関西ワイン行脚 2025

関西ワイン行脚 2025

半年間続いた師範のプーさん生活ですが、その間一人旅めいたことは一度もやってませんでした。 せっかく時間があるのにそれじゃぁもったいないなぁ、と思っていたところ、 飲み友だちの米柱さんに 『京都で飲みませんか!』とお誘いを受けました。 そこで、どうせなら関西方面で会いたい人に会う旅にしたいと考えて、 プーさん生活の集大成として関西ワイン行脚を実行した次第です。

更に、水害にあった師範母の生活復旧を手伝うため、後半は九州方面にも伺っています。 例によってクソ長い稽古日誌、ご笑覧頂ければ幸いです。


目次

20日:新横浜神戸
21日:神戸奈良
22日:奈良大阪京都
23日:京都熊本
24日:熊本福岡→横浜
総括
今回訪問した関西と九州の地図 神戸 奈良 大阪 京都 熊本 福岡

既掲載分は地図上の名前をクリックすると記事に飛びます(スマホはゴメン)


20日(土)

■新横浜

新横浜駅

旅の出発は早朝の新横浜駅です。道場からの距離は近いけど乗り換えが多くて微妙に遠いんだよな。 下手すりゃ品川から乗った方が楽なのかも・・・とか思いつつ、主にコスト面でそこに踏み切れない貧乏性です。 だって今はプー太郎ですから。

新横浜駅 のぞみ105号

行きの新幹線は、新横浜07:00発ののぞみ105号。それではこれから「プーさん生活卒業旅行」に向かいます。 上方のみなさま、よろしくおねがいします!

新横浜駅 のぞみ105号 車内

早朝から「居酒屋のぞみ」、開店しています。 つまみは、前日の夕食用に買ったけど師範ボッチ飯だったので余った総菜パンです。 アルコールはビールから始めたいところですが、あんまり最初から飛ばし過ぎると後が辛くなるので、ハーフのワイン1本に留めました。

そして未来の師範へ申し送り事項。居酒屋のぞみにはお水のサービスがありませんので、水を買って乗りましょう。 ビールは単体でいけるけど、ワインは水無しだとちょっと辛いです。

Montepulciano d'Abruzzo 2023 [Spinelli]
名称Montepulciano d'Abruzzo 2023
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2023
生産者Spinelli
スピネッリ
価格968円 (Half)
購入店クイーンズ伊勢丹 横浜店

 新幹線車内で飲むために、前日にクイーンズ伊勢丹で購入。 横浜駅界隈を歩いて、「ハーフ」「冷やした状態の維持が難しいから赤」「がっかりしない」「スクリューキャップ」 という基準を満たすのはこれくらいだった、ということです。案外ハーフって売られていないんですよね。 もっと造って欲しいんですけどね。

 それでは改めて稽古します。外観はとてもしっかりとした濃い紫色。さすがモンテプルチャーノ・ダブルッツォです。 香りは、ラベルを見なければ「トスカーナのサンジョヴェーゼ?」な感じの、スミレっぽい花の香りがしっかり感じられます。 味わいは、濃くて渋くて固い感じ。朝から稽古するにはちょっとヘビーかな?

 このワイン、お手軽価格のハーフだけど正統派の雰囲気があります。 再三書いていますが、ハーフボトル、もっと流通して欲しいなぁ。 特に日本ワインの造り手さん!旅先で現地のワインを買って帰りの電車なり飛行機なりで飲む需要は絶対あります。 フルボトルだと視線を集めすぎるし多すぎるから。

点数76点

■神戸

新神戸駅 外観

午前9時20分に新神戸駅に到着。まずは今宵の宿にスーツケースを預けるべく、三宮方面まで歩いて向かいます。 地下鉄一駅分くらいあるんですけどね。小銭にケチな安ワイン道場師範です。

三ノ宮駅前

宿に荷物を預けて三宮駅前に移動、 そこで神戸のあちこちを案内して頂けるカツミさんにピックアップして頂きました。 本日はよろしくお願いします!

■葡萄畑見学

神戸 葡萄畑

カツミさんから事前に『神戸で行きたいところはありますか?』と聞かれて、 カツミさんがお手伝いされている葡萄畑を見たい旨お伝えしたら、収穫をお休みしてまで案内して頂きました。 本当にありがとうございます!

それがこちらの畑です。 場所は神戸市北区、写真の範囲はごく一部、かなり大規模な垣根栽培の畑がいくつも点在しています。 白ワイン用のブドウは既に収穫済みで、この日はカベルネ・ソーヴィニョンの収穫が行われていました。

神戸 カベルネ・ソーヴィニョンの樹

こちらがカベルネ・ソーヴィニョンの樹です。とても幹が太くて、接ぎ木の上と下で明らかな差があります。 樹齢は40年程度だろうとのこと。

こちらの畑では全体にこういう古樹、いわゆる"Vieilles Vignes"が多い印象でした。 以前サントリーの登美の丘ワイナリーで『日本では20年を過ぎたら植え替えるのが一般的』とお聞きしたのですが、 ここはそうじゃないんですね。

神戸 葡萄畑 収穫

主な葡萄の納品先は神戸ワイナリーのようですが、 今年は別のところにも納められるそう。日本ワイン、一部でブームですからね。

その新たな納入先の酒造免許取得が遅れたせいで、収穫時期を遅れさせざるを得ず、 ベストな状態で収穫できなかったそうです。葡萄畑の運営、いろいろ難しいですね~。

神戸 葡萄畑 カベルネ・ソーヴィニョンの房

カベルネ・ソーヴィニョンの房はこんな状態でした。 今年は色付きが良くなくて、粒の一部は干し葡萄化しているのにまだ青い粒が残っている感じ。 猛暑の影響ですかね?葡萄栽培も大変だなぁ、と実感しました。

神戸 葡萄畑 働く皆さん

そんな大変は葡萄栽培を、一部有償ボランティアも含めて運営されている皆さん。 本日はお忙しい中お邪魔しました。 白いワンピースで来たカツミさんに『染めに来たんか!』と言われていたり、関西のノリを味わわせて頂きました。

ちなみにこの畑、収穫のお手伝いをするとちゃんとアルバイト代が出るそうですよ。 参加費を払って収穫体験とかさせるワイナリーとは真逆です。今年はもう終わりだと思いますが、 ご興味ありましたらカツミさんまでお問い合わせ下さい。

神戸 道場

 葡萄畑見学の後は、次の目的地「道場」へ向かいます・・・って師範自宅に帰るわけじゃないんです。 神戸市北区には道場町という地名があるんですね。ぜひ一度行ってみたいと以前から考えていました。

■Vin du 268

神戸 Vin du 268 外観

道場町でカツミさんに案内して頂いたのは、Vin du 268 (にろやワインショップ)というワイン屋さん。 国道沿いにある、倉庫にしか思えないような建物に入った、 およそまともなワインが売られているようには見えない外観(失礼!)のお店です。

神戸 Vin du 268 店内

店内は、外観通りの倉庫感なのですが、温度管理された室内で、 国を問わず品種を問わず、たくさんのワインが陳列販売されています。 特に買いたい目的のワインがあって来たわけじゃ無いので、これだけあると目移りしますね。 そんな中から、お手軽価格で稽古したこと無い造り手のアルザス産リースリングを発見したので、 それをレジに持って行ったところ・・・

神戸 Vin du 268 雑誌

店長の大西さんから『この造り手のを買うんだったらリースリングよりピノ・グリの方がええ』とのご提案、 わざわざ雑誌の記事を見せてくれて『ほら5つ星に選ばれてますわ』と説明して頂けました。 いや~、選んでいる時にご提案を受けることは多々ありますが、お会計の時に、というのは初めてです。 非常にファンキーな店長さんのお薦めに、もちろん従いましたよ。

そして、カツミさんがしきりに『この人「安ワイン道場師範」ゆうて有名人ですわ』と説明するもんだから、 店内にあったリアルワインガイドの対談記事を開いて、己の存在をドヤらせて頂きました。

■な也うどん

神戸 な也うどん 外観

にろやさんを出たら結構良い時間、神戸市北区から灘区へ移動してお昼を頂くことに。 カツミさんに『蕎麦が良いですか?うどんが良いですか?』と聞かれて、師範の回答は「うどんでお願いします」。 そこから、「なんだかワイン好きの方って蕎麦も好きな方が多いですよね~」なんて話になりました。 やっぱりマニア的な要素が強いからですかね?

ワインのマニアにはなり切れない師範とカツミさんが向かったのは、 水道筋の商店街にあるな也うどんというお店。着いた時には既に午後1時30分を過ぎていたのですが、 まだ入店待ちが数組あるくらい人気店でした。

神戸 な也うどん 牛すじうどん

師範の注文は牛すじうどん(850円)。 関東でも九州でもうどんに牛すじをいれることはあまりない、というか牛すじを多用するのは関西の文化ですね。 うどんは柔らかい感じで九州の麺に近く、出汁の香りがしっかりしたおいしいうどんです。 人気店になるのも頷けます。

カツミさんは牛すじカレーうどんをお召し上がりでした。白いワンピースなのにチャレンジャーだな、 と思っていましたが、ちゃんと紙のエプロンが渡されていました。そりゃそうだよね。

■摩耶山

摩耶山 ケーブルカー

次にカツミさんに案内して頂いたのは、カツミさんのシマである摩耶山。 山麓までバスで移動し、開業100年を迎えたケーブルカーでまずは中腹を目指します。

100年なんて遠い昔だなぁと思ったんだですが、師範はもうその半分以上を生きちゃっているわけで、 時の経つのはあっという間ですな。残された時間も楽しく過ごさないと、です。

摩耶山 中腹からの景色

こちらが、ケーブルカーとロープウェーの乗り換え地点、摩耶山中腹からの景色。 曇ってはいますが、この高さからはまだ神戸の街と海が見渡せたわけですよ。

摩耶山 ロープウェー

中腹からはロープウェーで山頂を目指します。ロープウェーは開業70年だそうです。

しかし、ケーブルカーにしてもロープウェーにしても、 昔は観光目的の思い切ったインフラ投資をしたんですね。 まだ日本に元気があった時代なんだなぁ。

摩耶山 山頂からの景色

そしてこちらが摩耶山頂からの景色です。 低く垂れ込めた雲のおかげで、景色は真っ白で何も見えません。こんなことはめったにないそうです。

でも良いんですよ、こういう景色しか見られなかったとなると、また来る理由になりますからね。 来年の春過ぎに合宿をやりましょう。

摩耶山 MAYA View Terrace 702

山頂でちょっとお茶しましょうということで、MAYA View Terrace 702へ。 店内に入ると、会う人会う人カツミさんのお知り合いの方ばかり。 水道筋の商店街でもそうでした。まさにこのあたりはカツミさんの「シマ」ですね。 その筋の方の本拠地神戸だけに。

摩耶山 ビールで乾杯

そんな戯言は置いといて、瓶ビールで乾杯! 銘柄はキリン、お値段は600円だったかな?カツミさんに奢って頂きました。あざます!

