしたことによってそれらがクリアできないかな、と。 あと、さすがに体重を落としただけじゃγ-GTPの基準内達成は厳しそうなんで、 今月中旬には(昨年9月みたく)短期の断酒をする予定です。 さぁピッカピカのカラダになって戻って来るがよい!師範!! |
Redwood Vineyards Brut (N.V.) レッドウッド・ヴィンヤーズ ブリュット (ヴィンテージ無し) | Redwood Vineyards レッドウッド・ヴィンヤーズ | |||
Sparkling 発泡 | (California) (カリフォルニア) | |||
\898 | 2011/07/14 | カルディ・コーヒー・ファーム高輪店 | オーバーシーズ | |
そして誕生日当日、師範もいよいよ「アラフィフ」の仲間入りであります。
夕食には次女も元気にキャンプから帰ってきて、三日ぶりに家族4人の食卓であります。
やっぱり健康が一番、家族が一番・・・などど、すでに年寄りの仲間入り資格を満たしていますな。 それはさておき、本日の夕食メニューはちょっと豪華にロースト・ビーフ(豪州牛)、 生ハムのサラダ、カニソースの冷製カッペリーニ、えんどう豆の冷製スープ、パンいろいろなど。 ワインは、昨日赤の良いヤツを飲んだんで今日は純粋にお祝いということで、 米国産のスパークリングをチョイスしてみました。 そういえば昨日はスパークリング飲まなかったからね。 色はかなり薄めだけど、ガス圧はとてもしっかりしています ・・・って、色とガスは別に相関無いけどね。 香りは、結構ちゃんとしたスパークリングの香りというか、 リンゴっぽいフルーツ香がしっかり感じられます。 味は、やや甘めでちょっと浮ついた感じがあるかな。 それに後味の苦味もなんとなく違和感。 "Brut"って書かれているけど、シャンパーニュあたりでは"Demi Sec"くらいの甘さですかね。 深みや複雑さがあるようなワインじゃないし、 なんとなく味わいがバラバラな感じがしないでもないけど、 まぁこういうのもアリじゃないかと。 パーティー好きの米国人が野外でバーベキューを食べながら・・・ なんていうシチュエーションが合いそうなスパークリングです。 | ||||
69点 | 道場にて |
本日は師範の誕生日イヴ。 そして師範宅の次女(小学一年生)は、 スイミングスクールが主催するキャンプツアーに7月29日からの二泊三日で単身参加していて不在なので、 初めて家族(マイナス一人)でちゃんとしたレストランのディナーに行くことに。 選んだお店は、道場近所、相鉄線天王町駅のそばに最近できたジャンティエスKOMACHIというレストラン。 フレンチの店っぽい感じだけど、 コースにパスタが含まれる(パスタ・ランチとかもある)のでイタリアンかな。。 ともあれこの界隈ではこういうちゃんとした雰囲気の店って珍しいわけですよ。 |
店内は、テーブルが10程度、2人がけが2つほどあるんでキャパ的には40席弱くらいかな。 こういうレストランの規模としてはそこそこ大きめかも。 そして、びっくりなのが休日なのに席が8割がた埋まっていたこと。 ここって、そばに大きめのビジネスセンターがあるので、 主たる顧客層はそこにお勤めの方だと睨んでいたのね。 だから休日はきっとガラガラだろうと思っていたけど、 予想に反して大繁盛しておりました。 早めに予約しておいて良かったな、と思いましたですよ。 |
料理のコースは、Aコース:4,200円、Bコース:5,800円、Cコース:8,900円、Dコース:12,800円の4種類。
値段の違いは皿数の違いで、長女に頼んだ4,200円のコースは前菜・パスタ・メイン魚、
師範と師範代が頼んだ5,800円のコースは前菜・パスタ・メイン魚・メイン肉という構成。
そして、料理の中身は「シェフにお任せ」ということで、
同じ値段のコースでも人によって(食べる人の顔色を見ながら)内容が変わることもある、
とのこと。なるほど。 そして、本日の5,800円のコースの内容は以下。 アミューズ:モロヘイヤ入りのヴィシソワーズ 前菜:鮮魚(イサキ、マコガレイ、ホタテ、明石のタコ)と野菜の冷製(左写真) パスタ:生ハム入りのペペロンチーノ的なスパゲティ メイン魚:目鯛のポワレ メイン肉:イベリコ豚のソテー(下写真) デザート:いろいろ盛り合わせ・・・て。スミマセン お茶:エスプレッソをダブルで |
美味いです、ココ。鄙には稀な、というと失礼かもだけど、 都内の先端を行くこの手のレストランに引けを取らない内容だと思いました。 敢えて欲を言うと、前菜の冷製はもう少し温度が低ければもっと好印象だったに違いないのと、 パスタが終わるまでパンが出されないのがちょっと手持無沙汰だった、ということ。 でも、料理自体にはとても満足で、 店の雰囲気も含めてこのコースが5,800円なのはお得だと感じました。 |
Cote de Nuits-Villages 2006 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2006 | Jayer Gilles ジャイエ・ジル | |||
Rouge 赤 | Cote de Nuits Villages コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
(\8,200) | 2011/07/30 | ジャンティエス KOMACHI | ピーロート・ジャパン | |
ワインリストには、泡が5種程度、白が10種強、赤が15種程度。
産地は世界各地からまんべんなく、という感じのリストで、
お値段的にも5,000円前後が多いお手頃な価格帯のものがメイン。
真夏だし、メニュー的には魚が多いので本日は白かな、と考えながらメインを見ていたら、
このワインが目に入っちゃいました。
大好きな造り手「ジャイエ・ジル」のコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2006年。
今の一般的な小売価格は5,000円を超えているんだろうから、
8,200円というお店価格は非常に良心的。
ちなみに、確かモエ・エ・シャンドンが7,000円台だったから、
基本的に良心的な倍率で提供されているようです。 グラスは、どこの製品かは判らなかったけど、リーデルのブルゴーニュグラスにそっくりなもの。 ワインの色は、やや濃いめの赤紫で、澄んだ感じでとてもキレイです。 香りは、抜栓直後はちょっと閉じた感じ。 それでも梅やプラムの果実香と妖艶なケモノっぽさがあって、良い雰囲気です。 味は、ブルゴーニュらしい甘酸っぱさに加えて、まだ渋味がかなり前に出てます。 もう5年も前の産なのに、飲みごろはもう少し先なのかなぁ。 抜栓後時間が経つと、香りのボリュームはやや増してきました。 でも、期待したほどじゃなかったかな。もう少し甘い感じの樽香とかがパーっと来ると思ったんだけどね。 というわけで、基本的なポテンシャルの高さと造りの良さは感じられるけど、 今現在はちょっと谷の時期に当たっているのかも、というワインです。 でも、ちゃんとしたレストランで、これくらいの値段でこういうワインが楽しめるのは嬉しいですな。 | ||||
