稽古日誌:2002年7月

食器洗い器を取り付けて以来、自宅の水周りの調子がイマイチ良くない。 というのも、温水をめいっぱい出すと「コンコンコンコン・・・」 って断続的にウォーター・ハンマー現象が起きる (ちょっと前までは「キーン」って音が水栓から出ていた)。 こういう不具合って、誰に修理依頼すれば良いのかなぁ。


翌月分

31日(水)

Clos du Marquis 1999
クロ・デュ・マルキ 1999
Ch. Leoville Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
Rouge
Saint-Julien
サ・ジュリアン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,3902002/07/12 リカーズ ハセガワ 八重洲北口店サントリー
本日は師範の生誕記念日。 といっても平日だし、週末にはプチ師範代の生誕記念日もあるんで、 ちゃんとした?お祝いは週末までおあずけにして、本日は稽古範囲内「ちょっぴり高級」なワインを。
チョイスしたのは、メドック2級の最高峰「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」のセカンドワイン。 一時期はおよそ安ワイン道場の稽古範囲では買えない値段が付いていたけど、 ようやく以前(7年前くらい)の値段に戻ってきた感じ。 特に1999産のボルドーはかなりお求め安い値段になっておりますな。
で、このワイン、色は深い深~い青紫。熟成感なんてまったく無し。 香りは「確かに良いボルドーってこういう香りだったよなぁ」と思い起こさせる、 カシスっぽい果実香と、土のような墨のような濃い香りが一体となった雰囲気。 味は確かに美味い。でも酸味と渋味が顕著。口の中がシワシワ~って感じ。 まだ若いんですかね? でも、こういう「皺くちゃさ」って、 人間で言えば年寄りっぽいんだけど。
やっぱり若かったということにして、1/3くらい残して明日最稽古。 師範の経験だと、バキュヴァンして保存する一日は、未抜栓状態で5年の熟成に匹敵するから(大嘘)
翌日、香りも味もなんだかペチャンコになったような感じ。 特に味に関しては酸っぱさだけが増して残念。マイナス1点。
76(-1)点自宅にて

28日(日)

Grand Ardeche Chardonnay 2000
グランダルデシュ シャルドネ 2000
Louis Latour
ルイ・ラトゥール
Blanc
Coteaux de l'Ardeche (VdP)
コトー・ド・ラルデシュ (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,3902002/07/12 リカーズ ハセガワ 八重洲北口店ミレジム
帰省から戻ってきた。 子連れなんでイロイロと疲れるけど、 やっぱり盆(より今回は随分早いけど)と正月には帰るべきですな。 というわけで、なんとなく疲れてはいるけどなんとなくワイン欲がムクムクと芽生えるこういう日には、 樽の効いた白がピッタリとマッチ(本当か?)。 このワインは、 昔けっこうよく飲んでて稽古済み(ココとか)だし、 安くなってもいるしで、あんまり気合を入れずに稽古できるかな、と。
色は、思ったよりも濃くない。そして思ったよりもレモン色。 香りは、抜栓直後は非常におとなしい。それでも口に含むとかなり強い樽を感じるし、 抜栓後10分も経つとカラメルみたいなスコッチ・ウィスキーみたいな樽香のオンパレード。 味は、香りに反してややスッキリ系。 こういう樽香なのにベタッと濃かったりしない点が、 ニューワールドの樽々シャルドネとは一線を画している気がする。
樽が効いててバランスも悪くなくて、安心して飲める白。 ただ、飲めば飲むほど過去の印象を超えることは無い。 このワインに関しては初めて飲む時が一番好印象なのかも。
72点自宅にて

26日(金)

本日は一家総出で温泉宿へ。
行ったのは、最近非常に評判の高い黒川温泉。 宿は、中心部からかなり離れたところにある山みず木というところ。
林の中にある二階建の和風旅館で、宿の裏には川が流れる絶好のロケーション。 なんでも、ここの露天風呂は(露天風呂人気の高い)黒川温泉でもナンバーワンの評判だとか。 確かに、川沿いに造られた広い露天風呂は非常に快適だし、 ヒノキ造りの内風呂も心地よい。 女性用の露天風呂は別に2つもあったりして、女性だともっと快適なのかも。

