明けましておめでとうございます。
左写真は、元旦の今日、道場屋上から見えた富士山。
ウチからは、日本一高い山である富士山と、日本一高い塔であるスカイツリー、
そして日本一高かったビルの横浜ランドマークタワーが見えたわけですが、
残念ながらビルは大阪の「あべのハルカス」
とやらに抜かれたので3つの日本一が揃わなくなってしまい残念です。
そして、昨年のココでは「TwitterやFacebookはやりません」なんて書いておきながら
結局あっさり両方始めちゃったわけですが、やっぱり師範はココに書くのが一番シックリきます。
SNSみたいなプッシュ型のコミュニケーションって、なんか押しつけがましい気がしてねぇ。
「興味があるなら見るが良いさ」的なプル型の方が師範のスタンスに合ってます。
そして、情報を取る側からすればプッシュで与えられるのに慣れちゃうとプルは面倒臭く感じる、
というのも理解できました。
ま、そんな感じで今年もゆるゆると続けて参ります。
今年もこのビールの季節がやって参りました。
昨年までは『香り華やぐヱビス』という名前だったのが、今年は『ヱビス 華やぎの時間』になってます。
色は特に普通のビールと変わりません・・・って「普通のビール」って何ですか?ですが。
そして、このビールの最も特筆すべき点は、やはりこのフルーティな香りです。
ワインで言えばゲヴュルツトラミネール、フルーツで言えばライチのような雰囲気がとてもナイスです。
そして味わいは、これまた普通のビールと変わりません。
とにかく「香り吟醸」なビールですね。昨年のと比べると・・・ってのは師範の能力では無理です。
名称 | Cono Sur Pinot Noir Reserva Especial 2014 コノ・スル ピノ・ノワール レゼルバ・エスペシアル 2014 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 1,000円 (アウトレット価格) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食は、まず食前にツマミとして山芋の梅酢和え、
夕食開始後は根菜(人参&蓮根&山芋)と豚肉の甘辛炒め、
師範代父より冷凍で送られて来た自家製ハンバーグwith師範代による照焼きソース、
ブロッコリーとミニトマトのサラダ。
やっぱり家でのんびりビールやワイン飲みながら食べる料理は美味いっす。
そして本日のワインは、先日ネットで買った中の一本。
アウトレット商品で税込1,000円(通常価格1,021円)、
「ラベル・キャップ・ビン傷あり」とのことだったけど、
全くラベルが無いのが送られてきたのは道場19年の歴史の中で初めて。
これは「傷あり」のレベルを超えているよね、
何の銘柄だか全く判らないからね
(同じ瓶とスクリューキャップのシラーの可能性もあります)。
そして、このワインがショップの言う通りコノ・スルのピノ・ノワール、レゼルバであれば、
直近は2013年産と稽古済み。
色はストレートな赤紫で、ブルゴーニュだったらボーヌの1級畑くらいの濃さ。
キレイに澄んだ感じで、この見た目であればシラーは無いでしょう。
香りは、熟し過ぎて紫色になったイチゴのようなフルーツっぽさと、
ちょっとワキガのようなケモノ香。まぁ間違いなくピノ・ノワールの香りではあります。
味は、渋味は中程度、甘さはそこそこしっかりしていて、この品種としては酸味控えめ。
悪くは無いけど、いわゆるピノ・ノワールの澄んだ味わいを期待するとやや暑苦しいし、
全体に単調な印象は受けます。
結果、1,000円のワインだと思えば中身は十分なクオリティを持っていると思いますが、
外側のお粗末さを埋め合わせるほどのものでもありません。
最近フランス産より輸入量が増えたと話題のチリ産ワインですが、
こういうレベルの物が商品としてまかり通るようであれば、
どこかで痛い目に合うのではないかと感じざるを得ません。
点数 | 74点 |
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リンク | Cono Sur Pinot Noir Reserva Especial 2014 1,021円 |
本日は年が明けて初のバンドのリハ。新曲2曲追加、今年は唄にも挑戦か!?
で、練習は適当にして、メインはその後の飲み会。
場所は代々木駅東口側にあるええとこ 代々木店、
前回の訪問が8月末だから5ヶ月ぶり。
このお店は日曜休業なので、リハが土曜の時だけしか使えないのでそういう訪問頻度になっちゃいます。
料理は、各種焼き物のツマミ類やら焼きそばやらお好み焼きやらをズラズラーっと。 この店での注文はベース担当のMw氏に全権委任しておりますので、 細かいことは割愛させて頂きます。 「ええとこ」なんて店名だと、お好み焼き(右写真)は自分で焼くスタイルかと考えそうですが、 ここは焼いてきてくれるので楽で良いです。
飲み物は、「とりあえず生ビール」でスタート。
最近の意識高い系の方々の間では『「とりあえず生ビール」って個性が感じられないオジサンの習慣だよね』
なんて言われてるみたいですが、お前らアホかと。
「とりあえず生ビール」は、着席してから飲みをスタートするまでのTurn Arround Timeを、
極限までMinimizeするための顧客とお店のWin-WinなCollaborationなんだよ・・・って本気で思ってます。
で、生ビールの後はハイボールなんかを飲んでまた生ビールを飲んで・・・と本能のおもむくままに。
本日はワインとか焼酎のボトル注文はしませんでした。
ワインはアレだけど、このメンバー(2人はあまり飲まない系)
で焼酎のボトル頼んじゃうと結構持て余しちゃうんだよね。
そんな感じで、午後7時前から飲み始めて終了は午後9時半ごろ。
最近の飲み会は健康的です。
そして、道場到着は午後10時30分ごろ、風呂に入ってサッカーのアジア最終予選決定戦を観戦。
0-2から逆転して3-2で日本の勝利、大変勇気を貰える試合でした。
名称 | Cloof Pinotage 2010 クルーフ ピノタージュ 2010 |
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生産者 | Cloof クルーフ |
価格 | 799円 |
購入店 | ヴェリタス |
南アフリカのステレンボッシュで山火事、ワイナリーにかなり被害が出ているようです
(参考ブログ)。
ならば「飲んで応援」ということで本日のチョイスは南アフリカ産。
ただ、このワインの産地ダーリングはステレンボッシュからは100kmぐらい離れているみたいですけどね。
ちなみにピノタージュは品種の名前で、
ピノ・ノワールとサンソーを交配したものであることは安ワイン者であれば周知のことでしょう。
そして料理は本日もまた師範が調理担当で、メニューは豚ロース肉のソテー、
小松菜のおひたし、白菜と人参とベーコンのスープ。意識して少な目に作ってみました。
ベーコンを多めに買っておき、もしツマミが足りなかったら炒めて食べよう、という戦略です。
さて抜栓。色は、ピノ・ノワールとは程遠い濃さだけど、赤みが強いところは血を引いているのかな?
