11月になりました。左写真は近所に咲いていた白いコスモスと薄紅のコスモス。
秋の日のなにげない陽だまりに揺れていました。
さて先月の稽古本数は64本、あと2ヵ月を残して年間稽古本数が500本を越え、
過去最高を記録しております。大丈夫か?師範。
「大丈夫か?」の一端はワインの値上げにもありまして、
今年のボージョレ・ヌーヴォーは例年よりはるかに値段が高くなるそうで。
費用の高い航空便をやめて、解禁日には間に合わないけど船便で輸入するインポーターもあるみたいですね。
安ワイン道場では例年ボージョレ・ヌーヴォーに距離を置いたスタンスで接しておりますが、
こういうときこそ日本ワイン、「山梨ヌーボー」が良いのではないでしょうか?
甲州は新酒でも普通に甲州の味がしますし、マスカット・ベーリーAはボージョレ・ヌーヴォー以上に軽快です。
値上げの話は聞こえてきませんし、なにより収穫を祝うのであれば日本の農産物でしょう。
山梨ヌーボーの解禁日は11月3日(これを書いている翌日)、さぁみんな近所のスーパーに買いに行こうぜ!
本日の夕食当番は師範です。
なんだかタスクが溜まっているような気がして、
先週末もトライしたレシピ付きのワインセットからの第四弾マリアージュを試みました。
・骨つき鶏のソテー 金柑ソース
今回のセットの中では、比較的いろんな調味料を必要としないレシピなので、近いものが実現できると思っています。
もちろん、写真に写っているチャービルなんて無いですけどね。
セットへのリンク:マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円
こちらが道場での完成形です。骨つきじゃないし、添え物も撮影環境も違うので別物ですが、味わい的にはレシピ通りに近いと思います。 感想としては、まずビックリしたのがバターと金柑が良い感じに乳化すること。それがまず料理の見た目を向上させます。 そして、キンカンの皮目の白い部分がバターを吸って、「バター金柑」になること。 料理にフルーツを使うことに抵抗がある師範代が『これは美味しい』と言ってました。 鴨とオレンジの相性に近い感じかも知れません。
名称 | Vitàlys da uve Chardonnay 2019 ヴィタリス ダ・ウヴェ・シャルドネ 2019 |
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生産者 | De Stefani デ・ステファニ |
価格 | 1,982円 (単品価格:3,740円) |
購入店 | IENOMI LIFE (イエノミ ライフ) |
そんな料理に合わせるべく指定されたワインは、北イタリアはヴェネト州のシャルドネ。
この造り手の高級な白"Olmèra"とは昨年稽古しています。
そちらは凄い白でした。
このセットを購入したショップは、インポーター「都光」系列のIENOMI LIFEですが、
このワインのインポーターは「ディヴィーノ」ですね。
中の人のNITTAさんが頑張っているので(もちろん美人なので)、
NAOTAKAさんが応援しているんでしょうね。
ヨタ話は置いといて、外観は特に特筆すべき点を見つけられない、ちょっと濃いめくらいのレモン色&麦わら色です。
香りは・・・コレか!と思いました、なるほど金柑ですよ。それも生の金柑じゃなくて金柑の甘露煮。
それ以外の香りもありますけど、もうそれしか感じられません。
味わいは、キリッとした酸味でシャープではあるけど、ふくよかさも感じるバランス。
スーッと入って来てブワーッと広がる、良いワインらしい味わいの軌跡をたどります。
樽ドネが嫌いで素ドネがお好きなワイン者には是非お勧めしたいワインです。
樽香が無い分、果実自体の凝縮感がダイレクトに伝わります。もちろん金柑マニアにもお薦めです。
単品価格が稽古範囲を超えるのが残念ですが、
楽天で買う場合、12月1日限定で1,000円オフクーポンが使えるみたいなんで、稽古範囲内に落ちて来ますよ。
小瓶保存の二日後再稽古。やっぱり金柑の香り、します! そして今日稽古しても十分美味しいんですよ。すっぴん美人なシャルドネな方は是非!って感じです。
点数 | 81点 |
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リンク |
マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 14,900円 (IENOMI LIFE) マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) Vitalys da uve Chardonnay 2019 [De Stefani] 3,740円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) |
本日は家族でご近所ディナー、お店は横浜の永田北にあるラ・ルーヴルというフレンチ・レストラン。
かなり交通の便が厳しい場所にありますが、駐車場があるし飲まない師範代が運転してくれるので、師範家は車で向かいます。
もう25年くらい前から通っているお店です。「通っている」と言っても年に1度行くか行かないかくらいの頻度ですけどね。
この日の夜のゲストは師範家のみでした。ワールドカップサッカー日本代表の試合と被っていたからですかね?
本日のディナーの目的は、次女の誕生日のお祝いです。
次女も今日から18歳、成人になりました。
でも法律上、お酒はまだ飲めないんですよね。なんだか義務だけ課せられて権利は貰えない、イビツな制度だなぁ、と思います。
少なくとも親の監督下であれば、18歳から少しずつ飲んでも良いようにした方が、
いきなり20歳になって飲み会でぶっ倒れるよりは良い気がするんですけどね。
ま、次女が飲める体質かどうかはまだわからないんですが、師範代や長女が飲めないから、ちょっと期待しています。
閑話休題、注文したコースは4人ともルーヴルという名の、
前菜2品/魚料理/肉料理/デザート/コーヒーで税込6,500円のコースです。その1品目がこちら。
人参のムースとコンソメのジュレ 生ウニとキャビアのせ
デミタスカップに入った小さな前菜ですが、いろんな材料が使われていて凝縮した味わいです。
こういうのは家では作れないので、外食した甲斐があったと感じますね。
名称 | Cycles Gradiator California Chardonnay 2020 サイクルズ・グラディエイター カリフォルニア シャルドネ 2020 |
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生産者 | Cycles Gradiator Winery サイクルズ・グラディエイター・ワイナリー |
価格 | 4,200円 (お店価格) |
購入店 | ラ・ルーヴル |
ワインリストには赤白それぞれ10種類くらい、スパークリングも3種類くらい書かれているんですが、
『書かれたワイン以外のものもございます』とのこと。
今回のコースは魚介類が主体だったので、
「ボトル1本でコースを通す予定なので、しっかりした白が飲みたいです」と注文。
そこで提案して頂いたのがこちらのカリフォルニアのシャルドネでした。
お値段は税込みで4,200円、リストの中でも最安値に近いところからのチョイスです。
外観は、暗めの照明下でも明らかに濃いめと分かるレモン色です。
香りは、熟したシャルドネらしい蜜っぽさと、熟れたリンゴのフルーツ香、それにほんのり樽香。期待通りの香りです。
味わいも期待通り、というかある意味期待を超えて濃い感じ。
アルコール度数は14.5%もあるので、スイスイとは飲めないくらい濃い味わいです。
やや雑な感じではありますが、少なくとも注文通りの白ワインで、終始ニコニコしておりました。
というか、「しっかりした白を」という注文の仕方はある意味危険で、
『それでは熟成したシャサーニュ・モンラッシェなどいかがでしょう?』とお薦めされたら逃げられないんですよね。
そこでこういう低価格な提案をして頂けるのはホント安ワイン者としてはありがたいです。
ヌーヴォーを多めに頂いたので、ボトル1/3くらい残ったのかな、そこから小瓶一本分だけ保存して、3日後再稽古。 残念ながら香りは抜けています。小瓶に入れるタイミングが遅かったからね。 でも、口に含むと依然としてシッカリ感は健在ですよ。 水曜の料理用に60mlほど使えたのも便利でナイスでした。
点数 | 76点 |
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2品目の前菜は、3つの料理が盛り合されていました。
アワビをマリネしたサラダ サザエのオーブン焼き キッシュ
美味しいものをちょっとずつ、酒飲みには嬉しい盛り合わせです。
ただ、ちょっとワインが強すぎた感はあって、このお皿に合わせるんだったらシャンパーニュだったかなぁ、と。
シャンパーニュは税込み7,000円でリストに書かれていましたよ。
魚料理がこちらです。
アイナメのポワレ イセエビのグリエ
料理の説明はアイナメだけだったのですが、いざお皿を見るとイセエビの方が存在感がありますね。
この味わいの濃い甲殻類には濃いシャルドネがピッタリでした。気分は米国西海岸です。
肉料理がこちらです。
千葉県産イノシシのコンフィ トリュフとオリーブのマスタード
肉料理のチョイスは、このイノシシと牛ステーキの2つがありましたが、
家族4人全員イノシシをチョイスしました。家では食べられないものが食べたい一家です。
しっかりコンフィされていて、ホロホロとした食感と濃い味わいの、いかにも「肉喰ってます!」な一皿でした
(いろいろ付け合わせも美味しい)
名称 | Beaujolais Villages Neuveau "Vendange du 9 September" 2022 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー "ヴァンダンジュ デュ ヌフ・セトンブル" 2022 |
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生産者 | Mommessin モメサン |
価格 | (サービス) |
購入店 | ラ・ルーヴル |
白ワインでイノシシを食べるのも不憫に思われたのでしょう、
サービスの方から赤ワインを1杯プレゼントして頂きました。
『イノシシに合うと思います』とだけ述べて、銘柄は言われませんでしたので一人ブラインド大会ですよ。
外観は非常に濃い紫色で、木村のピッコロ15ozに半分くらい注いで頂いたのですが全く向こうは透けません。
香りはバリバリのイチゴのフルーティさ、そしてちょっとバナナの雰囲気。
口に含むと、チリチリッとした炭酸を感じて、渋味とは別の固さを感じます。
「これはボージョレ・ヌーヴォーですか?」と尋ねると『その通りです』との回答、
勝手にガッツポーズです。
今年のヌーヴォーはとても濃い感じですね。
ラベルには「6,444本だけの限定品」と書かれているので、この銘柄が特に濃かったのかも知れません。
旬の味わいをありがとうございました>お店の方
点数 | 75点 |
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デザートがこちら。
フルーツを乗せたババロア マンゴーのアイス
フルーツにはいちじくもありました。一昨日の料理の時は見つからなかったんだけど、
あるところにはあるんですね。
この後、コーヒーとお茶菓子を頂いてコース終了、ご馳走さまでした。
お会計は、6,500円の料理が4人分と4,200円のワインが1本。金額は税込みでサービス料も取られなかったので、
トータルの金額は足し算そのままの30,200円でした。
あと、ここのおせち料理が美味しそうだったので注文して帰りましたよ。
お店の壁には空きボトルが並べられています。クリックして拡大して頂くと錚々たるワインの数々、
こういうワインが比較的気軽に開けられる時代があったんですよね~(遠い目)
本日は、お友だちでワインショップPleurs(プルール)の経営者でもある
Yukariさんにお誘い頂いて、日本ワインの会。
この日のお昼に、プルールさんの試飲会がこの場所で行われたらしく、
その残りのワインを含めてみんなで楽しみましょう、ということで開催されました。
(なので、呆れるほどワインの本数がありますが、全てフルボトルを開けたわけではありません)
会場は、今年の一月にも利用させて頂いた、
中目黒にある羊料理専門店の2階の隠れ家ですが、今回の料理はお店の料理では無く皆さんの持ち寄りです。
この会に参加されたのは下記の皆さんです。
・Yukariさん(主催)
・(裏)プルールさん
・ワインチャンさん
・ミケさん
・ヒマワインさん
・Yuki Galardi Numataさん
・しろさん
・安ワイン道場師範
右上写真は、とても雰囲気のある部屋の中です。
ワインチャンさんに「師範のページは写真が小さい!」と叱られましたが(笑)、確かにスマホで見ると小さいですよね。
htmlファイルを共通化してCSSでパソコン用とスマホ用の表示を分けているのですが、
なかなか良い解が見つからず・・・(写真の位置が説明文とズレるのね)
年明けくらいからデザインにちょっと手を入れるつもりですので、
それまではお手数ですが「スマホで写真をちゃんと見たい方がクリックして拡大」をお願いします。
名称 | Cidre Ao 2021 シードル あお 2021 |
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生産者 | Les Vins Vivants レ・ヴァン・ヴィヴァン |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
閑話休題、今回はワインの本数が多いので簡潔にいきます。
最初、メンバーが揃う前の乾杯に出して頂いたのは、長野の「レ・ヴァン・ヴィヴァン」というワイナリーが造るシードル。
女性のイラストが描かれたラベルが可愛らしいのですが、「あお」としか書かれていないので、知らない人が見たらなんなのか分からないと思います
(裏ラベルを見れば商品名が書かれていますし、「知らない人」に売るつもりは無いんでしょうけど)
ボトルに1/3くらい残っていた分を頂きましたので、泡はかなり抜けちゃってました。
また、底の方だったので濁りもたっぷり。
香りはまさにリンゴの香りです。
ミケさん曰く『ワインはブドウの香りはあまりしないのに、シードルはリンゴの香りがしますね』と。
確かにそうですね。味わいはかなり酸味シッカリでした。
シードルはあまり飲まないので、その中での善し悪しは分かりませんが、
アルコール度数も低くてリンゴジュース的に飲める感じでした。
点数 | 72点 |
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呑み助はとにかく早く飲み始めたいわけで、ヒマワインさんが到着した時点で5人で乾杯。 本日もよろしくお願いします!
