6月、道場ではジューンベリーが実る季節です。6月に実がなるから「ジューン」ベリーなんですな。
連休明けから始めたディスクロージング・ダイエット、毎週火曜に進捗を報告していますが、
例年より体重の減少が進まないんですよ。
スポーツジム通って(自己評価ですが)筋肉もついて代謝もあがった感じがするのに、減らないってのはおかしいでしょう。
やっぱりアレですかね?退職する前より脳を使っていないんですかね?
働いていた頃もそんなに使っていた気はしないんですけどね(爆)
そんな感じではありますが、当面飲み食いはそれほど制限せずにダイエットを進めたいと考えております。
名称 | Bourgogne Chardonnay "Parfum de Vignes" 2022 ブルゴーニュ シャルドネ "パルファム・ド・ヴィーニュ" 2022 |
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生産者 | François Martenot フランソワ・マルトノ |
価格 | 1,429円 |
購入店 | ロピア 権太坂店 |
今日の夕食は次女と二人だけなので、思いっきり手抜きしてロピアでお惣菜を買ってきました。
メニューは、具沢山のトロたく、豆腐と野菜の揚げ団子(黒酢)、シーザーサラダ、昨日の残りの自家製ピクルス。
合わせる意味で、ワインも以前ロピアで買った白をチョイス。
今どきブルゴーニュが税抜き1,299円って凄くないですか?
ツイッター(X)での評判も良いみたいなので、期待して稽古しました。
コルクは、3cmくらいの超短いNOMACORC。やっぱりそうよね、という気にはなります。
色は特に濃くなく薄くなくですが、若いシャルドネとしてはやや麦わらがかっているように感じます。
香りはちょっとビックリです。
リンゴのフルーツ感があって、熟した蜜も感じられ、ほんのり樽由来と思われるバニラやバターの香りもあります。
味わいは、南ブルゴーニュ産なのかな?酸味は緩めです。ただ甘さも控えめで甘ったるくは感じず、小さくまとまっている印象です。
全体にスケールは小さいのですが、高級ブルゴーニュに繋がるのエッセンスをちゃんと持っている感じです。
やっぱり「腐ってもブルゴーニュ」ですよ。こういうワインが近所のスーパーで買える日本はまだまだ捨てたもんじゃないです。
「安定剤(CMC)」が添加されている旨が記載されていますので、気にする人は避けて吉です。
点数 | 78点 |
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火曜日はディスクロージング・ダイエットの報告日。いよいよヤバくなって参りました。
土曜の「深酒デトックス効果」で、ある程度減少傾向を取り戻したものの、今朝の軽量では元の木阿弥。
7月15日までに60kg以下はちょっと無理な気がしてきました。1ヵ月で3kg近くも落とせないでしょう。
本来は「摂取側は変えずに消費を増やして痩せる」ことを目標にしてきたのですが、 さすがに進捗が悪いのでお昼を低糖質の食べ物に変えています。それでもこの結果だからなぁ。 努力が報われないとガックリ来ますね。
こちらが低糖質麺(こんにゃく麺)を使ったうどん風の食べ物。
一見美味しそうでしょ?でもこれが美味しくないんだわ。やっぱり小麦粉万歳ですよ。
こんな美味しくないもの食べたり、せっかく時間があるのに週に3日もスポーツジムに行っているせいで旅にも出ていない現状は、
なにか優先順位を間違っている気がしてきました。そもそもそんなに太ってないし。
明日から梅雨入りしそうなので、明るいうちからプシュッ!いきます。
選んだビールは、賞味期限が近いのでドン・キホーテにて139円で投げ売りされていたダック・ダック・グース セッションIPA。中国製造です。
セッションなのでアルコール度数も苦味も控えめですが、ちゃんと華やかな香りが楽しめて美味いです。
これはもっと買っておくべきでした。
名称 | Bianco Puglia Appassimento 2023 ビアンコ・プーリア アパッシメント 2023 |
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生産者 | Gran Maestro グラン・マエストロ |
価格 | 1,525円 (単品価格:1,892円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は、ヒラメのカルパッチョ、茄子とトマトのジェノヴェーゼ・ソース、プルコギのレタス巻。
主食はイチジクとチーズのパン、食後は次女が横浜中華街で買ってきたゴマ団子。
ワインは、プーリア州の濃そうな白をチョイス。白のアパッシメントってちょっと珍しいよね。
同時に買った赤は3月に稽古済み。
そちらはかなり甘かったのでこれもそうだったら・・・とちょっと警戒しつつ稽古しました。
外観は普通に薄めのレモン色。陰干ししたからって色が濃くなるわけじゃないんですね。でも粘性は高い感じがします。
香りのボリュームは案外控えめ。もっとパーッと来るかと思ったけど、トロピカルフルーツと蜜の香りがじんわりと、って感じです。
味わいも、思ったほど甘くはないけど、やっぱりちょっと甘めに感じます。
