4月です。毎度ここに書いている月初のコメント部分に、
JavaScriptを使ってエイプリル・フールネタでも仕込もうかと考えていましたが、
ちょっと先月はそんな余裕なく断念しました。
というのも、先月の稽古日誌は、
道場始まって以来の記載量でした。
容量にして261KB、行数にして5644行。
未だにHTMLを手書きしている道場ですから、
無駄なコード一切無しでその量です。
これまでの最高は2013年2月の稽古日誌で、
それが195KBでしたから、1.34倍の記録更新となりました。
また、掲載した写真の枚数も多分過去最高、
一ヶ月で146枚掲載、一日平均5枚弱。
すっごくマメなブロガーやフェイスブッカーにも負けないかもです。
で、そんなことするから、残り少なくなっていたビッグローブの無料ホームページの容量100MBを、
ほぼ使い切ってしまいました。
というわけで、4月から月額500円の追加料金を払うことになりました。
これで増やせる容量は50MB。
昨今、1GBくらいは普通に無料で使えるクラウドサービスが多い中、
恐ろしく高いよなぁとは感じつつ、
アップロード先が分かれる面倒を考えると、甘んじてその支払いを承諾した安ワイン道場です。
・・・と、新年度早々ケチくさい話で恐縮です。
写真は道場近所の公園に咲いていた枝垂れ桜。春ですねぇ。
本日師範はお休みを頂いております。
そして、「連休減量大作戦」の一環として近所の公営プールへ。
今朝の計量では体重59.0kgと、ほぼ目標達成の数値にはなったのですが、
たっぷり飲んだ翌朝は軽い脱水症状で数値的には軽くなる傾向があるので、
それは「深酒参考記録」としてノーカウントです。
プールでは、先週末と同様、
100m泳いで100m歩いての繰り返しを60往復で3,000m。
これくらい頑張れば体重の方も良い感じに落ちてくれるものと信じております。
名称 | Donna Marzia Malvasia Bianca 2013 ドンナ・マルツィア マルヴァジア・ビアンカ 2013 |
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生産者 | Conti Zecca コンティ・ゼッカ |
価格 | \916 (単品価格:\950) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食の調理担当はお休みを取得している師範であります。
プールで泳いだ後に散歩がてら松原商店街に行き、マグロやアサリなんかをゲット。
というわけで夕食のメニューは、枝豆、マグロ赤身の漬け丼、小松菜のおひたし、アサリの味噌汁、卵の白身焼き
(黄身は漬け丼に使ったんで余った白身だけの卵焼き)。
こういうメニューだと、ワインは軽い白が合いそうだな、ということでチョイスしたのがイタリア産の白。
この銘柄で赤のネグロアマーロ 2009年産とは稽古済み。
赤は普通のクオリティだったようであります。
色は、非常に若々しい、緑を感じるレモン色。粘性は低くサラリとしています。
香りはほぼありません。頑張って鼻を突っ込んでフンガフンガと嗅ぐと、ようやく柑橘系のフルーツ香が拾えます。
味は甘くなく酸っぱくなく、水のような引っかかりの無さです。
数値的にはpHが3.1なんで、かなり酸はしっかりしているはずですが、
飲んだ印象ではそういう感じは受けません。
和風料理の邪魔をしないという点ではよろしいのですが、なんだか飲んだ気がしないワインではあります。
ま、甘さが弱いのできっとカロリーは控えめ、「連休減量大作戦」期間中に飲むワインとしては良かったと思いましょう。
点数 | 65点 |
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リンク |
フェリシティー厳選!爽快感を愉しむ白ワイン5本セット”第4弾” \5,054 Donna Marzia Marvasia Bianca 2013 [Conti Zecca] \950 |
本日は、N氏の御曹司がこの春高校に進学した、ってんでその進学祝いにかこつけた飲み会。
参加者は、N氏夫妻とH君とD君(レトリバー)、O氏、師範一家。
O氏んちは元々はご家族で参加の予定だったけど、
あいにく1歳のYちゃんが熱発したってんで、残念ながら奥さまとYちゃんは欠席でした。
写真は、現在主夫業を満喫されているN氏お手製の料理。
せっかくのこの料理の腕前なんだから、
居酒屋なんかを開業されれば良いと思います・・・ってそう簡単なもんじゃないでしょうけど。
名称 | Paul Bara Brut Millésime 2004 ポール・バラ ブリュット ミレジム 2004 |
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生産者 | Paul Bara ポール・バラ |
価格 | \3,969 |
購入店 | ヴェリタス |
今回、お祝いを兼ねて師範は3本のワインを持参しております。
そのうちの1本目がこのシャンパーニュ。
小規模少量生産のRM(レコルタン・マニピュラン)であるポール・バラの、
ブージィ村産グラン・クリュ100%のヴィンテージ・シャンパーニュ。
このワイン、もう2年も前に買ったんだけど、そこそこの値段するんでなかなか開けられず今に至る一本。
今回H君の高校入学祝いということで持参したわけですが、本人は飲まないから関係無いのよね。
色は、若いシャンパーニュと比べるとやや麦わらっぽさが強いように感じます。
香りは、高菜の古漬けのような熟成香がブワーッと・・・来るかと思ったけど、
良くも悪くも普通のバランス。ちょっと良く出来たノン・ヴィンテージのシャンパーニュくらいの雰囲気とボリュームです。
味わいも、酸味も甘味もあって悪くないんですが、「悪くない」の範疇を出ないのが残念といえば残念。
このワインにとって10年くらいはまだ「熟成」というには短すぎたんですかね。
抜栓して時間が経つと、ややそういう雰囲気も出ては来ましたが、
基本的には若くてシャッキリしたシャンパーニュでした。
点数 | 78点 |
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リンク | Paul Bara Brut Millesime 2004 \3,969 |
名称 | Sphera White Signature 2012 スフェラ ホワイト・シグネチュア 2012 |
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生産者 | Sphera (Doron Rav Hon) スフェラ (ドロン・ラヴ・ホン) |
価格 | $ 50.90 (約\6,100) |
購入店 | テルアビブ空港免税店 |
2本目の白も師範が持参。
このワインは、先月のイスラエル出張の際にテルアビブ空港で買ってきたもの。
いわゆる「出張土産」ですな、餞別を貰ったわけじゃないけど。
そしてこのワイン、50.9米ドルとそこそこの値段したわけですが、
ウェブサイトによれば、
白だけを造るブティック・ワイナリーで、"シグネチャ・シリーズ"は特に良くできたワイン、
そしてこの2012年がファースト・ヴィンテージとのこと。もしかすると「伝説のワイン」になるかも・・・でしたが・・・
色は普通です。この値段のワインと思えば薄めかもしれません。
香りは、ユリ(カサブランカ)みたいなやや派手系の花の香りに、
ハチミツのような甘い香り、
それにほんのり香ばしい樽の香りが加わって、モダンなブルゴーニュ、
あるいはクラシカルなカリフォルニア産シャルドネのような雰囲気です。
口に含むと、酸味よりも甘味がシッカリしていて、味わいに関してはブルゴーニュではなくカリフォルニアですね。
・・・と、最初は『これが50ドルかぁ』だったんですが、
時間が経つとカラメルっぽい香りや蜜の香りがバンバン出て来て、値段分の価値はある気がしてきます。
ただ、「伝説のワイン」は無理だな。
これくらいのグレードだったら銘柄を選べばブルゴーニュで7,000円、カリフォルニアだと5,000円くらいで手に入る気がします。
点数 | 82点 |
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料理のメインは、テラスで焼いて頂いたバーベキュー。
写真はラム肉。
師範が焼きを担当しましたが、火の勢いが強くて若干表面が焦げてしまいました。
まぁ酔っ払いのやることなんで許されよ、という感じです。
そして、やっぱり肉には赤ワインでしょ、ってことで↓の赤たちをズラズラと。
名称 | Savigny-les-Beaune 1er Cru "Aux Vergelesses" 2001 サヴィニ―・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "オー・ヴェルジュレッス" 2001 |