83点 | 「ジャンティエス KOMACHI」にて |
Anane Chardonnay 2010 アナーネ シャルドネ 2010 | Anane アナーネ | ||||||
Blanco 白 | Maule Valley (Chile) マウレ・バレー(チリ) | ||||||
\500 | 2011/04/20 | ノムリエ・ザ・ネット | セントミハエルワイン&スピリッツ | ||||
断酒期間明け&肝臓数値好転から来る「酒が飲めずぞ」気分もずいぶん落ち着いて、
今週からはまた『基本的に月火木は休肝日/水金で1本』の通常運転に戻ります。
そして、気分的にも「安ワイン道場師範」という職責を再確認すべく、
一本500円のディープアンダー3桁ワインと稽古します。
この銘柄は、昨年メルローと稽古済みで、
先月カベルネ・ソーヴィニョンとも稽古済み。
赤は3ケタにしてはそこそこ悪くない印象だったけど、さて白はどうか、と。 色は、これといった特徴のない薄めのレモン色。 香りはちょっと参りました。 まず抜栓した時点で「おぉ!」と思う香りのボリューム。 例によって師範にはソーヴィニョン・ブランに思えるようなハーブっぽさの強い香りがあって、 それ以外にもリンゴ・パイナップル・洋ナシといったフルーツ香もしっかり。 「もしかして香料入ってるんじゃ?」と思って裏ラベルを見たけど、少なくともその記載は無し (国産メーカーの輸入果汁使用激安ワインにはたまにあるからね)。 味も、特に甘かったり酸っぱすぎたりせず、 フルーティな香りを裏支えするような感じで悪くないです。 ・・・と、抜栓直後は驚きの嵐状態だったんだけど、 ちょっと時間が経つとやっぱりちょっと単調というか、 味わいのベースに苦味が感じられて全体に平板な印象はぬぐいきれなくなるけど。 とはいえこれが500円なのはちょっとビックリです。 もちろん「ロマネ・コンティのモンラシェと完全同格!!!」とか言うようなワインじゃないけど、 そんじょそこらの1,000円台だとこれに敵わないワインはいっぱいありそうです。 ともあれ、500円ワインの残りものだと普通は消化試合な気分になるんだけど、 このワインだったら明後日の再稽古もちょっと楽しみです。 普通に栓をしてワインセラーに立てて保存した翌々日、500円ワインながら期待しつつ再稽古。 で、これが面白いくらいにスッカスカに抜けちゃってるのね。 抜栓当日に感じた充実具合がウソのように粗く荒っぽいワインに変化。 というわけで、このグレードのワインはニューワールド産といえどもあまり長くは持たないようです。
ショップへのリンク:
Anane Chardonnay 2010
75点 | 道場にて
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Santero Pinot Rose N.V. サンテロ ピノ・ロゼ (ヴィンテージ無し) | Santero サンテロ | |||
Spumante Rose ロゼ発泡 | (Italia) (イタリア) | |||
\910 (単品価格 \1,300) | 2011/07/15 | ヒグチワイン | モトックス | |
本日お見えになったのはお母さんと子供たちなので、
飲む人は師範含めて3人、そのうちお1人は夕方から用事があるとのことで一本目のワインだけお召し上がりでした。
まず料理は、Fちゃん家にお持ち頂いたサンドイッチに、先週も出した夏野菜の揚げびたし、
加えて子供らにはおにぎりとフランクフルトでした。
そしてワインはまずスパークリングです。
先日買った「白ワインとスパークリングワインのさわやか5本セット」税送料込み5,300円からの一本で、
昨年も稽古して好印象だったもの。
敢えてシャンパーニュにしなかったのは、
ピンクの色やちょっと甘い感じの方が女性ウケするかな、と考えた次第であります。 色は、いわゆるロゼ・シャンパーニュなんかと同じで、 ややオレンジがかった薄ピンク色。泡立ちはやや少なめだったかな?あまり記憶にありません。 香りは、ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)の個性を強く感じます。 そのため、なんとなくケモノっぽさがあるというか、 少なくとも可愛らしい感じの香りではありません。 味は、バランス的にはほんのり甘めかな? でも、直接的に甘いわけじゃないんで、ベタッとした感じはないです。 前回の印象とちょっと違って、またボトルの外観から受ける印象ともちょっと違って、 あまり可愛らしい感じじゃなくてグッと男気のあるスパークリングでした。 それでも美味しいと言って飲んで頂けたんで合格としましょう (ってか、よその家で出されたものを「不味い」と言う人はまずいないでしょうけど) |
Mercurey 1er Cru "Clos des Myglands" 2008 メルキュレ・プルミエ・クリュ "クロ・デ・ミグラン" 2008 | Dom. Faiveley ドメーヌ・フェヴレ | ||||||
Rouge 赤 | Mercurey 1er Cru (Monopole) メルキュレ1級畑 (単独所有) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\2,572 | 2011/06/23 | ヴェリタス | ラック・コーポレーション | ||||
次なる料理は、
これまた先週と同じのカルパッチョ風カツオのタタキ(タタキ風カツオのカルパッチョか?)
をお出ししております。
そしてワインは、ブルゴーニュの赤をチョイスしました。
大手ドメーヌ兼ネゴシアンである「フェヴレ」の単独所有1級畑ドメーヌ物で、
10年前に1999年産と稽古済み。
その頃と大して値段が変わってなくて、いまだ稽古範囲の価格内で買えるのが素晴らしいですな。 さて抜栓。色は、濃いってほどではないけど、少なくとも薄くは無い赤紫色です。 香りは、個人的には「えっ、これが道場稽古範囲内?」とビックリするくらい高級品の香りです。 トーンの高いプラムみたいな果実香に加えて、甘く品の良い樽香がパッと香って、 なんとも上品な雰囲気です。 味も、ピシッと締まった酸味と軽い甘味があって悪くないんだけど、 思いのほか渋味がしっかりしているのが想定外でした。 実際のところ、ちょっと開けるのが早かったかもです。 良作年の2008年産の底力を見せつけられてしまいました。 1級畑とはいえこの値段なんで、開けるのが早いってことは無いだろうと思ったんだけど、 今飲んじゃまだもったいないです。 2008年産、特級とかだったらいったいいつ飲むべきなんですかね?
