5月、安ワイン道場は19年目に突入します。
年初には、
「ツイッターやらフェイスブックやらのSNSとの連携は考えません」なんて書いてましたが、
軽やかに前言撤回してツイッターとフェイスブック、始めました。
トップページと、今月以降のページの先頭に、フォロー用のアイコンを置いています。
実は4月からスタートしていたんですが、1ヶ月の試用期間を経てなんとなくやりざまがわかってきたので、
ここで公開。以下のような基準で運用して参ります。
Twitter
「安ワイン道場師範」としてアカウントを取っています。
リアルには一般人な師範が、日々の出来事をつぶやいて面白いことなんてまず無いので、
主に安ワイン道場の更新アナウンスに使います。
ツイッターのアカウントをお持ちの方は師範をフォローしておくと、更新されれば短いコメントと共にお知らせが届く、
という親切設計(笑)です。
万が一フォロワ―が増えたりしたら、それを使ってバーチャル・ワイン会みたいなこともやってみるかも
・・・しないかな?まぁやってみないと判りません。
Facebook
こちらは、安ワイン道場師範ではなくその作者本人でアカウントを取っています。
安ワイン道場の裏話的なことを書いていくと思われます。
ここの読者な方から友だち申請して頂ければ喜んで承認させて頂くつもりですが、
面倒くさがりなのでいちいち「いいね!」を付けて回るようなことはしないと思います。
いずれもこのサイトの補完的な役割で、
あくまでメインのコンテンツはここ「安ワイン道場」ということは変わりません。
また、全く同じ記述を載せること(いわゆるSNS連携)もしません。
ここに「いいね!」ボタンを置いたりするのも当面はしない予定です。
そんな感じでヌルく始めました。
5月も今日で最終日、関東地方は曇りの予報なのにバッチリ晴れて朝から真夏のような気温。
こう暑いと昼過ぎにはビールに手が伸びてしまいます。
というわけで、女性陣がシュークリームでお茶しているところ、
師範は茹でた蚕豆とビール。あー極楽極楽。
ちなみに本日、かなり前から使ってきた枕を買い換えました。
理由は、先日テレビの健康番組で、枕には沢山のダニが住んでいる可能性があり、
朝起きて鼻が詰まってたりくしゃみが出たりするのはダニが原因、なんて言ってたんですな。
で、確かに鼻は詰まるしくしゃみも出る、と。
以前の枕は蕎麦殻、そして今回のも蕎麦殻。羽毛枕も持ってたりするけど、
古い田舎の日本人たる師範は、ああいう柔らかいのはどうも苦手です。
名称 | Villa Montes Cabernet Sauvignon 2012 ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニョン 2012 |
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生産者 | Montes S.A. モンテス S.A. |
価格 | \961 (単品価格:\1,620) |
購入店 | エノテカ 楽天市場店 |
そんな感じで午後にはビールを飲み始めたので、ワインの抜栓も早いです。
まだ日の高いうちから開けちゃったワインは、チリ産のカベルネ・ソーヴィニョン「ヴィラ・モンテス」。
エノテカのセットにはよく入っているため、2011年産とは2度稽古済み
(ココとココ)
の銘柄です。
ちなみにワインの相手は、最初は蚕豆の残り、そして夕飯時にはひき肉のレタス包み、ジンギスカン、モヤシとニラとエリンギの炒め物、そぼろご飯でした。
色は、一昨日のコレとはかなり違った雰囲気で、
「これぞチリ・カベ」な濃い紫色。
ネットリ感もありグラスの内側をゆっくりと垂れる様は、なんだか高級ワインのようです。
香りは、ショップの紹介文
『キャラメルやシナモン、甘いキャンディー、ミントなどのニュアンスがあり、フレッシュなフルーツの香りが特徴』
をマルッと支持します。
味わいは、まず甘さがしっかりしていて酸味はそれなり、
渋味もたっぷりだけどザラつきが無くてスムーズ。
こちらもショップの紹介文
『力強く、コクのある豊かな味わいは全ての人に親しみやすく、飽きのこない赤ワインです』
に肯かされるところです。
香りのボリュームや複雑さもあり、味わいもしっかりとしていて飲み応え十分、非常に良く出来た赤ワインだと言えましょう。
そのしっかり感ゆえガブガブとは飲めないので、
今日みたいに休日の早いうちからチビチビ飲んで吉、です。
もちろん複数人で飲むのもアリでしょう。
点数 | 78点 |
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リンク | エノテカ パーティパック12 \10,800 |
今日は次女が通う小学校の運動会。
この小学校の徒競走は、予選会でのタイム順で組を作るスタイル。
そこそこ速い次女は、リレーの選手目指し予選会で一生懸命走って速い組に、
そして本番では(周りが猛者ゆえ)ビリッケツ。
ちなみに小学校時代そこそこ遅かった長女は、
予選会はわざと手抜きして遅い組に入り本番では一等賞を取っていました。
遅い子にも勝つチャンスを与えるためのルールなんだろうけど、なんだかねぇ。
運動会といえばお弁当です。 師範代特製本日のお弁当は、トンカツ、鶏の唐揚げ、オクラの豚バラ巻、卵焼き、たらこスパゲティ、ミニトマト、ブロッコリー。 ビールでも飲みたくなるメニューですなぁ・・・って飲みませんけどね。 でも、師範が子供の頃はそういうのもアリ、というか地域のお祭り的な感じだったような記憶があります。
名称 | Mas Condina Brut Reserva 2012 マス・コンディーナ ブリュット レセルバ 2012 |
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生産者 | Masia Condina マシア・コンディーナ |
価格 | \898 |
購入店 | ヴェリタス |
というわけで、家でダラダラしていた長女以外はお疲れ様。
夕食作るのもアレだということで、散歩がてら「ハマのアメ横」松原商店街まで行って、
魚幸水産で握り寿司を買ってきて、あと赤貝のヒモが美味そうだったので「ヒモきゅう」ってのを作ってツマミに、という夕食。
そして、徒競走、騎馬戦はいいとこ無かったけど組体操は頑張った次女に乾杯!ということでスパークリングをチョイス。
1,000円以下のお手頃カバですが、なんとヴィンテージ付きのレセルバです。
さて抜栓・・・なんですが、コルクの圧着が非常に強くて苦労しました。
そんでもって出来るだけ静かに抜栓したんだけど、中から吹き上がって来るくらいガス圧は強めです。
色は、薄めではあるけど飴色っぽさが感じられます。
香りのボリュームは中程度、安いカバにありがちな柑橘系のフレッシュ感イチオシってんじゃなくて、
やや落ち着いたリンゴっぽいフルーツ香を感じます。
味も、安カバのキンキン感はあまりなくて、
シャンパーニュだと言われても信じそうなくらいまとまってます。
よろしいんじゃないでしょうか。2,000円台の安価なシャンパーニュは凌駕する内容かも知れません。
特にこれからの季節は泡の消費量が増えると思うけど、その選択肢の一つとして十分「アリ」だと思います。
点数 | 78点 |
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リンク | Mas Condina Brut Reserva N.V. [Masia Condina] \898 |
名称 | Symphony Cabernet Sauvignon N.V. シンフォニー カベルネ・ソーヴィニョン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Viñedos Puertas ビニェードス・プエルタス |
価格 | \576 (単品価格:\972) |
購入店 | エノテカ 楽天市場店 |
明日は次女が通う小学校の運動会、というわけで師範代は本日夕方にお弁当用の食材の買い出し。
ですんで本日も夕食の調理担当は師範です。
本日のメニューは回鍋肉・・・って先月も作ったな。
炒めたキャベツの甘みが好きなんです。
そして回鍋肉だけじゃなくてネギ玉スープも、そして冷やしトマトも作りました・・・ってか切りました。
ワインは、エノテカのパーティパックの中からの一本で、通常価格としては一番安い3ケタ円のチリ産カベルネ・ソーヴィニョン。
割引率を掛けた買値相当額では500円台と言うチャッキチャキの安ワイン価格。
ヴィンテージ無し、造り手の表記も(ラベルには)無し、
ボトルの外観含めて値段に負けないくらいの安っぽさを呈してくれております。
色は、南米のカベルネ・ソーヴィニョンにしちゃちょっと薄めかな、って感じ。かえってキレイに澄んで見えます。
香りのボリュームは弱めだけど雰囲気は悪くなくて、ベリー系の果実香りにこの品種らしいピーマン的な青っぽさがあります。
味は見た目の印象通り軽め。渋味があまり目立たないので、
甘酸っぱいフルーツ感が前面に出て来てます。
『チリ・カベってのはなぁ・・・』と原理主義的価値観を放棄すれば、
これはこれで悪くないです。
この軽くてスイスイ入っていく感じ、"Symphony"というメルヘンちっくな銘柄名とラベル、
コヤツはきっと結婚式場で使われることを想定したんじゃないかと邪推します。
でもまぁヘタな南仏産なんか出されるよりコッチの方が嬉しいかも・・・などと妄想を逞しくしております。
点数 | 70点 |