景色は真っ白でも、高いところで飲むビールは美味いのですよ。

■北上ホテル

北上ホテル 外観

摩耶山から下山して、 師範と同じく関東方面から参加の米柱さんと三宮駅で合流。 師範は一旦宿にチェックインするために別行動です。

今宵の宿は、三宮駅のすぐ北側にある北上ホテルというところ。 お世辞にも立派なホテルでは無いのですが、バストイレ付きの部屋で三宮から近いところではここが一番安かったんですよ。 どうせ寝るだけなので値段が1st Priorityです。それでも一泊素泊まりの料金は9,000円、万博需要ですかね~。

北上ホテル 室内

上の写真のように、エントランスは港町神戸らしいシャレた雰囲気なのですが、室内はかなり和風です。 窓の外は隣のビルの壁、ベッド1つ入れたらほぼいっぱいのような狭い部屋ですが、 一応WiFiが来ていてPCを置けるテーブルがあるので、師範にはこれで十分です。

■トリコロール

トリコロール 外観

宿にチェックインした後またお二人と合流、夜の予約まではちょっと時間があるので、 カツミさんと米柱さんと師範の3人で0次会。 伺ったのは、ワインの角打ちが出来る酒屋さんトリコロール、 三ノ宮駅と県庁前駅の中間くらい、鯉川筋にあります。

トリコロール 店内

店内は、ワインに限らずいろんな洋酒や和酒がいっぱい。紀伊国屋の食材もたくさん置かれていました。 ここで「白ワイン三種飲み比べ 税込み1,298円」とシャレ込んだわけです。

トリコロール 試飲

試飲したのは左から
Bernhard Koch "Petit Chie" Müller-Thurgau 2024
やや弱めだけどドイツらしいスッキリした香り。味わいも軽くて暑い日向きですね。74点くらいでしょうか。
Berton Vineyard "The Mementino" Vermentino 2024
オーストラリアのヴェルメンティーノ。3種の中でこれはちょっと残念だったかな?香りがほぼ感じられませんでした。69点かな。
Fontana Obeja Blanca 2023
産地はスペイン、品種はミュスカ・ア・プティ・グラン。羊のラベルがかわいいし、ミュスカ系らしい華やかな香りがナイスです。 これが一番好印象で76点!

・・・ってな感じで楽しい0次会でした。

■しもかわワイン倶楽部 ワイバーン

しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 外観

今宵の一次会会場は、しもかわワイン倶楽部 ワイバーンというお店。カツミさんお気に入りのお店とのことです。

元は酒屋さん(「しもかわ酒販」の看板があります)だった店内を、 店主みずからレストランに改造されています。そのため、壁一面には銘醸ワインがズラリ。 空き瓶かと思ったら中身が入っているものもあるらしいですよ。

しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 店内

この会に集まって頂いた参加者は下記のみなさんです。
カツミさん(幹事ありがとう)
ななさん(3年ぶりのオシャレ神戸マダム)
Yukariさん(初めまして!)
米柱さん(from東京)
安ワイン道場師範(プー太郎)
師範以外は全員女性・・・女子会に紛れ込んだオッサン状態です。

Christian Bourmault Hermance N.V. [Christian Bourmault]
名称Christian Bourmault Hermance N.V.
クリスチャン・ブルモー "エルマンス" N.V.
生産者Christian Bourmault
クリスチャン・ブルモー
価格1,650円 (Glass)
購入店しもかわワイン倶楽部ワイバーン

 我々3人がお店に到着した時にはななさんとYukariさんは既に到着済みで、グラスワインをお召し上がりでした。 我々もそれに追従して頂いたのがこのシャンパーニュ。 道場初登場の銘柄で、インポーターはモトックス。ただ、もう終売になってしまうようです。

 外観は普通に薄めのレモン色ですが、香りが立派です。 師範の好きなベースワインを樽熟成している系で、焼き菓子のような香ばしさとフレッシュなリンゴがしっかり香ります。 味わいは、酸味はもちろんあるのですが酸っぱ過ぎず、ミネラルっぽい旨味を感じます。こりゃ良いわ。

 熟成感はそれほど強くないけど、シャンパーニュに求める美味しい要素をしっかり持っていました。 これ、終売になるのは残念ですね。また輸入してください>モトックスの中の人

点数83点
しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 乾杯

 全員揃ったところでシャンパーニュで乾杯。いやー長い一日でした・・・っていうかまだ終わらないんですけどね。

しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 前菜盛り合わせ

こちらが冷菜盛り合わせ、3種盛1,800円の2人前を5人でシェアできるようにして頂きました。 我々の都合に合わせて頂いて恐縮です。それぞれは、生ハムでしょ、それとそれと・・・ ちゃんと説明して頂いたんですが、こういう時「後で写真見ればわかるでしょ」と思ってメモしないと、 結局何だったかわからなくなるんですよねぇ。

Pouilly Loche 2003 [Yves Giroux]
名称Pouilly Loché 2003
プイィ・ロシェ 2003
生産者Yves Giroux
イヴ・ジロー
価格8,580円 (お店価格)
購入店しもかわワイン倶楽部ワイバーン

 グラスワインの後の1本目は、お店のオーナーさんがこの会のために、とキープして頂いていた白。 ヴィンテージはなんと2003年、今から20年以上前です。 もちろんすでに流通上には無いわけで、こういうワインを頂けるのはありがたいですね。

 色は、20年以上の熟成ワインとは思えないほど若々しいレモン色。濃さはありますが綺麗な色合いです。 香りにとてもビックリです。古酒の白って、シェリーっぽかったり漬物っぽかったりしますが、このワインにはその要素はありません。 マーマレードとか、キンカンの甘露煮とか、そういう甘い柑橘類の香りがしっかりしています。 味わいもまだ若々しいですね。ほんのり甘くて酸味しっかり、完全に現役のワインです。

 いやー、このワインは素晴らしいわ。ここまでキレイに熟成した白ワインと稽古したのは初めてのような気がします。 大変貴重なワインをありがとうございました。

点数88点
しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 砂肝と茸のアヒージョ

次の料理は砂肝と茸のアヒージョ 1,200円、かなりのボリュームがあります。 砂肝は見えませんが、底の方に隠れておりまして、掘り起こすにはスキルが必要だなぁと考えていたら・・・

しもかわワイン倶楽部 ワイバーン アヒージョの取り分け

ななさんが大きなスプーンで取り分けて頂きました。 これを片手で扱うのって難しいですよね。それがスマートにできる人は尊敬します。

Bourgogne Grand Ordinaire Chardonnay 1996 [Joel Voillard]
名称Bourgogne Grand Ordinaire Chardonnay 1996
ブルゴーニュ・グラン・ドルディネール シャルドネ 1996
生産者Jöel Voillard
ジョエル・ヴォワラール
価格8,140円 (お店価格)
購入店しもかわワイン倶楽部ワイバーン

 前のワインが熟成白だったので、比較のために出して頂いたもう1本は更に熟成期間が長いワインを出して頂きました。 格付けとしてはブルゴーニュ・グラン・オルディネールなのでブルゴーニュとしては底辺のランクなのですが、 それがなぜか不思議と元気、ということでした。

 外観は、前のプイィ・ロシェより更に若い感じ、普通に2020年代の白みたいな淡いレモン色です。 香りには確かに熟成感があって、アーモンドのような香ばしさを感じます。 このクラスですから新樽なんて使っていなんでしょうけど、熟成すると香ばしさが出てくるんですね。 味わいは、こちらもキレイではありますが、前のワインと比べるとさすがに軽い感じです。

 今回頂いた熟成白2本、どちらもブショネや熱劣化といった要素は一切なくて、とても綺麗に年を重ねた感じでした。 ぜひ我々もそうありたいものですな。

点数84点
しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 神戸牛イチボの炭火焼

神戸の名物といえばもちろん神戸牛ですよ。それをこのお店は自作の炭火焼コンロで豪快に焼いて頂けます。 今回用意して頂いたのは3,500円/100gのマルシンを200gと、4,000円/100gのイチボを200gです。 まずこちらが神戸牛イチボの炭火焼 8,000円かな?逆かも知れません。

細かい御託は抜きにして、とにかく神戸牛は美味いです。神戸に来たら食べることをお薦めします。

しもかわワイン倶楽部 ワイバーン バゲット

前のアヒージョに合わせてバゲット、300円×5も出して頂きました。 神戸民がどこのバゲットか確認していましたが、「サマーシェ」というパン屋さんのパンらしいです。 その店主の答えに、神戸民は口を揃えて『あぁやっぱり~』と。 さすが神戸はパンの街ですねぇ。同じ港町でもそんなん横浜じゃ絶対ないですわ、かなり羨ましいっす。

Cote de Nuits-Villages 2005 [Joel Voillard]
名称Cote de Nuits-Villages 2005
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2005
生産者Jöel Voillard
ジョエル・ヴォワラール
価格10,340円 (お店価格)
購入店しもかわワイン倶楽部ワイバーン

 赤も、かなり熟成されたピノ・ノワール3本から選ばせて頂きました。 候補は、このコート・ド・ニュイ・ヴィラージュと、ドメーヌ・ジブロのサヴィニ・レ・ボーヌ1998、 もう一つも同じくサヴィニ・レ・ボーヌの1996年で造り手はロベール・アンポー。 ここはひとつ一番お若いYukariさんに選んで頂きましょう、ということで選ばれたのがこちら。 酸味大好きなYukariさん、『酸味強めです』の言葉に惹かれたようです。

 色は、20年も前のピノ・ノワールとは思えないしっかりした濃さで、小豆色から黒糖くらいの色調です。 香りは、ドライフルーツやキノコの香りがしっかりあります。Yukariさんは『炭火焼の鶏の香り』と言われていました。 なるほどそう言われればそういう感じもします。 味わいは確かに酸が強めで、それに加えて黒コショウのようなピリッとした感じもあります。そしてまだしっかりした酒質を保っていますよ。

 ブルゴーニュのピノ・ノワールなのですが、どことなくローヌのシラーを想わせるような感じで、 拡散方向にではなく、凝縮方向に熟成した感じでした。 そしてこのワインも年の重ね方が上手ですね。あやかりたいあやかりたい。

点数82点
しもかわワイン倶楽部 ワイバーン 神戸牛マルシンの炭火焼

神戸牛のもう一方、こちらが神戸牛マルシンの炭火焼、7,000円かな?逆かも知れません。 添えられたシメジも美味しい脂を纏っていてとてもナイスでした。

Chateau de Camensac 2009 [Ch. de Camensac]
名称Château de Camensac 2009
シャトー・ド・カマンサック 2009
生産者Ch. de Camensac
シャトー・ド・カマンサック
価格14,740円 (お店価格)
購入店しもかわワイン倶楽部ワイバーン

 最後はボルドーから選ばせて頂きました。提示して頂いた選択肢は3本、 こちらのワインと、カルボーニュの赤2021年、そしてパゴド・ド・コスの2021年。 ここまで熟成ワインが続いたし、ボルドーこそ熟成させてなんぼ、ということで選んだのは一番年季の入った2009年のカマンサックです。

 色はとてもしっかりした濃さがあり、グラスの向こうが全く透けないくらいです。 香りはこれぞ熟成ボルドーですね。煮豆、黒糖、ドライプルーン、消し炭、それらが混然一体となって香ります。 味わいも、ギュッと凝縮したプルーンエキスみたいな感じで、舌の上に重力を感じます。

 品種はカベルネ・ソーヴィニョンが55%/メルローが45%とメドックにしてはメルローが多めですが、 やはりカベルネの野生感が前に出ていた感じです。 ななさんとYukariさんが『熊の獣っぽさじゃなくて狼の獣っぽさ』と言われていて、 その場では「ははぁ~なるほど!」と確かにわかるような気がしましたが、よく考えるとわからないですね。

点数85点
しもかわワイン倶楽部  ワイバーン Yukariさん

食事も終わり、飲んだワインの写真を撮る熱心なYukariさん。 彼女のワインに対する香りや味わいのコメントはさすがでした。 師範のような野良のワイン好きとは育ちが違います。

そんな神戸での一次会、お会計は一人15,000円弱でした。 飲んだ量は5人で5本と適量ですが、こういう珍しいワインを頂けて、 神戸牛を堪能してこのお値段は大変お得だと思います。

しもかわワイン倶楽部 稽古したワインたち

稽古したワインの集合写真。人間の方、いわゆる「ハーレム写真」も撮りましたが非公開とさせて頂きます。

■Wine Bar TAKAE

Wine Bar TAKAE 看板

二次会は、当初の予定ではななさん提案で元宝塚マダムのお店に行く予定でしたが、あいにく満席とのこと。 そこで次善の策でななさんに電話予約して頂いたのは、北野坂にあるWine Bar TAKAEというお店。 その名の通り高江さんという方がお店のマスターです。

Wine Bar TAKAE 店内

このお店を提案して頂いたななさんは一旦別のお店に行かれました。近くのモルト・バーだったかな? 「え?置いていかれちゃうの?」と思いましたが、途中から合流して頂きホッとした次第です。 Yukariさんは次の日お仕事ということで離脱されました。