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生産者 | Simon Bize & Fils シモン・ビーズ・エ・フィス |
価格 | \4,950 |
購入店 | 横浜君嶋屋 |
3本目の赤も師範が持参したものです。
造り手はシモン・ビーズ、現在の醸造責任者は「千砂・ビーズ」さんという日本人、
若くして他界したパトリック・ビーズ氏の奥さんです。
ここのワインは、千砂さんとも親交のある「ゴトー酒店」
の後藤和夫さんがスペシャル・キュヴェを造って貰っていたということで以前はしばしば稽古していました
(1999年産とか
1995年産とか
1993年産とか)。
そんな感じでとても久しぶりの稽古であります。
色は、トラディショナルなブルゴーニュらしい薄めの赤紫がベースにあって、
エッジにはオレンジ色のグラデーション。良い感じに熟成しているのが見て取れます。
香りも、コアにはアメリカンチェリーのようなフルーツ香があって、
そのまわりに革っぽい妖艶な感じをまとっています。
香りのボリュームもしっかりしていて、香りの時点で「アタリ」です。
ただ『こういうワインは往々にして味が寂しかったりするんだよね』と言いつつ口に含むと、
その想像通り最初は薄くて酸がメインの味わいでした。
ただ、時間が経つと味わいも甘く丸くなってきて、香りのボリュームに遜色ない感じに開いてきたと思います。
結果的には「正しく熟成した正統派のブルゴーニュ」だったと言えましょう。
これが5,000円未満で買えたのは良い買い物でした。
ワイン探し、ネットだけじゃ無くてたまには実店舗も廻らないとな、です。
点数 | 86点 |
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名称 | Napanook 2007 ナパヌック 2007 |
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生産者 | Dominus Estate ドミナス・エステート |
価格 | (O氏から) |
購入店 | -- |
次なる赤はO氏に持参して頂いたもので、カリフォルニアのプレミアム・ワインとして有名な「ドミナス」のセカンド・ワイン。
この銘柄は、3年前にもO氏に持参して頂いています。
本人は覚えていなかったみたいですが、師範は覚えておりました。
とっても個性的なラベルだから、ということもありますが、
やはりワインに対する真剣さが違うんでしょう。なんたって私は「安ワイン道場師範」ですから(キリッ!)。
・・・などといった戯言は置いといて、ワインの感想を。
色は、前のブルゴーニュとは別物の濃さで、同じ赤ワインを名乗っていますが別の飲み物です。
香りの雰囲気はいかにもカリフォルニアだったと思うのですが、
いかんせん3人で4本目ゆえ記憶はおぼろげです。
味に関しては、2007年産ということで当初あった固さ/強さが丸くなってきている気がしました。
こちらも記憶はおぼろげですが。
3年前の時よりも、熟成が良い方向に作用していたように思います。
ただ、やっぱり「いわゆるカリフォルニア」なんだよな。期待を裏切らない分だけ驚きも無い、と。
点数 | 83点 |
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名称 | Martingala Montepulciano d'Abruzzo 2013 マルティンガーラ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013 |
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生産者 | Martingala マルティンガーラ |
価格 | (N氏から) |
購入店 | -- |
最後のワインは、家主N氏に出して頂いたイタリア産。
飲む人3人で5本目です。
普通だったらもう何飲んだかさえ覚えていない頃合いではありますが、
幸いなことに師範はこのワインの前に一旦ご休憩、ソファーで軽やかに横になっておりました。
というわけでいくらかリセットした状態でこのワインとの稽古に挑みました。
色は、濃さの観点では前のカリフォルニア産に遜色ない感じでしたが、
青味がかっている点は若さの表れでありましょう。
香りも、イタリアらしい人懐っこさのある果実香で、ボリューム軽めながらそこそこ楽しめます。
味は『これならオッケーでしょ』と皆で言うくらい、ハッキリした甘さと酸味があります。
こういう、クッキリシャッキリした味わいだったんで、
良いワインが続いた後でも存在感を失わず、美味しく頂けたように思います。
意地悪な見方をすれば、一人で一本だと後半飽きが来るワインかも知れませんが、
こういう席での最後のワインとしてはとてもピッタリでした。
モダンでシャレたラベル・デザインも高級感があって、
手土産なんかにするにもよろしい感じです。
点数 | 78点 |
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最後はO氏に持参して頂いたティラミスなんかのケーキを頂いて、 解散したのは午後9時頃だったでしょうか。 帰宅したら師範はまたソファーで朝までコースでありました。
昨日の歩数は21,390歩で目標クリア、そして今朝の計量では59.9kgで100g減。
まずまずの調子であります。
そして本日も歩数を稼ぐべく朝からみなとみらい方面へ。距離にして15km弱、2時間半で18,000歩。
手っ取り早く体重落とすなら走れば良いんだろうけど、しんどいのは嫌いです。
みなとみらいでは太めのご婦人方もジョギングされてましたが、「どんだけM?」と思ってしまいます
・・・って余計なお世話ですな。
午後からは次女と、先週も遊んだMちゃんを連れて近所の公営プールへ。
彼女らは野放しにしておいて、師範はスイミング&水中ウォーキング。
ずっと泳ぎ続けるのはしんどいんでやりません。100m泳いで100m歩いて、の繰り返し。
それを60往復で3,000mです。
こんだけ運動した自分へのご褒美に、ってわけじゃありませんが、夕食は焼肉へ。
「元の木阿弥」という話もあります。店は、道場から歩いて行ける相鉄線天王町駅前の焼肉屋さかい 天王町店。
前回の訪問が1月なので、3ヶ月ぶりですな。
通されたのは、max9人入る掘りごたつ式の座敷。
焼肉って、小さな皿を沢山並べるから、テーブルが広いのはポイント高いです。
あと、タッチパネル式の注文方法も、一見味気ないようだけれどもこういう区切られた部屋だと
いちいち店員さん呼ばなくても済むから助かります。
基本的にそんなに高くない焼肉屋だから、皆思い思いに注文。
ミノぽん | \638 |
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ガツ刺し | \638 |
国産牛ユッケ | \962 |
上牛タン(塩) | \1,059 |
牛タン(塩) | \746 |
カルビ(たれ) | \638 (左写真手前) |
ハラミ(たれ) | \422 |
こく旨牛ホルモン(たれ) | \465 |
牛レバー(たれ) | \422 |
豚カルビ(ゆず塩おろしたれ) | \486 |
豚カルビ(たれ) | \422 |
鶏せせり(塩だれ) | \422×2 |
鶏なんこつ | \422 |
さかいチョレギ | \638(左写真奥) |
豆もやしナムル | \206 |
石焼ビビンバ | \854 |
タマゴスープ | \422 |
特製冷麺 | \638 |
焼きたて豆乳パン | \422 |
カラメルカフェバニラ | \314 |
チョコレートパフェ | \422 |
どれも普通に美味しいです。いわゆる高級焼肉屋ではないんで、 サシの入り具合もそこそこですが、師範らみたいな貧乏一家にはこれでじゅうぶんだったりします。
名称 | Fontant de France Caberent Sauvignon 2013 フォンタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2013 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | \530 (187ml) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
飲み物は、クーポンを使うと一人1杯無料とのことなので、
師範と師範代名義で生ビール(中)を二つ、子供らはソフトドリンクで、
師範代はジンジャーエール \270を追加。
家で缶ビールは飲んできているし、最初生を2杯飲んじゃえばお腹もそこそこ落ち着いて、
