4月になりました。今月から師範はフリーの身、ありていに言えばプータローです。
3月の稽古本数はなんと70本、昔よりもはるかにハイペースです。
そのため、これまで道場では「掲載本数1万本」を生涯の目標としてきましたが、いよいよ今月くらいにはそれを達成してしまいそうです
(4月1日現在9,954本)。今となってはそれじゃあまりに志が低いので、新たな生涯の目標を「師範と道場の金婚式(五十周年)」
と定めました。皆様末永くお付き合いのほど、よろしくお願いします。
それともう一つご報告、ヒマになったということでnoteという別のSNSを始めました。
道場は1ヵ月1ページの構成なので、まとまった出来事を紹介したくても情報が埋もれがちな部分がありました。
noteではイベントごとにページを作成し、道場では書ききれなかった内容や掲載しなかった写真を書いていきたいと思います。
道場はこれまで通り更新しますが、ぜひこちら↓もフォローして頂ければ師範が喜びます。
Yasushihanのnote
名称 | G7 Reserva Chardonnay 2021 ジーセブン レセルバ シャルドネ 2021 |
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生産者 | Viña del Pedregal ビーニャ・デル・ペドレガル |
価格 | 779円 (単品価格:935円) |
購入店 | セイコーマート オンライン |
本日の夕食は、ポトフ、和風豚ソテー。
ワインは、セイコーマートの「G7シリーズ9本セット」からの最後の1本。
このシリーズ、楽しませて貰いましたよ。最近はピノ・ノワールも出されたみたいですね。
実はこのワインの2015年産とは7年前に稽古済み、結構好印象でした。
色は、それほど濃くはないレモン色です。
香りは、典型的な「オーク樽で熟成したシャルドネ」ですね。
熟れたリンゴ、ほんのり蜂蜜、そしてバニラの香ばしさ。
樽はフレンチオークらしくて、最近流行りの樽っ樽なシャルドネとは違ってバランス良い感じです。
味わいは、甘さそこそこ、酸味もそこそこ、旨味しっかり。抑制の効いた味わいという感じです。
いわゆる昔の「チリの高級シャルドネは~ドンドン!」って感じではなく、
派手さを抑えた上品なシャルドネです。これが1,000円以下ですからね~、セイコーマート恐るべし!です。
小瓶保存して翌々日再稽古。色も味も香りも、特にお変わりありません。 やっぱりニューワールドの白は強い(変化しづらい)感じがします。 敢えて変化を楽しみたければ、小瓶に移さずそのままセラーに立てて保存、もアリかもです。
点数 | 78点 |
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リンク |
ジーセブン 飲みくらべ9本セット 6,260円 (@セイコーマート・オンライン:1割ほど値段アップしました) G7 Chardonnay Reserva 979円 (@セイコーマート・オンライン:こちらも値上げ) |
最近「ジム行っているからいいか」とサボり気味だった朝散歩を再開。
みなとみらいを含め横浜市内をぐるりと一周。
帆船「日本丸」は総帆展帆の日だったけど、あいにく朝6時じゃ閉じたままでした。
今朝の散歩の目的は、「綺麗な藤棚の写真を撮ること」にして、
横浜市西区の
藤の花みどころマップ
を片手に朝5時から市内を歩き回ったけど、どこもほとんど花を付けていない状況。
結局近所の公園が一番たくさん花を付けていました。
藤って、剪定とか肥料とか、いろいろ難しいみたいですね。
(撮った藤の写真は5月のページトップ画像にします)
お昼過ぎにイオンへ買い物に行ったら、イオンリカーに見慣れない缶のお酒が並んでいました。
どうやらゼリー状にした果実酒みたいです。
面白そうだなと思ってぷるぷる梅酒とぷるぷる林檎酒を購入、どちらも税別135円。
製造元は白鶴酒造、他には白桃、レモン、マンゴーなんかがありました。
この商品、明らかに難点があります。白鶴の
サイトには『そのまま、またはグラスに注いで』と書かれていますが、
10回振ったくらいじゃ缶から中身が出て来ません。
缶をペコペコやりながらスープンの柄を使って、やっと引きずり出しました。
もっと口を拡げて欲しいところです。
お味の方は、後味にアルコール感の残るゆるいフルーツゼリーという感じ。
面白い飲み物だけど、市民権を得るのはちょっと難しいかも知れません。
名称 | Roi Soleil 2022 ロワ・ソレイユ 2022 |
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生産者 | GCF (Les Grands Chais de France) GCF (レ・グラン・シェ・ド・フランス) |
価格 | 659円 |
購入店 | ロピア 権太坂店 |
夕食のメニューは、豚ヒレ肉の香草焼き、エリンギのソテー、トマトのチーズ焼き、大根ツナサラダ。
ワインは、ロピアで税別599円で売られていたボルドー産。
金色のステッカーが貼られた、いわゆる「金賞ボルドー」です。
ワイン界隈では、このステッカーは逆に「ハズレの証」みたいに言われていますが、
師範の印象は違うんですよ。
そりゃコンクールなんかに出さなくても売れるワインに比べると落ちるでしょう、
でもコンクールに出展された中ではそれなりに評価されたわけですから、
最低限のクオリティは担保されていると理解しています。
その「最低限」をどこに置くかは人それぞれですが。
さて抜栓、ボルドーだけどスクリューキャップです。
色はしっかりと濃く青みのある紫色。外観に599円のエクスキューズ感はありません。
香りは弱め。干したプルーンと、消した後の焚火のような、ドライな感じの香りが主体です。
味わいは、渋味は穏やかで甘味も酸味も控えめ。要素はあるけど全体に小ぶりな感じです。
ボルドーらしいワインではあります。
ただ、「ボルドーとは」という広大な領域をAIに要約させて数行にまとめたような、
確かにボルドーらしくはあるけど面白味のないワインでもあります。
金賞ボルドー、こういうのが多いっすよね。
小瓶保存して翌日再稽古。 特に変わりはないんですが、でも「3桁ならこれで良いじゃん」感が沸々と湧いてきます。 「自分、舌が奢ってないか?安ワイン者ということを忘れていないか?」ということを思い出させてくれました。
点数 | 70点 |
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今日は一日中執筆活動、ようやく脱稿してお疲れさまの一杯は「スプリングバレー JAPANエール香」。
このビール、美味いんだけど、缶に意識高い系の能書きが垂れられているのがプーさんには目障りなのよね、
そしてキリンじゃないふりして「クラフトビール」って書くの止めましょうよ。
名称 | Luiza Selección Chardonnay 2023 ルイサ セレクシオン シャルドネ 2023 |
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生産者 | Bodegas Alceño ボデガス・アルセーニョ |
価格 | 1,208円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
本日の夕食は、低温調理した鶏ムネ肉、鶏と野菜の煮びたし、野菜の蒸し物。
ワインは、昨日の「ラベルが超好きワイン会」出場選手の候補だったスペイン産のシャルドネ。
なかなか良いラベルでしょ?でもさすがに1,208円のワインじゃ気が引けたんだよな。
安ワイン道場師範、意外とチキンなんです。
色は結構しっかりしたレモン色。アルコール度数は14%、アシも長くて高級感のある外観です。
ところが香りはやや弱め。リンゴっぽいフルーツの香りを鼻で感じて、口に含むとバニラっぽい樽香を感じます。
飲み込んだ後、口の中に駄菓子のようなちょっと不思議な感じが残ります。
味わいは、甘さは中程度で酸味は弱め。でもしっかり感があります。
めっちゃ美味しいわけじゃないんですが、1,200円くらいでこれくらいしっかりしたシャルドネはお買い得だと思われます。
もう少し香りにボリュームがあれば、これも80点を超える感じでした。
小瓶保存した翌々日再稽古。明るい日の光の下で見ると、思った以上に濃いレモン色をしています。 香りは、リンゴというより梨かな?ぴちぴちフルーティではない、ちょっと落ち着いたフルーツ香です。 駄菓子のような不思議な感じは、熟成からくるのかも知れません。前回よりはっきり感じられるようになりました。
点数 | 78点 |
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本日は、飲み友だちのmishikaさん主催、
「ラベルが超好きワイン会」に参加するため、に来ております。
この会、前回は半年前でした。
今回利用させて頂いたのは木場の「クラフナ」というお店です。
普段は居酒屋さんなのですが、まささんが懇意にされているので厨房ごと貸して頂いているんですね。
なので貸し切りでゆったり楽しめます。
今回の参加者は下記の12名です。
・mishikaさん(主催)
・まささん(幹事)
・ハッピーなつみさん
・米柱さん
・ざぎんさん
・鉄アレンさん
・獄門島狂子さん
・とおるの安ワインさん
・jinichiさん&aikoさん
・Mayumiさん
・プーさん
早く着いた人のご褒美は、アサヒのザ・ビタリスト。 昨日も飲みましたが、アサヒとは思えないしっかりした苦味のあるビールで美味しゅうございます。
名称 | Infinite Eight "Butterfly Lovers" Brut 2008 インフィニット・エイト "バタフライ・ラヴァーズ" ブリュット 2008 |
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生産者 | Infinite Eight インフィニット・エイト |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
まず最初に出して頂いたのがこちら。
いわゆる「ナイト系」シャンパーニュのインフィニット・エイト、そこの蝶々ラベルです。
もう好きとか嫌いとかを超越した存在感のあるボトルですね。
中身はカフェ・ド・パリみたいなのが入っていそうな感じですが、
ちゃんとした良年2008年産のヴィンテージ・シャンパーニュです。
色はかなりしっかりした黄金色で、泡はとてもキメが細かい感じです。
香りもリンゴのフルーツ香や焼き栗の香ばしさ、お漬物っぽい熟成香があって、ちゃんと熟成シャンパーニュの香りがあります。
味わいは、シャンパーニュとしてはやや甘めに感じます。ボトルの雰囲気にあった甘さという気がします。
お遊びみたいな外観のワインですが、中身はちゃんとシャンパーニュです。
でも、通常価格が20,000円以上と聞くと、さすがに手が伸びないっすよね。
そのあたりも「ナイト系」ですなぁ。
点数 | 85点 |
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午後1時過ぎ、お仕事のあるMayumiさん以外が揃ったので乾杯。 今日はどんなラベルのワインが出てくるのか、楽しみであります。
名称 | Budou To Ikiru White Primeur 2024 ぶどうと活きる ホワイト・プリムール 2024 |
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生産者 | 國津果實酒醸造所 |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
次のワインは、とおる氏が持参された泡だか白だかわからない日本ワイン。
葡萄の収穫地は山形県本沢で、醸造所は三重県名張市、栽培者は枝松祐介さんと古内重光さん、
醸造者は中子具紀さんと野乃花さんらしいです。
なんだかこういうポエムっぽい商品名とラベル、自分じゃ買わないタイプです。
グラスに注ぐと、かなり濁りのある薄レモン色。
香りは、マスカットのような生ブドウの香りが主体で、ちょっとだけ自然派っぽい石鹸の香りがあります。
ブドウ品種は書かれていませんが、多分デラウェアが主体なんじゃないか、というのが皆の予想です。
味わいはほんのり甘め。旨味もしっかりしています。
師範は自然派ワインがあまり得意じゃないのですが、これはクリーンな自然派という感じで好印象でした。
ただ、品種とか表記してくれれば良いんですけどね。やっぱり日本ワインのラベルは不親切なものが散見される印象があります。
点数 | 79点 |
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全部は捕捉できていませんが、皆さんの持ち寄り料理を順に紹介して参ります。
こちらは、mishikaさんがお店の前のバーガーキングで買ってこられたチキンナゲット極辛 ZIIとフレンチフライ。
極辛チキンは確かにスパイシーなのですが、ワインの邪魔をするほどではありませんでした。
名称 | Damarino 2023 ダマリーノ 2023 |
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生産者 | Donna Fugata ドンナ・フガータ |
価格 | (ハッピーなつみさんから) |
購入店 |
ハッピーなつみさんが持参されたのが、こちらのイタリアはシチリア島の白。
造り手のドンナ・フガータ、こういうアーティスティックで可愛らしいラベルのワインをいろいろ出しているみたいですね。
このラベルからはシチリアの海が感じられますよ。
色はやや薄めのレモン色、香りは地中海のレモンやオレンジを想わせる爽やかな柑橘系の香り。
品種はアンソニカ(インツォリア)とのこと。
味わいはやや甘めで後味に軽い苦みを感じます。
ラベルの印象通り、爽やかな白ワインでした。
単に可愛らしくするだけじゃなくて、ちゃんと中身の印象が伝わるラベルはポイント高いですね。
点数 | 78点 |
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本日のワインをサーブしてくれるまささんが、お店の厨房で作られたのがこのカプレーゼ。 トマトが美味しい季節ですね~。夏になるとやや水っぽくなるので、今が一番食べ時だと思います。
名称 | Cat-Silver No.3 N.V. カット・シルバー ナンバー3 N.V. |
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生産者 | Strohmeier シュトロマイヤー |
価格 | (aikoさんから) |
購入店 |
aikoさんが持参されたのがこちらのワイン。
自宅に2匹のネコちゃんを飼っておられるそうで、このワインのラベルにもネコが書かれています。
ワイン名のCat-Silverは、日本で言うところのサバトラなんでしょうか?
外観は、軽い濁りのあるオレンジ色です。香りのボリュームはとても立派で、華を近づけただけでフワーっと香ります。
その香りには自然派っぽさがやや強めに出ていて、やはりマスカットっぽい生ブドウの香りとレモン石鹸の雰囲気を感じます。
味わいは酸味がかなりしっかりしています。そのあたりも自然派っぽい感じです。
自身の自然派に対する解像度が低いので言語化が難しいのですが、こういう華やかな自然派はウェルカムです。
ただ、自然派って好きな系かどうかを品種等から想像ができないので、手を出しづらいんですよね~
点数 | 81点 |
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師範が持参したフードが、こちらの焼鳥、お店近くのイトーヨーカドーで買いました。
コンセプトは「質より量」でございます。
名称 | Is This It ? Orange Fizzy Wine 2021 イズ・ディス・イット? オレンジ フィジー・ワイン 2021 |
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生産者 | Weinkellerei Hechtsheim ヴァインケラーライ・ヘヒツハイム |
価格 | 1,298円 |
購入店 | ワイン&WINE |
師範は今回2本のワインを持参しております。
なぜ2本か、どっちもどっちで決められなかったというのもありますが、
両方とも稽古範囲内の価格で「さすがに他と釣り合わないだろう」という気がして2本にしました。
そのうちの1本がこちら、ハンガリーのペットナット、お値段は1,298円です。
フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」に落書きしたようなラベルがインパクト大だと思って持参しました。
まず外観から。ペティアンなので微炭酸のはずですが、実際は微々炭酸くらい。
うっかり瓶内で二次発酵しちゃったスティルワインくらいのガス圧です。
香りはキンモクセイの香りと、遠~くに田舎の無人駅のトイレがあります。
味わいは結構しっかりしていて、甘味も感じられるバランスです。
1,000円台前半の自然派ワインとしてはそれなりによくできているのではないでしょうか?
こういうペットナット、日本ワインだったら普通に3,000円以上の値段が付いていると思います。
点数 | 77点 |
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リンク |
Is This It? Orange Fizzy Wine NV 1,298円 |
こちらは、とおるの安ワインさんが持参された細巻き。 三越だか高島屋だかで買ってきたと豪語されておりましたが、 残念ながら師範にはそのプレミアムを感じることができませんで、普通に細巻きでした。
名称 | Tramari Rose di Primitivo 2023 トラマーリ ロゼ・ディ・プリミティーヴォ 2023 |
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生産者 | San Marzano サン・マルツァーノ |
価格 | 1,705円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
師範が持参したもう1本がこちら。
なんとなく↑のワインのラベルとテイストが似ているでしょ?なのでこれは2本揃えて持参した方が良いと考えたわけですよ。
ちなみにこの銘柄の2022年産とは2年前に稽古していますが、
ラベルが全く異なるので買う時は気付きませんでした。
色はキレイな薄ピンク色です。
香りもキレイですね。黄桃やユスラウメのような、キュートなフルーツの香りが感じられます。
味わいは、キレイなだけじゃない、ちょっとした引っ掛かりというかグリップを感じます。
ポジティブでもネガティブでもないそれを言語化できなくて残念です。
薄っぺらなロゼとはちょっと違う、個性的な味わいのロゼでした。
さすが芸術の国イタリア、これもラベルの雰囲気と中身とが一致している感じがしましたよ。
点数 | 76点 |
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リンク |
Rose di Primitivo "Tramari" 2023 [San Marzano] 1,705円 |
鉄アレンさんが持参されたのが柿の葉寿司。
中身が複数種類あったみたいで、師範が頂いたのは多分真鯛でした。
美味しいですよね、押し寿司。
名称 | A to Z Oregon Rosé Wine 2023 エー・トゥー・ズィー オレゴン・ロゼ・ワイン 2023 |
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生産者 | A to Z Wineworks エー・トゥー・ズィー ワインワークス |
価格 | (mishikaさんから) |
購入店 |
もう1本ロゼが続きます。
こちらが、主催のmishikaさんが持参されたアメリカ合衆国オレゴン州のロゼ。
ボトルに直接花の絵がプリントされています。ペリエ・ジュエのベル・エポックみたいですな。
このワイナリーのワイン、同じようなデザインで黄色い花のリースリングもあるみたいです。
外観は、こちらもキレイなピンク色。写真を見比べると、ちょっとだけこちらの方が薄い感じだったようです。
香りは、サクランボと赤い花の華やかな香りがしっかり感じられます。
品種はピノ・ノワールだろうと想像していましたが、調べたところサンジョヴェーゼ主体みたいですね。
味わいには甘味と酸味に加えて軽い渋味があって、しっかりとしたストラクチャーを感じます。
存在感があって美味しいロゼですね。
ボトルも華やかだし、オシャレ・ランチのお供にしたらとても映えるんじゃないでしょうか。
「ラベルが超好きワイン会」らしいラベルのワインでした。
点数 | 81点 |
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ざぎんさんが持参されたのは、アボカドのペーストサラダ?とゴボウと人参の胡麻和え?なのかな?