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リンク | エノテカ パーティパック12 \10,800 |
名称 | Rebgarten Pinot Blanc 2013 レブガルテン ピノ・ブラン 2013 |
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生産者 | Weinlellerei Klostor ヴァインケレライ・クロストール |
価格 | \848 |
購入店 | ヴェリタス |
まだ5月なのに30度を超える夏日。
本日の夕食の調理担当は師範が買って出たのですが、まずは調理の前に冷たいのを飲まないとやってられません。
夕食前にお惣菜の子持ちシシャモでビールをグイッと。
そして本日のメニューは、カジキマグロの南蛮漬け、中華ワンタン&シメジのスープ、チョレギサラダ。
サッパリ系狙いの献立です。
そんな料理に合わせて選んだワインは、ドイツ産のピノ・ブラン。
この造り手のワインは、リースリングの2012年産と昨年稽古済み。
サッパリ系狙いであることと、平日にビール後飲むワインはアルコール度数が高くないことも重要ですから、
度数12%のコレになりました。
あ、忘れてましたが、一昨日の5月25日、「安ワイン道場」は開設18周年を迎えました。
ま、本人忘れているくらいですから特にお祝いすることも無く平常心で参ります。
色は薄めで、緑色っぽさを感じる若いレモン色。
香りのボリュームは控えめだけど、スーッとした酸を感じる柑橘系の香りがします。
味は、甘めのドイツワインを想像するとハズされて、
結構ドライで僅かに炭酸のジリジリ感と軽い苦味を感じます。
ドイツ産と言うよりアルザス産あたりのような酸と糖分のバランスで、
食事に合わせてスイスイと気持ちよく喉の奥に流れて行きます。
決して派手さは無いですが、食中酒として使いやすく、特に魚メインの日本の食卓に合うように思います。
ドイツなんて日本より人件費が安いわけでもないだろうし、それに関税や輸送コストがかかってこの値段、
同じ土俵で戦わざるを得ない日本のワイン生産者は大変だなぁ、と。
点数 | 72点 |
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リンク | Rebgarten Pinot Blanc 2013 \848 |
本日は、年に一度のお楽しみ、道場のシンボルツリーであるジューンベリーの収穫&ジャム作り。
昨年は5月25日だったので、今年は一日早い収穫。
完全無農薬、100%手摘みでの収穫です。
今年の収穫量は650g。植えつけて8年を超えて木も生い茂り、それくらい採っても半分も減って無くて、
「あとは鳥さんどうぞ!」って感じ。
レシピは昨年同様なので割愛するけど、今年も上手に出来ました。
名称 | El Mundo Chardonnay N.V. エル・ムンド シャルドネ [ヴィンテージ無し] |
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生産者 | Viñedos Puertas ビニェードス・プエルタス |
価格 | \801 (単品価格:\1,350) |
購入店 | エノテカ 楽天市場店 |
なんだかんだあって本日の昼食はすでに午後3時過ぎ。
もうその時間だったら本格的に飲みOKの時間でしょう、
ということでスーパーで買ってきた鯵フライとか枝豆とかを肴に飲み始め。
選んだワインは、先日買ったエノテカのパーティパック12からチリ産のシャルドネ。
この銘柄は昨年稽古済み。
ノン・ヴィンテージなんで同じものかどうかは判りません。
色はかなり薄め。紹介分には「輝きのある黄金色」なんて書いてありますが、
ちょっとそれには承諾しかねます。
香りは、シャルドネというよりソーヴィニョン・ブランっぽい、
トロピカルフルーツみたいな甘そうで派手な香りがあります。
味も若くて乱暴なソーヴィニョン・ブラン的で、軽い苦味があって飲み手を選ぶ感じです。
この雰囲気、師範は「キライ」とまでは行きませんが好きではありません。
改めて昨年のコメントを見返すと、今回と結構似たようなことを書いていますな。
ソーヴィニョン・ブランのような香りと苦みを持ったシャルドネです。
買値相当額の800円だとオッケーだけど、1,000円を超える元値だとちょっと考えます。
点数 | 69点 |
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リンク |
エノテカ パーティパック12 \10,800 El Mundo Chardonnay N.V. \1,350 |
夕食は、次女の希望を受け入れて100円回転寿司のスシロー 東神奈川店へ(長女は学習塾)。 店に着いたのが午後6時頃、その時点で95分待ち!。 あり得ねぇ~とは思ったけど、東神奈川の駅ビルとか行ったこと無かったので適当に成城石井とかTSUTAYAとかで時間を潰しました。
100円寿司ですから、特に気持ちをセーブすることもなく食べたいものを思いのままに。
その中で本日のヒットは「400店舗達成記念」だかで出されていた倍トロという一貫。
これが100円なのは確かにお買い得でした。
その他で良いなと思ったのは、イワシとかマダイとか。
100円回転の割には「こりゃダメだ」ってのが無いのがスシローの良さですな。
だからこそ流行っているんだと思いますが。
師範的には昼から飲んでいるわけで、ここに来る足も師範代の運転、
当然アルコールも頂きます。
最初に頼んだのはプレミアムモルツ生、通常530円のところキャンペーンで480円也。
でも少ないっす。同じ値段の中瓶を頼めば良かったと大後悔時代。
そしてその次は日本盛 吟醸 生貯蔵酒、お値段380円也。
最近はこういう大手メーカーの清酒でも結構スッキリ系があったりするんですな。
普通に美味しく頂きました。
そんな感じで、大人2人に子供1人でのお支払いはたったの4,000円超。
やっぱ安いよねぇ、100円寿司は。
とびきり美味いネタがあるわけで無いけど大ハズレも無く、
都会だとかなりの待ち時間を強いられるスシローだけど、
それでも客が付く理由が判る気がします。
エアコンがフル稼働する夏を前に、クリーニングをして頂きました。 リビングと子供部屋(次女側)の2台です。 エアコンは他にも3台あるけど、和室と寝室は稼働率低いし、長女の部屋は付けたばかりなので今回はパス。 お値段は2台分で21,600円也。 絶対額としては高いなぁとは思うけど、2人で作業されて2台分で2時間半、工数から考えれば仕方ない値段ですな。 そして、全く臭いが無くなるし、 洗浄時に泥水が出て来るのを見るとやっぱりやって良かったという気になります。
名称 | Pink Pégau 2014 ピンク・ぺゴー 2014 |
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生産者 | Dom. Pégau (Laurence Feraud) ドメーヌ・ぺゴー (ローランス・フェロー) |
価格 | \2,655 |
購入店 | たむらワイン店 |
本日の夕食は、ミズダコのカルパッチョ、海老フライ、イカリングフライ。
エビ、イカ、タコといった魚介類の"介"側そろい踏みです。
そしてワインは、こういう料理にピッタリ合いそうな、そして今の季節にも合いそうなロゼをチョイス。
先週散歩がてら伺った「たむらワイン店」で買って来た、
ローヌの名手「ドメーヌ・ぺゴー」によるロゼ。
いつもは試飲して買う店なんだけど、今回は試飲分は無くなっていたので店主のお薦めに従って。
サンソー100%で造られていてAOC認定されないんで、Vin de France扱いのワインです。
色は、薄めでキレイなサーモンピンク。
香りはなんとも不思議な雰囲気。
一般的な白ワインとはかなり趣を異にする香りで、目をつぶって嗅ぐと「赤ワイン?」なんだけど、
改めて嗅ぐとやっぱり「白ワイン!」な香り。チェリーみたいな香りと柑橘系の香りが同居しています。
味には全く赤ワインっぽさは無いわけだけど、カチッとした酸味があって、甘さはほとんど感じなくて、
見た目のほんわかした感じとは裏腹にかなり硬派な味わいです。
店主曰く『かなりシッカリしたロゼです』とのことでしたが、確かにその通り。
香りのボリュームはそんなに強くないし、味わいに複雑さがあるわけでもないんで、
高級感はありません。
でも、こういうワインはスイスイいっちゃうんですな。あっという間に飲み干しました。
点数 | 75点 |
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名称 | Aglianico Beneventano 2011 アリアニコ ベネヴェンターノ 2011 |
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生産者 | Le 2 Tenute レ・ドゥエ・テヌーテ |
価格 | \634 (単品価格:\1,058) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、ゴマ豆腐、ゴボウの白和え、砂肝の塩焼き、エビとキュウリとトマトのマリネ。
ワインは軽い赤が良いと考え、イタリアはカンパーニャ州産の赤、品種はアリアニコ種のものをチョイス。
色は、およそ軽そうではなくて、かなりシッカリと濃い青紫色。まるでボルドー産のようです。
