10月、食欲の秋です・・・と言いながら幸い食欲が沸かない季節なんてありませんが。
左写真は、先月師範代実家に帰省した際に、
山間への朝散歩の途中で撮った棚田のあぜ道の彼岸花。
赤以外にも白やら黄色やら色々咲いている脇で、稲穂が一斉に首を垂れておりました。
そして、その翌日の朝散歩は平地側へ向かったんだけど、
そちらは平らで広大な区画整理された田んぼでした。
でも、どちらのお米も「佐賀県産」になるんだよね。
水や気温や日照などの違いから、かなりキャラクターの異なるお米が出来ると思うんだけど、
我々消費者はなかなかその違いを確認・享受できません。
都道府県より小さい単位で産地としてのブランド化が出来ているのって、
新潟県の魚沼地区くらいしか思い当たらないんだけど、
都道府県単位じゃあまりにおおざっぱ過ぎるよね、北海道なんて特に。
(参考:日本穀物検定協会)
というわけで、日本のお米もフランスワインを見習って、
土地をもっと小さな単位に分けてキャラクターを打ち出したらどうか、と思うわけです。
ブルゴーニュほど細かく分ける必要はないと思うけど、
やっぱり平地か山岳地かくらいは意識したいなぁ、と。
そうすれば、耕作や栽培が難しいけど高値で売れる棚田の米とか、
良い意味での差異化が実現すると思うんだけどなぁ。
本日は、師範&師範代の22回目の結婚記念日で、家族4人でご近所フレンチラ・ルーヴルへ。
前回利用したのが8月なんで3ヶ月ぶり、
師範家としてはハイペースで利用しております。
そして今日はハロウィンの日でもあります。
師範らは23年前のハロウィン当日に結婚式を挙げたんですな。
当時ハロウィンなんて世間では単なる異国のお祭り程度の認識だったわけだけど、
そんな時にウチはすでに着物着たりドレス着たりと仮装大会、時代の先端を行っておりました。
本日師範が選んだコースは、「秋の特別メニュー」で、
前菜2品に魚料理と肉料理のフルコースでお値段税込み5,400円也。
その4皿は以下でした。
前菜1:オマール海老とコンソメジュレとカブのブランマンジェ
クープ型のグラスに入った小さな前菜、上記に書かれていない食材としては生ウニが使われています。
フレンチとしてはオーソドックスなメニューだと思われますが、
やっぱりこういうのは王道の美味しさです。
前菜2:フォアグラソテーと巨峰のエチュベ木苺酢ソース
「美味しいものは脂肪と糖質で出来ている」を地でいくメニュー。
脂肪分タップリのフォアグラに甘じょっぱいソース、不味いはずがありません。
付け合せの巨峰も、普段フルーツを温めて食べることなんてないんで、
フレンチならではの雰囲気を感じます。
魚料理:秋鮭の瞬間スモークとゴボウのカプチーノスープ
今回のメニューではこれが一番印象が弱かったかも。
鮭という食材、スモークという調理法、どちらもあまりに一般的だからね。
長女が注文していた別メニューの「サワラのポワレ」の方が良かった気がします。
肉料理:牛舌の煮込み・焼きナスと下仁田ネギのグリエ
肉料理は4つの中から選べて、他の選択肢は
「フランス産若鶏のパイ包み焼き」
「マグレ鴨胸肉の網焼き」
「仔羊背肉の茸詰めロースト」
でした。どれも美味そうだったけど、やっぱ牛タンが好きなんだよなぁ。
ここは煮込み料理が上手いし。
で、これがとてもとても美味しい一皿でした。
師範もタンシチューは作るんだけど、さすがにプロは違うな、と思わされる逸品です。
名称 | Vosne-Romanée 1999 ヴォーヌ・ロマネ 1999 |
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生産者 | Dom. Gerard Mugneret ドメーヌ・ジェラール・ミュニュレ |
価格 | (8,500円) |
購入店 | ラ・ルーヴル |
ワインリストは赤白30種類くらいずづ。
お値段はほとんど10,000円以下ですが、
いわゆるフレンチの他店よりかなり安い印象があります。
上代の仕入に対する掛け率は2倍以下じゃないかな?と思われます。
そんな中から今回選んだのは、なんと1999年産のヴォーヌ・ロマネ、造り手はジェラール・ミュニュレ。
「もしや?」とは思いつつ注文すると、インポーターは以前良く伺っていた「ゴトー酒店」さんで、
店主の後藤和夫さんが造り手に特別に注文した「ゴトー・スペシャル・キュヴェ」です。
この銘柄は、物凄く以前に良く稽古していて(直近は14年前の1997産)、
大変お久しぶりの遭遇であります。
色は、14年前のブルゴーニュとしてはまだまだ元気なガーネット色。
しっかりとした濃さもあって、たいへん健全な熟成をしたと考えられます。
香りはとてもナイス。
こちらも、いわゆる熟成ブルゴーニュというよりまだまだ現役ブルゴーニュで、
果実香がバッチリ生きていて、それに妖艶な革っぽさと樽由来であろう甘香ばしさが添えられています。
味も良いですな。渋味はまだ健在です、でも全体に丸く甘くなっています。
非常にスムーズでスイスイ入るんで、気を付けないとあっと言う間に一本飲み干しちゃいます。
驚くことに14年経ってもこのワインはまだまだ上り坂、
以前よりはるかに美味しくなっておりました。
お店の方に「昔から在庫されていたんですか?」と聞いたら、
『後藤さんが最近古いストックを売り出された』とのこと。
これはまた買いにいかねば、です。
点数 | 91点 |
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デザート:チョコレートとマロンのムース イチジクコンポートとシャーベット
税込5,400円のコースで、こういうちゃんとしたデザートまで頂けるのであれば文句のつけようがありません。
エスプレッソとプチフール含め、大変堪能させて頂きました。
そしてトータルのお会計は、サービス料も無くキッチリ額面通りの26,100円。
サービスがそっけない感じなのが唯一残念ですが、
師範家としては「隠れたフレンチの名店」として末永くお付き合いしたいお店です。
名称 | Cremaschi Furlotti "Single Vineyard" Chardonnay 2014 クレマスキ・フルロッティ "シングル・ヴィンヤード" シャルドネ 2014 |
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生産者 | Cremaschi Furlotti クレマスキ・フルロッティ |
価格 | 1,220円 |
購入店 | ドラジェ |
水曜に引き続いての「南方系白ワイン強化稽古」で、
本日のチョイスはチリ産のシャルドネ。
シングル・ヴィンヤードの名前は"PEÑASCO VINEYARD"らしい。
販売店のサイトで強く推されていた銘柄だし、
それなりの値段(と言っても1,000円台前半)するので期待できそうな一本。
そして、「2日目以降になると濃厚でとろけるような味わいに変化」なんて書かれているので、
今日一日では飲み切らないようにして、まずは缶ビールではやる気持ちを落ち着けてから稽古開始。
ちなみに本日の料理は、鶏ササミのチーズはさみ揚げ、ナスとタマネギの素揚げ、モッツァレラチーズとトマトのサラダ。