ちょっとだけレンガ色っぽさを感じるあたり、
ニューワールド産としては古めの2010年産であることを改めて認識させられます。
香りのボリュームは中~小くらい。香りもほとんどサンソー由来っぽいというか、
イチゴジャムにゴムや青畳を足したような、ヌボーッとした田舎っぽさを感じる果実香です。
味は、丸っこい渋味と甘味がたっぷりとしていて酸味は相対的に控えめ。
いかにもフルボディって感じですが、やや締まりが無くて、
ライザップのCMの「痩せる前」みたいなのが残念です。
結果、ポテンシャルは高いというか、800円弱という値段でこの濃さは大したもんだとは思いますが、
ちょっと師範の嗜好には合わなかったですね。
それにしてもこの"Cloof"という造り手のワインはどれと稽古しても濃いなぁ。
点数 | 69点 |
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リンク | Cloof Pinotage 2010 799円 |
本日は職場の新年会、店は北海道シントク町塚田農場 品川港南口店というところ。
「四十八漁場」なんかと同じ系列の、最近勢いのある居酒屋チェーンですな。
店内は100席以上ありそうで結構広いです。
で、この系列店の特筆すべき点は学生アルバイトの店員さんが楽しそう&フレンドリーに対応をしてくれるところ。
オッサン&オバサン集団な我々にとっては、なんかそういうパワーがまぶしいというか、
親目線でニコニコしてしまいます。
料理は北海道充実コース、飲み放題込み5,000円。その内容は以下。
とまとクリーム鍋&フェットチーネ (左写真) |
サーモンのレモンクリームサラダ |
新得地鶏のたたき |
新得地鶏の炭火焼 |
山わさびイカ明太 |
新得地鶏の手羽元ザンギ |
めぐみ豚のとんてき |
鶏つくねパン |
コーヒーゼリー |
塚田農場のチェーンって、北海道以外にも鹿児島とか宮崎とか、 それぞれの地方をウリにした店舗展開されているけど、商売が上手いよなぁ、と思います。 普通一般の居酒屋チェーンとは異なる地方色を打ち出しながら、 出されるもの自体にそう大きな違いは無く共通化できるところもあって、 「居酒屋チェーン=没個性でつまらない」 という一般的な認識を払拭しながら投資は極力抑える、というのが実現できている感じです。
アルコールは、最初生ビールをがぶがぶ飲んだ後、お約束の「飲み放題ワイン・チェック」。
銘柄は、飲み放題のリストによればフランス産の「ペノティエ・ロランジュレ」というものらしく、
品種は白がシャルドネ&ソーヴィニョン・ブラン、赤がカベルネ・ソーヴィニョンらしいです。
白の方は味わいのバランスは悪くないんだけど香りに乏しい感じ、
赤の方は結構イケてたと思います。
どちらにしても、いわゆる居酒屋飲み放題ワインに良くある蒸れた雑巾のような雰囲気はなくて、
グラスもそこそこまともなので普通に楽しめました。
ちなみにこのお店、通常メニューには北海道産のワインがリストアップされていました(赤白とも税別3,200円)。
それが飲み放題に含まれていれば更にポイント高いんですけどね。
あと、ワインの炭酸割「ワイボール」なんてのもあったのでそれも注文。
それに使われているワインは、上記のグラスワインとは全く別物ですね。
ナイアガラ種のような独特の香りがしましたから。
そんな感じで、会費5,000円というのは決して安くは無いけど、
料理もサービスもちょっと趣向を凝らした感じがあって、悪くないと思います。
新年会は早めに終了したので、道場最寄駅まで帰って飲み直し。
伺ったのは夏への扉というイタリアン&ワインバー的なお店。
前回の訪問は一年以上前になります。
なかなか地元で飲むことって無いんだよね。
注文は、いつもと同じ「おまかせワイン3杯とつまみ」のセット、お値段2,000円也。
過去を紐解くと、2013年には1,700円だったのが1,900円→1,980円→2,000円と、
じわじわ~っと値上がりしているようすが興味深いですな。
名称 | Murviedro "Colección" Sauvignon Blanc 2012 ムルビエドロ "コレクシオン" ソーヴィニョン・ブラン 2014 |
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生産者 | Bodegas Murviedro ボデガス・ムルビエドロ |
価格 | (2,000円/3杯) |
購入店 | 夏への扉 |
最初は「白をお願いします」とシンプルにお伝えして、
出して頂いたのがコレ、スペイン産のソーヴィニョン・ブラン。
開けたて最初の一杯目を頂きました。
ヴィンテージが2012年で、ちょっと古めだなぁと思ったら、
お店で熟成させていたとのこと。なるほど。
色は・・・どうだったっけ?記憶にないということは普通に白ワインな色だったと思われます。
香りは、ソーヴィニョン・ブランらしいハーブとかトロピカルフルーツの香りがパーッと・・・
来るかと思いましたが、残念ながらそれほどでもなく、ややおとなしい感じです。
味わいは、スペイン産の白にありがちな酸が弱くてボケた感じはなく、
普通にシャッキリ&キリッとした味わいです。
食事に合わせるワインとしては合格なんだろうけど、ワイン単体で飲むにはちょっとさびしい感じです。
そして、個人的な嗜好としては、
このクラスの白は出来るだけ若い方がフレッシュな香りがあって好きだったりします。
点数 | (70点) |
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名称 | Pepperwood Grove Merlot 2013 ペッパーウッド・グローヴ メルロー 2013 |
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生産者 | Don Sebastiani & Sons ドン・セバスチャーニ&サンズ |
価格 | (2,000円/3杯) |
購入店 | 夏への扉 |
次は「赤をお願いします」で、出して頂いたのがこのカリフォルニア産のメルロー。
こちらは開けて数日経つとのこと。
裏ラベルに「24」と書かれているので、開けて4日のようですな。
ボトルを見ると残量があと1/3くらいでした。
色は、(グラスが小さいので普段との比較は難しいんだけど)
カリフォルニア産のメルローとしてはやや薄めで透明感のある見た目だったような。
香りは結構ナイスです。ベリーっぽい果実の香りと、アメリカン・オークなのかな?