料理もとても良い。 まず「海のモノ」が出ないのが良い。 普通の旅館だと、山深い宿でもマグロやら甘エビやらカニやらの 「興ざめアイテム」が出たりすることも多いんだけど、 この宿の夕食は徹底して山の幸のみ。 メニュー的な豪華さには欠けるのかも知らないけど、師範的には絶対こっちの方が良い。 ちょっと変わった山の幸にちょこちょこっと器用に手を加えて、一品一品出される料理は 「旅館の食事」というより「料亭の食事」といった雰囲気 (師範が料亭で食事したことがあるかどうかは置いといて)。 特に印象深いのが、いちぢくの実を煮たものとサラダ仕立ての阿蘇牛ステーキ。 ズイキとこんにゃくの和え物も良かった。 欲を言えば、献立を書いた紙が欲しかったな。 メニューを見るのってワクワクするし、 あと何品あるかは食事進める上で重要な情報だし (それを持って帰ってここにメニューを公表できるし)。
飲み物は、ワインは飲まずにビールと焼酎。 ワインにも合いそうな料理だったと思うけど、ここはやっぱりビールと焼酎でしょう、 ってなことでワインがあるかどうかは知りません。
サービスもなかなか心地よい。 一例を挙げると、子供が3人居たんだけど 「お坊ちゃん」「お嬢ちゃん」じゃなくてちゃんと名前で呼んでくれる。 やっぱりそういうサービスの基本みたいなことがしっかりしているなぁ、と。

料金は、標準的な部屋で一人一泊二食\17,000らしい。 昨今の黒川温泉人気で週末なんかは予約でいっぱいだろうけど、 紅葉の時期とか特に良いだろうなぁ、と思った。


25日(木)

Soave Classico 2001
ソアヴェ・クラッシコ 2001
Pieropan
ピエロパン
Bianco
Soave Classico
ソアヴェ・クラッシコ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\1,5802002/06/22 信濃屋 横浜店フードライナー
義姉と姪、甥も集合して賑やかに。ってことで師範が持参したワインを抜栓。 一本目の白は、ソアヴェの盟主ピエロパンのもの。 以前にも稽古して好印象だったんだけど、 昔は「スペリオーレ」がついていたのにこれには無し。 グレード違いなんだろうか?
で、ワインの印象も、以前よりはちょっと落ちるかなぁ、って感じ。 香りの立ち方にしても味の凝縮感にしても、 悪くは無いけど特筆すべき点も無い。 イタリアっぽい軽快さにドイツっぽい緻密さがあって、 美味いワインではあるんだけど、グッとくるものは無いなぁ、と。
「スペリオーレ」が無いんでやっぱりちょっと違うワインなのかなぁ。 ゴクゴクガブガブっと飲む分には全然問題無いんだけどね。
74点師範実家にて

EOS Paso Robles Zinfandel 1998
イオス パソ・ロブレス ジンファンデル 1998
EOS Estate
イオス・エステート
Red
Paso Robles / Central Coast (USA)
パソ・ロブレス/セントラル・コースト (アメリカ合衆国)
\1,9802002/07/12 リカーズ ハセガワ 八重洲北口店山信商事
赤はカリフォルニア産の濃そうなヤツを持参。 この"EOS"ってワイン、たしか大昔に門下生から推薦されてたなぁ、って気がしてたら コレ。 ジンファンデルじゃなくてプチ・シラーだった。「アルコール度数が高かった」って記憶があって、 一番高い(14.5%)のをチョイスしたらコレだったと。
色は、思ったより濃くない。少ーしばかりレンガっぽい雰囲気が見える色。 ジンファンデルってこうだったっけ?最近飲んでないんでわからない。 香りはオッケー。甘い(甘ったるい?)樽香がバンバンで、 カシスとかミントとかインクみたいな3文字カタカナ系の香りがいっぱい。 味も良い感じ。ジンファンデルって甘いイメージがあったんだけど、 思ったよりも甘くなくて、酸味こそ弱いけど渋味とのバランスも良い。
抜栓直後から柔らかい感じ。 カベルネやメルローじゃなくてジンファンデルにして正解だと思った。 やっぱりこういう席にはカリフォルニアはピッタリはまるなぁ、と。
80点師範実家にて

24日(水)

Montepulciano d'Abruzzo N.V.
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ (ヴィンテージ無し)
A.Rocca & Figli
A.ロッカ & フィーリ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
(\699だったとか) ベルーナ
早めの夏休みをとって、師範代・プチ師範代と共に師範の実家に帰省。 緯度は南にあるけど標高が高いので朝晩は涼しくて快適。 で、このワインは「ベルーナの頒布会」だか何だかで師範母が買って冷蔵庫に入れられてたもの。 軽いイタリアは冷やして飲むと吉、なわけだけど、 そんなマメ知識とは無関係にキッチリ冷やされていた。
色は安イタリアにしては濃い。このDOCって大概そうなんで、 モンテプルチアーノ種の個性なのかな。 香りはそこそこマトモ。桜餅のような香りがいかにも南のほうのイタリア。 味も思いのほかマトモ。もちろん軽いし、これといった特徴はないけど、 バランスは悪くなくてクイクイ飲める。 特に安イタリア赤にありがちな、冗談かと思うような強い酸味が無いのが良い。
まさに「冷やして飲んで吉」な安イタリア。 実家に帰省した際にこのワインが冷蔵庫で冷えてるのを発見されたら、 迷わずそのまま抜栓をお薦めする。
68点師範実家にて