ショップへのリンク:
Mercurey 1er Cru "Clos des Myglands" 2008 [Dom. Faiveley]
82点 | 道場にて
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William Cole "Columbine Special Reserve" Cabernet Sauvignon 2009 ウィリアム・コール "コロンバイン・スペシャル・リザーヴ" カベルネ・ソーヴィニョン 2009 | William Cole Vineyards ウィリアム・コール・ヴィンヤーズ | ||||||
Tinto 赤 | Colchagua Valley (Chile) コルチャグア・ヴァレー (チリ) | ||||||
\1,000 | 2011/06/23 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
メインの料理は、これまた先週同様に鶏手羽中の揚げ煮です。
昼なんで、こういう軽くつまめる料理がよろしゅうございます。
そしてワインは、飲む人ほぼ二人(H君のお母さんと師範)なのに3本目に行っちゃいます。
前のがなかなかイケてるピノだったので、ここは濃いヤツがピッタリでしょう、
ということで選んだのがチリ産のカベルネ・ソーヴィニョン。
この造り手のワインは、
ひとつ下のクラス「ミラドール・セレクション」のカベルネ・ソーヴィニョンと稽古済みで、
ふたつ下のクラス「アルバマール」のカベルネ・ソーヴィニョンとも稽古済み。
グレードが上がると印象も上がっているんで、
その上のコレはきっとイケてるでしょう、と。 さて抜栓。色はほぼ真っ黒に近いくらい濃い色合いで、 ピノ・ノワールとの差は歴然です。 香りは、チリ産のカベルネ・ソーヴィニョンに良くある、 それも気合いの入ったヤツらしいインクっぽいミッチリと締まった果実香がたっぷり。 味も芯からムチムチしています。 非常に充実度の高いワインではあるけど、 今の季節にはちょっとしんどい重さかな、と感じる部分も若干はあったりしますが。 「残ってもいいや」と思いつつ開けたワインだったけど、 最終的にはグラス1杯程度を残してほぼ飲み終わっておりました。 H君ママ強ぇなぁ。 ともあれ、今回は全て稽古範囲内のワインしか出していないわけですが、 それなりに楽しんで頂けたようでなによりでございました。 ほぼ1杯分だけ残ったワインにそのまま栓をして、セラーに立てて保存した3日後再稽古。 で、これがビックリするくらい美味しいのよ。 多分抜栓当日より角が取れて丸くなっていて、 香りにもインクよりチョコレートな雰囲気がメインで出てきて、 およそ1,000円とは思えないワインに変化してました。 というわけで、遅まきながら2点プラスさせて頂きます。
ショップへのリンク:
William Cole "Columbine Special Reserve" Cabernet Sauvignon 2009
78(+2)点 | 道場にて
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Prosecco "Il Vino dei Poeti" Brut 2010 プロセッコ "イル・ヴィーノ・デイ・ポエティ" ブリュット 2010 | Bottega ボッテガ | ||||||
Spumante 発泡 | (Italia) (イタリア) | ||||||
\1,182 (単品価格:\1,806) | 2011/03/22 | エノテカ シャトー蔵出しワイン | エノテカ | ||||
本日の夕食は手巻き寿司。
今日手巻き寿司をやるんだったら、昨日飲んだミュスカデは今日飲むべきだったなぁと思いつつ、
よりサッパリ系ということで選んだのがイタリア産のスパークリング。
3月にエノテカさんから買った12本セットの最後の1本で、
過去にも二度(ココとココで)稽古済み。
今はそのセットの中身は変わってて、このワインのロゼが組み込まれているみたいです。
それにしてもこのラベル、オシャレではあるけど、
見ようによっては隅田川のほとりにある某ビール会社屋上のモニュメントみたいですな・・・
と、ストレートに言うことは憚られるので暗喩しています。 色はかなり薄めだけど、泡立ちの良さはさすがですな。 先週末あたりで炭酸入りのノンアルコール・カクテルといろいろ稽古したけど、 そういうのとは比べ物にならないくらいの泡立ち。 香りは、シャンパーニュなんかと比べるとかなりおとなしめで、 複雑さもあまりないストレートな果実っぽさ。 ちょっと石鹸(温泉場に置いてあるヤツ)みたいな雰囲気を感じるのが個性的かも。 味わいは狙い通りのサッパリ系で、サッパリしすぎてややキンキンした金属的な雰囲気があるのが残念。 やっぱりこういうワインの独壇場は夏ですな。 中身的にはあまり変わってないのかもしれないけど、 以前の稽古より印象はグッドです。 単品価格の1,800円はちょっとアレだけど、 セットに組み込まれて実売1,000円+αくらいだったら「アリ」だと思います。
ショップへのリンク:
Prosecco "Il Vino dei Poeti" Brut (N.V.),
エヴァーグリーンボックス(750ml×12本セット)(今はこのワインは入っていません)
72点 | 道場にて
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Muscadet Sevre et Maine Sur Lie "Cuvee Harmonie" 2009 ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー "キュヴェ・アルモニー" 2009 | Michel Delhommeau ミシェル・デロモー | ||||||
Blanc 白 | Muscadet Sevre et Maine Sur Lie ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー | Loire (France) ロワール (フランス) | |||||
\1,000 | 2011/06/23 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
平日だけど、二日連続でワインを開けちゃいます。
ま、今はちょっとお祭りモードなんでね。
来週からは以前通りのペースに戻りますんで。
そして今日選んだのは、師範があまり得意でないところのミュスカデ。
販売店のサイトに、
『パーカー氏が「非常に複雑でシャブリの偉大なシャルドネのような素晴らしい香り」と激賞!』
と書かれていたんで、苦手意識を払拭するために買ってみたもの。 色は、かなり緑色っぽさを感じるレモン色で、濃くはないんだけどちゃんとしたワインな感じの色合い。 香りは、パーカーさんが言うところの「シャブリ」を彷彿とさせる、 ミネラル感たっぷりの香り。確かにこの香りは「シャブリですかな?」と言っちゃうよね。 味は、口に含んですぐグワッと拡がるような存在感を示した後、 後味にはミュスカデらしい酸味がツツーッと残る感じ。 なかなか美味いところでバランスしていると思います。 まるで良くできた山水画のように、 地味な色彩を使いながら派手な絵柄を描き上げているようで、 なかなかどうして侮れないワイン。 一級クラスのシャブリ並のクオリティを持つワインがピッタリ1,000円で飲めると思うと、 かなりコストパフォーマンスは高いと感じられます。