ワインはフルボトルへは行かずこのミニチュア・ボトル、お値段お手頃530円を注文。
2年前には2011年産を、
3年前には2010年産を注文しております。
グラスは、仏さんにでもあげるような小さなヤツですが、
色はそこそこ濃いであろうことが見て取れます。
香りは、南仏のカベルネ・ソーヴィニョンらしい重めの果実香とピーマンのような青い感じ。
なんちゃって感のあるボトルの割にはちゃんとした香りがします。
味も、結構シュッと締まった感じで好印象。
普通に冷やした状態で出されたのが奏功しているのかも知れません。
187mlで530円なんで、フルボトル換算だと2,120円。
確かイタリア産の赤がそれくらいの値段で売られていたけど、
手軽さで言えば断然こっちですね。
そして、手軽なだけじゃなくてちゃんとワインらしい味と香りが楽しめるのもポイント高いです。
同じ銘柄の白もあるみたいなんで、次回は白も行ってみますか。
点数 | 72点 |
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この後、三ケ日みかん角ハイボール \540なども追加しつつ、 お会計は13,000円超。子供たちも普通の大人と変わらない感じで食べてたんで、 それがアルコールも含めてこの値段ってのはお手頃と言って良いでしょう。 なにより豚や鶏といった廉価なメニューが多いのが助かります。 おかげで体重的には間違いなく昼間の努力が水の泡となりました。
名称 | Heretat El Padruell Brut N.V. エレタット・エル・パドルエル ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Jaume Serra ハウメ・セラ |
価格 | \930 (単品価格:\1,706) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
3月以降週末いろいろと忙しいことが多くて、土日朝の長距離散歩をサボりがちでした。
それが祟ってか、58kg台だった体重がここんとこ60kg台に急上昇。
「これはイカン」ということで、これからのゴールデンウィーク、休日は基本的に20,000歩をノルマにしました。
入る方は減らさず、出る方を増やす作戦です。
今朝の計量は60kgジャスト。連休明けの5月7日には59kgを切ってみせます。
そんなダイエット初日の夕食メニューは、刺身(ホウボウ、ツブ貝、生シラス)、
今シーズン初のカツオのタタキ風カルパッチョ、サーモンとアボカドと新タマネギとトマトのサラダ、切干大根とキュウリのおひたし。
こういう和な感じのメニューで、かつツブ貝や生シラスといったワインにとってはチャレンジングな食材があるので、
選んだワインはスパークリング。1月に買ったセットからの最後の一本です。
色は薄めのレモン色で、やや緑を感じるような若々しい色合い。
泡立ちはどちらかというと控えめで、立ち昇る泡はツツーッと細い感じです。
香りも、色から感じられるように黄緑色の柑橘類を想わせ、
ライムとかスイーティみたいな雰囲気がメイン。
加えて若干のイースト香があります。
味は、「これぞカバ!」ってなバランスのキンキンした感じ。
苦味もしっかりで、かなりドライな味わいです。
シャンパーニュとはかなり趣の異なる、カバらしいと言えばカバらしいスパークリングです。
ただ、こういうストイックな感じだと生魚との相性はバッチリでした。
「流石は師範」と、己のチョイスを褒め称えております。
点数 | 70点 |
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リンク |
究極パーティーワイン5本セット \5,122 Heretat El Padruell Brut N.V. \1,706 |
名称 | Coquelicot 2013 コクリコ 2013 |
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生産者 | Dom. Condamine Bertrand ドメーヌ・コンダミン・ベルトラン |
価格 | \634 (単品価格:\1,274) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、ビーフシチュー、レタスとトマトとホタテのサラダ、筑前煮。
主食はご飯じゃなくて次女が作ったパンです。なんか日本人じゃ無いみたいで恐縮です。
そんな感じなんでワインは赤をチョイスしました。
ここんとこ南仏はラングドック産IGPとの稽古比率が増えております。
このワインは「いかにも南仏!」って感じの派手で陽気なラベルが特徴的。
こういうラベルだと中身も明るいワインだろうなぁ、なんて想像しつつ稽古してしまうわけです。
色は、ある意味想像通りというか、南仏にありがちな黒に近い濃さではなくて、
すっきりと向こうが透ける明るめの色合いです。
香りは、想像通りの明るさで、熟れたベリー系の果実をグジュッと潰した香りと、
一緒に茎や葉っぱも入りましたと言う青い香りがします。
味も明るいですね。印象としてはとても甘酸っぱくてピッチピチなワインです。
数値を計ると、糖度が7.4でpHが3.6、それほど糖度も高くなくpHも低くないんですが、
飲んだ感じは数値以上に甘酸っぱい感じです。
渋味ももちろんあって、口当たりがやや粗っぽい感じはしますが、
それが無きゃ甘酸っぱいだけでつまらないワインになっている気もします。
結果想像通りで、こういうワインは好みです。
とにかく若さが溢れてて、難しいことを考えずにグイグイ飲んで楽しいワイン。
これからの季節、ちょっと冷やしてアウトドアで飲むとか、
明るい席に持ちだすのにちょうど良いと思いますよ。
点数 | 77点 |
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リンク |
第43弾!採算度外視の大感謝!!!超破格赤ワイン6本セット!!! \4,320 (現在はこのワインは含まれていません) Coquelicot 2013 [Dom. Condamine Bertrand] \1,274 |
名称 | Ile la Forge "Unwooded" Chardonnay 2013 イル・ラ・フォルジュ "アンウッデッド" シャルドネ 2013 |
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生産者 | La Forge Estate (Paul Mas) ラ・フォルジュ・エステート (ポール・マス) |
価格 | \916 (単品価格:\957) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食はアジフライ、鴨の燻製、レタスとトマトとキュウリの韓国風サラダ。
昔はアジフライって小骨が気になったりしてあまり好きなメニューじゃ無かったんだけど、
最近やたら好きです。
スーパーのお惣菜売り場とかによくあるんで、つい買ってしまいビールのアテにしがちです。
そしてワインは、先週稽古した白と地域&品種&ヴィンテージの白。
イル・ラ・フォルジュのワインは、お手頃価格でしっかりした味わいのものが多いので、
道場では比較的頻繁に登場する銘柄です。
ちなみにここのシャルドネとは3年前に稽古済みだったりしますが、
その時は"Unwooded"(木樽熟成無し)とは書かれていませんでした。
色はハッキリと黄色っぽさを感じるレモン色、というのは先週のと同じ。
加えてネットリ感があってエキス分の多さを感じます。
香りのボリュームはなかなかのものです。
銘柄名通り樽香は感じないのですが、ネットリと甘そうな蜜香がたっぷりで、
リンゴやピーチの果実香、それにユリ(カサブランカ)のような派手系の花の香りもあります。
およそ3桁円のワインとは思えない香りの充実具合です。
味は、香りに比べるとやや掴みドコロが無い感じかなぁ。
甘味と軽い苦味は良いけど、もう少し酸味があれば・・・と思うんですが。
ちなみに糖度とpHの数値は先週の白とほとんど同じです。
結果、確実に値段以上の仕事はしてくれています。
特に香りは良いんだけどねぇ、味わいのユルさがやや残念。
あと、やっぱりこの造り手は「樽ガンガン」が真骨頂だと理解しているんで、
そういうワインをイメージしてしまいます。
いろんな料理への合わせやすさという意味では樽はかけない方が良いんだとは思いますけど。
点数 | 75点 |
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リンク |
フェリシティー厳選!爽快感を愉しむ白ワイン5本セット”第4弾” \5,054 Ile la Forge "Unwooded" Chardonnay 2013 [La Forge Estate (Paul Mas)] \957 |