店内は、暗めのブルーを基調とした照明のシックな感じ。ワインクーラーの形も写真みたいにオシャレです。 このクーラーの中に納まっているのは↓のワインです。

Jean Vesselle Oeil de Perdrix Brut N.V. [Jean Vesselle]
名称Jean Vesselle "Oeil de Perdrix" Brut N.V.
ジャン・ヴェッセル "ウイユ・ド・ペルドリ" ブリュット N.V.
生産者Jean Vesselle
ジャン・ヴェッセル
価格14,000円 (お店価格)
購入店Wine Bar TAKAE

 このお店のワインリストに銘柄は書かれていなくて、たとえばスパークリングだとスッキリしたものとしっかりしたもの、 のような書き方で2種類ありました。そのうちのしっかりした方が明らかにシャンパーニュっぽかったので、 「これシャンパーニュですよね」と確認して注文いたしました。 銘柄は、ジャン・ヴェッセルのウイユ・ド・ペルドリ、「山鶉の眼」という意味のようです。

 このシャンパーニュ、分類的には白とのことですが、外観は明らかに赤みがあって、極めてロゼに近いと思います。 香りは、外観から受ける印象通り黒ブドウ由来のベリー香がはっきりあって、とても華やかです。 味わいは、シャンパーニュらしく酸味しっかりキリッと系。これも美味しいですね。

 やっぱり「シャンパーニュしか勝たん」のですよ。 そして、素敵な女性の皆様にはこういうピンクのシャンパーニュがとてもお似合いです、 というわけでワインの色がわかる写真にしてみました(実際はボトル写真を撮り忘れていただけですが)

点数83点
Wine Bar TAKAE シャルキュトリー盛り合わせ

おつまみとしてシャルキュトリーの盛り合わせ 1,600円を頂きました。 ふわふわの生ハム、大変美味しゅうございました。

お会計は、4人分合わせて16,800円でございました。女子に囲まれてシャンパーニュが飲めて満足満足であります。

■リシュリュゥ

リシュリュゥ 外観

↑で「満足満足」なんて書いていますが、ななさんに『もう一軒どうですか?』 と誘われたらそりゃ「はいっ!」と元気よく返事しちゃうわけですよ。 そんなわけで三次会に伺ったのはリシュリュゥというワインバー、 3年前にも訪問したお店です。 米柱さんは宿が京都なのでお帰り、カツミさんもタクシーでお帰りになったので、 ななさんと二人で伺いました。

リシュリュゥ 店内

こちらが店内の様子です。写真が暗くてわかりづらいとは思いますが、 大変落ち着いた雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

このお店で頂いたワインは、↓のグラス1杯だけです。

Henriot Brut Millesime 2014 [Henriot]
名称Henriot Brut Millesime 2014
アンリオ ブリュット・ミレジム 2014
生産者Henriot
アンリオ
価格3,000円 (Glass)
購入店リシュリュゥ

 神戸の素敵マダムと頂くワインはシャンパーニュ以外にはありません、というわけでこの店でもシャンパーニュをグラスで頂きました。 銘柄はアンリオ、それのヴィンテージ付きです。マスターの中島さんからいろいろと話をお聞きしながら頂きました。

 そしてこれがビックリするほど美味しかったんですよ。 というか、注文した時点では「シャンパーニュをお願いします」と言っただけだったんで、 銘柄不明でした。そこでボトルを見せて頂くと、ヴィンテージ付きのシャンパーニュじゃないですか。 そりゃ美味しいはずだわ。

 「美味しかった」というだけでワインの細かいことはほとんど覚えていませんが、 そんな状態なのでこの1杯で止めておいて良かったと思います。 これ以上飲んでもきっと覚えてないですから。

点数85点
リシュリュゥ 乾杯

それでは、いわゆる「匂わせ」写真をご査収ください。写真が撮れれば満足する師範です。

お会計は二人分で6,000円、 美味しいシャンパーニュを片手に至福のひと時を過ごすことが出来た、という神戸の夜でした。


21日(日)

■神戸

北上ホテル ロビー

おはようございます。本日は神戸を離れ、次なる目的地である奈良に向かいます。

こちらが北上ホテルのフロントロビー。なんだか趣がありますね。 狭くていろいろ古いけど、ベッドで寝てシャワーを浴びるだけなら十分なホテルでしたよ。

阪神電鉄 神戸三宮駅

神戸から近鉄奈良までは、乗り換えなしで阪神電鉄の快速急行が20分おきに出ています。 所要時間は1時間20分弱。朝9時過ぎに宿を出て、神戸三宮発09:32の電車に乗りました。

阪神電鉄 おにぎり

本日の朝食は、阪神神戸三宮駅の改札脇にあるおにぎり屋 一粒という店で買ったピリ辛高菜のおにぎり、 279円。阪神電車の車内で頂きました。 注文してから作ってくれるおにぎりで、温かくて美味しゅうございました。

■奈良

近鉄奈良駅

近鉄奈良駅に10:50に到着。駅前界隈はインバウンドで外国からのお客さんで溢れかえっておりました。

師範は観光など一切せず、ひとまずスーツケースを宿に預けて電車で折り返し、本日のワイン会会場に向かいます。

学園前駅

近鉄電車で戻って約10分、会場最寄りの学園前駅に到着。 まだ暑い9月の正午前、歩いて会場へ。美味い料理とワイン、待ってろよ~

■Comny Wine Party (Kitchen-Lab KACOM)

Kitchen-lab KACOM 外観

祭りの会場はここか~!

本日参加したのは、奈良在住のシェフであるコム兄さん主催の Comny Wine Party。 いつもはコム兄が調理を担当され、えいじさんが ワインを担当される「コム兄キッチン」として開催されているのですが、 今回は師範と米柱さんが関東から参加するということで、コム兄も一緒に飲む特別会。 会費は5,000円です。

Kitchen-lab KACOM キッチン

会場はKitchen-lab KACOMというお店。 キッチン含めて貸してくれる施設のようです。 こういうところが近くにあるのは羨ましいな(コム兄宅からは近くないみたいですが)。 東京にもこういう施設があれば・・・予約が取れないだろうな。

Kitchen-lab KACOM テーブル

本日の参加者は下記10名の皆さんです。初めましての方が多くて緊張します。
コム兄さん(主催)
にゃおさん
トミーさん
米柱さん
・田口さん
・能登さん
・さくちゃん
・めぐさん
・まどかさん
安ワイン道場師範
(※)リンクが無くてツイッターのアカウントがある方は教えてくださいね。

Christian Bourmault Les Fetes 1er Cru Brut 2015 [Christian Bourmault]
名称Christian Bourmault "Les Fétes" 1er Cru Brut 2015
クリスチャン・ブルモー "レ・フェット" プルミエ・クリュ ブリュット 2015
生産者Christian Bourmault
クリスチャン・ブルモー
価格11,000円
購入店デシカ

 開始時間の正午過ぎ、ある程度人が揃ったところでスタート。 まずは師範が持ち込んだ、というか持ち込んでないけど持ち込んだことになるシャンパーニュで始まりました。

 今回、基本的には持ち寄りワイン会(持ち寄らない方は会費が+3,000円)なのですが、 常温にも晒される道中持ち歩くのもリスクがあると思ったので、 師範の持ち寄り担当分は後ほど訪問するワインショップ「デシカ」のえいじさんに依頼しました。 「10,000円くらいで良さげなシャンパーニュを」とお願いして、 『このブラン・ド・ブラン、クオリティだけで言えばドゥラモットなどに匹敵する美味しさだと思います』 とご提案頂いたワインです。ありがたいことにコム兄がデシカさんからキャリーしてくれました。

 ブラン・ド・ブランということで、外観はかなり薄めのレモン色です。 香りもキリッとシャープ、2015ヴィンテージなのですが熟成感はそれほど強くなく、柑橘系のシュッとした香りがしっかりしています。 味わいも香りと同じくシャープな印象、酸味しっかり甘さ控えめでブラン・ド・ブランらしい味わいです。

 よく出来たブラン・ド・ブランだと思います。ただ、師範的にはブラン・ド・ブランはもっと寝かせた方が本領発揮する気がします。 たまたまこの造り手のスタンダードなキュヴェと前日稽古していますが、 相対的にはそちらが好印象でした。

点数80点
Kitchen-lab KACOM 乾杯

それではシャンパーニュで乾杯!初めましての皆さまも本日はよろしくお願いします!!

Schiste 2021 [Dom. des Ardoisieres]
名称Schiste 2021
シスト 2021
生産者Dom. des Ardoisières
ドメーヌ・デ・ザルドワジエール
価格(めぐさんから)
購入店

 2本目は、コム兄と調理師学校の同級生で、 いろんな名店で料理をされてきた経歴をお持ちのめぐさんが持参された白。 サヴォワ地区のワインなんてめったに見かけませんよね。 品種はジャケール、ルーサンヌ、マルヴォワズィエ、モンドゥーズ・ブランシュだそうです。 ルーサンヌくらいしか知りません。

 色はやや濃いめ、軽くオレンジ色を感じる色調です。 自然派だと思うのですが、濁りはありません。 香りには自然派らしくやはり若干のレモン石鹸感があるのですが、がっつりナチュラル、って感じではありません。 味わいは酸味控えめでまろやかな印象で、この感じはあまり自然派っぽくないですね。

 そもそもサヴォワ地区にあまり馴染みがなく、知らない品種がいろいろですのでなんとも形容しがたいのですが、 やや個性的で「ハマる人はハマるワイン」という感じがしました。

点数79点
Kitchen-lab KACOM ホタテのカルパッチョと鹿肉のタルタル

最初にテーブルに並べて頂いていたのが、
ホタテのカルパッチョ(左)

鹿肉のタルタル(右)
です。
帆立は残念ながら奈良産では無いそうですがちゃんとフレッシュだし、 鹿はコム兄みずから罠で狩りしたものだそうです。 どちらも美味しい。特に鹿は臭みなど全くなく、処理が素晴らしいと感じました。

Les Hauts de Smith 2023 [Ch. Smith Haut Lafitte]
名称Les Hauts de Smith 2023
レ・オー・ド・スミス 2023
生産者Ch. Smith Haut Lafitte
シャトー・スミス・オー・ラフィット
価格(コム兄さんから)
購入店

 3本目はコム兄ご提供、グラーヴの格付けシャトー「スミス・オー・ラフィット」が造るロゼワインです。 このヴィンテージの比率はわかりませんが、 品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローとのこと。 カベルネ・ソーヴィニヨンは直接圧搾法で、メルローはセニエ法で造られているようです。

 外観は薄めのオレンジ寄りなサーモンピンク、ロゼの価値はやっぱりこのキレイな色にありますね。 香りにはロゼらしく華やかで仄かにベリー感があり、なるほどボルドーのロゼだという感じがします。 そんな色や香りなので柔らかく薄甘いワインを想像するのですが、実際はかなり酸味しっかりでタイトな味わい。 「漢のロゼ」という印象です。

 やっぱりロゼは見た目からして華やかですよ。そしてさすが名門シャトーのロゼだけあって、ボトルのデザインにも高級感があります。 あまりメジャーじゃないのですが、一流どころのボルドー・ロゼは買って損が無いかと思います。

点数78点
Kitchen-lab KACOM コム兄

こちらがイケメン・シェフにして四児の父であるコム兄さんです。 本日は私と米柱さんのためにこんな会を開いて頂きホントにありがとうございます。

Kitchen-lab KACOM パテ・ド・カンパーニュ

次の料理がこちら。
ジビエのパテ・ド・カンパーニュ
ちゃんと聞いていないですが、ジビエの肉はコム兄が狩りした鹿やイノシシだったのではないかと思われます。 ワイルドですね~ナイスですね~

Graacher Himmelreich Riesling Dry 2017 [Dr. Loosen]
名称Graacher Himmelreich Riesling Dry 2017
グラーハー・ヒンメルライヒ リースリング ドライ 2017
生産者Dr. Loosen
ドクター・ローゼン
価格(能登さんから)
購入店

 4本目のワインは、卸売業に従事されている石川県出身の能登さんが持参されたドイツ産の白。 造り手は名門ドコロのドクター・ローゼン、畑はいわゆるドイツの特級畑であるGG(グローセス・ゲヴェックス)格付け。 ちなみになぜドイツなのに「ドクトル・ローゼン」じゃないんでしょうね?イギリス系なのかな?