成城石井で購入されたとのこと。師範のイトーヨーカドーよりちょっとブルジョワです。
名称 | Pura Savia de Arúspide Airen 2021 プラ・サヴィア・デ・アルスピデ アイレン 2021 |
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生産者 | Bodegas Arúspide ボデガス・アルスピデ |
価格 | (Mayumiさんから) |
購入店 |
次は、Mayumiさんが持参されたスペイン産のオレンジワイン。
女性の頭に花が咲いている、われわれで言うところの「脳汁ブッシャー系」のラベルですね。
品種はアイレン・・・と聞くと、「あぁまた無味無臭のワインか」と想像しちゃうわけですが・・・
やっぱり、オレンジワインになると普通の白とは違う表情を見せてくれるんですよ。
色はかなりしっかりした琥珀色です。香りを嗅ぐと、ソーテルヌのような蜜の香りに、アプリコットジャムの香り、あんず棒の香り、
そしてチョコレートのような香ばしい残り香があります。
味わいが酸味少なめな点は、アイレンという品種の個性が出ている感じです。
とにかく「これがあのアイレンなの?」と今日一ビックリのワインでした。
オレンジワインって、結構どれも似たような感じが多い気がしておりましたが、そういうわけでも無いんですね。
今後は不自然派のオレンジを追いかけてみたいと思います。
点数 | 82点 |
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じゃじゃーん、「米の人」米柱さんが作って持参されたのがこちらのエビピラフ。 ご飯がパラパラでしっかり味が沁みていて、たいそう美味しゅうございました。
名称 | Barbicòa 2022 バルビコア 2022 |
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生産者 | Pulcini Manuel プルチーニ・マヌエル |
価格 | (鉄アレンさんから) |
購入店 |
このワインで9本目、ここから赤になります。
まず手始めは鉄アレンさんが持参されたイタリア産。
最初みんなで品種当てをしていて、師範は「サンジョヴェーゼ」と答えましたが正解はシラーでした。
イタリアでシラーなんて頭に浮かばないっすよね。
色は、シラーにしては薄めで赤めの紫色です。やっぱりサンジョヴェーゼっぽいんっすよ。
香りは「ザ・自然派」、トーンの高い果実の香りに加えて、かなり近くに馬小屋があります。
味わいは、渋味が弱めで酸味しっかり・・・やっぱりこれをシラーだとは思わないっすよね。
自然派って、元の品種の特徴をマスクしてしまうような気がしていて、どれも同じような香味になっちゃう気がするんです。
このワインはマセラシオン・カルボニックで醸造していると想像しましたが、調べたらそういうわけでもなさそう。
それはスミマセラシオンカルボニック。
点数 | 75点 |
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こちらが、獄門島狂子さんが持参されただし巻き玉子。
狂子たんのイメージカラーは黄色な気がしますので、さすがだと思いました。
名称 | Adelina Cabernet Franc Clare Valley 2021 アデリーナ カベルネ・フラン クレア・ヴァレー 2021 |
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生産者 | Adelina Wines (Smith Family) アデリーナ・ワインズ (スミス・ファミリー) |
価格 | (ざぎんさんから) |
購入店 |
次のワインは、ざぎんさんが持参されたオーストラリアのカベルネ・フラン。
1本目のシャンパーニュに続き、本日2匹目の蝶々ですね。
可愛いラベルというと、女性・花・蝶々なんでしょうか?今回はそういうラベルのワインが多かった気がします。
色は、カベルネ・フランとしてはやや薄めに感じる紫色です。
産地のクレア・ヴァレーはかなり冷涼な地域とのこと。なるほどそういう土地で作られたブドウという感じがします。
香りには、典型的なカベルネ・フランの要素であるピーマン香(メトキシピラジン)を感じます。
味わいは、外観の印象通り軽い感じです。
そもそも師範はカベルネ・フランのピーマン香があまり得意ではありません。
このワインもそういった意味では同様だったのですが、
普通のフランと違って軽やかな感じだったので、意外にポジティブな印象でした。
点数 | 77点 |
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こちらはハッピーなつみさんが持参されたピザ。薄くてスナック感覚で食べられます。
(どうでもいいことですが、「ハッピーなつみ」を一気に変換すると「ハッピーな罪」になっちゃいます)
名称 | La Petite Marquise du Clos du Marquis 2016 ラ・プティット・マルキーズ デュ・クロ・デュ・マルキ 2016 |
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生産者 | Dom. Delon (Ch. Leoville Las Cases) ドメーヌ・ドロン (シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ) |
価格 | (米柱さんから) |
購入店 |
今回の「ラベルが超好きワイン会」で、最も物議をかもしたのがこちら、米柱さんが持参されたボルドーです。
いったいどこが好きなのかと問い詰めたところ、『ラベルの黄色が良い。真ん中の王冠も良い』とのこと。
なかなか常人には理解が及ばない世界だと思ったのですが、なつみさんは「ホント!かわいいですね!!」と同調されていました。
いやぁ~、女子の「かわいい」はホント難しい。
それで、ラベルの件は置いといて、ワインの中身はとっても上出来でした。
やっぱりボルドーは立派ですよ。
しっかりと濃い紫色で、黒系果実と焦がした木の香りがうまく絡み合っていて、
キメの細かい渋味で柔らかな味わいを表現されています。
ちょっと砂地っぽい乾いた感じがあるのもサン・ジュリアンらしくてナイスです。
再度ラベルの件は置いといて、中身は大好きなワインでした。
ちなみにこの銘柄の2019年産とは昨年稽古しています。
クロ・デュ・マルキって、シャトー・レオヴィル・ラスカーズのセカンドだと思っていたのですが、
今は別の銘柄、という扱いみたいですね。
点数 | 84点 |
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こちらが獄門島狂子さんが持参されたプチプチベーコンペッパー。 一口サイズのベーコン・エピって感じで無限に食べられます。
名称 | Pépin Rouge N.V. ぺパン ルージュ N.V. |
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生産者 | Pépin ぺパン |
価格 | (jinichiさんから) |
購入店 |
jinichiさんも2本持参されていて、そのうちの1本がこちら。南フランスの自然派ワインみたいです。
ラベルには、足にグラスを乗せた男性の絵と、"Pépin"という銘柄名だけが書かれています。
こういう「芸術家気取り」っぽいラベル、自然派に多いですよね。
きっとロン毛の髪を後ろで束ねて髭を生やした人が造っていると思います(妄想)
外観は、軽く濁りのある青紫色です。香りにはツンっとした酸の鋭さを感じて、その後ろに赤いベリーがあります。
品種は、カリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラーとのこと。言われてみればそうだよね、という香りです。
口に含むと、チリチリっとした微炭酸を感じて、バランス的にも酸味が一番目立っていると思います。
う~ん、やっぱり師範は自然派はよくわからないんですよ。
「自然派」という大きなくくりの中の解像度があがりません。
これも、ネガティブな要素はありませんが「自然派だなぁ」という以上の感想が出てこない感じです。
点数 | 74点 |
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遅れてご参加のMayumiさんが持参されたのがこちらのサバのラザニア。 あとグラタンも持ってきて頂きました。 そして会の途中で別のワイン会へと去っていかれました。元気だなぁ。
名称 | Cappuccetto Rosso 2023 カプチェット・ロッソ 2023 |
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生産者 | Azucca e Azucco アズッカ・エ・アズッコ |
価格 | (獄門島狂子さんから) |
購入店 |
さぁあと5本です(ふぅ)。
こちらは、獄門島狂子さんが持参された赤のスパークリング。
てっきりランブルスコだと思っていましたが、実際は日本ワインで、
愛知の「アズッカ・エ・アズッコ」が造っているそうです。
個性的(芸術家気取り)なラベルのワインを造るワイナリーですね。
外観は、「日本ワインだから」というエクスキューズを感じない、しっかりと濃い紫色です。
香りは、かなり近くに枯草を満載した馬小屋があります。
味わいはとてもドライ。甘味は無くて渋味はあるところに炭酸がぶつかるので、スイスイとは飲み込ませてくれません。
自説の「渋味と炭酸は合わない」という感覚はどうやら一般的ではないようで、
みなさんは普通に楽しまれていました。美味しくないわけじゃないんですが、師範はどうしても違和感を払拭できないんですよねぇ。
点数 | 70点 |
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このワインに関しては、「ラベルが超好き」というより、ボトルキャップのラッピングが良かったみたいです
・・・というわけで持参された狂子たんに持っていただきました。お召し物の柄ともシンクロしていますね。
美味しいそうなこのお肉は、jinichiさんaikoさんペアが持参されたベーコン。 これが見た目通りのおいしさでした。こういう料理が赤ワインに合わないはずはありません。
名称 | Papillon Napa Valley 2021 パピヨン ナパ・ヴァレー 2021 |
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生産者 | Orin Swift Cellars オリン・スイフト・セラーズ |
価格 | (jinichiさんから) |
購入店 |
さぁあと4本。jinichiさんが持参された2本のうちのもう1本がこちら。
カリフォルニアはナパ・ヴァレーの赤で、米国からハンドキャリーされたとのことです。
ラベルには手の写真がプリントされていますが、銘柄名はPapillon、フランス語で蝶々ですね。
手で蝶を表現しているのかな?本日3匹目の蝶々です。
そしてやっぱりボルドーも良いけどナパも良いんですよ。「間違いない」、そいういう感じです。
色はとても濃いのですがちゃんと清澄度もあって、香りなミントにベリーにチョコレート、美味しい香り勢ぞろいです。
味わいは、香りほどには重くない気がしたのですが、アルコール度数は15.5%もあるので、実際はかなりパワフルなはず。
香りの華やかさがワインを重く感じさせないようです。
ラベルは好き嫌いが分かれそうな感じですが、ワインの中身は誰もが好きになりそうな典型的「ナパカベ」でした。
今日一美味しかったのはこれですね。
点数 | 88点 |
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そんなjinichiさんが作ってきてくれたのはこちらの鶏レバー煮。 ワインのラベル同様、見た目はちょっとアレですが、しっかりとスパイスが効いていて中身は美味しいレバーでした。
名称 | Shangri-La Pinot Noir 2022 シャングリ・ラ ピノ・ノワール 2022 |
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生産者 | Blackenbrook ブラッケンブルック |
価格 | (mishikaさんから) |
購入店 |
いくぞあと3本!
こちらはmishikaさんが「おまけで」と持参されたニュージーランドのピノ・ノワール。
なんでも、mishikaさんが先日参加されたワイン会で、このワインが大変好評を博していたとのこと。
それでこの場でもウケるかどうか、試したくて持参されたそうです。
その挑戦、受けて立とうではありませんか!
外観は赤紫系ではありますが、ニュージーランドのピノ・ノワールとしてはやや濃いめに感じます。
香りは、ブルゴーニュで言えばコート・ド・シャロネーズ、かなり南の方のようなケモノっぽさがあります。
そして、南アフリカのワインに感じる焦げたタイヤも感じます。
「う~ん」と思いつつ口に含むと、甘味と酸味と渋味がきっちり揃っていて、味わいのバランスは良いと思いました。
3,000円以下で、これだけちゃんと香るピノ・ノワールは確かに珍しいかも知れません。
ただ、その香りの要素が師範的にはちょっと野蛮に感じられたので、当方では大絶賛というわけではありませんでした。
点数 | 79点 |
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サーブされ済みの姿でスミマセンが、こちらもjinichiさんaikoさんペアが持参されたチャーシューです。 ほろほろに柔らかいお肉、美味しゅうございました。
名称 | The Son of Man Chardonnay 2022 ザ・サン・オブ・マン シャルドネ 2022 |
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生産者 | Art of Wine アート・オブ・ワイン |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
はぁはぁ、あと2本!
予定のワインは終了しましたが、こちらのお店を借りているまささんが追加で出して頂いたワインがこちら、
オーストラリアのシャルドネです。造り手の名前が"Art of Wine"なのかな?
美術方面に暗い師範はよくわからないのですが、このラベルに書かれた男性はなにかの作品なんですかね?
いろいろ不明です。
色はわかりません。メモに「わかりません」と書いています。ちゃんと考えて書きなさい>昨日の師範。
香りは「リンゴとハチミツのシャルドネ感」と書いています。なるほど普通にシャルドネなんですね、
味わいも「Theシャルドネ」らしいです。最後に「ちょっとゴム」と書いています。
それって前のピノがグラスに残っていたんじゃ?とも思います。
よくわかりませんが、普通に美味しいシャルドネ、ということだったんだろうと思います。
点数 | 76点 |
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フルーツを持参して頂いたのはハッピーなつみさん。 ワインに合うか、という観点だと、ピンク・グレープフルーツが一番良かったような気がします。
名称 | Cono Sur "Bicicleta" Reserva Sauvignon Blanc 2022 コノ・スル "ビシクレタ" レゼルバ ソーヴィニョン・ブラン 2022 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
いよいよこちらが本日最後の1本。これもまささんから追加で出して頂きました。
ラベルのデザインが変わる前のコノ・スル "ビシクレタ" ソーヴィニョン・ブランですね
変わった後はこちらのデザインで、先月稽古しています。
ヴィンテージは先月のものよりも1年前の2022年です。
色はほぼ無色、香りはグレープフルーツやハーブの香りで、味わいはスッキリした感じ。
勝手知ったる自転車のソーヴィニョン・ブランですが、1年若い2023年産の方がより好印象だったような気がします。
以上、12人で17本・・・このメンバーだといつものペースですね。
ラベルいろいろ中身もいろいろ、大変楽しゅうございました。
点数 | 75点 |
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最後に、米柱さんがリカマンのキャンペーンで当選された1年分のチューハイを1本。
最後の泡は別にシャンパーニュじゃなくても良い、
というかもしかするとレモンサワーとかの方がよりスッキリして良いのかも知れません。
そんな「ラベルが超好きワイン会」、会費は3,000円でございました。
また次回のために、タトゥーを入れて良いくらい好きなラベルのワインを探しておきます!
稽古したワインたち。
皆さんが大好きなラベル大集合。
■note 23本目。大量のワインと稽古した会、どう書けばコンパクトにまとまるか試行錯誤中。今回は4本まとめた写真で。
おしゃれラベルが大集合!・・・「ラベルが超好き!ワイン会」
クラフナを出たのが午後8時ごろ。そこまでですでに7時間飲んでいるわけで、 もう十分なはずなのに十分じゃないんですよね~、というわけで二次会はすぐそばの庄や 木場店。 参加者はmishikaさん、獄門島狂子さん、ハッピーなつみさん、jinichiさん、aikoさん、師範の6名です。
まずはアサヒのマルエフ(550円)で乾杯しております。 たしかスーパードライかマルエフかが選べたと思います。 そのラインナップにザ・ビタリストが並べば最高ですね。
料理の写真も1枚だけありました。枝豆(380円)、セロリの浅漬け(250円)、きゅうり一本漬け(350円)
などを食しておるようです。全体に緑色、ヘルシーですね。
レシートを見ると、他にもいろいろ食べておりました。ぜんぜん覚えちゃいませんけどね。
そんな二次会、お会計はトータルで12,000円弱でした!
名称 | Beaujolais Blanc "La Rose Blanche" 2022 ボージョレ・ブラン "ラ・ローズ・ブランシュ" 2022 |
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生産者 | Vinerons des Pierres Dorées ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ |
価格 | 1,782円 (送料無料/スーパーセールで40% Off) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、カツオとマダイの刺身、鶏手羽焼き(カレー味&ガーリック味)、レタスとトマトとパプリカのサラダ。
選んだワインは、先日の楽天スーパーセールで買ったボージョレの白。
「1本で送料無料」だったので買ったんだけど、スーパーセールで40%オフな上に送料無料って、
きっと価格設定のミスだよね。
・・・なんて夢のない話は置いといて、銘柄は"La Rose Blanche"=「白いバラ」ですわ。
ちょうど今道場の生垣に白花モッコウバラが咲いています。とてもタイムリーです。
色は普通にレモン色。比較的サラリとした外観です。
香りは、桃のようなフルーツの香りに加えて、なんともいえない甘い香りを感じます。
ショップのサイトには『アカシアや菩提樹のような爽やかな香り』と書かれていますが、
知らない香りなので「そうなのね」と納得するしかありません。
味わいは、酸味も甘味もあるけどマイルドで、とても柔らか。さすがは銘醸地のシャルドネです。
言葉にするのは難しいのですが、なんとも滋味深い美味しさがあるワインです。
白バラの香りとは違いますが、柔らかでほのかに華やかな香味は今の季節にピッタリな感じがします。
これが送料込みで1,782円で買えたのは明らかにバグですが、
現行の2,970円でもそれなりに納得、ショップで別のワインを買って送料無料するための埋め草としても有効ですよ。
点数 | 80点 |
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リンク |
Beaujolais Blanc "La Rose Blanche" 2023 [Vignerons des Pierres Dorees] 2,970円 |
前述したように、道場の生垣にも"Rose Blanche"=「白いバラ」が咲いているんですよ。 この香りがこのワインに近いかと言われればかなり違いますが、どうせモッコウバラを植えるのであれば、 香りも無く黄ばんだような「黄花」ではなく、香りも楽しめる「白花」をお薦めします。
名称 | Tordeigiganti Appasito Nero d'Avola 2020 トルデイジガンティ アパッシート ネロ・ダーヴォラ 2020 |
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生産者 | G.R.A.(Botter Carlo) G.R.A.(ボッター・カルロ) |
価格 | 990円 |
購入店 | ワイン&WINE |
ここんとこ飲み会がある日以外の平日は師範が料理担当です。
今日は長女も次女も夕飯要らない、となると師範代一人にご飯を炊く(師範は飲む日は炭水化物摂りません)のも少量過ぎるんですね。
なので夕食のメインは炭水化物込みの豚チヂミにしました。そうすると副菜は、韓国風のチョレギサラダとネギ&ワカメのスープです
・・・なんて計画した後、長女が「家で食べる」と。ま、いっか。
選んだワインは、イタリアはシチリア島の赤。品種はネロ・ダーヴォラ、"Appassimento"と書かれているので、
陰干しブドウが使われたワインですね。
名前間違っていますが、2年前に2021年産と稽古しているようです。
色はしっかりと濃い紫色。フィルターは粗いのか、向こうが透けない感じはあります。
香りは、干しブドウをはじめとするドライフルーツの香りと、濃い系ベリーの香りがしっかりしています。
味わいも、甘さしっかり渋味はそこそこで酸味は控えめ。いかにも陰干しブドウなワインの味わいです。
アパッシメント、品種がなにかにかかわらず「陰干しブドウ特有の香味」になりますよね。
個性は感じづらいのですが、今日はこういうのが飲みたかったので好印象です。
小瓶保存した翌々日、やっぱり陰干しは日持ちがするんですよ。 香りはちょっと饐えた感じが増した気がするけど、味わいはこなれていて美味いっす。 「このワインは日持ちする」と考えてよろしいかと。
点数 | 77点 |
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リンク |
Tordeigiganti Appasito Nero d'Avola 2020 990円 |
本日は休肝日なのでワインと稽古はしていないのですが、ヒマに任せて「G7とコノ・スルの対決」をnoteにまとめました。
note、結局道場に記載した内容の焼き直しなので読む方はつまんないよなぁ、と思っていましたが、
こういう道場内に散らばった情報をまとめるのは意味があるかも、と思っています。
やっぱりnoteの需要は「お薦め安ワインベスト〇〇」みたいな記事なんでしょうね。
■note 19本目です。
コノ・スルとG7、どっちが美味いの五番勝負
大手ビールメーカーから新商品のローンチが相次いでいますね、というわけで本日のアペロはアサヒの「ザ・ビタリスト」。
缶に「苦味を愛する大人の味わい」と書かれている通り、しっかりと後味に残る苦味。柑橘系の香りもあってなんとなくIPA的な感じ。
これは悪くないですね、ちょっとだけアサヒを見直しましたよ。
名称 | Pink Riesling & Pinot Noir 2023 ピンク リースリング&ピノ・ノワール 2023 |
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生産者 | Propstei Ebernach プロプステイ・エベルナッハ |
価格 | 990円 (スーパーセールで50% Off) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種にマグロが多かったので、選んだワインはドイツのモーゼル地方のロゼ。
だってほら、マグロの中トロってきれいなロゼ色しているじゃないですか、そしてワインは「色を合わせろ」と言うじゃないですか。
アルコール度数が10.5%と低めなので、やや甘さが残っていそうなのもチョイスした理由です。だって寿司に合う日本酒は一般に甘いですよね。
色はとてもきれいなピンク色。ロゼの価値はこの色にあると言っても過言ではないと思います。
香りは、ほとんどリースリングの香りですね。
ぺトロールはありませんが、カサブランカのような花の香りと、ちょっとだけピノ・ノワール由来と思われるベリーの香りを感じます。
味わいはやや甘め。柔らかで万人ウケする味わいです。
ロゼワインと言えばやや甘くて柔らかで、という印象通りのワインです。
そんなに果実味バンバンでも無いので、手巻き寿司に合わせても良い感じでした。
(※)ちなみに販売店のサイトには
『バランスのとれた果実味と酸味。レモンとグレープフルーツを思わせるフレッシュな味わい。ピリッとした辛口です。』
と説明されていますが、それには正直首をかしげます。別のワインのコメントかな?