ショップへのリンク:
Muscadet Sevre et Maine Sur Lie "Cuvee Harmonie" 2009 [Michel Delhommeau]
76点 | 道場にて
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さて本日は待ちに待った人間ドックの受診日です。
最近は血液検査の結果なんかもその日のうちに判るんですなぁ。 というわけで、気になるγ-GTPの数値は、余裕で基準内の37(IU/l)まで下がってました。 おめでとうございます>自分。 やっぱり体脂肪削減&断酒攻撃は効いたみたいですな。 その他の尿酸値なんかの数値も全て改善しています。 頑張れば結果は得られる、ということで、「一人なでしこジャパン」になった気分です。 |
人間ドックは午前中も早めに終わったんで、
その足で二俣川の免許センターへ行って免許更新。
免許更新にかかった時間は45分くらいかな。
免許センターも平日だったら人が少なくて良いですな。 そして昼食は、二俣川駅北口側の商店街にある安泰樓(あんたいろう)という中華料理屋さん。 別にココに狙いを定めて行ったわけじゃなくて、 フラフラっと入ったお店であります。 |
で、なぜこの店を選んだかと言うと、「ランチの中華丼の値段が安かったから」に他なりません。
そのお値段はスープ付きで600円也。
なんとなく食べたかったんですわ、中華丼。
人間ドックなんで朝から何も食べてなくて丼物あたりをガッツリ食べたい気分だったし、
同じ丼物でも野菜タップリでバリウムの排出に効果がありそうなヤツが好都合だったし。 そして注文してほどなく出された中華丼は、 まぎれもなく街場の中華料理屋さんの中華丼でした。 やや地味な見た目で味濃い目、そして(特に野菜が)ボリュームたっぷりで。 「いま食べたいもの」という気分をキッチリ満足させてくれました。 |
Eco Balance Chardonnay 2010 エコ・バランス シャルドネ 2010 | Emiliana Vineyards エミリアーナ・ヴィンヤーズ | ||||||
Blanco 白 | Casablanca Valley カサブランカ・バレー | Casablanca Valley (Chile) カサブランカ・バレー (チリ) | |||||
\1,000 | 2011/05/18 | ドラジェ | ワイン・イン・スタイル | ||||
さて「ビールテイスト飲料道場」も終わったし、
γ-GTPも目論み通り下がったしで、一人で祝杯をあげます。
でも、「祝杯」と言ったって別に高価なワインを開けるわけじゃありません。
こんな日は何飲んでも美味いだろうから、それなりのものを。
選んだのは、チリ産のシャルドネで、"Eco"の名が示す通り有機栽培されたブドウが使われているらしいです。
ちなみに料理は、師範謹製の茹で枝豆、小松菜のおひたし、キュウリとワカメの中華風酢の物、
師範代謹製の国産ウナギ(宮崎産)の鰻丼です。 さて抜栓。打栓はスクリューキャップなんで簡単です。 色は普通に安白ワインの濃さですが、なんとなく溌剌としたフレッシュさを感じたりもします。 香りは、例によって師範が良く騙される「フレッシュなチリ産シャルドネはソーヴィニョン・ブランに似ている」 とい格言を地で行くハーブっぽさ。 樽香は無くて、この純粋にハーブっぽい果実香が全体を支配しています。 味は、酸味穏やかで普通に想像されるチリ産白ワインっぽいバランス。 やや苦味があったりするのが、ちょっと好き嫌いの分かれるとこかも。 とかなんとか書いておりますが、やっぱり目標達成したあとのワインは美味いですな。 この銘柄はもう一本ピノ・ノワールも買っているけど、 多分樽は無くてピンピンに若いワインだろうから、白同様冷やして飲んだ方が良いと想像しています。
ショップへのリンク:
Eco Balance Chardonnay 2010
72点 | 道場にて
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今回の「ビールテイスト飲料道場」は、 と稽古しました。 結果的に、やっぱり「輸入品が圧倒的に優位」なわけだったんだけど、 調べたところ、国産と輸入品だと作り方が違うみたいです。 輸入品は普通にビールと同じような醸造法で作られるんだけど、 国産品はそういう作り方をすると税法上不利なんで、発酵させずに作るとか。 ここでも大変くだらない日本の酒税法問題がからんでいるんですな。 師範の意見は、 です。 ビールテイスト飲料道場へ |
断酒期間も半ばで中休み。 本日は、道場にお隣りのKさんを招いて飲み会。 Kさんはお医者さんなんで、 断酒を中断することの影響(これまで一週間断酒したことがリセットされちゃうのか) を伺ったところ『そういう悪あがきはやめて、普段通りの生活で人間ドックは受診してください』 とのこと。ギャフン。 |
Philippe Lamarliere "Grand Reserve" Brut N.V. フィリップ・ラマリエール "グランド・レゼルヴ" ブリュット (ヴィンテージ無し) | Philippe Lamarliere (Tribaut-Schloesser) フィリップ・ラマリエール (トリボー・シュローセール) | ||||||
Champagne 発泡 | Champagne シャンパーニュ | Champagne (France) シャンパーニュ (フランス) | |||||
\1,980 | 2011/04/20 | ノムリエ ザ・ネット | 徳岡 | ||||
今回の料理は、まず前菜として馬刺、夏野菜の揚げびたしあたりを用意しております。
そしてKさん宅からはコロッケ、ヤマイモとチーズの生ハム包み、ウナギとシシトウの炒め物とかを持参して頂きました。
そしてワインの一本目は当然シャンパーニュで、
ここんとこ頻繁に稽古している2,000円以下のフィリップ・ラマリエール(直近の稽古はココ)です。 もう何度も稽古しているのであまり新鮮味は無いんだけど、 やはりこれが2,000円以下とは思えない、とてもちゃんとしたシャンパーニュであります。 そして、これまではちょっと酸味が強いような印象があったんだけど、 今日はそれほどでも無かったな。 それが熟成によるものなのかボトル差なのか、はたまた師範の感覚がいい加減なのかわからないけど。 ともあれ、これといった特徴は無いシャンパーニュではあるけど1,980円でコレだったら十分でしょう。 これを買ったショップ(ノムリエ ザ・ネット)にはもう一種類2,000円以下のシャンパーニュがあるんで、 近いうちにそちらも買ってみますかね。
ショップへのリンク:
Philippe Lamarliere "Grand Reserve" Brut N.V.