房総は九十九里浜へのプチ・レジャー二日目。
朝食はバイキングです。
普段の朝食なんてご飯軽く一杯に味噌汁と漬け物程度なんだけど、
旅館だとつい食べ過ぎます。ってか朝からスパゲティとかグラタンって。
こういう貧乏症はきっと一生治りません。
今日は特に朝から釣りに行ったんで、
お腹空いてたってのもありますが。
宿は朝10時にチェックアウト、どこにも寄らずに圏央道→アクアライン→首都高湾岸線と渋滞知らず、
横浜は坂東橋のファミリーレストランで再度Mちゃん家と合流して昼食、
そこでハンバーグを食べて解散。楽しいプチ・レジャーでありました。
名称 | Almad'or Cabernet Sauvignon 2012 アルマドール カベルネ・ソーヴィニョン 2012 |
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生産者 | Viñedos y Bodegas El Castillo ヴィニェードス・イ・ボデガス・エル・カスティーヨ |
価格 | \634 (単品価格:\1,058) |
購入店 | 京橋ワイン |
そんなこんなで道場へ到着したのは午後3時過ぎ、お疲れ様でございました。
夕食は鶏のモモ肉三種(梅肉はさみ焼き、チーズはさみ焼き、照り焼き)
ひじきの煮物、鶏ご飯。
であればワインは赤をチョイスして、
先週届いたばかりの6本税別送料込み4,000円ポッキリという激安セットからの一本で、
スペイン産のカベルネ・ソーヴィニョン。
この銘柄は、白のソーヴィニョン・ブランとは昨年稽古しており案外好印象。
スペイン産だと白のマカベオ種とか赤のテンプラニーヨ種とはあまり相性が良くない師範ですが、
白同様メジャー品種なので期待が出来ます。
色は、スペインさんらしく、そしてカベルネ・ソーヴィニョンらしく黒に近いくらいの濃い色合いです。
このクラスとしては異例のネットリ感なんかも見て取れます。
香りは、とにかく「青臭い」感じです。
カベルネ・ソーヴィニョンって、しばしば「茎の香り」とか「ピーマンの香り」があるとか言われますが、
このワインはまさにそれでピーマン・ジュースみたいな香りです。
味は、甘くて渋くて青っぽい味わいです。
最初は「なんじゃこりゃ!?」でしたが、次第に慣れて「これはこれでアリ」になってきます。
というわけで、非常に乱暴な感じのワインでした。
こういう荒っぽさが好きな人には受けるでしょう、嫌いな人は受け入れられないでしょう。
師範はどちらかというと繊細派(笑)なので指向性は後者ですが、
好きな人はいると思いますよ、こういうワイン。
点数 | 68点 |
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リンク |
第43弾!採算度外視の大感謝!!!超破格赤ワイン6本セット!!! \4,320 Almad'or Cabernet Sauvignon 2012 [Viñedos y Bodegas El Castillo] \1,058 |
本日より一泊二日のプチ・レジャーで房総半島方面へ。
朝10時過ぎに道場近辺を出発、アクアラインに入る前と入った後かなり混んでいて、
最初の目的地である「木更津プレミアム・アウトレット」に到着したのは既にお昼前だったような。
アウトレットの中のフードコートを見たら、決して美味そうでもない料理が結構なお値段したので、
アウトレットから外に出てくら寿司 木更津金田店へ。
そんなに人もいないだろうとタカをくくっていたら、30分待ち。
いまさらアウトレット内に戻るのも癪なんで、おとなしく待ちました。
100円回転寿司なんで、家族それぞれ好きな物を好きなだけ。
くら寿司、100円回転の中ではマトモな方だとは思いますが、
中には圧倒的にイケてないものもあります。
今回ビックリするほどダメだったのが、カレイと生しらす。
そういうチャレンジングな寿司種は避けた方が良さそうです。
ちなみに右写真はゆず塩かつおたたきという一皿。
どこらへんがゆず塩なのかイマイチ判然としませんし、
見た目は「これが握り寿司?」ってくらい雑な感じですが、味は普通にマトモでした。
お会計は、家族4人で3,000円弱。
それくらいなら多少のNGな部分は目をつぶりましょう、というところですかね。
木更津プレミアム・アウトレットでは、
ファッション関連には目もくれず、買ったのは「日本橋木屋」のまな板。
幅470mm×奥行270mm×厚さ30mm、イチョウの一枚板でアウトレット価格6,900円也。
これまで使ってきたまな板は、ココにも書いた青森ヒバのもので、
使い心地は申し分なかったものの板に細かな割れが入って、その部分が黒ずんで来ました。
それって衛生的にどうよ?と思ったので、
一生使うつもりがまだ4年も経たないうちに思い切って買い替え。
材種は木曽ヒノキとかもあったけど、今回は針葉樹は避けてイチョウにしました。
アウトレットの理由は、「傷が付いているから」とのこと。まな板なんて傷つくためにあるようなものなんで、
そういう理由で安く買えるのは大歓迎・・・ってまな板としてはちっとも安くはないですな。
道具オタクなんで許して下さい。
今回の旅行は、次女の保育園時代からのお友だちMちゃんご一家と同行しております。 そして宿は、2年前にも利用させて頂いた、 Mちゃんママの勤務先の保養所。場所は九十九里浜の最南端あたりにあります。
ここの保養所、夕食がとても立派です。そんじょそこらの旅館の料理に匹敵します。
先附 | 新緑豆腐 煎り雲丹 |
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前八寸 | 蛍烏賊酢味噌、よもぎ麩田楽、鱒照焼、新じゃが揚煮、長芋梅肉漬 |
お造り | 鮪、甘海老、鰆タタキ、勘八 |
台の物 | 芋豚しゃぶ |
蒸物 | 鰆の桜葉蒸し |
洋皿 | 鶏肉と白菜のクリーム煮 |
揚物 | 天麩羅(山独活、うるい、南瓜、青唐) |
御食事 | 筍飯 |
香の物 | 三種盛 |
止椀 | 潮仕立 |
水菓子 | オレンジとロールケーキ |
アルコール類が安いのもここの魅力です。
まず飲んだサントリーモルツ生 中ジョッキが確か380円、
そして右写真の梅一輪 吟醸生 貯蔵酒が300mlで500円。
梅一輪は地元九十九里産の地酒でしたが、
これが予想に反してスッキリ淡麗系、なんだか新潟あたりのお酒のような感じでした。
今は清酒も土地の個性よりどう造るかの方が結果を左右する世界になっているんでしょうね。
そんな感じの夕食。ここではアルコールはセーブ気味に頂いております。
なぜなら、部屋に帰って↓が待っているからです。
名称 | Hermon "Mount Hermon" Moscato 2014 ヘルモン "マウント・ヘルモン" モスカート 2014 |
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生産者 | Golan Heights Winery ゴラン・ハイツ・ワイナリー |
価格 | NIS 36.90 (約\1,100) |
購入店 | (テルアビブ市内のスーパー) |
一本目は師範が持参した白です。
このワインは、先月のイスラエル出張の際にスーパーで買ったもので、
同時に買った赤とは稽古済みです。
二本だと若干値引きされてたんで買いました。
なぜコレを持参したかと言うと、イスラエル産なんて珍しいから、というのもあるんですが、
一番の理由はアルコール度数が6%と低い甘口っぽいワインだったから。
買った後、日本でそのことに気づいたわけです。
そういうワインって自宅じゃなかなか飲まないし、
Mちゃんママはあまりアルコールを沢山は召し上がらないので、
こういう席で食前酒的に(っつっても食後ですが)飲むには良いかな、と考えた次第です。
色は普通に薄めのレモン色ですが、グラスの内側に気泡がかなり付くくらいに微発泡しています。
香りは、モロにマスカットです。品種がそうだから当たり前ですが。
香りのボリュームは結構あって、誰もが「フルーティ」と言うだろう香りです。
味は、やたら甘いかと思ったけどそうでも無くて、
いわゆるソーテルヌなんかとは別物です。
香りのフルーティさと相まって、いわゆる良く出来た葡萄ジュース的な味わいです。
狙い通り、Mちゃんパパ&ママにはウケが良くて、
そして師範代もグラス1杯飲むという珍しい現象が起こったワインでした。
イスラエルがどうこう以前に、こういうバランスのワイン自体が珍しいですね。
点数 | 73点 |
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名称 | Morey-Saint-Denis "Coeur d'Argile" 2010 モレ・サン・ドニ "クール・ダルジル" 2010 |
