4月になりました。今年はいろんな花の開花が早いですな。
道場のジューンベリーも、例年だと4月半ばが見頃なんだけど、今年は4月1日時点で八分咲きくらい。もう来週には散ってしまいそうです。
本日、長女のスマートフォンのキャリアを変更。MVNOから別のMVNOに変更するという、
なんのためにそんなことをやらなきゃいけないんだか、という感じ。
ま、「なんのために」かと言えば単純に月々の支払いを抑えるためなんですが、
どのキャリアも年々支払額が上がっていく契約ってのはどうなのよ?だよなぁ。
もちろん、新規顧客獲得のためにそうしているのはわかるけど、
少子化で日本人全体の契約数が頭打ちになることは見えている状況で、
そういうゼロサムな戦いをしていてもしょうがないか、と思うんですな。
契約が2年しばりとかもめんどくさいし、契約変更の際にえらく時間がかかるのもめんどくさい。
この、日本人の大半が感じているであろう携帯通信に対するペインポイントを、
なにかスパッと解決してくれるイノベーターって現れてくれないものですかね?
連休前半の最終日、ツイッターのタイムラインの昼酒率が異様に高かったんで、釣られて道場でも冷やしトマトを肴にビール。
この時期のトマトは安くて美味くていいですな。松原商店街で買ってきた7個で350円の神奈川県産トマト。
今どき美味しいトマトってだけだと年中買えるけど、「安くて美味しい」となるとやっぱり今の季節という気がしますな。
「横浜づくり」の方も普通の一番搾りより濃くて美味い。あぁ極楽極楽。
名称 | Arc-En-Vigne Chardonnay 2016 アルカンヴィーニュ シャルドネ 2016 |
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生産者 | 日本ワイン農業研究所「アルカンヴィーニュ」 |
価格 | 2,340円 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
本日の夕食は、カツオのタタキ、クロダイのカルパッチョ、タコとブロッコリーとトマトのサラダ、きんぴらごぼう、車麩のお吸い物にご飯はマグロのヅケ丼。
ワインは、久しぶりに日本ワインが飲みたくなったので日本のシャルドネを。
造り手は日本ワイン農業研究所「アルカンヴィーニュ」というところで初稽古。「生産本数2,000本」と書かれているので小ロット生産ですな。
そして瓶詰はヴィラデスト・ワイナリーとのこと。
そこのシャルドネは以前稽古して大変好印象だったので、
これにも心なしか期待する部分はあります。
栓は、日本ワインには珍しくスクリューキャップです。それでいいと思うというか、変に安っぽい屑集成のコルクより好感が持てます。
色はかなり薄め、レモンの果肉をさらに薄めて緑色を加えたような色合い。そしてグラスの内側に若干の気泡が着くので、炭酸が残っているように見えます。
香りのボリュームは結構ご立派です。シャルドネらしい、というか「日本ワインのシャルドネらしい」と言うべきなのかな?
和柑橘のフルーツ香にミネラルっぽさと白菜漬けのようなクタッと感をプラス、そしてゴムみたいな雰囲気も感じます。
そう書くとヘンテコな香りみたいだけど(例えが下手でスマン)、複雑さもあって悪くない香りなんですよ。
味わいは、意外と甘味がしっかりしています(でも糖度は6.5なのでそんなに高くない)。あと、外観通り炭酸のチリチリ感が残っていますね。
甘味と酸味と旨味が凝縮した感じで、なかなか骨太な白ワイン。若干クドいと感じるくらい。日本ワインにそう感じるのはとても稀です。
買値は1本2,340円、余裕で道場の稽古範囲内ですが、それでいてきっちり日本ワインらしさはあるし、
ボリュームも同価格帯の他国のワインに遜色ありません。いやー、贔屓目抜きで日本ワインのクオリティは上がってきていると感じます。
アルカンヴィーニュ、今度赤を見かけたら是非稽古してみたいっすね。
点数 | 79点 |
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昨日一緒に飲んだKさんが次女のRちゃんと山登りに行く、というので師範も次女を連れて同行。
山登り、散歩好きの師範としてはちょっと興味があったわけですよ。
そして向かったのは、丹沢山系にあるシダンゴ山、標高758mで山登りとしては超初心者コースとのこと。
・・・らしいんだけど、前日タップリ深酒した翌朝5時起きの山登りは初心者コースでも結構こたえる、
という当たり前の事実を身をもって体験しました。
やっぱり散歩は平道が良いな、辛いのは嫌いです。
名称 | Mâcon "Verger des Feuillants" 2015 マコン "ヴェルジェ・デ・フュイヤン" 2015 |
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生産者 | Les Vins Collovray et Terrier (Dom. Deux Roches) レ・ヴァン・コロヴレイ・エ・テリエ (ドメーヌ・ドゥー・ロッシュ) |
価格 | 1,490円 |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
山から帰って昼過ぎには帰宅。本日の夕食は今シーズン初、テラスにホットプレートを出して焼き肉。合わせるワインはもちろん赤なわけですが、
そういえば昨日はピノ・ノワールを飲まなかったな、ということで最近購入したマコンの赤をチョイスしました。
色は、このクラスのブルゴーニュにしては結構しっかりした濃さのある紫色です。2015年って良い年だったんですかね?
香りも、このクラスにしては立派なボリュームです。ブルゴーニュ南部のピノらしい、グジュっとなったイチゴのベリー香に革っぽさ。
「これはイケるかも!」と期待しつつ口に含むと、これが軽いんだな。「軽い=悪」では無いんだけど、焼き肉に合わせるにはやや力不足ですなぁ。
でも、飲み進めるうちにこの軽さが良い感じに馴染んできます。「飲み飽き」とは逆の作用ですね。
あと、甘味も幾分感じられるようになったような。このクラスでもきちんと変化してくれるんですな。
色はキレイだし香りも良いんだけど、飲み始めの軽さは若干残念。「小モノ」感は否めません。
焼き肉みたいな濃い料理に合わせるのではなく、パスタとか和食とか、そういうメニューとの相性が良いワインだと思われます。
点数 | 72点 |
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リンク | Macon "Verger des Feuillants" 2015 [Dom. Deux Roches] 1,490円 |
連休初日は、道場のお隣りKさん一家を誘ってご近所フレンチ。 行ったのは、「ご近所」というにはやや距離があるけど車で10分くらいのビストロ・ヴァン・ヴィーノ。 前回の訪問は半年前。 Kさん家も師範家と同じような食的嗜好をお持ちなんで、きっと気に入って頂けると思いお誘いした次第であります。
今回も、前菜1品メイン1品デザート1品で3,000円のコース。 最初アミューズに豚のリエットが出されたあと、前菜がスモークサーモン、パテ・ド・カンパーニュ、キッシュ、ピクルス、ベビーリーフの盛り合わせ。 こういうちょっとずついろいろ、ってのは酒飲みにはちょうど良いし、結果的に結構なボリュームのある前菜になってナイスです。
名称 | Pouilly-Fuissé "La Joue du Roy" 2015 プイィ・フュイッセ "ラ・ジュ・デュ・ロワ" 2015 |
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生産者 | J.L.Quinson J.L.カンソン |
価格 | (4,500円+税) |
購入店 | ビストロ・ヴァン・ヴィーノ |
飲む人はKさんと師範の二人。「赤に良いヤツを持ってきて白は軽くにしましょうか」という相談をして、
選んだのがこのプイィ・フュイッセ。お値段4,500円は、だいたいこのお店のワインでは中くらいの価格帯からのチョイスです。
色は、案外薄くはなくてややオレンジ色っぽさを感じるレモン色。
香りのボリュームは残念ながらかなり弱め。ぐいぐい嗅ぐと、柑橘類の香りに加えてわずかに樽香もあるようです。
味わいは、甘味や酸味はそこそこで旨味がメイン。ミネラルっぽい味わいが強くて、「酸味控えめのシャブリ」みたいな感じです。
外観的に立派なボトルで、ワインの色も結構しっかりした感じだったので、飲む前はかなり期待したんだけど、結果的にはそこそこの内容でした。
それでも、料理のサポート役としてはこれで良いのかも知れません。
点数 | 74点 |
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メインは、師範が注文したのは三元豚のソテー。師範代と長女は牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、次女はラムのローストでした。 どれもオーソドックスなメニューではありますが、なんたって3,000円のコースだからね。これくらいあれば十分です。
名称 | Baron de Brane 2010 バロン・ド・ブラーヌ 2010 |
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生産者 | Ch.Brane-Cantenac (Henri Lurton) シャトー・ブラーヌ・カントナック (アンリ・リュルトン) |
価格 | (9,500円+税) |
購入店 | ビストロ・ヴァン・ヴィーノ |
「赤は良いヤツを」なので、ワインリストのお尻の方、お高めのところに目を移します。
でも、「お高め」と言っても一番高いので税別9,500円なので安心です。
ココは間違いないのを選びたいので、お店の方に相談。
そうするとやっぱり一番のお薦めは最後の最後に載っていた(一番高い)コレでした。
マルゴー村の2級格付け、「シャトー・ブラーヌ・カントナック」のセカンドラベル、ヴィンテージは良年2010年産です。
色は・・・どうだったっけ?濃かったとは思います。
香りは大変素晴らしかったので覚えています。
ミッチリした黒系果実とあんこ感、そしてバニラの甘香ばしさ。正直「これでセカンド?」な香りの充実感です。
味わいも、カドがとれて丸くなりかけの柔らかさ。
決して軽くはないけどスイスイ入ります。
お店の方に相談して正解、これは非常に立派なボルドーです。
安ワイン道場史上初めての「ワインリストの一番高いやつを注文」だったわけですが、
やっぱりタマにはそういうこともやってみるもんですな。
点数 | 85点 |
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デザートはブランマンジェ、イチゴのアイス、タルト。すでに一人1本飲んじゃているんで、
このあたりになると記憶はおぼろげです。
女性陣も子供たちも好きな飲み物を頼んで、8人分トータルのお支払いは46,000円ちょっと。サービス料は取られていません。
ご近所のお気軽フレンチ、末永く続いてほしいものであります。
・・・で、その後道場まで帰ってきて、Kさん宅で飲み直しです。
名称 | Barolo "Bricco Ambrogio" 2013 バローロ "ブリッコ・アンブロージョ" 2013 |
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生産者 | Paolo Scavino パオロ・スカヴィーノ |
価格 | (Kさんから) |
購入店 | ビストロ・ヴァン・ヴィーノ |
というわけで場所は変わって道場のお隣Kさん宅です。
そして、どういう経緯だったか全く覚えちゃいませんが、出して頂いたのはなんと「王様のワイン」バローロです。
今にして思えばこんな酔っ払いにもったいないよね。チリの濃いやつでも出しときゃ良いのにね。
2人で3本目なんで細かいことは覚えちゃいません。
でも、おぼろげながらの記憶では、「さっきのボルドーのほうがしっかり感があったなぁ」という印象があります。
アルコール度数的には前のボルドーが13.5%、こちらは14.5%なので、こちらの方が強いワインっぽいんだけど、飲んだ印象はその逆でした。
さすがに後半になると「もう良いかなぁ」状態に。でも最終的にはこれも1本空いてました。
立派な酔っ払い2人の出来上がりです(でも翌日は5時起きで山に登りに行く、という暴挙に出ています)
点数 | (80点) |
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名称 | Nero d'Avola 2015 ネロ・ダヴォラ 2015 |
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生産者 | Feudo Arancio フェウド・アランチョ |
価格 | 1,002円 (単品価格 1,112円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
いよいよゴールデンウィークですな。今年はほとんど外出の計画が無いので、「寝GW」になると思われます。
そんな連休前の金曜日、夕食のメニューは、タンドリーチキン、鶏肝の甘辛煮、鶏砂肝のガーリックソテー、ソーセージ&ニラ玉、水菜のおひたし。
ワインは「トップソムリエ太鼓判!一個人『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット」