80点 | 道場にて
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Meursault "Goutte d'Or" 2008 ムルソー "グット・ドール" 2008 | Francois Mikulski フランソワ・ミクルスキ | |||
Blanc 白 | Meursault 1er Cru ムルソー一級畑 | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
(Kさんから) | ヴィノラム | |||
本日の魚料理は、師範謹製カルパッチョ風カツオのタタキです。
作り方は、皿に並べたカツオの刺身にハーブソルト少々と刻んだ小ネギを大量に乗せて、
その上から焦がしニンニク入りの熱したオリーブオイルとジューっとかけて、
あとはポン酢で味付け。大変簡単だけど白ワインに合う一皿です。
そして白は、Kさんに持参して頂いたもので、
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの造り手「フランソワ・ミクルスキ」が造るムルソー一級畑のグット・ドールです。 色は、いわゆる普通の安白ワインとは明らかに異なる、 濃いレモン色にテカテカの照りがある感じ。 やっぱり一流ドコロは違います。 そして、香りもまた凄いのよ。 まるでスコッチウィスキーみたいにスモーキーな樽香と、 リンゴと蜂蜜(ってバーモンドカレーかよ)みたいなフルーツ香がバンバン。 味は、まだちょっと固いような気はしたけど、 その固さが香りのゴージャスさをしっかり支えていて、 派手すぎないバランスに仕上がってます。 いやー、良い白はやっぱり凄いな、と。 単に濃いだけ樽が強いだけのワインとは明らかに違います。 ひとまずは今でも飲み頃ではあるけど、 あと数年置いといてクターッとなってきたらそりゃ天国でしょうな。 | ||||
90点 | 道場にて |
Echezeaux 2007 エシェゾー 2007 | Jacques Cacheux ジャック・カシュー | ||||||
Rouge 赤 | Echezeaux (Vosne-Romanee Grand Cru) エシェゾー (ヴォーヌ・ロマネ特級畑) | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\7,875 | 2010/03/11 | かわばた酒店 | ラック・コーポレーション | ||||
本日の肉料理は、師範代謹製 鶏手羽中の揚げ煮です。
もう一品ミートローフもあったんだけど、皆さんおなかいっぱいで結局お出しせず、でした。
さて赤は、師範の好きな造り手「ジャック・カシュー」の特級エシェゾーです。
このワインは昨年の春に2本同時購入したもので、
一度目の稽古はこちら。
実は先々週のお隣りさん宅でのバーベキューに伺った際に持参したんだけど、
結局飲むチャンスが無くて、お隣りさん宅のセラーに預かって頂いたものを本日飲むことになった次第です。 さてその中身はというと、非常に美味いワインではあるけどもう一声パワーが欲しかったかな。 特に、前の白があまりにも香りバンバン系だったので、 相対的におとなしい感じがしました。 もちろん、キュッと締まった酸味や明るい香りは大変好みではあるんだけど、 なんとなく全体的にやや小ぶりな印象が否めないというか、ね。 というわけで、悪くは無いんだけど昨年と比べるとちょっと残念な結果に。 閉じちゃう時期に差し掛かったのかなぁ。 あまり同じワインを定期的に飲んだりしないので、 そこらへんの変化については良くわからんのですが。
ショップへのリンク:
Echezeaux 2007 [Jacques Cacheux]
87点 | 道場にて
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Mas d'Auzieres "Les Eclats" 2004 マス・ドージエール "レ・ゼクラ" 2004 | Mas d'Auzieres マス・ドージエール | |||
Rouge 赤 | Coteaux du Languedoc コトー・デュ・ラングドック | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\1,380 | 2011/02/10 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | 山信商事(合同酒精) | |
3本飲み終わった時点でいったんお休みを挟んで、
夜になってまた稽古再開です。
Kさんの奥さんはあまり飲まれない(各1杯程度)ので、
Kさんと師範ほぼ2人で4本目という暴挙に出ております。
そして選んだワインは、 そして、その選択が成功したかと言うと・・・微妙ですな。若干失敗かも。 というのも、2004年産とそれなりに古めな割に固いのよ、これが。 そして、香りの芋焼酎フレーバーがなんだか垢抜けなくてねぇ。 時間が経つと開いてジャムっぽさが出てくることを期待したんだけど、 あいにくそういうこともなく、終始田舎っぽい雰囲気を湛えておりました。 やっぱり美味いワインを飲んだ後の安ワインは選択が難しいですな。 でもまぁ師範もKさんもかなりな酔っ払い状態だったんで、 これで十分という話もあるわけですが。 | ||||
70点 | 道場にて |
人間ドックまで、二週間弱の期間限定で断酒します。
と言っても、今回はちょっとヘタレで、
週末三連休の中日はちょっと休憩して飲む日を入れる予定ですが。 そして、断酒といえば昨年秋と同様「ビールテイスト飲料道場」をやります。 どちらかといえばブルーでストイックなイベントである断酒という行為の中に、 なんとなく楽しさを見出すことが出来る行事として、師範の中では好評です。 ビールテイスト飲料道場へ |
本日はバンドの練習で代々木方面へ。
練習の後は毎度の飲み会です。
場所は、代々木駅の西口を出てすぐのところにある炭火串焼 げんき屋 代々木店というところ。
たまたま「本日開店」だったようであります。 店は階段を上った二階にあって、 席数は20~30席くらいかな? 雰囲気としてはやや明るめの普通の居酒屋さん、という感じです。 開店初日なのにオペレーションが滞るようなことも無く、 3人だったかの少ない人数でとてもスムーズにこなされてました。 |
そして、本日ラッキーだったことに、 開店記念ということで刺身五種盛り(左写真)、通常1,260円をタダでサービスして頂きました。 内容は、マグロ、サザエ、イサキ、シメサバ、ヒラメかな。 非常にちゃんとしていて大変お得でありました。 その他、この店の売りである焼き鳥いろいろとか、ヤマイモの唐揚げとか、 ナイスは居酒屋メニューをいろいろと頂きました。 |
アルコールは、まずは生ビール中ジョッキを2杯ほど。
そしてこの日は開店記念ということで、
ハイボール/生レモンサワー/ウーロンハイ/緑茶ハイだったかの4種類が、
午後8時まで1杯199円でサービスされてました。