23日(火)

Nouaizon Sauvignon Viognier 1998
ヌエゾン ソーヴィニョン・ヴィオニエ 1998
Castel Freres
カステル・フレール
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\5902002/07/12 リカーズ ハセガワ 八重洲北口店協和醗酵工業
本日の夕食は、カンパチの刺身と鯛の塩焼き。 鯛は、ちゃんとしたサイズのものが(夕刻の値引き含めて)丸一匹410円。 昔はお祝いの時にしか出ないような高級魚だったんだけど、 ホントに安くなったなぁ、と。やっぱり養殖が容易な魚なんですかね?
というわけで、選んだワインはもちろんサッパリっぽい白。 わずかに背筋の曲がったような異型ボトルで、なんとなく雰囲気ありげ。
色は意外に濃い。レモン色から麦わら色に向かうあたりの色調。 それに対して香りは弱め。甘い柑橘系で、香りの雰囲気はいい感じだけど。 味は、酸味の脇にコクがあって、熟成感が前に出ている。 悪くはないけど、ちょっと想像と違うなぁ、と。
思いのほか熟成している。それはそれで良いけど、このワイン本来の意図としては、 もっと早い時期にフレッシュに飲ませたかったんでは?と想像する。 確か半額かなんかで売られていたんだけど、 そのわけはこの「予想外の熟成」のためかも。
68点自宅にて

21日(日)

Lacrima Baccus Reserva N.V.
ラクリマ・バッカス レセルバ (ヴィンテージ無し)
Cavas Lavernoya
カバス・ラベルノヤ
Espmoso
発泡
Cava
カバ
(Espana)
(スペイン)
\9802002/07/12 リカーズ ハセガワ 八重洲北口店協和醗酵工業
梅雨明けして猛烈な暑さに見舞われた週末、師範自ら夏らしいメニューの夕食をこしらえることに。 で、その内容は、枝豆(昨日の残り)、モッツァレラ・トマト、アジのゴマ和え、 アジの南蛮漬け。こういうメニュー、こういう気候には有無を言わさず泡モノをチョイス。
色はまぁ普通なんだけど、残念なのは泡立ちが弱いこと。 師範が泡モノの時に使っているリーデルのヴィノム ヴィンテージ・シャンパーニュ には底の部分に円形の傷がつけてあって、そこそこのワインでも泡の一本筋が立つのに、 このワインはそれも無し。 香りや味は、特に嫌な雰囲気も無く、 かといってシャンパーニュに迫るほどの存在感も無い、 非常に中庸な内容。
泡が弱いという、発泡ワインにとってその特徴たる要素が足りないという致命傷はあるものの、 ワイン自体はそこそこマトモ。値段相応+αな感じ。
70点自宅にて

20日(土)

Bourgogne 1999
ブルゴーニュ 1999
Dom. Bachelet
ドメーヌ・バシュレ
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,6802002/07/06 ザ・ガーデン 横浜そごう店ラック・コーポレーション
本日の夕食は、枝豆、スズキのカルパッチョ、鶏骨付モモのロースト。 鶏骨付モモ肉は、肉屋で「180円」って書いてあったんで1本180円のつもりで3本買ったら、 実は100g180円。お店の人が『950になりますけど』って言うんで 「950円かぁ。予想の倍だけどまぁ良いっか」と思ってOKって言ったら、 実は950グラムだったんでお値段は1,700円強。 想定価格の3倍もする肉だったんだけど、やっぱりその分美味かったんでまぁ良し、と。
ってなわけで、鶏メインの料理ゆえチョイスはブルゴーニュ赤。 造り手のドメーヌ・バシュレってのは結構評判良いらしい。師範は知らんけど。
色はACブルゴーニュとしては卓越した濃さ。トロッと感もあって期待十分。 香りも良い。この価格帯のブルゴーニュって、饐えたケモノっぽさがメインのモノが多いけど、 このワインはバッチリ木苺っぽいフルーツ香。 味も良い。一口目に感じるのは良い甘さ。 酸味とか渋味の下支えの上にほのかな甘味が乗っていて、 コンコンコンと杯が進む。
予想以上に良い内容。ACブルゴーニュでこれだけのワインはそうそう無いように思う。 この人の高級品も飲んでみたい気分(って昨日も言ってたような・・・)。
76点自宅にて