小瓶保存した3日後再稽古。ちょっと香りがゴムっぽく感じられはするけど、甘酸っぱい味わいは健在で、 食後酒としてもイケる懐の深さを感じます。
点数 | 75点 |
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リンク |
Propstei Ebernach Pink Riesling & Pinot Noir 2023 [Kloster Ebernach] 1,980円 |
本日は、飲み友だちのMikiさんの誕生日前日ということで、 そのお祝いにお呼ばれしました。場所は都内のパーティールーム。 こういう設備があるマンションっていいですよね。
参加者は下記の皆さんです。
・Mikiさん(幹事&主賓)
・とおるの安ワインさん(大半のワイン提供)
・マリリン(日本酒からワインへ)
・Mさん(ツイッター外から:料理にワインありがとうございます)
・たべもえさん(食べログの界隈の有名人)
・米柱さん(手土産は1年分チューハイ)
・りゅじめしさん(今日はパエリア無し)
・Wakoさん(Miwaさんのお母様)
・Miwaさん(Wakoさんのお嬢様)
・安ワイン道場師範さん(プーさん)
Mikiさんワイン会の素敵なところは、ウェルカムビールを用意して頂いている点です。
・反射炉ビール ニューワールド・ケルシュ(写真)
・South Horizon Brewing Pacifica Common
タップから注ぐビール、美味ぁです。これ書いている今もビールが飲みたくなります。
名称 | Provetto "Selezione Speciale" Spumante Bianco Brut N.V. プロヴェット "セレッツィオーネ・スぺシアル" スプマンテ・ビアンコ ブリュット N.V. |
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生産者 | Felix Solis フェリックス・ソリス |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
今回のワインの大半は、「ワイン1年分」を当ててしまったとおるの安ワイン氏から提供して頂いております。
その中から、まず乾杯の泡に選ばれたのがこちら、楽天で一番売れているスパークリング・ワインらしいです。
この銘柄は先日も稽古しております。
名前はイタリアのスプマンテみたいなのですが、実際はスペイン産です。
色は薄めで、泡もやや弱めです。
香りは、柑橘系の香りが結構しっかりしています。複雑さはありませんが、美味しそうな香りではあります。
味わいはやや甘めで親しみやすい感じ。暑い日にビール代わりにキューっと飲みたいスパークリングでした。
点数 | 73点 |
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正午過ぎ、全員揃ったところで乾杯。Mikiさんがお誕生日席なのは当然ですが、 なぜか師範も反対側のお誕生日席に。恐縮です。
名称 | Pluvium Brut Blanc de Blancs N.V. プルビウム ブリュット ブラン・ド・ブラン N.V. |
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生産者 | Vincente Gandia ビンセンテ・ガンディア |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
スペイン産のスパークリングが続いて、ここから同じ造り手の銘柄違いを比較します。
こちらが"Blanc de Blancs"と書かれていて、品種はマカベオとシャルドネです。
スペインなのに"Blanco de Blancos"じゃないんですね。
スペインの泡だと瓶内二次発酵のカバが有名ですが、
これはそうじゃないのでシャルマー方式(タンク内二次発酵)なんでしょうか。
色が薄めで泡が弱めなのは前のスパークリング同様です。
ただ香りが全く違います。どことなくおしろいのような香りがあって、フローラルな雰囲気があります。
味わいは軽め、酸味も控えめで水のように飲めるスパークリングでした。
点数 | 72点 |
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名称 | Pluvium Brut Organic N.V. プルビウム ブリュット オーガニック N.V. |
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生産者 | Vincente Gandia ビンセンテ・ガンディア |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
比較のもう一方がこちら。"Organic"と書かれています。こちらも"Organico"じゃないんですね。
スペインさんはもっと自国の言葉にプライドを持ちましょう。
品種はマカベオとシャルドネ、前のブラン・ド・ブランと同じです。
「こっちも白ブドウだけだからブラン・ド・ブランじゃん!」と突っ込みたくなる感じです。
品種が同じなので、中身も同じかと思えばこれが全然違うんですね。
こちらは最初のスパークリングと同様に柑橘系の香りがあります。
味わいはやや苦味があって、単に軽いだけじゃありません。僅差ですが、師範的にはこちらの方が好みでした。
点数 | 73点 |
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とおるさんのところには、こんなワインが1ケースずつ届いているそうです。 1本2本だと楽しめますが、12本だと一人でちょっとしんどいですね~。 今後も消費に貢献させて頂きます。
名称 | Miki Wine Koshu 2024 ミキ・ワイン 甲州 2024 |
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生産者 | K's Project K'sプロジェクト |
価格 | (Mikiさんから) |
購入店 |
今回のメインのワインがこちら。主催のMikiさんが主体的に醸造に関わられたワインです。
ラベルは、こちらもお知り合いのけいこさんがデザインされたそうです。
「自分のワインを造ろう」なんて、バイタリティあるなぁ。
ブドウは山梨の勝沼産甲州100%、5時間スキンコンタクトさせてステンレスタンク発酵だそうです。
外観は、薄めではありますが無色って感じではなく、ちゃんと白ワインの色をしています。
香りは、甲州種らしい和柑橘の香りがかなりしっかりと香ります。
何の香りもしない甲州種のワインがあったりする中、お世辞ではなくこれだけ香ればご立派です。
味わいはかなりドライです。アルコール度数は8%と低めですが、
それでもこの糖の少なさはかなり早摘みされたブドウだったのだろうと想像されます。
そのあたりをMikiさんに伺ったら、元はスパークリングにする予定のブドウだったとのこと。
なるほど納得です。ブドウの要素を香りに全振りしました!って感じですね。
点数 | 76点 |
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貴重なワインをありがとうございました!>Mikiさん。 今度は遅摘みの甲州か、マスカット・ベーリーAあたりで挑戦してください。楽しみにしています!
名称 | Momentum Airen - Sauvignon Blanc N.V. モメンタム アイレン ソーヴィニョン・ブラン N.V. |
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生産者 | Virgen de las Viñas ビルゲン・デ・ラス・ビーニャス |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
それではまた「とおるの1年分ワイン」に戻ります。
こちらはスペイン産の白で、品種はアイレンとソーヴィニョン・ブラン。
アイレン、スペインのブドウ栽培面積の30%を占める代表的な品種らしいですが、
個人的にはあまり得意でない印象があります。なんの味も香りもしないワインが多いんですよね。
そしてこのワインもその例に盛れず、香りも味わいも薄いワインでした。
ソーヴィニョン・ブランも使われているので、やっとこさワインらしい体裁を保っている感じです。
積極的な不味さがあるわけじゃないので、嫌いなわけではありませんが、敢えてこれを選ぶ理由は見出せません。
点数 | 69点 |
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今回Mikiさんに用意して頂いたのは、to-un-beというところのケータリング料理。内容は以下でした。(左上から横に)
・タスマニアサーモンとセルヴェルドカニュのタブレ
・カリフラワーのロティとひよこ豆のフムス
・田舎風パテドカンパーニュ
・ソフトシェルシュリンプのエスカベッシュ
・フォアグラのムースリーヌ 全粒粉のメルバトースト
・雲丹のフラン いくらのマリネ
・茄子のフリットとトリュフ風味の牛すき焼き
・黒毛和牛のローストビーフ ほうれん草のマスタード和え
・イベリコ豚のペルシャード ラタトゥイユ添え
盛りだくさんで美味しかったのですが、話に夢中で残しちゃったような気がします。あーもったいない。
名称 | Costa Vera Chardonnay 2024 コスタ・ベラ シャルドネ 2024 |
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生産者 | Indomita インドミタ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
ここまでの「とおるの1年分ワイン」は全てスペイン産だったのですが、
こちらはチリ産のシャルドネです。
造り手は、安くてもしっかりしたワインを造ることで定評のあるインドミタ。
この「コスタ・ベラ」というベーシックなレンジと稽古するのは初めてです。
ラベルが安っぽくないのは良いですね。
色は、これまでのワインと比較すると、やや濃い感じのレモン色です。
香りは、弱めではあるけど青リンゴの雰囲気が感じられます。
その一方で味はかなりしっかりしています。やっぱりワインは多少甘い方が落ち着きますね、「安心の味」といった感じです。
点数 | 74点 |
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この写真は、ツイッター外から参加されたMさんという男性の方に作って頂いた水ダコのカルパッチョ。 グレープフルーツや刻んだディルが乗せられていて、まるでプロの仕事です。↓の日本ワインに合わせて大変美味しく頂きました。
名称 | Amber Niagara 2023 アンバー・ナイアガラ 2023 |
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生産者 | Misono Vineyard ミソノ・ヴィンヤード |
価格 | (Mさんから) |
購入店 |
ここからの日本ワイン2本は、マリリンさんとMさんに持参して頂いたものです。
日本ワインの情報に疎い師範ですので、このワインの価値はイマイチ理解できていませんが、
ミソノ・ヴィンヤードというところのワインはかなり希少なものなのだそうです。
写真でもわかるようにしっかり濁ったオレンジ色、外観はまるでオレンジジュースです。
香りはめっちゃナイアガラです。生食用のナイアガラの香りそのまんまです。
味わいは、思ったよりも酸味は少なめで、旨味がしっかりしています。
好きな人はハマりそうなワインだと思いました。
点数 | 75点 |
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名称 | Grapeful Days 2024 グレープフル・デイズ 2024 |
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生産者 | Agri-Cœur アグリ・クール(片寄広朗) |
価格 | (Mさんから) |
購入店 |
もう1本、マリリンさんMさんペアが持参された日本のオレンジワインが続きます。
こちらは、山形県上山市に出来た新しいワイナリーの発泡性オレンジワイン、ということだったと思います。
これもすごく希少なワインということだったかと。そういう価値がわからない師範で申し訳ありません。
色は、前のワインよりも更に濁りが強くて、ピンク・グレープフルーツのジュースみたいな外観です。
香りは「ザ・自然派」、石鹸とレモンと、見た目通りのグレープフルーツの香りを感じます。
口に含むと炭酸はかなり少なめで、微々炭酸くらい。酸味しっかりで味わいも自然派らしいものでした。
個人的にこういう酸が強いワインはあまり得意ではないのですが、好きな人は多そうです。
点数 | 73点 |
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そしていきなり始まるブラインド大会。 「とおるの1年分ワイン」の中に造り手もヴィンテージも同じで品種だけが違う銘柄(インドミタのコスタ・ベラ)があるので、 その品種当てをしよう!ということになりました。
名称 | Costa Vera Cabernet Sauvignon 2024 コスタ・ベラ カベルネ・ソーヴィニョン 2024 |
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生産者 | Indomita インドミタ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
まずこちらが"A"です。
色は、チリ産の赤ワイン、それも濃い系のカベルネやカルメネールとしてはやや薄め、
明るめで清澄度の高い外観です。
香りも、黒系というよりも赤系な感じのベリー香を感じます。もちろん樽香はありません。
味わいも、若いニューワールドの赤としてはこなれた感じ。
師範の回答は「こちらがカルメネール」でしたが、正解はこちらがカベルネ・ソーヴィニョンでした。うむぅ~。
カベルネにしなかった理由は、香りにピーマンがいなかったこと、あと「カベルネは濃く造るでしょ」という先入観からです。
有名品種だから、フレンドリー狙いにフォーカスされたんですね。
点数 | 72点 |
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名称 | Costa Vera Carmenere 2024 コスタ・ベラ カルメネール 2024 |
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生産者 | Indomita インドミタ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
そしてこちらが"B"です。
差分を書いていくと、まず色は明らかにこちらの方が濃く青い感じがします(下の比較写真をご参照ください)。
香りも、より黒系ベリーの香りが強いというか、重い雰囲気があります。
味わいも、色や香りの印象通り、相対的に重くて渋味もしっかりしています。
「渋い」=「カベルネ」でしょうということでこちらをカベルネ・ソーヴィニョンにしましたが、正解はこちらがカルメネールでした。
なるほど『おらが村の代表品種』だからしっかり感にフォーカスしているのね。
「カルメネールは軽めね~、ではない」と覚えておきましょう。
点数 | 73点 |
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ブラインドの結果、正解〇は5名/不正解×が5名で割れました。
〇:米柱さん、たべもえさん、マリリンさん、Mさん、Miwaさん
×:Mikiさん、とおるさん、りゅじめしさん、Wakoさん、師範
だったと思います。それくらい悩む問題でした。
名称 | Peñasol Selección Cabernet Sauvignon N.V. ペニャソル セレクシオン カベルネ・ソーヴィニョン N.V. |
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生産者 | Félix Solis フェリックス・ソリス |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
じゃぁスペインのカベルネ・ソーヴィニョンはどうなのよ、ということで次に開けたのがこちら。
造り手はスペインの代表的な安ワインの造り手「フェリックス・ソリス」です。最初の泡もこの造り手のものでした。
「安ワイン者も歩けばフェリックス・ソリスに当たる」、いったいどれくらいの銘柄を造っているんですかね?
外観は、前のチリ産よりもレンガ色っぽさがあります。ノン・ヴィンテージですが、そんなに若くないのかも知れません。
香りにもどことなく枯草のような熟成感があります。カベルネなのにこのワインにもピーマンはいませんね。
味わいは、こなれてはいるけど渋味の鋭さが残っています。ちょっとガチャガチャした印象を受けました。
点数 | 69点 |
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名称 | Momentum Templanillo - Cabernet Sauvignon N.V. モメンタム テンプラニーヨ カベルネ・ソーヴィニョン N.V. |
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生産者 | Virgen de las Viñas ビルゲン・デ・ラス・ビーニャス |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
こちらもスペイン産で、品種はテンプラニーヨ(テンプラニージョかな?)とカベルネ・ソーヴィニョンが使われています。
そしてこちらもノン・ヴィンテージ。
「とおるの1年分ワイン」、こういう似たような銘柄が一度に12本ずつ送られてくるようで、
どんどん溜まっていくとおる氏の苦労が偲ばれます。
外観は、前のカベルネよりもやや明るい感じで、エッジはレンガ色からオレンジ色に近い印象があります。
香りは、テンプラらしいヤニっぽさが加わって、少々複雑に感じます。
味わいは、渋味が少なくやや甘め、一般ウケしそうなバランスです。
現地の気軽なバルあたりのハウスワイン的な赤ですね。
点数 | 70点 |
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名称 | Marques de la Herradura Colección Templanillo N.V. マルケス・デ・ラ・エラドゥーラ コレクシオン テンプラニーヨ N.V. |
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生産者 | Bodegas Celaya ボデガス・セラヤ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
「とおるの1年分ワイン」からの赤はようやくこれが最後です。
結局、産地はチリかスペインでした。新旧両ワールドの代表的な安ワインの産地ですね。
毎月3種類×12本ずつ送られてくるらしく、今回は4月分までの12種類。あと8ヵ月24種類、何が送られてくるのか楽しみですね~(人ごと)
ではこちらの赤は、というと、色はかなりしっかりと濃い紫色です。
香りも若いベリーっぽさが感じられ、味わいもちゃんとベリーベリーしています。
相対的にヴィンテージが若いか、輸送中につらい目に会った可能性が低いかだと思われます。
特にどうということは無いのですが、普通に楽しめる赤でした。
点数 | 72点 |
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この料理も、Mさんが現場調理してくれたシーフード・サラダです。 ノルウェー産のサーモンを中心に、タコ、アボカド、紫玉ネギ・・・見た目も華やかでパーティにふさわしいメニューだと思いました。
名称 | Riesling Trocken 1988 リースリング トロッケン 1988 |
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生産者 | Kinheimer Rosenberg キンハイマー・ローゼンベルク |
価格 | (たべもえさんから) |
購入店 |
当日、とんでもない隠し玉がたべもえさんから放り込まれました。
なんと、ご実家の棚で常温保存されていた1988年産のドイツ産リースリングです。
まだ東西ドイツの統一前なので、西ドイツ産と言った方が良いかも知れません。
同じ環境にあったピノ・ノワールは大丈夫だったとのことなので期待しましたが・・・
この中では一番抜栓回数が多かろうということで師範が抜栓を担当、
スクリューを刺そうとするとコルクがスッと沈んじゃうんですよ。
なんとかねじ込んで事なきを得ましたが、液面の低さからもわかるように、
かなり外部と空気が行き来していたものと思われます。
外観は、濁った茶褐色です。赤ワインも白ワインも、思いっきり古くなると同じ色合いになると言いますが、確かにそうかも知れません。
香りは、完全に紹興酒です。他にもパウンドケーキの香りや干しブドウの香りといった声も聞こえましたが、95%は紹興酒ですね。
味わいは・・・酸っぱいです。バルサミコを薄めた感じですね。
忖度抜きに表現すると「完全に逝っちゃってる」ワインでした。
やっぱり古酒になればなるほど、保存状態とコルクの密閉度って大切ですね。
このボトルのコルクは、37年間も中身を維持する能力は無かったようです。
点数 | (38点) |
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名称 | Blanc de L'Obseravtoire 2022 ブラン・ド・ロブセルヴァトワール 2022 |
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生産者 | Ch. Ksara シャトー・クサラ |
価格 | (たべもえさんから) |
購入店 |
たべもえさん、1988年のリースリングは逝っちゃっていることを想定されていたのでしょう、
口直しに別のワインも持参して頂いています。
そしてこちらもなかなか珍しいワインで、産地はレバノンです。
レバノンのワインは「シャトー・ミュザール」が有名で、そちらとは何度か稽古していますが、
それ以外のレバノン産は初稽古です。
色はちょっと濃いめのレモン色です。
香りは、熟れたリンゴの香りにほんのりバニラの香ばしさ。
品種名は書かれていなくて、香りの感じはとてもシャルドネっぽいと思ったんですが、
調べたところミュスカとソーヴィニョン・ブランみたい。全然違うじゃん!です。
味わいも、ほんのり甘さがあってニューワールドのシャルドネっぽいんですよ。
レバノンの白なんて初稽古なので、なかなか興味深い体験でした。
点数 | 75点 |
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名称 | Zero Mandarin 2023 ゼロ・マンダリン 2023 |
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生産者 | Sakaimachi Farm & Winery さかいまち醸造 |
価格 | (Mさんから) |
購入店 |
マリリンさんMさんペアにはもう1本大変変わったワイン?を持参して頂いています。
実際は「ワイン」とは違うんですね、湯河原産の温州ミカン100%で造られた果実酒です。
これぞ正真正銘のオレンジワインなのですが、分類的にはオレンジワインじゃない、というめんどくさいことになっております。
外観は、写真でもわかるように完全にオレンジジュースです。
香りには、当然あるべきミカンの香りに加えて、自然派ワインにあるような田舎のトイレっぽいアンモニア感が少々あります。
味わいは酸味しっかり、全く甘さがありません。
銘柄名が「ゼロ・マンダリン」なんですが、このゼロは「糖分ゼロ」を意味するのかも知れません。
こうやってブドウじゃない果実酒を頂くと、いかにブドウが糖度の高いフルーツなのかということがわかりますね。
甘いミカンでも、糖分を6%のアルコールに変えたら全く甘くなくなる、ということがわかりました。
点数 | 65点 |
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手ぶらで参加するのもなんなんで、ということで師範はC3(シーキューブ) ベリーウィッチを持参しました。 ドライフルーツが使われていて、ワイン好きにも評判の良いお菓子です。
名称 | Valdemonte "Gran Cuvée" Brut N.V. バルデモンテ "グラン・キュヴェ" ブリュット N.V. |
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生産者 | R.E (Fernando Castro) R.E. (フェルナンド・カストロ) |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
〆の泡も、「とおるの1年分ワイン」からで、またまたスペイン産のスパークリングです。
裏ラベルに"Obtained by adding carbon dioxide"と書かれているので、炭酸ガス注入方式のスパークリング・ワインですね。
造り手のフェルナンド・カストロもスペイン産安ワインではしばしば見かける名前です。
この銘柄は、先日も稽古しております。
一度稽古したことがある銘柄ですし、10人で17本目ということもあってほとんど覚えておりませんが、
普通に普通のスパークリングだったような気がします。
「とおるの1年分ワイン」、5月から8月分までの4ヵ月分がたまったところでまたご相伴に預からせて頂きたいと思います!
点数 | ??点 |
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そんな「Mikiさんのプレ誕生日祝い&とおる氏のワインを消費する会」、
新たなお知り合いも増えまして大変楽しい会でした。
Mikiさんは呼びかけから準備から片付けまで、主賓なのに一番大変だったと思います。ありがとうございました!