ストレートに甘香ばしい樽香が良い感じに溶け合っています。
そして味もナイス。強かったり尖がったりする部分が無くて、
とても柔らかな味わい。染み込むように体に入って行きます。
開けたてがどうだったかは判りませんが、
なんとなく日をおいたことによって良い感じに柔らかく変化してくれたような気がします。
これはなかなか美味しゅうございました。
点数 | (80点) |
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名称 | Robert Mondavi "Private Selection" Zinfandel 2013 ロバート・モンダヴィ "プライベート・セレクション" 2013 |
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生産者 | Robert Mondavi ロバート・モンダヴィ |
価格 | (2,000円/3杯) |
購入店 | 夏への扉 |
「次も赤で」とお願いして、出して頂いたのがこちらもカリフォルニア産、
大手ロバート・モンダヴィのジンファンデル。
ジンファンデルって久しぶりだなぁ、と調べたところ、
前回稽古したのがこの時なんで、
なんとおよそ10年ぶり。
特に毛嫌いしているわけじゃないけど、
以前より相対的に高くなったカリフォルニア産をあまり買わなくなったことが原因と思われます。
というわけで、大変久しぶりに頂きました。
色は・・・良く覚えてませんが前のメルローより濃い感じだったような。
香りは、一番ストレートに感じられるのは鉄サビです。
イチゴジャムのような甘い香りもあるにはあるけど、前に出ているのは鉄サビ。
味は、ジンファンデルだから渋味が弱くて甘いかと思ったらそういうこともなくて、
ちょっとイガイガした雰囲気を感じる味わいでした。
飲み会の後の3杯目なので、かな~り出来上がった状態での稽古だから、
およそ信憑性に乏しい感想ではあるのですが、
前のメルローは日が経って良い方に変化したのと対照的に、
こちらは日が経って悪い方に転がっちゃった、って感じかな。
難しくも面白いもんですなぁ、ワインって。
点数 | (68点) |
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・・・って感じで、お店を出たのが10時頃、 お支払いは明朗会計キッチリ2,000円。 酒しか飲まない客でスミマセン。 近所のお店情報など、参考になる話が聞けてナイスでありました。
名称 | Riesling "Cuvee Jean-Charles" 2014 リースリング "キュヴェ・ジャン・シャルル" 2014 |
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生産者 | Ruhlmann ルールマン |
価格 | 1,088円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
本日の料理当番は師範。
主菜がカラスガレイとタラの西京焼き、
副菜は刺身(真鯛、ミズダコ、鰹のタタキ)、箸休めに水菜のお浸し、お椀が餃子と白菜&人参のスープ。
作り過ぎだということは自分でも自覚しております。
さてワインは、国産ワインやスパークリング、シャブリに次いで
和食との相性が良いと言われる(師範本人調べ)アルザス産、
品種はリースリング。
ただ、アルザスのリースリングやゲヴュルツトラミネールには思いがけず甘いのがあるので、
そこは注意が必要ですが、今回の場合は主菜が西京焼きで甘めなんで、リスクヘッジ出来ているかと。
ちなみにこのワイン、10年近く前に稽古してますが、
買う時は全く忘却の彼方でした。
色は薄めではあるけどそんなに緑っぽさは無い、純粋に黄色って感じ。
粘性はそんなになくてサラリとしています。
香りのボリュームは控えめで、リースリングに特徴的なオイルっぽさはは殆ど感じず、
普通に小さく華やかな野バラのような香りを感じます。
味は、良くも悪くも想像とは違って、甘味は殆ど感じなくて酸味は結構しっかり。
いわゆるシャブリなんかと近い感じのバランスです。
普通に美味いです、でも普通以上を期待するとハズされます。
サラリとして何にでも合いそうな感じではあるけど、
裏を返せば印象に残りづらいワインでした。
1,000円強というお値段は極めて順当です。
点数 | 70点 |
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名称 | Jurgo 2001 フルゴ 2001 |
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生産者 | Grandes Bodegas (Marqués de Velilla) グランデス・ボデガス (マルケス・デ・ベリージャ) |
価格 | 999円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は、豪州産牛モモ赤身肉を使った簡単ローストビーフ、
レタスと生ハムのサラダ、次女が作ったチーズ&コーン入りパン。
夕食の前にはサンマの缶詰でビールやら清酒やらをチビチビ飲んで・・・
明るいうちからの酒は楽しいなぁ。
そしてワインは、昨年末に1998年産と稽古して、
そのコストパフォーマンスの高さに驚いたワインのヴィンテージ違いで2001年産。
ラベルの雰囲気は良く似ていますが、
紋章の図柄が絵になったり、ワイン名のフォントが違ったり、微妙に変わっています。
既にこちらも購入して稽古した読者な方々からの情報によれば、
2001年産の方もなかなかの出来とのこと。
ならばイケるはず、とオオブネに乗った気分で稽古します。
色は、濃いけど清澄度もあって、小豆色ながらまだまだ若いモンには負けられん!と言っているような色。
香りは、これまた「キター!」です。
チェリーのジャムっぽい果実香、家具工場のような木と接着剤の揮発物質香、紅茶のような熟成香。
そんなにボリュームは無いんだけど、雰囲気と構成要素は熟成ボルドーっぽく、
かつ単なるボルドーじゃなくて格付けクラスみたいな香りです。
味は、1998年産同様十分にこなれていて、
やや薄いっちゃ薄いけど口腔内で引っかかるところなくスーッとのどの奥に流れていきます。
抜栓後時間を経ても香りはそんなに変わりなく、
味わいは確実に渋味がこなれて甘味が感じられるようになってきます。美味いなぁ、この雰囲気。
結果、大ビックリだった1998年産と甲乙つけがたいワインです。
ちなみに糖度は1998産が7.9で2001産が8.0、pHは1998産が3.9で2001産が3.7。
2001産が微妙に甘くて酸っぱい(≒若い?)ようです。
結論として、と言っても記憶の中での比較なんで信憑性は薄いけど、3年若い分2001年産の方が一般ウケしそうで、
3年古い分1998年産はマニアウケしそうな気はしました。
道場のコアな読者な方は結構購入済みかも知れませんが、
まだまだ在庫はあるようなので、
未購入で資金に余力のある方は(笑)、両方ゲットされることをお勧めします。
点数 | 82点 |
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リンク | Jurgo 2001 [Grandes Bodegas] 999円 |
散歩中に寄ったスーパーで見かけたワインのPOP。
「ふーん、オーストラリアのカベルネが598円かぁ、どんな宣伝文句?」と思って見たら、
『天然水100%で仕込んだ発泡酒に麦焼酎をブレンド。』
だそうな。怖い怖い(笑)
名称 | Pupitre Brut N.V. ピュピトル ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Castell d'Or カステル・ドール |
価格 | 749円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
本日の夕食は、大分産天然鮎(冷凍)の塩焼き、アオハタの刺身、マグロの漬け、肉じゃが。
肉じゃがの「じゃが」にはやっぱりメークインですね、
というか、基本「しっとり」が好きな師範は男爵よりメークインです。
さてワインはというと、やっぱりスパークリングがよろしかろうと思い、
年末年始向けに買ったは良いが稽古しなかったスペイン産のカバをチョイス。
お値段税込み749円は、安スパークリングの代名詞であるカバの中でもお安めですが、
ボトルの外観はなんとなく高級感があって期待が持てます。
色は普通に薄め。泡立ちも普通、シャンパーニュと比べると穏やかな炭酸含有量です。
香りは、フレッシュなリンゴっぽいフルーツ香がメイン、というかそれくらいです。
味は、甘みも酸味もしっかりで、スパークリングとしては良いバランスだと思います。
特にヘンテコなポイントも無くサクサク飲めるので、
750円のスパークリング・ワインとしては十分合格です。
師範が「安ワイン道場師範」なんていう因果な商売に手を出していなければ、
毎日コレ飲んでても疑問は感じなかっただろうな。
点数 | 70点 |
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名称 | Jaspi Negre 2012 ジャスピ ネグレ 2012 |
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生産者 | Coca i Fitó コカ・イ・フィト |
価格 | 1,248円 (単品価格 1,706円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日は、オリンピック出場をかけたサッカーアジア最終予選の準々決勝。
師範は別に「サッカーファン」ではないんですが「日本ファン」ではあったりするので、
これまでの三試合は全て見ました。結構見ごたえのある試合をしてくれているし、
22:30からという時間も良いよね。
で、夕飯(鶏唐揚げ、豚バラ蒸し野菜、トマトとレタスのスープ)の後で風呂に入り、