 外観は、かなり濃くしっかりしたレモン色。よくソムリエさんなんかが『輝きのある~』なんて表現しますが、ホントにそんな感じです。 香りはとにかく花!花!!花!!!、そして少しのぺトロール香を感じます。品種の特徴が現れたとても良い香りです。 味わいも、外観や香りの印象通り濃いですね。甘味と酸味がガッツリ感じられます。

 とても良く出来た辛口リースリングだと思います。 正直師範にとって辛口リースリングはこれで十分というか、これ以上のプレミアム感を出すためにはどうすれば良いのかわからないくらいです。

点数83点
Kitchen-lab KACOM 陀羅尼助丸

この鼻クソを丸めたような物体は、陀羅尼助丸(だらにすけがん)という奈良独特の万能胃腸薬です。 田口さんから頂きました。効き目のほどはわかりませんが、声に出して言いたい名前ですね、だらにすけがん。

Gewurztraminer Terres Epicees 2020 [Dopff au Moulin]
名称Gewurztraminer "Terres Épicées" 2020
ゲヴュルツトラミネール "テール・エピセ" 2020
生産者Dopff au Moulin
ドップ・オ・ムーラン
価格(トミーさんから)
購入店

 どんどん行きます5本目です。 こちらは以前からフォローさせて頂いていますが初対面のトミーさんが持参されたアルザスのゲヴュルツトラミネール。 造り手のドップ・オ・ムーラン、ひし形のラベルが印象的でメジャーどころではあるのですが、 調べたところ稽古するのは初めてのようです。

 色は、前のリースリングと比べるとかなり薄め、そしてやや赤めの色調です。 香りはめっちゃライチ!です。ゲヴュルツらしい香りがパーッと広がります。 味わいはやや甘め、そこもゲヴュルツらしいですね。それでいてアルコール度数は14%もあるので、 スイスイとは飲めずにチビチビ飲む系です。

 前のリースリングが典型的なドイツの辛口で、こちらのゲヴュルツトラミネールは典型的なアルザスの半甘口でした。 大人数で飲むとこういう飲み比べが出来て楽しいですね。

点数81点
Kitchen-lab KACOM エビとタコの炒め物

どんどん料理を出して頂けます。
エビとタコの炒め物
赤い彩りがキレイで、エビのプリプリ感とタコのシコシコ感が楽しい一皿でした。

Beaujolais Nouveau 2024 [Lou Dumont]
名称Beaujolais Nouveau 2024
ボージョレ・ヌーヴォー 2024
生産者Lou Dumont
ルー・デュモン
価格(米柱さんから)
購入店

 6本目は前日もご一緒した米柱さんが持参されました。 師範同様、関東方面から持ってくるのは大変だしリスクもあるので、会場近くのワインショップで購入されたそうです。 昨年のボージョレ・ヌーヴォー、造り手は例年瞬殺アイテムだったルー・デュモンですが、 残っているところには残っているのですね。

 色はややくすんだ赤紫色です。 香りは、シンプルにイチゴのようなベリーの香りがあって、チャーミングな雰囲気です。 味わいは、甘酸っぱさもありますがちゃんとタンニンの渋味も感じられて、 一般的なボージョレ・ヌーヴォーよりもしっかりした造りという印象を受けました。

 ボージョレ・ヌーヴォー、1年くらい置いといたって普通に飲めるんですが、 スーパーなんかでは激しく値下がり(コレとか)するのはあまりに可哀そうですよね。

点数77点
Kitchen-lab KACOM 広いテーブル

こんな感じで宴は進んでおります。テーブルが広いのが良いですね。 東京のレンタルスペースとかだと、持ち寄り料理がテーブルに溢れちゃったりしますからね。

The Real McCoy Pinot Gris 2023 [Valli Vineyards]
名称The Real McCoy Pinot Gris 2023
ザ・リアル・マッコイ ピノ・グリ 2023
生産者Valli Vineyards
ヴァリ・ヴィンヤーズ
価格(さくはたさんから)
購入店

 7本目は、お堅い仕事をされているさくちゃんが持参されたオレンジワイン。 米柱さんが『お堅い仕事なのにオレンジワインとか意外過ぎる』などといじられていましたが、 なんかそういう印象ってありますよね。オレンジワインは自由業な人が好きそう、というか。

 さてこのニュージーランド産のオレンジワイン、外観は確かにオレンジ色で軽い濁りがあります。 香りは、いわゆる自然派香がけっこう強めではありますが、それ以外にオレンジの皮やアプリコットといったフルーツの香りもあるので、 ガチ・ナチュラルではありません。 味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり軽い渋味、この感じもいわゆる自然派オレンジの味わいですね。

 やっぱり師範は自然派に関しては解像度が低いというか、「あぁ自然派のオレンジですね」以上の表現が浮かばないんです。 嫌いじゃないんだけど、というか美味しいとは思うんだけど、特徴が捉えづらいんだよなぁ。

点数79点
Kitchen-lab KACOM サンマのパスタ

今回白眉だった料理がこちら。
サンマのパスタ
ジビエだけじゃなく旬の魚を使った料理も上手なのね。さすが公邸料理人をめざすだけのことはあるわね。

B Spatburgunder 2012 [Freidrich Becker]
名称"B" Spätburgunder 2012
"B" シュペートブルグンダー 2012
生産者Freidrich Becker
フリードリッヒ・ベッカー
価格(田口さんから)
購入店

 8本目はなんとマグナムボトル、 ブルゴーニュがお好きな田口さんが持参された気鋭のドイツの造り手 「フリードリッヒ・ベッカー」のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。 この造り手のピノは、3年前の「安ピノ対決」の際に稽古していて、 その時はあまりパッとしない印象だったのですが・・・

 今回は全く印象が異なりました。 マグナムボトルなのがいいのか、この"B"というキュヴェが特別なのかは分かりませんが、 全くもって完全にブルゴーニュと同格、それも良いところの一級畑くらいのクオリティがあります。 外観はドイツのピノにしては濃い感じの赤紫色で、香りはベリーの果実と樽の香ばしさがしっかり感じられます。 味わいのバランスも絶妙で、いくらでも飲んでいられます。

 これはめっちゃ美味しいワインですね。田口さんによればデシカさんで購入されたとのことで、 「もしあれば私も買おう」と心に誓いました(そして買いました)

点数89点
Kitchen-lab KACOM 鹿肉のソテー

このあたりになるとだいぶ記憶も怪しくなっておりまして・・・
鹿肉のソテー
でしたっけ?参加された方で覚えていらっしゃる方はお渡しした名刺に書かれた連絡先までご連絡頂ければ幸いです!

Sudsteiermark Sauvignon Blanc 2022 [Sattlerhof]
名称Sudsteiermark Sauvignon Blanc 2022
ズートシュタイヤーマルク ソーヴィニョン・ブラン 2022
生産者Sattlerhof
サットラーホフ
価格(まどかさんから)
購入店

 9本目はまどかさんが持参されたオーストリア産のソーヴィニョン・ブラン。 以前飲まれてとても気に入ったので購入した、とのことでした。 インポーターは、ドクター・ローゼンのリースリングやベッカーのシュペートブルグンダーと同じヘレンベルガー・ホーフさん。 関西では強い印象があるインポーターさんですね。

 外観は特に変わったところは無く、この品種らしいほぼ無色に近い薄レモン色です。 でも香りが素晴らしいんですよ。全員同意で、明らかに白桃の香りが感じられます。 ソーヴィニョン・ブランって、もっと青くてハーブっぽかったり、もっと黄色くてパッション・フルーツっぽかったりしますが、 これはちょうどその中間、絶妙な立ち位置の香りです。 味わいも、香りの印象を邪魔しないピュアな感じ。これは良いですね。

 師範にとってこの日の白の一番はこのソーヴィニョン・ブランでした。 めぐさんから『こういう白桃の香りがするワイン、他にないですか?』と聞かれましたが、ちょっと思い当たりません。 どなたかご推薦があればぜひご連絡ください。

点数85点
Kitchen-lab KACOM めぐさん&コム兄

参加されためぐさん(手前の後姿)はコム兄と調理師学校の同期だそうです。 関西のいろいろな有名店で料理を担当してこられたとのこと。 スー・シェフじゃないけど、キッチンで楽しそうにしておられました。

Vagabond 2023 [The Fledge & Co.]
名称Vagabond 2023
ヴァガボンド 2023
生産者The Fledge & Co.
ザ・フレッジ
価格(コム兄さんから)
購入店

 このワインで10本目、コム兄ご提供の南アフリカ産の白です。 この日は珍しく白が多かったですね。ここで稽古した13本中白が5本/赤が4本/泡が2本/ロゼとオレンジがそれぞれ1本。 大抵は赤が多くなりがちなんですけどね。奈良の人は白が好きなのかな?

 そしてこのあたりになるとメモもかなりいい加減で、「フレッシュかんきつ系」としか書かれていません。 もちろん記憶もおぼろげで、普通に美味しい白ワインだなぁ、というくらいしかおぼえていなかったり。 10種類もの品種が使われていて、あまり特徴的な個性がないワインだったのかもしれませんが。

 このワインと稽古していた時は既に、開始から3時間以上経っていたわけですよ。 そりゃ覚えていなくて当然ですわ・・・と自分を慰めております。雑に稽古しちゃってスミマセン!>コム兄&造り手さん

点数(76点)
Kitchen-lab KACOM フォカッチャ

この
フォカッチャ
的なパンもコム兄が焼いたんでしたっけ?それともどなたかのお持ち込み?記憶がヤバいです。

Hedonis Riserva 2015 [Feudo Arancio]
名称Hedonis Riserva 2015
エドニス リゼルヴァ 2015
生産者Feudo Arancio
フェウド・アランチョ
価格(にゃおさんから)
購入店

 さてさてこれが11本目です。こちらはにゃおさんが持参されたイタリアはシチリア産の赤ワインで、 造り手は安ワイン者御用達のフェウド・アランチョ、そこのプレミアム銘柄です。 品種はネロ・ダーヴォラ100%で、年間5,000本という少量生産のワインみたいです。

 色は、黒に近いくらい濃い色合いでした。さすが「ネロ」って言うくらいです。 香りは、煮詰めたプルーンのような香りがガツン!と来て、コーヒーやバニラの香ばしさもしっかり感じられます。 味わいも濃いですね。↑の白ではおぼろげな記憶だったのですが、このワインの印象はしっかり脳裏に刻まれています。

 フェウド・アランチョは高級なランクのワインを造らせても上手なんですね。 ちょっと一本調子な感じは否めませんでしたが、こういう複数人で1杯ずつの席にはぴったりだと思いました。

点数83点
Kitchen-lab KACOM プロングで抜栓

ここまででだいたい参加者が持ち寄ったワインは終了だったのですが、 能登さんがうやうやしく取り出され、プロングで抜栓して頂いたワインが↓でございます。

Savigny-Les-Beaune Premier Cru La Dominode 1997 [Dom. Bruno Clair]
名称Savigny-Les-Beaune Premier Cru "La Dominode" 1997
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "ラ・ドミノード" 1997
生産者Dom. Bruno Clair
ドメーヌ・ブルーノ・クレール
価格(能登さんから)
購入店

 12本目がこちらになります。 なんと1997年産のサヴィニ・レ・ボーヌ1級畑、造り手はブルーノ・クレールです。 この銘柄は道場でも何回か稽古していて、 1999年に1994年産と、 2001年に1988年産と、 2004年にまた1994年産と稽古しています。 それらを見返すと、どちらかというと早飲みした方が好印象だった感じなので、 果たして28年前のこのワインはどうか、大変興味があるところです。