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生産者 | Frédéric Magnien フレデリック・マニャン |
価格 | \3,480 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
二本目の赤も師範が持参したもので、こちらは普通に買ったブルゴーニュ産です。
ちなみにワインの肴はMちゃんちに持参して頂いたチーズとかオリーブとか「いかにもワインに合いそうなツマミ」の数々。
ありがとうございます。そしてワインに対する期待がバンバン伝わるラインナップです。
こりゃヘタなワインは持参できないな、って感じでした。
さてワインの方は、色はコート・ド・ニュイとしては青みを感じる紫色だったような気がします。
そして香りはかなりナイスです。
これぞ高級ブルゴーニュな複雑さで、アメリカン・チェリーやアプリコットの果実香、
ちょっと獣っぽい香り、そういうのがグジュグジュっと一体になってパーッとと香ってきます。
味は、香りのボリュームの割にはややおとなしめ、
そして甘口ワインの後だったからかやや冷たい印象がありましたが、
ゆっくり飲むうちに柔らかく開いていったように思います。
2010年産と若めの割には熟成感があって、いろいろ溶け合っている具合が心地よいワインでした。
ただ、当初の期待としてはもっとパリッと若々しいフルーツ感のあるワインと思っていたわけです。
そのあたり若干の思惑違いがありましたが、結果オーライでありました。
点数 | 83点 |
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名称 | La Siréne de Giscours 2010 ラ・シレーヌ・ド・ジスクール 2010 |
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生産者 | Ch. Giscours シャトー・ジスクール |
価格 | (Mちゃん家から) |
購入店 |
そして3本目は、Mちゃん家に持参して頂いたボルドー産赤です。
Mちゃん家には2年前道場へお招きした際にこれの下位グレードである"Le Haut-Medoc de Giscours 2007"を
持参して頂いており、
その時の好印象を受けてのチョイスとのこと。
そういう「ストーリー」があるとワインは楽しいですな。
ヴィンテージは前のブルゴーニュと同じく2010年産、ボルドー的にはグッド・ヴィンテージですな。
色は、前のブルゴーニュを青めと書いたけど、
そんなん目じゃないくらい濃く青く暗い紫色です。
香りは「これぞボルドー」な、ギュッと締まったカシスのような果実香と、
消し炭のような煙たい香りがグラスの内側にモンモンと貯まっています。
味も、「良いボルドーを飲んでます感」がビシバシ伝わる緻密な味わい。
やや教科書的で享楽性に欠ける感じは否めませんが、それでこそボルドーという気もします。
なんだか典型的なブルゴーニュとボルドーという組み合わせになって、
およそ「安ワイン道場」的ではない展開ですが、タマにはこういうのもアリ、ということで。
夕食前のビール、夕食時のビールと清酒、そしてワインを3本、
かなりの量のアルコールを摂取した状態ではありましたが、しみじみと美味しいワインでありました。
点数 | 81点 |
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そんな感じのプチ・レジャー一日目。例によって師範は皆さんより一足お先にご就寝させて頂きました。
名称 | Beauvignac Chardonnay 2013 ボーヴィニャック シャルドネ 2013 |
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生産者 | Les Costières de Pomérols レ・コスティエール・ド・ポメロル |
価格 | \916 (単品価格:不明) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食は、ソーセージとズッキーニ他野菜の炒め物、サーモンのフライ、ワカメとキュウリの酢の物、蓮根餅。
ここんとこ家飲みは白が続いているんで、今日ぐらいは赤か、と思ってたけどこのメニューじゃ白ですね。
というわけで選んだのは、最近買った白5本セットからの一本で、南仏産のシャルドネ。
セットのグレードから考えて1,000円程度のワインだと思うけど、
その割には重くて立派なボトルに入っています(でも栓はスクリューキャップです)。
さて抜栓。スクリューキャップは儀式感が無いけど楽で良いです。
色は、このクラスとしてはハッキリと黄色っぽさを感じるレモン色。
熟したブドウが使われているだろうことが想像されます。
香りのボリュームは中程度、雰囲気は蜜やリンゴがメインで、ちょっとパイナップルっぽくてこちらもしっかり熟した感じ。
これで味わいがすっげー酸っぱかったりスカスカだったりすると面白いんですが、
さすがにそういうサプライズは無くて、良くも悪くもコクがあってやや甘めでしっかりした味わいです。
南仏産のシャルドネで、安いけど力の入った造り手によるものだとこういう雰囲気になるなぁ、という典型ですね。
いや美味いですよ、これで1,000円くらいなのは満足度高いです。
ただ、驚きは無いと言うか「だいたいこうなっちゃうよねぇ」感が否めない、ってところでしょうか。
同じセットに入っている「イル・ラ・フォルジュ」も多分そんな感じだと思われるので、
飲み比べすれば面白かったかも知れません。
点数 | 73点 |
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リンク | フェリシティー厳選!爽快感を愉しむ白ワイン5本セット”第4弾” \5,054 |
名称 | Vincent Bouquet Sauvigon 2013 ヴァンサン・ブーケ ソーヴィニョン 2013 |
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生産者 | Vincent Bouquet (Dom. Auriol) ヴァンサン・ブーケ (ドメーヌ・オーリオル) |
価格 | \900 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
本日の夕食は、真鯛とブリの刺身、ニラ玉、タコのカルパッチョ、焼鳥、トマトのサラダ。
というわけでワインは白をチョイスします。
選んだのは南仏産のソーヴィニョン(・ブラン)で、
赤のメルローとは稽古済み。
色は、特にどうということもない普通の白ワインの色です。
ところがどっこい香りはイケてます。ボルドーあたりのソーヴィニョン・ブランにありがちなハーブ香と、
南米あたりのソーヴィニョン・ブランにありがちなトロピカル・フルーツ香がバッチリ同居しています。
香りのボリュームも申し分無く、香りを嗅いだ時点でお値段900円の価値は取り返した感じです。
味は、甘くて酸っぱくてコクもあって良い感じ。
数値的にはそれほど甘くも酸っぱくも無いんですが、バランスが絶妙な感じです。
というわけで普通に美味いです。
ソーヴィニョン・ブランのストレートな美味しさをそのまんま体現してくれています。
もちろん、複雑さや深みが無いとも言えるわけですが、
900円のワインにそういうのを求めるのも酷なわけで、これはこれで「アリ」です。
点数 | 72点 |
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名称 | Terre dei Catari Cirò Bianco 2013 テッレ・デイ・カターリ チロ ビアンコ 2013 |
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生産者 | Tenuta dei Tre Confini テヌータ・デイ・トレ・コンフィーニ |
価格 | \765 (単品価格:\1,058) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日は生け垣の消毒とか園芸作業を行った後、
次女とお隣さんのAちゃんRちゃんを新横浜のボルダリングに連れて行って・・・という一日。
夕食は天ぷら(鶏胸肉、ニンジン、ピーマン、ナス)です。
色は、この値段のワインとしては結構しっかりしているように感じるレモン色。
香りは、特に目立ったものはありません、というか弱いです。
一所懸命嗅いでもほとんど香りは感じられません。
品種は「グレーコ・ビアンコ」らしいですが、そういうブドウなんですかね?