だもんでビールの後はハイボールと生レモンサワーをガガガーッと数杯。 そのハッピーアワーが終わったのち、 ようやく師範らしくワインを注文。 お値段は赤白とも一杯399円だったかな?居酒屋としてもやや安めの値付けと思われます。 そして、出されたワインの銘柄は不明です。 厨房を見ると、ビニールパックのようなものから絞り出されていたので、 元はバッグインボックスみたいな形態のものだと想像されます。 もしかするとフランジアあたりかな? さすがにこのクラスは稽古経験が乏しいので、良く分かりませんでした。 ま、美味い不味いで言えば、「とても不味くは無いけれど・・・」というレベルで、 一杯399円でもそれなりに粗利が確保できていると思われます。 |
本日は道場の「夏を涼しく過ごそう大作戦」の日。 作戦その1は、屋上に通じるドアに網戸がなかったんで、伸縮式の網戸を買ってきて師範が取り付け。 通常サイズの玄関網戸はことごとく売り切れだったんだけど(みな考えることは同じですな)、 師範が必要とした小さいサイズのものは逆に安売りされていてラッキーでした。 作戦その2は、ダスキンさんにお願いしてエアコン4台の掃除をしてもらいました。 左写真は道場和室エアコンのあられもない姿。 とてもキレイになったようなような気がしますです。 |
La Grille "The Classic Loire" Pinot Noir 2009 ラ・グリエ "ザ・クラシック・ロワール" ピノ・ノワール 2009 | Sylvain Miniot シルヴァン・ミニオ | ||||||
Rouge 赤 | ??? ??? | Loire (France) ロワール (フランス) | |||||
\777 | 2011/06/23 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
こう暑いと思わず冷たいものばかりに手が伸びるわけですが、
そこをグッとこらえてスタミナ充電のために夕食は焼肉。
焼肉と言えば、道場の行きつけだった唯一の飲食店「焼肉 港」が店をたたんじゃったみたいです。
大変残念。やっぱりここんとこ焼肉屋さんは難しい経営を強いられているんですかね。 さてワインはといえば、肉なんだから赤なわけですが、 屋外&カツオの刺身なんかもある、ということで、 冷やして飲んで美味しそうなヤツをチョイス。 モノは、フランスはロワール地方のピノ・ノワールです。 このワイン、AOCが(VdPやVdTも)どこにも記載されていないんだけど、 それってフランスのレギュレーション的にオッケーなんですかね? と、ラベルに気になる点が無いわけじゃないけど、 別にラベルを飲むわけじゃないんで、普通に稽古を進めます。 色は、ACブルゴーニュのピノ・ノワールなんかと同じような、 薄めで明るい赤紫色。でも「これロゼ?」ってほど薄くは無いです。 香りは、こちらもお手軽ACブルゴーニュにありがちな、 ちょっと生臭いようなケモノっぽさのある香りと、 煮詰めたイチゴジャムのようなフルーツ香。 さすがに樽香は感じません。 味は、一般的なACブルゴーニュに比べると酸味穏やか、 そしてほんのり甘味があります。 全体的に、なんとなく頼りない感じではあるんだけど、 冷やしてクイクイ飲むには丁度いい感じでもあります。 なにより777円だからね。 ヘタな1000円台中盤のACブルゴーニュと比べて、 半分のお値段のコレは明らかにコスト・メリットがあります。
ショップへのリンク:
La Grille Pinot Noir 2009 [Sylvain Miniot]
71点 | 道場にて
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William Cole "Albamar" Chardonnay 2010 ウィリアム・コール "アルバマール" シャルドネ 2010 | William Cole Vineyards ウィリアム・コール・ヴィンヤーズ | |||
Blanco 白 | Central Valley (Chile) セントラル・バレー (チリ) | |||
\496 (単品価格:\580) | 2011/05/01 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本来だと水曜金曜合わせて一本にしている昨今の稽古だけど、
今週水曜は外飲みだったので本日は仕方なく一本空けちゃいます
・・・ってまた始まったよ言いワケが。
選んだワインは「チリ有名地区から新進気鋭蔵のワイン6本セット、税送料込み3,980円」
1セットあたり300円が義援金されるセットからの最後の1本。
お値段は1本500円以下(単品でも580円)という激安価格、
平日1日1本飲む代償として安いヤツをチョイスしました・・・って、
別にそういう目的で飲む量減らしているわけじゃないんだけどね。
ちなみにこのワインの一つ上のグレードとは稽古済みであります。 色は、やや緑がかった感じを受ける、ちゃんとしたレモン色。 香りは、師範的には「これはナイスなソーヴィニョン・ブランですな」 と言いそうな、ハーブっぽい草の香りとパイナップルっぽい南方系フルーツの香り。 香りのボリュームは、およそこの値段とは思えない感じです。 味も、決して薄っぺらってことはなくて、しっかりと充実していて飲みごたえのある味わい。 いやー、これが500円以下なのねぇ。 もちろん、樽香も無いし複雑な香りや味も無いわけだけど、 とにかくこの値段でこのパフォーマンスはご立派です。 これくらいちゃんとしていると、激安ワインながら(単調さを置いとけば)一晩一本でも全然平気ですな。 とにかくガブガブ飲みたい、男気のある安ワイン者にはお薦めです。 |
勤務先の飲み会は一次会でおイトマして、道場方面まで帰ってきました。
そして、最近気になっていた店があったんで、
良いチャンスとばかりに訪問してみることに。 店は、夏への扉という名前のパスタ&バー。 いわゆる布団屋さんとか下駄履き屋さんとか昔ながらの中華料理屋さんみたいな店が多くて、 夜はひっそりと静まりかえりまくる保土ヶ谷駅西口商店街にあります。 店内は、カウンターが5席程度、テーブルが10席程度。 ちょっとカントリー風というか、気さくな感じの雰囲気です。 マスターの男性が一人で切り盛りされてました。 メニューはパスタを中心にいろいろあるみたいだったけど、 本日おなかはいっぱいなのでほぼ酒のみの注文です。 |
Fruto Noble Sauvignon Blanc 2010 フルート・ノブレ ソーヴィニョン・ブラン 2010 | Bodegas Francisco Gomez ボデガス・フランシスコ・ゴメス | |||
Blanco 白 | Alicante アリカンテ | Alicante (Espana) アリカンテ (スペイン) | ||
(お薦めの3杯+おつまみセットで\1,700) | 2011/07/06 | パスタ&バー "夏への扉" | ||
ビールなんかは宴会で既に飲んできたので、ここでのお酒は当然ワインであります。
ワインリストもあるし、なにより素晴らしいのはグラスワインが赤白それぞれ10種類以上あることです。
この規模の、かつこういう立地のお店でそれだけグラスワインを用意するのは容易なことじゃないだろうな、
と想像されます。
そして、グラスワインの値段は概ね1杯500円程度。
マスターの意向で、あまり高いのは置きたくないんだとか。