名称 | Meursault 2017 ムルソー 2017 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | (ミケさんから) |
購入店 |
ここでいきなりですが、ミケさんからのご提案で、
ミケさんが持参された2本『片方が日本ワインで片方は違う国、ブラインドで当てっこしましょう』
ということになりました。こういうゲームは大好きです。師範の心の動きを書き記します。
まずコチラが(A)です。最初香りを嗅いだ時点で「樽の効いたシャルドネ」であることは想像が付きました。
そしてその香りがかなり立派なんですよ。口に含むと、甘味も酸味も豊富で厚みがあって、
そんじょそこらのワインじゃないことがわかります。
ミケさんのことだからきっと片方は王道を持ってきているはずと確信して、
まずこの時点で(公表はしてませんが)出した答えが、
「アルベール・グリヴォーのムルソー 2017年」
です。ところが、ここでミケさんからヒントがあり『どちらも同じくらいの値段で、片方はスーパーで買いました。』
とのこと。いやいや、アルベール・グリヴォーのムルソーはスーパーには売っていないし、
そんな値段じゃ買えないでしょ、と軌道修正。
金額的グレードを下げて、
「菊鹿シャルドネ 樽熟成 2019」
をファイナルアンサーとしました。
正解は、見ての通りルイ・ジャドのムルソーでした。ジャドか...ジャドだったか...(涙)。
確かにジャドだと売られているスーパーもあるよね。
先日「アマジャド祭り」なんかやっておきながらこのテイタラクです。しくじりました。
ともあれムルソーらしい、大変クオリティの高い樽ドネでしたよ。
点数 | 85点 |
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ミケさんは、ちゃんとアルミフォイルに包んで、一度状態を確認した後にアンチオックスで栓をして持参されています。 完璧な状態でのブラインド・テイスティングでしたので言い訳はできませんよ(していますが)
名称 | Kikuka Chardonnay Barrel Aged 2019 菊鹿 シャルドネ 樽熟成 2019 |
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生産者 | Kumamoto Wine 熊本ワインファーム |
価格 | (ミケさんから) |
購入店 |
そしてブラインドのもう片方(B)がコチラです。
最初の判断では、(A)に比べると味わいはやや厚みに欠けていて、
樽香は同じくらいしっかりですが、香りに草のような雰囲気と(なぜか)ラズベリーのようなフルーツそのものの香りがありました。
なので当初はこちらが日本ワインと判断して、これくらいしっかりした樽を利かせるワインはきっと評判の良いものに違いないと思い、
飲んだことは無いのですが、
「ミエ・イケノ シャルドネ 2019」
としておりました。ところが前述のヒントで金額的グレードを下げることになり、
スーパーでも買えそうな樽ドネを脳内でリサーチしたところ、
「オー・ボン・クリマ シャルドネ 2018」
をファイナル・アンサーとしました。
結果はこちらが菊鹿シャルドネ樽熟成でした。
銘柄オープンの際、このボトルが見えたのでめっちゃドヤ顔でガッツポーズしておったわけですが、
実はAとBを取り違えていて大ハズレ。まぁ師範のテイスティング能力なんてそんなもんです。
楽しいイベント、ありがとうございました!>ミケさん
点数 | 83点 |
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こういう場合のブラインド・テイスティングは、ワインからよりも周辺知識から情報を得ちゃうんですね。 今回当たっていたのは「ミケさんはきっと王道路線を持ってくるはず」と読んだ部分くらいですよ。
名称 | Nara Wine Nouveau 2022 奈良ワイン ヌーボー 2022 |
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生産者 | Kitani Wine 木谷ワイン |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
思いっきり頭を使うブラインド大会も終了(結構みなさん良い線いっていたと思います)、
改めて日本ワインと稽古をつけていきます。
ここで出して頂いたのが、奈良県で最初のワイナリーになる「木谷ワイン」のファーストヴィンテージ
「奈良ワイン ヌーボー 2022」です。
ファースト・ヴィンテージ、なんだかおめでたくて良いですよね。
外観は、ほんのりベージュっぽい色合いで、かなりしっかりと濁りがあります。
泡の出方は弱くて、微微発泡って感じです。
香りは、生食用ブドウで馴染みのあるデラウェアの香りがしっかりと感じられます。
その甘そうな香りを嗅ぎながら口に含むと、これが酸っぱいんだな。
まだ未熟なうちに収穫した「青デラ」を使っているらしいのですが、
ここまで酸味しっかりだと、ちょっと飲み手を選ぶと思います。
この酸っぱさ、なかなか攻めていると思います。
作戦としては、まずはコアなワインファンに向けて『万人ウケを狙わず、造りたいワインを造ります!』
って感じが表現されているのかも知れません。今後の発展が楽しみです。
点数 | 68点 |
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名称 | Collection Supérieure 2021 コレクション・スーペリュール 2021 |
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生産者 | Bellwood Vinyard ベルウッド・ヴィンヤード |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
次に出して頂いたのが、2020年に山形県上山市に設立された若いワイナリー「ベルウッド・ヴィンヤード」の白です。
栽培醸造家が鈴木さんだからベル(鈴)ウッド(木)、わかりやすいですね。
ラベルの端っこに「CH et SB」と書かれていて、品種はシャルドネとソーヴィニョン・ブランのようです。
なぜか日本ワインって、ラベルで多くを語らないものが多いんですよね。
外観は無色に近い薄レモン色で、キレイに透き通っています。
香りは、ブラインドだったらこれも「シャルドネ100%ですね」と言ってしまいそうなくらい、
まさに寒冷地のシャルドネ的な香りです。樽は使われていないと思います。
ソーヴィニョン・ブランっぽさは、香りからはあまり感じられませんでした。
日本のソーヴィニョン・ブランって、特有のあのハーブっぽい香りが弱い気がしますね。
今回、かなり特徴的なワインが多かったこともあって、「意外と普通」なこのワインはあまり目立たなかったかも知れません。
でも家で1本飲むんだったらこういうのが良いんですよね。
点数 | 73点 |
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名称 | Cave d'Occi Penguin Kerner 2021 カーブドッチ ぺんぎん (ケルナー) 2021 |
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生産者 | Cave d'Occi カーブドッチ |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
最初に「簡潔にいきます」とか書いておきながら、どれもコメント長いな。
適当に流し読みして頂ければ幸甚です。
こちらのワインは、新潟のワイナリー「カーブドッチ」が、北海道余市町のブドウ(ケルナー)で造っているものです。
表ラベルはこれまた多くを語らない感じですが、裏ラベルによれば、
『どうぶつシリーズは醸造家掛川の趣味にはしったワイン達』
だそうです。
色は、こちらも無色に近い薄レモン色・・・ってか暗い照明下で日本ワインの色の差を云々するのは無理ですね。
香りはかなりしっかりしていて、マスカット的な生食用ブドウの皮の部分みたいな香りがあります。
味わいもまさに「ブドウ!」ですね。酸味しっかりでほんのり甘くて、スーッと入って来る感じです。
裏ラベルに『身体に染み入るようなワインを目指して造りました』とありますが、まさにその通りだと思います。
ただ、どのあたりが「ぺんぎん」なのかがわからない。
そういうのって、馴染みのない人にはなんとなく疎外感が感じられてしまうんですよ。
個人的には「菊鹿シャルドネ 樽熟成」みたいなストレートなネーミングが好きです。
点数 | 77点 |
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今回師範が持参したのは、横浜高島屋の地下に出店している「皇朝」という横浜中華街のお店のお惣菜、 酢豚(写真右)とよだれ鶏(写真左)とイカとキュウリの炒め物(写真無し)です。 後で考えれば、 辛い味付けのよだれ鶏とか、キュウリとか、ワインに合わせるのは難しい料理だったのかも知れませんが、 デパ地下で見て美味しそうだったから仕方ないですよ。
名称 | Silver Heights Ningxia Pinot Noir 2020 シルヴァー・ハイツ ニンシア ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Silver Heights Vineyard シルヴァー・ハイツ・ヴィンヤード (銀色高地酒庄) |
価格 | (Numataさんから) |
購入店 |
ここで最後の参加者Numataさんが登場、Numataさんもブラインド仕様で1本持参されていました。
いやー、楽しいよね、こういうの。
特に今回の参加者は、ワインショップの経営者とその右腕、大手ワインショップの店長、
インポーターの中の人、ミスワイン2022審査員特別賞受賞者、元ソムリエさんといったプロやセミプロの方が参加しているので、
ド素人枠である師範やヒマワインさんは気楽なものです。
Numataさんからは『師範やヒマさん、いつまでも素人を気取っている場合じゃ無いですよ』などと言われちゃいました。
「素人を気取る」・・・斬新な表現です。
・・・な戯言は置いといて、テイスティングして参ります。色はかなり薄めの赤紫色です。なるほど。
香りは、知らない葡萄の香りです。
味わいは、酸味がそこそこあってほんのり甘味もあって、粒の大きい葡萄であることが想像されます。
ここで例によってシチュエーションから当てに行きます。Numataさんのことだから、きっと普通のワインは持って来ないでしょう、
なんか最近ギリシャのワインの話題をされていたような気がしたので、
「ギリシャ クシノマヴロ 2020」
がファイナルアンサー。答えは中国のピノ・ノワール・・・当たるわけないっすよ、そんなの。
Numataさんは普通のワインは持って来ない、の予想だけ当たりました。
でもこれが、道場史上最も美味しい中国産のワインでした。「最も」と言ってもまだ3本目なんですけどね。
点数 | 78点 |
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名称 | Pinot Rose 2020 ぴのろぜ 2020 |
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生産者 | Coco Farm & Winery ココ・ファーム・ワイナリー |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
怒涛のブラインド・テイスティング大会も終わり、また落ち着いて日本ワインと稽古を付けていきます。
造り手は栃木件足利市にある障碍者支援施設「こころみ学園」に併設されているワイナリー、ココ・ファーム。
ただしこのロゼのブドウは北海道余市町産、そして製造所も北海道岩見沢市みたいです。
良い感じに経営を拡大されているってことですかね。
外観は、濁りのある薄いピンク色です。香りは、ワインチャンさんによれば『桃とサクランボ』らしいです。
確かにその通り!と思いましたが、多分に視覚情報に左右されているような気もします。
味わいは、「旨味、酸味、出汁」とメモには書いています。しみじみ系のロゼですね。
日本ワインって、ちょっと自然派に寄せたような造りのものが多い気がしますが、このワインもそういう感じです。
この、いい意味で「ユルい」感じにハマる人も多そうですね。なんだか安らぎますからね。
点数 | 79点 |
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名称 | Pinot Noir 2019 ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Coco Farm & Winery ココ・ファーム・ワイナリー |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
ココ・ファームからもう一本、こちらも北海道余市町のブドウを使い北海道岩見沢市の製造所で造られたワインです。
裏ラベルによれば、
『こことあるシリーズのワインはブルース・ガットラヴの10Rワイナリーで醸造され
ココ・ファーム・ワイナリーからお届けする適地適品種の上質な日本ワインです』
とあります。ここで「あぁ、10Rのブルースさんなのね」と分かるのが日本ワインファンなんでしょうね。
外観は、北海道のピノ・ノワールとしては結構しっかりした赤紫色に感じます。
香りは、ベリーっぽいフルーツの香りがしっかりあって、ちょっとだけ酢酸っぽさもありますが華やかで良い香りです。
味わいは、ロゼ同様旨味がしっかりですね。こちらもしみじみ系ですよ。
ミケさんによれば『ココ・ファームのワインはココ・ファームの味がする』らしいです。
確かになんとなくそういう気がするというか、障碍者福祉に通じるフトコロの深さがあるような気がしますね
・・・完全に先入観だと思いますが。
点数 | 81点 |
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こちらは、Yukariさんが大のお気に入りというタコスです。しっかりした肉が入っていて、ボリュームがあって美味しいっすよ。
それ以外にも、ヒマワインさんが持参されたお寿司(奥にちょっとだけ写ってます)とか、
ワインチャンさんが持参された紫キャベツとベリーのマリネとか、
しろさんが持参されたクスクスとか焼鳥とか、
美味しい料理がいろいろありましたがマルッと写真撮り忘れています。スミマセン。
名称 | Yatsugatake Pinot Noir 2019 八ヶ岳 ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Domaine Mie Ikeno (Les pas du chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
金額的には多分このワインが今回のメインってことになるのでしょうか、
みんな知っている日本ワインの瞬殺銘柄「ドメーヌ・ミエ・イケノ」のピノ・ノワールです。
恥ずかしながら(って恥ずかしがることはないのですが)、ミエ・イケノのワインと稽古するのは初めてです。
だって買えないんだもん、ここのワイン。
外観は、前のココ・ファームのピノと比べると、若干濁りがあって若干薄め、
外観だけだったらこちらが北海道産と言いそうです。
香りは、前のワイン同様のベリーっぽい感じに、わずかに動物的な雰囲気というか、革製品っぽさがあります。
味わいは、良く言えば複雑味、悪く言えば若干の雑味があります。
スーッと流れて行かず、口腔内にフックする、そんな感じです。
なるほどコレがミエ・イケノのワインなのね。
またまたミケさんが『ミエイケノはミエイケノの味がする』と言われてました。
師範がその境地に到達するのは無理だと思いますが、なんとなく人気の理由がわかったような気がします。
でも、正直「そんなにまでして買う?」という思いもあります。
人気銘柄があることが日本ワインを活気づけている面もあると思うので、
この瞬殺状態が一概に悪いこととは思いませんけれども。
点数 | 80点 |
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名称 | Dela 2021 デラ 2021 |
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生産者 | Les Vins Vivants レ・ヴァン・ヴィヴァン |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
次のワイン、というかほぼ最初から開いていたんですけど飲み忘れていたのがこちら、
最初に頂いたシードルと同じ造り手、レ・ヴァン・ヴィヴァンの白。品種はデラウェアです。
ホント日本ワインのラベルは多くを語らないものが多いな。
このワインなんて、お姉さんのイラストの左下に「デラ」ですよ。
少なくとも「デラウェア」くらい書いたってバチは当たらないと思うんですけどね。
色はかなりオレンジ色です。白ワインじゃ無くてオレンジワインにカテゴライズされるのかも知れません。
香りはかなり自然派風味。セメダインのような揮発香と、若干のアンモニア感があります。
味わいは、酸味しっかりで旨味もたっぷり。好き嫌いはありそうですが、好きな人はハマる系ですね。
やっぱり日本ワインの特徴はこの旨味にあるな・・・などとブラインドをハズした人間がなんか言ってます。
それはそうと、やっぱり日本ワインはできるだけラベルに情報を入れて欲しいな。
これ日本語が読めない方は手に取れないワインですよ。
点数 | 76点 |
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名称 | Le CINQ Winery Pinot Noir 2019 ルサンクワイナリー ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Le CINQ Winery ルサンクワイナリー |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
このあたりになるとかなり記憶もおぼろげになって参りますので、話半分で読んでください。
ルサンクワイナリーは新潟ワインコーストで5番目のワイナリーということで、"Le CINQ"らしいです。
新潟もなかなか熱いですね、気温じゃ無くてワイナリーの設立熱が、です。
外観は、「これってロゼの濃いヤツですか」くらいの淡い赤紫色です。
日本ワインのピノ・ノワールってこういう色でしたよね。
香りは弱めのボリュームですが、ほんのりイチゴのような香りを感じます。
これまた視覚からの情報に左右されているのかも知れません。
味わいは、これまた酸味強めのワインです。親愛の情を込めて「酸っぺぇ!」って言いたくなります。
日本の新しいワイナリーって、酸を大事にするところが多いですね。
それが日本らしい表現ということになるんでしょうかね。
若干の抵抗感を禁じ得ない安ワイン道場は、古いタイプの日本人なのかも知れません。
点数 | 67点 |
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名称 | Cave d'Occi Oumu Zweigelt 2021 カーブドッチ おうむ (ツヴァイゲルト) 2021 |
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生産者 | Cave d'Occi カーブドッチ |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
同じく新潟の赤で、こちらはカーブドッチのツヴァイゲルトです。
これも北海道からブドウを取り寄せたのかなぁと思いましたが、裏ラベルには『自園で収穫した』とあるのでどうやらブドウも新潟産、
ホームページには『砂質のツヴァイゲルト』とあるので海のそばで栽培されているみたいです。
色は結構しっかりとしていて、青みを感じる紫色です。さすがツヴァイゲルトの色って感じですね。
香りは、ドイツ系赤らしい、冷たい果実の香りを感じます。『冷たい果実ってなんだよ!?』と突っ込まないでください。
味わいは、固さもありますが甘味もあって、バランスが取れている感じです。
日本の、特に北海道のツヴァイゲルトって、骨格はしっかりだけど中身はスカスカに感じるワインも多いのですが、
このワインはちゃんと身が詰まっています。
北海道より暖かい新潟産だから、ということがあるのかも知れません。これは素直に美味しいワインですよ。
点数 | 78点 |
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名称 | Tsukika "Moonnight Hervest" Yatsugatake Chardonnay 2019 月香 "ムーンナイト・ハーベスト" 八ヶ岳 シャルドネ 2019 |
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生産者 | Domaine Mie Ikeno (Les pas du chat) ドメーヌ・ミエ・イケノ (レ・パ・デュ・シャ) |
価格 | |
購入店 | ワインショップ・プルール |
最後の一本も、有名ドコロ中の有名ドコロ、ミエ・イケノのシャルドネです。 裏ラベルに書かれた説明が、あまりに詩的なので転記させて頂きます。
月の光がほんのり八ヶ岳のブドウ畑を照らす真夜中、
黄金色のブドウは収穫のときを迎えます。
ひと房ひと房丁寧に摘まれたブドウは、
月の香りをまとったままワインになりました。
ね、ステキでしょ。そしてワインも、確かにそんな感じでした。
軽く濁りがあって、月夜は月夜でもおぼろ月夜、柔らかな光と「月の香り」が感じられます。
『月の香りってなんだよ!?』と突っ込まないでください。公式がそう書いているので間違いないはずです。
やっぱりこういう、ワインそのもの以外のストーリーも含めて人気の造り手なんだな、と実感しました。
月夜の晩に、このワインをしみじみ飲むのは至福でしょうね。願わくば誰でも買えるくらいに生産量を増やして欲しいものです。
点数 | 82点 |
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食後は、ワインチャンさんが持参されたフルーツサンドやチーズ(コンテ)を。
フルーツサンドの構成は、パンとクリームと果物、それぞれは普通にあるものですが、
この3つが束になると恐ろしい高級感が発せられます。「金持ちの食べ物」って感じでした。
そんな感じの料理持ち寄り日本ワインの会、会費はたったの4,000円でした。またよろしくお願いします!>皆様
本日の夕食当番は師範ですが、同時に本日はプレミアム・フライデー(死語)なので、
自主的に早上がりし調理の時間があるので、レシピ付きのワインセットからの3つ目のマリアージュを試みました。
・ナスといちじくの揚げ浸し
いかにも涼しげで、夏向きのメニューという感じですが、季節はもう11月も終盤になっちゃいました。
もっと早い時期に採用すべきだったと思いますが、まぁ細けぇこたぁ良いんだよ。
セットへのリンク:マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円
完成品がコチラです。
レシピではいちじくが指定されて、それが重要な食材なのは分かっているのですが、
あいにくもういちじくの季節は過ぎたようで大きめのスーパーにも無かったので、トマトとレンコンで代用しました。
また、シシトウも買い忘れたのでピーマンで代用しています。ナンプラーも持っていないので使っていません。
まぁ細けぇこたぁ良いんだよ・・・ってちっとも細かくないですね。
他にも白だしに加えて分量適当に麺つゆを入れたり、思いっきり魔改造ですね。
出来た料理は・・・普通に揚げびたしです。本来はオシャレなお皿になるはずだったのに、
魔改造により普通の平凡な家庭料理に・・・師範にオシャレは難しいっす。
名称 | G by Yurigusa Blanc 2021 ジー・バイ・ユリグサ ブラン 2021 |
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生産者 | Ch. Ginkgo (Dom. Yurigusa) シャトー・ジンコ (ドメーヌ・ユリグサ) |
価格 | 1,329円 (単品価格:2,508円) |
購入店 | IENOMI LIFE (イエノミ ライフ) |
というわけで、選んだワインは「マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット」から、
日本人女性醸造家「百合草梨紗(ゆりぐさりさ)」さん監修のボルドー産白ワインです。
先日赤とも稽古しています。
合わせるべき料理は「ナスといちじくの揚げ浸し」でしたけど、前述したように普通に揚げびたしになりました。
それ以外の料理は、エビフライと白身魚フライ(どちらも冷凍を揚げるだけのもの)、
鰹のタタキとメカブの和え物などを用意しました。
色は、結構しっかりした黄色みを感じます。
香りは、桃やグレープフルーツの香りに加えて、なんとなくハチミツのような甘い雰囲気も感じます。
なるほどこの香りといちじくだったのね。
味わいは、明確に感じるのはライムの雰囲気。揚げ浸しの酸味にライムが指定されていたのは大納得ですな。
カチッとした骨格を感じられ、その隙間部分にいろいろ受け入れる包容力が感じられれる味わいです。
「リーズナブルなボルドー白かくあるべし!」って感じのワインです。
もっと高くなると甘かったりめちゃ樽だったり、もっと安くなると薄っぺらだったりしますが、
このワインそのどちらでもない中庸をキッチリ狙ってきていると思います。さすがのバランス感覚は、
日本人女性醸造家の面目躍如!って感じでしょうか。
小瓶保存の翌日、桃の香りがより強く感じられるような気がします。 やっぱり美味いな、このワイン。さすがです。+1点せざるを得ませんな。
点数 | 78(+1)点 |
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リンク |
マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 14,900円 (IENOMI LIFE) マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) G by Yurigusa Blanc 2021 [Ch. Ginkgo] 2,508円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) |
超久しぶりですが、12月17日(土)に渋谷でライブに出演します。 本日はそれに向けての最後のバンド練習、場所はいつものスタジオNOAH 恵比寿店。 今回はヤングな女性ボーカルにも入ってもらって、シティーポップ的な歌モノもやりますよ。
午前中からの練習の後は、前回同様サイゼリヤ恵比寿東口店にて反省会。 サイゼリヤでのワインの話は、さすがに皆さん食傷気味だと思いますので今回はサラッと。 とにかく柔らか青豆とペコリーノチーズの温サラダは外せませんよ。
アルコールは、最初生ビールを2杯頂きました。ジョッキ1杯400円、サイゼの記号は"BR01"です。
鍵盤楽器担当のMz氏は数えきれないくらい飲んでましたが、
生ビールがこのお店では一番利益率が高い商品ではないかと思います。
その後、白ワインをカラフェで。250mlで200円、サイゼ的には"WN04"ですね。2回注文しました。
今回慣れないスマホ撮影で、写真がボケボケです。スミマセン。
もちろん赤ワインもカラフェで2回頂いています。"WN03"です。
ささやかなTipsとしては、サイゼリヤのハウスワインは250mlと500mlのカラフェがありますが、
250mlが200円、500mlが400円と容量単価が変わらないので、小さい方を頼むのが調整が出来て得策です。
そんな感じで、お会計は一人3,000円くらいでしたっけ?単価の高いビールをたくさん飲まなければ、
この値段に達するのは難しいお店です。
名称 | Caleido 2018 カレイド 2018 |
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生産者 | Jorche ホルケ |
価格 | 1,755円 (通常価格:3,509円) |
購入店 | Terra Vento |
夕刻前には道場に帰り着き、夕食時にはワインを開けないつもりだったんですが、
午後10時からはサッカーワールドカップの日本代表の試合があるじゃないですか。
そうなるとやっぱり観戦のお供にワインが欲しくなって、
でもここから1本開けるのはさすがにしんどいので、複数日に分けて稽古することにしました。
そんな時の選択として真っ先に思いついたのがコチラ、インポーター「風土」のイタリア産の赤です。
半額セールで購入したワインですが、このインポーターが輸入しているワインは開けて数日経ったくらいが美味しい、
とよく言われているんですよ。
外観は黒に近い紫色、品種が"Negroamaro"(黒くて苦い)ですからね。そりゃ黒いですよ。でもエッジにほんのりオレンジ色も見えます。
香りは、熟したベリーの香りに加えて、イタリアらしい人懐っこさ、そしてブルゴーニュ的な明るい感じの樽香を感じます。
味わいは、品種名に反して苦味はありません。甘さしっかりで、こなれた感じの渋味もあります。酸味はやや控えめな感じがします。
開けたては固いワインかと思っていましたが、抜栓してすぐから美味しいワインでした。
勢いで飲み干しそうになりましたが、頑張って半分以上残しました。このまま普通に栓をしてセラーに立てて保存し、
数日に分けて稽古していきます。
一日後:テイスティンググラスに1杯分だけ再稽古。良い方にも悪い方にも、特に変わりは無いように思います。
現状だとスタートから一貫した印象を受けますが、この先変化するんですかね?