19日(金)

Cotes du Rhone "Les Abeilles" 2000
コート・デュ・ローヌ "レザベイユ" 2000
Jean-Luc Colombo
ジャン・リュク・コロンボ
Blanc
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\1,0002002/07/06 横浜地下街 リアラックスアルカン
明日は土用の丑の日、ってことで夕食は鰻の蒲焼。 鰻は近所の魚屋が生きたヤツさばいて炭焼きしたもの。 ちょっと良い値段するけど、パックの鰻とは雲泥の差のお味。 ワインは、最近良く耳にする造り手「ジャン・リュク・コロンボ」のACコート・デュ・ローヌ白。
色は比較的濃い目のレモン色。 香りはおとなしめ。樽とかは特に感じない素直な系統。 甘く華やかな中にちょっと青臭い感じもあって、花屋の前を歩いているような雰囲気。 味は結構良い感じ。甘くなく酸っぱくなくだけど、 コクがあって飲みごたえ十分。後味になんとなく香ばしさが残るのも好印象。
香りは大したことないけど、味はかなりイケている。 やっぱり造り手は重要ですなぁ。この人の赤や、もう少し高級品も飲んでみたい気分。
74点自宅にて

17日(水)

Chateau la Croix Margautot 1999
シャトー・ラ・クロワ・マルゴート 1999
Ch. la Croix Margautot (Marcel & Christian Quancard)
シャトー・ラ・クロワ・マルゴート (マルセル&クリスチャン カンカール)
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,3112002/06/22 サンタムールカツミ商会
蒸し暑いこの時期、何を間違ったかのボルドー登用。 昨年の同じ時期にも同じようなワインと稽古している。 買った店も同じ、値段も似たようなもの、 かつ同じようにお薦めワインとして前面に出されていたと思う。 昨年のはなかなかイケてたんで、2匹目のドジョウを狙って。
色は非常に濃い。アメリカン・チェリーの濃いヤツみたいな色。 香りは、ボリュームそこそこ、「いかにもボルドー、いかにもメドック」 なカシスっぽさとイガラっぽさを持った香り。 味は、特に重さは無く色から想像するより軽い雰囲気だけど、 若い割には渋味もこなれていてバランス良く飲める。
イメージ通りのボルドー。 特に突出したモノは感じないけど、値段を考えれば納得の内容。 なんか「真面目に造ってるんだなぁ」って感じを受けた。
73点自宅にて

14日(日)

保養所二日目、風と波は強いものの天気はバッチリ。 梅雨のさなかにこの天気、「普段の行い」の良い我々。

家に帰って下のワインを。

Prestige de Gascogne "Blanc de Blancs" 2001
プレスティージュ・ド・ガスコーニュ "ブラン・ド・ブラン" 2001
Groupment de Producteurs Vignoble de Gascogne
ガスコーニュ葡萄生産者組合
Blanc
Cotes de Gascogne (VdP)
コート・ド・ガスコーニュ (ヴァン・ド・ペイ)
Sud-Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\1,0002002/07/06 横浜地下街 リアラックスアンフィニー
料理はトンカツなんで、ギュッと果実味が詰まってそうな白をチョイス。 このワインは、店頭で試飲済み。 (横浜地下街の「リアラックス」という店、非常に試飲が充実してます。 私が買った時は15種類くらいあったと思う。全部試せば結構酔っ払えるかも)。 品種は、コロンバール、リスタン、ユニブランらしい。
色は非常に薄い。この薄さは、コロンバールとやらの品種だといつもそうな気がする。 香りはこれが素晴らしい。ミカンの花のような、甘くてキュートな香りがいっぱいで、 リースリングみたいなオイルっぽい香りもある。 味としての主張は特にないけど、 香りの延長って感じで他の満足感を邪魔しない味。
いやーまいった。とにかく良い感じの香りがいっぱい。 これで1,000円ってのは安いと思う。 美味い/不味いに格付けも品種も地方も関係ない、ってことを再認識させられる一本。
77点自宅にて

13日(土)

シーズンにはちょっと早いけど、 今年初(プチ師範代にとっては生まれて初めて)の海水浴に葉山の保養所へ。 友人一家と2家族6人。
出発時点ではあいにくの雨だったんだけど、現地に着いたら雨も上がり、 海辺に出る頃は薄日が差し始め、上がる頃には良い天気に。 おかげで人も少なくて初日の海を十分に堪能。