安ワイン者的には嬉しいご意向であります。 そしてどのワインを飲むかなんだけど、 これまたナイスなことに「厳選ワインセット(お薦めの3杯+おつまみのセット)\1,700」という便利なチョイスがありました。 要は、「白ください」「次は赤で」というと、 その日のグラスワインの中からお薦めのものを出してくれるというもの。 初訪問のお店だし、まずはそれを頂くことにしました。 さて、まず一杯目は白で。 出されたのは、スペイン産のソーヴィニョン・ブランでした。 色はほぼ無色。香りは、いかにもヨーロッパのソーヴィニョン・ブランといった感じで、 ハーブのような涼やかな香りがパーっと広がります。 いやー、この値段で出されるグラスワインでこの香りのボリュームはビックリです。 味は、甘さ控えめでキリッと締まった感じ。この季節に飲む白としてはピッタリです。 まず一杯目で『なかなかやるなぁ』と思いましたね。 ちなみにおつまみはクラッカーにマーマレードジャムを乗せたものでした。 このおつまみもこのワインには合っていたようです。 | ||||
(76点) | 「パスタ&バー "夏への扉"」にて |
Bourgogne Pinot Noir 2009 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009 | Dom. Loux Pere & Fils ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
(お薦めの3杯+おつまみセットで\1,700) | 2011/07/06 | パスタ&バー "夏への扉" | カツミ商会 | |
次は赤をお願いしたら、ブルゴーニュのピノ・ノワールを出して頂きました。
造り手はドメーヌ・ルー。
この銘柄は5年前に2004年産と稽古済み。
以前は良く稽古していた造り手ですけど、
最近は関内のワインショップ「サンタムール」に伺う機会が減っちゃっているんで
(早朝の散歩ではそばまで行くけど当然開いてない)、
そこを経営するインポーター「カツミ商会」のワインとの稽古機会も減っちゃってます。 さてワインはというと、このあたりをそのままグラスワイン用にするのはちょーっと厳しいかな、 というのが正直な印象です。 もちろん、渋みおだやかで酸味がキリリとしていて、 夏向きなワインではあるんだけど、 やっぱり甘みとか厚みに欠けるんで、薄っぺらな印象が禁じえません。 開けたてだともう少しボリュームがあったんじゃないかと想像されるのと、 もっと多めに飲むんだったら体が慣れてくるんだと思うんだけどね。 安ACブルゴーニュ、嫌いじゃないというかどちらかというと偏愛している師範だけど、 こういうところでは難しいね。 あと、マーマレードジャムという甘いおつまみもこのワインとの相性面ではペケでした。 | ||||
(69点) | 「パスタ&バー "夏への扉"」にて |
Barolo 2006 バローロ 2006 | Moranera モラネラ | |||
Rosso 赤 | Barolo バローロ | Piemonte (Italia) ピエモンテ (イタリア) | ||
(お薦めの3杯+おつまみセットで\1,700) | 2011/07/06 | パスタ&バー "夏への扉" | カツミ商会 | |
そして、もう一杯も赤を注文させて頂いたところ、
今度はイタリアのバローロを出して頂きました。
ヴィンテージはやや古めの2006年、造り手はあまり耳にしないところです。
ちなみにここのグラスは、白用はごく一般的にお手軽レストランなどで見られる、
拳骨よりちょっと大きいくらいのもので、
赤用もサイズはほぼ同じだけど足が太めで口の部分が気持ち反り返った感じのもの。
どちらもいわゆるワインバーなんかで出されるグラスより小さめなんで、
一杯の量も少なめです。そのあたりで値段とのバランスが取られているのかな? さてワインですが、色は思ったよりも薄めです。 でも一般にバローロってこんな感じだったかなぁ?いまいちあやふやですが。 香りも思ったよりはおとなしめ。もう少しボリュームがあると期待したんだけどなぁ。 口に含むと、ようやくバローロらしいというか、 ヨードっぽさと墨汁っぽさのある、しっかりしたイタリアワインな味わいが感じられました。 悪くは無いんだけど、「ワインの王で王のワイン」とも言われるバローロだからね、 もう少し上を期待しちゃうよね。 これくらいの値段で出すことができるワインにそう多くを期待しちゃいかん、 ということでしょうけれども。 | ||||
(71点) | 「パスタ&バー "夏への扉"」にて |
Marques de Alicante Crianza 2005 マルケス・デ・アリカンテ クリアンサ 2005 | Bodegas Bocopa ボデガス・ボコパ | |||
Tinto 赤 | Alicante Alicante | Alicante (Espana) アリカンテ (スペイン) | ||
\500 | 2011/07/06 | パスタ&バー "夏への扉" | カツミ商会 | |
前述したように、1杯あたりがちょっと少ないので、
追加でもう一杯赤を注文しました。
やや軽めのワインが続いたので「より濃いヤツを」とお願いしたら、薦めて頂いたのがこのスペイン産。
マスター曰く『注文された方のお替わり率が高いワインです』とのこと。
お値段は1杯500円也。それくらいの値段だったら躊躇なく注文できますな。
あと、おなかは減ってないけどなんとなく手持無沙汰だったので、
つまみに枝豆(\330)も追加。赤ワインなのに枝豆、どうしても嗜好が日本人な師範でありますが。 さてワインの内容はというと、お願いした通り結構濃いワインです。 ただ、それなりに熟成していてカドが取れているんで、 強かったり固かったりする感じはありません。 また、スペイン産にありがちなヤニっぽさというか、ワルな感じはあまりなくて、 結構素直なワインに仕上がっています。 ただ、惜しむらくはこれもあまり香りが立たなかったなぁ、と。 香りに関してはやっぱり抜栓後時間が経つと厳しいんですかね?(一杯目の白は良かったけど) とはいえ一杯500円だからね、これくらいのパフォーマンスがあれば満足するべきところでしょう。 斜め上からの見方をすればグラスワインを複数置く難しさが感じられちゃったりもするけど、 その心意気を買いたいところです。 | ||||
(73点) | 「パスタ&バー "夏への扉"」にて |
Bourgogne "les Bons Batons" 2008 ブルゴーニュ "レ・ボン・バトン" 2008 | Philippe Leclerc フィリップ・ルクレール | ||||||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | |||||
\2,079 | 2011/06/23 | ヴェリタス | ラック・コーポレーション | ||||
本日の夕食は、昨日のバーベキューで残ったんで持ち帰った焼きそば、あとは枝豆のミニ春巻きと超カニっぽいカニカマ。
ワインは、昨日ピノ・ノワールを飲まなかったんで無性に飲みたくなって、チョイスしたのがコレ。
我らが「ハクション大魔王」、
フィリップ・ルクレールのボン・バトンがこの値段で帰って参りました。
直近は直近では2年前に2003年産と稽古してますが、