税送料込み7,711円から、シチリア島の赤、品種はネロ・ダヴォラをチョイスしました。
色は、濃いには濃いけど透明度のある明るめな紫色。
香りのボリュームはやや弱めかな?気合を入れて嗅ぐと、イタリアらしい人懐っこいというか汗くさいというか、ツンっとした感じの果実香と、
胡椒のようなスパイシーな香りがあります。
味わいは、渋味がまろやかでやや甘味を強く感じるタイプ。
これからの季節、やや冷やしめで飲んで吉なので使い勝手良いと思われます。
香りが若干残念な分、味わいのシッカリ感で挽回する「味吟醸」なワインです。
ただ、これが「トップソムリエ太鼓判!」と言われるとちょっとモニョるなぁ。
悪くないけどコレに太鼓判は押しすぎじゃないっすかね。小鼓判くらいにしておいてください。
点数 | 73点 |
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リンク |
『イタリアワイングランプリ』第1位赤白&ベスト5今飲むべきイタリアワイン6本セット 7,711円 (楽天) Nero d'Avola 2015 [Feudo Arancio] 1,112円 |
名称 | Castillo Santa Barbara Reserva 2008 カスティーヨ・サンタ・バーバラ レセルバ 2008 |
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生産者 | Bodegas Fernando Castro フェルナンド・カストロ |
価格 | 540円 |
購入店 | MEGAドン・キホーテ 狩場インター店 |
21年も「安ワイン道場師範」なる稼業をやっておりますと、どうしても悪いクセがついちゃいます。
というのは、明らかに「これイケて無さそうだなぁ」と思いながらも安くて変わったワインがあると思わず手を出してしまうこと。
このワインなどまさにそうで、ドン・キホーテで売られていた税別500円のスペイン産、ヴィンテージはなんと10年前の2008年。
これがアタリなワインである可能性はかな~り低いわけですが、それでも万に一つを期待して買っちゃうんですな。
ちなみに本日の料理当番は師範で、こしらえた料理は、牛バラ肉とニラもやし炒め、パルマ産生ハムとレタスとトマトのサラダ、レタスとトマトと玉子のスープ。
他には前菜にお惣菜のチキン南蛮です。
抜栓しようとボトルを持つと、これが意外と重いのね。ちょっと期待しました。でもコルクは屑の集成モノ、そのあたりは値段なりです。
色は、濃くはない、というかテンプラニーヨとしては薄めかも。エッジには明らかに熟成したようなレンガ色が見て取れます。
香りのボリュームは弱め。こちらも熟成感のあるツンっとした酸と奈良漬けの香りと、まだまだ現役?なベリー系の果実香をわずかに感じます。
味わいも、良く言えば柔らかく、悪く言えばコアのないフニャ感。
「逝っちゃった」というより、そもそものポテンシャルが低めなんで良い感じに熟成したポイントでもこんな程度、という印象を受けます。
とはいえ税別500円だからね。安く熟成ワインを楽しみたい御仁に限り有効な選択肢となり得るでしょう。それ以外の一般人にはお薦めできません。
造り手の"Bodegas Fernando Castro"というところは、バルデペーニャスでこの手のブランドをいろいろ持っているみたいで道場でも過去稽古経験多数なんだけど、
実は中身は似たり寄ったりなのかな?正直あまりピンと来るワインに出会ったことがありません。
点数 | 67点 |
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二月に開けた鍋島 特別純米酒(写真左)もそろそろ飲み終わり。
次なる清酒として昨日買ってきたのが寫楽(写楽)純米酒(写真右)、お値段税込み1,474円也。
製造年月は平成30年3月、精米歩合60%で一回火入れだそうです。
清酒には全く無知な(というか敢えて無知でいようとしている)師範ですが、
この「寫楽」って文字はちょっとした料理屋さんとかで見かける気がするのね。
だもんで買ってみました。
鍋島と比較すると、香りは残念ながら弱め。鍋島の方がメロンのようなフルーツ香がしっかりとあるのに対して、寫楽は寡黙です。
ただ、口に含むとフルーティさはあって、メロンだったら赤肉でかなり熟した中心部分、どちらかというとパイナップルにも近いような香味です。
味わいは、鍋島と比較するとかなりしっかりめ。特にピリッとするような酸が特徴的。これはこれで美味しい清酒ですな。
あまり派手さは無いので、フルーティさが合わない場合とか料理の香りを邪魔したくないような場合に好都合かも。
でも個人的な好き嫌いで言えばこの2本だと鍋島に軍配だな。
名称 | Ekuò Merlot 2016 エクオ メルロー 2016 |
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生産者 | Cielo e Terra チエロ・エ・テッラ |
価格 | 577円 (単品価格 950円) |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
そんな感じで早くから「安ワイン道場のお子さま清酒教室」を開催しつつ初夏の陽気を堪能した週末。
本日の夕食メニューは熊本産焼き筍、チーズとレタスのハム巻き、ジャガイモの明太チーズ焼き、イワシのマリネ、鶏モモ肉のグリル焼き、キュウリともやしの酢の物。
合わせたワインは、「超コスパ!金賞&パーカー90点ワイン入り!オーガニック赤ワイン5本セット」からの一本で、
イタリア産のオーガニック・メルローです。
色は、メルローとしてはやや明るめ。どちらかというとサラッとした見た目です。
こりゃ軽そうだな、と香りを嗅ぐと、そのボリュームにビックリします。
とてもとてもメルローらしい、甘く落ち着いた果実香がブワーっと来ます。
口に含むと、味わいは自体は軽いんです。でもこれがしみじみ美味くて、染み入るように入ってきます。
誤解を恐れず言えば、良くできた日本ワインのメルロー的、それも3,000円以上出して手に入るヤツ。
それが通常価格でも1,000円以下、買値相当額はワンコインとなると素晴らしいと言わざるを得ません。
超久しぶりに遭遇した3桁で80点以上の大当たり安ワイン、
日本ワイン風の「軽い赤」の良さを認める安ワイン者には激しくお勧めします。
点数 | 81点 |
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リンク |
超コスパ!金賞&パーカー90点ワイン入り!オーガニック赤ワイン5本セット 4.317円 Ekuo Merlot 2015 [Cielo e Terra] 950円 |
名称 | 玉泉 紅麹葡萄酒 Cabernet Sauvignon Primitivo N.V. |
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生産者 | TTL(臺灣菸酒股份有限公司) |
価格 | NT$350 (約1,300円) |
購入店 | 小北百貨 寧夏店 |
良いワインを飲んだ翌日は締めて行きます、というわけでいよいよ登場するのは、台北遠征稽古で購入してきた台湾産ワインです。
買値は$350だったんで日本円にすると1,300円くらい、決して激安ではありません。
ヴィンテージは書かれていませんが、製造年月日は印字されていて、2017年12月12日の13時55分に瓶詰された模様。
面白いのは「保存期限:3年」と書かれています。そんなことが書かれたワインは初めて見ました。
料理は馬刺、ニラ饅頭、ナスとインゲンの揚げびたし、アボカドとトマトとレタスのサラダ、デザートは大学芋です。
さて気合を入れて抜栓・・・と言ってもスクリューキャップですが。
色は、非常にしっかりした濃紫色です。正直もっと薄い感じかと思ったのでちょっとビックリしました。
香りは・・・何だコレ?です。香りのボリュームは立派なものなんですよ。
そして確かにカベルネ・ソーヴィニョンらしい青臭さはあります。更には酢酸のようなツンと来る感じもあります。
それだけ聞くとちょっとマトモそうだけど、なんか普通のワインとは全然雰囲気が違う香りなのよ。
裏ラベルの説明には『喝一口即可感受到新鮮水果及漬梅風味』とあります。
和訳すると「口に含むと新鮮なフルーツと梅漬けの風味を感じます」というところでしょうか。確かに青汁と梅漬けを足したような香りではあります。
味わいは、渋味も酸味も控えめで、しっかりとした甘さと青臭さを感じます。
無理やり例えると若いポルトっぽいかな?
なんとなく紹興酒みたいな雰囲気も感じられ、極めて独特な味わいです。
率直に美味い不味いで言えば明らかに「不味い」側なんだけど、面白い面白くないで言えば「面白い」ワインです。
梅漬けみたいな甘酸っぱさと紹興酒の雰囲気、『これこそが台湾産のワインですよ』と言われれば「なるほどそうでしょうね」という気になります。
ただ、面白みだけで750ml一本飲み切るのはかなり修行の様相を呈するな。後半は氷を入れたりしてスタッフが美味しく?頂きました。
点数 | 53点 |
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ここんとこ職場のワイン会でいつも使わせて頂いていた(前回の利用は先月)麻布の隠れ家レストランCraft Wine Nが、
大変残念ながら都合により今月いっぱいで閉店されるとのこと。ホントに残念。
閉店を前に都合の付くメンバー三人で伺わせて頂きました。
今回は持ち込みではなくお店お勧めのワインを頂きます。
飲み会のスタートは19:30のお約束。ところで、ですよ、参加者の一人Ksさんが約1時間の遅刻。
大人数のうちの一人が遅刻なら放っておくんだけど、さすがに三人のうち一人が来ないとなると始めづらいものがあります。
なのでまずは先に来た師範とYjさんと二人でグラスワインでも飲んでますか、ということになりました。
名称 | La Vie Pinot Noir 2016 ラ・ヴィー ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Domaniile Sahateni ドメニール・サハテニ |
価格 | 800円 (glass) |
購入店 | Craft Wine N |
Ks氏は1時間くらい遅れるとのことなので、その間持たせなければなりません。
となると、泡はきっと抜けちゃうし、白はぬるくなっちゃう、ということで赤にすることにしました。
ソムリエさんに相談したところ、『ルーマニアのピノ・ノワールなどはどうですか?』とのこと。
なにそれ珍しいじゃない、ということで頂くことにしました。
色は、ピノ・ノワールらしい明るい赤紫色。透明感があってキレイな色合いです。
香りは、とてもピュアっピュアなイチゴの香り。樽熟はせずステンレス発酵とのことで、ストレートに果実の香りが伝わります。
口に含むと甘酸っぱさがしっかりしていて、こちらも大変ピュアなイメージです。
スタートのグラスワインとしては大変優秀ではないでしょうか。
香り華やか、軽いけど旨味があって、チビチビ飲んでも楽しめます。
実際グラス1杯を1時間かけて飲みましたよ。
点数 | (78点) |
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ようやくKs氏も到着、食事がスタート。まずアミューズを頂いたあと、冷前菜が春キャベツと富山県産ホタルイカ。 甘味のあるキャベツと身がプリプリのホタルイカ、春らしい一皿。 カラスミの粉がかけてあるのかな?その香りもよろしゅうございます。
名称 | MARC "Initiale Noir & Blanc" N.V. マルク "イニシアル・ノワール・エ・ブラン" (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Vignoble MARC ヴィニョーブル・マルク |
価格 | 6,500円 (Half) |
購入店 | Craft Wine N |
最初はスパークリングで始めたい、でもメインは赤にしたいんで、三人で泡→白→赤だとちょっと多いかも・・・などと考えていたら、
ソムリエさんから『ドゥミ・ボトルのシャンパーニュはいかかですか?』とのご提案。
なるほどそういう手があったか、です。
出していただいたのは、"MARC"という造り手名が大書されたちょっとモダンな感じのボトル。
師範の記憶の限り、この銘柄との稽古経験はありません。
色は普通なんですが、泡立ちはやっぱりキメが細かいですねぇ。グラスの底からツツーッと一筋の泡が立ち上るのを見ているのはウキウキします。
香りのボリュームはかなり立派です。焼きリンゴのような甘酸っぱい香りがフワーっと来ます。
ほんのり漬物のような熟成感もあります。
口に含んでも見た目や香りのイメージは持続して、甘酸っぱくしっかりとした味わいと、キメ細かくはじけるような泡が持続します。
これはなかなか美味しいシャンパーニュでした。そして「ハーフボトルは熟成が早い」というのも何となく本当のような気がします。
後でレシートを見たらハーフでお値段6,500円、やっぱり良いシャンパーニュはそれくらいするよねぇ。
点数 | (82点) |