夕食は、その保養所で。いわゆるこういう施設としてはなかなか気の効いた料理で ・・・なんて書いても誰にもわからんので割愛。食事の時はビールを頂く。

部屋に帰って開けたのがこのワイン。

Gevrey-Chambertin "Les Platieres" 1997
ジュヴレ・シャンベルタン "レ・プラティエール" 1997
Philippe Leclerc
フィリップ・ルクレール
Rouge
Gevrey-Chambertin
ジュヴレ・シャンベルタン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,9802002/06/13 やまや渋谷店やまや
「判りやすいワインが良かろう」ってことでチョイスしたフィリップ・ルクレール。 実は半年前にも稽古済みで、 半年の時の流れがワインにどういう作用をもたらしたか確認するために ・・・なーんてのは大ウソで、買った時は既稽古であることを完全に忘却。
で、飲んだ印象は結局半年前となんら変わらないものでした。 香りは非常に良い。なんといっても目立つのは、 スターバックス・コーヒーのような焦がしの効いた甘い樽香。 味がジャジャ馬。とにかく渋味が強い。 師範代曰く「バナナの筋のところを噛み締めたような渋味」だと。 抜栓後時間が経ってもこの渋味は一向に治まらない。
半年くらいじゃ全然変化なし。 ただ、ちょっと印象が違うのは、 このワインは「若い」からこうなんじゃ無くて(1997だからあまり若くない)、 そもそもこういうワインなのかも、って気がしたこと。
75点葉山の保養所にて

12日(金)

Cotes du Rhone "Grande Reserve" 1998
コート・デュ・ローヌ "グランド・レゼルヴ" 1998
Louis Mousset
ルイ・ムーセ
Blanc
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\9802002/07/06 ザ・ガーデン 横浜そごう店東亜商事
生銀ダラの煮付け、ブロッコリーとツナのサラダに合わせたのがこの白ワイン。 なんのことはないACコート・デュ・ローヌ白なんだけど、 「グランド・レゼルヴ」って肩書きに惹かれて購入。
裏ラベルには「グラン・レゼルヴ」と表記されているけど、 "Reserve"は女性名詞ゆえ、 その前の"Grande"には語尾に"e"が付いていて"d"の子音を発音するはず。 従って「グラン」より「グランド」が近いと思う (「ド」か「ドゥ」か「」かは微妙だけど)。 関係ないけど、世間一般で(高級フレンチの呼び名として)良く聞く 「グラン・メゾン」も違和感がある。「グランド・メゾン」の方が近いはず。
・・・と、知ったかぶりは良いとして、このワイン。 色はまぁ普通の白ワインの色。 香りも弱くてほとんど特徴無し。敢えて特徴を探せばリンゴと芋焼酎が4:1くらいか。 味もこれといった特徴はない。ただ、酸味やら苦みはあまり感じず、 なんとなくコクみたいなものがしっかりしている点は救われる。
軽い普通の白。特に良い点もないけど悪い点も見当たらない。 まぁ良くも悪くも引っかかる点の無いワインなんで、 酒飲みな人だったら1本1時間くらいで飲めてしまいそう。
66点自宅にて

10日(水)

Chateau Saint-Benezet 1999
シャトー・サン・ベネゼ 1999
Ch. Saint-Benezet
シャトー・サン・ベネゼ
Rouge
Costieres de Nimes
コスティエール・ド・ニーム
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\8502002/06/22 信濃屋 横浜店キッコーマン
本日のワインは南仏コスティエール・ド・ニームの赤。 この手のワインにお約束の「パリ・ワインコンクール 金賞受賞」のステッカーが貼ってある。 ま、それは別にしてもなんとなく高級感のあるラベルとボトルなんで、 単なる南仏の青臭い赤じゃないことを期待しつつ稽古。
色はやや濃い。それほど青みは強くない。 香りは、あんまりボリュームは無いけどイヤな要素も無い、なんとも中庸な香り。 味は、なんとなく良い感じに甘苦い。酸味もあるけどサポート役。 自家製イチゴジャムで煮詰めるときにちょっと失敗して焦がしてしまったような、 そういう感じの味。品種的にはシラーなのかな?なんて知ったかぶってみたり。
昨日のワインと、要素的にはそう極端には違わないのかも知れないけど、 トータルの印象では大違い。やっぱりバランスですかね、ワインは。
70点自宅にて

9日(火)