稽古したワインたち。10人で17本は多いよね(かなり残っています)
■note 21本目。改めて見返すと、フランスもイタリアもゼロの会だったのね。
ワイン1年分365本プレゼント?・・・友人の誕生日イヴにて
パーティールームでの会が終了したのは午後4時前、
まだ日が高いし、この日は中野でワールドワインフェスティバルが開催されていて、
そこでお知り合いが店に立っているというので向かいました。同行したのは、とおるさん、米柱さん、たべもえさん、師範の4人です。
会場は中野セントラルパークの奥にあるイベントスペース。
テーブルが出されていますが、だいたい普通に座れるくらいの混雑具合でした。
こちらが、目的地である酒日向のブース。お店側の中の人として、
2bさん、
NAOTAKA社長、
ヒマワインさんがいらっしゃいました。
お客側のお知り合いとしては、
あいさん、
いさみさん、
獄門島狂子さん、
nagiさん、
樹龍さんがいらっしゃって、
ジョニオンさんと知り合いになりました。
一大宴会状態であります。
名称 | Uruwashi Pink N.V. ほのかに苺香る 麗しピンク N.V. |
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生産者 | 東夢 |
価格 | 3,300円 |
購入店 |
これだけ人数がいればそりゃボトルで注文するでしょう、ということで、
まずは師範が1本買って振る舞い酒しました。
『セニエ法で仕込んだビジュノワールのロゼ』のペティアンです。
なぜこれを選んだのか今となっては忘却の彼方ですが、
多分どなたかにお薦めされたのだと思います。
この会では、全然メモも取っていませんし、ほぼすっかり出来上がった状態でしたので、
どんなワインだったかレポートするのは大変難しいわけですが、
ご覧の通りのきれいな色合いの泡だったので、皆で乾杯するのにちょうど良かったと思います。
点数 | 75点 |
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それではみんなで乾杯!屋外でワイワイ頂くワイン、楽しいですね~(楽しすぎました)
名称 | Palmer "La Réserve" Brut N.V. パルメ "ラ・レゼルヴ" ブリュット N.V. |
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生産者 | Palmer & Co. パルメ・エ・コンパニ |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 |
みんなで盛り上がっていると、NAOTAKA社長から素敵な提案が。
なんとシャンパーニュ「パルメ」を1杯500円でサービスするそうです。
そりゃ乗らないわけにはいかないでしょう、ということで皆さん注文していました。
もちろん師範も頂きましたよ。
そしてね、やっぱりシャンパーニュは格が違うわけですよ。
この日はここまで7本の発泡/微発泡ワインと稽古しているわけですが、
泡のキメの細かさ、泡のボリューム、香りの複雑さ、酸味と甘味のしっかり具合、
どれをとっても一枚上手です。やっぱりシャンパーニュしか勝たんのですよ。
点数 | 80点 |
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ワインをサーブして頂いているのが、 お仕事の都合で東京を離れる2bさん。 本来もっと早くにお引越しの予定だったらしいですが、 NAOTAKA社長から「ワールドワインフェスティバルに出なさい」 と言われて延期したそうです。 おかげで、送別会以降またお会いすることができました。
名称 | Uruwashi Orange N.V. さくら餅香る 麗しオレンジ N.V. |
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生産者 | K's Project K'sプロジェクト |
価格 | 3,300円 |
購入店 |
注いでもらっているのがこのワインです。どなたに購入して頂いたのかは失念しております(ごめんなさい)。
ブドウは山形県産のデラウェアで、醸造したのは東京の葡蔵人(ブックロード)、
先ほどのミキ・ワインと同じワイナリーですね。
日本ワイン、最近G.I.(産地呼称制度)で「ブドウの生産地と醸造所が同じ地域にある」ことが推奨されていますが、
決して広い国土を持つわけでなく、流通も発達している日本なので、
「ワインの消費地と醸造所が近い」のもアリなんじゃないかと思っています。
なんて素人の戯言を書いていますが、それはこのワインのことを書くことがあまりないからです。
桜餅の香りがしたかなぁ、どこかでちゃんと稽古する機会を作らなきゃダメですね。
点数 | ??点 |
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名称 | Chocolate vs Red Sweet Taste N.V. チョコレート vs 赤甘口 N.V. |
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生産者 | 大和葡萄酒 |
価格 | 1,980円 |
購入店 |
このワインは、樹龍さんが購入されたんでしたっけ?ほんと覚えてなくてごめんなさいです。
品種は山梨県産のアジロンで、製造は大和葡萄酒。
あいにくチョコレートは無かったので合わせることは出来ませんでしたが、大変興味深く頂きました。
もちろん細かいことは覚えておりません。でも、「甘口」というほど甘くはなかったような・・・
ガチで甘い外国のチョコレートだとワインが負けそうなので、カカオ分の多いダークチョコレートあたりが良いような気がしました
・・・てほんと「気がする」程度です。スミマセン。
点数 | ??点 |
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名称 | I Sistri Chardonnay 2022 イ・シストリ シャルドネ 2022 |
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生産者 | Felsina フェルシナ |
価格 | 2,750円 |
購入店 |
このあたりになると、もうどういう経緯でこのワインがテーブル上にあるのかもわからなくなっております。
しかしちゃんと写真には撮っているんですね。
飲んだ以上は全て掲載する、を道場のルールとしておりますので、
ほとんど覚えていないという恥を偲んでここに報告させて頂いております。
アルコールに沈んだおぼろげな記憶の糸を手繰り寄せると、ちゃんとシャルドネというか良く知る香りと味わいだったように思います。
ここまでは変わったワインが多かったですからね、やっぱり歳を取ると味覚がコンサバになるのかも知れません。
奢って頂いたどなたか、ありがとうございました!
点数 | ??点 |
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名称 | Mont-Pérat "Cuvée Les Gouttes de Dieu" N.V. モン・ペラ "神の雫" N.V. |
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生産者 | Ch. Mont-Pérat (Despagne) シャトー・モン・ペラ (デスパーニュ) |
価格 | 1,650円 |
購入店 |
いよいよこの日最後の1本です。1日で23本と稽古したのは過去最高かも知れません。
このワインは、「神の雫」というワイン漫画とコラボしたらしい1本で、
ノン・ヴィンテージなのは、神の雫第一巻に実際に登場したシャトー・モンペラの2001年ヴィンテージのワインが
少量使用されているからだそうです。
感想は「あぁボルドーだなぁ」です。スミマセン。
それにしても、このワインが1,650円で売られていたのは安いっすよね。
他のワインもそうですが、通常価格よりかなりお得な「イベント限定価格」だそうです。
普通イベントだと割高になるじゃないですか、こういうサービスは嬉しいっすよね。
点数 | ??点 |
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会場では、音楽の演奏や大道芸などが披露されていました。 この写真は、子供のように大道芸に見入るとおる氏。お疲れ様でございました。
■note 22本目。脳みそがアルコール漬けでほぼ記憶が無い中、頑張って書きました。
お得に楽しむワインフェス・・・ワールドワインフェスティバル in 中野
そして、なんと三次会にも参加しているんですね。お店は博多満月 中野店だと思います。 「思います」なのはほぼ記憶がないからです。この写真も、明らかに露出の設定をミスっています。 普通の居酒屋さんですから、こんなに暗い店じゃないと思います。
乾杯で生ビールなんかも飲んでいるみたいです。 何を話したかなんて全く覚えていません。心配だなぁ。こういう時、言わなくても良いことを言っちゃうんですよね。 そもそも口の悪いタイプなので、歯止めが利かなくなった時の自分が信用できません。
ただ、この日は幸いにも途中から寝落ちしていたようです。
変なこと口にするよりもその方が安心です。南無南無チーン!
そんな感じの三次会、財布を確認すると2,000円しか減っていないみたいなんですが、それで良かったんですかね?
もし払い忘れていたら請求をお願いします>幹事の方
これから新緑の季節を迎えるにあたり、道場生垣のヒイラギモクセイに防虫剤を散布しました。
一番の天敵はヘリグロテントウノミハムシという害虫。
そもそも日本にはいなかった種らしく、昔の園芸書なんかには「ヒイラギモクセイは育てやすい」なんて書かれていますが、今は大変。
この樹種を使った生垣、だいたいどこも火傷したような感じになっていますよ。
そうさせないための定期的な薬剤散布、気持ちよくテラス飲酒を楽しむために欠かせない作業でございます。
本日のアペロは、ツイッター上ではあまり良い評判を聞かない一番搾りホワイトビール。
最近発売されてテレビCMでも見たりしますね。
外観は、確かに白ビール的な感じで薄い濁りがあります。
香りには特段の特徴は無く、苦味弱めなくせにヴァイツェンっぽさも控えめ、
全体に中途半端な感じを受けてしまいます。
「ホワイトビール」を名乗るんだったらもっと小麦っぽさに振り切って欲しいけど、キリンさんはあまり冒険しないよね~。
サントリーの「やってみなはれ」精神や、サッポロの「ヱビスは麦芽ならなんでもやっていい」精神が好きです、知らんけど。
名称 | Custoza 2023 クストーザ 2023 |
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生産者 | Monte del Frà モンテ・デル・フラ |
価格 | 1,516円 (単品価格:1,881円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の稽古相手は、掲載10,003本目にして初めて稽古する”Custoza”「クストーザ(クストーツァ?)」というDOCの白。
ヴェネト州のワインらしいけど、世の中にはまだまだ知らないワインがいっぱいありますな。
ちなみに料理は、刺身三点盛り(鮪、石鯛、ツブ貝)、豚ホルモンとツラミと野菜の炒め物、庭の小松菜のおひたし、冷奴です。
色は薄めのレモン色、粘性もそれほど感じず、普通に安めの白ワインの色です。
香りは、ブラインドだったら「ソアヴェ?」でしょうね。
品種はガルガーネガ、トレッビアーノトスカーノ、コルテーゼ、トカイフリウラーノ、シャルドネ、リースリングイタリコ、マルヴァジアといろいろですが、
ほぼガルガーネガの影響が強い感じがします。
味わいは、思いのほか甘さを感じます。そのあたりはソアヴェとはちょっと違うかも。
Brix6.5なのでそんなに糖度が高いわけじゃ無いけど、なんとなく甘く感じるんですよ。
なるほどマイナーDOCの秘密は内容にアリ(失礼)といった感じで、特段の特徴が感じられない、普通に楽しめる白ワインです。
ブラインドで品種当てとかしたら面白いかもですね。6種類全部言える人がいたら神です。
小瓶保存した翌々日再稽古。香りはちょっと華やかになったような気がします。 味わいは、やっぱりちょっと甘めに感じられますね。なんだかこれで十分な気がしてきたので+1点献上します。
点数 | 75(+1)点 |
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リンク |
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本日は、ほぼ毎月開催されている五反田会の16回目。
会場はサイゼリヤ 五反田西口店。
サイゼリヤが会場であれば、
先日記事にもして頂いた
「サイゼリスト」たる安ワイン道場師範が参加しないわけには参りません!
店は、五反田から大崎広小路方面へ歩いて、目黒川の橋を渡ったところにあります。
川沿いには桜が植えてあるので、お花見の頃は良かっただろうな。
この店舗自体は初訪問ですが、もちろん「スペシャルワイン」が置いてあるお店です。
参加者は下記の皆さんです。
・とおるの安ワインさん(リーダー)
・ななさん(文豪)
・米柱さん(米の人)
・Mayumiさん(副支部長)
・かめワインさん(毎日シャン)
・ayucowさん(後頭部有名人)
・Kohさん(そこのディプロマ)
・安ワイン道場師範(自称師範)
名称 | Saizeriya Vino Bianco N.V. サイゼリヤ ヴィーノ・ビアンコ N.V. |
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生産者 | Cantina Cliternia カンティーナ・クリテルニア |
価格 | 1,100円 (お店価格:Magnum) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
集合時間は18:30なのですが、都会のサイゼリヤは予約ができないんです。
なので、リーダーのとおる氏とヒマ人の師範は、一足お先にお店に行って場所を確保・・・
店に入ったのが17:00前だったので、「一足お先」くらいじゃないですけどね。
とおる氏の提案は『コーヒーかビールでも飲んで待ちますか』だったんだけど、
どうせ待つならワインでしょう。それも、簡単には空にならないマグナムにしましょう、と強引に提案して、
一本目はサイゼリヤ・オリジナルの白ワイン。1.5リットルのマグナムボトルで1,100円という激安価格で有名ですね。
ちなみに前回稽古したのは2年半前です。
色はほぼ無色です。香りは、さわやかな柑橘系の雰囲気があります。味わいも爽やか一本やりですね。
品種はトレッビアーノとする説が有力ですが、定かではありません。その時々でコストに見合うワインが使われているのかも知れません。
普通にサクサク飲める白ではありますが、1,100円でこの内容でこの量は価格設定がバグっていると言わざるを得ないですね。
とおる氏と二人、キャロットラペ 200円と柔らか青豆の温サラダ 200円を肴に飲んでましたが、
そこで終了すれば一人750円、「千ベロ」どころの騒ぎじゃない圧倒的なコスト・パフォーマンスです。
このワインで9,996本目。道場ではマグナムボトルも、グラスワイン(無料試飲を除く)も「1本」としてカウントしています。 なので実際はまるまる1万本の量を飲んだわけではありません。
点数 | ??点 |
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パラパラと参加者が集まってきて、4人になったところでまずは乾杯。 グラスビール 280円は一瞬で空になるらしいです。そりゃそうですよね。
名称 | Don Raffaele "Cuvee Speciale" Pinot Chardonnay Brut N.V. ドン・ラファエル "キュヴェ・スぺシアル" ピノ シャルドネ ブリュット N.V. |
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生産者 | Casa Vinicola Morando カーサ・ヴィニコーラ・モランド |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
4人になったので、改めてサイゼリヤのワインを攻めていきます。
みなさん『シュワっとしたのが飲みたい』とのことなので、5本あるスパークリング・ワインの中から師範が提案。
ランブルスコの3本はまず無いとして、1,000円のこれか、1,500円の「7 Note」のどちらか。
「中身は似たようなもので値段の差はありません。その上、こっちは品種がシャルドネとピノ・ノワールで王道です」
と説明したら『ではこちらで』となりました。この銘柄は半年前に稽古しています。
色は無色に近い、というかほぼ完全に無色です。
香りは特にありません、というかほとんど無臭です。ディプロマの資格をお持ちのKohさん曰く『ピノ・ノワールを感じない』らしいです。
味わいはちゃんとあります、けど苦いです。ぷぅ。
もう少しちゃんとしたスパークリングだったと思うんだけどなぁ、これはややイケてませんでした。
でっかいタンクで醸造するんでしょうから、ボトル差があるような銘柄とも思えないんですけどね。
先に白を飲んじゃったのが影響しましたかね?
このワインで9,997本目。あと3本、なにが1万本目に当たるのか興味深いところです。
点数 | 69点 |
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料理はいろいろと注文しておりますが、ここは「サイゼリスト」たる師範がお薦めするものをチョイスして読者の皆様へお届けします。
まずはこちらのエスカルゴのオーブン焼き 400円です。
日本で、エスカルゴが400円で食べられるなんてサイゼリヤ以外に無いと思います。
美味い不味い以前に一度は食べておくべき一皿です。
名称 | Salice Salentino Negroamaro Riserva "Rena" 2020 サリーチェ・サレンティーノ ネグロアマーロ・リゼルヴァ "レナ" 2020 |
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生産者 | Leone de Castris レオーネ・デ・カストリス |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
次は白を注文しようかなぁ~、なんて考えていると、到着したばかりの米柱さんがいきなりこの赤をモバイル・オーダーされていました。
いや~、いきなり赤かよ!別に良いんですけどね。
この赤も、前回の稽古は半年前です。
この「レナ」という銘柄が、サイゼリヤの赤の中では一番美味いと師範は考えています。
色はしっかりと濃い紫色です。
香りは、ベリーの香りとアメリカンオークっぽい木樽の香りがしっかり感じられます。
味わいは、甘くて濃くてフルーティ。アルコール度数は14.5%と高く、飲みごたえがあります。
品種はネグロアマーロですが、プリミティーヴォ(ジンファンデル)みたいな感じです。
やっぱり美味いな、このワイン。半年前も同じヴィンテージの2020年産だったのですが、
若干熟成して柔らかくなった今の方が美味しく感じられますよ。
次のヴィンテージに変わる前にお試し頂くことをお勧め致します。
このワインで9,998本目。自分で1万本めを選ぶならコレかなぁ、と考えていました。
点数 | ??点 |
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サイゼリヤで食べるべきメニュー、お次はアロスティチーニ 4本で800円です。 サイゼリヤに於いて1本200円もする串焼きというのは相対的にお値段お高めですが、 やっぱり羊の肉は赤ワインに合うんですよ。香辛料も良い仕事をしてくれています。
名称 | Ori di Verdicchio 2021 オーリ・ディ・ヴェルディッキオ 2021 |
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生産者 | Pontemagno ポンテマーニョ |
価格 | 2,600円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
また白に戻ります。サイゼリヤのワイン、すべて3,000円以下の稽古範囲価格なのですが、
その中で一番お高いのがこの「オーリ」という銘柄、税込み2,600円です。
ちなみに白5本のうち3本は、マルケ州のD.O.ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージです。
そんなこと書いたって誰も覚えられないでしょうから、メニュー表には「オーリ」「バケレット」「ベルデッキオ」と略称書かれています。
ちなみにこの銘柄との前回の稽古は1年半前。
その時のヴィンテージは2019年産でした。
色は、結構しっかりとしたレモン色であることが、サイゼリヤの小さなトライタンのグラスでもわかります。
香りは、一番特徴的なのは蜂蜜のような甘い香りです。ヴェルディッキオでこんな香りが出せるんですね~、と驚いて欲しいところです。
味わいは、バランスとしては結構甘めですが、食事の邪魔をするほどではありません。
やっぱり一番高いワインですから、それなりに美味しいわけですよ。
リストを眺めると2,600円って高いなぁと思うですが、普通のお店だとそれが一番安いクラスですよね。
やっぱりサイゼリヤのワインの値付けはバグってるわ。
いよいよワインで9,999本目。サイゼリヤで一番高いワインなので、1万本めはコレもアリかなぁ、と考えていました。
点数 | ??点 |
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サイゼリヤのお薦めメニュー、こちらはチョリソー 400円です。 見た目は極めてシンプルなのですが、良い感じの辛さがあって、ビールに合います。 ワインに合わせるにはちょっと辛味があり過ぎるかも知れませんが、これと辛味チキン 300円は病みつきメニューです。
名称 | Saizeriya Vino Rosso N.V. サイゼリヤ ヴィーノ・ロッソ N.V. |
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生産者 | Cantina Cliternia カンティーナ・クリテルニア |
価格 | 1,100円 (お店価格:Magnum) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
いよいよ栄えある1万本め、これは皆さんと相談して決めました。
『やはり「安ワイン道場」を名乗る以上は、徹底的な安ワインにするべきでしょう』ということになって、
選んだのはマグナムで1,100円のサイゼリヤ・オリジナルの赤ワインです。
このワインとの前回の稽古は1年前。
その時はとても美味しく感じたんですよ。
まず外観から。色は明るめの紫色です。品種はちょっと想像つかないですね。
香りは、明るめのベリーの香りが感じられて、普通に赤ワインらしい良い香りです。
味わいも、外観や香りの印象通り軽い感じ。サクサク飲めてしまいます。
食べ物全般に合わせるんだったら、これくらい軽い感じの方が良い、というのが良くわかります。
そしてやっぱりこの内容でマグナム・ボトルで1,100円は凄いっすよ。サイゼリヤの選ワイン眼、恐るべしです。
点数 | 75点 |
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1万本めのワインで乾杯。
そもそもは生涯の目標としていた掲載1万本、28年間、還暦前に達成致しました。よくがんばりました!>自分
そして、今回参加された皆さん(+あいにく不参加だったあいさん)から、サプライズで掲載1万本記念の盾を頂きました。 ありがとうございます!道場に飾らせて頂きます!!
名称 | Lambrusco Reggiano Dolce N.V. ランブルスコ・レッジャーノ ドルチェ N.V. |
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生産者 | Medici Ermete メディチ・エルメーテ |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
「じゃぁ再出発の10,001本めは何にしましょうか?」という話になるわけですよ。
サイゼリヤのスペシャル・ワイン現行15種類の中で、唯一未稽古の銘柄があるわけです。
それがこちら、ランブルスコのドルチェ(甘口)です。
そもそも師範は赤の渋味と泡の刺激は相性が悪いと感じていて、ランブルスコや豪州のシラーズ泡なんかはあまり得意ではありません。
それに加えて甘口、なかなか選ぶ機会が無いですよね。
そこで敢えて「だったらこれにしましょう!」ということになりました。
内容に関しては、この時の師範は思いっきり舞い上がっちゃってあまり細かいことは覚えていませんが、甘めの赤い泡だったと思います。
メモにも何か書いてはいますが、全く読めません。
このワインを一番推していたななさんが、「酒弱勢」を自任しているのにガブガブ飲まれていました。
なるほどアルコール度数が低い(8.5%)メリットってのもあるんですね。
酒飲みは同じ値段だったらついアルコール度数が高い方がお得な気がしてしまいます。
点数 | (72点) |
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サイゼリヤの料理で、師範イチ押しなのがこちら、若鶏のディアボラ風 500円です。 この料理は、ツイッター(現X)を始めた頃に知り合いになった女性から推薦されました。 あのお方、まだ元気かな?28年もやっていると、いろんな人が来たり去ったりします。
名称 | Bacaréto 2023 バカレト 2023 |
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生産者 | Pontemagno ポンテマーニョ |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 五反田西口店 |
1万本達成したからってそこで終わるわけではなく、また別のワインが注文されています。
このワインは、リストにある3本のヴェルディッキオの中で真ん中のクラスの白です。
リストには「バケレット」と書かれていますが、普通に読むと「バカレト」ですよね。
バカって書きたくなかったんですかね?