いつも安定して楽しめるACブルゴーニュとして大きな信頼を置いております。 色は、赤紫ではあるけど、ちょっとブルゴーニュっぽくないというか茶色っぽさのある色合い。 香りは、ブルゴーニュでも南の方みたいなケモノっぽさと、 北の方みたいなトーンの高い果実香が同居。 やっぱりACブルゴーニュのレベルを超えてます。 味は、酸味もあるけど一番顕著なのは渋味。 正直言って「まだ若い」ワインです。 ACブルゴーニュのくせに、3年くらいじゃまだまだなのね。 抜栓後1時間くらい経つと、徐々に品のいい甘味が感じられて来ます。 ただ、やっぱりまだ渋味はしっかり。このハクション大魔王はなかなかどうして頑固オヤジです。 というわけで、ポテンシャルは感じられたけどまだ飲むには早かったワインです。 でも2,000円のACブルゴーニュだからね、これを置いといて熟成させようとは思わないっすよね。
ショップへのリンク:
Bourgogne "les Bons Batons" 2008 [Philippe Leclerc]
77点 | 道場にて
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本日は、道場のお隣りさん家でバーベキュー。
参加者は、お隣りさん一家、そのまたお隣りさん一家、師範家の三軒並び。
子供が同じ小学校の一年生繋がりでもあります。 バーベキューの中では、鮎の塩焼きとオクラが美味しかったな。 どちらもこれまであまりバーベキューで食べたことは無かった食材。 いろいろと勉強になります。 アルコールは、師範も4本ほど持って行ったんだけど、結局ソレは飲まずじまいで、 出して頂いた下の4本と稽古を付けました。 |
Puligny-Montrachet 1er Cru "Les Champs Gains" 2007 ピュリニー・モンラシェ・プルミエ・クリュ "レ・シャン・ガン" 2007 | Dom. Alain Chavy ドメーヌ・アラン・シャヴィ | |||
Blanc 白 | Puligny Montrachet 1er Cru ピュリニー・モンラシェ1級畑 | Bourgogne (France) ブルゴーニュ(フランス) | ||
(Kさんから) | ヴィノラム | |||
お隣りさんはでっかいワインセラーをお持ちであります。良いなぁ。
そして、参加者のうちの一組が遅れるということだったので、
『まずは最初に家の中でちょっと良いヤツを飲んじゃいましょう』ということで開けて頂いたのがコレ、
ピュリニー・モンラシェの1級畑シャン・ガン。
造り手の「ドメーヌ・アラン・シャヴィ」と稽古するのは初めてであります。 色は、特に濃くなく薄くなくな白ワインの色。 香りは、抜栓してすぐはちょっと閉じぎみだったけど、 時間が経つとパーっと開いてきました。 樽香は控えめで、まるでシャブリみたいなミネラル感いっぱいの香りであります。 温度的には、最初セラーから出して、その後ワインクーラーに入れたんで、 徐々に冷える方向だったので、開いた原因は温度上昇ではなく抜栓後のエアレーションと思われます。 そして味も、酸味とコクのバランスが良くてスイスイ入ります。 これ見よがしな感じの無い、素直に美味しいワインでした。 ピュリニーらしいなぁ、と感じたわけですが、 そもそも安ワイン者の師範が「ピュリニーらしさ」なんて知ってるはずもなく、 単に「ピュリニー=ピュアな味」という語感からの印象ではありますが。 | ||||
85点 | Kさん宅にて |
Cristalino Brut N.V. クリスタリーノ・ブリュット (ヴィンテージ無し) | Jaume Serra ハウメ・セラ | |||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
(Aさんから) | ネスコジャパン | |||
バーベキューも最初のうちは缶ビールを飲んでいて、
確か350mlを4本ほど飲んだところでワイン登場であります。
ワインは、お隣りのお隣りさんにお持ちいただいたもの。
旦那さんがオーストラリア人なんで、そのチョイスにちょっと興味アリです。
そしてまずは泡から。
スペインのカバで、
これと同じ造り手のちょっと上級品とは稽古済みであります。 屋外でのバーベキュー(あたりまえか)なんで、 グラスではなく紙コップで頂きます。 だもんで、色は良く分からなかったんだけど、意外と濃くて泡立ちもしっかりしてたような。 香りや味は、やはりスペイン、やはりカバといった感じで、 フルーティではあるけどちょっと金属を舐めるようなキンキンした感じがありました。 とはいえ紙コップでグイッと飲む泡だから、これくらいで十分といえば十分ではありますな。 細かいことは覚えちゃいないんだけど、場に合った一本で、よろしゅうございました。 | ||||
(70点) | Kさん宅にて |
Porta Reserva Chardonnay 2009 ポルタ レゼルバ シャルドネ 2009 | Vignedos y Bodegas Corpora ビニェードス・イ・ボデガス・コルポラ | |||
Blanco 白 | Bio Bio Valley / Central Valley (Chile) ビオ・ビオ・バレー/セントラル・バレー (チリ) | |||
(Aさんから) | コストコホールセールジャパン | |||
次なるワインは白で、チリ産のシャルドネです。
裏ラベルを見るとインポーターはコストコで、やはり欧米の方はコストコとか利用するのね、
と変なところに感心したり。
ちなみにこの銘柄のラベル違い?とは稽古済み。
同じくコストコで買ったものでした。 で、ワインの印象なんだけど、これがキレイさっぱり覚えていないんですな。 飲んだこと自体は覚えているんだけど、どんなワインだったかは全くもって記憶にございません。 「安ワイン道場師範」失格であります。 | ||||
(??点) | Kさん宅にて |
Joostenberg Cabernet Sauvignon 2009 ジューステンベルグ カベルネ・ソーヴィニョン 2009 | Joostenberg ジューステンベルグ | |||
Red 赤 | Western Cape (South Africa) ウェスタン・ケープ (南アフリカ) | |||
(Aさんから) | コストコホールセールジャパン | |||
そしてもう一本は赤で、南アフリカ産のカベルネ・ソーヴィニョン。
こちらのワインもインポーターはコストコです。
この銘柄、過去に稽古したことがあったような気がしたけど、
調べたところ白とはあるけど赤とは初稽古でした。 このワインの方は、おぼろげながら記憶にございます。 まず色は、ちょびっと注いだだけで紙コップの底が見えなくなるくらい濃い紫でした。 香りは・・・ちょっと覚えてません。 で、覚えているのがその味です。 冷えていたせいもあるんだろうけど、歯がギシギシいうくらいタンニンが旺盛、 とにかく渋味しっかりで固い印象の味わいでした。 というわけで、オーストラリア人の旦那さんが持参されたのは、 スペインのカバ、チリのシャルドネ、南アフリカのカベルネ・ソーヴィニョンでした。 ま、日本人がこういう時に飲むのとあまり変わりはないですかね。 オーストラリア産のワインが無かったのはちょっと意外でしたが。 | ||||
(72点) | Kさん宅にて |
by 師範