メニュー的にも濃くて樽の効いたシャルドネが合いそうではありませんか、と。
色は、普通に薄い白ワインの色、もっと濃いかと思ったけどそういう感じではありません。
香りは、そんなに強さはありません。
ただ、ちょっと置いとくと果実香と蜜香と樽香が交じり合った香りがクイクイと出てきます。
味も、甘さも酸味もほどほどで際立った強さや濃さは無いけど、明らかに高級感があって、
そんじょそこらのチリ産とは違う奥深さが感じられます。
ショップのページに飾られた美辞麗句は7割がた納得します。
ブラインドだったら、ブルゴーニュはムルソーの村名クラスでそこそこの造り手で、
でもなんとなく上手くいかなかったヴィンテージ、って感じでしょうか。
と書くとネガティブなようだけど、ブルゴーニュのそういうワインが1,000円台前半で買えるはずもないから、
コストパフォーマンスは相当高いです。
で、当初の予定通り1/3くらい残してます。明日の追稽古も楽しみであります。
残りは普通に栓をしてセラーに立てておいた翌日再稽古。 確かに全くヘタッた感じは無く、かといって大きく好転した感じも無く、 前日の終盤と同じ感じで楽しめました。というわけで値段的にお奨めという印象に変わりはありません。
点数 | 77点 |
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リンク | Cremaschi Furlotti "Single Vineyard" Chardonnay 2014 1,220円 |
名称 | Astica Chardonnay 2014 アスティカ シャルドネ 2014 |
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生産者 | Bodegas Trapiche ボデガス・トラピチェ |
価格 | 719円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
昨日、エノテカさんのネットショップで白だけ10本のセットを注文しました
(ショップへのリンク:
パーティーパック 白だけ10本セット 10,584円)。
だもんで、今後白が、特に南方系のシャルドネの在庫が増える予定なので、
本日はそっち方面の在庫を減らすべく稽古。
選んだのはアルゼンチン産のシャルドネで、造り手は名門ドコロのトラピチェ。
この銘柄は、13年前に2001年産のトロンテスと稽古していますが、
当然ラベルとかの感じは全く変わっています。
ちなみに本日の夕食調理担当は師範で、
作ったのは鶏モモ肉&ポテトのオーブン焼き、
キャベツとコンビーフの炒め物、トマトとレタスのスープ。
相手は赤でも白でも良さそうなメニューであります。
色は普通に薄めの白ワインの色で、粘性低めでサラッとしています。
香りは、ボリュームも雰囲気もそこそこ良い感じ。
特に香りは、シャルドネをかなり華やかにしたような、
他の品種で言えば現地だとトロンテス、フランスだとヴィオニエみたいな香りがあります。
味は、酸味も甘味も控えめで、やや浮ついた感じはありますが、
華やかな香りに呼応した感じで、あまり違和感はありません。
乱暴に言うと普通に美味しい白ワイン、特に香りが良くて酸味が控えめなんで婦女子へのウケは良いでしょう。
でも、これがシャルドネ100%かぁ、と思うところはあります。
トロンテス入ってるよね、きっと。
点数 | 72点 |
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リンク | Astica Chardonnay 2014 [Bodegas Trapiche] 719円 |
週末の土曜日、次女が通う小学校で60周年記念行事があった関係で、
本日次女は休校。
その面倒を見るべく師範も勤務先をお休みして主夫業の一日。
散歩がてらの買い物は午前中に済ませて、午後からは次女とそのお友だちSちゃんを連れて新横浜にある
ロッククライミングジム ZENというところへ。屋内のボルダリング施設で、
左写真右側のちっこい方が次女です。
ボルダリングをやったのは子供たちだけで、師範は見物。
大変面白そうなんだけど、
それなりに良い料金取られるし、こういう「徐々にレベルが上がって達成感を感じられるスポーツ」
ってのにハマっちゃうと抜けられないタイプだから遠慮しております。
名称 | Canyon Road Pinot Noir 2013 キャニオン・ロード ピノ・ノワール 2013 |
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生産者 | Canyon Road Winery キャニオン・ロード・ワイナリー |
価格 | 720円 (3本よりどり2,160円) |
購入店 | やまや洋光台店 |
というわけで本日の夕食調理担当は一日主夫の師範で、
メニューは回鍋肉、(師範代が作り置いてくれた)カボチャのそぼろ煮、水菜のお浸し、
ネギとワカメの中華スープ。
キャベツや水菜、ネギといった葉物野菜の値段が戻ってきたので、それらを中心に。
ワインは、やまや洋光台店で買った3本よりどり税別2,000円の中からの一本で、
久しぶりにカリフォルニア産のピノ・ノワールを。
どちらかというと野菜中心で甘じょっぱい感じの料理なんで、
そういうのには軽めで派手めのカリフォルニア産あたりが合いそう、と考えた次第であります。
ちなみにこの造り手のワインは、大昔にメルローや
シャルドネと稽古していて、
あまりに安っぽいラベルに対して「変えれば良いのに」なんて書いてましたが、
それが耳に入ったのか(なわけ無いですが)ずいぶん高級感のあるラベルに変わっております。
色は、いわゆるピノ・ノワールの安いやつよりやや濃いめに感じます。
香りのボリュームは弱めだけど、深く嗅ぐと確かにピノ・ノワールっぽくて、
それも高級なヤツを薄めたような、トーンの高い果実香と甘香ばしい香りが混在しています。
・・・と、香りまでは良かったんだけど味のバランスがイケません。
甘味はあります。でもそれだけ。渋味も無いし酸味も無くて、思いっきり浮ついた味わいです。
糖度とpHのグラフ的にもかなり右上、甘くて酸っぱくない位置にマッピングされます。
こういうワインは、常温で飲むと全くダメダメなんで、
常に冷蔵庫に入れつつ冷やし気味に頂きました。
結果的にかなりイマイチ感が強かったわけですが、税抜き666円のワインと思えば致し方ないところではあります。
点数 | 66点 |
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本日は午後から暇が出来たんで、みなとみらい地区まで散歩。 大さん橋には"Celebrity MILLENIUM"という豪華客船が停泊しておりました。 ここで良く見かける"飛鳥II"よりも大きい船です。 こんな船の乗客なんて連中は毎夜毎夜シャンパン開けて飲んだりしているんだろうなぁ。 そりゃ美味いでしょうよ、ええ。
