10月、毎年子供ら関連の行事なんかで忙しい季節であります。 さて道場の写真撮影機材に関して、 デジタル一眼レフカメラを導入したことは本年4月にご報告しました。 その時に買ったのは、普通のスナップ写真や運動会なんかでの使用を想定した18-200の標準高倍率ズームレンズ。 ところが道場の場合、料理やら何やら、どちらかというと小さめのものに接近して写真を撮る事が多いので、 やっぱりマクロレンズが欲しくなっちゃうわけですな。 そんな理由で買ったのが、手軽なマクロズームレンズ、"SIGMA 18-50 F2.8 EX DC MACRO"。 門下生六十九号・まつ殿のお勧めで。 右写真は、そのレンズが届いた日(10月1日)に撮った夕食。 まるで画像処理ツールを使ったみたいに派手なボケ方ではあるけど、 なかなか美味そうに撮れて満足であります。 ただ、一眼レフで撮るのってなんだか仰々しいんで、 外食の時に持ち出すことはまず無いかな。 |
本日は、プチ師範代が通う小学校のオープンスクール(授業参観日)。 プチ師範代の担任の先生は、若くて可愛らしくてナイスな女性の先生なんだけど、 ちょっと頼りない。 今日も社会の授業で、 牛乳パックに書かれている情報を列挙していく、ってのがあったんだけど、 そこで「賞味期限」を「消味きげん」って板書しちゃうわけですよ。 先生、それ「賞味期限」と「消費期限」がごっちゃになってます。 まぁ小学三年生でそのあたりを多少間違って覚えたところで、 人生に大きな影響を及ぼすことは無いとは思うけどね。 |
さて本日は、師範と師範代の結婚記念日、ということでお祝いの外食。 店は、年に2回くらい利用している鮨 割烹 鹿島。 道場からは車で30分弱かかるんだけど、なかなか近所に良い店が無いんだよね。 |
本日の注文は、寿司懐石の一番安いコース(\6,000)。子供らは寿司を単品で。
コースの内容は以下。 6,000円でこれだけ出れば十分でしょう、という感じ。 でも、なぜか今日は山芋が多かったな。キライじゃないけどね、山芋。 ちなみに子供らの寿司は、マグロ漬け、甘エビ、玉子、数の子、サンマ、子持ち昆布なんかで、 結局一人7~8貫ずつくらい食べたかな。 一人前に食べるようになっちゃいました。
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飲み物の注文は以下。 ビールも美味いし(生から瓶に切り替えたのは、瓶のほうが量が多いから)、清酒も美味い。 特に磯自慢の純米吟醸はすっきりキレイで大変よろしゅうございました。 お会計はトータルで22,000円くらい。 十分それに見合う満足感でありました。 |
Cono Sur Viognier Reserva 2008 コノ・スル ヴィオニエ レゼルバ 2008 | Cono Sur コノ・スル | ||||||
Blanco 白 | Colchagua Valley (Chile) コルチャグア・ヴァレー (チリ) | ||||||
\1,134 | 2009/10/22 | ワイン&Wine | スマイル | ||||
本日は、一昨日の赤が3分の1ほど残っているし、
明日は外食&軽く飲み予定ということで、新しく1本開けるかどうか悩みドコロ
(『くだらん悩みだ』と言わないでください)。
そこで、今日のところは白を開けて、半分くらい飲んだところで一昨日の赤に移行、
残った白の半分は明日の「軽く家飲み用」にという戦略を立案
(『その程度を戦略って言うな』と言わないでください)。
というわけで、二日に分けて飲んでも問題なさそうな、シッカリ系の白がふさわしいってんで、
選んだのがコレ。
コノ・スルと言えば、お手軽価格で高品質で入手も容易という、
安ワイン者にとっては無視すべからざる銘柄。
廉価版ヴィオニエとは大昔に稽古したことがあるけど、
レゼルバ品とは初稽古。
ちなみに料理は、なんだか急に食べたくなった焼鳥(踏み切り脇の焼鳥屋さんで購入)、
昨日の残りのおでん、豚味噌漬けのソテー&トマトとブロッコリー。 さて抜栓、と手に取ると、ずっしりと重いヘビーボトル。 そんなことに金を使わんでも良いのに、とも思うけどやっぱりなんか期待するよね。 色は、とりわけどうということもない薄めの安ワインな色合い。 香りは、残念ながらおとなしめ。 傾向としては甘い感じの花の香りがあって悪くないんだけど、いかんせんボリュームが小さめ。 味も、バランス良くて飲み応えもあるんだけど、 なんとなく主張に欠けるというか、そこそこどこでも出会えそうな「ちょっと良い感じの白」止まり。 悪くは無いんだけど、 安ワイン者にとって最も信頼がおけるコノ・スルのヴィオニエ・レゼルバだと思うと、 もう少し頑張って欲しいところ。 同銘柄のゲヴュルツトラミネールがとても頑張ってることを考えると特にね。 翌日、残念ながらちょっと物足りない具合は改善せず。 やっぱり難しいんですかね、ヴィオニエって品種は。
ショップへのリンク:
Cono Sur Vioginer Reserva 2008
72点 | 道場にて
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Lincoln Estate Shiraz 2008 リンカーン・エステート シラーズ 2008 | Lincoln Estate (Eyre Peninsula Wines) リンカーン・エステート (エール・ペニンシュラ・ワインズ) | ||||||