二日後:過去の自分の記憶と比較するのは難しいのですが、ちょっと大人しくなった感じします。
まだ半分近く残っていますが、挽回に期待したいところです。
三日後:結構残り少なくなってきましたが、特に変わりはないと思います。依然として美味しいワインではあります。
四日後:今日が最終日です。なんとなく干しブドウっぽさというか、ドライフルーツの雰囲気が出て来ましたよ。
結果的に数日に分けて飲んで、大化けはしないけどそこそこ変化も楽しめるワインでした。
点数 | 80点 |
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リンク |
Caleido N.V. [Jorche] 3,190円 |
名称 | Tellus Syrah 2019 テルース シラー 2019 |
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生産者 | Falesco ファレスコ |
価格 | 1,650円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の料理当番は師範で、メインが豚肩薄切りと茄子の中華風炒め(by CookDo)、
昨日の残りのおでん、さらに常備菜の赤カブのピクルス、そして切って盛るだけのレタスとトマトのサラダ。
『師範ほとんど何もしてないじゃん!』ですが細けぇこたぁ良いんだよ。適当に作ってもそれなりの食卓になります。
そんな料理に合わせて選んだのは、イタリアはラツィオ州のシラー。
造り手は、ラツィオ州と言えばリカルド・コタレッラ氏率いるファレスコですね。
カルディで安売りされることが多い造り手ですが、
今回のはインポーターがオーバーシーズじゃ無くてモンテ物産ですし、ショップもカルディではありません。
まず外観は、シラーらしくしっかりと濃くて青みを感じる紫色です。
香りは、シラーというよりガチなイタリア。
ツンっとした果実香と、スミレっぽい雰囲気は、サンジョヴェーゼを中心としたイタリア系品種そのものです。
味わいは、こちらもシラーの重さは感じなくて意外と軽め。
ボトル外観のデップリ感とは裏腹に、案外スレンダーで相手を選ばない感じの赤ワインです。
ワインって、酵母の種類にあまり言及しないけど、
ブドウ品種以上に酵母の影響が大きいと思うけどどうなんですかね?
このワインなんか、シラーらしいスパイシーさというよりイタリアらしい人懐っこさが前面に出ています。
万能選手なワインですが、どうしてこんな(セラーに入れづらい)異形ボトルを選んだのかは疑問が残ります。
小瓶保存の3日後、このワインを開けたのってもうずいぶん以前な感じがします。 で、なんとなく美味しくなった気がします。やっぱりシラー感は弱めですが、香りが華やかになって味わいに厚みが増しました。 このクラスでもちゃんと開くんですね~。+1点です。
点数 | 75(+1)点 |
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リンク |
Tellus Syrah Lazio Rosso 2019 [Falesco] 1,650円 |
本日は、飲み友だちと三軒茶屋で飲み歩き。一軒目は、Peró(ペロウ)というところ。
自然派ワイン中心の『「飲めて、買える」ワインストア』というコンセプトのお店です。
まずここで集まったのは下記のメンバーです。
・とりゅふさん
・デゴ店長さん
・TKさん
・安ワイン道場師範
店内には、入ってすぐのところにスパークリングや白ワインやクラフトビールが入れられた冷蔵ケースがあって、
奥には主に赤ワインが置かれたウォークイン・セラー(左写真)があります。
自然派はあまりわからない師範ではありますが、ラディコンとか結構希少な銘柄も並んでいたように思います。
飲食エリアは4人程度のテーブルが2つと5席程度のカウンターがあります。
とりゅふさんに予約をして頂いていたはずなんですが、
なんと予約されたのは三軒茶屋店ではなくて下北沢店だったとのこと!
でも幸いテーブル一つが空いていたので無事入れることになりました。
名称 | Marguet Extra Brut "Les Beurys" Grand Cru 2016 マルゲ エクストラ・ブリュット "レ・ブーリ" グラン・クリュ 2016 |
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生産者 | Champagne Marguet シャンパーニュ・マルゲ |
価格 | 15,400円 |
購入店 | Peró(ペロウ) |
冷蔵ケースに収められているスパークリングは、ほとんどが自然派のペティアンとかシードルとかだったのですが、
1本だけ燦然と輝くシャンパーニュがありました。お値段も、他のはだいたい5,000円近辺かそれ以下のところ、
これだけ突出してお高い15,400円。でも、これがデゴ店長によればかなり珍しいアイテムらしいんですよ。
裏ラベルには「Bouteilles : 2141」とあるので、かなり少量生産のようです。
そしてマルゲのシャンパーニュは人気で、最近は結構入手が困難になってきているとのこと。
というわけで結局このシャンパーニュを4人で頂くことになりました。
外観は、とりわけ濃いわけではありませんが、やや麦わら色がかっていて熟成を感じます。
香りは、まろやかな果実の香りがあるので「マロラクティック発酵あり」、香ばしい木の香りがあるので「樽熟あり」ですね。
裏ラベルによれば、品種は71%がシャルドネ、29%がピノ・ノワールのようです。
味わいはドザージュ無しなのでキリッと辛口ですが、マロあり樽ありなので、柔らかさを感じます。
そしてなんとも濃いんですよ。高級感バリバリの香りと味わいです。
シャンパーニュはシャンパーニュというだけで美味しいのですが、
このクラスになるとそんじょそこらのシャンパーニュとは一線を画すクオリティを感じます。
一杯目のシャンパーニュなんていつもはキューっと飲んじゃうんですが、
この1本はとてもしっかりしていたので、4人で分けて1時間弱楽しんでました。
点数 | 86点 |
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コップ酒で乾杯です・・・ってリーデルですけどね。脚付きのグラスもあったんですけど、
なぜこれが使われたのかはわかりません。
結局このお店ではこの1本と稽古しただけでした。
グラスワインもいろいろあるようなので、
自然派ワインがお好きな方はカウンターでいろいろ頂くのも楽しそうですよ。
二軒目は、Bistro Vas_y(ビストロ バジー)というところ。
TKさんに予約して頂きました。
「三軒茶屋の商店街の奥に佇む隠れ家ビストロ」というコンセプトのようです。
ここから参加して頂いたのがNo.5さん、
今回のメンバー5人が揃いました。
そんなに大きなお店では無いのですが(この日はシェフのワンオペでした)、
奥にはしっかり仕切られた個室があって、今回はそこを使わせて頂きました。
やっぱり個室は良いっすよね。特に師範みたいに大きめカメラで無遠慮に写真撮ったりする場合、
周りにお客さんがいると気を使っちゃうのよね。
そして、ですよ。この個室の一角に、なにやらデカいワインクーラーがセットされていて、
そこになんとなく見たことのあるシルエットのワインが突っ込んであるのを発見しました。
え?持ち込みアリなんて話、聞いてないんですけど?!
そのワインが何かの説明はひとまず置いといて、まずは5人揃ったので乾杯です。 グラスはフルート型のものを使わせて頂きました。 最近はこのフォルムのグラスが使われることは少なくなりましたね。 グラスも流行りすたりがあるんですよねぇ(道場にもフルート型のグラスが複数あります)
名称 | Krug Grande Cuvée "169ème Édition" Brut N.V. クリュグ グランド・キュヴェ "サンスワソンヌフィエム・エディスィオン" ブリュット N.V. |
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生産者 | Krug クリュグ |
価格 | (TKさんから) |
購入店 |
ではその持ち込みワインをズラズラーっと説明して参ります。
今回、これら3本のワインを提供して頂いたのは、安ワイン道場の古くからの読者であるTKさんです。
以前からいろいろご馳走して頂いており、ホント感謝しかありません。
そのうちの1本目がコチラ、クリュグのグランド・キュヴェ、エディション・ナンバーは169です。
実は10月にもエディション170をご馳走して頂いておるのですが、
ポンコツ師範は印象を全く記憶していなかったため、『師範がシラフのうちに』ということで供出して頂きました。
もしブラインドだったら違う事言うかも知れませんが、ワインなんてラベルあってのもの、若干の花畑モードでお伝えします。
まず外観が良いですね。上の乾杯写真を拡大するとわかるかもですが、
正しくシャンパンゴールドの色合いに、キラキラと細かい泡がコンコンと湧いてきます。
そして香りも素晴らしい。良い熟成シャンパーニュ(ベースのヴィンテージは2013年らしいです)に感じる、
焼き栗のような香ばしさがばっちり香ります。
味わいは、酸味と旨味と熟成感のバランスがバッチリで、さすがクリュグと唸らされます。
ちょっと今日は一旦「安ワイン道場師範」であることは忘れさせて下さい。
このワイン、美味いです。やっぱり高いワインは美味いんです。
自由経済とはそういうものです。金、カネこそ全てだ!
点数 | 90点 |
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名称 | Krug Rosé "24ème Édition" Brut N.V. クリュグ ロゼ "ヴァンンキャトリエム・エディスィオン" ブリュット N.V. |
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生産者 | Krug クリュグ |
価格 | (TKさんから) |
購入店 |
クリュグもね、1本だけ飲む機会だったらこれまでの安ワイン道場の歴史の中で何度もあるわけですよ。
でも、複数本並べて稽古するなんてのは全く初めてです。
そして、クリュグのロゼと稽古するのも初めてです。
人生は初めての経験に満ち溢れております。老け込んでなんかいられませんよ!
色は、これぞ正しくシャンパン・ピンクです。
そんな色の表現があるかどうかは知りませんが、そうとしか言えないキレイなオレンジがかったピンクですよ。
泡立ちも当然コンコン湧いてます。
香りを嗅ぐと、グランド・キュヴェと同様の香りの上に、ほんのりベリーの香りが乗っています。
クリュグIDの検索システムを使って調べると、
ベースのヴィンテージは2012年、ピノ・ノワールが40%でピノ・ムニエが32%、シャルドネが28%だそうです。
味わいは、気のせいかも知れませんが、グラン・キュヴェに比べてほんのり甘さがあります。
目を瞑って飲めば違いは分からないかも知れませんけど。
やっぱりね、日本人にとっておめでたいのは紅白揃うことですよ。
だからロゼがあると一気に華やかに、おめでたさが倍増します。
なので、クリュグも白だけじゃなくてロゼも揃えることが大切です。
「大切です」なんて他人様にご馳走になっておいて偉そうに!って感じですが、
今日一日だけですので大目に見てやってください。
点数 | 92点 |
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名称 | Krug Vintage Brut 2008 クリュグ ヴィンテージ ブリュット 2008 |
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生産者 | Krug クリュグ |
価格 | (TKさんから) |
購入店 |
そしてクリュグ、なんと2本じゃなくて3本用意して頂いています。
3本目はなんとヴィンテージ、それも良年と名高い2008年産です。
いやー、ありがたいですねぇ。クリュグのヴィンテージなんて超久しぶり、20年ぶりくらいかしら
・・・なんて現場では思っていましたが、調べたらなんと昨年二度も飲ませて頂いている
(ココとココ)ではないですか!
すっかり記憶から抜け落ちてました。
やっぱりね、前後不覚になった後に高級ワインと稽古するのって、記憶の定着という意味でもよろしくないようです。
もうね、表現力も枯渇していますんで、メモに書かれた文字をそのまま書き写します。
・じゅくせい感!
・厚み!
・うまみ!酸!
・たくあん!
ってか「たくあん」て。だったら沢庵買って食べれば良いじゃない?なんて話にもなっておりましたが、
『それは言いっこ無しヨ』ということになっておりました。
・・・というような冗談はさておき、正直言って師範にとってスパークリングワインに対する感性の天井はこのあたりだな。
これ以上美味しくなっても多分きっと分からないのよ。
そして、その「美味しい」もリテラシーが必要な美味しさです。
熟成シャンパーニュとかの経験があまり無い方にとっては、「え?なんか古い感じで酸っぱくね?」ってなるかも知れません。
右脳だけでなく左脳のサポートがあってこそ、
この感じが「美味しさ」に昇華して感じられるのだと思います。
点数 | 93点 |
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岩手産のトリュフ、自家製のパン
ワインだけダダ~っと書いてきましたが、もちろん料理も頂いております。
穏やかな香りの国産トリュフと自家製パンの香ばしさ、熟成シャンパーニュに合わないはずがありません。
シェフの藤井さん、パンは酵母から作るそうですよ。
パテ・ド・カンパーニュ、ケールのサラダ
前菜の一皿目、パテ・ド・カンパーニュは、とても長い時間(ヤバくて書けないそう)熟成させているそうです。
今回のシャンパーニュとの相性という意味では、「熟成」がキーワードですね。いや美味いわ、コレ。
コウイカのフリット、ビーツとフランボワーズのソース
揚げ物ってやつは和食中華洋食、洋の東西を問わず美味しいです。
でも、自宅で揚げ物する家庭って少ないらしいですね。
揚げ物大好きな道場では頻繁に登場します。油は天ぷら鍋に入れっぱなしです(ゴミは掬います)
イナダ(のなんかいろいろ)
魚料理ですが、ちゃんとした名前は聞き漏らしました。
今回の料理で、唯一「???」だったのがこの一皿。
なんだか味わいが複雑すぎて捉えどころがないというか、ソースの味にイナダが負けているというか
・・・まぁ好みは人それぞれだとは思いますが。
小鹿のロースト
鹿は、北海道西興部村の生後6ヵ月のバンビだそうです。そう聞くとなんだか可哀想になっちゃいますが、
謹んでお命を頂かせて頂きます。ソースの味がしっかりしていて、この料理に合わせるのはやっぱり赤ワインですよねぇ。
名称 | Bourgogne "Les Maradières" 2017 ブルゴーニュ "レ・マラディエール" 2017 |
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生産者 | Pierre Naigeon ピエール・ネジョン |
価格 | (10,000円くらい) |
購入店 | Bistro Vas_y |
・・・というわけで、赤ワインをお店のセラーから選びます。
幸いこの時は私たち以外にお客さんがいらっしゃらなかったので、皆でセラーの前に行って、
シェフのご説明をお聞きしながらデゴ店長を中心に吟味させて頂きました。
そんな中から選んだのがこちら、知らない造り手のACブルゴーニュです。
シェフのお話では、「ほぼジュヴレ・シャンベルタンなACブルゴーニュ」とのことでした。
色はACブルゴーニュとしてはかなり濃いめ、しっかりした赤紫色です。
香りにビックリです。「え?これがACブルなの?」です。
ブルゴーニュでも北の方、そして冷涼感の2017年らしい、ラズベリーのようなピュアな果実の香りに甘く香ばしい樽の香り。
味わいも、明らかにクラスを超えた凝縮感があります。酸味も甘味もしっかりしていて、素直に美味しい味わいです。
偉大なシャンパーニュの後のACブルゴーニュ、どうかなぁと思ったけど、
立派にそのポジションでパフォーマンスを見せて頂けました。
ピエール・ネジョン、覚えておくべき造り手ですよ。
点数 | 87点 |
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野菜のエチュベ
小鹿のローストのお皿、付け合わせが無くてストイックだなぁ、と思ったら、
野菜のエチュベが大きめの鍋にまとめて全員分出して頂きました。
野菜、美味しいっすよね~、ローズマリーの香りも爽やかでした。
ブラッドオレンジのジュレ、柚香(ゆこう)のシャーベット
食後のデザートは、こってりしたクリームやチョコレート系のものより、
フルーツのサッパリ感があるものが好きです。その意味ではこのお店のデザートは大好きな系でした。
ちなみにお値段は、コース料理が一人5,800円、追加のワインと持込料を合わせて一人10,000円程度でした。
もちろんクリュグ代は含まれていませんけど!