糖度は6.5しかないので、そんなに甘くはないはずなんですけどね。
後味に軽い苦みを感じるあたりはいかにもアパッシメントです。
良くも悪くも、思ったよりも普通の白ワインでした。
ガンガンに香るとか、一部の赤みたいにとても甘いとか、そういうワインではありません。
ただ、やっぱり飲みごたえはしっかりありますよ。ちびちび飲める白ワインという感じです。
小瓶保存した3日後再稽古。 並行して稽古したシャルドネと比較すると、 明らかに芳香系の雰囲気を感じますね。フィアーノ由来なのかな? 日持ちもするし良いワインだと思います。
点数 | 77点 |
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本日は、中学時代に同学年だったメンバーの飲み会、中学の名前を取って「関東三和会」。 今回は、この秋に熊本で行う同窓会の相談を兼ねてます。 お店は横浜駅西口、鶴屋町側にある村木屋 横浜本店。 昼から飲める居酒屋さんを幹事のOm氏が予約してくれました。
今回のメンバーはOg(生徒会長:野球部)、Om(幹事:卓球部)、Ok(旧姓Is:バレー部)、 My(剣道部)、Mt(剣道部)、師範(テニス部)の6名。 もう一人声をかけているはずが、連絡漏れで伝わっていないというハプニングもありつつのスタート。 Kh君すまん。
予約されているのは「2時間飲み放題 980円(税込1,078円)」のみ。そういう予約の仕方が出来る店があるんですね。
飲むのがメインであまり食べないグループには嬉しいシステムですな。
ただ、惜しむらくは飲み物の提供が遅いのよ。写真は、他のメンバーのビールが届くのを待っている間に泡が無くなっちゃった残念なジョッキ。
わざとやっているとは思いたくないけど、ラストオーダーまで1.5Hしかない中で提供が遅いのはちょっと残念な感じです。
ようやく全員分のビールが届いて乾杯。銘柄はスーパードライでした。 強いなぁ、アサヒの営業力。
料理は、『一人2品のオーダーお願いしています』とのこと。 Om氏に適当に注文してくれて、まずはこちらの鶏の唐揚げ 864円を2皿。 大分の唐揚げ風かな?これは結構美味かったっすよ。
他に注文した料理は以下です。
・旨辛ホルモン炒め 878円×2 (写真)
・かんぱちお造り 885円
・真鯛お造り 845円
・燻製じゃが明太チーズ焼き 865円×2
これで8品。6人なのであと4品足りません。
ビールを3杯ほど頂いたあと、生レモンサワーを。 案外濃い感じでよろしゅうございました。願わくばもう少しさっさと持って来て頂ければありがたいっす。
一人2品に足りない分は、結局ピノを4皿注文しました。
いわゆる森永のアイスですよ。
居酒屋で皿に並べられたピノを頂く、なかなかシュールです。
そんな感じの一次会、お会計は6名分トータルで18,000円弱、一人3,000円でした。やっぱり安いな。
でもあまり飲んだ気がしなかったな。それぞれの近況キャッチアップに夢中だったこともありますけどね。
というわけであまり飲んだ気がしないメンバー全員で二次会へ。
お店は、相鉄ムービルの近くにあるMondattaというイタリアン・バル。
ここもOm氏が予約してくれました。
歩いて横浜に向かう際、いつも見かけていた店ですが、中に入るのは初めてです。
時間は午後2時を過ぎたくらいだけど、テラスっぽく張り出したエリアも含めて店内はほぼ満席状態。
賑わってますねぇ~、そして昼飲み流行ってますね~。
名称 | Scacco Spumante Brut N.V. スカッコ スプマンテ ブリュット N.V. |
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生産者 | Cantine Quattro Valli カンティーネ・クアトロ・ヴァリ |
価格 | 3,289円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
このお店では、誰からともなく『ワインをボトルで注文しよう』ということになりました。
そうなると安ワイン道場師範の血が騒ぐわけですよ。
ワインリストにはスパークリングが7種、白が15種、自然派白が9種、赤が25種、自然派赤が7種。
自然派とそうじゃないもの(不自然派)を分けて書かれているのは珍しいですね。
自然派は避けたい師範にとってはありがたいリストです。
そんなリストからまず最初に選んだのが、万人ウケが約束されているスカッコ。
前回の稽古は3ヵ月前ですね。
お値段も手頃なので、安心して注文できます。
外観は、色は薄めで泡も弱めです。タンク内で発酵させるシャルマー方式だと思われます。
香りはグレープフルーツのような柑橘香があって、すっきりした香りです。
味わいにも甘酸っぱさとグレープフルーツ的な軽い苦味があります。
やっぱり良いですね、これ。「オトナのポカリスエット」とも言われるスカッコ、確かにこれを飲むとさっぱりする感じがあります。
同席した皆さんへの評判も上々でしたよ。
点数 | 76点 |
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スカッコで乾杯。こちらのお店の泡用グラスはフルート型ですね。 最近ではちょっと珍しくなってきたかな?