Celebrity MILLENIUMは昨夜のうちに清水港に向けて出航した模様。 清水港では船内見学ツアーなんかがあるらしい。一度中を見てみたいものです。
名称 | Poilvert-Jacques Brut N.V. ポワルヴェール・ジャック ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Poilvert-Jacques ポワルヴェール・ジャック |
価格 | 2,138円 |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
豪華客船には乗れませんがシャンパンは飲めます、ということで、
手巻き寿司に合わせて開けたのがこのシャンパーニュ。
この銘柄は、年初に稽古済みだけど、
それとはインポーターとショップ、ラベルも異なります。
実は年初の物も買ってあるんだけど、今回はそちらは開けずにちょっと熟成させようと思い、
新しげなこちらから稽古することにしました。
まずグラスに注ぐ際に泡立ちの多さにちょっとビックリします。
シャンパーニュって他のスパークリングよりガス圧が高いらしいですが、
これは特にシュワシュワです。
そして色はゴールドからカッパーに近くて、黒ブドウが多そうな見た目。
販売店のサイトによればピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ50%、シャルドネ20%とのことなので、
確かに黒ブドウ多めです。
香りも、アップルパイのようなリンゴとバターに加えて、
フランスパンみたいな香ばしい香りとか、口に含んだら漬け物的な熟成香も感じて、なかなか複雑です。
味は、シャンパーニュとしては酸味が穏やかかも。
でも美味いっすね、コレ。やっぱりそんじょそこらのスパークリングとは一線を画します。
税別ぎりぎり1,000円台の貧乏人向けシャンパーニュとしては出色の複雑さを持っています。
スッキリ系というよりシッカリ系なので、これからの季節部屋を暖かくしてしみじみ飲むのに良いかも、
というわけで年末年始向け含めお奨めです。
点数 | 82点 |
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リンク | Poilvert-Jacques Brut N.V. 2,138円 |
もうすぐ11月というのに24度近くまで気温が上がった一日、
昼はテラスで盛岡冷麺。
ちょっと前に買った時「今シーズンまた食べる機会はあるんだろうか?」と思ったけど、ありました。
ただ、冷麺に乗せたミニトマトの甘さがもう夏じゃないことを教えてくれます。
でも、さすがに冷麺素麺冷やし中華の類はこれが最後かな。
これからは鍋の季節でございます。
名称 | Punto y Seguido Garnacha Viñas Viejas 2009 プント・イ・セグイード ガルナッチャ ビーニャス・ビエハス 2009 |
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生産者 | Castillo de Maluenda カスティーヨ・デ・マルエンダ |
価格 | 944円 (単品価格 1,077円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
そして夕食は、鶏ムネ肉の天ぷら、甘く煮たゴボウの天ぷら。
ワインは、個人的「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの8回目(前回はコレ)。
本日のチョイスは、スペイン北東部、カタルーニャ地方から内陸に入ったあたりのアラゴン州にあるカラタユド。
この「カラタユド」って地名が難儀で、
いつも「カタラユド」だったかどうか悩みます。
同様の例で、シャンパーニュで自家醸造する造り手「レコルタン・マニピュラン」が
「レコルタン・マニュピラン」だったかどうかいつも悩んでいます。
閑話休題、このワインは2年半前に同じヴィンテージを稽古しているけど、
今一つの評価だったような。
ブドウは平均樹齢40~50年のガルナッチャ、フレンチオークで11ヶ月樽熟成してパーカーポイントは91点だそうです。
色は、濃いっちゃ濃いけど濃すぎない、向こうが透ける程度の紫色。
香りのボリュームはやや控えめ。既にフルーツバリバリって感じでは無くて、
ドライフルーツっぽい感じや、例えばバルサミコ酢のようなちょっとヒネた感じの香りがあります。
味は、さすがに出来て6年、柔らかい感じになってきています。
渋味は丸くて酸味おだやか、アルコール度数は14%と高めだけどスイスイ入っていきます。
いわゆるスペイン産的な荒っぽさはあまり感じず、バランスよくまとまったワイン、という印象を受けました。
これも、「濃くてナンボのどすこい番長」好きなパーカー氏推奨というのは首を傾げるなぁ。
点数 | 73点 |
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リンク |
高評価スペイン辛口赤ワイン究極飲み比べ5本セット 5,378円 Punto y Seguido Garnacha Viñas Viejas 2009 [Castillo de Maluenda] 1,077円 |
名称 | Santa by Santa Carolina Sauvignon Blanc Chardonnay 2015 サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ ソーヴィニョン・ブラン シャルドネ 2015 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 529円 |
購入店 | イオン天王町店 |
本日の夕食調理担当は師範で、メニューはサンマの塩焼き、白菜と豚バラの蒸し物、玉こんにゃく。
サンマは安くてイイですな。一匹100円、まさに「庶民の魚」という感じ。
ただ、そんなに安くしなくても良いから、もっと資源保全を考えて漁をして欲しい気もします
(日本が漁獲量を控えても近隣諸国が捕っちゃうんでしょうけど)。
そんな庶民の魚に合わせたのが、最近サントリーが輸入しはじめたチリ産の庶民的ワイン、「サンマにサンタ」です。
近所のスーパーのイオンでよりどり2本980円(税別)、
先日稽古した赤と一緒に買いました。
ヴィンテージは2015年ですが、南半球産なんでいわゆるヌーヴォーではないです。
『白の安ワインは若けりゃ若いほど良い』というのが最近の道場の持論(はいここテストに出ますよ)なので、
その物差しだと美味いはずの一本。
色は非常に薄めで、粘性も低くサラリとした外観です。
香りは、ソーヴィニョン・ブランの雰囲気が強くて、
南方系のフルーツとハーブのような草っぽさがメインのバランス、樽香は感じません
・・・ってかさすがにこの値段で木樽での熟成はさせてないと思われます。
味わいは、酸味が控えめで全体にユルい雰囲気。
糖度は決して高くないんですが、酸が弱いのでほの甘く感じます。
赤同様、万人に嫌われない、
特にワインをあまり飲みなれていない方に嫌われないよう酸味を抑えた感じ。