Red 赤 | South Eastern (Australia) サウス・イースタン(オーストラリア) | ||||||
\926 | 2009/10/22 | ワイン&Wine | (インポーター) | ||||
本日の夕食は、野菜たっぷり回鍋肉、シューマイ、春雨の中華スープ、ミニトマト。
師範が調理担当なんだけど、トマトは切るだけ、シューマイは出来合いのもの、スープはインスタント、
回鍋肉のソースはCookDoなんで、調理自体は楽なもんです。
ただ、回鍋肉の野菜にはキャベツ・ピーマン・ネギだけでなく、シメジとモヤシとニンジンも入れて、野菜炒め風に。
野菜好きの子供らなんで、その方がウケが良いし、
通常レシピだとソースが味濃くて子供には辛いから・・・
と、中年男性の料理日記。 さてワインはというと、やっぱり中華にはシラーズでしょう、ということで、 豪州産のシラーズをチョイスして、 「南フランス&オーストラリア赤ワインのみ5本セット」税・送料込み\5,229からの一本。 アルコール度数を見ると、なんと14.9%。 あまりにキリの悪い数字に、『ホントかいな?15%以下というの表したかったんじゃないの(15%から酒税が上がるとか)?』 とは思いつつ(ちなみに同銘柄のカベルネ・ソーヴィニョンも同じ14.9%) もしホントならこりゃ全部は飲めないかもね~と思いつつ中華晩餐のスタート。 色は、とっても濃い紫色。薄くかざしても、まるで濁っているかのように向こうが見えません。 香りも、黒くて濃い果実香がミッチリで、手抜き感無し。 味も想像通り濃い。渋味たっぷりな上に、甘味の十分乗っていて、 まるでブドウの皮だけで醸造したような味わい。 こりゃ確かに15%ちかいアルコール度数あるわ、と。 とにかく濃くて、「こんなんが1,000円以下で買えるのねぇ」と感心するわけであります。 単調ではあるけど、その馬力は申し分なくて、コストパフォーマンスはとても高うございます。 師範はと言えば、やっぱり一本飲み切ることはできなくて、 3分の1くらいは残っちゃいました。 残った分は休肝日を挟んで翌々日稽古。 それなりに香りはこなれて来て、なんとなくカリフォルニアとかのピノみたいな香りに変化はしたけど、 味わいの甘さ/渋さは抜栓当初のまま。なかなかしっかりしている、というか手ごわいワインであります。
ショップへのリンク:
南フランス&オーストラリア赤ワインのみ5本セット
75点 | 道場にて
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Chateau Lion Beaulieu 2007 シャトー・リオン・ボーリュー 2007 | Ch. Lion Beaulieu (Despagne) シャトー・リオン・ボーリュー (デスパーニュ) | ||||||
Blanc 白 | Bordeaux ボルドー | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | |||||
\1,300 | 2009/07/30 | ヴェリタス | ワインプレス・インターナショナル | ||||
関東地方、昨日今日の雨で一気に寒くなりました。
そろそろコタツでも出すかなぁ、なんだけど、コタツには魔物が住んでいるからなぁ。
入ったら出られないからね、コタツ。 閑話休題、本日の夕食は今シーズン初の寄せ鍋。 具材はタラ、タラコ、牡蛎、豚肉、鶏モモ肉、豆腐、シメジ、エノキ、ニンジン、水菜。 ワインは当然白であります。 この銘柄は、漫画で有名になり道場でも以前稽古した「シャトー・モン・ペラ」と同じデスパーニュ家が造り手。 品種はセミヨン、ソーヴィニョン・ブラン、ミュスカデルとのこと。 色は、濃くは無いけどキッチリとしたレモン色。 緑色の要素が感じられるような、若々しい色合い。 香りは、いかにもソーヴィニョン・ブランらしい、 ハーブのようなパイナップルのような洋ナシのような香りがパーっと。 比率的にはセミヨンが多いのかもだけど、香りの要素はソーヴィニョン・ブランがほぼメイン。 味は、酸味がキリリ、ほのかな苦味があって、硬質な味わい。 甘ったるさがなくて余計なコクもなくて、師範的には好きな傾向。 一言で言えば華やかで筋肉質なワイン。その筋肉も、ボディービルダーの筋肉とは違って、 水泳選手の筋肉みたいな、これ見よがしでないちゃんと使える筋肉。 単調さは禁じえないけど、これはこれでアリ、かなり好印象であります。
ショップへのリンク:
Chateau Lion Beaulieu 2007
78点 | 道場にて
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Le Haut Medoc de Branaire-Ducru 2005 ル・オー・メドック・ド・ブラネール・デュクリュ 2005 | Ch. Branaire-Ducru シャトー・ブラネール・デュクリュ | ||||||