名称 | Casa Crebar Chardonnay 2024 カーサ・クレバール シャルドネ 2024 |
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生産者 | Vitivinicola Cremaschi Barriga ビティビニコーラ・クレマスキ・バリッガ |
価格 | 2,750円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
皆さんまだ全然いけそうなので、段階を踏む意味でまずはお安い白から選びました。
リストのほとんどはイタリア産のワインなのですが、一部お安いところにチリ産が書かれてます。
一番安かったのは1本2,299円のチリ産だったのですが、そちらに書かれていた説明は「口当たり軽やか」で、
こちらの説明は「パイナップルやマンゴーのアロマ」。なんとなくこっちの方がしっかりしていそうな気がして選ばせて頂きました。
外観は薄めのレモン色で、いわゆる普通の安い白な感じです。
香りは、パイナップルやマンゴーかはちょっとわかりませんが、なんとなくトロピカルな果物っぽい香りではあります。
味わいは甘すぎず酸っぱ過ぎず。軽い感じでスイスイ飲めてしまいます。
特にこれといった特徴は無いけれど、普通に美味しく飲める白ではあります。
こういうお店で3,000円以下なのはありがたいっすね。「こんなんで良いんだよ」って感じであります。
点数 | 74点 |
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料理はピッツァ(マルゲリータ)が注文されています。 ワイン選びに注力していたので、料理は他の同席者にお任せで、お値段は見ておりませんが、 ちゃんと窯で焼かれたピッツァで美味しかったっすよ。
名称 | Sogno Mio Rosso 2022 ソーニョ・ミオ ロッソ 2022 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 3,520円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
次は軽めの赤かなぁ、ということで選んだのがこちら、スカッコと同じく風土さんが輸入されているソーニョ・ミオです。
これも以前2020年産と稽古していますね。
風土さんのワインの中では最廉価なクラスだと思いますが、ちゃんと美味しいので安心して注文できます。
色はやや明るめで赤めの紫色、ピノ・ノワールの濃いやつくらいの色合いです。
リストに書かれた情報によれば、品種は「モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼ」とのことで、ピノ・ノワールじゃないですね。
香りは、フレッシュな赤いフルーツの香りが結構なボリュームで香ります。
味わいも、外観や香りの印象通りフレッシュな感じ。「軽めの赤」狙いがドンピシャです。
こういう時に、飲んだことのある安心銘柄がリストにあると助かりますね。
もう少しお値段控えめだとなお嬉しいのですが、そこは安心料ということでしょう。
点数 | 78点 |
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師範がトイレに行っている間に注文されたのが真鯛のアクアパッツァです。
お値段は時価なのかな?「一番大きな真鯛で」とか話されていたと思います。
そして突然魚の産地当てが始まって、見事師範が「三浦産」で正解。もちろんまぐれ当たりです。
名称 | Sogno Mio Bianco 2023 ソーニョ・ミオ ビアンコ 2023 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 3,355円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
赤を飲んだ後ですが、料理がアクアパッツァならやっぱり白でしょう、ということで白のリストを再度眺めます。
ちょっと樽の効いたコッテリ系の白が良いだろうと考えたのですが、ほぼイタリア産なのであまりそういう感じのが見当たりません。
お店の方に相談もしましたがちょっと無さそうで、『赤と同じソーニョ・ミオはいかがですか?』と提案して頂き、
これに決めることにしました。
色は薄め、2本前のチリのシャルドネよりも薄い感じです。品種はトレッビアーノとシャルドネとのことです。
香りは「え?」と思うくらい芳香系品種の香り、ヴィオニエやゲヴュルツのような雰囲気を感じます。
トレッビアーノって、全く水のように何の香りもしない場合もありますが、こうやって芳香を感じることもありますね。
味わいは、ほんのり甘さがあって、香りの華やかさと位相が合っているように感じました。
樽がコッテリとは真逆の方向ですが、華やかスッキリな香りと味わいで皆さんへのウケも良かったようです。
ソーニョ・ミオ、やっぱりハズさないなぁ。赤より若干お安めの値付けもありがたいです。
点数 | 80点 |
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アクアパッツァの残りのソースを使って、パスタを作って頂きました。 もちろん有料でしょうけど、食べ物を粗末にしないという点がなんだか気持ちいいですな。 そしてこれがまた美味しいんですよ。このお店、手頃なワインの種類も多いし料理も美味いので、昼間っから満席になるのも理解できます。
名称 | Salice Salentino Riserva 2020 サリーチェ・サレンティーノ リゼルヴァ 2020 |
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生産者 | Rione dei Dogi リオーネ・デイ・ドージ |
価格 | 4,180円 (お店価格) |
購入店 | Mondatta |
二次会なのに、6人で5本目のワインを注文しております。飲むなぁ、このメンバー。
食後酒的な意味も含めて、ガッツリ濃いワインを探すわけですが、
こういう時にありがたいのがプーリア州ですよ。
サリーチェ・サレンティーノの薄いワインなんて見たことが無いので、指名買いでこのワインを選びました。
外観は、黒に近いくらいしっかりと濃い紫色です。
香りは、樽!樽!!樽!!!です。このバニラ感はアメリカン・オークでしょうか?あるいはオーク・チップかな?
正直過剰に思えるくらいの樽香が付けられています。
味わいは甘さしっかり渋味もしっかり。まさしくプーリア州の赤な感じがします。
狙い通りしっかりと濃くて、食後酒にも使えるくらい甘さのあるワインでしたが、さすがにこの樽は利かせ過ぎかな、という感じはしました。
とはいえ全くタイプの異なる5種類のワインが飲めて、楽しい会になりましたよ。
点数 | 79点 |
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お会計は、多分一人4,000円くらいだったと思います。6人で5本のワインを飲んでこの値段はとてもナイスです。 そしてこのお店、使わせて頂けるグラスも立派です。「横浜で気軽にワインが楽しめる店」として脳内にインプットしました。
昼から飲み始めているので、二軒目を出てもまだ明るいわけです。 そこで6人そろっての三次会は、パルナード通りにある餃子販売所 横浜南幸いち五郎というお店。 特にこのお店を狙って行ったわけではなく、フラッと入りました。
もう記憶もおぼろげになってはいるわけですが、どうやら生ビールで乾杯しているみたいですね。 ハイボールの人もいるな。飲むのは自由です。
料理は、多分極み餃子 439円を何皿か頂いたと思います。 かなりニンニクの効いたパンチのある味わいで、クセになる感じの美味しい餃子でした。
カメラにはこういう飲み物も記録されていますが、多分男梅サワー 384円ですかね? 師範よりカメラの方が記憶能力に長けているようです。
お会計は財布の中身の残りから考えると2,000円くらいだったのではないかと思われます。
そんな感じの中学校同期との昼飲み、大変楽しゅうございました!