あぁ美味しかった!
そしてもう一軒行っちゃいます。 三軒目はワインバーふたみさん(お店のアカウント)。 店主とは以前何度かご一緒したこともあります。 最近ツイッターで話題のお店、凄い話や凄い写真をたびたび目にしますので、 「安ワイン道場」とは対極にあるようなお店ですが、他流試合として大期待して伺いました。
まずお店の入り口は、およそここにワインバーあると知っていないと入れない感じです。 そして店内に入ってビックリ、まるで高級寿司屋、禅の世界を感じさせるようなピン!と張り詰めた空間が現れます。 カウンターの反対側(客席の背中側)は特大セラー(というか倉庫)になっていて、キラ星のようなワインが並んでおります。 ワイン好きな方は一度は見ておいた方が良いと力説させて頂きます。
名称 | JM Sélèque "Quintette" Extra Brut N.V. JM セレック "クインテット" エクストラ・ブリュット N.V. |
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生産者 | JM Sélèque JM セレック |
価格 | (ふたみスペシャル 3種5,000円) |
購入店 | ワインバー ふたみ |
5人いるのでボトルで注文する、というのも選択肢としてはありだったんですが、
師範は初訪問だったのでやっぱり「ワインバーふたみの世界観」を知りたかったんですね。
そこで、こちらのお薦めグラスワイン3種のセット「ふたみ スペシャル」をお願いすることにしました。
そのうちの1種類めがこちらのシャンパーニュです。今日はもうシャンパーニュ漬けだな。
全く安ワイン道場っぽくない流れです。
ラベルによれば、品種はシャルドネ100%でベースヴィンテージは2018年、ドザージュ量は2g/L。
"Quintette"の意味は、5つの畑のブドウが使われているみたいで、
店主によればそのうちの半分はマロラクティック発酵あり、半分は無し、という話だったと思います。
外観は、本日ここまで稽古してきたシャンパーニュと比べると、若さを感じるレモン色がかった色合いです。
シャルドネ100%ということも関係しているかも知れません。
香りは、やはりフレッシュさが際立った感じですね。マロラクティック発酵無しの部分が影響しているかも知れません。
味わいも香りの印象通りキリッとフレッシュ。ドザージュ量がとても少ないので、甘さの無いシュッとした味わいです。
なるほどこちらのお店の内装のような、虚飾を排した意識高めのシャンパーニュという印象を受けました。
正座して飲みたくなるシャンパーニュです・・・ってか完全に味覚が視覚に影響されているな。
人間の五感はイイ加減です。
点数 | 83点 |
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シャンパーニュに合わせて出して頂いたのはガリ(生姜の酢漬け)です。 ワイン会なんかで、バゲットのことを箸休めという意味でガリと言ったりする方もいらっしゃいますが、 ココのはホントにガリです。 おなかいっぱいで伺ったので、こういう少量で口の中をリセットできるツマミはありがたいですね。 シャンパーニュに合うかは・・・もちろん合わなくは無いんですけど、 「合う」と断言するにはかなりの経験と哲学が必要かも知れません。
名称 | Marsannay 2017 マルサネ 2017 |
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生産者 | Louis Jadot (Dom. Louis Jadot) ルイ・ジャド (ドメーヌ・ルイ・ジャド) |
価格 | (ふたみスペシャル 3種5,000円) |
購入店 | ワインバー ふたみ |
2種類目と3種類目はどちらもブルゴーニュ、どちらもマルサネ村の白(シャルドネ)と赤(ピノ・ノワール)です。
面白いですよね、こういう飲み比べ。造り手は、先日の「アマジャド祭り」でも稽古した
大手「ルイ・ジャド」ですが、"Domaine Louis Jadot"の文字があるので自社畑のシャルドネですね。
色は、特に変わったところのない薄めのレモン色です。
マルサネって北の方だし、なるほどこれはシャブリっぽい感じかなと思って香りを嗅ぐと、
かなりイメージの違うボリュームのある香りでした。
樽香もしっかり乗っていて、ブラインドだったら「ピュリニー・モンラッシェですか?」と答えそうな雰囲気です。
味わいもボリュームがあるんですよ。ムルソーほどでは無いけど、モンテリーくらいのイメージがありました。
地球温暖化とか栽培醸造技術の進歩とかいろいろあって、
頭の中にあるブルゴーニュのイメージが最近は合わなくなってきた感があります。
このワインは良い方に裏切られた感じで、軽いイメージのあるマルサネ村の印象を覆す、しっかりした白ワインでした。
点数 | 85点 |
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シャルドネに合わせて出して頂いたのは生ハムです。 「白に生ハム?」とちょっと意外でしたが、 肉っぽさがかなり少なく、ハムというより「ほぼ脂」な感じでしたので、 このシャルドネのオイリーな感じとピッタリ合っていたように思います。 なるほどこういう合わせ方もあるのね。勉強になります。
名称 | Marsannay "Les Chapitre" 2019 マルサネ "レ・シャピトル" 2019 |
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生産者 | Louis Jadot (Dom. Gagey) ルイ・ジャド (ドメーヌ・ガジェ) |
価格 | (ふたみスペシャル 3種5,000円) |
購入店 | ワインバー ふたみ |
ピノ・ノワールもマルサネ村の産、こちらも"Domaine Gagey"の文字がありますので、現ルイ・ジャドの自社畑ですね。
ラベル下部に"Domaine ***"と書かれているのが自社畑です。他には"Domaine des Héritiers Louis Jadot"
なんかがあります。ネゴシアン物より高品質なワインが多い気がしています。
さてこのワイン、まず色が濃いんですよ。
マルサネのピノ・ノワールって、「え?これロゼ?」ってのが多いイメージがあったのですが、
このワインはまるで南仏のピノみたいな濃さがあります。
香りも「え?これガメイ?」な青さを感じました。
寒冷地のピノ・ノワールとはちょっと思えない香りの雰囲気にビックリです。
味わいは、酸味がしっかりしていて寒冷地的ではあったんですけどね。
これがマルサネかぁ、やっぱりブルゴーニュがわからなくなってきました。
例えば北海道のピノ・ノワールってマルサネに似ている雰囲気があると思っていて、
事あるごとにそう吹聴してきたのですが、ちょっと認識を変えなきゃいけませんね。
点数 | 78点 |
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ピノ・ノワールに合わせて出して頂いたのは干瓢巻です。 こちらのお店、雰囲気もお寿司屋さんですが、出されるツマミもお寿司屋さん的です。 ピノに合うかは・・・かなり甘さがあって柔らかめの干瓢巻だったので、 もっと熟成していて奈良漬けのような風味があるピノにはピッタリだったでしょうね。 若いピノ、特に青さのあるこのワインとはちょっと違う気がしました。 山葵があったら両者手を繋いでくれたかも知れません(エラそうでスミマセン!)
名称 | Pinot Noir de Bourgogne "Franc de Pied" 2017 ピノ・ノワール・ド・ブルゴーニュ "フラン・ド・ピエ" 2017 |
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生産者 | Dom. Philippe Chalopin ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン |
価格 | (サービス) |
購入店 | ワインバー ふたみ |
ふたみスペシャルとは別に、『残り少ないですから』と出して頂いたのがこのワインです。
まるでオー・ボン・クリマのような三角形のラベルですが、造り手はあのフィリップ・シャルロパン・パリゾです。
"Franc de Piet"とは「自根」という意味らしく、ブルゴーニュでは大変稀少な銘柄だそうです。
色は、こちらもかなり濃いめの赤紫色です。香りは「攻撃的」という表現がしっくりくるような、
かなり鋭利な雰囲気を伴った香りです。例えるならば、ヒノキの枡に入れられた擦りおろし生プルーンでしょうか。
「何だそれ?」ですけど。
味わいも、かなり強めというか固い感じだったと思います。
美味しんですけど、これまた「これがピノ・ノワール?」な印象を受けました。
シャルロパン・パリゾって、お手頃価格のものでも一貫した「シャルロパン節」が感じられて好きだったんですけど、
ここんとこの価格高騰でトンとご無沙汰でした。
それがこんな風な造りになっちゃったんですかね?
もうオジサンはいろいろわからないよ。
点数 | 84点 |
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こちらが、別途注文しておいて頂いた太巻きです。
どこだか有名なお店の太巻きとのことでしたが(名前忘れてスミマセン!)、
これがめっちゃ美味いのね。いろんな具材が使われていて、香りや味わいの接点が多いので、
味わい強めのピノ・ノワールに合わせても全く違和感が無かったように思います。
気になるお会計は・・・6,500円でした。雰囲気からは想像できないくらいリーズナブルです。
また襟を正しに伺いたいと思います。
師範代と次女はオイスターバー、長女もご友人と外食で、男子一人でボッチ飯。
昨日の赤は結構残っているし(そりゃそうだ)、なんなら水曜の白もあるので、贅沢ソロ・ランチとシャレ込みました。
アテはロピアで買ってきた「肉増し増しキャベツ焼き」という謎のお惣菜だけどね。
(それぞれのワインの後日評価は、それぞれのワインのところに追記しています)
上記の写真を撮っていたら、なんとなく違和感を感じたんですね。
よくよく見ると、道場のシンボルツリーであるジューンベリーの幹に、カマキリ夫人が絶賛分娩中でありました。
虫が嫌いな人ゴメンナサイですが、せっかくなので小さいカマキリさんが出て来るまで、定点観測していきたいと思います!
ってか産みたてのカマキリの卵って、青いのよ。知ってた?みなさん(クリックで拡大します)。
これから茶色になって赤ちゃんカマキリが出てきて・・・楽しみ楽しみ!。
名称 | Villa d'Est Primavera Chardonnay 2021 ヴィラデスト プリマベーラ シャルドネ 2021 |
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生産者 | Villa d'Est Winery ヴィラデスト・ワイナリー |
価格 | 3,190円 (2本セット:寄付金額25,000円) |
購入店 | 長野県東御市 |
閑話休題、今晩稽古したワインをお知らせ致します。
選んだのは、今年長野県東御市へふるさと納税した返礼品で、
千曲川ワインバレーの中心手存在「ヴィラデスト」のシャルドネ。
長野県東御市 、夏場気持ちの良い気候と肌スベスベの温泉、美味しいワインに地ビール・・・大好きな地域です。
色は、結構しっかりしたレモン色です。
香りは、抜栓してすぐは「え?これシャルドネ?」でした。甲州みたいな和柑橘の香りと、芋焼酎みたいな香りを感じたんですよ。
でも後者はきっと還元臭ってやつで、時間が経つとシャルドネらしい感じ、リンゴと蜂蜜がバンバン出て来ました。
樽の香りもほんのり感じます。
味わいは、「日本ワインは薄い」なんて認識は過去の遺物だと思わされる、旨味しっかりの濃い味わいです。
雨の多い国とは思えない仕上がりです。
最初の香りの甲州っぽさとか、旨味中心の味わいとか、いかにも日本のシャルドネって感じです。
やっぱり美味しいですよ、ちゃんと造られた日本ワインは・・・っていうか、日本ワインはだいたいちゃんと造られているので、
だいたい美味しいです。
ローカル色豊かで、そこそこの値段で、日持ちがする・・・ご当地ワインをふるさと納税の返礼品に設定するの、
めっちゃアリだと思いますよ。
火曜日に小瓶保存分と再稽古。 開けたのだいぶ前だった気がしましたが、まだ三日仕方っていないんですね。 今回は、多分小瓶の処理が悪かったと思います。明らかに柔軟剤(普通の洗濯物と一緒に洗った布巾でした)の香りが付いています。 小瓶は食洗器で洗って中まで自然乾燥させた方が良いようです。
点数 | 78点 |
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リンク |
ヴィラデストワイナリー 赤白ワイン 2本セット (プリマベーラ シャルドネ・プリマベーラ メルロー) 寄付金額25,000円 Primavera Chardonnay 2019 [Villa d'Est Winery] 3,146円 (@楽天 Cave de L.NAOTAKA) |
本日は、ほぼ毎月のように行われている、だいすけさん主催のリモートワイン会。
訳あって師範は2回ほどお休みしましたが、満を持して(誰も待ってませんが)今回は参加します。
今回のお題は「鍋に合うワイン」・・・鍋っつったっていろいろあるじゃないですか。
そして、道場のリモート宴会会場はロフトなので、そこに火気を持ち込むのはいろいろ面倒。
実際は、家族からは『ロフトに鍋とか持って行くと絶対こぼすので止めなさい』と言われ、
ロフトじゃなくてその下の寝室を会場にしました。
そんなこんなで、今回道場で選んだ鍋は「すき焼き」、それを調理済みの状態にした「すき煮」で参加しました。
リモート宴会だとだいたい1本飲み干して2本目を開ける羽目になるので、
どうせならペアリング比べすることにしました。
今回の「リモート鍋ワイン会」、師範が参加している間のメンバーは下記の皆さんです。
・だいすけさん(幹事)
・ハッピーなつみさん
・mishikaさん
・コム兄さん
・全力豆乳さん
・まささん
・安ワイン道場師範
あとお二人ほど参加予定だったみたいだけどお忙しいようでお見えになりませんでした。
でもそういう気楽さもリモート宴会の良さですね。
名称 | Santa Cabernet Sauvignon 2021 サンタ カベルネ・ソーヴィニョン 2021 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 367円 (よりどり3本1,100円) |
購入店 | カクヤス 保土ヶ谷店 |
「すき焼き鍋に合わせるワイン」の1本目に選んだのがコチラ、
チリのサンタ・カロリーナ社が日本向けに廉価なラインナップを供給している「サンタ」の
カベルネ・ソーヴィニョンです。
一般のご家庭で鍋に合わせるのに選ぶワインと言ったら、普通はこのクラスですよね。
この銘柄とは、先日シャルドネと稽古して、その価格を超えた品質にビックリしましたし、
先月のカルメネール/プティ・ヴェルドとの稽古も結構好印象でしたので、
すき焼き相手にも良い仕事してくれるのでは!と期待した次第です。
色はそれなり濃くて、清澄度が高くスッキリ向こうが透けます。
香りは、なるほどカベルネ・ソーヴィニョンです。カシスのような濃いベリーの香りにピーマンの茎っぽさを感じます。
ほんのり焦がした木の香りもあり(樽では無いでしょう)、香りのボリュームもそこそこあります。
味わいは、渋味控えめ&甘酸っぱさが目立つ感じで、カベルネ・ソーヴィニョンにしてはやや軽めかも。
でも税別333円のワインとしては合格ですよ。
昔よくあった、軽い南仏のカベルネって感じですね。それってだいたい1,000円弱していたと思うから、
半額以下でそれを実現したのはご立派だと思います。ただ、お薦めするのはカルメネール/プティ・ヴェルドの方ですね。
ちなみにすき焼きとの相性は・・・ちょっと違うかなぁ、です。
合わなくは無いんですけど、↓のワインと比べて果実味主体だと軽薄な印象になる感じは否めませんでした。
普通のご家庭と同じくスクリューキャップを戻して、 普通のご家庭だとちょっと難しいかも、なセラーに立てて保存した翌日再稽古。 特に昨日と印象に差はありませんが、やっぱりカベルネはピーマンだな、と思わされました。 ピーマン好きにはお薦めです。
点数 | 71点 |
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名称 | Gliss Cellars Syrah 2016 グリス・セラーズ シラー 2016 |
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生産者 | Gliss Cellars グリス・セラーズ |
価格 | 2,258円 |
購入店 | ヴィノスやまざき CIAL横浜店 |
「すき焼き鍋に合わせるワイン」のもう一方がこちら、カリフォルニア産のシラーズです。
このワインは、先週の横浜呑み歩きの途中で購入、
お知り合いのソムリエールさんに『コレなんかどうでしょうか!』って感じで選んで頂きました。
ちょっと熟成したカリフォルニアのシラー、確かに醤油との相性が良さげな気がしますよね。
外観は、明らかにこちらの方が濃く、そして青みがあるというか暗い感じの色調です。
あと、グラスの内側のアシが長いですね。アルコール度数の高さとエキス分の多さを物語っています。
香りのボリュームはそんなに変わりません。でも、複雑さと言うか深みがあります。
熟成感が結構でていて、熟したイチゴをカツオ出汁で煮込んだような香り、
そしてちょっとサラミのような肉っぽい香りもあります。
味わいも奥行きがありますよ。渋味はありますが柔らかく、それに呼応する甘さがあります(酸味はやや控えめです)
サンタは口腔内で横に広がるような味わいでしたが、こちらは奥の方に広がります。
極めて主観的な表現でアレですが、そもそもワインの表現なんてそんなものでしょう。
飲み比べるとはっきりしますが、やはりサンタとは格が違います。
ただ、好き嫌いがあるワインだとも思います。少なくともフレッシュ&フルーティなワインではありません。
やや「ツウ好みな味わい」というヤツですね。
すき焼きとの相性は、間違いなくこっちの方が合ってくれます。
醤油ベース+牛肉に合わせるプチ熟成感のあるシラー、ベリーナイスでした。
こちらも普通に栓をしてセラーに立てて保存した翌日再稽古。 昨日感じたサラミっぽさはかなり影を潜めました。還元臭だったのかな? そして甘さもあまり気にならなくなって、翌日の方が美味しく感じましたよ。+1点献上します。
点数 | 77(+1)点 |
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・・・という感じで、今宵も師範は日付が変わる前に退散しましたが、
お若い皆さんはその後も飲み続けていたみたい。若いって良いですね。
次回は12月16日(金)、テーマ・縛りは特に無しだそうです。
この会に興味がある方は、だいすけさんの
アカウントをフォローしていると、
開催案内のツイートをチェックできますよ。
名称 | Casillero del Diablo Reserva Chardonnay 2019 カッシェロ・デル・ディアブロ レゼルバ シャルドネ 2019 |
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生産者 | Concha y Toro コンチャ・イ・トロ |
価格 | 1,298円 |
購入店 | メガ・ドンキホーテ狩場店 |
本日の稽古相手は、チリの大手コンチャ・イ・トロのカッシェロ・デル・ディアブロ、品種は白のシャルドネ。
メルシャンとドン・キホーテのキャンペーンで、
このワインを買うと、プレゼントキャンペーンに応募できる、というのに釣られて購入したんですよ。
チョロい消費者です。
この銘柄との稽古は久しぶりだなぁと思っていたけど、
実際は2年前なんで、そんなに前でも無いですね。
ちなみに本日の料理当番は師範で、サーモンの香草バター焼きw/海鮮中華炒め(TOPVALUの冷凍食材)、
フカヒレスープ(ニチレイ)+筍、トマトとブロッコリーのサラダです。
色は濃くなく薄くなく、中庸な感じの色合いです。
香りは、真っ正面からチリのシャルドネ。南方系のフルーツとヴァニラっぽい樽風味、それがガツン!と香ります。
味わいは、甘さそこそこ酸味控えめ旨味タップリ。そして、やや雑味にも感じる苦味があります。なるほど。
とにかく無邪気に濃いシャルドネという印象です。
コンチャ・イ・トロはチリでは老舗ですから、最近はエレガント側に嗜好が振れた感のあるチリワイン・シーンでも、
こういう昔ながらの濃さを求める層に対する供給責任があるのだろうと思われます。
飲み進めると「うへぇ~」ってなる感はありますけど、昔はこういう感じでしたよね、チリの「ちょっと良いワイン」は。
三日後再稽古。タフなワインは小鬢保存だと全然変わらないですね。 水曜稽古した時と同じく、とにかく無邪気に濃いシャルドネです。
点数 | 70点 |
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フランチャコルタ協会の中の人にお誘い頂いて、
業界向けの「フランチャコルタ試飲会」に参加しました。場所は虎ノ門ヒルズの52階アンダーズ・スタジオ。ひえ~!