Chianti Classico 2000
キアンティ・クラッシコ 2000
Le Piazze
レ・ピアッツェ
Rosso
Chianti Classico
キアンティ・クラッシコ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\6672002/06/13 やまや渋谷店やまや
ほぼ1年前、1999の低グレード品と稽古済み。 良く良く見たら、なんと買った日にもちょうど1年の隔たり(どっちも6月13日)。 我ながら奇遇だなぁ、と思う反面、 同じような日に同じようなワイン買って、同じくらいの時間経った後に稽古してんだなぁ、 と己のマンネリ具合にちょっとブルー入る。 でも所詮は単なる酒飲み、気持ち良く飲めれば良いわな、と。
色はやや濃い目。昨年のヤツはブルゴーニュっぽい印象があったけど、 このワインはそうは思わせない濃さがある。 香りは、イタリアに良くある粘土香。香りのボリュームは控えめ。 味は、思いのほか薄っぺらい。薄いのみならず酸味が強くて、正直言ってガッカリな味。
昨年と瓜二つの経緯をたどったこのワインだけど、 結果的には去年よりかなりイケてない結果。 グレード自体はこっちの方が高いんだけどね。 ここらへんがマンネリの道場にあってマンネリじゃない部分かも。
51点自宅にて

7日(日)

Gloria Ferrer "Blanc de Noirs" N.V.
グロリア・フェラー "ブラン・ド・ノワール" (ヴィンテージ無し)
Grolia Ferrer
グロリア・フェラー
Sparkling
発泡
Sonoma County (USA)
ソノマ・カウンティ (スペイン)
\1,6672002/06/13 やまや渋谷店やまや
本日の夕食は、七夕らしく鮎の塩焼きと肉豆腐とオクラの酢の物。 ワインは、前日のカリフォルニア・ワイン三昧に影響されて、ってわけじゃないけど、 七夕ってことでなんとなく天の川を想起させるスパークリングワインを。 グロリア・フェラーのブラン・ド・ノワールは、過去数回稽古済み(ココとか)で、 師範的には大きな信頼を置いているワイン。
色はほのかなオレンジピンク。泡もキメ細かくてボリューム有り。 綺麗ですなぁ、こういう色とこういう泡。 味や香りは、そんなに強くは無いけどシャンパン風。 多分、よっぽどな人じゃない限りこれ飲んで「シャンパンじゃない」って言い切れる人は少ないと思う。
"なんちゃってシャンパン"の旗頭。 3,000円くらいの普通のシャンパンに対して遜色ない。 そういった意味では約2倍のコスト・パフォーマンス。
77点自宅にて

6日(土)

バンドのメンバーが新婚旅行でカリフォルニアへ行き、向こうのワインをいろいろ買ってきた。 というわけで、「新婚さん宅にてソレ飲みましょ」って感じの飲み会。 参加者は、バンドの男4人プラス新妻さんの5名。

Domaine Chandon Brut Reserve N.V.
ドメーヌ・シャンドン ブリュット・リザーヴ (ヴィンテージ無し)
Dom. Chandon
ドメーヌ・シャンドン
Sparkling
発泡
California (USA)
刈るふぉルニア (アメリカ合衆国)
F氏カリフォルニア土産(ハンドキャリー)
一本目の泡はそのカリフォルニア土産。 シャンパーニュの最大手「モエ・エ・シャンドン」がカリフォルニアにて造っているスパークリング・ワイン。 裏ラベルに「産地が Sonoma County:52%/Napa County:48%、品種が Pinot Noir:71%/Chardonnay:25%/Pinot Mounier:2%/Pinot Blanc2%、 42ヶ月酵母とともに醗酵」 みたいにかかれてあり、思いっきり数字に細かい。
グラスが普段のじゃないんで相対的にはよく判らないんだけど、ちょっと濃い目の色じゃないかな? 「酵母と共に醗酵」の期間が長いためか、シャンパンのようなイースト香がしっかり。 味もばっちり"なんちゃってシャンパン"。
ドメーヌ・シャンドンの標準品より更にシャンパン風、って感じ。 でもきっとシャンパンと同じくらいの金額するんだろうね。 だとすればそりゃそうだ、って感じ。
(76点)F氏宅にて

Rully 1er Cru "La Pucelle" 1998
リュリー・プルミエ・クリュ "ラ・プセール" 1998
Vincent Girardin
ヴァンサン・ジラルダン
Blanc
Rully 1er Cru
リュリー一級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,6672002/06/13 やまや渋谷店やまや
師範は今回2本持参、そのうちの1本。 下のシャルドネと比較する意味で、白はフランス産のシャルドネを。 この造り手の白ワインは、 以前にシャサーニュ・モンラシェの一級と稽古済み。 非常にフランスらしい内容だったと記憶してるんで、 こういう「米仏対決」みたいな場には良いんじゃないかなぁ、ってことで。
色は、結構レモン色が強い気がした。 香りは、蜜のような香りと樽香。 この価格帯のブルゴーニュ白にしては樽をしっかり感じる方だと思う。 味のバランスもいい感じ。でも、いかんせんちょっと線が細いかなぁ。
なかなかに高品質で、結構美味いとは思うけど、 ちょっと樽が目立つタイプだったんで、 「米仏対決」的にはあんまり面白くなかったかも。 もっとシャブリみたく鋭利なヤツの方が良かったかな?
(78点)F氏宅にて