ちなみにこのワインとの前回の稽古は半年前、
ヴィンテージが2022年から1年進んで2023年になりました。
・・・ハイ、もちろん覚えておりません。
もうこの頃になると何を話していたかさえも覚えていないテイタラクであります。
でも安ワイン道場師範なんてそんなもんなんです。
こんな雑飲みができるサイゼリヤ、今後も推して参りたいと考えております。
点数 | ??点 |
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この後、レナをもう1本注文しております。 道場では同日に2本飲んでも「稽古は1回」としてカウントしています。 違うコメントなんて書けるわけ無いですからね。
こちらのイタリアンプリン 250円は初めて食べました。おいしかったです!(語彙力)
そんな「第16回 五反田会 兼 安ワイン道場掲載1万本達成記念会」、お会計は8人分トータルで28,340円でした。
一人当たり3,500円くらいなんですよ。心からサイゼリヤの凄さをかみしめております。
稽古したワインたち(レナは同じもの2本)
■note 20本目。noteが1万本達成するのはいつかしらね?(絶対しませんが)
サイト掲載1万本へのカウントダウン!・・・サイゼリヤ 五反田西口店
サイゼリヤでたっぷり飲んだので、自宅が遠い方や明日に備える方とはここで解散、
残ったのは明日なんて気にしないとおるさん、かめさん、Mayumiさん、師範の4名。
前回の二次会で伺ったワインバーのエシェゾーは満席で、どこでもいいよ~と向かったのが
肉汁餃子のダンダダン 五反田西口店。
この系列店、以前都立大学店を利用していますので、
詳しくはそちらをご覧ください。
生ビール 658円で乾杯しております。 この後、多分レモンサワー 548円も飲んだと思います。
こちらがこのお店の看板メニュー、 肉汁焼餃子 614円×2ですね。 皮がもちもちして美味しかった、くらいの記憶しかございません。
料理は他にも馬レバー刺し 1,153円なんてものも注文しているようです。
馬肉は生レバーも食べられるのが良いですね。競馬好きの方は食べないみたいですけどね。
そんな感じ(雑でスミマセン)の二次会、お会計は8,000円弱、一人2,000円くらいでした。
しこたま飲んだ師範は電車で寝過ごして、二駅先まで行ってタクシーで帰宅。
飲み会の代金と同じくらいタクシー代がかかりました(泣)
一昨日から、暇に任せて屋上菜園、始めました。
・手前のバジルとしそ大葉はダイソーで種を購入(2つで110円)
・奥のオレンジミントは種が無かったのでコーナンで苗購入(327円)
・園芸用土もコーナンで購入(492円)
・プランター2つは減価償却済、1つは購入(217円:3年で償却するとして今年分は73円)
合計1,002円の支出。果たして投資回収できるのか?!
(時々報告予定です)
ジムは日曜行けないプランだし、雨で散歩も行けないし、ということで明るいうちから飲み始めました。
G7のスパークリング、泡は弱くなったけどやっぱりちゃんと美味いっす。
昨日のスパークリング対決、1本はハーフだったとはいえ、稽古前に100mlの小瓶2つを飲んだ後だったので、
ボトル半分くらいは残っているだろうと思ったんだけど、なんと2杯分くらいしか残っていません。
こりゃ困った・・・夜のリモート宴会まで、このワインで繋ごうと思ったのになぁ。
名称 | Meinklang Kontext 2021 マインクラング コンテキスト 2021 |
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生産者 | Djuce Wines ディージュース・ワインズ |
価格 | |
購入店 | (Nagisaさんから) |
そんな時に「ちょうどいいワインがあるじゃないか!」とひらめきました。
この缶ワインは先日のお花見の際に、インポーター「都光」の中の人Nagisaさんからの頂いたものです。
容量250ml、こういう局面にピッタリの量です。
本日の食事であるローストビーフのバルサミコソース、イカとブロッコリーとトマトのサラダに合わせました。
色はしっかりオレンジ色、自然派らしくかなり濁りがあります。
香りもめっちゃ自然派ですね。柑橘系の香りもありますが、なんといっても特徴的なのはレモン石鹸の香りです。
味わいも「ザ・自然派」です。甘さはほとんど無くて、酸味と渋味がしっかりしています。
師範は自然派に対する解像度が低いので「自然派のオレンジですね~」としか言えないのですが、
缶からこういうちゃんとしたワインが出てくるのはなんだか少し意外な感じがしますね。
手軽さも含めてアリだと思います。
これが9,994本目、1万本まであと6本です。
点数 | 76点 |
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午後8時からは、四半期に1回くらいのペースで開催しているお達者クラブのリモート宴会。
今回の参加者は下記の皆さんでした(まだまだお達者な年齢じゃない方も参加されています)。
・鉄アレンさん
・MOMOさん
・MAMIさん
・とらゔぇるそさん
・Yuichi Satoさん
・徒然 ワインさん
・Andy Matsubaraさん
・安ワイン道場師範
名称 | Windowrie Cowra "Sakura" Shiraz 2020 ウィンダウリー カウラ "サクラ" シラーズ 2020 |
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生産者 | Windowrie Estate ウィンダウリー・エステート |
価格 | 3,960円 (送料込み) |
購入店 | ワイン&WINE |
そしてこちらが今回のお達者クラブの課題ワイン。出題者は鉄アレンさん。
この銘柄の2022年産は、先日のお花見の際に鉄アレンさんに持参して頂いて稽古しております。
ラベルの印象通り柔らかな雰囲気のシラーズでしたが、それが2年熟成するとどんな感じになるのか、
とても興味深く稽古いたしました。
色は、非常にしっかりとした紫色で、外観上は熟成した感じは見て取れません。
香りは、濃い色の印象に反して赤い色のベリーっぽい、明るめの果実香を感じます。
アメリカンオークらしいココナッツやバニラ的な樽香も、良い感じに香ばしさを演出してくれています。
味わいは、2022年産よりさらに柔らかな印象で、十分飲み頃の域にさしかかっていると感じます。
これは美味しいですね。良い意味で豪州のシラーズらしくないというか、軽やかさを感じる赤ワインです。
参加した皆さんもしきりに『これは美味いっすね~』と言われてましたよ。
これで9,995本目、掲載1万本達成まであと5本!
点数 | 82点 |
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リンク |
Windowrie Estate Cowra "Sakura" Shiraz 2020 3,980円 |
そんな感じで「春のお達者クラブ」、つつがなく終了しました。
世間ではリモート飲み会ってあまりやられなくなったみたいですけど、
空間を超えて場を共有できるし、テーマを決めればみんなで丸一本ワインを楽しめる、
こういう機会は貴重だと思うんですよね。
次は夏ごろまたお声がけします。ご参加頂いた皆さんに感謝!
大変お待たせしました!(誰も待ってない)、
前回のロゼ対決との延長戦で、G7とコノスルの対決最終回、今回はスパークリング対決。
王者コノスルに挑むG7、果たしてどちらが勝利するのか?!(コノスルはハーフしか入手できなかったのはご了承ください)
名称 | G7 Sparkling Wine Brut N.V. ジーセブン スパークリング・ワイン ブリュット N.V. |
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生産者 | Extrabrut Chile (Viña del Pedregal) エクストラブルット・チリ (ビーニャ・デル・ペドレガル) |
価格 | 687円 (単品価格:825円) |
購入店 | セイコーマート オンライン |
こちらはG7のスパークリング、G7シリーズの中でこれだけ生産者が異なって"Extrabrut Chile"と書かれています。
委託生産なんですかね?
ラベルには書かれていませんが、セイコーマートのサイトによれば品種はシャルドネ80%、ピノ・ノワール20%とのこと。
確かにG7のシリーズにピノ・ノワールは無いんですよね。
色は、薄レモン色にほんのりロゼ色が足されたような、良い感じの色合いです。
泡のボリュームはそれほどでもありませんが、キメは細かいと思います。
香り嗅ぐと、そこにあるのは「まるでシャンパーニュ」です。
桃やリンゴのフルーツ香に加えて、(鼻を疑うのですが)ブリオッシュの香ばしさも感じられます。
味わいは、酸味はそこそこあって軽い苦みもあります。そんなあたりもシャンパーニュっぽいんですよ。
いやちょっと待って!これが3桁円なの?なにこのクオリティ!!です。
安プロセッコとか安カバ飲んでいる場合じゃないです。
G7のスパークリング、一度色眼鏡を外して飲んでみてください。
そんなにスゲーっ!ってわけではありませんが、少なくとも「スパークリングワインの値段って何?」と混乱すると思います。
これが9,992本目、1万本まであと8本。
翌日、2杯分(しか残ってない)と再稽古。
泡は弱くなったけど、やっぱりちゃんと美味いです。
実店舗では意外とレアキャラみたいですが、見かけたらゲットして稽古することをお薦めします。
点数 | 78点 |
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リンク |
ジーセブン 飲みくらべ9本セット 5,580円 (@セイコーマート・オンライン) G7 Sparkling Wine Brut 825円 (@セイコーマート・オンライン) |
名称 | Cono Sur Sparkling Wine Brut N.V. コノ・スル スパークリング・ワイン ブリュット N.V. |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 878円 (Half) |
購入店 | マルエツ井土ヶ谷店 |
コノ・スルのスパークリング、結構あちこちの酒屋やスーパーを探して回りましたが、ハーフしか発見できませんでした。
というわけでApple to Appleな比較はできませんが、そもそもこれまでもヴィンテージが同じじゃなかったですからね。
あくまで参考まで、ということで。ちなみにこの銘柄との前回の稽古は5年前ですが、
今回のものには"Chardonnay"の文字があるので、シャルドネ単品種だと思われます。
色は、G7より薄め、赤みを感じなくて緑っぽさを感じるレモン色です。
香りは、ストレートに柑橘系と青リンゴの香りです。白ワインの香りとあまり変わらない気がします。
味わいも、シャルドネのワインに泡を足しました、って感じ。
香りは味わいにちょっとだけ熟成感はありますが、特段目立った感じはありません。
正直、ここまで大きな差があるとは思いませんでした。
こちらはよくあるニューワールドの安スパークリングです。
悪くは無いけど、特段の良さも感じません。「ハーフだから」という理由があるかも知れませんが、
一般に入手しやすいのはハーフだと思いますのでそういうことです。
これが9,993本目、いよいよ1万本まであと7本!
点数 | 72点 |
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ちなみに、本日の夕食メニューは、マダイのカルパッチョ、豚バラと白菜のミルフィーユ、胡麻豆腐。 師範代と二人の夕飯でした。なんだか老後だなぁ。 でも、子供たちが自立しているのは幸せなんだよね。プータローなのにこんな穏やかな毎日を送れていることに感謝!
本日は、久しぶりに師範代と二人で食事に行きましょう、ということになって、
最近しばしば足を運ぶ野毛まで繰り出すことにしました。
お仕事のある師範代に対して師範はヒマ人なので、一足お先に野毛に着いてソロで0次会。
店は、ネットで探して気軽に飲めそうだった野毛ビストロZIPスタンドというところ。
野毛の象徴的なエリア「都橋商店街」のすぐそばにあります。
名称 | No1 Saivignon 2023 ナンバーワン ソーヴィニョン 2023 |
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生産者 | UBY ユービー |
価格 | 770円 (Glass) |
購入店 | 野毛ビストロZIPスタンド |
このお店のハウスワインは1杯500円(税別)で、泡/白/赤とも2種類ずつ。
いずれもイタリア産の樽ワインみたいです。
それでも良かったのですが、樽ワインは「飲み放題1時間1,500円」らしいんですね。
それだったら6種類全制覇できそうで、1杯500円はもったいない気分になったんですよ。
そこで「プレミアムなグラスワイン」から選ぶことにしました。
プレミアムの方は、白3種/赤3種だったかな、お値段は1杯700円~850円(税別)です。
銘柄的に、フィラディスさんが輸入しているものが多そうでした。
そんな中から、一番安かったコート・ド・ガスコーニュの白をチョイスしました。
色はほぼ無色に近い薄レモン色です。
香りはなかなか立派、トロピカル・フルーツがパーッと香ってまるでニューワールドのソーヴィニョン・ブランみたいです。
味わいは、やや甘めで親しみやすいバランス。その感じもニューワールドっぽいですね。
もっと軽い、というか薄いワインを想像しましたが、意外としっかり香るワインでした。
グラスは大ぶりのものが使われていますし量もたっぷり(100ml以上?)、満足感のあるグラスワインでした。
さてこのワインで道場掲載9,991本目、掲載1万本までカウントダウン9本!
点数 | 78点 |
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お会計は、グラス1杯分の770円のみ。
気軽に入れて良い店なのですが、BGMがずーっと日本のラップなのは個人的にちょっと・・・って感じでした。
あのジャンルはどうも苦手です。
右写真が飲み放題にできる樽ワイン。
仲間と来てワイワイ飲むんだったら絶対1,500円でこっちでしょうね。
そのうち機会を見つけて伺いたいと思います。
夕食は、桜木町駅から4分のところにあるすし処纏(まとい)にて。
師範代が「このお店が美味しいらしい」と勤務先で聞きつけてきました。
店は、桜木町駅から4分くらい、野毛の入口あたりにあります。
店内はカウンターが12席ほどで、奥には座敷があるみたいです。
こちらがカウンターと冷蔵ケース。
今どきのオシャレ寿司屋では見かけなくなったスタイルかもしれません。
食材への影響はわかりませんが、一目で何があるのかわかるのはありがたいです。
また、このお店はケースの前には本日の魚のラインナップが書かれているのも親切な感じです。
結構貝の種類が多いみたいですね。季節的なものですかね。
それではまずはお通しから。左からイカゲソと大根の煮物、つぶ貝、ほうれん草のおひたしでした。
昔ながらの寿司屋のお通しという感じで好印象です。
この時点で料理はどうするか聞かれましたので、5,000円のコースでお願いしました。
こちらは、お店のサイト にあるクーポンを使わせて頂いた生ビール。初めての方限定でサービスだそうです。 師範代は飲めませんが、こういう時はもちろん両方師範が飲んじゃいます。 銘柄はスーパードライ、寿司屋はこれが多いですね。
お通しの次に出されたのが刺身盛り合わせです。魚は、
後列:マグロ中トロ、スミイカ、甘えび
前列:ホタルイカ、サヨリ、アジ、カンパチ、シマアジ、マダイ
だったと思います。
これが一人前ですよ。これだけで腹8分目まで来ちゃいます。
白身魚は、ちょっと寝かせて旨味が出た時点で提供する関東風なので、ゴリゴリ感はありませんが、
マグロなんかはさすがに一流品でした。
ビール2杯を飲み干して、次は日本酒を頂きます。
壁に書かれたリストに、先日の蕎麦屋で飲んで好印象だった「鶴齢」があったので、
そちらをお願いしました。
新潟の酒らしく、スッキリした味わいで、生魚との相性はバッチリでしたよ。
次は茶碗蒸しです。温かくてほっこりしますな。
更にホッケの焼物です。 「横浜でホッケ?」と思わなくもないですが、これだけ流通が発達した現在ですから、 特に地のものにこだわる必要も無いのでしょう。
日本酒も飲み干して、次はグラスワインです。
リストには「甲州ワイン(ボトル有)」と書かれていたので、それをお願いしたところ、『すみません、甲州はボトルしかありません』とのこと。
というわけで銘柄不明の白ワインを頂きましたが、これがとてもスッキリでまるで甲州なんですよ。悪くないんですな、75点くらい?
帰り際に銘柄をお聞きしたところ『カトリーナという箱ワインです』だそうです。
調べたらチリ産で、3L 1,500円くらいのものなんですね。
「薄い」という特徴をポジティブに捉えさせて頂きました。
いよいよ本命の握り寿司です。
後列:イクラ軍艦、エビ、アジ、鉄火巻き
前列:スミイカ、マグロ赤身、ヒラメ、マグロ中トロ
です。量たっぷり、腹12分目まで来ました。
今風な「なにもつけずにお召し上がりください」な寿司ではなく、昔ながらの雰囲気で、握りそれぞれには驚きはありません。
でもこれはこれで美味しいんですよ。そしてやっぱりマグロは立派です。
関東のお寿司屋さんは「良いマグロを出す」がステータスなんでしょうね。
これで終わりかと思ったら、最後に玉子焼きが出されました。 ふわっふわで甘めでスイーツみたいな玉子焼き、腹14分目です。
それで終わりかと思ったら、更に最後に抹茶アイスも。 5,000円のコースとしては非常に充実した内容だと思います。腹15分目でパンパンです。
壁に掲げられたお酒の種類がこちら(クリックで拡大します)。
カウンターの後ろ側には、ヴーヴ・クリコやモエ・ロゼも置かれていましたので、注文すればあるのだと思います。
こちらのお店、お会計も昔ながらっぽくて、それぞれの飲み物や食べ物に値段は明記されていません。
なのでちょっと不安ではあったのですが、お会計をお願いすると13,000円でした。
5,000円のコースが2人分で、あとお酒と消費税だと考えれば、納得の行く数字です。
というか5,000円でこのコースは十分安いと思います。
■note 18本目。寿司屋では、ネタを眺めるのが一種のエンターテイメントだと思うのです。
回らない寿司で腹パンパン・・・野毛「すし処纏」
名称 | Glorius Selection Malbec 2022 グロリアス・セレクション マルベック 2022 |
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生産者 | Graffigna グラフィーニャ |
価格 | 1,966円 (スーパーセールで40% Off) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
このワインで道場掲載9,990本目。掲載1万本までカウントダウン10本です。
そんなことは置いといて、本日選んだワインは楽天スーパーセールで安く買えたアルゼンチンのプレミアム・マルベック。
黒字のラベルに金の文字、外観からして高級感がありますぞ。
色はしっかりと濃い紫色。香りは、抜栓してすぐはあまり強くは香りません。
黒いベリーと赤いベリー、その中間くらいのベリー香と、それほど強くない樽香を感じます。
プレミアムだともっとガツン!と来るかと思ったけど、意外とおとなしい感じの香りの出方です。
味わいはとっても柔らかいですね。
渋味はあるけどカドが取れていて、甘味と酸味のバランスが良くて、知らぬ間にボトルが空になっています。
「プレミアム=強い」というわけじゃ無いんですな。
2022年産と若いワインですが、とてもスムーズで寄り添う感じのワインです。
3,000円を超える価格にはちょっと二の足を踏みますが、セットとかに含まれていてこの購入相当額だったら嬉しいワインだと思います。
小瓶保存して、3日後の土曜に明るいうちから再稽古。 香りがそれほど強くないのは同様ですが、味わいは更に柔らかくなりました。でもちゃんと芯は残っていて、美味しく頂けましたよ。
点数 | 80点 |
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リンク |
Glorius Selection Malbec 2021 [Graffigna] 3,278円 |
本日は、飲み友だちにお誘い頂いてワイン会に参加します。
午後は特に予定も無かったので、少し早めに都内に出て、銀座にあるサッポロビールのアンテナショップ「サッポロ The Bar」にて
一人0次会することにしました。
このショップには、開店当初の6年前にも訪問しています。
あれからもう6年かぁ、早いなぁ、というのが一番の感想ですね。
この後飲み会なので、飲むのは1杯だけにして、一番ベーシックな「ザ・パーフェクト」を注文。
他には「ファースト」と「ハイブリッド」がありますが、どれも中身は黒ラベルの生ビール。
注ぎ方の違いで味わいを変えているそうです。
改めて飲んでみて、グラスの重さ、注ぐ量、泡のキメの細かさ、すべてがパーフェクトに感じます。
泡まで正しく美味しい黒ラベル、やっぱりここのビールが基準ですわ。
体験されていない方はぜひ。チャージ無しの1杯550円でプロの技が味わえます。
本日の目的は「セイズファーム会」への参加。
飲み友だちのサカナさんが現地調達で集められた、
富山のワイナリー「セイズファーム」のワインを一気に飲んじゃいましょう、という企画です。
こういう機会ってなかなか無いですよね。
先日の花見みたいに、ランダムにいろんなワインとの稽古は「視野角を広げる」ことが出来ますが、
今回みたいに一つのワイナリーと集中稽古するのは「解像度を上げる」ことが出来て、大変勉強になりますよ。
参加者は下記9名の皆さんです。
・サカナ(sakanacoffee)さん(ワイン提供)
・獄門島狂子さん
・とおるの安ワインさん
・わた(ネビオ)さん
・いさみさん
・あいさん
・Mayumiさん
・ayucowさん
・安ワイン道場師範
名称 | Says Farm Awa Rose 2023 セイズ・ファーム アワ ロゼ 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:4,700円) |
購入店 |
まず始めは、持参されたサカナさんも飲んだことが無いといわれるスパークリングから。
セイズファームの公式サイトによれば、
生産本数5,020本、 メルロ52.6%, カベルネソーヴィニヨン47.4%とのこと。
黒ブドウだけが使われた、いわゆる「ブラン・ド・ノワール」ですね。日本のスパークリングとしては珍しいかもです。
まずは外観から。「ロゼ」というほどの赤みはなく、スパークリングにしては泡も控えめ。
自然派のペットナットくらいの感じです。
香りは、まるでシードルのようなリンゴの雰囲気を感じます。
「あぁこれは酸っぱいやつかなぁ」と想像しつつ口に含むと、意外と酸は強くなく甘みを感じます。
アルコール度数13%はスパークリングとしては高め、ボリュームを感じる味わいです。
いきなり面白いワインでした。
もちろんシャンパーニュとはまるで方向性が異なるし、よくあるペットナットとも違います。
独特の個性を感じるスパークリング・ワインでした。
点数 | 79点 |
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それでは乾杯。テーブルがとても広くてお互い距離があります。 こういう状況だと、なんだか会話も上品になりますよ。
名称 | Says Farm Sauvignon Blanc 2023 セイズ・ファーム ソーヴィニョン・ブラン 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:不明) |
購入店 |
2本目は白のソーヴィニョン・ブランです。
このワインは公式サイトに情報がありませんでしたが、もちろん品種はソーヴィニョン・ブラン100%だと思われます。
セイズファーム、甲州とかマスカット・ベーリーAとかの日本品種は使わないみたいですね。
氷見の気候には合わないんですかね?