味は、甘くなく酸っぱくなく、どちらかというと旨味やミネラル感がメインの味わいです。
全体に溌剌とした感じのしない、寡黙で地味なワインでした。
そういった意味では居酒屋のイケてない飲み放題なんかで出て来そうな感じ。
これが1,000円超というのは高く感じます。
そしてこのワインにも「安定剤(アカシア)」が使われている模様。
そういうの使うんだったら、もっと若くてフレッシュな感じを出してくれないと困ります。
ショップのこのワインのページにレビューがあるのですが、そのコメントに思いっきり賛同します。
点数 | 63点 |
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リンク |
激得赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン12本セット \9,698 Terre dei Catari Cirò Bianco 2013 [Tenuta dei Tre Confini] \1,058 |
本日は道場のお隣Kさん宅にお邪魔して食事会。
Kさん家も娘さん2人、上がうちの長女と一つ違い、下が同学年なのでいろいろ仲良くして頂いています。
ホントに道場はご近所さんに恵まれております。
お出しして頂いた料理は、手巻き寿司をメインにミートグラタンとかサラダとかいろいろ。
たいそう美味しゅうございました。
そしてそして、料理に輪をかけて美味しかったのが↓のワインたちであります。
名称 | Perrier-Jouët "Belle Epoque" Brut 2004 ペリエ・ジュエ "ベル・エポック" ブリュット 2004 |
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生産者 | Perrier-Jouët ペリエ・ジュエ |
価格 | (Kさんから) |
購入店 | -- |
最初に出して頂いたシャンパーニュがコレです。
エミール・ガレが描いたアネモネのボトル・デザインが印象的なペリエ・ジュエのベル・エポック。
道場では12年前に稽古しておりますが、
今はあんな値段じゃ買えないんですよね。ありがたい話であります。
色は、普通のシャンパーニュよりちょっと黄色みが強いかな、と思う程度で、特別変わった感じはありません。
香りは、いかにもシャンパーニュらしいイースト香とか、リンゴのようなフルーツ香があります。
そして味わいも、キュッと締まった甘酸っぱさがあって、いかにも高級品と言った感じです。
というわけで、正しく美味しいシャンパーニュではありました。
でも、いわゆるプレミアム・シャンパーニュに期待する、「普通とはちょっと違いますのよオホホホホ」感が無くて、
普通に美味しいシャンパーニュの域を出なかったのが残念といえば残念
・・・なぁんて偉そうなことを書いてみたくなります。だって今のお値段は万を超えているだろうからね。
点数 | 80点 |
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名称 | Chassagne-Montrachet "Les Chaumées" 1er Cru "Clos de la Truffière" 2008 シャサーニュ・モンラシェ レ・ショーメ プルミエ・クリュ "クロ・ド・ラ・トリュフィエール" 2008 |
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生産者 | Dom. Michel Niellon ドメーヌ・ミシェル・ニーロン |
価格 | (Kさんから) |
購入店 | -- |
次なる白もKさんに出して頂きました。
シャサーニュ・モンラシェの1級畑「レ・ショーメ」の一区画「クロ・ド・ラ・トリュフィエール」、
造り手はミシェル・ニーロンです。
思いっきりラベルにカビが生えているので、見た瞬間「こりゃ相当古いヤツかな?」と思いましたが、
実際は2008年産なんで今回飲んだ3本の中では一番若かったりします。
人もワインも見かけで判断しちゃいけませんな。
色は、普通一般のワインとは明らかに異なる、微妙にオレンジがかった濃いレモン色です。
香りはなんとも複雑。抜栓してすぐはちょっと硫黄っぽい雰囲気に包まれていましたが、
時間が経つとハチミツとか沈丁花とかみたいな明るい香りが出て来て、
更に時間が経つと("トリュフィエール"という名前に引きずられてか)
トリュフのようなキノコっぽい芳香が感じられるようになります。
味は・・・どうだったっけ?香りの印象が強くて味はあまり覚えてませんが、
少なくとも香りの邪魔をするようなことは無かったようです。
Kさん曰く「ぎりぎりですかね?」とのことですが、
確かに思いのほか熟成していて、かなりピークに近い位置、ちょっと下り坂という頃合いだったかも知れません。
しかしたいそう美味しゅうございました。
こういうワインはなかなか自分では飲めませんね。
点数 | 85点 |
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名称 | Corton Bressandes 2001 コルトン・ブレッサンド 2001 |
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生産者 | La Pousse d'Or (Dom. Patrick Landanger) ラ・プス・ドール (ドメーヌ・パトリック・ランダンジェ) |
価格 | \7,119 |
購入店 | ヴェリタス |
3本目の赤は師範宅から持参しました。
このワインは道場では珍しく複数回稽古していて、
ココとココ
とココとココ
で稽古済みです。
そのうちココでの稽古は本日と同じくKさん宅。
その時、Kさんがいたくこのワインが気に入られて、その結果自宅にセラーを置くようになったってことだったんで、
また飲む機会があれば、とずっとキープしていました。
色は、良い感じにオレンジがかった赤紫色で、
それなりに熟成した感じは見て取れますが清澄度は高くて健康な感じです。
香りは「来ましたコレコレ!」です。木イチゴやアプリコットのようなフルーツ香がプワーッと開く様に華やかに香り、
その向こうには樽が溶け込んだ複雑さもあります。
味も、しっかりとした甘さを感じて、渋味のカドが取れていて丸っこい味わいになっています。
これは大アタリでした。6年間セラーで保管していた価値がありました。
こういうのがあるからワインは面白いんですね。
そもそもの購入価格と保管コストを考えるとそれなりに投資が必要ではあるわけですが。
点数 | 93点 |
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Kさん家の奥様はほとんど飲まれないので、ほぼ飲む人2人で3本。
そして師範は前半から飛ばしぎみだったので、宵の口には「大酔っ払い」の出来あがり。
左写真はKさん宅の屋上に据えられたバスタブで露天風呂とシャレ込む師範。
あまりに目が逝っちゃってて公序良俗に反すると思われますので、モザイクをかけさせて頂きました。
・・・というような楽しい飲み会でした。
次は道場へお呼びする番ですな。近いうちにまたやりましょう。
本日は師範代が勤務先の送別会に出席するため、師範が夕食の調理を担当することに。
チャチャっと出来る献立として用意したのが、冷凍枝豆(解凍するだけ)、豚タンのアスピック(切るだけ)、以上は一昨日の残り食材から。
そして本日唯一調理したのが回鍋肉。味付けはご存知"味の素"のロングラン商品である中華合わせ調味料"CookDo 回鍋肉用"。
CookDoシリーズ、とても手軽でそこそこ美味くて、
『CookDoマジ最強じゃね!?』と思わせるに足る商品価値を提供してくれていると思うんだけど、
唯一にして最大の欠点がこれのテレビCM。食べ物を口に運ぶ時のあの音なんとかなんないんっすかね?