Sattui Family Chardonnay 2000
サッツイ・ファミリー シャルドネ 199X
V.Sattui Winery
V.サッツイ・ワイナリー
White
Napa (USA)
ナパ (アメリカ合衆国)
F氏カリフォルニア土産(ハンドキャリー)
お土産ワインの白はコレ。 "V.Sattui"という造り手のモノで、 『聞いたこと無い造り手だなぁ』って思ってたら、 どうやらワイナリーでの直販しかやってない造り手らしいですな。 ピクニックが出来るワイナリー、ってことで、現地ではちょっと評判の高いところだそうで。 こういう「現地でしか買えないアイテム」ってのはお土産としてはナイスなチョイスだと思います。
で、肝心のワインの中身はとにかくアメリカ。 色が濃くて、香りは恐ろしいほどの樽香で、味はかなり甘味を感じるどっしりタイプで、 その上アルコール度数が14.5%もあって。
一人飲みだと早々に「もう結構」ってなるタイプだとは思うけど、 大人数で小さいグラスで、だとこれくらい迫力があったほうが楽しいですな。
(80点)F氏宅にて

Waimea Estates Pinot Noir 2000
ワイメア・エステーツ ピノ・ノワール 2000
Waimea Estates
ワイメア・エステーツ
Red
(New Zealand)
(ニュージーランド)
\2,1802002/06/22 信濃屋 横浜店叶友
お土産にはメルローとカベルネがある、ってことだったんで、 師範が持参した赤はピノ・ノワール。 こういう宴会的な席でブルゴーニュのピノを持っていっても『なんだか酸っぱいね』 で終わりそうな気がしたんで、 低価格でも迫力があって、かつ上品さも失わないと(師範の中で)定評のあるニュージーランド産を。
色はやや薄めの赤紫。後ろの2本と比較すると、倍くらい濃さが違う感じ。 香りは、ピノらしい木苺っぽいフルーツ感があって、まずは成功。 味も酸味ほどほどほのかに甘くてピノらしい。狙い通りの内容。
赤の比較という意味ではまぁ成功でしょう。 ただ、下のような暴力的なワインの前だとやっぱり印象は薄くなりますな。
(78点)F氏宅にて

Sattui "Morisoli Vinyard" Cabernet Sauvignon 1998
サッツイ "モリソリ・ヴィンヤード" カベルネ・ソーヴィニョン 1998
V.Sattui Winery
V.サッツイ・ワイナリー
Red
Napa (USA)
ナパ (アメリカ合衆国)
F氏カリフォルニア土産(ハンドキャリー)
カベルネも、シャルドネと同じく"V.Sattui"のもの。 高級カリフォルニアによくある、上の方が太いボトルが使われている。 "Gold Medal Winner"って書かれたステッカーも貼られている。
で、内容も、見た目に負けずとにかくド迫力で大柄なワインでありました。 透かしても全く向こうが見えないくらい濃い色で、まるで黒ワイン。 香りも、ミチッとしたカシスの香りとインクの香りが注いだ瞬間からパァーッと来る。 味もドンと濃い。渋いけど飲めないほどじゃないのはカリフォルニアの良さだなぁ、と。
なんだか「古き良きアメリカ」って感じのワイン。 デカくて派手好き、車のキャディラックとかと同じような価値観を感じる。 と、なんだかんだ言ってもやっぱり美味い。「参りました」な気分。
(85点)F氏宅にて

Franciscan "Oakville Estate" Merlot 1999
フランシスカン "オークヴィル・エステート" 1999
Fransiscan Vinyards
フランシスカン・ヴィンヤーズ
Red
Napa (USA)
ナパ (アメリカ合衆国)
F氏カリフォルニア土産(ハンドキャリー)
最後の一本は、結構有名な造り手"フランシスカン"のメルロー。 有名と言っても師範は稽古経験無し。あんまり安いラインナップ無いからね、ここの造り手。 というわけで、今回のお土産ワイン、過去に稽古経験のあるものは一本も無し。 さすがでございます。
5人で6本目、良い加減にメートルも上がってきてるんで、 あんまり細かいことは覚えていないけど、 前のワインに負けないくらい濃い色で、雰囲気も結構似た感じだったんだけど、 全体にちょっとおとなしめで柔らかい感じがした。
大人数でワイワイ飲む席にカリフォルニアワイン、これ最高ですな。 必ずしもコスト・パフォーマンスは高くないんで最近ご無沙汰だったけど、 やっぱり良いもんだ、と再認識。
(82点)F氏宅にて