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次なる温前菜が真鯛のポワレ 桜海老,蕗の薹,スダチ。 これまた春らしい一皿。 テーブルに運ばれてくると、桜海老の香りがパーッと拡がり、口に含むと蕗の薹の春らしい苦みを感じます。 ただ、その二つの要素が強いので、ベースにある真鯛の香りや味わいが弱く感じられます。 そのあたりのバランスは人それぞれ好みもあるし難しいよね。
名称 | Napier Saint Catherine Single Vineyard Chardonnay 2015 ネイピア "セイント・キャサリン" シングル・ヴィンヤード シャルドネ 2015 |
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生産者 | Napier Winery ネイピア・ワイナリー |
価格 | 6,500円 |
購入店 | Craft Wine N |
白の選択肢は、シャブリの1級畑、ニュージーランドのシャルドネ、南仏のヴィオニエ、そしてこの南アフリカ産シャルドネを提示して頂きました。
最近南アフリカづいている師範的には南アフリカ一択です。
これを飲む前の会話の中でも「南アフリカ最近すごいよね」なんて話をしていたので、三人の意見は一致し即注文と相成りました。
色はかなりはっきりしたレモン色です。粘性も高くてトロっとした感じがあります。
香りは、最初は温度が低かったためかそんなに香って来ませんでしたが、熟したリンゴのフルーツ香と甘いバニラの香りから、
いかにも南アフリカのシャルドネといった感じを受けます。
味わいは、甘さしっかり旨味もしっかり、加えてソーヴィニョン・ブランみたいな軽い苦味が複雑さを添えています。
抜染して時間が経ち温度が上がってくるとこのワインの本領発揮。もう香りはバン!バン!!バン!!!って感じです。
グラスにちょっとだけキープして、ずーっと香りを楽しんでおりました。
とにかく立派な体躯の白ワインです。やっぱり南アフリカのシャルドネはハズさない、というニワカな認識を更に強めました。
後で調べたら、小売価格だと道場の稽古範囲の値段でも買えるのね。めちゃくちゃお買い得と言えると思います。
点数 | (86点) |
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そして本日のメインがこれ、マグレ鴨のロティ ポルト酒とフランボワーズのソース。
「おまえ牛肉かよ!」ってくらいのあまりに立派な厚みのある鴨だったので、写真をデカくしてみました。
ボリュームはあるし火の通し方もナイスだし、大変食べ応えのある一皿です。
こういう料理に合わせるワインとなると、そりゃ品種はピノ・ノワール一択でしょう。
名称 | Ladoix "Les Chaillots" 2011 ラドワ "レ・シャイヨ" 2011 |
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生産者 | Catherine & Claude Maréchal カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル |
価格 | 7,000円 |
購入店 | Craft Wine N |
今回、ワインを選ぶ際に特に金額は指定していませんでしたが、ソムリエさんはちゃんとリーズナブルな価格帯の中から推薦してくれています。
上記のマグレ鴨のロティに合わせて出して頂いた選択肢は、ジュヴレ・シャンベルタンとこのラドワ。
ラドワはなかなかマイナーなアペラシオンですが、コート・ド・ボーヌの一番北、ニュイ・サン・ジョルジュに隣接する村のようです。
偏屈モノの師範ですから、どうしても惹かれるのは相対的に珍しいこちらのラドワなわけです。
ソムリエさんのお薦めもこちらのようだったので、満場一致でこっちになりました。
色は、最初のルーマニアのピノ同様、きれいに澄んだ赤紫色。
ただ、あちらはピュアな紫だったけど、こちらは若干エッジにオレンジがかったグラデーションが見えます。
香りはとてもナイスです。基本は木イチゴっぽいトーン高めのフルーツ香ですが、やはりボーヌらしい獣っぽさもあります。
味わいもスーッと染み入る感じ。鴨との相性も間違いないところです。
熟成の入り口に立った、大変キレイなブルゴーニュでした。
前の白がかなり大ぶりだったから、相対的にやや小ぶりな印象はあったけれど、料理に合わせて楽しむんだったらこれくらいがいい塩梅かもです。
点数 | (84点) |
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デザートはチョコレートのテリーヌ。上にチョコンと乗せられたピンク・ペッパーが良い仕事しています。
お会計は、一人5,000円のコースに上記のワインを足して、三人分トータルの金額は税込み40,000円行きませんでした。
サービス料は取られていないんですね。
ホントに良い店なのに、今月いっぱいで閉められるのはとても残念。
やっぱり難しいんだろうなぁ、飲食店の経営って。でも、きっとまたどこかでお会いできると思います。
オーナーのOyさん、ソムリエさん、シェフさんの今後のご活躍を期待して止まないところです。
名称 | Montepulciano d'Abruzzo 2016 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2016 |
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生産者 | Rocca Ventosa (Cantina Tollo) ロッカ・ヴェント―ザ (カンティーナ・トッロ) |
価格 | 982円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、かなり久しぶりで師範が調理担当。メニューは、ガリバタチキン、新玉ねぎソテー、エリンギ入りふかひれスープ、トマトと新玉ねぎのサラダ。
ガリバタ(CookDo)もスープ(ニチレイ)も合わせ調味料をベースにさせて頂いております。手抜き感満載ですが、ガリバタはモモ肉1枚指定を胸肉に変えて倍量2枚、
スープも水500ml指定のところ700mlに増量して薄味にしシイタケを加える、というアレンジを利かせてオリジナル気分を味わっております
・・・っていうか、この手のを何回が使っていると自分ちの好みに合わせられるよね。
ワインは、安ワイン道場の主戦場である1,000円程度の価格帯のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。
やっぱりこれくらいの価格帯が手に取りやすいのよ。これより安いとNG率が高くなるし、高くてハズすと腹立たしいし。
色は、結構濃いめでパキッと若い感じの紫色。
香りのボリュームは弱めだけど、モンプルらしい明るく人懐っこい果実っぽさが感じられて、ガックリ来るほどではありません。
味わいも軽め。でも、甘酸っぱさがあってご家庭の食事のお供にはこれで十分な感じでもあります。
香りも味わいも軽い赤だけど、これはこれで使い勝手が良いんじゃないかな、と思います。
気軽なトラットリアなんかで、グラスにたっぷり120mlで500円、ボトルでも3,000円なら十分満足しそうです。
そういう店、増えてくれないかなぁ。
点数 | 72点 |
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リンク | Montepulciano d'Abruzzo 2016 [Rocca Ventosa] 982円 |
名称 | Paul Cluver Sauvignon Blanc 2016 ポール・クルーヴァー ソーヴィニョン・ブラン 2016 |
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生産者 | Paul Cluver ポール・クルーヴァー |
価格 | 1,987円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
台北に行ったり米国西海岸に行ったりしてイベント続きだった安ワイン道場も、
本日より平常運転。
再開の一本目に開けたのは、南アフリカで評判の良い造り手、「ポール・クルーヴァー」のソーヴィニョン・ブラン。
この造り手の同クラスのピノ・ノワール、
上のクラスのシャルドネと稽古済み。
どちらもかなり好印象だったので期待して抜染します。
ちなみに合わせた料理は、ヒラメの刺身、シメ鯖、天ぷら(エビ、鶏ささみw/梅肉、インゲン、ナス、かぼちゃ、ミョウガ、舞茸)、豆苗のガーリック炒めです。
やっぱりなんかそういう日本的な料理が食べたくなったんですな。
色はかなり薄め。レモン色というよりライムグリーンな感じの色合いです。
香りは、そのまま花を近づけても香って来ず、最初は「えぇ?」って感じ。
ところがスワリングすると状況一変して、グレープフルーツのような柑橘系の香りと南方系の甘いフルーツの香りがパーッとと来ます。
樽香は全くありません。
味は、甘さ控えめ、酸味と旨味はしっかり。
料理に合わせやすいスタイルで、天ぷらとは大変好相性だったけど、シメ鯖は勇み足でした。生の青魚には清酒が鉄板です。
南半球のソーヴィニョン・ブランと言うと、「ピーチやパイナップルの甘い香りがバンバンで、苦味を感じるくらいシャープな味わいで」
というワインが多いけど、これはそういうのとは異なります。良く言えば抑制が効いていて、悪く言えばちょっと地味。
ロワールあたりのソーヴィニョン・ブランに近い感じかなぁ。食中酒としては使いやすいと思います。
点数 | 77点 |
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リンク | Paul Cluver Sauvignon Blanc 2017 1,987円(新ヴィンテージ) |
ようやく今回の出張も今日が帰国日。
今回は時差ボケをほとんど感じなかったなぁ。「しっかり飲んでしっかり寝る、そして朝から道場を更新」が良かったのかも。
左写真は、今回サンノゼで泊まったHoliday Inn San Jose Silicon Valleyの外観。一晩だけだけどお世話なりました
・・・と、枕銭を置き忘れてきたのでここに感謝の意を表しておきます。
午前中ちょっと暇(というか今回の出張で唯一フリーの時間)があったので、サンノゼ市内を歩いて散策してみました(左写真)。
こちらは桜が散り始め、という感じですね。
ソメイヨシノのような浮かれた感じはないけど、燦々と降り注ぐ太陽に桜、根っから明るいお国柄を象徴しているようです。
散策の理由は他でもありません、酒屋を探すことです。出張中だけど「遠征稽古」気分が染み出しております。
そうしたら、師範ってばやっぱり引きが強いのかね、ホテルの真横がHyde Park Liquorsという酒屋でした。
外観的には窓に鉄格子があってちょっと怖い感じだったけど、意を決して入ってみました。
店内は特に怖い感じはなく、酒の多いコンビニ的な雰囲気です。
そして、やっぱりあるわあるわカリフォルニアワインが大量に。
右写真の半分くらいがカリフォルニアのピノ・ノワールです。
カルトなやつとか高級品とかはあまり無さそうなんだけど、その方が師範にとっては好都合、ここで自分へのお土産を1本追加しました。
お昼頃、勤務先に手配して貰っていた車でサンフランシスコ国際空港へ。
ほとんど渋滞もなく30分くらいで着きました。
そしてチェックインも出国もスムーズ、搭乗ゲートAのところにあったFirewood Grillという店でアメリカ最後の食事を頂きます。
この店、明るい店内で席数もそこそこあります。
カウンターで料理と飲み物をオーダーして、飲み物はその場で渡してくれて料理は番号札を持ってテーブルへ、というシステムです。
師範の注文は、飲み物がDraft beer 1pint $9.5とFish & Chips $17.95。
それに税金等が乗って合計額は$30.45、軽く3,000円超えてきます。
空港の中とはいえ高いよなぁ。日本だと2,000円くらいでしょうね。
ビールも小売店で買うと安いけど飲食店で飲むと高い、やっぱりこちらは人件費が高いんだろうな。
そして肝心のお味は、ビールはSIERRA NEVADAじゃないかと想像します。身に覚えのある味です。
フィッシュ&チップスの方も結構美味しい。カラリと揚げられた白身魚と、
ちゃんとジャガイモそのものを切って揚げられ良い感じに塩味が付いたフライドポテト。
ただいかんせん量が多いのね。魚は1切れ同行者に食べてもらいあとは食べきりましたが、
ポテトはさすがに無理。これ、量を半分にして$10で出してくれないかな、とも思うけど、
それこそデフレ根性が染みついた日本人の考え方なのかも知れません。
昼食の後もフライトまで時間があったので、所有するカードの付帯サービスでタダで使えるKLM & Air France Laungeへ。
今回のフライトはJALなんだけど、JALの搭乗ゲートから近いところにあってラッキーです。
ラウンジなんで普通にビールやワインも置いてあるわけですが、入ってすぐに師範の目に飛び込んできたのがコレ、
エールフランスが「どのワインがお好みですか」コンテストをやっておりました。
ラベルが隠されたボトルから、好きなだけ自分で注いでブラインドで評価して投票するシステムです。
『安ワイン道場師範』を名乗る以上、これは6種類ともやってみないわけにはいかないでしょう、ということでテスティングの結果が以下です。
No.1
結構しっかりしたハーブの香りを感じます。この軽い苦味はソーヴィニョン・ブランかなぁ。ボルドーの白?