次は9月ごろですかね。またよろしくお願いします!
名称 | Don Mendo Reserva 2018 ドン・メンド レセルバ 2018 |
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生産者 | Bodegas San Valero ボデガス・サン・バレロ |
価格 | 855円 (単品価格:1,749円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、メインが豚ソテーのジェノヴェーゼ・ソース、副菜がベーコン入りラタトゥイユ、
それにレタスとトマトとパプリカのサラダ、主食はバゲット。金曜なので張り切りました(というか金曜はスポーツジムが休みなのでヒマなのです)
上記の献立、いかにも地中海なメニューなので、ラタトゥイユに加えることも含めてスペイン産の赤をチョイスしました。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、テンプラニーリョ30%、シラー20%、オーク樽12ヶ月&セラー24ヶ月の合計36ヶ月以上熟成だそうです。
産地はカリニェナ、地中海からはちょっと離れていますが、細けぇこたぁ良いんだよ。
色は、結構しっかりした紫色ですが、エッジにわずかにレンガ色が見えて、それなりに熟成が感じられます。
香りは、濃いベリー、スパイス、コーヒー。
カベルネが主体とはちょっとわからない雰囲気で、スペインらしい人懐っこさを感じます。
味わいは、熟成が功を奏して柔らかな感じになっています。これは良いっすね。
とりわけ凄い点があるわけじゃないけど、良い感じに熟成したスペインのワインということで親近感が持てます。
元値の2,000円近い価格はちょっと・・・ですが、セットに含まれていて3桁だったら買って損はありませんぞ!(キッパリ)
冷蔵庫にて小瓶保存した翌々日再稽古。 冷え冷えの状態でもちゃんと香るし、味わいのバランスも崩れません。 このワイン、夏に冷やして飲む赤ワインとしても良いかもですね。
点数 | 78点 |
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リンク |
うきうき厳選!驚異のフルボディ 極上赤ワイン6本セット 5,478円 Don Mendo Reserva 2018 [Bodegas San Valero] 1,749円 |
本日は月に一度のお楽しみ、我らのリーダー「とおるの安ワイン」さん主催、第18回 五反田会でございます。
この会、なんだか人気なようで師範のところにも『参加したいです』とのご連絡も頂いたりしておりますし、
各方面からも参加の要望が来ているみたいですが、いかんせんこぢんまりとした飲み会なので参加者を増やすのが難しいらしいです。
っていうか、ただの居酒屋飲み会なんですけど、みなさん大丈夫ですか?
今回のお店は、五反田駅西口にある陳家私菜 五反田店というお店。
四川料理のお店のようです。師範的には「辛い物&深酒でデトックスしよう!」と意気揚々参加です。
今回の参加者は下記の皆さんです。
・とおるの安ワインさん(幹事:1年分ワインに埋もれる男)
・Mayumiさん(タイでシャンパン三昧してました)
・よわ美さん(五反田会初登場)
・ななさん(もうすぐ桐谷美玲)
・米柱さん(美味しい米しか買いません)
・Kohさん(そこのディプロマ)
・ayucowさん(内臓脂肪)
・安ワイン道場師範(もうすぐなかやまきんに君)
今回は飲み放題付きの四大高級食材コース 税込み5,500円を予約されているのですが、 開始時間が待てないメンバーはコースを始める前に別料金を払ってまでビールを飲んじゃうわけです。 というわけでプレミアムモルツの中瓶 715円を3本。あと15分待てば飲み放題なのにね。 でも美味しかったです。
開始時間の18時45分、ほぼメンバーがそろったのでコースをスタートしての乾杯。 飲み放題はビールじゃなくて金麦です。 1,200円プラスして「プレミアム飲み放題」するとプレミアム・モルツが飲めるみたいですが、 『その価値を認めない』と全員一致でした。
備忘録として、料理をすべて記載しておきます。
・前菜四種類盛り合わせ(大山鶏のよだれ鶏と蒸しネギ生姜入り)
よだれ鶏の他は、干し豆腐とかキュウリの酢の物とかでした。どれも美味いっすね。
真ん中に置かれた豚の置物を食べようとする輩もいましたが。
2皿目がこちら。
・鮑と鮑茸の秘伝鮑ソースかけ
どれが鮑でどれが鮑茸かで盛り上がっておりました。
鮑風味のソースがかけられると案外わからないものですね。嵩増しの手段としては良いアイディアだと思います。
あと、下に敷かれた野菜が固くて噛み切れず、皆さん難儀されていました。
3皿目がこれ。
・本場四川プリプリエビチリ
適度に辛くて美味しいですよ。でも四川って海老の本場なんだっけ?中国内陸部だよね?