Rouge 赤 | Haut-Medoc オー・メドック | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | |||||
\2,310 (通常価格:\2,940) | 2009/08/26 | エノテカ・シャトー蔵出しワイン | エノテカ | ||||
本日、師範代は学童保育の保護者会、よって子供らの面倒&料理担当は師範
・・・ってつい先日もあったな。
メニューは、子供らのリクエストで焼きそば・・・って夜に焼きそばて。
焼きそばは昼食のメニューと決まっていたのに・・・まぁしょうがないか、と子供に甘い師範。
というわけで(ってどういうわけ?)、ワインはボルドー産の赤。
メドック4級のブラネール・デュクリュが、
オー・メドック地区にある自社畑のブドウを使って造るワインとのこと。 さて抜栓。まず嬉しいのが、コルクがキレイなこと。 長めでつやつやで、ヴィンテージも銘柄も書かれてて、さすがボルドーの一流造り手。 ワインの色は、若いボルドーらしい照りのあるキレイな深紫。 と、そこまでは良うござんした。 香りは、黒っぽく良く熟した果実の香りに加えてミルクっぽい感じもあって、 雰囲気はいかにもボルドーなんだけど、いかんせんボリュームが弱い。 それで口に含むと、これまた弱い。ペラペラとまでは行かないけど、 安ボルドー程度の軽さで残念。 抜栓後時間が経つと、香りはそれなりに開いてきてくれます。 ただ、やはり味わいは軽いまま。うむー。 ボルドーらしい小品。良く言えば上品、悪く言えば軽薄。 ブルゴーニュだと軽くてもそれなりに存在感があるんだけど、 ボルドーの軽いのはなんか頼りないんだよなぁ。 若い割にはやたら澱が多いんで、流通の過程でなにか辛い目を見たのかもしれないけど。 ともあれ悪くは無いけど元値である3,000円弱の価値は見出せません。 同じようなコンセプトのコレのようにはいきませんでいた、とさ。
ショップへのリンク:
(掲載無くなりました)
70点 | 道場にて
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Fiddlers Creek Shiraz 2006 フィドラーズ・クリーク シラーズ 2006 | Blue Pyrenees Estate ブルー・ピレニーズ・エステート | |||
Red 赤 | (Australia) (オーストラリア) | |||
\1,050 | 2009/10/19 | カーヴ・ド・リラックス | リラックス | |
本日の夕方は、プチ師範代の学童でのお友達だったRちゃんの、突然の事故によるお通夜に参列。
Rちゃん一家は今年の5月に道場にお呼びして飲んだこともあります。
もうね、悲しすぎます。子供は親より先に天に召されちゃダメです。 そんな感じなんで、華やかに一杯って感じじゃなくて追悼の一杯。 選んだのは、豪州産のシラーズ。 料理は、主に冷凍食材で作る鶏肉の香草焼きとか、豚とポテトの炒め物とかなんで、 多少強いワインでも相性面で問題はないと想像して抜栓。 色は普通に濃い青紫色。 香りは、シラーズらしいスパイシーさというか、 肉類に香辛料をかけて炒めているような香り。 それなりに樽っぽい香りもあったり。 味は、若さゆえの渋さとニューワールドゆえの甘さが良い感じに同居。 でも、料理関係無しにチビチビ飲むにはちょうど良い感じだったり。 そこそこ美味くて、文句の付けドコロもなくて、なんかコレでもいいです、って感じ。 でもやっぱり今日は心が弱ってます。とにかく子供は親より先に逝っちゃダメです、絶対に ・・・って、全然ワインに関係なくてスミマセン。 | ||||
74点 | 道場にて |
Santa Rita "120" Chardonnay 2007 サンタ・リタ "120" シャルドネ 2007 | Vina Santa Rita ヴィーニャ・サンタ・リタ | |||
Blanco 白 | Valle Central (Chile) バレ・セントラル (チリ) | |||
\500 (Half) | 2009/09/07 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | サッポロビール | |
本日は、師範代が勤務先の宴会のため、
子供らの面倒&料理担当は師範。
チャチャッと作れて、子供たちの喰いつきが良いメニューというと、
まずはタラコスパゲティ(ソースはキューピーの市販品)。それだけじゃ栄養のバランスが悪いってんで、
ベーコンと野菜(ニンジン・タマネギ・レタス・シイタケ)のスープ、ビアサラダとプチトマトのサラダを添えて。
風呂や寝かせつけもやる必要があるので、
普段みたく丸一本飲んでソファーに沈没するわけにもいかず、
酒量を抑える目的でハーフの白をチョイス・・・とはいえワインの前に缶ビールは飲んでるんで、
そんなに節制しているわけじゃありませんが。 閑話休題、ワインの印象はというと、色は素の安ワインよりは若干黄色みがかった色合い。 香りは、ボリュームこそ弱めだけど南のシャルドネらしい蜜っぽさがミッチリ詰まった感じの香りで、 思いのほか好印象。 でも、味がイケマセン。甘っ苦くて、なんだかやたらシッカリしてて、とにかくクドい。 幸いハーフだったんで、「もうギブアップ」になる前に飲み干せはしたけど、 これがフルボトルだったら途中で断念したに違いないかと。 ポテンシャルはきっとあるんだと思うけど、 その発揮の仕方がまったく師範の嗜好とはあさっての方向を向いちゃってる感じ。 不味いわけじゃないけど、「ハーフで良かった」と本気で思っちゃいました。 | ||||