約1時間の滞在でしたが、「師範みたいなド素人がこんな試飲会に参加して良いの?」感がずーっと頭にちらついて、
終始ドギマギしておりました。なので「素人が参加した業界向け試飲会」という視点でレポートしたいと思います
(要するにまともな試飲レポートは書けるわけがない、ということです)
今回の試飲会会場、まず場所が凄いんです。
かの有名な虎ノ門ヒルズ森タワー、その最上階にあるアンダーズ東京というハイアット系列の高級ホテルです。
試飲会の魅力以前に、まずそんな場所に足を踏み入れることなんて、師範みたいな庶民生活者はそうそう無いわけですよ。
というわけで、試飲会ってあまり得意じゃ無いんですが、今回はいそいそと伺うことにしたわけです。
右写真は、1階エントランスにあるロビー的なところ。
そこから「1」と「51」しかボタンの無いエレベータで高層階へ直行です。
1階にはホテルの方はだれもいませんが、きっと監視カメラで挙動不審な男性としてガッツリ見られていたんだろうな。
左写真が、51階のレセプションフロアからさらに1階上がった最上階にあるアンダーズスタジオというイベントフロア。 外光が燦々と降り注ぎ(曇りでしたが)、東京中が見渡せます。天下を取った気分になれるスペースです。 天下を取るどころか、単なる安ワイン者ですけどね。
・・・と、場所の説明に紙幅を費やしているとレポートの中身が薄いのがバレバレなので、本題に入ります。
会場前には受付があるのですが、そこは「飲食店関係」と「メディア関係」に担当が分かれていました。
「私って何関係?」とキョドりつつ「協会の方からお誘い頂いたワインのブログめいたモノを書く一般人ですけど・・・」とおずおず進み出ると、
今どきはメールで届いたQRコードのスキャンで、
お相手のスマホ画面に名前が出るわけですな。そこにはデカデカと『安ワイン道場 師範』の文字が・・・
ハイ、いきなり羞恥心爆発です。
そして名札はこの名刺です・・・会場内でも恥をさらして歩くわけですよ。
そんなこんなで無事受付を済ませてフロア内へ進みます。この日はフランチャコルタの造り手32社が出展されていました。
会場内には、スーツを着た方、ラフな格好の方、いわゆる業界人っぽい方、いろんな方がいらっしゃいました。
業界試飲会初参加の師範に於きましては、まずお誘い頂いた協会の方にご挨拶をして、
たまたま師範同様一般人枠?で来場されていた
だいすけさんに、
ちょっとだけ一緒にブースを廻って頂くことにしました。
最初にだいすけさんに『ここのが美味しいですよ』とお薦め頂いたのがSantusという造り手。
インポーターはセンチュリートレーディングさん。
こちらでは2種、どちらもドザッジョ(リキュール添加)無しの辛口を頂きました。
・Franciacorta Daosaggio Zero:VT2018, Chardonnay 70%, Pinot Nero 30%
・Franciacorta Rosé Zero:VT2016, Pinot Nero 100%
ロゼのベリー感が美味しかったですね。そしてなにより他と違って好きだったのは、注いで頂ける量が多かったことです。
マジメなテイスターだと量は少なめの方が嬉しいのかもですが、師範にとっては初めての業界向け試飲会の一杯目なんですよ、
やっぱりたっぷり飲みたいじゃないですか(ザ素人)
次に伺ったのがCavalleriという造り手。
インポーターは大榮産業さん。
こちらでテイスティングしたのもブリュット・ナチュールです。
・Franciacorta Nature Blanc de Blancs:NV, Chardonnay 100%
キリッと辛口、しっかりした骨格の味わいです。
NVですが、90%が2018年収穫のシャルドネ、10%が2016年のリザーヴらしいです。
こちらの担当の方はステキな女性だったので、名刺交換させて頂きました。身元不明のふざけた名刺でスミマセン!
フランチャコルタの造り手ってほどんど知らなかったわけですが、
こちらのFerghettinaという造り手は知っておりました。
インポーターはご存じモトックスさんですよ。
・Franciacorta Extra Brut:VT2015, Chardonnay 80%, Pinot Nero 20%
ここの特徴的なピラミッド型のボトルを、最近ツイッターで見る機会が多かったんですね。
そこでぜひ飲んでみたいと思っていました。熟成期間はなんと71ヵ月だそうです。
でもそんなに「熟成熟成」はしてなくて、まだフレッシュな印象がありました。
71ヵ月ってなんとなくキリが悪い(5年と11ヵ月)感じがしますが、
担当の方によれば『試行錯誤の後にそうなった』とのこと。なるほどです。
どんどん行きます。このワイナリーまではだいすけさんに付き合って頂いていました。
La Montinaという造り手、インポーターはイルミリオーネさんですが、
今回ここだけ半甘口のフランチャコルタを置いておられました。
・Franciacorta Brut:NV, Chardonnay 85%, Pinot Nero 15%
・Franciacorta Rosé Demi Sec:NV, Pinot Nero 60%, Chardonnay 40%
まだ4ブース目なんですが、それでも辛口のスパークリングばかりをテイスティングしていると飽きてくるわけですよ。
もちろんプロの方だと飽きるなんて言ってられないと思いますが、なんせ素人なものでね。
そんな時に、この半甘口のロゼは良いアクセントになりました。
スパークリングは辛口大全盛ですが、こういうのも需要あると思うけどなぁ。
だいすけさんとはお別れして、ここからは自分の嗅覚を頼りにテイスティングしていきます。
そこでまず伺ったのは、「フランチャコルタといえばココ」なCa'del Bosco。インポーターはフードライナーさんです。
・Franciacorta Extra Brut Cuveé Prestige Edizione 45:NV, Chardonnay 82%, Pinot Nero 16.5%, Pinot Bianco 1.5%
オレンジのセロファンに包まれたボトルは、見たことがある方も多いと思います。
Extra Brutですがそれなりに甘さを感じて、
「さすが大手はバランス良い感じのところを狙ってくるなぁ」という印象でした。
次に目についたのがコチラ。高ワインから安ワインまで、広く手掛けるアンティノリ。
そこがMarchesi Antinori Tenuta Montenisaというワイナリーでフランチャコルタを造っているんですね。
インポーターはエノテカさんです。
・Franciacorta Brut Marchese Antinori Cuveé Royale:NV, Chardonnay 78%, Pinot Nero 12%, Pinot Bianco 10%
フランチャコルタって、シャルドネやピノ・ノワール(ピノ・ネロ)が主体なのはシャンパーニュと同じですが、
ピノ・ビアンコが使われることがあるのが違いですね。
シャンパーニュでもピノ・ブランは使えるみたいですが、実際はほとんど見ませんからね。
だからかどうかわかりませんが、どことなく生ハムっぽいというか、シャンパーニュとは違った個性を感じました。
このあたりになってくると、飲みたい造り手というよりも担当さんの手が空いていそうな所に伺うようになります。
そこで試飲したのがVilla Franciacortaという、そんまんまな名前のワイナリー。
インポーターはテラヴェールさんです。
・Franciacorta Brut Emozione:VT2016, Chardonnay 85%, Pinot Nero 10%, Pinot Bianco 5%
こちらのフランチャコルタにもピノ・ビアンコが使われていますね。なんとなくトマトのような、イタリアっぽい風味がありました。
シャンパーニュだとピノ・ムニエが多いと独特の雰囲気になりますが、
フランチャコルタはピノ・ビアンコの使用比率が個性の鍵かも知れません
・・・などとわかったようなことを書いていますが、全く気のせいかも知れません。
頭の中にフランチャコルタを体系立てて理解するマップがありませんので、だんだん分からなくなってきました。
この造り手Manjoliniさんも、なんとなくラベルがファンシーだったから試飲させて頂いたんだと思います。
インポーターは初めて耳にするレアーレカンティーナさんです。
・Franciacorta Brut:NV, Chardonnay 90%, Pinot Nero 10%
・Franciacorta Pas Dosé:2018, Chardonnay 100%
メモには「中庸、わからなくなってきた」とだけあって、正直あまり印象に残っていません。
やっぱり素人が一度にたくさんテイスティングして理解しようなんて無理だよなぁ。
ちなみに、一応カッコだけは素人臭くないように吐器(紙コップ)も持ち歩いていましたが、
当然全て飲み込んじゃってます。
師範のような素人が長々と滞在するのは迷惑以外の何物でもないと思いましたので、1時間で退散することにしていました。
メモしたり写真撮ったり(ツイートしたり)しているとそんなにあちこちは廻れないわけで、
9箇所めのMonte Rossaが最後でした。インポーターはモンテ物産さんです。
・Franciacorta Brut Blanc de Blancs P.R.:NV, Chardonnay 100%
・Franciacorta Brut Cabochon Fuoriserie:NV, Chardonnay 70%, Pinot Nero 30%
今回一番ガツン!と美味しかったのが、こちらの「カボション」というフランチャコルタです。
これまでテイスティングしてきたのとは格が違う感じがしたんですね。
プレステージ・シャンパーニュっぽい複雑さがありました。
お値段を確認したら参考小売価格が11,359円!やっぱりそれくらいしますよねぇ。
・・・というような試飲会でした。
師範のような素人にも(師範以外にも雑誌社の方などもおられました)快く対応して頂いて、
美味しいフランチャコルタをいろいろテイスティング出来て、たいそうハッピーな1時間でした。
そしてこの試飲会で、思いっきり感じたのは「プロって凄ぇな」です。
32社出展されていたみたいだけど結局試飲できたのはたった9社だけ。
プロであればこの32社の中から自分の店に置くワインを決めなきゃいけないわけだからね。
師範みたいに「試飲したのはぜんぶおいししかったです~!」では済まされないわけで。
ともあれいろいろと勉強になりました!お招き頂きありがとうございました!>日本フランチャコルタ協会さん
試飲会に参加するということで、月曜ですが休肝日を返上させて頂いております。
そして、昨日お会いしたMOMOさんのマリアージュ、本日も検証して参ります。
・シャインマスカット&ブッラータ
切って盛るだけの簡単メニューなので、忙しい主夫の皆さんにもお勧めしたいメニューです(材料費はかかりますが)
セットへのリンク:マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円
完成品がコチラです。
今回は、見た目はMOMOさんのお皿にそっくりに出来ました。
レシピも(貧乏症なのでシャインマスカット少なめ以外は)テキストに忠実に再現しました。
結果、「ちょっと塩気と油を加えたフルーツは美味い」です。
スライスアーモンドの香ばしさもナイス、マリアージュ以前に単体で美味しい料理ですよ。
当然スパークリングとペアリングしても超ナイス、シャインマスカットがある時期限定ですが、これは美味しかったっす。
名称 | Quinta D'Amares "Limited Edition" Vinho Espumante Bruto N.V. キンタ・ダマレス "リミッド・エディション" ビーニョ・エスプマンテ ブルート N.V. |
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生産者 | Quinta D'Amares キンタ・ダマレス |
価格 | 1,574円 (単品価格:2,970円) |
購入店 | IENOMI LIFE (イエノミ ライフ) |
MOMOさんから「シャインマスカット&ブッラータ」に合わせるべきワインと指定されていたのが、
このポルトガル産のスパークリングです。
これがイタリアのフランチャコルタだったらグッド・タイミングだったんだけど、世の中そんなに都合よくは出来ておりません。
合わせた料理は、シャインマスカット&ブッラータ以外には、
師範代が昨日から煮込んでいてくれた牛すね肉のの赤ワイン煮込みと、トマトとレタスのサラダです。
外観は、泡立ちタップリ、シャンパーニュと遜色ない見た目です。もちろんフランチャコルタにも遜色ありません。
香りは焼リンゴとブリオッシュ、品種が何かは知りませんが、普通にシャルドネとピノ・ノワールみたいな香りです。
味わいは、ちょっと甘味を感じて柔らかい印象を受けます。やっぱり師範はキリッキリに辛口の泡より、
ちょっと甘味がある方が好きかも知れません。
っていうか、ラベル見なければ普通にシャンパーニュだよなぁ。
もう師範はスパークリングの個性が分からなくなりました。
なんだか「泡の出るのは七難隠す」どころか、「泡が出てくりゃ皆シャンパーニュ」な境地に陥っています。
美味しい泡を飲み過ぎかもですね。
小瓶に保存した翌々日、アペリティフとして再稽古・・・とか書いても誰もココ見ないでしょうけどね。 小瓶保存の凄いところは、スパークリングでもそこそこガスは残っているし風味もそのまんまなところです。 本日も美味しい泡を頂けました。
点数 | 80点 |
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リンク |
マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 14,900円 (IENOMI LIFE) マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) Quinta D'Amares Vinho Espumante Bruto N.V. 2,970円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) |
本日は、西日本遠征稽古の際に、 台風の影響でお会い出来なかったくまべさんがこちらに来られるということで、 横浜中華街の菜香新館にてお昼の食事会。 こちらのお店は6月に夫婦で、 1月にはワイン会で利用させて頂いております。 今回の参加者は5名ですが、贅沢にも個室を使わせて頂きました。スタート時間は、くまべさんのフライトの都合もあって午前11:15と早めです。
本日ご同席頂いたメンバーは下記の皆さんです。名称 | Paul Goerg Premier Cru Brut Rosé N.V. ポール・グール プルミエ・クリュ ブリュット・ロゼ N.V. |
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生産者 | Paul Goerg ポール・グール |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
乾杯の泡モノは、TZKさんのご提供のシャンパーニュ。
この銘柄とは、9年前に稽古しております。
その時の買値はなんと1本1,680円でした。
カルディって、時々なにか間違ったような値段のセールをすることがありますが、そういうヤツでしたね。
このワインもTZKさんはかなり以前に購入されて、自宅熟成させておられたそうです。
色は、右写真でもわかると思いますが、非常にキレイなオレンジ色です。
香りには結構熟成感があって、お漬物的なクタッとした香りと、アップルパイのような甘いフルーツとが同居しています。
味わいも高級感がありますね。わずかに渋味も感じられて、キュッと締まった酸味も美味しゅうございます。
やっぱりシャンパーニュは熟成させると美味しくなるのだな、と。
この熟成感が、前菜のピータンとめっちゃ良い相性を見せてくれました。
やっぱりシャンパーニュしか勝たんわ。
点数 | 84点 |
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料理の写真も一応全部撮りました。取り分けて頂いた後のなので、見た目はご容赦下さい。
ピータンと皮つき豚バラ肉の塩あぶり焼き
とにかくピータンとシャンパーニュは好相性です。卵って、ワインに合わせるのは難しいって言われますけど、
これは例外ですね。豚バラは皮目のカリカリ感がナイスでした。
チャーシュー
TZK氏が下の日本ワイン赤をテイスティングされて、このメニューにしたそうです。
そういう細かいところは師範は全く無頓着なので、100%お任せです。