悪くは無いんだけど飲んだ気はしない、存在感の薄いワインです。
でも500円で普通にスーパーで買えることを考えればアリだとも思います。
点数 | 67点 |
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本日は、勤務先関連の飲み会で、関東地方のとある街にある居酒屋へ。
参加者は男性ばかりの9名。
いわゆるオッサン集団の飲み会であります。
そして本日のコースは飲み放題で一人3,800円ということでしたが、
左写真の刺身盛り合わせ含め質的には値段の割に内容はちゃんとしていたように思います。
ただ、量的にはオッサン集団と言えども若干不足、追加注文を余儀なくされました。
飲み物は、まずは生ビール(ヱビス)をガブガブと。
飲み放題のビールがヱビスなのはポイント高いと思います。
で、当然ワインも頂きます。飲み放題のメニューには「ワイン(赤・白)」とありましたので、
『ワインを、赤と白両方』とお願いしました。まぁいつものことであります。
そして結果的に、白も赤も比較的ちゃんとしてたように思います。
いわゆる安価な国産ワインのような薄っぺらさはなくて、そこそこ充実した香りと味わいだったんで、
南米産の造り手によるジャグ・ワイン(紙パックワイン)だと想像しました。
その後はハイボールなんかを頂いて、最終的なお会計はちょっと追加注文が入って一人4,000円。
オッサンの集団とはいえちょっと量的に足りなかったかな?って感じですが、
まぁこれはこれでアリでしょう。
超久しぶりにライブやります。11月22日(日)、横浜は馬車道のライブハウス"King's Bar"にて。
時間はたぶん夕方くらい(詳細未定)。演る曲はPat Methenyとか渡辺香津美とか。
普段はほぼ「年寄りの手慰み」状態のバンド活動ですが、
ここ一か月くらいは真面目に練習する予定・・・ってあくまでも予定ですが。
そして、左写真が師範の愛器"Ibanez LR-10"、
"LR"の名が示すようにLee Ritenourのシグネチャーモデルです。
買ったのは1984年、いつの間にかヴィンテージギターになっちまいました。
だからといって価値は上がってないと思いますが。
この楽器、基本的に気に入っているので弦を張り替える以外は買った時から全く何も手を入れていません。
ただ、30年も経つので当然フレットは減っているしネックもやや反り気味。
そして、この先あと何年弾けるか考えるとそろそろ潮時かと思い、ライブの後でリペアに出すことにしました。
どなたか横浜東京界隈で良いリペア屋さんをご存知の方はご教示ください
・・・ってここで聞いても読者層違ってそうですが。
というわけで、本日は代々木にてバンドのリハ。 リハ後はもちろん反省会と称した単なる飲み会で、 本日のチョイスは一軒め酒場 代々木西口店。 養老乃瀧が経営するお手軽居酒屋チェーンですな。 看板や提灯に「激安」の文字が躍っております。 同じ系列の店だと、2年前に西新宿小滝橋店を利用しております。
食べた料理を、店舗のサイトにあるメニューを見ながら思い出せる範囲で書きだすと、
厳選〆サバ、縞ホッケ、しゅうまい、出し巻玉子、豚ホルモン炒め、コロッケ、
大きなアジフライ×2、カキフライ(左写真)、超厚切り男のハムカツ、
塩キャベツ、梅キュウリ、セロリ漬×2
あたりだったかな。だいたい注文はベースのMw氏に任せっきりなんで自信なし、
もう数品あったかも知れません。
どのメニューもお値段200円前後、高くても300円台というお手頃価格です。
そして、師範は体質的に生ガキが食べられない残念な身体になってしまったわけですが、
フライ1個なら大丈夫、ということをこういう場で毎度確認しています。
その1個を2個にする勇気は、影響の大きさを考えるとなかなか出せません。
飲み物は、生ビールとかバクハイとか男梅サワーとか。
生ビールは389円、サワーは205円。確かに激安の看板に偽り無しと言えるでしょう。
で、こういう店でもワインがあれば頼むのが師範の流儀です。
リストにあるワインは米国のカルロ・ロッシの赤のみだけど、お値段は一杯205円と大変お手頃。
内容はまぁカルロ・ロッシの赤です(笑)。
そして、右写真のようなコップで飲むわけですが、これはこれで悪くないです。
また、ワインの飲み方に「ロック/サワー」の選択肢があります。
薄まっちゃうのはイヤなんでそのまま飲みましたが、
『ワインをストレートで』と注文するのはなんだか違和感がありますな。
結局、午後6時過ぎから2時間半くらい滞在して、お会計は一人3,000円程度。
特別に美味い料理や酒があるわけでなく、
オペレーション的にも注文を待たされる場合があったりするわけですが、
この値段だと「こういう店もアリでしょう」という気になります。
名称 | Flavium Premium Mencia 2008 フラビウム プレミウム メンシア 2008 |
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生産者 | Vinos de Arganza ビーノス・デ・アルガンサ |
価格 | 928円 (単品価格 1,058円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、骨付き鶏モモのオーブン焼き、アサリのバター炒め、切り干し大根のサラダ、
(トップバリュの)レンジ用チーズフォンデュ&神戸屋のバゲット。
師範にとって、骨付き鶏モモは昔も今もご馳走です。
見た目が豪華だし何より美味しいし。
骨を手に持ってしゃぶりつくのが良いよねぇ。
さてワインは、個人的「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの7回目(前回はコレ)。
今回「うきうきワインの玉手箱」というショップのパーカーポイント90点のセットを買い足しました。
それにしても種類が多いなぁ、パーカーポイント90点以上のスペイン産赤。
パーカーさんスペイン政府から袖の下でも貰っているのかも・・・って疑っちゃうくらいです。
さてお勉強タイムということで、カスティーヤ・イ・レオン州はスペイン北西部、
そしてD.O.ビエルソはちょうどポルトガルの上あたり。
メンシアというブドウは最近注目されている品種だそうです。
色は、恐ろしく濃いってほどじゃないけど、青みのある濃紫色。
ヴィンテージは2008年らしいけど、少なくとも見た目は非常に若い感じです。
香りのボリュームは中程度。
ストレートな果実香ではなくて干したり煮詰めたりしたベリー香に、
ちょっと動物的なエロティックさ、そしてスペインらしいツンッとした刺激臭があります。
味は・・・軽いです。渋味穏やか、加えて甘味も酸味も穏やか。
数値的には糖度が7.8でpHが3.8、赤ワインの平均よりかなり甘くなく酸っぱくないポジションにいますので、
上記官能評価を裏付けています。
パーカーさん高得点と言えば濃くてしっかりしたワインを想像するんだけど、
これはそういうのとはかなり趣を異にします。
なんとなくガメイ種のワインのような印象で、
スイスイと入って軽めの料理とも合わせやすいんだけど、