名称 | Château Blouin 2011 シャトー・ブルアン 2012 |
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生産者 | Ch. Blouin (Valbom-Nadal) シャトー・ブルアン (ヴァルボム・ナダル) |
価格 | \719 (単品価格 \948) |
購入店 | ヴェリタス |
料理が上記のような感じなんで、赤でもちょっとジャンキーなと言うか甘酸っぱい感じのが良いんじゃないかと思ったけど、
あいにく手元に手頃な選択肢なし。
放っとくとすぐ在庫が減っちゃっているんだよなぁ。
「在庫の少ない健全経営」ではあるですがね。
そんなこんなで選んだのがボルドー産の赤で、昨年同じヴィンテージと稽古済みの銘柄。
セットだとどうしても既稽古のワインと被っちゃうことがあるわけですが、
以前の評価もそんなに悪くなかったし、1年経って内容が変化したかどうかチェックする気分で稽古。
色は、昨年は「ボルドーとしては薄めかも」なんて書いてますが、
少なくとも今年のコレは普通にボルドーっぽい濃紫色です。
香りは、ボリュームこそ控えめだけど、
その中身はいかにもボルドーらしい、ギュッと煮詰めた果実のような凝縮感のある果実香がメインです。
味は、求めていた甘酸っぱい感じが予想に反して感じられます。
渋味もあるけど、渋味は既に前線から退いていて、今現在正面に出ているのは甘味と酸味。
こりゃなかなかよろしいです。
昨年の印象だと、「受ける印象はかなりカタブツ」「甘く媚びる感じは一切なくて、渋味と酸味がメインで厳めしい感じ」
なんて書いていますが、正直印象一変しています。
スケールは小ぶりではありますが、甘さが前に出たとても人懐っこい感じです。
これが1,000円以下なのは間違いなくお買い得。
点数 | 76点 |
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リンク |
M.W.ガビィさん厳選ボルドー3本セット≪第71弾≫ \2,980 (税送料込み:現在セット中にこのワイン無し) Château Blouin 2011 |
先日の懇親会で、ワイン講座ムチャ振りのお礼に頂いた「トレシー グラスの磨き用 =玄人はだし=」、
ワイングラスを拭くと指紋も残らずピカピカになるという優れモノ。
持ち前の繊維技術を核に、ニッチだろう何だろうが気にせずガンガン惜しみなく製品投入する東レさんらしい商品。
これをプレゼントして頂いた東レの方によると、
この商品はバーテンダーさんやソムリエさんには大人気で一時は大きな売り上げを記録するも、
丈夫で何度も洗って使えるため需要が一巡して今ではあまり売れてない、とのこと。
そういう所も日本企業らしいなぁ、と思う所であります。
使って見ると、普通の布巾とは明らかに異なる滑りの悪さ。
グラスの表面を確実にこそげ取ってるそ!って感じがします。
というわけで扱いに注意が必要ですが、吸水性も申し分なく、
バーテンダーさんのみならず一般のグラスオタクにも使ってほしい商品です。
名称 | Three Pillars "The Gourmet" Chardonnay 2012 スリー・ピラーズ "ザ・グルメ" シャルドネ 2012 |
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生産者 | Vinternational ヴィンターナショナル |
価格 | \980 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
そして本日の夕食は師範一人の食卓。
女性陣(師範代、長女、次女)所用があって道場のは外で夕食だそうです。
ならばどっかで食べて(=飲んで)帰ることも考えたけど、
ここんとこ外食が続いているということもあって、おとなしく自宅で食事。
でも自分一人のために料理を拵えるのも面倒なんで、
帰宅途中でスーパーに寄ってお惣菜を買い出し。
その姿はあたかも寂しい一人身のサラリーマンに映ったことでしょう。
で、選んだお惣菜はサラダ盛り合わせ、キャベツ&リーフサラダ、枝豆、豚タンのアスピック。
野菜多めですが、赤なら軽め、白なら重めが合いそうなメニューなので、
本日のチョイスはやや重め狙いでオーストラリア産のシャルドネを。
「重め狙い」といっても購入価格は3ケタなので、激しく重いってことはないでしょうと想像しつつ稽古開始。
色は普通に薄めのレモン色。ネットリ感も少なめで「重め狙いはハズしたか」という見た目。
香りは、桃とか洋梨みたいな甘めのフルーツ香り、グレープフルーツのような酸っぱめのフルーツ香。
要はフルーツ&フルーツでフレッシュながらシンプルな香りです。
味も、特段の個性はなくて、普通にフレッシュな白ワインの味わい。
そして、甘味やコクもそれほど強くなく、しっかりめの苦味が感じられ、
どちらかといえば軽い白ワインです。
"The Gourmet"なんて書いてあるから、もっとシッカリと濃いワインだと思ったけど、
実際は普通に軽めのシャルドネでした。まぁこれくらいが料理には合わせやすいと思います。
980円という値段は内容と比例しています。
点数 | 70点 |
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名称 | Grotta Fresca Cuvée Brut N.V. グロッタ・フレスカ キュヴェ・ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Cevico チェヴィコ |
価格 | \765 (単品価格:\1,166) |
購入店 | 京橋ワイン |
連日の飲み会で肝臓もややお疲れ気味、ということで、
ワインの中ではアルコール度数が軽いスパークリングをチョイス
・・・って「飲まなきゃ良いじゃん」という声も聞こえてきそうですが、
安ワイン道場師範たる者、休日に飲まないという選択肢はありません。
ちなみに料理は豚スペアリブのオーブン焼きと焼き野菜、あとはレタスと生ハムのサラダです。
さて稽古開始。色は薄めだけど無色ってほどでも無く、
イタリアの安スパークリングとしてはまだ色があるほうかも。
香りは、レモンやグレープフルーツのような酸っぱい系の柑橘類の香りがメイン。
シャンパーニュのようなパンとか味噌みたいなイーストっぽい香りはありません。
味は、一番特徴的なのは苦味と酸味。
こちらもグレープフルーツの皮を実を一緒にガシガシしたような味わいに感じられます。
スパークリングなんで、決定的にイケてないってことにはなりませんが(炭酸飲料ってだいたい何でもそこそこ美味しく感じられません?)、
昨日稽古した同じくイタリア産スパークリングと比べると、
ややクセがあって、そのクセが一般ウケしない方向に向かっている気がします。
また、この風味や泡の感じだとシャルマー方式(タンク内二次発酵)と想像します。
さらに、添加物として「安定剤(アカシア)」が入っているようですが、
それによるネガティブな影響は感じませんでした。
点数 | 68点 |
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リンク |
激得赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン12本セット \9,698 Grotta Fresca Brut N.V. \1,166 |
11月に始まって、隔週土曜マル一日全11回の研修もようやく本日で最終日。
いろいろ大変でしたが終わってみれば知り合いも増えて有意義な研修でありました。
そして本日もまた懇親会がありまして、会場は研修会場のあった東京駅サピアタワーの3階にある
パパミラノ サピアタワー店というところ。
第2回の時の懇親会もここだったらしいですが、その時は師範はお休みしておりました。
最終回ということもあって、本日の参加者は受講生ほぼ全員と講師の先生と事務局の皆さん。
総勢25名くらいだったですかね。店内の半分くらいのスペースを貸切したような感じでした。
料理は、3時間飲み放題4,500円のコースとのこと。 前菜(左写真)に始まって、ピザとかサラダとか肉とかパスタとかいろいろと。 パスタは注文すればいくらでも出て来る、というシステムのようでした。 東京駅の目の前というロケーションで、こういう価格設定は大変お得に思われます。 それに、土日限定らしいですが、時間が3時間と言うのもナイスです。
名称 | Montebello Brut N.V. モンテベッロ・ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Carpesica Spumantizzato da Bellenda カルペシカ・スプマンチティッツァーノ・ダ・ベレンダ |
価格 | (\0) |
購入店 | パパミラノ サピアタワー店 |
なんとここの飲み放題にはスパークリングワインも含まれています。
なによりそれが素晴らしい。師範は最初の方はこればっかり飲んでました。
懇親会と呼ばれる飲み会で、ビールを飲まなかったのなんて初めてじゃ無いっすかね?