レイティングとしては4点くらいかな。
No.2
極甘口ってほどではないけど、かなり甘味の強いワインです。品種はリースリング?
ドイツかオーストリア?
食後酒にはぴったりっぽいですが、昼から飲むにはしっかりし過ぎてます。
でもこれも4点。
No.3
黒に近い紫色、カシスのような濃い果実の香りに煙たいような樽香、こりゃ間違いなくメルロー主体のボルドーでしょう。
それも結構いいヤツなんじゃないかなぁ。4点。
No.4
相対的にはこちらの方が色がレンガ色がかっていているので、ヴィンテージはこちらが古めだと想像。
香りはやや弱め。ラベルは隠してあるけどキャップシールに"Mis en Bouteille au Chateau"と書かれているので、こっちもボルドーでしょう(笑)。
口に含むと、No.3と似た感じの香りを感じますから、どちらもサンテミリオン、前のはとても若くてこっちはそこそこのヴィンテージ、
って感じじゃないかな?3点。
No.5
色は、前の2種類よりちょっと明るめかも。香りには、ちょっとソーヴィニョン・ブランみたいなツンっとした雰囲気を感じます。
飲んだ感じはかなり柔らかで甘味がしっかり。なんだろこれ?先入観無しでいえば「マスカット・ベーリーA?」とか答えそう。
面白さも含めて4点。
No.6
これも色は相当濃い感じ。香りを嗅ぐと、甘香ばしい雰囲気を一番に感じます。
味わいも甘香ばしい。品種はなんだろうなぁ、ジンファンデル?甘さがかなり強いので使いどころが悩ましいかもですが、
今回の6種の中ではこれが一番インパクトが強いので、満点の5点。でもマル一本飲むんだったらくどく感じるかも。
コレ、ビジネスクラスあたりで出すワインを選んでいるのかな? 師範が普段飲んでいるクラスよりどれも結構上のレベルな感じがしました。 こういうのがタダで頂けるのはありがたい話です。
名称 | Beaumont des Crayéres Grande Réserve N.V. ボーモン・デ・クレイエール グランド・レゼルヴ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Beaumont des Crayéres ボーモン・デ・クレイエール |
価格 | \0 |
購入店 | サンフランシスコ国際空港 KLM & Air Franceラウンジ |
昼食にビールを飲んで、ワインを6種類そこそこの量テイスティングしたので、結構いい感じに出来上がっちゃってはいたわけですが、
「貧乏人根性にかけては右に出る者はいない」と自負する師範ですから、通常サービスの方のワインも頂かないわけにはいきません。
ラインナップは赤5種/白5種/泡2種くらいあったかな?
フランスありカルフォルニアありといった感じだったと思います。
そんな中から見つけちゃったのがコレです。正真正銘のシャンパーニュですよ!奥さん。
銘柄はボーモン・デ・クレイエール、道場でもずいぶん昔に稽古しております。
お手頃価格だけど安定の内容、という記憶があります。旅の最後にシャンパーニュ、いっちゃいましょ~!
色は明るめの麦わら色ですね。香りは、小さめのコップ(といってもフルートグラスぐらいの開口部はあります)でもしっかり感じられる、
焼きリンゴとイースト香。良い感じの香りです。
味わいも結構しっかりしていて、さすがはシャンパーニュといった風格です。
周りを見渡して、ワイン飲んでいる人はこのシャンパーニュが多かったような気がします。
そりゃそうだよねぇ。ちなみに師範みたいにテイスティングにトライしている酔狂な御仁は一人も見かけませんでした。
点数 | (80点) |
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帰りのフライトは、サンフランシスコ16:05発東京羽田行きJAL1便。機材はB-777。
席は毎度のエコノミー席窓側ですが、ラッキーなことにたまたまとなりが空席。
シートを荷物置きに使っちゃったりして広々と使えます。
飛行機はほぼ定刻で離陸、水平飛行に入ったらお飲み物のサービスが始まります。
師範の席は一番後ろに近いところだったので、順番が回ってくるまでずいぶん待ちましたが、
ラウンジでタップリ燃料補給して来ているのであまり気になりません。
JALの国際線、シートピッチは広めだしサービスは日本流のきめ細やかなおもてなしだし、
素晴らしいと思うんですよ。ただ↓で飲んだワイン以外は。
名称 | Yvon Mau Colombard Chardonnay 2016 イヴォン・モー コロンバール シャルドネ 2016 |
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生産者 | Yvon Mau イヴォン・モー |
価格 | \0 (187ml) |
購入店 | JAL1便機内 |
JALエコノミーのワイン、「多分コレだろうな」とわかっちゃいたわけですが、
安ワイン道場師範たるもの稽古しないわけには参りません。
というわけで最初のお飲み物サービスで白ワインを頂きました。
色は薄め、という以外に特徴を捉えることができません。
香りは弱い。プラカップに鼻を近づけてクンクンしても全然香って来ません。
ただ、さすがはワイン、口に含むとちゃんと香りはあります・・・っていうか冷えすぎですかね、コレ。
味は・・・冷たいです。冷えた飲み物は美味しいですなぁ、という以外表現しようがないので、
温まるのをちょっと待ちます。
ミニサイズのペットボトルなんで、すぐに温まってきました。
香りはようやく出てきたけどやっぱり弱いですね。シンプルな柑橘系の香りです。
味わいは酸味が中心で、ほのかな苦みがあり・・・他にはない、そういう感じです。
なんというか、冒険しない必要最低限の白という感じだなぁ。
ワイン飲んでる気分は満たされます。でもそこまで。
フランス産やめてチリとか豪州にしなよJALさん。
もう顧客側はフランス信仰なんてないですって。
仕入れの容易さとかはこっちからは判りませんけど。
点数 | 65点 |
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お飲み物サービスの後は機内食の時間。 チョイスは、チキンのガーリック焼き&ライスとビーフシチューの二択。 海外発でライスはリスクが高いと思ったので、ビーフシチューを選択しましたが、 ライス代わりのマッシュポテトが馬に喰わすほど大量(写真じゃ右下に切れちゃってるけど)。 とにかく揚げたりマッシュしたり、ジャガイモを大量に喰らう国ですね、アメリカ。
名称 | Yvon Mau Merlot 2015 イヴォン・モー メルロー 2014 |
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生産者 | Yvon Mau イヴォン・モー |
価格 | \0 (187ml) |
購入店 | JAL1便機内 |
食事がビーフシチューなんで同時に頂いたワインは赤。
赤の方もJALの国際線のエコノミーではいつもこれ、イヴォン・モーのメルローです。
色は別に薄くは無いと思います。プラカップなんで普段の稽古と勝手が違って判りづらいですが。
香りは、確かにメルロー的な果実の感じはあります。あと、雑に収穫したみたいな青くささも同居しています。
味わい的には甘味は弱くて薄ら渋い感じ。
今回は搭乗前にガッチリとした赤を4種類も試飲したんで、
正直言ってかなり落差を感じてしまいました。
不味くはないけど美味くもないよね、コレ。
どうしてJALって最近ずーっとこの銘柄なんだろう?よっぽど仕入れが安いのかな?
もし他に選択肢があるのであれば是非変えて頂きたいところ。
会社手配のフライトなんで、航空会社を選べないため出張ではJALのことが多いんだけど、
もし個人で飛ぶんだったらJAL選ばないです。エコノミーのワインがつまらない、というただその一点の理由で。
点数 | 65点 |
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一本目に見た映画は「ジャスティス・リーグ」。 すげーな、どうやって撮影するんだろ?どこまでがCG?と思いながらすーっと見てました。 大半がCGだとすると、俳優さんの演技力ってのはどういう意味があるんだろ?と思っちゃいます。 見てて楽しいんだけど、まるでアニメを観ているような感覚で感情移入ができません。 大画面で見たらまた違うかもですけど。
二本目に見た映画は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」という映画。 まぁタイトルから想像される通り思いっきりお涙頂戴なストーリーなんですが、 娘を持つお父さんとしては最初から最後まで涙腺緩みっぱなし。 オッサンなに泣いてんだよ飛行機で、って感じでありました。
なんかもうイヴォン・モーのワインはさすがに要らないって感じだったんで、 食後のお酒はブランデー(左)とジントニック(右)。 どちらも美味しいですよ。ブランデーはそこそこのものが使われているんじゃないかな?(※) ジントニックも、結構濃く作られているので良い感じにメートルが上がります。 これ1杯ずつ飲んだらさすがに睡魔が襲ってきました。
(※) 後で調べたら、今月のSFO→HNDのJAL機内サービスのブランデーは、ファーストクラスもビジネスクラスもレミー・マルタン VSOPなのだそうです。 大して量も出ないだろうから、エコノミーだけのために格安銘柄を積むとも思えないので、多分それだったんでしょうね。
軽く(2時間くらい?)寝て起きたらもうオホーツク海上空。窓からは流氷が見えます。
もうすぐ日本の領空に入ります。
飛行機はほぼ定刻通りの7時15分ごろ羽田に到着。入国審査も荷物の受け取りもスムーズ、
羽田なんで道場までも近くて帰り着いたのは8時30頃でした。
その後は風呂に入ってビール&焼酎。ワイン飲まなかったのはこれ以上更新量を増やすのが億劫だったからです。
今回、「出張中に毎日更新する」ということを初めてやってみたわけですが、正直ものすごく大変です。
こう見えて1日分書くのに1時間以上かかるのよ。
そのため、夜のうちに会社のレポートを上げて、朝早く起きて道場を更新、というスケジュール。
そんなことしたって誰からの反応も無かった以前だとやる気が起こらないところだけど、
ツイッターで更新報告すると「いいね」を付けてくれたりコメントしてくれる律儀な方々がいるのね。
やっぱりそういうのってモチベーションに繋がります。
出張六日目。本日はラスベガスからサンノゼに移動します。
フライトは、10:15ラスベガス発サンノゼ行きデルタ航空5681便。
機材はEmbraer170、ブラジルの航空機メーカーらしいですな。エコノミーは2列+2列の小さな機体です。
飛行時間は約1時間30分。途中シエラネバダ山脈を越えますが、山はガチの雪山でした。
ラスベガスは真夏のように暑かったのにね。
空港で現地の方にピックアップして貰い、昼食はSweet Tomatoesというベジタリアンの店へ。 野菜メインのランチ・ブッフェですね。生野菜がいろいろ、ブロッコリーやカリフラワーも生です。 それでも、久しぶりに野菜をたっぷり食べることが出来てたいへんありがたい。 ありがたいけど、お値段は飲み物付きで$12.98、それに税が加わると$14.18、1,500円のランチです。 やっぱり高いよなぁ、こっち・・・というか日本の外食が安すぎるんだろうね。
ランチの後はホテルにチェックイン、今宵のお宿はHoliday Inn San Jose Silicon Valleyというところ。 部屋は三階ですが、ラスベガスの時と違ってちゃんと窓の外の景色が見えます・・・って見えるのは駐車場ですけどね。 一人で使うには十分すぎる広さがあって、部屋の設備も冷蔵庫は使えるしWiFiは切れないしお湯の量はたっぷりだし、 ビジネスホテルとしてはこれで十分です。
午後はミッチリお仕事した後、夕食は現地の方と一緒に日本料理、というか日本の居酒屋("Japanese Tapas"らしい)的な縁(えん)という店へ。
サンノゼの北西部、ホテルからはちょっと離れたところにあります。
店内のしつらえは確かに日本の居酒屋とあまり変わりがありません。
お店の方も日本語が使えます。メニューも当然日本語表記あり。
お客さんにも日本人が多いみたいです。