 外観は、エッジにオレンジが見えはしますが、まだしっかりとした赤紫色でした。 香りは、熟成ピノらしいドライ・アプリコットのような香りに加えて、やや紅茶や紹興酒がいます。 味わいは・・・師範の感覚だとちょっとドライアウトしていますかね。 果実味が痩せておばあちゃんになっている感がありました。

 古酒好き、特に熟成ブルゴーニュが好きな方にはたまらないワインかも知れません。 でも師範にはやや熟成が行き過ぎているように感じられました。 とはいえ、これもまた経験、大変貴重なワインをありがとうございました!>能登さん

点数78点
Kitchen-lab KACOM アップルパイ

デザートは
アップルパイ
だったよね、きっと。


コム兄から連絡を頂き、「イチジクのタルト」だったそうです。


料理の詳細に関しては、きっと後日に米柱さんのnote に公開されると思いますので、あやふやな点に関してはそれを見て訂正を入れさせて頂きます。

Palmer. Nectar Reserve N.V. [Palmer & Co.]
名称Palmer. Nectar Réserve N.V.
パルメ ネクター レゼルヴ N.V.
生産者Palmer & Co.
パルメ&コンパニ
価格(コム兄さんから)
購入店

 このワインで13本目、ここの会場で飲んだワインはこれが最後です。 その「〆シャン」としてコム兄が出してくれたのは、甘口「ネクター」のシャンパーニュです。 甘口のシャンパーニュを飲むことって珍しいですよね。道場でも数えるほどしかないと思います。

 赤ワインで取り戻した記憶も、ここにきてまたボンヤリ状態に戻っちゃったわけですが、 それでもやっぱり美味しかった記憶はうっすらと残っております。 「最後に甘口」の良さと「〆シャン」の良さを併せ持っているなぁ、と思いました。 甘口シャンパーニュの使いどころはこのタイミングですよね。

 甘い泡でトドメを刺された今回のワイン会、結局コム兄からは3本のワインを提供して頂きました。 大丈夫だったでしょうか?赤字だったんじゃないですかね?

点数82点
Kitchen-lab KACOM 乾杯

参加者は会場内を自由に歩き回ることができて、すごくコミュニケーションの取りやすい会場ですね。 陰キャな師範もいろんな方とお話しさせて頂きました・・・と思います。何を話したかは覚えてませんけど。

そんなComny Wine Party、お昼の12時に始まって、完全撤収の午後6時までたっぷり楽しませて頂きました。 いつかまた機会があれば通常のコム兄キッチンにも参加したいと思います!

Kitchen-lab KACOM 会場

稽古したワインたち。10人で14本相当です。

■ワインショップ「デシカ」

ワインショップ「デシカ」 外観

二次会?は、学園前駅のお隣の菖蒲池駅からすぐのところにあるワインショップ「デシカ」にて。 いつもお世話になっているワイン商えいじさんが 運営されています。通常日曜はお休みのところ、今回のために開けて頂きました。

ワインショップ「デシカ」 店内

店内の奥には、オイルヒーターの逆バージョンみたいな冷却装置で温度管理されたセラーがあります。 ここで何本か、めぼしいワインを購入させて頂きました。 1本は安ワインですが、それ以外はワイン会等にお持ちしたいと思います。

そしてもちろんこのお店もワインの角打ちが可能です。

Alain Navarre Reserve Brut N.V. [Alain Navarre]
名称Alain Navarre Réserve Brut N.V.
アラン・ナヴァール レゼルヴ ブリュット N.V.
生産者Alain Navarre
アラン・ナヴァール
価格1,500円 (Glass)
購入店デシカ

 この期に及んでまた飲むのはシャンパーニュ、初稽古の造り手「アラン・ナヴァール」によるものです。 インポーターであるヌーヴェル・セレクションのサイトによれば、

『ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネが3分の1ずつのブレンド。 粘土石灰質土壌。平均樹齢約35年のVV。ステンレスタンクで醸造。48ヶ月間ビン熟成。ドザージュは7g/l。』

というシャンパーニュです。

 もちろんほとんど覚えちゃいませんが、メモによれば「色はやや濃いめ、泡のキメは細かい、香り柔らか」 だそうです。点数も81点と書いていますので、きっと美味しかったんでしょうね。そんなワインが飲めて幸せでしたね。

点数81点
ワインショップ「デシカ」 乾杯

はいはい乾杯乾杯!シャンパーニュが3人、ロゼっぽいのが1人みたいですね。

RA Poppelvej 2022 [Poppelvej]
名称RA Poppelvej 2022
ロォ ポッペルヴァイ 2022
生産者Poppelvej
ポッペルヴァイ
価格(会費込み)
購入店デシカ

 このワインは、参加者にえいじさんから出して頂きました。南オーストラリアはアデレード・ヒルズのオレンジワインで、 品種はシャルドネ100%とのことです。 ワイン名はオングストロームかと思いましたが、ネットで調べたところによると「ロォ」と読むそうで。 そういうことはラベルに一切書かれていない不親切な感じも自然派らしいですね。

 これまたもちろんほとんど覚えちゃいませんが、メモには「トマト」とあります。 きっとトマトの香りがしたんでしょうね。シャルドネからトマトはなかなか想像できませんけどね。 その面白味を味わってもらうために提供して頂いたのかもしれません。

 なんというか、どうしても自然派に対してあまり良い印象が持てない理由の一つに、 この「知っている人にしかわからないラベル」があるんですよ。 裏ラベルにはpHや生産本数などの情報も書かれているのですが、名前が読めないんじゃ困ります。

点数75点
ワインショップ「デシカ」 チーズ

ワインのあてに出して頂いたチーズは、アフィネ・オー・シャブリ(左)と、多分コンテ(右)です。 ワインとチーズを合わせるのは意外と難しいという言説をよく耳にしますが、コンテは万能だと思っています。

 これ以外にも1次会で余った残りやそれ以外なんかも飲ませて頂いて、会費は3,000円でした。いやー、飲んだ飲んだ。 ありがとうございました>えいじさん

ワインショップ「デシカ」 えいじさんとまどかさん

えいじさんとまどかさん、映画の1シーンのようでした。

アパホテル近鉄奈良駅前 外観

また近鉄奈良に戻って、午後10時過ぎにようやくチェックイン。

今宵の宿は、近鉄奈良駅のすぐ北側にあるアパホテル近鉄奈良駅前というところ。 個性的な経営者で知られるAPAホテル、泊まるのは初めてです。

アパホテル近鉄奈良駅前 室内

室内は、ダブルベッドがはいるくらの広さはあって、テーブルもゆっくりしています。 アメニティの類も充実していて、水もサービスで付いています。 一泊6,300円でしたが、もうこれで十分すぎるくらいでしたよ。

それではおやすみなさい。


22日(月)

■奈良

アパホテル近鉄奈良駅前 外観

おはようございます、奈良の朝です。

せっかくなので奈良公園まで朝散歩にでも行きたいところですが、 午前10時ごろまで稽古日誌の執筆準備活動に勤しんでおりました。 写真をリサイズしたり、各要素のタグを打ったり ・・・そんな作業が要らない点ではnoteが楽なんだけど、 もう古典ですからね、うちのサイト。

そして、そういう事務作業をするにもアパホテルは快適でしたよ。

ローソン奈良角振町店 紀州南高梅おにぎり

朝食は、町屋を利用したローソン奈良角振町店で買った熟成紀州南高梅おにぎり、184円也。 コンビニおにぎり、鮭とかたらことか、具が動物性のものだと微妙に高いので、つい安い方を選んじゃいます。 ちょっとだけ産地が近いということで、紀州の梅にしました。

近鉄電車

本日は奈良からまた西へ戻り、大阪方面へ向かいます。利用するのはまた近鉄電車、10:16発に乗りました。 ちなみにこの列車の座席、ロングシートにもクロスシートにも出来る仕様のようですが、 神戸からこちらへ来る時はクロスシート、本日はロングシートの配置になっています。 休日と平日で分けているですかね?血液に微量の鉄分を含んでおりますので、ちょっと気になりました。

■大阪

アパホテル近鉄奈良駅前 コンビニ朝食

1時間弱で大阪に到着。 大阪が東京だとすれば、距離的には神戸が横浜、京都が埼玉、奈良は千葉あたりな感じですかね。 街の格は別にして。

待ち合わせの場所の本町駅を出たら、たいそう立派なお寺があったので訪問。 「本願寺津村別院(北御堂)」というところらしいです。 ちょっとお参りしてくるかと思いましたが、 建物中ではいきなり儀式的なことが行われていましたので、すごすごと退散しました。

■タベルナ・マイアーレ

タベルナ・マイアーレ 看板

この日のお昼は、元はワインショップ「Cocos」の中の人で、 現在はフリーランスソムリエの片山さんとランチ。 お店は、大阪の中心部江戸堀にあるタベルナ・マイアーレというイタリアン・レストラン。 片山さんが懇意にされていた「アリア」というイタリアン・レストランから独立された方が運営されているお店とのことです。

タベルナ・マイアーレ 店内

店内は、二人掛けのテーブルが2つとカウンターが6席というとても小ぢんまりした造り。 あっという間に満席になりましたが、女性のマスター(マンマ)が手際よくワンオペで対応しておられました。

ランチの選択肢は2つで、1,000円のパスタランチと3,000円のメイン付きコース。 せっかくなので後者のコースをお願いしました。

タベルナ・マイアーレ 前菜

最初に出して頂いたのがこちら。
前菜盛り合わせ
まず種類の多さが嬉しいですね。鮮魚のカルパッチョゴボウの炒め物ブロッコリー生ハムオムレツなどが盛られていました。ワインが飲みたくなります(もちろん飲みました)

Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2023 [Umani Ronchi]
名称Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2023
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ 2023
生産者Umani Ronchi
ウマニ・ロンキ
価格4,500円 (お店価格)
購入店タベルナ・マイアーレ

 ワインのチョイスはもちろんソムリエである片山さんに一任しました。 リストを眺めてかなり考えておられましたが、結果的にはマンマからの 『このヴェルディッキオは果実味しっかり美味しいです』という提案を受け入れて選ばれました。優しい人なんだな、片山さん。 師範だったら、このボトルの形はサイゼリヤの1,100円ヴェルディッキオが思い起こされるので選ばなかったかも。 更に、後で過去を調べたら2016年に2014年産と稽古していて、あまりパッとしなかった模様。 さてこのヴィンテージはどうかしら?と。

 色は普通に薄めです。粘性も高くなく、サラッとしています。 香りは、思いのほかちゃんとしてます、というかそもそもの「思い」が低いところにあったのは否めません。 まずまず普通のボリュームで、わかりやすい柑橘と桃のような香りがありました。 意外だったのは味わいで、かなり厚みがあって「おぉ!」と思ったんですよ。後味の軽い苦味もアクセントになってナイスでした。

 香りはとりわけどうということは無かったのですが、味わいは結構グッとくるものがありました。 昔より美味しくなったのか、師範のストライクゾーンが広がったのかわかりませんが、これは「アリ」ですよ。 認識は更新していかなきゃダメですね。

点数76点
タベルナ・マイアーレ 乾杯

おっさんズで乾杯。連日連夜飲んでいても、やっぱりワインは美味しいのです。 片山さんから大阪のワイン事情をヒアリングしたり、ツイッター(現X)関連の話などをしながら飲んでおりました。

タベルナ・マイアーレ 生うにとフレッシュトマトの冷製タリオリーニ

コースのパスタは2種類からの選択なのですが、『お皿を分けてお出ししましょうか?』と提案して頂きました。 嬉しいですね~、ということで写真はハーフの量です。
生うにとフレッシュトマトの冷製タリオリーニ
この麺が素晴らしかったんですよ。マンマ手打ちのパスタだそうです。 曰く『麺は讃岐うどんみたいコシがあるのが大好きなんですよ』ということで、 細麺でもコシが出るよう研究されたそうです。そういう麺と水菜のシャキシャキ感が絶妙でした。 ソースはもう少しシャバさを抑えて麺に絡むようにして頂けると最高です。