そして、このスプマンテの内容はというと、要するにいわゆるスプマンテです
・・・じゃ意味わからんと思いますが、普通に美味しいスパークリングワインですな。
シャンパーニュのようにコクがあるわけでもなく、
かといってカバのようにキンキンした感じもなく、
飲んでいることを忘れるくらいスイスイ入っていく雰囲気です。
よろしいんじゃないでしょうか。
後で調べたら、6年前にも稽古してました。
そしてしつこく書きますが、これが飲み放題なのはとても素晴らしい。
テーブル横に大きめのワインクーラーが置いてあって、いつも冷えているのも素晴らしい。
是非こういうお店が増えて来て欲しいものであります。
点数 | 72点 |
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名称 | Cono Sur Gewurztraminer Reserva Especial 2014 コノ・スル ゲヴュルツトラミネール "レゼルバ・エスペシアル" 2014 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | \996 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
今回、幹事団の皆様から「ムチャ振り」を受けまして、
師範はワインを持参することになりました。
で、「持参」っつっても20人を超える人数に1本ってわけもいかないんで、
今回のために発注して用意したのがコレ、
素人衆へのウケの良さナンバーワン(師範調べ)のコノ・スル ゲヴュルツトラミネール レゼルバです。
そして、「ついでに講義もやれ!」ってことだったんで、「なんちゃってワイン講座」の座学と演習。
品種の名前の意味を説明した後、皆さんに香りを嗅いで頂いて、「さて何の香りがすると言われているでしょうか?」と質問。
まず講師のKm先生を指名したら『朝霧の香り』という想像の斜め上を行くメルヘン回答もありましたが、
お二人目で『ライチの香り』という回答を得ました。
やっぱり判るよね、この香り。
というわけで、師範によるワイン講座は好評のうちに終了。
かかった費用は1本1,000円×4本+送料で4,500円くらい。
その程度の出費で皆さん喜んで頂けたようでなによりでした。
点数 | 82点 |
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リンク |
Cono Sur Gewülztraminer Reserva Especial 2014 \996 |
名称 | Belcore 2008 ベルコーレ 2008 |
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生産者 | I Giusti & Zanza イ・ジュスティ・エ・ザンツァ |
価格 | (Msさんより) |
購入店 |
もう一人の「ムチャ振られ」講師である、食品メーカーにお勤めのMsさんが手配されたのがコレ、
ベルコーレというイタリアはトスカーナ地方のワイン。
品種はサンジョヴェーゼとメルローが使われているとのこと。
いわゆる「プチ・スーパータスカン」な感じのワインと想像しました。
色は、小さなグラスなんであまりよく判りませんでしたが、7年の時を経たワインとしてはまだまだ若い感じだったように思います。
香りはなるほどスーパータスカンな、アメリカンチェリーと桜餅とバタークッキーな香りです。
味は、熟成が良い感じに作用しているようで、カドが取れてて丸っこい感じ。
用意された4本のうち1本だけ2011年産がありましたが、
飲み比べてみると香りの傾向はほぼ同じだけど味わいの丸っこさが明らかに異なりました。
大変興味深いワインをありがとうございました。
この熟成感を苦手と捉える人もいたようですが、師範にはヒットです。
お値段は定価で3,000円ちょっととのこと。ゴチになりました!
点数 | 80点 |
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名称 | Hermon "Mount Hermon" Indigo 2013 ヘルモン "マウント・ヘルモン" インディゴ 2013 |
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生産者 | Golan Heights Winery ゴラン・ハイツ・ワイナリー |
価格 | NIS 36.90 (約\1,100) |
購入店 | (テルアビブ市内のスーパー) |
で、「なんちゃってワイン講座」は上記で終了、あとはとことんご歓談で懇親するわけですが、
せっかく持ち込みOKの許可を頂いたんだから、師範はサプライズでもう一本持参しております。
それがこれ、先月のイスラエル出張で買ってきたイスラエル産の赤ワイン。
テルアビブ市内のスーパーで買ったお値段は1,000円程度、
品種はカベルネ・ソーヴィニョンとシラーらしいです。
各テーブルを廻って興味を示された皆さんにちょっとずつサービス、なんで、詳しい香りとか味わいは判りません。
が、やはりイスラエルのワインに共通する、干しブドウのようにギュッと凝縮した甘い感じの果実香はありました。
熟成感のあるサンジョヴェーゼとは別の方向の、ストレートに果実っぽさが前に出たワインだったように思います。
宴もたけなわな中でお出ししたんで、飲んだかどうか覚えてない人が大半ではないかと言う気もしますが、
まぁそれはそれで。一瞬でも話のタネになればオッケーでした。
点数 | 78点 |
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この後は、お店のハウスワインの赤を飲んでおりました。
イタリアはエミリア・ロマーニャ産のサンジョヴェーゼとのことでしたが、
適当に軽くて果実味豊富で、なかなかイケてるワインだったように思います。
そして7時30分にスタートした会も10時30分にはお開きに。
今回のワイン持ち込みに対して、別途テーブルを用意したり大量のグラスを用意したり、
お店の方には大変お世話になりました。
ここをご覧になった安ワイン者の皆様におかれましては、
東京駅近辺で飲み会をするのであれば、このお店を選択肢に入れられることを強く推奨申し上げます。
本日は、師範が入社した職場のメンバーのうち3名の方が退職される、というのでその送別会。
そのうち一人はこの時も飲んだ友人N氏。
ちなみに師範はその幹事団の一人として司会を務めさせて頂いております。
入社した頃、宴会の司会はいつも師範の役割だったなぁと遠い目・・・のはずだけど今もあまり変わらず。あれれ?
会場は、勤務先近所の居酒屋、九州黒太鼓 品川店というところ。
参加者17名なので、ちょっと広めの個室を貸切り。
2フロアくらいあるようだったんで、かなりキャパは多そうでしたが、
全く動きまわって無いので判りません。
料理と飲み物は、4,500円の飲み放題コース。 「九州黒太鼓」という店名だけあって、 なんとなく九州っぽい料理(辛子明太子とか、親鳥の炭火焼とか、ブリの刺身とか)が出されて、 右写真のように最後はモツ鍋。 で、モツ鍋自体は悪くないんです。でも麺が違います。 モツ鍋にはちゃんぽん麺を使わなければいけません。 ちなみに、関東地方でチャンポンと言うと「リンガーハット」が思い浮かぶんですが、 あそこの麺もいわゆるちゃんぽん麺とは違います。 チャンポン麺って、もっと太めで黄色くて断面がまん丸で、茹で麺でも伸びないヤツです。 九州だとあまりに普通にスーパーとかでも買える麺だけど、 こっちではほぼ見かけません。 師範がこの業界の人間だったら間違いなく「ブルーオーシャン発見!」です。
アルコールは、最初たっぷり生ビール(ピッチャーがヤカンという不思議なスタイル)を飲んだ後、
「安ワイン道場師範」の任務を果たすべく白ワインと赤ワインをグラスで注文。
で、これが案外マトモでした。師範の見立てでは南仏産の箱入りワインじゃないかと。
でも、ワインを飲んでるのって、結局師範だけでした。
この集団より一回り若い社外研修の仲間(明日が最終回です)だと、間違いなく誰かワインを頼むのに、
この場では師範だけ。やはりココにジェネレーション・ギャップがあるんですかね?
ともあれ皆さんの今後に幸あれ、でございます。
名称 | Chateau Laurès 2012 シャトー・ローレ 2012 |
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生産者 | Ch. Laurès (Trolliet) シャトー・ローレ (トロリエ) |
価格 | \817 (単品価格 \1,078) |
購入店 | ヴェリタス |
昨日までで師範代の育児短時間勤務が終了、
ということで本日の夕食担当は師範です。
今後は師範が夕食の準備をすることが多くなるかも知れません。
そして夕食メニューは、イワシの刺身、スルメイカとカキ菜のガーリック炒め、
鱈のすり身とネギのお吸い物、副産物としてイワシとイカの肝焼きです、食後には師範代実家から届いたスイカです。
魚メインの料理なので、選んだのはボルドー産の白。
ヴェリタスのセットに入っていたものですが、
この銘柄は9年前にも2005年産と稽古済み。
ただ、その時はワインが出来た翌年の稽古、
今回の場合は3年後の稽古。
ヴィンテージの違いもさることながら、熟成期間もまるで違うので、
別物のワインと思って稽古します。
まず色は、このクラスのワインとしてはかなりはっきりと濃い黄金色です。
香りのボリュームはかなり弱め、でもいわゆる安白ワインとは異なる、
飴っぽいコクのある香りが感じられます。
生魚の際には邪魔になる樽香は一切感じられません。
そして味わいも、若いワインとは一線を画す充実した旨味。
サイトを見ると、品種の比率的にはセミヨンが60%とのこと。
だからか、いわゆるソーヴィニョン・ブラン的なハーブやトロピカル・フルーツ感は控えめです。
フレッシュさはないけど、これはこれでアリと思わせるに十分な内容です。
2012年産というとまだ若いワインのイメージがありますが、
このワインは明らかに熟成していて、その特徴を発揮しています。
若いワインはNGの「フケ専」な安ワイン者にお薦めです。
点数 | 73点 |
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リンク |
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