今回の参加者は、同行者、現地の方、出張中の方含めて7人。まずはビール、サッポロの生で乾杯。 ここで改めて思ったのは、「日本の生ビールって冷えてるな」ってこと。 これまで飲んできたの生ビールと、この店の生ビールとでは明らかに温度が違って、ここのはキンキンに冷えています。 ビールの味や香りを云々するのであればこんなに冷やさない方が良いんだろうけど、 「かんぱーい!ブハー!!」って席だと冷えている方がありがたいですな。
食べ物は、刺身とかから揚げとかホッケの開きとか、日本の居酒屋にあるものがほとんどなんだけど、
ちょっと変わったメニューがコレ、ウニと黄身。
結構りっぱな生ウニに、生卵の黄身が添えられています。
このあたりの海ではウニが採れるらしいんですな。現地の方に聞いたらあまり食べないらしいんですけど。
そしてこのウニ、身(というか卵巣)がしっかりしていてミョウバンの匂いもなく、大変美味しいものでした。
これ一皿で$10くらいしたので、絶対額としては決して安いものではないですが、
このクオリティだったら相対的には安く感じます。
そして、ビールの後にはやっぱりワインです。
名称 | Hess Select Chardonnay 2016 ヘス・セレクト シャルドネ 2016 |
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生産者 | Hess Select ヘス・セレクト |
価格 | ($38) |
購入店 | サン・ノゼ「縁(えん)」にて |
メニューに書かれたワインは全てカリフォルニア産。判ってるなぁ、という感じです。
残念ながら日本ワインは載ってませんでした。載っていても頼みませんけど。
お値段は、一番ボトムの金額がこの$38。日本円にして4,000円くらいですが、それにサービス料とチップが乗るので結局5,000円くらい。
だとすれば決して日本より安いってわけじゃないんですね。
日本料理なんでやっぱり白でしょう、ということで選んだのがこのワインです。
$38のワインは、白だとほかにケンダル・ジャクソン、赤だとロバート・モンダヴィでした。
「飲んだことないから」というのがコレを選んだ理由です。
色は、ちょっとレモン色と麦わら色がしっかりしているかな、と言う感じです。
香りは結構立派です。ビール同様、ワインもかなり温度が低めなんですが、それでもちゃんと香りが立ちます。
パイナップルのような南方系の果実の香りと軽い樽香が心地よい感じです。
味わいも甘からず酸っぱからず、全体に小ぶりな印象はありますが、
和食に合わせるワインとしてはこれくらいが良いような気がします。
後で調べたら、日本でもイオンで売られていて、お値段は1,980円みたいですね。
それがこれくらいの値段で出されているのは、当地の物価を考えるとまずまず順当といったところでしょう。
スイスイ~っと美味しく頂きました。
点数 | 76点 |
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日本ワインは無いのですが、焼酎に関してはかなりラインナップがあるようです。
霧島の赤・白・黒、富乃宝山・吉兆宝山、いいちこ、白岳、金宮、鍛高譚。ボトルキープのシステムもあるみたいですね。
もちろん清酒もいっぱいありました。隣の席では清酒の一升瓶がワインクーラーに入れられていました。
お会計は、7人分トータルでチップ含めて$270強くらい。一人4,000円くらいなんで日本の居酒屋とあまり変わらない値段ですが、
そんなにガッツリ飲み食いしたわけじゃないんでやっぱりこっちが割高だとは思います。
ホテルに戻って、本日もまたもう一杯だけ追加でビール。
ホテルの隣のセブン・イレブンで買ってきたのは、一番安かったBuschという銘柄。
24FL Ozなんで800ml超でお値段$2.39だったか(レシートくれなかったんで不明・・・というか税込みの会計は確か$2.73くらいだったけど、
3ドル出しておつりは25セント硬貨だけだったよ)。
安いからどうかなぁ、と思ったけど、普通に飲めるビールです。面白味はないけどね。
・・・というようなサンノゼの一日。明日はいよいよ帰国します。
ラスベガス出張五日目。本日もイヤになるくらい晴天なり。
師範は乾燥肌なので、真冬は脛のあたりの皮膚が乾燥して痒くて掻きむしっちゃったりするわけですが、
このラスベガスでも同様に痒くで掻きむしってます。
師範は体質的にこういう乾燥地帯には住めないな。
本日の夕方のガソリンは、Long Board Island Lager、6 FL Ozなんで624ml、お値段は税別$2.99なんで350円くらい。 ハワイのビールのようです(造られている場所のはハワイ州以外もあるみたいですが)。 飲んでみると、確かにハワイのビーチあたりで飲むのがふさわしそうな軽い口当たり。 不味くはないけど敢えて飲む理由も見当たらないビールです。
本日の夕食は、また同行者4人だけになって、 トリップアドバイザーのページで(ココ)でホテル近所の良さげな店を探し、 選んだのがインド料理の店Mint Indian Bistro。 幸いほぼ待たずに入れました。
トリップアドバイザー、海外の旅行先での店選びではしばしば利用させて頂いているので、 お礼に師範も"yasushian"の名前でちょっとだけ投稿しています。
店内は結構モダンな雰囲気です。キャパは40人くらいでしょうか。 我々が通されたのは、壁際に作られたソファー席(ファミレスみたいなやつ)です。落ち着く感じでナイスです。
ここでも最初はビール。現地のビールを選ぼうとしたけど、指定したのは売り切れとのこと。
そこで強く推薦されたのがこのFlying Horseというインドのビール。
まぁインド料理の店ですからね。大瓶くらいのサイズのものが1本$10だったと思います。
内容的には、普通のラガーとちょっと違うコクがあって、
泡もちはあまり良くありませんがそこそこ美味しいビールです。
料理も、前菜、カレー、ナンといろいろ注文。
左写真はLamb Stir Fly、お値段$12.99也。
インド料理って、世界各国どこにいってもどんな店でもそんなに味わいが違わない安心感がありますな。
でも、今思い返せばこれで1,400円ってのはやっぱりちょっとお高めだな。
ラスベガス、外食の値段が高いんだよなぁ。
で、もちろんワインも↓注文しております。
名称 | Estrada Creek Chardonnay 2016 エストラーダ・クリーク シャルドネ 2016 |
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生産者 | Estrada Creek エストラーダ・クリーク |
価格 | ($38) |
購入店 | ラスベガス「Mint Intian Bistro」にて |
ワインは、リスト上には赤白10種類くらいずつあったと思います。
ただ、売り切れが多いのね。半分くらいは売り切れだったような。
そして、北米だからカリフォルニア産が多いかと思えばそうでもなくて、
白ワインでカリフォルニア産はこれだけでした。
現地の人にとっては別に当地のワインじゃなくても構わないんだろうけど、
旅行者としてはやっぱりその土地のワインが飲みたいんだよな。
そういった意味で、日本でのインバウンド用途に日本ワインがあることが大切だと思うところはあります。
選んだワインは、1種類だけあったカリフォルニアのシャルドネです。
色はかなり薄めです。
香りも若干弱いなぁ。要素的にはピーチっぽいフルーツと軽い樽香があって、カリフォルニアのシャルドネらしくはあるんだけど、
パーッと来る感じはありません。
味も、悪くはないけどスケールが小さい感じ。
スイスイ飲めるのは良いんだけど、4人で飲むとあっという間に無くなります。
出張2日目、3日目に飲んだワインがかなり良い内容だったので、
「さすがアメリカ!」と思っていたんだけど、出張後半はどうも尻すぼみ。
ま、銘柄はどれも知らないものばかりで選び方も当てずっぽうだから仕方ないけどね。
点数 | 70点 |
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ワインはスカッと飲み干しちゃったんで、ここで更に追加のビール。
ビールもリストにはたくさん書かれているけど欠品が多いので、
お店のお兄ちゃんにお勧めを聞いたらこのベルギービールが良いと。
銘柄はWittekerkeというもの。白ビールですな。
確かにこれは悪くないです。別に当地のビールにこだわらなければ。
お会計は、4人分トータルで約$160、それにチップを乗せるので一人あたりはおよそ5,000円くらいになります。
お手軽そうな店でもそれくらいかかっちゃうんですよね、ラスベガス。
ホテルに戻って、もう一杯だけ追加でビールを・・・って、今日はもうビール4本目だな。
銘柄は二日目の夜に飲んだのと同じSIERRA NEVADA TOREDO Extra IPA、700mlで$3.99のプチ高級ビール。
ここ5日間でいろいろビールを飲んできて、やっぱり一番いいと思うのはこの"SIERRA NEVADA"という銘柄のビールです。
店にあったらコレが一番間違いない。
ネバダ州へ行かれる際の参考になれば幸いです。
そんな感じのラスベガス最後の夜。明日は別の場所に移動します。
ラスベガス出張五日目。悲報です。
こっちに来た時購入、気に入って使っていたラスベガスのお土産グラスが、
今朝洗っているときに割れちゃいました。
スポンジなんてないので手で洗っていたらパキッと。おかげで少し指を切っちゃいました。
普段のワイングラスよりかなり厚めなんで大丈夫だと思ってたんだけどなぁ。
「グラスの強度は厚さだけでは決まらない」ということを学ばせて頂きました・・・ってかもっとちゃんとしたモノ造りしなさいよアメリカ。
本日もまた同行者や赴任中の方など含めて7人で夕食。
歩いてお店を散策、最初のステーキハウスは「一人$100くらいかかる」ということで却下、
次のシュラスコの店は1時間30分待ちで却下、結局中心地のストリップ通りまで歩いて、
"LINQ"というホテルの中にあるCHAYOというメキシコ料理の店にしました。
今回の出張、ステーキ→イタリアン→スペイン→中華→メキシカンと、良い感じに種類がバラけております。
店はテラス席があって奥の方も広くて、かなりのキャパ(100人以上?)があったと思います。
我々は奥のテーブル席に案内して頂きました。
まずは前菜から。CHIPS & SALSAとかGUAKAMOLEとかCAESAR SALADとか、 メキシコ料理らしいものを中心に注文しました。 こういうのは日本のメキシコ料理の店とあまり変わらないかな。 普通に美味しい料理です。
よろしくないのがビールです。というか、ビール自体がよろしくないのではなくて、店員さんのいい加減さがよろしくない。
まず生ビールをグラスで頼もうとしたら『今はピッチャーしかダメだ』と言う。
仕方がないからボトルのを注文すると『7人同じものにしろ』と言う。
モノが無いわけじゃなくて面倒くさいからそう言っているってのがミエミエの対応。
まぁこっちだとそういう人もいる、ってことで皆さん同じビール、SIERRA NEVADA PALE ALE、お値段1本$8を注文しました。
これが、結構いい感じのエールで美味しゅうございます。IPAほど強くなく、一般的なアメリカのビールほど軽くなくで。
バドワイザーに$7払うくらいだったらこっちだよな。
メインも、メキシコ料理らしいやつをいろいろ注文。お店のサイトはあるんで、ちゃんと調べれば何を注文したか書けるんだけど、 さすがに出張期間中の空き時間で更新するのにそれは面倒くさいのね(店員の「面倒くさい菌」に感染したか)。 なので、「いろいろ食べてそこそこ美味しかった」とまとめさせていただきます。
名称 | Lunatic Red Wine 2015 ルナティック レッド・ワイン 2015 |
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生産者 | Lunatic Wines ルナティック・ワインズ |
価格 | ($38) |
購入店 | `ラスベガス「Chayo」にて |
ワインも注文しております・・・って、いつもと写真の雰囲気が若干違うことにお気づきでしょうか?