名称 | Vino della Gatta SAKAKI 2018 ヴィーノ・デッラ・・ガッタ 坂城 2018 |
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生産者 | Vino della Gatta SAKAKI 坂城葡萄酒醸造 |
価格 | (Kinokoさんから) |
購入店 |
Kinokoさんに持参して頂いたのは、Kinokoさんの地元長野の日本ワイン。
このワイナリーのファースト・ヴィンテージだそうです。
丁寧に書かれた裏ラベルによれば品種はカベルネ・ソーヴィニョン66%/メルロー34%。どちらも自社畑で標高は430~440m。
収穫日は10月21日、2018年は秋に長雨が続いて厳しい年だったそうです。
色の濃さは中くらい、2018年と若めの割には熟成感があって、エッジにややレンガ色が見て取れます。
香りは、日本ワイン独特の、特にメルローに感じられる古い蔵の中のようなしっとりした果実香と、
スーッと清涼感のある香りを感じます。
味わいは、甘さ控えめで酸味しっかり。海外のカベルネ・ソーヴィニョンに感じるようなガッシリ感ではなくて、
しなやかでシュッとした味わいです。
新しいワイナリーだと状態が心配だったりもしますが、このワインは清潔な環境で丁寧に造られている印象を受けました。
ただ、やっぱりカベルネ・ソーヴィニョンの特徴を出すのは難しいのかなぁ。
秋に雨の多い日本には、早熟なメルローの方が向いているって言いますね。
点数 | 79点 |
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海老のウエハース巻き揚げ
このお店に来たら絶対食べた方が良い料理です。
TZKさんとMOMOさんとKinokoさんは追加で食べておられました(それでおなかパンパンになっておられました)
海老入り蒸しぎょうざとパクチー入り蒸し餃子
こういう点心も美味しいですね。前の揚げ物もこちらも、海老がプリップリです。
名称 | Kikuka Chardonnay Fresh 2022 菊鹿 シャルドネ フレッシュ 2022 |
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生産者 | Kumamoto Wine 熊本ワインファーム |
価格 | (くまべさんから) |
購入店 |
くまべさんには、前もって熊本ワインファームの2本を送って頂いておりました。
そのうちの1本がこちら。ワイナリーでしか買えない菊鹿シャルドネの新酒です。
こういう王冠のワインって、抜栓すると盛大に噴く場合があるので、
輸送にも気を遣ってお店には前日に納品させて頂いておりました。
結果的にはその心配は杞憂で、泡は非常にソフト、微炭酸程度でした。
外観ご覧のように軽く濁りがあります。香りは、まさにラフランスの香りですね。
熊本ワインファーム、最近若い醸造家が参加されて、香りの出方が素晴らしく改善されているとのことです。
味わいは、酸味爽やかでクイクイ飲めてしまいます。
Kinokoさんは『ホイリゲっぽい』と言われていました。
なるほど現地で出来たてを頂くとこんな感じなんだろうな、と想像されます。
新酒ということでいわゆる「ヌーボー」なわけですが、殊更にそれを謳っていない点も好感が持てますね。
とても爽やかでステキな新酒でした。
点数 | 83点 |
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大根パイ
これが食べてビックリです。ホントに大根のパイです。当たり前ですが。
大根って甘いんだな、香りが良いんだなと気づかされましたよ。
季節のチャーハン(胡桃とセロリ)
このチャーハンも美味しかったなぁ。
パラッパラのお米にセロリのシャキシャキ感、胡桃の香ばしさがプラスされています。
こういうのは自宅じゃ難しいですね。
名称 | Kikuka Chardonnay Barrel Farmentation 2019 菊鹿 シャルドネ 樽発酵 2019 |
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生産者 | Kumamoto Wine 熊本ワインファーム |
価格 | (くまべさんから) |
購入店 |
くまべさんにご提供頂いたもう1本の熊本ワインは、菊鹿シャルドネ樽発酵です。
「樽熟成」は比較的市場に出回っているのですが、この「樽発酵」はとても希少とのこと。
最近めきめきと知名度が上がっている熊本ワインということもあり、現地でもなかなか入手は難しいみたいです。
外観は、かなりしっかりとしたレモン色を感じます。
香りは、抜栓してすぐはやや弱めに感じました。フレッシュの方が香りが強かったから、相対的にそう感じたのかも知れません。
青いリンゴのような若いフルーツの香りと、ほんのり香ばしい樽の香りがあります。
味わいも青リンゴ感が主体です。温暖なイメージの熊本産とは思えない冷涼感がありますね。
美味しいシャルドネではあるのですが、正直言ってまだ若いというか固い感じがありました。
あと数年置いといたらもっと良くなるワインだと思いましたよ。
ちなみに道場にも「樽熟成2019」はあったりします。いつ開けるか迷っちゃいますね。
点数 | 82点 |
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揚げ茄子の中国山椒風味
取り分け前に撮った写真はこれ1枚だけです。
このお店、どちらかというと刺激の少ない優しい味付けの料理が多いのですが、
これは結構パンチが効いていました。「茄子と油の相性は鉄板だよね」などと話しておりましたよ。
名称 | Barolo "Dagromis" 2016 バローロ "ダグロミス" 2016 |
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生産者 | Gaja ガヤ |
価格 | (Yuichi Satoさんから) |
購入店 |
本日のメインのワインがコチラ。西日本遠征稽古で
福岡の料理屋さんに伺った際、
ツイッター友だちのYuichi Satoさんが突然現れて、
このワインを置いて行かれました。
そういう経緯もあって、「いつかこのワインをみんなで飲みましょう」ということになり、
かなり九州率の高い飲み会を開くことになったわけです。
色は、かなり明るめの紫色です。ネッビオーロだと聞かされなければピノ・ノワールかと思うような外観ですね。
香りは、まずそのボリュームが立派です。ネッビオーロらしい、スミレのような花の香りがパーッと来ます。
樽の使い方もちょうどいい感じです。
味わいは、渋味しっかりで酸味もしっかり。
こちらも正直まだ固いと思いますが、美味しいワインであることは疑う余地がありません。
さすがは名門造り手のガヤ、といった感じです。
↓の酢豚との相性もバッチリでした。貴重なワインのプレゼント、ありがとうございました>Satoさん
点数 | 85点 |
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秋の黒酢すぶた
カリっと揚げられた豚肉ももちろん美味しいのですが、蓮根なんかの根菜類もとても香ばしくて美味しい一皿です。
豚肉とニンニクの芽炒め
こういう、家庭でも作れそうな料理でもなにか一味違うんですよね。
このお皿の場合は、ニンニクの芽のシャキシャキ感が家庭とは違う感じでした。
牛肉入り炒めきしめん
最後の料理がこちら。ややジャンク寄り、
屋台のソース焼きそばと本格中華料理の間くらいの味付けで、なかなか面白い一皿でした
(おなかいっぱいで食べきれませんでした)
ワイン以外にも、これまた福岡でYuichi Satoさんに頂いた若波 純米吟醸 山田錦 シルバーを頂いていました。
中華と日本酒、これもまたいいですね。
そんな感じの食事会、料理が26,000円で持ち込み料が13,000円、トータルのお会計は39,000円でした。
いや~、昼間っから(実際は午前中から)こんな豪遊して良いんでしょうか、って感じでしたよ。
中華街でお土産などを購入した後は、横浜駅に戻ってヴィノスやまざき CIAL横浜店へ。 お知り合いのソムリエールが店長をされているお店です。 ここで、金曜のリモートワイン会向けのワインを調達致しました。
そしてここから二次会です。場所は、クイーンズ伊勢丹の奥にあるフードコート。 そこにはnico 横浜店という自然派ワインのお店もあるので、 そこでワインを調達して飲みましょう、というプランです。なんたってフードコート、気楽なのがいいですね。
名称 | Drink Me Nat Cool 2020 ドリンク・ミー ナット・クール 2020 |
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生産者 | Nieport ニーポート |
価格 | 3,190円 (1,000ml) |
購入店 | nico 横浜店 |
こちらでの1本目は、Kinokoさんのご提供。
二―ポートという、ポルトで有名なポルトガルのメーカーが造る自然派ワインです。
買うまで気付きませんでしたが、容量が1,000mlもあるんですね。
量が多いと嬉しいのが酒飲みってもんであります。
色は、上の乾杯写真をクリックで拡大して頂くとわかりますが、かなり明るい赤紫色です。
香りは、自然派によくあるネガティブな感じは一切なくて、
ストレートに「ブドウを発酵させてお酒にしました!」って感じの香りです。
味わいは、外観の印象通りかなり軽め。1,000mlが4人でスイスイ空いてしまいました。
すでにかなり脳がアルコールの影響を受けておりましたので、
細かいことは覚えちゃいませんが、自然派の良い面がしっかり出たワインだったような気がします。
おごちそうさまでした。
点数 | 78点 |
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フードコートなので、適当にツマミを買ってきて頂いております。 写真手前は巻き寿司ですね。奥に写っているのは何かしら?お好み焼き?あまり覚えておりません。
名称 | Montepulciano d'Abruzzo "Ancestrale" Biodynamic Wine 2019 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ "アンセストラーレ" ビオディナミック・ワイン 2019 |
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生産者 | Lunaria ルナリア |
価格 | 2,585円 |
購入店 | nico 横浜店 |
前のワインがかなり軽めの赤だったので、次はしっかりした赤を頂きたくなったわけです。
そこで、お店の方に「自然派ワインのお店にこういう注文は難しいのかも知れませんが、重~い赤を下さい」とお願いして、
選んで頂いたのがこちら、イタリアのモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
造り手のルナリアは、自然派の箱ワインで有名みたいですね。
かなり記憶の糸は細~くなっておりますが、頑張って思い出しますと、
色は結構濃かったように思います。
そして、香りも味も濃かったんですよ。「え?これが自然派?」って感じるくらいに。
全くSO2を使わない醸造法みたいですが、それによる悪影響みたいなものは全然感じなかったですね。
SO2はワイン造りには不可欠と思っていましたが、こういうワインが造れるのであれば必ずしもそうでもないのかなぁ、と。
まぁ、美味けりゃなんでも良いんですけどね。
点数 | 79点 |
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名称 | Love White 2021 ラヴ・ホワイト 2021 |
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生産者 | Broc Cellars ブロック・セラーズ |
価格 | 2,090円 (355ml) |
購入店 | nico 横浜店 |
で、全然覚えていないのがこちらです。TZKさんにご提供頂いた缶ワイン。
缶なのにお値段2,000円もするので「高いっすねぇ」なんて言っていましたが、
TZKから『でもフルボトルで4,000円くらいなのでそんなに高くも無いですよ』と言われて、
妙に納得した覚えがあります。
ってか納得しちゃダメでしょ、安ワイン道場なんだから。
そして、記憶の糸はそこでぷっつりと切れております。
白ワインだったか赤ワインだったかすら覚えていないテイタラクです。
恥の多い人生を歩んでおります。
点数 | ??点 |
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クラフトビールなんかも飲んでいるですね。これもKinokoさんが買ってくれたのかな?
ありがとうございます!
そんな感じの飲み会でした。横浜で飲むと、帰りが近くて道場的にはとてもラクチンだったりします。
またやりましょう!
清酒が美味しい季節になりました。
右の「宝船 しろうおの里 純米大吟醸」は8月からセラー保存でチビチビと。それでも普通に華やか。清酒は強いな。
左の「酔鯨 Premium 吟麗 純米大吟醸」は今日購入。いい意味で水みたいにスッキリ、いかにも高知の酒って感じ。
お酒も良いわぁ。
名称 | Chablis "Chapelle Aux Loups" 2019 シャブリ "シャペル・オー・ルー" 2019 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 2,125円 (5本セット:8.725円/単品価格:3,320円) |
購入店 | Amazon |
本日の夕食は手巻き寿司・・・とくれば、
ワインは日本ワインか、スペインのアルバリーニョか、ロワールのミュスカデあたりか、お手頃シャブリと相場は決まっているでしょう。
というわけで選んだのは、アマゾンのブルゴーニュセットで買った中から最後の1本。
シャブリの畑名付きですが、下記リンクをクリックして頂ければわかるように、
サイトには"シャペル・オー・ルー"ではなく"セリエ・デュ・ヴァルヴァン"の説明が書かれたままになっています。
アマゾンさんさぁ、そういうとこだぞ!
さて気を取り直して稽古開始。色は結構黄色みが強めです。
シャブリってそうだよね、あまり緑っぽいフレッシュ感溢れる外観では無いよね。
香りは、「ザ・ミネラル」と言いたくなる香りです。フルーツ由来というよりも、石灰岩を醸造して出来たような雰囲気の香りです。
味わいは、甘さはかなり控えめ、そしてシャブリにしては酸味も控えめで、旨味タップリ。
美味しいけど、もう少し酸がキリッとしていればなぁ、と思わないでもありません。
とはいえやっぱり大手ルイ・ジャドは期待を裏切らないというか、
シャブリはシャブリらしいワインを造りますな。
酸味が少なめなのも、一般ウケを意識してのことなのかもしれません。
安ワイン者たる者、柄にも無く希少ワインを追い求めたりするより、
こういった「規模の経済」を受け入れた方が良いように思います。
手巻き寿司との相性に関しては、ここまで果実味が抑えられていると、どんな寿司種にも邪魔しない包容力がありましたよ。
翌々日の月曜、フランチャコルタの試飲会に参加したので、休肝日返上で再稽古。 色味香りとも、抜栓当初と大きな変化はありません、というか違いが分かりません。 時間が経ってもちゃんと美味しいシャブリでした。
点数 | 77点 |
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リンク |
ルイ・ジャド 白ワイン 5本セット 11,441円 Chablis "Chapelle Aux Loups" 2019 [Louis Jadot] 3,320円 |
お知り合いのマリアージュ研究家MOMOさんが、
ワインに合わせる料理レシピ同梱のセット"MOMO's Selection 8"をプロデュース、
道場でも先月購入して休ませておりました。
満を持して本日から、ご推薦のマリアージュを徹底検証して参ります!
セットへのリンク:マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円
検証最初のメニューに選んだのがコチラ。
・ふわっとジューシーハンバーグ
サブタイトルに「ブルーベリーの甘酸っぱいソース」とあるので、
ペアリングの肝はつなぎ(パン)の量、タマネギの処理、焼き方、ブルーベリージャムにあると思い、そこは忠実に再現しましたが、
それ以外は適当に手を抜きました(ナツメグは無かったので入れていません)
※写真は撮影者の許諾を得てショップのサイトから拝借しています。
そして出来上がった料理がこちら、ジャン!
え、全然違うって?エィエィエィ黙れ!黙れ!!黙れ!!!