香りのボリュームはやや軽め、でもツンッと鋭めの果実香にイタリアらしい人懐っこさがあって、
安っぽさはありません。
味わいは、しっかりとした甘味と酸味、そしてボリュームはあるけど険しさの無い渋味。
若くて元気な雰囲気ですが、アルコール度数が12.5%と低めなのもあって、スイスイ入っていきます。
・・・と、飲み始めは良かったんだけど、だんだんその単調さに飽きてきます。
それが「安定剤:アカシア」の影響かどうか知る術はありませんが、
一般にその傾向があるのは事実です。
とは言え買値600円台でこのパフォーマンスはまずまずお見事だと言えるでしょう。
正直言ってもっとペラペラなワインを想像していましたが、
飲んだ結果は濃くてシッカリしたワインの範疇で、物足りなさはありません。
点数 | 72点 |
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リンク |
第43弾!採算度外視の大感謝!!!超破格赤ワイン6本セット!!! \4,320 Aglianico Beneventano 2011 [Le 2 Tenute] \1,058 |
名称 | Hemisferio Cabernet Sauvignon Reserva 2013 エミスフェリオ カベルネ・ソーヴィニョン レゼルバ 2013 |
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生産者 | Miguel Torres Chile ミゲール・トーレス・チリ |
価格 | \961 (単品価格:\1,620) |
購入店 | エノテカ 楽天市場店 |
本日の夕食は、(買ってきた)焼鳥、(焼くだけの)ギョウザ、
ゴボウの胡麻和え、トマトのチーズ焼き、ブロッコリーと合鴨のサラダ。
ワインは、つい昨日届いたばかりのエノテカさんのセット「パーティパック12」から。
このセット、
12本で税別10,000円とお手頃かつ結構シッカリしたワインが多いので安心して買う事が出来るんだけど、
師範にとってイマイチ都合が悪いのはラインナップがあまり変わらないこと。
だもんで、銘柄は同じでもヴィンテージが変わることを期待して、だいたい年に1回程度の頻度で買ってます。
そしてそのセットの中からの最初の一本は、
一番興味のあったミゲール・トーレスがチリで造るカベルネ・ソーヴィニョン。
この銘柄は2011年産と稽古済みで、
その時の印象は『これがカベルネ・ソーヴィニョン?』だったわけだけど、
それが今でも同じか大変気になった次第です。
色は、しっかりと濃い、でもちょっと赤みのある紫色。粘性も高い感じがします。
香りは、カシスっぽいベリー香りがまず来ます。
そしてその向こうに、スパイスっぽい感じと軽く焦がした砂糖のような香ばしさも感じられます。
チリ産の安カベルネにありがちな青臭さは控えめです。
そして味わいで顕著なのは甘さ。
糖度は8.0で結構甘いです。そして酸味も渋味もちゃんとあります。
ただ、それらが三位一体では無くて三者三様な感じは受けますが、
それでも物足りない感じは全くありません。
3年前に感じた「ライトでカベルネ・ソーヴィニョンらしくない」雰囲気とは180度印象が異なる、
シッカリしていていかにもチリ産カベルネ・ソーヴィニョンなワインです。
単品価格の1,620円だと『まぁそんなもんでしょう』ですが、セットの割戻価格である1,000円以下だと真にお買い得。
このセットを贔屓にする理由はまさしくそこです。
点数 | 77点 |
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リンク |
エノテカ パーティパック12 \10,800 Hemisferio Cabernet Sauvignon Reserve 2013 [Miguel Torres Chile] \1,620 |
今のところ、「香り華やぐヱビス」をケースで買ってあるんで、
道場のビール生活的には不満はありません。
でも、新しいビールを見かけるとつい食指が動きます。
そして、師範はエールタイプが好きなことがなんとなくわかっているので、
今日見つけたサントリーのペールエールとブラウンエールは思わず買ってしまいました。
色は、ペールエールの方はキレイな黄金色で、ブラウンエールの方もキレイな琥珀色。
でも、香りが足りません。その時点で「香り華やぐヱビス」の圧勝です。
味わいは、ペールエールの方はクリアで、ブラウンエールはコクがあって、悪くないんですけどね。
というわけで、師範のビールヒエラルキー「1番=よなよなエール」「2番=香り華やぐヱビス」は覆りませんでした
・・・と言いながら実は最近よなよなエールと同じ造り手であるヤッホー・ブルーイングの
「インドの青鬼 インディアン・ペールエール」が最近いたく気に入っています。
そのうちレポートします。
名称 | Les Granitieres (Blanc) 2012 レ・グラニティエール (白) 2012 |
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生産者 | EMB (Vinovalie) EMB (ヴィノヴァリエ) |
価格 | \916 (単品価格:不明) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の夕食は手巻き寿司。
寿司種は、マグロの中落ち、天然マダイ、マアジ、チリ産サーモン、ヤリイカ、筋子、カイワレ大根、梅シソ。
あとは切干大根とニンジン&キュウリの和風サラダ。
美味いよねぇ、手巻き寿司。ついつい食べ過ぎてしまうわけですが、
美味い物を食べ過ぎる幸せのためにウォーキングしたりして体型を保っている、と考えております。
そしてワインは、フランス南西地区の白をチョイス。
奇しくも水曜に稽古した赤と同じ地区の産
(綴り間違っているけど多分コレのヴィンテージ違い)。
フランス南西地区のワインコンテストで一等賞を受賞した旨のステッカーが貼られています。
缶ビールを2缶開けた後のワイン1本は、
間違いなく飲み過ぎ&ドボンコースなのは分かっているのですが、
飲み過ぎる幸せな週末のために日々働いている、と考えております。
色は、薄めだけどレモン色では無くて麦わらっぽい色。
これは多分熟成とかの影響ではなくてそもそものブドウ品種(モーザック、ランドゥレル、ソーヴィニョン)由来だと思われます。
香りは、ボルドーの白のようなキュッとした鼻の香りとハーブっぽさがメイン。
ちょっとゴムっぽい感じもあるけど、ボリューム含め雰囲気は悪くありません。
味は、甘くなく酸っぱくなく。
でも、測定データ的には糖度が5.6と非常に低く、pHは3.2も白やや低め。
数値ほど酸っぱいワインには感じません。
香りがそこそこ華やかで、軽い味わいで、生魚メインの夕食の相手としてはナイス・チョイスでした。
ただ、ワイン単体として美味いかと言うとそれほどでもないです。
あくまで食事の引き立て役と考えた方が良いかも。
南西地区の白ってそういうのが多い印象があります。
点数 | 71点 |
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リンク | フェリシティー厳選!爽快感を愉しむ白ワイン5本セット”第4弾” \5,054 |
山手線一周散歩の記録、書き上げました。 歩いた時間は8時間48分ですが、この記録を書くのには10時間以上掛かりました。
名称 | Château de Hartes 2012 シャトー・ド・アルト 2012 |
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生産者 | Ch. de Hartes (Mazeau-Hautbois) シャトー・ド・アルト (マゾー・オーボワ) |
価格 | \634 (単品価格:不明) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日は、師範代がご友人と宝塚歌劇団の東京公演を見に行くってんで昼から夜まで不在。
宝塚なんておばさんが見るもんだと思ってたけど、師範代もそういう年齢になりましたか。。。
というわけで、昼飯晩飯とも師範が調理担当。
昼はオムライス、そして夜は米国産牛肩ロースのステーキ。
であればワインは赤をチョイスします。
ここんとこモルドバ産の赤ワインと稽古して、
ショップの売り文句そのままに「イケてるボルドーっぽい」なんて書いてますが、
そういうのが何本も続くとだんだん自分の感性に自信が無くなってくるわけです。
というわけで、ここらでその感性をリセットすべく、安ボルドーと稽古することにしました。
どこだかのコンテストで金賞を取ったらしいですが、裏ラベルには安定剤として「アカシア」が使われている旨の表記があります。
色は、昨日のモルドバ産よりこちらの方が暗くて青い感じ。
濁っているわけじゃないけど、大きめのグラスだと向こうが透けません。
香りは、ボリューム控えめで要素的にも地味め。フルーツがバンバンとか樽香がコンコン、ってんじゃなくて、
沈思黙考系の香りで、古いお寺の中のような気になります(もちろん線香の香りがするわけじゃ無いんですが)。
味は、甘さはほとんど感じず、酸味もそれほどでもなく、しっかりしているのは渋味。
でも、いわゆる一般のボルドー産と比べると、これでも渋味は穏やかな方だと思われます。
まとまりが良いっちゃ良いんですが、そのまとまり方が小さくて、地味で目立たないワインです。
これが金賞受賞かぁ。なんか普通の美味い/不味いとは視点が違うんですかね?