正直予想と違ってアレッ?って感じです。
点数 | 70点 |
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リンク |
高評価スペイン辛口赤ワイン究極飲み比べ5本セット 5,378円 Flavium Premium Mencia 2008 [Vinos de Arganza] 1,058円 |
名称 | Terra Vega "Bin No.954" Chardonnay 2013 テッラ・ベガ "Bin No.954" シャルドネ 2013 |
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生産者 | (Terra Vega) (テッラ・ベガ) |
価格 | 745円 |
購入店 | 京橋ワイン 楽天市場店 |
本日の料理は、刺身(ミズダコと炙りサーモン)、
オクラとウインナーソーセージの炒め物、カニ玉、豚汁、食べたりなくて鶏軟骨の唐揚げ。
炒め物には「レモン味のクレイジーソルト」ってのを初めて使ったそうですが、
師範代曰く『意外と使える』とのこと。
ちなみに道場の普段のハーブソルトはドイツのハーブ入りアルペンザルツ"Bad Reichenhaller"です。
そして選んだワインは、チリ産のシャルドネでお値段700円強。
サイトによれば、ベスト・チリ・ワイナリーを受賞している家族経営の造り手によるシークレット・ブランドとのこと。
裏ラベルには"PRODUCED AND BOTTLED BY VLFE LTDA, NANCAGUA - CHILE"とあるので、
想像するに"Viña Luis Felipe Edwards"ではないですかね?
さて、スクリューキャップをひねって抜栓。
色は薄めだけど、薄すぎるってことはない色です・・・っつっても判りませんな。
香りは、裏ラベルには「ピーチやアプリコット」とありますが、確かにそんな香りがします。
樽香は感じないので、ステンレスタンクだと思われます。
味は、酸味は普通だけど結構甘味があって、飲み応えがあります。
で、こういうワインに往々にしてあるのが、飲み飽きです。
やっぱ途中で飽きちゃうんだよなぁ。
とはいえこの値段だと思えば十分にアリです。
厚みのある白ワインを大人数で会話しながらチビチビ、って席だと、
例えば5,000円くらいするブルゴーニュなんて全く無駄で、こういうのがベストなチョイスと思われます。
点数 | 72点 |
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リンク | Terra Vega "Bin No.954" Chardonnay 2013 745円 |
名称 | Santa by Santa Carolina Cabernet Sauvignon Syrah 2014 サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ カベルネ・ソーヴィニョン シラー 2014 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 529円 |
購入店 | イオン天王町店 |
「安ワイン道場」を名乗ってますから、
特定のショップで売られているマイナーな安ワインの情報じゃなくて、
一般のスーパーやコンビニで売られているメジャーな安ワインが美味いか不味いかってことが
ズラズラーっと並んでいた方が情報の価値は高いとは思います。
ただなぁ、明らかに万人ウケを狙ってそうなワインは、
飲む前から想像がつき過ぎるのでなかなか手が伸びないわけですよ。
でも、タマにはやっぱりそういうカテゴリーも押さえるべきかと思って買ったのがこのワイン。
大手スーパーのイオンでよりどり2本980円(税別)、白と一緒に買いました。
チリの大手で以前からサントリーが輸入している「ビーニャ・サンタ・カロリーナ」による廉価版銘柄です。
「サントリー&サンタ・カロリーナ&年末需要喚起⇒サンタ」、ってネーミングでしょうか。
また、首に巻かれていたタグによれば、「クックパッドユーザーの97%がおいしいとこたえました」だそうな。
そのあたりも、いかにもマーケティングでアレコレ考えた末に商品化されたような印象をうけますな。
色は普通にしっかりしていて、ストレートな紫色ながら清澄度もありちゃんとした感じです。
香りは全体に弱めで、カベルネ・ソーヴィニョンの要素が強そうな野菜っぽい青臭さがメイン。
それにミントやシナモンの効いたブルーベリージャムみたいな果実香があります。
味は、渋味がチリチリしていて、それなりに甘味があって、酸味は穏やかなバランス。
このあたりは、「そうなった」というより「そこを狙った」感じがします。
あとさすがに余韻は短くて、そこは「そこを狙った」というより「そうなった」んでしょう。
・・・と、いろいろ書いちゃいますが、全体的には案外悪くなくて、
一本500円という値段を考えると頑張っていると言える内容じゃないでしょうか。
面白味は無いけど嫌われる要素も無い、
最大公約数を狙ったマーケティングを具現化した姿のように思えます。
点数 | 69点 |
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連休最終日、長女は模試を受けに行って、次女は駅前のお祭りへ。
よってもって師範と師範代フリーのお昼、ということで久しぶりに上大岡の寿司屋鹿島へ寿司を食べに。
前回伺ったのが2014年の5月(この時)なんで、
約1年半ぶりです。
大人二人なんで席はもちろんカウンターです。
飲み物の注文はとりあえず瓶ビールを。
ヱビスが出てくるあたりも良いし、グラスもナイスです。
ここは生ビールも美味いんだけど、本日は量優先で瓶ビールです。
この後、『香りの良い清酒をお願いします』と注文して、
出されたのは滋賀県の松の司 純米吟醸。
確かに香り華やか、昼酒にふさわしい清酒でした。
食べ物の方は、いつもは鮨会席コースを頼むんだけど、 今日はお任せの握りをお願い。最初お通しとして帆立のヒモの酢の物が出された後、 ズラズラズラーと。 覚えている範囲では、最初がヒラメの昆布〆、次がスミイカ、ヒラマサ、 そして左写真の真アジ。当然普通に真アジなんだけど、プリッとして美味いのよ、これが。
続いてマグロ中トロ、オナガダイ、そして左写真のサンマの炙り。
こういう、一般家庭でも入手可能な魚を使って、
一般家庭ではおよそ出せない美味しさを表現されると「参りました」って感じです。
その後は炙った北寄貝、コハダ、いくら軍艦、巻物で赤貝ヒモキュウ、卵焼きとアジのシソ巻、
これにシジミの味噌汁を頂いてお任せコースがひととおりだったような。
書き留めていないんで、一つ二つ抜かしているような気もしますが。
翌日、イクラも出されたのを思い出しました。多分これで全部です。
それだけじゃ若干食べたりない、という師範代の意思を尊重して、追加で
シメ鯖と左写真の赤貝を注文。
赤貝は愛知県産とのこと。
師範代が『まるでカニみたいな姿ですね』と言うくらい、とても立派な赤貝でした。
コレいくらだったんだろうな?