見た目がMOMOさんと同じ仕上がりになるはずがないでしょう。
特に今回、添え物に関してはマリアージュのノイズになるといけないと思い、極めてシンプルにしました
・・・ウソです手を抜きまくりました。
味はというとですね、まず「我が家には無かった味」です。
醤油ベースのハンバーグとというのがまずこれまでなくて、つなぎたっぷりのふわふわした食感もお初。
ビックリするくらいパンや醤油を使うので「大丈夫か?」と思いましたが、これはこれで美味しいですよ。
※ソースにもすりおろしニンニクを加えて「我が家感」を出しました。
名称 | G by Yurigusa Rouge 2021 ジー・バイ・ユリグサ ルージュ 2021 |
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生産者 | Ch. Ginkgo (Dom. Yurigusa) シャトー・ジンコ (ドメーヌ・ユリグサ) |
価格 | 1,329円 (単品価格:2,508円) |
購入店 | IENOMI LIFE (イエノミ ライフ) |
「フワッとジューシーハンバーグに合わせなさい」と書かれていたワインは、こちらのボルドー産の赤です。
造り手は、日本人初のボルドー女性醸造家、百合草梨紗(ゆりぐさりさ)さん。
日本人女性考案レシピの料理に日本人醸造家のワイン、もうそれだけで「マリアージュ成立!」と言いたくなるところですね。
ちなみに品種構成は、メルロー95%/カベルネ・ソーヴィニョン5%。
有機農法の畑で栽培され、野生酵母によりステンレスタンクで発酵後、500Lのフレンチオークの樽で20ヵ月熟成、だそうです。
色はしっかりと濃く、そして清澄度の高い紫色です。
セカンド的な扱いのワインだと思いますが、外観は立派なボルドーですね。
香りは、「あぁ久しぶりにボルドーだな」と感じます。
カシスとアメリカンチェリーの中間くらいの果実香に、ほんのりスパイス、それと柔らかく甘い樽香。
ボリュームは控えめですが、とても典型的な、ボルドーど真ん中の香りに思えます。
味わいは、思ったよりも渋味は穏やかで、どちらかというと酸をしっかり感じるバランス。
開けたてはやや固く閉じている感じでした。
さて肝心のマリアージュは・・・正直、このレシピだとソースのブルーベリー感はかなり薄れます。
なので、純粋に照り焼きハンバーグと、若いボルドーのメルローとの相性です。
そしてそれはなかなかいい感じに寄り添ってましたよ。
ワイン単体の印象は、スケールは小さめながら、エレガントなボルドーという印象です。
まだ早かったんだろうとは思いますが、時間をかけて楽しめば徐々に開いてきます。
こんなワインが単品価格で2,500円くらいなのは順当で、セットの割り戻し価格の1,000円台前半は甚だお買い得です。
小瓶に残した翌日再稽古。色はやっぱり濃いですね(当たり前)、香りの雰囲気も特に変わりありません。 味わいもあまり変わらないかなぁ。タフなワインという印象を補完しました。
点数 | 78点 |
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リンク |
マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 14,900円 (IENOMI LIFE) マリアージュ研究家 MOMOさんのセレクトワイン8本セット 15,900円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) G by Yurigusa Rouge 2021 [Ch. Ginkgo] 2,508円 (楽天 Cave de L.NAOTAKA) |
昨日は皆既月食でしたので、道場の屋上からも撮ってみたのですが・・・
拡大してキレイに撮れるほどズーム倍率のあるレンズは持っていないので、
風景含めて撮ってみましたが、これが精いっぱいでした。そもそも電線が邪魔な上に、
月も「どこ?」って感じで・・・
SNSにUpするほどの写真でも無く、皆さんのタイムラインにお目汚しするのもアレなので、
ここでコッソリ公開します(クリックで拡大、左上のボタンで更に拡大します)
名称 | Lolita 2018 ロリータ 2018 |
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生産者 | Vicente Faria Vinhos ビセンテ・ファリア・ビーニョス |
価格 | 605円 |
購入店 | 肉のハナマサ 西横浜店 |
本日の夕食当番は師範で、メニューはイベリコ豚肩ロースの生姜焼きwith青梗菜のガーリック炒め、
焼き茄子、薩摩汁。ワインは赤で、ツイッターでフォローさせて頂いている方のご推薦。
関東圏のディスカウントショップ「肉のハナマサ」で売られている赤ワインです。
色は普通にしっかりした紫色、しっかりフィルタ掛けられているようで濁りは全くありません。
香りのボリュームもそこそこあって、干しブドウのようなドライなフルーツの香りと、
黒コショウのようなスパイス感もあります。
味わいは、渋味が控えめで、やや軽薄な感じの甘酸っぱさと、後味に結構な苦味を感じる味わい。
ちょっと冷やして飲みたいバランスです。
ハナマサのワインだからと言ってキテレツな感じは無く、(そもそもは)普通に頂ける赤ワインだと思います。
ただ、このボトルはちょっと状態に難があったようで、香りに若々しさがなく味わいにギスギスした感じがありました。
多分熱に当たっています。同じハナマサでも、もっとワインが売れてそうな店で買った方が安心かも知れません。
翌々日、ほとんどはハンバーグのソース用に使ったのですが、ちょっとだけテイスティング。 そんなにネガティブな感じはしませんが、やっぱり真面目なボルドーと比較すると甘くて薄い感じはしますね。
点数 | (63点) |
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稽古は続くよどこまでも・・・ということで、
ということで、一昨日のシャルドネ比較の続きを行います。
夜、暗めの照明下での稽古だったので「ジャドの方が色が薄めかも」なんて書いてましたが大ウソですね、
日中の光にかざすと明らかにジャドの方がしっかりした色合いです。
香りや味わいも良い感じに変化しています。
それに加えてサンタの方も「良い仕事してますなぁ」ですよ。
(それぞれの稽古日誌に感想追記しています)
名称 | Wild Earth Pinot Noir 2016 ワイルド・アース ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Wild Earth Wines ワイルド・アース・ワインズ |
価格 | 2,320円 (通常価格:4,800円) |
購入店 | MANUKA Online |
個人的四連休最終日なので、
元値は稽古範囲外/セットの割り戻し価格は稽古範囲内のちょっと良いワインを開けていきます。
このワインは「ニュージーランド 厳選ワイン 12本セット」半額セール16,440円で購入したものからの最後の1本、
単価は一番高かったワインです。
このセット、結構品質的にバラツキがあったのですが、このワインは前評判も高めなので、期待に鼻を膨らませて稽古しました。
ちなみに料理は、ブリの照り焼き、モッツァレラトマト、ホウレンソウの胡麻和えです。
色は、ピノ・ノワールとしては結構しっかりめ、エッジまでよどみのない澄んだ赤紫色です。
肝心の香りは・・・オッケーです!
チェリーやプラムのようなトーンの高い果実香に、カラメルやバニラみたいな甘香ばしさ。
まさに高級ピノ・ノワールの香りですよ。
味わいも、酸味はやや控えめながら、甘さしっかり渋味柔らかで、
良い感じに熟成したピノ・ノワールが堪能できます。
今回のセット、最後の最後で大アタリが出ました!
通常価格が4,800円なので「そりゃそうだよね」だとも思いますが、とにかくこのピノは美味しいピノです。
正直なところ、コレを最初に飲まなくて良かったな。
もし最初だったら『みんなこのセット買うべし!』と宣伝していたと思います。
実際このセットはかなりアタリハズレがありますので、とはいえ1本あたり1,000円台のニュージーランド産はお買い得感もありますので、
ギャンブラーな方にはお薦めしたかったりします。
小瓶保存の翌々日、香りはちょっと、いやかなり弱くなりました。 味わいは抜栓時と同様の美味しさを維持していますが、このワインは開けてその日が美味しいワインだったようです。
点数 | 86点 |
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リンク |
ニュージーランド厳選ワイン 飲み比べセット 12本 32,890円→19,730円 Wild Earth Pinot Noir 2016 4,080円(お買い物マラソン期間中) |
本日は、先週もご一緒したメンバーと飲みに行きます。
その前に訪問したのは、水天宮にある
アフリカーさん。南アフリカワイン好きの東の聖地ですね。
前回訪問したのが9月なので二か月ぶり。
今回は若干間隔短めですね。
お店に伺ったのは12時ちょっと前、開店前の時間からお邪魔してスミマセン。
ご一緒したのはこちらの飲み仲間です。
・だいすけさん(幹事)
・mishikaさんとお嬢様
・あいさん
・まささん
・安ワイン道場師範
このお店の魅力は、毎回中身が変わる試飲コーナー。6種類全部試飲して1,500円です。
いつもだったらボトルが収められたエノマティックの左から攻めていくのですが、
この日は左端がロゼだったので、今回は左から2→3→1→4→5→6の順番で試飲しました。
あと、この店の試飲がさらに魅力的なのは、いわゆる高級グラスが使える点です。
今回はジャンシス・ロビンソンのグラスを使わせて頂きました。
Rascallion Aquiver 2019
ラスカリオン アクイヴァー 2019
(2,079円/Bottle)
まず最初がこちら。品種は、シュナン・ブラン、グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニョン・ブランが使われているそうです。
南アフリカのワインによくある焦げた感じはあまりなく、スッキリ綺麗な柑橘香。それでいて味わい濃いめで存在感があります。
78点くらいでしょうか。
Laarman Cluster Pinit Gris 2021
ラーマン クラスター ピノ・グリ 2021
(1,936円/Bottle)
このピノ・グリは、ボトルでのお値段が2,000円を切るお手頃価格です。
外観は、前のアクイヴァーよりちょっと黄色みが強い感じがします。
香りは結構南アフリカ感(ってなに?ですが)が強めです。
そして味わいはかなりしっかりめ。軽い苦味も感じられて存在感があります。
お手頃価格のメリットも含めて79点ですね。
Gabrielskloof Rosebud 2018
ガブリエルスクルーフ ローズバッド 2018
(2,420円/Bottle)
エノマティックの左端に戻ってロゼを注いできました。品種はシラーとヴィオニエらしいです。
外観は、ロゼというより濃いめの白ってくらいの淡い色付きです。
香りは華やか、黒ブドウの雰囲気がちゃんと残っています。
味わいにもその雰囲気があって、やや渋味が感じられますね。
ただちょっとインパクトに欠ける部分もあるので、77点くらいですかねぇ。
Cape of Good Hope Sneeuwkrans Pinot Noir 2016
ケープ・オブ・グッド・ホープ スニーウクランス ピノノワール 2016
(3,850円/Bottle)
エノマティックの右側に移って赤をやっつけていきます。一杯の量は多分30mlなのですが、
グラスが大きいし、写真撮る前に一口飲んじゃったりしているので少なく見えます、スミマセン。
外観はかなりオレンジの入った紫色です。改めてヴィンテージを確認すると2016年、それなりに熟成した感じです。
で、香りを嗅いでビックリ、メチャメチャ良い香りがします。
プラムのような香水のような香りがバンバンです。味わいも甘さと酸味がしっかりしていて複雑さがあります。
こりゃ美味いっすね。85点は献上できます。
Glenelly Glass Collection Cabernet Franc 2017
グレネリー "グラス・コレクション" カベルネ・フラン 2017
(1,947円/Bottle)
今回試飲した中で、ヴィンテージは違うものの唯一稽古経験があったのが、
このグレネリーのカベルネ・フランです。
外観は濃いめ、そしてエッジにわずかに小豆色。
香りはいかにもカベルネ・フラン、ピーマンのような青さと、乾いた草のような香りがしっかり感じられます。
味わいは甘くて渋くてやや固め。76点くらいな感じでしたが、ゆっくり飲めば開いてきて好印象に化けるかも知れません。
Sijnn Red 2018
サイン レッド 2018
(4,235円/Bottle)
試飲の最後がコチラ。品種は、シラー、トリンカデイラ、カベルネ・ソーヴィニョン他らしいです。
トリンカデイラ、初耳の品種です。
このワイン、ボトルはブルゴーニュタイプなのですが、飲んだ感じはとてもボルドーっぽいですね。
写真でもわかるように色は一番濃くて、どっしりした果実香に消し炭のような雰囲気がプラスされています。
存在感タップリの赤、82点はありますね。
今回も対応して頂いたのは、いまや有名人の小泉さん。 いつもお世話になっております。明日が小泉さんのお誕生日とのことで、 mishikaさんの発案でメンバー一同からお花を贈らせて頂きました。 南アフリカのイメージで作って頂いた花束、拡大してご確認ください。
アフリカーさんでしっかり試飲を済ませて、ついでに南アフリカワインを1本購入して、
次のお店へ徒歩で向かいます。
今回の飲みの目的は、半年ぶり3回目となる「サイゼリヤワイン会」です。
最初が4年前で、前回が半年前ですね。
今回の幹事は、サイゼリヤ推しのツイートでおバズりなさっただいすけさん。
サイゼリヤ、いつ来ても新しい発見がある・・・というわけでもありませんが、
いつ来てもお安くワインと料理が楽しめるお店であることは間違いありません。
名称 | Don Raffaele "Cuvée Speciale" Pinot Chardonnay Brut N.V. ドン・ラファエル "キュヴェ・スぺシアル" ピノ シャルドネ ブリュット N.V. |
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生産者 | Casa Vinicola Morando カーサ・ヴィニコーラ・モランド |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
サイゼリヤ、店舗検索で「スペシャルワインあり」のお店には、泡5種、白8種、赤10種、甘口1種のラインナップがあります。
ただし品切れも多くて、今回は白2種と赤3種は終売でした。
そんな中からの一本目はもちろん泡ですよ。
この銘柄は4月にも稽古しています。
イタリア産のスプマンテ、品種はピノとシャルドネなのでシャンパーニュと同じ、それでいてボトル1本1,100円ですよ。
色は薄めなように感じますが、グラスがちょっと曇ったプラスチック製なので良く分かりません。
香りは、リンゴのフルーツ香がパッと来て・・・その後は続きません。
味わいはやや甘め。泡立ちはしっかりしているので、スイスイ飲めてしまいます。
シンプルなスパークリングですが、なんたって1,100円、これで十分ですよ。
ラベルも金色で高級感があるし、どこに出しても恥ずかしくない安スプマンテであります。
点数 | 72点 |
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皆さんで乾杯。
ワインオタクの悪い癖で、こういうグラス(というかコップ)でも脚を持っちゃいます。
一般人の方から『な~に気取ってんの』と指摘されがちなのでご注意ください。
そして、一番左にジュースがあるのが可愛いですね。mishikaさんのお嬢さんも乾杯に参加してくれています。
名称 | Saizeriya Vino Bianco N.V. サイゼリヤ ヴィーノ・ビアンコ N.V. |
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生産者 | Cantina Cliternia カンティーナ・クリテルニア |
価格 | 1,100円 (お店価格:Magnum) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
次は白ですが、ここで皆さんのチャレンジ精神が暴走して、注文したのはサイゼリヤ・オリジナルのマグナムボトルです。
サイゼリヤには何度も来ていて、前述したようにワイン会も3回目なのですが、
これまでマグナムに手を出したことは無かったんですね。初めまして!ということで真剣に稽古させて頂きます
(グラスやカラフェも同じ銘柄であることはひとまず忘れます)。
外観は、まささん曰く「けっこう色がある」そうです。
香りを嗅ぐと・・・弱いのでグイグイ嗅ぐと、グレープフルーツのような柑橘系の香りが薄っすらと香ります。
味わいは水っぽい・・・と言っちゃダメなやつですね。水のように瑞々しい味わいです。
リストには『フレッシュな果実の味がすっきり爽やか』と書かれていますが、その通りと言って良いでしょう。
リーファーで輸入されていて、回転も早いでしょうから、ほんとフレッシュなのは間違いないです。
みんなであれこれ言い合いながら、結構あっという間にマグナム・ボトルが開きましたよ。
点数 | 70点 |
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料理じゃんじゃん頼みま~す。
・小エビのサラダ(Lサイズ) 500円
レタスがシャキシャキ、普通に美味いです。
サイゼリヤの定番といったらコレです。
・柔らか青豆とペコリーノチーズの温サラダ 200円
たっぷりの青豆にたっぷりのチーズ、それに温泉卵まで乗って200円なのは何かのバグだと思われます。
こちらもサイゼリヤの定番ですね。
・エスカルゴのオーブン焼き 400円
みんなで『エスカルゴってサイゼリヤでしか食べないよね』なんて話をしていました。
フランスの高級料理を身近に味わわせてくれる素敵なお店、それがサイゼリヤです。
これは師範的には初稽古だと思います。
・ポップコーン シュリンプ 300円
どこがポップコーンなのか分かりませんが、揚げたエビが美味しいのは間違いありません。
名称 | Ranuccio Barbera 2018 ラヌッチョ バルベーラ 2018 |
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生産者 | Castelli del Duca カステッリ・デル・ドゥーカ |
価格 | 1,650円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
赤は2本同時に注文しました。注文者はまささん。
なんとまささんはサイゼリヤ初入店らしいです。
ワインの種類の多さと値段の安さに目を剥いておられました。
そのうちの1本がこちらのバルベーラ。
道場の過去記録を調べましたが、なんとこちらも道場初登場です。
色は、それほど濃くはなくて赤みのある紫色です。
香りはいかにもイタリアの赤ですね。スミレのような明るい香りにライトなベリーの果実香、
それとちょっとケモノっぽい人懐っこさのある香りがあります。
味わいは、やや酸味が勝っていてドライな印象。それもイタリアっぽく感じます。
悪くないワインですよ。もちろん「悪くない」の域は出ませんが、このお値段ですからね。
料理に合わせるには、↓のサリーチェ・サレンティーノよりもこちらの方が良いかも知れません。
点数 | 74点 |
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名称 | Salice Salentino Riserva "Rena" 2017 サリーチェ・サレンティーノ・リゼルヴァ "レナ" 2017 |
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生産者 | Leone de Castris レオーネ・デ・カストリス |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
もう一方の赤は、師範が自信を持って推させて頂きました。
この銘柄は、先月のバンド練習後の反省会でも稽古していて、
半年前のワイン会でも稽古済み、安心の銘柄です。
やっぱり濃いワインと言えば南イタリアですよ。
リストに産地は書かれていないので、ある程度の知識は必要ですが。
外観は、まず間違いなくこちらの方が濃い色合いを呈しています。
粘性も高そうで、いかにも濃いワインって感じです。
香りは、特徴的なのはしっかりした樽香ですね。
ホントこれが2,200円なのは信じられないくらい、ちゃんと美味しい赤ワインの香りがします。
味わいは、どっしりと重い甘さと渋味があります。
もちろん美味しいのですが、一人で一本開けるのは難しい感じかも知れません。
皆さんの評判も上々でしたよ。複数人で飲む赤は「濃いのが正義」です。
同じ造り手で3,900円の一番高いヤツもありますが、コストパフォーマンスはこちらの方が上だと思っています。
点数 | 80点 |
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『サイゼといえば辛味チキンですよね!』と、サイゼ初訪問のまささんに同意を求めるmishikaさんに敬意を表して、
大きな写真を掲載させて頂きます。
・辛味チキン 300円
「でもまぁ辛味チキンにはワインじゃ無くてビールですよね」というのが皆さんの一致した見解でした。
昨今のサイゼ名物、そして意外と欠品していることが多いメニューがコチラ。
・アロスティチーニ 400円。
すでに串から外しちゃってますけどね。濃い赤にはピッタリですよ。
師範イチオシの料理がこちら。
・若鶏のディアボラ風 500円
野菜のソースが良いんですね。軽い赤にはこっちだと思います。
一般に「サイゼと言えば・・・」だったら、辛味チキンじゃ無くてこちらだと思います。
・ミラノ風ドリア 300円
テーブルの遠い側にあったので食べてないと思いますが、食べなくても美味しい安定のメニューです。
・・・で、サイゼリヤで飲んだワインはボトル4本(うちマグナム1本)だと思っていたわけですよ。
ところかコレを執筆するために撮影した写真を見返すと、なんとこんなのも頼んでいたじゃありませんか!