どんどんいきます4皿目。
・名物・フカヒレ入り鉄板ゴマ棒餃子
フカヒレが入っていたんですね。気づきませんでした。
発泡酒に飽きたので、お酒はこちらにスイッチ。
・甕だし紹興酒8年
プレミアム飲み放題だともっと高級な紹興酒が飲めるみたいですが、師範はこれで十分です。
5皿目です。
・名物・頂点石焼麻婆豆腐(商標登録)
これは辛いっす。花椒(ホアジャオ)系のしびれる辛さです。これぞ四川料理!って感じですね。辛いけど美味しい。
ななさんが「興味がある」とのことで
・日本酒
もちょっと頂きましたが・・・なんだか砂糖水ですね。
普通酒臭さもないけど、なんの香りもしないお酒でした。これは無いわ。
6皿目よ。
・上海蟹味噌入り小龍包
これはあまり覚えていないんですが、上海蟹、入っていたんですね。
メニューが置かれていたらもっと味わって食べられたかもです。
7皿目ね。
・牛カルビのオイスターソース炒め
このあたりから、かなりおなかが圧迫され始めます。量が多いな、このコース。どれも美味しいのでありがたいけど。
8皿目になりました。
・本格窯焼き北京ダック
コースのタイトル通り、「有名な中国料理を集めました」感がありますね。あんまり味は覚えていないけど。
9皿目でようやくご飯ものです。
・フカヒレ入り秘伝鮑スープ炒飯
あんかけ炒飯って良いよね。なんとなく雑炊感覚で食べられるから。それでも結構おなかが苦しくなって参りました。
とうとう10皿目。
・名物・元祖麻辣刀削麺(商標登録)
美味い!辛い!!腹いっぱい!!!もったいないけど、皆さんも食べきれずに残しちゃいました。
でも、中国だと残すのがマナーなんでしたっけね?
写真撮ってないですが、最後に
・スペシャル自家製濃厚杏仁豆腐
を頂いてコース終了。ほんと腹パンになりましたよ。
お会計は、5,500円のコースが8人分と、コース外の瓶ビールを合わせて46,145円。
この値段でこの内容はコストパフォーマンスが高いと思います。飲み放題はプレミアムじゃなくて十分ですよ。
辛い物といっしょだと酒の味ってあまりわからないから。
■note 41本目。お店の回し者みたいな記事になっちゃいました。
辛い!美味い!!腹いっぱい!!!・・・陳家私菜 五反田店
1軒目のお店を出たのが21:30頃。もちろんもう一軒行くわけですが、
界隈で有名なau comptoir Échézeaux(エシェゾー)にMayumiさんが電話したけど満席とのお返事でした。
それでもとりあえず行ってみましょう、ってことで伺ったら『4人のテーブルに5人だったらは入れます』とのこと。
料理を並べるわけでもないのでそれで十分です!
お店の前には、このような空き瓶が並べてあります。クリックで拡大するとわかりますが、すべてエシェゾーなんですね。
並べて飲んだら楽しいだろうな。お財布は楽しくないだろうけど。
このお店、ワインバーとしてはかなり広めの店内ですが、たしかに満席でした。凄いなぁ。 前回同様こんな訪問の仕方なので、あいにくワインリストを見てません。 でもきっと珠玉のブルゴーニュがいっぱいあるんでしょうね。
ワイン選びはMayumiさんにお任せです。 『ロゼの泡が飲みたいなぁ』ということで↓のシャンパーニュが選ばれました。 そのグラスがこちら。最近はフルート型を使うお店は少なくなってきましたね。
名称 | Lallier Grand Rosé Brut N.V. ラリエ グラン・ロゼ ブリュット N.V. |
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生産者 | Champagne Lallier シャンパーニュ・ラリエ |
価格 | 13,200円 (お店価格) |
購入店 | エシェゾー |
ワインバーでロゼのシャンパーニュなんて、師範は怖くて目を通すこともできないわけですが、
このお店は税別12,000円という比較的穏当な値付けでホッとしました。
後で調べたらアマゾンで10,070円でしたから。そりゃ満席になりますよ、このお店。
そしてこのシャンパーニュ、裏ラベルにちゃんと情報が記載されていて好感が持てますので転記しておきます。
『アイ、ブジー、クラマン、オジェのグランクリュのブドウを使用。瓶内熟成:3年以上』
Pinot Noir 65% - Chardonay 35% - Dosage 8g/L。
Degorgement Octobre 2021
外観はピンクというよりオレンジに近い色合いで、大きなグラスでもしっかり泡が感じられます。
香りは、熟成感はあまり強くなく、フレッシュな柑橘類とベリーの香りが支配的です。
味わいもフレッシュですね。まだ黒ブドウの皮の渋味が感じられるくらい若々しい印象を受けました。
ちゃんと美味しくて、ちゃんとロゼらしいシャンパーニュでした。
ただ、個人的にはもう少し熟成感があった方がシャンパーニュらしくて好きですかもです。
一方、とおる氏は『こんな美味しい泡は初めて飲んだ!』といたく感動しておられましたので、
人によっては大ヒットするようです。
点数 | 81点 |
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二次会参加者は、Mayumiさん、よわ美さん、ayucowさん、とおる、師範の5人。 ロゼのシャンパーニュで乾杯するなんて、「どこが安ワイン道場なんだか」ですね、スミマセン。
名称 | Maranges Vieilles Vignes 2022 マランジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2022 |
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生産者 | Bachelet-Monnot バシュレ・モノ |
価格 | 11,000円 (お店価格) |
購入店 | エシェゾー |
もう一本赤を頂きます。
赤に関しては、お店の方にMayumiさんから『1万円程度でお薦めを教えてください』とのお願いをされて、
並べて頂いたのが3本。ジャン・ジャック・コンフュロンのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、
ドメーヌ・ド・ボンスリーヌのコート・ロティ、そしてこのマランジュでした。
みんなでどれが飲みたいか「せーの!」で指差しして、決定したのがこのワインです。
マランジュなんて、コート・ド・ボーヌの南の果て、マイナーなアペラシオンなんですが、これがたいそう美味しかったんですよ。
香りは、南の方とは思えない冷涼感のある赤いベリーのピュアな果実香と、上品にまとわされた樽の香ばしさを感じます。
味わいも、甘味と酸味がキュッとしていて、こちらも北のイメージがありました。
いや~、このワインを選んで正解でしたね。
やっぱりお店の方のお薦めには従ってみるものです。
あと、最近は銘醸村の銘醸畑じゃなくても美味しいブルゴーニュが増えてきたように思います。
点数 | 86点 |
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食べたのは、お通しのグジェール 550円とトリュフ風味のフレンチフライ 770円。 一次会で腹パンだったのでこれくらいあれば十分です。
そんな感じの5人の二次会、お会計は28,000円弱でした。
素晴らしいワインが比較的お得な値段で楽しめるワインバーですよ。
人気でプラチナチケットになりつつある五反田会ですが、書記役頑張りますのでまたみなさんよろしくお願いします!