会計では合算されているので不明だけど、結構良いお値段な気がします。
というわけで、お会計は二人分で12,000円強。
まぁ安くは無いわけですが、こんだけりっぱな寿司を頂けると、
また頑張って働いて食べに来よう、という気になるわけです。
子供たちを連れて4人で来るにはもっと頑張んなきゃいけないわけですが。
名称 | おたる 赤 辛口 2013 |
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生産者 | 北海道ワイン株式会社 |
価格 | 550円 (360ml) |
購入店 | ほまれや酒舗 |
ってな感じで昼間っからビールと清酒を飲んでるし、道場に帰ってきてからも缶ビールを飲んだりしているんで、
ワインは軽めにハーフをチョイス。
選んだのは、『こういう時のために』と買っておいた北海道産の赤。
この北海道ワインの「おたる」は、師範がワインに目覚める前、
学生時代に好きな銘柄でした。
なので、ハーフがセールで安くなっているのを見かけ、懐かしくなって買った次第。
ちなみに夕食のメニューは、豚肉のニンニク生姜ソテー&ラタトゥイユ、合鴨サラダです。
色はやや薄め、ちょっと良いブルゴーニュ赤くらいかなぁ、という濃さ感です。
香りは、確かにコレコレ、懐かしい。
生食用のブドウで言えばナイアガラ、敢えて別の物に例えると「キャンディのような」とか「狐のオシッコ」とか言われそうな、
特有のツンとした香りがあります。
師範代と長女曰く『生のホウレンソウと醤油の匂い』だそうです。
味わいは、渋味は無いも同然、酸味も弱くて甘みも弱い、なんとも刺激の無いフワッとした味わいです。
数値を計ると、糖度が6.2でpHが3.9、赤ワインの中では「甘くなく酸っぱくない」方に突出しています。
というわけで、香りも味もいわゆる赤ワインのつもりで飲むと違和感バリバリでしょうが、
師範の場合は懐かしさが前面に出てくれて、案外美味しく頂けました。
また10年後くらいにまたお会いしましょう。
点数 | 70点 |
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本日の夕食は、師範謹製ビーフシチュー。
レシピ的には、具材が黒毛和牛のスネ肉、ニンジン、タマネギ、サヤインゲン。
ジャガイモなんかは入れません。
ソースが、赤ワイン400mlに野菜ジュース200ml、そしてハインツの特選デミグラスソース、
あとは味の調整としてトマトケチャップとリーペリンソース、そして生クリームを数滴。
水は一滴も入れません。
昨日の夜に圧力鍋で火を入れて味を調え、
今朝再度の火入れ、そして夕方また火入れ。
こういう煮物に「味が染み込む」という作用は、温度が下がる局面にてなされるような気がしています。
だもんで、傷むのを防ぐ意味もあって三度の火入れを行っています。
結果、自分で言うのもなんだけど美味いっすわ、これ。さすがは師範!と自画自賛。
名称 | La Purísima "Old Vines Expression" 2010 ラ・プリシマ "オールド・ヴァインズ・エクスプレッション" 2010 |
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生産者 | Bodegas La Purísima ボデガス・ラ・プリシマ |
価格 | 1,180円 |
購入店 | ヴェリタス |
そしてワインは、個人的「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの6回目(前回はコレ)。
地域的にはこれまで好印象だったものが多いムルシア州産、
品種はモナストレルが85%にシラーが10%、そしてガルナッチャが5%とのこと。
飲む前にわかるこのワインの特徴として、14.8%というとても高いアルコール度数があります。
きっとガッツリ重いワインに違いない、と想像してビーフシチューに合わせることにした次第であります。
色は、コールタールのようにネットリと濃い紫色。
グラスの内側に垂れてくる部分だけでもしっかりと紫色が感じられる情け容赦無い濃さです。
香りは、ギュッと詰まった濃いベリー系の香りに加えて、
コーヒーのような香ばしさとチョコレートのような甘い香りがあります。
1,000円ちょっとのワインでこの香りの複雑さは尋常ではありません。
味は、想像したほどの重さは無いけど、タップリとした甘味とホコホコした渋味があって、
その存在感はハンパ無いです。
数値的には糖度が8.8でpHが3.8で、特に糖度が突き抜けた位置にあります。
ちょっと突き抜けすぎて、苦味があるようにも感じられる点が玉にキズですが。
お手頃価格でも濃くしっかりしたワインが多いスペインのこの地方ですが、
このワインはそれらの中でも頭一つ半くらい抜けています。
スペインらしい濃いワインが好きな方、
加えてスタバの長ったらしい名前のコーヒーなんかが好きな方には諸手を挙げてお奨めできるワインです。
一杯だけ、それもグラスの中に残っていた分と翌日再稽古。 色は昨日と変わらずの濃さ。 香りは、改めて嗅ぐとスペインらしい荒っぽさというかヤニっぽさがが無いではないです。 でもやっぱりメインは甘香ばしい感じ。 味も、グラスの中で1日くらい全然平気、というかその方がより柔らかくなって美味しいくらい。 だもんで間違いなくお奨めっすよ、このワイン。
点数 | 82点 |
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リンク | La Purísima "Old Vines Expression" 2010 1,290円 |
超久しぶりに焼酎買いました。
これまでそこそこいろいろ飲んできて、
なんとなく師範は「黄麹を使った芋臭くない芋焼酎」が好き(富乃宝山とか)な気がしていたところ、
洋光台のやまやで『黄麹コーナー』があるのを発見、
そのなかで『マスカットの香り』なんて書かれていたコレ、黄猿(きざる)というやつをゲット。
鹿児島県日置市の小正醸造というところが造り手で、
『完熟黄金千貫使用』とのこと。
五合瓶(900ml)で993円でした。
さて色は・・・当然ながら無色です。黄色いわけではありません。
香りは・・・ほぼ予想通りの好きな系、看板に偽りなくマスカットっぽいフルーティな香りがします。
ただ、その向こうに本来の芋っぽさも感じられはします。
口に含むと、そのバランスが逆転して芋っぽさが前へ、マスカットっぽさが後ろに引っこみます。
味わいは・・・まぁ焼酎ですから強めのアルコール感と、
そのアルコール由来だろう甘さを感じます。
ってか焼酎の味ってみんなそんな感じっすよね。