その後サッカー観戦となると、夕飯開始からサッカー終了まで場を持たせてくれる強いワインが好適なわけです。
そして、たまたまだけどそういうニーズに合う「大満足のフルボディ6本セット」というのを買っていて、
本日はその中からの5本目。本日のチョイスはスペインはカタルーニャ地方モンサンの赤。
品種構成は、ガルナッチャ45%、カリニェナ25%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、シラー15%。
スペイン版「スーパー・タスカン」な感じではないかと想像しつつ稽古開始。
色は、一連のこのセットのワイン同様、しっかりと濃い紫色。
若干濁ったような印象を受ける外観です。
香りは、一瞬「ブルゴーニュか?」と思うようなトーンの高いチェリーのような果実香と
甘香ばしいバニラのような樽香を感じますが、
深く嗅ぐとやっぱりスペインなギュッと締まった重めの果実香が基本です。
味は、濃いには濃いけど案外柔らかい雰囲気。
渋味は旺盛だけどギシギシしてなくて、甘味も酸味もあるので、固い感じは受けません。
これまた長い時間かけてチビチビ飲むのにふさわしいワインです。
今回の場合「長い時間」と言ってもたかだか数時間だったんだけど、
数日に分けても大丈夫っぽい強さを感じました。
で、サッカー観戦はというと前半が終わった時点で寝ちゃってました。
結果3-0で勝ったみたいですな。おめでとうございます。
点数 | 78点 |
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リンク |
Jaspi Negre 2012 [Coca i Fitó] 1,706円 大満足のフルボディ6本セット 10,778円 |
名称 | Côtes du Rhône "Les Prades" 2006 コート・デュ・ローヌ "レ・プラド" 2006 |
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生産者 | Dom. Mazurd ドメーヌ・マズール |
価格 | 1,088円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
本日の夕食調理担当は師範で、メニューは回鍋肉、細切り大根とゆかりの和え物、豆腐とカニカマのスープ。
CookDoの調味料やCookPadのレシピに頼りまくりの夕食です。
回鍋肉は師範調理担当の際には結構頻繁に出てくるメニューです。
好きなんだな、炒めたキャベツが。
そして、CookDoの箱に書かれたレシピには、野菜は半量ずつ炒めるように書かれています。
そういう「家庭の調理環境を理解したレシピ」はプロゆえ良く考えてるなぁ、と思います。
さてワインは、こういう中華っぽいメニューにはローヌが良かろうと思い、
年末にコストコで調達してきた2006年産のACコート・デュ・ローヌ、お値段1,000円強のものをチョイスしました。
このワイン、"Concours General Agricole 2007"金賞受賞のステッカーが貼られています。
ヴィンテージが2006年産で2007年に受賞したようなワインをなぜ今?って不思議な気にはなります。
色は、濃いには濃いんですが10年の歳月を感じる、ややガーネットで澄んだ感じの紫色。
香りのボリュームは弱めです。特に鼻で嗅ぐ分には冷たい鉄っぽい雰囲気くらいしか感じません。
ただ、口に含むと、南部ローヌらしい(グルナッシュらしい?)青畳の香りのようなトボケた香りがあります。
味わいは、「なるほどこの手のローヌが熟成するとこうなるのね」という感じで、
青っぽいけど青臭くない、でもいわゆるフレッシュな果実とは全然違う味わいです。
結果的に、賞を取ってすぐの2000年代後半に飲んだ方が良かったのかも、と思いを馳せぜるをえないワインですが、
今飲んでも1,000円のワインとしては十分でしょう
・・・と書いても、コストコ会員な読者は少ないでしょうから、あまり参考にならないとは思いますが。
点数 | 73点 |
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正月に開けた
「新潟 産地呼称清酒限定のみくらべセット」の一本目は昨日で飲み終わり。
甘辛く煮含めた油揚げとベビーホタテの燻製をアテに、
本日開けた次なる一本はコレ。
能鷹 本醸生貯蔵酒
セットに同梱されたパンフによれば、
『口当たりはさらっとしながらも旨味がじわっとのどの奥に浸みわたるバランスのとれた淡麗旨口のお酒です。』
と書かれています。"淡麗旨口"という表現は初めて見ました。
香りには吟醸酒のようなすっきり&メロンっぽい雰囲気があって、
飲んだ感じもすっきり系。なるほど"淡麗"ですが"旨口"はどうっすかね?
旨味のしっかりした酒とは違う気もしますが、師範は清酒に暗いのでよく判りません。
そういうジャンル分け的なことはおいとして、
師範の嗜好的にはこういうフルーティで軽い清酒は好きな系です。
名称 | Santa Gloria Cabernet Sauvignon 2014 サンタ・グロリア カベルネ・ソーヴィニョン 2014 |
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生産者 | (Santa Gloria) (サンタ・グロリア) |
価格 | 799円 |
購入店 | ヴェリタス |
夕食のメニューは、小エビとベーコンのグラタン、生ハムとトマトとレタスのサラダ、
そして主食は次女が本読みながら作ったパン(上手に出来てました)。
ワインは、金曜に稽古した白と同じ銘柄の赤で、
品種はカベルネ・ソーヴィニョン。
色は、芯から端までストレートな青紫。でも濃さに関しては穏当で、
リーデルのボルドーグラスに標準量注いだ状態で辛うじて向こうが透けて見えます。
香りは、まるで茎も葉っぱも一緒くたに醸造したような青い香り。
もちろん実際はそうじゃなくてカベルネ・ソーヴィニョンの個性なんでしょうけど、
多分ブドウの成熟度がそれほど高くなくて青っぽさが前に出ているのだと思われます。
白同様、樽香は無いのでステンレスタンクでしょう。
味は意外にバランスが良くて、甘さを感じて渋味と酸味は控えめで、若い赤のハツラツ感がストレートに伝わります。
なんとなく、チリのカベルネ・ソーヴィニョンじゃなくて南仏産みたいな感じです。
品種の特徴が良く出た、「普通に美味しい」という形容がピッタリ来るワインです。
現地の人が水替わりに飲んでいるようなワインですが、
難しいこと考えずにスーッと入ってくる感じがなんとなく快感です。
赤白ともビストロのハウスワインとかに良いんじゃないですかね?
点数 | 72点 |
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リンク | Santa Gloria Cabernet Sauvignon 2014 799円 |
名称 | Bourgogne Hautes Côtes de Nuits 2012 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2012 |
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生産者 | Dom. Gros Frère et Sœur ドメーヌ・グロ・フレール・エ・セール |
価格 | 2,600円 |
購入店 | サンタムール |
本日も、水曜と同様サッカーのオリンピック予選を見ながら稽古しようと思い、
そのお供に選んだのは「稽古範囲内でハズさないブルゴーニュ」の筆頭的扱いで定番化している
グロ・フレールのオート・コート・ド・ニュイ。
それでもこれまでは概ね2,000円前後、
3年半前に稽古した2009年産は1,650円というナイスな値段だったんだけど、
この2012年産は2,600円也。
高くなったなぁ、ブルゴーニュ。
名のある造り手のACブルゴーニュ・クラスは軒並み2,000円以上になった感があります。
もちろん円安の影響も大きいんだろうけど、
やっぱり隣国でお金持ちになっちゃった方々が買っちゃってるのかなぁ。
ちなみに本日の夕食は豚ヒレカツ&鶏モモカツ、キャベ千、切り干し大根のサラダです。
やっぱり揚げるなら豚はヒレが美味いです、高いけど。
鶏もモモが美味いです、高いけど。
色は、いわゆる赤ワインの色としては薄めだけど、
このグレードのブルゴーニュ産ピノ・ノワールとしては濃いめだと言える色合い。
香りは・・・素晴らしいです。
プラムやアプリコットのような果実香、おしろいのような妖艶系の香り、全体に溶け込む甘香ばしい樽香。
ちゃんとした一級畑か、イケてない特級畑くらいの香りはします。
味わいも、渋味柔らか、甘味と酸味が控えめながらシッカリとベースを支えています。
やっぱり間違いなく美味しくて、3,000円以下のブルゴーニュとしては一番安心感のある銘柄です。
上位銘柄ではやや派手さが目立つ造り手だけど、
こういうボトムだと丁度良い装飾になっていて、
高級ワインの雰囲気をコンパクトな形で感じることができます。
そしてサッカーの時間に白カビチーズ(ブリー)を肴にチビチビと。
試合は前半を終わって1-0とリード。この調子この調子(ワインはもう飲み終わってます)。
点数 | 83点 |
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名称 | Santa Gloria Chardonnay 2014 サンタ・グロリア シャルドネ 2014 |
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生産者 | (Santa Gloria) (サンタ・グロリア) |
価格 | 799円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は、ジャンボいんげんとベーコンの炒め物、
鶏肩肉のレモンペッパーオイル焼き、ほうれん草のお浸し、フカヒレ入りスープ餃子。
「鶏肩肉」はパッケージにそう書かれていたんだけど、
鶏に肩ってあったっけ?