ハウスワイン用とかで、何にでも合わせられるという用途には良さそうですが。
点数 | 69点 |
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リンク | 第43弾!採算度外視の大感謝!!!超破格赤ワイン6本セット!!! \4,320 (現行セットには含まれていません) |
名称 | Limited Asconi Merlot 2009 リミテッド・アスコーニ メルロー 2009 |
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生産者 | Asconi アスコーニ |
価格 | \590 (単品価格:\699) |
購入店 | ヴェリタス |
ここんとこ2本稽古して、値段を遥かに超えるクオリティを感じているモルドバ産ワインのセット。
ところが、週末に稽古したコレは既に売り切れで現行の「≪第二弾≫セット」には含まれていない模様。
こういう、「セットの中身の変更」は往々にしてあるわけですが、
その代わりに入れられているのがこの2009年産メルロー。
すでに元のセットにも入っていたので、なんと同じものを2本。
そりゃ無いよねぇ。調べたら、同じ造り手の白のシャルドネもあるじゃないですか。
代わりはそれにすりゃぁ良いのに。
で、なんとなくそうと知らずに買っちゃってこのメルローが2本届いてしまって脱力している方が居るような気がするので、
せめてもの償いに開け時の指標を得るべく師範が稽古します。
料理はマダイの刺身、マグロとレタス&トマト&キュウリのサラダ、エビシューマイ。
イマイチこのワインには合わなそうですが気にしません。
色は、しっかりした濃さの紫色だけど、エッジのあたりに僅かにオレンジ色が見て取れます。
粘性は高くて、液体自体もしっかりした感じです。
香りは・・・合格です。
ボルドーだとしたら、右岸のサンテミリオンあたり、ミシェル・ロランがプロデュースしたようなモダンな雰囲気を感じます。
ギュッと締まったトーン低めの果実香にコーヒーのような香ばしさ、ボルドータイプでは師範の好きな系の香りです。
味も悪くない、というか単品価格700円のワインとしては恐るべき出来栄えなんだけど、
香りのボルドー右岸っぽさからするとやや軽めに感じるかも。
甘味も酸味もあるんだけど、渋味がマイルド。
このあたりはモルドバ産に共通した傾向かもです。
もしこれがホントにボルドーだったら「良い感じに熟成し始めの右岸ですねぇ」なんて言いそうではあります。
というわけで、セットにこれが2本入っていたとしても落胆する必要はありません。
十分に高コスト・パフォーマンスで、間違いなく美味しいワインです。
でも、やっぱり5本セットで同じの2本はつまんないよね。
ヴェリタスさんにはこれじゃなくてシャルドネを組み込むことを希望します
・・・でもそうすると「高級ボルドー激似の赤」と謳えなくなるか。
点数 | 80点 |
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リンク |
幻の名醸地モルドバの高級ボルドー激似の赤5本セット≪第2弾≫ \3,980 Limited Asconi Merlot 2009 [Asconi] \699 |
名称 | Cotes du Tarn (Rouge) N.V. コート・デュ・タルン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Vignerons de Rabastens ヴィニュロン・ド・ラバスタン |
価格 | \634 (単品価格:\950) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、サーモンとトマトとレタスのサラダ、アジのしそフライ。 こういう魚のフライって、タルタルソースで食べれば白が間違いなく白が欲しくなりますが、 トンカツソースで食べるであれば赤の方が良さそうに感じます。 最近急に暖かくなって、赤より白の在庫の減り方が激しいので、ここはひとつトンカツソースにして赤をチョイス。 選んだのは、フランス南西地区の聞いたこと無いVdP(※)で、 ヴィンテージの表記もありません。 アルコール度数は12%、間違いなく軽そうなんで、やや冷やしぎみに頂きます。
(※)でも稽古経験はあったり、実は同じ造り手だったり。
色はかなり薄め、濃いめのピノ・ノワールくらいでしょうか。濃さはないけど澄んでいてキレイな色ではあります。
香りは、いわゆる安ワインらしいツンッと刺すようなフルーツ香に、
ボージョレ・ヌーボーみたいなバナナっぽい香りもあります。
こういう香りだと甘めかなぁと思いつつ口に含むと、意外と甘さは控えめ。
でも、渋味もあまり無いので、結構酸味が目立つバランスです。
それなりに香りがあるのと渋味が弱いので、冷やして飲んで正解です。
というか、常温で飲むと構成のユルさが目立ってしまいます。
サングリアのベースとかにも良いかもですね、というかそのまま飲むと物足りない感じです。
単品価格では同じ1,000円弱ですが、週末のモルドバ産とは全然別の飲み物です。
点数 | 67点 |
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リンク |
第43弾!採算度外視の大感謝!!!超破格赤ワイン6本セット!!! \4,320 (現行セットには含まれていません) Cotes du Tarn (Rouge) N.V. \950 |
次女が部屋にセンターテーブルが欲しいと言うので、スエーデン系大手家具屋「IKEA港北店」に買い出し。
昼食はIKEAの中にあるレストランで。レストランと言うよりフードコートとか学食みたいな雰囲気ですが。
そこで師範が食べたのはカツカレー、確か400円くらいでした。
まぁ普通カレーはハズしませんな。
左写真は、師範代が食べたスエーデン・ミートボール。10個とマッシュポテトとジャム(!)が付いて599円也。
これがねぇ、いかにも大柄なスエーデン人が食べていそうな大柄な味でした。
師範代曰く『人様んちで食べた時の方が美味しかった』とのことなので、
大量に処理する調理法に問題があったのかも知れません。
そして、飲み物にはワインもあって、赤も白もグラス一杯確か300円台、産地は南仏でした。
思いっきり惹かれましたが、さすがにまだ午前中だったし、断腸の思いでストップ。
師範にもまだ理性というものが残っていたようです。
名称 | Reserve Asconi Cabernet Sauvigon 2005 リザーヴ・アスコーニ カベルネ・ソーヴィニョン 2005 |
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生産者 | Asconi アスコーニ |
価格 | \818 (単品価格:\969) |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は豪州牛のモモ肉を使った簡単ローストビーフ。
ワインは、先週も稽古したモルドバ産ワインのセットからで、
セットの中ではこの1本が一番高級品。
ヴィンテージは2005年ということで、もう10年もまえのワインであります。
先週の稽古では2012年産が意外に熟成感のあるワインだったので、
もしかすると逝っちゃってるかも・・・と心配しつつ稽古スタート。
色は、まるでボルドーかと思うような青味のある紫色で、透明感もあってキレイです。
エッジまで紫で、見た目では年老いた感じは受けません。
ところが香りはまさに熟成ボルドーの雰囲気で、
乾いた甘い果実の香りと、煮豆のようなほっこりした香り、それにスモークした茸類のような香りもあります。
味は、先週の若いヤツ同様、とてもスムーズ。
やや軽い感じを受けつつも、かといってヘタっている感じは無くて、丸っこくて張りのある味わいです。
やっぱりこれが3ケタ円(5/10現在販売店のサイトを見るとちょぴり4ケタ円)で買えるワインとは思えません。
特にこちらはブラインドで「2005年産の格付けボルドーです」と言われれば、
そうではないことを指摘出来る人はまず居ないでしょう、ってくらいボルドー似です。
凄いな、モルドバ。
点数 | 82点 |
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リンク |
幻の名醸地モルドバの高級ボルドー激似の赤5本セット≪第1弾≫ \3,980 (2015/05/15現在このセットには含まれていません) Reserve Asconi Cabernet Sauvigon 2005 [Asconi] \969 |
かなり久しぶりにバンドの練習。場所はSound Studio NOAH代々木店。
この部屋のギターアンプは、ローランドのJazz ChorusとマーシャルのJCM。
だいたいそのどちらか、あるいはフェンダーのTwin Reverbってのが一般的な音楽スタジオの標準。
このラインナップって、もう30年以上変わっていない感じ。
アンプって電化製品なのに、信じられない息の長さ&一般性。
・・・って、それを「電化製品」と考えるのが違うんだな。多分これはインフラです。
古今東西音楽スタジオの標準ギターアンプはこの3種のどれかが無きゃダメなんでしょう。
師範の場合は特にこだわり無いですが(だから上手くならんのかもですが)。
オヤジバンドの目的は、スタジオでの練習の後の飲みにあったりするわけで、 本日の店はお好み焼きダイニング ええとこ。 このバンドの飲み会では良く使う店ですが、 この店は日曜が休みで、かつ我々の練習は日曜のことが多いので、 今回は結構久しぶり(前回は1年前)です。
食べたのは、炭水化物系がお好み焼き(豚)(右写真)、焼きそば(豚)、焼きそば(いか)、
お好み焼きは小さめだけどふっくらして美味いです。
焼き物がすじ焼倍キャベツ、すじ葱こんにゃく、ぽんデとうふ、いかアンチョビバター、じゃがバター、
このあたりの種類の多さも魅力です。
そして野菜系が白菜と塩昆布サラダ、野菜スティック、
おっさんは野菜も取らないとね。