火曜日ですので、ディスクロージング・ダイエットの進捗報告日なのですが・・・
なんやねん!この増え方!!大スランプでございます。例年より運動して代謝は上がっているつもりなんだけどなぁ。
あと1ヵ月ちょっとで3kgも落とせる気がしないので、今年は早々に白旗をあげるかもです。
「私は体重を減らしたいのではない、健康な体を維持したいだけだ」
と、ドリルの穴理論みたいなことを言い出しそうです。
遅くなりましたが、今回のゴールの日程、決めました。7月15日(水)です。
企業の健保組合から、国民健康保険に変わったので、今年は人間ドックではなく特定健診にオプションをいろいろくっつけて
「セルフ人間ドック」を組み立てて受診します。「会社に所属していた頃はいろいろ守られていたんだなぁ」としみじみ感じております。
今年は無職のヒマ人なので、屋上でハーブを栽培しています。 今回間引きした青じそやバジル、摘心したミントを使って、大葉の醤油漬けやらジェノヴェーゼ・ソースやらミント・シロップやらを作りました。 こちらもツイッター(現X)には報告していますが、 ジューンベリーと同じくここにもnoteにもまとめておきたいと思います。
まとめました
プランター栽培の間引きハーブを調理・・・大葉の醤油漬け, ジェノヴェーゼソース, ミントシロップ
まずは薬味の定番の青じそから。こちらが収穫前の写真。 そもそも今回間引きしようと考えたきっかけは、ちょっと黄緑色になったこの状態をツイッター関連のお知り合いに見て頂いたところ、 『間引きをした方が良い』という提案を頂いたことに端を発します。ちょっと風通しも悪くて不健康な感じですよね。
こちらが収穫後のプランター。やっぱりひ弱な感じでヒョロってますよね。強い風が吹けば倒れそうなので、
支柱で支えてあげる必要がありそうです。
あと、これでもまだ株が多いみたいなので、もう少し様子を見て再度の間引きが必要だと思われます。
お次がバジルです。収穫前の写真がこちらですが、青じそに比べると濃い緑色の葉で、 背も低く茎も太くて健康そうな状態です。発芽率も高かったみたいで、青じそに比べても更に密集しています。 さすがにこのままだと肥料や水の取り合いになりそうです。
こちらが収穫後。半分以上間引いたつもりですが、それでもまだ多い感じはしますね。 詳しい方によれば「このプランターだと2本」だそうです。こちらも再度の間引きと、ある程度背が高くなったら摘心が必要ですね。
ミント(オレンジミント)は、種ではなく株で買ってきました。 そのためもうガンガンに成長しています。「ミントテロ」と言われるくらい繁殖力が強いみたいで、 鉢植えですがランナーを伸ばそうと(左下とか)しています。地植えしちゃいけないハーブですね。
伸び放題の先端部を、チョンチョンチョンと摘心しました。なんだか貧相な見た目になってしまいましたが、どうせすぐ脇芽を伸ばして復活するでしょう。
朝から3種類のハーブの間引き&摘心をして約1時間、作業終了後は粒状の肥料を追肥して「頑張れよ!」と声掛けしておきました。
こちらが、青じそ、バジル、ミントの収穫後の写真。いきいきつやつや、なんだか「ていねいなくらし」感に溢れておりますでしょ?
無職の特権ですよ。
それでは、これらのハーブを調理してまいります。
大葉って、店で売られているものは数日たってもそこそこしっかりしていますが、自宅栽培のものは数時間でヘニャヘニャになっちゃいますね。
写真もちょっとヘニャヘニャです。なぜだろ?収穫後の処理が違うのかな?