タベルナ・マイアーレ 牛ホホ肉の煮込みと茸のタリアテッレ

もう一方のパスタがこちら。
牛ホホ肉の煮込みと茸のタリアテッレ
こちらの麺も手打ちです。太さが変わると食感もがらりとかわりますね。 こちらはソースの絡みも良くて、あっという間にお皿が空になりました。

タベルナ・マイアーレ 鮮魚(ハマチ)とじゃがいものカリカリ焼き

メインがこちら。
鮮魚(ハマチ)とじゃがいものカリカリ焼き
ハマチってこんなに美味しかったっけ?と思いました。皮とじゃがいものカリカリ感が楽しく、 とうもろこしの甘さも加わってたいそう美味しゅうございました。

タベルナ・マイアーレ デザート

最後に
デザート(ガトーショコラ、チーズケーキ、シャインマスカット)
とコーヒーを頂いて終了。お会計は二人分で10,500円でした。

いや~、お昼から楽しめましたよ。 3,000円のコースを普段使いするにはちょっと時間と懐の余裕が必要ですが、 1,000円でこのパスタが食べられるとあれば、すぐに満席になるのも納得のお店でした。

■タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ

タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ 外観

片山さんと次に向かったのは、 タベルナ・マイアーレからほど近い場所にあるタカムラ ワイン&コーヒーロースターズというワインショップ。 インポーター「マルカイ・コーポレーション」も運営する、大阪屈指のワインのお店ですね。 ツイッター界隈では有名なワインショップですが、師範は初訪問です。

店の外観はご覧の通りの立派なものです。一階がワインとコーヒーのショップで、 二階がラウンジっぽくなっています。 今やワインショップとしてよりもコーヒーの店としての方が有名、とのことでした。

リアルワインガイド記事

実は安ワイン道場師範、このお店の代表である松誠さんと2004年にワイン雑誌 「リアルワインガイド」で対談したことがあるんですよ。 その時の記事中表紙がコチラ。若き師範が偉そうなことを語っております (クリックで表紙拡大しますが記事は読めません)

タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ 店内

閑話休題、店内はとても広々としていて、世界各地のワインが売られています。 店の奥には閲覧可能なワインセラーがあって、銘醸ワインがズラリ。 棚卸したらいくらになるんでしょうね?怖い怖い。

そんな怖いワインに手を出すのは憚られますので、 「残り1本」でセールになっていたワインを買わせて頂きました。

タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ エノマティック

このお店はたくさんのワインを有料試飲できることでも有名です。 そのコーナーに設置されているのが、こちらのカード式ワインサーバー、日本最古のエノマティックです。 これが三台設置され、一台で12種なので、ワイン以外のお酒含め36種類が試飲可能です。

その一部に「ソムリエ二次試験用ブラインドテイスティング」と書かれ、見えないように隠されたワインがありました。 そりゃもちろんやりたくなりますよ。1杯25mlで450円、3種類トライしました。

タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ ブラインド・テイスティング

〇一杯目(白)
師範の予想:ソーヴィニョン・ブラン(豪州)
正解:×リースリング(ドイツ)
→香り華やか系だったので暖かい地方のソーヴィニョン・ブランかと思いました。ぺトロールは感じなかったんですよ。

●二杯目(赤)
師範の予想:カベルネ・ソーヴィニョン(豪州)
正解:カベルネ・ソーヴィニョン(米国)
→かなり渋味がしっかりしていたのでシラーズと迷いましたが、正解出来てガッツポーズです。

●三杯目(赤)
師範の予想:マスカット・ベーリーA(日本)
正解:マスカット・ベーリーA(日本)
→これは簡単でしたね。ただ、産地は山梨だと思いましたが実際は長野でした。

タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ 片山さん

一方、片山さんの成績は・・・ソムリエの名誉のために伏せておきます(笑)

コチラがテイスティングする片山さん。テイスティング・グラスがまるでおちょこのように小さく見えます。 本日はお付き合い頂きありがとうございました。 今後は飲食店のソムリエとしても活躍される予定とのこと、益々のご発展をお祈りしております。

JR京都線新快速

次の目的地は京都。 タカムラからは片山さんに教えて頂いた路線バスで大阪駅に向かい、 大阪駅から京都駅まではJR京都線の新快速を使いました。

■京都

京都駅

午後3時前、京都駅に到着。師範おこしやす。

京都駅のみどりの窓口で、EXアプリで予約した新横浜行きのチケットを、 熊本行きの自由席に変更する(※)にはどうすれば良いかという、 結構めんどくさい相談をさせて頂きましたが、丁寧に対応して頂きましたよ。


(※)結局、EX予約は手数料を払って払い戻して、別途熊本行のチケットを買った方が良い、ということになりました。

アパホテル京都駅東 外観

今宵の宿もAPA系列でアパホテル京都駅東というところ。 京都駅から近く、値段が手頃で、関西最終日くらい大浴場のある宿に泊まりたくてここにしました。

アパホテル京都駅東 室内

室内はこんな感じです。ティーテーブルまであって豪華じゃないですか。 これで一泊7,000円は、昨今のホテル代高騰の折からすればお安いと思います。

■鴨川

鴨川 四条大橋から

ワイン会の予約は午後7時からなのですが、『その前に0次会しましょう!』 と、謎の美女Tさんからお誘いを受けました。 いくつか選択肢を提示して頂けましたが、やっぱり京都といえば「鴨シャン」でしょう。 ホテルでくつろぐのもそこそこに、四条大橋まで向かいました。

リカーマウンテン 四条高瀬川店

鴨川のほとりでTさんとたべもえさんと合流、 鴨シャンなので「シャン」が必要です、ということで買い出しに向かったのはリカーマウンテン 四条高瀬川店。 高いのから手頃なものまで、数多くのシャンが揃っておりました。

鴨川 鴨シャン

再度鴨川のほとりに戻って、たべもえさんが持参してくれたシートを敷いて、憧れの「鴨シャン」スタートです。 この日は天気も良く、気温も暑くなく寒くなく、絶好の鴨シャン日和。師範ってば持ってるな。

H.Blin Cuvee de Reserve Charles Vercy N.V. [H.Blin]
名称H.Blin "Cuvée de Réserve Charles Vercy" N.V.
アンリ・ブラン "キュヴェ・ド・レゼルヴ シャルル・ヴェルシ" N.V.
生産者H.Blin
アンリ・ブラン
価格(4,000円くらい)
購入店リカーマウンテン 四条高瀬川店

 リカーマウンテン四条高瀬川店で、そんなに高くないレンジを見ていると、 見たことがない銘柄があったのがこれです。 アンリ・ブランはリカマン系列のネットショップにも頻繁に登場する造り手ですが、 この銘柄は業務卸用なようで、ECでは出していないみたいですね。

 まず外観は、結構濃いめでほんのりピンク色がかっていて、黒ブドウが多そうな感じです。 香りを嗅ぐと、ベリー系の果実香と、オレンジの皮のような柑橘香を感じます。黒ブドウでもムニエが主体だと想像しました。 味わいは、やや濃いめでやや甘め。ブリュットですが、ドザージュはやや多めな感じです。

 あまりキンキンしていない、わかりやすく美味しいシャンパーニュだと思いました。 師範はブラン・ド・ブランみたいなシャープなものより、少なくとも若いヴィンテージのものはこういうのが好きなんです。 お子さま味覚なんだろうと思います。

点数82点
鴨川 乾杯

それでは乾杯!

この時点では手が3つですが、 ほどなく米柱さんも合流して4人でのんびり。 時間的にはたっぷりと、ワイン的にはちびちびと鴨シャンを堪能させて頂きました。

■バルベーラ

バルベーラ 外観

今回の旅のメイン・イベント、 飲食店情報でいつもお世話になっている たべもえさん主催の京都でのワイン会に出席しました。 お店は、阪急京都線西院駅のそばにあるバルベーラというイタリアン・バル。 たべもえさんの会では毎月のように使われているお店とのことです。 今回は貸し切りで使わせて頂きました。

バルベーラ 店内

カウンターの上にはこんなにでっかいポルチーニ茸が。期待が高まります!

そして集まって頂いたのは下記の皆さんです。
たべもえさん(幹事)
米柱さん(門下生第百十四号)
Tannin Harukaさん(門下生第百十五号)
NAOTAKAさん(社長)
にゃおさん(奈良でも同席)
コム兄さん(京都ではお客さん)
みなみさん(主役は遅れて登場)
・Tさん(謎の美女)
・さやかさん(ハワイ土産ありがとうです)
・泉さん(元ワインYouTuber)
・よしさん(京都ワイン会界隈の重鎮)
・さっちゃん(最年少のお嬢様)
安ワイン道場師範(プー)

バルベーラ ビールで乾杯

参加者が揃うのを待つ間、乾杯が待てないメンバーはビールで乾杯の練習。 銘柄はサッポロの赤星です。ワインも美味いけどビールも美味いっすね。乾杯!

Bricco Maiolica Rose N.V. [Bricco Maiolica]
名称Bricco Maiolica Rosé N.V.
ブリッコ・マイオーリカ ロゼ N.V.
生産者Bricco Maiolica
ブリッコ・マイオーリカ
価格7,500円 (お店価格)
購入店バルベーラ

 ワインの1本目を選ぶ際、オーナーの古川シェフに4種類のイタリア産スパークリングを並べて頂きました。 その中から選ばれたのは、たべもえさんが強くご推薦されたネッビオーロの泡。珍しいですね。 見たことのない銘柄ですが、京都のインポーター「イタショク」というところが輸入されているそうです。

 外観は、品種がネッビオーロのブラン・ド・ノワールのロゼですが、 どちらかというと赤みは少なめでオレンジに近い色合いです。 香りはやや控えめ、キレの良い酸を感じる柑橘系の気配を感じます。 味わいはかなり酸が強め、シャープな味わいです。

 美味しいけど、現時点ではまだ酸の主張が強く感じられます。 やっぱりこれも「女子は酸味が強いワインが好き」説を補強するワインでした。 一方で男子はもう少し甘めで柔らかい方が好きかな?主語が大きすぎる気はしますが、一般的な傾向として、ね。

点数79点
バルベーラ スパークリングワインで乾杯

改めてスパークリングワインで乾杯!

この時点で揃ったのは7人くらいだったかな?カウンター席だったので全員のグラスを画角内に収めるのは無理でした。

Encry Blanc de Blancs Brut Millesime 2007 [Encry]
名称Encry Blanc de Blancs Brut Millesimé 2007
エンクリ ブラン・ド・ブラン ブリュット ミレジメ 2007
生産者Encry
エンクリ
価格(NAOTAKAさんから)
購入店

 次のワインもスパークリングで、こちらはNAOTAKAさんから 『師範と柱が来るので、セラーに面白いワインがあったから持ってきた』といって持参されたシャンパーニュ。 銘柄はエンクリなのですが、エンクリがこのワイナリーを買う前の在庫だったらしく、 造ったのはエンクリではないそうです。 ヴィンテージを示す"2007"の文字は手書きで書かれ、これが最後の1本とのことでした。

 色はやや濃いめのレモン色で、さすがは20年近く年を経たシャンパーニュであることがわかります。 香りにはしっかり熟成感があって、お漬物のような雰囲気をまず感じるのですが、 その奥にパッションフルーツを漬け込んだような独特の果物感と、ちょっと自然派っぽい石鹸感もあって、 複雑さに富んだ香りです。味わいは・・・忘れました。

 やっぱりシャンパーニュは長期の熟成に耐えますね。 特に、ブラン・ド・ブランはこれくらい熟成させた方がまろやかさが出て美味しいと思います。 ありがとうございました!>NAOTAKAさん

点数83点
バルベーラ シャンパーニュで乾杯

もう一度シャンパーニュで乾杯!