上記写真のようにオシャレ室内の暗めな照明なので、白ワインの色を見分けるのは難しい状況です。
香りは、まず感じるのが温泉のような還元臭。その奥にソーヴィニョン・ブランらしいハーブのような涼しい香りがあります。
味わいは、酸味少なめで甘さがあって、軽い苦味を感じます。
ブラインドだとソーヴィニョン・ブランとは思えない、これまた独特の個性を感じるワインです。
時間が経てば還元臭は飛ぶかと思いましたが、不思議なことに抜栓後時間が経つほど温泉感が強まっていました。
還元臭じゃなかったのかな?とにかく煙たいくらいに温泉を感じるワインでしたよ。
点数 | 77点 |
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おつまみは各人の持ち寄りです。手前はいさみさんが持参されたオードブル盛り合わせ、 奥はあいさんが持参された「とんかつ武信」のカツサンドです。美味しく頂きました。
名称 | Says Farm Private Reserve Albariño 2023 セイズ・ファーム プライベート・リザーヴ アルバリーニョ 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:7,000円) |
購入店 |
3本目は、セイズファームのフラッグシップ・ワインであるアルバリーニョのプライベート・リザーヴです。
公式サイトによれば、
生産本数2,177本、アルバリーニョ:100%。
228Lの樽を使い野生酵母と培養酵母を兼用して発酵、フードル(卵型大樽)2000ℓ 約12ヵ月間熟成されているそうです。
前述したように外観上の違いはわかりません。
香りは、リンゴや花のような、アルバリーニョらしい芳香系品種の香りに加えて、ナッツのような香ばしさを感じます。
味わいは、一言でいえば「強い」です。酸味はそれほどでもありませんが、顕著なのは旨味と苦味。
香りの優しさからは想像されないシリアスな味わいです。サカナさんは『ブリに合いそう』と言われていました。
これまた興味深いワインですね。2023年は酷暑だったらしいですが、その雰囲気が香りや味わいからも感じ取れます。
これを飲んで「日本のワインです」と言い当てられる人は少ないでしょうね。まるでスペインですよアミーゴ。
点数 | 80点 |
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師範が持参したおつまみがこちら、銀座三越の地下で買った「吟まめだ」のいなり寿司。 わさびいなりと豆狸いなりと五目いなりが6個ずつ。 適当に買った割には美味しかったと思います。
名称 | Says Farm Chardonnay 2023 セイズ・ファーム シャルドネ 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:不明) |
購入店 |
次の2本はシャルドネの飲み比べ。まずこちらはスタンダードな方から。
公式サイトに情報はありませんが、裏ラベルには「原材料:ぶどう(氷見産 シャルドネ)」とあります。
さかなさん曰く、畑はプライベート・リザーヴと同じ所にあって、樹齢その他で分けているんだろう、とのことです。
この飲み比べに関しては、頑張って色の違いも拾ってみました。
こちらは薄めのレモン色といった感じの外観です。
香りは、青リンゴに青みのある柑橘類の香り、普通に美味しいシャルドネな雰囲気です。
味わいは酸味と甘味が控えめで、このワイナリーのワインに共通する軽い苦味があります。
シャルドネって世界中で作られていますが、この品種は日本の風土にも合っているような気がします。
どのワイナリーでもそれなりに美味しいワインを造りますよね(ブドウは「作る」、ワインは「造る」と表記しています)
点数 | 78点 |
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こちらはわたさんが持参された鱒寿司。本人自ら切り分けて頂いています。 確かにセイズファームは富山のワイナリーですから、 合わせるならコレですよね。
名称 | Says Farm Private Reserve Chardonnay 2022 セイズ・ファーム プライベート・リザーヴ シャルドネ 2022 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:7,000円) |
購入店 |
シャルドネのもう片方がプライベート・リザーヴです。
こちらは公式サイトに情報があります。
生産本数1,792本、富山県氷見市余川産のシャルドネ:100%。
古樽にて発酵、MLFあり、シュール・リー、古樽で12ヵ月/樽型ステンレスタンクで6ヶ月の合計18ヶ月熟成だそうです。
外観は、ベーシックなシャルドネよりも濃い色合いを呈しています(↓の比較写真をご覧ください)
香りは、ベースとなる部分は前のシャルドネと同じですが、樽のバニラ感が加算されてより複雑になっています。
もっと違うのは味わいですね。明らかに甘味がしっかりしていて、全体にパワフルな印象を受けます。
いやホント、日本のシャルドネは美味しくなりましたよ。
フラッグシップなシャルドネはどのワイナリーのものでもたいてい美味しいです。
ただ、先日稽古したコレだけは違う方向を向いている気がするよね、と皆で話していました。
点数 | 84点 |
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こちらがシャルドネ 飲み比べ。左がベーシック、右がプライベート・リザーヴ。 分かりづらいですが、クリックして拡大して頂くと、ワインの色の違いが見て取れるかと思います。
名称 | Says Farm Rose 2023 セイズ・ファーム ロゼ 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:3,700円) |
購入店 |
次はロゼの飲み比べです。
比較した2本はどちらも公式サイトに情報があります。
まずはベーシックな方から。生産本数3,647本、品種はメルロ:46.2%, カベルネソーヴィニヨン:53.8%。
発酵と熟成は、ブルゴーニュの木樽(228L)の古樽が使われているそうです。
2022年産のロゼ(カベルネ・ソーヴィニョン)は昨年稽古していますね。
色はしっかりとしたピンク色で、比較した↓よりも濃い色合いです。
香りは、目をつぶれば赤ワインですね。ベリーの香りと、カベルネ由来なのかピーマンのような青い香りを感じます。
味わいも赤ワインっぽくて、やや渋味があってカチッとした印象を受けます。
ちゃんと黒ブドウの雰囲気が残っていて、強めのロゼという感じでした。
上記公式サイトには『冬の脂ののった海の幸とより美しい表情を見せてくれます』と書かれていますが、
確かにそうかも知れません。
点数 | 78点 |
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こちらは、Mayumiさんが持参されたパンいろいろ。 バゲットは万能選手ですね。界隈では寿司におけるガリの立ち位置みたいに言われています。
名称 | Says Farm Iyasa A Rose 2023 セイズ・ファーム イヤサ・アー ロゼ 2023 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:5,500円) |
購入店 |
もう一方のロゼは"ISAYA A(イサヤ・アー)"と名付けられていて、品種が全く異なります。
公式サイトによれば、
生産本数1,083本、品種はピノノワール:47.9%, ソーヴィニヨンブラン:19.5%, シャルドネ:29%, アルバリーニョ:3.6%。
醸造法は↑のロゼとほぼ同じみたいですが、品種はメルローもカベルネ・ソーヴィニョンも使われていないんですね。
色は、↑のロゼと比べれば明らかに薄め、そしてオレンジ(※)側に寄った色調です。
香りは、イチゴのようなベリーの香りがあって、なんとなくイチゴのスイーツが連想されます。
味わいは、酸味がしっかりしていてキュートな感じ。いかにもロゼらしい味わいです。
2本のロゼ、甲乙つけがたいのですが、可愛らしい香りと酸味でこちらに軍配を上げる人が多かったようです。
もちろんちゃんと美味しいロゼではあるのですが、5,500円のお値段はちょっと引くなぁ、とみんなで話していました。
(※)この場合の「オレンジ」は単に色合いの話です。 ほんと紛らわしいですね。醸し発酵のある白ブドウのワインを「オレンジワイン」なんて名付けたヤツは責任を取ってください。
点数 | 83点 |
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ロゼの飲み比べ。左がベーシック、右がイサヤ・アー。 こちらもクリックして拡大して頂くと、ワインの色の違いが見て取れるかと思います。 関係ないですけどなんとなく寿司屋のカウンターみたいな写真ですね。
名称 | Says Farm Yokawa Rouge 2020 セイズ・ファーム 余川ルージュ 2020 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:不明) |
購入店 |
赤は、「余川ルージュ」のヴィンテージ違い3種を飲み比べていきます。
まず最初は2020年産から。
この年のセパージュはメルロ: 51.8%、カベルネ・ソーヴィニヨン: 29%、サンジョヴェーゼ: 19.2%とのこと(生成AI調べ)
もし違っていたらご指摘ください>サカナさんや識者の方。
外観は、軽い濁りのある紫色で、エッジには熟成を感じされるオレンジ色が見えます。
香りにもどことなく奈良漬けのような雰囲気があって、熟成感がありますね。
味わいは、白やロゼとは違って酸味しっかり。渋味のカドが取れていて柔らかい味わいです。
ヴィンテージ違いの飲み比べの中では、この2020年産が一番シックリ来る感じで好印象でした。
ただ、メルローとカベルネ・ソーヴィニョン主体なのでボルドーっぽいかと言われると、全然別の方向性だとは思います。
点数 | 82点 |
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こちらは、獄門島狂子さんが持参し、パーティールームで火入れして頂いた「あんず」のウインナー。 赤ワインに合いますよね~。
名称 | Says Farm Yokawa Rouge 2021 セイズ・ファーム 余川ルージュ 2021 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:不明) |
購入店 |
次は2021年産です。生成AIで調べると(Microsoft CopilotとGoogle Gemini、Grokは明言せず)、
品種は「メルロ: 60%, サンジョベーゼ: 40%」と出てくるのですが、サカナさんは違うことを言っていたような気がするんだよな。
こちらも違っていたらご指摘ください>サカナさんや識者の方。
色は、2020年産より明らかに濃くて暗い色合いです(↓写真でご確認ください)。
香りは、2020年産よりボルドーっぽいというか、ピーマンの青さと重心の低さを感じる香りです。
味わいは、渋味がそこそこしっかりしていて固い印象を受けます。2020年産とは全く異なる雰囲気です。
多分まだ固いワインです。でもこれから熟成したら開くかというとそうでもないような。
2020年産との差は、ヴィンテージや1年の熟成期間の差というより、そもそも造りの方向性が違うのだと思われます。
点数 | 79点 |
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赤の飲み比べ、2020年産が右で2021年産が左です。
贅沢な話ですが、グラスを3つ持参しなかったことを後悔しました。
やっぱり飲み比べる本数分のグラスが欲しいですよね。
ちなみにセイズファームの赤は、8年前の道場開設20周年の際に、メルロー単品種と稽古しています。
ムートン1996の後に飲んじゃったりしていますよ。
名称 | Says Farm Yokawa Rouge 2022 セイズ・ファーム 余川ルージュ 2022 |
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生産者 | Says Farm セイズファーム |
価格 | (参考価格:7,000円) |
購入店 |
最後が余川ルージュの現行品、2022年産です。
こちらは公式サイトに情報があります。
生産本数は1,814本で、品種はメルロ:58.9%, サンジョヴェーゼ:26.6%, カベルネソーヴィニヨン:14.5%。
ステンレスタンク発酵後、自然生起のMLF100%、古樽にて12ヵ月熟成されているそうです。
今回一番意外だったのがこのワインです。
まず色が薄いんです。ロゼの濃いやつくらいの色合いです。
香りにはイチゴのようなトーンの高い果実の香りとココナッツっぽい香ばしさがあって、まるでマスカット・ベーリーAみたいな香りです。
味わいも軽いんですね。甘さがあってフレンドリーな味わいは、2021年産とは全く真逆の方向性に感じられます。
ブラインドだったら「マスカット・ベーリーAとメルローの混醸ですね」と答えそうです。
日本ワインの赤らしくはありますし、美味しいワインでもあります。
ただセイズファーム、毎年全然傾向が違うんですけど、それで良いんでしょうか?と思っちゃいます。
意図してそうしているんですかね?
点数 | 80点 |
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こちらが今回利用させて頂いたパーティールーム。
なんだかテレビドラマに出てくるようなオシャレさでしょ?都会は凄いわ。
そんな感じの「セイズファームの会」、会費は部屋代とワイン代合わせて7,000円でした。安いっすよね。
貴重なワインを大放出して頂いたサカナさん、そしてご一緒した皆さん、ありがとうございました!
稽古したワインたち。背景がオシャレ&ラベルに統一感があるので絵になりますね。
■note 17本目。やっぱり長いなぁ。見やすいまとめ方を模索中。
セイズファーム テイスティング・レポート
「サンデー毎日」な安ワイン道場師範ですが、基本的に昼から飲んで良いのは土日だけにする予定です。
こちらは長野県東御市へのふるさと納税して頂いた「オラホビール」の最後の1本、アンバーエール。
美味しいビールをありがとうございました。そしてふるさと納税もできなくなりますなぁ。
名称 | Cono Sur "Bicicleta" Reserva Gewurztraminer 2023 コノ・スル "ビシクレタ" レゼルバ ゲヴュルツトラミネール 2023 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 803円 (単品価格:938円) |
購入店 | カクヤス保土ヶ谷店 |
外飲みが続いたため、このワインがプーさんになって初めての「家飲みワイン」です。
初心に帰ってド定番中の定番、コノ・スルのゲヴュルツトラミネールをチョイスしました。
前回の稽古は3年前の2021年産、ラベルのデザインも変わってますね。
合わせた料理は、天然真鯛の刺身、豚ロースのトンテキ、春キャベツの塩昆布炒め、レタスとトマトのサラダです。
色は結構しっかりめでオレンジ寄りのレモン色、グラスの内側に気泡が付きますが、口腔内で炭酸は感じません。
香りは「ザ・ゲヴュルツ」な芳香です。ライチの香りがはっきり感じられます。マスカットや赤肉メロンの香りも感じます。
味わいは、ほんのり甘めでほんのりミネラルの収斂性、酸味は穏やかで万人ウケする味わいだと思います。
やっぱりいつ飲んでもこのワインはハズさないですね。
ただ、毎度同じ味わいなので、冒険心をくすぐられることはありません。
飲んだこと無い方には激しくお薦めしますが、何度も飲まれている方にサプライズは無いと思います。
小瓶保存して、約1週間後の土曜に再稽古しましたが、特に変化した様子はありません。 開けたてと同じ、はっきりしたライチの香りとほんのり甘めの味わい。明るいうちから美味しいワインです。
点数 | 77点 |
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本日は、いつものメンバーで代々木公園にてお花見。昨年は早すぎて一輪しか咲いていなかったのですが、
今年はちょうど良いタイミングで桜はほぼ満開でした。
その分人出も多く、朝10時から場所取り隊が出動。師範も午前11時過ぎに合流しました。
まずは場所取り隊の皆さんとビール(ブルックリン・ラガー)で乾杯。
幹事のまささんが懸賞でゲットされたものだそうです。美味しゅうございました。
今回の参加者は下記13名の皆さんです(書くこと多いので説明省略)
・まささん(幹事)
・ayucowさん
・Mayumiさん
・鉄アレンさん
・ハッピーなつみさん&お嬢様
・Kohさん
・米柱さん
・ななさん
・獄門島狂子さん
・なぎささん
・あ!お!き!さん
・2bさん
・安ワイン道場師範
アウトドアの際には、こんな感じでアルミテーブルの天板だけを持参すると便利です。 ただ、荷物が2つになるので帰りの電車に忘れたりしがちなのでご注意ください。 今回しっかり忘れちゃいました(速攻買いなおしました)
名称 | Barfontarc "Cuvée Sainte Germaine" Brut 2015 バルフォンタルク "キュヴェ・サント・ジェルメーヌ" ブリュット 2015 |
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生産者 | Barfontarc バルフォンタルク |
価格 | 3,018円 (単品価格:3,950円/通常価格:9,900円) |
購入店 | エピキュリアン・パレット |
一本目は、師範が持参したヴィンテージ付きのシャンパーニュから。
このワインは、
エピキュリアン・パレットというwebショップの開店&決算セール時に、
会員登録とLINE ID連携2,000ポイントを利用して購入したもの。
なので、通常9,900円のものが3,018円という稽古範囲をちょっとだけオーバーするお値段で買えています。
いまどきヴィンテージ・シャンパーニュがその値段はありがたいっすよね。
色はやや濃いめのレモン色で、泡立ちもしっかりしています。
香りは、熟れたリンゴのフルーツ香に、ちょっと熟成感のある漬物的な香りがあります。
味わいは、酸味がしっかりしていますが全体にまろやかなので、酸っぱい感じは無くて美味しいバランスです。
さすがヴィンテージ、ちゃんと美味しいシャンパーニュでした。
このワインを買った時、同じような価格帯のヴィンテージ・シャンパーニュも購入しています。いつ飲みますかね~
点数 | 83点 |
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リンク |
Barfontarc "Cuvee Sainte Germaine" 2015 9,900円 |
バラバラと参加者が集まって、正午の開始時間をちょっと過ぎた頃に乾杯。 この時点では9人だったみたいですね。
名称 | Charles Gardet "Rosé de Saignée" Millésimé 2012 シャルル・ガルデ "ロゼ・ド・セニエ" ミレジム 2012 |
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生産者 | Charles Gardet シャルル・ガルデ |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
2本目もシャンパーニュです。贅沢なお花見でございます。
このワインはまささんが持参されました。シャルル・ガルデのミレジムは、
ロゼじゃないものとは昨年9月に2006年産と稽古しております。
年齢の割に若々しいワインだったようです。
さgてこのワイン、色はかなり濃いめのオレンジピンクです。
香りからはベリーの雰囲気がしっかり感じられます。
口に含むと、カチッとした酸味と、そこそこ多めの渋味が感じられます。
「セニエ」なので赤ワインの発酵段階で果汁を抜いたんだと思いますが、こんなに渋味が残るんですね。
2012年産ですが、しっかりした渋味もあってまだ若い感じがしました。
その点は以前稽古したプレスティージュと同じ印象です。
貧乏人だからか、
ずっと以前に稽古したヴィンテージ付きではないスタンダード品の方が親しみやすいように感じました。
点数 | 79点 |
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「ビストロayucow」からは、おつまみ3品作って来て頂いております。 こちらはキュウリとウズラのピクルス。「きゅうり姫」ことMayumiさんに捧げる1品ですね。 ほどよい漬かり具合と酸味がおいしゅうございました。
名称 | Garzon Albariño Reserva 2024 ガルゾン アルバリーニョ レセルバ 2024 |
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生産者 | Bodega Garzon ボデガ・ガルゾン |
価格 | (ハッピーなつみさんから) |
購入店 |
こちらの白は、4歳のお嬢様をお連れで参加されたハッピーなつみさんが持参されたワインです。
ウルグアイのアルバリーニョですが、この銘柄はたまたま2023年産と先日稽古しております。
あの時と今回、かなりメンバーが被っていますが覚えている人は少なかった模様。ちゃんと記録を残すのは大切です。
色はそこそこしっかりしたレモン色で、香りにはアルバリーニョらしい華やかな洋ナシの香りを感じます。
味わいもしっかりしています。塩味と取れるようなミネラル感があって、飲みごたえを感じます。
樽に頼らず、ブドウ本来の凝縮感を全面に出した感じのワインでした。
ウルグアイ、赤ブドウのタナが有名ですが、これからアルバリーニョも有名になってくるかも知れません。
点数 | 81点 |
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「ビストロayucow」からの2品目はタコさんウインナーです。 ちゃんと切れ込みを入れるあたり、細やかな仕事が感じられます。 なつみさんのお嬢さんがバクバクと召し上がっておられました。
名称 | Santorini Assyrtiko 2021 サントリーニ アシルティコ 2021 |
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生産者 | Estate Argyros エステート・アルギロス |
価格 | (ななさんから) |
購入店 |
白の2本目は、ななさんが持参されたギリシャはサントリーニ島のアシルティコ。
ななさんからは『私が持ってきたんだから良い点数を付けてください!』と八百長の依頼をされましたが、
孤高の安ワイン道場はどこかに忖度することなく、感じたままの点数をつけさせて頂きます。
色は普通に薄いレモン色なのですが、液体中に細かな澱が舞っているのが気になります。
香りは、グレープフルーツのような柑橘系の香りがドワーっと来ます。これはなかなかのワインです。
味わいは、前のアルバリーニョよりさらに強めのミネラルを感じます。「伯方の塩を配合しました」って感じです。
「爆ミネラル」と言っても過言ではないくらい海の雰囲気が感じられるワインでした。
ブドウの皮に潮風が当たって塩分が付着していたんじゃないかと思います。
非常に興味深いワインということで、忖度はしませんが高得点になりました。
点数 | 82点 |
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「ビストロayucow」改め「小料理あゆこう」の3品目は卵焼き。 ayucowさん曰く『お花見と言えば卵焼きとタコさんウインナーは欠かせません』だそうです。皆さん見習いましょう。
名称 | Hofstudien Grüner Veltliner 2023 ホフステュディエン グリューナー・ヴェルトリーナー 2023 |
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生産者 | Geyerhof ガイヤーホフ |
価格 | (Kohさんから) |
購入店 |
白の3本目はWSET Diplomaの資格を持つKohさんが持参されたオーストリア産のグリューナー・ヴェルトリーナー。
ラベルには、近い将来の師範みたいなマッチョなボディの男性が書かれています。
こういう変わったラベルってだいたい自然派なんですよね~と、不自然派の師範は警戒しつつ稽古いたしました。
外観はやや濁りのあるレモン色。ほーら来たやっぱり自然派っぽいです。
香りは、スッキリした柑橘系の香りがメインで、自然派にありがちな石鹸っぽさは感じません。
味わいはこれまたミネラル感が強めですね。海のないオーストリアですが、このワインからも海を感じます。
これら3本の白、どれもミネラリーでした・・・とか言うと『ミネラルに香りや味はありません』とかお叱りを受けそうですが、
ニガリのような収斂性を伴う感覚、と言えば良いですかね。
点数 | 79点 |
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師範が持参したおつまみがこちら、崎陽軒のシウマイ お花見バージョンです。 3枚目の写真に写っているパッケージだけでなく、 シウマイ自体もピンクの皮で包んであります。そうとは知らずに持参したのですが、意図せずドヤることができました。
名称 | Stellenrust "The Mothership" Chenin Blanc 2019 ステレンラスト "ザ・マザーシップ" シュナン・ブラン 2019 |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
白ワインの4本目は、とおるの安ワインさんが持参された南アフリカ産のシュナン・ブランです。
このワインは4年前にも稽古していて、大変美味しかった印象があります。
あの時と同じヴィンテージの2019年産、どのように熟成したのか大変興味深いところです。
外観はかなりしっかり濃いめのレモン色で、見た目からも熟成が感じられます。
香り・・・素晴らしいです。パイナップルのような果実香としっかりめのバニラ香、少しだけ高菜漬の熟成香もあって至福の香りです。
味わいも良いですね。柔らかくて濃くてパワフル、香りの印象通りの味わいです。
このワイン、やっぱり美味しいです。熟成させる前も、熟成させた今も、どちらも良さがあります。
ほんとステレンラストは外さないですよね。
点数 | 88点 |
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こちらは、Kohさんが持参されたローストビーフ。 良い肉が手に入ったら焼いて冷凍しておくそうです。 いつ食べても美味しいKohさんのローストビーフ、ありがとうございます!