67点 | 道場にて |
Riesling Kabinett Trocken 2008 リースリング カビネット トロッケン 2008 | Weingut Sander ヴァイングート・ザンダー | |||
Weiss 白 | Rheinhessen (Kabinett) ラインヘッセン (カビネット) | Rheinhessen (Deutsch) ラインヘッセン (ドイツ) | ||
\1,456 (単品価格:\1,869) | 2009/09/23 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、今シーズン初の酢ガキとカキフライをメインに、
サンマの刺身とタコの刺身、ナスとニンジンの揚げびたし。
こういうメニューだとワインは当然白で、
辛口ドイツワインのセットの2本目。
前回のがなかなかの出来だったんで、
このワインにも期待を込めて抜栓するわけであります。
だって通常価格は2,000円近くもするわけだからね。 色は特にどうということの無い感じだけど、グラスの内側に微妙に泡が付くんで、 超微発泡みたい。 香りは、モクセイかクチナシか沈丁花みたいな香りがパッと。 ボリュームはそれほどでもないけど、いわゆる「白い花の香り」がして、なかなか楽しげ。 味は、見た目どおりの超微発泡がベースの辛口で、甘ったるさはほとんどありません。 キリリとした酸味とタップリのコクがあって、飲み応えもなかなかのもの。 良いっすね、これも。 こういう傾向のワインがドイツでも普通に造られる様になると、 師範ももっとドイツに歩み寄ろうという気になるってもんです。 アルコール度数も12%とおとなしくて、最近弱くなってきた師範でも楽に1本飲めるし。 |
Le Haut-Medoc de Giscours 2005 ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2005 | Ch. Giscours シャトー・ジスクール | |||
Rouge 赤 | Haut-Medoc オー・メドック | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
\1,675 (単品価格:\2,173) | 2009/09/11 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日のワインは、
道場でも過去幾度も稽古経験があって(1999年産との稽古はココ、
2000年産との稽古はココとココ)、
毎度なかなか好印象なル・オー・メドック・ド・ジスクール。
どうやらこのワイン、あるワイン漫画で2000年産がお勧めされているらしい。
確かにあれはコスト・パフォーマンス高かったからね、
漫画の作者の方もなかなか良いところに目をつけましたなぁ、と上から目線。
それでも未だこのくらいの値段で買えるというのは、生産者/流通業者とも良心的かと。 さて抜栓。コルクは、ヴィンテージの入った長くてキレイなもの。 ここらへんから既に心がけが違うなぁ、と。 色は、濃く落ち着いた青紫。まだ熟成感が出るほどのお歳ではなさそう。 香りは、カシスにピーマンにミルクやバニラがあって、これぞボルドーな雰囲気。 ボリュームもまずまずでさすがの香り。 味は、しっかりとした渋味とほのかな甘味、目立たないけどちゃんとした酸味。 こちらも見事にボルドーな味わい。 典型的というか教科書どおりというか、見事にボルドーらしいボルドー。 非常に安心感がありますな。 欲を言えば、あまりに優等生すぎてちょっと面白みに欠けるくらいかな。 ともあれこの値段でこのクオリティはやっぱりお薦めに値します。 |
Sarabande 2006 サラバンド 2006 | Mas de la Deveze (Olivier Bernshtein) マス・ド・ラ・ドゥヴェーズ (オリヴィエ・ベルンシュタイン) | |||
Rouge 赤 | Cotes du Roussillon Villages コート・ド・ルーション・ヴィラージュ | Languedoc Roussillon (France) ラングドック・ルーション (フランス) | ||
\1,382 (単品価格:\1,890) | 2009/08/26 | エノテカ・シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
本日の料理は、とんかつとかブロッコリーのサラダとか。
ワインは、
いかにも南仏品種であるカリニャン/シラー/グルナッシュが3分の1ずつブレンドされた、
いかにも南仏のパワフルワインといったイデタチのワイン。
青くて濃そうだよなぁ、そういうのってあまり得意じゃ無いんだよなぁ、と、