そう、この日いつものデジカメを持っては行ったものの、メモリーをPCに入れ忘れて"No Card"エラー。
常に財布に予備のカードは居れているんだけど、どうしてもそれを認識しない。ということでスマホで撮った写真でお届けしております。
ワインリストには、泡1・白3・ロゼ1・赤3のラインナップ。値段はどれもグラスで$10、ボトルで$40程度という価格帯。
そんな中から本日のチョイスは、カリフォルニア産のボトルの赤。
それぞれ選んでグラスで注文するという選択肢もありましたが、
あの店員さんの様子だと断られそうでもあったので、ボトルで注文。
色はしっかりと濃い目の紫色です。香りは比較的弱め。でも香りの内容は結構良くて、多分メインはカベルネ・ソーヴィニョンなのかな?
ボルドー・ブレンドらしいギュっと締った果実の香りと、香ばしい樽の香りを感じます。
味は重からず軽からず。甘さがあって渋味はそんなに強くなく、典型的なニューワールドのお手頃赤といった感じです。
まずまず美味しい、カリフォルニアらしい赤だったと思います。でも小売りだとボトルで$10前後のワインじゃないですかね?
それにしちゃ高すぎだとは思うけど、繁華街のど真ん中の店なんで仕方がないところかもしれません。
点数 | 72点 |
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お会計は、7人分トータルにチップが乗って$350くらい。 あの対応で、チップを$50も乗せられているわけですよ。なんだかなぁと思う反面、 やっぱり経済を活性化するにはそうじゃないとダメなのかな?とも思います。 だって、彼の今日の収入はチップだけで1万円以上になるんだろうからね。 こういう層の人にもお金が回る、それが大切なんだと思います。
ホテルに帰り着いたのはもう午後11時頃、それでも若干飲み足りないということで、
本日のビールはSTTEL RESERVEという24FL OZ(約700ml)で$1.79の安ビール。
これは普通のビールですね。ちょっとだけ黒ビール的な香りがあるのが面白いですが。
そんな感じの出張五日目。デジカメを忘れたり(でも戻ってきた)、グラスが割れたり、デジカメにメモリを入れ忘れたりという程度のトラブルだけで、
今のところ元気&無事に過ごせております。
ラスベガス出張四日目。時差ボケも解消して元気に過ごしております
・・・が、本日の仕事中、持参していたカメラを紛失してしまうアクシデントが発生。
幸いLost & Foundに届いておりました。アメリカ、親切な人が住む国のようです。
泊まっているHard Rock Hotel & Casino Las Vegas、1階はガチのカジノになっています。
せっかくなんでやってみたいと思う人は多いようで、同行の人も昨日ルーレットをやってみたらしいんだけど、
師範は博才が無いんだよな。勝つイメージが掴めないというか、「一瞬で無くなったら悲しいよね」という意識が先行するんです。
だもんでキラキラしているのを眺めるにとどめます。
夕食前のビール、本日は到着日の夜にも稽古したアメリカ産のIPA。
一缶568mlでお値段は$2.49、CVSで売られているビールの中ではこれが一番値段と量のバランス良いように感じます。
ちなみに飛行機で貰った柿ピーは昨日食べちゃったんで、本日は別のツマミを購入。
日本でも普通に売られているプリングルスです。
ビールの内容は・・・到着日の夜稽古したのと同じ感想です。300円で買えるラージ缶のIPA、ナイスです。
本日の夕食は、同行者3人に現地に赴任中の方も加わって5人。
伺った店は、ホテルから歩いて10分かからないところにあるP.F.Chang'sという中華料理の店。
中華食べるなら人数が多い方が楽しい、ということで現地赴任の方からの提案に我々が乗った形です。
店の外観的に中華の要素はほとんどなくて、普通にアメリカの郊外型のレストランといった風情です。
中華と言っても「ハワイアン中華」らしいので、あまり中国風は意識していないのかも知れません。
予約をしたら「1時間待ち」とのことだったようですが、行ってみたらそう待たずに入れました。
料理は、(師範の記憶が正しければ)下記を注文しました。
Hot & Sour Soup | |
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Asian Caesar Salad | (写真右奥) |
Kung Pao Shrimp | (写真左奥) |
Sweet & Sour Chiken | |
Ma Po Tofu | (写真右手前) |
Fried Rise (Combo) | (写真左手前) |
やっぱりアジア人にとってこういうしっとりした食べ物は落ち着きますな。 特に最初にスープを頂くとホッとします。 料理の味付けは、ジャンキーな傾向ではありながらジャンク過ぎず、穏やかな感じに仕上がっています。
名称 | Two Vines Chardonnay 2014 トゥー・ヴァインズ シャルドネ 2014 |
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生産者 | Two Vines Winery トゥー・ヴァインズ・ワイナリー |
価格 | ($20) |
購入店 | `ラスベガス「P.F.Changs」にて |
飲み物は、最初はビールで乾杯。師範の注文は"TENAYA CREEK NUT BROWN ALE、$6也。濃い色のエールでしっかりした味わいだったと思います。
そしてワインも1本注文。ワインリストには泡が4種、白が20種弱、赤が20種強、立派なものです。
そんな中から昨日が赤だったので今日は白、「アメリカは安いヤツでも結構美味い」という意識がありましたんで、
一番安かった1本$20のワシントン州のシャルドネを選びました。
色はかなり薄めでサラリとした感じです。
香りは・・・弱いのね、残念ながら。
シャルドネらしい蜜入りリンゴみたいなフルーツ香と、ごく軽い樽香はあるように感じるけど、
いかんせん弱い。
味わいも、「普通に白ワインですよね」の域を出ない感じ。
甘くなく酸っぱくなく、軽い味わいです。
いやね、これと$26のピノ・グリージョとどちらにするか悩んだんですよ。シャルドネは二日前に飲んだからね。
ピノ・グリージョにしとけば良かったなぁ・・・と反省するも後のまつり。まぁそういうこともありますわな。
点数 | 67点 |
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「デザートも食べましょう」ということで3品ほど注文。 そのうちの一つがコレ、Banana Spring Rolls、その名の通りバナナの春巻きにココナッツのアイスクリームが添えてあります。 想像通りの味ですが、これが案外美味いのね。自宅で再現しようとは思いませんが。
そんな感じで5人分トータルのお会計は$160くらい。 日本のイメージだと決して安くは無いんですが、 そもそもアメリカは外食が高い、そしてラスベガスは更に高いということで、 現地赴任の方が言うには相対的にはお得感のある部類ということのようです。 しっかり食べて、大変満足のいくディナーでした。
ホテルに戻って、「もう一杯だけ飲みましょう」ということでカジノのエリアでGoose Island IPA、$8をグビッと。
あちこちにいろんなIPAがあって良い国ですね、アメリカ。
カジノをやると飲み物はフリーで出してくれるみたい。それ以上に支払うことになるのはわかっているのでやりませんが。
というような1日。お疲れさまでした。
ラスベガス出張三日目。本日も晴天なり。
既に真夏みたいに暑い日もあったりするラスベガスですが、いろんな施設のエアコンが効きすぎていて、建物の中だと寒いです。
でも、こちらの皆さんは大抵半そで。寒くないのかね?
夕食前に毎度のCVSでビール調達。本日のチョイスはBlue Moon Bergian Whiteという銘柄。ベルギーのビールみたいですが、コロラド州のビールのようです。 "Brewed with Valencia Orange Peel"ということで、日本でも最近ビールとして扱えるようになった副原料も使ったビールですな。 外観的にはホワイトっていうほど白くはなくて結構濁りがあって、飲んでみると確かにベルギービールみたいです・・・って表現がザックリだな。 ま、疲れているんで許してください。
夕食は、朝のシャトルバスで一緒になった元上司の方に教えて頂いたFireflyというスペインタパスの店で。
ホテルからは1kmくらい離れているんで、タクシーにするか迷ったけど、「歩きますか」ということで徒歩で向かいました。
店は結構大きいんだけど、かなり繁盛しているようで人でいっぱい。
我々は7時前に到着、予約していなかったので、「35分から40分くらい待ちます」とのこと。
ここから別の店を探す元気もなかったので待つことにしました。
結局待ったのは15分くらいだったかな?我々はテラス席に案内して頂きました。
暑くなく寒く無くの気候なんで、テラス席は大歓迎です。
注文は、タパスの店なんで4人でシェアすることでいくつか注文。右写真はStake and Muchroom Skewers、お値段$11。
串刺しして焼かれた牛肉なんだけど、これが美味いのね。他のメニューも、居酒屋のつまみ的な感じで美味いです。
確かにこれは使いやすい店だわ。
主食はVeggie Paellaを。パエジャですね。これは思ってたのとはちょっと違うというか、美味いんだけどいわゆる「美味いパエジャ」とは違う感じ。 水が多くて火が通りすぎていて、なんだか「トマト雑炊」みたいになっちゃっているですよ。 もちろんそれでも美味いんです、でもなんか違うんです。
飲み物は、本日もまた最初はビールで乾杯。やっぱりラスベガスの乾いた気候にビールは欠かせません。
注文したのはAble Baker "Atomic Duck" IPA、お値段12ozで$7。
華やかな香りでとてもおいしいビールです。これは正解。
そして本日もワインを頂きます。
名称 | Alias California Pinot Noir 2015 アリアス カリフォルニア ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Alias Wines アリアス・ワインズ |
価格 | ($30) |
購入店 | Firefly |
ワインリストには白が12種類、泡が3種類、赤が30種類。そのうち半分くらいは6oz/9ozというグラスでの選択肢があります。
今回は4人で1本シェアすることにしてボトルで注文。
料理的に赤が良さそうだったので赤の安いやつから選んで、いちばん安かったのはイタリアのサンジョヴェーゼ。
でもやっぱりカリフォルニアのが良いので、次に安かったのがこのピノ・ノワールでした。
メンバーに「軽いけど良いですか?」と確認、問題ないってことで注文しました。
色は、ピノ・ノワールにしてはやや濃いな気がします。
香りは、典型的なカルフォルニアのピノ・ノワールで、アメリカン・チェリーのフルーツ香がパーッと。
軽く樽もかけてあるようで、甘香ばしい感じの香りです。
味わいは思ったほど軽くない、酸味は控えめで甘味のしっかりした、こちらもカリフォルニアのピノ・ノワールの典型といった感じです。
いかにもなカリ・ピノがお店で3,000円強、よろしいんじゃないでしょうか。
思ったよりもしっかりした感じだったんで、そんなに皆さんスイスイとは進まず、
1本でも物足りない感じはしませんでしたよ。
点数 | 80点 |
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トータルの金額を4人に分けて頂いたお会計は$36強、それにサービス料を乗せたお支払いは$45。 テラス席で美味しいものを食べてワインを飲んで、満足のいくディナーでありました。
もちろん今晩も寝酒にビールを買ってきました。さすがにビール以外も飲みたくなって、 チューハイ的な外観を呈していたブツを買い込みました。お値段は税別$3.29、700mlあって400円弱。 色は極めて赤みが強く感じます。チューハイかと思ったらどうも違うようで、トマトジュースとビールのカクテル「レッドアイ」に近いと思います。 それも、かなりチリペッパーが効いていてピリッと辛い感じ。 トマトが入っているってことは健康には良さそうですね。 こっちの食事って野菜が少ないから、案外良い選択だったと思います。
ラスベガス出張二日目。
今日はお仕事の後、夕食に行くまでに若干の時間があったので、ホテルのそばにある"Liquor World"という酒屋に行ってみました。
さすがに「ワールド」を名乗るだけあって、世界中のワインがいろいろ置いてあります(残念ながら日本ワインは無し)。
有名どころでは、Stag's LeapのCabernet Sauvignon Cask 23が$379.99、日本円にして4万円くらい。
それが安いのか高いのか分かりませんが、この店の値付けは全体にお高め、はす向かいのドラッグストア"CVS"の方が3~4割くらい安いようです。
カリフォルニアワインの掘り出し物が無いかな、と思ったけどちょっと残念・・・っていうか、あっても師範は気付きませんけどね。
で、何も買わずに店を出るのもアレだなと思ったので、ビール/ワイン用のグラス「なんちゃって"O(オー)"」のラスベガス版を買いました(下写真)。
ソーダガラスで厚みがあって、ダイソーの100円「うすぐらす」よりはるかに品質は劣るんだけど、お値段税別$3.99也。
でも丈夫で割れそうにないので自分へのお土産はコレに決定です。
その後結局またCVSへ行ってビールを調達。「安ワイン道場師範」ですから、ビールも最底辺を攻めてみたいわけです。
買ったのは、Pabst Blue Ribbonという銘柄で、24ox(710ml)で税別$1.69、日本円で200円弱。
これは安いっすね。『アメリカのビール高!』と憤っていた師範の心を慰めてくれます。
飲んでみると、これがバドワイザー以上に軽いのね。
原材料表示が無いので、いわゆる日本でいう「ビール」に相当するかは不明です。
でも、ラスベガスのような砂漠で飲むビールはこういう乾いたヤツが合う、
と言われればそういう気もします。
本日の夕食は、以前行ったことのある方が推奨されていた、日本人経営のイタリアン・レストラン。
ホテルからは結構距離があって、タクシーで$20くらいかかります。
店は、いわゆるロードサイドの飲食店といった感じ。テーブル席が20人分くらいとカウンター席、小ぢんまりとした感じです。
働いている方はサービスの女性含め皆さん日本語が通じます。確かにここは落ち着きますね。
料理は、前菜とメインとドリンクが付いた$22.99のコースを選択。
そのドリンクはビール(夕方にも飲んだ"Pabst Blue Ribbon")を選択して乾杯しましたが、
そこそこアルコールも入って上機嫌な師範はここで「私は安ワイン道場師範です」とカミングアウト。
皆さんを説得して本日の飲み物はワインをメインに頂くことにしました。
師範が選んだ前菜は、小ヤリイカのソテー。ガーリックが効いていて、
この料理にはやっぱり白ワイン飲まなきゃダメでしょ、って感じです。
ってなわけでまずは白ワインから注文します。
名称 | Bright Star Santa Maria Valley Chardonnay 2012 ブライト・スター サンタマリア・ヴァレー シャルドネ 2012 |
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生産者 | Sanguis サンギュイ |
価格 | ($28) |
購入店 | Trattoria Nakamura-Ya |
ワインリストには、赤白それぞれ10種類くらい。当地カリフォルニア産をはじめ、トラットリアなんでイタリア産もあり、
世界各国から取り揃えられている感じです。
そんな中で、やっぱり師範はカリフォルニアのワイン、しかも安いやつが飲みたいわけですよ。
そうするとほぼ一択となって、選んだのがこのシャルドネ。お値段は税サービス料別で$28、日本円で3,000円ほど。
それくらいだと頼みやすいよね。
照明が暗めなので色はよくわかりませんが、普通に白ワインの色だったと思います。
テイスティングさせて頂き、まず香りを嗅いだ時点で「オッケーです、これ!」です。
期待通りのカリフォルニアっぽさ。「クリスピー」っていうんですかね、香ばしい樽の感じがバンバン来てて、
シャルドネらしい蜜っぽさもあって、存在感抜群です。
味わいのほうも、甘さしっかり旨味しっかりで申し分ありません。
「安ワインに詳しいです」とカミングアウトしておいて、ダメダメなワインを注文したら面目丸つぶれになるところだったんですが、
幸いこのワインは皆様に気に入っていただけたようです。
店で$28ってことは小売り価格はその半分くらいなのかな?