飲んだのは、オッサン4人でキリンラガー樽生(中)×13、ハイボール(S)×2、リアルゴールドサワー、
グラスワイン(白)、
そして「安ワイン道場師範」ですから↓のワインもボトルで頂きます。
名称 | Señorio de Orgaz Shiraz Monrastrell 2013 セニョーリオ・デ・オルガス シラーズ モナストレル 2013 |
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生産者 | UCSA UCSA |
価格 | (単品価格:\2,700) |
購入店 | お好み焼きダイニング ええとこ |
メニューのリストには、通常のページにこれとは別のカリフォルニア産っぽい銘柄が赤白、
別ページにランブルスコとこのスペイン産の赤白、計5種類ありました。
いずれもボトルで2,500円、そしていずれもこれまで飲んだこと無い銘柄だったんで、師範的にはハッピーです。
そして、一番安全パイっぽかったのがカリフォルニア産だったで、
それを注文したところ「無い」とのこと。
では次善の策で、ということで持ってきて頂いたのがこのスペイン産の赤です。
この店はグラスもそこそこ立派なのがナイスです。
色は、居酒屋で頂くこの値段の赤としては結構シッカリしているように感じます。
香りも、イチゴを潰したようなストレートな果実香に、スペイン産らしいヤニっぽさは少なめで、
内容的にもボリューム的にもあまり不満はありません。
味わいは、若くて甘酸っぱくて、「うん、良し、合格」です。
品種はシラーズがメインと言う事で、あまりスペイン産っぽいクセの強さが無い点が好印象です。
裏ラベルを見ると保存料としてソルビン酸Kが添加されているようですが、
複数人でガブガブっと飲んじゃう分には気になりませんでした。
点数 | (70点) |
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6時過ぎにスタートして終了は9時過ぎ、このメンバーとしては理性的な滞在時間で、 お支払いは一人5,000円弱。お疲れ様でございました。
名称 | Tormaresca Chardonnay 2013 トルマレスカ シャルドネ 2013 |
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生産者 | Tormaresca (Antinori) トレマレスカ (アンティノリ) |
価格 | \916 (単品価格:\1,550) |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
本日の調理担当は師範。メニューは、ブリの照り焼き、カツオのタタキ、新タマネギのナムル、ブロッコリーとレタスとトマトのサラダ。
選んだワインは白で、イタリアの名手「アンティノリ」が南イタリアのプーリア州で造るシャルドネ。
今回買った5本セットの中ではこれが一番単価の高いワインのようです。
色は普通に薄め、特に個性はありません。
香りのボリュームは控えめながら、良いとこのシャルドネらしいキュッと締まったキュートな花の香りと、
柑橘類や南方系フルーツの香りがほんのりします。
口に含むと微発泡していて、甘さは控えめでキリリとした味わいです。
南イタリアの白だと思って飲むとかなり想像と異なる、
カチッとした硬質な味わいです。
とても標準的で慎ましく、とはいえそれなりに主張のある白ワイン。
やっぱり名門ドコロはポイントを心得ていますな、という感じです。
元値が1,500円以上と思うと微妙だけど、
セットの価格1,000円以下であれば十分にアリです。
点数 | 73点 |
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リンク |
フェリシティー厳選!爽快感を愉しむ白ワイン5本セット”第4弾” \5,054 Tormaresca Chardonnay 2013 [Antinori] \1,550 |
いよいよ本日で長かった連休も最終日。
今年の連休は天気が良くてよろしゅうございましたな。
結局朝散歩は一日も休まずに済みました。
そして、本日は軽めのメニューで権太坂から境木を廻って来るコース、1時間40分で12,000歩。
このコースは信号が殆どなくて歩きやすく、道場からだと最初に坂を下ってあとはジワジワと上ってくることになるので、
負担が少なく楽ちんです。左写真は山奥のローカル線じゃなくて、保土ヶ谷・東戸塚間の東海道線です。
そして気になる計量は、朝一の計測で58.9kg、当初の目標の58kg台を達成しました。
パチパチパチ。なんか出来過ぎのようですが、この日に宣言してから10日とちょっと、
まぁ達成可能な目標だったと思います。
お昼は、先日飲み会したメンバーで釣船茶屋ざうお 綱島店へ。 一番行きたがっていたO氏が残念ながらYちゃん(一歳)の体調がイマイチで欠席、 結局N氏一家と師範一家の二家族が参加。 師範家的には昨年末にも一度伺っています。
このお店、業態的には居酒屋だと思うけど、休日の昼間はお子さん連れのご家族でいっぱい。 うまいところに目を付けましたな、って感じです。 建物は駅から離れた倉庫を改装していて、いわゆる安普請な感じだけど、 店内に大きな生簀があって、その真ん中に船を模した座敷があって、という非日常感が演出になっているようにも思えます。 実際、ここの店ではドラマのロケも行われたようです。
そして、このお店のポイントは、その生簀の魚を釣って食べる、という点です。 釣れる魚は、シマアジ、マダイ、ヒラメ、アジ、ウマヅラなど。 ヒラメは動かないヤツを引っ掛ける釣りだからとても簡単だけど、 シマアジやマダイは餌釣りだからかなり釣れません。 店としてはバンバン釣れてくれた方が売り上げが上がってハッピーだと思ったんだけど、 そんなことは意に介さずで魚は餌を喰ってくれません。 そんな中、左写真はN氏の一人息子H君が粘って釣りあげたシマアジ。 やっぱり人間粘りが肝心ですな。
そのシマアジはお造りにして頂きました。 やっぱり今まで生きていた魚はプリプリして美味いよね。 何度も同じこと書いていると思いますが、「活造りなんて硬いだけで美味くない」なんて意見には賛同しかねます。 切りたての魚はそのプリプリした食感を、寝かせた魚は旨味を。 それぞれ別の味わいを楽しむものだと思います。
ここでのお酒は、生ビール \550(税別)とかグラスワイン \450(税別)とか焼酎とか。
グラスワインは内容的には普通だけど、結構量がタップリだったんでOKです。
ボトルワインもあったけど、食指が動く銘柄は3,800円からなんでやめときました。
一番安いのは2,800円からあったけど、それはドイツ産の甘めのヤツだったからなぁ。
もう少し値段を下げてくれれば迷わずワインにいったんだけどな。
特に今回は飲む人が師範とN氏の二人いたし。
そんなこんなで、午後1時前にスタートした飲み会は、魚がなかなか釣れないこともあって終了は既に4時過ぎ。
実はわざと釣れないようにして客の滞在時間を長くして、アルコール等の注文を増やす戦略なのかも知れません。
結局、釣った(&掬った)魚がシマアジ2匹、ヒラメ2匹、マダイ1匹、
その他食べ物飲み物いろいろでトータルのお支払いは42,000円弱でした。
名称 | Delica Maison "Delicius" 赤 N.V. デリカ・メゾン "デリシャス" 赤 (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | サントリー酒類 |
価格 | \192 (250ml) |
購入店 | イオン駒岡店 |
上記の店に午後4時過ぎまでいたので、夕食は適当に買ってきたお惣菜で。
酒も、ここからフルボトル一本飲む気力は無く、
かといってハーフの在庫も無かったので、こういう時こそ「安ワイン道場師範」の役割を果たすべく、
激安ワインをスーパーで購入。
日本中どこにでもあると思われるナショナル・ブランド、サントリーのデリカ・メゾンです。
容量はお手軽な250ml、お値段も200円以下とお手軽です。
そういうわけで心して稽古します。
色は、『これってロゼ?』なくらい薄い紫色です。
よくよく表ラベルを見たら、どこにも「赤」とは書かれていません。
でも説明文には「やさしい味わいの赤ワインです」とあるのできっと区分的には赤なんだと思われます。
香りは、アセロラジュースに蒸れた雑巾、それに犬小屋的なケモノっぽい感じ。
案外香りのボリュームはしっかりしていますが、ボリュームがあれば良いってもんじゃない、という内容です。
味わいは、いわゆる赤ワインを薄めた感じ。
ポジティブに捉えればそれなりにバランスを保っている感じですが、
ネガティブには薄くてペラッペラです。
正直稽古前はもっと甘ったるいワインを想像していたけど、そういうワインでは無かったようです。
ただ、赤ワインとしては薄すぎ。
まぁ200円以下のワインだと思えば腹も立ちませんが、
量が250mlであることを考えるとフルボトル換算500円以上するわけで、
そういう「普通のワイン」として判断すればこれは「ナシ」です。
同じ土俵上だと、ダイソーの250ml200円ワイン(このあたり)の圧勝です。
点数 | 53点 |
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昨日の予告通り、本日の朝散歩は山手線全駅制覇。
始発の横須賀線に乗って6時前には品川に到着、そこから内回り方向にスタート。
小さすぎて判らないと思いますが、写真は左上が出発した品川駅、そこから右へ下へと各駅の写真があって、
右下が到着した品川駅。山手線って全29駅なんですな。初めて知りました&体験しました。
結果的には『こっちに出て来てすぐのうちに歩いとけば良かったな』と感じました。
東京のリアルなサイズを知ることが出来るし、
「アメ横」や「とげぬき地蔵」みたいに聞いたことはあっても行ったことのない場所にも行けるし。
お手軽(?)に東京名所を一通り押さえることが出来た感じ。
山手線29駅全駅の順番も覚えて、上京してマル25年を過ぎてようやく田舎者返上か!?