やや腰の引けた対決姿勢で抜栓したわけですが・・・ 色は、想像通りストレートな青紫だけど、濃さに関してはそれほどでもない感じ。 香りは、青畳とかスミレとか、やっぱり想像通りの香りの雰囲気。 味も、甘渋くて固くて、まさにパワフルワイン。 最初一杯飲んだ時点では、完全にこちらが負けて「うへぇ」だったんだけど、 飲み進めるうちにこちらも慣れてきて、なんとか杯が進むようにはなるけど。 結局、100cc分くらいは飲めずに残っちゃいました。明日は休肝日なのになぁ。 ポテンシャルは十分で、濃いヤツが好きな方にはヒットするワインかもです。 でも、師範みたいにヘタレなワイン飲みにはやや辛いし、 大人数でって席でもちょっと厳しいかもです。 |
本日は、プチ師範代が通っていた保育園時代のお知り合いと、
横浜の大池公園(こども自然公園)でバーベキュー大会。
参加者は、大人と子供と保育園の先生まで含めて30人以上の大所帯。
近くの駅のロータリーに朝9:30集合、現地到着は10:00頃。 ずいぶん会っていない子もいたりして、みんな大きくなったなぁ、という感じ。 特に、プチ師範代が初めて保育園に入園した頃まだ保育園の上級生だった子が、 もう中学生だったり。 その分、親たちはどんどん老けちゃうわけですが。 |
料理は、通常のバーベキュー+焼きそばなんかに加えて、
子供らが野菜を切ったりしたカレー、ご飯も飯ごうで炊いたもの。
こういうアウトドアのカレーというと、
サラッサラで粘りも味もマイルドな「カレースープ」的なもの、
ご飯もガチガチorベチャベチャになりがちなんだけど、今日のはかなりマトモでした。
なんだか美味くておかわりまでしちゃいました。 そして、当然のように酒関連の調達担当は師範であります。 大人15人くらいいて人数は多いんだけど、 昼だし、お母さん率が高いし、ドライバーの方は飲まないので、 あまり酒量は進まないと推測。 多すぎても困っちゃうんで、 かなりセーブして缶ビール(350ml)24本、缶チューハイ12本と、下のワインを持参。 ビール/チューハイは割り勘で購入、ワインは師範の自腹です。 |
Campassos Brut Nature N.V. カンパッソス ブリュット・ナチュレ (ヴィンテージ無し) | Campassos カンパッソス | |||
Espumoso 発泡 | Cava カバ | (Espana) (スペイン) | ||
\898 | 2009/07/30 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
乾杯はやっぱり泡でしょう。
結局飲む人は6~7人くらいだったかな?だいたい乾杯1杯分くらいは行き渡りました。
で、めいめい持参のプラ・カップなんかで飲むのに(師範はINAOのテイスティング・グラス)、
シャンパーニュはちょっともったいなすぎ、ということで選んだのはカバ。
この銘柄は、「ナチュレ」の付かない普通のブリュットとは稽古済み。
乾杯くらいだったら十分その任に堪えるでしょう、と。
ちなみに品種はマカベオ・パレジャーダ、チェレロだそうな。 色は、そこそこちゃんとした麦わら色で、意外と熟成期間は長いのかも。 ボトルのイメージだともっとフレッシュなのを想像しちゃうけどね。 香りも味も、こういうシチュエーションで飲んだら一般的なシャンパーニュと見分けつかないかも、 って感じで合格ラインです。 やっぱ良いよね、大人数でワイワイと戸外でスパークリング・ワイン。 あっという間に無くなっちゃったんで、もう一本くらいこのクラスを持参すれば良かったな、と。 |
Mensula Tinto N.V. メンスラ ティント (ヴィンテージ無し) | Vinicola de Tomelloso ビニコーラ・デ・トメジョソ | ||||||
Tinto 赤 | (VdM) (ビーノ・デ・メーサ) | (Espana) (スペイン) | |||||
\500 (通常価格:\837) | 2009/07/30 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | ||||
さて次なるワインはコレ。安ワイン道場らしくケチケチ精神が大炸裂、
というか道場の在庫処分でもあったりします。
多分そんなに不味くない、多分けっこう軽快、多分皆さん味なんて気にしちゃいない、
というわけで、こんなんでも良いかな、と考えたわけですよ。
天気の良い秋空の下、昔の仲間とワイワイしゃべりながらバーベキューをつまみながら飲むワイン、
きっと何だって良いわけですよ。 ちなみに、同銘柄の白も持参したんだけど、運搬途中のトラブルで割れちゃいました。 近所だから/安いワインだからといい加減に考えず、ちゃんと割れないように梱包すべきだったと反省しております。 さてワインはというと、 色は500円のワインにしてはちゃんとした青紫色。 香りは、激安赤にありがちな蒸れた雑巾っぽい匂いがないではない、 けれど、「果実香:雑巾臭=7:3」くらいなんで、まだ許せる範囲。 味は、変に甘かったり酸っぱかったりせず、普通に軽めのバランスでサクサク飲める感じ。 合格不合格で言えば、シチュエーションも考慮して「ぎりぎり合格」ライン。 皆さん正直なもので、スパークリングの時はあっという間に無くなったんだけど、 コレは結構減るスピードが遅かったようです。
ショップへのリンク:
Mensula Tinto N.V.