そしてワインは、しっかりした白が合いそうな気がしたのでチリ産のシャルドネを。
「しっかりした」と言ってもお値段一本800円也なんで、
そんなに気張らないワインではありますがね。
色は、いかにも南米産のシャルドネでございって感じの薄黄金色と照り。
見た目はそこそこしっかりしてそうです。
香りは、ピーチやトロピカルフルーツの感じがしっかり。
樽香は無いようで、ストレートにフルーティな香りです。
味は、この手のチリ産白にしては甘さ控えめ(糖度は6.7)で、
旨味と酸味と軽い苦味で構成されています。
香りもしっかりしているし、
甘さが控えめなんで普通の日本家庭のお惣菜にも合わせやすいワイン、という印象です。
税込み一本800円、ネット通販で買う時の段ボールの埋め草に好適です。
点数 | 73点 |
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リンク | Santa Gloria Chardonnay 2014 799円 |
名称 | Côtes du Rhone "Cercius" 2012 コート・デュ・ローヌ "セルシウス" 2012 |
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生産者 | Michel Gassier ミシェル・ガシェ |
価格 | 1,327円 (単品価格 1,814円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本年も引き続き水曜日の調理担当は基本的に師範が担当することが多そう、
というわけで本日のメニューは、クリームシチュー、青梗菜のガーリック炒め。
主食はご飯ではなくバゲットです。
クリームシチューって、赤にするか白にするか迷うメニューで、
普通だったら重い白か軽い赤あたりを選ぶのが良いんだろうけど、
本日はガッツリ重そうなワインを持ってきました。
というのも、夜遅くにサッカーのオリンピック予選があるので、
その時間まで持たせようと考えたわけですな。
で、なぜこのワインが「ガッツリ重い」と想像されるかというと、
まず特筆すべきはアルコール度数の高さ。15%なんていう数字はあまり見ません。
まるで清酒のようなアルコール度数です。
品種はグルナッシュ85%、シラー15%で、パーカーポイント91点とのこと。
ほら重そうでしょ?ボトル自体もすっしりとしたヘビーなヤツです。
ちなみに添加物として「安定剤(アカシア)」の表記があります。
色は別段濃すぎる感じは無く、普通に軽く濃いめの南仏産の雰囲気です。
香りもとりわけ異質な感じは無く、
いかにもローヌらしいヌボーッとしたフルーティでスパイシーな香りで、
ボリュームもたっぷりで納得感があります。
そして味だけど、これは明らかに異質。
とにかく甘いんです。その後ろにウニーッと横たわる渋味があるので冷やすわけにもいかず、
一言で言えば飲みづらい。
アルコール度数の高さも相まって、チビチビと飲み進める以外に選択肢はありません。
先週のワイン同様、これも異次元の甘さを持っていて評価に困る、
そしてスイスイは飲めないワインです。
ただ「フルボディ」なのは間違いないんで、看板に偽りはありません。
そして8時過ぎくらいから飲み始めて10時30分スタートのサッカーまで持たせるには、
こういうある意味「飲みづらい」くらいに濃いワインで良かったかもです。
今回のセットはこれまで6本中4本稽古、どれもフル過ぎるくらいフルボディです。
さてサッカーの方は前半を終わって1-0、頑張れぇ―です。
点数 | 78点 |
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リンク |
Côtes du Rhone "Cercius" 2012 [Michel Gassier] 1,814円 大満足のフルボディ6本セット 10,778円 |
本日は久しぶりに釣りに行って、
お土産は海タナゴが3匹。
普通、海タナゴってあまり持ち帰らない魚だと思いますが、
師範は釣り上げた魚は『毒魚以外は持ち帰って頂く』をモットーとしておりますので、
ちゃんと成仏して頂きます。
サイズは大きい方から19cm、18cm、17cm。
身が柔らかい魚なので、いつもは煮付けにするんだけど、
本日は師範代の提案&調理によりオリーブオイルとハーブソルトでソテー。
こうして食べると案外美味しい魚ですよ、海タナゴ。
なんたって鮮度抜群の天然モノだからね。
名称 | Dubl Brut 2011 ドゥブル ブリュット 2011 |
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生産者 | Feudi di San Gregorio フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ |
価格 | 1,980円 |
購入店 | ヴェリタス |
というわけで、本日の夕食は釣ってきた魚のソテー、きんぴらゴボウ、
昨日の残りの刺身を漬けにしたものいろいろ。
ワインはやっぱりスパークリングでしょう、ということで選んだのが
2年前にも2006年産と稽古したイタリア産。
買ったのはもう半年くらい前だけど、
ヴィンテージ付きだし、造り手はあの「ジャック・セロス」とのコラボってことで、
なかなか開けられずにいたものです。
色は、いわゆる安スパークリングと比べると明らかに黄金色感があります。
香りのボリュームは中程度だけど、
しっとりした果実の感じとベッコウ飴的な甘香ばしい感じがあって、
シャンパーニュに遜色の無い香りです。
口に含むと、まず感心するのが泡のキメの細かさ。
そして、酸味と甘味のバランスが良くて、
安いスパークリングにありがちな苦味は皆無で、何の抵抗も無くスイスイ入ります。
ザックリ言えば、「非常に良く出来た『なんちゃって』シャンパーニュ」という感じです。
少なくともこのヴィンテージに関していえば、
いわゆるシャンパーニュとの違いを見出すのは難しくて、
それが2,000円くらいで買えるのはとてもナイスです。
ただ、「ヴィンテージ付き」とか「ジャック・セロス」とか、
それ以上のプレミアム感を見出すのも難しいワインではあります。
点数 | 80点 |
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リンク | Dubl Brut 2011 1,980円 |
本日は、次女とそのご学友二人を連れて野毛山動物園へ。
道場からは子どもの足で1時間強、
遠足気分で行ける無料の動物園なので長女次女が小さいころから良く利用しています。
動物園行きの目的は、学校で買っているウサギやニワトリの生態を知るため、
ふれあい広場に行きたいと。
次女と友人二人、皆飼育係なんだそうです。
残念ながらウサギはいませんでしたが、
代わりにモルモットを弄んでおりました。
写真はモルモットの抱き方の説明をする飼育員の方。
己の命を委ねきって諦念したかのようなモルモットの視線が印象的でした。