今回の体験レポートは、そのうち別ページにでも書くと思います。
単なる備忘録ですが、そういう記録って誰でもアクセスできるところに置いておくことに意味があると思うのでね。
で、別ページに書きました。
以下、飲み食いの分だけココに記載します。
散歩は順調に進み、歩き始めてほぼ3時間で日暮里あたりに到着。
いよいよ朝飯にしようってことで、Excelsior Caffé 日暮里店へ。
別にここが特に気に入ったというわけではないんだけど、
東京駅を過ぎたあたりから「そろそろ朝食でも」と考えながら歩いていて、
うどんが良いか牛丼が良いかなんていろいろ悩んでいたわけです。
で、結局ココに。決断の理由は、500円以下で飲み物が付いて写真が美味そうだったからです。
注文したのは、モーニングセットで小エビと玉子サラダの彩り野菜サンド&コーヒー、
お値段税込460円也です。
で、よくある話で写真と実物の違いを実感するわけですが、まぁそれでもこの値段ならしょうがないか、と。
あと、アイスコーヒーは美味いんだけど、散歩の途中で飲むのはイマイチかも。
もっと胃に優しい飲み物の方がよろしかったようです。
その後も順調に歩き続けて午後1時前には恵比寿あたりに到着。 天気も良くなってきたし、お昼はテラス席のある店でビールなんかも飲んじゃって・・・と決めておったわけです。 そう考える人は多かったようで、原宿から渋谷、恵比寿のあたりのそういう店では結構テラス席が埋まってました。 空いてる店はちょっとお値段お高めだったり。 で、結局、恵比寿ガーデンプレイスの中にあるPicnic Clubという屋外オンリーの店で昼食。 "Wine House"なんて書かれた文言に惹かれてしまったわけです。
ここでの注文は、フィッシュ&チップス \700、ヱビス生ビール \500、白ワイン(グラス) \400、
計1,600円也。
フィッシュ&チップスは、700円もすると思うとアレですが、そこそこマトモです。
ビールは、『恵比寿なんだから一味違うか』と期待したわけですが、普通にヱビスでした。
そして何よりガッカリだったのは白ワイン。
量の少なさもさることながら、中身はいわゆる安ワイン(「エル・ブラン」と書かれていました)で、
ペラッペラな香りと味。こんなん出して"Wine House"を名乗っちゃイケマセン。
・・・とはいえ、気持ちの良い屋外でビールとワインを飲めたこと自体に大満足で、
多少のことは許せます。
そんなこんなで午後2時30分頃に品川駅到着。トータルの所要時間は休憩も入れて8時間40分、歩数は約52,000歩、
距離は多分40km弱でしょう。
かなり身体にダメージが来るかと思ったけど、日頃の散歩が奏功してか、
ちょっと足が強張った以外は特に問題ありませんでした。
そして、完歩出来て一人打ち上げということで入ったのが、品川駅高輪口「ルミネ ザ キッチン」の2階にある
パンネビーノ(Pane e Vino)という店。
表に出されていた「グラスワインが22種 500円~」の文言に惹かれました。
名称 | Pierre Legendre Brut N.V. ピエール・ルジョンドル ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Remy Pannier レミー・パニエ |
価格 | (\648 : Glass) |
購入店 | パンネビーノ |
グラスワインのリストには、確かに20種以上のワインが書かれています。
そして、それらはどれも3ケタ円とお手頃な価格。
さらに嬉しいことに、量が"120ml"と書かれているんですな。
だいたいグラスワインは8杯取り90mlの店が多いように思うけど、
ここのように6杯取り120mlはナイスです。
そんなリストから、お祝いと言う事で一番上に書かれていたスパークリングワインをチョイスしました。
聞いたことのない銘柄ですが、「フランス/辛口」と書かれています。
お値段は税抜き600円也です。
で、さすが120ml、写真のようにフルート型のグラスにタップリ注いて持ってきて頂きました。
色は薄めで、香りも弱め、味わいは良くも悪くも個性を感じないスッキリ系なのですが、
なにより素晴らしいのはキンキンに冷えた状態で出して頂けたことです。
こういうスパークリングは冷えてなくちゃ、です。
さすがにグラス1杯しか飲んでませんが、それなりに満足させて頂きました。
それにしてもお店の人から見たら変な客だったでしょうな。
スポーツウェアを着てリュック背負って、ワインをグラス一杯だけ飲んで帰るんですから。
点数 | (75点) |
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名称 | Bourgogne "Les Bons Batons" 2012 ブルゴーニュ "レ・ボン・バトン" 2012 |
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生産者 | Philippe Leclerc フィリップ・ルクレール |
価格 | \2,481 |
購入店 | ヴェリタス |
夕方前には帰宅して、夕食は家で。
気になる体重は、朝一番の計量で60.0kg、帰宅後の計量で59.4kg。
600gの減でした。まぁそんなもんでしょ、というか脂肪は100gくらいしか減って無い思いますがね。
とはいえまずはめでたしめでたしということで家でもちょいと良いワインを開けたくなって、
選んだのがコレ、安ワイン者の味方、フィリップ・ルクレールのレ・ボン・バトンです。
以前は頻繁に稽古していたこの銘柄も、最近はとんとご無沙汰でした
(直近の稽古は4年前の2008年産)。
以前のままだとすればまずハズさないと思われるので、信頼感を持って抜栓します。
色は、このグレードのブルゴーニュらしい赤紫色。キレイに澄んでいてナイスな感じです。
香りはかなりビックリです。これがACブルゴーニュだとは到底思えません。
イチゴやプラムっぽい明るめの果実香に、この造り手の十八番である甘く焦がしたカラメルのような樽香、
更にはケモノっぽい妖艶な香りもあって、普通の村名、イマイチな一級、ダメな特級よりイケてます。
味は、やや抽出が強すぎというか渋味がザラつく感じはあるけど、
基本的には甘味も酸味もあって飲み応えは十分です。
やはりこの値段とグレードを遥かに超えたワインで、
そしてやはり「まだ若い」と感じる内容でした。
しかしとにかく香りの素晴らしさは凡そ道場稽古範囲内のブルゴーニュではあり得ません。
以前と比べると若干値段が上がってはいますが、それでもまだ「お買い得」と言えるワインです。
点数 | 82点 |
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リンク | Bourgogne "Les Bons Batons" 2012 [Philippe Leclerc] \2,481 |
本日の朝散歩は、横浜駅から三ツ沢の方を廻って来る2時間、歩数は15,000歩強。
そして気になる計量結果は、散歩前の測定で60.1kg、増えてますやん!恐るべし手巻き寿司の威力。
こりゃチマチマ歩いてたんじゃ埒があかん、ということで一気に落とす計画を立案。
明日は長女が部活の試合、次女と師範代は映画を見に行くってんで師範単独行動の日。
思い切って「山手線一周ウォーキング」にチャレンジしてみることにしました。
もちろん天気が良ければ、ですが。
午後からは、先月外房に行った次女の友だちMちゃん&パパと本牧の釣り公園へ
(釣りの様子はコチラ)。
というわけで夕食はシコイワシの唐揚げ(左写真)。
写真では立派に見えますが、「キビナゴの方がデカイのでは」というサイズ。
でも美味いです。自然の恵みに乾杯。
そしてさすがにそれだけでメインを張るには寂しいので鶏手羽元も唐揚げにして、
あと野菜は浅漬けの自家製ピクルス。
飲み物は、イワシなんでビールとか清酒が飲みたかったのと、
疲れたんで更新が面倒になり本日はワインを飲んでおりません。
でもやっぱり更新するのが師範の性分です。
本日もまた朝散歩、今日の行先は横浜らしい景色が楽しめる、
山下公園から港の見える丘公園、山手の高級住宅街を廻るコース、
朝4時30分から3時間10分、歩数は23,000歩。
港の見える丘公園のローズガーデンのバラを期待して行ったんだけど、そっちはまだでした。
その代わり、山下公園にあるバラ園がほぼ満開。良い香りが一面に漂っておりました。
そして気になる減量の効果は、散歩前の計量で59.6kg、変わってません。