名称 | Il Rosé di Casanova 2023 イル・ロゼ・ディ・カサノーヴァ 2023 |
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生産者 | La Spinetta ラ・スピネッタ |
価格 | (ayucowさんから) |
購入店 |
次からはお花見らしくロゼになります。
ロゼの1本目は、ayucowさんが持参されたイタリア産。サイが書かれたラベルが印象的な「スピネッタ」がトスカーナ地方で造るロゼですね。
先日、ayucowさん幹事で「ロゼの会」をやられたそうで、そこで一番美味しかったのがこのワインとのことです。
外観は、いわゆるロゼとしてはやや濃いめ、そしてオレンジっぽさを強く感じる色合いです。
香りにはベリーの雰囲気がしっかりあります。品種はサンジョヴェーゼとのことで、探すとスミレっぽい香りも感じます。
味わいは、酸味しっかりで渋味もあります。一般的なロゼより赤ワインに近いと思います。
タンニン大好きayucowさんが推すだけのことはあって、渋味のある「漢のロゼ」ですね。
なるほどロゼ大会の中ではこういうワインは目立っただろうと想像できますよ。
点数 | 81点 |
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名称 | Marsannay Rosé 2023 マルサネ ロゼ 2023 |
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生産者 | Dom. Charlopin Tissier ドメーヌ・シャルロパン・ティシエ |
価格 | (あ!お!き!さんから) |
購入店 |
ロゼがもう一本、こちらはあ!お!き!さんが持参されたブルゴーニュ産。
造り手のシャルロパン・ティシエは、
あの「ドメーヌ・シャルロパン・パリゾ」の当主フィリップ・シャルロパンの息子であるヤン・シャルロパン氏と、
その妻ジュスティーヌ・ティシエ氏が運営する新星ドメーヌとのこと。
ブルゴーニュ、人間関係が複雑でよぅわからんですな。
色は、前のスピネッタよりやや薄めで、ピンク色みのあるロゼ・カラーです。
香りは、ピノ・ノワールから造られたと容易に想像される木イチゴのベリー香と革製品の香り、
それに明確に樽の香ばしさが加算されています。
味わいも、目を閉じて飲めば「ピノ・ノワールの赤ワイン?」と言いそうなくらいしっかりした感じ。こりゃ美味いわ。
ロゼって、どちらかというと中途半端で掴みどころのないワインが多い印象がありますが、
このワインはそういう凡百のロゼとは一線を画します。
これまで稽古したロゼの中では過去イチ美味しいロゼかも知れません。
点数 | 86点 |
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こちらは、「米の人」たる米柱さんが作ってきてくれたジャンバラヤ。 どこの料理なのか話題になっておりましたが、なつみさんが調べたところによるとアメリカ南部ルイジアナ州発祥の料理みたいですね。 米柱さんが作る米国の米料理、「米」三昧です。パンチが効いていて美味しゅうございました。
名称 | Riesling "L'atypique" 2021 リースリング "ラティピック" 2021 |
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生産者 | Sato Wines サトウ・ワインズ |
価格 | (Mayumiさんから) |
購入店 |
Mayumiさんが持参されたのは、ニュージーランドのセントラル・オタゴで佐藤嘉晃さんと佐藤恭子さんが造るリースリング種のワイン。
これはロゼでも白でもなくてオレンジワインみたいです。墨跡鮮やかラベルに"Sato"、主張が激しいワインであることが想像されます。
色は、やや濁りのある薄レモン色。外観からはオレンジワイン(醸し発酵させる白ワイン)であることは見て取れません。
香りはめっちゃ自然派です。とにかく石鹸(ナチュール香)、そして灯油(ぺトロール)、若干の温泉(還元臭)。
味わいは酸味が中心で、オレンジによくある渋味はほとんど感じません。
製法的にはオレンジかもしれませんが、外観も飲んだ感じも「ちょっとクセのある白ワイン」ですね。
自然派が流行っているからこういうワインにしたのかな?普通のリースリングも飲んでみたい気がします。
点数 | 78点 |
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名称 | wabi-sabi Rosé 2023 ワビサビ ロゼ 2023 |
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生産者 | wabi-sabi wines (TOA GmbH) ワビ・サビ・ワインズ (TOA GmbH) |
価格 | (まささんから) |
購入店 |
幹事のまささんには2本持参して頂いていて、こちらがその2本目。
オーストリアのワイナリーですが、「ワビサビ」という日本的な名前が付けられています。
この造り手のワインは、以前スパークリング稽古していますね。
あの時は職場の発足会だったんだなぁ。それが今ではプーさんです。
外観はかなり濃いめのピンク色です。
香りはまるで赤ワインですね。はっきりとベリーの香りがあります。
それに加えて梅干しみたいな香りも感じ取れます。
味わいは・・・酸っぱいです。思いっきり酸がしっかりしています。
『まるで梅ジュース』という人もいました。
これは飲み手を選びそうなワインですね。今回のメンバーの中では、まささん、狂子さん、ayucowさんあたりは好きなんじゃないかと。
師範はどちらかというと「選ばれない」側でしたが、興味深いワインではありました。
点数 | 74点 |
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これは獄門島狂子さんが持参されたギョーザ。ボリュームがあって美味いです。
点心系では、これ以外にななさんがパオパオの焼売いろいろとニラ饅頭を持参されていましたが、
あいにく写真を撮り忘れています。ゴメン。
名称 | Testalonga El Badito "Sweet Cheeks" 2023 テスタロンガ エル・バンディート "スイート・チークス" 2023 |
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生産者 | Tetalonga テスタロンガ |
価格 | (あ!お!き!さんから) |
購入店 |
あ!お!き!さんもワインを2本持参されていて、こちらは南アフリカ産のワイン。
白ワインなんだけど醸し発酵されているようで(裏ラベルに"Skin Macerated White Wine"の表記)、
種別としてはオレンジになるんですかね?
そのあたりの境界が不自然派にはよく分かりません。
色はそこそこしっかりしていて緑っぽさを感じるレモン色。これも外観からオレンジ(醸し)は感じられません。
香りは、柑橘系の香りに加えてやっぱり石鹸がいますね。自然派っぽく感じられます。
味わいには軽い渋味があったような。そのあたりは醸しの影響かもです。
やっぱり師範は自然派の解像度が低めです。
メモのコメントを見ても、だいたい同じようなことしか書いていません。
かといって解像度を上げるために集中稽古するかと言われるとその意思も無いので、ずっと低いままだと思われます。
点数 | 77点 |
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こちらはポテコを指輪にして遊ぶなつみさんのお嬢様。 小さい子、こういうことするよねぇ、可愛いよねぇ。親は大変だけどねぇ。
名称 | Le C des Carmes Haut-Brion 2019 ル・セー デ・カルム・オー・ブリオン 2019 |
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生産者 | Ch. des Carmes Haut-Brion シャトー・デ・カルム・オー・ブリオン |
価格 | (米柱さんから) |
購入店 |
ようやく赤になります。
赤の1本目は、米柱さんが持参されたボルドー産。
ぺサック・レオニャンの"Ch. des Carmes Haut-Brion"のセカンドワインで、
Eijiさんが開催された奈良ワイン会で気に入った銘柄とのこと。
名前に"Haut-Brion"の文字がありますが、一級シャトーの"Château Haut-Brion"とは直接の関係はないそうです。
外観は、かなりしっかりした紫色ですが、向こうが透けるくらいの清澄度はあります。
そしてエッジにわずかにレンガ色が見て取れます。
香りは「ザ・ボルドー」ですね。カシス・ジャムと奈良漬けの香り、ほんのり焦げた木の香ばしさもあります。
味わいは、思いのほか熟成感があって柔らかい感じです。
ちゃんとしたボルドーの造り手って、セカンドでも十分美味しいワインを作りますね。
昔から「若いうちに飲むんだったらセカンド」と言われていますが、確かにそうかも知れません。
点数 | 82点 |
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名称 | Windowrie Cowra "Sakura" Shiraz 2022 ウィンダウリー カウラ "サクラ" シラーズ 2022 |
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生産者 | Windowrie Estate ウィンダウリー・エステート |
価格 | (鉄アレンさんから) |
購入店 |
美容オタクの鉄アレンさん(男性)が持参されたのが、桜の絵があしらわれたラベルのオーストラリア産赤ワイン。
この銘柄の2020年産は、来週末のお達者クラブの課題ワインですが、
「予習しましょう」ということでそれとはヴィンテージの異なる2022年産を持参して頂きました。
外観は、前のボルドー産と比べると明らかにエッジまで同じトーンの紫色で、若さを感じます。
香りは、最初に嗅いだ時に桜餅の香りを感じました。そのことを皆さんに伝えたところ『え~っ?』って反応だったので、
気のせいだったかもしれません。味わいは、甘さしっかりで渋味は軽め。若いけど問題なくスイスイ飲めます。
桜のラベルらしく柔らかな印象のシラーズ、なるほどこういうワインなのですね。1週間後に2年古いワインと稽古しますので、
その時に脳内比較して楽しみたいと思います。
点数 | 80点 |
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リンク |
Windowrie Estate Cowra "Sakura" Shiraz 2020 3,980円 |
なぎささんからは、お持ち帰り用に缶ワインを頂きました。 道場にてそのうちガッツリと稽古したいと思います!
名称 | Valdemonte "Gran Cuvée" Rosé Brut N.V. ヴァルデモンテ "グラン・キュヴェ" ロゼ・ブリュット N.V. |
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生産者 | R.E (Fernando Castro) R.E. (フェルナンド・カストロ) |
価格 | (とおるの安ワインさんから) |
購入店 |
とおるの安ワインさんも2本持参です。アウトドアでの飲み会、2本持参しがちです。
そしてこのワインは、リカマンの懸賞で「ワイン1年分(365本+α)プレゼント」で当選されたワインのうちの1本とのこと。
ロゼじゃないものとは先日同じように持参して頂いて稽古しております。
色は「ロゼってこういう色だよね」なオレンジピンク。泡のキメは粗い感じがします。
香りは、2bさんが『冷凍イチゴケーキの香り』と言われていましたがまさにそんな感じですね。
裏ラベルには添加物として「炭酸ガス、酸化防止剤(亜硫酸塩)」の文字はありますが、
イチゴ果汁は無いのでブドウ由来の香りではあるようです。
味わいは、香りの印象通りのイチゴジュース感。フレッシュ側に全振りした感じです。
素晴らしいワインではないのですが、普通にロゼのスパークリングとして悪くないですよ。
ただ、あまりメンバー間での売れ行きが良くなかったので、とおるさんは他の花見客に「酒くばりおじさん」しておられました。
敏腕営業マンの神髄を見た気がしましたよ。
点数 | 73点 |
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こちらは、ハッピーなつみさんが持参された四里餅(しりもち)。飯能市西川の名物らしいです。 ふわふわで柔らかく美味しいお餅、赤ワインに合うかと思いましたが、 しっかり甘いのでワインの甘さが感じられなりました。そりゃそうですよね。
名称 | 张裕卡斯特酒庄 珍蔵級 (Chateau Changyu Castel Reserva) 2019 シャトー・チャンユー・カステル レゼルバ 2019 |
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生産者 | Chateau Changyu Castel シャトー・チャンユー・カステル |
価格 | (2bさんから) |
購入店 |
2bさんが持参されたのは、あまり詳細をお話できないらしい中国産の赤ワイン。
調べたところ、品種は「蛇龍珠」という中国の品種とカベルネ・ソーヴィニヨンとのこと。
金ぴかの装飾をまとっためちゃくちゃ重いボトルに入れられています。
更に立派な箱に入っていたそうです。
こういう外観だから、ワインもさぞ重いかと思いましたが、外観はそれほど濃くはありません。
きちんと清澄されているようで澄んだ濃紫色を呈しています。
香りは、完全にニューワールド産カベルネ主体のボルドーブレンドですな。
ピーマンのような青臭さがないあたりがニューワールドらしく感じる部分です。
味わいも、渋味穏やかで全体にバランスが良い感じでした。
すっごいゴージャスな外観なので、中身もゴージャスかと思えば普通にバランスの良い赤でした、という感じです。
大変貴重かつ興味深いワイン、ありがとうございました!
点数 | 81点 |
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正午のスタートに大幅遅れの3時過ぎに登場した2bさん、持参されたのはイチゴ(あまおう)です。 そういうのが食べたくなる頃合いを見ての判断、気が利いているじゃないですか。
名称 | Odin 2021 オダン 2021 |
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生産者 | Bruno Duchéne ブルーノ・デュシェン |
価格 | (獄門島狂子さんから) |
購入店 |
最後の1本は、獄門島狂子さんが持参されたフランス産の自然派ワイン。
なぜこれが最後か疑問に思うところでしょうが、幹事のまささんが開けるのを忘れていたからだと思われます。
でもしょうがないかよね、これだけの本数あって、抜栓担当は全てまささん。
今後はぜひサポート役を立てるべきだと思います。副支部長とかね(自分でやるつもりはありません)
最後のワインなので、毎度のことながらほとんど覚えておりません。
一応メモはあるのですが、書かれているのは「色:明るめの紫」「香り:ナチュラル」とだけ。
なんだよ「香りナチュラル」って。そんなん見りゃわかるでしょ、って話ですわ。師範失格。
全体を総括すると、やっぱり自然派ワインが増えたなぁ、という感じですね。
その自然派も豆っていたりアンモニア臭がするものはかなり減ってきた印象があります。
お店も「ナチュラルワイン」を掲げるところが増えてきましたよね。どこまで伸びるのかな?自然派ブーム。
点数 | 78点 |
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たそがれる代々木公園で、ワインを片手にたそがれる安ワイン道場師範。この先この男はどこへ向かうのでしょうか?
・・・というようなお花見。天気にもワインにも恵まれて楽しい会、会費は500円でした。
稽古したワインたち
師範が将来どこへ向かうかは謎のままですが、
この日に向かったのは代々木公園からほど近い場所にあるpupuMARUCOさん。
1週間前にもお邪魔しております。
この日はmishikaさんは不在でしたが、2階にテーブル席が開いていたので利用させて頂きました。
二次会まで参加したヒマ人は、
まささん、Mayumiさん、2bさん、米柱さん、獄門島狂子さん、鉄アレンさん、とおるの安ワインさん、安ワイン道場師範の8名です。
最初は瓶ビール(赤星の中瓶)700円で乾杯しているみたいですね。 細かいことは覚えておりません。
料理は、
八戸の〆サバとザワークラウト 750円×2
とかを注文しています。洋風の〆サバ、おいしかったです。
ビールの後は、レモンサワー 500円とか飲んでいますね。 このお店のレモンサワー、美味いんですよ。お薦めです。
どうしても食べたかったのがこちら。
・手羽先岩塩揚げ 200円×8と海老パン 2枚 500円×4
なぜ「どうしても食べたかった」かというと、
前回食べて美味しかったのもありますが、前回の時は写真を撮り忘れていたからです。
これで記録に残せて大満足であります。
名称 | Casa de Illana "Alma" Sauvignon Blanc 2023 カーサ・デ・イジャーナ "アルマ" ソーヴィニョン・ブラン 2023 |
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生産者 | Bodegas y Viñedos Illana ボデガス・イ・ビニェードス・イジャーナ |
価格 | 4,000円 (お店価格) |
購入店 |
この期に及んでワインを飲んでおります・・・というか、多分師範自身が飲みたがったんだんでしょう。
確か均一価格4,000円でいくつかのボトルワインが選べる感じだったと思います。銘柄を選んだのは誰なんですかね?