だとすれば大変お買い得な銘柄だと思われます。
点数 | 80点 |
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メインは、豚ロースのロースト 3種のソース。 ソースがワサビ醤油、梅ソース、マスタードで、とても和の雰囲気を感じます。 こういうのをお箸でつまみながらワイン飲んでると、まるで自宅にいるような錯覚を覚えますな。 お店の方との会話も日本語だし。 こっちに来てまだ二日目、ホームシックにかかったわけではありませんが、やっぱり自国の雰囲気を味わえるのはうれしいものです。
名称 | Tobin James Primo Sangiovese 2013 トビン・ジェームズ プリモ サンジョヴェーゼ 2013 |
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生産者 | Tobin James Cellers トビン・ジェームズ・セラーズ |
価格 | ($33) |
購入店 | Trattoria Nakamura-Ya |
赤も、カリフォルニア産を中心に狙っていきます。
これ以外に、確か$28でピノ・ノワールがあったので、それはどうですか?と聞いたところ「軽いです」との回答。
師範的にはピノは軽くても良いんだけど、やっぱり赤ワインの一般的なイメージとは違うと思うのね。
皆さんでシェアするということを考えると、ここはやっぱり濃いやつを行くべきでしょう、と思い直し、
カリフォルニアでは珍しいサンジョヴェーゼを使ったワインをチョイスしました。
色は、非常にしっかりとした紫色で、粘性もあったように思います。
香りは、サンジョヴェーゼの個性というよりカリフォルニアの個性が強いというか、
みっちりした果実っぽさががあって期待通りの雰囲気です。
どなたかが『カツオ出汁の香りがする』なんて言われていましたが、確かに濃い旨味のような香りもあります。
味わいは、渋みもあるけどなにより甘さがタップリです。
やや過剰に思えるくらい甘くて、一人で一本だと後半辛くなる感じですが、5人で飲むんだったらインパクトが強くて良いと思います。
幸いこれもアタリでした。これまでは「アメリカってsなんでも高ぇ!」と思ってましたが、
4,000円以下でお店でこういうワインが飲めるんであれば、アメリカも捨てたもんじゃありませんな
・・・なんて上から目線で考えておりました。
点数 | 78点 |
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その後、つまみとしてガーリック・ブレッドやアンティパストの盛り合わせを頼んで、 お会計を5人で割っていただいて税+サービス料込みで一人$53。 わざわざタクシー使って遠くまで足を延ばした甲斐のある店でした。
ホテルに帰ってきて、寝酒用にまたビールを買い込みます。
ほんとホテルの冷蔵庫が使えないってのは不便だな。冷たいビールを飲むためには毎度買いに行かなきゃならないし。
わざわざビールだけのために買いに行ったということもあり、本日の寝酒ビールは瓶入りのクラフトビールでプチ豪華版。
24ozだから710ml、それが税別$3.99、450円くらいのビール・・・と思うと決して高いわけじゃないんですな。
飲んでみると、これが立派にクラフトビールなんですな。"EXTRA IPA"と書かれている通り、アルコール度数も7.2%と高めです。
そして、ライチのようなフルーツ香もバンバン香って、こりゃ間違いなく正真正銘のIPAです。
普通、こういう時の寝酒のビールって、あっという間に無くなるんだけど、こいつは長い時間楽しめました・・・
ってか既に十分出来上がっていた師範はやや飲みすぎ状態でした。
こんなビールがあるのに、日本じゃアメリカのビールと言えばバドワイザーとかクアーズが有名なのは残念だと思うなぁ。
「台北遠征稽古」から帰って一週間も経たないうちにまた海外、米国西海岸方面へ向かいます。
今回は遠征稽古ではなく渡世の生業としての出張なので、稽古に割ける時間も頭もあまり無さそうですが、
出来る範囲で現地から更新していきたいと考えております。
行きのフライトは、羽田16:25発ロサンゼルス行きアメリカン航空(AA)26便。
機材はB787、3列×3のシート配列。
出張といえども機内ではお子様気分の師範は窓際の席を確保しております。
名称 | Chablis 1er Cru "Vaulorent" 2013 シャブリ・プルミエ・クリュ "ヴォーロラン" 2013 |
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生産者 | La Chablisienne ラ・シャブリジェンヌ |
価格 | 0円 |
購入店 | American Airlines |
太平洋上に出たあたりでまずは飲み物のサービスから。
アメリカン航空、15年前は機内でのアルコール類は有料だったんですよ(この時)。
なので今回もそうだと嫌だなぁ、と思ってたけど、さすがに15年も経つとシステムも変わるようで、
今回は無料で頂けました。業務の出張ですが、機内くらいは「安ワイン道場師範」を取り戻して、
白→赤と頂いて参ります。
サービスはボトルから注いでもらうスタイルです。
この方法はワインの銘柄が判らないのが難点です。
先日の台北行き同様、注いで頂いた際に写真撮ろうかとも思ったけど、3列の一番窓側だとそういうのお願いしづらいんですね。
なので、「後で撮れば良いか」と思い、ブラインドでの稽古と相成りました。
色は、座席照明のLEDの影響か、まるで栄養ドリンクみたいなレモン色に見えます。
これじゃわからないなぁ、と香りを嗅ぐとこれがビックリ。
ボリュームこそ中くらいだけど、カチッと硬質な柑橘類の香りとミネラルっぽさがしっかり香ります。
口に含んで更にビックリ、かなりのコクがあって全くダレた感じがありません。
正直、エコノミーのワインでここまで立派なのは飲んだことが無かったので、
さすがは米国の航空会社、安くても立派なカリフォルニア産を入れてるんだなぁ、と思っておったわけですよ。
食事も終わった時間帯にギャレースペースにボトルを見せて貰いに行きました。
そしたらなんとシャブリの1級畑ですよ。
なぜこれがエコノミーで出されたのか不思議だけど、想像するにファースト/ビジネス席で売れ行きが悪くてこっちに回されたんじゃないかな?
師範的には"The best white wine in the Economy Class"でありましたよ。
点数 | 80点 |
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機内食の選択肢は、ポークかチキンかの二択。 チキンの方がヘルシーそうだなと思ってチキンにしたんだけど、これがパッサパサの胸肉で激しくヘルシーです。 付け合わせはグリーンサラダとかスモークサーモンとか。 合わせるワインは白が定石でしょうけど、赤も飲んでみたいんで赤もいっちゃいます。
赤ワインもプラカップにたっぷり頂けます。この量の豪快さはさすがアメリカ?ですな。 残念ながらギャレーに伺った時も赤はボトルが無かったので、銘柄は不明です。 ただ、白に比べると普通でした。カリフォルニア産かどうかもわからない感じ。 でも、悪くない感じではありましたよ。 15年前は印象の悪かったアメリカン航空だけど、今回エコノミーのワインに関しては合格!です。
アメリカン航空、機内エンターテイメントも充実しています・・・というか、
今どきの航空会社はオンデマンドで映画が見られるところが多いっすよね。
今回師範が見た映画は"JUMANJI"というファンタジー系のやつ一本だけ。
荒唐無稽だけど結構面白い映画でしたよ。
ワインは結局、白→赤→白→白と頂きました。一杯分150mlくらいあったと思うので、そんだけ飲めば丁度いい塩梅に眠くなります。
3時間くらい寝たかな?