計算上は1日100g程度の脂肪を燃焼させるくらいは余分に運動(+700kcal)しているはずなんだけどな。
やっぱりどっかでガツンと落とさないとダメか。
そして、久しぶりに新しい清酒を開けました。
銘柄は無風(むかで) 大吟醸 華や香(はなやか)、綱島の吉祥で1,620円也。
2年前の醴泉 純吟酒無垢 生酒と同じ造り手のようですね。
前回開けた作(ざく) 雅乃智(みやびのとも) 純米吟醸が昨年の11月だから、
(外飲みは別として自宅では)およそ半年ぶり。ワインがガンガン空くけど清酒は空かない道場です。
半年前に開いたものと比較するのもアレだけど、
一応基準があったほうが判りやすいので。色はほとんど一緒で、無色プラスわずかに麦わら色。
香りは、同じ吟醸香でも「作」の方が甘酒みたいな麹の感じやメロンみたいなフルーツなのに対して、
こちらはもう少し香水みたいな華やか感があります。「華や香」という銘柄名はまさに「名は体を表す」です。
味わいの差は微妙ですが、こちらの方がやや強めの旨味とアルコール感を感じます。
どちらもスッキリした清酒ですが、
相対的に前者がよりスッキリ、こちらが幾分シッカリという感じでしょうか。
師範が好きな清酒はだいたいこういう傾向なので、半年を開けて二本連続でアタリです。
こういうのが1,500円ちょっとで買えると言うのは良いよね。
清酒ファンは恵まれてますなぁ。
夕食の調理のために、久しぶりに包丁を研ぎ直しました。
本日研いだのは、本割込鋼の三徳包丁(万能包丁とも文化包丁とも呼ばれます)が二丁と、
モリブデン鋼のぺティナイフが一丁、素材不明のソムリエナイフが一丁。
全鋼の出刃包丁や柳刃包丁も持ってますが、全鋼ゆえ扱いが面倒でほとんど使わないので今回は研いでいません。
調理道具オタクとしては砥石での定期的な包丁研ぎは必須ですが、
その砥石ももう20年使っているので、真ん中が凹んできています。
「砥石を平らに直す砥石」ってのが売られているので、それを買おうかとも考えたけど、
お値段的には砥石本体と同じくらいするのね。
これから先の人生、あと何度包丁を研ぐかと考えたら、その「砥石の砥石」を買うか普通に砥石を買いなおすか悩むところです。
名称 | Kiwi Cuvée "BIN068" Chardonnay 2012 キウィ・キュヴェ "BIN068" シャルドネ 2012 |
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生産者 | EMB EMB |
価格 | \842 |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、イサキ、メバル、マグロの背トロ、サーモン、ネギトロ、イクラ。
その他にきんぴらゴボウやほうれん草の胡麻和えも。
連休らしくゴージャスなラインナップです。
ワインはもちろん白で、ロワール産のシャルドネを。
「キウィ」なんて書かれているで、原料はブドウじゃなくて産地はニュージーランドみたいな気がしますが、
実際はニュージーランド人で「ジェイコブス・クリーク」で働いた醸造家が南仏で造っているそうです。
また、この銘柄の赤のピノ・ノワール 2008年産とは以前稽古済みだったりします。
色は濃くなく薄くなく、アルコール度数が12%と低めなこともあってか、ややサラリとした感じです。
香りは、ピーチとトロピカルフルーツとハーブの感じがバリバリ。
品種はシャルドネですが、
黙って嗅がされれば間違いなく「ソーヴィニョン・ブランの典型的な香りですね」と言いそうな雰囲気です。
味は、甘さ控えめで酸味とコクがシッカリしていて、なかなか飲み応えがあります。
やっぱりワインの香りを決める要素って、品種じゃなくて酵母なのかなぁ。
とても美味しいワインではあるんですが、シャルドネと聞くと「!ぇえぇ!」と思います。
ロワールか、あるいはニュージーランドあたりの良く出来たソーヴィニョン・ブランの香りです。
シャルドネの蜜っぽさやコッテリ感を求めるのではなく、
ソーヴィニョン・ブランの華やかでシャッキリした感じをお求めであればピタッとハマります。
いずれにせよ値段を考えれば大変お買い得です。
点数 | 78点 |
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リンク |
Kiwi Cuvée "BIN068" Chardonnay 2012 \842 |
本日の朝散歩は、横浜市民(の山側住民)の憩いの場、大池公園からゴルフ場の間の道を通って東戸塚、
朝5時から3時間、歩数は22,000歩強。
今朝の散歩前の計量では59.6kg、スタートから1週間で400g減。
まずまずのペースではあるんだけど、やっぱりちょっとパンチが無いなぁ。
連休のどっかで一気に体重を落とすイベントでも企画しますかね。
「イベント」っつったって参加者はきっと一人ですけどね。
とても天気の良い一日で、夕方まで暖かかったので、テラスにテーブルを出して夕食。 メニューは、師範謹製広島風お好み焼き。本場広島で食べたことは無い(というか中学の修学旅行以来広島には足を踏み入れてない)ので、 あくまで広島「風」です(Facebook経由で広島の方がご覧になっていることが判っているので微妙に気を遣ってます)。
名称 | Grand Reserve Cabernet Sauvigon 2012 グランド・リザーヴ カベルネ・ソーヴィニョン 2012 |
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生産者 | Asconi アスコーニ |
価格 | \716 (単品価格:\849) |
購入店 | ヴェリタス |
そしてワインは、最近買ったヴェリタスのセットで、なんと5本ともモルドバ産というマニアックなもの。
モルドバのワインとは過去の一度だけ稽古しています。
そんなに良い印象があるわけじゃないのですが、謳い文句に釣られて買いました。
その中から本日のチョイスは、真ん中のクラスと思われる「グランド・リザーヴ」のカベルネ・ソーヴィニョン。
面白いことに、このワイナリーの序列では単なる「リザーヴ」が一番上で「リミテッド」というのが一番下みたい。
普通逆だと思うよね。
まず、グランド・リザーヴを名乗るだけあってボトルが立派です。
色は、カベルネ・ソーヴィニョンらしい青さを感じる紫色。足が長くてネットリ感があります。
香りは、およそこの価格帯のワインとは思えない雰囲気とボリュームです。
ベリー系のジャムのような果実香に、チョコレートの甘い感じや葉巻のような香りまであり、
「ボルドー産の良いワイン」と言われればほぼ100%騙されます。
味は、ビックリするくらいスムーズです。
ボルドーの2012年だともう少し渋味の固さを感じると思うけど、
このワインは全く固さがありません。
反面、やや頼りない感じがしないでも無いのですが、
「右岸の2000年産です」と言われれば90%騙されます。
およそ3ケタ円で買えるワインとは思えないクオリティを持ったワインです。
久しぶりに3ケタで80点オーバーです。
ただ、一点心配なことがあるとすれば、
今回の5本セットの中でこのワインが一番若くてしっかりしていると思われるのにこの熟し具合だから、
他のワインは逝っちゃってないか、って点です。
まぁ値段が値段なのでそれでもあまり悔いはなく、ボチボチ稽古して参ります。
点数 | 82点 |
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幻の名醸地モルドバの高級ボルドー激似の赤5本セット≪第1弾≫ \3,980 Grand Reserve Cabernet Sauvigon 2012 [Asconi] \849 |
本日は師範代がメーデーでお休み、合わせて師範もお休みを取得、
子供らには内緒でフレンチのランチを頂くことに。
行った店は、北鎌倉にあるプランデルブ(Plains d'Herbes)北鎌倉というレストラン。
ミシュラン一つ星の一軒家レストラン、ということで以前から興味があった店です。
場所は、横須賀線の北鎌倉駅から徒歩だと30分くらい、さすがに遠いんでお店の送迎があります。
師範家の場合は、師範代が飲まないので車でゴー。ちょっと離れたところに6台分くらいの駐車場があります。
店は、閑静な住宅街の中にある日本家屋を改装してあり、
似た感じだと奥沢の「ラ・ビュット・ボワゼ」でしょうか。
でもあそこに行ったのはもう15年前ですな。
月日が経つのは早いものです。
ダイニングにはテーブルが10ほどはあったかな?