ちょっと飲み足りず、KbのM氏が右のようなワインを買い足したんだけど、 やっぱりその落差はイカンともしがたく、師範はパス。
というような飲み会。大変お世話になりました。 末永くお幸せに、と願っております。>F氏ご夫妻

5日(金)

Gunderloch Riesling Trocken 1997
グンダーロッホ・リースリング・トロッケン 1997
Weingut Gunderloch
ヴァイングート・グンダーロッホ
Weiss
Rheinhessen (QbA)
ラインヘッセン(QbA)
Rheinhessen (Deuche)
ラインヘッセン (ドイツ)
\7902002/06/14 元町ユニオン ゲートシティ大崎店川鉄商事
ドイツの名門"Gunderloch"のリースリングがこの値段!。 ドイツ産には一歩距離を置いている(っていうかあまり買わない)師範も、 この値段なら思わず購入。 以前に1996と稽古済みで、その時の印象もメチャ良かったんで、 期待しないわけにはいきません。
色は非常に薄め。マスカットの果肉部分のような、そのまんまっぽい色。 香りは、リースリングにありがちな灯油とかのような香りがしっかり。 ユリ(カサブランカ)みたいな甘い香りもあって、 この値段でこれくらい香りがあれば十分な気分。 味も、"Trocken"らしく甘さ控えめ。 かといって金属的なまでに甘さが無いわけじゃなく、酸味も含めて良い頃合い、って感じ。
なかなか美味い。飲んでいて大独逸国万歳!な気分になる。 この値段でこれくらいの内容があるワインって、そうそう無いと思う。 間違いなくお勧めできる。
76点自宅にて

3日(水)

Bourgogne Pinot Noir 1997
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 1997
Pierre Colin
ピエール・コラン
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\8932002/06/22 サンタムールカツミ商会
夕食は牛カルビのたれ焼き、ってことで当然赤を選ぶんだけど、 この時期軽そうな赤にしか手が伸びない。 というわけで、選んだのは見るからに軽そうなACブルゴーニュ。 こういうワインがドーンッ!と美味いわけ無いのは端っから承知してるけど、 ま、そういうワインを飲みたい気分の時もある、ってことで。
色は、思ったほど薄くは無い(なんて書いても師範がどう思ったかなんて伝わらないんで意味ナシだけど)。 全体にオレンジ色の気配を感じるのは、1997と このクラスにしては古めのヴィンテージだからかな? 香りは弱い、っていうか無いに等しい。 葡萄のフルーティさはほとんど感じられず、うっすらと動物的な香り。 味も軽い。ちょっとの渋味、目立つのは酸味、スカスカでありながらスカスカとは飲めない雰囲気。
時間が経つと、若干甘味を感じて若干好転。
安ブルゴーニュの象徴的内容。 それにしても、他品種って「安いほうが葡萄のまんま」な傾向にあると思うけど、 ブルゴーニュのピノは「高いほうが葡萄らしい」味がするような気がする。 そういう品種なのかな?ピノ・ノワールって。
66点自宅にて

2日(火)

Contarini Sauvignon 1999
コンタリーニ ソーヴィニョン 1999
Contarini
コンタリーニ
Bianco
Friuli Grave
フリウーリ・グラーヴェ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\7802002/06/13 やまや渋谷店やまや
久しぶりに暑い。料理は棒々鶏なんでワインは赤でも白でもオッケーそうなんだけど迷わず白を。 このワイン、無名ながら師範のアンテナにピピッと来て購入。 というのも、ボトルに高級感がある。 ズシリと重く、長い首。 さらに、底のヘコミが深い。 ということで、ボトルからは「気合入れて造りました」ことは見てとれる。 その気合の入れ方が誤った方向を向いていなければいいけど、って気分で抜栓。
色は、値段の割にはややシッカリめのレモン色。でもネットリ感はあまりない。 香りのボリュームは普通。香りからはソーヴィニョン・ブランの雰囲気は感じられず、 イタリア品種(トレッビアーノとかガルガネーガとか・・・よう判らんけど)っぽさが強い。 味は軽め。甘くなく酸っぱくなくだけど、余韻も長くない。
温度が上がってくると、香りに香ばしさと黄桃(の缶詰)っぽさがプラスされてイイ感じになる反面、 味に苦味が出てくるのが残念。
まぁそれなりに気合は入ってると思うけど、"それなり"以上のモノは感じられない。 値段を考えたら「ちょっぴりお得」ってくらいかな。
69点自宅にて

前月分

by 師範