名称 | Mapu Sauvignon Blanc 2014 マプ ソーヴィニョン・ブラン 2014 |
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生産者 | Baron Philippe de Rothschild バロン・フィリップ・ド・ロートシルド |
価格 | 784円 (単品価格 1,296円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種はマグロ、サーモン、真鯛、炙り鯖、筋子。
年末年始に鮮魚をあまり食べなかった分を取り返す勢いで食べてます。
そしてワインは白をチョイスして、一昨日のと同じチリ産、
でも本日の品種はソーヴィニョン・ブランです。
エノテカの白10本セットから最後の一本ですが、
このワインは半年前に稽古済みで、
余韻の短さがウィークポイントだった模様。
セットに入っていたんで仕方ないとはいえ、やや敗戦処理的な気分で稽古に臨みます。
色はかなり薄めです。販売店のサイトには『光沢のある黄色で』とありますが、
ちょっと賛同できかねます。
香りのボリュームはかなりしっかりで、
ソーヴィニョン・ブランらしいトロピカル・フルーツとハーブの香りなのは半年前と同様です。
味は、やっぱり薄く感じるんだよなぁ。苦みだけはしっかりしてますけど、その他が薄め。
ただ、以前のように極端な余韻が短い感じはしませんし、
糖度とpHの数値も6.5と3.5で以前とはかなり違ってます。
それが経年変化なのかボトル差なのか測定誤差なのかは判然としませんが。
こういう軽い白は、単体で頂くには頼りなかったりするわけですが、
手巻き寿司のような生魚を相手にするにはかえって好都合だったりします。
適材適所ですな・・・と言いたいところだけど、
やっぱもうひと頑張り欲しいというのが正直な感想です。
点数 | 69点 |
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リンク |
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円 Mapu Sauvignon Blanc 2014 [Baron Philippe de Rotschild] 1,296円 |
本日の昼飯は、妻と次女に連れられて、みなとみらいにある "Bubby's ランドマークプラザ"という店へ。 女性陣は一度行ったことがあって、 「また行きたい」ということだったので師範も付いて行ったわけですが・・・
3人でシェアすることにして注文したのは以下です。
エッグベネディクト | 1,400円 (左写真) |
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Bubby's バーガー | 1,400円 |
アップルパイ | 650円 |
エッグベネディクトもハンバーガーも、 ボリュームがあってアメリカ~ンな味わいで美味しくはあるのですが、 いかんせん値段がねぇ。 これが一皿1,400円だからねぇ。 それでも、師範らが伺った午前11時過ぎには既に満席、 飲食店の流行と言うのはわからんもんです。
名称 | Santa Helena "Gran Vino" Cabernet Sauvignon 2014 サンタ・ヘレナ "グラン・ビーノ" カベルネ・ソーヴィニョン 2014 |
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生産者 | Santa Helena Santa Helena |
価格 | 640円 (Glass) |
購入店 | Bubby's ランドマークプラザ |
飲み物リストにはアルコール類もありました。
ビールはスーパードライ、スーパードライの黒、そのハーフ&ハーフが480mlで700円。
他にはインポートものの瓶ビールが330mlで850円くらいだったかな?
480mlは結構しっかりした量なので、グッと惹かれる部分はありましたが、
いかんせんスーパードライだし、値段もそれなりだし、ということで止めました。
ワインはと言うと、サンタヘレナの赤・白がグラスで640円、ボトルが3,000円。
他にはフランス産のがボトルで3,800円。
グラスで640円という値段はかなり強気だとは感じましたが、
ビールが480mlだったらワインもそれなりの量あるだろうと推察して注文しました。
で、来たのが右上写真です。
少なく見えるけど、グラスが大きめなので量は結構タップリ(多分100ml以上)です。
そして、ちゃんと『サンタヘレナのカベルネ・ソーヴィニョンです』
とボトルを見せながらテーブルで注いでくれます。
見たところ、今朝抜栓されて師範が二人目、という感じでした。
さて内容は、というと、チリのお手軽なカベルネ・ソーヴィニョンらしく、
果実味しっかり甘さしっかりで、物足りない感じはありません。
ただ、ばっちり常温だったので、やや蒸れたような香りがして、ボケた感じだったのが残念です。
調べたら、ボトル1本700円弱のワインみたいで、
10年近く前に道場でも稽古してました。
下代を考えると一杯売れば一本分の売り上げ、いい商売されてますなぁ。
点数 | 68点 |
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名称 | Black Ridge Vineyards Pinot Noir N.V. ブラック・リッジ・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Black Ridge Cellers ブラック・リッジ・セラーズ |
価格 | 1,398円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
夕食は道場で。メニューは、豚と鶏のソテー、肉じゃが。
ワインは、年末にコストコで買って来た中からチョイスして、
カリフォルニア産のピノ・ノワール。
ラベルのデザインは、フランシス・コッポラのワイナリーのものに酷似しているし、
ヴィンテージも書かれておらず「パチモン」感満載なんだけど、
コストコと言えば米国のスーパー、カリフォルニアワインはハズさないでしょう、
と考えて買ってきたモノです。
色は、ピノ・ノワールらしい赤紫色で、エッジにわずかにオレンジ色が見て取れます。
ヴィンテージ不明だけど、そんなに若くはなさそうな色合いです。
香りはボリューム満点で、チェリージャムみたいなフルーツ香がパーッと香ります。
裏ラベルには"light touch of oak"と書かれていますが、確かに樽香は極めて軽めなので、
いわゆるカリフォルニア的な「樽香バンバン」ではありません。
味は、渋味穏やか、甘味たっぷり、酸味控えめ。
婦女子に『飲みやすーい』と言われそうなバランスですが、
師範もそういうの好きです。
単調ではあるけど、カリフォルニア産らしいとても判りやすい美味しさを持ったワインです。
結構こなれた感じでもあるんで、4~5年くらい経ってるんじゃないかな?