この状況だと全員のグラスが入りますね。やっぱり日本人の乾杯はちゃんと集まってのこのスタイルですよ。 グラスを掲げるだけの西洋式だと「ご献杯」みたいになっちゃいますから。

バルベーラ ブルスケッタとオリーブのフライ

料理も始まってます。
オリーブのフリット
ブルスケッタ2種
オリーブのフリットはイタリアのマルケ州の名物料理だそうです。 オリーブの中に豚のミンチが詰めてあって、無限に食べられそうでした。

Bechar Fiano di Avellino 2023 [Antonio Caggiano]
名称Béchar Fiano di Avellino 2023
ベシャール フィアーノ・ディ・アヴェリーノ 2023
生産者Antonio Caggiano
アントニオ・カッジャーノ
価格5,500円 (お店価格)
購入店バルベーラ

 次は白なのですが、ここでNAOTAKAさんから『全員で1本をシェアするんじゃなくて2本ずつ頂きましょう』 との提案がありました。これ、安ワイン道場的には助かるんですよね。 一度にたくさんのワインと稽古するととにかく更新が大変なので、なるだけ種類を減らしたいんです。 そして、ある程度量が無いとあっという間にグラスが空になっちゃいますからね。

 この白を選ぶ際には「バルベーラ会」の習慣らしい、指差し「せーの!」投票で選ぼうということになりました。 選択肢はロゼを含めて4種類ありましたが、選ばれたのがこのカンパーニャ州のフィアーノです。 香りは結構華やか系で、ちょっと海の香りも感じます。味わいはコクがあるしっかり系で、後味に軽い苦味を感じます。

 これはわかりやすく美味しい白でした。イタリアのフィアーノとスペインのアルバリーニョって、 なんとなく似てますよね。似てませんかね?比べて飲んだことは無いんですけどね。

点数80点
バルベーラ 真鯵のカルパッチョ

最初の前菜がこちら。
真鯵のカルパッチョ
これから取り分けるわけですが、お皿にしても盛り方にしてもキレイですよね。シェフのセンスの良さが伺えます。

DuMol Chloe Russian River Valley Chardonnay 2020 [DuMol Winery]
名称DuMol "Chloe" Russian River Valley Chardonnay 2020
デュ・モル "クロエ" ロシアン・リヴァー・ヴァレー 2020
生産者DuMol Winery
デュモル・ワイナリー
価格(よしさんから)
購入店

 こちらのカリフォルニア産のシャルドネと、後ほど登場する同じ造り手のカベルネ・ソーヴィニョンは、 京都でワイン会を主催されているよしさんに持参して頂きました。ありがとうございます! 安ワイン道場師範、安ワイン者の代表として謹んで高級カリ・シャルと稽古させて頂きます。

 外観は思いのほか薄めのレモン色です。 カリフォルニアの高級シャルドネって、もっとレモン色が濃いのが多いイメージがありました。 でも香りは高級感バリバリなんですよ。少し煙たく感じるくらい樽がしっかりかかっていて、 その樽香にも負けないリンゴと蜜の香りを感じます。 味わいも、香りの強さに負けないボリュームがあって、なるほど高級カリ・シャルでございます!って感じです。

 飲んでいる時は「これ高いんだろうなぁ」くらいの認識でしたが、 後で調べてビックリ!1本2万円近くもするワインなんですね。そりゃ美味しいはずだわ。感謝感激でございます。

点数85点
バルベーラ ブラインド

次のワインはNAOTAKAさんが持参されたものですが、せっかくなのでブラインドで当てっこしましょう! ということになりました。楽しいなぁ、このワイン会。そしてめっちゃ可愛いですよね、このボトルカバー。

Duo d'Amis 2014 [Dom. Baron de Rothschild [Lafite] & Suntory Wine International]
名称Duo d'Amis 2014
デュオ・ダミ 2014
生産者Dom. Baron de Rothschild [Lafite] & Suntory Wine International
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルド[ラフィット] & サントリー・ワイン・インターナショナル
価格(NAOTAKAさんから)
購入店

 さてブラインドで出されたのがこちらのワインです。 ほぼノーヒント、伝えられたのはNAOTAKAさんの会社のセラーに長いこと寝かされていたワイン、ということだけでした。 師範の思考の過程を書いておきます。

 まずボトルの形からブルゴーニュではないことがわかります。 色は、それほど濃くは無いけど暗い感じの小豆色で、熟成したボルドー系品種であることが想像されます。 香りを嗅ぐと、まさしくボルドー的な黒系果実の香りと、ちょっと乳製品のような雰囲気も感じます。 味わいはかなりこなれていて、ヴィンテージは2000年以前だと想像しました。

 これは「シャトー・ムートン・ロートシルド 1990年」だと思い、 『まず国は?』との問いにフランスと答えたところ不正解、というかこの時点で正解者ゼロ。 答えは、サントリーとボルドーのシャトー・ラフィットが協力して造ったデュオ・ダミ、 意味は「友情の二重奏」という高級日本ワインでした。なるほどそう来ましたか!です。

 これが日本ワインであることを当てたのは、後から参加されたTannin-Harukaさんだけでした。 彼女は安ワイン道場の門下生です。良き門下生を持てて師範は鼻が高いぞ!

点数88点
バルベーラ イチジクとハムのサラダ

二皿目の前菜がこちら。
ハムとイチジクのサラダ
イチジク、季節ですよねぇ~って、料理の味に関するコメントが無いのは、 話に夢中でメモ取る暇もなく、あまり覚えてもいないからです。ゴメンナサイ!

Sella & Mosca N.V. [Alghero Torbato]
名称Sella & Mosca N.V.
セッラ&モスカ N.V.
生産者Alghero Torbato
アルゲロ・トルバート
価格4,500円 (お店価格)
購入店バルベーラ

もう1本(本数としては2本)、お店の泡を頂くことになりました。 こちらイタリアはサルデーニャ島のスパークリングです。 トルバートというのが品種の名前みたいですね。あまり聞いたことがない品種です。 というか、サルデーニャのスパークリングって初めて稽古するかも知れません。

 色はよく覚えていませんが、泡立ちはちょっと少なめだったように思います。 香りは、近いのはアスティかな?桃のようなちょっと甘めのフルーツ香を感じました。 味わいも、香りの印象通りやや甘口。ホッとする味わいではあります。

 香りも味も、やっぱりアスティっぽいんですよね。 1本目の所に「男子は甘いのが好き」と書きましたが、 そうでもないかも知れません。手のひらクルーさせて頂きます。

点数75点
バルベーラ 秋刀魚のバルサミコソース

メインの魚料理がこちら。
秋刀魚のバルサミコソース
名前が雑ですみません、秋刀魚をクルクルッと丸めて焼いてありました。 秋刀魚も季節ですね~、今年は安くて良いですね~、でも乱獲しないで欲しいですね~

Roero 2021 [Matteo Correggia]
名称Roero 2021
ロエーロ 2021
生産者Matteo Correggia
マッテオ・コレッジア
価格5,500円 (お店価格)
購入店バルベーラ

 お店の赤も1種類×2本頂くことになりました。 選択肢は3種類、トスカーナのロッソ・ディ・モンタルチーノと、ウンブリア州のモンテファルコ、そしてこのロエーロ。 ロエーロって赤もあったんですね。ロエーロ・アルネイズの印象が強いので、白だけかと思っていました。

 色はかなり薄めの紫色で「ネッビオーロみたい」と書いています。 香りは、赤系果実の華やかな雰囲気で「ピノ・ノワールみたい」です。 味わいは、タンニンが柔らかくてスイスイ飲めてしまいます。

 ピノ・ノワール系の、軽めで華やかなワインです。 これは高騰著しいブル・ピノのセカンド・ソースになり得るんじゃないですかね。 渋味大好きタンニン族な皆さんには物足りないかも知れませんが。

点数83点
バルベーラ ポルチーニ茸のリゾット

冒頭写真の茸をリゾットにして頂きました。
ポルチーニ茸のリゾット
師範としては珍しい失敗を犯してしまいまして、取り分けられる前の写真を撮りのがしております。 よっぽど楽しかったんでしょうね。この時点ではまだ男性に囲まれていたんですけどね。

Du Mol Montecillo Vineyard Moon Moutain Cabernet Sauvignon 2019 [DuMol Winery]
名称DuMol "Montecillo Vineyard" Moon Moutain Cabernet Sauvignon 2019
デュ・モル "モンテチッロ・ヴィンヤード" ムーン・マウンテン カベルネ・ソーヴィニョン 2019
生産者DuMol Winery
デュモル・ワイナリー
価格(よしさんから)
購入店

 白のシャルドネ同様、 こちらも京都ワイン会界隈の重鎮よしさんがじさんされたものです。 造り手の「デュモル・ワイナリー」、 そもそもはブルゴーニュ・スタイルのピノ・ノワールとシャルドネを中心にワイン造りをしていたそうですが、 2014年からカベルネ・ソーヴィニョンも造り始めたそうです。

 この段階になるとメモも記憶も怪しくなってくるのですが、 メモに書かれているのは「めっちゃカリカベ」の文字のみ。 確かに、典型的な、良く出来たカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンだった、という印象があります。 そして、そのクラスになると師範はオーパスワンもこれも見分けがつかないだろうと想像が付きます。

 ネットで調べても出て来ませんでしたが、こちらもきっと大変高級なお値段のワインなんでしょうね。 そして、それなりのお金を出せばまずハズさない、というのがカリフォルニアのワインの強みのような気がします。 貴重なワインをありがとうございました!>よしさん

点数86点
バルベーラ 鴨のロースト

いよいよメインがこちらです。
鴨のロースト
「やっぱ赤ワインには鴨っすよ、鴨!」と言いながら、師範の記憶は空の彼方へ飛んで行ってしまいました、とさ。

Maior Montefalco Sagrantino 2019 [Terre de la Cvstodia]
名称Maior Montefalco Sagrantino 2019
マイオール モンテファルコ・サグランティーノ 2019
生産者Terre de la Cvstodia
テッレ・デ・ラ・クストディア
価格7,000円 (お店価格)
購入店

 というわけで、このあたりからほとんど記憶も記録もありませんが、 このワインは遅れて登場されたみなみさんが持参されたんだと思いましたが違うみたいですね。 ネットで調べようと思って"MATOR"で検索かけても全然引っかからず、よく見たら"MAIOR"なんですね。 テッレ・デ・ラ・クストディアはウンブリア州モンテファルコを代表するワイナリーの一つで、 醸造コンサルタントにはあのリカルド・コタレッラ氏が務められてるそうです。

 そしてこのワイン、「濃かった」ということ以外ほとんど覚えていません。 というか、濃かったことを覚えているのは師範ではなくカメラで、 前のロエーロと比較しているグラス写真を撮っているんですね。 ほーらこんなに差があるよ!ってことだったんだと思います。

 安ワイン道場では往々にして、「飲んだ記憶はほぼ無いが写真には残っている」という自体が発生します。 カメラだけは失くさないように(一度失くしています)気を付けたいものです。

点数??点
バルベーラ パスタ

〆の料理がこちらです。
トマトソースのパスタ
ハイ、覚えていません。毎度グダグダな師範ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます!

Pineapple Wine N.V. [Oafu's Winery]
名称Pineapple Wine N.V.
パインアップル・ワイン N.V.
生産者Oafu's Winery
オアフズ・ワイナリー
価格(さやかさんから)
購入店

 この会の前にハワイに行ってらしたさやかさんからは、お茶とお菓子のお土産を頂き、 このワイン(と書いて良いのかな?)を差し入れて頂きました。 パイナップルから造られたワインは、以前沖縄産と稽古しております。 正直「色物ワイン」という印象があることは確かです。

 もちろん、前のワインは全く覚えていないような状態なので、 このワイン?に関してもほとんど覚えちゃいないのですが、幸いにもメモがあります。 それによれば「コパトーン」「ココナッツ」「ヨーグルト」だそうです。 確かに強烈なココナッツ香がありましたね。多分、パイナップル自体からそういう香りがするとは思えないので、 香り付けに樽っぽくなる素材が使われているだと想像します。

 美味い不味いは置いといて、大変興味深いワインをありがとうございました!>さやかさん

点数70点
バルベーラ 古川さん

結局お開きになったのは日付が変わって0時30分頃。長々とお世話になりました。 こちらが、バルベーラのオーナー兼シェフの古川さん。 今回は私どものために定休日の月曜に開けて頂きありがとうございました。 きっとまたいつかお伺いすると思いますのでよろしくお願いします!