(66点) | 大池公園バーベキュー場にて
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Bourgogne "les Bons Batons" 2003 ブルゴーニュ "レ・ボン・バトン" 2003 | Philippe Leclerc フィリップ・ルクレール | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\2,980 | 2008/11/26 | QUEEN'S ISETAN 品川店 | エノテカ | |
「良いワイン飲んだってもったいない」というのは理解しちゃいるわけですよ。
でもね、安ワイン道場師範としては、やっぱり「ちょっとだけ良いヤツを飲みたい」って気持ちもあるわけで、
ちょっとだけ良いこのワインもとりあえず持参し、
気分によっちゃ開けようかな、と思ってたわけです。
そしたら、白を割っちゃうアクシデントがあったので、結局開けることになりました、と。
ちなみにこのワインは昨年稽古済み。 で、やっぱり美味いです、コレ。持ってきて/開けて良かったな、と。 香りのボリュームと複雑さが、前のワインと比べると格段の違いアリです。 ACブルゴーニュの癖に樽も果実も強い印象のあるこの銘柄だけど、 2003年産ともなるとさすがにこなれてきて、良い感じにまとまった熟成感に化けてます。 かなり値段が上がっちゃったけど、やっぱり良いですな、このワイン。 「ちょいと良いヤツです」とわざわざ言いながら皆さんに注いだら、 『なるほどちょっと良いですね』と飲んでくれてました。 安ワインの草の根運動、そのくらいのお言葉が頂ければ満足でございます。 | ||||
(80点) | 大池公園バーベキュー場にて |
本日は久しぶりに朝の散歩を再開。
向かった先は、横浜の内陸、二俣川の南にある大池公園(正式名称は「こども自然公園」)。
なぜここにしたかというと、明日ここでバーベキューをやるから、その下見を兼ねて。 道場を出たのが朝の5時半、1時間強かかって現地到着6時半過ぎ。 30分弱たらたら休憩して、帰りも1時間強かかって道場帰着は8時ごろ。 これだけ歩くと結構ヘロヘロになります。 でも、師範もそろそろ意図して健康の維持を心がけないといけないお年頃ですからね。 走るのは大嫌いだし(なんであんな自虐的なことをせにゃならんのかと)、 ジムなんてのにお金払うのもバカらしいんで、せいぜい歩きましょう、と。 |
その後、午前中は港北のIKEAにお買い物。
師範も師範代も目当ての商品が無くて残念。 昼食は、パスタっぽいものが食べたかったんで、カーナビで検索。 選んでくれたのは、港北ニュータウンエリアでもやや北のほう、 サレジオ学園の近くにあるピザハウス ティファニーという店。 「こんなところに店なんてあるの?」って感じの住宅街を突き進むと、 忽然と現れる可愛らしいお店。 駐車場もあって、テラス席もあって、なかなかちゃんとした感じ。 なんでも1984年にオープンしたらしく、店内に掲示されているその頃の航空写真を見ると、 周りは建物なんてほどんど無い状態だったとか。 |
さて家族の注文は以下。 全体に味は悪くないです。茹で具合も絶妙で、硬めのアルデンテ、という感じで。 でも、ちょっと量が少なすぎ。 パスタ1人前は、いわゆるコースの中のパスタよりも少ない感じで、 大人では全くおなかにたまりません。 あと、やや皿出しに時間が掛かるのと、おしぼりに雑菌の匂いがあったこともあって、 正直ちょっと・・・って印象。 ちなみにワインは白をグラスで頂きました(\420 右写真)。 トスカーナ産の白とのことだったけど、香りがしっかりあって、結構イケるワインでした。 ただ、こっちも量が少なかったのと、あと温度がねぇ。ぬるかったのよ、残念ながら。 このお店、お客は皆さんご近所の常連さんといった雰囲気。 (多分)ペットの入店も可みたいだったんで、 ちょっとお歳を召して食が細くなった年配の方が、犬の散歩の途中でフラリと立ち寄る、 みたいな用途のお店なんでしょう。 食事自体の満足度は置いといて(ってソレ置いとくんかい?)、 ウチも近所にこういう店があったらなぁ、と思いましたですよ。 やっぱ港北あたりはオシャレよねぇ。
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Soave Classico 2008 ソアヴェ・クラッシコ 2008 | Pra プラ | |||
Bianco 白 | Soave Classico ソアヴェ・クラッシコ | Veneto (Italia) ヴェネト (イタリア) | ||
\1,382 (単品価格:\2,583) | 2009/08/26 | エノテカ・シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
さて夕食は家で。
メニューは、マグロ(中トロ)とダルマイカの刺身、ホルモンとキャベツの炒め物、空心菜の炒め物という、
東アジア系フュージョン料理。
ワインはなかなか悩むところだけど、昼飲んだイタリアの白が印象良かったんで、
夜もイタリアの白に決定。
ソアヴェっていうと、
アンセルミ(今はソアヴェを名乗らないけど)、ピエロパン、ジーニあたりの名門ドコロ以外はあまりイケてない印象があるけど、
なんだか資源ゴミみたいな名前のこの造り手はどうでしょうか、と。 色は薄め。普通の安ソアヴェとなんら違わない軽そうな見た目。 ところが香りは結構シッカリ。甘めの花みたいな香りは、 キンモクセイよりもう少しシャープで、 ギンモクセイとクチナシを混ぜたような雰囲気。 味は、ソアヴェとしてはことのほかしっかりしていて、 頼りなくは無いんだけど、やや甘さが目立って酸味が引っ込んでいて、 ちょっと想像とは違うバランス。 軽めではありながらそれなりに主張があって、いわゆる安ソアヴェとは一線を画す雰囲気。 ただ、その一線の画し方がイマイチ師範の嗜好とズレているというか、 フランス側に寄らずドイツ側に寄っちゃってるようで、ちょっぴり残念な感じ。 今日のメニューとは相性良かったけどね。 |