渋味が軽く甘さがあるのでやや冷やして飲んで吉です。
これだったらグラスで640円出しても納得なんだけどねぇ~、と根に持つ師範です。
点数 | 77点 |
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名称 | Ariki "Single Vineyard" Chardonnay 2014 アリキ "シングル・ヴィンヤード" シャルドネ 2014 |
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生産者 | Viña Ralco ビーニャ・ラルコ |
価格 | 514円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
年始を過ぎて、道場の在庫には泡や白がややダブつき気味です。
というのも、年末前の時点では「年末年始は魚メインなので泡や白の消費が多いだろう」
と漠然と予測したわけですが、
この時期に刺身や魚介類の比率が増えるのはあくまで「実家で過ごす場合」
ということに気付きました。
自分たちで食材を調達するとなると、値段の高い年末/鮮度の良いものが手に入らない年始は、
鮮魚は買わないんですな。正月からこっち昨日まで、
刺身はマグロの漬けと馬刺し以外食べてなかったりします。
そして本日の夕食はいよいよお刺身(スズキ、ブリ、マダコ)。
本日選んだワインはもちろん白で、チリ産のワンコイン+αで買えるシャルドネ。
秋に買って、同銘柄のメルローは昨年のうちに稽古したわけですが、
残念ながらいまいちパッとしない内容でした。
だもんで食指が伸びず今に至る次第の一本です。
色は、決して薄くはないレモン色。
香りは、南米のシャルドネらしいトロピカルなピーチの香りに、ユリの花のような香りもあります。
ただ、赤同様樽香は感じません。
味は、甘味がしっかりしていて結構厚みを感じます。
ワンコインだからと身構えましたが、結構普通に美味しいワインでした。
とりわけどうということは無いけど、
これが500円ならビールよりアルコール度数あたりの価格ではお得だと思われます。
このワインの為に買うのはアレだけど、送料無料のスペースの埋め草としては十分アリです。
点数 | 72点 |
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リンク | Ariki "Single Vineyard" Chardonnay 2014 [Viña Ralco] 514円 |
名称 | Salice Salentino 2012 サリーチェ・サレンティーノ 2012 |
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生産者 | Apollonio アポッローニオ |
価格 | 1,406円 (単品価格 1,922円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食メニューは、照焼きハンバーグwith人参のバターソテー&茹でブロッコリー、
モッツァレラチーズの生ハム巻き、ベーコンとタマネギのスープ。
先に帰宅した師範が調理担当です。
ハンバーグのソースには正月のお屠蘇用に買った「赤酒」を使用、
味醂の代わりに甘味と照りを出しました。
で、この赤酒がまだ大量に余ってるんだなぁ。
そしてワインは、今月2日に稽古して大変好印象だった
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同じセットのイタリア産。
この造り手もショップのイチオシのよう、
といってもこのショップは概ね全部煽り基調で書かれてますが。
ちなみに道場でも大昔にこの造り手の赤2種と稽古
(コレとコレ)しており、
結構好印象だった模様です(忘却の彼方ですが)。
ちなみに品種はネグロアマーロ80%、マルヴァジアネッラ20%で、
安定剤(アカシア)も含有しているようです。
さて抜栓。コルクの断面には"1870"の文字があります。
これって創業年かなんかだと思うけど、ふつうココにはヴィンテージを書くと思うんだよね・・・。
色は恐ろしく濃くて、ちょっとグラスに注いだだけで向こうは透けません。
香りは、極めて濃い感じの果実香と、甘香ばしい樽香がしっかり。
色も香りもとにかく濃いです。
そして味は・・・濃いを通り越して普通のワインでは無い感じです。
糖度9.8は師範のレギュレーションでは甘口ワインの範疇です(グラフでも範囲を超えてます)。
なんか、評価に悩むワインです。
いわゆる赤ワインと言うより、ボルトみたいな酒精強化ワイン的なイメージです。
この突き抜け感って、試飲会とかワイン会とかパーカーさんには絶賛されるワインだと思います。
ただ、一人で一本はかなりしんどい。
怖いモノ見たさor強いヤツどんと来いな人には激しくお奨めですけど。
点数 | 75点 |
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リンク |
Salice Salentino 2012 [Apollonio] 1,922円 大満足のフルボディ6本セット 10,778円 |
師範の冬休みは本日まで。12月22日から続けてきた「余計な写真を付けて毎日更新」も、
本日でめでたく終了、以前のペースに戻ります。
14日間の肝臓強化期間でしたが、特に体調を壊すことも無く乗り切れました。
それにしても今年の年末年始は暖かかったなぁ。
左写真は近所の公園に咲いていた梅。景色も気温も既に春ですね。
名称 | Enterizo Brut N.V. エンテリソ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Coviñas Coop コビニャス・コープ |
価格 | 948円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日から師範代は仕事始め、よって休んでいる師範が昼食&夕食の調理担当。
メニューは寄せ鍋。鍋ダネは、豚ロース肉、鶏モモ肉、真ダラ、つみれ、後は野菜をいろいろ。
冬らしくない暖かさでも鍋は楽だからね。鮮度のいい食材はまだ店に並んでいないみたいだし。
そして冬休み最後のワインがこのスパークリングです。
年末年始に向けて泡モノを多めに用意しておいたわけですが、
特に誰かの訪問を受けるわけでなく、特にどこかを訪問するわけでも無かったので、
別に泡モノが多く消費される状態にはならなかったわけです。
そんなことは良く考えれば事前にわかる話ですけどね。
さて稽古開始。色は薄くて明るいレモン色。
泡立ちはちょっとおとなしめかもです。
香りは、いかにもカバらしいストレートに柑橘系のフルーツ香と、
ちょっと飴のような甘い香りを感じます。
味は、甘酸っぱくてややキンキンしたこちらもカバらしい味わい。
でも、数値的には糖度6.4でpH3.5、スパークリングとしては大して甘くも酸っぱくも無いんですな。
良くも悪くも普通のカバです。
でも、1,000円以下で安定の味わいは、安ワイン者の味方とも言えます。
シャンパーニュが3,000円だとするとカバは1,000円、
値段の違いの多くはブランド代とも思うけど、
やっぱり超えられない壁があるの事実なんだよなぁ。
点数 | 70点 |
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リンク | Enterizo Brut N.V. [Bodegas Coviñas] 948円 |
本日の年末大掃除はパントリーの扉の戸車取替え・・・ってもう年始になってますが。
『引き戸の滑りがイマイチだ』と師範代が言いだしたのがすでに大晦日。
調べてみると戸車の金具が曲がって車輪がへこみ、金具とレールが擦っていることが判明。
でもさすがにそれから作業するのもアレだなぁ、ということで年始に持ち越した次第。
取替用の戸車はホームセンターで買って来ました。
こういうの、普通に売られているのね、世の中便利になったもんですなぁ。
そして、超簡単な日曜大工で引き戸は当初のようにスルスルと滑るようになりました。
あぁスッキリ・・・と今年も備忘録。
名称 | Carmel Winery "Pirvate Collection" Chardonnay 2014 カーメル・ワイナリー "プライベート・コレクション" シャルドネ 2014 |
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生産者 | Carmel Winery カーメル・ワイナリー |
価格 | 1,068円 |
購入店 | コストコホールセール金沢シーサイド倉庫店 |
三が日最後の夕食は、もう普段の状況に戻って、
マグロの漬け、パプリカとレンコンの炒め物、レタスとローストチキンのサラダ、鶏ガラスープ。
今年に入ってまだ白と稽古していないし、
白なら強そうなヤツが良い気がして選んだのは、年末にコストコで買ったイスラエル産のシャルドネ。
赤とは4日前に稽古済みの銘柄であります。
色は普通に薄め、イスラエル産とは言えとりわけ個性を感じない色合いです。
香りは、案外ボリューム小さめで吟醸酒のようなメロン香がフワッと香る程度。
期待した樽の香ばしさはありません。
味は、いわゆる南の安シャルドネにありがちなスタイルで、
酸味が弱めで甘さもそれなり。
でも、なんだか飲み進めるのに抵抗があって、
「こりゃ飲み飽き系かぁ」などとネガティブな想像をしつつ稽古しておったわけですが・・・
結果、案外飲み飽きもせず飲み終わり。とはいえあんまり「杯の進まない系」であることは否めません。
師範が求めるベクトルが、赤と白とでは違うんだろうと思います。
点数 | 68点 |
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本日朝は師範代と二人で箱根駅伝の往路2区を見に。
残念ながら師範も師範代も全ての出場校に縁もゆかりもないし、
そもそも長距離走にも興味が無いので、
応援と言うよりは純粋に見物です。
箱根駅伝、道場の近所を走っていることは知ってたわけだけど、
毎年九州に帰省していたんで実際に見るのは初めて。
テレビで見てるより、実際は静かに淡々とスタスタ走っていくのね。
そして左写真は最後尾を走ってきた法政大学の選手。
応援する側は先頭だろうが最後尾だろうが分け隔てなく「頑張れー!」の大声援。
走る側の心境は『応援ありがとうございます!』なんだろうか?