富乃宝山と比較すると、こちらの方が半分普通の芋焼酎に近い感じでしょうか。
だもんで好き嫌いで言えば富乃宝山に軍配を上げますが、
量あたりだと半額程度の値段なので、コストパフォーマンスで考えると健闘していると思います
・・・って、ワインに比べりゃどちらも安いですが。
名称 | Alegremente Cabernet Sauvignon N.V. アレグレメンテ カベルネ・ソーヴィニョン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | (南アルプスワインアンドビバレッジ) |
価格 | 408円 |
購入店 | イトーヨカドー本牧店 |
本日の夕食は、豚ヒレカツ&チキンカツ、ラタトゥイユ、
4回目の収穫となる豆苗の中華炒め、松茸&栗ご飯。
ワインは・・・ほぼ飲んでません。食前にビールを飲んで、上記焼酎を飲んで、
食中は清酒(コレ)を飲んで、というチャンポン大会。
三連休なんでね、1日くらいちゃんとワインを開けない日もあって良いかと。
色は、チリのカベルネ・ソーヴィニョンとしてはやや薄めに見えますが、
いわゆる激安赤的な頼りなさは見られず、ちゃんとした感じです。
香りは、グレープ・キャンディみたいなベタなフルーツ香に、
激安ワイン特有の雑巾っぽい蒸れた感じがあります。
でもまぁ料理用としては香りはあまり関係ないので良しとします。
味は、やや甘めで酸味はほとんどなくて、渋味もかなり軽め。
いわゆるライトボディですかね。裏ラベルにはミディアムボディとありますが。
酸味が弱めなので、ボケて浮ついた感じで飲んでてもちっとも楽しくないわけですが、
料理用にはかえって悪くない気がします。
これを料理用に選んだのは正解だったと予想します。
ただ、料理を頂くのは明日なんで、その答えが得られるのも明日ですが。
今日時点で言えることは、飲んで楽しいワインじゃないってことです。
お値段400円としてもお得感はありません。
点数 | 46点 |
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名称 | Espiritu de Chile Gran Reserva Chardonnay 2013 エスピリトゥ・デ・チリ グラン・レセルバ シャルドネ 2013 |
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生産者 | Espiritu de Chile エスピリトゥ・デ・チリ |
価格 | 720円 (3本よりどり2,160円) |
購入店 | やまや洋光台店 |
本日の夕食も師範が調理担当で、献立は大分産鮎の塩焼き、刺身盛り合わせ(キハダマグロ、マダイ、ミズダコ)、
トマトとレタスの韓国風サラダ。
なんか料理上手を気取っているみたいですが、基本は焼くだけ/切るだけ/混ぜるだけな簡単メニュー、
そして鮎の下ごしらえは帰宅した師範代にお願いしました。
さてワインは、魚料理がほとんどってことで白を持ってきました。
この銘柄は、先週カベルネ・ソーヴィニョンと稽古していて、
ポテンシャルは感じながら現時点では若かった印象アリ。
師範の経験上、白においては若すぎて困ることはあまりないと思うので、
イケるはずと期待しつつ抜栓。
色は薄め、とっても普通に安白ワインの色としか言いようのない色です。
香りは、確かに暖かい地域のシャルドネといった感じで、リンゴに加えて蜜っぽさを強く感じます。
そして、赤同様樽香はあまり感じません。
味は、酸味がしっかりしていてミネラル感があって、およそチリ産とは思えない雰囲気。
まるで、シャブリあたりに肉付けをしたような、そういう気配です。
チリのシャルドネでグラン・レセルバというと、
こってりと甘くてバターっぽくて香ばしくて・・・というのを想像するけど、
そういうのとはかなり趣を異にするワインです。
外人のようなバタ臭い顔立ちなのにとても日本人的な性格だった、って感じでしょうか。
点数 | 73点 |
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名称 | Cims del Montsant 2010 シムス・デル・モンサン 2010 |
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生産者 | Cellers Baronia del Montsant セレール・バロニア・デル・モンサン |
価格 | 1,329円 (単品価格 1,814円) |
購入店 | 京橋ワイン 楽天市場店 |
水曜日は基本的に師範が調理担当です。
本日のメニューは、肉味噌キャベツ(Supported by CookDo)、
フカヒレスープ(Supported by Knorr)、
焼き鳥(Cooked by "日本一")、きんぴらレンコン(Cooked by 師範代の作り置き)、
というわけで師範はかなり手を抜かせて頂いております。
そしてワインは、個人的「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの5回目(前回はコレ)。
産地であるカタルーニャ地方はスペイン北東部、イベリア半島の付け根にあって、
最近では独立運動が盛んなことで有名ですな。
で、そのカタルーニャ地方は有名だけど、D.O.の"Montsant(モンサン)"はあまり聞いたことが無くて、
道場でも初登場。
銘醸地プリオラートを取り囲むようなD.O.だそうです。
品種はガルナッチャ種およびカリニェナ種のブレンド、
今回購入したセットの中で単品価格は一番高い1,814円のワインです。
色は、非常にしっかりとした濃さだけど、気持ち赤みのある紫色。
香りは、これまでのこのシリーズよりかなり控えめ。
ツンッとした果実香があるくらいで、目立った特徴はありません。
味は、甘酸っぱ渋くてポテンシャルは感じるんだけど、
いかんせんカタブツな感じ。
悪くないです、でも、残念ながら「悪くない」の範疇にあるワインです。
このセットの他のワインは、もっと積極的に「良い」面があったので、
若干期待ハズレと言わざるを得ません。
そういうワインが単品価格で一番高いってのが謎だよなぁ。
点数 | 72点 |
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リンク |
【送料無料】すべてパーカー【90点以上】6本セット!! 6,242円 Cims del Monsant 2010 [Celler Baronia del Montsant] 1,814円 |