Bourgogne Pinot Noir 2006 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2006 | Maison Kerlann メゾン・ケルラン | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,192 (単品価格:\1,554) | 2009/09/11 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
先日の台風で、道場の一畳畑に植えていた(というか放置していた)トマトはほぼ壊滅状態に。
よって今日、下の青ジソも含めて撤去、新たに腐葉土と鶏糞を混ぜ込んで畑をリセットしました。
今期のトマトの成績は、赤(デルモンテ・トゥインクル・ミニ)が289個収穫、黄(デルモンテ・フルーツ・イエロ)が335個。
なかなか頑張ってくれました。 さてさて夕食は、鳥モモ肉のグリル焼きとか。 ワインは、やっぱり師範はこういうのが好きなんだよねぇ、という安ACブルゴーニュで。 この銘柄は、白の2003年産と稽古済み。 まぁヴィンテージも赤白も違うんで初稽古と言って良いでしょう。 色は、いかにも安ACブルゴーニュらしい薄い赤紫色。 香りは、雰囲気はゴム革系がメインで果実感は控えめで、 こちらもいかにもなんだけど、ボリュームだけは意外といっちょまえで、 パーっと華やかに感じられます (プチプチ師範代曰く、『わきみず』の香りらしい。謎。)。 味は薄くてスレンダーでシンプル。 もう水のようにガンガン飲めます。 軽くて弱くて頼りないワインなんだけど、これが良いんだよなぁ。 夕方、庭仕事?を終えた後カーッとビールを飲んで、その後夕食前からチビチビ飲み始めて、 夕食が終わると同時くらいに飲み終わり。 普段飲みにちょうど良い満足度。 この「スイスイ入ってくる感」は安ブルゴーニュの真骨頂ですな。 |
Chateau la Verriere 2007 シャトー・ラ・ヴェリエール 2007 | Ch. la Verriere (Andre Bessette) シャトー・ラ・ヴェリエール (アンドレ・ブセット) | |||
Rouge 赤 | Bordeaux Superieur ボルドー・シューペリュール | Bordeaux (France) ボルドー (フランス) | ||
\1,290 | 2009/08/15 | 成城石井横浜ランドマーク店 | 成城石井 | |
台風一過、急に秋らしくなって参りました。
安ボルドーの季節到来であります・・・って、別に「安」である必要はないけど・・・
って更には別にボルドーである必要もないけど。
まぁともかく安ボルドーを飲むんであります。
ちなみにACボルドー・シューペリュールは、ボルドー内の選ばれた区画で、樹齢が古く、
熟成期間が12ヶ月以上という、いわゆるACボルドーよりちょっと良いやつ、ってな格付けです。
師範の過去の経験からも、いくつかの例外を除いてACボルドー・シューペリュールはほぼどれも70点以上、
ときどき80点台も出てくる、結構信頼できるアペラシオンです。
ただ、残念なのはその例外のひとつにこの銘柄の2005年産が含まれていることですが
・・・って、買うときは既稽古銘柄って全っ然気付かなかったのよ。 さて抜栓。コルクは屑コルクの集成品。 ワインの色は、これこそボルドー的な青黒い紫色。 この濃さはACボルドーじゃなくてシューペリュールがゆえかも。 香りも、まさにボルドー的なストイックなイガラっぽさがメイン。 子供らが「ブドウの香り」なんて言うから、『えー、田んぼでモミ殻を焼いた匂いがするでしょ』 と言ったけど、悲しいかな彼女らにはその体験が無いようで。 味もまたボルドーらしく渋くて固い。 裏ラベルには「タンニンはなめらかで口当たりの優しい」なんて書かれてるけど、 このワインからそういう感想は正直沸かないです。 真っ当に造られたボルドーだし、ポテンシャルという意味ではこの値段の価値はあると思います。 でも、やっぱり今飲んでもパッとしないし、「なめらかなタンニン」なんて言われるとエェェ!と思っちゃいますな。 | ||||
69点 | 道場にて |
Riesling Trocken 2008 リースリング トロッケン 2008 | Weingut Wagner Stempel ヴァイングート・ヴァグナー・シュテンペル | |||
Weiss 白 | Rheinhessen (QbA) ラインヘッセン (クー・べー・アー) | Rheinhessen (Deutsch) ラインヘッセン (ドイツ) | ||
\1,702 (単品価格:\2,184) | 2009/09/23 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
当道場には珍しく、ドイツワインのセットを買ってみました。
ドイツっつっても、昔ながらの『甘い=善』という思想からちょっと外れた、
辛口白ワインのセットです。
その中から、まず一番単品価格が高い一本をチョイス。
この銘柄は、同じ造り手のワインと4年前に稽古済みで、
稽古結果を読み返すとそんなには期待できそうにないわけではありますが。