そんな中で案内して頂いたテーブルは、庭に面したとても気持ちの良い席。
特に今日は天気が良くて気温もちょうど良くて、座っただけで「あぁもう満足」な感じです。
メーデーとは言え平日の昼間なのに、本日のランチはきっちり満席。
大半が師範らくらいの年格好のカップルで、あとはもう少しご高齢の方とか親子と思しき女性2人組とか。
店もお客も全体に落ち着いた感じがします。
メニューは、メインが1品の4,200円のコースが一番安くて、その上はメイン2品(魚と肉)のコースが5,200円、
さらにその上は7,200円の特選コース、
いずれも税込・サービス料別10%です。
そこで、「メイン1品がプラス1,000円で頂けるんなら5,200円の方だよね」と師範代と見解が一致、
ふたりともそれを注文することになりました。
まず前菜は下記です。
本マスのコンフィとフランス産ホワイトアスパラ
ホワイトアスパラなんてのはこの季節らしい一皿ですな。
マスはコンフィといってもほとんど生で、とても柔らかく仕上がっています。
周りに添えられたビーツのソースとの相性もグッド。
パンチは無いけどとても繊細で、なんとなく女性的なイメージを感じる前菜でした。
名称 | Jermann Pinot Grigio 2013 イエルマン ピノ・グリージョ 2013 |
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生産者 | Jermann イエルマン |
価格 | (\1,100 : Glass) |
購入店 | プランデルブ北鎌倉 |
ここのワインリストはたいそう立派です。泡赤白合わせると200種類くらいあったと思います。
そして、お値段のほうも結構立派で、一番安いハウスワインが一本6,200円、だいたい10,000円前後がスタート価格のようです。
5,000円の料理に10,000円のワインってのもなぁ、という感じだったですが、
聞けばグラスワインは一杯1,100円、それが赤白3種類ずつあるとのこと。
これはもうグラスで攻めるしかないでしょう、ということであらかじめお店の方に「白2種、赤2種くらい飲みます」と宣言して、
料理にペアリングして貰うことに。
実際はお店の方がペアリングするというより説明を受けて師範自身が選ぶ感じでしたが、
こういうのってなかなか出来ない楽しみなんで、テンションが上がります。
そして一杯目に選んだのがイタリア産のピノ・グリージョ。
お店の方のお薦め的にも「最初は軽めで次は重めで」ということだったんで、
軽めという説明だったコレをチョイスしました。
グラスに注いで頂く時点では半分くらい減った状態でしたが、
この店のグラスワインの回転率は非常に良さそうなんで、今日抜栓か少なくとも昨日開いた物と思われます。
色は特に特徴のない薄いレモン色、
香りはこの品種らしいナッティな感じと言うか、
樽由来ではない葡萄本来の香ばしさを感じます。
味は、ご説明通り軽くてスイスイ入ります。
グラス一杯をいかに長く持たせるか、苦労が強いられるワインです。
よろしいんじゃないでしょうか?五月晴れの下、庭に面したテラス沿いの席で飲む一杯としてはこれ以上は無いでしょう
・・・ってのはウソで、シャンパーニュだと「これ以上」だったかもですが、
シャンパーニュは一杯1,600円だったんでこっちを選んだ、根っからの貧乏症な師範です。
点数 | (74点) |
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次はスープでした。
新タマネギのポタージュ 泡だてたミルクを乗せて
ちゃんとしたスープって、とても美味いんだけど、惜しむらくはワインと合わせるのが難しいんです。
いや味わいがどうのってんじゃ無くて、液体だとツマミにならんよな、と。
・・・なんてな酒飲み目線の感想は置いといて、新タマネギらしい野菜の甘さいっぱいのスープでした。
名称 | Lafond "Sta. Rita Hills" Chardonnay 2013 ラフォン "サンタ・リタ・ヒルズ" シャルドネ 2013 |
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生産者 | Lafond Vineyards ラフォン・ヴィンヤーズ |
価格 | (\1,100 : Glass) |
購入店 | プランデルブ北鎌倉 |
2杯目の白は、カリフォルニア産のシャルドネ。
お店の方曰く「しっかりした味わいです」とのことでした。
"Lafond"なんてフランス語っぽい綴りの造り手なんで、
『南仏産ですか?』と聞いたらカリフォルニア産とのこと。
ちなみにもう1種類はブルゴーニュ産で、オリヴィエ・ルフレーヴのアリゴテでした。
このワインは、(右写真でも判るように)開けたてでした。
グラスに注いで頂いて、まずビックリするのがその色の濃さ。
明らかに強い黄色な色合いで、およそ道場稽古範囲で出会えるカリフォルニア産シャルドネの色ではありません。
香りも、「これぞ古き良きカリフォルニア産白」な、
バッキバキの樽香と蜜香。
味も、思いっきり甘さがあってエキス分もタップリで、チビチビしか飲めない感じです。
一昨日、イスラエル産のシャルドネと稽古して、
「カリフォルニア産っぽい」なんて書いてますが、
いやいや違いますな、カリフォルニアはもっと豪快でしした。
ボトル一本飲むんだとやや辛そうですが、グラス一杯だととてもナイスです。
点数 | (80点) |
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メインの魚はコレでした。
なんとか鯛を極細のパスタで包んで焼いたもの
これもとても繊細な料理です。
鯛の旨味を周りのパスタが吸収してくれていて、なるほど納得の美味しさです。
惜しむらくは付け合わせのアスパラ。
嫌いじゃないんだけど、前菜がホワイトアスパラでメインがグリーンアスパラって、
やや被った感があるような。そしてアスパラって音を立てずに切るためには結構気を使うよね。
そういう些細な点くらいしか問題無かったりします。
名称 | Ceja Napa Valley "Vino de Casa" 2010 セハ ナパ・ヴァレー "ヴィーノ・デ・カーサ" 2010 |
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生産者 | Ceja Vineyards セハ・ヴィンヤーズ |
価格 | (\1,100 : Glass) |
購入店 | プランデルブ北鎌倉 |
3杯目は赤に行きます。
グラスワインのラインナップは、フランス産のグルナッシュ、カリフォルニア産のピノ・ノワールとシラーの混醸、
同じくカリフォルニア産のシラー。
まだ料理は魚が残っていたし、赤も「軽いモノ→重いモノ」にしたかったんだけど、
このラインナップだと軽いのは無さそうですね。
というわけで次善の策で選んだのが、ピノ・ノワールが含まれているこのワイン。
それにしてもピノとシラーの混醸って珍しいよね。
さてまずは色ですが、予想に反して思いっきり濃い色合い、「ピノ・ノワールはどこへ行ったぁ~!」です。
香りも、ピノ・ノワールっぽいトーンの高さは微塵も無く、
ドッシリと濃い果実香と甘い樽香がミチッとしています。
味も、香りから受ける印象通りで、甘くて濃くて重い味わい。
グラスワインでチビチビ飲むにはとても良いんだけど、
少なくとも魚と合わせるには強すぎます。
ワイン単体としては非常に良く出来ていると思います。
ただ、せっかく3本のチョイスがあるんだから1本くらいは単品種ピノ・ノワールが欲しかったな
・・・なぁんて、そもそもグラスワインの選択肢があるだけでもありがたいのに、そういう贅沢を言ってはイケマセン。
点数 | (78点) |
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そしてメインの肉はコレです。肉の方は4種類くらいの中から選べました。
ヴァンデ産ウズラのポワレ、フォアグラ添え、マデラソース
ウズラは足2本と胸2切れが使われているので、一人分で1羽だと思われます。
それがこれくらいの値段のランチで食べられるのは安いよね。
加えて、ポーションは小さいながらフォアグラもあって、とても満足の一皿でした。
名称 | Lafond "Sta. Rita Hills" Syrah 2010 ラフォン "サンタ・リタ・ヒルズ" シラー 2010 |
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生産者 | Lafond Vineyards ラフォン・ヴィンヤーズ |
価格 | (\1,100 : Glass) |
購入店 | プランデルブ北鎌倉 |
肉に合わせたワインは、心おきなく思いっきり濃そうなヤツをチョイスします。
同じ造り手の白が、いわゆる「古き良きカリフォルニア」なワインだったから、
この赤も間違いなくどっしりと濃いワインと想像しました。
このお店、グラスワインもそうですがボトルワインもカリフォルニアのラインナップが多いようです。
結構レアなワインもあるようで、カリフォルニア・ワイン・フリークな方には嬉しい店かもです。
さてまず色は、前のワインと同じくとても青く濃い紫色です。
でもどちらも2010年産ということで、「出来たて」じゃないんですな。
そういうあたりもお店のこだわりが感じられます。
香りは、いかにもシラーっぽい粒胡椒のようなスパイシーさと濃い果実香。お見事な感じです。
味も、甘さタップリ酸味しっかり渋味まろやか。こちらもお見事です。
グラスワインで出されるくらいだから、そんな高級なワインってわけじゃないんだろうけど、
正直言って師範レベルでは全く物足りなさを感じない、ある意味「これで十分」なワインです。
結果的にグラスにしたのは大正解、いろいろ高品質なワインが味わえてハッピーでした。
点数 | (80点) |
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デザートは、抹茶のオペラ、清見オレンジのソルベ添え(左写真)。
ちなみに師範代はイチゴのムースとクリームチーズのグラス、紅茶のジュレ添えを選択してました。
そしてその後、師範がフレッシュハーブティー、師範代がコーヒー、
ランチだけどプチフールが付きます。
最終的なお支払いは、二人合わせて16,000円強。
グラスワインにしたってこともあるけど、やっぱり二人だと安いな。
こういうお店、子供たちも連れて来てあげたいけど、そうすると倍かかるんだよねぇ(ケチ)。
名称 | La Palma Cabernet Sauvignon 2013 ラ・パルマ カベルネ・ソーヴィニョン 2013 |
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生産者 | Viña La Rosa ヴィーニャ・ラ・ローサ |
価格 | \518 (Half) |
購入店 | いなげや 横浜星川駅前店 |
流石に昼にいろいろワインを飲んで、夜もフルボトルってなると気が引けるんでハーフをチョイスしました。
そうは言いながらワインの前に缶ビールを2缶(「香り華やぐヱビス」とヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」)
飲んでるんで、アルコールの摂取量的にはフルボトルと大差無かったりするわけですが。
そして本日の夕食は、次女のリクエストを受けて師範代謹製の鶏唐揚げ。
ニンニクとショウガが効いた酒の肴にもってこいの一品です。
色は、値段の割にはシッカリと濃くて、向こうが見えないくらい。
ワインのアシもネットリしていて、濃さに関しては期待が持てます。
香りは、これぞカベルネ・ソーヴィニョンな濃い果実香とピーマン的な青っぽさ。
樽香は感じ無いので、樽熟はさせてないと想像します。
味は、色や香りから受ける印象のような濃さは感じず、意外と薄い感じです。
もちろん甘味も渋味もあって、本質的に薄いわけじゃないですが、
なんか味わいに隙があってそれを薄さと捉えてしまいます。
ハーフ・ボトルで500円ということはフル・ボトルだと1,000円なわけで、
そう考えるとやや割高感のあるワインです。
ただ、ハーフのラインナップってもっと増えて欲しいんだよね。
やっぱりこれくらいのサイズの方が酒量の少ない日本人としては使いやすいからね。
点数 | 68点 |
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