名称 | Jaffelin Pinot Noir 2013 ジャフラン ピノ・ノワール 2013 |
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生産者 | Jaffelin ジャフラン |
価格 | 1,160円 |
購入店 | サンタムール |
本日の夕食は焼肉、そして箸休めには豆苗とモヤシのナムル。
豆苗は、先週の土曜に使ったヤツの根っこからまた生えてきたのを
水曜にも使って、
さらに本日また収穫。こりゃ無限に収穫できるんじゃないかと期待しております。
そしてワインは、こちらも先週の土曜に稽古した白と同じ銘柄の赤。
白の方はまるでブルゴーニュのシャルドネだったわけですが、
赤もそんなパフォーマンスを発揮してくれますでしょうか、と期待しつつ稽古。
色は、ブルゴーニュでもやや南の方っぽい青さがあって、
かつACブルゴーニュとしたらやや濃いめな感じ。
でも、南仏のピノなんかに比べると清澄度なんかはブルゴーニュっぽい感じです。
香りのボリュームはややおとなしめだけど、やっぱりこれも雰囲気はブルゴーニュっぽい。
プラムのようなトーンの高い果実香と、革製品みたいな動物的な感じがちゃんとします。
味はかなり軽めです。
白の場合は安ACブルゴーニュを凌駕する味わいがあったわけですが、
こちらに関してはそのあたりの平均的な味わいですかね。
ブルゴーニュっぽい、という意味では、確かにこの赤もブルゴーニュっぽいです。
若干飲み手を選ぶ感じがありはしますが、師範的には合格ラインのピノ・ノワールです。
「赤ワインは濃くなきゃ」って御仁には全くヒットしないと思われますが、
点数 | 73点 |
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久しぶりにビールネタで。
サッポロビールから発売されていたこのクラフトラベル 柑橘香るペールエールというビール、
大好きな「香り華やぐヱビス」と「インドの青鬼」を足して2.5くらいで割った感じで最近のビールの中ではかなりヒットだったんですが、
いつのまにか市場から姿を消したようです。残念。
最近発売されたビールと言えば、サントリーの「モルツ」がリニューアルされたのでそれも試してみましたが、
確かに旨味が増したのは判りますが「狙いドコロそこ?」って感じ。
昔のモルツの方が師範の嗜好には合っていた気がします。
名称 | Comtesse de Rinken Rose Brut N.V. コンテッス・ド・ランケン ロゼ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Charles Sparr シャルル・スパー |
価格 | 999円 |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種はマグロ(中トロ他いろいろの切り落とし)、
マダイ、アジのタタキ、しめ鯖、チリ産サーモン、筋子。野菜が大葉とカイワレ大根、それに海藻サラダ。
魚は散歩がてら松原商店街に買いに行って、有名な「魚幸水産」は最小単位がデカいのでパス、
そこをスピンアウトした人達が始めた「オーシャン」という魚屋と、
同じくスピンアウト組で天王町商店街にある「茂田井水産」、それにイオン天王町店が調達先です。
料理が生魚メインということで、ワインはスパークリングをチョイス。
アルザス産のロゼ・スパークリングで、今は税込一本1,180円で売られていますが、
師範が買ったときはセール中で一本999円でした。
色は、ロゼというより濃いめのオレンジ、ルビーグレープフルーツとかブラッドオレンジの果肉のような色合い。
香りも、色の印象に引きずられてかグレープフルーツのような柑橘香を感じます。
味も同様で、どうにもブラッドオレンジのような風味があるような気がしてなりません。
後は、ラズベリーっぽい感じが口の中に漂います。
いずれにせよ、シャンパーニュとはかなり違った感じで、
もっとフレッシュでダイレクトにフルーツっぽさを感じるスパークリングです。
というわけで、かなり個性的なスパークリングですが、これはこれでグッド。
1,000円前後という値段はお買い得と見ました。
特に、色がしっかりしていて華やか、味や香りもストレートにフルーティなんで、
女子会のランチなんかで重宝しそうです・・・って女子じゃない師範が言うのもアレですが。
点数 | 75点 |
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リンク | Comtesse de Rinken Rose Brut N.V. 1,180円 |
名称 | Cubo Selección 2011 クーボ セレクシオン 2011 |
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生産者 | Bodegas la Candelaria ボデガス・ラ・カンデラリア |
価格 | 775円 (単品価格 1,058円) |
購入店 | 京橋ワイン 楽天市場店 |
本日の夕食メニューは、鶏ササミの天ぷら、トマトとナスの揚げびたし。
ワインは先月来継続している個人的「スペインをちゃんと知ろう」シリーズの4回目(前回はコレ)。
本日のワイン産地はラ・マンチャ。スペインの真ん中にある首都マドリッドの南東部、
かなり広大な地域をのようです。
そしてこのワインのパーカーポイント90点。
ただ、ちょっと気になる点として安定剤(アカシア)が添加されている旨記載されています。
色は、黒に近いくらいしっかりと濃い紫色。
香りは、まるでポルトかブランデーのような甘いアルコール感に、
ベリーを煮詰めたジャムのような甘いフルーツ香。
ブラインドで嗅がされたら酒精強化ワインと答えるでしょう。
香りのボリュームは控えめである点も含めて、ギュッと内側にこもる感じの香りです。
味もかなり変わっていて、とにかくコーヒーとかチョコレートみたいな香ばしさが目立ちます。
渋味ガッチリ甘味タップリ、さらに酸味もシッカリ。
ポテンシャルは十分なんですが、それゆえに飲み進めるのにパワーがいります。
とてもポルトに近いスペイン産赤ワインでした。
血気溢れる二十代のヤングならまだしも、五十路に入った師範にはちょっとパワフル過ぎました。
これに高得点付けるパーカーさんはまだ若いなぁ。
もちろん丸一本飲んでるわけじゃないんでしょうけどね。
点数 | 74点 |
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リンク |
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