・赤ワイン デカンタ 500mlで400円
きっと参加した他のメンバーも忘れているよね。もちろんどんなワインだったかなんて忘れています。
稽古したワインたちの集合写真がコチラ。
『空いたボトルはお下げしましょうか』に耐え抜いた雄姿です。
・・・というようなサイゼリヤワイン会。お会計は5人+お子様1人のトータルで12,500円、
これだけ飲んで食べて一人2,500円ですよ。
お近くに「スペシャルワインあり」のサイゼリヤがあったら、ぜひお仲間を誘ってお出かけください!(※)
(※)師範は別にサイゼリヤの関係者ではありません
お昼のワイン会ですから、まだまだ外は明るいわけですよ ・・・ということでまささんに連れられて皆で向かったのは、日本橋蛎殻町にある Wine & Weekendというお店。基本はワインショップですが、角打ち的に飲むことも出来るお店です。 テラスにも席があるので、そこを利用させて頂きました。
名称 | Baron Dauvergne Grand Cru Blanc de Noir N.V. バロン・ドーヴェルニュ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール N.V. |
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生産者 | Baron Dauvergne バロン・ドーヴェルニュ |
価格 | |
購入店 | Wine & Weekend |
こちらのお店、『ジャケ買いワインのセレクトショップ』とのことで、店内には結構珍しいワインがオシャレに並べられています。
そんな中からまささんが選んで来られたのは、花柄のプリントが可愛らしいスパークリング・ワイン。
「なんちゃってベル・エポック?」なんて言いたくなりますが、こちらもちゃんとしたシャンパーニュですよ。
外観は、色も泡立ちも結構しっかりしていて、やっぱりシャンパーニュしか勝たんな!と思わされます。
それ以外の香りは味わいは殆ど覚えていませんが、きっと「やっぱりシャンパーニュしか勝たん」だったと思います。
ってか夕暮れにお外で飲むシャンパーニュが美味しくないはずがありません。
さぁてお値段はおいくらだったのかなぁ・・・と思って後で調べたら、ネットでは6,000円台から売られているみたいですね。
そのお値段に十分見合う、しっかりしたシャンパーニュだったように思います。
点数 | 82点 |
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あいさんと飲むと、いつも「東京カレンダーのお忍びデート風」写真を撮ってしまいます。 うざいオッサンでスミマセン。私自身はとても楽しいので勘弁して下さい。
名称 | Slam Dunk Carifornia Red Wine 2019 スラム・ダンク カリフォルニア・レッド・ワイン 2019 |
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生産者 | Slam Dunk スラム・ダンク |
価格 | |
購入店 | Wine & Weekend |
こちらのお店でもう一本飲んでいますね。いったいどんだけ飲めば気が済むの、って感じですが、
楽しいんだから仕方がありません。
そしてこの赤、「スラム・ダンク」という名前のカリフォルニア産ワインです。
同名のバスケットボール漫画と関係があるとか無いとか話されていましたが、
その漫画を見てない師範にとってはなんのことやら?でした。
細かいことは覚えちゃいませんが、「え?意外と美味しいじゃんコレ!」と感じた記憶があります。
意外とと言っちゃ失礼かもですが、なんだかイベント物というか、
名前先行なワインという気がするじゃないですか。
そういう先入観をパリッと裏切ってくれる、ちゃんとしたワインでしたよ。
こちらも後でお値段を調べたら、稽古範囲で買える価格帯なんですね。
それなら間違いなくアリです。バスケットボールが好きな方へのプレゼントにも良さそうですよ。
点数 | 81点 |
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そしてもう一枚の「東京カレンダーお忍びデート風」写真がコチラ。
良い雰囲気の二人ですねぇ(プライバシーに配慮してこの写真はクリックしても拡大しません)
という感じの二次会、お会計は・・・覚えていませんが、財布の中身の減り具合から考えて、
お高いお店じゃ無かったと思います。
写真を見返してこれまたビックリ、なんと鍋料理を食べに行っているみたいです。 どこのお店だったかマルッと覚えていません。
あとでメンバーからお店を教えて頂きました。「鍋とワイン」というお店だったようです。 マトモな状態の時に再訪せざるを得ませんな。
名称 | Gran Livenza Brut N.V. グラン・リベンサ ブルット N.V. |
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生産者 | Jaume Serra ハウメ・セッラ |
価格 | |
購入店 |
そのお店で、こちらのスパークリングを飲んでいるようです。
店を覚えていないくらいですから、このワインの印象など覚えているはずもありません。
でも、こうやって写真はキッチリ撮っているんですな。エライぞ師範!
・・・という感じの大ヨッパライでしたが、帰りの方向が同じだっただいすけさんに先導していただいたおかげで、
無事道場に帰り着くことができました。
頼りない書記担当ではありますが、また機会がありましたらよろしくお願いします>皆様
点数 | ??点 |
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飛び石連休の中日は積極的に休みを取得するスチャラカ・スタイルです。
今晩、リモート宴会でブルゴーニュのシャルドネと稽古するのですが、
ただ飲んだんじゃつまんない、ということで比較用にチリの激安シャルドネを抜栓。
果たして師範はその価格差を感じ取れるのか!?
・・・ってか今日はお休みなので夜まで待てないっす。
午後3時前にはまず左側を抜栓しました。
名称 | Santa Chardonnay 2021 サンタ シャルドネ 2021 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 367円 (よりどり3本1,100円) |
購入店 | カクヤス 保土ヶ谷店 |
ブルゴーニュのシャルドネとの比較用に開けたのは、税込み3本1,100円、一本当たり367円という激安チリ産シャルドネ。
この銘柄のカルメネール/プティ・ヴェルドとは先日稽古しており、案外好印象でした。
そしてこのシャルドネ、サントリーのブランドサイトではブルゴーニュタイプの瓶に詰められているみたいなので、
同じ2021年産でも早めのロットかも知れません。
まず外観、色は結構ちゃんとした照りと濃さのあるレモン色です。
そして香りもちゃんとしているですよ。
柑橘類、白桃、スイカズラ、ボリュームこそ小さめですが、立派にシャルドネの雰囲気が伝わります。
味わいも、特に欠点は見出せません。やや酸味が弱めではありますが、甘すぎないし雑味も少なめ、立派にワインですよ。
とはいえこの値段、なんとなく飲み飽き感もありそうですが、今回は3日に分けて稽古する予定なので、
飲み飽きる前に次へ移ります・・・のつもりが、2/3ほど飲んじゃいました。
いや~この値段でこの内容はビックリですよ。1,200円です、と言われればマルッと信じます。
2杯分くらい残ったので、普通のお宅ではそうするようにスクリューキャップを戻しただけで冷蔵庫に立てて保存し、 翌々日再稽古しました。香りはやっぱりちょっと飛んじゃったかなぁ、です。 でも、十分ご立派というか、これが300円台なのには今日もまたビックリさせて頂きました。
点数 | 76点 |
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メインのワインを開ける前に、西日本遠征稽古の際にお土産に頂いたビールで小休止。
六甲ビールの「スサノオ IPA」、スタイルとしてはアメリカンIPAだそうです。
色は結構しっかりしたオレンジ色で、若干の濁りがあります。
香りは、トロピカルフルーツのような華やかな香りがバンバン来ます。
なので「甘いビールかな?」と想像しつつ口に含むと、これが苦味シッカリの硬派な味わい。
美味いっすねぇ。
「ザ・IPA」という感じで、非常に美味しいビールでした。神戸へお運びの際には是非探してみてください。
本日のリモート宴会のコンセプトは、アマゾンのセールで「ルイ・ジャド」のワインを買った人たちが、
『せっかくなら一緒に飲みましょう』ということで集まった、#アマジャド 会。
そもそもアマゾンのジャドの情報を最初に流した
ヒマワインさんがいない点は画竜点睛を欠きますが、
そんなことは置いといて参加メンバーは下記の皆さんです。
・カツミさん(幹事)
・Kinokoさん
・とらゔぇるそさん
・Yuichi Satoさん
・安ワイン道場師範
やや「お達者クラブ」的な雰囲気を呈していますが、細けぇこたぁ良いんだよ。
料理は、もちろん本日お休みを頂いている師範が調理担当です。
作ったのは・・・
・前菜:お刺身盛り合わせ(メバチマグロ、ツブ貝、太刀魚の炙り、平目)
・メイン:鶏モモ肉の山賊焼き
・サラダ:切り昆布とモヤシとキュウリのナムル
・香の物:白菜漬
え?シャルドネには合わなそうって?細けぇこたぁ良いんだよ。
名称 | Bourgogne "Songes de Bacchus" Chardonnay 2018 ブルゴーニュ "ソンジュ・ド・バッカス" シャルドネ 2018 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 1,645円 (5本セット:8.725円/単品価格:2,570円) |
購入店 | Amazon |
そして今回のリモートワイン会のテーマ・ワインがこちら。
ブルゴーニュの大手ドメーヌ兼ネゴシアン「ルイ・ジャド」の、日本向けキュヴェである「ソンジュ・ド・バッカス(バッカスの夢」。
この銘柄とは、赤のピノ・ノワールと2ヴィンテージ稽古(コレとコレ)
していてどちらも好印象。シャルドネは初ですが、皆で飲むならコレにしよう!と提案させて頂きました。
色は普通です。前のサンタより薄めかも知れません。
香りは、抜栓してすぐは「えっ?」っと思うくらい香ってきませんでした。
正直言ってサンタの圧勝と思えるくらい。ところが時間が経つとやっぱりちゃんと開いてくるんですね。
サンタが分かりやすい香りだとすれば、こちらはより上品な、深みのあるフルーツとバニラの香りを感じます。
味わいも、そんなに違いは無いと言えば無いんだけど、やっぱりまとまりが良いですね。
無意識にスイスイ飲めてしまう雰囲気があります。
やっぱりソンジュ・ド・バッカスは美味いよね。
ACブルゴーニュとは思えない、クラスを超えた美味しさがあります。
一方で、飲み比べすることによって、サンタの凄さを再確認することも出来ました。
いや~、ワインは深くて楽しいなぁ。それが安ワインであっても。
2本開けたけどなぜか1杯分しか残っていなくて、小瓶保存した翌々日に再稽古。 色は「前のサンタより薄めかも知れません」なんて書いていますが大ウソ、明らかにこちらの方がしっかりした色合いです。 香りは今の方が良いかも。柔らかく開いて華やか、高級シャルドネの香りがしますよ。 +2点で80点の大台に乗りました。
点数 | 78(+2)点 |
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リンク |
ルイ・ジャド 白ワイン 5本セット 11,441円 Bourgogne "Songes de Bacchus" Chardonnay 2018 [Louis Jadot] 2,570円 |
そんな感じのリモート宴会、お開きになったのは日付が変わる頃だったと思います。皆様お疲れさまでした。
何度も書いているようで恐縮ですが、人類は「距離を超える宴会」という新たな楽しみを手に入れたなぁ、という感がハンパ無いです。
またよろしくお願いします!
今日は「山梨ヌーボー」の解禁日です。
休日で暇人な師範は、朝から近所のスーパーやデパートなんかを偵察。
集中的にディスプレイされていたのは、イオンスタイル天王町店とエノテカ横浜そごう店(右写真)。
普通に陳列されていたのは、成城石井ルミネ横浜店とヨドバシカメラ横浜店酒売り場、ザ・ガーデン横浜そごう店。
その他のクイーンズ伊勢丹もサミットも特に見なかったですね。盛り上がらないなぁ。
・・・というわけで、結果的に一番「お祭り」感のあったエノテカ横浜そごう店で調達。
やっぱり店員さんと会話したお店から買いたいですよね。
山梨ヌーボーの日ですから、今日は皆さんあちこちのイベントで外飲み楽しそうですね。
道場も「文化の日」なので、健康で文化的な食生活を志します。
まずはアペロ、昨日の残りのロングリッジ・シャルドネ。
ちょっと油が焦げたような香りがあるので、油揚げを焙って醤油をかけただけのツマミと合わせました。
柚子胡椒も添えるとナイスです。
続いてのアペロは、昨日の続きで東御市ふるさと納税の返礼品オラホビール、
本日のチョイスはゴールデンエール。合わせたのは、ビールにも清酒にもワインにも合う万能選手の白菜漬け。
これも美味いねぇ。渋味は穏やかで、香りはより華やか。よなよなエールに近い感じなので、今度飲み比べしてみます。
名称 | Fuefuki Muscat Bailey A 2022 笛吹マスカット・ベーリーA 2022 |
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生産者 | Château Mars マルス穂坂ワイナリー(本坊酒造) |
価格 | 1,738円 (720ml) |
購入店 | エノテカ そごう横浜店 |
朝からワイン屋さん数軒回って、山梨ヌーボーの価格帯はだいたい税別1,500円から2,000円くらいであることがわかりました。
安いよね?今年のボージョレ・ヌーヴォーはその1.5倍以上するらしいですよ。というわけで安ワイン道場では、
日本の収穫を祝う意味でも山梨ヌーボーを応援します。
前述のエノテカ そごう横浜店でゲットしたのは、本坊酒造のワイナリ―部門「マルス穂坂ワイナリー」が造った山梨ヌーボー。
品種はマスカット・ベーリーA100%ではなくて、
『山梨県笛吹市産のマスカット・ベーリーAを主体に、穂坂町産アリカントをブレンド』らしいです。
合わせた料理は、甲斐の国に敬意を表して、名物の鶏肝の甘辛煮とほうとう、あとは砂肝のガーリック炒めと白菜漬けです。
色は結構しっかりしていて、これがマスカット・ベーリーAの新酒とは思えない感じです。
アリカントが良い仕事しているんでしょうね。
香りは、マスカット・ベーリーAらしいイチゴキャンディの香りと、
ココナッツのようなコクのある香り。ボージョレ・ヌーヴォーによくあるバナナっぽさもちょっと感じる気がします。
味わいは・・・とっても軽い感じです。色や香りは普通のワインなんだけど、味わいはやっぱり新酒なんだな。
渋味なんて無いに等しいので、冷やしてガブガブ飲んで吉なワインです。
ボージョレ・ヌーボーと大して変わらないし(暴)、お値段お手頃だし、そのお金は日本の醸造家に回ります。
一石三鳥じゃないですか!みなさん!!
小瓶に残した1杯分は、翌日のリモート宴会で稽古したのですが、 あいにくどんな変化を遂げたのか全く覚えていません。スミマセン。
点数 | 72点 |
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今年もふるさと納税の季節がやって参りました。まず第一弾で納税したのが、長野県東御市。
信州ワインバレー構想の一つ、「千曲川ワインバレー」として昨今知名度が上がっている自治体ですね。
道場でも随分以前、「高ワイン道場」と称して軽井沢の友人実家別荘に夏場逗留していた頃、
ここの温泉施設「湯楽里館」は良く訪問しました。なんとなく馴染みのある自治体です。
そして今回の返礼品は、OH!LA!HO!(オラホ)ビール 飲み比べ10本セット、納税額は12,000円。
内容は、NEW ゴールデンエール3缶、NEW アンバーエール3缶、キャプテンクロウ2缶、雷電カンヌキIPA2缶です。
もちろん、別途東御市のワインも返礼品と指定しています。
返礼品へのリンク:
【ふるさと納税】クラフトビール 飲み比べ 10本セット 長野県東御市 12,000円
その中から1本目に選んだのはOH!LA!HO!ビール アンバーエールを。
ポップなデザインの缶ですが、ちゃんとデータが書かれていて、「ABV:5%, IBU:45, SRM:12」らしいです。
アルコール度数5%の、苦味シッカリめで色濃いめのビール、ということですね。
アンバーというより黒に近くて思いのほか色は濃く、黒ビール的な香ばしさとエールらしいフルーティさがあります。
味わいもしっかりで、きっちりクラフト・ビールですよ。
名称 | Longridge Chardonnay 2019 ロングリッジ シャルドネ 2019 |
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生産者 | Longridge ロングリッジ |
価格 | 2,420円 |
購入店 | アフリカー |
スチャラカ社会人の師範に於きましては、飛び石連休の中日は出来る限りお休みすることにしています。
なので明日から4連休、その前日の今日はちょっと良いワインを頂きたくなるわけでございますよ。
というわけで選んだのは、南アフリカの造り手として定評があるロングリッジのシャルドネ。
先日ピノタージュと稽古して大変好印象だったので、
このシャルドネにも大期待で臨みます。
ちなみに夕食の調理担当は師範で、メニューは豚バラとナスとピーマンの中華風炒め、ニラ玉ソーセージ炒め、小松菜の韓国風スープ。
なんとなく赤が良いかも、ってメニューですが、細かいことを気にしちゃいけませんよ。飲みたいもの優先です。
さて期待を込めて稽古開始。色は結構しっかりした、やや赤みのあるレモン色です。
もう外観からしてそんじょそこらの安ワインとは違いますよ。
香りは、まさしく南アフリカのシャルドネです。
言葉にすると「焦げタイヤ」とか「土」とか、およそ美味しそうでない発想しか浮かびませんが、
南ア・ファンのお友だちの顔が次々と浮かぶんですよ。
もちろん、シャルドネに期待する柑橘類や洋梨、白桃、そしてなぜかプラムのフルーツ香と、
樽由来と思われるバニラの香ばしさも当然あります。
味わいは、酸味穏やかで甘さも控えめ。クリアではありますが、やや重心が高くて軽い感じのバランスです。
香りはとても南アフリカらしくて複雑さと個性を感じるのですが、
味わいに関しては、雑味が無いからか若干拍子抜けするくらいにシンプルです。
南アのワインのファンって、かなり心底入れあげている方も多いんだけど、
彼ら彼女らにとっては、こういう感じも「ギャップ萌え」なのかもです。
小瓶保存の翌日、明るい時間に再稽古。結果は前述した通りです。
点数 | 78点 |
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リンク |
Longridge Chardonnay 2019 2,750円 |