西行きは頑張って起きてりゃ良いけど、東行きは多少寝た方が良い気がするんだよね。
起きてしばらくしたら朝食の時間。選択肢は「スチームド・ライス」か「オムレツ」。
日本発のフライトなんで前者をお願いしてみましたが・・・ま、確かに蒸した米ですな。
飛行機は定刻よりかなり早めにロサンゼルス空港に到着・・・したんだけど、駐機場が空いてないとのことで滑走路上で待ち状態。
意味無ぇ~!・・・って、どうせ早く着いても次のフライトまで時間がたっぷりあるから関係ないんですけどね。
ロサンゼルス空港での乗り継ぎ時間は3時間弱。
ちょうどお昼時ってこともあり、普通だと何か食べたくなるところだろうけど、
日本時間だとまだ早朝、その前に機内食も食べているんであまりおなかは減ってないのね。
で、結局ビールです。空港の搭乗ゲート前にあったバー的な店でちょっと一杯。
銘柄は、Golden Road Point the Way IPAというもの。1パイント(かな?)で$9.99。安くないねぇ。
つまみに頼んだのはコールスローサラダ、こちらはお値段$4.95。ぞれぞれに消費税もかかるみたいで、
この2品で$16.36、日本円で1,700円超。高いよなぁ、っていうか日本が安いんだろうなぁ。
ちなみにワインは赤白それぞれ5種くらい選べて、お値段は6ozで$9から。
こちらも高い気はしたけど、6ozって170mlくらいあるのね。だったらそっちが正解だったかも。
次のフライトは、ロサンゼルス14:00発ラスベガス行きアメリカン航空(AA)2525便。 機材はB737、3列+3列の窓側が師範の席。 フライトの大半は寝てましたが、着陸前に見た窓からの景色はほとんど砂漠ですな。 ラスベガス、空から見ると砂漠に忽然と現れる娯楽の街、という感じです。
そんな感じでラスベガス空港に到着。 さすがはカジノの街、空港の中にスロットマシンがあちこちにあります。 でも今回は仕事です。ま、ギャンブルには全く興味が無いのであまり惹かれませんけどね。
今回の宿は、ラスベガスの中心からちょっと逸れたところにあるHard Rock Hotelというところ。
当然ラスベガスのホテルですから、ここも1階は広いカジノになっています。
師範にあてがわれた部屋は、CASINO棟の3階。広さは十分だけど、窓の外を見ても隣の棟の壁しか見えないってのは残念だなぁ。
あと、部屋に冷蔵庫はないし(売り物だけが冷えているヤツはあります)、水でもなんでも有料で、スリッパも無し。
明らかに台北の安宿の方がアメニティ類は充実しておりました。
夕食は、出張同行者の皆さんとラスベガスの中心部に繰り出します。 最初は、以前に行かれた方から「ここ良いよ」と紹介された、"Treasure Island"というホテルの中にあるピッツェリアに行くつもりだったんだど、 正直どうも落ち着かない感じでピンと来ず。同じホテル内を歩いていると、そこそこ良さげなステーキハウスを発見。 せっかくの出張初日の夜、ちょっとくらいは豪勢に行きましょう、ってことでここに決定。
注文は、メインはそれぞれで取って、アペタイザーとしてサラダをシェアすることに。 お店の方の推薦で選んだのは、 レタスを丸ごと1個つかったシーザーサラダ。 お値段$9。これを二人で一皿シェアすることにしたら、ちゃんとお皿を分けて持ってきて頂きました。 さすがにちゃんとしたレストランだな、という印象です。
メインの方は、店の入り口に表示してあったブッチャー・カット・ステーキを。
お値段は$25です。
「ミディアムレアで」とお願いしたけど、ミディアムくらいかな?
焼き加減の基準って国によって違う可能性はあるけど、「ミディアム」でお願いした方とほぼ見た目に差は無かったようです。
肝心の肉は、ガッツリ厚みのある赤身肉で「アメリカの肉喰っているんぞ~!」という感じで美味しいんだけど、
やや違和感があったのが小エビが入ったソース。
ここでエビかぁ、です。もしかすると、内陸の街だからイメージとして「エビ=高級品」なのかも知れません。
そして、アルコールも軽く頂いております。
名称 | William Hill Central Coast Merlot 2014 ウィリアム・ヒル セントラル・コースト メルロー 2014 |
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生産者 | William Hill ウィリアム・ヒル |
価格 | $12/Glass |
購入店 | Phil's Italian Steak House |
同行者の皆さんには、師範が「安ワイン・マニア」であることは知られておりません。
師範はチャキチャキの日本人ゆえ、こういう席ではまずは空気を読んで、乾杯は皆さんと同じくバドワイザーで。
お値段は330mlの瓶で$7でした。安く無いよね。
そして、「もう一杯」となった時にこっそり安ワイン者魂を発露、
師範だけグラスワインを頂くことにしました。
持ってきて頂いたワインリストは立派なもので、グラスワインだけども30種くらいあったと思います。
その後ろにはボトルのリストがあったけど、さすがに今日は関係ないと思って見ませんでした。
後で考えたらどんなワインが載ってたかくらいは見ておけば良かったな、と反省しております。
そんな中から当然安い方から狙っていくわけですが、一番安かったのはイタリアのキアンティだったのね。
米国西海岸にまで来てそれは無いなぁと思い、カリフォルニア産の中で一番安かったのがコレを選びました。
そこそこたっぷり入ってお値段$12、安くはないけどこんなものなんでしょうね、ホテルのレストランということを考えれば。
色は、カリフォルニアのメルローらしいしっかりと濃くて青みを感じる紫色です。
香りは、残念ながらボリュームはちょっと弱めかな?
ベリーっぽい果実香がメインで、樽はそんなに感じません。
味わいは、良く言えばスムーズ、悪く言えばちょっとおとなしい感じ。
もしかすると、抜栓してそこそこ時間がたっていたのかも知れません。
悪くないですが、「悪くないどまり」でもあります。
ただ、それでも赤身肉のステーキとの相性はさすがでしたね。
こういうところでは「肉には赤」が鉄板なんだけど、
そういった意味でも小エビのソースは謎だよなぁ。
点数 | 72点 |
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お会計を6人分に分けて頂くようお願いしたら、きっちりそれぞれのメンバーが注文した内容で精算してくれました。 ちゃんと誰が何を注文したのか覚えているのはさすがですな。 そのため、割り勘だったらグラスワインを注文した師範が一番「割り勘勝ち」するはずだったんだけど、 きっちり自分の分、税込みトータルで$60弱、サービス料を乗せて$70弱を支払いました。
食事の後にラスベガスの街中を散策して、ホテルの部屋に帰り着いたのはもう11時前。
"CVS"というドラッグストアで買ってきたビール、All Day IPA Session Ale"($2,99)を飲みながらこのページを執筆しております。
けっこう美味いな、このビール。
・・・というような長い長いラスベガス出張初日。さぁ明日から仕事仕事。
名称 | Menguante "Seleccion" Garnacha 2012 メングアンテ "セレクシオン" ガルナッチャ 2012 |
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生産者 | Viñedos y Bodegas Pablo ビニェードス・イ・ボデガス・パブロ |
価格 | 970円 (単品価格 1,598円) |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
本日の夕食は、トンテキ、新キャベツのポトフ、トマトとモッツァレラチーズのサラダ。
トンテキのソースは出来合いのもの(日本食研の「トンテキの素」)を使ったんだけど、これが結構美味いんです。
最近ツイッター界隈では『料理に麺つゆを使うのは料理の腕がどうのこうの・・・』という話題で賑わっておりましたが、
道場ではこの手の既製品を結構使います。手軽さのメリットは大きいからね。
あと、食品企業の技術開発力を信頼している部分もあります。
一方で、うどんや素麺のつゆみたいなシンプルなのは鰹節から出汁とったりもするので、「適材適所」ですな。
閑話休題、本日のワインは「超コスパ!金賞&パーカー90点ワイン入り!オーガニック赤ワイン5本セット」
税送料込み4,317円から、パーカーポイント90点を取ったらしいスペイン産。キャップシールにデカデカと"The Wine Advocate 90"と書かれていると、
なんかヤラシイ感じがするのは日本人だからですかね。
品種はガルナッチャ、「バイオダイナミック農法&全て手摘みで収穫」らしいです。
色は、かなりしっかりとした濃さだけど、青というよりは赤紫色。粘性が高そうでネットリしているっぽく見えます。
香りのボリュームは立派なものです。グラスに鼻を近づけただけで香る熟したベリー香、それにやや野暮ったい感じのある煙たさや、
どことなく漢方薬のような東洋的な香りもあります。
味わいは、この手のスペイン産にありがちな甘くて渋くて重いワインとは異なり、思いのほか酸がしっかりしていてスーッと入る感じ。
ヴィンテージは2012年、それなりに熟成した結果の柔らかさかも。
ただ、青さのある味わいで、アルコール度数は14%もあるのでスイスイとは飲めずにチビチビ入れていきます。
「パーカー氏高得点ワイン」というと、黒に近い青紫色でコーヒーみたいな香りで渋い羊羹みたいな味わいのワインを想像するけど、
これは若干傾向が異なります。師範的にはどちらも好きだし、このクオリティで買値相当額1,000円以下ってのは相当にお買い得だけど、
ちょっと想定と違った感じではありました。
パーカー氏もいい歳だろうから、嗜好が変わったのかな?
なんかちょっと前もそんなこと書いた記憶があるので、案外冗談でも無いのかもです。
点数 | 78点 |
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リンク |
超コスパ!金賞&パーカー90点ワイン入り!オーガニック赤ワイン5本セット 4.317円 Menguante "Seleccion" Garnacha 2012 [Vinedos y Bodegas Pablo] 1,598円 |
昨日まで、師範と次女の二人で「台北遠征稽古」に行って参りました。
今や高級ワインの産地としても有名な台湾ですが、中でもレアアイテムと言われるのがこれらの三本。
いろんな伝手を使い、八方手を尽くして購入して参りました。
ご存知の方には釈迦に説法だと思われますが、改めて順に左から説明します。
玉泉金香白葡萄酒
『台北のモンラシェ』との呼び声高い白です。
台湾のみで栽培されている高級品種「金香」種をふんだんに使い、その芳香には楊貴妃も卒倒したと言い伝えられているようです。
艾波兒紅麴紅酒
こちらは『台中のシャトー・ディケム』とも言われる甘口ワインです。
黒ブドウから造られるのは極めて珍しく、色は濃いピンク色を呈し「クレオパトラの唇のようだ」と絶賛されているワインです。
玉泉紅麴葡萄酒
これが極めつけ、本物を見たことのある人は極めて少ない、万人が認めるであろう『台南のロマネ・コンティ』です。
中でもこの"MOLLAC"と書かれているものは特に希少品、日本語で「稀」が"MOLLAC"になったようですね。
・・・だれか一緒に稽古してくれませんかね、このワインたち。
・・・・。これから遅ればせながら花見に行ってきます。
夕方から家族で弘明寺の大岡川沿いに繰り出しました。
桜はもう半分散っていて一部葉桜、という状態です。
でも幸い夜桜なんでそれなりに華やかに見えますな。
気温もそれほど低くなく、快適な花見ではあります。
食べ物は、弘明寺商店街で調達してきた巻き寿司といなり寿司、
それと屋台のイカゲソ焼き、そして屋台の串揚げ(右写真)。
豚串2本、ソーセージ、しし唐、アスパラガス、玉ねぎ。串揚げは全部で1,000円、サービスでキャベツ付き。
安くはないけどちゃんとした串揚げだし、この出費で椅子とテーブルが使えてのんびり出来るのは大変ナイスです。
名称 | Hardy's "Nottage Hill" Pinot Noir 2015 ハーディーズ "ノッテージ・ヒル" ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Thomas Hardy & Sons トーマス・ハーディ&サンズ |
価格 | 798円 |
購入店 | ワイン&ワインセラー セラー専科 |
花見と言えばビールや清酒なんだろうけど、「安ワイン道場」的にはやっぱりワインです。
そして、そのワインを現地調達しようとすると限界がある、というのは一昨年学習済みなので、
道場からダイソーのグラスと、スクリューキャップで扱いやすい豪州産のピノ・ノワールを持参しました。
色は、青みを感じる紫色で、ピノ・ノワールとしては結構濃さががあるように見えます。暗い屋外なんで適当ですが。
香りは、いかにもピノ・ノワールらしいイチゴっぽさと革っぽさ。
そこそこボリュームがあって屋外で飲むには良い感じであります。
味わいは、甘さしっかりで酸味シッカリ。それだけではありますが、ペラペラ感はなくてちゃんとピノ・ノワールを頂いている感はあります。
800円で買えるピノ・ノワールとしては十分アリなんじゃないでしょうか。
なんにせよ、夜桜花見の屋台の出店に持ち込んで、夜桜とジャンクな食べ物に合わせるにはぴったりです。
点数 | 73点 |
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リンク | Hardy's "Nottage Hill" Pinot Noir 2015 798円 |
夜桜とピノ・ノワール、合います。っていうか桜を食べるわけじゃないんで、このシチュエーションならなんでも合うでしょう。 良いなぁ、日本の春。