ともあれそのままだと全く日持ちがしないので大葉の醤油漬けを作っていきます。材料は下記です。
・青じそ:収穫した量(ざっくり50g)
・にんにく:1かけ
・醤油:適量
蓋ができる保存用の器に、「青じその葉を敷いて、スライスしたニンニクを載せて、醤油をかけて」をn回繰り返して行きます。 柔らかい先端の芽の部分なんかも入れちゃっていいと思います。
冷蔵庫に保存して約半日後、写真のようにもう食べられる状態になりました。 小さな大葉(って変だけど)で葉が薄いので、醤油やにんにくの風味が染み込みやすいみたいですね。
その日の夕飯には登場しています。これ、「ごはん泥棒」ですね。平成6年収穫の美味しい白ごはんが無限に食べられます。 もちろん無限に食べると「ディスクロージング・ダイエット」に差しさわりがありますので、茶碗一杯に留めましたけどね。
バジルではジェノヴェーゼ・ソースを作ります。
「ジェノヴェーゼ・ソース」じゃなくて「ジェノヴェーズ・ソース」が正しいような気がしますが、
そもそもイタリア語と英語の重箱読みなので気にしないことにします。材料は以下です。
・バジルの葉:収穫した量(約50g)
・松の実:15g
・粉チーズ:大さじ2
・塩:小さじ1/2
・オリーブオイル:100cc
なにがネックかって、松の実が高いのよ。一袋15gで328円もしました。
こんなんだったらバジルソース買った方が安いわ!と思わないでもないですが、その気持ちをグッと飲み込んで作業に取り掛かります。
まず、松の実を鍋で炒って香ばしさを出した後、すべての材料をミキサーに突っ込んでグジュグジュにしていきます。 どれくらい潰せばいいかはよく分かりませんが、適当な時間で取り出しました。
こちらがジェノヴェーゼ・ソースの完成写真。約150gほど出来上がりました。
ジューンベリージャムに比べると歩留まりが良いですね。
種が無いからあたりまえですけどね。
ちなみに、空気に触れると色が悪くなるそうなので、表面にうっすらオリーブオイルを垂らして蓋をしました。
ちゃんとできたかどうかはわかりませんが、まぁ気持ちの問題です。
こちらも、その日のうちに試食しております。
・鶏モモの焼鳥 ジェノヴェーゼ・ソース
イタリア語で"Spiedini di pollo alla Genovese"ですね。Delizioso!でございました。
ミントの利用法言えばミントティーなので、食後のおやつの時間に出された紅茶に沈めて頂きました。
師範的にはレストランで頂くハーブティーみたいで良いなぁ、と思ったんだけど、
家族からは『ミントが強すぎ!』とダメ出しされてしまいました。
そこでツイッターで「ミントの大量消費術求む!」というツイートをしたところ、
お知り合いでシェフな方から
『ミントシロップにするのがよろしい』とコメント
を頂きましたので、翌日作業しました。
ネットでミントシロップの作り方を検索したところ、
一番簡単そうだったのがデリッシュキッチンのレシピで、
沸騰させた砂糖水にミントを漬け込んで取り出すだけ、というもの。材料は簡単です。
・ミントの葉:収穫した量(約15g)
・砂糖:大さじ4
・水:100cc
まず、水に砂糖を溶かして砂糖水を作ります。
100cc程度の水の量なので、鍋だとミントが浸りきらない可能性があると考え、
加熱には電子レンジ、器は片口を使いました。その方が絶対簡単ですよね。
漬け込んだ状態がこちらの写真。良い感じに緑色の色素とミントの香りが出ている気がします。
完成したミント・シロップがこちら。小瓶に移す際に失敗して葉っぱが1枚入っちゃってますが、写真映え的にはかえって良かったかもです。
このシロップ、まだ食していません。アルコールのダメージが残る朝あたりに、炭酸水で割って爽やかに頂きたいと考えています。
以上、屋上ハーブ園を間引き収穫した記録でした。
■note 40本目。2日連続でHowTo系の記事だけど、タイトルでHowToと気づかれないかも。
プランター栽培の間引きハーブを調理・・・大葉の醤油漬け, ジェノヴェーゼソース, ミントシロップ
今年は無職のヒマ人なので、ジューンベリーを収穫してジャムを作りました。
ツイッター(現X)には報告していますが、
近いうちにnoteにもまとめたいと思います。
・・・と、同じこと書いても仕方ないので当初ここには書かないつもりでいましたが、
noteもXも、そのプラットフォームの提供が終了したらデータが残らないので、
自サイトのここにも書いておくことにしました。28年もサイトをやっていると、そういうことは十分起こりうるリスクだと認識しておりますので。
まとめました。
ジューンベリージャムの作り方
まずは収穫から。昔は家族も手伝ってくれていたのですが、当然今は一人の作業。
師範自ら一粒一粒丁寧に手摘み致します。
収穫時に活躍するのが、プラスチック製の安いワインクーラー。
取っ手のところに紐を結び付けて、首から下げると簡易収穫籠になります。
そうすると両手が使えて便利、というライフハック。
今年の収量は860g。3段の低い脚立で届く範囲を雑に収穫してこの量です。
届かない上の方は鳥さんたちにプレゼントすることにしました。食べても良いから糞を落とすなよ。
収穫した実は、ボールに入れて軽く洗います。
無農薬なのでケミカルな心配は無いんだけど、鳥の糞とか虫が付いていたら嫌ですからね。
更にキッチンペーパーの上に広げて、腐敗果や梗を取り除いていきます。 この姿が一番好きですね。「食べられる宝石箱やぁ!」って気がするでしょ、しませんか?あぁそうですか。
ジューンベリー以外に使う果物があります。レモンです。
今回は小ぶりのレモンを2個搾りました。得られたレモン汁は80ccくらい。
100cc欲しかったのでポッカ100レモンで増量しました。
よく考えると、欲しいのは酸味であってレモンの香りは特に求めていないので、