ちなみに料理はホッケの開きとか。だって和食に合いそうでしょ、ドイツ産って。 色はそこそこしっかりしたレモン色。 香りは、ボリューム的には中程度。雰囲気はやっぱり甘い感じというか、 同じリースリングでもアルザスみたいにオイリーな要素は無くて、 ストレートに花っぽい雰囲気。 味はかなり良い感じ。というのも、エキス分が濃いというか、存在感が強いんだよね。 微発砲のジリジリ感を感じた後、液体の存在感を誇示するコクがあって、 後味には長いこと酸味の余韻が残る、なかなか侮れないパフォーマンス。 要素要素を見ると確かにドイツ産なんだけど、いわゆるドイツ産とは別物のワイン。 ポテンシャルを甘味が増す側ではなく、こういう風に存在感が増す側に振ってもらえると、 普通のワイン好きにも受け入れやすいと思います。 |
Bourgogne Pinot Noir 2006 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2006 | A.&R. Olivier A.&R.オリヴィエ | |||
Rouge 赤 | Bourgogne ブルゴーニュ | Bourgogne (France) ブルゴーニュ (フランス) | ||
\1,595 (単品価格:\2,079) | 2009/09/11 | ヴェリタス | ワインプレスインターナショナル | |
本日の夕食は、テラスで串焼き。焼いた食材は、牛ロース、豚バラ、鶏モモ、鶏レバー、鶏砂肝、ネギ。
それだけじゃバランス悪いってんでトマトとモッツァレラチーズのサラダがあって、
締めのごはんは卵おじや。「なんちゃって焼き鳥屋」であります。
さてワインは、セットに入っていたACブルゴーニュ。
値段が値段なので大きくは期待せずに抜栓。 色は普通に薄め。ACブルゴーニュとはまぁこういう色が順当かな。 香りは弱め。でも、香りにフルーツが生きていて、 いわゆる安ブルゴーニュよりちょっとだけ上の雰囲気。 何のひっかかりもなくトゲトゲしさもなく、 味は軽め。飲んでも飲んでも飲んだ気がしないくらいスムーズ。 悪く言えば弱くて存在感の薄いワイン。 でも、これがなんだかしみじみ美味いというか、 料理と一緒に飲むんだったらこういうのが良いなぁ、と思います。 一昨日のワインと比べると、 その純粋な濃さで言えば半分にも満たないんだろうけど、 これはこれでアリ、というかこちらの方がポイント高いです。 |
本日は、プチプチ師範代が通う保育園の運動会。 天気予報では午前中は雨だったんだけど、午前7時時点では「そんなんウソでしょ」って感じの青空。 でも、やっぱり科学をなめちゃいけません、 午前10時頃にはまた雨が降り出して、結局かけっこメインの短縮バージョンで。 ちなみにプチプチ師範代もかけっこは一等賞でした。 ことしの運動会は二冠達成、めでたしめでたし。 |
・・・というわけで、運動会は朝10時30分ごろには終わっちゃいました。 お昼は何が食べたいか、本日の一番の功労者であるプチプチ師範代に聞いたところ、『お寿司が食べたい』とのこと。 されば、ってことで、以前も行ったことがある希望が丘のジャンボ おしどり寿司 希望ヶ丘店へ。 道場からは決して近くないんだけど、というか結構な距離(5kmほど)あるんだけど、 マトモ?で駐車場のある回転寿司を他に知らないんですわ。 |
店内にはカウンターとテーブルの他に掘りごたつ式の座敷があって、 子供連れにはとっても良い感じ。 ここで、みんな好きなものを好きなだけ頼んで(左写真は「マクロ三昧」だったか)、 注文合計は生ビールと瓶ビールも含めて30皿、お会計は7.000円台。 なかなかよろしいんじゃないでしょうか。 少なくとも、ヘタな街場の寿司屋に行くより、 ネタの種類も豊富で鮮度も悪くなくて、満足度が高いかもです。 |
Privada 2006 プリヴァーダ 2006 | Bodega Norton ボデガ・ノートン | |||
Tinto 赤 | Mendoza (Argentina) メンドーサ (アルゼンチン) | |||
\1,382 (単品価格:\1,890 / 現在 \2,625) | 2009/08/26 | エノテカ・シャトー蔵出しワイン | エノテカ | |
月・火・木が休肝日なところに水曜に飲み会が入っちゃって、なんと5日ぶりのワイン。
こういう日はハズシたくないわけですよ、
今月最初のワインでもあるしね。
というわけで選んだのは、大昔に稽古したこともある、
アルゼンチンはボデガ・ノートンのプレミアム・ワイン。
ボデガ・ノートンワインは、南米にありながらでしゃばりすぎず、
かといって地味にもなりすぎない絶妙なバランスで、師範は結構好きだったり。
それにしても、"Privada"とは英語で"Private"、要するに
「とっておきの自家用」ということですな。
そういう名前を付けて最初から売る気で造っちゃうってのはどうかしら?とは思うわけですが。 さて抜栓。キャップシールが鉛っぽいヤツで、懐かしさとともに高級感がビシバシと。 色は、全く向こうが見えないくらい濃い紫色。 粘性も高くグラス内面を伝って落ちる部分も真紫。 香りは、黒っぽい果実の香りにインクの香り、樽はあまり目立たない。 思ったよりは強くない香りのボリューム。 味は、甘味たっぷりで渋味ギッシギシ。 素晴らしい濃度だけど、そんなにたくさんは飲めません。 とにかく濃く重く若いワイン。 こういうワインは今飲んじゃもったいないというか、 せっかくのパフォーマンスが良い方には伝わらない感じ。 こういうポテンシャルのあるワインが実質この程度の値段で買えるのはありがたいけど、 プライベート・リザーヴを名乗るんだったら、もっとリザーヴしてから売ってちょうだいな、と。 二杯分くらい残ったものを、翌日釣りから帰ってきた後にチョロッと稽古。 いやはや全然ヘタる気配はありません。とにかく強いよ、このワイン。 若いもん好きの師範をしてあと五~六年待つべしと思っちゃいます。 |
by 師範