そんな感じのバルベーラ会、お会計は一人12,800円でした・・・と思います(いくら払ったかも覚えていない)

バルベーラ 稽古したワイン

稽古したワインたち。お店のワインは2本ずつの12人で11種15本。

アパホテル京都駅東 夜食

西院にあるバルベーラからアパホテル京都駅東まではもちろんタクシーで帰ります。2,400円でした。 京都の飲み会は、鉄道での移動がメジャーでは無いので、あまり終電を意識しないのだそうです。

宿に着いたのはもう深夜1時、おなかも肝臓もいっぱいのはずなのに、やっぱり夜食と寝酒を買っちゃうんですな。 京都麦酒ペールエールが350円、タコとブロッコリーのバジルサラダが300円。 開いててよかったセブンイレブン、いや開いてなきゃよかったセブンイレブン。

というわけで京都の夜に一人乾杯しておやすみおす。


23日(火)

■京都

APAホテル京都駅東 外観

おはようどす、京都の朝。泊まったアパホテル京都駅東の全体写真です。

本来この日は京都観光でもする予定で1日空けていたんだけど、 実家の母から『洪水被害復旧の手伝いに来て欲しい』との依頼を受けて、急遽更に西の九州方面へと行先変更。 切符は前日のうちに手配済み、新幹線自由席です。 なぜ自由席にしたかは、もちろん朝何時に起きることが出来るかわからなかったからですよ。

 とはいえ師範ももういい歳ですから、7時過ぎには目が覚めました。特に二日酔いなどもなく、これなら今日一日活発に活動できそうです。

APAホテル京都駅東 大浴場

そこそこ時間があったので、朝から大浴場を利用しました。 フロアは1階にあって、 「露天風呂」と書かれていますが、空気だけが建物外で景色は全く見えません。 それでも大きな風呂にゆっくり浸かるのは気持ちが良いですね。

さくら547号

京都から熊本へは新幹線を利用。 まずは京都から新大阪までは1駅だけのぞみで向かい、新大阪からは8:53発のさくら547号で熊本まで。 自由席ですが、早めにならんだので普通にE席に座れました。

京都から熊本までの総所要時間は3時間半くらい、早くなったとはいえ結構時間がかかりますな。 長時間の乗車だけど、午後から車を運転する必要があるのでお酒は飲めません。

■熊本

熊本 くまモン

というわけで1週間ぶりに郷里熊本へ帰って参りました。 今月は3回熊本へ来ています。プー太郎生活じゃ無きゃ難しかったでしょうね。

熊本 レンタカー

片付けその他に足が必要、ということでレンタカーを借りました。利用したのはニコニコレンタカー熊本駅前店。 軽自動車のクラスを24時間借りて、上から2番目の補償を付けて5,830円。 安くは無いですが、地方で手伝いをする時には車がないとどうにもならないんですよね。

車を借りたら一旦実家へ寄って師範母と弟をピックアップ、その後昼食に向かいました。

■麦屋

麦屋 外観

三人でお昼を食べに向かったのは、熊本市西部にある麦屋という蕎麦と郷土料理の店。 母は軽い物しか食べられないので、近所だとここ一択らしいです。

店は古民家風の造りで、結構広さがあります。ただ、地方はどこもそうなんでしょうけど、人手不足らしく回転が遅いです。 着いたのは午後1時頃なのに店内に待つ人がいて、テーブルに付いても注文を取りに来ないし注文した料理が出されるのもかなり時間がかかりました。

麦屋 カツとじ丼

この店で師範が注文したのはカツとじ丼、900円。 薄めのとんかつを卵と薄口しょうゆベースの汁でとじてあります。 ボリュームは普通、味も普通。不味くはないのですが自分でも作れる感じでした。

■実家

熊本 実家での夕食

実家に戻って、午後は弟と一緒に片付け作業。ベッドなどの大物を動かして床を拭き、レイアウトも多少変更。 この日に自宅に帰る弟を駅まで送っていて、本日の作業終了です。

夕食は、近所のスーパーで買ってきた刺身で晩酌です。 手前のマダイは見た目こそキレイですが期待したゴリゴリ感は無くて残念。 一方奥のタチウオはしっかりした身質でナイスでした。

熊本 甘味黒糖焼酎れんと

アルコールは、師範母が買っておいてくれたキリンの晴れ風と、弟が買ったらしい甘味黒糖焼酎れんと。 焼酎の方は、弟からは『阿蘇の清酒「れいざん」を買っておいた』と言われましたが、きっと見間違いですね。

そんな実家片付け手伝いの日でした。多少疲れたので、早めの時間におやすみなさい。


24日(水)

■熊本

博多のランチ募集

おはようございます。熊本の実家で朝を迎えて、午前中は母の買い出しなどに付き合い、熊本駅でレンタカーを返して福岡に向かいます。

急遽予約したフライトは福岡空港発16:15なので、博多駅界隈でゆっくりランチする時間が発生しました。 そこで、前日にツイッター(現X)で「博多駅近辺で昼からワインが楽しめる店」を 募集したところ、 いくつか候補を頂きましたので、 そこを訪問することにしました。

うしじま酒店 菊鹿シャルドネ樽熟成2023

熊本駅でもちょっと時間があったので、土産物屋を物色。 駅ビル内にある酒屋を覗くと、なんと「菊鹿シャルドネ樽熟成2023」が並んでいるじゃないですか! 最近有名になってなかなか買えなくなったんですよね。自分へのお土産、「善因善果」ということで1本ゲットさせて頂きました。

さくら550号

熊本からの新幹線は10:39発さくら550号。席はもちろん自由席。よっぽどじゃなきゃ熊本博多間は自由席でも座れるみたいですね。

さくら550号 車内で晴れ風

帰りの新幹線ビールはキリンの晴れ風。老母が、手伝いに来る息子のために買っておいてくれたもので、 『残っても飲まないから持って帰りなさい』と。

もう歩くこともままならないような身体で運ぶのは重かっただろうに。そしていくつになっても「母親」と「子ども」なんだな。

■福岡

博多駅

お昼前に博多駅に到着。教えて頂いた中で、 博多駅から近くてサクッとワインを飲めそうなお店を二軒廻ることにしました。

■博多ワイン醸造所 竹乃屋

博多ワイン醸造所 竹乃屋 外観

一軒目は、いつもナイスな情報提供をして頂ける飲み友だちで、 京都でもお世話になったたべもえさんに 教えて頂いた博多ワイン醸造所 竹乃屋というお店。 なんと博多駅前にも都市型ワイナリーがあるんですね。 せっかくだったらその場所でしか飲めないものを飲みたいので、第一候補にさせて頂きました。

博多ワイン醸造所 竹乃屋 醸造用タンク

店内には、確かに大きな醸造用タンクがいくつも鎮座しています。 樽は無かったので全てステンレス発酵・熟成のようですね。 場所はオシャレなファッションビルの二階なんですが、 こんな重そうな設備入れて大丈夫なの?と余計な心配をしてしまいました。

博多ワイン醸造所 竹乃屋 3種飲み比べセット

飲んだのはもちろん店内醸造 3種飲み比べセット、60ml×3種で1,089円です。 以下に簡単な感想を書かせて頂きます(左から)

・白:豪州産リースリング
→色はほぼ無色で微発泡、青い柑橘類の香りが主体でぺトロールは感じません。 味わいは酸味がしっかり、個人的はやや酸っぱく感じます。惜しくも69点です。
・オレンジ:長野産ナイアガラ
→こちらも色は薄くてほぼ白ワインです。香りはめっちゃナイアガラですね。生ブドウそのまんまが香ります。 シンプルではありますが、まずまずイケます。71点です。
・赤:豪州産メルロー
→色は赤ワインなのですが、嗅いだこと無い香りに支配されています。酸化臭かな? 味も独特で、60ml飲み干すのに一苦労でした。全くメルローっぽさがないので、よっぽど特殊なワインを造りたかったか、 あるいは醸造上の失敗かも知れません。49点かな。

博多ワイン醸造所 竹乃屋 焼とり重御膳

・・・と、ワインの内容的にはちょっと残念だったのですが、ランチの焼とり重御膳 1,199円は、 ちゃんと焼き立ての焼鳥が4本乗っていて結構美味しかったっすよ。 ワイン造りに関しては、これから上手になっていくのでしょう。面白い経験をさせて頂きました。

■ニューコマツ

ニューコマツ 外観

もう一軒行きます。こちらは、 五月連休に熊本でご一緒したこめだわらびーむさんに 教えて頂いたニューコマツというワインとクラフトビールのバル。 博多駅直結の「デイトス」の中にあります。

店はカウンターと、ちょっとだけ立ち飲みテーブル席(写真手前)、2列のカウンターの間に店員さんがいるイメージです。 写真だとちょっとオシャレな感じに映っちゃってますが、実際はもっと「立ち飲み屋」感のあるお店です。

ニューコマツ ワインセット

こちらがワインセットの紹介。 料理1皿とワイン2杯が付いて1,800円。選べる料理は3種類、選べるワインは5種類から。 料理は一番上の前菜10種プレートを選択しました。

それが運ばれてきて、若干「しまった!」と思いました。 気分的には、軽く料理を摘まみながらワインを楽しむ、みたいなイメージでいたのですが、 これは結構ガチな量です。お昼は既に食べているので、更にこれ食べちゃったらワインが入る余地が無い。 食べ物を残すのが苦手な昭和世代なので、結局頑張って料理を食べることになりました。

そんな料理に合わせたワインが以下の2杯です。

ニューコマツ 前菜盛り合わせと白ワイン

まず白ワインです。 色はそこそこしっかりしたレモン色で、香りは南米のシャルドネかしらね? 厚みのある果実香があります。味わいもやや甘め。これはきっとチリのシャルドネですね。

お店の方に銘柄をお聞きしたら、ハートリーフというオーストラリアのシャルドネでした。 7月に居酒屋で稽古していますね。 普通に美味しくて72点です。

ニューコマツ 前菜盛り合わせと赤ワイン

次が赤ワイン、容易に想像がつくのですが、もちろん銘柄はハートリーフでした。 これも以前稽古していて、こちらも普通に美味しい赤ワインですよ。白と同様の72点です。

せっかく良い店を教えて頂いたのに、注文の選択を誤ったなぁ。 軽いつまみ1品と、数種類あったグラスワインから選ぶべきでした。 お会計はもちろんセット価格の1,800円でした。

■福岡空港

福岡空港ラウンジ

福岡空港へは早めについたのですが、例によって似非ラウンジおじさんするためにパワーラウンジへ。 いつもはビールを頂くのですが、今回はちょっと長居するのと、道場の更新作業をしたかったのでソフトドリンクにしました。 コーヒーは美味しかったですよ。

スカイマーク021便 外観

帰りの飛行機は福岡16:15発スカイマーク021便。 機内エンターテイメントなどは無いし、そこそこアルコールも入っているのでぐっすり寝倒しておりました。

スカイマーク021便からの夕焼け

着陸が近づいたころ目が覚めて、窓の外を見るときれいな夕焼けの中を飛んでおりました。 今回座った席は最後尾のK列。いくつになっても窓側が好きなんですよ。

そんな感じで、無事道場のある横浜へ帰って参りました。


(帰った日に稽古したワインはこちら


総括

関西ワイン行脚で稽古したワインの一部

以上、3泊4日の関西と1泊2日の九州を含む「関西ワイン行脚」のご報告でした。

一緒に飲んだ25名の皆様、10軒のお店の皆様、大変お世話になりました! 安ワイン道場、なんのために続けているのかわからなくなることもありますが、道場がご縁で繋がった人間関係は宝です。

プーさん生活は一旦終了しましたが、また飲みたいものを飲んで食べたいものを食べ、 会いたい人に会う旅に出たいと思います。よろしくお願いします!