全く記憶にございません。
もちろんワインの方も記憶にござらんわけですが、ちゃんとメモは取っているわけですよ。偉いぞ!昨日の師範。
それによれば、色は薄めだったそうです。香りは「SB感」と書かれています。
ソーヴィニョン・ブランらしいハーブやトロピカル・フルーツの香りがあったということでしょう。
味わいは「うまみしっかり」と書かれています。なるほど旨味がしっかりしていたのっでしょう。
記憶には全然残っていないのですが、上記のようなワインだったのだと思われます。
スペインのソーヴィニョン・ブラン、確かに興味を惹かれて注文したんでしょうね。
点数 | 75点 |
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今日何回目かの乾杯。4,000円のワインを8人で飲んだら1杯500円、十分アリです。
お会計は、8人分トータルで24,000円弱。お一人さまあたり3,000円でした。
またよろしくお願いします!>皆様
■note 16本目。noteは短くダイジェスト版にするつもりだったんだけど、どうしても長くなるなぁ。
ワイン&お花見 in 代々木公園
今年は桜の時期が長いですね~、ということで今宵は家族4人で大岡川の夜桜見物に繰り出しました。
歩いたのは井土ヶ谷駅に近い鶴巻橋から弘明寺商店街あたりまで。川沿いの道にはテキヤの出店が並んでいました。
まだ肌寒い宵の口でしたが、結構な人出がありました。ずーっと雨でしたからね。皆さん晴れるのを心待ちにしていたようです。
師範は、持参した↓のワインをチビチビ頂きながら散策。 師範代and次女は、いかゲソ焼き、ベビーカステラ、五平餅、10円パンなどを食しておられました。
名称 | Malesan "Cuvée Sélectionnée" N.V. マルザン "キュヴェ・セレクショネ" N.V. |
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生産者 | Malesan マルザン |
価格 | 171円 (187ml) |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
こちらが持参したワイン、187mlの小瓶に入れられたボルドー産の白です。
今年の1月にオーケーストアのセールで税別155円で売られていたものを、
こういう機会のためにゲットしておりました。
小瓶、外飲みに便利ですからね。
さてこのワインですが、上写真のようにほぼ光のない状態で頂いたので、外観に関しては全くわかりません。
でも香りは案外しっかりしています。ソーヴィニョン・ブラン的なハーブの要素はあまりなく、
もっと芳香系の雰囲気、ユリの花のような香りがありました。
味わいは、甘さ控えめドライで軽め。こちらは想定通りです。
結果、普通に美味しい白ワインでした。
小瓶とかハーフとか、そういう手軽なサイズのワインがもっと増えると良いんですけどね。
缶ワインも良いですが、こういう場合は栓を戻せるスクリューキャップが便利です。
点数 | 72点 |
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まるで生成AIに作画して貰ったようなエモい写真(無修正)が撮れたので大きめ画像をおいておきます。
小一時間ほど夜桜見物をして、その後道場近辺まで帰ってきての夕食。 お店は、保土ヶ谷駅西口を出てすぐのところにあるやきとりセンター 保土ヶ谷駅前店。 師範代や長女は来たことがあるらしいですが、師範は初訪問です。
年度始めから間もない金曜ということもあって、店内はお客さんでいっぱいです。 あらかじめ入れるか電話をしたところ、 『この時間予約は取っていませんが今なら1テーブル開いています』ということで待たずに入れてラッキーでした。
なにはともあれとりあえず生ビール 319円を頂きます。銘柄はスーパードライです。
写真の通り、泡がね~。サーバーを洗った方が良いかもです。
あと、スーパードライにしてもかなり薄く感じられました。
それでも1杯319円はかなり安いわけで、これを2杯頂きました。
つまみもいろいろと。こちらはチーズタッカルビ 539円。次女が注文しました。 ちょっとスパイシーで、ビールのお供に好適でした。
「安ワイン道場師範」ですからワインと稽古しないわけにはいかないわけですが、 このお店には普通のワインは置いていないようです。 あったのはかちわりワイン(赤) 429円。銘柄は不明です。 カルロ・ロッシかなぁと思いましたが、甘さ控えめで無個性なワインでした。
やきとり屋さんなのでもちろんやきとりも注文しています。 こちらが串焼き盛り合わせ5種(たれ) 869円。 左からぼんじり、つくね、ねぎま、レバー、鶏皮だと思います。 サイズは小さめですが、ちゃんと美味しい焼鳥でした。
最近レモンサワーが美味しく感じられます。 ということで樽ハイレモンサワー 429円も注文。 ここのはまぁそこそこ普通のレモンサワーでした。
その他の料理もいろいろ注文しましたが、紙幅の関係上割愛させて頂き、
最後はとり釜飯 649円を頂きました。これは美味しかったですよ。649円は安いっすね。
そんな家族の宴会兼夕食、お会計は4人分トータルで8.115円でした。
目計算だと1万円くらいかな、と思っていたので、かなりお安くつきましたよ。
■note15本目。夜桜見物、よっぽどアルコールの力を借りないと寒いよね。
花より焼鳥・・・大岡川夜桜~やきとりセンター
本日は、飲み仲間に誘われて新潟名物の「へぎそば」を食べにこんごう庵 御徒町店へ。
自由人なのでフットワーク軽くいろいろ参加させて頂いております。
お店は、JR御徒町駅南口を出てすぐのところにあります。
新潟の郷土料理が食べられるお店とのこと、店の外観や店内に老舗な雰囲気が漂っております。
参加者は下記の6名です。
・とおるの安ワインさん(幹事)
・ななさん(日本酒は初体験)
・米柱さん(米勢なのに日本酒苦手)
・Kohさん(佐々木酒造認定 呑酒師)
・ayucowさん(なんでも飲みます食べます)
・安ワイン道場師範(日本酒解像度激低)
まずは瓶ビール(中) 600円で始めます。銘柄はキリンのラガーですが、 それ以外にアサヒのスーパードライもありました。 師範はキリンが好きですが、米柱さんはスーパードライ派とのこと。好きなものを飲めばいいんですよ。
開始時間の午後6時30分には皆さん揃って乾杯!
ここから怒涛の如く料理が続きますのでダラダラーッと並べていきます。
金額はすべて税抜き、料理名はレシートに書かれた内容+お店の食べログ
に倣っております(レシートの写真撮っておくの大事!)
・かりかりじゃこの豆腐サラダ 780円
豆腐にカリカリに揚がった雑魚や水菜などの野菜が乗せられ、胡麻ドレッシングがかけられています。
6人で食べても結構ボリュームがありました。
・栃尾松兵衛 ジャンボ油揚げ(葱味噌入り) 750円
栃尾揚げは通常の3倍の大きさ(手前は菜箸)があって、この店のスペシャリテだそうです。一人だったらツマミはこれ1つで十分でしょう。
・ホタルイカの刺身 780円
ホタルイカ、季節ですね~。目玉もプラスチック的な芯も抜いてあるのに形が崩れてないのがプロの仕事。
・越乃鶏もも焼き 850円
あいにく5切れしかありませんでしたので、プータローたる師範は食べるのをご遠慮させて頂きました(笑)
・メヒカリの唐揚げ 880円×2
一皿に5匹・・・さすがにこれもご遠慮されるとかわいそうと思われたのか、2皿注文して頂きました。
カリっと上がって中はしっとり、美味しゅうございました。
・利酒セット 1,580円
とおる氏とayucowさん、そして師範はこの利き酒セットをお願いしました。
全部で6種類、それぞれ60mlでトータル360ml、二合ですね。結構たっぷりです。
日本酒はほぼ分からないながら、それぞれの印象を書かせて頂きます
・〆張鶴 月(前列左)
この6種の中では一番普通酒に近い、よくある日本酒な感じでした。
・越乃景虎 超辛口(前列中)
渋味に似た収斂性を感じます。「漢の酒」って感じ。
・麒麟山 伝辛(前列右)
これらの中では中庸かな。「すっきり」と「しっかり」の中間くらい。
・越乃寒梅(後列左)
師範らが若い頃は「瞬殺銘柄」でしたね。軽やかで美味しいけど、今となってはよくある感じかなぁ。
・八海山(後列中)
6種の中での師範ナンバーワンはこれでした。でも「すっげー美味い」わけでもないです・・・ってかそんなのは利酒セットに入れないか。
・久保田 千寿(後列右)
一番すっきりしています。すっきりしすぎてミュスカデみたいです。
やっぱり日本酒はよく分かりません!(美味いけど)
・タレカツ(三枚) 730円×2
鶏胸肉のカツかな?それをタレにくぐらせてあります。日本酒よりもビール、あるいはしっかりした白ワインが良さげですね。
・カキフライ 950円(4個)+490円(2個)
生ガキはNGな師範ですが、フライはオッケーみたい。丸一個食べて、これを書いている翌日も平気です。
久しぶりに食べたカキ、やっぱり美味いっすよね~。
・イカ墨丸ぼし焼き 630円×2
「ザ・酒のあて」ですね。とても塩味が強いので、一切れで酒一合飲めます。ワインには絶対合わないと思います。
・アジのなめろう 950円×2
お友だちのサカナさんが造る様々なスパイスの効いた洋風なめろうも美味いですが、
ネギとショウガのベーシックななめろうも良いものです。
・レモンサワー 480円
先日のpupuMARUCOで頂いたレモンサワーも美味しかったですが、
ここのも美味しいです。最近レモンサワーに革命が起きているんでしょうか?
いよいよ本命がこちら。
・へぎそば 3,250円(4人前)+追加 2,450円(3人前)
へぎ(杉の箱)に一口ずつ盛り付けられたそばをへぎそばというそうです。
この店のへぎそばはつなぎとして布海苔が使われていて、毎日新潟の本店から仕入れているそうです。
このそばが美味しかったんですわ。つるつるしこしこしていて、ほんのり海の香りもあって。
盛られた状態で時間が経っても互いがくっつかないのもナイスです。
・小柱かき揚げ 750円×2
このかき揚げを崩して、そばと一緒にそばつゆに浸すと天ぷらそばのできあがり。
やっぱりそばはちょっと油っけがあると味変して食欲が増します。そして食べ過ぎます。
・鶴齢 純米吟醸 950円(一合)
追加のお酒は、徳利で貰ってみんなでシェア。「そばに日本酒が合う~」とか言いながら、結局トータル五合飲んでおりました。
・川海老唐揚げ 530円
こういうものを摘まみながら、そばを食べながら日本酒
・・・やっぱり日本人の酒飲みはこうあるべきですわ(みんなワイン関係の知り合いだけど)
そんな感じの御徒町での飲み会、それぞれの金額合計に10%の消費税が加算されて、トータルの金額は42,501円、
一人あたりは7,100円ちょっとでした。
普段はこのあと「こさんじゅっぷん会」に行くメンバーなのですが、この日はへぎそば爆喰いで皆さん腹パン、
素直に帰路に着きましたとさ。
■note14本目。蕎麦が日本酒に合うのは、バゲットがワインに合うのと同義かしらね?
へぎそば食べて腹パンパン・・・こんごう庵 御徒町店
本日は、ワイン関連でお知り合いになったmikaさんから、
「ぜひ麻雀教室に遊びに来て情報拡散してください」とお誘いを受けたので、『ワイン片手に麻雀教室』へ参加しました。
19:00~21:00まで2時間の教室で、参加費は2,500円です。
会場は、池袋駅西口を出て徒歩5分くらいの繁華街にある快適麻雀空間リラックマという麻雀店。
雑居ビルの2階、初めてだとちょっとわかりづらいところにあります。1階にある看板と、2階の扉にあるパンダの絵を探してください。
・・・と、ビルや入口はやや入りづらい感が無きにしもあらずですが、 店内に入ると清潔感のある個室になっています。 うるさくて煙たい昔の雀荘しか知らない師範には目からウロコでした ・・・っていうか、学生時代雀荘に行くのは贅沢でしたね。 だいたいだれかの下宿で、炬燵の天板を裏返して麻雀打ってました。
店内禁煙(電子タバコは可)、スリッパに履き替えてリラックスできます。
ちょっと広めの個室Eにはソファーやゲスト用の冷蔵庫も設置されてあり、フードやドリンクの持込みも無料だそうです。
教室ではない通常の部屋レンタル料は3時間3,600円~3,900円、
なんなら麻雀しなくても持ち寄りワイン会がお安くできそうですよ!
(食べ物や飲み物は雀卓ではなくサイドテーブルへ)
「ワイン片手に麻雀教室」の片手にするのがこちらのワインたち。
師範のもう片方の手はメモ用のペンを握っていましたので、手が一本足りませんでしたが。
今回のワインはmikaさんお気に入りを銘柄を揃えてくれました。ひととおり稽古しましたので感想を書いていきます。
名称 | Stellenrust "Clement de Lure" Methode Cap Classique Brut N.V. ステレンラスト "クレマン・ド・リュール" メソード・キャップ・クラシック ブリュット N.V. |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | (Glass : サービス) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
乾杯用のスパークリングは、麻雀教室の参加費に含まれています。嬉しいっすよね。
銘柄は、南アフリカの名門どころステレンラストのロゼ・スパークリング。
ちなみにラベルにはどこにも"Rosé"とは書かれていませんし、"Sparkling"ではなく"Méthode Cap Classique"と書かれています。
また道場でもこの銘柄と5年前に稽古しております。
色はほんのり淡いピンク色。確かにロゼとは書きづらいというか、ブラン・ド・ノワールの濃いめなものくらいの色合いです。
香りにはほのかにベリーの雰囲気を感じます。品種はカベルネ・フラン44%, シュナン・ブラン44%, シャルドネ12%とのこと。
色も香りもフランの要素がしっかり出ています。
味わいは甘味と酸味が中程度のバランスで、突出することなく良い感じにバランスしています。
乾杯スパークリングのチョイスは非常に的を射ているというか、
ワインに詳しい人もそうでない人も、万人に受け入れられそうなものを選ばれていますよ。
点数 | 80点 |
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それでは乾杯!今回の教室参加者は下記のみなさんでした。
・mikaさん(美佳先生)
・あけみさん(お久しぶり)
・おきさん(初めまして1)
・コジマさん(初めまして2)
・安ワイン道場師範(リアル麻雀は30年ぶりくらい)
ご覧のようにちゃんとしたグラスを、ワインごとに取り換えて使わせて頂いております。
名称 | Stellenrust "Old Bush Vine" Chenin Blanc 2023 ステレンラスト "オールド・ブッシュ・ヴァイン" シュナン・ブラン 2023 |
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生産者 | Stellenrust Wines ステレンラスト・ワインズ |
価格 | 800円 (Glass) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
片手に持つワインはグラスで提供されます。泡の後に頂いたのがこちら、造り手は同じくステレンラストで、白のシュナン・ブラン。
この銘柄の2021年産は1年前に稽古済み、かなり好印象でした。
まずチョイスが雀荘で提供されるグラスワインとは思えないですよね。
色は結構しっかりしたレモン色です。
香りは、鼻で嗅ぐ分には「白ワインですね」くらいしか思いつきませんが、口に含むと蜜の香りと香ばしい樽がブワッ!と来ます。
味わいは、そこそこ甘さがありますが酸味もしっかりしているので、「凝縮感」という単語が頭に浮かびます。
やっぱり美味しいっすね、このワイン。4年前の2021年産同様83点を献上いたします。
それなりのビストロでもこのクラスのワインをグラスで出すところ少ないんじゃないですかね?
点数 | 83点 |
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今回は対戦ではなくゲーム形式の教室なので、牌はオープンにして進められます。
大昔にしかリアル麻雀していない師範には更に目からウロコがありました。
・手積みはおろかダイスも使いません(自動卓任せ)
・ピンフの4翻は7,700点ではなく8,000点(満貫)
・点棒はポチポチのある白い棒じゃなくて色分け(戸惑った)
時代は変わるなぁ。
名称 | Robertson Winery "Winemakers Selection" Gewürztraminer 2024 ロバートソン・ワイナリー "ワインメーカーズ・セレクション" ゲヴュルツトラミネール 2024 |
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生産者 | Robertson Winery ロバートソン・ワイナリー |
価格 | 500円 (Glass) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
もう1銘柄、南アフリカの白が用意されています。今回用意された6本中3本は南アフリカ産、mikaさんは南アがお好きみたいです。
ツイッター界隈、気の合う人が多いと思います。
この銘柄の2022年産は半年前に試飲で稽古済み、もうヴィンテージは2024年なんですねぇ。
色は薄めのレモン色。
香りは「これぞゲヴュルツ」なライチの香りがバンバン感じられます。
口に含むと、しっかりとした甘さが感じられます。かなり遅摘みされたブドウが使われていると想像されます。
食中酒にするにはちょっと甘さが気になるワインかも知れませんが、今回のコンセプト「ワイン片手に麻雀」だとワイン単体で飲むわけですよ。
それを考えるとこういう「やや甘口」のチョイスはとても理に適っていると思います。
点数 | 78点 |
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教室では、美佳先生(mikaさんのことです)からアドバイスして頂けます。
ホント手取り足取りのご指導です。単に「酒飲みながら麻雀する」のとは違う、非常に勉強になる会ですよ。
そして、今まで自分がいかにテキトーに麻雀を打っていたかを思い知らされました。
常に「どうやって確率高く聴牌に持ち込むか」「どうやって振り込まないようにするか」を、
極めてロジカルに判断するよう教えられました。安ワイン道場師範、齢六十歳前にして『もっと頭を使え!』と言われた気がしました。
(実際の指導はとっても優しいんですよ)
名称 | Orange in Alsace 2023 オレンジ・イン・アルザス 2023 |
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生産者 | Les Fréres Engel レ・フレール・エンゲル |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
そんな人生の教えを拝聴しながら、次はアルザスのオレンジを頂きます。
このワイン、先月mikaさんとご一緒した際に、
『このワインを探しているんですよ~』と言われていた銘柄です。見つかって良かったですね。
ちなみに品種はピノ・グリ40%、リースリング30%、ピノ・ブラン10%、ミュスカ10%、ゲヴュルツ10%のようです。
外観は、かなり濁りのある濃いめのオレンジ色です。ほぼ雀卓に枠の色に近い感じでした。
黒ブドウ無しでこの色、オレンジって面白いですね。
香りは、自然派にありがちなレモン石鹸香は控えめで、シュッとしたグレープフルーツの香りが主体的。
いわゆる「クリーン・ナチュラル」な感じの香りです。
味わいは、酸味しっかり旨味しっかり、こちらはいかにも自然派でした。
確かにこのワイン、ハマる人はハマるワインだと思います。
酸化防止剤も樽もドンと来い!な不自然派の師範とはちょっと好みの方向性が異なるのですが、
これが大好きという方の嗜好は十分理解できます。
点数 | 79点 |
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雀卓のサイドテーブルにコレですよ。なんだか良い感じじゃないっすか? こんな楽しみ方があるなんて・・・って感じです。 学生時代の師範に「将来はもっと優雅に麻雀が打てるようになるぞ!」と教えてあげたいくらいです。
名称 | Kerner Siesta 2021 ケルナー・シエスタ 2021 |
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生産者 | Coco Farm & Winery ココ・ファーム・ワイナリー |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
かなり珍しいワインが用意されていました。
ブドウは北海道余市産の貴腐菌がついたケルナー97%、シルヴァーナ3%で、醸造は栃木のココ・ファームらしいです。
ラベルには『貴腐の上質なニュアンスを感じられる甘口の白ワインです』と書かれています。
日本の自然派界隈、芸術気取りで中身がわからないラベルが多い中、師範的にはこういう表記は好印象です。
そしてこれがビックリするくらい美味しかったんですね。
いわゆるセメダインっぽさバリバリな貴腐香ではなく、もっとおだやかな感じで、
ドイツ系品種らしいカサブランカのような香りがしっかり感じ取れます。
味わいは、ラベルの表記通り甘口ではあるんですが、酸味もしっかりしているので甘ったるくはありません。
「日本のワインだから」という心理上の下駄を履かせることなく、掛け値なしに美味しいと言えるワインでした。
ココ・ファーム、個人的には酸っぱいワインが多いイメージがありますが、このワインではその酸っぱさが奏功している気がしましたよ。
点数 | 85点 |
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mikaさんには、忙しい指導の合間を縫って料理も作って頂きました。
・鯖缶のトマトスパゲティ 600円
コンロを使わない電子レンジ調理で難しい部分はあったみたいですが、麻雀のお供はこんなんで良いんですよ。
甘口のケルナーに意外と合っていたと思います。
名称 | Château Puygueraud 2018 シャトー・ピュイゲロー 2018 |
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生産者 | Ch. Puygueraud シャトー・ピュイゲロー |
価格 | 800円 (Glass) |
購入店 | 快適麻雀空間リラックマ |
最後は本日唯一の赤で、ボルドーのシャトー・ピュイゲロー。
mikaさんが『これ以上コスパの良いワインは知らない』と言われる銘柄です。
品種はメルローとカベルネ・フランとのこと。
師範に於きましては、銘柄もヴィンテージも同じものと1月の格付けワイン会で稽古しております
・・・が、そのことは忘れていたので、前回のコメントとどう違うか自分でも楽しみです。
色は、ボルドーらしい、青みのある濃い紫色です。
香りはいかにも「正統派ボルドー」ですね。カシス・リキュールと焦がした木、ちょっとキノコの雰囲気も感じられます。
味わいは、多少熟成した感じがありはしますが、まだ渋味が固い印象を受けました。もう2~3年待つと大化けしそうな気がします。
改めて前回のコメントを読んでみると「固い印象」「北海道のツヴァイゲルト」とか書いていますので、
概ね近い感じだったようです。mikaさんに点数を聞かれて「80点です」と答えると残念そうにされていましたが、
いやいや実売価格が稽古範囲の3,000円以下で80点なんてそうそうないですから。胸を張ってください(謎の上から目線)
点数 | 80点 |
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2時間の麻雀教室が終わった後も美佳先生や卓を囲んだ皆さんと一緒にワインを飲みながらいろいろ話しをさせて頂いて、 結局10時過ぎまでお邪魔させて頂きました。 麻雀とワイン、個人的にはどちらも頭を使う趣味なので、 脳内でバッティングするかと思いましたが、実際は相乗効果(マリアージュ?)があるような気がしました。
こちらが、美人プロ雀士の相楽美佳先生です。さぁさぁみんなも美佳先生に麻雀を習いに行こうぜ!
■note13本目、noteを始めた理由は、記事拡散をお願いされた際にちゃんとした納品物にしたかったからです。
「ワイン片手に麻雀教室」・・・in 快適麻雀空間リラックマ