生のレモンを使わずポッカのだけでも良かったかも知れません。
もうひとつ加える副材料が砂糖です。こちらも100g使います。
保存料の類は使わないので、ある程度糖度が高くないとカビが生えたり腐敗したりするリスクが上がると考えています。
それゆけ今どきのジャムとしてはかなり甘めに仕上がるのですが、作ってすぐ食べてしまうのであれば砂糖はもっと少なくても
(なんなら無しでも)良いかも知れません。
ま、ワイン造りじゃないんだから、補酸に補糖、やり放題でございます。
水は一切加えず、ジューンベリーとレモン汁と砂糖を火にかけます。
若い実は粒のままなので、濾す際に使う味噌漉しを使って実を潰しながら煮詰めていきます。
並行して、広口瓶を煮沸消毒していきます。やっぱりカビは怖いですからね。
今回2つの瓶を用意したのですが、結局1つで大丈夫でした。
煮込み始めて約40分、ややとろみが出てきたところで火を止めます。 煮込む時間は全く適当です。AI(Gemini)によれば
『ジャムは冷めると固まります。火を止めるタイミングで「もう少し煮詰めたいな」「まだゆるいかな」と感じるくらいが、 ちょうど良い固さになることが多いです。スプーンですくって、少しとろみがついている程度が目安です。』
だそうです。AI君はなんでも知っているな。
AIの時代になっても避けて通れないのがこういう地道な作業、
煮詰めたジューンベリーを濾していきます。
濾す際に使うのが味噌漉し。シノワなんて高級な道具は持っていないのでこれで凌ぎます。
ちまちまやる作業はとても面倒。でもそうしないと種が多くて食感が悪いのよ。
話は逸れますが、味噌漉しも無くて、味噌そのまま溶かしちゃうご家庭も多いようですね。
そうすると底の方に滓が残って食感悪くないですか?味噌の種類にもよると思いますけど(道場の味噌はフンドーキンの「生詰 あわせみそ」です)
・・・と、くだらないことを言っているうちに完成です。 出来上がったジューンベリージャムの重さは520g。 そもそもの実が860gで、レモン汁が100gと砂糖が100g、原材料の合計は1,060gなので歩留まり50%弱ですね。 もっとガッツリ絞れればいけるでしょうけど、現有の道具ではこれが限界です。
こちらが、廃棄物となる搾りかすです。口に含んでみると、もちろん味は良いんですよ。
ただ、種だらけで飲み込む気になりません。
一部ヨーグルトに加えて食べてみましたが、口の中から種を出す必要があってやっぱりダメでした。
コレ、発酵させてマールにしたくなりますよね。もちろん設備も酒造免許も無いので出来ませんけどね。
出来上がったジャムを夕食時に早速試食。
ジューンベリー、収穫大変だし歩留まり悪いし日持ちもしなさそうで、市場ではほぼ流通しない果実なのでなかなか例えが難しいのですが、
アメリカの駄菓子のよう分かりやすいベリー感のあるジャムになります。
特に、まるで香料を足したかのような甘く華やかな香りはピカイチで、こんなに香るジャムは他に例が無いように思います。
フード持ち寄りワイン会とかあったら、ちょっと持って行きますかね?
以上、「ジューンベリージャムの作り方」のご紹介でした。
■note 39本目。こういうHowTo系の記事だとインプレッションが上がるかな?(題材があまりにニッチだけれど)
ジューンベリージャムの作り方
天気の良い日曜午後なので(サンデー毎日のご身分ですが)、明るいうちからプシュッ!いきます。
選んだビールは、ドン・キホーテにて139円で投げ売りされていたグース・アイランドのIPA。
韓国製造ですがフルーティな香りしっかりでちゃんと美味いです。
ただ、「55 IBU」と書かれている割にはそんなに苦くないような・・・気のせいかしら?
名称 | Terzetto Barbaresco 2018 テルツェット バルバレスコ 2018 |
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生産者 | Tenute Neirano テヌーテ・ネイラーノ |
価格 | 1,760円 |
購入店 | ワイン&WINE |
本日の夕食は、ヤオコーの揚げるだけメンチカツ、同じくヤオコーの味付き豚タンと豚頭、
そして屋上栽培のバジルを使ったカプレーゼ、同じく自家製バジルのオクラ炒め。肉が欲しくなるメニューですな。
というわけで選んだのは、セールで1,000円台だった激安バルバレスコ。
こういうのってだいたい怪しいんだけど、サイトの説明によれば「ジェームスサックリング 90点」らしいので、ちょっと期待して稽古します。
外観はびっくりするくらいオレンジに近いレンガ色。まるで20年くらい熟成させた赤ワインみたいな色合いです。
香りはちゃんとバルバレスコ、ちゃんとネッビオーロですね。スミレと赤いベリーとインク、大樽熟成なのか樽香は柔らかな感じです。
味わいは、タンニンきっちりでバルバレスコらしくはあるんですが、甘みも感じて色の印象通り年齢の割には熟成した印象を受けます。
やや酸化熟成の傾向なのかな?この品種としてはいい方向のように思えます。
安バルバレスコでしたが、ブラインドで飲めば20年熟成された高級バルバレスコorバローロと答えそうです。
こんなワインが1,000円台で買えたのはアタリだったなぁ。またセールになるのを期待しましょう。
小瓶保存して、なんだかんだあって5日後再稽古。 香りはちょっとおとなしくなった感はありますが、バルバレスコらしい味わいのしっかり感は健在です。 やっぱりこのワインはアタリでした。
点数 | 82点 |
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リンク |
Terzetto Barbaresco 2018 [Tenute Neirano] 2,398円 |