あるいは『言われなくても頑張っとるわい!』なのかな?
いずれにせよ、大量の警察&報道車両と無数の応援旗、
新春らしいイベントではありますな。
午後からは、次女が「初売りに行きたい」と言うので、ららぽーと横浜まで買い物。
ま、師範個人としては特に買いたいものもなく、カルディでワインを2本ほど買ったくらいです。
名称 | Brunello di Montalcino "Martina" 2008 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ "マルティナ" 2008 |
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生産者 | La Ditta Sasa Antonio ラ・ディッタ・ササ・アントニオ |
価格 | 2,828円 (単品価格 3,866円) |
購入店 | 京橋ワイン |
おせち料理は本日夕食前のツマミでほぼ完食、
よってメニューは師範代実家から送って貰った師範代父手作りのビーフシチュー。
あとはそれに合わせて買って来たバゲットとチーズガレット、それに豆苗のガーリック炒め、
タコとトマトのサラダです。
メインがビーフシチューであればしっかりした赤を登場させるべきでしょう、
ということでイタリアの高級品「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を。
このワイン、買値相当額は稽古範囲内だけど、単品価格は4,000円弱、
昨日に引き続きやや「破戒」なワインですが、まぁ新年ですから、ってことで。
色は濃いけど濃すぎない、ボルドーあたりとはちょっと傾向の違う赤みを感じる紫色。
微妙に熟成が入っているのか、エッジに僅かにガーネットのグラデーションがあります。
香りは、イタリアの高級ワインそのもの。
ツンッと鋭い果実香を最初に感じた後、
ケモノの血のような妖しい香りやチョコレートのような甘やかさが複雑に香ってきます。
味もナイスです。渋味はあるけどカドが無く、甘さもしっかりあってまろやか。
熟成の初期の段階、フルーティさはたっぷり残しつつ尖がった部分がなめらかになって来た状態のようです。
というわけで、とてもナイスなワインで高級DOCGであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの名に恥じない内容でした。
これは今年一番のアタリです(笑)
これが、セットの割り戻し価格とはいえ買値相当額3,000円以下なのは大変お買い得、
単品価格の4,000円弱でも十分アリです。
点数 | 86点 |
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リンク |
Brunello di Montalcino 2008 [Martina] 3,866円 大満足のフルボディ6本セット 10,778円 |
師範にとって生まれて初めて実家以外で迎える正月、
おせちは師範代勤務先の付き合い関連で横浜インターコンチネンタルホテルのものを買って来ました。
あとはお雑煮、馬刺し、ナマコ。
師範も師範代も九州出身だし、
だいたい例年お雑煮とかは師範実家でも師範代が作っているので、
おせち以外はいつもの正月とそう違わない安定した味わいのラインナップであります。
そして、正月と言えばナマコ、
ナマコにはダイダイ酢が不可欠だと師範は思っているわけですが、
普段コチラではダイダイって売られていないので、ナマコが買えません。
ただ、年末には正月のお飾り用としてダイダイが売られているので、
それを使いました。
ダイダイ酢を使うと酸味まろやか、かつナマコが縮まないので大変よろしゅうございますのよ。
香りも良いし、お供えが終わったら絞って使うことをお薦めします。
名称 | Martini Brut N.V. マーティーニ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Martini & Rossi マーティーニ&ロッシ |
価格 | 427円 (Half) |
購入店 | オーケー阿久和店 |
一般的に、魚卵なんかが多い正月料理にワインを合わせるのは難しいと思っています。
やっぱり正月は清酒ですよ・・・なんて言ってると安ワイン道場の存在意義が揺らぎますので、
ここはひとつ「一年の計は元旦にあり」ということで、
新年最初のワインはハーフでお値段500円以下の安スパークリングで始めます。
色は非常に薄め、泡のキメも粗い感じで安スパークリング感満載です。
香りも、ストレートに柑橘類の雰囲気を感じる、単調ではあるけど他の料理の邪魔をしない感じ。
味も香りの印象と同じく、薄っぺらな感じではあるけど万能選手、といった雰囲気ですね。
適材適所、このくらいの薄い味わいだと、ナマコにもカズノコにもそんなに違和感なく頂けます。
そういった意味では一人で飲む元旦の酒としてはナイスチョイスでした。
うっかりしていて糖度とpHを測定するのを忘れてしまいました。元旦から先が思いやられる安ワイン道場です。
点数 | 67点 |
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上のワインはハーフなんであっという間に飲み干して、
その後はこの清酒を頂いておりました。
越の魂 吟醸生貯蔵酒
師範代が勤務先から頂いて持ち帰った新潟産清酒300ml5本セットのうちの一本です。
いわゆるモダンな吟醸酒と、昔ながらの清酒の中間くらいな味わいですが、
その昔ながら感が元旦の酒としては合っているような気がしました。
ただ、まずは5本セットのうち一番良さげなヤツを選んだわけですが、
それがこの内容だとするとあとの4本はやや厳しい戦いを強いられる気がしております。
とはいえ「タダより安いものは無し」、頂いたモノはきっちり稽古させて頂きます。
そして午後から近所の神社へ歩いて初詣。 道場から一番近い神社はお参りの長蛇の列(こんなの初めて)だったので、 ちょっと離れた神社へ。 今年は長女が高校受験なので、思いっきり神頼みしておきました。 諦めた神社もこの神社も、週末の朝散歩の度にお参りしてお賽銭を積んでいるんで、 きっと願いを叶えてくれるものと信じております。
名称 | 登美の丘 赤 2012 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 頂きもの (参考小売価格 3,942円) |
購入店 | サントリーさんから |
昼過ぎに帰ってきてまた飲み直し。
日本のお正月ですから日本のワインを頂きましょう、
ということでチョイスしたのがコレ、
昨年末に参加したサントリーさん主催の「日本ワインを楽しむイベント」の時にお土産で頂いたもの。
こういう時にこそ飲むべきワインだと思っておりました。
ちなみに品種は「メルロ40% カベルネ・フラン33% カベルネ・ソーヴィニョン20% プティ・ヴェルド7%」とのことです。
さて抜栓。コルクは短めですが、ちゃんと造り手と銘柄とヴィンテージが印字されています。
色は、「日本の赤でもこういう色が出せるのね」と感心する濃さ。
まだ若さを感じる濃紫で、向こうはきちんと透けて見える清澄度があります。
香りのボリュームは立派なもんです。
まさにボルドーブレンドな香りの雰囲気で、特筆すべきはミルクやバニラのような柔らかい香ばしさ。
樽由来の香りだと思うけど、「金かけてんなぁ」と想像できます。
これで味にシッカリ感があれば「日本ワイン凄ぇ!」なんだけど、
残念ながらちょっと軽いんだな。
アルコール度数は12%で昨今の一般的なボルドーと比べても低いし、
糖度6.7もやや低め。
やっぱり日本でアルコールと糖度を両立されるだけの熟したブドウを得るのは難しいのかな、
と思います。
とはいえ美味い/不味いで言えば結構美味い、
特に香りの高級感はそんじょそこらのワインでは得られないレベルです。
そして味わいの軽さは、日本の料理合わせるには案外好都合かも、とも思います。
飲めない師範代は『香りが良くて軽いから飲みやすい』と申しておりました。
点数 | 78点 |
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